JPH08134939A - コンクリート成型品及びその製造方法 - Google Patents

コンクリート成型品及びその製造方法

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JPH08134939A
JPH08134939A JP27536494A JP27536494A JPH08134939A JP H08134939 A JPH08134939 A JP H08134939A JP 27536494 A JP27536494 A JP 27536494A JP 27536494 A JP27536494 A JP 27536494A JP H08134939 A JPH08134939 A JP H08134939A
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concrete
molded product
aggregate
decorative
decorative portion
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JP27536494A
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Tetsuji Kikuzawa
徹士 菊澤
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Nihon Kogyo KK
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Nihon Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周辺の景観とマッチして良好な周辺環境を作
り出すことができるような表面をもつコンクリート成型
品及びその好適な製造方法を得る。 【構成】 コンクリート成型品Zとして本来要求される
強度性能を得ることのできる骨材配合をもつ本体部用コ
ンクリート52と特定の素材色をもつ骨材A,Bを配合
した化粧部用コンクリート51とを用い、型枠3の底部
に上記化粧部用コンクリート51を打設した後、該化粧
部用コンクリート51の上方側に重ねて本体部用コンク
リート52を打設して硬化させて化粧部2′と本体部1
とからなる二層状の未加工コンクリート成型品Z1を得
たのち、該未加工コンクリート成型品Z1の上記化粧部
2′の表面2a′にショットブラスト加工を施して該表
面近傍のセメントペースト部を適度に除去して該表面2
a′上に該化粧部用コンクリート51内の骨材A,Bを
適度に露出させることで、該骨材の素材色及びその分布
状態に対応した種々の色彩と模様とをもつ化粧部2を備
えたコンクリート成型品Zを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、予め工場生産され且
つ現場設置される擁壁構成体等のコンクリート成型品及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート製の擁壁、側溝等の
土木構造物は、施工現場においてコンクリートを打設し
て施工する所謂「現場打ち施工」によるものが主流であっ
たが、かかる現場打ちによる擁壁等の施工においては多
くの労力と工程及び長期の工事期間を必要とすること等
からコストが高くつくと言う問題があった。そこで、か
かる問題を解決する一つの方法として、例えば擁壁にあ
っては、所定幅をもつ擁壁構成体を予め工場にてコンク
リート成形し、この擁壁構成体を所定数量だけ施工現場
に搬入し、これら各擁壁構成体を順次幅方向に設置・連
結することで所定長さの一つの擁壁を構成する所謂「現
場組立施工」による擁壁施工方式が提案され且つ広く利
用されるに至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は、こ
のところの住環境の改善による人間性の回復という住民
意識の高まりから、例えば大規模な住宅団地の造成等の
土木工事に際しては、住民の目に直接触れることで周辺
の環境及び景観の一部を構成する擁壁等のコンクリート
構造物はその周辺の環境・景観と一体となって安らぎの
ある生活空間を作り出すことができるようなものである
ことが要求されるに至った。
【0004】しかるに、擁壁の「現場組立施工」に採用
される従来の擁壁構成体は、その全体を同一の骨材配合
をもつコンクリートにより一体的に成形するのが通例で
あることから、擁壁の施工完了状態において外部に露出
し人目に直接触れる機会の多い露出面も、土中に埋没さ
れて人目に全く触れることのない背面等の埋没面と同様
に、無機質な色合いをもち見る者に意匠的な美観をほと
んど与えないコンクリートの打ち放し面とされる。この
