JPH0813290B2 - 沸騰式電気ポットの加熱方法 - Google Patents

沸騰式電気ポットの加熱方法

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JPH0813290B2
JPH0813290B2 JP1214690A JP21469089A JPH0813290B2 JP H0813290 B2 JPH0813290 B2 JP H0813290B2 JP 1214690 A JP1214690 A JP 1214690A JP 21469089 A JP21469089 A JP 21469089A JP H0813290 B2 JPH0813290 B2 JP H0813290B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は沸騰式電気ポットの加熱方法に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、沸騰式電気ポットでは、塩素処理により殺菌,
消毒された飲料水のカルキの臭味を無くすため、沸騰後
も連続して2〜3分間沸騰させることにより、水中に溶
存する残留塩素等を除去するようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、沸騰状態が継続することは、発生する
高温の蒸気により、蒸気流出路を形成する樹脂又はゴム
部品の劣化が早くなるという問題があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、内
部部品の劣化を早めることなく、カルキの臭味を除去す
ることができる沸騰式電気ポットの加熱方法を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、第1発明は、容器内の水の
沸騰を検出してヒータによる加熱を停止する沸騰式電気
ポットの加熱方法において、電気ポット本体に設けたカ
ルキ飛ばし選択手段によりカルキ飛ばしが選択される
と、容器内の水が沸騰した後、一定時間加熱を休止し、
その後再度一定時間加熱するものである。また、第2発
明は、容器内の水の沸騰を検出してヒータによる加熱を
停止する沸騰式電気ポットの加熱方法において、電気ポ
ット本体に設けたカルキ飛ばし選択手段によりカルキ飛
ばしが選択されると、容器内の水が沸騰した後、電力を
低下して一定時間加熱を継続するものである。
(作用) 水を加熱してゆくと、カルキ臭味の原因となっている
残留塩素等の溶解度が低下してゆくので、その溶解度を
越えた分が水中から放散し始める。
第1発明において、沸騰後一定時間加熱を停止して
も、温度降下が少なく、残留塩素等の放散は継続して行
なわれる。この加熱停止により、蒸気の発生が少なくな
るので、蒸気流出路の構成部品の劣化が早められること
はない。そして、この後再度加熱するので、沸騰状態に
戻り、引き続いて残留塩素等の放散が行なわれる。
また、第2発明では、沸騰後電力が低下するので、激
しく沸騰することなく加熱される。これにより、発生す
る蒸気が少なくなり、前記第1発明と同様、部品劣化が
早められることはないうえ、残留塩素等の放散も継続し
て行なわれる。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を添付図面に従って説明す
る。
第3図は、本発明に係る方法により加熱する機能を備
えた電気ポットを示し、1は本体、2は水が収容される
内容器、3は内容器2内の水を加熱するヒータ、4は揚
水管、5はベローズポンプ6及び蒸気流出管7を内蔵し
た蓋体である。
前記本体1には、制御装置8、カルキ飛ばしスイッチ
9、カルキ飛ばしモードの受付け,完了及び沸騰完了を
報知するためのブザー10、カルキ飛ばしモードを表示す
るLED11、内容器2内の水の有無を検出する水位検出器1
2及び内容器2内の水温を検出する水温検出器13が設け
られている。また、蓋体5の蒸気流出管7には、沸騰状
態の蒸気温度を検出する蒸気温度検出器14が設けられて
いる。
なお、この蒸気温度検出器14の代わりに、水温検出器
13で沸騰状態を検出するようにした電気ポットでも、本
発明は適用可能である。
前記制御装置8は、マイクロコンピュータを含む電子
回路で構成され、後述するフローチャートに基づくプロ
グラムに従って、ヒータ3への電力を制御しつつ、内容
器2内の水を加熱するようになっている。
すなわち、第4図に示すように、電源投入後、ステッ
プS101で水位検出器12からの信号に基づいて内容器2内
に水が入っているか否かを判断し、水が無ければ水が入
れられるまで待機し、水が有ればステップS102でヒータ
3をオンして内容器2内の水を加熱する。
次に、ステップS103でカルキ飛ばしスイッチ9が押さ
れたか否かを判断し、押されたのであればステップS104
でブザー10によりカルキ飛ばしモードの受付けを報知す
るとともに、LED11の点滅を開始する。この後、ステッ
プS105で蒸気温度検出器14からの信号に基づいて内容器
2内の水が沸騰したか否かを判断し、未だ沸騰していな
ければ沸騰するまでヒータ3による加熱を継続し、沸騰
したのであればステップS106でブザー10を鳴らすと同時
にLED11の点滅スピードを早めてカルキ飛ばしフローの
開始を報知する。
そして、ステップS107で1分間ヒータ3をオフし、さ
らにステップS108で1分間ヒータ3をオンしてから、ス
テップS109でヒータ3をオフするとともに、ブザー10に
よりカルキ飛ばしの完了を報知し、LED11の点滅を停止
する。以後は、水温検出器13とヒータ3による保温モー
ドに移行する。
一方、前記ステップS103でカルキ飛ばしスイッチ9が
押されなかったときには、ステップS110でLED11を点灯
