JPH08138077A - 投影像の作成方法およびそのための装置 - Google Patents
投影像の作成方法およびそのための装置Info
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- JPH08138077A JPH08138077A JP6272141A JP27214194A JPH08138077A JP H08138077 A JPH08138077 A JP H08138077A JP 6272141 A JP6272141 A JP 6272141A JP 27214194 A JP27214194 A JP 27214194A JP H08138077 A JPH08138077 A JP H08138077A
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Abstract
成する投影像作成法に広く応用可能であり、かつ、高速
に複数の投影像を作成可能な投影像の作成方法およびそ
のための装置を提供すること。 【構成】 ボクセルから成る3次元データを視線の方向
に順次探索し、探索したボクセルを投影面に投影して投
影像を作成する投影像の作成方法において、探索したボ
クセルを2つ以上の投影面に同時に投影することを特徴
とする投影像の作成方法、および、上記データを格納す
るための3次元メモリと、視点入力部と、投影像を格納
する1つ以上の投影像メモリと、前記視点を基に2つ以
上の投影像を同時に格納するために前記各投影像メモリ
を参照する2つ以上のアドレスを発生するアドレス発生
部を有し、視線の方向にボクセル情報を順次探索し、前
記各投影像メモリ内の2つ以上のアドレスに同時に格納
する手段を有することを特徴とする投影像作成装置。
Description
ボクセル(voxel)から成る3次元データを、所望の視点
に対し視線方向にボクセルを順次探索して投影像を多方
向に作成する投影像の作成方法およびそのための装置に
関する。
ジング(MRI)装置などを用いて断層像を複数枚撮像
し、ボクセルから成る3次元データを収集することが可
能となってきた。また、これらを3次元表示することで
診断にも利用されつつある。3次元表示の一つに、3次
元データを任意方向から見る投影面を設定し、この投影
面上に投影像を作成し表示する方法がある。この場合、
投影像は、所望する視点の投影面の1点から、ボクセル
から成る3次元データを視線方向に探索し、投影面の1
画素を決定する探索処理を全投影面について行い、作成
する。上述の探索処理としては、例えば、各視線ごとに
投影面から3次元データ内の物体の表面までの距離値を
求めるものがあり、投影面に距離値を格納したデプスマ
ップを作成し、これを基に濃淡付けを行って投影像を作
成し表示することで、物体表面の形状がわかるようにな
る。また、探索処理として、視線上にならぶ画素の総和
を求めるものがあり、投影面に視線ごとの画素の総和を
格納した投影像(積算投影像)を表示することで、X線の
透過像のように1投影像から3次元データ全体を概観で
きる。このように、投影像を視点を変えて作成して、様
々な方向から観察することで、精度の良い診断が可能と
なる。なお、これらに関しては、例えば、望月剛他によ
る:超音波三次元イメージング(第31回日本ME学会W
S-5-3,p.172(1992))の記載が参考になる。
に積算表示での探索は、設定した投影面から3次元デー
タを含む空間すべてについて行う必要があり、1投影像
を作成するのに時間がかかるという問題があった。従
来、投影像を高速に作成する方法として、投影面からの
各視線の探索範囲を3次元データ域内だけに限定する方
法があり、例えば、特開平4-70984号公報に開示されて
いる再投影画像生成装置を挙げることができる。この装
置では、各視線について、探索開始点と探索終了点を予
めテーブル化しておき、これを参照することで、1投影
像の作成時間を短縮しようとしている。しかし、この方
法では、所望するすべての視点の各視線ごとにテーブル
を作成する必要があり、テーブル作成に時間がかかり、
かつ、テーブル用に多くのメモリを必要とするという問
題があり、対話的に視点を変えて、リアルタイムに表示
を行うことは困難である。これに対しては、所望するす
べての視点に対応する複数の投影像を予め作成してお
き、これを表示するという方法が提案されている。これ
により、例えば、連続する視点の投影像を作成し、連続
表示して回転表示することで3次元構造をより正確に把
握することが可能になる。なお、上述の回転表示に関し
ては、例えば、特開平5-228145号公報に開示されてい
る「超音波診断装置」の記載を参考にすることができる。
の異なる複数の投影像を作成するには、視点を変えるご
とに、ボクセルを探索する必要があり、膨大な時間がか
かる。従って、ボクセルの探索処理を最適化し、投影像
の作成時間を短縮することが望ましい。本発明は上記事
情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
従来の技術における上述の如き問題を解消し、視線の方
向にボクセルを探索して投影像を作成する投影像作成法
に広く応用可能であり、かつ、高速に複数の投影像を作
成可能な投影像の作成方法およびそのための装置を提供
することにある。
クセルから成る3次元データを視線の方向に順次探索
し、探索したボクセルを投影面に投影して投影像を作成
する投影像の作成方法において、探索したボクセルを2
つ以上の投影面に同時に投影することを特徴とする投影
像の作成方法、および、ボクセルから成る3次元データ
を格納するための3次元メモリと、視点を入力する視点
入力部と、投影像を格納する1つ以上の投影像メモリ
と、前記視点を基に2つ以上の投影像を同時に格納する
ために前記各投影像メモリを参照する2つ以上のアドレ