ため、かかる従来の擁壁構成体を用いて擁壁を施工した
場合には、周辺の環境・景観に溶け込まずにこれを阻害
し、結果的に住環境の改善という住民意識に逆行するこ
ととなり好ましくない。
【0005】そこで本願発明は、施工状態において外部
に露出する表面が周辺の景観とマッチして良好な周辺環
境を作り出すことができるような擁壁構成体等のコンク
リート成型品及びその好適な製造方法を提案せんとして
なされたのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0007】本願の第1の発明では、型枠内にコンクリ
ートを打設しこれを硬化させてコンクリート成型品を製
造するに際して、コンクリート成型品として本来要求さ
れる強度性能を得ることのできる骨材配合をもつ本体部
用コンクリートと特定の素材色をもつ骨材を配合した化
粧部用コンクリートとを用い、上記型枠の底部に上記化
粧部用コンクリートを打設した後、該化粧部用コンクリ
ートの上方側に重ねて上記本体部用コンクリートを打設
してこれらを硬化させ、上記化粧部用コンクリートで成
形された化粧部と上記本体部用コンクリートで成形され
た本体部とからなる二層状の未加工コンクリート成型品
を得たのち、該未加工コンクリート成型品の上記化粧部
の表面にショットブラスト加工を施して該表面近傍のセ
メントペースト部を適度に除去して該表面上に該化粧部
用コンクリート内に混入している上記骨材を適度に露出
させてコンクリート成型品を得ることを特徴としてい
る。
【0008】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかるコンクリート成型品の製造方法において、上記シ
ョットブラスト加工に際して、上記未加工コンクリート
成型品の化粧部表面に投射されるブラスト材の粒径、ブ
ラスト材投射用エアー圧力または上記化粧部表面の同一
部位に対するブラスト材の投射時間を、未加工コンクリ
ート成型品相互間で、または同一の未加工コンクリート
成型品に対する投射期間中において変化させることを特
徴としている。
【0009】本願の第3の発明では、上記コンクリート
成型品が、特定の素材色をもつ骨材を配合した化粧部用
コンクリートにより成形された化粧部と、コンクリート
成型品として本来要求される強度性能を得ることのでき
る骨材配合をもつ本体部用コンクリートとにより形成さ
れた本体部とからなる二層構造を有するとともに、上記
化粧部の表面が、ショットブラスト加工により該表面部
分のセメントペースト部が除去されて該表面上に内部の
骨材が適度に露出した凹凸面とされていることを特徴と
している。
【0010】
【発明の作用・効果】本願発明ではかかる構成とするこ
とにより次のような作用・効果が得られる。
【0011】 本願の第1の発明にかかるコンクリー
ト成型品の製造方法及び本願の第3の発明にかかるコン
クリート成型品によれば、コンクリート成型品として本
来要求される強度性能を得ることのできる骨材配合をも
つ本体部用コンクリートと特定の素材色をもつ骨材を配
合した化粧部用コンクリートとを用いて化粧部と本体部
とからなる二層状の未加工コンクリート成型品を得た
後、さらにこの未加工コンクリート成型品の上記化粧部
の表面にショットブラスト加工を施して該表面上に該化
粧部用コンクリート内の骨材を適度に露出させることで
製品としてのコンクリート成型品を得るものであること
から、かかる製造方法により製造されたコンクリート成
型品においては、上記化粧部の表面はこれを構成する化
粧部用コンクリートに配合された骨材が適度に分散露出
した凹凸面を呈し、平坦面では得られない柔らかさを醸
し出すとともに、この露出した骨材の素材色とモルタル
色の該表面上における分布状態とか占有比率等の骨材の
露出状態に応じて特有の色彩及び模様を表現する。
【0012】従って、かかる表面構造の化粧部をもった
コンクリート成型品を、該化粧部を人目に触れる側に向
けて設置する場合において、上記化粧部用コンクリート
の骨材の種類(即ち、色彩)、大きさ、配合割合を適宜
選択することで、該化粧部がもつ色彩・模様等の意匠性
を周辺の環境・景観にうまくマッチさせてこれらとの間
に統一のとれた空間を構成したり、逆に化粧部のもつ特
有の意匠性によってその周辺の環境・景観を、静かな感
じ、暖かい感じ、にぎやかな感じ等の種々のテーマーに
対応したものとすることができるものである。
【0013】また、コンクリート成型品のうち、その設
置状態での意匠性はその化粧部によってもたらされ、コ
ンクリート成型品として本来的に要求される強度性能あ
るいは機能はその本体部によって確保されるものであ
る。
【0014】即ち、本願の第3の発明にかかるコンクリ
ート成型品は本来的に要求される強度・機能を維持しつ
つさらに良好な景観擁護性を併せもつことのできる付加
