JPH08132896A - 燃料供給装置 - Google Patents
燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH08132896A JPH08132896A JP27140494A JP27140494A JPH08132896A JP H08132896 A JPH08132896 A JP H08132896A JP 27140494 A JP27140494 A JP 27140494A JP 27140494 A JP27140494 A JP 27140494A JP H08132896 A JPH08132896 A JP H08132896A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- filler pipe
- fuel tank
- way valve
- tank
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料タンクへの給油停止後の慣性反動エネル
ギを吸収して燃料の吹き返しを防止する。 【構成】 一端に燃料注入口11aが形成され他端11
bが燃料タンク10に連通するフィラーパイプ11と、
フィラーパイプ11に設けられ他端11b側から一端1
1a側への燃料の流動を阻止するワンウェイバルブ14
と、フィラーパイプ11の他端11bに形成され燃料タ
ンク10側に位置すると共に当該燃料タンク10内に位
置する湾曲部11dとを有する構成としたものである。
ギを吸収して燃料の吹き返しを防止する。 【構成】 一端に燃料注入口11aが形成され他端11
bが燃料タンク10に連通するフィラーパイプ11と、
フィラーパイプ11に設けられ他端11b側から一端1
1a側への燃料の流動を阻止するワンウェイバルブ14
と、フィラーパイプ11の他端11bに形成され燃料タ
ンク10側に位置すると共に当該燃料タンク10内に位
置する湾曲部11dとを有する構成としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料供給装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】車両の燃料タンクに燃料を補給する燃料
供給装置は、燃料の注入をスムーズに行うことが必要で
ある。従来の燃料供給装置として図3に示すように燃料
タンク1に燃料を注入するフィラーパイプ2に、注入口
2a側から燃料タンク1への出口2b側の方向へのみ燃
料の流れを許容するワンウェイバルブ3を設け、タンク
内圧変化の発生を抑えるようにした構造のものがある。
また、実開平4−80716号公報には図5に示すよう
にフィラーパイプ4の燃料タンク5内の出口4a側近傍
4bを下に凸の略V字状に形成して液溜まりとし、出口
4aにフィラーパイプ4側から燃料タンク5側にのみ燃
料の流れを許容するワンウェイバルブ6を設けた構造の
ものが開示されている。
供給装置は、燃料の注入をスムーズに行うことが必要で
ある。従来の燃料供給装置として図3に示すように燃料
タンク1に燃料を注入するフィラーパイプ2に、注入口
2a側から燃料タンク1への出口2b側の方向へのみ燃
料の流れを許容するワンウェイバルブ3を設け、タンク
内圧変化の発生を抑えるようにした構造のものがある。
また、実開平4−80716号公報には図5に示すよう
にフィラーパイプ4の燃料タンク5内の出口4a側近傍
4bを下に凸の略V字状に形成して液溜まりとし、出口
4aにフィラーパイプ4側から燃料タンク5側にのみ燃
料の流れを許容するワンウェイバルブ6を設けた構造の
ものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す構造の燃料供給装置においては、フィラーパイプ2
の燃料タンク1側が略水平になっているためにワンウェ
イバルブ3の下流側のパイプ2c中で完全な液溜まりが
できず、図4に示すように給油時のタンク内圧変化が発
生する。タンク内圧上昇の要因として、燃料蒸散及び給
油慣性エネルギがある。
示す構造の燃料供給装置においては、フィラーパイプ2
の燃料タンク1側が略水平になっているためにワンウェ
イバルブ3の下流側のパイプ2c中で完全な液溜まりが
できず、図4に示すように給油時のタンク内圧変化が発
生する。タンク内圧上昇の要因として、燃料蒸散及び給
油慣性エネルギがある。
【0004】図4において、タンク内圧は、燃料供給開
始時点から燃料供給停止(ガンストップ)直前までの間
斜線部Iで示すように燃料蒸散により内圧が徐々に上昇
