JPH08133665A - ブリッジ型揚重装置 - Google Patents
ブリッジ型揚重装置Info
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- JPH08133665A JPH08133665A JP27536294A JP27536294A JPH08133665A JP H08133665 A JPH08133665 A JP H08133665A JP 27536294 A JP27536294 A JP 27536294A JP 27536294 A JP27536294 A JP 27536294A JP H08133665 A JPH08133665 A JP H08133665A
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- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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- Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成でビームユニット5側の大荷重を
支持でき、さらに吊り荷Wの荷重でビーム7が撓ませら
れたときでも、左右各側のリフト装置2,2に加わる荷
重が常にほぼ鉛直方向に向くようにする。 【構成】 左右一対の基台2,2上にそれぞれリフト装
置3,3を設け、該両リフト装置3,3の上端部間にビ
ームユニット5を架設してなるブリッジ型揚重装置にお
いて、各リフト装置3,3の上端部にビームユニット5
の左右方向各端部を支持するための支持片52をそれぞ
れ形成し、該左右各側の支持片52,52の上面をそれ
ぞれ左右方向に向けて凸円弧面54とするとともに、ビ
ームユニット5の荷重を各支持片52,52の凸円弧面
54,54で支持させることにより、吊り荷Wによって
ビームユニット5が撓んでビームユニットの端部側が傾
斜しても、リフト装置3に加わる荷重が常にほぼ鉛直方
向に向くようになる。
支持でき、さらに吊り荷Wの荷重でビーム7が撓ませら
れたときでも、左右各側のリフト装置2,2に加わる荷
重が常にほぼ鉛直方向に向くようにする。 【構成】 左右一対の基台2,2上にそれぞれリフト装
置3,3を設け、該両リフト装置3,3の上端部間にビ
ームユニット5を架設してなるブリッジ型揚重装置にお
いて、各リフト装置3,3の上端部にビームユニット5
の左右方向各端部を支持するための支持片52をそれぞ
れ形成し、該左右各側の支持片52,52の上面をそれ
ぞれ左右方向に向けて凸円弧面54とするとともに、ビ
ームユニット5の荷重を各支持片52,52の凸円弧面
54,54で支持させることにより、吊り荷Wによって
ビームユニット5が撓んでビームユニットの端部側が傾
斜しても、リフト装置3に加わる荷重が常にほぼ鉛直方
向に向くようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、重量物を上下動させ
るためのブリッジ型揚重装置に関するものである。
るためのブリッジ型揚重装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のブリッジ型揚重装置の一
例として、図11〜図13に示すようなものがある。こ
の図11〜図13に示す従来のブリッジ型揚重装置は、
左右に間隔をもって敷設された一対の走行レール(それ
ぞれ2本1組)1,1上にそれぞれ自走式の走行台車
2,2を乗せ、該各走行台車2,2上にそれぞれ上下伸
縮式のリフト装置3,3を設け、さらに該両リフト装置
3,3の上端部間にビームユニット5を架設して構成さ
れている。
例として、図11〜図13に示すようなものがある。こ
の図11〜図13に示す従来のブリッジ型揚重装置は、
左右に間隔をもって敷設された一対の走行レール(それ
ぞれ2本1組)1,1上にそれぞれ自走式の走行台車
2,2を乗せ、該各走行台車2,2上にそれぞれ上下伸
縮式のリフト装置3,3を設け、さらに該両リフト装置
3,3の上端部間にビームユニット5を架設して構成さ
れている。
【0003】各走行台車2,2は、それぞれ走行レール
1,1上を走行駆動装置(油圧モータ)10によって等
速度で同期走行せしめられる。左右の各リフト装置3,
3は、それぞれ3基の伸縮シリンダ31,31,31を
有している。この各伸縮シリンダ31は、合計4本のシ
リンダ31a〜31dを順次テレスコープ状に連続させ
るとともに各筒体31A〜31Dをそれぞれ油圧装置
(図示省略)で上下に伸縮せしめ得るように構成されて
いる。
1,1上を走行駆動装置(油圧モータ)10によって等
速度で同期走行せしめられる。左右の各リフト装置3,
3は、それぞれ3基の伸縮シリンダ31,31,31を
有している。この各伸縮シリンダ31は、合計4本のシ
リンダ31a〜31dを順次テレスコープ状に連続させ
るとともに各筒体31A〜31Dをそれぞれ油圧装置
(図示省略)で上下に伸縮せしめ得るように構成されて
いる。
【0004】ビームユニット5は、左右各側において伸
縮シリンダ31の上端部に設けたトップテーブル6,6
と、該各トップテーブル6,6間に架設された前後2本
のビーム7,7を有している。各伸縮シリンダ31の最
上段シリンダ31dは、その上端をトップテーブル6の
下面にそれぞれ横向きのピン64で枢着されている。各
ビーム7,7には、それぞれ2箇所に吊フック82,8
2(合計4つ)が設けられており、各吊フック82,8
2・・からワイヤーロープ83,83・・で重量物Wを
吊下げ得るようになっている。尚、取り扱う重量物Wと
しては、コンテナや工作機械等のかなりの大重量(例え
ば50〜100トン)のものがある。
縮シリンダ31の上端部に設けたトップテーブル6,6
と、該各トップテーブル6,6間に架設された前後2本
のビーム7,7を有している。各伸縮シリンダ31の最
上段シリンダ31dは、その上端をトップテーブル6の
下面にそれぞれ横向きのピン64で枢着されている。各
ビーム7,7には、それぞれ2箇所に吊フック82,8
2(合計4つ)が設けられており、各吊フック82,8
2・・からワイヤーロープ83,83・・で重量物Wを
吊下げ得るようになっている。尚、取り扱う重量物Wと
しては、コンテナや工作機械等のかなりの大重量(例え
ば50〜100トン)のものがある。
【0005】この従来のブリッジ型揚重装置では、重量
物Wの設置位置の両側に左右の走行レール1,1を敷設
し、該各走行レール1,1上に、走行台車2,2、リフ
ト装置3,3及びビームユニット5を組付ける。そし
