JPH08134473A - 流動層ガス化装置 - Google Patents
流動層ガス化装置Info
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- JPH08134473A JPH08134473A JP6273497A JP27349794A JPH08134473A JP H08134473 A JPH08134473 A JP H08134473A JP 6273497 A JP6273497 A JP 6273497A JP 27349794 A JP27349794 A JP 27349794A JP H08134473 A JPH08134473 A JP H08134473A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流動層内で燃料をガス化させると同時に脱硫
をおこなわせる流動層ガス化装置において、生成ガス化
ガス中のアルカリ化合物濃度を所定値に抑えるように構
成した流動層ガス化装置を提供する。 【構成】 流動層石炭ガス化炉1で生成されたガス化ガ
ス601はアルカリ化合物吸収粒子層2へ導かれ、ここ
でホッパー9からスクリューフィーダ8で供給される石
炭ボイラ燃焼灰303と接触され、ガス化ガス中に含ま
れていたアルカリ化合物が除去される。ガス化ガス60
1中のアルカリ化合物濃度はアルカリ化合物濃度測定器
80で測定され、その信号に基づいてアルカリ化合物吸
収粒子層2に供給される石炭ボイラ燃焼灰303の量が
制御され、ガス化ガス中のアルカリ化合物濃度を常に所
定値以下に保つ。
をおこなわせる流動層ガス化装置において、生成ガス化
ガス中のアルカリ化合物濃度を所定値に抑えるように構
成した流動層ガス化装置を提供する。 【構成】 流動層石炭ガス化炉1で生成されたガス化ガ
ス601はアルカリ化合物吸収粒子層2へ導かれ、ここ
でホッパー9からスクリューフィーダ8で供給される石
炭ボイラ燃焼灰303と接触され、ガス化ガス中に含ま
れていたアルカリ化合物が除去される。ガス化ガス60
1中のアルカリ化合物濃度はアルカリ化合物濃度測定器
80で測定され、その信号に基づいてアルカリ化合物吸
収粒子層2に供給される石炭ボイラ燃焼灰303の量が
制御され、ガス化ガス中のアルカリ化合物濃度を常に所
定値以下に保つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電用ガスタービンに
供給するため、石炭等固形燃料からガス化ガスを製造す
る流動層ガス化装置に関する。
供給するため、石炭等固形燃料からガス化ガスを製造す
る流動層ガス化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流動層ガス化装置の実施例を図9
に沿って以下に説明する。図9の流動層ガス化装置を構
成している流動層ガス化炉1は脱硫部1a、ガス化部1
b、および酸化部1cの3つで構成される。ガス化部1
bに石炭100および酸化部1cからの燃焼ガス600
cをガス化部下部より供給することで流動層10bが形
成される。流動層10bの中では、空気401が酸化
剤、酸化部1cからの燃焼ガス600cがガス化剤とな
り、供給された石炭100の燃焼・ガス化反応が起こ
る。ガス化部1bで生成したガス化ガス600bは脱硫
部1aに送られ、未燃チャーは酸化部1cに送られる。
に沿って以下に説明する。図9の流動層ガス化装置を構
成している流動層ガス化炉1は脱硫部1a、ガス化部1
b、および酸化部1cの3つで構成される。ガス化部1
bに石炭100および酸化部1cからの燃焼ガス600
cをガス化部下部より供給することで流動層10bが形
成される。流動層10bの中では、空気401が酸化
剤、酸化部1cからの燃焼ガス600cがガス化剤とな
り、供給された石炭100の燃焼・ガス化反応が起こ
る。ガス化部1bで生成したガス化ガス600bは脱硫
部1aに送られ、未燃チャーは酸化部1cに送られる。
【0003】脱硫部1aでは石炭石200を上部より供
給し、ガス化部1bからのガス化ガスにより流動層10
aが形成される。流動層10a中ではガス化ガスの脱硫
反応が起こる。脱硫部1aで生じたCaSおよび未反応
の石灰石300aは、ガス化部1bからの未燃チャー3
00bとともに酸化部1cへと送られる。
給し、ガス化部1bからのガス化ガスにより流動層10
aが形成される。流動層10a中ではガス化ガスの脱硫
反応が起こる。脱硫部1aで生じたCaSおよび未反応
の石灰石300aは、ガス化部1bからの未燃チャー3
