JPH08133687A - 揚重装置 - Google Patents
揚重装置Info
- Publication number
- JPH08133687A JPH08133687A JP27536194A JP27536194A JPH08133687A JP H08133687 A JPH08133687 A JP H08133687A JP 27536194 A JP27536194 A JP 27536194A JP 27536194 A JP27536194 A JP 27536194A JP H08133687 A JPH08133687 A JP H08133687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telescopic
- cylinders
- lifting device
- rectangular
- telescopic cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 荷物がグラつくことなく安定した状態で支持
し得るようにした揚重装置を提供する。 【構成】 基台2上に上下伸縮式のリフト装置3を設け
た揚重装置において、リフト装置3は、横断面多角形状
で複数本の角筒体31A〜31Eをテレスコープ状に連
続させ且つ該各角筒体31A〜31Eを伸縮装置32A
〜32Dで上下に伸縮せしめ得るようにした伸縮筒30
を所定間隔をもって2本使用して構成するとともに、該
両伸縮筒30,30における下から2段目以上の同一段
に位置する各角筒体31B〜31D,31B〜31D間
に、該両角筒体を相互に離間方向又は近接方向のいずれ
か一方に付勢する付勢部材12を介在せしめ、伸縮筒3
0の各角筒体間にガタが生じないようにした。
し得るようにした揚重装置を提供する。 【構成】 基台2上に上下伸縮式のリフト装置3を設け
た揚重装置において、リフト装置3は、横断面多角形状
で複数本の角筒体31A〜31Eをテレスコープ状に連
続させ且つ該各角筒体31A〜31Eを伸縮装置32A
〜32Dで上下に伸縮せしめ得るようにした伸縮筒30
を所定間隔をもって2本使用して構成するとともに、該
両伸縮筒30,30における下から2段目以上の同一段
に位置する各角筒体31B〜31D,31B〜31D間
に、該両角筒体を相互に離間方向又は近接方向のいずれ
か一方に付勢する付勢部材12を介在せしめ、伸縮筒3
0の各角筒体間にガタが生じないようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、重量物を支持して上
下動させるための揚重装置に関するものである。
下動させるための揚重装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の揚重装置の一例として、
図11〜図13に示すようなブリッジ型揚重装置があ
る。この図11〜図13に示す従来の揚重装置は、左右
に間隔をもって敷設された一対の走行レール(それぞれ
2本1組)1,1上にそれぞれ基台となる自走式の走行
台車2,2を乗せ、該各走行台車2,2上にそれぞれ上
下伸縮式のリフト装置3,3を設け、さらに該両リフト
装置3,3の上端部間にビームユニット5を架設して構
成されている。
図11〜図13に示すようなブリッジ型揚重装置があ
る。この図11〜図13に示す従来の揚重装置は、左右
に間隔をもって敷設された一対の走行レール(それぞれ
2本1組)1,1上にそれぞれ基台となる自走式の走行
台車2,2を乗せ、該各走行台車2,2上にそれぞれ上
下伸縮式のリフト装置3,3を設け、さらに該両リフト
装置3,3の上端部間にビームユニット5を架設して構
成されている。
【0003】各走行台車2,2は、それぞれ走行レール
1,1上を走行駆動装置(油圧モータ)10によって等
速度で同期走行せしめられる。左右の各リフト装置3,
3は、それぞれ3基の伸縮シリンダ31,31,31を
有している。この各伸縮筒31は、合計4本のシリンダ
31a〜31dを順次テレスコープ状に連続させるとと
もに各シリンダ31a〜31dをそれぞれ油圧装置(図
示省略)で上下に伸縮せしめ得るように構成されてい
る。
1,1上を走行駆動装置(油圧モータ)10によって等
速度で同期走行せしめられる。左右の各リフト装置3,
3は、それぞれ3基の伸縮シリンダ31,31,31を
有している。この各伸縮筒31は、合計4本のシリンダ
31a〜31dを順次テレスコープ状に連続させるとと
もに各シリンダ31a〜31dをそれぞれ油圧装置(図
示省略)で上下に伸縮せしめ得るように構成されてい
る。
【0004】ビームユニット5は、左右各側において伸
縮シリンダ31の上端部に設けたトップテーブル6,6
と、該各トップテーブル6,6間に架設された前後2本
のビーム7,7を有している。各伸縮シリンダ31の最
上段シリンダ31dは、その上端をトップテーブル6の
下面にそれぞれピン64で枢着されている。各ビーム
7,7には、それぞれ2箇所に吊フック82,82(合
計4つ)が設けられており、各吊フック82,82・・
からワイヤーロープ83,83・・で重量物Wを吊下げ
得るようになっている。尚、取り扱う重量物Wとして
は、コンテナや工作機械等のかなりの大重量(例えば5
0〜100トン)のものがある。
縮シリンダ31の上端部に設けたトップテーブル6,6
と、該各トップテーブル6,6間に架設された前後2本
のビーム7,7を有している。各伸縮シリンダ31の最
上段シリンダ31dは、その上端をトップテーブル6の
下面にそれぞれピン64で枢着されている。各ビーム
7,7には、それぞれ2箇所に吊フック82,82(合
計4つ)が設けられており、各吊フック82,82・・
からワイヤーロープ83,83・・で重量物Wを吊下げ
得るようになっている。尚、取り扱う重量物Wとして
は、コンテナや工作機械等のかなりの大重量(例えば5
0〜100トン)のものがある。
【0005】この従来の揚重装置では、重量物Wの設置
位置の両側に左右の走行レール1,1を敷設し、該各走
行レール1,1上に、走行台車2,2、リフト装置3,
3及びビームユニット5を組付ける。そして、ビーム
7,7の吊フック82,82・・と重量物Wとをワイヤ
ーロープ83,83・・で連結した後、左右のリフト装
置3,3によりビームユニット5を上動させて重量物W
を吊下げ、走行駆動装置10,10により各走行台車
2,2を走行レール1,1に沿って走行させることによ
り、重量物Wを吊下げたままで目的位置まで搬送させる
ことができるようになっている。
位置の両側に左右の走行レール1,1を敷設し、該各走
行レール1,1上に、走行台車2,2、リフト装置3,
3及びビームユニット5を組付ける。そして、ビーム
7,7の吊フック82,82・・と重量物Wとをワイヤ
