JPH08136543A - 免疫分析方法およびその分析装置 - Google Patents
免疫分析方法およびその分析装置Info
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- JPH08136543A JPH08136543A JP27738794A JP27738794A JPH08136543A JP H08136543 A JPH08136543 A JP H08136543A JP 27738794 A JP27738794 A JP 27738794A JP 27738794 A JP27738794 A JP 27738794A JP H08136543 A JPH08136543 A JP H08136543A
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Abstract
れる標識物質の化学発光を利用する免疫分析を確実に実
現できる分析装置を提供するものである。 【構成】分析装置は、標識を発光させるためのフローセ
ル19と、発光を測定する光検出器22と、マグネット
6が固定され傾斜面5aを有するホルダ5をアーム3に
よって回動させる手段と、マグネット6の位置決めをす
るための傾斜面14bを設けた受け入れ穴を有するセン
ベース14と、フローセル19へ反応生成物含有流体を
導入するシリンジを備えている。
Description
疫分析装置に係り、特に化学発光性標識を用いて試料中
の被検成分を求める免疫分析方法および免疫分析装置に
関する。
て、固相として磁性粒子を用いる例として特公昭62−50
784 号がある。この先行技術では、試料を管路内に導入
して流通させながら磁性粒子と標識抗体を作用させ、磁
性粒子に試料中の抗原と標識を結合する。次いで、管路
内の途中に設けた磁気トラップの場所にて液の流れに逆
って磁性粒子を捕捉し液相と固相を分離する。その後、
磁性粒子を磁気トラップから開放し磁性粒子が下流を流
れている間に計数器によって固相上の標識からの放射能
を測定する。磁気トラップには電磁石を用いている。
光物質を用いる例が、特表昭64−500146号公報に記載さ
れている。その代表的な物質はルテニウムビピリジルR
u(bpy)3の如きルテニウム含有化合物である。この先行
技術には、化学発光物質からなる標識を被検成分に結合
する免疫反応によって免疫複合体を形成し、この免疫複
合体を含む液に電気化学的エネルギーを与えることによ
って標識を化学発光させることが示されている。
4 号の構成に、特表昭64−500146号に示されたような化
学発光性標識を適用した場合、標識が結合している固相
が流れている状態で発光させなければならないため、発
光効率が悪く、十分な測定感度が得られない。
している発光室に固相を磁力によって捕捉し、固相を発
光室内に留めた状態で固相上の標識に電気化学的エネル
ギーを与えて発光させることを試みた。ところが、磁場
印加手段として電磁石を用いた場合には固相を捕捉する
のに充分な磁束密度が得られ難いばかりでなく、残留磁
場の影響があることが判明した。また、発光室に磁場を
与えたまま標識を発光させた場合に、光検出器としての
光電子増倍管の検出効率が磁界によって低下することが
判明した。
めることができ、かつ磁場の影響を受けずに固相上の標
識の発光を検出できるようにすることにある。
づけの再現性が良好に保たれるように磁石を接近させる
ことができるようにすることにある。
方法は、容器内で磁性粒子からなる固相上に試料中の被
検成分と化学発光性標識との免疫複合物を形成せしめ、
固相上の標識に基づく発光を測定する免疫分析方法にお
いて、作用電極および対極を有する発光室に永久磁石を
接近させている状態で、容器からの反応生成物含有液を
発光室に通過せしめ、磁力によって含有液内の固相を発
光室内に留まらせること、および永久磁石を発光室から
遠ざかるように退避させた後、作用電極と上記対極の間
に電圧を印加することにより上記固相が留まっている発
光室内で固相上の標識を発光せしめることを含む。
被検成分と化学発光性標識との結合物を磁性粒子からな
る固相上に形成せしめる反応が進められる反応容器と、
作用電極および対極が配置された発光室と、発光室に近
接配置された光検出器と、反応容器からの反応生成物含
有液が発光室を通るように上記含有液を移送する液体導
入装置と、その含有液が発光室を通る際に該含有液内の