価値の高いコンクリート成型品であり、またかかるコン
クリート成型品は第1の発明にかかる製造方法によって
容易に低コストで得ることができるものである。
【0015】 本願の第2の発明にかかるコンクリー
ト成型品の製造方法によれば、上記に記載したと同様
の作用効果が奏せられるのに加えて、化粧部の表面に対
するショットブラスト加工に際して、投射されるブラス
ト材の粒径、ブラスト材投射用エアー圧力または化粧部
表面の同一部位に対するブラスト材の投射時間を、未加
工コンクリート成型品相互間で、または同一の未加工コ
ンクリート成型品に対する投射期間中において変化させ
ることで、例え化粧部用コンクリートの骨材の配合比率
等が同じであっても、化粧部表面に対するブラスト材に
よるハツリ程度(換言すれば、骨材の露出程度)を種々
変化させることができるものである。従って、例えばハ
ツリ程度を低く設定することで化粧部表面上において特
定の素材色をもつ骨材をモルタル色の中に小さな露出面
積で且つ疎らに分布させて全体としてモルタル色を基調
とした色彩と模様を表現したり、ハツリ程度を高く設定
して特定の素材色をもつ骨材を大きな露出面積で且つ密
集状態で分布させることで該骨材の素材色を基調とした
色彩と模様とを表現したりすることができ、上記化粧部
の意匠の選択幅が、骨材の配合等のみによる場合よりも
さらに拡大し、これによりユーザーニーズの多様化によ
り一層対応したコンクリート成型品を容易に得ることが
できるものである。
【0016】
【実施例】以下、本願発明のコンクリート成型品及びそ
の製造方法を添付図面に基づいて具体的に説明する。図
1には、本願発明のコンクリート成型品の一例としての
擁壁構成体Zの設置状態を示している。この擁壁構成体
Zは、後述するように、所定幅の縦壁1aと底壁1bと
からなり略L字状断面をもつ本体部1と、該本体部1の
縦壁1aの前面を覆う如く設けられた薄層状の化粧部2
とからなる二層状のコンクリート一体成形品であって、
その本体部1の縦壁1aを立設させるとともにその底壁
1bを基礎上に載置した状態で設置される。そして、か
かる構成の擁壁構成体Zを所定数だけ横方向に順次列設
し且つこれら相互を横方向に連結することで所定長さを
もつコンクリート構造体としての擁壁が構築される。
【0017】このように、所定数の擁壁構成体Z,Z,
・・を列設配置して所定長さの擁壁を構築した後は、各
擁壁構成体Z,Z,・・の各縦壁1aの前面側において
は上記化粧部2の下端近傍まで土を埋め戻し(前面埋戻
土表面G1)、また背面側においては各縦壁1aの上端
近傍まで土を埋め戻す(背面埋戻土表面G2)。従っ
て、擁壁の施工完了状態においては、各擁壁構成体Z,
Z,・・の化粧部2が路面側に露出し、この部分が人目
に直接晒されるとともに、周辺の環境あるいは景観を大
きく左右する。この場合、この実施例の擁壁構成体Zに
おいては、後述のように上記化粧部2の表面には、モル
タル色の生地の中に特定の素材色をもつ骨材A,A,・
・、同骨材B,B,・・が適度の露出状態をもって露出
散在していることから、該各骨材A,Bの素材色とモル
タル色との融和によって化粧部2の表面2aが該骨材の
配合比率等の条件によって特定される所定の色彩を呈す
るとともに、該各骨材A,Bの散在状態により所定の模
様が表現されており、該化粧部2の表面2aは色彩と模
様で構成される特有の意匠性をもつことになる。
【0018】従って、この化粧部2部分が外方に露出し
人目に晒されるとしても、従来のようにコンクリートの
打ち放し面とされた本体部1の縦壁1aが直接露出し無
機質なコンクリート色が人目に晒されるような場合に比
して、擁壁部分とその周辺の景観とのマッチングが良好
となり、例えば擁壁部分が周辺景観に自然に溶け込んで
周辺景観とともに統一した空間を構成することができ
る。また、化粧部2における骨材の種類、配合比率等を
適宜選択してその意匠性を種々変化させることで、該化
粧部2の意匠性によってその周辺の雰囲気を特定のテー
マ(例えば、明るい雰囲気とする)に対応させることが
できるものである。
【0019】このように、この実施例のコンクリート成
型品たる擁壁構成体Zは、設置状態において露出する部
分となる本体部1の縦壁1aに特有の意匠性をもった化
粧部2を備えるとともに、この化粧部2を構成する化粧
部用コンクリートの骨材の種類、配合比率等を適宜選択
することで該化粧部2の意匠性を種々変化させることが
できるものである。以下、この擁壁構成体Zの具体的構
成及びその製造方法等について詳述することとする。
【0020】先ず、擁壁構成体Zの具体的構造である
が、該擁壁構成体Zは上述のように縦壁1aと底壁1b
とからなる略L字状の本体部1と該本体部1の縦壁1a
の表面側に層状に設けられた化粧部2とからなるコンク
リート一体成形品である。そして、この本体部1と化粧