し、満タン直前において急激に上昇し、燃料の供給を停
止した時点T1以降においても給油慣性エネルギEiに
よりそのまま上昇を続け、ピーク値に達した後急激に低
下し、更に慣性反動エネルギErにより低下し、再び上
昇して静的に釣り合う圧力に落ち付く。以後タンク内圧
は、燃料蒸散により斜線部IIで示すように徐々に上昇
する。
始時点から燃料供給停止(ガンストップ)直前までの間
斜線部Iで示すように燃料蒸散により内圧が徐々に上昇
し、満タン直前において急激に上昇し、燃料の供給を停
止した時点T1以降においても給油慣性エネルギEiに
よりそのまま上昇を続け、ピーク値に達した後急激に低
下し、更に慣性反動エネルギErにより低下し、再び上
昇して静的に釣り合う圧力に落ち付く。以後タンク内圧
は、燃料蒸散により斜線部IIで示すように徐々に上昇
する。
【0005】ワンウェイバルブ3は、給油慣性エネルギ
を減少させるために設けられているが、当該ワンウェイ
バルブ3を逆流する燃料が給油時の吸込エア等のガスを
多く含むためにエネルギ低減効果(堰止め効果)を弱め
ることもあり、これが反動エネルギErとなり吹き返し
防止効果を半減させている。即ち、慣性反動エネルギE
rにより吸込エアと燃料とが混じったものが逆流するた
めにワンウェイバルブ3の堰止め効果が低く、当該ワン
ウェイバルブ3の下流側に溜まった燃料が注入口2aよ
り吹き返される。そして、この吹き返しを防止するため
にワンウェイバルブ3にシール性の優れたゼロシールの
ものを使用するとコストが非常に高くなるという問題が
ある。
を減少させるために設けられているが、当該ワンウェイ
バルブ3を逆流する燃料が給油時の吸込エア等のガスを
多く含むためにエネルギ低減効果(堰止め効果)を弱め
ることもあり、これが反動エネルギErとなり吹き返し
防止効果を半減させている。即ち、慣性反動エネルギE
rにより吸込エアと燃料とが混じったものが逆流するた
めにワンウェイバルブ3の堰止め効果が低く、当該ワン
ウェイバルブ3の下流側に溜まった燃料が注入口2aよ
り吹き返される。そして、この吹き返しを防止するため
にワンウェイバルブ3にシール性の優れたゼロシールの
ものを使用するとコストが非常に高くなるという問題が
ある。
【0006】また、図5に示す構造の燃料供給装置で
は、ワンウェイバルブ5がフィラーパイプ4の出口4a
に設けられているために堰止め効果が低く、慣性反動エ
ネルギを殆ど防止することが出来ず、図3に示す燃料供
給装置と同様に燃料の吹き返しを有効に防止することが
出来ないという問題がある。本発明は、上述の点に鑑み
てなされたもので、低コストのワンウェイバルブを使用
しても燃料の吹き返しを有効に防止することができ、給
油性も良好な燃料供給装置を提供することを目的とす
る。
は、ワンウェイバルブ5がフィラーパイプ4の出口4a
に設けられているために堰止め効果が低く、慣性反動エ
ネルギを殆ど防止することが出来ず、図3に示す燃料供
給装置と同様に燃料の吹き返しを有効に防止することが
出来ないという問題がある。本発明は、上述の点に鑑み
てなされたもので、低コストのワンウェイバルブを使用
しても燃料の吹き返しを有効に防止することができ、給
油性も良好な燃料供給装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、一端に燃料注入口が形成され他端が
燃料タンクに連通するフィラーパイプと、前記フィラー
パイプに設けられ前記他端側から一端側への燃料の流動
を阻止するワンウェイバルブと、前記フィラーパイプの
他端に形成され前記燃料タンク側に位置すると共に前記
燃料タンク内に位置する湾曲部とを有する構成としたも
のである。
に本発明によれば、一端に燃料注入口が形成され他端が
燃料タンクに連通するフィラーパイプと、前記フィラー
パイプに設けられ前記他端側から一端側への燃料の流動
を阻止するワンウェイバルブと、前記フィラーパイプの
他端に形成され前記燃料タンク側に位置すると共に前記
燃料タンク内に位置する湾曲部とを有する構成としたも
のである。
【0008】請求項2では、湾曲部を下に凸のU字状を
なす構成としたものである。請求項3では、フィラーパ
イプの出口開口部と湾曲部上流側の水平部とを略同じ高
さに配置した構成としたものである。請求項4では、フ
ィラーパイプの出口開口部をレベリングパイプの燃料タ
ンク内の開口位置よりも低い位置に配置した構成とした
ものである。
なす構成としたものである。請求項3では、フィラーパ
イプの出口開口部と湾曲部上流側の水平部とを略同じ高
