JPH08137728A - 携帯ファイルシステム及びファイルデータ処理方法 - Google Patents

携帯ファイルシステム及びファイルデータ処理方法

Info

Publication number
JPH08137728A
JPH08137728A JP7237491A JP23749195A JPH08137728A JP H08137728 A JPH08137728 A JP H08137728A JP 7237491 A JP7237491 A JP 7237491A JP 23749195 A JP23749195 A JP 23749195A JP H08137728 A JPH08137728 A JP H08137728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
processing device
data processing
portable
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7237491A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kimura
哲郎 木村
Toshio Okamoto
利夫 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7237491A priority Critical patent/JPH08137728A/ja
Publication of JPH08137728A publication Critical patent/JPH08137728A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの管理情報が異なる計算機環境に跨っ
たファイルを、ユーザが計算機の違いを気にすることな
く、ファイルのコピーや一貫性維持のための労力を費や
すことなく、様々な環境から利用できる携帯ファイルシ
ステムを提供すること。 【解決手段】 携帯型情報処理装置11はファイルのデ
ータ及びこのファイルの管理情報を記憶し(18)、据
置型情報処理装置10はファイルにアクセスして所望の
処理を行う(12)。携帯型情報処理装置は、据置型情
報処理装置からのファイルアクセス要求を受けた場合
に、記憶されたファイルの管理情報を据置型情報処理装
置に適合するように変換し(17)、変換された管理情
報を据置型情報処理装置へ返す(16)。据置型情報処
理装置は、携帯型情報処理装置から返された管理情報に
基づいて携帯型情報処理装置に記憶されたファイルのデ
ータを利用する(12、13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型個人情報機
器(情報処理装置)に記憶されたファイル(1塊の情
報)を、ファイルを使って所望の処理を行う据置型情報
処理装置から自然にアクセスすることのできる携帯ファ
イルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在主流となっている分散コンピューテ
ィング環境では、複数のワークステーションやパーソナ
ルコンピュータをLocal Area Networ
k(以下、LANと呼ぶ)で結合し、SUN Micr
o Systems社のNetwork File S
ystem(NFS)に代表されるファイル共有技術を
活用して、ユーザにネットワーク透過な分散ファイルシ
ステム環境(あるファイルを実際に記憶している計算機
がどれであるかを意識せずに利用できる環境)を提供し
ている。
【0003】NFSではさらに、分散コンピューティン
グ環境内に混在する複数種類のファイルシステムの違い
をVirtual File System Inte
rfaceという機構で隠蔽し、異機種透過性を提供し
ている。これは、ファイルシステムの内容を他のホスト
に公開するファイルサーバ側と、他のホストのファイル
システムの内容にアクセスするクライアント側で、共通
のファイルシステムインタフェースを定義してそれに基
づき要求やデータの授受を行う。各ファイルサーバやク
ライアントには、そのホストの持つファイルシステムに
応じたインタフェースがあるため、ネットワークを介し
たファイルアクセスを行う場合には、サーバ側とクライ
アント側で各々共通のインタフェースとの間の変換が必
要となる。このため、NFSを実現するためのシステム
構成は例えば図1のようになる。
【0004】図1の構成においてて、コンピュータ−1
1010からファイルアクセス要求がまずコンピュー
タ−1側のVirtual File System
Interface 1011に与えられ、自身のデー
タベース1013のファイルについては、Unix F
ile System 1012を通してコンピュータ
−1側でアクセスがなされる。他方、コンピュータ−2
1020のデータベース1024のファイルについて
は、コンピュータ−1側のNFSクライアント1014
からネットワーク1000を通してコンピュータ−2側
のNFSサーバ1021へ上記要求は送信される。NF
Sサーバ1021は要求をコンピュータ−2側のVir
tual File System Interfac
e 1022へ発行し、そこからコンピュータ−2側の
Unix File System 1023を通して
アクセスがなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなネットワ
ーク透過な分散ファイルシステム環境を提供できる規模
は、計算機の台数や地理的、組織的制約などから限界が
あり、例えば会社では部所単位や研究所単位、大学では
研究室や学科単位であることが多い。
【0006】一方、計算機の普及と共に、人々の仕事や
日々の生活に深く浸透し始めており、ユーザにとって計
算機を利用したい状況は、時間的にも場所的にも増加の
一途をたどっている。例えば、所属する職場の計算機を
利用した日々の仕事の他にも、他部所や他組織と合同で
行う仕事のために外出先の計算機を利用したり、自宅に
おける仕事や娯楽のためのパーソナルコンピュータの利
用などが挙げられる。
【0007】この様に、ユーザの計算機を利用する状況
の拡大に対して、上述のように分散ファイルシステムは
限定された環境内でしかネットワーク透過なファイルの
共有ができない。例えばNFS(Virtual Fi
le Syste Interfaceを含む)では、
ユーザの管理情報が異なる環境(あるユーザIDに対し
て、各々別のユーザが割り当てられているような場合)
に跨ったファイルの共有はできない。このため、職場や
外出先、自宅のそれぞれの計算機環境毎に個別にファイ
ル管理を行わなければなない。例えば、あるファイルを
それぞれの環境間で共有しようとする場合、フロッピー
ディスクや通信回線などを利用して、ユーザが明示的に
ファイルのコピーを行うことにより達成される。このよ
うにユーザはコピー操作の繁雑さと、かつコピー間の一
貫性維持のためのファイル管理労力とその失敗による情
報消失の危険を負担するといった重大な問題を含んでい
る。
【0008】本発明は、上記の問題を鑑みなされたもの
で、ユーザが自分の所有する情報を様々な計算機環境で
利用したい場合に、計算機の機種や環境の違いを気にす
ることなく、かつ、ファイルのコピーやその一貫性維持
のための労力を費やすことなく、様々な環境間で情報を
共有できる携帯ファイルシステムの提供を目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
つの携帯型データ処理装置であって携帯側ファイルのフ
ァイルデータ及びファイル管理データを格納する記憶手
段を有する携帯型データ処理装置と、前記携帯側ファイ
ルにアクセスすることによって所望の処理を実行する処
理手段を有する少なくとも1つの据置型データ処理装置
と、前記処理手段によってファイルアクセス要求された
携帯側ファイルの各要求ファイルデータ及びファイル管
理データの少なくとも1つを前記据置型データ処理装置
に適合する形に変換する変換手段とを有し、前記処理手
段は該変換手段によって得られる変換ファイルデータ/
ファイル管理データに従って携帯側ファイルの各要求フ
ァイルにアクセスすることを特徴とする携帯ファイルシ
ステムを提供する。
【0010】又、本発明は、前記変換手段は前記携帯型
データ処理装置に設けられ、変換ファイルデータ/ファ
イル管理データはファイルアクセス要求に応じて該携帯
型データ処理装置から前記据置型データ処理へ返送され
ることを特徴とする。
【0011】又、本発明は、前記変換手段は前記据置型
データ処理装置に設けられ、前記携帯型データ処理装置
は、前記変換手段において前記ファイルデータ及びファ
イル管理データの少なくとも1つを変換するのに必要な
変換データをファイルアクセス要求に応じて該据置型デ
ータ処理装置へ送信する送信手段を有することを特徴と
する。
【0012】又、本発明は、前記変換手段は、前記処理
手段によってファイルアクセス要求が発せられた時に前
記据置型データ処理装置におけるファイル管理データの
構造をチェックし、前記記憶手段に格納されるファイル
管理データの構造を据置型データ処理装置に適合する構
造に変換することによって変換ファイル管理データを得
ることを特徴とする。
【0013】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
は、各据置型データ処理装置のIDと各据置型データ処
理装置に適合するファイル管理データとの対応を格納す
る対応記憶手段を有し、前記変換手段はファイルアクセ
ス要求を発した据置型データ処理装置のIDに従って該
対応記憶手段を参照することによって変換ファイル管理
データを得ることを特徴とする。
【0014】又、本発明は、前記据置型データ処理装置
は、当該据置型データ処理装置に属する据置側ファイル
を格納するファイル記憶手段と、各携帯型データ処理装
置の所有者のユーザーIDに対応してマウントポイント
データ及びマウントターゲットポイントデータを格納す
るマウントポイント記憶手段であって、該マウントポイ
ントデータは携帯側ファイルがマウントされる据置側フ
ァイルにおけるマウントポイントを示し、該マウントタ
ーゲットポイントデータは携帯側ファイルを据置側ファ
イルにマウントすることになる携帯側ファイルにおける
マウントターゲットポイントを示すものと、を有するこ
とを特徴とする。
【0015】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
は、携帯側ファイルを据置側ファイルにマウントするマ
ウント方法を指定するマウント方法指定手段を有し、前
記据置型データ処理装置は更に、該マウント方法指定手
段によって指定される方法に従って据置側ファイルに携
帯側ファイルをマウントする方法を制御するマウント制
御手段を有することを特徴とする。
【0016】又、本発明は、前記据置型データ処理装置
は、前記処理手段が前記携帯側ファイルにアクセス可能
な時に据置型データ処理装置に携帯側ファイルのバック
アップを自動的に生成して格納し、処理手段によって実
行される処理によってなされる携帯側ファイルにおける
変更に従って当該バックアップを更新するバックアップ
手段を有することを特徴とする。
【0017】又、本発明は、前記据置型データ処理装置
は、前記処理手段が携帯型データ処理装置の携帯側ファ
イルにアクセスできない時に該処理手段からバックアッ
プのファイルへのアクセスを許可することを特徴とす
る。
【0018】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
は、各据置型データ処理装置におけるバックアップ生成
の方法を指定するためのバックアップ制御手段を有し、
該バックアップ制御手段に指定される方法に従って各据
置型データ処理装置のバックアップ手段がバックアップ
を生成することを特徴とする。
【0019】又、本発明は、前記各携帯型データ処理装
置の所有者によって携行されるIDデータ装置を更に有
し、該IDデータ装置はIDデータ装置の携行者を各携
帯型データ処理装置の所有者として認証するIDデータ
信号を出し、各携帯型データ処理装置は該IDデータ装
置から出された当該IDデータ信号に従ってユーザを各
携帯型データ処理装置の所有者として認証することを特
徴とする。
【0020】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
が前記据置型データ処理装置の所定の近傍域内に配置さ
れた時に携帯型データ処理装置及び据置型データ処理装
置は互いに通信状態となり、該携帯型データ処理装置
は、携帯型データ処理装置の所有者によって携行される
IDデータ装置が携帯型データ処理装置から所定の近接
域内にあるとIDデータ装置から出されたIDデータ信
号に従って判定された時に該据置型データ処理装置の処
理手段から携帯側ファイルへのアクセスを可能とするデ
ータ保護手段を有することを特徴とする。
【0021】又、本発明は、前記据置型データ処理装置
は、該据置型データ処理装置を使用するユーザによって
入力されたパスワードを前記携帯型データ処理装置に送
信するパスワード送信手段を有し、該携帯型データ処理
装置は、据置型データ処理装置から発信されるパスワー
ドに従って据置型データ処理装置を使用するユーザが携
帯型データ処理装置の正規ユーザと判定された時に該据
置型データ処理装置の処理手段から携帯側ファイルへの
アクセスを可能とするデータ保護手段を有することを特
徴とする。
【0022】又、本発明は、前記ファイル管理データは
各携帯型データ処理装置の所有物のユーザIDを含み、
前記変換手段は該ユーザIDを前記据置型データ処理装
置で有効な形に変換することを特徴とする。
【0023】又、本発明は、前記携帯側ファイルは、同
一ファイル名を有するが異なる表現法で書かれ記憶手段
の異なる記憶位置に格納される2つ以上のファイルを含
み、前記据置型データ処理装置はファイル名を指定して
ファイルアクセス要求を発し、前記ファイル管理データ
はファイルアクセス要求が発せられる各要求ファイルが
格納される記憶手段における記憶位置を示すファイル記
憶位置データを含み、前記変換手段は各要求ファイルに
ついてファイル記憶位置データを該据置型データ処理装
置で有効な形に変換して、2つ以上のファイルの同一フ
ァイル名を指定するファイルアクセス要求が発せられた
時に据置型データ処理装置の処理手段が変換ファイル管
理データに従って据置型データ処理装置に適合する表現
法で書かれた当該2つ以上のファイルのうちの1つにア
クセスすることを特徴とする。
【0024】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
は、ファイルアクセス要求が前記処理手段によって発せ
られた時に該据置型データ処理装置の計算機環境を指定
するパラメータをチェックし、前記変換手段は、前記記
憶手段に格納されるファイルデータに含まれ該携帯型デ
ータ処理装置によってチェックされるパラメータの値を
該据置型データ処理装置に適合する値に変換することに
よって前記変換ファイルデータを得ることを特徴とす
る。
【0025】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
が前記据置型データ処理装置から所定の近傍域内に配置
された時に、携帯型データ処理装置及び据置型データ処
理装置は互いに通信状態となることを特徴とする。
【0026】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
の所有者が前記据置型データ処理装置上で携帯側ファイ
ルを使う時に、該携帯型データ処理装置は該所有者によ
って該据置型データ処理装置から前記所定の近傍域内に
配置されることを特徴とする。
【0027】又、本発明は、複数の据置型データ処理装
置がネットワークに接続され、ネットワーク上の複数の
ドメインにグループ分けされており、前記変換手段は前
記携帯型データ処理装置に設けられ、ネットワーク上の
一ドメインに属する一据置型データ処理装置からファイ
ルアクセル要求を受ける各要求ファイルのファイルデー
タ及びファイル管理データの少なくとも一つをネットワ
ーク上の該一ドメインに適合する形に変換して、ファイ
ルアクセル要求に応じて変換されたファイルデータ/フ
ァイル管理データをネットワークを介して該一据置型デ
ータ処理装置に返送することを特徴とする。
【0028】更に、本発明は、ファイルを格納する記憶
手段を有する携帯型データ処理装置と、前記記憶手段に
格納されるファイルにアクセスすることによって所望の
処理を実行するための処理手段及び該処理手段を誰が操
作しているかによって処理手段による処理の実行を制御
する制御手段を有する据置型データ処理装置とを備え、
前記携帯型データ処理装置は、該据置型データ処理装置
から受けるファイルアクセス要求に応じて、前記処理手
段によってファイルアクセス要求が発せられる各要求フ
ァイルの所有者の据置型データ処理装置で有効なユーザ
IDを据置型データ処理装置に返送する手段を含み、前
記制御手段は、該携帯型データ処理装置から返送される
ユーザIDに従って処理手段による処理の実行を制御す
ることを特徴とする携帯ファイルシステムを提供する。
【0029】更に、本発明は、ファイルを格納する記憶
手段を有する携帯型データ処理装置と、前記記憶手段に
格納されるファイルにアクセスすることによって所望の
処理を実行する処理手段及び各ファイルのアクセス許否
データによって処理手段による処理の実行を制御する制
御手段を有する据置型データ処理装置とを備え、前記携
帯型データ処理装置は、該据置型データ処理装置から受
けるファイルアクセス要求に応じて、前記処理手段によ
ってファイルアクセス要求が発せられる各要求ファイル
について据置型データ処理装置で有効なアクセス許否デ
ータを据置型データ処理装置に返送する手段を含み、前
記制御手段は、該携帯型データ処理装置から返送される
アクセス許否データに従って処理手段による処理の実行
を制御することを特徴とする携帯ファイルシステムを提
供する。
【0030】更に、本発明は、据置型データ処理装置と
共に用いられる携帯型データ処理装置であって、ファイ
ルのファイルデータ及びファイル管理データを格納する
記憶手段と、据置型データ処理装置からファイルアクセ
ス要求を受ける各要求ファイルのファイルデータ及びフ
