JPH1121620A - 誘導加熱による自動焼入装置 - Google Patents

誘導加熱による自動焼入装置

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JPH1121620A
JPH1121620A JP9188943A JP18894397A JPH1121620A JP H1121620 A JPH1121620 A JP H1121620A JP 9188943 A JP9188943 A JP 9188943A JP 18894397 A JP18894397 A JP 18894397A JP H1121620 A JPH1121620 A JP H1121620A
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JP
Japan
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work
quenched
quenching
lifter
carrier
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JP9188943A
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English (en)
Inventor
Zenkichi Takaishi
善吉 高石
Kaname Fukuyama
要 福山
Noboru Iwasaki
登 岩崎
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Neturen Co Ltd
Original Assignee
Neturen Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない作業員で安定した焼入れができる誘導
加熱による自動焼入装置。 【解決手段】被処理ワーク1は、素材ワークストッカ1
10から素材ワークリフタ120により抽出され、素材
ワーク移送手段130によりインデックステーブル50
上の供給位置Aに移送され、インデックステーブル50
により割出し回転されて、そのB位置で高さ検知手段5
5により高さ検知され、C位置で誘導加熱・冷却手段6
1,62により焼入れされ、D位置で未焼入検知手段5
6により正常に焼入れされたか否かを検査されて抽出位
置Eに移動され、焼入ワーク移送手段230により焼入
ワークリフタ220に移送され、焼入ワークストッカ2
10に積載される。上記動作は制御手段70により自動
制御駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車部品の焼入
れ熱処理などの大量生産品の誘導加熱による自動焼入装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車部品などの量産焼入れ
処理などには誘導加熱による焼入装置が多く使用されて
おり、これにはインデックステーブルを使用した自動焼
入装置などが知られている(例えば実公平4−50号公
報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の装置ではワークの搬送は自動で行われるが誘導加
熱コイル部への挿入抽出は人手によっているため、一台
の機械に一人の作業員がつきっきりになり、重量物の長
時間の連続作業のために多数の人手を要しコストが高く
なるという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、この様な量産部品の焼入
れを完全自動化してコストを低減し省力を可能にする誘
導加熱による自動焼入装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の誘導加熱による自動焼入装置は、素材ワー
クをストックする素材ワークストッカと、供給位置の素
材ワークストッカから素材ワークを1個づつ抽出してイ
ンデックステーブル上の装入位置に移動する素材ワーク
移動手段と、該素材ワークを装入位置から焼入位置を経
て抽出位置に移動させるように割出し回転するインデッ
クステーブルと、該インデックステーブルの焼入位置に
設けられた誘導加熱・冷却手段と、前記焼入位置で焼入
れされ抽出位置に移動された焼入ワークを該抽出位置か
ら抽出して排出位置の焼入ワークストッカに移動積載す
る焼入ワーク移動手段と、該焼入ワークをストックする
焼入ワークストッカと、前記素材および焼入ワークスト
ッカ、素材および焼入ワーク移動手段、インデックステ
ーブルおよび誘導加熱・冷却手段の作動を制御する制御
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の誘導加熱による自動焼入装
置の前記素材ワークストッカは素材ワークを積載するキ
ャリアと該キャリアをストック位置から供給位置に移動
するキャリア移動手段とを備え、前記素材ワーク移動手
段は前記供給位置のキャリアに積載された素材ワークを
素材ワーク移送手段のワーク把持高さまで上下移動駆動
される素材ワークリフタと、該素材ワークリフタ上の素
材ワークを把持して前記インデックステーブル上の装入
位置に移送し該装入位置に載置する素材ワーク移送手段
とから構成され、前記焼入ワーク移動手段は前記インデ
ックステーブルの抽出位置に移動された焼入ワークを把
持して焼入ワークリフタまで移送し該焼入ワークリフタ
に積載する焼入ワーク移送手段と、該焼入ワーク移送手
段により移送された焼入ワークを受け取り前記排出位置
の焼入ワークストッカのキャリアに積載するように上下
移動駆動される焼入ワークリフタとから構成され、前記
焼入ワークストッカは焼入ワークを積載するキャリアと
該キャリアを排出位置からストック位置に移動するキャ
リア移動手段を備え、前記制御手段は前記素材および焼
入ワークリフタ、素材および焼入ワーク移送手段、イン