部2のうち、本体部1は該擁壁構成体Zの本来的な強度
性能を確保する部分であることから、この強度性能を実
現し得るようなセメントと骨材配合をもつ本体部用コン
クリートを用いて所定形状に形成される。これに対し
て、上記化粧部2は、擁壁構成体Zで擁壁を構築した場
合において外方に露出する本体部1の縦壁1aの表面側
を覆ってこの部分の意匠性を高めることを主目的とする
ものであり、従ってこの化粧部2を構成する化粧部用コ
ンクリートは化粧材としての耐久性という点において必
要とされる強度という観点に加えて、さらに意匠性とい
う観点からもその骨材の種類とか配合比率等が設定さ
れ、また、その層厚さも化粧材としての機能を確保する
上において必要最小限の厚さに設定されている。尚、こ
の化粧部用コンクリートに使用される骨材は、その素材
色を化粧部表面2aの意匠性に反映させるものであるこ
とから、要求される意匠性の内容に対応してその素材色
とか大きさ及び配合比率が設定されるものであり、これ
については後に詳述する。
【0021】ここで、この化粧部2の構造等を図2を参
照して説明すると、この実施例における擁壁構成体Zの
化粧部2は、セメントと砂からなるモルタル層Cの中
に、大きさと素材色がそれぞれ異なる二種類の骨材A,
Bが散在するとともに、該化粧部2の表面2aにおいて
は該表面2aのモルタル層Cの部分が微細な凹凸面とさ
れ、且つこの凹凸のモルタル面を生地としてその中に上
記骨材A,Bの一部がそれぞれ適度の露出状態で散在し
た構造となっている。そして、この化粧部2の表面2a
に現れたモルタル層Cの色彩と各骨材A,Bの素材色と
が融合して所定の色彩を呈するとともに、上記モルタル
層Cの表面の凹凸と露出した各骨材A,Bの素材色と大
きさ及びモルタル生地における分布状態に対応した特有
の模様を呈し、この色彩と模様との組み合わせによって
化粧部2の表面2aがそれ全体として特有の意匠性を発
揮するものである。従って、逆に言うと、配合される上
記骨材A,Bの種類と大きさ及び分布状態を種々変更設
定することで化粧部2の表面2aのもつ意匠性を任意に
変更して好みに合わせるることが可能となる。
【0022】尚、この実施例では骨材として骨材A,B
の二種類を選択しているが、配合される骨材の種類数は
欲する意匠性に応じて任意に設定できることは勿論であ
る。また、化粧部2の表面2aにおけるモルタル層Cの
凹凸形成と上記各骨材A,Bの化粧部2の表面2a上へ
の露出加工は、型枠成形後の成形品に対してショットブ
ラスト加工を施すことによって同時に行われるが、この
ショットブラスト加工については後述する。
【0023】続いて、上述の如き構成をもつ擁壁構成体
Zの製造方法について図3〜図8を参照して説明する
と、この製造方法は図8に示すように、「型枠組立工
程」→「配筋工程」→「化粧部用コンクリート打設工
程」→「一次及び二次の本体部用コンクリート打設工
程」→「蒸気養生工程」→「製品脱型工程」→「ショッ
トブラスト加工工程」→「製品検査工程」の八工程を基
本工程としている。以下、この各工程における実際の作
業を説明する。
【0024】先ず、「型枠組立工程」においては、図7
(イ)に示すように型枠3を組み立てる。この型枠3
は、製品としての上記擁壁構成体Zの母体となる未加工
擁壁構成体Z1(即ち、型成形されたままで未だショッ
トブラスト加工が施されていない状態のコンクリート成
型品)を型成形するためのものであって、具体的には、
所定深さの凹部31aをもった平板状の底枠部31と、
該底枠部31に対して所定の傾斜角をもって離隔対向す
るとともにその一部に所定大きさの開口部36を形成し
た上枠部32と、該底枠部31の一端側から直交状に立
ち上がる縦枠部33と、上記上枠部32の一端側から立
ち上がるとともに上記縦枠部33に対して離隔対向する
縦枠部34と、上記底枠部31の単側から上記上枠部3
2側に向けて立ち上がる縦枠部35と、図示しないがこ
れら各枠部31〜35の両端を連結する左右一対の側枠
とを備えて構成される。そして、上記底枠部31の凹部
31aで化粧部用キャビティ41が形成されるととも
に、該化粧部用キャビティ41の上方位置には該化粧部
用キャビティ41に連続して縦壁用キャビティ42が形
成され、さらに上記縦枠部33と縦枠部34の間には底
壁用キャビティ43が形成されている。尚、この底壁用
キャビティ43の上端部は開口部37とされている。
【0025】次に、配筋工程においては、上記型枠3内
に所定形状に組み立てられた鉄筋を配置するが、この作
業は従来一般の配筋作業と何ら変わるところがないの
で、ここではその作業状態の図示は省略する。従って、
図7(ロ)〜図7(ニ)には鉄筋を図示していないが、
鉄筋が配置されているものとする。
【0026】次に、コンクリート打設工程に移行する
