JPH08137356A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08137356A
JPH08137356A JP27402894A JP27402894A JPH08137356A JP H08137356 A JPH08137356 A JP H08137356A JP 27402894 A JP27402894 A JP 27402894A JP 27402894 A JP27402894 A JP 27402894A JP H08137356 A JPH08137356 A JP H08137356A
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charge
toner
photoconductor
voltage
bias voltage
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Application number
JP27402894A
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English (en)
Inventor
Yukifumi Terada
幸史 寺田
Mitsushi Tsujita
充司 辻田
Sakushiro Tanaka
作白 田中
Takuji Terada
卓司 寺田
Yuji Tanaka
裕二 田中
Keizo Kimoto
恵三 木元
Hirosuke Sakai
博亮 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、クリーニングブレード先端に付
着したトナーによって感光体が劣化するのを防止でき、
形成された画像に白筋が現れない画像形成装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 感光体1の周囲であってトナークリーニング
ブレード6がある位置と転写位置との間位置において、
感光体1表面に残留しているトナーにトナーの帯電電荷
と逆極性の電荷を付与することにより、トナーの帯電電
荷を除去させる電荷除去装置10、11が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンタ、
ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、図
7に示すように、感光体100の周囲であって転写位置
の下流側には、転写後において感光体100の表面に残
留しているトナーを掻き落とすためのクリーニングブレ
ード200が設けられている。このため、クリーニング
ブレード200の先端には、所定の極性に帯電されたト
ナーが付着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クリーニングブレード
200の先端に所定の極性に帯電されたトナーが付着し
た状態のまま長時間放置されると、その部分に電荷が集
中するため、感光体100と電荷集中部との間で放電が
起こり、感光体100の表面におけるブレード200に
沿った部分が劣化する。そうすると、この後の複写動作
時においては、感光体100の劣化した部分に対応する
部分が正常部と比較し、帯電能、電荷保持能が低下し所
定の電位を保持できなくなる。そのため、正規現像にお
いては画像が白筋となって現れる。ここで正規現像と
は、感光体の帯電極性の逆極性のトナーにより潜像の顕
像化を行なう現像方式をいう。
【0004】この発明は、クリーニングブレード先端に
付着したトナーによって感光体が劣化するのを防止で
き、形成された正規現像画像に白筋が現れない画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による画像形成
装置は、感光体の周囲であってトナークリーニングブレ
ードがある位置と転写位置との間位置において、感光体
表面に残留しているトナーにトナーの帯電電荷と逆極性
の電荷を付与することにより、トナーの帯電電荷を除去
させる電荷除去装置が設けられていることを特徴とす
る。
【0006】電荷除去装置としては、感光体に接触する
導電性回転部材と、感光体表面に残留しているトナーの
帯電電荷と逆極性のバイアスを導電性回転部材に印加す
るバイアス印加手段とからなるもの、トナーの帯電電荷
と逆極性の電荷を発生する放電器等が用いられる。
【0007】導電性回転部材に印加されるバイアス電圧
は、たとえば、感光体表面に残留しているトナーの帯電
電荷を除去できる最低限の第1電圧と、トナーの帯電量
が所定の逆極性の帯電量に達する第2電圧との間の値に
設定される。
【0008】放電器に印加されるバイアス電圧は、たと
