JPH08134531A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

Info

Publication number
JPH08134531A
JPH08134531A JP29394594A JP29394594A JPH08134531A JP H08134531 A JPH08134531 A JP H08134531A JP 29394594 A JP29394594 A JP 29394594A JP 29394594 A JP29394594 A JP 29394594A JP H08134531 A JPH08134531 A JP H08134531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
furnace
chain
conveyor
heat treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29394594A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Yoshioka
隆男 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENBISH ALUM WHEELS CO Ltd
Original Assignee
ENBISH ALUM WHEELS CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ENBISH ALUM WHEELS CO Ltd filed Critical ENBISH ALUM WHEELS CO Ltd
Priority to JP29394594A priority Critical patent/JPH08134531A/ja
Publication of JPH08134531A publication Critical patent/JPH08134531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミニウム合金製ホイールの熱処理を、自
動化装置にて自動的に行なえるようにする。 【構成】 ワーク9を所定の温度に加熱する炉1を設け
る。炉1内へのワーク9の搬入、及び炉1からのワーク
9の搬出を行なう2本のチェーン(コンベアチェーン)
35からなるコンベア装置3を設ける。コンベアチェー
ン35を作動させる動力伝達手段2を設ける。この動力
伝達手段2は、モータ5からのトルクを増大化するギヤ
ボックス21、コンベアチェーン35に動力を伝えるス
プロケット22、28、チェーン25等からなる。動力
伝達手段2に動力を与えるモータ5を設ける。動力伝達
手段2とモータ5との間に、コンベアチェーン35の作
動量を計測する計測手段7を設ける。計測手段7からの
信号に基づき、モータ5の作動等を制御する制御手段6
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム合金製鋳
物製品の、その溶体化処理あるいは調質処理等を行なう
熱処理装置に関するものであり、特に、アルミニウム合
金製のホイール(アルミホイール)の熱処理を、自動的
に行なえるようにした、自動化熱処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の熱処理装置は、図6に示す如く、
長いトンネル状の熱処理炉10等からなるものである。
そして、このような熱処理炉10内へ、鋳造成形された
ワーク90を、例えば、バスケット30内に複数個収納
し、このような状態のものをローラコンベア40上等に
搭載して、順次、搬入するようにしているものである。
また、このように、所定のワーク90を、順次、熱処理
炉10内へ搬入するとともに、所定の時間経過後には、
これらのワーク90を取り出すことによって、上記ワー
ク90の熱処理等を行なうようにしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
熱処理装置は、図6に示す如く、バスケット30内に複
数個(約6個から8個)のワーク90を収納し、このよ
うな状態のバスケット30を熱処理炉10の搬入口11
0のところへ搬送し、ここから搬入用のパワーシリンダ
50にて、順次、熱処理炉10内へと搬入するようにし
ているものである。そして、このようにして搬入された
ワーク90は、順次、前方の取出口190側へと送ら
れ、最後に取出口190から取り出されるようになって
いるものである。そして、この間に熱処理が施されるよ
うになっているものである。すなわち、上記の如く、所
定の時間、熱処理炉10内において熱処理の施されたワ
ーク90は、バスケット30とともに取り出し用のパワ
ーシリンダ60にて上記取出口190から取り出される
