JPH0813455B2 - 筒状コンクリート製品の製造方法および筒状コンクリート製品製造用の型枠 - Google Patents

筒状コンクリート製品の製造方法および筒状コンクリート製品製造用の型枠

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JPH0813455B2
JPH0813455B2 JP5017234A JP1723493A JPH0813455B2 JP H0813455 B2 JPH0813455 B2 JP H0813455B2 JP 5017234 A JP5017234 A JP 5017234A JP 1723493 A JP1723493 A JP 1723493A JP H0813455 B2 JPH0813455 B2 JP H0813455B2
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concrete
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公 松橋
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株式会社▲高▼見澤
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  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒状コンクリート製品
の製造方法および筒状コンクリート製品製造用の型枠に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるボックスカルバートと呼
ばれる筒状コンクリート製品が知られている。このボッ
クスカルバートは地中内に連結した状態で埋設し、地下
道、水路あるいは下水路等として使用される。この種の
ボックスカルバートの製造方法としては、製品の側面側
からコンクリートを投入する横打ちと、型枠を起立した
状態で製品の小口側からコンクリートを投入する縦打ち
とが従来広く知られている。図4および図5を参照して
従来の横打ちの製造方法について説明する。ボックスカ
ルバートの型枠2は外型枠14と内型枠8とから成って
いる。外型枠14は上面が開口しており、幅方向の側板
14a、14aの一方(両方の場合もあるが、図面では
一方のみ)が架台13に沿って底板14bに対し外方向
にスライド自在である。また、小口方向の妻板15、1
5が底板14bにヒンジ18を介して回動自在に軸支さ
れている。なお、妻板15がスライド自在のものもあ
る。外型枠14の各側板14a、14aと各妻板15、
15とはそれぞれ公知の連結手段により着脱自在に連結
されている。一方、内型枠8の両端部は、外型枠14の
妻板15、15中央の開口15aに支持される。内型枠
8は断面ロ字状であり、上板8aと両側板8b、8bは
一体の側面門型の門状体であり、門状体の底面には底板
8cが引き抜き(分離)可能に設けられている。門状体
は両側板8b、8bの下端が幅狭に形成され、底板8c
により開いた状態に保持されている。なお、外型枠14
の妻板15、15の開口15aに内型枠8を挿入するに
は、重量物であるため、大がかりな専用搬送装置を用い
て行う。外型枠14と内型枠8はそれぞれ鋼鉄製であ
る。
【0003】上記外型枠14と内型枠8とで筒状の空間
が成形される。この空間内にコンクリートを投入し、養
生後に製品を取り出す。なお、空間6内には、適宜鉄筋
が配置されている。養生後に、内型枠8の底板8cを引
き抜くと、門状体の側板8b、8bの下端が内側に弾性
変形してコンクリート製品の内側面から剥離する。そし
て、アーチ体を引き抜き、両方の妻板15、15を開く
とともに外型枠14の一方あるいは両方の側板14aを
外方向にスライド(あるいは回動)させてコンクリート
製品を取り出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述す
る横打ちによる筒状のコンクリート製品の製造方法で
は、長尺なコンクリート製品を製造しようとすると、横
方向に内型枠を引き出す作業スペースを広く確保しなけ
ればならず、実際には長尺なコンクリート製品の成形に
制限があった。なお、縦打ちの製造方法でも、同様に、
内型枠または製品を上方に引く抜くため長さに制限があ
る。また、横打ちの際には、外型枠と内型枠とで形成さ
れる空間には2つに別れて両側から底面空間にコンクリ
ートが流入し、製品の内底面中央位置でコンクリートが
合流する。この合流する部分では空間内の空気が集ま
り、コンクリート製品の内底面となり、仕上がり面が荒
くなる。このため、成形後に仕上げをすることも必要と