00bとともに酸化部1cへと送られる。
【0004】酸化部1cでは下部より空気400および
スチーム500を供給し、脱硫部1aからのCaSおよ
び未反応の石灰石300aとガス化部1bからの未燃チ
ャー300bにより流動層10cが形成される。流動層
10cでは未燃チャーの燃焼反応とCaSの酸化反応が
起こる。酸化部1cからの燃焼ガス600cはガス化部
1bに送られ、粒子301は排出される。
スチーム500を供給し、脱硫部1aからのCaSおよ
び未反応の石灰石300aとガス化部1bからの未燃チ
ャー300bにより流動層10cが形成される。流動層
10cでは未燃チャーの燃焼反応とCaSの酸化反応が
起こる。酸化部1cからの燃焼ガス600cはガス化部
1bに送られ、粒子301は排出される。
【0005】層内に設置した熱交換器70および空気4
00の量の制御により、流動層10a〜cの温度は90
0〜1100℃に制御される。流動層10aで生成した
900〜1000℃のガス化ガス601はガス冷却器9
0で450℃に冷却された後、サイクロン11によって
脱塵される。脱塵されたガス化ガス603はさらにセラ
ミックスフィルタ3で精密脱塵される。精密脱塵後の4
50℃のガス化ガス604はガスタービン4に送られ発
電に使用される。
00の量の制御により、流動層10a〜cの温度は90
0〜1100℃に制御される。流動層10aで生成した
900〜1000℃のガス化ガス601はガス冷却器9
0で450℃に冷却された後、サイクロン11によって
脱塵される。脱塵されたガス化ガス603はさらにセラ
ミックスフィルタ3で精密脱塵される。精密脱塵後の4
50℃のガス化ガス604はガスタービン4に送られ発
電に使用される。
【0006】ガスタービン4を出たガス605は排ガス
ボイラ5に送られ熱交換器71で回収した熱によりスチ
ームタービン6を駆動する。排ガスボイラ5から出た排
ガス606は煙突7から排ガス607となって排出され
る。
ボイラ5に送られ熱交換器71で回収した熱によりスチ
ームタービン6を駆動する。排ガスボイラ5から出た排
ガス606は煙突7から排ガス607となって排出され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】流動層ガス化炉から出
るガス化ガスはナトリウム化合物およびカリウム化合物
のアルカリ化合物を含有している。ガス化ガス中のアル
カリ化合物はガスタービンの腐食を引き起こすためガス
タービン入り口で約50ppb 以下がガス中のアルカリ化
合物の含有許容濃度と考えられている。
るガス化ガスはナトリウム化合物およびカリウム化合物
のアルカリ化合物を含有している。ガス化ガス中のアル
カリ化合物はガスタービンの腐食を引き起こすためガス
タービン入り口で約50ppb 以下がガス中のアルカリ化
合物の含有許容濃度と考えられている。
【0008】従来の技術では、燃焼ガス中のアルカリ化
合物を許容限界以下にするために、ガス化ガスの冷却を
行いアルカリ化合物を固化させ、脱塵により除去してい
た。しかし、従来の技術では、ガス化ガスの冷却を行う
ため効率の低下をひきおこすという問題点があった。そ
のため、ガス化ガスの冷却を必要としないガス化ガス中
のアルカリ化合物除去が必要である。
合物を許容限界以下にするために、ガス化ガスの冷却を
行いアルカリ化合物を固化させ、脱塵により除去してい
た。しかし、従来の技術では、ガス化ガスの冷却を行う
ため効率の低下をひきおこすという問題点があった。そ
のため、ガス化ガスの冷却を必要としないガス化ガス中
のアルカリ化合物除去が必要である。
【0009】本発明は、流動層内で燃料をガス化させる
と同時に脱硫をおこなわせる流動層ガス化装置におい
て、生成ガス化ガス中のアルカリ化合物濃度を所定値に
抑えうるように構成した流動層ガス化装置を提供するこ
とを課題としている。
と同時に脱硫をおこなわせる流動層ガス化装置におい
て、生成ガス化ガス中のアルカリ化合物濃度を所定値に
抑えうるように構成した流動層ガス化装置を提供するこ
とを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、固形燃料を脱
硫剤と一緒に酸素を含む酸化ガスで流動化させて流動層
を形成し、その流動層内で前記固形燃料をガス化させる
と同時に脱硫をおこなわせる流動層ガス化装置における
前記課題を解決するため次の構成を採用する。
硫剤と一緒に酸素を含む酸化ガスで流動化させて流動層
を形成し、その流動層内で前記固形燃料をガス化させる
と同時に脱硫をおこなわせる流動層ガス化装置における