ようになっているものである。ところで、このようにし
て熱処理が施されるに当たって、この従来のものにあっ
ては、6個ないし8個からなる複数個のワーク90が一
つのバスケット30内に収納された状態で行なわれるも
のである。従って、各ワークに均等に熱処理を施すため
には、熱処理炉10内に設置されるバーナの向き及びそ
の配置等を細かく調整しなければならないという問題点
がある。また、個々のワーク90をバスケット30内に
収納したり、あるいは取り出したりする等の作業が増加
するという問題点がある。このような問題点を解決する
ために、すべての作業を自動化し、熱処理品質の向上、
更には作業効率の向上等を図ることのできるようにし
た、熱処理装置の提供をしようとするのが、本発明の目
的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、次のような手段を構ずることと
した。すなわち、鋳造製品からなるワークの調質等を行
なう熱処理装置に関して、ワークを所定の温度にて所定
の時間加熱する炉と、上記ワークを上記炉内へ搬送する
とともに、当該炉内にて上記ワークを一定の状態で保持
する2本のチェーンからなるコンベア装置と、当該コン
ベア装置の上記チェーン(コンベアチェーン)を作動さ
せるスプロケット、チェーン、及びギヤボックス等から
なる動力伝達手段と、当該動力伝達手段に動力を与える
モータと、当該モータと上記動力伝達手段との間に設け
られ、上記コンベア装置を形成するチェーン(コンベア
チェーン)の作動量を計測する計測手段と、当該計測手
段による計測結果(データ)を基に、上記コンベアチェ
ーンの作動量及びその作動時期等を制御する制御手段
と、からなる構成を採ることとした。
【0005】また、上記構成において、炉の取出口付近
に、コンベアチェーン上に搭載された状態で炉の取出口
へと搬送されて来るワークを取り出し、次の機械加工工
程等へと送り出す役目を果たす取り出しロボットを設け
ることとした。そして、当該取り出しロボットは、左右
に動く2本の爪からなるフォーク部を有するとともに、
当該フォーク部を形成する各爪の内側には2個のローラ
を有し、更に、これらローラのうちの少なくともいずれ
か一方側のローラは、上記爪の長手方向に向かって移動
可能なように取り付けられるとともに、当該可動ローラ
は、スプリングあるいはパワーシリンダ等により、常
に、2個のローラが近付き合うように力の付加されてい
る構成からなるようにした。
【0006】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明において
は、次のような作用を呈することとなる。すなわち、図
1において、2本のコンベアチェーン35上に搭載され
た状態で、ワーク9が、炉1の搬入口11から、次々と
炉1内に搬入されると、当該炉1内に搬入されたワーク
9は、順次、前方の取出口19に向かって搬送されるこ
ととなる。そして、このような搬入口11からの搬入作
業が、所定のサイクルタイムで、ある回数行なわれる
と、コンベアチェーン35上に搭載されたワーク9は、
最終的には炉1の取出口19のところへと到達する。こ
の搬入口11から取出口19までの所定のサイクルの
間、上記ワーク9は炉1内に存在することとなり、この
間に所定の熱処理が施されることとなる。
【0007】また、上記所定の熱処理が施されて、炉1
の取出口19のところへと搬送されて来たワーク9は、
図1に示す如く、取り出しロボット8によって取り出さ
れ、次の機械加工工程等へと送り出される。
【0008】ところで、上記のようなサイクルにてワー
ク9の搬送がなされるコンベア装置3は、モータ5を動
力源として駆動される動力伝達手段2によって駆動され
るようになっているものである。すなわち、図1におい
て、モータ5からの動力は、ベルト伝達機構24、ギヤ
ボックス21、チェーン25等を介してドライブスプロ
ケット31に伝達される。このドライブスプロケット3
1の作動により、コンベアチェーン35が駆動され、ワ
ーク9の搬送等が行なわれる。すなわち、炉1の搬入口
11では、一個のワーク9が炉1内へと搬入され、これ
と同時に、取出口19では熱処理の施された一個のワー
ク9が搬出されることとなる。
【0009】ところで、このようなコンベアチェーン3
5の作動(移動)は、モータ5からの動力によって行な
われるが、その移動量及び作動時期等については、コン
ピュータ等からなる制御手段6によって制御される。す
なわち、炉1の全体の長さ、及び当該炉1内に収納され
るワーク9の数、更には、必要とされる熱処理時間等か
ら割り出される値をベースに、上記コンベア装置3を作
動させる時期が上記制御手段6によって演算され、この
演算データを基に上記モータ5の作動時期(サイクルタ
イム)が算出される。また、この作動時期(時間)が到
来したことにより、上記モータ5が作動し、これによっ
て、動力伝達手段2を介してコンベア装置3のコンベア
