JPH08134041A - ピラゾールアミド類の製造方法 - Google Patents

ピラゾールアミド類の製造方法

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JPH08134041A
JPH08134041A JP6276505A JP27650594A JPH08134041A JP H08134041 A JPH08134041 A JP H08134041A JP 6276505 A JP6276505 A JP 6276505A JP 27650594 A JP27650594 A JP 27650594A JP H08134041 A JPH08134041 A JP H08134041A
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alkyl group
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JP6276505A
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Mario Aoki
摩利男 青木
Akira Ogawa
明 小川
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D231/00—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
    • C07D231/02—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
    • C07D231/10—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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    • C07D231/18—One oxygen or sulfur atom
    • C07D231/20—One oxygen atom attached in position 3 or 5
    • C07D231/22—One oxygen atom attached in position 3 or 5 with aryl radicals attached to ring nitrogen atoms
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C07—ORGANIC CHEMISTRY
    • C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D231/10—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D231/14—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】3位にカルバモイル基を有するピラゾールアミ
ド類を高収率で合成する工業的に有効な製造方法を提供
する。 【構成】3位にアルコキシカルボニル基を有するピラゾ
ール化合物をルイス酸の存在下、アミン類と反応させる
ことを特徴とする、一般式(C)で表される3位にカル
バモイル基を有するピラゾールアミド類の製造方法。 (式中、R1は水素原子、置換もしくは無置換のアルキ
ル基、置換もしくは無置換のアリール基又は置換もしく
は無置換の複素環基を表し、R2はアルキル基を表す。
R3及びR4はそれぞれ水素原子、置換もしくは無置換
のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基又は置
換もしくは無置換の複素環基を表し、互いに結合して環
を形成してもよい。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は染料中間体、医薬、農薬
などに有用な一般式(C)で表されるピラゾールアミド
類の製造方法に関し、さらに詳しくは、ルイス酸を活性
化剤として用いて、ピラゾールエステル化合物とアミン
類からピラゾールアミド類を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】3位にカルバモイル基を有するピラゾー
ルアミド類は例えば、染料中間体、医薬、農薬などの骨
格として有用な化合物であり、なかでも写真用染料中間
体として有用な化合物である。(特開昭51−7732
7号、同63−139949号など)
【0003】ピラゾールアミド類の合成方法は、従来、
いくつか知られているが、一般的にはエステルのアミノ
リシスによるものである(特開昭63−139949号
など)。しかし、エタノールアミンのような求核性の大
きい一級アルキルアミンの場合、アミノリシスは比較的
容易に進行するが、モルホリンやアニリンのように求核
性が低下した二級アミンやアリールアミンの場合、高
温、長時間の反応条件が必要であり、工業的な製造方法
には適さないものであった。
【0004】一方、エステルのアミノリシスによらない
ピラゾールアミド類の合成方法もいくつか知られてい
る。例えば、3位カルボキシ体とスルホン酸塩化物誘導
体を反応させ、混合酸無水物を経てアミド化する方法
(特開昭58−111641号)、5位の水酸基をエス
テル基として保護した後、アミド化する方法(特開平2
−193973号、同2−193974号)などであ
る。しかし、前者の混合酸無水物を経る方法は分子内に
反応性の水酸基を有する場合、副反応が多く収率が低い
という欠点を有し、また、後者の水酸基の保護を伴う方
法は、収率がいいものの、保護と脱保護という二段階の
工程を余分に必要とするため、コストアップにつながる
という欠点を有するものである。
【0005】ところで、エステルのアミノリシスによる
アミド化反応にルイス酸を用いる方法は、ルイス酸とア
ミン類が反応し、アミン類が消費されたりルイス酸性が
低下したりするために一般にはあまり用いられる事はな
い。しかし、少数ではあるが次の例が知られている。 1 R.D. Gless, Jr., Synth. Comm., 16, 633 (1986) 2−クロロプロピオン酸エステルのアミノリシス 2 F. Porta, M. Pizzotti, C. Crotti and S. Cenin
i, Gazz. Chim. Ital.,118 , 475 (1988) 酢酸またはプロピオン酸エチルの一級アミンによるアミ
ノリシス 3 J.I. Levin, E. Turos and S.M. Weinreb, Synth.