て、ビーム7,7の吊フック82,82・・と重量物W
とをワイヤーロープ83,83・・で連結した後、左右
のリフト装置3,3によりビームユニット5を上動させ
て重量物Wを吊下げ、走行駆動装置10,10により各
走行台車2,2を走行レール1,1に沿って走行させる
ことにより、重量物Wを目的位置まで搬送させることが
できるようになっている。
物Wの設置位置の両側に左右の走行レール1,1を敷設
し、該各走行レール1,1上に、走行台車2,2、リフ
ト装置3,3及びビームユニット5を組付ける。そし
て、ビーム7,7の吊フック82,82・・と重量物W
とをワイヤーロープ83,83・・で連結した後、左右
のリフト装置3,3によりビームユニット5を上動させ
て重量物Wを吊下げ、走行駆動装置10,10により各
走行台車2,2を走行レール1,1に沿って走行させる
ことにより、重量物Wを目的位置まで搬送させることが
できるようになっている。
【0006】ところで、この種のブリッジ型揚重装置で
搬送される吊り荷Wは、かなりの大重量があり(例えば
100トン程度の場合がある)、図11に示すように該
吊り荷Wをビームユニット5から吊下げたときに、その
荷重でビーム7が符号7′で示すように下方に撓むこと
がある。この場合、ビーム7の各端部側は、水平線Lに
対して中央側が下降傾斜するようになる(傾斜線Mとな
り、そのとき水平線Lと傾斜線M間に若干角度aが生じ
る)。
搬送される吊り荷Wは、かなりの大重量があり(例えば
100トン程度の場合がある)、図11に示すように該
吊り荷Wをビームユニット5から吊下げたときに、その
荷重でビーム7が符号7′で示すように下方に撓むこと
がある。この場合、ビーム7の各端部側は、水平線Lに
対して中央側が下降傾斜するようになる(傾斜線Mとな
り、そのとき水平線Lと傾斜線M間に若干角度aが生じ
る)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図11〜図
13に示す従来のブリッジ型揚重装置では、トップテー
ブル6と伸縮シリンダ31の上端部とを横向きのピン6
4で締結して、ビームユニット5側の荷重を各ピン6
4,64・・のみで支持するようにしているので、ビー
ムユニット5側の荷重によりピン64に対して剪断作用
が働くようになる。従って、伸縮シリンダ31上端部の
支持部分の強度を確保するためには、ピン64を大径に
する必要があるとともに該ピン64の枢支部分の構造を
大荷重に対応し得る大強度に構成する必要があり、該支
持部分の構造が大掛かりとなるという問題があった。
13に示す従来のブリッジ型揚重装置では、トップテー
ブル6と伸縮シリンダ31の上端部とを横向きのピン6
4で締結して、ビームユニット5側の荷重を各ピン6
4,64・・のみで支持するようにしているので、ビー
ムユニット5側の荷重によりピン64に対して剪断作用
が働くようになる。従って、伸縮シリンダ31上端部の
支持部分の強度を確保するためには、ピン64を大径に
する必要があるとともに該ピン64の枢支部分の構造を
大荷重に対応し得る大強度に構成する必要があり、該支
持部分の構造が大掛かりとなるという問題があった。
【0008】又、図11〜図13に示す従来のブリッジ
型揚重装置では、吊り荷Wが大重量である場合には、上
記のように吊り荷の荷重によりビーム7が符号7′で示
すように下方に撓むようになる。すると、該ビーム7の
端部側が傾斜し、伸縮シリンダ31に加わる荷重が、伸
縮シリンダ31の軸線方向(鉛直方向)Gから角度aだ
け外側に傾いた方向に加わるようになる。そして、この
ように荷重の方向が伸縮シリンダ31の軸線に対して角
度をもつと、該伸縮シリンダ31に対して不自然な作用
(転倒させる作用)が働くようになり、好ましくないと
いう問題があった。
型揚重装置では、吊り荷Wが大重量である場合には、上
記のように吊り荷の荷重によりビーム7が符号7′で示
すように下方に撓むようになる。すると、該ビーム7の
端部側が傾斜し、伸縮シリンダ31に加わる荷重が、伸
縮シリンダ31の軸線方向(鉛直方向)Gから角度aだ
け外側に傾いた方向に加わるようになる。そして、この
ように荷重の方向が伸縮シリンダ31の軸線に対して角
度をもつと、該伸縮シリンダ31に対して不自然な作用
(転倒させる作用)が働くようになり、好ましくないと
いう問題があった。
【0009】本願発明は、上記した従来の問題点に鑑
み、簡単な構成でビームユニット側の大荷重を支持で
き、さらに吊り荷の荷重でビームが撓ませられたときで
も、各リフト装置に加わる荷重がほぼ鉛直方向に向くよ
うにした揚重装置を提供することを目的としている。
み、簡単な構成でビームユニット側の大荷重を支持で
き、さらに吊り荷の荷重でビームが撓ませられたときで
も、各リフト装置に加わる荷重がほぼ鉛直方向に向くよ
うにした揚重装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として、左右に間隔をもって配置さ
れた一対の基台上にそれぞれリフト装置を設け、さらに
該両リフト装置の上端部間にビームユニットを架設して
なるブリッジ型揚重装置において、各リフト装置の上端
部にビームユニットの左右方向各端部を支持するための
支持片をそれぞれ形成する一方、該左右各側の支持片の
上面をそれぞれ左右方向に向けて凸円弧面とするととも
に、ビームユニット側の荷重を各支持片の凸円弧面で支
持させたことを特徴としている。
解決するための手段として、左右に間隔をもって配置さ
れた一対の基台上にそれぞれリフト装置を設け、さらに
該両リフト装置の上端部間にビームユニットを架設して
なるブリッジ型揚重装置において、各リフト装置の上端
部にビームユニットの左右方向各端部を支持するための
支持片をそれぞれ形成する一方、該左右各側の支持片の
上面をそれぞれ左右方向に向けて凸円弧面とするととも
に、ビームユニット側の荷重を各支持片の凸円弧面で支
持させたことを特徴としている。
【0011】基台としては、定位置においてせつちされ
るものでもよいし、走行台車を使用して移動させること
ができるようにしたものでもよい。
るものでもよいし、走行台車を使用して移動させること
ができるようにしたものでもよい。
【0012】リフト装置は、複数本の筒体を順次テレス
コープ状に連続させた伸縮筒を使用できる。又、この伸
縮筒は、左右各側にそれぞれ2基又は3基以上の複数基
づつ設けることが好ましい。
コープ状に連続させた伸縮筒を使用できる。又、この伸
縮筒は、左右各側にそれぞれ2基又は3基以上の複数基
づつ設けることが好ましい。
【0013】各リフト装置の上端部に設けた支持片は、