前記課題を解決するため次の構成を採用する。
【0011】すなわち、本発明による流動層ガス化装置
では、ガス化ガス中に含有されるアルカリ化合物濃度を
連続的に測定するアルカリ化合物濃度測定器、及びその
測定器からの信号に基づいて供給量を調節された、アル
ミナ(Al2 O3 )およびシリカ(SiO2 )含有の灰
粒子で構成されるアルカリ化合物吸収物をガス化ガスと
の接触部に供給するアルカリ化合物吸収物供給装置を設
ける。
では、ガス化ガス中に含有されるアルカリ化合物濃度を
連続的に測定するアルカリ化合物濃度測定器、及びその
測定器からの信号に基づいて供給量を調節された、アル
ミナ(Al2 O3 )およびシリカ(SiO2 )含有の灰
粒子で構成されるアルカリ化合物吸収物をガス化ガスと
の接触部に供給するアルカリ化合物吸収物供給装置を設
ける。
【0012】本発明による流動層ガス化装置においてア
ルカリ化合物吸収物をガス化ガスと接触させる接触部と
しては、流動層ガス化炉から出たガス化ガスの流路に設
置したアルカリ化合物吸収粒子層とすることができる。
あるいは、その接触部として、流動層ガス化炉における
脱硫部とすることができる。
ルカリ化合物吸収物をガス化ガスと接触させる接触部と
しては、流動層ガス化炉から出たガス化ガスの流路に設
置したアルカリ化合物吸収粒子層とすることができる。
あるいは、その接触部として、流動層ガス化炉における
脱硫部とすることができる。
【0013】なお、本発明で用いるアルカリ化合物吸収
物としては石炭燃焼ボイラで生じた灰粒子や、或いはそ
の流動層ガス炉の酸化部からの排出灰を用いてよい。
物としては石炭燃焼ボイラで生じた灰粒子や、或いはそ
の流動層ガス炉の酸化部からの排出灰を用いてよい。
【0014】
【作用】本発明による流動層ガス化装置は、前記した構
成を有するので、流動層ガス化炉からのガス化ガス中の
アルカリ化合物は、アルカリ化合物吸収粒子層や流動層
ガス化炉の脱硫部などの触媒部で、アルカリ化合物吸収
物供給装置から供給されたアルカリ化合物吸収物の中の
アルミナ(Al2 O3 )およびシリカ(SiO2)と接
触し、主として下記の反応を起こす。
成を有するので、流動層ガス化炉からのガス化ガス中の
アルカリ化合物は、アルカリ化合物吸収粒子層や流動層
ガス化炉の脱硫部などの触媒部で、アルカリ化合物吸収
物供給装置から供給されたアルカリ化合物吸収物の中の
アルミナ(Al2 O3 )およびシリカ(SiO2)と接
触し、主として下記の反応を起こす。
【0015】このように、ガス化ガスをアルミナ(Al
2 O3 )およびシリカ(SiO2 )を含有する灰粒子と
接触させることにより、ガス化ガス中のアルカリ化合物
は灰粒子に捕獲され、ガス中のアルカリ化合物濃度は小
さくなる。
2 O3 )およびシリカ(SiO2 )を含有する灰粒子と
接触させることにより、ガス化ガス中のアルカリ化合物
は灰粒子に捕獲され、ガス中のアルカリ化合物濃度は小
さくなる。
【0016】
【数1】
【0017】そして、本発明による流動層ガス化装置で
はアルカリ化合物濃度測定器が設けられガス化ガス中に
含有されるアルカリ化合物濃度が連続的に測定され、そ
の測定器からの信号に基づいて制御された量のアルカリ
化合物吸収物が供給されるのでガス化ガス中のアルカリ
化合物濃度を常に所定値以下に維持することが可能であ
る。
はアルカリ化合物濃度測定器が設けられガス化ガス中に
含有されるアルカリ化合物濃度が連続的に測定され、そ
の測定器からの信号に基づいて制御された量のアルカリ
化合物吸収物が供給されるのでガス化ガス中のアルカリ
化合物濃度を常に所定値以下に維持することが可能であ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明による流動層ガス化装置につい
て図示した実施例に基づいて具体的に説明する。なお、
以下の実施例は、燃料に石炭、脱硫剤に石灰石、酸化ガ
スに空気を用いて石炭をガス化し、そのガス化石炭ガス
を発電に用いるように構成した流動層ガス化装置に本発
明を実施した例である。また、以下の実施例において、
図9に示した従来のプラントと同じ構成の部分には説明
を簡潔にするため同じ符号を付してあり、それについて
の重複する説明は省略する。
て図示した実施例に基づいて具体的に説明する。なお、
以下の実施例は、燃料に石炭、脱硫剤に石灰石、酸化ガ
スに空気を用いて石炭をガス化し、そのガス化石炭ガス
を発電に用いるように構成した流動層ガス化装置に本発
明を実施した例である。また、以下の実施例において、