Comm., 12, 989 (1982) アルキルアルミニウムを用いるアミノリシス
【0006】しかし、上記1と2では、基質がごく一部
の脂肪族エステルとアミン類に限られ、また、上記3は
種々のエステル類に応用されているものの、試薬として
用いられるトリメチルアルミニウムが発火性禁水性化合
物であり、工業的製造方法としては問題のある方法であ
った。特に、本発明で基質となる化合物のように、分子
内に、反応性の水酸基や、ルイス酸と配位し得る複素環
基を有する化合物への応用については研究例がなかっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、染料中間体等として有用なピラゾールアミド類を高
収率で合成する工業的に有効な製造方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ピラゾール
エステルをアミノリシスすることで該ピラゾールアミド
を合成する方法を研究した。その結果、ピラゾールエス
テルのアミン類によるアミノリシスが、ルイス酸を活性
化剤として用いることによって容易に進行し、該ピラゾ
ールアミドが製造できることを見いだした。さらに、本
発明者は、上記活性化に用いられるルイス酸は、触媒と
して作用することを見いだした。このことは、工業的に
製造する上で、反応後の後処理や生産物の取り出し、環
境保全の観点からきわめて有意義なことである。
【0009】すなわち、本発明の目的は、下記一般式
(A)で表される化合物をルイス酸の存在下、下記一般
式(B)で表されるアミン類と反応させることを特徴と
する、下記一般式(C)で表されるピラゾールアミド類
の製造方法によって達成された。
【0010】
【化2】
【0011】(各式中、R1 は水素原子、置換もしくは
無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基
又は置換もしくは無置換の複素環基を表し、R2 はアル
キル基を表す。R3 及びR4 はそれぞれ水素原子、置換
もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のア
リール基又は置換もしくは無置換の複素環基を表し、互
いに結合して環を形成してもよい。)
【0012】まず一般式(A)について詳細に説明す
る。R1 は水素原子、置換もしくは無置換のアルキル
基、置換もしくは無置換のアリール基又は置換もしくは
無置換の複素環基を表すが、詳しく述べるとアルキル基
は炭素数1から12の直鎖または分岐鎖のアルキル基で
あり、アリール基は炭素数6から10のフェニル基また
はナフチル基を表し、複素環基は5から7員環の飽和ま
たは不飽和の複素環基を表す。これらの基は、炭素原
子、酸素原子、窒素原子、または硫黄原子で連結される
有機置換基や水酸基、ハロゲン原子、スルホン酸基など
の置換基を有していてもよい。これらの有機置換基は、
例えば、アルキル基、アリール基、複素環基、シアノ
基、アシル基、カルボキシル基、アリールオキシ基、ア
ルコキシ基、複素環オキシ基、アミノ基、スルファモイ
ルアミノ基、スルホンアミド基、アルキルチオ基、アリ
ールチオ基、複素環チオ基、スルファモイル基、スルホ
ニル基、スルフィニル基が挙げられる。
【0013】R1 で表される置換基を具体的にさらに詳
しく説明する。R1 で表される置換もしくは無置換のア
ルキル基は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、s−ブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、メトキシエチル、2−ヒドロキシエチ
ル、カルボキシメチル、フェノキシエチル、メタンスル
ホニルエチル、(3−ペンタデシルフェノキシ)プロピ
ル、3−(2,4−ジアミルフェノキシ)プロピル、2
−スルホエチル、4−スルホブチル、2’−スルホベン
ジルなどが挙げられる。
【0014】R1 で表される置換もしくは無置換のアリ