例えば厚板状のものをリフト装置の上端から適宜小高さ
だけ上方に突出させて形成し、しかも該厚板状の支持片
を左右方向(ビームユニットの長さ方向)に指向させた
状態で設置するとよい。又、該支持片の上面は左右方向
(ビームユニットの長さ方向)に向けて凸円弧面となっ
ているが、該支持片の上面を凸球面状にすることによっ
て左右方向に凸円弧面とすることも可能である。
例えば厚板状のものをリフト装置の上端から適宜小高さ
だけ上方に突出させて形成し、しかも該厚板状の支持片
を左右方向(ビームユニットの長さ方向)に指向させた
状態で設置するとよい。又、該支持片の上面は左右方向
(ビームユニットの長さ方向)に向けて凸円弧面となっ
ているが、該支持片の上面を凸球面状にすることによっ
て左右方向に凸円弧面とすることも可能である。
【0014】ビームユニットの左右各端部は、左右各リ
フト装置の上端部に設けている支持片の凸円弧面で支持
されているが、該ビームユニットの端部と支持片とはピ
ンにより枢着させてもよい。但し、この場合、ピンはビ
ームユニットの脱落又は位置ずれを防止するためのもの
であり、ビームユニット側の荷重をピンで支持するもの
ではない。
フト装置の上端部に設けている支持片の凸円弧面で支持
されているが、該ビームユニットの端部と支持片とはピ
ンにより枢着させてもよい。但し、この場合、ピンはビ
ームユニットの脱落又は位置ずれを防止するためのもの
であり、ビームユニット側の荷重をピンで支持するもの
ではない。
【0015】
【作用】本願発明のブリッジ型揚重装置では、吊り荷を
ワイヤーロープでビームユニットに連結した状態で、左
右のリフト装置でビームユニットを上動させると、吊り
荷がビームユニットで吊持される。
ワイヤーロープでビームユニットに連結した状態で、左
右のリフト装置でビームユニットを上動させると、吊り
荷がビームユニットで吊持される。
【0016】又、基台として走行台車を使用した場合に
は、該走行台車を走行させることにより、この揚重装置
とともに吊り荷を目的位置まで搬送させることができ
る。
は、該走行台車を走行させることにより、この揚重装置
とともに吊り荷を目的位置まで搬送させることができ
る。
【0017】ビームユニット側の荷重は、左右のリフト
装置の各上端部にある支持片の上面で直接下方から支持
される。このとき、該荷重は支持片に対して下方に圧縮
させる方向に働くが、支持片はこのような圧縮作用に対
して高強度となっている。
装置の各上端部にある支持片の上面で直接下方から支持
される。このとき、該荷重は支持片に対して下方に圧縮
させる方向に働くが、支持片はこのような圧縮作用に対
して高強度となっている。
【0018】又、ビームユニットで大重量の吊り荷を吊
持したときには、該ビームユニットが吊り荷の荷重で撓
ませられることがあるが、その場合にはビームユニット
の端部側が水平線に対して中央側が下降傾斜するように
傾く。ところで、このようにビームユニットの端部側が
傾斜すると、従来のようにリフト装置とビームユニット
とをピンで締結している場合には、荷重がリフト装置の
軸線方向(鉛直方向)から外側に傾いた方向に向けて加
わるようになり、該リフト装置に対して不自然な作用
(転倒させる作用)が働くようになる。ところが、本願
発明では、ビームユニットを支持する支持片の上面が左
右方向(ビームユニットの長さ方向)に向けて凸円弧面
となっているので、吊り荷の荷重によってビームユニッ
トが撓んでその端部側が傾斜した場合でも、ビームユニ
ット下面の凸円弧面に対する接触位置がごく僅かに内方
側に変位するだけであり、荷重はリフト装置に対して常
にほぼ鉛直方向(リフト装置の軸線方向)に加わるよう
になる。
持したときには、該ビームユニットが吊り荷の荷重で撓
ませられることがあるが、その場合にはビームユニット
の端部側が水平線に対して中央側が下降傾斜するように
傾く。ところで、このようにビームユニットの端部側が
傾斜すると、従来のようにリフト装置とビームユニット
とをピンで締結している場合には、荷重がリフト装置の
軸線方向(鉛直方向)から外側に傾いた方向に向けて加
わるようになり、該リフト装置に対して不自然な作用
(転倒させる作用)が働くようになる。ところが、本願
発明では、ビームユニットを支持する支持片の上面が左
右方向(ビームユニットの長さ方向)に向けて凸円弧面
となっているので、吊り荷の荷重によってビームユニッ
トが撓んでその端部側が傾斜した場合でも、ビームユニ
ット下面の凸円弧面に対する接触位置がごく僅かに内方
側に変位するだけであり、荷重はリフト装置に対して常
にほぼ鉛直方向(リフト装置の軸線方向)に加わるよう
になる。
【0019】
【発明の効果】本願発明の揚重装置では、左右のリフト
装置の上端部に支持片を設け、該支持片の上面を左右方
向に向けて凸円弧面とし、該凸円弧面でビームユニット
側の荷重を支持するようにしているので、該ビームユニ
ット側の荷重を比較的簡単な構成の支持片で支持するこ
とができ、該支持部分の構造を簡単にできるという効果
がある。又、吊り荷の荷重によってビームユニットが撓
んでその端部側が傾斜した場合でも、ビームユニット下
面の凸円弧面に対する接触位置がごく僅かに内方側に変
位するだけであり、荷重はリフト装置に対して常にほぼ
鉛直方向(リフト装置の軸線方向)に加わるようにな
る。従って、リフト装置に対して不自然な方向の荷重が
かからなくなり、ビームユニット側の荷重を安定した状
態で支持でき、安全性が向上するという効果がある。
装置の上端部に支持片を設け、該支持片の上面を左右方
向に向けて凸円弧面とし、該凸円弧面でビームユニット
側の荷重を支持するようにしているので、該ビームユニ
ット側の荷重を比較的簡単な構成の支持片で支持するこ
とができ、該支持部分の構造を簡単にできるという効果
がある。又、吊り荷の荷重によってビームユニットが撓
んでその端部側が傾斜した場合でも、ビームユニット下
面の凸円弧面に対する接触位置がごく僅かに内方側に変
位するだけであり、荷重はリフト装置に対して常にほぼ
鉛直方向(リフト装置の軸線方向)に加わるようにな
る。従って、リフト装置に対して不自然な方向の荷重が
かからなくなり、ビームユニット側の荷重を安定した状
態で支持でき、安全性が向上するという効果がある。
【0020】
【実施例】以下、図1〜図10を参照して本願発明の実
施例を説明すると、図1〜図8には第1実施例、図9及
び図10には第2実施例のブリッジ型揚重装置が示され
ている。この各実施例では、左右の基台2,2として走
行台車を使用しており、このブリッジ型揚重装置を自走
式に構成しているる尚、各実施例において、ブリッジ型
揚重装置の移動方向を前後方向といい、該移動方向とは