えば、感光体表面に残留しているトナーの帯電電荷を除
去できる最低限の第1電圧と、トナーの帯電量が所定の
逆極性の帯電量に達する第2電圧との間の値に設定され
る。
【0009】上記第1電圧は、たとえば、次のようにし
て決定される。すなわち、トナーの各種帯電電荷量に対
してその帯電電荷量を除去できる最低のバイアス電圧が
あらかじめそれぞれ実験で求められる。そして、求めら
れている帯電電荷量に対するバイアス電圧の関係に基づ
いて、第1電圧が決定される。
【0010】上記第1電圧は、たとえば、次のようにし
て決定される。すなわち、トナーの各種帯電電荷量に対
して、バイアス電圧をその帯電電荷量を除去できる最低
値に設定したときの感光体の流れ込み電流があらかじめ
それぞれ実験で求められる。そして、求められている帯
電電荷量に対する感光体の流れ込み電流の関係に基づい
て、第1電圧が決定される。
【0011】上記第2電圧は、たとえば、次のようにし
て決定される。すなわち、感光体の帯電極性と逆極性の
未転写トナーの電荷により感光体が劣化することによっ
てグレー画像(ID=0.6以上)で感光体に白筋が発
生するバイアス電圧に対する感光体の表面電位である白
筋発生限界電圧があらかじめ実験で求められる。そし
て、バイアス電圧に対する感光体の表面電位の関係と、
白筋発生限界電圧とに基づいて第2電圧が決定される。
【0012】
【作用】感光体表面に残留しているトナーにトナーの帯
電電荷と逆極性の電荷が付与される。これにより、トナ
ーの帯電電荷が除去される。したがって、トナークリー
ニングブレードの先端部には、電荷が中和されたトナー
が付着する。このため、トナークリーニングブレードの
先端部にトナーが付着した状態で長時間放置されても、
感光体が劣化することがなく、その後に形成される画像
に白筋が現れるといったことが防止される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明を複写機に
適用した場合の実施例について説明する。
【0014】図1は、帯電除去装置が設けられた複写機
の主要部の概略構成を示している。
【0015】感光体1の周囲には、感光体1の表面の感
光層を帯電させる帯電器2、感光層上に形成された静電
潜像をトナー顕像として顕像化する現像装置3、感光層
上に形成されたトナー顕像を記録紙に転写する転写用放
電器4、感光体1から記録紙を分離するための分離用放
電器5、転写後の感光体1の表面に残留しているトナー
を除去するためのクリーニングブレード6および感光体
1の表面電荷を除去する除電ランプ7が配置されてい
る。この複写機ではトナーの帯電極性は負極性であるも
のとする。
【0016】感光体1の周囲であって、分離用放電器5
とクリーニングブレード6との間位置には、弾性を有す
る導電性ローラ(導電性回転部材)10が感光体1に接
触した状態で設けられている。この導電性ローラ10と
しては、ポリウレタンゴムにカーボンが混合されたもの
が用いられている。
【0017】この導電性ローラ10には、直流電源11
によって、トナーの帯電極性と逆極性である正極性のバ
イアス電圧が印加されている。導電性ローラ10との直
流電源11とによって、感光体1の表面に付着している
残留トナーの電荷を除去する電荷除去装置が構成されて
いる。
【0018】図2(a)に示すように、負極性に帯電さ
れた残留トナーが導電性ローラ10のところまで送られ
てくる。導電性ローラ10には、正極性のバイアスが印
加されているので、負極性に帯電された残留トナーが導
電性ローラ10を通過する過程において、導電性ローラ
10によって、トナーに帯電されている負極性の電荷が
中和される(図2(b))。このため、クリーニングブ
レード6の先端に付着するトナーは電気的に中和されて
いる(図2(c))。
【0019】したがって、クリーニングブレード6の先
端にトナーが付着した状態で長時間放置されたとして
も、感光体1が劣化するといったことがない。この結
果、その後に複写が行なわれた場合に、得られた複写画
像に白筋が現れるといったことがなくなる。
【0020】感光体1としては、有機感光体が用いられ
ている。有機感光体としては、電荷発生物質を含有する
電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とを
積層した有機積層型感光体や、電荷輸送媒質中に電荷発
生物質を分散させた有機単層型感光体が挙げられる。電
荷発生物質としては、それ自体公知の有機の光導電性顔
料が何れも使用される。これらの顔料の内でも、フタロ
シアニン系顔料、ペリレン系顔料、キナクリドン系顔
料、ピラントロン系顔料、ジスアゾ系顔料、トリスアゾ
系顔料等の光導電性有機顔料を単独で或いは2種類以上