図9に示した従来のプラントと同じ構成の部分には説明
を簡潔にするため同じ符号を付してあり、それについて
の重複する説明は省略する。
【0019】(第1実施例)まず図1にそのフローチャ
ートを示した第1実施例について説明する。図1におい
て、2はアルカリ化合物吸収粒子層である。9はホッパ
で後記するように石炭燃焼ボイラからの灰粒子が貯えら
れている。8はホッパ9内の灰粒子をアルカリ化合物吸
収粒子層2に送るスクリューフィーダである。
ートを示した第1実施例について説明する。図1におい
て、2はアルカリ化合物吸収粒子層である。9はホッパ
で後記するように石炭燃焼ボイラからの灰粒子が貯えら
れている。8はホッパ9内の灰粒子をアルカリ化合物吸
収粒子層2に送るスクリューフィーダである。
【0020】80はアルカリ化合物濃度測定器で、81
はこの測定器80からの信号800を処理する信号処理
器である。その他の構成は図9に示した流動層ガス化装
置の構成と実質的に同じである。図1の装置において、
ホッパ9にはアルミナ(Al2 O3 )およびシリカ(S
iO2 )を含有する石炭燃焼ボイラ(図示せず)で生じ
た灰粒子(Al2 O3 :30wt%、SiO2 :50wt
%、平均粒径300μm) が貯えられている。このホッ
パ9内の灰粒子302をスクリューフィーダ8に導き、
灰粒子303をアルカリ化合物吸収粒子層2へスクリュ
ーフィーダ8によって送る。
はこの測定器80からの信号800を処理する信号処理
器である。その他の構成は図9に示した流動層ガス化装
置の構成と実質的に同じである。図1の装置において、
ホッパ9にはアルミナ(Al2 O3 )およびシリカ(S
iO2 )を含有する石炭燃焼ボイラ(図示せず)で生じ
た灰粒子(Al2 O3 :30wt%、SiO2 :50wt
%、平均粒径300μm) が貯えられている。このホッ
パ9内の灰粒子302をスクリューフィーダ8に導き、
灰粒子303をアルカリ化合物吸収粒子層2へスクリュ
ーフィーダ8によって送る。
【0021】アルカリ化合物吸収粒子層2の構成を図2
に示している。アルカリ化合物吸収粒子層2は200メ
ッシュサイズの分散板2b、分散板上部2a、分散板下
部の灰粒子充填部2cおよび粒径2mmのアルミナボール
の充填部2dで構成されている。アルカリ化合物吸収粒
子層2cに送られた灰は、分散板上部2aから導入され
るガス化ガス601と接触することにより、ガス化ガス
中のアルカリ化合物を灰中のアルミナ(Al2 O3 )お
よびシリカ(SiO2 )に吸収する。
に示している。アルカリ化合物吸収粒子層2は200メ
ッシュサイズの分散板2b、分散板上部2a、分散板下
部の灰粒子充填部2cおよび粒径2mmのアルミナボール
の充填部2dで構成されている。アルカリ化合物吸収粒
子層2cに送られた灰は、分散板上部2aから導入され
るガス化ガス601と接触することにより、ガス化ガス
中のアルカリ化合物を灰中のアルミナ(Al2 O3 )お
よびシリカ(SiO2 )に吸収する。
【0022】ガス化ガス中のアルカリ化合物濃度の制御
は、図1においてガス化ガス602を連続的に吸引サン
プリングし、アルカリ化合物濃度(Na+K)を原子吸
光法によるアルカリ化合物濃度測定器80で測定し、ア
ルカリ化合物濃度測定器80からの信号800を信号処
理器81で変換し、スクリューフィーダ8の回転数を調
節し、アルカリ化合物吸収粒子層2に入る灰粒子供給量
を調整することにより行う。
は、図1においてガス化ガス602を連続的に吸引サン
プリングし、アルカリ化合物濃度(Na+K)を原子吸
光法によるアルカリ化合物濃度測定器80で測定し、ア
ルカリ化合物濃度測定器80からの信号800を信号処
理器81で変換し、スクリューフィーダ8の回転数を調
節し、アルカリ化合物吸収粒子層2に入る灰粒子供給量
を調整することにより行う。
【0023】アルカリ化合物濃度が高ければ、灰粒子供
給量を大きくしアルカリ化合物吸収速度を増大させる。
アルカリ化合物を吸収したオーバーフロー灰304は排
出廃棄される。こうして50ppb 以下までアルカリ化合
物が除去されたガス化ガス602はセラミックスフィル
タ3で精密脱塵される。精密脱塵後のガス603はガス
タービン4に送られ発電に使用される。
給量を大きくしアルカリ化合物吸収速度を増大させる。
アルカリ化合物を吸収したオーバーフロー灰304は排
出廃棄される。こうして50ppb 以下までアルカリ化合
物が除去されたガス化ガス602はセラミックスフィル
タ3で精密脱塵される。精密脱塵後のガス603はガス
タービン4に送られ発電に使用される。