水平直交方向を左右方向という。
施例を説明すると、図1〜図8には第1実施例、図9及
び図10には第2実施例のブリッジ型揚重装置が示され
ている。この各実施例では、左右の基台2,2として走
行台車を使用しており、このブリッジ型揚重装置を自走
式に構成しているる尚、各実施例において、ブリッジ型
揚重装置の移動方向を前後方向といい、該移動方向とは
水平直交方向を左右方向という。
【0021】図1〜図8に示す第1実施例のブリッジ型
揚重装置は、左右に間隔をもって敷設された一対の走行
レール(それぞれ2本1組)1,1上にそれぞれ自走式
の走行台車(特許請求の範囲中の基台となる)2,2を
乗せ、該各走行台車2,2上にそれぞれ上下伸縮式のリ
フト装置3,3を設け、さらに該両リフト装置3,3の
上端部間にビームユニット5を架設して構成されてい
る。
揚重装置は、左右に間隔をもって敷設された一対の走行
レール(それぞれ2本1組)1,1上にそれぞれ自走式
の走行台車(特許請求の範囲中の基台となる)2,2を
乗せ、該各走行台車2,2上にそれぞれ上下伸縮式のリ
フト装置3,3を設け、さらに該両リフト装置3,3の
上端部間にビームユニット5を架設して構成されてい
る。
【0022】走行レール1,1は、重量物Wの搬送現場
において適時に敷設される。尚、左右の走行レール1,
1間の内幅は、この実施例では8.5m程度とかなりの間
隔に設定される。
において適時に敷設される。尚、左右の走行レール1,
1間の内幅は、この実施例では8.5m程度とかなりの間
隔に設定される。
【0023】各走行台車2,2は、それぞれ走行レール
1,1上を油圧モータからなる走行駆動装置10によっ
て等速度で同期して走行せしめられる。この走行台車2
は、この実施例では、前後長さが3.2m、左右幅が1.3〜
1.4m程度である。尚、他の実施例では、走行台車2に
代えて定位置に設置される基台を使用することもでき、
その場合には定位置でのみ揚重作業が行われる。
1,1上を油圧モータからなる走行駆動装置10によっ
て等速度で同期して走行せしめられる。この走行台車2
は、この実施例では、前後長さが3.2m、左右幅が1.3〜
1.4m程度である。尚、他の実施例では、走行台車2に
代えて定位置に設置される基台を使用することもでき、
その場合には定位置でのみ揚重作業が行われる。
【0024】左右の各リフト装置3,3は、それぞれ2
本の伸縮筒30,30を1組として構成されている。こ
の各伸縮筒30,30は、複数本(少なくとも3本以
上)の角筒体31A〜31Eを順次テレスコープ状に連
続させるとともに、各角筒体31A〜31Eをそれぞれ
油圧式の伸縮シリンダ32A〜32Dで上下に伸縮せし
め得るようにして構成されている。
本の伸縮筒30,30を1組として構成されている。こ
の各伸縮筒30,30は、複数本(少なくとも3本以
上)の角筒体31A〜31Eを順次テレスコープ状に連
続させるとともに、各角筒体31A〜31Eをそれぞれ
油圧式の伸縮シリンダ32A〜32Dで上下に伸縮せし
め得るようにして構成されている。
【0025】この実施例では、伸縮筒30として、横断
面が長方形の角筒体31A〜31Eを使用している。
又、各角筒体31A〜31Eは、1本の長さが2〜2.5
m程度の長さのものを使用しており、伸縮筒30として
5〜6m程度の伸縮ストロークを確保し得るようにして
いる。尚、他の実施例では、角筒体31A〜31Eとし
て横断面三角形あるいは横断面五角形以上のものを使用
してもよい。
面が長方形の角筒体31A〜31Eを使用している。
又、各角筒体31A〜31Eは、1本の長さが2〜2.5
m程度の長さのものを使用しており、伸縮筒30として
5〜6m程度の伸縮ストロークを確保し得るようにして
いる。尚、他の実施例では、角筒体31A〜31Eとし
て横断面三角形あるいは横断面五角形以上のものを使用
してもよい。
【0026】内外に重合する各角筒体31A〜31D間
には、図4又は図9に示すように、それぞれ摺動用のパ
ッド33,33・・が介設されている。尚、内外各角筒
体31A〜31E間には、上記パッド33が介設されて
いるものの、該角筒体を伸縮させるためにそれぞれ微少
隙間が形成されている。
には、図4又は図9に示すように、それぞれ摺動用のパ
ッド33,33・・が介設されている。尚、内外各角筒
体31A〜31E間には、上記パッド33が介設されて
いるものの、該角筒体を伸縮させるためにそれぞれ微少
隙間が形成されている。
【0027】最上段の角筒体31Eの上面には、蓋板5
1が設けられている。又、この蓋板51の上面中央部に
は、ビームユニット5を支持するための支持片52が設
けられている。この支持片52は、図5及び図6に示す
ように厚板状で適宜高さだけ上方に突出させている。
又、この支持片52は、図3に示すように、平面視にお
いて伸縮筒30の側面35(又は36)に対して角度4
5°だけ変位させた状態で形成している。又、この支持
片52の上面は、図5に示すように凸円弧面54となっ
ている。尚、この凸円弧面54の作用については後述す
る。
1が設けられている。又、この蓋板51の上面中央部に
は、ビームユニット5を支持するための支持片52が設
けられている。この支持片52は、図5及び図6に示す
ように厚板状で適宜高さだけ上方に突出させている。
又、この支持片52は、図3に示すように、平面視にお
いて伸縮筒30の側面35(又は36)に対して角度4
5°だけ変位させた状態で形成している。又、この支持
片52の上面は、図5に示すように凸円弧面54となっ
ている。尚、この凸円弧面54の作用については後述す
る。
【0028】そして、この伸縮筒30は、2本1組とし
て、走行台車2上に前後に所定間隔(例えば中心間の間
隔が1.8〜2m)をもって立設されている。又、この前
後一対の伸縮筒30,30は、その側面35,36が図
3又は図4に示すように前後方向に対してそれぞれ角度
45°づつ変位する状態で取付けられている。このよう
にすると、各伸縮筒30,30は、1つの角部34がそ
れぞれ前後各側の外端部(又は内端部)に位置するよう
になる。尚、各伸縮筒30,30は、その最下段の角筒
体31Aを走行台車2の上面に固定して立設されてい
る。又、各伸縮筒30,30を取付けた状態では、その
上端部に設けた前記支持片52が図3に示すように左右
方向に指向するようになっている。
て、走行台車2上に前後に所定間隔(例えば中心間の間
隔が1.8〜2m)をもって立設されている。又、この前
後一対の伸縮筒30,30は、その側面35,36が図
3又は図4に示すように前後方向に対してそれぞれ角度
45°づつ変位する状態で取付けられている。このよう