なる。さらに、養生後に製品の一端から横方向に内型枠
を引き出す際に、内型枠が重量物であるため専用搬送装
置を用いた面倒な作業となる。また、その後コンクリー
ト製品を取り出すことが必要であり、多くの工程が必要
である。そこで、本発明は、作業性の向上するととも
に、長尺な筒状コンクリートを成形することができる筒
状コンクリートの製造方法および筒状コンクリート製品
製造用の型枠を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。筒状コンクリートの製
造方法としては、上面が開口した箱体状の外型枠内に、
合成樹脂製等の筒状をなし、外型枠に組み込まれた際に
下部側となる壁面に孔が穿設された内型枠を水平に配置
して、外型枠の内壁面と内型枠の外周面とにより筒状の
コンクリートを流し込む空間を形成し、前記外型枠と内
型枠とで形成される空間にコンクリートを流し込み、前
記孔から空気を抜くとともに、前記内型枠の孔からコン
クリートが吐出することによりコンクリートの充填を確
認し、コンクリート打設後所要期間コンクリートを養生
し、養生後に外型枠のみ取り外し、内型枠が筒状のコン
クリート内側を覆った状態のままのコンクリート製品を
得ることを特徴とする。また、型枠としては、上面が開
口した箱体状の外型枠と、合成樹脂製等の筒体状をな
し、外型枠内内壁面と外周面との間にコンクリートを流
し込む筒状の空間を形成すべく、前記外型枠内に、開口
端が外型枠の対向する一対の内壁面間に水平に支持して
配置されるとともに、下部側の壁面に空気抜き用の孔が
穿設されている内型枠とを具備することを特徴とする。
【0006】
【作用】次に、作用について説明する。外型枠内に筒状
の合成樹脂製等の内型枠を配置し、外型枠と内型枠で形
成された空間にコンクリートを流し込む。なお、空間に
は予め鉄筋等を配筋しておく。コンクリートを流し込ん
でコンクリートを養生した後、製品を外型枠から取り出
す。内型枠は筒状のコンクリート製品の内側面を覆った
状態のままとする。なお、外型枠の底面側に位置する内
枠の下部側の壁面に穿設した孔から空気抜きをすると
ともに、コンクリートが吐出した際に空間内に万遍なく
コンクリートが流し込まれたことを確認することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例では、上
記従来例で用いた同一の部材については、同一の符号を
用い説明を省略する。図1は成形用の型枠の断面説明図
である。成形用の型枠12は外型枠14と内型枠16と
から構成されている。外型枠14は上面が開口14Aし
ている。妻板15、15の開口15aには、内型枠16
の両端部を支持させる。外型枠14の内壁面と内型枠1
6の外周面とでコンクリートを流し込む空間20が形成
される。なお、空間20内には、適宜鉄筋が配置され
る。
【0008】前記内型枠16は、例えば合成樹脂により
形成されている。合成樹脂としては、強化プラスチッ
ク、ポリエチレン樹脂、塩化ビニル樹脂あるいはFRP
等の合成樹脂材が好適である。また、内型枠16は、金
属製等でも良い。一方、外型枠14と内型枠16とで形
成される空間20にコンクリートを流し込むと型枠12
に大きな圧力が加わるが、外型枠14は鋼鉄製であるた
めフィン状のリブ等を設けることにより充分コンクリー
トの圧力に耐えることができるが、内型枠16が合成樹
脂製の場合には変形する可能性がある。そこで、内型枠
16を内側から補強する必要がある。補強方法として
は、複数の金属板等を内側から当てるととにも、棒材等
により内型枠16の内側面の間隔を保持することが考え
られる。
【0009】また、内型枠16の内側空間に、圧縮空気
を送って膨らませるようにした補強膨張体22を配置す
るようにしてもよい。この場合には、補強膨張体22は
空気を抜くと縮み、内型枠16内側への設置および取り
出しが容易である。なお、補強膨張体22は、1個でも
良く、また複数配置するようにしても良い。
【0010】上述する型枠によりコンクリート製品を成
形する方法について説明する。外型枠14内に内型枠1
6を配置するとともに、外型枠14と内型枠16とで形
成される空間20に鉄筋等を配置する。また、内型枠1
6の内側から上述する補強方法により、流し込むコンク
リートの圧力で内型枠16が変形しないように補強す
る。そして、型枠12の開口14Aから空間20にコン
クリートを流し込む。流し込んだコンクリートを養生さ
せた後に、内型枠16の内側の補強を外すとともに、外
型枠14の一方の妻板15をヒンジ18を介して開き、
外型枠14の一方の側板14aを外方向にスライドさせ
て筒状のコンクリート製品10を取り出す。この筒状の
コンクリート製品10には、内型枠16は外さずにその
ままコンクリート製品の一部となる。