チェーン35が駆動されることとなるが、この一回当り
の作動量も、上記制御手段6によって制御される。
【0010】なお、この場合には、取出口19へと搬送
されたワーク9は、上記取り出しロボット8のフォーク
部81に正確に捕らえられるようにする必要がある。す
なわち、取り出しロボット8のフォーク部81の位置
に、正確に上記ワーク9が搬送されるよう、上記コンベ
アチェーン35を駆動しなければならない。そのため、
当該コンベアチェーン35駆動用の上記動力伝達手段2
が作動すると、当該動力伝達手段2のギヤボックス21
のところに設けられている計測手段7が作動し、上記コ
ンベアチェーン35の作動量に影響を及ぼすモータ5の
作動量が正確に計測される。そして、この計測手段7か
らの計測データを基に、上記モータ5の作動量が上記制
御手段6によって制御される。すなわち、計測手段7か
らのデータを基に、コンベアチェーン35の最適状態の
作動量が算出され、これに基づいて上記モータ5の回転
量(作動量)が制御されることとなる。
【0011】このように、制御手段6の制御作用によ
り、一個のワーク9が炉1の取出口19へと搬送される
と、次に、制御手段6は、取り出しロボット8を作動さ
せる。このとき、ワーク9はすでに所定の位置に設置さ
れているので、上記取り出しロボット8のフォーク部8
1は、上記ワーク9を確実に捕らえることとなる。これ
によって、上記取り出しロボット8は、上記熱処理の済
んだワーク9を、次の工程である機械加工工程等へと搬
送することとなる。これら一連の作動が上記制御手段6
によって制御され、これにて一サイクルが完了すること
となる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について、図1ないし図5を
基に説明する。本実施例の構成は、図1に示す如く、鋳
造品からなるワーク9を所定の時間、所定の温度にて保
持する炉1と、上記ワーク9を上記炉1内へ搬送すると
ともに、当該炉1内にて上記ワーク9を一定の状態で支
持するコンベア装置3と、当該コンベア装置3を作動さ
せるスプロケット22、28、チェーン25、ギヤボッ
クス21等からなる動力伝達手段2と、当該動力伝達手
段2に動力を与えるモータ5と、当該モータ5と上記動
力伝達手段2との間に設けられるものであって、上記コ
ンベア装置3の作動量を間接的に計測する計測手段7
と、当該計測手段7からの計測データに基づき、上記コ
ンベア装置3の作動量、及びその作動時期等を制御する
制御手段6と、からなることを基本とするものである。
【0013】このような基本構成において、アルミニウ
ム合金製のワーク9の溶体化処理あるいは調質等を行な
う炉1は、約600℃前後の温度に保たれるようになっ
ているものである。そして、その内部には、ワーク9を
搭載した状態で搬送することのできるコンベア装置3が
設けられるようになっているものである。また、このよ
うな構成からなる炉1の一端側には、ワーク9の搬入が
行なわれる搬入口11が設けられているとともに、他端
側には熱処理の施されたワーク9の搬出が行なわれる取
出口19が設けられている構成となっている。そして、
この取出口19のところへと搬送されたワーク9は、取
り出しロボット8によって取り出され、次の機械加工工
程へと送り出されるようになっているものである。
【0014】上記構成からなる炉1へのワーク9の搬入
等を行なうコンベア装置3は、図1に示す如く、主に炉
1内においてワーク9の搬送を行なう2本のチェーンか
らなるコンベアチェーン35と、動力伝達手段2からの
動力を受けて上記コンベアチェーン35を駆動するドラ
イブスプロケット31と、上記コンベアチェーン35を
支持するアイドラスプロケット33、34と、上記炉1
内に在るコンベアチェーン35が熱によって延伸した場
合を考慮して、当該コンベアチェーン35に、一定の張
力を与えるように作動するテークアップ装置4と、から
なることを基本とするものである。このような基本構成
において、上記テークアップ装置4は、図1及び図2に
示す如く、コンベアチェーン35の一部と係合するよう
に設置されたテークアップスプロケット32と、当該テ
ークアップスプロケット32を一定の方向に引っ張り、
上記コンベアチェーン35に所定の張力を与えるように
作動するパワーシリンダ41等からなるものである。
【0015】なお、このような構成からなるコンベア装
置3において、上記取り出しロボット8は、一般には、
上記ワーク9の取り出しに当って、上記取出口19から
炉1内に進入することによってワーク9の捕捉を行なう
ようになっているが、場合によっては、ワーク9の捕捉
をし易くするために、取出口19の外側にてワーク9を
捕らえるようにしているものがある。この場合には、上
記炉1の取出口19付近に、図1に示す如く、取出口1
9の外側へ搬出されたワーク9をコンベアチェーン35