が、ここでは打設コンクリートとして、上述の化粧部用
コンクリート51と本体部用コンクリート52とを用意
する。先ず、化粧部用コンクリート打設工程であるが、
この工程においては、図7(ロ)に示すように、上記開
口部36部分から上記化粧部用キャビティ41内にその
上面まで化粧部用コンクリート51を打設する。
【0027】次に、本体部用コンクリート打設工程にお
いては、先ず一次打設として、図7(ハ)に示すよう
に、上記化粧部用キャビティ41に打設された化粧部用
コンクリート51の上に重ねるようにして、上記縦壁用
キャビティ42内に本体部用コンクリート52を上記開
口部36から打設する。この後、この縦壁用キャビティ
42内に打設された本体部用コンクリート52が若干硬
化してその流動性が幾分低下するのを待つ。
【0028】縦壁用キャビティ42に打設された本体部
用コンクリート52が所定の硬化程度まで硬化した時点
で、二次打設に移る。即ち、図7(ニ)に示すように、
上記開口部37側から本体部用コンクリート52を底壁
用キャビティ43内に打設する。以上でコンクリート打
設工程が終了する。
【0029】コンクリート打設が終了すると、次に、こ
れを蒸気養生にて十分に養生して硬化させるとともに、
養生完了後において上記型枠3を脱型し(蒸気養生工程
及び製品脱型工程)、図7(ホ)に示す如き未加工擁壁
構成体Z1を得る。ここで、この未加工擁壁構成体Z1
略L字状の本体部1と該本体部1の縦壁1aの前面に層
状に一体形成された化粧部2とで構成されるが、この段
階での化粧部2はショットブラスト加工を施す以前の状
態であるため、ショットブラスト加工完了後の擁壁構成
体Zにおける化粧部2とを区別するためにその符号を
「2′」と付するとともにその表面も符号「2a′」と
する。
【0030】ここで、この未加工擁壁構成体Z1におけ
る化粧部2′の内部構造を図3に拡大図示している。こ
の図3から分かるように、未加工擁壁構成体Z1の化粧
部2′は、その表面2a′までモルタル層Cが回り込ん
で平滑面とされ、この回り込んだモルタル層Cによって
骨材A及び骨材Bが包みこまれた状態となっている。従
って、これら骨材A,Bは表面2a′上には露出してい
ない。この状態において、この化粧部2′の表面2a′
に対してショットブラスト加工を施す。
【0031】ショットブラスト加工工程においては、図
5に示すようなショットブラスト装置10を使用して未
加工擁壁構成体Z1の化粧部2′の表面2a′へのブラ
スト材の投射が行われる。そして、その結果、化粧部
2′の表面2a′近傍のモルタル層Cが投射されるブラ
スト材によって適度のハツリ作用を受けて削り取られ、
図4に示すように表面2aが凹凸面とされ且つ上記各骨
材A,Bが適度に浮き上がり状態で露出せしめられた状
態となる。かかる表面2aが形成されることで上記未加
工擁壁構成体Z1は製品としての擁壁構成体Zとされる
ものである。ショットブラスト加工が終了した擁壁構成
体Zは製品検査工程においてその化粧部2の表面2aの
状態等が検査され、最終的な製品としてラインオフされ
る。
【0032】ここで、上記ショットブラスト装置10の
具体的構成等について説明すると、上記ショットブラス
ト装置10は、図5に示すように、ワーク受台9上にそ
の化粧部2′を側方に向けた状態で載置された未加工擁
壁構成体Z1の該化粧部2′に対してブラスト材の投射
を行うものであって、エアコンプレッサー11とダスト
シューター12とホッパー14を設けたブラスト材タン
ク13とを備えている。そして、上記ブラスト材タンク
13内のブラスト材は、ミキシング機構(図示省略)に
おいて上記エアコンプレッサー11からの加圧エアに混
入され、二本のエア・ショット材送給管15,15を介
して次述するノズルユニット17の左右一対のブラスト
ノズル19,19に圧送される。
【0033】上記ノズルユニット17は、図5及び図6
に示すように、一側が開口した矩形箱状のユニットケー
ス18の底壁18bに形成された所定長さの長穴20内
に所定の間隔をもって上記一対のブラストノズル19,
19を貫通配置するとともに、該ユニットケース18の
側壁18aには上記ショット材回収管16の一端を開口
状態で接続させている。また、上記一対のブラストノズ
ル19,19とユニットケース18とのシールは、上記
一対のブラストノズル19,19に跨がって取り付けら
れるとともに該底壁18bの外側においてこれと摺接可
能とされたシールラバー21によって行われる。
【0034】さらに、このノズルユニット17は、上記
エア・ショット材送給管15,15及びショット材回収
管16を接続したまま図示しない支持駆動機構によって
図5に示すように上記未加工擁壁構成体Z1の化粧部
2′に沿って横方向(矢印a−b方向)と上下方向(矢
印c−d方向)の直交する二方向に往復動されるととも