ール基は、例えば、フェニル、4−トリル、4−メトキ
シフェニル、2,4−キシリル、2−クロロフェニル、
4−カルボキシフェニル、4−スルホフェニル、2,5
−ジスルホフェニル、1−ナフチル、1−(3,5−ジ
スルホナフチル)などが挙げられる。
【0015】R1 で表される置換もしくは無置換の複素
環基は、例えば、2−テトラヒドロフラニル、2−テト
ラヒドロチエニル、1−ピペリジノ、2−ピリジル、1
−ピラゾリル、2−チエニル、2−ピリミジニル、2−
ベンゾチアゾリル、3−(1,1−ジオキソテトラヒド
ロチエニル)などが挙げられる。
【0016】R1 の置換もしくは無置換のアルキル基
は、好ましくは、炭素数1から7の置換もしくは無置換
のアルキル基であり、さらに好ましくは、カルボキシル
基、スルホ基または水酸基で置換された炭素数1から7
のアルキル基、または無置換のメチル基である。R1 の
置換もしくは無置換のアリール基は好ましくは、置換も
しくは無置換のフェニル基であり、さらに好ましくは、
カルボキシル基、またはスルホ基で置換されたフェニル
基である。
【0017】R1 は、水素原子、無置換またはカルボキ
シル基、スルホ基もしくは水酸基で置換された炭素数1
から7のアルキル基、無置換またはカルボキシル基もし
くはスルホ基で置換されたフェニル基、または3−
(1,1−ジオキソテトラヒドロチエニル)が好まし
く、水素原子、メチル基、カルボキシメチル基、スルホ
基で置換された炭素数2から4の直鎖アルキル基、2’
−スルホベンジル基、4−スルホフェニル基、2,5−
ジスルホフェニル基、3−(1,1−ジオキソテトラヒ
ドロチエニル)が特に好ましく、メチル基が最も好まし
い。
【0018】R2 はアルキル基を表すが、詳しくは、炭
素数1から12の直鎖または分岐鎖のアルキル基であ
り、具体的には、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、s−ブチル、1−(2−エチルヘキ
シル)、デシル、ドデシル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル基などである。R2 は好ましくは、炭素数1から
6のアルキル基であり、さらに好ましくは、炭素数1か
ら4の直鎖アルキル基であり、特に好ましいのはメチル
基またはエチル基である。
【0019】次に本発明で用いられるピラゾールエステ
ルの具体例を示すが、もちろん、これらに限定されるも
のではない
【0020】
【化3】
【0021】一般式(A)で表わされるピラゾールエス
テル化合物は、対応するヒドラジン類とオキサロ酢酸エ
ステル類から容易に合成する事が出来る。
【0022】次に一般式(B)で表わされるアミン類つ
いて詳細に説明する。本発明で用いられる一般式(B)
で表わされるアミン類は、一般式(C)で表されるピラ
ゾールアミド類のR3 、R4 で表わされる基を有する一
級又は二級のアミン類である。
【0023】R3 、R4 を詳しく述べる。アルキル基は
好ましくは炭素数1から12の直鎖または分岐鎖のアル
キル基を表し、R3 とR4 のアルキル基が互いに連結し
て環を形成していてもよく、アリール基は好ましくは炭
素数6から10のフェニル基またはナフチル基を表し、
複素環基は好ましくは5から7員環の飽和または不飽和
の複素環基を表す。これらの基は、炭素原子、酸素原
子、窒素原子、または硫黄原子で連結される有機置換基
や水酸基、ハロゲン原子、スルホン酸基などの置換基を
有していてもよい。これらの有機置換基は、例えば、ア
ルキル基、アリール基、複素環基、シアノ基、アシル
基、カルボキシル基、アリールオキシ基、アルコキシ
基、複素環オキシ基、アミノ基、スルファモイルアミノ
基、スルホンアミド基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、複素環チオ基、スルファモイル基、スルホニル基、
スルフィニル基などが挙げられる。
【0024】R3 、R4 で表される置換基を具体的にさ