ーロープ83,83・・で連結した後、左右のリフト装
置3,3によりビームユニット5を上動させて重量物W
を吊下げ、走行駆動装置10,10により各走行台車
2,2を走行レール1,1に沿って走行させることによ
り、重量物Wを吊下げたままで目的位置まで搬送させる
ことができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11〜図
13に示す従来の揚重装置では、左右のリフト装置3,
3を構成する各伸縮シリンダ31,31・・は、それぞ
れ複数本(4本)のシリンダ31a〜31dをテレスコ
ープ状に連続させているが、リフト装置3としてこのよ
うな伸縮シリンダ31を使用したものでは、鉛直方向の
荷重に対してはかなりの強度(支持力)を有するものの
水平方向の揺れに対しては保持力は比較的弱いものとな
っている。従って、重量物Wを吊持したときに(各伸縮
シリンダ31,31・・が伸長している)、2段目以上
に位置するシリンダ31b〜31dがグラつき易くなっ
て、ビームユニット5及び吊り荷(重量物)Wが水平方
向にグラつくことがある。このように、ビームユニット
5及び吊り荷Wがグラつくと、危険であるとともに作業
者に不安感を与えるという問題があった。
13に示す従来の揚重装置では、左右のリフト装置3,
3を構成する各伸縮シリンダ31,31・・は、それぞ
れ複数本(4本)のシリンダ31a〜31dをテレスコ
ープ状に連続させているが、リフト装置3としてこのよ
うな伸縮シリンダ31を使用したものでは、鉛直方向の
荷重に対してはかなりの強度(支持力)を有するものの
水平方向の揺れに対しては保持力は比較的弱いものとな
っている。従って、重量物Wを吊持したときに(各伸縮
シリンダ31,31・・が伸長している)、2段目以上
に位置するシリンダ31b〜31dがグラつき易くなっ
て、ビームユニット5及び吊り荷(重量物)Wが水平方
向にグラつくことがある。このように、ビームユニット
5及び吊り荷Wがグラつくと、危険であるとともに作業
者に不安感を与えるという問題があった。
【0007】本願発明は、上記した従来の問題点に鑑
み、ビームユニット及び吊り荷を安定した状態で支持し
得るようにした揚重装置を提供することを目的としてい
る。
み、ビームユニット及び吊り荷を安定した状態で支持し
得るようにした揚重装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明の揚重装置は、
上記課題を解決するための手段として、次の特徴を備え
ている。
上記課題を解決するための手段として、次の特徴を備え
ている。
【0009】まず、本願請求項1の発明では、基台上に
上下伸縮式のリフト装置を設けた揚重装置において、リ
フト装置は、横断面多角形状で複数本の角筒体をテレス
コープ状に連続させ且つ該各角筒体を伸縮装置で上下に
伸縮せしめ得るようにした伸縮筒を所定間隔をもって2
本使用して構成している。この揚重装置は、主として左
右各側に1基づつ(合計2基)使用し、その両者間にビ
ームユニットを架設してブリッジ型揚重装置として使用
することが多いが、1基だけの揚重装置で使用すること
も可能である。
上下伸縮式のリフト装置を設けた揚重装置において、リ
フト装置は、横断面多角形状で複数本の角筒体をテレス
コープ状に連続させ且つ該各角筒体を伸縮装置で上下に
伸縮せしめ得るようにした伸縮筒を所定間隔をもって2
本使用して構成している。この揚重装置は、主として左
右各側に1基づつ(合計2基)使用し、その両者間にビ
ームユニットを架設してブリッジ型揚重装置として使用
することが多いが、1基だけの揚重装置で使用すること
も可能である。
【0010】基台としては、定位置において設置される
ものでもよいし、走行台車を使用して移動させることが
できるようにしたものでもよい。
ものでもよいし、走行台車を使用して移動させることが
できるようにしたものでもよい。
【0011】1基の伸縮筒に使用される角筒体の本数は
3〜6本程度が適当である。又、伸縮筒の各角筒体は、
通常、横断面四角形のものが採用されるが、横断面三角
形あるいは横断面五角形以上のものでもよい。各伸縮筒
の最下段に位置する角筒体は、走行台車上に固定されて
いる。各角筒体を伸縮せしめる伸縮装置としては、通
常、油圧シリンダが使用される。尚、この伸縮筒では、
内外の各角筒体間にパッドが介在されているが、各角筒
体が伸縮する関係上、各角筒体間には微少隙間が存在す
る。
3〜6本程度が適当である。又、伸縮筒の各角筒体は、
通常、横断面四角形のものが採用されるが、横断面三角
形あるいは横断面五角形以上のものでもよい。各伸縮筒
の最下段に位置する角筒体は、走行台車上に固定されて
いる。各角筒体を伸縮せしめる伸縮装置としては、通
常、油圧シリンダが使用される。尚、この伸縮筒では、
内外の各角筒体間にパッドが介在されているが、各角筒
体が伸縮する関係上、各角筒体間には微少隙間が存在す
る。
【0012】又、2本1組となる各伸縮筒には、中間段
部の同一段に位置する角筒体間に、該両角筒体を相互に
離間方向又は近接方向のいずれか一方に付勢する付勢部
材を介在させている。この付勢部材としては、伸縮シリ
ンダや伸縮ロッドを使用することができる。尚、各角筒
体を離間方向に付勢するには付勢部材を突っ張り状態で
設置し、逆に各角筒体を近接方向に付勢するには付勢部
材を緊縮状態で設置するとよい。又、この付勢部材は、
伸縮筒における中間段部の同一段に位置する適宜の1組
の角筒体間にのみ介設してもよく、あるいは中間段部が
複数段ある場合には各同一段ごとに複数箇所設置しても
よい。
部の同一段に位置する角筒体間に、該両角筒体を相互に
離間方向又は近接方向のいずれか一方に付勢する付勢部
材を介在させている。この付勢部材としては、伸縮シリ
ンダや伸縮ロッドを使用することができる。尚、各角筒
体を離間方向に付勢するには付勢部材を突っ張り状態で
設置し、逆に各角筒体を近接方向に付勢するには付勢部
材を緊縮状態で設置するとよい。又、この付勢部材は、
伸縮筒における中間段部の同一段に位置する適宜の1組
の角筒体間にのみ介設してもよく、あるいは中間段部が
複数段ある場合には各同一段ごとに複数箇所設置しても
よい。
【0013】又、本願請求項2の発明では、請求項1の
揚重装置において、リフト装置は、各伸縮筒の1つの角
部を挟む2つの側面が同時に付勢部材による付勢作用を
受けるようにして配置している。即ち、例えば四角筒か
らなる伸縮筒であれば、リフト装置における2つの伸縮
筒の対向側面が非平行状態となるように設置する(好ま
しくは各角筒体の対向する側面同士のなす角度が90°
程度になるようにするとよい)。
揚重装置において、リフト装置は、各伸縮筒の1つの角
部を挟む2つの側面が同時に付勢部材による付勢作用を