ァイル管理データの少なくとも1つを該据置型データ処
理装置に適合する形に変換して、該据置型データ処理装
置が変換されたファイルデータ/ファイル管理データに
従って各要求ファイルへアクセスするようにファイルア
クセス要求に応じて変換されたファイルデータ/ファイ
ル管理データを該据置型データ処理装置に返送する変換
手段とを有することを特徴とする携帯型データ処理装置
を提供する。
【0031】更に、本発明は、据置型データ処理装置と
共に用いられる携帯型データ処理装置であって、ファイ
ルのファイルデータ及びファイル管理データを格納する
記憶手段と、据置型データ処理装置からファイルアクセ
ス要求を受ける各要求ファイルのファイルデータ及びフ
ァイル管理データの少なくとも1つを該据置型データ処
理装置において変換するのに必要な変換データをファイ
ルアクセス要求に応じて送信することによって該ファイ
ルデータ及びファイル管理データの少なくとも1つを該
据置型データ処理装置に適合する形に変換するように据
置型データ処理装置を制御する変換制御手段とを有し、
該変換データを用いることによって得られる変換ファイ
ルデータ/ファイル管理データに従って該据置型データ
処理装置が各要求ファイルにアクセスすることを特徴と
する携帯型データ処理装置を提供する。
【0032】更に、本発明は、携帯型データ処理装置と
共に用いられる据置型データ処理装置であって、携帯型
データ処理装置に格納される携帯側ファイルにアクセス
することによって所望の処理を実行する処理手段と、該
処理手段によってファイルアクセス要求が発せられる携
帯型側ファイルの各要求ファイルのファイルデータ及び
ファイル管理データの少なくとも1つを、該ファイルア
クセス要求に応じて該携帯型データ処理装置によって供
給される当該ファイルデータ及びファイル管理データの
少なくとも1つを変換するのに必要な変換データに従っ
て、該据置型データ処理装置に適合する形に変換する変
換手段とを有し、該変換手段によって得られる変換ファ
イルデータ/ファイル管理データに従って処理手段が各
要求ファイルにアクセスすることを特徴とする据置型デ
ータ処理装置を提供する。
【0033】更に、本発明は、据置型データ処理装置が
接続されたネットワークと共に用いられる携帯型データ
処理装置であって、ファイルのファイルデータ及びファ
イル管理データを格納する記憶手段と、ネットワークを
介して据置型データ処理装置からファイルアクセス要求
を受ける各要求ファイルのファイルデータ及びファイル
管理データの少なくとも一つをネットワークに適合する
形に変換して、該据置型データ処理装置が変換されたフ
ァイルデータ/ファイル管理データに従って各要求ファ
イルへアクセスするようにファイルアクセス要求に応じ
て変換されたファイルデータ/ファイル管理データをネ
ットワークを介して該据置型データ処理装置に返送する
変換手段とを有することを特徴とする携帯型データ処理
装置を提供する。
【0034】更に、本発明は、携帯側ファイルのファイ
ルデータ及びファイル管理データを格納する記憶手段を
有する少なとも1つの携帯型データ処理装置と該携帯側
ファイルにアクセスすることによって所望の処理を実行
する処理手段を有する少なくとも1つの据置型データ処
理装置とによって携帯型ファイルシステムを形成するス
テップと、該処理手段から携帯側ファイルの各要求ファ
イルについてファイルアクセス要求を発するステップ
と、変換手段において前記処理手段によってファイルア
クセス要求された携帯側ファイルの各要求ファイルのフ
ァイルデータ及びファイル管理データの少なくとも1つ
を該据置型データ処理装置に適合する形に変換するステ
ップと、前記変換手段によって得られる変換ファイルデ
ータ/ファイル管理データに従って該処理手段において
携帯側ファイルの各要求ファイルにアクセスするステッ
プとを有することを特徴とするファイルデータ処理方法
を提供する。
【0035】又、本発明は、前記変換手段は前記携帯型
データ処理装置に設けられ、変換ファイルデータ/ファ
イル管理データを前記アクセス要求に応じて該携帯型デ
ータ処理装置から前記据置型データ処理装置へ返送する
ステップを更に有することを特徴とする。
【0036】又、本発明は、前記変換手段は前記据置型
データ処理装置に設けられ、前記変換手段において前記
ファイルデータ及びファイル管理データの少なくとも1
つを変換するのに必要な変換データを前記ファイルアク
セス要求に応じて該携帯型データ処理装置から該据置型
データ処理装置へ送信するステップを更に有することを
特徴とする。
【0037】又、本発明は、前記ファイルアクセス要求
を発するステップで前記処理手段によってファイルアク
セス要求が発せられた時に前記変換手段で前記据置型デ
ータ処理装置におけるファイル管理データの構造をチェ
ックするステップを更に有し、変換手段は前記変換する
ステップにおいて記憶手段に格納されるファイル管理デ
ータの構造を据置型データ処理装置に適合する構造に変
換することによって変換ファイル管理データを得ること
を特徴とする。
【0038】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
において、各据置型データ処理装置のIDと各据置型デ
ータ処理装置に適合するファイル管理データとの対応を
対応記憶手段に格納するステップを更に有し、変換手段
は前記変換するステップでファイルアクセス要求を発し
た据置型データ処理装置のIDに従って該対応記憶手段
を参照することによって変換ファイル管理データを得る
ことを特徴とする。
【0039】又、本発明は、前記据置型データ処理装置
においてファイル記憶手段に該据置型データ処理装置に
属する据置側ファイルを格納するステップと、据置型デ
ータ処理装置においてマウントポイント記憶手段に各携
帯型データ処理装置の所有者のユーザーIDに対応して
マウントポイントデータ及びマウントターゲットポイン
トデータを格納するステップであって、該マウントポイ
ントデータは携帯側ファイルがマウントされる据置側フ
ァイルにおけるマウントポイントを示し、該マウントタ
ーゲットポイントデータは携帯側ファイルを据置側ファ
イルにマウントすることになる携帯側ファイルにおける
マウントターゲットポイントを示すものと、を更に有す
ることを特徴とする。
【0040】又、本発明は、携帯側ファイルを据置側フ
ァイルにマウントするマウント方法を携帯型データ処理
装置から据置型データ処理装置に指定するステップと、
該携帯型データ処理装置から指定される方法に従って据
置型データ処理装置で据置側ファイルに携帯側ファイル
をマウントする方法を制御するステップとを更に有する
ことを特徴とする。
【0041】又、本発明は、前記処理手段が前記携帯側
ファイルにアクセス可能な時に据置型データ処理装置に
おいて携帯側ファイルのバックアップを自動的に生成し
て格納するステップと、該処理手段によって実行される
処理によってなされる携帯側ファイルにおける変更に従
って当該バックアップを更新するステップとを更に有す
ることを特徴とする。
【0042】又、本発明は、前記処理手段が携帯型デー
タ処理装置において携帯側ファイルにアクセスできない
時に前記据置型データ処理装置において該処理手段から
バックアップのファイルへのアクセスを許可するステッ
プを更に有することを特徴とする。
【0043】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
から各据置型データ処理装置におけるバックアップ生成
の方法を指定するステップを更に有し、携帯型データ処
理装置から指定される方法に従って各据置型データ処理
装置がバックアップを生成することを特徴とする。
【0044】又、本発明は、前記各携帯型データ処理装
置の所有者によって携行されるIDデータ装置であって
該IDデータ装置の携行者を各携帯型データ処理装置の
所有者として認証するIDデータ信号を出すIDデータ
装置を提供するステップと、各携帯型データ処理装置に
おいて前記IDデータ装置から出されるIDデータ信号
に従ってユーザを各携帯型データ処理装置の所有者とし
て認証するステップとを更に有することを特徴とする。
【0045】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
を前記据置型データ処理装置の所定の近傍域内に位置す
ることによって携帯型データ処理装置及び据置型データ
処理装置を互いに通信状態とするステップと、携帯型デ
ータ処理装置の所有者によって携行されるIDデータ装
置が携帯型データ処理装置から所定の近接域内にあると
IDデータ装置から出されたIDデータ信号に従って判
定された時に該携帯型データ処理装置において該据置型
データ処理装置の処理手段から携帯側ファイルへのアク
セスを可能とするステップとを更に有することを特徴と
する。
【0046】又、本発明は、前記据置型データ処理装置
を使用するユーザによって入力れたパスワードを該据置
型データ処理装置から前記携帯型データ処理装置に送信
するステップと、据置型データ処理装置から発信される
パスワードに従って据置型データ処理装置を使用するユ
ーザが携帯型データ処理装置の正規ユーザと判定された
時に該携帯型データ処理装置において該据置型データ処
理装置の処理手段から携帯側ファイルへのアクセスを可
能とするステップとを更に有することを特徴とする。
【0047】又、本発明は、前記ファイル管理データは
各携帯型データ処理装置の所有者のユーザIDを含み、
前記変換手段は前記変換するステップにおいて該ユーザ
IDを前記据置型データ処理装置で有効な形に変換する
ことを特徴とする。
【0048】又、本発明は、前記携帯側ファイルは、同
一ファイル名を有するが異なる表現法で書かれ記憶手段
の異なる記憶位置に格納される2つ以上のファイルを含
み、前記据置型データ処理装置はファイル名を指定して
ファイルアクセス要求を発し、前記ファイル管理データ
は、ファイルアクセス要求が発せられる各要求ファイル
が格納される記憶手段における記憶位置を示すファイル
記憶位置データを含み、前記変換するステップにおいて
変換手段は、各要求ファイルについてのファイル記憶位
置データを該据置型データ処理装置で有効な形に変換し
て、発行するステップで2つ以上のファイルの同一ファ
イル名を指定するファイルアクセス要求が発せられた時
に据置型データ処理装置の処理手段は変換ファイル管理
データに従って据置型データ処理装置に適合する表現法
で書かれた当該2つ以上のファイルのうちの1つにアク
セスすることを特徴とする。
【0049】又、本発明は、前記発行するステップにお
いてファイルアクセス要求が前記処理手段によって発せ
られた時に前記携帯型データ処理装置において該据置型
データ処理装置の計算機環境を指定するパラメータをチ
ェックするステップを更に有し、前記変換するステップ
において変換手段は、前記記憶手段に格納されるファイ
ルデータに含まれ該携帯型データ処理装置によってチェ
ックされるパラメータの値を該据置型データ処理装置に
適合する値に変換することによって前記変換ファイルデ
ータを得ることを特徴とする。
【0050】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
を前記据置型データ処理装置から所定の近傍域内に配置
することにより据置型データ処理装置及び携帯型データ
処理装置を互いに通信状態とするステップを更に有する
ことを特徴とする。
【0051】又、本発明は、前記携帯型データ処理装置
の所有者が前記据置型データ処理装置で携帯側ファイル
を使う時に該携帯型データ処理装置は該所有者によって
該据置型データ処理装置から前記所定の近傍域内に配置
されることを特徴とする。
【0052】又、本発明は、前記形成するステップにお
いて複数の据置型データ処理装置がネットワークに接続
され、ネットワーク上の複数のドメインにグループ分け
されており、前記交換するステップにおいて前記変換手
段は前記携帯型データ処理装置に設けられ、ネットワー
ク上の一ドメインに属する一据置型データ処理装置から
ファイルアクセル要求を受ける各要求ファイルのファイ
ルデータ及びファイル管理データの少なくとも一つをネ
ットワーク上の該一ドメインに適合する形に変換して、
ファイルアクセス要求に応じて変換されたファイルデー
タ/ファイル管理データをネットワークを介して該一据
置型データ処理装置に返送することを特徴とする。
【0053】更に、本発明は、ファイルを格納する記憶
手段を有する携帯型データ処理装置と、前記記憶手段に
格納されるファイルにアクセスすることによって所望の
処理を実行する処理手段及び該処理手段を誰が操作して
いるかによって処理手段による処理の実行を制御する制
御手段を有する据置型データ処理装置とによって携帯フ
ァイルシステムを形成するステップと、該処理手段から
記憶手段に格納されるファイルの各要求ファイルについ
てファイルアクセス要求を発するステップと、該据置型
データ処理装置から受けるファイルアクセス要求に応じ
て、前記処理手段によってファイルアクセス要求が発せ
られる各要求ファイルの所有者の据置型データ処理装置
で有効なユーザIDを該携帯型データ処理装置から該据
置型データ処理装置へ返送するステップと、該携帯型デ
ータ処理装置から返送されるユーザIDに従って処理手
段による処理の実行を制御するステップとを有すること
を特徴とするファイルデータ処理方法を提供する。
【0054】更に、本発明は、ファイルを格納する記憶
手段を有する携帯型データ処理装置と、前記記憶手段に
格納されるファイルにアクセスすることによって所望の
処理を実行する処理手段及び各ファイルのアクセス許否
データによって処理手段による処理の実行を制御する制
御手段を有する据置型データ処理装置とによって携帯フ
ァイルシステムを形成するステップと、前記処理手段か
ら記憶手段に格納されるファイルの各要求ファイルにつ
いてファイルアクセス要求を発するステップと、該据置
型データ処理装置から受けるファイルアクセス要求に応
じて、前記処理手段によってファイルアクセス要求が発
せられる各要求ファイルについて据置型データ処理装置
で有効なアクセス許否データを携帯型データ処理装置か
ら据置型データ処理装置へ返送するステップと、該携帯
型データ処理装置から返送されるアクセス許否データに
従って処理手段による処理の実行を制御するステップと
を有することを特徴とするファイルデータ処理方法を提
供する。
【0055】更に、本発明は、コンピュータを据置型デ
ータ処理装置と共に用いられる携帯型データ処理装置と
して機能するようにするためのコンピュータにより解読
可能なコンピュータプログラムコード手段を実装したコ
ンピュータで利用可能な媒体を有するコンピュータプロ
グラム製品であって、該コンピュータプログラムコ−ド
手段が、コンピュータによって、各据置型データ処理装
置のIDと各据置型データ処理装置に適合するファイル
管理データとの対応を記憶するようにする第一のコンピ
ュータプログラムコード手段と、コンピュータによっ
て、ファイルアクセス要求を出した据置型データ処理装
置のIDを受信するようにする第二のコンピュータプロ
グラムコード手段と、コンピュータによって、前記第二
のコンピュータプログラムコード手段により受信した該
据置型データ処理装置のIDに従って前記第一のコンピ
ュータプログラムコード手段により記憶された対応を参
照することにより、該据置型データ処理装置からファイ
ルアクセス要求を受ける各要求ファイルのファイル管理
データを該据置型データ処理装置に適合する形に変換し
て、該据置型データ処理装置が変換されたファイル管理
データに従って各要求ファイルへアクセスするようにフ
ァイルアクセス要求に応じて変換されたファイル管理デ
ータを該据置型データ処理装置に返送するようにする第
三のコンピュータプログラムコード手段とを有すること
を特徴とするコンピュータプログラム製品を提供する。
【0056】本発明では、ユーザが必要とするファイル
を携帯型データ処理装置のファイル記憶手段内に集中的
に格納して携帯し、職場や外出先、自宅などでユーザが
その場にある据置型データ処理装置を利用して作業をす
る場合に、据置型データ処理装置がファイルアクセス要
求を携帯型データ処理装置に対して発行し、携帯型デー
タ処理装置が据置型データ処理装置に適合するようにフ
ァイルの管理情報を変換して返すことにより、ユーザは
現在使おうとしている据置型データ処理装置の機種やそ
の計算機環境の違いを気にすることなく、かつ、ファイ
ルのコピーやその一貫性維持のための労力を費やすこと
なく、さまざまな環境間で情報の共有が可能となる。
【0057】上記の管理情報としては、ファイルの所有
者IDや、ファイルに対するアクセス許否情報等があ
る。これらの場合は、管理情報の内容を据置型データ処
理装置に適合するよう変換するのであるが、管理情報の
構造を変換することが有効な場合もある。据置型データ
処理装置は、携帯型データ処理装置から返された管理情
報がある構造で書かれていると仮定して管理情報を解釈
した結果に基づいて、ファイルのデータを利用するた
め、据置型データ処理装置に適合した構造に変換してお
かないと、誤って解釈してしまうからである。
【0058】また、据置型データ処理装置の識別番号と
前記据置型データ処理装置に適合する管理情報との対応
を記憶しておくと、複数の据置型情報処理装置へそれぞ
れ適合させる作業が容易に達成できる。また、携帯型デ
ータ処理装置の使用者が誰であるかに応じて異なる位置
に携帯型データ処理装置のファイルをマウントすること
により、据置型データ処理装置側のファイルに関するよ
りきめ細かなサービスを利用することができる。
【0059】また、携帯型データ処理装置の計算機環境
を規定する情報を含むファイルを据置型データ処理装置
で利用する場合には、計算機環境を表すパラメータ、す
なわちファイルデータの内容を据置型データ処理装置に
適合するように変換すると、ユーザは環境パラメータを
いちいち自分の好みに設定し直すことなく、据置型デー
タ処理装置を使うことができる。
【0060】また、携帯型データ処理装置内に、異なる
表現法で書かれ同一のファイル名を有する2以上のファ
イルデータを記憶しておき、据置型データ処理装置に適
合する表現法のものを選択して利用させることも同様に
有効である。
【0061】また、携帯型データ処理装置のファイル記
憶手段に格納されているファイルの複製を、自動的に据
置型データ処理装置内に作成し、ファイル内容が最新の