らに詳しく説明する。R3 、R4 で表される置換もしく
は無置換のアルキル基は、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、s−ブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、メトキシエチル、2−ヒ
ドロキシエチル、カルボキシメチル、フェノキシエチ
ル、メタンスルホニルエチル、(3−ペンタデシルフェ
ノキシ)プロピル、3−(2,4−ジアミルフェノキ
シ)プロピル、2−スルホエチル、4−スルホブチル、
2’−スルホベンジル基などが挙げられる。
【0025】R3 、R4 で表されるアルキル基が互いに
連結して形成する環は、5、または6員環で、さらに詳
しく説明すれば、例えば、ピロリジン、ピペリジン、4
−メチルピペラジン、4−エチルピペラジン、モルホリ
ンなどが挙げられる。
【0026】R3 、R4 で表される置換もしくは無置換
のアリール基は、例えば、フェニル、4−トリル、4−
メトキシフェニル、2,4−キシリル、2−クロロフェ
ニル、4−カルボキシフェニル、4−スルホフェニル、
2,5−ジスルホフェニル、1−ナフチル、1−(3,
5−ジスルホナフチル)などが挙げられる。
【0027】R3 、R4 で表される置換もしくは無置換
の複素環基は、例えば、2−テトラヒドロフラニル、2
−テトラヒドロチエニル、2−ピリジル、2−チエニ
ル、2−ピリミジニル、2−ベンゾチアゾリル、3−
(1,1−ジオキソテトラヒドロチエニル)などが挙げ
られる。
【0028】R3 、R4 の置換もしくは無置換のアルキ
ル基は、好ましくは、炭素数1から7の置換もしくは無
置換のアルキル基であり、さらに好ましくは、カルボキ
シル基、スルホ基、アルコキシ基または水酸基で置換さ
れた炭素数1から7のアルキル基か無置換のメチル基で
ある。R3 、R4 で表されるアルキル基が互いに連結し
て形成する環は、好ましくはピロリジン、ピペリジン、
4−メチルピペラジン、モルホリンであり、さらに好ま
しくは、モルホリンである。R3 、R4 で表される置換
もしくは無置換のアリール基は好ましくは、置換もしく
は無置換のフェニル基であり、さらに好ましくは、無置
換のフェニル基またはカルボキシル基もしくはスルホ基
で置換されたフェニル基である。
【0029】R3 及びR4 は、それぞれ水素原子(但
し、R3 及びR4 が同時に水素原子となることはな
い)、無置換またはカルボキシル基、スルホ基、アルコ
キシ基もしくは水酸基で置換された炭素数1から7のア
ルキル基、無置換またはカルボキシル基もしくはスルホ
基で置換されたフェニル基、またはR3 とR4 が互いに
連結して形成するモルホリノ基を表わすことが好まし
く、なかでも、水素原子(但し、R3 及びR4 が同時に
水素原子となることはない)、メチル基、カルボキシエ
チル基、スルホ基で置換された炭素数2から4の直鎖ア
ルキル基、フェニル基、4−スルホフェニル基、2,5
−ジスルホフェニル基、または、R3 とR4 が互いに連
結して形成するモルホリノ基が好ましく、R3 が水素原
子でR4 がフェニル基である場合及びR3 とR4 が互い
に連結して形成するモルホリノ基である場合が特に好ま
しく、R3 とR4 が互いに連結して形成するモルホリノ
基が最も好ましい。
【0030】本発明で用いられるアミン類を具体例で更
に詳しく説明すれば、例えば、アンモニア、メチルアミ
ン、エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミ
ン、n−ブチルアミン、s−ブチルアミン、シクロペン
チルアミン、シクロヘキシルアミン、メトキシエチルア
ミン、2−ヒドロキシエチルアミン、グリシン、フェノ
キシエチルアミン、メタンスルホニルエチルアミン、
(3−ペンタデシルフェノキシ)プロピルアミン、3−
(2,4−ジアミルフェノキシ)プロピルアミン、2−
スルホエチルアミン、4−スルホブチルアミン、2’−
スルホベンジルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、ジプロピルアミン、ジn−ブチルアミン、ジ(メト
キシエチル)アミン、ジ(2−ヒドロキシエチル)アミ
ン、ピロリジン、ピペリジン、4−メチルピペラジン、
4−エチルピペラジン、モルホリン、アニリン、4−ト
ルイジン、4−アニシジン、2,4−ジメチルアニリ
ン、2−クロロアニリン、4−アミノ安息香酸、4−ア
ミノベンゼンスルホン酸、2−アミノベンゼン−1,4
−ジスルホン酸、1−ナフチルアミン、1−アミノ−ナ
フタレン−3,5−ジスルホン酸、2−テトラヒドロフ
ラニルアミン、2−テトラヒドロチエニルアミン、2−
ピリジルアミン、2−チエニルアミン、2−ピリミジニ
ルアミン、2−ベンゾチアゾリルアミン、3−(1,1
−ジオキソテトラヒドロチエニル)アミンなどが挙げら
れる。
【0031】次に一般式(C)で表されるピラゾールア
ミド類について詳細に説明する。R1 で表されるアルキ
ル基は一般式(A)で説明したアルキル基と同義であ
る。R2 、R3 は一般式(B)におけるR2 、R3 と同
義である。
【0032】次に本発明で合成される一般式(C)で表
されるピラゾールアミド類の具体例を示すが、もちろ
ん、これらに限定されるものではない。
【0033】
【化4】
【0034】次に本発明で用いられるルイス酸について
説明する。電子受容体として働くルイス酸の中心元素
は、ホウ素、アルミニウム、珪素、スズなどの典型元
素、または、チタン、鉄、ニッケル、銅、亜鉛などの第
四周期の遷移金属元素である。
【0035】ルイス酸の配位子は、塩化物イオン、フッ
化物イオンなどのハロゲン化物イオン、エトキシド、プ
ロポキシド、ブトキシドなどのアルコキシイオンであ
り、ルイス酸の中心元素に対し、これらの配位子は、一
種類でもよいが、二種類以上を組み合わせてもよい。ル
イス酸が二種類以上の配位子を持つ場合、そのようなル
イス酸は予め調製してもよいが、よく知られた方法で、
in−situで配位子交換反応によって合成してもよ
い(富士薫、野出学、有機合成化学、42,194(1
984))。
【0036】本発明で用いられるルイス酸は、具体的に
は、三フッ化ホウ素や三塩化ホウ素、三臭化ホウ素など
の三ハロゲン化ホウ素、塩化アルミニウムや臭化アルミ
ニウムなどの三ハロゲン化アルミニウム、四塩化スズな
どの四ハロゲン化スズ、二塩化スズなどの二ハロゲン化
スズ、四塩化チタンなどの四ハロゲン化チタン、三塩化
チタンなどの三ハロゲン化チタン、チタンイソプロポキ
シドなどのチタンアルコキシド、二塩化鉄などの二ハロ
ゲン化鉄、三塩化鉄などの三ハロゲン化鉄、二塩化ニッ
ケルなどの二ハロゲン化ニッケル、塩化亜鉛や臭化亜鉛
などのハロゲン化亜鉛などである。
【0037】ルイス酸としてより好ましくは、三ハロゲ
ン化ホウ素、三ハロゲン化アルミニウム、四ハロゲン化
スズ、四ハロゲン化チタン、チタンアルコキシド、三ハ
ロゲン化鉄、ハロゲン化亜鉛であり、さらに好ましく
は、三塩化鉄、塩化アルミニウム、チタンイソプロポキ
シド、四塩化チタン、塩化亜鉛であり、最も好ましいの
は塩化アルミニウムである。
【0038】本発明で用いられるルイス酸は任意の量を
用いることができるが、その範囲はアミン類に対し、
0.0005当量から1当量である。特に、触媒として
用いることが好ましく、その場合、0.0005当量か
ら0.35当量が好ましく、0.005等量から0.2
等量が最も好ましい。
【0039】本発明の反応では種々の溶媒を用いること
ができる。例えば、トルエン、キシレンなどの芳香族炭
化水素溶媒、クロロホルム、クロルベンゼン、o−ジク
ロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素溶媒、テトラヒ
ドロフラン、ジメトキシエタンなどのエーテル溶媒、ジ
メチルスルホキシド、スルホランなどである。また、ア
ミン類を過剰に用い、それ自身を溶媒としてもよい。溶
媒のうち、好ましくは、トルエン、キシレン、クメン、