受けるようにして配置している。即ち、例えば四角筒か
らなる伸縮筒であれば、リフト装置における2つの伸縮
筒の対向側面が非平行状態となるように設置する(好ま
しくは各角筒体の対向する側面同士のなす角度が90°
程度になるようにするとよい)。
【0014】
【作用】本願請求項1の発明の揚重装置では、基台上の
リフト装置の上部構造物にワイヤーロープ等で吊り荷を
連結したりあるいは該上部構造物上に荷物を載せた状態
で、リフト装置の各伸縮筒(2本1組)を同期伸長させ
ることにより、荷物を持ち上げることができる。
リフト装置の上部構造物にワイヤーロープ等で吊り荷を
連結したりあるいは該上部構造物上に荷物を載せた状態
で、リフト装置の各伸縮筒(2本1組)を同期伸長させ
ることにより、荷物を持ち上げることができる。
【0015】このとき、リフト装置として、複数本の角
筒体を伸縮装置で伸縮させるようにした伸縮筒を2本1
組にして使用しているので、鉛直方向の支持力は大きく
しかも水平方向の揺れ防止力も大きくなる。
筒体を伸縮装置で伸縮させるようにした伸縮筒を2本1
組にして使用しているので、鉛直方向の支持力は大きく
しかも水平方向の揺れ防止力も大きくなる。
【0016】又、基台として走行台車を使用した場合に
は、該走行台車を走行させることにより、この揚重装置
とともに荷物を目的位置まで搬送させることができる。
は、該走行台車を走行させることにより、この揚重装置
とともに荷物を目的位置まで搬送させることができる。
【0017】2本の伸縮筒は、それぞれ複数本の角筒体
をテレスコープ状に連続させているが、このような構成
では内外に重合する各角筒体間に微少隙間が生じてガタ
つきの原因になるが、第2段目以上の同一段に位置する
各角筒体を付勢部材で相互に離間方向又は近接方向に付
勢しているので、各伸縮筒の第2段目以上に位置する角
筒体がその外側に重合されている角筒体に対して一方側
に押付けられるようになり、内外両角筒体間のガタつき
をなくすことができる。この場合、1つの付勢部材で両
伸縮筒の各角筒体に作用する。又、付勢部材を各伸縮筒
間の1箇所のみに介設した場合では、付勢部材によって
付勢された当該角筒体が一方側に付勢されることによ
り、伸縮筒全体を弓なり状に変形させるような作用が働
き、該1箇所のみに付勢部材を介設した場合でも伸縮筒
全体の角筒体間のガタをなくすることができる。尚、2
本1組の伸縮筒は、相互に同期して等速度で伸縮せしめ
られるので、同一段の角筒体同士を付勢部材で連結して
も何ら支障がない。
をテレスコープ状に連続させているが、このような構成
では内外に重合する各角筒体間に微少隙間が生じてガタ
つきの原因になるが、第2段目以上の同一段に位置する
各角筒体を付勢部材で相互に離間方向又は近接方向に付
勢しているので、各伸縮筒の第2段目以上に位置する角
筒体がその外側に重合されている角筒体に対して一方側
に押付けられるようになり、内外両角筒体間のガタつき
をなくすことができる。この場合、1つの付勢部材で両
伸縮筒の各角筒体に作用する。又、付勢部材を各伸縮筒
間の1箇所のみに介設した場合では、付勢部材によって
付勢された当該角筒体が一方側に付勢されることによ
り、伸縮筒全体を弓なり状に変形させるような作用が働
き、該1箇所のみに付勢部材を介設した場合でも伸縮筒
全体の角筒体間のガタをなくすることができる。尚、2
本1組の伸縮筒は、相互に同期して等速度で伸縮せしめ
られるので、同一段の角筒体同士を付勢部材で連結して
も何ら支障がない。
【0018】又、本願請求項2の発明の揚重装置では、
2本の伸縮筒を、その1つの角部を挟む2つの側面が同
時に付勢部材による付勢作用を受けるようにして配置し
ているので、付勢部材で各伸縮筒を離間方向又は近接方
向に付勢させた状態では、上記2つの側面が外側に位置
する角筒体の2つの側面に対して同時に圧接されるよう
になり、従って各伸縮筒が前後及び左右にガタつかない
ようになる。
2本の伸縮筒を、その1つの角部を挟む2つの側面が同
時に付勢部材による付勢作用を受けるようにして配置し
ているので、付勢部材で各伸縮筒を離間方向又は近接方
向に付勢させた状態では、上記2つの側面が外側に位置
する角筒体の2つの側面に対して同時に圧接されるよう
になり、従って各伸縮筒が前後及び左右にガタつかない
ようになる。
【0019】
【発明の効果】本願発明の揚重装置では、リフト装置と
して、複数本の角筒体をテレスコープ状に連続させた2
本の伸縮筒を使用しているので、従来の伸縮シリンダに
よるリフト装置に比して水平方向の揺れに対して強度が
大きくなる。又、このような角筒体からにる伸縮筒で
は、内外角筒体間に微少隙間があってガタつきの原因に
なるが、各伸縮筒における、下から2段目以上の同一段
に位置する各角筒体を付勢部材で相互に離間方向又は近
接方向のいずれか一方に付勢しているので、各伸縮筒に
おける内外角筒体間のガタつきをなくすことができる。
従って、この揚重装置の使用時において、吊り荷等の荷
物がグラつくことがなくなり、安全性が向上するという
効果がある。
して、複数本の角筒体をテレスコープ状に連続させた2
本の伸縮筒を使用しているので、従来の伸縮シリンダに
よるリフト装置に比して水平方向の揺れに対して強度が
大きくなる。又、このような角筒体からにる伸縮筒で
は、内外角筒体間に微少隙間があってガタつきの原因に
なるが、各伸縮筒における、下から2段目以上の同一段
に位置する各角筒体を付勢部材で相互に離間方向又は近
接方向のいずれか一方に付勢しているので、各伸縮筒に
おける内外角筒体間のガタつきをなくすことができる。
従って、この揚重装置の使用時において、吊り荷等の荷
物がグラつくことがなくなり、安全性が向上するという
効果がある。
【0020】又、本願請求項2の発明では、各伸縮筒の
角部を挟む2つの側面を付勢部材で押圧しているので、
各伸縮筒を前後及び左右の両方にガタつかないようにす
ることができ、安全性が一層向上するという効果があ
る。
角部を挟む2つの側面を付勢部材で押圧しているので、
各伸縮筒を前後及び左右の両方にガタつかないようにす
ることができ、安全性が一層向上するという効果があ
る。
【0021】
【実施例】以下、図1〜図10を参照して本願発明の実
施例を説明すると、図1〜図8には第1実施例、図9及
び図10には第2実施例の揚重装置が示されている。こ
の各実施例では、揚重装置として左右に1基づつ設置し
たブリッジ型揚重装置が採用され、しかも各走行台車
2,2により自走式に構成されている。尚、各実施例に
おいて、揚重装置の移動方向を前後方向といい、該移動
方向とは水平直交方向を左右方向という。
施例を説明すると、図1〜図8には第1実施例、図9及
び図10には第2実施例の揚重装置が示されている。こ