から浮き上がらせるようにするためのリフトアップ装置
39が設けられている。このリフトアップ装置39は、
図3に示す如く、パワーシリンダ391と、当該パワー
シリンダ391にて上記ワーク9を上方へ持ち上げるよ
うに作動するリフタ392とからなるものである。そし
て、当該リフタ392は、普段はコンベアチェーン35
の下方部に収納されており、ワーク9が当該リフタ39
2の上方に来たときに上方へ移動(作動)し、上記ワー
ク9をコンベアチェーン35の上面よりも上方に持ち上
げるべく作動するようになっているものである。これに
よって、取り出しロボット8がワーク9を捕捉し易くな
るようにしている。
【0016】上記構成からなるコンベア装置3のドライ
ブスプロケット31に動力を伝達する動力伝達手段2
は、上記ドライブスプロケット31にドライブシャフト
29を介して同軸上に設けられるスプロケット28と、
当該スプロケット28を駆動するチェーン25と、当該
チェーン25を駆動するスプロケット22と、当該スプ
ロケット22に、後記モータ5からの動力を、トルクを
増大化した状態で伝達するギヤボックス21と、当該ギ
ヤボックス21へ後記モータ5からの動力を入力させる
プーリ23等からなることを基本とするものである。な
お、このような構成において、上記ギヤボックス21
は、傘歯車装置等からなるものであり、モータ5からの
動力は、その回転軸の方向が90°変換された状態で取
り出され、上記スプロケット22、チェーン25等を介
して、コンベア装置3のドライブスプロケット31へと
伝達されるようになっているものである。
【0017】このような構成からなる上記動力伝達手段
2に動力を与えるモータ5は、電動モータ等からなるも
のであり、当該モータ5にはプーリ51が設けられてい
る構成からなるものである。そして、当該プーリ51に
はベルト伝達機構24等が装着されており、このベルト
伝達機構24の一端は、上記ギヤボックス21に設けら
れたプーリ23と係合するようになっているものであ
る。従って、このベルト伝達機構24を介して、本モー
タ5からの動力が上記動力伝達手段2のギヤボックス2
1に伝達されるようになっているものである。なお、こ
のような構成において、上記ベルト伝達機構24は、こ
れ以外に、チェーン伝達機構、あるいはギヤ伝達機構等
からなるものであっても良い。
【0018】これら構成からなるモータ5と動力伝達手
段2との間に設けられるものであって、これらモータ5
及び動力伝達手段2の作動量を検出(計測)する計測手
段7は、図1に示す如く、モータ5の作動と連動して作
動するギヤボックス21に設けられたプーリ23の回転
角度を検出するロータリエンコーダ等からなるものであ
る。このロータリエンコーダからなる計測手段7は、上
記プーリ23と同軸上に設けられ、当該プーリ23と同
期して回転運動をする回転ディスク71と、当該回転デ
ィスク71の円周端付近に設けられた一対の発光手段7
2及び受光手段73と、からなることを基本とするもの
である。このような構成において、上記回転ディスク7
1は、図2に示す如く、上記プーリ23と一体化されて
いる構成からなるものであっても良い。そして、上記回
転ディスク71の円周端付近には、同一円周上に、等間
隔状に複数個のスリットあるいは貫通孔711が設けら
れている構成からなるものである。また、上記発光手段
72は発光ダイオード等からなるものであり、受光手段
73はホトトランジスタ等からなるものである。そし
て、当該発光手段72から発信された光が、上記スリッ
トあるいは貫通孔711を通って、受光手段73にて受
信されるようになっているものである。更に、当該受光
手段73にて受信された光量を基礎とした信号(デー
タ)が、次の制御手段6に送られるようになっているも
のである。なお、このロータリエンコーダ式の計測手段
7においては、上記光センサ方式のものに代わってパル
スジェネレータ等のような電磁方式のものからなるもの
であっても良い。
【0019】また、このような計測手段7としては、上
記ロータリエンコーダ方式に代わって、図2に示すよう
なリミットスイッチ79からなるものが挙げられる。こ
のものは、例えばテークアップスプロケット32等のス
プロケットに突起321、321’を設けておき、この
テークアップスプロケット32がある一定の角度、回転
運動をすると、当該テークアップスプロケット32に設
けられている突起321、321’がリミットスイッチ
79に接触し、信号が発信されるようになっているもの
である。この信号を受けて制御手段6がモータ5の回転
運動を停止あるいは作動させたりするようになってい
る。なお、当該モータ5の停止及び作動は、上記制御手
段6にタイマー機構等を組み込んでおくことによって、
上記突起321とリミットスイッチ79との接触後、上
記モータ5の回転速度を減速させ、しかる後に停止させ
たりするようにすることも可能である。
【0020】このような計測手段7からの信号を基に、