クロルベンゼン、o−ジクロルベンゼン、ジメトキシエ
タン、スルホラン、過剰のアミンそれ自身であり、さら
に好ましくは、トルエン、キシレン、クロルベンゼン、
または、過剰のアミンそれ自身であり、過剰のアミンを
用いるのが最も好ましい。
【0040】反応温度は、0℃から200℃であり、な
かでも20℃から150℃が好ましく、モルホリンと反
応させる場合、80℃から130℃がさらに好ましい。
反応は、生成物が酸化されることを防ぐために窒素雰囲
気下で行うことが好ましい。
【0041】本発明において好ましい態様について示す
と、一般式(A)〜(C)において、R1 が、水素原
子、無置換またはカルボキシル基、スルホ基もしくは水
酸基で置換された炭素数1から7のアルキル基、無置換
またはカルボキシル基もしくはスルホ基で置換されたフ
ェニル基、または3−(1,1−ジオキソテトラヒドロ
チエニル)を表わし、R2 が炭素数1から6のアルキル
基を表わし、R3 及びR 4 が、それぞれ水素原子(但
し、R3 及びR4 が同時に水素原子となることはな
い)、無置換またはカルボキシル基、スルホ基、アルコ
キシ基もしくは水酸基で置換された炭素数1から7のア
ルキル基、無置換またはカルボキシル基もしくはスルホ
基で置換されたフェニル基、またはR3 とR4 が互いに
連結して形成するモルホリノ基を表わし、ルイス酸とし
て、三ハロゲン化ホウ素、三ハロゲン化アルミニウム、
四ハロゲン化スズ、四ハロゲン化チタン、チタンアルコ
キシド、三ハロゲン化鉄またはハロゲン化亜鉛を、触媒
として0.0005当量から0.35当量用いる態様で
ある。
【0042】
【実施例】次に、実施例によって、本発明を更に詳しく
説明する。 実施例1 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシピラゾールの
合成 エタノール400mlにヒドラジン塩酸塩20.6g
(0.30mol )とオギザロ酢酸ナトリウム塩63.0
g(0.33mol )を加え、室温で2時間攪拌した後、
加熱し、3時間攪拌還流した。エタノールを溜去した
後、残渣に水100mlを加え、1時間室温で攪拌した。
生成した結晶を濾取し、水で洗浄した。収量30.2g
(65%)。融点は180〜182℃。
【0043】化合物C−1の合成 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシピラゾール
15.6g(0.10mol )とモルホリン35ml(0.
40mol )と無水塩化アルミニウム1.33g(0.0
1mol )を窒素雰囲気下100℃で7時間攪拌した。減
圧で過剰のモルホリンを溜去した後、飽和食塩水30ml
を加え、濃塩酸でpH4に調整した。生成した結晶を濾
取し、飽和食塩水で洗浄した。収量16.2g(83
%)。融点220℃〜分解
【0044】実施例2 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシ−1−メチル
ピラゾールの合成 エタノール800mlに硫酸108g(1.1mol )とメ
チルヒドラジン92.1g(2.0mol )とオキサロ酢
酸ナトリウム塩462.4g(0.33mol )を加え、
室温で2時間攪拌した後、加熱し、3時間攪拌還流し
た。エタノールを溜去した後、残渣に水800mlを加
え、1晩室温で放置した。生成した結晶を濾取し、水で
洗浄した。収量279g(82%)。融点は151〜1
53℃。
【0045】化合物C−2の合成 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシ−1−メチル
ピラゾール 17.0g(0.10mol )とモルホリン
35ml(0.40mol )と無水塩化アルミニウム1.3
3g(0.01mol )を窒素雰囲気下110℃で5時間
攪拌した。減圧で過剰のモルホリンを溜去した後、飽和
食塩水35mlを加え、濃塩酸でpH4に調整した。生成
した結晶を濾取し、飽和食塩水で洗浄した。収量18.