の各実施例では、揚重装置として左右に1基づつ設置し
たブリッジ型揚重装置が採用され、しかも各走行台車
2,2により自走式に構成されている。尚、各実施例に
おいて、揚重装置の移動方向を前後方向といい、該移動
方向とは水平直交方向を左右方向という。
【0022】図1〜図8に示す第1実施例の揚重装置
は、左右に間隔をもって敷設された一対の走行レール
(それぞれ2本1組)1,1上にそれぞれ自走式の走行
台車(特許請求の範囲中の基台となる)2,2を乗せ、
該各走行台車2,2上にそれぞれ上下伸縮式のリフト装
置3,3を設け、さらに該両リフト装置3,3の上端部
間にビームユニット5を架設して構成されている。
は、左右に間隔をもって敷設された一対の走行レール
(それぞれ2本1組)1,1上にそれぞれ自走式の走行
台車(特許請求の範囲中の基台となる)2,2を乗せ、
該各走行台車2,2上にそれぞれ上下伸縮式のリフト装
置3,3を設け、さらに該両リフト装置3,3の上端部
間にビームユニット5を架設して構成されている。
【0023】走行レール1,1は、重量物Wの搬送現場
において適時に敷設される。尚、左右の走行レール1,
1間の内幅は、この実施例では8.5m程度とかなりの間
隔に設定される。
において適時に敷設される。尚、左右の走行レール1,
1間の内幅は、この実施例では8.5m程度とかなりの間
隔に設定される。
【0024】各走行台車2,2は、それぞれ走行レール
1,1上を油圧モータからなる走行駆動装置10によっ
て等速度で同期して走行せしめられる。この走行台車2
は、この実施例では、前後長さが3.2m、左右幅が1.3〜
1.4m程度である。尚、他の実施例では、走行台車2に
代えて定位置に設置される基台を使用することもでき、
その場合には定位置でのみ揚重作業が行われる。
1,1上を油圧モータからなる走行駆動装置10によっ
て等速度で同期して走行せしめられる。この走行台車2
は、この実施例では、前後長さが3.2m、左右幅が1.3〜
1.4m程度である。尚、他の実施例では、走行台車2に
代えて定位置に設置される基台を使用することもでき、
その場合には定位置でのみ揚重作業が行われる。
【0025】左右の各リフト装置3,3は、それぞれ2
本の伸縮筒30,30を1組として構成されている。こ
の各伸縮筒30,30は、複数本(少なくとも3本以
上)の角筒体31A〜31Eを順次テレスコープ状に連
続させるとともに、各角筒体31A〜31Eをそれぞれ
油圧式の伸縮シリンダ(特許請求の範囲中の伸縮装置と
なる)32A〜32Dで上下に伸縮せしめ得るようにし
て構成されている。
本の伸縮筒30,30を1組として構成されている。こ
の各伸縮筒30,30は、複数本(少なくとも3本以
上)の角筒体31A〜31Eを順次テレスコープ状に連
続させるとともに、各角筒体31A〜31Eをそれぞれ
油圧式の伸縮シリンダ(特許請求の範囲中の伸縮装置と
なる)32A〜32Dで上下に伸縮せしめ得るようにし
て構成されている。
【0026】この実施例では、伸縮筒30として、横断
面が長方形の角筒体31A〜31Eを使用している。
又、各角筒体31A〜31Eは、1本の長さが2〜2.5
m程度の長さのものを使用しており、伸縮筒30として
5〜6m程度の伸縮ストロークを確保し得るようにして
いる。尚、他の実施例では、角筒体31A〜31Eとし
て横断面三角形あるいは横断面五角形以上のものを使用
してもよい。
面が長方形の角筒体31A〜31Eを使用している。
又、各角筒体31A〜31Eは、1本の長さが2〜2.5
m程度の長さのものを使用しており、伸縮筒30として
5〜6m程度の伸縮ストロークを確保し得るようにして
いる。尚、他の実施例では、角筒体31A〜31Eとし
て横断面三角形あるいは横断面五角形以上のものを使用
してもよい。
【0027】内外に重合する各角筒体31A〜31D間
には、図4又は図9に示すように、それぞれ摺動用のパ
ッド33,33・・が介設されている。尚、内外各角筒
体31A〜31E間には、上記パッド33が介設されて
いるものの、該角筒体を伸縮させるためにそれぞれ微少
隙間が形成されている。
には、図4又は図9に示すように、それぞれ摺動用のパ
ッド33,33・・が介設されている。尚、内外各角筒
体31A〜31E間には、上記パッド33が介設されて
いるものの、該角筒体を伸縮させるためにそれぞれ微少
隙間が形成されている。
【0028】最上段の角筒体31Eの上面には、蓋板5
1が設けられている。又、この蓋板51の上面中央部に
は、ビームユニット5を支持するための支持片52が設
けられている。この支持片52は、図5及び図6に示す
ように厚板状で適宜高さだけ上方に突出させている。
又、この支持片52は、図3に示すように、平面視にお
いて伸縮筒30の側面35(又は36)に対して角度4
5°だけ変位させた状態で形成している。又、この支持
片52の上面は、図5に示すように凸円弧面54となっ
ている。尚、この凸円弧面54の作用については後述す
る。
1が設けられている。又、この蓋板51の上面中央部に
は、ビームユニット5を支持するための支持片52が設
けられている。この支持片52は、図5及び図6に示す
ように厚板状で適宜高さだけ上方に突出させている。
又、この支持片52は、図3に示すように、平面視にお
いて伸縮筒30の側面35(又は36)に対して角度4
5°だけ変位させた状態で形成している。又、この支持
片52の上面は、図5に示すように凸円弧面54となっ
ている。尚、この凸円弧面54の作用については後述す
る。
【0029】そして、この伸縮筒30は、2本1組とし
て、走行台車2上に前後に所定間隔(例えば中心間の間
隔が1.8〜2m)をもって立設されている。又、この前
後一対の伸縮筒30,30は、その側面35,36が図
3又は図4に示すように前後方向に対してそれぞれ角度
45°づつ変位する状態で取付けられている。このよう
にすると、各伸縮筒30,30は、1つの角部34がそ
れぞれ前後各側の外端部(又は内端部)に位置するよう
になる。尚、各伸縮筒30,30は、その最下段の角筒
体31Aを走行台車2の上面に固定して立設されてい
る。又、各伸縮筒30,30を取付けた状態では、その
上端部に設けた前記支持片52が図3に示すように左右
方向に指向するようになっている。
て、走行台車2上に前後に所定間隔(例えば中心間の間
隔が1.8〜2m)をもって立設されている。又、この前
後一対の伸縮筒30,30は、その側面35,36が図
3又は図4に示すように前後方向に対してそれぞれ角度
45°づつ変位する状態で取付けられている。このよう
にすると、各伸縮筒30,30は、1つの角部34がそ
れぞれ前後各側の外端部(又は内端部)に位置するよう
になる。尚、各伸縮筒30,30は、その最下段の角筒
体31Aを走行台車2の上面に固定して立設されてい