種々の制御作用を行なう制御手段6は、マイクロプロセ
ッサユニット(MPU)を基礎とした演算手段を主体と
して形成されるマイクロコンピュータ等からなるもので
ある。そして更に、本制御手段6は、上記計測手段7か
らの信号を基に、上記モータ5の作動量、すなわち、コ
ンベアチェーン35の一回当り(一サイクル)の作動量
を制御するとともに、その作動時期、すなわち、炉1の
取出口19の開く時期等を制御するようになっているも
のである。また、上記取出口19のところに搬出された
ワーク9を取り出すための、上記リフトアップ装置39
の作動、及び上記取り出しロボット8の作動も制御する
ようになっているものである。
【0021】ところで、このような構成からなる上記コ
ンベア装置3の周りであって、上記取出口19の付近に
は、図1に示す如く、当該取出口19のところへ搬送さ
れて来たワーク9を取り出すとともに、当該ワーク9を
次の工程である機械加工工程等へと送り出す取り出しロ
ボット8が設けられている。そして、当該取り出しロボ
ット8は、図5に示す如く、フォーク部81を主体とて
形成されるものである。このフォーク部81は、左右に
移動することの可能な2本の爪811、811’と、こ
れら各爪811、811’の内側に2個一組の状態で設
けられたローラ814、814’と、これら各ローラの
うちの一方側を上記爪811、811’の長手方向に移
動可能なように支持するブラケット812、813とか
らなるものである。すなわち、上記ローラ814、81
4’は、図5に示す如く、上記ブラケット812、81
3を介して上記各爪811、811’に取り付けられる
ようになっているものであり、これらブラケットのうち
のいずれか一方側のもの813は、上記爪811、81
1’の長手方向に移動可能なように取り付けられている
構成からなるものである。
【0022】そして、当該可動ブラケット813には、
図5に示す如く、スプリング815のバネ力が作用する
ようになっているものである。これら可動ブラケット8
13及びスプリング815の作用により、図5に示す如
く、熱処理の施されたワーク9を全体的に柔らかく掴む
(保持する)ことができるようになっているものであ
る。なお、このように、可動ブラケット813に一定方
向への力を与えるスプリング815は、これに代わっ
て、油圧等によって作動するパワーシリンダ等からなる
ものであっても良い。
【0023】次に、このような構成からなる本実施例の
作動態様等について説明する。本実施例の基本的な作動
態様は、上記作用の欄で述べたものと同じである。すな
わち、所定の時間が経つと、制御手段6からの信号によ
り、モータ5が作動し、このモータ5の作動は、ギヤボ
ックス21等からなる動力伝達手段2を介して、コンベ
ア装置3のドライブスプロケット31へと伝達される。
これによって、コンベアチェーン35が駆動され、炉1
の搬入口11からワーク9が炉1内へと搬入される。そ
れと同時に、取出口19からは熱処理されたワーク9が
取り出しロボット8によって搬出される。なお、この場
合、取出口19の外に設けられたリフトアップ装置39
を有するラインからなるものである場合には、上記ワー
ク9は、リフトアップ装置39によりリフトアップされ
た後、取り出しロボット8にて取り出され、次の機械加
工工程等へと送り出される。また、このようなコンベア
装置3の作動、特にコンベアチェーン35の作動は、ギ
ヤボックス21のプーリ23の周りに設けられた計測手
段7にて計測され、所定量の作動が検出されると、その
データ(信号)が制御手段6に送られ、これによって制
御手段6は、上記モータ5の作動を止める。これによっ
て一連の作動が完了することとなる。
【0024】これら一連の作動について、図4のタイム
チャートを基に説明する。すなわち、所定の時間(T
0 )が経つと、モータ5が作動し、動力伝達手段2を介
して、コンベアチェーン35が所定の時間(T1 )だけ
駆動される。これによって、炉1の搬入口11からは、
ワーク9が一個だけ炉1内へ搬入される。また、これと
同時に、所定の熱処理を終えたワーク9が取出口19か
ら搬出される。ところで、上記モータ5を作動させる時
期を定める時間(T0 )は、ワーク9の材料等によって
定まっているワーク9に熱処理を施さねばならない時
間、及び上記炉1の長さ、更には当該炉1内に収納され
るワーク9の数等によって決定されるものである。これ
らの値を基に、所定のサイクルタイム(T0 )が割り出
され、当該サイクルタイム(T0 )に従って、制御手段
6は、上記モータ5の作動開始時期を制御することとし
ている。
【0025】このようにして、所定の時間(T0 )が経
つとモータ5が作動し、上記コンベアチェーン35は駆
動されることとなるが、このコンベアチェーン35の作
動(駆動)時間(T1 )は、上記熱処理の施されたワー
ク9が取出口19へと搬送されて来る時間、あるいは、