デックステーブルおよび誘導加熱・冷却手段の作動を制
御する駆動制御部を備えることが望ましい。
【0007】また、前記ワークは前記キャリアに積み上
げて積載され、前記素材および焼入ワークリフタは前記
ストッカキャリアの下部ワークを支持してワークを積み
上げたまま上下する支持部材と、該支持部材を上下駆動
するリフト部と、該支持部材に積載されたワーク位置を
検出する位置検出手段とを備えて前記ストッカキャリア
の供給位置および排出位置に配設され、前記素材ワーク
移送手段および焼入ワーク移送手段は、前記素材または
焼入ワークリフタに積み上げられたワークを上から1個
づつ把持して抽出する把持部材と、該把持部材を前記素
材ワークリフタとインデックステーブル上の装入位置と
の間または前記インデックステーブルの抽出位置と焼入
ワークリフタとの間を往復移動させる把持部材移送手段
とを備え、前記制御手段には前記把持部材が前記素材ワ
ークリフタから素材ワークを把持抽出し、または前記把
持部材が前記焼入ワークリフタに焼入ワークを把持放出
してワークリフタの最上段のワーク位置が変化したと
き、前記位置検出手段が該ワーク位置を検出して前記ワ
ークリフタの支持部材を所定位置に上下移動させる駆動
制御部を備えることが望ましい。
【0008】すなわち、本発明の誘導加熱による自動焼
入装置は、素材ワークを所定個数積み上げた素材ワーク
ストッカのキャリアを移動して供給位置に置き、このキ
ャリアに積載された素材ワークを素材ワークリフタが積
み上げたまま受け取り、位置検出手段が一番上のワーク
を検知してそのワークが所定位置にあるように素材ワー
クリフタを上下に移動する。例えば、10個の素材ワー
クを積載したキャリアからワークを受け取ったリフタ
は、まず最上部のワークが所定の抽出される位置まで上
昇し、この位置で最上部のワークが1個抽出されると次
のワークが所定の抽出される高さ位置になるようにリフ
タがワーク1個分の高さに相当する所定ピッチ上昇す
る。これを10回繰り返してワークが次々と抽出されて
リフタ上のワークが空になると、キャリア移動手段によ
り空のキャリアが移動されてワークを積載した次のキャ
リアが供給位置に移動される。
【0009】前記素材ワークリフタに積み上げられた素
材ワークは、素材ワーク移送手段によって、上から1個
づつ抽出されてインデックステーブル上の装入位置に移
送され、インデックステーブルの装入位置に載置され
る。装入位置に載置された素材ワークはインデックステ
ーブルが割り出し回転して装入位置から焼入位置に移動
される。そして焼入位置に設けられた誘導加熱・冷却手
段により焼入れされる。焼入れが終わるとインデックス
テーブルが回転して焼入ワークは抽出位置に移動され
る。抽出位置に移動された焼入ワークは、焼入ワーク移
送手段により抽出されて焼入ワークリフタ位置に移送さ
れ焼入ワークリフタに積み重ねて積載される。このとき
焼入ワークリフタは、焼入ワークが1個づつ上に重ねて
積載されるように所定ピッチで下方に移動するので、焼
入ワーク移送手段から焼入ワークリフタへの積載が容易
に行える。焼入ワークリフタにワークが所定個数積み上
げられて満杯になると、焼入ワークは積み上げられたま
ま排出位置にある焼入ワークストッカのキャリアに移さ
れ、この満杯のキャリアはキャリア移動手段によって移
動されて次の空のキャリアが排出位置に位置される。上
記の動作は制御手段により自動的に制御駆動されるので
無人操業をすることができる。
【0010】また、前記ワークは貫通穴を有する部材か
らなるときは、前記キャリアは該ワークの貫通孔に挿通
して所定個数のワークを積み重ねて保持する直立ピンを
備え、前記キャリア移動手段は複数の前記キャリアを連
結したチエンコンベアから構成され、前記素材または焼
入ワークリフタの支持部材は前記キャリアの直立ピンに
積載された最下部ワークを前記直立ピンを挟んで支持す
る二又爪部を有し、前記把持手段はワークを1個づつ把
持して上下移動駆動されるチャック部を有し、前記把持
部材移送手段は前記素材ワークリフタとインデックステ
ーブル上の装入位置との間、または前記インデックステ
ーブルの抽出位置と焼入れワークリフタとの間に設けら
れたビーム上を往復スライドするスライダにより構成さ
れることが望ましい。
【0011】すなわち、素材ワークが例えばハブ部品の
ように中心に貫通孔を有する円板状部材などの場合に
は、この貫通孔を基準にして取り扱うようにすればワー
クの位置決めが容易で多数の部材の積み重ねなどが容易
である。そこで本発明では、チエンコンベアに連結され
たキャリアに直立ピンを設け、この直立ピンにワークの
貫通孔を挿通して所定個数のワークを積み重ねて積載す
る。これによって積載したワークが崩れることなく1個
のキャリアに多数のワークを積載することができる。こ
の複数のキャリアをチエンコンベアで回転して供給位置
や排出位置に移動することにより連続操業が容易にな
る。
【0012】また、ワークリフタの支持部材はその二又
爪部でキャリアの直立ピンを挟んだ状態で直立ピンに積
載された最下部ワークを支持してキャリアに積み重ねら
れたままワークを持ち上げる。そして、一番上のワーク
が位置検出手段によって検知され、このワークが所定の
高さに位置するように上下駆動される。これによってワ
ーク移送手段によりワークを1個づつ抽出して把持する
位置が一定高さになり、一定位置で把持できるので動作
時間を短縮できる。
【0013】また、供給位置または排出位置のワークリ
フタに積載されたワークは、ワーク移送手段の把持部材
のチャックにより上のワークから1個づつ把持されて取
り上げられ、または1個づつ上に開放されて積載され
る。この把持部材のチャックはスライダに保持されて、
前記供給位置と装入位置間及び前記抽出位置と排出位置
間に設けられたビーム上を往復スライドしてワークを1
個づつこれらの位置間を移送する。このとき把持部材の
チャックは上下移動されるので、移送が障害なく行われ
る。