ものであるよう維持管理する機構により、携帯型データ
処理装置の紛失や破損に伴う貴重なデータの損失を回避
することが可能となる。
【0062】また、ファイルの複製を保持することので
きる据置型データ処理装置を限定する機能を携帯型デー
タ処理装置に持たせることにより、ファイルの複製が多
量にできるのを防ぎ、さらに、機密保持に問題のある情
報処理装置上にファイルの複製を残すことによる情報漏
洩の危険を回避できる。
【0063】また、据置型データ処理装置内にファイル
の複製を保持し、据置型データ処理装置が携帯型データ
処理装置にアクセスできない場合に、携帯型データ処理
装置内のファイルに対するアクセス要求をこの複製に対
して行うことにより、据置型データ処理装置上で実行さ
れるプログラムは、携帯型データ処理装置がアクセス可
能かどうかに関わらず、ファイルアクセスが可能とな
る。また、携帯型データ処理装置の所有者以外のユーザ
は、この複製を携帯型データ処理装置内のデータの代わ
りに利用することができる。
【0064】さらに、IDカードやパスワードを用いた
セキュリティ機構を実現することにより、携帯型データ
処理装置がその所有者以外の人物により不正使用され、
携帯型データ処理装置内の情報がそのような人物に漏洩
することを防止することができる。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0066】(第1の実施の形態)図2は本実施の形態
に係る携帯ファイルシステムの概念を示す図である。こ
のシステムは、通信部2、ファイルアクセス処理部3及
びファイルシステム4を有する携帯型個人情報機器1及
び、通信部6及びファイルシステム7を有するパーソナ
ルコンピュータ又はワークステーションのような据置型
計算機5を備えている。
【0067】既存の計算機環境では、各ユーザの個人フ
ァイルをパソコンやワークステーション毎に個別に格納
していた。一方このシステムでは、ユーザは個人ファイ
ルなどを自分専用の携帯型個人情報機器1内にある大容
量のファイルシステム4内に保持する。ユーザはこの携
帯型個人情報機器1を常に携帯し、ワークステーション
やパーソナルコンピュータなどの据置型計算機5を利用
する時にはこの携帯型個人情報機器1を据置型計算機5
の側に置く。携帯型個人情報機器1と据置型計算機5は
通信部2、6により無線(あるいは有線)で通信する機
能を持ち、携帯型個人情報機器内のファイルシステム4
が、あたかも身近にある据置型計算機5内のファイルシ
ステム7の一部8であるかのように見せかける機構が、
携帯型個人情報機器1と据置型計算機5内に設けられて
いる。
【0068】この時、据置型計算機5によってはユーザ
の管理情報が携帯型個人情報機器1のものと異なる場合
があるが、携帯型個人情報機器1がそれを自動的に判別
し、携帯型個人情報機器1内のファイルが据置型計算機
5から見た時に正しく携帯型個人情報機器1の持ち主の
ファイルと認識されるように、ファイルの管理情報を適
合させる機構が携帯型個人情報機器1内に設けられてい
る。更に、(UnixでHome Directory
と呼ばれるような)ユーザの作業環境を携帯型個人情報
機器1内のファイルシステム4の特定の場所設定して置
く。
【0069】これにより、ユーザが据置型計算機5を利
用する時に携帯している携帯型個人情報機器1を据置型
計算機5の側に置くだけで、たとえその据置型計算機5
がいつも利用している計算機(ホームマシン)でなく、
ホームマシンと通信も行えない状態にあったとしても、
必要とする情報が手元の携帯型個人情報機器1内にあ
り、それがあたかも目の前の据置型計算機5内に格納さ
れているかのように扱うことが可能となる。また、ユー
ザは移動中や外出先などで身近にワークステーションや
パーソナルコンピュータなどの据置型計算機がない場合
には、携帯型個人情報機器1の入出力装置を用いて、携
帯ファイルシステム1内に格納されている情報の参照や
更新ができる。
【0070】図3は本実施の形態に係る携帯ファイルシ
ステムの構成を示す図である。据置型計算機10はアプ
リケーション実行部12、ファイルアクセス部13、通
信部14及びファイル記憶部15を具備する計算機であ
る。携帯型個人情報機器11は、通信部16、ファイル
アクセス処理部17及びファイル記憶部18を有する。
【0071】据置型計算機側のファイルシステムの構造
について説明すると、ファイル記憶部15内には、情報
の記憶単位であるファイルが複数格納されている。個々
のファイルには、ファイル管理情報(持ち主、作成時刻
などの時刻情報、アクセス権情報など)が付与されてい
る。また、ディレクトリと呼ばれる、ファイルの格納位
置情報とファイルに与えられた名前の対応を記憶する特
殊なファイルも他のファイルと同時にファイル記憶部1
5内に格納されている。
【0072】アプリケーション実行部12は、データア
クセス要求及びファイル検索要求を発行するアクセス要
求実行部121を有する。
【0073】ファイルアクセス部13は、ファイル入出
力部131、ファイル検索部132、マウントポイント
記憶部133から構成される。ファイル入出力部131
は、アプリケーション実行部12内のアクセス要求処理
部121か発行したデータのアクセス要求に従い、ファ
イル記憶部15内の指定された位置にあるデータの読み
書きを行い、リード要求の場合は得られたデータをアク
セス要求処理部121に返す。ファイル検索部132
は、アクセス要求処理部121が発行したファイル検索
要求を受け取り、ファイル記憶部15内に格納されてい
るディレクトリを参照して、ファイル名からファイル記
憶部15内の記憶場所を求める。マウントポイント記憶
部133は、2つの独立したファイル記憶部を結合し
て、仮想的に1つのファイル記憶部に見せかける機構を
実現するときの、両ファイル記憶部の接点を記憶する。
【0074】通信部14は、携帯型個人情報機器11内
に記憶されているファイルに対するアクセス要求が円滑
に処理されるために、携帯型個人情報機器11内の通信
部16と交信して協調する機能を提供する。通信部14
は、ファイル送受信部141、自計算機ID送信部14
2、ファイルアクセス要求送信部143から構成され
る。ファイルアクセス要求送信部143は、発行された
ファイルアクセス要求が携帯型個人情報機器内11部の
ファイル記憶部18のファイルに対する要求であること
が判明した時に、携帯型個人情報機器11の通信部16
に該要求を転送する。ファイルの送受信部141は、携
帯型個人情報機器11内のファイル記憶部18のファイ
ルに対する読み書きを実現するためのデータの送受信を
行う。自計算機ID送信部142は、携帯型個人情報機
器11が通信相手である据置型計算機10を識別するた
めのIDを、携帯型個人情報機器11に送付する。
【0075】以下、あるアプリケーションがあるファイ
ルの内容を読む場合を例にとり、ファイルアクセスの動
作を説明する。図4は、この動作に関するフローチャー
トである。
【0076】アプリケーションは、あるファイルに対し
てアクセスを開始する場合、ファイル名とアクセス属性
とともにオープン要求を発行する。この要求を受けとっ
たアクセス要求処理部121は(S1)、アクセス属性
に従ってアクセス要求がオープン要求かリード要求かを
判定し(S2)、オープン要求であるときは、アクセス
要求処理部121がまずファイル名をファイル検索部1
32に送り、ファイルの位置を調べる。ファイル検索部
132は、ファイル入出力部131を介してディレクト
リを参照しながら、与えられたファイル名の位置を検索
する(S3)。要求ファイルが見つかると(S4 YE
S)、ファイル検索部132は得られたファイル位置を
アクセス要求処理部121に返信する(S6)。そし
て、ファイル検索部132からファイルの位置を得たア
クセス要求処理部121は、ファイル入出力部131を
介してファイル記憶部15から該要求ファイルの管理情
報を獲得し(S7)、これに従って正当なオープン要求
であるかのチェックを行う(S8)。不正なアクセスで
ある場合は(S9 NO)その旨通知し(S10)、正
当である場合は(S4 YES)その後のアクセスに対
する準備(ファイル位置情報をその後の読み込みや書き
込み位置情報として初期設定したり、アクセスのための
管理情報を作成し、これに対応するファイルディスクリ
プタを与えるなど)を行い(S11)、ファイルディス
クリプタを返す(S12)。また、ファイル検索に失敗
した場合(S4 NO)にも、ファイル検索部132は
アクセス要求処理部121を介してアプリケーションに
その旨を通知し(S5)、オープン要求に対する処理を
終了する。
【0077】オープン要求が受理されると、アプリケー
ションはファイル内容を読むためにファイルディスクリ
プタを引数としてリード要求を発行する。リード要求を
受けとったアクセス要求処理部121は、ファイルディ
スクリプタから得られる読み込み位置情報を元に、ファ
イル入出力部131にリード要求を送る(S13)。リ
ード要求を受けとったファイル入出力部131は、指定
された位置から読み込み処理を行い(S14)、獲得し
たデータをアクセス要求処理部121を介してアプリケ
ーションに伝達する(S18)。この時、アクセス要求
処理部121は読み込み位置情報を更新し(S17)、
次の読み込みに備える。読み込みに失敗したら(S15
NO)、ファイル入出力部131はアクセス要求処理
部121を介して失敗通知を伝える。(S16)。
【0078】一方、携帯型個人情報機器11は、ファイ
ル記憶部18とファイルアクセス処理部17と通信部1
6を具備する。通信部16は、ファイルアクセス処理部
17及び据置型計算機10の通信部14と接続され、フ
ァイルアクセス処理部17はファイル記憶部18と接続
される。
【0079】通信部16は、ファイル送受信部161、
相手先計算機ID受信部162、ファイルアクセス要求
受信部163から構成され、それぞれ据置型計算機10
側の通信部14のファイル送受信部141、自計算機I
D送信部142、ファイルアクセス要求送信部143と
通信を行い、携帯型個人情報機器11と据置型計算機1
0の協調動作を実現している。
【0080】携帯型個人情報機器11のファイルシステ
ムの構造について説明すると、携帯型個人情報機器11
内のファイルアクセス処理部17は、ファイル管理情報
変換部171と、相手先別ユーザID対応表記憶部17
2とファイル検索部173から構成される。ファイル検
索部173は、据置型計算機10上のファイル検索部1
32と同じ機能を持ち、据置型計算機10から送られて
きたファイル名から、ディレクトリ情報を参照して携帯
型個人情報機器11上のファイル記憶位置を獲得する機
能を持つ。
【0081】携帯型個人情報機器11の所有者のユーザ
IDが、結合する据置型計算機10毎に異なる場合に対
処するために、相手先別ユーザID対応表記憶部172
(図5参照)では、結合相手の計算機IDとその計算機
上での携帯型個人情報機器11の持ち主のユーザIDの
対応表を管理し、相手先計算機ID受信部162より獲
得した計算機IDから対応するユーザIDを求めて、フ
ァイル管理情報変換部171に伝達する。また、ファイ
ル管理情報のデータ構造が異なる場合に対処するために
は、相手先別ユーザID対応表記憶部172でユーザI
Dに代えて(あるいは加えて)、結合相手の計算機ID
とのその計算機内のファイルシステムの種類の対応表を
記憶し、相手先計算機ID受信部162より獲得した計
算機IDから対応するファイルシステムの種類を求め
て、ファイル管理情報変換部171に伝達する。ユーザ
IDの対応表及びシステムの種類の対応表は別々に設け
ても一体的に設けてもよい。
【0082】ファイル記憶部18は、データの記憶部と
してのファイルの他に、ファイルの位置情報や保護情
報、作成/修正に関する時間情報などを保持する。本実
施の形態では、ファイル記憶部18はファイルデータ記
憶部181とファイル管理情報記憶部182から構成さ
れ、ファイルデータ記憶部181は管理情報や位置情報
を含まない純粋なデータ記憶部として機能し、ファイル
管理情報記憶部182は、ファイルの位置情報や保護情
報、時間情報などのファイル管理情報が記憶されてい
る。ただし、ファイルデータ記憶部とファイル管理情報
記憶部は同一の記憶装置の中に混在していても一般性を
失わない。
【0083】ファイル管理情報変換部171は、相手先
別ユーザID対応表記憶部172から獲得したユーザI
Dをもとに、ファイル管理情報記憶部182にあるファ
イルの所有者や保護情報などのファイル管理情報を、結
合相手の据置型計算機10に応じた適切な情報に変換す
る役割を担う。また、ファイル管理情報のデータ構造が
異なる場合は、相手先別ユーザID対応表記憶部172
から送られてきたファイルシステムの種類の情報に基づ
き、ファイル管理情報記憶部182のファイル管理情報
のデータ構造を変換して、結合相手の据置型計算機に応
じた適切なデータ構造の管理情報にする。
【0084】ここで、あるユーザのユーザIDが据置型
計算機−A上では105、据置型計算機−B上では30
9であったとする。携帯型個人情報機器11は、この2
つの据置型計算機と結合可能であった場合、携帯型個人
情報11内のファイルに付与されているファイル管理情
報には、該ユーザIDとして105や309といった特
定の据置型計算機上でしか有効でない情報を保持するこ
とはできない。
【0085】そこで、OS、ユーザID、グループID
等の環境により変化する情報は携帯型個人情報機器11
内の相手先別ユーザID対応表記憶部172によってホ
スト毎に図5のように保持する。携帯型個人情報機器1
1内のファイルアクセス処理部17は、マウントを行う
際に相手先計算機ID受信部162で得られる相手先計
算機IDに従って据置型計算機10の識別を行い、結合
相手に応じた情報を該相手先別ユーザID対応表記憶部
172から取得する。以降、据置型計算機10が行うフ
ァイルアクセス権利のチェックのためのファイル管理情
報取得要求に対し、携帯型個人情報機器11のファイル
アクセス処理部17内のファイル管理情報変換部171
は、結合相手に応じた該情報(ユーザIDなど)を用い
てファイル管理情報を据置型計算機10に適したものに
変換して返信する。
【0086】なお、ファイル管理情報記憶部182に
は、携帯型個人情報機器11固有のユーザIDをファイ
ル管理情報として予め記憶しておき、これを相手先別ユ
ーザID対応表記憶部172に基づいてファイル管理デ
ータ変換時に置換しても良いし、ファイル管理情報記憶
部182のユーザID覧は予め空欄になっており、ここ
に相手先別ユーザID対応表記憶部172に従ってファ
イル管理データ変換時に適正なユーザIDを挿入しても
よい。
【0087】以下、ファイルデータ記憶部181及びフ
ァイル管理情報記憶部182を含むファイル記憶部18
とファイルアクセス処理部17とにより構成されるシス
テムをファイルシステム呼ぶ。
【0088】一般にUNIXなどで提供されるファイル
システムでは、複数のファイルシステムを1つに結合す
る機構(ファイルシステムのマウント)が提供されてい
る。この機構は、個々のファイルシステムが独自にもつ
(ファイルに与えた)名前の空間を、ある規則に基づき
結合するものである。以下、本実施の形態で実現される
据置型計算機10と携帯型個人情報機器11で行われる
マウント機構について、図6に示すマウント手順とマウ
ントされた携帯型個人情報機器ファイルシステムに対す
るアクセスの2点について述べる。
【0089】据置型計算機10と携帯型個人情報機器1
1の間で通信路が確立すると、据置型計算機10は自分
に与えられた計算機IDを携帯型個人情報機器11に送
信する(S21)。次に携帯型個人情報機器11は、携
帯型個人情報機器11の所有者の据置型計算機10にお
けるユーザIDを相手先別ユーザID対応表記憶部17
2より取得し、該据置型計算機10に送信する(S2
2)。据置型計算機10には、携帯型個人情報機器11
を持つユーザ毎に携帯ファイルシステム用マウントポイ
ントか設定されており、各ユーザのマウントポイントを
記憶するマウントポイント記憶部133が用意されてい
る。このマウントポイント記憶部133は、システム内
の1箇所に集中して保持されていても、各ユーザ毎に分
散されて保持されていても良い。
【0090】図7は、マウントポイント記憶部133の
持つテーブルの例である。ユーザ毎に、ユーザIDとマ
ウントポイント、携帯型個人情報機器内のファイルシス
テムのどの部分をマウントするかを示す被マウントポイ
ントなどが登録されている。
【0091】携帯型個人情報機器11からユーザIDを
獲得した据置型計算機10は、マウントポイント記憶部
133を参照してユーザIDからマウントポイントを選
定し(S23)、据置型計算機10上のファイル検索部
132に対して該マウントポイントに携帯型個人情報機
器11のファイルシステムを結合するよう指令する(S
24)。
【0092】上述したマウントの後、据置型計算機10
上からマウント携帯ファイルシステム内の既存のファイ
ルをアクセスする手順について、図8を例に取り説明す
る。ここでは、据置型計算機10側のファイルシステム
を図8(a)に、携帯型個人情報機器11側のファイル
システムを図8(b)に示し、マウントポイントは図8
(c)に示すように/home/kimura/として
説明を行う。図中、矩形ブロックはディレクトリを、円
形ブロックはファイルを表す。
【0093】マウントが行われると、据置型計算機10
上のユーザからはこの2つのファイルシステムは図8
(c)のように一体化された如くに見える。
【0094】据置型計算機10上で実行されるプロセス
が携帯型個人情報機器11上のファイルに(たとえば/
PSF/Doc/Read.Me)をアクセスする場合
を例に、据置型計算機10上での処理(図9及び図1
0)と携帯型個人情報機器11側での処理(図11)を
説明する。このファイルを保持する携帯型個人情報機器
11のファイルシステムは据置型計算機10上のファイ
ルシステムの中にマウントされているので(図8
(c))、このファイルは据置型計算機10からは/h
ome/kimura/Doc/Read.Meと認識
されている。
【0095】そこで、据置型計算機10上のアプリケー
ション実行部12において該ファイル(/home/k
imura/Doc/Read.Me)へのアクセス要
求が発行されると、据置型計算機10上のファイルアク