固相が捕捉されるように発光室に磁場を印加する永久磁
石と、固相の捕捉時には発光室に永久磁石を近接するよ
うに位置づけ、作用電極と対極間への電圧印加時には光
検出器への磁場の影響をなくすように永久磁石を移動す
る磁石移動装置とを備えたものである。
料中に含まれる特定の抗原の如き被検成分を磁性粒子か
らなる固相に結合し、その被検成分に標識抗体を結合す
る。これにより固相上に標識が付された免疫複合物が形
成される。試料中の反応生成物を含む流体が、磁場が印
加されている発光室を通るように導入されると、反応の
未結合試薬を含む液体は発光室を通過するが、磁性粒子
からなる固相は永久磁石の磁力により発光室内に留めら
れる。これにより固相と液相のB/F分離が発光室にて
なされる。固相を構成する多数の磁性粒子は、免疫複合
物が結合されているものと結合されていないものを有す
るが、その免疫複合物は化学発光性標識を含んでいる。
光検出器に及ばないようにして、発光室内の作用電極と
対極の間に電圧を印加すると、標識に電気化学的エネル
ギーが与えられ発光する。この発光は発光室に近接配置
されている光検出器によって測定される。発光量は固相
上の標識の量に対応するので、試料中に含まれていた被
検成分の量と相関関係を有する。
明する。
被検成分である特定の抗原と固相としての磁性粒子の所
定量が免疫反応される。固相表面には特定抗原に結合可
能な抗体が接合されているので、抗原が固相上に結合さ
れる。次いで反応容器25に化学発光性標識を持つ抗体
試薬を加え、次の免疫反応を進める。この標識抗体は特
定抗原と結合されるので、固相上には標識を持った免疫
複合物が形成される。このような免疫反応の後、吸引ノ
ズル24を反応容器25内に挿入し、シリンジ27の働
きによって反応生成物含有の流体を、発光室として機能
するフローセル19を通るように吸入する。これに伴っ
て、未反応試薬等を含む液相はフローセル19より下流
に流れ去るが、磁性粒子からなる固相はフローセル19
内に磁束密度が1.5 テスラの永久磁石からなるマグネ
ット6の磁力によって留められる。この状態で吸引ノズ
ルから緩衝液を吸入してフローセル19内を洗浄する。
この緩衝液内には標識物質の励起を誘引するトリプロピ
ルアミン(TPA)が含まれている。化学発光性標識物
質としては、ルテニウム(II)トリスビピリジルが好適
である。
光電子増倍管22が固定設置されている。誘引物質を含
む緩衝液がフローセル19を満たしている状態で、作用
電極と対極の間に電圧を印加すると、フローセル19内
に留められている固相上の標識に電気化学的エネルギー
が与えられ、標識が発光する。マグネット6は可動アー
ム3により移動され、必要に応じてフローセル19に接
近されるが、磁性粒子を捕捉する際の作用電極16とマ
グネット6との位置決め誤差は、0.05mm 以下になる
よう構成されている。マグネット6の磁極面とフローセ
ル19内の作用電極16との距離はセル構成部材を隔て
て0.5mm になるように設定される。標識を発光させる
ときには、マグネット6がアーム3により移動される。
構について説明する。ステッピングモータ1が駆動手段
として用いられ、その回転出力軸1aには軸方向に延長
された支軸2aを持つフランジ2がねじ1bによって固
定されている。フランジ2から延長された支軸2aに
は、傾斜面5aを備えたストッパーを有するホルダ5が
一体になっているアーム3を挟みボールベアリング9が
取り付けられている。アーム3に一体になっているホル
ダ5にはマグネット6が、取り付けられている。またフ
ランジ2の支軸2a側とアーム3との間に引きばね4が
掛けられており、さらにフランジ2の支軸2a側の他方
にはピン7がフランジ2の面に対し垂直に固定されてい
る。このピン7はアーム3の穴8に通されている。さら
にフランジ2とアーム3との間に掛けられている引きば
ね4の作用により、ピン7はアーム3に設けられている
穴8の右端に位置する。また支軸2aにはブッシュ10
が取り付けられ、ボールベアリング9の内輪に接触して
いる。さらに支軸2aには押しばね11,抜止め用ワッ
シャー12,ねじ13が取り付けられている。
セル19は、発光室に対してマグネット6を位置決めす
るための傾斜面を備えたマグネット受入用穴を有するセ
ルベース14と、光を通す透明なプラスチックのカバー
14aを有している。セルベース14とカバー14aは
スペーサ15を介して一体化され、そのスペーサの中央
付近に、導入された複合体を含む反応液が流れるフロー