にすると、各伸縮筒30,30は、1つの角部34がそ
れぞれ前後各側の外端部(又は内端部)に位置するよう
になる。尚、各伸縮筒30,30は、その最下段の角筒
体31Aを走行台車2の上面に固定して立設されてい
る。又、各伸縮筒30,30を取付けた状態では、その
上端部に設けた前記支持片52が図3に示すように左右
方向に指向するようになっている。
【0029】この第1実施例では、左右の各リフト装置
3,3を構成する前後各伸縮筒30,30における、中
間段部の同一段に位置する1組の角筒体31B,31B
間に、該各角筒体31B,31Bを相互に離間方向ある
いは近接方向に付勢する付勢部材12を介設している。
この付勢部材12は、図4に示すように伸縮シリンダ
(油圧シリンダ)を使用しており、該伸縮シリンダ12
を前後各伸縮筒30,30における下から2段目同士の
角筒体31B,31Bのそれぞれ上端部間に介設してい
る。又、この伸縮シリンダ12は、各2段目の角筒体3
1B,31Bの上端部における相互に近接する角部同士
を連結している。そして、該伸縮シリンダ12を所定圧
力で伸長側に作動させておくと、前側伸縮筒30の角筒
体31Bを前側に付勢すると同時に後側伸縮筒30の角
筒体31Bを後側に付勢するようになっている。又、逆
に、伸縮シリンダ12を縮小側に作動させておくと、前
側伸縮筒30の角筒体31Bを後側に付勢すると同時に
後側伸縮筒30の角筒体31Bを前側に付勢するように
なる。この伸縮シリンダ12で連結された同一段の各角
筒体31B,31Bは、リフト装置3の作動時に同期し
て且つ等速度で伸縮せしめられるので、該伸縮シリンダ
12を設けたものであっても動作に支障は生じない。
尚、この付勢部材(伸縮シリンダ)12の作用は後述す
る。
3,3を構成する前後各伸縮筒30,30における、中
間段部の同一段に位置する1組の角筒体31B,31B
間に、該各角筒体31B,31Bを相互に離間方向ある
いは近接方向に付勢する付勢部材12を介設している。
この付勢部材12は、図4に示すように伸縮シリンダ
(油圧シリンダ)を使用しており、該伸縮シリンダ12
を前後各伸縮筒30,30における下から2段目同士の
角筒体31B,31Bのそれぞれ上端部間に介設してい
る。又、この伸縮シリンダ12は、各2段目の角筒体3
1B,31Bの上端部における相互に近接する角部同士
を連結している。そして、該伸縮シリンダ12を所定圧
力で伸長側に作動させておくと、前側伸縮筒30の角筒
体31Bを前側に付勢すると同時に後側伸縮筒30の角
筒体31Bを後側に付勢するようになっている。又、逆
に、伸縮シリンダ12を縮小側に作動させておくと、前
側伸縮筒30の角筒体31Bを後側に付勢すると同時に
後側伸縮筒30の角筒体31Bを前側に付勢するように
なる。この伸縮シリンダ12で連結された同一段の各角
筒体31B,31Bは、リフト装置3の作動時に同期し
て且つ等速度で伸縮せしめられるので、該伸縮シリンダ
12を設けたものであっても動作に支障は生じない。
尚、この付勢部材(伸縮シリンダ)12の作用は後述す
る。
【0030】ビームユニット5は、左右各側において伸
縮筒30の上端部に設けたトップテーブル6,6と、該
各トップテーブル6,6間に架設された前後2本のメイ
ンビーム7,7と、該各メインビーム7,7上に間隔を
もって架設された左右2本のフックビーム8,8とを有
している。
縮筒30の上端部に設けたトップテーブル6,6と、該
各トップテーブル6,6間に架設された前後2本のメイ
ンビーム7,7と、該各メインビーム7,7上に間隔を
もって架設された左右2本のフックビーム8,8とを有
している。
【0031】左右の各トップテーブル6,6は、左右方
向に1m程度の幅で前後方向に3m程度の長さを有して
いる。又、このトップテーブル6における、各伸縮筒3
0,30との連結部分には、前記各支持片52,52を
嵌入させるための嵌入部61,61がそれぞれ形成され
ている。この嵌入部61は、図5及び図6に示すように
トップテーブル6の下面から上向きに凹入させて形成し
ている。又、この嵌入部61の天井面には補強用の衝合
部材62が取付けられている。
向に1m程度の幅で前後方向に3m程度の長さを有して
いる。又、このトップテーブル6における、各伸縮筒3
0,30との連結部分には、前記各支持片52,52を
嵌入させるための嵌入部61,61がそれぞれ形成され
ている。この嵌入部61は、図5及び図6に示すように
トップテーブル6の下面から上向きに凹入させて形成し
ている。又、この嵌入部61の天井面には補強用の衝合
部材62が取付けられている。
【0032】そして、トップテーブル6と伸縮筒30,
30とは、図5及び図6に示すようにして組付けられて
いる。即ち、各伸縮筒30,30の上端部にある支持片
52,52にトップテーブル6の嵌入部61,61をそ
れぞれ嵌入させて、該各支持片52,52の上面でトッ
プテーブル6を支持させ、さらに支持片52と嵌入部6
1の前後各プレート63,63とをピン64で連結して
いる。又、支持片52側のピン穴53はピン64より大
径となっており、このピン64による連結はトップテー
ブル6が伸縮筒30の上端部に対して位置ずれしないよ
うにするためのものである。従って、ビームユニット5
側の荷重は、各支持片52,52の上面(凸円弧面5
4)で支持され、ピン64にはほとんど荷重がかからな
いようにしている。
30とは、図5及び図6に示すようにして組付けられて
いる。即ち、各伸縮筒30,30の上端部にある支持片
52,52にトップテーブル6の嵌入部61,61をそ
れぞれ嵌入させて、該各支持片52,52の上面でトッ
プテーブル6を支持させ、さらに支持片52と嵌入部6
1の前後各プレート63,63とをピン64で連結して
いる。又、支持片52側のピン穴53はピン64より大
径となっており、このピン64による連結はトップテー
ブル6が伸縮筒30の上端部に対して位置ずれしないよ
うにするためのものである。従って、ビームユニット5
側の荷重は、各支持片52,52の上面(凸円弧面5
4)で支持され、ピン64にはほとんど荷重がかからな
いようにしている。
【0033】2本のメインビーム7,7は、左右のトッ
プテーブル6,6間の上部において前後に所定間隔(メ
インビームの各中心間隔が2.2m程度)をもって架設さ
れている。尚、各メインビーム7,7の左右各端部はそ
れぞれトップテーブル6,6の上面にボルト止めされて
いる。
プテーブル6,6間の上部において前後に所定間隔(メ
インビームの各中心間隔が2.2m程度)をもって架設さ
れている。尚、各メインビーム7,7の左右各端部はそ
れぞれトップテーブル6,6の上面にボルト止めされて
いる。