【0024】ガスタービン4からの排ガス604は排ガ
スボイラ5とスチームタービン6により発電に使用さ
れ、煙突7によって燃焼ガス606として排出される。
本実施例におけるマスバランスを図3に記す。
スボイラ5とスチームタービン6により発電に使用さ
れ、煙突7によって燃焼ガス606として排出される。
本実施例におけるマスバランスを図3に記す。
【0025】(第2実施例)次に、図4に示した第2実
施例について説明する。第2実施例では、第1実施例の
アルカリ吸収粒子層と流動層ガス化炉の脱硫部を一体化
したものである。一体化により、装置の数が減るので構
成がシンプルになる。
施例について説明する。第2実施例では、第1実施例の
アルカリ吸収粒子層と流動層ガス化炉の脱硫部を一体化
したものである。一体化により、装置の数が減るので構
成がシンプルになる。
【0026】図4で、アルミナ(Al2 O3 )およびシ
リカ(SiO2 )を含有する灰粒子として、石炭燃焼ボ
イラ(図示せず)で生じた灰粒子をホッパ9に貯え、そ
こから灰粒子302をスクリューフィーダ8に導き、灰
粒子303を流動層石炭ガス化炉1の脱硫部10aにス
クリューフィーダ8によって送る。
リカ(SiO2 )を含有する灰粒子として、石炭燃焼ボ
イラ(図示せず)で生じた灰粒子をホッパ9に貯え、そ
こから灰粒子302をスクリューフィーダ8に導き、灰
粒子303を流動層石炭ガス化炉1の脱硫部10aにス
クリューフィーダ8によって送る。
【0027】スクリューフィーダ8によって脱硫部10
aに送られた灰は、ガス化ガス600bと接触すること
により、ガス化ガス中のアルカリ化合物を灰中のアルミ
ナ(Al2 O3 )およびシリカ(SiO2 )に吸収す
る。アルカリ化合物が除去されたガス化ガス601はサ
イクロン11で脱塵後、セラミックスフィルタ3で精密
脱塵され、発電に利用される。その他の構成と作用は第
1実施例と同様である。本実施例におけるマスバランス
を図5に記す。
aに送られた灰は、ガス化ガス600bと接触すること
により、ガス化ガス中のアルカリ化合物を灰中のアルミ
ナ(Al2 O3 )およびシリカ(SiO2 )に吸収す
る。アルカリ化合物が除去されたガス化ガス601はサ
イクロン11で脱塵後、セラミックスフィルタ3で精密
脱塵され、発電に利用される。その他の構成と作用は第
1実施例と同様である。本実施例におけるマスバランス
を図5に記す。
【0028】(第3実施例)次に図6に示した第3実施
例について説明する。第3実施例ではアルミナ(Al2
O3 )およびシリカ(SiO2 )を含有する灰粒子とし
て、本流動層ガス化装置を構成している流動層石炭ガス
化炉1の酸化部からの排出灰を利用するものである。本
構成によれば、ガス化炉1からの排出灰のリサイクルが
可能になる。
例について説明する。第3実施例ではアルミナ(Al2
O3 )およびシリカ(SiO2 )を含有する灰粒子とし
て、本流動層ガス化装置を構成している流動層石炭ガス
化炉1の酸化部からの排出灰を利用するものである。本
構成によれば、ガス化炉1からの排出灰のリサイクルが
可能になる。
【0029】図6で、アルミナ(Al2 O3 )およびシ
リカ(SiO2 )を含有する石炭ガス化炉1の酸化部1
cからの排出灰(Al2 O3 :25wt%、SiO2 :4
2wt%、平均粒径500μm) をホッパ9に貯え、その
一部302を流動層石炭ガス化炉1の脱硫部10aにス
クリューフィーダ8によって送る(303)。残りの灰
301は排出廃棄される。
リカ(SiO2 )を含有する石炭ガス化炉1の酸化部1
cからの排出灰(Al2 O3 :25wt%、SiO2 :4
2wt%、平均粒径500μm) をホッパ9に貯え、その
一部302を流動層石炭ガス化炉1の脱硫部10aにス
クリューフィーダ8によって送る(303)。残りの灰
301は排出廃棄される。
【0030】スクリューフィーダ8によって脱硫部10
aに送られた灰は、ガス化ガス600bと接触すること
により、ガス化ガス中のアルカリ化合物を灰中のアルミ
ナ(Al2 O3 )およびシリカ(SiO2 )に吸収す
る。アルカリ化合物が除去されたガス化ガス601はサ
イクロン11で脱塵後、セラミックスフィルタ3で精密
脱塵され、発電に利用される。本実施例におけるマスバ
ランスを図7に記す。
aに送られた灰は、ガス化ガス600bと接触すること
により、ガス化ガス中のアルカリ化合物を灰中のアルミ
ナ(Al2 O3 )およびシリカ(SiO2 )に吸収す
る。アルカリ化合物が除去されたガス化ガス601はサ
イクロン11で脱塵後、セラミックスフィルタ3で精密