さに配置した構成としたものである。請求項4では、フ
ィラーパイプの出口開口部をレベリングパイプの燃料タ
ンク内の開口位置よりも低い位置に配置した構成とした
ものである。
【0009】
【作用】ワンウェイバルブの直ぐ下流側(燃料タンク
側)に形成された湾曲部は、液溜まり(燃料溜まり)と
され、給油停止後に注入口側に逆流する物質が全て燃料
(液体)となり、慣性反動エネルギがこの燃料(液体)
とワンウェイバルブとの抵抗により吸収される。これに
より吹き返しが有効に防止される。
側)に形成された湾曲部は、液溜まり(燃料溜まり)と
され、給油停止後に注入口側に逆流する物質が全て燃料
(液体)となり、慣性反動エネルギがこの燃料(液体)
とワンウェイバルブとの抵抗により吸収される。これに
より吹き返しが有効に防止される。
【0010】請求項2では、湾曲部を下に凸のU字状を
なす構成としたことにより、燃料(液体)が十分に貯留
される。そして、ワンウェイバルブにより阻止される物
質が燃料(液体)のみとなり、ワンウェイバルブが有効
に作用する。請求項3では、フィラーパイプの出口開口
部と湾曲部上流側の水平部とが略同じ高さであり、注入
された燃料が良好に燃料タンク内に流入する。従って、
給油性が損なわれることがない。
なす構成としたことにより、燃料(液体)が十分に貯留
される。そして、ワンウェイバルブにより阻止される物
質が燃料(液体)のみとなり、ワンウェイバルブが有効
に作用する。請求項3では、フィラーパイプの出口開口
部と湾曲部上流側の水平部とが略同じ高さであり、注入
された燃料が良好に燃料タンク内に流入する。従って、
給油性が損なわれることがない。
【0011】請求項4では、フィラーパイプの出口開口
部がレベリングパイプの燃料タンク内の開口位置よりも
低い位置に配置されているために、レベリングパイプ
は、その機能が損なわれることなく作用し、満タン時の
レベルを検出する。
部がレベリングパイプの燃料タンク内の開口位置よりも
低い位置に配置されているために、レベリングパイプ
は、その機能が損なわれることなく作用し、満タン時の
レベルを検出する。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1において、燃料タンク10の側面10a
の略中央に穿設された孔10bにフィラーパイプ11の
略中央部11cが貫通され、且つ液密に固定されてい
る。このフィラーパイプ11は、注入口11a側が中央
部11cから斜め上方に急峻に立ち上がり、注入口11
aが略燃料タンク10の上方に位置している。尚、注入
口11aには、フィラーキャップ12が冠着されてい
る。フィラーパイプ11の中央部11cは、略水平とさ
れており(以下「水平部11c」という)、その略中央
位置が燃料タンク10の側面10aに固定されている。
詳述する。図1において、燃料タンク10の側面10a
の略中央に穿設された孔10bにフィラーパイプ11の
略中央部11cが貫通され、且つ液密に固定されてい
る。このフィラーパイプ11は、注入口11a側が中央
部11cから斜め上方に急峻に立ち上がり、注入口11
aが略燃料タンク10の上方に位置している。尚、注入
口11aには、フィラーキャップ12が冠着されてい
る。フィラーパイプ11の中央部11cは、略水平とさ
れており(以下「水平部11c」という)、その略中央
位置が燃料タンク10の側面10aに固定されている。
【0013】フィラーパイプ11は、水平部11cの下
流側が下方に臨んで湾曲され、更に上方に臨んで湾曲さ
れて下に凸の略U字状に形成された湾曲部11dとされ
ており、出口11bは、水平部11cと略同じ高さ位置
に上方に臨んで開口されている。そして、この湾曲部1
1dは、フィラーパイプ11に注入された燃料の燃料の
溜まり(液溜まり)とされる。
流側が下方に臨んで湾曲され、更に上方に臨んで湾曲さ
れて下に凸の略U字状に形成された湾曲部11dとされ
ており、出口11bは、水平部11cと略同じ高さ位置
に上方に臨んで開口されている。そして、この湾曲部1
1dは、フィラーパイプ11に注入された燃料の燃料の
溜まり(液溜まり)とされる。
【0014】レベリングパイプ13は、上端13aがフ
ィラーパイプ11の注入口11a近傍に連通接続され、
下端13bが燃料タンク10の側面10aの上部に穿設
された小孔10cを貫通して当該燃料タンク10内に導
入され、且つ下端13bが当該燃料タンク10の所定高
さ位置即ち、燃料の満タン位置hに下方に臨んで開口さ
れている。尚、レベリングパイプ13は、側面10aの
孔10cに液密に貫通され且つ固定されている。そし