セス部13内のファイル検索部132がこの要求を受け
ファイル名を獲得する(S31)。ファイル検索部13
2は、与えられたファイル名を左から解析していき(S
32)、ファイル入出力部131を介してファイル記憶
部15から/ディレクトリの内容を得て(S33)、得
たディレクトリ内の抽出した部分ファイル名を検索し
(S34)、ファイル記憶部15に記憶されているファ
イルの名前として正しいかどうかのチェック(S3
5)、及び、部分ファイル名がディレクトリであるかの
チェック(S37)、マウントポイントとして登録され
ているかどうかのチェック(S39)を行う。
【0096】この例では、ファイル名をいくつかの部分
ファイル名が '/ '記号により結合された形式をとって
いるため、ファイル名の左からの解析では、homeか
らkimura、Doc、Read.Meへと、4つ部
分ファイル名を順次切り出し(S41)、それが獲得し
たディレクトリに登録されているかどうかを調べる(S
34、S35)。登録されていない場合には、該当する
ファイルが存在しない事を意味するので、アクセスの失
敗通知をして終了する(S36)。与えられた部分ファ
イル名が登録されている場合には、その部分ファイル名
がディレクトリであるかどうかを調べ(S37)、ディ
レクトリでない場合には、現在調べている部分ファイル
名が右端の部分ファイル名であれば(S38 YE
S)、目的とするファイルに到達したことになるので、
ファイル管理情報を獲得し(S43)、正当アクセスで
あるかを確認し(S56)、不正の場合は不正アクセス
通知を発行し(S57)、正当アクセスであれば、その
後に発行されるであろうリード要求に対する準備(ファ
イル位置情報を、その後の読み込みや書き込み位置情報
として初期設定する等)を行い(S58)、ファイルデ
ィスクリプタを返送する(S59)。
【0097】この部分ファイル名がディレクトリでもフ
ァイル名の右端の部分ファイル名でもなければ、(S3
7 NO、S38 NO)ファイル記憶部15に対応す
るファイルがないことを意味するので、アクセス失敗通
知を発行して(S36)動作を終了する。
【0098】切り出した部分ファイル名がディレクトリ
である場合(S37 YES)には、更にそれがマウン
トポイントとして登録されているかどうかを調べる(S
39)。マウントポイントとして登録されていない場合
(S39 NO)には、その部分ファイル名が指すディ
レクトリ情報をファイル記憶部15から入出力部131
を介して獲得し(S40)、次の右隣の部分ファイル名
を切り出し(S41)、ステップS34からの動作を繰
り返す。
【0099】部分ファイル名が指すディレクトリがマウ
ントポイントとして登録されている場合(S39 YE
S)、そこが異なるファイルシステムとの接点であり、
以降のアクセスがマウント先の(携帯型個人情報機器1
1の)のファイルシステムへ移ることを意味している。
ここの例では、ファイルアクセス部13が/home/
kimura/まで解析したところで、これがマウント
ポイントであり携帯型個人情報機器11のファイルシス
テムがマウントされていることが判明する。
【0100】そこで、ファイル検索部132は、ファイ
ルアクセス要求送信部143を介して被マウントポイン
トであるディレクトリのアクセス要求を携帯型個人情報
機器11に発行する(S42)。被マウントポイントは
据置型計算機10上のマウントポイント記憶部133に
登録されているので、これを参照して、被マウントポイ
ントのディレクトリ/PFSへのアクセス要求を発行す
る。
【0101】そして、携帯型個人情報機器11側での処
理が図11のフローチャートに従って実行され(S4
4)、被マウントポイントのディレクトリの内容を得
る。
【0102】この携帯型個人情報機器11側での処理の
後、ファイル検索部132は被マウントポイントのディ
レクトリ内容を携帯型個人情報機器11からファイル送
受信部141及びファイル入出力部131を介して得る
(S45)。そして未解決ファイル名の左端の次の部分
ファイル名を切り出し(S46)、ファイル検索部13
2は得られたディレクトリ名で切り出した部分ファイル
名を検索し(S47)、切り出した部分ファイル名がフ
ァイル記憶部18に格納されるファイルの正当なファイ
ル名であるか(S48)、切り出した部分ファイル名が
ディレクトリであるか(S50)を判定する。
【0103】切り出した部分ファイル名がディレクトリ
内にない時(S48 NO)は、対応するファイルがフ
ァイル記憶部18にないことを意味するので、アクセス
失敗通知を発行し(S49)、動作を終了する。
【0104】切り出した部分ファイル名がディレクトリ
内にあるとき(S48 YES)は、この部分ファイル
名がディレクトリであるかをチェックする(S50)。
ディレクトリでなくファイルの右端の部分ファイル名で
あれば(S50 NO、S52 YES)、目的とする
ファイルに到達したことになるので、アクセス要求処理
部121はこの部分ファイル名で特定されるファイルの
ファイル管理情報のアクセス要求をファイルアクセス要
求送信部143を介して携帯型個人情報機器11へ発行
する(S53)。
【0105】携帯型個人情報機器11側における処理
は、図11のフローチャートに従って再実行され(S5
4)、この部分ファイル名で特定されるファイルのファ
イル管理情報を得る。
【0106】携帯型個人情報機器11側でのこの処理
(S54)の後、ファイル検索部132は、この部分フ
ァイル名で特定されるファイルのファイル管理情報を携
帯型個人情報機器11からファイル送受信部141及び
ファイル入出力部131を介して獲得する(S55)。
そして、ファイル検索部132は、ファイル管理情報の
ユーザIDとアクセス要求を発した処理のユーザIDと
を比較してアクセス権をチェックして正当なアクセスか
判定し(S56)、不正なアクセスである場合は不正ア
クセス通知を発行し(S57)、正当である場合はその
後に発行されるであろうリード要求に対する準備(ファ
イル位置情報を、その後の読み込みや書き込み位置情報
として初期設定する等)を行い(S58)、ファイルデ
ィスクリプタを返す(S59)。
【0107】この部分ファイル名がディレクトリでもフ
ァイル名の右端の部分ファイル名でもにない場合(S5
0 NO、S52 NO)、対応するファイルがファイ
ル記憶部18にないことを意味するので、アクセス失敗
通知を発行し(S36)、動作を終了する。
【0108】切り出した部分ファイル名がディレクトリ
であるとき(S50 YES)、部分ファイル名で特定
されるディレクトリのアクセス要求を携帯型個人情報機
器11に発行して、携帯型個人情報機器11側での処理
を図11のフローチャートに従って再度実行し(S4
4)、ステップS45からの動作を繰り返す。
【0109】上記ステップS44及びS54において
は、図11のフローチャートに従って携帯型個人情報機
器11側での処理が以下のように実行される。
【0110】まず、相手先計算機ID受信部162にお
いて相手先計算機のIDを受信し(S61)、相手先別
ユーザID対応表記憶部172から有効なユーザIDを
取得する(S62)。
【0111】その後、ファイルアクセス要求をファイル
アクセス要求受信部163で受信する。
【0112】据置型計算機10のファイルアクセス要求
送信部143からファイルアクセス要求受信部163を
介してアクセス要求を受けとった(S63)携帯型個人
情報機器11内のファイル検索部173は、据置型計算
機10のファイル検索部132と同様に、指定されたフ
ァイル名を左端から部分ファイル名を切り出して解析を
行い、切り出した部分ファイル名がファイル記憶部18
に記憶されているファイルの名前として正しいかどうか
のチェックを行い、かつその名前を持つファイルがある
かどうかをチェックする(S64)、図8の場合、携帯
型個人情報機器11のファイルシステム内に/PFS/
Doc/Read.Meというファイルか存在するの
で、携帯型個人情報機器11のファイル検索部173
は、該ファイルの位置情報を据置型計算機10上のアク
セス要求処理部121に伝達する。
【0113】ファイルアクセス要求受信部163を介し
て受けたアクセス要求がオープン要求であるファイル管
理情報のアクセス要求である場合(S65)、受けとっ
た携帯型個人情報機器11上のファイル検索部173
は、ファイル管理情報記憶部182から該ファイルにつ
いての管理情報を獲得し(S70)、相手先別ユーザI
D対応記憶部172で得たユーザIDを挿入することに
よりファイル管理情報変換部171にて該据置型計算機
10に適した管理情報に変換し、ファイル送受信部16
1、141を介して据置型計算機10に送信する(S7
1)。そして、動作はステップS63に戻り、ステップ
S71で送信された変換後のファイル管理情報は上記ス
テップS55で据置型計算機10が受けとる。
【0114】オープン要求が受理されると、アプリケー
ション実行部12は、ファイルディスクリプタと共にフ
ァイルのアクセス要求を発行し、データの読み書きを行
う。ここでのアクセス要求は、ファイルの読み込み(リ
ード)要求と、書き込み(ライト)要求である。これら
のアクセス要求は上記と同様に携帯型個人情報機器11
内のファイル検索部173で解釈され(S64)、リー
ド要求の場合は、ファイルデータ記憶部181の指定位
置からデータを読み出し(S68)、ファイル送受信部
161、141を介してファイル内容がアプリケーショ
ン実行部12に返され(S69)、動作はステップS6
3に戻る。アクセス要求がファイルの代わりにディレク
トリを指定する場合、ステップS68、S69でディレ
クトリの内容の読み出し送信が行われ、上記ステップS
45で据置型計算機10が受け取る。
【0115】ライト要求の場合は、ファイルデータ記憶
部181の指定位置へデータを書き込む準備をし(S6
6)、ファイルを送受信部141、161を介して受け
取った書き込み内容がファイルデータ記憶部181に書
き込まれる(S67)。
【0116】上述のように、この第1の実施の形態によ
ると、ユーザに必要なファイルはユーザが携行する携帯
型個人情報機器11のファイル記憶部18に集中的に格
納され、職場、外出先あるいは自宅において利用できる
据置型計算機10を用いてこれらのファイルで作業をす
る場合、据置型計算機10は携帯型個人情報機器11に
ファイルアクセス要求を発行し、これに応じて携帯型個
人情報機器11は要求ファイルのファイル管理情報を据
置型計算機10に適合した形に変換して据置型計算機1
0に返信するので、ユーザは自分のファイルを様々な環
境で使用でき、使用する据置型計算機10の種類やその
計算機環境を気にする必要も、データのコピーやコピー
における一貫性の保持に労力を費やす必要もない。
【0117】尚、携帯型個人情報機器11側で使用され
るデータ構造とは必ずしも同じとは限らない特定のデー
タ構造をファイル管理情報について想定している据置型
計算機10側におけるファイル管理情報の誤まった解釈
を避けるため、ファイル管理情報の変換時に、ファイル
管理情報のデータ構造の変換も行うと効果的である場合
がある。
【0118】また、携帯型個人情報機器11の相手先別
ユーザID対応表記憶部172は各据置型計算機の計算
機IDとファイル管理情報を据置型計算機に適合した形
に変換するのに必要なデータとの対応を格納するので、
ファイル管理情報を容易に各据置型計算機に適合した形
に変換できる。
【0119】更に、携帯型個人情報機器11のファイル
システムが異なったユーザ(携帯型個人情報機器11の
所有者)について異なったマウント位置で据置型計算機
10にマウントされるのでファイルに関するよりきめ細
かなサービスが据置型計算機10において提供される。
【0120】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は、携帯型個人情報機器上のファイルシステムが据置型
計算機のファイルシステムにマウントされている状態に
おいて、携帯型個人情報機器内のファイルシステムのバ
ックアップを据置型計算機上に自動的に取る機構を第1
の実施の形態に加えたものについて説明する。
【0121】図12は、バックアップ機能を具備した携
帯ファイルシステムの構成を示す図である。本実施の形
態の携帯型個人情報機器111は、バックアップ情報記
憶部20、及び、ファイル送受信部161及びファイル
管理情報変換部171に接続されるバックアップ転送部
21を備えており、据置型計算機101は、ファイル入
出力部131及びファイル送受信部141に接続される
バックアップ支援部19を備えている。図12における
その他の構成部分は前述の図3におけるものと同様であ
る。
【0122】携帯型個人情報機器111上にあるバック
アップ情報記憶部20には、図13に示すように、結合
相手として登録されている複数の据置型計算機のそれぞ
れについて適切なバックアップ保存方法(保存場所、保
存形式、保護情報)が登録されている。
【0123】バックアップ情報記憶部20の一例を図1
3に示す。この例では、携帯型個人情報機器の結合相手
として登録されているワークステーション−A、ワーク
ステーション−B、パーソナルコンピュータ−Dの3台
の据置型計算機のそれぞれについて、バックアップデー
タを保存するディレクトリの指定(保存場所欄)、バッ
クアップデータのアクセス許否情報(読み出し可R/
O、または読み書き不可No R/W、など)を指定す
る保護情報、そしてバックアップデータの保存形式(t
ar形式及びtar+compress形式など)が登
録されている。こ例の場合、パーソナルコンピュータ−
Dについてはバックアップを行わない設定となってい
る。
【0124】携帯型個人情報機器111が据置型計算機
101と交信可能状態に入ると、まず携帯型個人情報機
器111と据置型計算機101は互いに交信相手の認識
を行い、結合した据置型計算機101に対応するバック
アップ保存方法をバックアップ情報記憶部20から取得
する。
【0125】携帯型個人情報機器111と据置型計算機
101の間でマウント操作が行われた後、通常のデータ
交換(ファイルアクセス要求とそれに対する応答など)
が携帯型個人情報機器111と据置型計算機101の間
で行われるが、これらの処理は必ずしも携帯型個人情報
機器111と据置型計算機101の間の交信路を占有す
るわけではない。そこで、この交信路の空き時間を利用
し、通常のデータ交換よりも優先度を下げて、バックア
ップ用のデータ通信を行う。このデータ通信は、携帯型
個人情報機器111のバックアップ転送部21がファイ
ル送受信部161を介して、まずバックアップデータの
保存方法(保存場所、保存形式、保護情報)を据置型計
算機101側に伝達した後に、携帯型個人情報機器11
1内のファイルシステムに格納されている全てのデータ
(ファイルデータ記憶部181のファイル情報及びファ
イル管理情報記憶部182のファイル管理情報)を据置
型計算機101側に転送する。
【0126】この転送の際も、ファイル管理情報記憶部
182のファイルの管理情報は、第1の実施の形態と同
様に、ファイル管理情報変換部171により相手先別ユ
ーザID対応表記憶部172を参照して変換され、変換
結果がバックアップデータとして据置型計算機101に
転送されることになる。
【0127】据置型計算機101側のバックアップ支援
部19は、バックアップデータの保存方法に関する指示
をファイル送受信部141を介して携帯型個人情報機器
111から受けた後、該指示に従って、その後送られて
来るバックアップデータをファイル記憶部15に保存す
る作業をファイル入出力部131を介して行う。
【0128】バックアップ支援部19の処理の流れを図
14に示す。バックアップ支援部19は、携帯型個人情
報機器111と結合すると、まずバックアップデータの
保存方法についての指示情報をバックアップ転送部21
から受信する(S81)。その結果、指示情報に従って
バックアップを格納するかどうか決定する(S82)。
バックアップを行わない場合には、処理を終了する。バ
ックアップを行う場合には、バックアップ支援部19
は、ファイル記憶部15内の、受信した保存方法指示情
報内に記載されているバックアップデータの保存場所
(ディレクトリ)に、バックアップデータを保存するた
めのファイルをオープンする(S83)。このファイル
のオープンに失敗した場合(S84 NO)には、バッ
クアップが正常に行えないので、エラーを報告して終了
する。オープンに成功すると(S84YES)、ファイ
ル送受信部161からバックアップデータを順次受信し
(S85)、そのデータを指定された保存形式(データ
フォーマット)に変換し(S86)、保存ファイルに書
き込みを行う(S87)。この処理をバックアップのた
めのデータ転送が終了するまで繰り返す(S88)。
【0129】バックアップが完了した後に携帯型個人情
報機器111(ファイル情報記憶部181、ファイル管
理情報記憶部182)内のファイルに対して更新がなさ
れたり、バックアップを途中まで行ったところで、既に
バックアップを取り終えたデータに対して更新がなされ
る場合がある。そこで、バックアップを取り終えたデー
タ(ファイル)に対して更新が行われた場合、更新され
たデータは上記と同様バック転送部21、ファイル送受
信部161、141を介してバックアップ支援部19に
も伝達され、据置型計算機101側においてもバックア
ップデータの更新が行われる。
【0130】本実施の形態では、携帯型個人情報機器1
11上のファイルシステムのバックアップデータを据置
型計算機101上の何処に保存するかを記憶するバック
アップ情報記憶部20は携帯型個人情報機器111上に
配置されていたが、据置型計算機上101に配置するこ
とも可能である。
【0131】この実施の形態によれば、携帯型個人情報
機器111内のファイルのバックアップが据置型計算機
101側で自動的に生成され最新のものに更新されるの
で、携帯型個人情報機器101における紛失や破損によ
って各ユーザの貴重な情報が損失することを有効に防止
することができる。
【0132】(第3の実施の形態)第3の実施の形態で
は、第2の実施の形態に、携帯型個人情報機器111が
据置型計算機101から切り離されている場合に、据置
型計算機101に保存されたバックアップデータが携帯
型個人情報機器111上のファイルシステムの代理を勤
める機構を組み込んだ応用例について説明する。本実施
の形態は、構成的には、図12と実質的に同様である。