に、上記一対のブラストノズル19,19も図示しない
駆動機構によって上記ノズルユニット17の移動とは独
立して、図6に示すように相互の離間寸法を維持したま
ま横方向に寸法Lの範囲で常時往復動するようになって
いる。
【0035】かかる構成をもつショットブラスト装置1
0を使用して上記未加工擁壁構成体Z1の化粧部2′に
ショットブラスト加工を施す場合、先ず上記ノズルユニ
ット17のユニットケース18の開口端側を上記化粧部
2′に当てがい、この状態で該ショットブラスト装置1
0を作動させ、常時所定幅で横方向に往復動している上
記一対のブラストノズル19,19からエア圧送により
ブラスト材を投射させながら、該ノズルユニット17そ
のものを上記化粧部2′に沿って横方向及び上下方向に
往復動させて該化粧部2′の全面にショットブラスト加
工を施す。ショットブラスト加工により生じたコンクリ
ート粉とショット後のブラスト材は、混合状態のままシ
ョット材回収管16を介してホッパー14に回収され、
ここでコンクリート粉とブラスト材とが分離され、コン
クリート粉はダストシューター12に収集され、またブ
ラスト材はブラスト材タンク13に回収されて再利用さ
れる。尚、上記ノズルユニット17の横方向及び上下方
向の移動速度は、適宜変更設定可能とされている。
【0036】ところで、上述のように擁壁構成体Zの化
粧部2の意匠性は、化粧部用コンクリート51に配合さ
れる骨材の種類、大きさ等の骨材側のファクターと、該
化粧部2の表面2aに骨材を露出させるショットブラス
ト加工の加工条件ファクターの二つのファクターによっ
て概ね決定される。この二つのうち、前者については後
述することとして、ここでは後者の加工条件ファクター
について説明する。
【0037】ショットブラスト装置10によるショット
ブラスト加工の加工条件としては、ブラスト材(例えば
スチールグリッド)の粒径とブラスト材の供給量(即
ち、投射量)とブラスト材投射用のエア圧力及び上記ノ
ズルユニット17の移動速度とが考えられる。これら四
つのファクターが化粧部2の表面2aの粗さ(即ち、ハ
ツリ作用を受けたモルタル層C部分の凹凸の程度とモル
タル層Cのハツリ除去によって露出される骨材の露出
度)に与える影響は図9の通りである。
【0038】具体的に説明すると、先ずブラスト材の粒
径については、粒径が小さいほど化粧部2の表面粗さは
細かくなる。即ち、モルタル層Cにおける凹凸状態が細
かくなるとともに骨材の露出程度が少なくなる。ブラス
ト材の供給量については、供給量が少ないほど化粧部2
の表面粗さは細かくなる。即ち、モルタル層Cにおける
凹凸状態が細かくなるとともに骨材の露出程度が少なく
なる。エア圧力については、圧力が低いほど化粧部2の
表面粗さは細かくなる。即ち、モルタル層Cにおける凹
凸状態が細かくなるとともに骨材の露出程度が少なくな
る。ブラストノズル19の移動速度については、移動速
度が速いほど化粧部2の表面粗さは細かくなる。即ち、
モルタル層Cにおける凹凸状態が細かくなるとともに骨
材の露出程度が少なくなる。従って、ショットブラスト
装置10側のファクターについては、要求される擁壁構
成体Zの化粧部2における意匠性の内容に応じて適宜に
選択すればよい。
【0039】ここで、上記四つのファクターのうち、ブ
ラスト材の粒径はショットブラスト加工の作業途中では
変更できないが、それ以外のファクターについてはショ
ットブラスト加工の作業途中においても任意に変更が可
能である。従って、例えば各擁壁構成体Z毎にその化粧
部2の意匠性を変えたいような場合には、上記四つのフ
ァクターを適宜組み合わせれば良く、また一つの擁壁構
成体Zの化粧部2において部分的に意匠性を変化させた
いような場合には上記四つのファクターのうち、ブラス
ト材の供給量とエア圧力及びノズルユニットの移動速度
の三つのファクターを適宜に組み合わせれば良い。
【0040】一方、擁壁構成体Zの化粧部2の意匠性の
もう一方の重要なファクターである骨材の種類、大きさ
等の骨材側のファクターについては次の通りである。
【0041】先ず第1に、化粧部用コンクリートの骨材
として使用できる骨材の素材としては、天然石、セラミ
ック材等が考えられる。
【0042】第2に、骨材の種類としては、その素材色
で規定するものとし、灰系、黒系、黄系、白系、赤系、
茶系、緑系、青系、橙々系、紫系、ピンク系のものが考
えられる。例えば、赤色の天然石、黒色の天然石、青色
のセラミック材という如しである。
【0043】骨材の混合比については、先ずコンクリー
ト中に占める全骨材の容積比としては20〜85%が好
適である。また、骨材相互の容積比としては、例えば骨
材Aだけである場合(一種類の場合)にはA=100
%、骨材Aと骨材Bの二種類配合の場合にはA:B=
(5〜95%):(5〜95%)、骨材Aと骨材Bと骨