て、フィラーパイプ11の出口11bは、レベリングパ
イプ13の開口端13bよりも低い位置に配置されてい
る。
ィラーパイプ11の注入口11a近傍に連通接続され、
下端13bが燃料タンク10の側面10aの上部に穿設
された小孔10cを貫通して当該燃料タンク10内に導
入され、且つ下端13bが当該燃料タンク10の所定高
さ位置即ち、燃料の満タン位置hに下方に臨んで開口さ
れている。尚、レベリングパイプ13は、側面10aの
孔10cに液密に貫通され且つ固定されている。そし
て、フィラーパイプ11の出口11bは、レベリングパ
イプ13の開口端13bよりも低い位置に配置されてい
る。
【0015】フィラーパイプ11の水平部11cの例え
ば、略中央位置にはワンウェイバルブ14が設けられて
おり、当該ワンウェイバルブ14は、注入口11a側か
ら出口11b側の方向にのみ燃料の流れを許容するよう
に配置されている。このワンウェイバルブ14は、シー
ル性を厳密に要求されるものではなく、前記図3に示す
ような現状使用されているワンウェイバルブで十分であ
る。
ば、略中央位置にはワンウェイバルブ14が設けられて
おり、当該ワンウェイバルブ14は、注入口11a側か
ら出口11b側の方向にのみ燃料の流れを許容するよう
に配置されている。このワンウェイバルブ14は、シー
ル性を厳密に要求されるものではなく、前記図3に示す
ような現状使用されているワンウェイバルブで十分であ
る。
【0016】尚、燃料タンク10には、当該タンク10
内の蒸発ガスをキャニスタに導くエバポチューブ、エン
ジンの燃料噴射弁から燃料タンク10に燃料を戻すリタ
ーンチューブ、燃料タンク10内の燃料の振動を防止す
るバッフルプレート、燃料タンク10内の燃料量を検出
するユニットゲージ等が設けられているが、これらは何
れも省略してある。
内の蒸発ガスをキャニスタに導くエバポチューブ、エン
ジンの燃料噴射弁から燃料タンク10に燃料を戻すリタ
ーンチューブ、燃料タンク10内の燃料の振動を防止す
るバッフルプレート、燃料タンク10内の燃料量を検出
するユニットゲージ等が設けられているが、これらは何
れも省略してある。
【0017】以下に作用を説明する。フィラーパイプ1
1の注入口11aからフィラーガン(図示せず)により
注入される燃料は、ワンウェイバルブ14を通り、湾曲
部11dを経て出口11bから燃料タンク10内に流入
する。燃料タンク10内に燃料が注入されるに伴い燃料
蒸散によるタンク内圧が図3の斜線部Iのように徐々に
上昇し、満タン直前においてタンク内圧力が急激に上昇
する。そして、このタンク内圧は、燃料供給を停止した
時点T1以降においても給油慣性エネルギEiにより上
昇を続け、ピーク値に達した後低下する。
1の注入口11aからフィラーガン(図示せず)により
注入される燃料は、ワンウェイバルブ14を通り、湾曲
部11dを経て出口11bから燃料タンク10内に流入
する。燃料タンク10内に燃料が注入されるに伴い燃料
蒸散によるタンク内圧が図3の斜線部Iのように徐々に
上昇し、満タン直前においてタンク内圧力が急激に上昇
する。そして、このタンク内圧は、燃料供給を停止した
時点T1以降においても給油慣性エネルギEiにより上
昇を続け、ピーク値に達した後低下する。
【0018】尚、レベリングパイプ13は、燃料タンク
10内への燃料の注入をスムーズに行うための空気抜き
であると共に、燃料注入時に液面が満タン位置hまで上
昇して開口端13bが閉塞されると、タンク内の空気の
抜けが悪くなり、当該満タン位置以上に燃料が流入する
ことを防止する。これにより燃料タンク10内への過剰
な給油が防止される。
10内への燃料の注入をスムーズに行うための空気抜き
であると共に、燃料注入時に液面が満タン位置hまで上
昇して開口端13bが閉塞されると、タンク内の空気の
抜けが悪くなり、当該満タン位置以上に燃料が流入する
ことを防止する。これにより燃料タンク10内への過剰
な給油が防止される。
【0019】ところで、フィラーパイプ11は、水平部
11cのワンウェイバルブ14の直ぐ下流側(燃料タン
ク10側)に設けられている湾曲部11dが液溜まりを
作り、当該液溜まり内に燃料が充満されている。従っ
て、この液溜まりにより燃料供給停止後、フィラーパイ
プ11内を燃料タンク10側からワンウェイバルブ14
に向かって逆流する物質は、全て燃料(液体)となる。
この結果、慣性反動エネルギErは、燃料(液体)とワ
ンウェイバルブ14との抵抗により吸収され、図3のよ
うにタンク内圧は、給油慣性エネルギEiにより上昇し
た後下降してそのまま静的に釣り合う圧力に落ちつく。