【0133】携帯型個人情報機器111の所有者は、身
近にある据置型計算機101に携帯型個人情報機器11
1を結合するかまたは携帯型個人情報機器111自身の
入出力装置(ディスプレイなど)を利用して、随時携帯
型個人情報機器111内部に格納されている情報にアク
セス可能である。ところが、これだけでは、携帯型個人
情報機器111に格納されている情報に対する正当なア
クセス権を保持する他のユーザは、アクセス可能な据置
型計算機101のどれかに携帯型個人情報機器111が
結合されている時のみ、該携帯型個人情報機器111内
部の情報にアクセスが可能であるという利用制約が存在
することになり、システムの利便性を大きく損ねること
がある。
【0134】そこで、携帯型個人情報機器111が据置
型計算機101から切り離されている場合に、据置型計
算機101に保存されたバックアップデータが携帯型個
人情報機器111上のファイルシステムの代理を勤める
ことにより、アクセス権を有する他のユーザは必要なと
きにいつでもデータアクセスが可能となり、しかも該携
帯型個人情報機器111が結合しているかどうかを識別
するといった繁雑さからも解放される。
【0135】以下、据置型計算機101上にマウントポ
イント記憶部133があり、ユーザ毎にマウントポイン
トがある場合について説明する。
【0136】携帯型個人情報機器111が据置型計算機
101から切り離されると、据置型計算機101上のバ
ックアップ支援部19は、携帯側のファイルシステムが
マウントされていたマウントポイントにバックアップデ
ータがあるように見せかけるために、該マウントポイン
トからバックアップデータの保存場所へシンボリックリ
ンクを張る。この場合、据置型計算機101上に保存さ
れるバックアップデータは、圧縮したりアーカイブ形式
で保存するのではなく、携帯型個人情報機器111上で
のファイルシステムの構造がそのまま据置型計算機10
1で再現されるような形式で保存される。
【0137】ただし、バックアップデータの主目的は、
携帯型個人情報機器111とそのファイルシステムのト
ラブルによるデータ損失を防ぐ事であり、他のユーザの
ファイルアクセスに対するサービスは二次的であるの
で、他のユーザがバックアップデータを読み出すことは
許可しても、バックアップデータに対する更新や改変は
認めないように保護をするのが一般的利用法である。
【0138】なお、携帯型個人情報機器111のファイ
ルのデータが損失した場合には、据置型計算機101の
ファイル記憶部15中のバックアップデータを携帯型個
人情報機器111のファイル記憶部18にコピーする
が、バックアップの際にファイルの管理情報は変換され
ているため、これを元に戻すことが必要である。この作
業は、バックアップデータ中のユーザIDを携帯型個人
情報機器111固有のユーザIDに戻すか、あるいは空
欄にすることにより実現する。
【0139】(第4の実施の形態)第4の実施の形態で
は、第1の実施の形態に、据置型計算機上のファイルシ
ステム内の特定の位置においてその計算機環境の構造を
示す情報が格納された一つ以上の環境指示ファイルを用
いるシステムについて説明する。
【0140】この実施の形態が第1の実施の形態と異な
る点は、図15に示すように、携帯型個人情報機器20
2において、図3のファイル管理データ変換部171に
代えてファイルデータ変換部174を用い、更に環境情
報記憶部22と、ファイル送受信部161及びファイル
データ変換部174に接続される環境適応部23とが加
えられ、据置型計算機201においてはファイル記憶部
15の特定位置に環境指示ファイル151が置かれる点
である。
【0141】携帯型個人情報機器は多種多様な据置型計
算機と結合することができる。よって、携帯型個人情報
機器はハードウェア上の違い(プロセッサ、メモリ量、
周辺機器)やOSの違い、さらには環境設定の違いなど
に柔軟に対応する機能が求められる。本実施の形態で
は、据置型計算機201上の特定の場所に置かれた環境
指示ファイル151と携帯型個人情報機器202上の環
境適応部23によりこの機能を実現している。
【0142】携帯型個人情報機器202が据置型計算機
201と通信可能状態になると、携帯型個人情報機器2
02のファイルシステムを据置型計算機201のファイ
ルシステムにマウントした後、携帯型個人情報機器20
2上の環境適応部23は通信部16を介して据置型計算
機201上のファイルシステムの特定の場所に置かれて
いる環境指示ファイル151を参照し、結合相手の据置
型計算機201の計算機環境の構造に関する情報を獲得
する。
【0143】環境適応部23は、獲得した結合相手の情
報を用いて、携帯型個人情報機器202内に予め用意さ
れた環境情報記憶部22に格納された情報から、現在の
結合相手に対応する環境情報を選択する。ファイルデー
タ変換部174は、この選択された環境情報を用いて、
ファイルデータ記憶部181に記憶されているハードウ
ェア、OS、環境設定に関する記述を含むファイルのデ
ータを変換し、変換されたファイルデータがファイル送
受信部161を介して結合相手の据置型計算機201へ
送られる。
【0144】この実施の形態によると、携帯型個人情報
機器202のユーザは、据置型計算機201を使う時に
ユーザ用に計算機環境のパラメータを設定することなく
据置型計算機201を使用することができ、携帯型個人
情報機器202のファイル情報は接続されている据置型
計算機201の計算機環境に適合した形に自動的に変換
される。
【0145】(第5の実施の形態)第5の実施の形態で
は、携帯型個人情報機器のファイルシステムをマウント
して利用している据置型計算機(以下据置型計算機−A
と呼ぶ)がLAN(ローカルエリアネットワーク)で複
数の据置型計算機と結合している場合に、据置型計算機
−Aが携帯型個人情報機器ファイルシステムをLAN上
の他の据置型計算機に対して公開するかどうかを制御す
る機構を第1の実施の形態に加えたものについて説明す
る。
【0146】このための構成を図16に示す。携帯型個
人情報機器302上には、携帯型個人情報機器302の
ファイルシステムを据置型計算機−A301が他の据置
型計算機に対して公開するかどうかを指示する命令を発
行するマウント方法指示部25があり、据置型計算機−
A301上には該マウント方法指示部25から命令を受
けとりそれに基づきマウントを行うマウント制御部24
がある。マウント方法指示部25はファイル送受信部1
61に接続され、マウント制御部24はファイル送受信
141とファイル検索部132との間に接続される。他
の部分は図3に示されるものと実質的に同じである。
【0147】マウント方法指示部25には、結合相手と
して登録された各据置型計算機に対して該据置型計算機
で採用されるマウント方法を組としたマウント方法情報
が格納されている。
【0148】マウント方法の制御は、たとえば、UNI
Xなど利用されているNFSという分散ファイルシステ
ムにおいて、exportfsというコマンドを用いて
行われており、本実施の形態ではこの機能を携帯型個人
情報機器302側で制御できるようにマウント制御部2
4が設けられている。
【0149】(第6の実施の形態)第6の実施の形態で
は、第2の実施の形態に、携帯型個人情報機器が結合相
手の据置型計算機毎にバックアップの行い方を制御でき
る機構を設けたものについて説明する。
【0150】図17に示すようにこの実施の形態は、携
帯型個人情報機器402のバックアップ情報記憶部20
がバックアップ制御情報記憶部211を有する点で図1
2の第2の実施の形態と異なり、他の部分については図
12のものと実質的に同様である。
【0151】携帯型個人情報機器内部に保存されている
データには機密性の高い情報や、プライバシに係わる私
的情報などが含まれることが考えられる。また、携帯型
個人情報機器が結合する全ての据置型計算機上に携帯型
個人情報機器内のファイルシステムのバックアップデー
タが保持されると、据置型計算機側の記憶装置の記憶領
域の浪費をもたらすことも予想される。そこで、携帯型
個人情報機器が、結合相手の据置型計算機毎にバックア
ップをとらせるかどうかを制御したり、携帯型個人情報
機器内のファイルシステムの中の限定された領域につい
てのみバックアップがなされるように制御したり等、携
帯型個人情報機器側からバックアップの行い方を制御す
ることが重要となる。
【0152】本実施の形態では、携帯型個人情報機器4
02が具備するバックアップ情報記憶部20内に、結合
相手の各据置型計算機に対してバックアップを行うかど
うかを指示する情報と、バックアップを行う領域を指示
する情報とを格納するバックアップ制御情報記憶部21
1を設ける。このバックアップ制御情報記憶部211に
記憶される内容の例を図18に示す。
【0153】携帯型個人情報機器402のバックアップ
転送部21は、バックアップに先立ち、結合相手の据置
型計算機401に対して適用されるバックアップ制御情
報をバックアップ制御情報記憶部211から取得し、バ
ックアップを行うかどうかの判断を行う。バックアップ
を行わない場合は、据置型計算機401上のバックアッ
プ支援部19にその旨を伝えて、バックアップに関する
処理を終了する。バックアップを行う場合は、バックア
ップが許可される領域がどこかをバックアップ制御情報
記憶部211から読み出し、許可された領域のバックア
ップデータをファイル記憶部18から選択して、据置型
計算機401に転送する。
【0154】この実施の形態によると、バックアップを
する結合先据置型計算機401を制限することによっ
て、バックアップとして携帯型個人情報機器402のフ
ァイルシステムのコピーを不必要に多く生成するのを防
止できる。また、携帯型個人情報機器402のファイル
システムのバックアップを作る領域を制限することによ
って、据置型計算機401において携帯型個人情報機器
402のファイルシステムのバックアップから個人情報
や機密事項が不用意に漏洩することを防止できる。
【0155】(第7の実施の形態)第7の実施の形態で
は、第1の実施の形態に、IDカードを用いたセキュリ
ティ機構を設けたものについて説明する。
【0156】図19に示すように、この実施の形態は、
携帯型個人情報機器502の通信部16がIDカード通
信部26と情報保護部27を有し、無線通信部28を備
えるIDカードが前もって携帯型個人情報機器502の
正当な所有者にのみ発行される点において図3に示す第
1の実施の形態と異なり、他の部分については図3のも
のと実質的に同じである。
【0157】携帯型個人情報機器内部に保存されている
データには機密性の高い情報やプライバシに係わる私的
情報などが含まれることが考えられる。近年の半導体や
デバイス技術の進歩に伴い携帯型個人情報機器の記憶容
量が大幅に増大すると、携帯型個人情報機器の有用性が
増大する一方で携帯型個人情報機器の紛失や盗難におけ
る情報漏洩の被害の増大を招く。よって、携帯型個人情
報機器の持つ便利さを損なうことなく、この問題を解消
するためのセキュリティ機構が求められる。
【0158】図19は、IDカードによるユーザ認証機
能を具備した本実施の形態の構成を示す図である。本実
施の形態は、携帯型個人情報機器502とIDカード5
03の両者が無線で通信する手段(26、28)を持
ち、これらが至近距離にある時のみ通信が可能となり、
携帯型個人情報機器は特定のIDカードと至近距離にあ
り通信可能状態にある時にのみ、携帯型個人情報機器5
02内のファイルシステムの内容を据置型計算機501
側に開示し、また、携帯型個人情報機器502のもつ情
報表示装置(図示せず)に表示することを許すものであ
る。
【0159】IDカード503の無線通信部28は、ユ
ーザの身元を証明する情報を常時発信するものである。
携帯型個人情報機器502とIDカード503は、一定
時間間隔(たとえばt msec)で通信を行い、両者
が至近距離にあることを確認する。携帯型個人情報機器
502上には情報保護部27があり、両者の通信が成立
したか失敗したかの情報をIDカード通信部26から受
けとる。両者が至近距離にあり通信が成立したことが情
報保護部27により確認されると、続く一定時間(t
msec)間、携帯型個人情報機器502の情報保護部
27は据置型計算機501から送られてくるデータアク
セス要求をファイルアクセス処理部17に伝達し、ファ
イルアクセス処理部17からの応答を据置型計算機50
1に伝達する。または、携帯型個人情報機器502に設
けられる入力手段(図示せず)から入力されるデータ表
示要求に従って携帯型個人情報機器502の情報表示装
置(図示せず)への表示を行う。
【0160】携帯型個人情報機器502の正当な持ち主
は常にIDカード503を携帯する。IDカード503
は、例えば、IDバッチのような形態で着用してもよ
い。従って、持ち主が携帯型個人情報機器502のそば
にいる間は、携帯型個人情報機器502とIDカード5
03との間で一定時間間隔で行われる通信は常に成立す
るので、携帯型個人情報機器502の持ち主は携帯型個
人情報機器502内に格納されたデータを据置型計算機
501からアクセスしたり、携帯型個人情報機器502
の持つ入力装置から表示要求を与えて情報表示装置に表
示することができる。しかし、該持ち主が携帯型個人情
報機器502を置き去りにして離れると、携帯型個人情
報機器502とIDカード503との間の通信が行えな
くなる。両者間の通信が失敗したことを情報保護部27
が検知すると、据置型計算機501から送られてくるデ
ータアクセス要求や携帯型個人情報機器502のもつ入
力装置からのデータ表示要求を受けとった情報保護部2
7は、ファイルアクセス処理部17への転送を中止す
る。これにより、携帯型個人情報機器502に格納され
た情報の漏洩を防ぐことが可能となる。
【0161】このようにして、この実施の形態による
と、携帯型個人情報機器502の正当な所有者でないも
のによる不正使用を防止すると共に、携帯型個人情報機
器502に格納されている情報が所有者以外の者に漏洩
するのを防止することができる。
【0162】(第8の実施の形態)第8の実施の形態で
は、IDカードを必要としないとう点で前記第7の実施
の形態より実現が簡単な、パスワードによるセキュリテ
ィ機構を有するものについて説明する。
【0163】図20に示すように、この実施の形態の構
成は、携帯型個人情報機器の通信部16においてIDカ
ード通信部26が省略され、IDカード503を用いな
い一方、据置型計算機511が更にパスワード入力部2
9と通信部14に設けられたパスワード送信部30を有
し、携帯型個人情報機器512の通信部16が更にパス
ワード受信部31とパスワード記憶部32を有する点が
図19に示す第7の実施の形態と異なり、他の部分につ
いては図19に示される構成と同様である。
【0164】携帯型個人情報機器512が据置型計算機
511と通信可能状態に入り、据置型計算機511が携
帯型個人情報機器512のファイルシステムをマウント
する前に、ユーザが据置型計算機511のパスワード入
力部29とパスワード送信部30を介して携帯型個人情
報機器512にパスワードを送付する。携帯型個人情報
機器512の正当な持ち主の認証用のパスワードが携帯
型個人情報機器512のパスワード記憶部32に予め登
録されており、このパスワードは据置型計算機511の
使用開始時に入力するものとは別の独立したパスワード
とする。
【0165】マウント操作前に、情報保護部27は、据
置型計算機511から送付されパスワード受信部31で
受信されたパスワードをパスワード記憶部32内に記憶
されたパスワードと照合し、合致している場合にのみ、
据置型計算機511からファイルアクセス処理部17へ
引き続いて発行されるマウント要求及びデータアクセス
要求に応答する。パスワードが合致しない場合は、据置
型計算機511からのマウント要求やデータアクセス要
求を拒絶する。
【0166】このように、第8の実施の形態において
は、第7の実施の形態と同様のセキュリティ機構が、I
Dカードを用いることなく実現される。
【0167】(第9の実施の形態)第1の実施の形態で
は、変換される管理情報がユーザIDの場合について主
に述べたが、本実施の形態では、この管理情報がアクセ
ス許否情報である場合について説明する。
【0168】図21に示すように、本実施の形態では、
携帯型個人情報機器602内のファイルアクセス処理部
17は、ファイル管理情報変換部171と、相手先別ア
クセス許否情報対応表記憶部175と、ファイル検索部
173とから構成される。ファイル検索部173は、据
置型計算機601上のファイル検索部132と同じ機能
を持ち、据置型計算機601から送られてきたファイル
名から、ディレクトリ情報を参照して携帯型個人情報機
器602上のファイル記憶部18における記憶位置を獲
得する機能を持つ。他の部分については図3のものと実
質的に同じである。
【0169】携帯型個人情報機器はさまざまな機種の据
置型計算機に結合して使用されることを想定している。
このため、携帯型個人情報機器のファイル記憶部に格納
された、特定の機種の据置型計算機のための機械語が格
納された実行ファイルは、その他の機種の据置型計算機
に結合した時には、誤ってそのファイルが実行されない
ようにアクセス許否情報が変更されることが求められ
る。
【0170】一方、あるユーザが社外秘扱いのファイル
を携帯型個人情報機器内に保持し、社内の計算機に携帯
型個人情報機器を結合させて利用している場合、他のユ
ーザ全員に対してアクセスを許可するようアクセス許否
情報を設定したとする。ところがこのユーザが、社外の
計算機に携帯型個人情報機器を結合させて利用する場合
には、このファイルは他のユーザがアクセスできないよ
うアクセス許否情報を変更しなければならない。
【0171】このように、携帯型個人情報機器内のファ
イルのアクセス許否を、結合する据置型計算機毎に変え
たい場合に対処するために、相手先別アクセス許否情報
対応表記憶部175では、結合相手の各計算機(または
一般にドメインと呼ばれる計算機群)に対して、その計
算機上での各ファイルとそのアクセス許否情報の対応を
管理している。なお、この対応表では、必ずしも全ての
ファイルについてそのアクセス許否情報を管理する必要
はなく、結合相手の計算機に応じてアクセス許否を変更
するファイルについてのみ管理すれば良い。
【0172】相手先別アクセス許否情報対応表記憶部1
75で管理する対応表の例を図22に示す。この図で