の組合せで用いるのがよい。
【0021】電荷輸送媒体としては、樹脂媒質中に電荷
輸送物質を分散させたものが使用される。電荷輸送物質
としては、それ自体公知の正孔輸送物質或いは電子輸送
物質が使用される。適当な正孔輸送物質の例は、ポリ−
N−ビニルカルバゾール、フェナントレン、N−エチル
カルバゾール、2,5−ジフェニル−1,3,4−オキ
サジアゾール、2,5−ビス−(4−ジエチルアミノフ
ェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、ビス−ジエ
チルアミノフェニル−1,3,6−オキサジアゾール、
4,4’−ビス(ジエチルアミノ)−2,2’−ジメチ
ルトリフェニルメタン、2,4,5−トリアミノフェニ
ルイミダゾール、2,5−ビス(4−ジエチルアミノフ
ェニル)−1,3,4−トリアゾール、1−フェニル−
3−(4−ジエチルアミノスチリル)−5−(4−ジエ
チルアミノフェニル)−2−ピラゾリン、p−ジエチル
アミノベンツアルデヒド−(ジフェニルヒドラゾン)な
どであり、適当な電子輸送物質の例は2−ニトロ−9−
フルオレノン、2,7−ジニトロ−9−フルオレノン、
2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン,2,4,
5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン、2−ニトロ
ベンゾチオフェン、2,4,8−トリニトロチオキサン
トン、ジニトロアントラセン、ジニトロアクリジン、ジ
ニトロアントラキノンおよびそれらの誘導体などであ
る。
【0022】結合剤樹脂としては、種々のもの、例え
ば、スチレン系重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−
マレイン酸共重合体、アクリル系重合体、スチレン−ア
クリル系共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、ポ
リ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ
エステル、アルキッド樹脂、ポリアミド、ポリウレタ
ン、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレー
ト、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、シリコー
ン樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ
エーテル樹脂、フェノール樹脂や、エポキシアクリレー
ト、ウレタンアクリレート等の光硬貨型樹脂等、多種の
重合体が例示される。なお、前期ポリ−N−ビニルカル
バゾール等の光導電性ポリマーも決着樹脂として使用で
きる。
【0023】感光体層中に存在させる電荷発生物質は、
決着樹脂100重量部当たり0.1乃至50重量部、特
に0.5乃至30重量部の範囲にあるのが適当であり、
一方電荷輸送物質は決着樹脂100重量部当たり20乃
至500重量部、特に30乃至200重量部の範囲にあ
るのが適当である。また、感光体層の厚みは、10乃至
40μm、特に20乃至25μmの範囲にあるのが、高
い表面電位、耐刷性及び感度の点でよい。
【0024】導電性基材としては、アルミニウム素管や
アルマイト処理したものが一般に使用され、有機感光体
層の形成は、前期樹脂を、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミドのようなアミド系溶
媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エーテ
ル;ジメチルスルホキシド;ベンゼン;トルエン、キシ
レン等の芳香族溶媒;メチルエチルケトン等のケトン
類;N−メチル−2−ピロリドン;フェノール、クレゾ
ール等のフェノール類等の溶媒に溶解し、これに電荷発
生物質を分散させて塗布用組成物とする。この組成物を
導電性基体に塗布し、形成させる。
【0025】正帯電型の場合、電荷発生物質としては、
ペリレン系顔料、アゾ顔料或いはこれらの組合せを使用
するのがよく、電荷輸送物質としては3,5−ジメチル
−3’,5’−ジ−tert−ジブチルジフェノキノン
等のジフェノキノン誘導体、3,3’−ジメチル−N,
N,N’,N’−テトラキス−4−メチルフェニル
(1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン等のジ
アミン系化合物、フルオレン系化合物、ヒドラゾン系化
合物を使用するのがよい。
【0026】以下の説明において、使用されるデータ
(図3、図5および図6)は、感光体1として、次のよ