2g(86%)。融点 172〜174℃。
【0046】実施例3 化合物C−2の合成 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシ−1−メチル
ピラゾール 17.0g(0.10mol )とモルホリン
35ml(0.40mol )とチタンイソプロポキシド5.
69g(0.02mol )を、窒素雰囲気下110℃で7
時間攪拌した。減圧で過剰のモルホリンを溜去した後、
飽和食塩水35mlを加え、濃塩酸でpH4に調整した。
生成した結晶を濾取し、飽和食塩水で洗浄した。収量1
7.3g(82%)。
【0047】実施例4 化合物C−2の合成 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシ−1−メチル
ピラゾール 17.0g(0.10mol )とモルホリン
35ml(0.40mol )と無水三塩化鉄3.24g
(0.02mol )を窒素雰囲気下110℃で5時間攪拌
した。減圧で過剰のモルホリンを溜去した後、飽和食塩
水35mlを加え、濃塩酸でpH4に調整した。生成した
結晶を濾取し、飽和食塩水で洗浄した。収量18.0g
(85%)。
【0048】実施例5 化合物C−2の合成 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシ−1−メチル
ピラゾール 17.0g(0.10mol )とモルホリン
35ml(0.40mol )と無水塩化亜鉛1.36g
(0.10mol )を窒素雰囲気下110℃で5時間攪拌
した。減圧で過剰のモルホリンを溜去した後、飽和食塩
水35mlを加え、濃塩酸でpH4に調整した。生成した
結晶を濾取し、飽和食塩水で洗浄した。収量18.4g
(87%)。
【0049】実施例6 3−(3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシピラゾ
ール)−1−イルプロパンスルホン酸の合成 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシピラゾール
31.4g(0.2mol )と精製したプロパンサルトン
24.4g(0.2mol )及びキシレン100mlを15
0℃で2時間加熱攪拌した。二層に分離した上澄みをデ
カントで除き、メタノール50mlを加え、加熱攪拌しな
がら溶解した。溶解後、氷冷し、結晶が析出し始めたら
アセトン40mlを加え、さらに一晩、冷蔵庫で内温5℃
以下に保ち、析出した結晶を濾取した。収量23.3g
(42%)、融点107〜109℃。
【0050】化合物C−3の合成 3−(3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシピラゾ
ール)−1−イルプロパンスルホン酸 11.1g
(0.04mol )とモルホリン28ml(0.32mol )
と無水塩化アルミニウム0.53g(0.004mol )
を窒素雰囲気下110℃で5時間攪拌した。減圧で過剰
のモルホリンを溜去した後、飽和食塩水10mlを加え、
さらに、氷冷しながら濃塩酸10mlを加え、24時間、
内温5℃以下に保った。析出した結晶を濾取した。収量
12.1g。これは、約20%の食塩を不純物として含
むが、染料中間体として、これ以上精製することなしに
使用できる。
【0051】実施例7 実施例1と同様にして3−エトキシカルボニル−5−ヒ
ドロキシ−1−スルホラニルピラゾールを合成した。原
料のスルホラニルヒドラジンの合成はAnnalender Chemi
e, 681 , 105(1965) に従った。
【0052】化合物C−8の合成 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシ−1−スルホ
ラニルピラゾール 11.0g(0.04mol )とモル
ホリン35ml(0.4mol )と無水塩化アルミニウム
0.53g(0.004mol )を窒素雰囲気下110℃
で5時間攪拌した。減圧で過剰のモルホリンを溜去した
後、飽和食塩水20mlを加え、濃塩酸でpH4に調整し
た。析出した結晶を濾取した。収量12.5g(99
%)。融点224〜227℃。
【0053】実施例8 化合物C−7の合成 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシ−1−メチル
ピラゾール 1.70g(0.010mol )とアニリン
7.3ml(0.080mol )と無水塩化アルミニウム
0.13g(0.001mol )を窒素雰囲気下110℃
で3時間攪拌した。室温に冷却後析出した結晶を濾取