取出口19から搬出され、所定の位置、すなわち、リフ
トアップ装置39の設けられている位置まで搬送されて
来る時間である。すなわち、上記コンベアチェーン35
の作動時間である。この作動時間(T1 )は、上記コン
ベアチェーン35を一工程分だけ移動させる時間であ
り、最終的には、上記コンベアチェーン35の移動量と
して規定されるものである。具体的には、当該コンベア
チェーン35の所定の移動量を得るために必要とされる
上記プーリ23及び回転ディスク71の回転運動量(角
度)として規定されるものである。そして、当該回転運
動量は、上記回転ディスク71が回転運動をすることに
よって、上記計測手段7にて計測されることとなる。そ
して更に、この計測結果に基づき、上記回転ディスク7
1が所定の回転角度だけ回転運動をすると、このときの
計測結果(データ)が上記制御手段6に送られ、この結
果に基づき、上記モータ5の回転運動が止められること
となる。
【0026】次に、このようにして熱処理を受けた後の
ワーク9が取出口19のところへと搬送されて来ると、
取り出しロボット8が上記ワーク9を捕まえに行く。ま
たは、リフトアップ装置39を有する装置(ライン)か
らなるものである場合には、上記ワーク9が上記取出口
19の所定の位置に搬出されると、リフトアップ装置3
9が作動し、当該リフトアップ装置39のリフタ392
が上記ワーク9を持ち上げ、コンベアチェーン35から
上記ワーク9を分離させる。そして、このような状態に
おいて、取り出しロボット8が作動し、上記リフタ39
2にて持ち上げられているワーク9を、上記取り出しロ
ボット8のフォーク部81にて捕まえ、次の機械加工工
程等へと搬送する。このような一連の作動により、ワー
ク9の搬入及び取り出し作業が行なわれることとなる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、鋳造製品からなるワー
クの調質等を行なう熱処理装置に関して、ワークを所定
の温度にて所定の時間加熱する炉と、上記ワークを上記
炉内へ搬送するとともに、当該炉内にて上記ワークを一
定の状態で保持する2本のチェーンからなるコンベア装
置と、当該コンベア装置の上記チェーン(コンベアチェ
ーン)を作動させるスプロケット、チェーン、及びギヤ
ボックス等からなる動力伝達手段と、当該動力伝達手段
に動力を与えるモータと、当該モータと上記動力伝達手
段との間に設けられ、上記コンベア装置を形成するチェ
ーン(コンベアチェーン)の作動量を計測する計測手段
と、当該計測手段による計測結果(データ)を基に、上
記コンベアチェーンの作動量及びその作動時期等を制御
する制御手段と、上記炉の取出口付近に設けられ、当該
炉の取出口から搬出されて来るワークを取り出し、次の
機械加工工程等へと搬送する取り出しロボットと、から
なる構成を採ることとしたので、上記制御手段の制御作
用により、上記ワークの搬入及び搬出、更には、これら
作動時期の設定等、すべての作業を自動制御にて制御す
ることができるようになった。従って、熱処理時間の制
御を初めとして、すべての作業を自動制御にて行なうこ
とができるようになり、熱処理品質の均一化を図ること
ができるようになった。また、これによって、製品の品
質向上を図ることができるようになった。
【0028】また、次の工程へのワークの搬送も含め
て、すべての工程を自動化することができるようにな
り、省力化、延いてはプラント全体の無人化等を図るこ
とができるようになった。また、本発明においては、鋳
造後の残留熱の残っている状態のワークがコンベア装置
上に搭載されて搬送されてくるので、熱処理炉内にて熱
処理を施すワークには、あまり多くの熱を与える必要が
なくなった。すなわち、残留熱を利用することによって
熱処理を行なうことができるようになり、省エネルギー
化を図ることができるようになった。また、従来のもの
においては、ワークの収納されるバスケットの熱容量が
比較的大きかったので、これに要する熱消費量も多大で
あったが、本発明においては、このバスケットを熱する
熱量が不要となり、これによって省エネルギー化を図る
ことができるようになった。具体的には、従来のものに
比べて、熱消費量が約半分になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すスケルトン図である。
【図2】本発明の主要部をなすモータ、動力伝達手段周
りの構成を示す斜視図である。
【図3】本発明にかかるリフトアップ装置の全体構成を
示す立面図である。
【図4】本発明の作動態様を示すタイムチャートであ
る。
【図5】本発明にかかる取り出しロボットのフォーク部
の構成を示す平面図である。
【図6】従来例の全体構成を示す概観図である。
【符号の説明】