うにして製造された単層型電子写真感光体を用いた場合
のデータを示している。
【0027】(単層型電子写真感光体の製造)下記の化
学式1で示されるビスアゾ顔料10重量部、N,N,
N’、N’テトラキス(3−メチルフェニル)−m−フ
ェニレンジアミン、100重量部、3,5,3’,5’
−テトラフェニルジ フェノキン50重量部、ポリカ−
ボネイト樹脂100重量部、およびジクロメタン800
重量部の組成からなる感光体層用組成物をボールミルに
て50時間混合分散し、単層型感光層用の塗工液を作製
した。
【0028】そして、得られた塗工液を導電基材である
外径78mmのアルミニウムシリンダーの表面に浸漬塗
布し、100°Cで60分間熱風乾燥し、膜厚25μm
の単層型感光層を形成し、正帯電型電子写真感光体を得
た。
【0029】
【化1】
【0030】導電性ローラ10に印加されるバイアス電
圧の設定方法について説明する。このバイアス電圧設定
方法には、大きく分けて次の2つの方法がある。
【0031】(1)第1方法
【0032】まず、帯電量が異なるトナーを複数種類用
意する。そして、複写機の実験モデルを用いて、各トナ
ーについて、その帯電量が0になる導電性ローラのバイ
アス電圧を実験により求める。これりより、図3に示す
ような、トナー帯電量に対する帯電除去バイアス電圧の
グラフを予め作成する。
【0033】対象となる複写機の導電性ローラ10のバ
イアス電圧を、図3のグラフから当該複写機のトナー帯
電量に対するバイアス電圧を求めることにより決定す
る。そして、決定されたバイアス電圧値に、導電性ロー
ラ10に印加されるバイアス電圧を設定する。
【0034】(2)第2方法
【0035】上記第1方法と同じ方法によって決定され
たバイアス電圧を最少バイアス電圧Eminとする。
【0036】トナーが逆極性である正極性に帯電されて
しまうことによって白筋が発生するバイアス電圧に対す
る感光体の表面電位(白筋発生限界電位)を、あらかじ
め実験により求めておく。
【0037】対象となる複写機の導電性ローラのバイア
ス電圧に対する感光体の表面電位を測定することによ
り、図4に示すような、バイアス電圧に対する感光体の
表面電位の特性を得る。
【0038】そして、図4の特性に基づいて、白筋発生
限界電位に対応するバイアス電圧を求める。求められた
バイアス電圧を最高バイアス電圧Emaxとする。つま
り、最高バイアス電圧Emaxは、トナーの帯電極性が
正極性となりかつその正極性の帯電量が白筋を発生する
帯電量に達するバイアス電圧となる。
【0039】対象となる複写機の導電性ローラ10のバ
イアス電圧Eを、次式の範囲内で決定する。そして、決
定されたバイアス電圧値に、導電性ローラ10に印加さ
れるバイアス電圧を設定する。
【0040】
【数1】Emin≦E≦Emax
【0041】トナーが逆極性である正極性に帯電されて
しまうことによって白筋が発生するバイアス電圧そのも
のではなく、そのバイアス電圧に対する感光体の表面電
位(白筋発生限界電位)を、あらかじめ求めている理由
は次の通りである。すなわち、トナーが逆極性である正
極性に帯電されてしまうことによって白筋が発生するバ
イアス電圧は、感光体の種類が変わると変化してしまう
のに対し、当該イアス電圧に対する感光体の表面電位
(白筋発生限界電位)は、感光体の種類が変わっても変
化しないからてある。
【0042】なお、導電性ローラのバイアス電圧に対す
る感光体の表面電位は、導電性ローラが感光体に接触し
ている状態での導電性ローラの抵抗値によって変化す
る。導電性ローラが感光体に接触している状態での導電
性ローラの抵抗値は、導電性ローラの感光体への押圧力
によって異なる。
【0043】そこで、導電性ローラを500グラムの押
圧力でステンレス板等の良電導板に押しつけた状態で、
ローラ軸と良電導板との間の抵抗値を測定し、この測定
値を導電性ローラの抵抗値とした。図4は、導電性ロー
ラの抵抗値が5×106 〔Ω〕である場合のグラフを示
している。
【0044】対象となる複写機のトナー帯電量が−14
〔μc/g〕である場合には、図3のグラフより、帯電
除去バイアス(最低バイアス電圧Emin)は、600
〔V〕となる。また、導電ローラ10の抵抗値が5×1
6 〔Ω〕である場合には、最高バイアス電圧Emax
は1200〔V〕となる。したがって、上記第2方法に
よれば、導電ローラ10のバイアス電圧Eは、600
〔V〕以上であって1200〔V〕以下の値に設定され
る。
【0045】ところで、上記図3に示されるトナー帯電
量に対する帯電除去バイアス電圧のグラフは、感光体の
種類が変わると変化する。この理由は、バイアス電圧が
同じであっても感光体の種類が変わると導電正ローラに
よって感光体に与える正電荷量が異なるからである。