脱塵され、発電に利用される。本実施例におけるマスバ
ランスを図7に記す。
【0031】
【発明の効果】本発明の流動層ガス化装置によれば、ア
ルカリ化合物濃度測定器とこの測定器からの信号に基づ
いて調節された供給量のアルカリ化合物吸収物をガス化
ガスとの接触部に供給するアルカリ化合物吸収物供給装
置を有しているので、ガス化ガス中のアルカリ化合物は
その接触部でアルカリ化合物吸収物に吸収除去され、そ
のアルカリ化合物濃度を所定値以下に保つことができ
る。
ルカリ化合物濃度測定器とこの測定器からの信号に基づ
いて調節された供給量のアルカリ化合物吸収物をガス化
ガスとの接触部に供給するアルカリ化合物吸収物供給装
置を有しているので、ガス化ガス中のアルカリ化合物は
その接触部でアルカリ化合物吸収物に吸収除去され、そ
のアルカリ化合物濃度を所定値以下に保つことができ
る。
【0032】本発明に基づく灰粒子との接触が燃焼ガス
中のアルカリ化合物濃度に及ぼす影響を図8に示してい
る。図8より、従来に比較してガス化ガス中のアルカリ
化合物濃度が大きく低減されることがわかる。しかも、
本発明のプラントではガス化ガスの冷却を行わないため
に、従来に比較して効率が上昇する(HHV基準で1〜
2%)。以上のように本発明により、効率の低下を引き
起こさないガス化ガス中のアルカリ化合物の低減が可能
になった。
中のアルカリ化合物濃度に及ぼす影響を図8に示してい
る。図8より、従来に比較してガス化ガス中のアルカリ
化合物濃度が大きく低減されることがわかる。しかも、
本発明のプラントではガス化ガスの冷却を行わないため
に、従来に比較して効率が上昇する(HHV基準で1〜
2%)。以上のように本発明により、効率の低下を引き
起こさないガス化ガス中のアルカリ化合物の低減が可能
になった。
【図1】本発明の第1実施例に係わる流動層ガス化装置
のフローチャートを示す図面。
のフローチャートを示す図面。
【図2】図1の第1実施例による装置で用いられている
アルカリ化合物吸収装置の構成を示す説明図。
アルカリ化合物吸収装置の構成を示す説明図。
【図3】本発明の第1実施例に係わる流動層ガス化装置
におけるマスバランスを示す図表。
におけるマスバランスを示す図表。
【図4】本発明の第2実施例に係わる流動層ガス化装置
のフローチャートを示す図面。
のフローチャートを示す図面。
【図5】本発明の第2実施例に係わる流動層ガス化装置
におけるマスバランスを示す図表。
におけるマスバランスを示す図表。
【図6】本発明の第3実施例に係わる流動層ガス化装置
のフローチャートを示す図面。
のフローチャートを示す図面。
【図7】本発明の第3実施例に係わる流動層ガス化装置
におけるマスバランスを示す図表。
におけるマスバランスを示す図表。
【図8】本発明の実施例に係わる流動層ガス化装置によ
り得られるガス化ガス中のアルカリ化合物濃度を示す図
面。
り得られるガス化ガス中のアルカリ化合物濃度を示す図
面。
【図9】従来の流動層ガス化装置を示す図面。
1 流動層石炭ガス化炉 1a 脱硫部 1b ガス化部 1c 酸化部 2 アルカリ化合物吸収粒子層 2a 分散板上部 2b 分散板 2c 灰粒子充填部 2d アルミナボール充填部 3 セラミックスフィルタ 4 ガスタービン 5 排ガスボイラ 6 スチームタービン 7 煙突 8 スクリューフィーダ 9 ホッパー 10a,10b,10c 流動層 11 サイクロン 70,71 熱交換器 80 アルカリ化合物濃度測定器 81 信号処理器 90 ガス冷却器 100 石炭 200 石灰石 300,301,302,303,304,305,3
00a,300b 灰(チャーおよび未反応石灰石含
む) 400,401,402 空気 500 スチーム 600b,600c,601,602,603,60
4,605,606,607 ガス化ガスまたは燃焼ガ
ス 800,801 電気信号
00a,300b 灰(チャーおよび未反応石灰石含
む) 400,401,402 空気 500 スチーム 600b,600c,601,602,603,60
4,605,606,607 ガス化ガスまたは燃焼ガ
ス 800,801 電気信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10K 1/32 (72)発明者 甕 聰樹 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 篠田 克彦 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 固形燃料を脱硫剤と一緒に酸素を含む酸