る。又、各伸縮筒30,30を取付けた状態では、その
上端部に設けた前記支持片52が図3に示すように左右
方向に指向するようになっている。
【0030】この第1実施例では、左右の各リフト装置
3,3を構成する前後各伸縮筒30,30における、中
間段部の同一段に位置する1組の角筒体31B,31B
間に、該各角筒体31B,31Bを相互に離間方向ある
いは近接方向に付勢する付勢部材12を介設している。
この付勢部材12は、図4に示すように伸縮シリンダ
(油圧シリンダ)を使用しており、該伸縮シリンダ12
を前後各伸縮筒30,30における下から2段目同士の
角筒体31B,31Bのそれぞれ上端部間に介設してい
る。又、この伸縮シリンダ12は、各2段目の角筒体3
1B,31Bの上端部における相互に近接する角部同士
を連結している。そして、該伸縮シリンダ12を所定圧
力で伸長側に作動させておくと、前側伸縮筒30の角筒
体31Bを前側に付勢すると同時に後側伸縮筒30の角
筒体31Bを後側に付勢するようになっている。又、逆
に、伸縮シリンダ12を縮小側に作動させておくと、前
側伸縮筒30の角筒体31Bを後側に付勢すると同時に
後側伸縮筒30の角筒体31Bを前側に付勢するように
なる。この伸縮シリンダ12で連結された同一段の各角
筒体31B,31Bは、リフト装置3の作動時に同期し
て且つ等速度で伸縮せしめられるので、該伸縮シリンダ
12を設けたものであっても動作に支障は生じない。
尚、この付勢部材(伸縮シリンダ)12の作用は後述す
る。
3,3を構成する前後各伸縮筒30,30における、中
間段部の同一段に位置する1組の角筒体31B,31B
間に、該各角筒体31B,31Bを相互に離間方向ある
いは近接方向に付勢する付勢部材12を介設している。
この付勢部材12は、図4に示すように伸縮シリンダ
(油圧シリンダ)を使用しており、該伸縮シリンダ12
を前後各伸縮筒30,30における下から2段目同士の
角筒体31B,31Bのそれぞれ上端部間に介設してい
る。又、この伸縮シリンダ12は、各2段目の角筒体3
1B,31Bの上端部における相互に近接する角部同士
を連結している。そして、該伸縮シリンダ12を所定圧
力で伸長側に作動させておくと、前側伸縮筒30の角筒
体31Bを前側に付勢すると同時に後側伸縮筒30の角
筒体31Bを後側に付勢するようになっている。又、逆
に、伸縮シリンダ12を縮小側に作動させておくと、前
側伸縮筒30の角筒体31Bを後側に付勢すると同時に
後側伸縮筒30の角筒体31Bを前側に付勢するように
なる。この伸縮シリンダ12で連結された同一段の各角
筒体31B,31Bは、リフト装置3の作動時に同期し
て且つ等速度で伸縮せしめられるので、該伸縮シリンダ
12を設けたものであっても動作に支障は生じない。
尚、この付勢部材(伸縮シリンダ)12の作用は後述す
る。
【0031】ビームユニット5は、左右各側において伸
縮筒30の上端部に設けたトップテーブル6,6と、該
各トップテーブル6,6間に架設された前後2本のメイ
ンビーム7,7と、該各メインビーム7,7上に間隔を
もって架設された左右2本のフックビーム8,8とを有
している。
縮筒30の上端部に設けたトップテーブル6,6と、該
各トップテーブル6,6間に架設された前後2本のメイ
ンビーム7,7と、該各メインビーム7,7上に間隔を
もって架設された左右2本のフックビーム8,8とを有
している。
【0032】左右の各トップテーブル6,6は、左右方
向に1m程度の幅で前後方向に3m程度の長さを有して
いる。又、このトップテーブル6における、各伸縮筒3
0,30との連結部分には、前記各支持片52,52を
嵌入させるための嵌入部61,61がそれぞれ形成され
ている。この嵌入部61は、図5及び図6に示すように
トップテーブル6の下面から上向きに凹入させて形成し
ている。又、この嵌入部61の天井面には補強用の衝合
部材62が取付けられている。
向に1m程度の幅で前後方向に3m程度の長さを有して
いる。又、このトップテーブル6における、各伸縮筒3
0,30との連結部分には、前記各支持片52,52を
嵌入させるための嵌入部61,61がそれぞれ形成され
ている。この嵌入部61は、図5及び図6に示すように
トップテーブル6の下面から上向きに凹入させて形成し
ている。又、この嵌入部61の天井面には補強用の衝合
部材62が取付けられている。
【0033】そして、トップテーブル6と伸縮筒30,
30とは、図5及び図6に示すようにして組付けられて
いる。即ち、各伸縮筒30,30の上端部にある支持片
52,52にトップテーブル6の嵌入部61,61をそ
れぞれ嵌入させて、該各支持片52,52の上面でトッ
プテーブル6を支持させ、さらに支持片52と嵌入部6
1の前後各プレート63,63とをピン64で連結して
いる。又、支持片52側のピン穴53はピン64より大
径となっており、このピン64による連結はトップテー
ブル6が伸縮筒30の上端部に対して位置ずれしないよ
うにするためのものである。従って、ビームユニット5
側の荷重は、各支持片52,52の上面(凸円弧面5
4)で支持され、ピン64にはほとんど荷重がかからな
いようにしている。
30とは、図5及び図6に示すようにして組付けられて
いる。即ち、各伸縮筒30,30の上端部にある支持片
52,52にトップテーブル6の嵌入部61,61をそ
れぞれ嵌入させて、該各支持片52,52の上面でトッ
プテーブル6を支持させ、さらに支持片52と嵌入部6
1の前後各プレート63,63とをピン64で連結して
いる。又、支持片52側のピン穴53はピン64より大
径となっており、このピン64による連結はトップテー
ブル6が伸縮筒30の上端部に対して位置ずれしないよ
うにするためのものである。従って、ビームユニット5
側の荷重は、各支持片52,52の上面(凸円弧面5
4)で支持され、ピン64にはほとんど荷重がかからな
いようにしている。
【0034】2本のメインビーム7,7は、左右のトッ
プテーブル6,6間の上部において前後に所定間隔(メ
インビームの各中心間隔が2.2m程度)をもって架設さ
れている。尚、各メインビーム7,7の左右各端部はそ
れぞれトップテーブル6,6の上面にボルト止めされて
いる。
プテーブル6,6間の上部において前後に所定間隔(メ
インビームの各中心間隔が2.2m程度)をもって架設さ
れている。尚、各メインビーム7,7の左右各端部はそ
れぞれトップテーブル6,6の上面にボルト止めされて
いる。
【0035】2本のフックビーム8,8は、図1又は図
3に示すように、それぞれ伸縮シリンダ(油圧シリン
ダ)18,18によってメインビーム7,7上を左右方
向に移動可能なる状態で設置されている。即ち、図1に
おいて、伸縮シリンダ18,18を伸長させると、各フ
ックビーム8,8が符号8′で示すように左右外方側に