【0034】2本のフックビーム8,8は、図1又は図
3に示すように、それぞれ伸縮シリンダ(油圧シリン
ダ)18,18によってメインビーム7,7上を左右方
向に移動可能なる状態で設置されている。即ち、図1に
おいて、伸縮シリンダ18,18を伸長させると、各フ
ックビーム8,8が符号8′で示すように左右外方側に
移動し、逆に伸縮シリンダ18,18を縮小させると各
フックビーム8,8が符号8″で示すように左右内方側
に移動するようになっている。従って、この実施例で
は、各フックビーム8,8の左右方向の位置及び間隔を
調整し得るようになっている。尚、各側のフックビーム
8,8の移動範囲は、それぞれ1m程度となっており、
各フックビーム8,8間の間隔を最大2mの範囲で調整
し得るようになっている。
3に示すように、それぞれ伸縮シリンダ(油圧シリン
ダ)18,18によってメインビーム7,7上を左右方
向に移動可能なる状態で設置されている。即ち、図1に
おいて、伸縮シリンダ18,18を伸長させると、各フ
ックビーム8,8が符号8′で示すように左右外方側に
移動し、逆に伸縮シリンダ18,18を縮小させると各
フックビーム8,8が符号8″で示すように左右内方側
に移動するようになっている。従って、この実施例で
は、各フックビーム8,8の左右方向の位置及び間隔を
調整し得るようになっている。尚、各側のフックビーム
8,8の移動範囲は、それぞれ1m程度となっており、
各フックビーム8,8間の間隔を最大2mの範囲で調整
し得るようになっている。
【0035】各フックビーム8,8には、その長さ方向
中央部にセンターフック81と、長さ方向両端部に各サ
イドフック82,82とがそれぞれ設けられている。
中央部にセンターフック81と、長さ方向両端部に各サ
イドフック82,82とがそれぞれ設けられている。
【0036】この第1実施例のブリッジ型揚重装置は、
次のようにして使用される。まず重量物Wの設置位置の
両側に左右の走行レール1,1を敷設し、該各走行レー
ル1,1上に、走行台車2,2、リフト装置3,3及び
ビームユニット5をそれぞれ組付けてブリッジ型揚重装
置を構成する。そして、フックビーム8,8の各フック
81,81、82,82・・と重量物Wとをワイヤーロ
ープ83,83・・で連結した後(図1及び図3の状
態)、左右のリフト装置3,3によりビームユニット5
を上動させて重量物Wを吊上げ(図7の状態)、その状
態で走行駆動装置10,10により各走行台車2,2を
走行レール1,1に沿って走行させることにより、重量
物Wを目的位置まで搬送させることができるようになっ
いる。
次のようにして使用される。まず重量物Wの設置位置の
両側に左右の走行レール1,1を敷設し、該各走行レー
ル1,1上に、走行台車2,2、リフト装置3,3及び
ビームユニット5をそれぞれ組付けてブリッジ型揚重装
置を構成する。そして、フックビーム8,8の各フック
81,81、82,82・・と重量物Wとをワイヤーロ
ープ83,83・・で連結した後(図1及び図3の状
態)、左右のリフト装置3,3によりビームユニット5
を上動させて重量物Wを吊上げ(図7の状態)、その状
態で走行駆動装置10,10により各走行台車2,2を
走行レール1,1に沿って走行させることにより、重量
物Wを目的位置まで搬送させることができるようになっ
いる。
【0037】ところで、上記したように、前後の各伸縮
筒30,30は、それぞれ平面視において角度45°だ
け変位した状態で設置されており、又付勢部材(伸縮シ
リンダ)12によって前後各2段目の角筒体31B,3
1Bが相互に離間方向又は近接方向に付勢されているの
で、該付勢部材12の付勢力は、各伸縮筒30,30の
各角部34を挟む2つの側面35,36に同時に作用す
る。このように前後伸縮筒30,30における中間段部
の同一段に位置する各角筒体31B,31Bが相互に離
間方向又は近接方向に付勢されると、該付勢された角筒
体31Bがその外側に重合されている角筒体31Aに対
して一方側に押付けられるようになり、内外両角筒体3
1A,31B間でガタつきをなくすことができる。又、
この第1実施例のように、付勢部材12を前後伸縮筒3
0,30間の中間段部1箇所のみに介設した場合では、
付勢部材12によって付勢された当該角筒体31B,3
1Bが一方側に付勢されて、伸縮筒30,30全体を弓
なり状に変形させるような作用が働き、該1箇所のみに
付勢部材12を介設した場合でも伸縮筒30の全角筒体
31A〜31E間のガタをなくすることができる。特
に、この実施例のように、付勢部材12により、角筒体
31Bの1つの角部をその対角方向側に押す(あるいは
1つの角部を対角方向とは反対方向に引く)ようにする
と、付勢された角筒体31Bにおける角部を挟む2つの
側面がその外側に位置する角筒体31Aの2つの側面に
対して同時に圧接されるようになり、前後の各伸縮筒3
0,30が前後及び左右にガタつかないようになる。こ
のように、伸縮筒30,30の各角筒体31A〜31E
間にガタがなくなると、この揚重装置の使用時におい
て、ビームユニット5や吊り荷Wがグラつくことがなく
なり、安全性が向上する。
筒30,30は、それぞれ平面視において角度45°だ
け変位した状態で設置されており、又付勢部材(伸縮シ
リンダ)12によって前後各2段目の角筒体31B,3
1Bが相互に離間方向又は近接方向に付勢されているの
で、該付勢部材12の付勢力は、各伸縮筒30,30の
各角部34を挟む2つの側面35,36に同時に作用す
る。このように前後伸縮筒30,30における中間段部
の同一段に位置する各角筒体31B,31Bが相互に離
間方向又は近接方向に付勢されると、該付勢された角筒
体31Bがその外側に重合されている角筒体31Aに対
して一方側に押付けられるようになり、内外両角筒体3
1A,31B間でガタつきをなくすことができる。又、
この第1実施例のように、付勢部材12を前後伸縮筒3
0,30間の中間段部1箇所のみに介設した場合では、
付勢部材12によって付勢された当該角筒体31B,3
1Bが一方側に付勢されて、伸縮筒30,30全体を弓
なり状に変形させるような作用が働き、該1箇所のみに
付勢部材12を介設した場合でも伸縮筒30の全角筒体
31A〜31E間のガタをなくすることができる。特
に、この実施例のように、付勢部材12により、角筒体
31Bの1つの角部をその対角方向側に押す(あるいは
1つの角部を対角方向とは反対方向に引く)ようにする
と、付勢された角筒体31Bにおける角部を挟む2つの
側面がその外側に位置する角筒体31Aの2つの側面に
対して同時に圧接されるようになり、前後の各伸縮筒3
0,30が前後及び左右にガタつかないようになる。こ