して加熱中であることを表示し、ステップS111で内容器
2内の水が沸騰したか否かを判断し、未だ沸騰していな
ければ沸騰するまでヒータ3による加熱を継続する。ま
た、沸騰すればステップS112でヒータ3をオフするとと
もに、ブザー10により沸騰完了を報知した後、保温モー
ドに移行する。
以上の構成からなる電気ポットにおいて、内容器2に
水を入れて電源を投入すると、ヒータ3による加熱が開
始される(ステップS102)。このとき、内容器2に入れ
た水のカルキ臭が強い場合には、カルキ飛ばしスイッチ
9を押す。これにより、ブザー10が鳴るととともに、LE
D11が点滅し始めるので(ステップS104)、カルキ飛ば
しモードで加熱が行なわれることが確認できる。
ヒータ3による加熱に伴い、第1図に示すように、水
温が上昇して水中に溶存していた残留塩素等が溶解度を
越えて放散し始める。そして、水が沸騰すると、蒸気温
度検出器14がこれを検出し(ステップS105)、ブザー10
が鳴るとともにLED11の点滅が早くなって、1分間ヒー
タ3がオフされる。したがって、沸騰してもこのLED11
の点滅により、未だカルキ飛ばしモードにあることが確
認できるので、この間に人が給湯しようとするのを回避
することができ、安全である。
この1分間ヒータ3がオフされても、第1図に示すよ
うに、温度の低下が少ないため、残留塩素等の放散は継
続して行なわれる。そして、1分経過後、ヒータ3がオ
ンされて再度加熱されるので(ステップS108)、沸騰状
態に戻り、引き続いて残留塩素等の放散が行なわれる。
したがって、水温が上昇し始めてから、一度も途絶える
ことなく十分に残留塩素等の放散が行なわれるので、カ
ルキの臭味が除去される。また、沸騰後ヒータ3が1分
間オフされて蒸気の発生が少なくなるので、蒸気流出管
7等の部品の劣化が早められることはない。
再沸騰の後、ヒータ3がオフされ、ブザー10が鳴って
LED11の点滅が停止する(ステップS109)。これによ
り、カルキ飛ばしが完了したことを確認することができ
る。
次に、内容器2に入れた水がカルキの臭味の無いもの
であるときは、カルキ飛ばしスイッチ9を押す必要はな
い。この場合、LED11が点灯したままとなるので(ステ
ップS110)、LED11が点滅するカルキ飛ばしモードでは
なく、普通の沸騰モードであることを確認することがで
きる。また、水が沸騰すれば、直ちにヒータ3がオフさ
れてブザー10が鳴るので(ステップS112)、湯沸かしが
終了したことを確認することができる。
なお、前記実施例のように沸騰後1分間ヒータ3をオ
フし、その後1分間オンする代わりに、第2図に示すよ
うに、沸騰後電力を低下して2分間ヒータ3をオンして
もよい。
このようにすることにより、沸騰後は電力が低下して
激しい沸騰状態になることなく加熱され、発生する蒸気
が少なくなるため、部品の劣化が早められることはない
ので、残留塩素等の放散が妨げられることはない。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、カルキ飛ばしが選択
された場合、容器内の水が沸騰した後、第1発明では一
定時間加熱を停止し、第2発明では電力を低下するの
で、沸騰後の蒸気の発生が少なくなり、内部部品の劣化
が早まることはなく、長寿命となる。また、沸騰後の温
度降下が少ないので、残留塩素等の放散が妨げられるこ
とはなく、カルキ臭味の無い熱湯を得ることができる。
また、カルキ飛ばしが選択されなければ、容器内の水
が沸騰した後、ヒータによる加熱を停止するので、無駄
な加熱をする必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はそれぞれ第1発明,第2発明に係る方
法により加熱したときの温度と電力の変化を示す図、第
3図は本発明に係る方法を適用する電気ポットの概略
図、第4図は加熱時のフローチャートである。 2……内容器、3……ヒータ、 8……制御装置、9……カルキ飛ばしスイッチ、 14……蒸気温度検出手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−256424(JP,A) 実開 昭63−37135(JP,U) 実開 昭64−1624(JP,U) 実開 昭64−1625(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内の水の沸騰を検出してヒータによる
    加熱を停止する沸騰式電気ポットの加熱方法において、
    電気ポット本体に設けたカルキ飛ばし選択手段によりカ
    ルキ飛ばしが選択されると、容器内の水が沸騰した後、
    一定時間加熱を休止し、その後再度一定時間加熱するこ
    とを特徴とする沸騰式電気ポットの加熱方法。
  2. 【請求項2】容器内の水の沸騰を検出してヒータによる
    加熱を停止する沸騰式電気ポットの加熱方法において、
    電気ポット本体に設けたカルキ飛ばし選択手段によりカ
    ルキ飛ばしが選択されると、容器内の水が沸騰した後、
    電力を低下して一定時間加熱を継続することを特徴とす
    る沸騰式電気ポットの加熱方法。
JP1214690A 1989-08-21 1989-08-21 沸騰式電気ポットの加熱方法 Expired - Fee Related JPH0813290B2 (ja)

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JPS6337135U (ja) * 1986-08-26 1988-03-10
JPS641624U (ja) * 1987-06-22 1989-01-06
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