移動し、逆に伸縮シリンダ18,18を縮小させると各
フックビーム8,8が符号8″で示すように左右内方側
に移動するようになっている。従って、この実施例で
は、各フックビーム8,8の左右方向の位置及び間隔を
調整し得るようになっている。尚、各側のフックビーム
8,8の移動範囲は、それぞれ1m程度となっており、
各フックビーム8,8間の間隔を最大2mの範囲で調整
し得るようになっている。
3に示すように、それぞれ伸縮シリンダ(油圧シリン
ダ)18,18によってメインビーム7,7上を左右方
向に移動可能なる状態で設置されている。即ち、図1に
おいて、伸縮シリンダ18,18を伸長させると、各フ
ックビーム8,8が符号8′で示すように左右外方側に
移動し、逆に伸縮シリンダ18,18を縮小させると各
フックビーム8,8が符号8″で示すように左右内方側
に移動するようになっている。従って、この実施例で
は、各フックビーム8,8の左右方向の位置及び間隔を
調整し得るようになっている。尚、各側のフックビーム
8,8の移動範囲は、それぞれ1m程度となっており、
各フックビーム8,8間の間隔を最大2mの範囲で調整
し得るようになっている。
【0036】各フックビーム8,8には、その長さ方向
中央部にセンターフック81と、長さ方向両端部に各サ
イドフック82,82とがそれぞれ設けられている。
中央部にセンターフック81と、長さ方向両端部に各サ
イドフック82,82とがそれぞれ設けられている。
【0037】この第1実施例の揚重装置は、次のように
して使用される。まず重量物Wの設置位置の両側に左右
の走行レール1,1を敷設し、該各走行レール1,1上
に、走行台車2,2、リフト装置3,3及びビームユニ
ット5をそれぞれ組付けて揚重装置を構成する。そし
て、フックビーム8,8の各フック81,81、82,
82・・と重量物Wとをワイヤーロープ83,83・・
で連結した後(図1及び図3の状態)、左右のリフト装
置3,3によりビームユニット5を上動させて重量物W
を吊上げ(図7の状態)、その状態で走行駆動装置1
0,10により各走行台車2,2を走行レール1,1に
沿って走行させることにより、重量物Wを目的位置まで
搬送させることができるようになっいる。
して使用される。まず重量物Wの設置位置の両側に左右
の走行レール1,1を敷設し、該各走行レール1,1上
に、走行台車2,2、リフト装置3,3及びビームユニ
ット5をそれぞれ組付けて揚重装置を構成する。そし
て、フックビーム8,8の各フック81,81、82,
82・・と重量物Wとをワイヤーロープ83,83・・
で連結した後(図1及び図3の状態)、左右のリフト装
置3,3によりビームユニット5を上動させて重量物W
を吊上げ(図7の状態)、その状態で走行駆動装置1
0,10により各走行台車2,2を走行レール1,1に
沿って走行させることにより、重量物Wを目的位置まで
搬送させることができるようになっいる。
【0038】ところで、上記したように、前後の各伸縮
筒30,30は、それぞれ平面視において角度45°だ
け変位した状態で設置されており、又付勢部材(伸縮シ
リンダ)12によって前後各2段目の角筒体31B,3
1Bが相互に離間方向又は近接方向に付勢されているの
で、該付勢部材12の付勢力は、各伸縮筒30,30の
各角部34を挟む2つの側面35,36に同時に作用す
る。このように前後伸縮筒30,30における中間段部
の同一段に位置する各角筒体31B,31Bが相互に離
間方向又は近接方向に付勢されると、該付勢された角筒
体31Bがその外側に重合されている角筒体31Aに対
して一方側に押付けられるようになり、内外両角筒体3
1A,31B間でガタつきをなくすことができる。又、
この第1実施例のように、付勢部材12を前後伸縮筒3
0,30間の中間段部1箇所のみに介設した場合では、
付勢部材12によって付勢された当該角筒体31B,3
1Bが一方側に付勢されて、伸縮筒30,30全体を弓
なり状に変形させるような作用が働き、該1箇所のみに
付勢部材12を介設した場合でも伸縮筒30の全角筒体
31A〜31E間のガタをなくすることができる。特
に、この実施例のように、付勢部材12により、角筒体
31Bの1つの角部をその対角方向側に押す(あるいは
1つの角部を対角方向とは反対方向に引く)ようにする
と、付勢された角筒体31Bにおける角部を挟む2つの
側面がその外側に位置する角筒体31Aの2つの側面に
対して同時に圧接されるようになり、前後の各伸縮筒3
0,30が前後及び左右にガタつかないようになる。こ
のように、伸縮筒30,30の各角筒体31A〜31E
間にガタがなくなると、この揚重装置の使用時におい
て、ビームユニット5や吊り荷Wがグラつくことがなく
なり、安全性が向上する。
筒30,30は、それぞれ平面視において角度45°だ
け変位した状態で設置されており、又付勢部材(伸縮シ
リンダ)12によって前後各2段目の角筒体31B,3
1Bが相互に離間方向又は近接方向に付勢されているの
で、該付勢部材12の付勢力は、各伸縮筒30,30の
各角部34を挟む2つの側面35,36に同時に作用す
る。このように前後伸縮筒30,30における中間段部
の同一段に位置する各角筒体31B,31Bが相互に離
間方向又は近接方向に付勢されると、該付勢された角筒
体31Bがその外側に重合されている角筒体31Aに対
して一方側に押付けられるようになり、内外両角筒体3
1A,31B間でガタつきをなくすことができる。又、
この第1実施例のように、付勢部材12を前後伸縮筒3
0,30間の中間段部1箇所のみに介設した場合では、
付勢部材12によって付勢された当該角筒体31B,3
1Bが一方側に付勢されて、伸縮筒30,30全体を弓
なり状に変形させるような作用が働き、該1箇所のみに
付勢部材12を介設した場合でも伸縮筒30の全角筒体
31A〜31E間のガタをなくすることができる。特
に、この実施例のように、付勢部材12により、角筒体
31Bの1つの角部をその対角方向側に押す(あるいは
1つの角部を対角方向とは反対方向に引く)ようにする
と、付勢された角筒体31Bにおける角部を挟む2つの
側面がその外側に位置する角筒体31Aの2つの側面に
対して同時に圧接されるようになり、前後の各伸縮筒3
0,30が前後及び左右にガタつかないようになる。こ
のように、伸縮筒30,30の各角筒体31A〜31E
間にガタがなくなると、この揚重装置の使用時におい
て、ビームユニット5や吊り荷Wがグラつくことがなく
なり、安全性が向上する。
【0039】ところで、この種の揚重装置で搬送される
吊り荷Wは、かなりの大重量があり(例えば100トン
程度の場合がある)、図7に示すように該吊り荷Wをビ
ームユニット5から吊下げたときに、その荷重でメイン
ビーム7が図8に示すように下方に撓むことがある。こ