【0011】上記外型枠14と内型枠16とによりコン
クリート製品を成形する際には、コンクリートが空間2
0に充満したか、否かの判断が難しい。このため、内型
枠16の底面16Aに孔16aを穿設しておく。外型枠
14と内型枠16とにより製品を成形する際には、コン
クリートを空間20に流し込むと、空間20内の開口1
4Aまでコンクリートが満たされるとともに、空間20
内に隙間なく流し込んだ際には、孔16aからコンクリ
ートが突出し、コンクリートが空間内に万遍なく流れ込
んだことを確認することができる。また、孔16aは、
空気抜き孔ともなる。なお、孔16aは適宜大きさのも
のを一つでも良いが、内型枠16の底面16Aに直線上
に点在するように孔16a・・・を穿設するようにして
も良い。
【0012】上本発明の好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものでな
く、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し
得ることはもちろんである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、合成樹脂製等の内型枠を用い
てそのままコンクリート製品を成形することができるた
め、流水面等の内側面を平滑に、かつ水密性、耐薬品性
の優れた筒状コンクリート製品が容易に製造できる。す
わわち、内型枠の下部側の孔の存在により、外型枠と内
型枠とで形成される空間へのコンクリートの流し込みが
完了したことを確認できるとともに、空間内から空気を
吐出させ空洞ができることもない。特に、大型のいわゆ
るボックスカルバートにおいても、内底面が荒くなるこ
となく、成形後に仕上げをすることも必要ない等の著効
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る型枠の正面説明図である。
【図2】型枠の縦断面図である。
【図3】筒状コンクリート製品の正面図である。
【図4】従来の型枠の正面図である。
【図5】従来の型枠の側面図である。
【符号の説明】
10 筒状コンクリート製品 12 型枠 14 外型枠 15 妻板 16 内型枠 16a 孔 18 ヒンジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した箱体状の外型枠内に、合
    成樹脂製等の筒状をなし、外型枠に組み込まれた際に下
    部側となる壁面に孔が穿設された内型枠を水平に配置し
    て、外型枠の内壁面と内型枠の外周面とにより筒状のコ
    ンクリートを流し込む空間を形成し、 前記外 型枠と内型枠とで形成される空間にコンクリート
    を流し込み、前記孔から空気を抜くとともに、前記内型
    枠の孔からコンクリートが吐出することによりコンクリ
    ートの充填を確認し、 コンクリート打設後所要期間コンクリートを養生し、 養生後に外型枠のみ取り外し、内型枠が筒状のコンクリ
    ート内側を覆った状態のままのコンクリート製品を得る
    ことを特徴とする筒状コンクリート製品の製造方法。
  2. 【請求項2】 上面が開口した箱体状の外型枠と、 合成樹脂製等の筒体状をなし、外型枠内内壁面と外周面
    との間にコンクリートを流し込む筒状の空間を形成すべ
    く、前記外型枠内に、開口端が外型枠の対向する一対の
    内壁面間に水平に支持して配置されるとともに、下部側
    の壁面に空気抜き用の孔が穿設されている内型枠とを具
    備することを特徴とする筒状コンクリート製品製造用の
    型枠。
JP5017234A 1993-02-04 1993-02-04 筒状コンクリート製品の製造方法および筒状コンクリート製品製造用の型枠 Expired - Lifetime JPH0813455B2 (ja)

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JPH06226729A JPH06226729A (ja) 1994-08-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH069811B2 (ja) * 1987-09-26 1994-02-09 聡 神口 耐酸ヒューム管の製造方法
JPH0615166B2 (ja) * 1989-02-21 1994-03-02 日本ヒューム管株式会社 耐酸コンクリート管の製造方法
JPH0615167B2 (ja) * 1989-04-06 1994-03-02 三井東圧化学株式会社 合成樹脂シート複合コンクリート管の製造装置

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