は、携帯型個人情報機器の接続相手毎にアクセス許否情
報の変換が必要となるファイルのファイル名とそのアク
セス許否情報が記載されている。このアクセス許否情報
は、ファイルの所有者のアクセス許否情報、ファイルを
所有するグループのアクセス許否情報、その他のユーザ
のアクセス許否情報の3部から構成され、各アクセス許
否情報は、読み出し可(r)または不可(−)、書き込
み可(w)または不可(−)、実行可(×)または不可
(−)の3種類のアクセス許否が順番に記載されてい
る。
【0173】ファイル管理情報取得要求が据置型計算機
601のファイル検索部132から発行されると、ファ
イル管理情報変換部171では、指示されたファイル名
と現在接続中の相手先計算機IDから、アクセス許否情
報の変換が必要かどうかを相手先別アクセス許否情報対
応表記憶部175で調べ、必要な場合は、ファイル管理
情報変換部171は要求ファイルのアクセス許否情報を
この表に従って変換し、変換したアクセス許否情報を据
置型計算機601に対して伝達する。
【0174】ファイル送信部141,ファイル入出力部
131を介してアクセス許否情報を獲得した据置型計算
機601のファイル検索部132は、該情報をもとにア
クセス要求処理部121が発行したアクセス要求の許否
を判断し、拒否の場合にはその旨を通知し、また許可の
場合にはアクセスの種類に応じた処理を行う。
【0175】これにより、接続相手の据置型計算機毎に
異なるアクセス許否条件下で、携帯型個人情報機器内の
ファイルを据置型計算機からアクセスさせることが可能
となる。
【0176】(第10の実施の形態)第10の実施の形
態では、変換されるファイル管理情報として第1の実施
の形態において使用されるユーザIDの代わりにファイ
ル記憶位置を用いている。図23に示すように、携帯型
個人情報機器702のファイルアクセス処理部17は相
手先別ユーザID対応表記憶部172の代わりに相手先
別ファイル記憶位置対応表記憶部176を有し、他の部
分は実質的に図3に示すものと同じである。
【0177】携帯型個人情報機器はさまざまな機種の据
置型計算機に結合して使用されることを想定している。
ユーザが自分専用のアプリケーションなどを携帯型個人
情報機器内に保持する場合、この機能を活用するため
に、各種据置型計算機用の実行ファイルを用意すること
が想定される。これら複数の実行ファイルは、概念上同
じアプリケーションであるが中身が異なるために、従来
のシステムでは異なる(フルパスでの)ファイル名を与
えて区別する必要があり、ファイル管理を繁雑なものと
していた。
【0178】本実施の形態では、一つのアプリケーショ
ンに対応する複数のファイルデータに対して単一のファ
イル名を与え、かつ、携帯型個人情報機器が結合してい
る据置型計算機用のファイルデータのみが、前記ファイ
ル名を用いてアクセス可能となる機構を提供している。
【0179】このための構成が図23に示されている。
携帯型個人情報機器702内のファイルアクセス処理部
17は、ファイル検索部173と、相手先別ファイル記
憶位置対応表記憶部176とファイル管理情報変換部1
71とから構成される。ファイル検索部173は、据置
型計算機701上のファイル検索部132と同じ機能を
持ち、据置型計算機701から送られてきたファイル名
から、ディレクトリ情報を参照して携帯型個人情報機器
702上のファイル記憶部18における記憶位置を獲得
する機能を持つ。
【0180】相手先別ファイル記憶位置対応表記憶部1
76は、登録された結合先据置型計算機全てについて各
ディレクトリの各ファイルとファイル記憶位置との対応
表を管理する。この対応表は携帯型個人情報機器702
のファイルシステムの全てのファイルについてファイル
記憶位置を管理する必要はなく、結合する据置型計算機
によってファイル記憶位置が変更されるファイルについ
てのみファイル記憶位置を管理すればよい。
【0181】据置型計算機701のアプリケーション実
行部12で実行されるアプリケーションが所望のファイ
ルにアクセスするためにファイルオープン要求を発行す
ると、据置型計算機701のファイルアクセス部13の
ファイル検索部132は所望ののファイルの記憶場所が
判明するまでディレクトリの獲得を行うが、所望のファ
イルが携帯型個人情報機器702上にある場合、途中か
らディレクトリアクセス要求が携帯型個人情報機器70
2上のファイルアクセス処理部17に転送される。
【0182】携帯型個人情報機器702上のファイル検
索部173は、据置型計算機701から発行されたディ
レクトリアクセス要求に従い、ファイル記憶部18内か
ら指定されたディレクトリを獲得し、ファイル管理情報
変換部171にその記憶位置と内容を送る。
【0183】ファイル管理情報変換部171は、このデ
ィレクトリの記憶位置から、相手先別ファイル記憶位置
対応表記憶部176によってこのディレクトリのファイ
ルのファイル記憶位置を変換する必要があるかチェック
する。必要がある場合は、結合中の据置型計算機701
の相手先計算機IDを用いて相手先別ファイル記憶位置
対応表記憶部176中の対応表に従ってこのディレクト
リのファイルのファイル記憶位置を変換し、このディレ
クトリのファイル情報を変換したファイル記憶位置を用
いて結合中の据置型計算機701に送る。
【0184】より詳細には、例えば図24のような16
進数表記で0×104C、0×1050、0×1060
の位置にある3のディレクトリについての対応表が相手
先別ファイル記憶位置対応表記憶部176にある。各対
応表には、携帯型個人情報機器702と結合される据置
型計算機に応じてファイル記憶位置が変更されるファイ
ルのファイル名(Application−1等)及び
各結合先据置型計算機(Machine−A等)での対
応ファイル記憶位置(0×201A等)が登録される。
【0185】ここで、図25(a)に示すようなディレ
クトリ内容を0×1050の位置のディレクトリが有す
る例を仮定して、位置情報の変換処理について説明す
る。また、いま携帯型個人情報機器702が接続してい
る据置型計算機701がMachine−Bで、このデ
ィレクトリについて図24の2番目に示す対応表が、相
手先別ファイル記憶位置対応表記憶部176内に記憶さ
れていると仮定する。
【0186】まず、このディレクトリの内容について情
報変換が必要かどうかを調べるため、図24の対応表か
ら、このディレクトリに対応する対応表を検索する。図
24では、2番目の表が前記ディレクトリの対応表であ
るので、与えられたディレクトリの内容について変換の
必要性が判明する。そこで、与えられたディレクトリの
内容(図25(a))を調べていくと、上から3つのフ
ァイル(Read.Me,Makefile,Appl
ication.C)については、対応表に登録されて
いないため、位置情報の変換は行わない。下の2つのフ
ァイル(Application−3,Applica
tion−4)については対応表(図24の2番目)に
登録されているので、接続相手であるMachine−
Bに対応する位置情報に変換を行う。この処理によりこ
の2つのファイルのファイル記憶位置0×3010、0
×401Aは、結合中据置型計算機Machine−B
の相手先計算機IDによってこれに関する図24の2番
目の対応表に登録される0×4010、0×1020に
変換され、変換後のディレクトリ内容は図25(b)と
なり、これをファイル送受信部161を介して据置型計
算機701に送る。据置型計算機701のファイルアク
セス部13は送られた位置情報を基にアクセスを行う。
【0187】ここでは、図25(a)のディレクトリ位
置情報がファイル検索部173により得られ、これを変
換する例を示したが、ファイル検索部173が予め同じ
ファイル名に対する位置情報を複数検索しておき、相手
先別ファイル記憶位置対応表記憶部176を参照して、
現在結合している相手のアプリケーション実行部12が
処理できるファイルに該当する位置情報を選択してもよ
い。これによっても、異なる表現法で書かれ同一のファ
イル名を有する2以上のファイルデータから、現在結合
している据置型計算機がどの表現法を仮定してファイル
データに対する処理を行うものであるかにより適合した
ファイルデータを選択して返送する機構は実現できる。
【0188】この実施の形態によると、同一名を有し異
なった表現法で書かれた複数のファイル情報を格納して
おき、携帯型個人情報機器702と結合している据置型
計算機701で適当な表現法で使用することができる。
【0189】(第11の実施の形態)図26は、実際の
ファイル管理情報の変換を据置型計算機側で実行するよ
うに第1の実施の形態を変形した第11の実施の形態を
示す。
【0190】この実施の形態の携帯ファイルシステムの
構成は、図26に示す通り、携帯型個人情報機器802
のファイルアクセス処理部17においてファイル管理情
報変換部171が省略され、携帯型個人情報機器802
の通信部16が相手先別ユーザID対応表記憶部172
と結合される変換情報送信部164を有し、据置型計算
機801の通信部14が入出力部131と結合されるフ
ァイル管理情報変換部144を有する点で第1の実施の
形態と異なり、図26のその他の部分は図3のものと実
質的に同じである。
【0191】多くの場合、据置型計算機は携帯型個人情
報機器より処理能力が高いと考えられ、そのような場
合、据置型計算機側でファイル管理情報変換処理を実行
する方が有利である。
【0192】本実施の形態においては、ファイル管理情
報の変換の実際の処理を実行するファイル管理情報変換
部144が据置型計算機801側に設けられ、携帯型個
人情報機器802には、このファイル管理情報の変換を
据置型計算機801側のファイル管理情報変換部144
でどのように実行すべきかを指示する変換情報送信部1
64が備えられる。
【0193】この実施の形態では、携帯型個人情報機器
802と据置型計算機801との通信路が確立したと
き、据置型計算機801は、自計算機IDを携帯型個人
情報機器802に送信する。そして、携帯型個人情報機
器802の相手先別ユーザID対応表記憶部172は、
相手先計算機ID受信部162で得る相手先計算機ID
に従って据置型計算機801に適合したユーザIDを獲
得し、獲られたユーザIDを据置型計算機801のファ
イル管理情報変換部144へ変換情報送信部164を介
して送る。
【0194】この後、携帯型個人情報機器802に格納
されるファイルのアクセス要求が据置型計算機801か
ら発行されたとき、要求ファイルのファイル管理情報が
携帯型個人情報機器802のファイル記憶部18から読
み出され、据置型計算機801のファイル管理情報変換
部144へファイル送受信部161を介して送られる。
そして、ファイル管理情報変換部144において、要求
ファイルのファイル所有者や保護情報等のファイル管理
情報は、変換情報送信部164から得られる変換情報に
おいて指示されるユーザIDを用いて、この据置型計算
機801に適合した形に変換される。変換されたファイ
ル管理情報はファイル入出力部131を介してアプリケ
ーション実行部12へ送られる。
【0195】このように、この実施の形態においては、
多くの場合に携帯型個人情報機器より処理能力が高い据
置型計算機上で実際のファイル管理情報変換処理を実行
することが可能となる。
【0196】(第12の実施の形態)上述の実施の形態
はいづれも携帯型個人情報機器を据置型計算機に接続し
て利用するものであったが、本実施の形態では、携帯型
個人情報機器をLAN等のネットワークに接続して利用
するものについて説明する。
【0197】一般に、LANに接続された複数の据置型
計算機を効率よく管理し利用するための方法としNet
work Information Service
(NIS)と呼ばれるシステムがある。NISはLAN
で接続された複数の据置型計算機間で利用可能なユーザ
管理情報(ユーザIDやパスワード等)を一括管理して
共有するシステムであり、NISの管理下にある全ての
据置型計算機上でユーザとユーザIDの対応が一致する
ような環境を提供する。
【0198】このようなNISにより管理されたLAN
に携帯型個人情報機器が接続された場合、携帯型個人情
報機器の持主の管理情報を、NISが管理している情報
との一貫性がとれるように変換すれば、携帯型個人情報
機器を据置型計算機に接続する場合と同様の効果を得る
ことが可能となる。例えば、携帯型個人情報機器の所有
者のユーザIDが、NIS内で該ユーザに与えられたユ
ーザIDと一致するように、ファイル管理情報を変換す
ればよい。
【0199】本実施の形態では、図27に示すとおり、
携帯型個人情報機器902の通信部16が相手先計算機
ID受信部162に代えてドメイン名獲得部165とネ
ットワークアドレス獲得部166を有し、携帯型個人情
報機器902のファイルアクセス処理部17が相手先別
ユーザID対応表記憶部172に代えてドメイン別ユー
ザID対応表記憶部177を有する点が、上述した図3
の構成と異なる。又、据置型計算機に代えてDHCP
(Dynamic Host Configurati
on Protocol)サーバ911、ドメイン名通
知装置912、NISサーバ913が接続されたネット
ワーク900が設けられ、携帯型個人情報機器902は
このネットワーク900に通信部16を介して接続され
ている。図27のその他の部分は図3のものと実質的に
同じである。
【0200】次に、この図27の構成において、携帯型
個人情報機器902をネットワーク900に接続してか
ら、LANに接続されたある据置型計算機がこの携帯型
個人情報機器902のファイルに対してファイルアクセ
スするまでの動作の手順を説明する。
【0201】まず、携帯型個人情報機器902をネット
ワーク900に接続して利用するには、携帯型個人情報
機器902のネットワーク900におけるアドレスを決
める必要がある。このアドレスを決める方法には、例え
ばDHCPがある。従って、携帯型個人情報機器902
がネットワーク900に接続されると、DHCPサーバ
911がアドレスを割り当てることにより、DHCPに
基づいてアドレスを決定する。
【0202】次に、ドメイン名獲得部165からネット
ワーク900に対してブロードキャストパケットを送出
してドメイン名の取得を行う。ここでは、ドメイン名通
知装置のネットワークアドレスが分らないのでブロード
キャストパケットを用いてドメイン名通知装置912に
ドメイン名獲得要求を送る。ドメイン名を獲得した携帯
型個人情報機器902は、ドメイン別ユーザID対応表
記憶部177を参照して接続しているドメイン内で有効
なファイル管理情報(ユーザID)をファイル管理情報
変換部171に設定する。
【0203】また、ネットワーク900に接続された他
の据置型計算機から該ユーザの携帯型個人情報機器90
2内にあるホームディレクトリ下のファイルをアクセス
できるようにするために、NISに登録されているau
tomountのマップファイルに該携帯型個人情報機
器902のファイルシステムを登録するよう要求を出
す。
【0204】そして、他の据置型計算機から該ユーザの
ホームディレクトリ下にあるファイルにアクセスする場
合には、該ホームディレクトリにアクセスする際にNI
Sサーバ913に問い合せて携帯型個人情報機器のファ
イルシステムをマウントした上で、ディレクトリサーチ
を行うことにより、所望のファイルにアクセスすること
が可能となとる。
【0205】なお、上述した各実施例は適宜組み合わせ
て用いることができる。
【0206】なお、当業者に明らかなように、上述した
本発明の各実施の形態は、一般の汎用コンピュータを適
当にプログラムすることでも実現可能である。この場合
に必要となるソフトウェアコードは上述した記載から当
業者レベルのプログラマーによって容易に作成可能であ
る。
【0207】例えば、上記第一の実施の形態における据
置型計算機側のアプリケーション実行部12、ファイル
アクセス部13、ファイル記憶部15、ファイル送受信
部141、ファイルアクセス要求送信部143は既存の
コンピュータソフトウェア技術を据置型計算機側に用い
て提供可能であり、携帯型個人情報機器側のファイル送
受信部161、ファイルアクセス要求受信部163、フ
ァイル検索部173、ファイル記憶部18も既存のコン
ピュータソフトウェア技術を携帯型個人情報機器側に用
いて提供可能である。従って、上記第一の実施の形態を
実現する場合には、据置型計算機側の自計算機ID送信
部142の機能をソフトウェアパッケージとして実装
し、携帯型個人情報機器側の相手先計算機ID受信部1
62、ファイル管理情報変換部171、相手先別ユーザ
ID対応表記憶部172の機能をソフトウェアパッケー
ジとして実装すると効果的である。
【0208】同様に、他の実施の形態における各種機能
も既存のコンピュータソフトウェア技術と併用する形で
ソフトウェアパッケージとして実装することが可能であ
る。
【0209】そのようなソフトウェアパッケージは、上
述したような本発明の機能、動作をコンピュータに実現
させるようにプログラムするためのコンピュータコード
を格納する記憶媒体を用いたコンピュータプログラム製
品の形で提供可能であり、この際の記憶媒体としては、
従来のフロッピーディスク、オプティカルディスク、C
D−ROM、磁気光学ディスク、ROM、RAM、EP
ROM、EEPROM、磁気又は光学カード等を含む電
子的な命令の格納に適したあらゆる種類の記憶媒体を使
用し得るものである。
【0210】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ユ
ーザの管理情報が異なる計算機環境に跨ったファイルの
共有を実現でき、ユーザが自分の所有する情報を、計算
機の機種や環境の違いを気にすることなく、かつ、ファ
イルのコピーやその一貫性維持のための労力を費やすこ
となく、様々な環境から利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の説明図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の概念を示す説明
図。
【図3】本発明の第1の実施の形態のシステム構成を示
す図。
【図4】一般のファイルアクセス手順を示すフローチャ
ート。
【図5】相手先別ユーザID対応表記憶部172の記憶
内容例を示す図。
【図6】マウント手順を示すフローチャート。
【図7】マウントポイント記憶部133の記憶内容例を
示す図。