材Cの三種類配合の場合には、A:B:C=(5〜80
%):(5〜80%):(5〜80%)とするのが好適
である。
【0044】また、四種類以上を配合する場合には、い
ずれか一つの骨材の比率の下限値を5%として、その他
の骨材を任意に混合すればよい。
【0045】第3に、骨材の大きさとしては30mm以
下のものを適宜選択して使用するのが好適である。
【0046】第4に、骨材の形としては、角形と丸形と
が考えられる。
【0047】ここで、具体的な骨材の配合例を図10に
示す。尚、図10における混合比は、コンクリート全体
に対する骨材の容積比を表している。
【0048】配合例1のものは、グレー系の素材色をも
つ大きさ5mm以下の角形の骨材を24%、ピンク系の
素材色をもつ大きさ20mm以下の角形の骨材を44%
で配合したものである。この配合例1の化粧部用コンク
リートを用いて化粧部2を成形しこれをショットブラス
ト加工して各骨材を露出させることで、該化粧部2はピ
ンク色を基調色とした色彩を呈する。
【0049】配合例2のものは、グレー系の素材色をも
つ大きさ5mm以下の角形の骨材を28%、グレー系の
素材色をもつ大きさ5〜20mmの角形の骨材を42%
で配合したものである。この配合例2の化粧部用コンク
リートで成形された化粧部2は濃淡のグレー色を基調色
とした色彩を呈する。
【0050】配合例3のものは、グレー系の素材色をも
つ大きさ5mm以下の角形の骨材を28%、黒系の素材
色をもつ大きさ5〜20mmの角形の骨材を42%で配
合したものである。この配合例3の化粧部用コンクリー
トで成形された化粧部2は、グレー色の下地に黒色が斑
点状に散在し全体として黒色を基調色とした斑状の色彩
(模様)を呈する。
【0051】配合例4のものは、グレー系の素材色をも
つ大きさ5mm以下の角形の骨材を28%、黄系の素材
色をもつ大きさ5〜20mmの角形の骨材を42%で配
合したものである。この配合例3の化粧部用コンクリー
トで成形された化粧部2は、グレー色の下地に黄色が斑
点状に散在し全体として黄色がかった色彩を呈する。
【0052】配合例5のものは、グレー系の素材色をも
つ大きさ5mm以下の角形の骨材を28%、白系の素材
色をもつ大きさ5〜20mmの角形の骨材を42%で配
合したものである。この配合例5の化粧部用コンクリー
トで成形された化粧部2は、グレー色の下地に白色が斑
点状に散在し全体として白っぽい色彩を呈する。
【0053】配合例6のものは、グレー系の素材色をも
つ大きさ5mm以下の角形の骨材を28%、黄系の素材
色をもつ大きさ5〜20mmの角形の骨材を25%、さ
らに茶系の素材色をもつ大きさ20〜30mmの丸形の
骨材を18%で配合したものである。この配合例6の化
粧部用コンクリートで成形された化粧部2は、上記配合
例4のような黄色がかった色彩を基調としてこれに茶色
が斑点状に散在し全体として薄茶色の色彩を呈する。
【0054】配合例7のものは、グレー系の素材色をも
つ大きさ5mm以下の角形の骨材を28%、白系の素材
色をもつ大きさ5〜20mmの角形の骨材を25%、さ
らに黒系の素材色をもつ大きさ20〜30mmの丸形の
骨材を18%で配合したものである。この配合例7の化
粧部用コンクリートで成形された化粧部2は、上記配合
例5のような白っぽい色彩を基調としてこれに黒色が斑
点状に散在し全体として灰色斑状の色彩を呈する。
【0055】以上のように、擁壁構成体Zを型枠成形す
るに際して、該擁壁構成体Zを本体部1と化粧部2の二
層状とし、該化粧部2の素材コンクリートである化粧部
用コンクリート51の骨材配合を適宜に選択し、さらに
コンクリート打設により得られた未加工擁壁構成体Z1
の化粧部2′に対するショットブラスト加工の加工条件
を適宜に選択することで、製品としての擁壁構成体Zの
化粧部2に現れる色彩及び模様の組み合わせでなる意匠
を種々変化させることができるものである。
【0056】従って、かかる種々の意匠を表現し得る化
粧部2をもつ擁壁構成体Zを使用して擁壁を施工するこ
とで、該化粧部2がもつ色彩・模様等の意匠性を周辺の
環境・景観にうまくマッチさせてこれらとの間に統一の
とれた空間を構成したり、逆に化粧部2のもつ特有の意
匠性によってその周辺の環境・景観を、静かな感じ、暖
かい感じ、にぎやかな感じ等の種々のテーマーに対応し
たものとすることができるものである。
【0057】尚、上記実施例においては、コンクリート
成型品として擁壁構成体Zを例にとって説明したが、本
願発明におけるコンクリート成型品及びその製造方法は
かかる擁壁構成体Zのみに限定されるものではなく、広
く一般のコンクリート成型品、例えば法面保護、護岸、
壁面、床面等に使用されるコンクリートブロックにも適
用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のコンクリート成型品製造方法により