【0014】また、本発明の自動焼入装置において、前
記インデックステーブルの回転方向の前記装入位置と焼
入位置との間の高さ検知位置に素材ワークの高さ検知手
段が設けられ、前記焼入位置と抽出位置との間の未焼入
検知位置に焼入ワークの未焼入検知手段が設けられ、前
記制御手段は前記高さ検知手段または未焼入検知手段の
不具合信号により警報を発し、そして、または全ライン
を停止する駆動制御部を備えることが望ましい。
【0015】また、この焼入ワークの未焼入検知手段
は、誘導加熱コイルに付加される電力が規定範囲かを検
知する誘導電力検知と、冷却手段の冷却液流量が規定値
内かを検知する冷却液量検知と、焼入れ面の反射光を検
知する光反射型センサとにより構成され、いずれかの検
知値が規定値外のときは前記不具合信号が発せられるこ
とが望ましく、前記高さ検知手段は被処理ワークとセン
サとの間隔を検知する非接触位置検知センサにより構成
されることが望ましい。
【0016】すなわち、素材ワークの高さ検知手段はワ
ークの加熱面が所定の位置にあるかどうかを検知する。
かかる高さ検知手段を焼入位置の前に設けることによっ
て、ワークの加熱面と誘導加熱コイルとの間隔を所定間
隔に維持するものである。これはワークをインデックス
テーブルの上に載置したときに、ワークの寸法が不良で
あったり、あるいは載置の仕方が不良だったりするとワ
ークの加熱面の高さが変動してワークが誘導加熱コイル
に接触して破損したり、あるいはワークの加熱面と誘導
加熱コイルの間隔が大きくなり過ぎて加熱が所定温度に
達しないという事故の発生を防止するためである。この
高さ検知手段としては非接触位置検知センサによること
が簡易である。また、ワークを自転回転させるようにす
ればワークの傾きによる事故を防止できる。
【0017】また、被処理ワークの未焼入検知手段は、
焼入れされないワークが成品に混入することを防ぐため
である。これを加熱位置の後に設けることにより、何ら
かの原因により高周波電源が作動しなかったり、あるい
はコイルとワークの間隔が大きすぎて加熱温度が低く所
定の焼入れが行われなかった場合などの焼入れ不良が排
除される。
【0018】本発明では、正常に焼入れされたワークは
焼入面に酸化被膜が生じて機械加工の金属光沢面に比し
光の反射率が低下することに着目し、未焼入検知手段と
して光反射型センサを用いた。未焼入検知手段としては
誘導電流による方法など他の方法もあるが、光の反射率
による方法は例がなく、本発明の装置は他の方法に比し
簡易かつ安価に未焼入れの判断が可能である点に特徴が
ある。このときワークを自転させて全円周について検知
するようにすれば焼むらが発見できる。また、未焼入検
知手段として誘導加熱コイルの付加電力の電力が規定内
にあるか、冷却手段の冷却液の流量が規定値内にあるか
どうかを検知する誘導電力検知と冷却液両検知とを組み
合わせることにより一層確実に未焼入ワークの混入が防
止できる。焼入れ後の成品ワークは通常積み重ねて取り
扱われるので端面を焼入れした場合は焼入面が見えない
ため前段階で確実に排除することが要求され、本発明の
未焼入検知手段はこれに適応できる。
【0019】上記高さ検知手段、未焼入検知手段により
不具合が検知されたときは、制御手段により全ラインを
停止させるか、そして、または警報を発するようにすれ
ば無人でも安心して作業ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の一実施形態
について具体的に説明する。図1は本発明実施形態の誘
導加熱による自動焼入装置の平面図、図2は図1のK視
側面図である。図3はリフタの詳細を示す側面図、図4
はインデクッステーブルの公転、自転機構を示す概念
図、図5は本実施形態に用いたワークの一例を示す図で
ある。以下、熱処理前の素材ワーク及び熱処理後の焼入
ワークを総称して単にワーク1という。
【0021】図5に示すように本実施形態のワーク1
は、フランジ4とその上下にボス2及び3を有し中心に
貫通孔5と下部に拡径部6が設けられた部材で、上部ボ
スの端面2aを誘導加熱焼入れするものである。部材の
寸法は図に示した。もとより他の形状寸法のワークも本
発明の焼入装置により焼入れできる。
【0022】素材ワークストッカ110は、フレーム1
11上を走行する12個のキャリア12を設けたチエン
コンベア(キャリア移動手段)からなり、キャリア12
はモータ18により駆動される駆動スプロケット15と
従動スプロケット16の間に懸張されたチエン17によ
り駆動されてフレーム111上を走行する。各キャリア
12は前記チエン17のリンクに接続され、その下部に
はローラ14が設けられて円滑にフレーム111上を走
行できるようになっている。各キャリア12には直立ピ
ン13が垂直に植設され、ワーク1の貫通孔5をこの直
立ピン13に挿通して1つのキャリアに10個のワーク
1を10段に重ねて積載できる。これにより素材ワーク
ストッカ110には最大120個のワーク1が積載でき
る。
【0023】素材ワークストッカ110と焼入ワークス
トッカ210はインデックステーブル50を挟んで対象
に配設され、同一構造であるので各構成部には同一の記
号を使用する。
【0024】素材ワークリフタ120は、供給位置Gに
あるキャリア12からワーク1を抽出できる位置に配設
され、詳細を図3に示すようにフォーク21(支持部
材)とリフト部22から構成される。フォーク21(支
持部材)は直立ピン13を挟んでワーク1の下部を支持
する2又の爪部を有し、リフト部22内の図示しないエ
アーシリンダによりX方向に前進後退駆動されるスライ
ドバー26の先端に固定されている。リフト部22は、
直立したガイドバー25をガイドとしてモータ23によ
り駆動されるスクリュ24により上下Z方向に往復駆動
される。これにより、直立ピン13に積み重ねられた最
下部のワーク1がフォーク21の爪部で支持され昇降駆
動される。素材ワークリフタ120の上側に設けられた