の場合、メインビーム7の端部側は、水平線Lに対して
中央側が下降傾斜するようになる(傾斜線Mとなり、そ
のとき水平線Lと傾斜線M間に若干角度aが生じる)。
このようにメインビーム7の端部側が傾斜すると、従来
のようにトップテーブル6と伸縮筒30の上端部とを固
定(例えばピンで締結)している場合には、伸縮筒30
に加わる荷重が、伸縮筒30の軸線方向(鉛直方向)G
から若干角度aだけ外側に傾いた方向に加わるようにな
る。そして、このように荷重の方向が各伸縮筒30,3
0の軸線に対して角度をもつと、該伸縮筒30に対して
不自然な作用(転倒させる作用)が働くので、強度面で
好ましくない。
吊り荷Wは、かなりの大重量があり(例えば100トン
程度の場合がある)、図7に示すように該吊り荷Wをビ
ームユニット5から吊下げたときに、その荷重でメイン
ビーム7が図8に示すように下方に撓むことがある。こ
の場合、メインビーム7の端部側は、水平線Lに対して
中央側が下降傾斜するようになる(傾斜線Mとなり、そ
のとき水平線Lと傾斜線M間に若干角度aが生じる)。
このようにメインビーム7の端部側が傾斜すると、従来
のようにトップテーブル6と伸縮筒30の上端部とを固
定(例えばピンで締結)している場合には、伸縮筒30
に加わる荷重が、伸縮筒30の軸線方向(鉛直方向)G
から若干角度aだけ外側に傾いた方向に加わるようにな
る。そして、このように荷重の方向が各伸縮筒30,3
0の軸線に対して角度をもつと、該伸縮筒30に対して
不自然な作用(転倒させる作用)が働くので、強度面で
好ましくない。
【0040】このような問題に鑑みて、本願実施例で
は、図5及び図6に示すように、ビームユニット5及び
吊り荷Wの荷重を、伸縮筒30の上端部に設けた支持片
52の上面で支持するようにしている。尚、ピン64
は、トップテーブル6の位置ずれを防止するものであ
り、特にピン64でトップテーブル6に加わる荷重を受
ける必要はない。この支持片52は、先に説明したよう
に、その板状面がメインビーム7の長さ方向(左右方
向)に指向するように設置されており、又支持片52の
上面はメインビーム7の長さ方向に向けて凸円弧面54
となっている。このように、荷重を支持片52の凸円弧
面54で支持するようにすると、衝合部材62(トップ
テーブル6側)と支持片52とが前後方向の線状に接触
するようになる。又、図8に示すように吊り荷Wの荷重
によってメインビーム7が撓んでトップテーブル6の端
部側が左右方向に傾斜した場合でも、衝合部材62下面
の凸円弧面54に対する接触位置がごく僅かに内方側に
変位するだけであり、荷重は常に鉛直方向(伸縮筒30
の軸線方向)Gに向くようになる。従って、伸縮筒30
に対して不自然な方向の荷重はかからない。
は、図5及び図6に示すように、ビームユニット5及び
吊り荷Wの荷重を、伸縮筒30の上端部に設けた支持片
52の上面で支持するようにしている。尚、ピン64
は、トップテーブル6の位置ずれを防止するものであ
り、特にピン64でトップテーブル6に加わる荷重を受
ける必要はない。この支持片52は、先に説明したよう
に、その板状面がメインビーム7の長さ方向(左右方
向)に指向するように設置されており、又支持片52の
上面はメインビーム7の長さ方向に向けて凸円弧面54
となっている。このように、荷重を支持片52の凸円弧
面54で支持するようにすると、衝合部材62(トップ
テーブル6側)と支持片52とが前後方向の線状に接触
するようになる。又、図8に示すように吊り荷Wの荷重
によってメインビーム7が撓んでトップテーブル6の端
部側が左右方向に傾斜した場合でも、衝合部材62下面
の凸円弧面54に対する接触位置がごく僅かに内方側に
変位するだけであり、荷重は常に鉛直方向(伸縮筒30
の軸線方向)Gに向くようになる。従って、伸縮筒30
に対して不自然な方向の荷重はかからない。
【0041】図9及び図10に示す第2実施例の揚重装
置は、上記第1実施例における付勢部材の変形例を示し
ている。この第2実施例では、付勢部材13としてボル
ト・ナットによる長さ調整を可能にしたロッドが使用さ
れている。又、この第2実施例では、前後2本1組の伸
縮筒30,30における、最下段と最上段を除く3つの
中間段部の各同一段に位置する3組の角筒体(31B,
31B、31C,31C、31D,31D)間に、それ
ぞれ2本づつのロッド(付勢部材)13,13を介設し
ている。即ち、この各ロッド13は、下から2段目の角
筒体31B,31B同士の各上端部間、下から3段目の
角筒体31C,31C同士の各上端部間、下から4段目
の角筒体31D,31D同士の各上端部間、にそれぞれ
2本づつ介設している。又、これらのロッド13(合計
6本)は、長さ調整用のボルト・ナットで伸長あるいは
縮小させることにより、各同一段の角筒体(31B〜3
1D,31B〜31D)をそれぞれ相互に離間方向又は
近接方向に付勢した状態で連結している。この第2実施
例のものでは、付勢部材として安価なロッド13を使用
でき、又下から第2〜4段目の各角筒体同士をそれぞれ
ロッド13で付勢しているので内外に重合している各角
筒体をより一層ガタつかないようにすることができる。
置は、上記第1実施例における付勢部材の変形例を示し
ている。この第2実施例では、付勢部材13としてボル
ト・ナットによる長さ調整を可能にしたロッドが使用さ
れている。又、この第2実施例では、前後2本1組の伸
縮筒30,30における、最下段と最上段を除く3つの
中間段部の各同一段に位置する3組の角筒体(31B,
31B、31C,31C、31D,31D)間に、それ
ぞれ2本づつのロッド(付勢部材)13,13を介設し
ている。即ち、この各ロッド13は、下から2段目の角
筒体31B,31B同士の各上端部間、下から3段目の
角筒体31C,31C同士の各上端部間、下から4段目
の角筒体31D,31D同士の各上端部間、にそれぞれ
2本づつ介設している。又、これらのロッド13(合計
6本)は、長さ調整用のボルト・ナットで伸長あるいは
縮小させることにより、各同一段の角筒体(31B〜3
1D,31B〜31D)をそれぞれ相互に離間方向又は
近接方向に付勢した状態で連結している。この第2実施
例のものでは、付勢部材として安価なロッド13を使用
でき、又下から第2〜4段目の各角筒体同士をそれぞれ
ロッド13で付勢しているので内外に重合している各角
筒体をより一層ガタつかないようにすることができる。
【0042】尚、上記各実施例では、ブリッジ型揚重装
置として説明しているが、他の実施例では伸縮筒30,
30を1組だけ使用したものにも適用でき、その場合に
は各伸縮筒30,30の上部に跨がって荷物台を設ける
とよい。
置として説明しているが、他の実施例では伸縮筒30,
30を1組だけ使用したものにも適用でき、その場合に