【0046】したがって、感光体の異なる複写機につい
て、トナー帯電量に対する帯電除去バイアス電圧を求め
る必要がある場合には、感光体の種類ごとに図3に示す
ようなトナー帯電量に対する帯電除去バイアス電圧のグ
ラフを作成しておく必要がある。
【0047】そこで、次のようにして、トナー帯電量に
対する帯電除去バイアス電圧を求めるようにしてもよ
い。
【0048】すなわち、まず、帯電量が異なるトナーを
複数種類用意する。そして、複写機の実験モデルを用い
て、各トナーについて、その帯電量が0になるように導
電性ローラのバイアス電圧を調整し、そのときの感光体
の流れ込み電流をそれぞれ測定する。これにより、図5
に示すようなトナー帯電量に対する感光体の流れ込み電
流のグラフを予め作成する。
【0049】対象となる複写機のトナー帯電量に対する
流れ込み電流を、図5のグラフから求める。次に対象と
なる複写機の感光体1の流れ込み電流が、図5のグラフ
から求めた流れ込み電流となるような導電性ローラ10
のバイアス電圧を求める。そして、求めたバイアス電圧
を、対象となる複写機についてのトナー帯電量に対する
帯電除去バイアス電圧と決定する。この方法は、上記第
1方法に代えて用いることができるとともに、上記第2
方法の最少バイアス電圧Eminを求める場合にも用い
ることができる。
【0050】上記実施例では、導電性ローラ10と直流
電源11とによって電荷除去装置が構成されているが、
電荷除去装置として、図6に示すように、残留トナーの
帯電極性と逆極性の電荷を発生するコロナ放電器20を
用いてもよい。コロナ放電器20の放電ワイヤには、直
流電源21によって正極性のバイアス電圧が印加されて
いる。コロナ放電器20に印加されるバイアス電圧も、
上述したと同様な方法で設定される。
【0051】以上は、トナーの帯電極性が負極性である
場合について説明したが、この発明はトナーの帯電極性
が正極性である場合にも適用することができる。トナー
の帯電極性が正極性である場合には、導電性ローラ10
に印加されるバイアス電圧またはコロナ放電器20に印
加されるバイアス電圧の極性は負極性となることは言う
までもない。
【0052】感光体1として、次のようにして製造され
た積層型負帯電電子写真感光体を用いた場合には、トナ
ー帯電量に対する帯電除去バイアス電圧のデータ(図3
に対応)は図8に示すデータとなり、バイアス電圧に対
する感光体の表面電位のデータ(図4に対応)は図9に
示すデータとなる。感光体として積層型負帯電電子写真
感光体を用いた場合でも本発明の効果は得られるが、感
光体として単層型正帯電電子写真感光体を用いた場合の
方が本発明の効果は高い。
【0053】(積層型電子写真感光体の製造) 電荷発生層の作成 上記の化学式1で示されるビスアゾ顔料2重量部、ポリ
ビニルブチラール樹脂1重量部、およびジクロルメタン
120重量部の組成からなる感光層用組成物をボールミ
ルにて50時間混合分散し、電荷発生用の塗工液を作成
した。
【0054】そして、得られた塗工液を導電基材である
外径78mmのアルミニウムシリンダーの表面に浸漬塗
布し、100°Cで60分間熱風乾燥し、膜厚0.5μ
mの電荷発生層を形成した。
【0055】電荷輸送層の作成 N,N,N’、N’テトラキス(3−メチルフェニル)
−m−フェニレンジアミン、80重量部、ポリカ−ボネ
イト樹脂100重量部、およびジクロメタン800重量
部の組成からなる感光体層用組成物をボールミルにて2
4時間混合分散し、電荷輸送用の塗工液を作製した。
【0056】そして、得られた塗工液を上記で作成さ
れた電荷発生層の上に浸漬塗布し、90°Cで60分間
熱風乾燥して、膜厚15μmの電荷輸送層を形成し、積
層型負帯電感光体を製造した。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば、クリーニングブレー
ド先端に付着したトナーによって感光体が劣化するのを
防止できる。このため、形成された画像に白筋が現れる
といったことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】帯電除去装置が設けられた複写機の主要部を示
す概略構成図である。
【図2】帯電除去装置によって残留トナーの帯電電荷が
除去されることを説明するための説明図である。
【図3】単層型の正帯電電子写真感光体を用いた場合の
トナー帯電量に対する帯電除去バイアス電圧の関係を示
すグラフである。
【図4】単層型の正帯電電子写真感光体を用いた場合の
導電性ローラのバイアス電圧に対する感光体の表面電位
の関係を示すグラフである。
【図5】トナー帯電量に対する感光体の流れ込み電流の
関係を示すグラフである。
【図6】帯電除去装置の変形例を示す概略構成図であ