のように、伸縮筒30,30の各角筒体31A〜31E
間にガタがなくなると、この揚重装置の使用時におい
て、ビームユニット5や吊り荷Wがグラつくことがなく
なり、安全性が向上する。
【0038】ところで、この種の揚重装置で搬送される
吊り荷Wは、かなりの大重量があるが(例えば100ト
ン程度の場合がある)、該吊り荷Wの荷重は、伸縮筒3
0の上端部の支持片52に対して下方に圧縮させる方向
に作用する。このように支持片52に対して下方圧縮方
向の荷重がかかっても、該支持片52は下方圧縮方向に
は高強度となる。
吊り荷Wは、かなりの大重量があるが(例えば100ト
ン程度の場合がある)、該吊り荷Wの荷重は、伸縮筒3
0の上端部の支持片52に対して下方に圧縮させる方向
に作用する。このように支持片52に対して下方圧縮方
向の荷重がかかっても、該支持片52は下方圧縮方向に
は高強度となる。
【0039】又、図7に示すように該吊り荷Wをビーム
ユニット5から吊下げたときには、その荷重でメインビ
ーム7が図8に示すように下方に撓むことがある。この
場合、メインビーム7の端部側は、水平線Lに対して中
央側が下降傾斜するようになる(傾斜線Mとなり、その
とき水平線Lと傾斜線M間に若干角度aが生じる)。こ
のようにメインビーム7の端部側が傾斜すると、従来の
ようにトップテーブル6と伸縮筒30の上端部とを固定
(例えばピンで締結)している場合には、伸縮筒30に
加わる荷重が、伸縮筒30の軸線方向(鉛直方向)Gか
ら若干角度aだけ外側に傾いた方向に加わるようにな
る。そして、このように荷重の方向が伸縮筒30の軸線
に対して角度をもつと、該伸縮筒30に対して不自然な
作用(転倒させる作用)が働き、好ましくない。このよ
うな問題に鑑みて、本願実施例では、図5及び図6に示
すように、ビームユニット5及び吊り荷Wの荷重を、伸
縮筒30の上端部に設けた支持片52の上面で支持する
ようにしている。尚、ピン64は、トップテーブル6の
脱落又は位置ずれを防止するものであり、特にピン64
でトップテーブル6に加わる荷重を受ける必要はない。
この支持片52は、先に説明したように、その板状面が
メインビーム7の長さ方向(左右方向)に指向するよう
に設置されており、又支持片52の上面はメインビーム
7の長さ方向に向けて凸円弧面54となっている。この
ように、荷重を支持片52の凸円弧面54で支持するよ
うにすると、衝合部材62(トップテーブル6側)と支
持片52とが前後方向の線状に接触するようになる。
又、図8に示すように吊り荷Wの荷重によってメインビ
ーム7が撓んでトップテーブル6の端部側が左右方向に
傾斜した場合でも、衝合部材62下面の凸円弧面54に
対する接触位置がごく僅かに内方側に変位するだけであ
り、荷重は常にほぼ鉛直方向(伸縮筒30の軸線方向)
Gに向くようになる。従って、各伸縮筒30,30に対
して不自然な方向の荷重はかからない。
ユニット5から吊下げたときには、その荷重でメインビ
ーム7が図8に示すように下方に撓むことがある。この
場合、メインビーム7の端部側は、水平線Lに対して中
央側が下降傾斜するようになる(傾斜線Mとなり、その
とき水平線Lと傾斜線M間に若干角度aが生じる)。こ
のようにメインビーム7の端部側が傾斜すると、従来の
ようにトップテーブル6と伸縮筒30の上端部とを固定
(例えばピンで締結)している場合には、伸縮筒30に
加わる荷重が、伸縮筒30の軸線方向(鉛直方向)Gか
ら若干角度aだけ外側に傾いた方向に加わるようにな
る。そして、このように荷重の方向が伸縮筒30の軸線
に対して角度をもつと、該伸縮筒30に対して不自然な
作用(転倒させる作用)が働き、好ましくない。このよ
うな問題に鑑みて、本願実施例では、図5及び図6に示
すように、ビームユニット5及び吊り荷Wの荷重を、伸
縮筒30の上端部に設けた支持片52の上面で支持する
ようにしている。尚、ピン64は、トップテーブル6の
脱落又は位置ずれを防止するものであり、特にピン64
でトップテーブル6に加わる荷重を受ける必要はない。
この支持片52は、先に説明したように、その板状面が
メインビーム7の長さ方向(左右方向)に指向するよう
に設置されており、又支持片52の上面はメインビーム
7の長さ方向に向けて凸円弧面54となっている。この
ように、荷重を支持片52の凸円弧面54で支持するよ
うにすると、衝合部材62(トップテーブル6側)と支
持片52とが前後方向の線状に接触するようになる。
又、図8に示すように吊り荷Wの荷重によってメインビ
ーム7が撓んでトップテーブル6の端部側が左右方向に
傾斜した場合でも、衝合部材62下面の凸円弧面54に
対する接触位置がごく僅かに内方側に変位するだけであ
り、荷重は常にほぼ鉛直方向(伸縮筒30の軸線方向)
Gに向くようになる。従って、各伸縮筒30,30に対
して不自然な方向の荷重はかからない。
【0040】図9及び図10に示す第2実施例のブリッ
ジ型揚重装置は、上記第1実施例における付勢部材の変
形例を示している。この第2実施例では、付勢部材13
としてボルト・ナットによる長さ調整を可能にしたロッ
ドが使用されている。又、この第2実施例では、前後2
本1組の伸縮筒30,30における、最下段と最上段を
除く3つの中間段部の各同一段に位置する3組の角筒体
(31B,31B、31C,31C、31D,31D)
間に、それぞれ2本づつのロッド(付勢部材)13,1
3を介設している。即ち、この各ロッド13は、下から
2段目の角筒体31B,31B同士の各上端部間、下か
ら3段目の角筒体31C,31C同士の各上端部間、下
から4段目の角筒体31D,31D同士の各上端部間、
にそれぞれ2本づつ介設している。又、これらのロッド
13(合計6本)は、長さ調整用のボルト・ナットで伸
長あるいは縮小させることにより、各同一段の角筒体
(31B〜31D,31B〜31D)をそれぞれ相互に
離間方向又は近接方向に付勢した状態で連結している。
この第2実施例のものでは、付勢部材として安価なロッ
ド13を使用でき、又下から第2〜4段目の各角筒体同
士をそれぞれロッド13で付勢しているので内外に重合
している各角筒体をより一層ガタつかないようにするこ
とができる。尚、この第2実施例における、伸縮筒30
上部のビームユニット5に対する支持構造は、上記第1
実施例と同様である。
ジ型揚重装置は、上記第1実施例における付勢部材の変
形例を示している。この第2実施例では、付勢部材13
としてボルト・ナットによる長さ調整を可能にしたロッ
ドが使用されている。又、この第2実施例では、前後2
本1組の伸縮筒30,30における、最下段と最上段を
除く3つの中間段部の各同一段に位置する3組の角筒体