1 炉 11 搬入口 19 取出口 2 動力伝達手段 21 ギヤボックス 22 スプロケット 23 プーリ 24 ベルト伝達機構 25 チェーン 28 スプロケット 29 ドライブシャフト 3 コンベア装置 31 ドライブスプロケット 32 テークアップスプロケット 321 突起 321’ 突起 33 アイドラスプロケット 34 アイドラスプロケット 35 コンベアチェーン 39 リフトアップ装置 391 パワーシリンダ 392 リフタ 4 テークアップ装置 41 パワーシリンダ 5 モータ 51 プーリ 6 制御手段 7 計測手段 71 回転ディスク 711 スリット(貫通孔) 72 発光手段 73 受光手段 79 リミットスイッチ 8 取り出しロボット 81 フォーク部 811 爪 811’ 爪 812 ブラケット 813 可動ブラケット 814 ローラ 814’ ローラ 815 スプリング 9 ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F27B 9/24 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳造製品からなるワークの調質等を行な
    う熱処理装置において、ワークを所定の温度にて所定の
    時間加熱する炉と、上記ワークを上記炉内へ搬送すると
    ともに当該炉内にて上記ワークを一定の状態で保持する
    コンベア装置と、当該コンベア装置を作動させる動力伝
    達手段と、当該動力伝達手段に動力を与えるモータと、
    上記コンベア装置の作動量を計測する計測手段と、当該
    計測手段による計測結果(データ)を基に上記コンベア
    装置の作動量及びその作動時期を制御する制御手段と、
    からなることを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 鋳造製品からなるワークの調質等を行な
    う熱処理装置において、ワークを所定の温度にて所定の
    時間加熱する炉と、上記ワークを上記炉内へ搬送すると
    ともに当該炉内にて上記ワークを一定の状態で保持する
    2本のチェーンからなるコンベア装置と、当該コンベア
    装置の上記チェーン(コンベアチェーン)を作動させる
    スプロケット、チェーン、及びギヤボックスからなる動
    力伝達手段と、当該動力伝達手段に動力を与えるモータ
    と、上記コンベア装置を形成するチェーン(コンベアチ
    ェーン)の作動量を計測する計測手段と、当該計測手段
    による計測結果(データ)を基に上記コンベアチェーン
    の作動量、及びその作動時期を制御する制御手段と、か
    らなることを特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 鋳造製品からなるワークの調質等を行な
    う熱処理装置において、ワークを所定の温度にて所定の
    時間加熱する炉と、当該炉のワーク取出口付近に設けら
    れるものであって当該取出口に搬送されて来たワークを
    掴んで取り出す取り出しロボットと、上記ワークを上記
    炉内へ搬送するとともに当該炉内にて上記ワークを一定
    の状態で保持する2本のチェーンからなるコンベア装置
    と、当該コンベア装置の上記チェーン(コンベアチェー
    ン)を作動させる動力伝達手段と、当該動力伝達手段に
    動力を与えるモータと、当該モータと上記動力伝達手段
    との間に設けられ、上記コンベア装置を形成するチェー
    ン(コンベアチェーン)の作動量を計測する計測手段
    と、当該計測手段による計測結果(データ)を基に上記
    コンベアチェーンの作動量、及びその作動時期、更には
    上記取り出しロボットの作動を制御する制御手段と、か
    らなることを特徴とする熱処理装置。
JP29394594A 1994-11-02 1994-11-02 熱処理装置 Pending JPH08134531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29394594A JPH08134531A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 熱処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29394594A JPH08134531A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 熱処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08134531A true JPH08134531A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17801213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29394594A Pending JPH08134531A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 熱処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08134531A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100661192B1 (ko) * 2005-05-24 2006-12-22 주식회사 엠아이텍 알루미늄 휠의 열처리 장치