この結果、燃料の吹き返しが防止される。以後、タンク
内圧は、燃料蒸散により斜線部IIで示すように徐々に
上昇する。
11cのワンウェイバルブ14の直ぐ下流側(燃料タン
ク10側)に設けられている湾曲部11dが液溜まりを
作り、当該液溜まり内に燃料が充満されている。従っ
て、この液溜まりにより燃料供給停止後、フィラーパイ
プ11内を燃料タンク10側からワンウェイバルブ14
に向かって逆流する物質は、全て燃料(液体)となる。
この結果、慣性反動エネルギErは、燃料(液体)とワ
ンウェイバルブ14との抵抗により吸収され、図3のよ
うにタンク内圧は、給油慣性エネルギEiにより上昇し
た後下降してそのまま静的に釣り合う圧力に落ちつく。
この結果、燃料の吹き返しが防止される。以後、タンク
内圧は、燃料蒸散により斜線部IIで示すように徐々に
上昇する。
【0020】フィラーパイプ11内を燃料タンク10側
からワンウェイバルブ14方向に逆流する物質は、液体
(燃料)だけであるために当該ワンウェイバルブ14に
よる堰止め効果即ち、エネルギ低減効果が非常に高くな
る。従って、ワンウェイバルブ14は、シール性の高い
ゼロシールのものである必要はなく、前述したように図
3に示す現状のワンウェイバルブ程度のシール性を有す
れば吹き返しには十分に対応することが出来る。また、
フィラーパイプ11の湾曲部11dの出口11bの位置
が水平部11cと略同じ高さ位置にあるために給油性に
対して何等問題はなく、注入口11aから注入された燃
料は、燃料タンク10内に良好に流入する。
からワンウェイバルブ14方向に逆流する物質は、液体
(燃料)だけであるために当該ワンウェイバルブ14に
よる堰止め効果即ち、エネルギ低減効果が非常に高くな
る。従って、ワンウェイバルブ14は、シール性の高い
ゼロシールのものである必要はなく、前述したように図
3に示す現状のワンウェイバルブ程度のシール性を有す
れば吹き返しには十分に対応することが出来る。また、
フィラーパイプ11の湾曲部11dの出口11bの位置
が水平部11cと略同じ高さ位置にあるために給油性に
対して何等問題はなく、注入口11aから注入された燃
料は、燃料タンク10内に良好に流入する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ワ
ンウェイバルブの直ぐ下流側(燃料タンク側)に形成さ
れた湾曲部が液溜まり(燃料溜まり)とされるために、
給油停止後に注入口側に逆流する物質が全て燃料(液
体)のみとなり、慣性反動エネルギがこの燃料(液体)
とワンウェイバルブとの抵抗により吸収され、この結
果、燃料の吹き返しが有効に防止される。また、湾曲部
が燃料タンク内に配置されることにより、フィラーパイ
プと燃料タンクとの間のスペースの有効利用が図られ
る。
ンウェイバルブの直ぐ下流側(燃料タンク側)に形成さ
れた湾曲部が液溜まり(燃料溜まり)とされるために、
給油停止後に注入口側に逆流する物質が全て燃料(液
体)のみとなり、慣性反動エネルギがこの燃料(液体)
とワンウェイバルブとの抵抗により吸収され、この結
果、燃料の吹き返しが有効に防止される。また、湾曲部
が燃料タンク内に配置されることにより、フィラーパイ
プと燃料タンクとの間のスペースの有効利用が図られ
る。
【0022】請求項2では、湾曲部を下に凸のU字状を
なしているために、燃料(液体)が十分に貯留され、ワ
ンウェイバルブにより阻止される物質が燃料(液体)の
みとなり、この結果、ワンウェイバルブが有効に作用す
る。また、ワンウェイバルブとして、特にシール性の優
れたゼロシールでない現状のものを使用することがで
き、低コストのワンウェイバルブを使用することがで
き、燃料供給装置のコストの低減が図られる。
なしているために、燃料(液体)が十分に貯留され、ワ
ンウェイバルブにより阻止される物質が燃料(液体)の
みとなり、この結果、ワンウェイバルブが有効に作用す
る。また、ワンウェイバルブとして、特にシール性の優
れたゼロシールでない現状のものを使用することがで
き、低コストのワンウェイバルブを使用することがで
き、燃料供給装置のコストの低減が図られる。
【0023】請求項3では、フィラーパイプの出口開口
部と湾曲部上流側の水平部とを略同じ高さであるため
に、注入された燃料が良好に燃料タンク内に流入可能と
なり、給油性が損なわれることがない。請求項4では、
フィラーパイプの出口開口部がレベリングパイプの燃料
タンク内の開口位置よりも低い位置に配置されているた
めにレベリングパイプの機能が損なわれることがない。