チャンバー18が形成されている(図3)。またフロー
チャンバー18は上から見て紡錘形をしており、フロー
チャンバー18の端部の一方は流路入口18aに、他方
の端部は流路出口18bに位置し導管31に接続されて
いる。またフローチャンバー18の紡錘形の最大幅部中
央下面には作用電極16が露出するよう配置され作用電
極16の両側の同一平面上には2個の対極17が対称な
形で露出するように配置されている。作用電極16及び
対極17はセルベース14の外に延出し、電源23に接
続されている。
して光電子増倍管22が取り付けられ、その外囲にシー
ルド管21を収納したPMTケース20が設置され、検
出部を形成している。
グネット駆動部のアーム3を作用電極16の方へ回動さ
せたとき、マグネット6の上面が作用電極16に対して
平行になるよう設置され、その位置においてホルダ5の
ストッパーの円錐用傾斜面5aとセルベース14の位置
決め穴の傾斜面14dがはめあわさるようにセルベース
14が基板プレート29に固定されている。
の動作を説明する。図1には、アーム3の回動端におけ
る2つの停止状態が実線と二点鎖線で示されている。実
線は磁性粒子捕捉位置,二点鎖線は退避位置に対応して
いる。先ず、初期状態においてはアーム3が退避位置に
ある。次にフローセル19の作用電極16上に磁性粒子
を捕捉する場合は、突起部32がセンサー30を横切る
位置を基準に退避位置から捕捉位置までの角度に対応し
たパルス数より若干余分なパルス数をステッピングモー
タ1に与える。これに伴いフランジ2とアーム3に掛け
られている引きばね4の作用によりフランジ2とアーム
3は同時に時計方向に作用電極16に接近するよう回動
する。アーム3は、ボールベアリング9の内輪をブッシ
ュ10を介し押しばね11で押し付けているのでガタな
く回動ができ、ホルダ5に設けられた傾斜面5aが、セ
ルベース14のマグネット用位置決め穴の傾斜面14b
と接触することによりマグネット6の上面と作用電極1
6との距離および中心位置が決まる。さらにステッピン
グモータ1の余分なパルス数分の回転は、フランジ2と
アーム3の間に掛けられている引きばね4が伸びること
によって吸収されるので、マグネット6の作用電極16
に対する位置決めが維持される。その状態において、免
疫複合体を含む反応液や電気的化学発光を誘引する試薬
等の液体を、電磁弁26を開弁し電磁弁28を閉弁した
状態でシリンジ27を動作させることにより、ノズル2
4を通してフローセル19のフローチャンバー18内に
吸引し、測定成分と標識物質の結合した磁性粒子を作用
電極16表面に捕捉する。次にステッピングモータ1を
反時計方向に回転することで、アーム3を退避位置まで
逆回動させる。この動作によりマグネット6は光電子増
倍管22に対し磁力が及ばない初期状態の位置に戻る。
次いで作用電極16と対極17から構成されている電極
間に電圧を印加することにより捕捉した複合体に化学反
応を起こさせ、発光した量を光電子増倍管22で測定す
る。測定後に、マグネット6が退避位置にある状態で吸
引ノズル24から洗浄液を吸引し、フローセル19内に
あった磁性粒子を洗い流す。以後は以上の動作をその後
の試料に対して繰り返す。
着されたホルダをフローセルの位置決め穴に設けてある
傾斜面にはめあわせること、該ホルダが一体になってい
るアームをガタなく回動させることにより、マグネット
をフローセルの電極に対し位置決めを行うので、マグネ
ットの位置決めが、精度良く再現できる。
室内に確実に留めることができ、かつ標識の発光時には
光検出器に磁場の影響を及ぼすことを排除できるので、
化学発光を利用した免疫分析を高い測定精度で実行でき
る効果がもたらされる。
成図である。
視図である。
ャンバー付近の構成を説明するための上視図である。
5…ホルダ、6…マグネット、9…ボールベアリング、
14…セルベース、15…スペーサ、16…作用電極、
17…対極、18…フローチャンバー、19…フローセ
ル、22…光電子増倍管、24…ノズル、27…シリン
ジ。
Claims (3)
- 【請求項1】容器内で磁性粒子からなる固相上に試料中
の被検成分と化学発光性標識との免疫複合物を形成せし
め、上記標識に基づく発光を測定する免疫分析方法にお
いて、作用電極および対極を有する発光室に永久磁石を
接近させている状態で、上記容器からの反応生成物含有
液を上記発光室に通過せしめ、磁力によって上記含有液
内の固相を上記発光室内に留まらせること、および上記