リフタ光電管28(位置検出手段)によりフォーク21
上に積載されたワーク1の最上部のワーク位置が検出さ
れて制御手段70の駆動制御部77を介してリフト部2
2が上下駆動され、フォーク21上のワークを上から1
個づつ抽出したときに次のワークが所定の最上部の抽出
高さになるようにされる。
【0025】焼入ワークリフタ220も排出位置Hのキ
ャリア12にワークを積載する位置に配設されるほかは
素材ワークリフタ110と全く同一であるので各構成部
には同一の記号を使用する。
【0026】素材ワーク移送手段130の把持部材は、
ガイドビーム131上を走行するスライダ32に支持さ
れた3爪エアーチャック33から構成される。ガイドビ
ーム131は素材ワークリフタ120の供給位置Gとイ
ンデックステーブル50の装入位置Aとの間の上方に配
設され、支持柱35によりフレーム36上に固定されて
いる。スライダ32は、図示しないエアシリンダにより
駆動されてガイドビーム131上の供給位置Gから装入
位置Aまでの間を往復駆動されるようになっている。エ
アーチャック33はスライダ(把持部材移動手段)32
に設けられたエアシリンダ34のロッド34aの先端に
固着され、その3爪でワーク1の上部ボス2の外径部を
掴持して上下動すると共に、スライダ32により往復移
動してワーク1を把持した状態で図1のG位置からA位
置に移送する。
【0027】焼入ワーク移送手段230は、素材ワーク
移送手段130と対称に配置されてスライダ32がガイ
ドビーム231上を図1の抽出位置Eと排出位置Hとの
間を往復走行するようになっており(図ではガイドビー
ム231は切断して示す)、両者の各構成部は全く同一
であるので同一の記号を使用する。
【0028】インデックステーブル50の回転テーブル
51には、円周上の6等分角された位置に6個のワーク
装着軸53が回転自在に軸支されており、このワーク装
着軸53が図1に示すA,B,C,D,E,Fの位置に
停止するように回転駆動装置52により回転角60度ご
とに割り出し公転駆動される。そしてワーク装着軸53
はB,C,Dの位置にきたときに自転駆動されるように
なっている。図4は回転テーブル51の裏側から見たワ
ーク装着軸53の自転機構を示す概念図である。ワーク
装着軸53の軸は回転テーブル51に回転自在に軸支さ
れ、その頭部はテーブルの上面に露出され、軸のテーブ
ル裏側にはギア41が固着されている。フレーム36の
B,C,Dの位置には、モータ44のプーリ45とベル
ト46により回転駆動されるプーリ43と同一軸に一体
にされたギア42が回転自在に軸支されている。これに
より、B,C,Dの位置にきたワーク装着軸53のギア
41はB,C,D位置のギア42と噛み合いモータ44
に駆動されて自転する。
【0029】回転テーブル51上のA位置にワーク1を
載置するとワーク1の下部拡径部6がワーク装着軸53
の頭部に嵌入して、ワーク1が位置決めされると共に
B,C,D位置で自転する駆動力が伝達される。すなわ
ち、装入位置Aで停止したワーク装着軸53上にワーク
1を載置し回転テーブル51を公転させると、B,C,
D位置ではワーク1は自転しながら高さ検知、誘導加熱
・冷却及び未焼入検知され、E位置に公転移動するとワ
ーク1の自転は停止してワーク1は停止状態で抽出され
る。
【0030】誘導加熱コイル61は、ワーク1の焼入面
と所定間隔を持つような高さにして焼入位置Cに設けら
れ、誘導電源60から電力が付加される。誘導加熱され
たワーク1を冷却液により急冷する冷却手段64が誘導
加熱コイル61と同じ位置に設けられている。また、誘
導電源60、冷却手段64の回路に後述する未焼入検知
手段を構成する誘導電力力検知62、冷却液量検知65
がそれぞれ設けられている。
【0031】インデックステーブルの回転方向の装入位
置Aと焼入位置Cとの間の第1検知位置Bにワークの高
さ検知手段55が設けられている。高さ検知手段55と
しては渦電流式変位センサを第1検知位置Bのワーク1
の上面から一定間隔が得られる位置に配設したが、他方
式の検知手段を使用することも可能である。なお、ワー
ク1は第1検知位置Bでは前述のように自転するのでワ
ークが回転しながら全円周に亘って高さが検知される。
これによってワークの傾きによる誘導加熱不良が防止さ
れる。高さ検知手段55の不具合信号は制御手段70の
検知部76に出力される。
【0032】ワークが高周波電源の不調など何らかの原
因で焼入れされないで抽出位置Eに混入することを防止
するために、未焼入検知手段56が設けられている。未
焼入検知手段56は、図6に示すように光反射型センサ
57と、誘導加熱コイル61に付加される電力を検知す
る誘導電力検知62と、冷却手段の冷却液の流量を検知
する冷却液量検知65とからなる。
【0033】光反射型センサ57は焼入位置Cと抽出位
置Eとの間の第2検知位置Dに設けられ、ワークの焼入
れ面の光反射率を検出して焼入れの可否を検査するもの
である。即ち、熱処理前の素材ワークの機械加工した金
属光沢面が焼入位置Cで正常に焼入れされると酸化膜が
生じて光反射率が変化するので、これを検知して未焼入
ワークを検出するものである。光反射型センサ57は、
第2検知位置Dのワーク1の上面から一定間隔をおいて
配設した。ワークの未焼入れの検出方法としては他の検
知方式も使用できるが、本発明のように光反射率の変化
を検出する方式の例はなく、本発明は安価で効率がよい
点で他の方法に優れる。なお、ワーク1は第2検知位置
Dでは前述のように自転するのでワークが回転しながら
全円周に亘って焼入れ面が検知され、焼入れむらが生じ
たワークの混入が防止される。光反射型センサ57の反
射率が規定範囲を外れると不具合信号が出力される。
【0034】また、図6の誘導電力検知62は誘導加熱
コイル61に付加される電力が所定値以下のとき、冷却
液量検知65は冷却手段の冷却液の流量が規定値以下に
なったときに不具合信号が出力される。即ち、未焼入検
知手段56では、光反射型センサ57、誘導電力検知6