し、イソプロパノールで洗浄した。収量2.38g(1
00%)。融点 252℃〜分解。
【0054】比較例1 化合物C−2の合成 3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシ−1−メチル
ピラゾール 56.7g(0.33mol )をモルホリン
117ml(1.32mol )に加え、生成するエタノー
ルを除きながら窒素雰囲気下130℃で18時間攪拌し
た。減圧で過剰のモルホリンを溜去した後、飽和食塩水
100mlを加え、濃塩酸でpH4に調整した。生成した
結晶を濾取し、飽和食塩水で洗浄した。収量58.1g
(82%)。
【0055】比較例2 比較例C−3の合成 3−(3−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシピラゾ
ール)−1−イルプロパンスルホン酸 17.0g
(0.10mol )とモルホリン35ml(0.40mol )
を窒素雰囲気下110℃で5時間攪拌した。減圧で過剰
のモルホリンを溜去した後、飽和食塩水100mlを加
え、濃塩酸でpH4に調整した。生成した固形物を濾取
し、飽和食塩水で洗浄した。収量19.9g。得られた
固形物には未反応の原料エステルが47%含まれてい
た。
【0056】
【発明の効果】本発明の製造方法は反応温度を低く設定
でき、また、反応時間も短縮することができ、3位にカ
ルバモイル基を有するピラゾール化合物の合成に広く用
いることが出来る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】本発明で用いられるアミン類を具体例で更
に詳しく説明すれば、例えば、メチルアミン、エチルア
ミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチ
ルアミン、s−ブチルアミン、シクロペンチルアミン、
シクロヘキシルアミン、メトキシエチルアミン、2−ヒ
ドロキシエチルアミン、グリシン、フェノキシエチルア
ミン、メタンスルホニルエチルアミン、(3−ペンタデ
シルフェノキシ)プロピルアミン、3−(2,4−ジア
ミルフェノキシ)プロピルアミン、2−スルホエチルア
ミン、4−スルホブチルアミン、2’−スルホベンジル
アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピル
アミン、ジn−ブチルアミン、ジ(メトキシエチル)ア
ミン、ジ(2−ヒドロキシエチル)アミン、ピロリジ
ン、ピペリジン、4−メチルピペラジン、4−エチルピ
ペラジン、モルホリン、アニリン、4−トルイジン、4
−アニシジン、2,4−ジメチルアニリン、2−クロロ
アニリン、4−アミノ安息香酸、4−アミノベンゼンス
ルホン酸、2−アミノベンゼン−1,4−ジスルホン
酸、1−ナフチルアミン、1−アミノ−ナフタレン−
3,5−ジスルホン酸、2−テトラヒドロフラニルアミ
ン、2−テトラヒドロチエニルアミン、2−ピリジルア
ミン、2−チエニルアミン、2−ピリミジニルアミン、
2−ベンゾチアゾリルアミン、3−(1,1−ジオキソ
テトラヒドロチエニル)アミンなどが挙げられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】次に一般式(C)で表されるピラゾールア
ミド類について詳細に説明する。R1 で表されるアルキ
ル基は一般式(A)で説明したアルキル基と同義であ
る。R3 、R4 は一般式(B)におけるR3 、R4 と同
義である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(A)で表されるピラゾール
    エステル化合物をルイス酸の存在下、下記一般式(B)
    で表されるアミン類と反応させることを特徴とする、下
    記一般式(C)で表されるピラゾールアミド類の製造方
    法。 【化1】 (各式中、R1 は水素原子、置換もしくは無置換のアル
    キル基、置換もしくは無置換のアリール基又は置換もし
    くは無置換の複素環基を表し、R2 はアルキル基を表
    す。R3 及びR4 はそれぞれ水素原子、置換もしくは無
    置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基又
    は置換もしくは無置換の複素環基を表し、互いに結合し
    て環を形成してもよい。)
  2. 【請求項2】 前記ルイス酸を触媒として用いることを
    特徴とする請求項1のピラゾールアミド類の製造方法。
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