(31B,31B、31C,31C、31D,31D)
間に、それぞれ2本づつのロッド(付勢部材)13,1
3を介設している。即ち、この各ロッド13は、下から
2段目の角筒体31B,31B同士の各上端部間、下か
ら3段目の角筒体31C,31C同士の各上端部間、下
から4段目の角筒体31D,31D同士の各上端部間、
にそれぞれ2本づつ介設している。又、これらのロッド
13(合計6本)は、長さ調整用のボルト・ナットで伸
長あるいは縮小させることにより、各同一段の角筒体
(31B〜31D,31B〜31D)をそれぞれ相互に
離間方向又は近接方向に付勢した状態で連結している。
この第2実施例のものでは、付勢部材として安価なロッ
ド13を使用でき、又下から第2〜4段目の各角筒体同
士をそれぞれロッド13で付勢しているので内外に重合
している各角筒体をより一層ガタつかないようにするこ
とができる。尚、この第2実施例における、伸縮筒30
上部のビームユニット5に対する支持構造は、上記第1
実施例と同様である。
【図1】本願発明の第1実施例にかかるブリッジ型揚重
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図2のIV−IV拡大矢視図である。
【図5】図1における一部拡大断面図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】図2の状態変化図である。
【図8】図7の状態における図5相当図である。
【図9】本願発明の第2実施例にかかるブリッジ型揚重
装置の図4相当図である。
装置の図4相当図である。
【図10】図9の第2実施例のブリッジ型揚重装置にお
ける図7相当図である。
ける図7相当図である。
【図11】従来のブリッジ型揚重装置の正面図である。
【図12】図11の左側面図である。
【図13】図11の平面図である。
1は走行レール、2は走行台車、3はリフト装置、5は
ビームユニット、6はトップテーブル、10は走行駆動
装置、30は伸縮筒、52は支持片、53はピン穴、5
4は凸円弧面、61は嵌入部、62は衝合部材、64は
ピンである。
ビームユニット、6はトップテーブル、10は走行駆動
装置、30は伸縮筒、52は支持片、53はピン穴、5
4は凸円弧面、61は嵌入部、62は衝合部材、64は
ピンである。
Claims (1)
- 【請求項1】 左右に間隔をもって配置された一対の基
台(2,2)上にそれぞれリフト装置(3,3)を設
け、さらに該両リフト装置(3,3)の上端部間にビー
ムユニット(5)を架設してなるブリッジ型揚重装置で
あって、 前記各リフト装置(3,3)の上端部に前記ビームユニ
ット(5)の左右方向各端部を支持するための支持片
(52)をそれぞれ形成する一方、 該左右各側の支持片(52,52)の上面をそれぞれ左
右方向に向けて凸円弧面(54)とするとともに、 前記ビームユニット(5)側の荷重を前記各支持片(5
2,52)の凸円弧面(54,54)で支持させた、 ことを特徴とするブリッジ型揚重装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27536294A JPH08133665A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | ブリッジ型揚重装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27536294A JPH08133665A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | ブリッジ型揚重装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08133665A true JPH08133665A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17554425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27536294A Pending JPH08133665A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | ブリッジ型揚重装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08133665A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014005592A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Taihei Dengyo Kaisha Ltd | 移動式重量物昇降装置 |
| CN104649138A (zh) * | 2015-02-15 | 2015-05-27 | 苏州大方特种车股份有限公司 | 集装箱跨运车 |
| JP5959701B1 (ja) * | 2015-06-19 | 2016-08-02 | 太平電業株式会社 | 走行式重量物昇降装置 |
| KR20190027113A (ko) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | 강경아 | 반도체 및 디스플레이 제조 설비의 크린룸용 이동식 크레인 |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP27536294A patent/JPH08133665A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014005592A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Taihei Dengyo Kaisha Ltd | 移動式重量物昇降装置 |
| CN104649138A (zh) * | 2015-02-15 | 2015-05-27 | 苏州大方特种车股份有限公司 | 集装箱跨运车 |
| JP5959701B1 (ja) * | 2015-06-19 | 2016-08-02 | 太平電業株式会社 | 走行式重量物昇降装置 |
| KR20190027113A (ko) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | 강경아 | 반도체 및 디스플레이 제조 설비의 크린룸용 이동식 크레인 |
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