2、冷却液量検知65のいずれかに不具合が発生したと
きは制御手段70の検知部76に信号が出力されて装置
が停止されるようになっているので未焼入ワークの混入
が完全に防止される。
【0035】図6は制御手段70の構成を示すブロック
図である。図において、サイクルタイム設定72はワー
ク1の誘導加熱時間、冷却液噴出時間などを設定するも
のである。設定されたサイクルタイムは制御部71のタ
イマ74に記憶されて駆動制御部77に出力され、誘導
加熱コイル61、冷却手段64を駆動する。
【0036】処理個数カウント73は、熱処理ワーク個
数を計数するものである。1つのキャリアに装入するワ
ーク数を入力しておくと、1つのキャリアのワークの熱
処理が終了すると、次のキャリアを待機位置に移動させ
るようにストッカのチエンコンベアを回転させることも
できる。
【0037】リフタ光電管28は前述のようにはキャリ
アに積載された最上部のワークの高さ位置に設けられた
光電管であり、ワークリフタ120、220のフォーク
21に積載された最上部のワークが抽出され、あるいは
最上部に積載されると、これを検出して検知部76に出
力し、駆動制御部77を介して、次のワークがワーク移
送手段130または230のチャック33により抽出ま
たは積載される位置にフォーク21を上下駆動する。ま
た、フォーク21が上死点または下死点に達し素材ワー
クリフタ120のワークが空になったとき、あるいは焼
入ワークリフタ220が満杯になったことを検出したと
きは、素材ワークストッカ110または焼入ワークスト
ッカ210を駆動して、次のワークを積載した素材ワー
クキャリア12を供給位置Gに、あるいは次の空の焼入
ワークキャリア12を排出位置Hに移動させる。
【0038】検知部76は、前記ワークリフタのリフタ
光電管28の位置信号を受けてワークリフタを駆動する
ほか、ワーク高さ検知手段55または未焼入検知手段5
6の不具合の信号により駆動制御部77に出力して装置
の各機器を停止させ、警報58を作動させるものであ
る。未焼入検知手段56は前述のように光反射型センサ
57、誘導電力検知62、冷却液量検知65からなり、
このいずれかに不具合が検知されたときは検知部76を
介して駆動制御部77に停止、警報の信号が出力され
る。
【0039】駆動制御部77は、前記タイマー、カウン
タ、各検知手段の信号により各ストッカ、リフタ、移送
手段、インデクッステーブル、誘導加熱コイル、冷却手
段などを駆動・停止させるものである。
【0040】以下、上記構成の本発明の自動焼入装置の
動作を説明する。全体の動きを説明すると、素材ワーク
ストッカ110に積載されたワーク1は、素材ワークリ
フタ120により取り上げられ、素材ワーク移送手段1
31によりG位置からA位置に移送され、インデックス
テーブル50により回転移動され、B位置で高さ検知、
C位置で焼入れされ、D位置で未焼入検知され、E位置
で焼入ワーク移送手段231により抽出されてH位置に
移送され、焼入ワークリフタ220に受け取られて、焼
入ワークストッカ210に積載される。
【0041】以上の動作を図7および8のフローチャー
トを用いてさらに詳細に説明する。まず熱処理作業に先
立って、所定個数のワーク1を素材ワークストッカ11
0のキャリア12の直立ピン13に積み重ねて積載する
((a)ST1)。本実施形態では各キャリアの直立ピ
ン13に図3のワークを10個づつ積載できるようにな
っている。
【0042】次に制御手段70に数値設定((a)ST
2)する。サイクルタイム設定72に加熱、冷却のサイ
クルタイムを、処理個数カウント73に処理ワーク数を
入力する。例えば本実施形態ではサイクルタイムを12
sec、処理ワーク数を120個とした。そして、素材
ワークストッカ110のチエンコンベアを割出し回転さ
せてワーク1を積載したキャリア12が図1の供給位置
Gに来るようにする((a)ST3)。
【0043】ここで作業をスタートする((a)ST
4)。このとき素材ワークリフタ120のフォーク21
の高さはキャリア12に積載された最下部のワークの下
側で後退位置にある((b)ST1)。スタートする
と、フォーク21がワークの位置まで前進して((b)
ST2)、その爪でキャリア12の最下部のワーク1の
下側を支持して上昇する((b)ST3)。このとき、
フォーク21は10個のワーク1を積み重ねたまま持ち
上げて上昇し、積載された一番上のワーク1が図3のリ
フタ光電管28により検出され((b)ST4)、所定
位置で停止する((b)ST5)。この所定位置は、素
材ワーク移送手段130のエアーチャック33が下降し
てワーク1を把持する高さにされる。
【0044】フォーク21がこの高さに達すると、素材
ワーク移送手段130の供給位置Gにあるスライダ32
の上死点にあるエアーチャック33((c)ST1)が
エアシリンダ34により下降して((c)ST2)、ワ
ーク1の上部ボス2の外径をチャッキングし((c)S
T3)、チャッキングすると上昇する((c)ST
4)。エアーチャック33が上昇して上死点に達すると
((c)ST5)、スライダ32がガイドビーム131
上をスライドして供給位置Gから回転テーブル51上の
装入位置Aに移動する((c)ST6)。
【0045】上記の動作により素材ワークリフタ120
のフォーク21上から1個のワークが抽出されると、リ
フタ光電管28が検知して次のワークが前記チャックの
把持高さにくるように、ワークの高さ分だけフォーク2
1が上昇する。このワーク抽出動作が繰り返されてワー
ク1が1個づつ抽出され、フォーク21上のワーク1が
空になってフォーク21が上死点に達すると((b)S
T6)、リフタ光電管28が検知して制御手段70によ
りフォーク21が後退、下降駆動され((b)ST
7)、最下部で待機する((b)ST8)。これは素材
ワークキャリアが空になることであり、素材ワークコン
ベアも回転駆動されて、ワークを積載した次のキャリア
が供給位置Gに移動される((a)ST6〜8)。そし