【図8】ファイルシステムの内容例を示す図。
【図9】携帯型個人情報機器内のファイルへアクセスす
る場合の据置型計算機側の手順前半を示すフローチャー
ト。
【図10】携帯型個人情報機器内のファイルへアクセス
する場合の据置型計算機側の手順後半を示すフローチャ
ート。
【図11】携帯型個人情報機器内のファイルへアクセス
する場合の携帯型個人情報機器の手順を示すフローチャ
ート。
【図12】本発明の第2の実施の形態のシステム構成を
示す図。
【図13】バックアップ情報記憶部20の記憶内容例を
示す図。
【図14】バックアップ支援部19の動作を示すフロー
チャート。
【図15】本発明の第4の実施の形態のシステム構成を
示す図。
【図16】本発明の第5の実施の形態のシステム構成を
示す図。
【図17】本発明の第6の実施の形態のシステム構成を
示す図。
【図18】バックアップ制御情報記憶部211の記憶内
容例を示す図。
【図19】本発明の第7の実施の形態のシステム構成を
示す図。
【図20】本発明の第8の実施の形態のシステム構成を
示す。
【図21】本発明の第9の実施の形態のシステム構成を
示す図。
【図22】相手先別アクセス許否情報対応表記憶部17
5の記憶内容例を示す図。
【図23】本発明の第10の実施の形態のシステム構成
を示す図。
【図24】相手先別ファイル記憶位置対応表記憶部17
6の記憶内容例を示す図。
【図25】ディレクトリ情報の例を示す図。
【図26】本発明の第11の実施の形態のシステム構成
を示す図。
【図27】本発明の第12の実施の形態のシステム構成
を示す図。
【符号の説明】 1、11、111、202、302、402、502、
512、602、702、802、902 携帯型個人
情報機器 5、10、101、201、301、401、501、
511、601、701、801 据置型計算機 4、7 ファイルシステム 12 アプリケーション実行部 13 ファイルアクセス部 2、6、14、16 通信部 15、18 ファイル記憶部 3、17 ファイルアクセス処理部 19 バックアップ支援部 20 バックアップ情報記憶部 21 バックアップ転送部 22 環境情報記憶部 23 環境適応部 24 マウント制御部 25 マウント方法指示部 26 IDカード通信部 27 情報保護部 28 無線通信部 29 パスワード入力部 30 パスワード送信部 31 パスワード受信部 32 ワースワード記憶部 121 アクセス要求処理部 131 ファイル入出力部 132、173 ファイル検索部 133 マウントポイント記憶部 141、161 ファイル送受信部 142 自計算機ID送信部 143 ファイルアクセス要求送信部 144、171 ファイル管理情報変換部 151 環境指示ファイル 163 ファイルアクセス要求受信部 164 変換情報送信部 165 ドメイン名獲得部 166 ネットワークアドレス獲得部 172 相手先別ユーザID対応表記憶部 174 ファイルデータ変換部 175 相手先別アクセス許否情報対応表記憶部 176 相手先別ファイル記憶位置対応表記憶部 177 ドメイン別ユーザID対応表記憶部 181 ファイルデータ記憶部 182 ファイル管理情報記憶部 503 IDカード 900 ネットワーク 911 DHCPサーバ 912 ドメイン名通知装置 913 NISサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/30

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの携帯型データ処理装置
    であって携帯側ファイルのファイルデータ及びファイル
    管理データを格納する記憶手段を有する携帯型データ処
    理装置と、前記携帯側ファイルにアクセスすることによ
    って所望の処理を実行する処理手段を有する少なくとも
    1つの据置型データ処理装置と、前記処理手段によって
    ファイルアクセス要求された携帯側ファイルの各要求フ
    ァイルデータ及びファイル管理データの少なくとも1つ
    を前記据置型データ処理装置に適合する形に変換する変
    換手段とを有し、前記処理手段は該変換手段によって得
    られる変換ファイルデータ/ファイル管理データに従っ
    て携帯側ファイルの各要求ファイルにアクセスすること
    を特徴とする携帯ファイルシステム。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は前記携帯型データ処理装
    置に設けられ、変換ファイルデータ/ファイル管理デー
    タはファイルアクセス要求に応じて該携帯型データ処理
    装置から前記据置型データ処理へ返送されることを特徴
    とする請求項1記載の携帯ファイルシステム。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は前記据置型データ処理装
    置に設けられ、前記携帯型データ処理装置は、前記変換
    手段において前記ファイルデータ及びファイル管理デー
    タの少なくとも1つを変換するのに必要な変換データを
    ファイルアクセス要求に応じて該据置型データ処理装置
    へ送信する送信手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の携帯ファイルシステム。
  4. 【請求項4】 前記変換手段は、前記処理手段によって
    ファイルアクセス要求が発せられた時に前記据置型デー
    タ処理装置におけるファイル管理データの構造をチェッ
    クし、前記記憶手段に格納されるファイル管理データの
    構造を据置型データ処理装置に適合する構造に変換する
    ことによって変換ファイル管理データを得ることを特徴
    とする請求項1記載の携帯ファイルシステム。
  5. 【請求項5】 前記携帯型データ処理装置は、各据置型
    データ処理装置のIDと各据置型データ処理装置に適合
    するファイル管理データとの対応を格納する対応記憶手
    段を有し、前記変換手段はファイルアクセス要求を発し
    た据置型データ処理装置のIDに従って該対応記憶手段
    を参照することによって変換ファイル管理データを得る
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯ファイルシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記据置型データ処理装置は、当該据置
    型データ処理装置に属する据置側ファイルを格納するフ
    ァイル記憶手段と、各携帯型データ処理装置の所有者の
    ユーザーIDに対応してマウントポイントデータ及びマ
    ウントターゲットポイントデータを格納するマウントポ
    イント記憶手段であって、該マウントポイントデータは
    携帯側ファイルがマウントされる据置側ファイルにおけ
    るマウントポイントを示し、該マウントターゲットポイ
    ントデータは携帯側ファイルを据置側ファイルにマウン
    トすることになる携帯側ファイルにおけるマウントター
    ゲットポイントを示すものと、を有することを特徴とす
    る請求項1記載の携帯ファイルシステム。
  7. 【請求項7】 前記携帯型データ処理装置は、携帯側フ
    ァイルを据置側ファイルにマウントするマウント方法を
    指定するマウント方法指定手段を有し、前記据置型デー
    タ処理装置は更に、該マウント方法指定手段によって指
    定される方法に従って据置側ファイルに携帯側ファイル
    をマウントする方法を制御するマウント制御手段を有す
    ることを特徴とする請求項6記載の携帯ファイルシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記据置型データ処理装置は、前記処理
    手段が前記携帯側ファイルにアクセス可能な時に据置型
    データ処理装置に携帯側ファイルのバックアップを自動
    的に生成して格納し、処理手段によって実行される処理
    によってなされる携帯側ファイルにおける変更に従って
    当該バックアップを更新するバックアップ手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯ファイルシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記据置型データ処理装置は、前記処理
    手段が携帯型データ処理装置の携帯側ファイルにアクセ
    スできない時に該処理手段からバックアップのファイル
    へのアクセスを許可することを特徴とする請求項8記載
    の携帯ファイルシステム。
  10. 【請求項10】 前記携帯型データ処理装置は、各据置
    型データ処理装置におけるバックアップ生成の方法を指
    定するためのバックアップ制御手段を有し、該バックア
    ップ制御手段に指定される方法に従って各据置型データ
    処理装置のバックアップ手段がバックアップを生成する
    ことを特徴とする請求項8記載の携帯フィルムシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記各携帯型データ処理装置の所有者
    によって携行されるIDデータ装置を更に有し、該ID
    データ装置はIDデータ装置の携行者を各携帯型データ
    処理装置の所有者として認証するIDデータ信号を出
    し、各携帯型データ処理装置は該IDデータ装置から出
    された当該IDデータ信号に従ってユーザを各携帯型デ
    ータ処理装置の所有者として認証することを特徴とする
    請求項1記載の携帯ファイルシステム。
  12. 【請求項12】 前記携帯型データ処理装置が前記据置
    型データ処理装置の所定の近傍域内に配置された時に携
    帯型データ処理装置及び据置型データ処理装置は互いに
    通信状態となり、該携帯型データ処理装置は、携帯型デ
    ータ処理装置の所有者によって携行されるIDデータ装
    置が携帯型データ処理装置から所定の近接域内にあると
    IDデータ装置から出されたIDデータ信号に従って判
    定された時に該据置型データ処理装置の処理手段から携
    帯側ファイルへのアクセスを可能とするデータ保護手段
    を有することを特徴とする請求項11記載の携帯ファイ
    ルシステム。
  13. 【請求項13】 前記据置型データ処理装置は、該据置
    型データ処理装置を使用するユーザによって入力された
    パスワードを前記携帯型データ処理装置に送信するパス
    ワード送信手段を有し、該携帯型データ処理装置は、据
    置型データ処理装置から発信されるパスワードに従って
    据置型データ処理装置を使用するユーザが携帯型データ
    処理装置の正規ユーザと判定された時に該据置型データ
    処理装置の処理手段から携帯側ファイルへのアクセスを
    可能とするデータ保護手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の携帯ファイルシステム。
  14. 【請求項14】 前記ファイル管理データは各携帯型デ
    ータ処理装置の所有物のユーザIDを含み、前記変換手
    段は該ユーザIDを前記据置型データ処理装置で有効な
    形に変換することを特徴とする請求項1記載の携帯ファ
    イルシステム。
  15. 【請求項15】 前記携帯側ファイルは、同一ファイル
    名を有するが異なる表現法で書かれ記憶手段の異なる記
    憶位置に格納される2つ以上のファイルを含み、前記据
    置型データ処理装置はファイル名を指定してファイルア
    クセス要求を発し、前記ファイル管理データはファイル
    アクセス要求が発せられる各要求ファイルが格納される
    記憶手段における記憶位置を示すファイル記憶位置デー
    タを含み、前記変換手段は各要求ファイルについてファ
    イル記憶位置データを該据置型データ処理装置で有効な
    形に変換して、2つ以上のファイルの同一ファイル名を
    指定するファイルアクセス要求が発せられた時に据置型
    データ処理装置の処理手段が変換ファイル管理データに
    従って据置型データ処理装置に適合する表現法で書かれ
    た当該2つ以上のファイルのうちの1つにアクセスする
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯ファイルシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記携帯型データ処理装置は、ファイ
    ルアクセス要求が前記処理手段によって発せられた時に
    該据置型データ処理装置の計算機環境を指定するパラメ
    ータをチェックし、前記変換手段は、前記記憶手段に格
    納されるファイルデータに含まれ該携帯型データ処理装
    置によってチェックされるパラメータの値を該据置型デ
    ータ処理装置に適合する値に変換することによって前記
    変換ファイルデータを得ることを特徴とする請求項1記
    載の携帯ファイルシステム。
  17. 【請求項17】 前記携帯型データ処理装置が前記据置
    型データ処理装置から所定の近傍域内に配置された時
    に、携帯型データ処理装置及び据置型データ処理装置は
    互いに通信状態となることを特徴とする請求項1記載の
    携帯ファイルシステム。
  18. 【請求項18】 前記携帯型データ処理装置の所有者が
    前記据置型データ処理装置上で携帯側ファイルを使う時
    に、該携帯型データ処理装置は該所有者によって該据置
    型データ処理装置から前記所定の近傍域内に配置される
    ことを特徴とする請求項18記載の携帯ファイルシステ
    ム。
  19. 【請求項19】 複数の据置型データ処理装置がネット
    ワークに接続され、ネットワーク上の複数のドメインに
    グループ分けされており、前記変換手段は前記携帯型デ
    ータ処理装置に設けられ、ネットワーク上の一ドメイン
    に属する一据置型データ処理装置からファイルアクセル
    要求を受ける各要求ファイルのファイルデータ及びファ
    イル管理データの少なくとも一つをネットワーク上の該
    一ドメインに適合する形に変換して、ファイルアクセル
    要求に応じて変換されたファイルデータ/ファイル管理
    データをネットワークを介して該一据置型データ処理装
    置に返送することを特徴とする請求項1記載の形態フィ
    イルシステム。
  20. 【請求項20】 ファイルを格納する記憶手段を有する
    携帯型データ処理装置と、前記記憶手段に格納されるフ
    ァイルにアクセスすることによって所望の処理を実行す
    るための処理手段及び該処理手段を誰が操作しているか
    によって処理手段による処理の実行を制御する制御手段
    を有する据置型データ処理装置とを備え、前記携帯型デ
    ータ処理装置は、該据置型データ処理装置から受けるフ
    ァイルアクセス要求に応じて、前記処理手段によってフ
    ァイルアクセス要求が発せられる各要求ファイルの所有
    者の据置型データ処理装置で有効なユーザIDを据置型
    データ処理装置に返送する手段を含み、前記制御手段
    は、該携帯型データ処理装置から返送されるユーザID
    に従って処理手段による処理の実行を制御することを特
    徴とする携帯ファイルシステム。
  21. 【請求項21】 ファイルを格納する記憶手段を有する
    携帯型データ処理装置と、前記記憶手段に格納されるフ
    ァイルにアクセスすることによって所望の処理を実行す
    る処理手段及び各ファイルのアクセス許否データによっ
    て処理手段による処理の実行を制御する制御手段を有す
    る据置型データ処理装置とを備え、前記携帯型データ処
    理装置は、該据置型データ処理装置から受けるファイル
    アクセス要求に応じて、前記処理手段によってファイル
    アクセス要求が発せられる各要求ファイルについて据置
    型データ処理装置で有効なアクセス許否データを据置型
    データ処理装置に返送する手段を含み、前記制御手段
    は、該携帯型データ処理装置から返送されるアクセス許
    否データに従って処理手段による処理の実行を制御する
    ことを特徴とする携帯ファイルシステム。
  22. 【請求項22】 据置型データ処理装置と共に用いられ
    る携帯型データ処理装置であって、ファイルのファイル
    データ及びファイル管理データを格納する記憶手段と、
    据置型データ処理装置からファイルアクセス要求を受け
    る各要求ファイルのファイルデータ及びファイル管理デ
    ータの少なくとも1つを該据置型データ処理装置に適合
    する形に変換して、該据置型データ処理装置が変換され
    たファイルデータ/ファイル管理データに従って各要求
    ファイルへアクセスするようにファイルアクセス要求に
    応じて変換されたファイルデータ/ファイル管理データ
    を該据置型データ処理装置に返送する変換手段とを有す
    ることを特徴とする携帯型データ処理装置。
  23. 【請求項23】 据置型データ処理装置と共に用いられ
    る携帯型データ処理装置であって、ファイルのファイル
    データ及びファイル管理データを格納する記憶手段と、
    据置型データ処理装置からファイルアクセス要求を受け
    る各要求ファイルのファイルデータ及びファイル管理デ
    ータの少なくとも1つを該据置型データ処理装置におい
    て変換するのに必要な変換データをファイルアクセス要
    求に応じて送信することによって該ファイルデータ及び
    ファイル管理データの少なくとも1つを該据置型データ
    処理装置に適合する形に変換するように据置型データ処
    理装置を制御する変換制御手段とを有し、該変換データ
    を用いることによって得られる変換ファイルデータ/フ
    ァイル管理データに従って該据置型データ処理装置が各
    要求ファイルにアクセスすることを特徴とする携帯型デ
    ータ処理装置。