製造された擁壁体の現場設置状態を示す斜視図である。
【図2】図1のII-II要部拡大断面図である。
【図3】図2に示した擁壁体における化粧部のショット
ブラスト加工前の状態を示す断面図である。
【図4】図2に示した擁壁体における化粧部のショット
ブラスト加工後の状態を示す断面図である。
【図5】ショットブラスト加工の作業状態を示す斜視図
である。
【図6】図5のV-V拡大矢視図である。
【図7】擁壁体の製造工程を示す断面図である。
【図8】擁壁体の製造工程の流れ図である。
【図9】化粧部の表面粗さの説明図である。
【図10】骨材の配合例の説明図である。
【符号の説明】
1は本体部、2は化粧部、3は型枠、9はワーク受台、
10はショットブラスト装置、11はエアコンプレッサ
ー、12はダストシューター、13はブラスト材タン
ク、14はホッパー、15はエア・ブラスト材送給管、
16はブラスト材回収管、17はノズルユニット、18
はユニットケース、19はブラストノズル、20は長
穴、21はシールラバー、31は底枠部、32は上枠
部、33〜35は縦枠部、36及び37は開口部、41
は化粧部用キャビティ、42は縦壁用キャビティ、43
は底壁用キャビティ、51は化粧部用コンクリート、5
2は本体部用コンクリート、A及びBは骨材、Cはモル
タル層、G1は前面埋戻土表面、G2は背面埋戻土表面、
Zは擁壁構成体(コンクリート成型品)、Z1は未加工
擁壁構成体(未加工コンクリート成型品)である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠内にコンクリートを打設しこれを硬
    化させて製造されるコンクリート成型品の製造方法であ
    って、 コンクリート成型品として本来要求される強度性能を得
    ることのできる骨材配合をもつ本体部用コンクリートと
    特定の素材色をもつ骨材を配合した化粧部用コンクリー
    トとを用い、上記型枠の底部に上記化粧部用コンクリー
    トを打設した後、該化粧部用コンクリートの上方側に重
    ねて上記本体部用コンクリートを打設してこれらを硬化
    させ、上記化粧部用コンクリートで成形された化粧部と
    上記本体部用コンクリートで成形された本体部とからな
    る二層状の未加工コンクリート成型品を得た後、該未加
    工コンクリート成型品の上記化粧部の表面にショットブ
    ラスト加工を施して該表面近傍のセメントペースト部を
    適度に除去して該表面上に該化粧部用コンクリート内に
    混入している上記骨材を適度に露出させてコンクリート
    成型品を得ることを特徴とするコンクリート成型品の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ショットブラス
    ト加工に際して、上記未加工コンクリート成型品の化粧
    部表面に投射されるブラスト材の粒径、ブラスト材投射
    用エアー圧力または上記化粧部表面の同一部位に対する
    ブラスト材の投射時間を、未加工コンクリート成型品相
    互間で、または同一の未加工コンクリート成型品に対す
    る投射期間中において変化させることを特徴とするコン
    クリート成型品の製造方法。
  3. 【請求項3】 型枠内にコンクリートを打設しこれを硬
    化させて製造されるコンクリート成型品であって、 該コンクリート成型品が、特定の素材色をもつ骨材を配
    合した化粧部用コンクリートにより成形された化粧部
    と、コンクリート成型品として本来要求される強度性能
    を得ることのできる骨材配合をもつ本体部用コンクリー
    トとにより形成された本体部とからなる二層構造を有す
    るとともに、 上記化粧部の表面が、ショットブラスト加工により該表
    面部分のセメントペースト部が除去されて該表面上に内
    部の骨材が適度に露出した凹凸面とされていることを特
    徴とするコンクリート成型品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107859056A (zh) * 2017-11-15 2018-03-30 中南大学 一种用于挡土的预制构件及其挡土墙

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107859056A (zh) * 2017-11-15 2018-03-30 中南大学 一种用于挡土的预制构件及其挡土墙
CN107859056B (zh) * 2017-11-15 2023-12-05 中南大学 一种用于挡土的预制构件及其挡土墙

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