永久磁石を上記発光室から遠ざかるように退避させた
後、上記作用電極と上記対極の間に電圧を印加すること
により上記固相が留まっている上記発光室内で上記固相
上の上記標識を発光せしめること、を特徴とする免疫分
析方法。 - 【請求項2】試料中の被検成分と化学発光性標識との結
合物を磁性粒子からなる固相上に形成せしめる反応が進
められる反応容器と、作用電極および対極が配置された
発光室と、上記発光室に近接配置された光検出器と、上
記反応容器からの反応生成物含有液が上記発光室を通る
ように上記含有液を移送する液体導入装置と、上記含有
液が上記発光室を通る際に上記含有液内の固相が捕捉さ
れるように上記発光室に磁場を印加する永久磁石と、上
記固相の捕捉時には上記発光室に上記永久磁石を近接す
るように位置づけ、上記作用電極と上記対極間への電圧
印加時には上記光検出器への磁場の影響をなくすように
上記永久磁石を移動する磁石移動装置とを備えたことを
特徴とする免疫分析装置。 - 【請求項3】請求項2記載の免疫分析装置において、上
記磁石移動装置は傾斜面を有する磁石保持部を回動せし
めるアームを備えており、上記発光室を構成している部
材が上記傾斜面に適合する受け入れ部を備えていること
を特徴とする免疫分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27738794A JP3428746B2 (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 免疫分析方法およびその分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27738794A JP3428746B2 (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 免疫分析方法およびその分析装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08136543A true JPH08136543A (ja) | 1996-05-31 |
| JP3428746B2 JP3428746B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=17582827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27738794A Expired - Lifetime JP3428746B2 (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 免疫分析方法およびその分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3428746B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014139589A (ja) * | 2009-01-29 | 2014-07-31 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
| EP4134678A4 (en) * | 2020-04-08 | 2024-05-01 | Hitachi High-Tech Corporation | AUTOMATIC ANALYSIS DEVICE |
-
1994
- 1994-11-11 JP JP27738794A patent/JP3428746B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014139589A (ja) * | 2009-01-29 | 2014-07-31 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
| EP4134678A4 (en) * | 2020-04-08 | 2024-05-01 | Hitachi High-Tech Corporation | AUTOMATIC ANALYSIS DEVICE |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3428746B2 (ja) | 2003-07-22 |
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