  24. 【請求項24】 携帯型データ処理装置と共に用いられ
    る据置型データ処理装置であって、携帯型データ処理装
    置に格納される携帯側ファイルにアクセスすることによ
    って所望の処理を実行する処理手段と、該処理手段によ
    ってファイルアクセス要求が発せられる携帯型側ファイ
    ルの各要求ファイルのファイルデータ及びファイル管理
    データの少なくとも1つを、該ファイルアクセス要求に
    応じて該携帯型データ処理装置によって供給される当該
    ファイルデータ及びファイル管理データの少なくとも1
    つを変換するのに必要な変換データに従って、該据置型
    データ処理装置に適合する形に変換する変換手段とを有
    し、該変換手段によって得られる変換ファイルデータ/
    ファイル管理データに従って処理手段が各要求ファイル
    にアクセスすることを特徴とする据置型データ処理装
    置。
  25. 【請求項25】 据置型データ処理装置が接続されたネ
    ットワークと共に用いられる携帯型データ処理装置であ
    って、ファイルのファイルデータ及びファイル管理デー
    タを格納する記憶手段と、ネットワークを介して据置型
    データ処理装置からファイルアクセス要求を受ける各要
    求ファイルのファイルデータ及びファイル管理データの
    少なくとも一つをネットワークに適合する形に変換し
    て、該据置型データ処理装置が変換されたファイルデー
    タ/ファイル管理データに従って各要求ファイルへアク
    セスするようにファイルアクセス要求に応じて変換され
    たファイルデータ/ファイル管理データをネットワーク
    を介して該据置型データ処理装置に返送する変換手段と
    を有することを特徴とする携帯型データ処理装置。
  26. 【請求項26】 携帯側ファイルのファイルデータ及び
    ファイル管理データを格納する記憶手段を有する少なと
    も1つの携帯型データ処理装置と該携帯側ファイルにア
    クセスすることによって所望の処理を実行する処理手段
    を有する少なくとも1つの据置型データ処理装置とによ
    って携帯型ファイルシステムを形成するステップと、 該処理手段から携帯側ファイルの各要求ファイルについ
    てファイルアクセス要求を発するステップと、 変換手段において前記処理手段によってファイルアクセ
    ス要求された携帯側ファイルの各要求ファイルのファイ
    ルデータ及びファイル管理データの少なくとも1つを該
    据置型データ処理装置に適合する形に変換するステップ
    と、 前記変換手段によって得られる変換ファイルデータ/フ
    ァイル管理データに従って該処理手段において携帯側フ
    ァイルの各要求ファイルにアクセスするステップとを有
    することを特徴とするファイルデータ処理方法。
  27. 【請求項27】 コンピュータを据置型データ処理装置
    と共に用いられる携帯型データ処理装置として機能する
    ようにするためのコンピュータにより解読可能なコンピ
    ュータプログラムコード手段を実装したコンピュータで
    利用可能な媒体を有するコンピュータプログラム製品で
    あって、該コンピュータプログラムコ−ド手段が、 コンピュータによって、各据置型データ処理装置のID
    と各据置型データ処理装置に適合するファイル管理デー
    タとの対応を記憶するようにする第一のコンピュータプ
    ログラムコード手段と、 コンピュータによって、ファイルアクセス要求を出した
    据置型データ処理装置のIDを受信するようにする第二
    のコンピュータプログラムコード手段と、 コンピュータによって、前記第二のコンピュータプログ
    ラムコード手段により受信した該据置型データ処理装置
    のIDに従って前記第一のコンピュータプログラムコー
    ド手段により記憶された対応を参照することにより、該
    据置型データ処理装置からファイルアクセス要求を受け
    る各要求ファイルのファイル管理データを該据置型デー
    タ処理装置に適合する形に変換して、該据置型データ処
    理装置が変換されたファイル管理データに従って各要求
    ファイルへアクセスするようにファイルアクセス要求に
    応じて変換されたファイル管理データを該据置型データ
    処理装置に返送するようにする第三のコンピュータプロ
    グラムコード手段とを有することを特徴とするコンピュ
    ータプログラム製品。
JP7237491A 1994-09-14 1995-09-14 携帯ファイルシステム及びファイルデータ処理方法 Pending JPH08137728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7237491A JPH08137728A (ja) 1994-09-14 1995-09-14 携帯ファイルシステム及びファイルデータ処理方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-219656 1994-09-14
JP21965694 1994-09-14
JP7237491A JPH08137728A (ja) 1994-09-14 1995-09-14 携帯ファイルシステム及びファイルデータ処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08137728A true JPH08137728A (ja) 1996-05-31

Family

ID=26523262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7237491A Pending JPH08137728A (ja) 1994-09-14 1995-09-14 携帯ファイルシステム及びファイルデータ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08137728A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09198297A (ja) * 1995-10-03 1997-07-31 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 拡張属性サポートを有する分散ファイル・システム・トランスレータ
JP2001307035A (ja) * 2000-04-24 2001-11-02 Sony Corp 記録再生装置
JP2002506248A (ja) * 1998-03-03 2002-02-26 ネットワーク・アプライアンス・インコーポレイテッド マルチプロトコル・ファイルサーバにおけるファイル・アクセス制御
JP2002524793A (ja) * 1998-09-08 2002-08-06 メタフォリクス エルエルシー 仮想ファイル・サーバ
JP2003527659A (ja) * 1999-08-05 2003-09-16 オラクル コーポレーション インターネットファイルシステム
US6988101B2 (en) 2001-05-31 2006-01-17 International Business Machines Corporation Method, system, and computer program product for providing an extensible file system for accessing a foreign file system from a local data processing system
JP2006252085A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Hitachi Ltd ユーザ識別情報を変換するファイルサーバ
JP2006523882A (ja) 2003-04-14 2006-10-19 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ユニバーサルなドライブ装置のためのフォーマットマッピング方式
JP2007164512A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Sharp Corp 情報共有システム、情報機器、情報共有方法、および、情報共有プログラム
JPWO2006085657A1 (ja) * 2005-02-14 2008-06-26 セイコーエプソン株式会社 外部記録媒体書き込み装置を用いたデータ管理方法およびデータ管理システム
JP2009054162A (ja) * 2000-05-29 2009-03-12 Sony Corp 情報処理装置および情報表示方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01197859A (ja) * 1988-01-28 1989-08-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 分散式監視サブシステム
JPH0662020A (ja) * 1992-08-06 1994-03-04 Hitachi Ltd コンピュータネットワーク構築方式および変更方式
JPH06139129A (ja) * 1992-10-30 1994-05-20 Hitachi Ltd 情報処理システム
JPH06214839A (ja) * 1993-01-20 1994-08-05 Hitachi Ltd ファイル管理方式

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01197859A (ja) * 1988-01-28 1989-08-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 分散式監視サブシステム
JPH0662020A (ja) * 1992-08-06 1994-03-04 Hitachi Ltd コンピュータネットワーク構築方式および変更方式
JPH06139129A (ja) * 1992-10-30 1994-05-20 Hitachi Ltd 情報処理システム
JPH06214839A (ja) * 1993-01-20 1994-08-05 Hitachi Ltd ファイル管理方式

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09198297A (ja) * 1995-10-03 1997-07-31 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 拡張属性サポートを有する分散ファイル・システム・トランスレータ
JP2002506248A (ja) * 1998-03-03 2002-02-26 ネットワーク・アプライアンス・インコーポレイテッド マルチプロトコル・ファイルサーバにおけるファイル・アクセス制御
JP2002524793A (ja) * 1998-09-08 2002-08-06 メタフォリクス エルエルシー 仮想ファイル・サーバ
JP2003527659A (ja) * 1999-08-05 2003-09-16 オラクル コーポレーション インターネットファイルシステム
JP2001307035A (ja) * 2000-04-24 2001-11-02 Sony Corp 記録再生装置
US7891010B2 (en) 2000-05-29 2011-02-15 Sony Corporation Information providing apparatus and information providing method
JP2009054162A (ja) * 2000-05-29 2009-03-12 Sony Corp 情報処理装置および情報表示方法
US6988101B2 (en) 2001-05-31 2006-01-17 International Business Machines Corporation Method, system, and computer program product for providing an extensible file system for accessing a foreign file system from a local data processing system
JP2006523882A (ja) 2003-04-14 2006-10-19 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ユニバーサルなドライブ装置のためのフォーマットマッピング方式
JPWO2006085657A1 (ja) * 2005-02-14 2008-06-26 セイコーエプソン株式会社 外部記録媒体書き込み装置を用いたデータ管理方法およびデータ管理システム
JP2011060319A (ja) * 2005-02-14 2011-03-24 Seiko Epson Corp 外部記録媒体書き込み装置を用いたデータ管理方法およびデータ管理システム
JP4665963B2 (ja) * 2005-02-14 2011-04-06 セイコーエプソン株式会社 外部記録媒体書き込み装置を用いたデータ管理方法およびデータ管理システム
JP2006252085A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Hitachi Ltd ユーザ識別情報を変換するファイルサーバ
US8370910B2 (en) 2005-03-10 2013-02-05 Hitachi, Ltd. File server for translating user identifier
JP2007164512A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Sharp Corp 情報共有システム、情報機器、情報共有方法、および、情報共有プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5864853A (en) Portable file system operable under various computer environments
US5968131A (en) System and method for securely synchronizing multiple copies of a workspace element in a network
US7136903B1 (en) Internet-based shared file service with native PC client access and semantics and distributed access control
US7424586B2 (en) Data processing method with restricted data arrangement, storage area management method, and data processing system
US20060107062A1 (en) Portable personal mass storage medium and information system with secure access to a user space via a network
US20020029348A1 (en) Smart card security information configuration and recovery system
CN103595730A (zh) 一种密文云存储方法和系统
JPH04310188A (ja) 文書/画像ライブラリのためのライブラリサービス方法
KR20000035005A (ko) 서버에서 고객으로의 애플리케이션 및 데이터베이스 분배 방법 및 시스템과 그를 이용하는 컴퓨터 프로그램 장치
JPH10228402A (ja) 文書共有管理方法
CN101568919A (zh) 具有分布式存储的联网计算机系统中的单个数据视图
CN105516059B (zh) 一种资源访问控制方法和装置
JP2000207266A (ja) レプリカシステムおよびレプリカ方法
JP2003280990A (ja) 文書処理装置及び文書を管理するためのコンピュータプログラム
JP2001022702A (ja) 認証制御装置、認証制御システムおよび認証制御方法並びに記録媒体
WO2000063801A1 (en) Managed remote virtual mass storage for client data terminal
US20020194165A1 (en) System and method for address book customization for shared emessaging
JP2002007409A (ja) 識別子管理システムおよびそのアクセス管理方法ならびに記憶媒体
JP2000311083A (ja) 携帯端末装置、データ配布装置、データアクセス方法、及びデータアクセスシステム
JP3382881B2 (ja) データアクセス制御装置
GB2445053A (en) Controlling server access to client data by filtering transferred data
KR100692790B1 (ko) 사용자별 맞춤정보를 위한 데이터 저장 서비스 장치 및 그방법
US20060039557A1 (en) Data processing method, its program,and its device
CA2305280C (en) System and method for interaction between a desktop computer and multiple mobile devices
JP3703708B2 (ja) 共同利用コンピュータ利用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040416

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041207