は各伸縮筒30,30の上部に跨がって荷物台を設ける
とよい。
【図1】本願発明の第1実施例にかかる揚重装置の正面
図である。
図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図2のIV−IV拡大矢視図である。
【図5】図1における一部拡大断面図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】図2の状態変化図である。
【図8】図7の状態における図5相当図である。
【図9】本願発明の第2実施例にかかる揚重装置の図4
相当図である。
相当図である。
【図10】図9の第2実施例の揚重装置における図7相
当図である。
当図である。
【図11】従来の揚重装置の正面図である。
【図12】図11の左側面図である。
【図13】図11の平面図である。
1は走行レール、2は走行台車、3はリフト装置、5は
ビームユニット、6はトップテーブル、10は走行駆動
装置、12は付勢部材(伸縮シリンダ)、13は付勢部
材(ロッド)、30は伸縮筒、31A〜31Eは角筒
体、32A〜32Dは伸縮シリンダ、34は角部、3
5,36は側面である。
ビームユニット、6はトップテーブル、10は走行駆動
装置、12は付勢部材(伸縮シリンダ)、13は付勢部
材(ロッド)、30は伸縮筒、31A〜31Eは角筒
体、32A〜32Dは伸縮シリンダ、34は角部、3
5,36は側面である。
Claims (2)
- 【請求項1】 基台(2)上に上下伸縮式のリフト装置
(3)を設けた揚重装置であって、 前記リフト装置(3)は、横断面多角形状で複数本の角
筒体(31A〜31E)をテレスコープ状に連続させ且
つ該各角筒体(31A〜31E)を伸縮装置(32A〜
32D)で上下に伸縮せしめ得るようにした伸縮筒(3
0)を所定間隔をもって2本使用して構成するととも
に、 前記両伸縮筒(30,30)における下から2段目以上
の同一段に位置する各角筒体(31B〜31D,31B
〜31D)間に、該両角筒体(31B〜31D,31B
〜31D)を相互に離間方向又は近接方向のいずれか一
方に付勢する付勢部材(12,13)を介在せしめた、 ことを特徴とする揚重装置。 - 【請求項2】 リフト装置(3)は、各伸縮筒(30,
30)の1つの角部(34)を挟む2つの側面(35,
36)が同時に付勢部材(12,13)による付勢作用
を受けるようにして配置したことを特徴とする請求項1
記載の揚重装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27536194A JPH08133687A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 揚重装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27536194A JPH08133687A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 揚重装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08133687A true JPH08133687A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17554409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27536194A Pending JPH08133687A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 揚重装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08133687A (ja) |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP27536194A patent/JPH08133687A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH02175597A (ja) | リフトトラック用のマスト装置 | |
| JP6917948B2 (ja) | 重量物の揚重装置、および、揚重運搬方法 | |
| CN217205661U (zh) | 自动导引车及停车系统 | |
| US4002242A (en) | Vehicle cranes | |
| JPH08133665A (ja) | ブリッジ型揚重装置 | |
| CN114934705A (zh) | 自动导引车及停车系统 | |
| JP7331504B2 (ja) | 荷吊りユニット及び、荷吊りユニットを搭載した移動体 | |
| JP4362305B2 (ja) | 搬送装置 | |
| JP2008174053A (ja) | キャリーカート | |
| JPS5812198B2 (ja) | 車輌クレ−ンの平衡錘の着脱整備装置 | |
| JP2013103712A (ja) | 線材コイル等積載用可動ラック装置、及びトラック又はトレーラー | |
| JP4507913B2 (ja) | 重量物の搬送載置方法 | |
| JP4401919B2 (ja) | 仮設道路 | |
| JP3392297B2 (ja) | マスト取付型ロードスタビライザ | |
| JP2013121881A (ja) | 乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法 | |
| CN116710388A (zh) | 用于工业车辆的工作辅助系统 | |
| JP3217773B2 (ja) | 建屋内への重量物搬入方法及び建屋外への重量物搬出方法 | |
| JP7768797B2 (ja) | パネル交換補助システムおよび移動体 | |
| JP2001335283A (ja) | 組立・分解可能な門型リフター | |
| US4249768A (en) | Vehicles including a materials supporting surface adapted for use in underground mining operations | |
| RU2765227C1 (ru) | Мобильный козловой кран | |
| JP7586661B2 (ja) | 荷吊りユニットおよび荷吊りユニットを搭載した移動体 | |
| JP3956180B2 (ja) | 壁背面点検等作業車 | |
| JP2780532B2 (ja) | 長尺物保管設備 | |
| JP2909599B2 (ja) | 立体駐車装置 |