部と湾曲部上流側の水平部とを略同じ高さであるため
に、注入された燃料が良好に燃料タンク内に流入可能と
なり、給油性が損なわれることがない。請求項4では、
フィラーパイプの出口開口部がレベリングパイプの燃料
タンク内の開口位置よりも低い位置に配置されているた
めにレベリングパイプの機能が損なわれることがない。
【図1】本発明に係る燃料供給装置の一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図1の燃料供給装置の給油時におけるタンク内
圧変化を示すグラフである。
圧変化を示すグラフである。
【図3】従来の燃料供給装置の断面図である。
【図4】図3の燃料供給装置の給油時におけるタンク内
圧変化を示すグラフである。
圧変化を示すグラフである。
【図5】従来の燃料供給装置の他の例を示す要部断面図
である。
である。
10 燃料タンク 11 フィラーパイプ 11a 注入口 11b 出口 11c 水平部 11d 湾曲部(液溜まり) 12 フィラーキャップ 13 レベリングパイプ 14 ワンウェイバルブ
Claims (4)
- 【請求項1】 一端に燃料注入口が形成され他端が燃料
タンクに連通するフィラーパイプと、 前記フィラーパイプに設けられ前記他端側から一端側へ
の燃料の流動を阻止するワンウェイバルブと、 前記フィラーパイプの他端に形成され前記燃料タンク側
に位置すると共に前記燃料タンク内に位置する湾曲部と
を有することを特徴とする燃料供給装置。 - 【請求項2】 前記湾曲部は、下に凸のU字状をなす請
求項1に記載の燃料供給装置。 - 【請求項3】 フィラーパイプの出口開口部と前記湾曲
部上流側の水平部とを略同じ高さに配置した請求項1に
記載の燃料供給装置。 - 【請求項4】 前記出口開口部をレベリングパイプの燃
料タンク内の開口位置よりも低い位置に配置した請求項
1又は3に記載の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27140494A JP3152086B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27140494A JP3152086B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 燃料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08132896A true JPH08132896A (ja) | 1996-05-28 |
| JP3152086B2 JP3152086B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17499588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27140494A Expired - Fee Related JP3152086B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3152086B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10850607B2 (en) | 2018-02-26 | 2020-12-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel tank device of vehicle |
| CN112498095A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-03-16 | 赵子中 | 弯曲加油管与单向阀结合的防盗油汽车油箱 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP3128518U (ja) | 2005-09-23 | 2007-01-18 | ジャミナ コーポレイション | 子犬作動玩具 |
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1994
- 1994-11-04 JP JP27140494A patent/JP3152086B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP3152086B2 (ja) | 2001-04-03 |
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