る。
【図7】従来において、クリーニングブレードの先端に
帯電トナーが付着している状態を示す模式図である。
【図8】積層型の負帯電電子写真感光体を用いた場合の
トナー帯電量に対する帯電除去バイアス電圧の関係を示
すグラフである。
【図9】積層型の負帯電電子写真感光体を用いた場合の
導電性ローラのバイアス電圧に対する感光体の表面電位
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電器 3 現像装置 4 転写用放電器 5 分離用放電器 6 クリーニングブレード 7 除電ランプ 10 導電性ローラ 11 直流電源 20 放電器 21 直流電源
フロントページの続き (72)発明者 寺田 卓司 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 田中 裕二 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 木元 恵三 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 堺 博亮 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の周囲であってトナークリーニン
    グブレードがある位置と転写位置との間位置において、
    感光体表面に残留しているトナーにトナーの帯電電荷と
    逆極性の電荷を付与することにより、トナーの帯電電荷
    を除去させる電荷除去装置が設けられている画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 電荷除去装置は、感光体に接触する導電
    性回転部材と、感光体表面に残留しているトナーの帯電
    電荷と逆極性のバイアスを導電性回転部材に印加するバ
    イアス印加手段とからなる請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 電荷除去装置は、トナーの帯電電荷と逆
    極性の電荷を発生する放電器である請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 導電性回転部材に印加されるバイアス電
    圧は、感光体表面に残留しているトナーの帯電電荷を除
    去できる最低限の第1電圧と、トナーの帯電量が所定の
    逆極性の帯電量に達する第2電圧との間の値に設定され
    ている請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 放電器に印加されるバイアス電圧は、感
    光体表面に残留しているトナーの帯電電荷を除去できる
    最低限の第1電圧と、トナーの帯電量が所定の逆極性の
    帯電量に達する第2電圧との間の値に設定されている請
    求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 トナーの各種帯電電荷量に対してその帯
    電電荷量を除去できる最低のバイアス電圧があらかじめ
    それぞれ実験で求められており、求められている帯電電
    荷量に対するバイアス電圧の関係に基づいて、上記第1
    電圧が決定される請求項4および5のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 トナーの各種帯電電荷量に対して、バイ
    アス電圧をその帯電電荷量を除去できる最低値に設定し
    たときの感光体の流れ込み電流があらかじめそれぞれ実
    験で求められており、求められている帯電電荷量に対す
    る感光体の流れ込み電流の関係に基づいて上記第1電圧
    が決定される請求項4および5のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 感光体の帯電極性と逆極性の未転写トナ
    ーの電荷により感光体が劣化することによってグレー画
    像で感光体に白筋が発生するバイアス電圧に対する感光
    体の表面電位である白筋発生限界電圧があらかじめ実験
    で求められており、バイアス電圧に対する感光体の表面
    電位の関係と、白筋発生限界電圧とに基づいて上記第2
    電圧が決定される請求項4および5のいずれかに記載の
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008152074A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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