化ガスで流動化させて流動層を形成し、その流動層内で
前記固形燃料をガス化させると同時に脱硫をおこなわせ
る流動層ガス化装置において、ガス化ガス中に含有され
るアルカリ化合物濃度を連続的に測定するアルカリ化合
物濃度測定器、及び同測定器からの信号に基づいて供給
量を調節されたアルミナ(Al2 O3 )およびシリカ
(SiO 2 )含有の灰粒子で構成されるアルカリ化合物
吸収物をガス化ガスとの接触部に供給するアルカリ化合
物吸収物供給装置を有することを特徴とする流動層ガス
化装置。 - 【請求項2】 前記接触部を、流動層ガス化炉から出た
ガス化ガス流路に設置したアルカリ化合物吸収粒子層で
構成した請求項1記載の流動層ガス化装置。 - 【請求項3】 前記接触部を流動層ガス化炉の脱硫部と
した請求項1記載の流動層ガス化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6273497A JPH08134473A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 流動層ガス化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6273497A JPH08134473A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 流動層ガス化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08134473A true JPH08134473A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17528730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6273497A Withdrawn JPH08134473A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 流動層ガス化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08134473A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5988080A (en) * | 1995-10-03 | 1999-11-23 | Ebara Corporation | Waste heat recovery system and power generation system with dust filtration |
| JP2010184988A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Japan Planning Organization Inc | 有機系廃棄物のガス化方法 |
| JP2011527364A (ja) * | 2008-07-08 | 2011-10-27 | テツラフ カール−ハインツ | バイオマスから低タール合成ガスを製造する方法および装置 |
| JP2020097663A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 株式会社Ihi | ガス化ガス製造装置、および、ガス化ガスの製造方法 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP6273497A patent/JPH08134473A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6301896B1 (en) | 1995-10-03 | 2001-10-16 | Ebara Corporation | Heat recovery system and power generation system |
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| US9011724B2 (en) | 2008-07-08 | 2015-04-21 | Karl-Heinz Tetzlaff | Method and device for producing low-tar synthesis gas from biomass |
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