て前記の動作が繰り返されて作業が継続される。
【0046】上記(c)ST6の動作でスライダ32が
A位置に達すると((c)ST6)、エアーチャック3
3が下降し((c)ST7)、チャックを開放する
((c)ST8)。チャックが開放されると、ワーク1
は回転テーブル51のA位置にあるワーク装着軸53の
上に載置される((d)ST1)。これにより、ワーク
1の拡径部6がワーク装着軸53の頭部が嵌装され、後
述するB,C,D位置においてワークの自転の駆動力が
伝達される。この嵌装の際にワーク1に寸法不良などが
あると、ワーク装着軸53との嵌合が不十分になり上部
端面の高さが変動して、誘導コイル61との間の間隔が
所定値にならない場合がある。これを排除する工程につ
いては後述する。チャック33が開放されてワーク1a
が回転テーブル51のA位置に置かれるとエアーチャッ
ク33は上昇して((c)ST9)スライダ32が元の
供給位置Gに移動して次のワークに対して待機する
((c)ST10)。
【0047】上記動作によりワーク1aが回転テーブル
51のA位置に載置されると((d)ST1)、回転テ
ーブル51は60度割出し回転されて、ワーク1aは高
さ検知位置Bに移動される((d)ST2)。ワーク1
aがB位置に移動されると、前述の図4のようにワーク
装着軸53のギヤ41がモータ44により駆動されるギ
ヤ42と噛み合い、ワーク1aは自転駆動される。B位
置の上方にはワークの高さ検知手段55が設けられてお
り、ワーク1は自転しながらその上端面2aが規定高さ
の範囲内にあるかどうかを検知される((d)ST
3)。ワーク1が寸法不良であったり、載置の状態が異
常でワーク1の上端面2aが所定範囲を外れたことが高
さ検知手段55により検知されると、制御手段70によ
り全ラインがストップされ警報58が発せられる
((d)ST4)。これによりワークの寸法不良を排除
し、誘導加熱コイルがワークに接触して破損したり、あ
るいは間隔があき過ぎて焼入れ硬さが不足することが防
止される。
【0048】ワーク1が規定範囲にあるときは回転テー
ブル51は60度割出し回転して、ワーク1aは焼入位
置Cに移動される((d)ST5)。ワーク1が焼入位
置Cに移動されると、誘導加熱コイル61に高周波電源
60から電力が付加されてワーク1の上端面2aが所定
温度に誘導加熱され、冷却手段により冷却液が噴射され
て急冷焼入れされる((d)ST6)。この際に前述の
ようにワーク装着軸53のギヤ41がモータ44により
駆動されるギヤ42と噛み合いワーク1は自転駆動され
ているので全周が均等に加熱・冷却される。誘導加熱時
間、冷却液噴射時間は前述のサイクルタイム設定により
設定されており((a)ST2)、また、誘導加熱コイ
ル61に付加される電力と冷却液の流量が規定値内にあ
るかどうかが誘導電力検知62と冷却液量検知65によ
り検知され、後記する光反射型センサと共にワークの未
焼入検知手段として未焼入ワークを排除する。
【0049】上記焼入れが完了したワーク1は、回転テ
ーブル51が60度割出し回転して未焼入検知位置Dに
移動される((d)ST7)。D位置でもC位置と同様
にワーク1bがモータ44により駆動されて自転する。
D位置の上方には光反射型センサ57が設けられてお
り、ワーク1の上端面2aの光反射率を検知する
((d)ST8)。正常に焼入れが行われていないと表
面に酸化膜が発生せず金属光沢を有するために反射率が
高く、正常に焼入れが行われていると薄茶色の酸化膜が
生ずるので反射率が低くなる。したがってこの光反射率
が規定範囲内にあれば正常に焼入れが行われたと判断で
きる。
【0050】未焼入検知手段56はこの光反射型センサ
57と前述の誘導電力検知62、冷却液量検知65とに
より構成され、いずれかの検知値が規定値内から外れた
ときは制御手段70により全ラインがストップし警報5
8が発せられる((d)ST9)。これにより正常に焼
入れされないワークが成品に混入することが防止され
る。
【0051】未焼入検知手段56のいずれの検知値も規
定値内のときは、回転テーブル51は60度割出し回転
されワーク1bは抽出位置Eに移動する((d)ST1
0)。ワーク1bがE位置に移動すると、E位置上死点
にある((e)ST1)焼入ワーク移送手段230のエ
アチャック33が下降し、下死点に達すると((e)S
T2)、その爪でワーク1の上ボス2をチャッキングし
た後((e)ST3)、上昇する((e)ST4)。エ
アチャック33が上昇して上死点に達すると((e)S
T5)、スライダ32がスライドして抽出位置Eから焼
入ワークストッカ211の排出位置Hに移動し((e)
ST6)、H位置に達するとエアチャック33が下降し
て((e)ST7)、チャックを開放した後((e)S
T8)、上死点まで上昇して((e)ST9)、スライ
ダ32が移動して元の抽出位置Eに戻って次のワークに
待機する((e)ST10)。
【0052】エアチャック33が開放されると、焼入ワ
ークリフタ220のフォーク21は上死点前進位置にあ
り((f)ST1)、ワーク1はフォーク21上に積載
される((f)ST2)。ワーク1bがフォーク21の
上に積載されると、リフト光電管28により検出され
((f)ST3)、フォーク21は次のワークを受けと
る位置までワーク1個分の高さ下降して停止する
((f)ST4)。
【0053】以上の動作が繰り返されて、フォーク21
が下降しながらその上に次々とワーク1bが積み重ねて
積載される。H位置には焼入ワークストッカ210のキ
ャリア12の直立ピン13が位置しているので((g)
ST1)、ワーク1はキャリア12の直立ピン13に挿
嵌されるようにしてフォーク21の上に積載されてい
く。
【0054】ワークが1個づつフォーク21上に積み重
ねられ、10個のワークが積み重ねられて満杯が検出さ
れると((f)ST5)、フォーク21は下死点まで下
降して後退する((f)ST6)。すると、積み重ねら