CN100382662C (zh) * 2004-02-16 2008-04-16 华硕电脑股份有限公司 生产装置
CN113548425A (zh) * 2021-08-17 2021-10-26 漯河市卫龙生物技术有限公司 一种卡盘联动方包供料系统

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128045A (ja) * 1974-08-31 1976-03-09 Toyo Boseki Nunosaidanyokatairehoho
JPH0348201U (ja) * 1989-09-18 1991-05-08
JPH0527241U (ja) * 1991-05-17 1993-04-09 本田技研工業株式会社 2サイクルエンジンの排気時期制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128045A (ja) * 1974-08-31 1976-03-09 Toyo Boseki Nunosaidanyokatairehoho
JPH0348201U (ja) * 1989-09-18 1991-05-08
JPH0527241U (ja) * 1991-05-17 1993-04-09 本田技研工業株式会社 2サイクルエンジンの排気時期制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100382662C (zh) * 2004-02-16 2008-04-16 华硕电脑股份有限公司 生产装置
KR100661192B1 (ko) * 2005-05-24 2006-12-22 주식회사 엠아이텍 알루미늄 휠의 열처리 장치
CN113548425A (zh) * 2021-08-17 2021-10-26 漯河市卫龙生物技术有限公司 一种卡盘联动方包供料系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4475937A (en) Conveyor controller for glass sheet processing equipment
US5837187A (en) Heat treatment apparatus for solution annealing aluminum alloy components
GB1585817A (en) Automatons for conveying articles
CN109065270A (zh) 一种电缆线芯用全自动退火炉
CN115415462A (zh) 一种被齿的自动锻造生产线
JP2009161787A (ja) サイジングプレス用熱処理設備
JPH1121620A (ja) 誘導加熱による自動焼入装置
JPH05202413A (ja) 熱処理装置
US2032446A (en) Automatic charging device for tunnel ovens
JP3948038B2 (ja) 炉芯管式熱処理炉
CN216614774U (zh) 一种破碎锤热处理炉
CN107279255A (zh) 一种全自动跃层式熏蒸干燥肉制品制作成套设备
US3191919A (en) Transfer mechanism for heat-treating apparatus
JPH0238915Y2 (ja)
JP2603305Y2 (ja) 熱処理装置
KR101869429B1 (ko) 연속소둔로
CN222861402U (zh) 一种玻璃容器烘烤炉的炉门升降装置
CN216584756U (zh) 一种隧道式全自动化学钢化炉
JPS61217685A (ja) 加工ラインの処理ステ−シヨンを通して別個の物品を取り扱いそして運ぶ方法
KR100928582B1 (ko) 선재코일 이송장치
JP2007131904A (ja) 焼入装置
CN119220772A (zh) 一种合金件连续热处理装置
CN212894851U (zh) 一种正退火两用的热处理炉
KR0112075Y1 (ko) 와이어 본더의 스톡매거진 장치
SU1504271A1 (ru) Установка дл термообработки крупногабаритных колец