れたワーク1はフォーク21から離れて焼入ワークスト
ッカ210のキャリア12の直立ピン13に移載される
((g)ST2)。後退したフォーク21は再び上昇し
((f)ST7)、次のワークを受け取る元の上死点に
達すると前進位置に前進する((f)ST8)。これに
より、10個のワーク1が直立ピン13に積載されたH
位置のキャリア12は焼入ワークチエンコンベアに駆動
されて移動し((g)ST3)、次の空のキャリア12
がH位置におかれる((g)ST4)。
【0055】上記ST1(a)からST5(g)までの
動作が繰り返されて、制御手段のカウンタ75に設定さ
れた個数の焼入れが全て完了するとラインがストップす
る。前述のように、本実施形態のワークの素材ワークス
トッカ110の最大積載量は120個であるので、カウ
ンター設定を120個で設定すれば素材ワークストッカ
110の最大積載量のワークの処理が終了したときに停
止するが、それより少ない設定数にすることもできる
し、作業中に素材ワークストッカ110に新しいワーク
を積載することによりさらに多い数の設定も可能であ
る。
【0056】図3に示す寸法形状のワークを連続焼入れ
した本実施形態では、サイクルタイムを12sec/個
に設定したことにより1時間に300個の能力が得られ
た。これにより、ワークストッカ110に120個を積
載した場合は24分間無人で稼働できた。従来の人手で
インデックステーブルにワークを装着した場合には、ワ
ーク単重が1.8kgと重いので、2人の作業者で30
sec/個以下にすることは負荷が多すぎてできなかっ
た。そのために120個の作業には2人で1時間を要し
た。
【0057】以上述べたように、本発明の実施形態の誘
導加熱による自動焼入装置によれば、ワークの装入から
焼入れを完了したワークのストックまで完全自動化して
行われるので、作業人員の削減とコストの低減ができ
る。
【0058】また、作業工程中に高さ検知手段と未焼入
検知手段を設けており、ワークの寸法不良や不具合を自
動的に検知して異状があると装置を停止するので、無人
で作業しても、ワークが加熱コイルに接触して破損した
り加熱不良のワークが混在したりすることがなく、安定
した熱処理作業ができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明構成の誘導
加熱による自動焼入装置によれば、自動車部品の焼入れ
など量産品の焼入れが、少ない人員で安価にでき、信頼
性の高い焼入成品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の誘導加熱による自動焼入装置
の平面図である。
【図2】図1のK視側面図である。
【図3】ワークリフタの詳細側面図である。
【図4】ワークの自転機構を説明する概念図である。
【図5】本発明実施形態に使用したワークの形状寸法の
1例を示す図である。
【図6】本発明実施形態の誘導加熱による自動焼入装置
の制御手段の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明実施形態の誘導加熱による自動焼入装置
の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明実施形態の誘導加熱による自動焼入装置
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ワーク 2 上部ボス 3 下部ボス 4 フランジ 5 貫通孔 6 拡径部 12 キャリア 13 直立ピン 14 ローラ 15 駆動スプロケット 16 從動スプロケット 17 チエン 18 モータ 21 フォーク(支持部材) 22 リフト部 23 モータ 24 スクリュー 25 ガイドバー 26 スライドバー 28 リフタ光電管(位置検出手段) 32 スライダ(把持部材移送手段) 33 エアチャック(把持部材) 34 エアシリンダ 35 支持柱 36 フレーム 41 ギア 42 ギア 43 プーリ 44 モータ 45 プーリ 46 ベルト 50 インデックステーブル 51 回転テーブル 52 回転駆動手段 53 ワーク装着軸 55 ワーク高さ検知手段 56 未焼入検知手段 57 光反射型センサ 58 警報器 60 高周波電源 61 誘導加熱コイル 62 誘導電力検知 64 冷却手段 65 冷却液量検知 70 制御手段 72 サイクルタイム設定 73 処理個数カウント 74 タイマー 75 カウンタ 76 検知部 77 駆動制御部 110 素材ワークストッカ 111 フレーム 120 素材ワークリフタ 130 素材ワーク移送手段 210 焼入ワークストッカ 211 フレーム 220 焼入ワークリフタ 230 焼入ワーク移送手段 A 装入位置 B 高さ検知位置 C 焼入位置 D 未焼入検知位置 E 抽出位置 F 空き位置 G 供給位置 H 排出位置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材ワークをストックする素材ワークス
    トッカと、供給位置の素材ワークストッカから素材ワー
    クを1個づつ抽出してインデックステーブル上の装入位
    置に移動する素材ワーク移動手段と、該素材ワークを装
    入位置から焼入位置を経て抽出位置に移動させるように
    割出し回転するインデックステーブルと、該インデック
    ステーブルの焼入位置に設けられた誘導加熱・冷却手段
    と、前記焼入位置で焼入れされ抽出位置に移動された焼
    入ワークを該抽出位置から抽出して排出位置の焼入ワー
    クストッカに移動積載する焼入ワーク移動手段と、該焼
    入ワークをストックする焼入ワークストッカと、前記素
    材および焼入ワークストッカ、素材および焼入ワーク移
    動手段、インデックステーブルおよび誘導加熱・冷却手
    段の作動を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る誘導加熱による自動焼入装置。
  2. 【請求項2】 前記素材ワークストッカは素材ワークを
    積載するキャリアと該キャリアをストック位置から供給
    位置に移動するキャリア移動手段とを備え、前記素材ワ
    ーク移動手段は前記供給位置のキャリアに積載された素
    材ワークを素材ワーク移送手段のワーク把持高さまで上
    下移動駆動される素材ワークリフタと、該素材ワークリ
    フタ上の素材ワークを把持して前記インデックステーブ
    ル上の装入位置に移送し該装入位置に載置する素材ワー
    ク移送手段とから構成され、前記焼入ワーク移動手段は
    前記インデックステーブルの抽出位置に移動された焼入
    ワークを把持して焼入ワークリフタまで移送し該焼入ワ
    ークリフタに積載する焼入ワーク移送手段と、該焼入ワ
    ーク移送手段により移送された焼入ワークを受け取り前
    記排出位置の焼入ワークストッカのキャリアに積載する
    ように上下移動駆動される焼入ワークリフタとから構成
    され、前記焼入ワークストッカは焼入ワークを積載する
    キャリアと該キャリアを排出位置からストック位置に移
    動するキャリア移動手段を備え、前記制御手段は前記素
    材および焼入ワークリフタ、素材および焼入ワーク移送
    手段、インデックステーブルおよび誘導加熱・冷却手段
    の作動を制御する駆動制御部を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の誘導加熱による自動焼入装置。
  3. 【請求項3】 前記ワークは前記キャリアに積み上げて
    積載され、前記素材および焼入ワークリフタは前記スト
    ッカキャリアの下部ワークを支持してワークを積み上げ
    たまま上下する支持部材と、該支持部材を上下駆動する
    リフト部と、該支持部材に積載されたワーク位置を検出
    する位置検出手段とを備えて前記ストッカキャリアの供
    給位置および排出位置に配設され、前記素材ワーク移送
    手段および焼入ワーク移送手段は、前記素材または焼入
    ワークリフタに積み上げられたワークを上から1個づつ
    把持して抽出する把持部材と、該把持部材を前記素材ワ
    ークリフタとインデックステーブル上の装入位置との間
    または前記インデックステーブルの抽出位置と焼入ワー
    クリフタとの間を往復移動させる把持部材移送手段とを
    備え、前記制御手段には前記把持部材が前記素材ワーク
    リフタから素材ワークを把持抽出し、または前記把持部
    材が前記焼入ワークリフタに焼入ワークを把持放出して
    ワークリフタの最上段のワーク位置が変化したとき、前
    記位置検出手段が該ワーク位置の変化を検出して前記ワ
    ークリフタの支持部材を所定位置に上下移動させる駆動
    制御部を備えることを特徴とする請求項1または2に記
    載の誘導加熱による自動焼入装置。
  4. 【請求項4】 前記ワークは貫通穴を有する部材からな
    り、前記キャリアは該ワークの貫通孔に挿通して所定個
    数のワークを積み重ねて保持する直立ピンを備え、前記
    キャリア移動手段は複数の前記キャリアを連結したチエ
    ンコンベアから構成され、前記素材または焼入ワークリ
    フタの支持部材は前記キャリアの直立ピンに積載された
    最下部ワークを前記直立ピンを挟んで支持する二又爪部
    を有し、前記把持手段はワークを1個づつ把持して上下
    移動駆動されるチャック部を有し、前記把持部材移送手
    段は前記素材ワークリフタとインデックステーブル上の
    装入位置との間、または前記インデックステーブルの抽
    出位置と焼入ワークリフタとの間に設けられたビーム上
    を往復スライドするスライダにより構成されたことを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載の誘導加熱に
    よる自動焼入装置。
  5. 【請求項5】 前記インデックステーブルの回転方向の
    前記装入位置と焼入位置との間の高さ検知位置に素材ワ
    ークの高さ検知手段が設けられ、前記焼入位置と抽出位
    置との間の未焼入検知位置に焼入ワークの未焼入検知手
    段が設けられ、前記制御手段は前記高さ検知手段または
    未焼入検知手段の不具合信号により警報を発し、そし
    て、または全ラインを停止する駆動制御部を備えること
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の誘導加
    熱による自動焼入装置。
  6. 【請求項6】 前記焼入ワークの未焼入検知手段は、誘
    導加熱コイルに付加される電力が規定範囲かを検知する
    誘導電力検知と、冷却手段の冷却液流量が規定値内かを
    検知する冷却液量検知と、焼入れ面の反射光を検知する
    光反射型センサとにより構成され、いずれかの検知値が
    規定値外のときは前記不具合信号が発せられることを特
    徴とする請求項5に記載の誘導加熱による自動焼入装
    置。
  7. 【請求項7】 前記高さ検知手段は被処理ワークとセン
    サとの間隔を検知する非接触位置検知センサにより構成
    されることを特徴とする請求項5または6に記載の誘導
    加熱による自動焼入装置。
  8. 【請求項8】 前記インデックステーブルの前記高さ検
    知位置、焼入位置、及び未焼入検知位置において被処理
    ワークを自転回転させる自転回転駆動手段を備えたこと
    を特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の誘導加
    熱による自動焼入装置。
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