スを発生するアドレス発生部を有し、視線の方向にボク
セル情報を順次探索し、前記各投影像メモリ内の2つ以
上のアドレスに同時に格納する手段を有することを特徴
とする投影像作成装置によって達成される。
の装置においては、ボクセルから成る3次元データを視
線の方向に順次探索し、探索したボクセルを2つ以上の
投影面に同時投影することで複数の投影像を同時に作成
でき、従って、ボクセルの探索の回数を削減して、高速
に複数の投影像を作成できるようになる。また、回転表
示用の投影像を作成する際、所望の回転軸を一巡する連
続した視点の複数の投影像を作成する。このとき、1視
点に対し複数の投影像を同時に作成することで、高速に
回転表示用投影像を作成できるようになる。
に説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る投影
像の作成システムを説明するための図である。本実施例
に係る投影像の作成システムは、3次元データ入力手段
1,視点設定手段2,投影面設定手段3,多方向投影像
同時作成手段4、および、表示制御手段5,表示手段
6,3次元メモリ7および投影面メモリ8の各手段から
成っている。なお、3次元データは、例えば、超音波診
断装置や磁気共鳴イメージング装置(MRI)などにより
撮像された、複数枚の断層像である。本実施例に係るシ
ステムでは、まず、3次元データ入力手段1により3次
元データを入力し、3次元メモリ7に格納する。次に、
視点設定手段2により2つ以上の視点を決定し、投影面
設定手段3により、視点ごとの投影面の設定と、投影面
メモリ8内での投影面の枚数分のメモリの設定を行う。
更に、多方向投影像作成手段4により、所望の視点の投
影面から3次元データを視線の方向に順次探索し、探索
したボクセルを、上で設定した2つ以上の投影面に同時
投影し、複数の投影像を同時に作成する。作成した投影
像は、投影面メモリ8に格納して、表示制御手段5によ
り制御され、表示手段6に表示される。
投影像同時作成手段4を説明する図である。所望する視
点の投影面から、3次元メモリ7に格納されたボクセル
から成る3次元データ9を探索し、例えば、第1の投影
面10から矢印12で示される方向に探索したボクセル
q1,q2を、第1投影面10のq11,q12と第2
投影面11のq21,q22に同時に投影し、2つの投
影像を作成する。投影するボクセルの情報としては、濃
淡情報,投影面から探索したボクセルまでの距離情報等
がある。ここで、ボクセル情報の投影面への格納は、例
えば、投影するボクセルを投影面上で順次加算して行
い、積算像を作成する。また、ボクセル情報の投影面へ
の格納は、投影面までの距離値を投影面上で比較して最
も近い距離値とし、デプスマップを作成しても良い。例
えば、投影面10から見てq01,q02の距離値を比
較して、手前にあるq1を投影面10に格納する。そし
て、前記デプスマップを基に濃淡付けを行えば、物体表
面像を作成することができる。
の濃度値および投影面からの距離値の2つを投影面に格
納することとし、投影面に最も近い距離値を格納してデ
プスマップを作成し、同時に該距離値に対応する濃度値
を格納しても良い。作成したデプスマップの距離値と濃
度値より、距離値と濃度値を加味した表面像を表示する
ことができる。また、投影するボクセル情報として、濃
度値の最大値を格納することとし、濃度値を投影面上で
比較し、最大値を投影面に格納して、最大値投影像を作
成することも可能である。また、投影するボクセル情報
として、濃度値の最小値を格納することとし、濃度値を
投影面上で比較し、最小値を投影面に格納して、最小値
投影像を作成することも可能である。更に、投影するボ
クセル情報として、濃度値の最大値および最小値を格納
することとし、濃度値を投影面上で比較して最大値およ
び最小値の2つを投影面に格納して、最大値投影像と最
小値投影像を同時に作成しても良い。また、投影する3
次元データの一部に注目する領域、例えば、直方体の領
域を設定し、注目する領域のみ投影の処理をしてもよ
い。
手段4により、ボクセルから成る3次元データを、所望
の視点の投影面からボクセルを探索し、2枚以上の投影
面にボクセルを同時投影することが可能になる。従っ
て、複数の投影像を同時に作成でき、複数の投影像を高
速に作成できるという著しい効果がある。次に、本発明
の第2の実施例を図面を用いて説明する。図3は、本実
施例に係る回転表示システムを説明するための図であ
る。まず、3次元データ入力手段13により、3次元デ
ータを3次元メモリ20に格納する。このとき、データ
のサイズ等の情報は、回転軸設定手段14に渡され、3
次元データ内部に回転軸を設定する。次に、回転軸を一
巡する連続した視点を、連続視点設定手段15により設
定し、投影面設定手段16により、各視点に対応する投
影面と、回転表示用画像メモリ21内に投影面の枚数分
のメモリを設定する。更に、多方向投影像同時作成手段
17により回転表示用の投影像を作成して、回転表示用
画像メモリ21に格納し、回転表示制御手段18により
制御して、表示手段19により回転表示を行う。ここ
で、投影する3次元データの一部に注目する領域、例え
ば、直方体の領域を設定し、注目する領域のみ投影の処
理をしてもよい。
を用いて説明する。回転軸設定手段14において、前記
3次元データ9の内部に回転軸22を設定する。連続視
点設定手段15により回転軸22を一巡する連続した視
点Vp0〜Vpnを設定し、投影面設定手段16により
視点ごとに投影面P0〜Pnを設定する。図5は、これ
を上から見た図である。ここで、P0の投影像を作成す
る際に、P0からボクセルから成る3次元データを探索
し、探索したボクセルをP0,P4に同時投影すること
で、2投影像を同時に作成できる。回転表示用画像の作
成アルゴリズムを、フローチャート(図6)を用いて説明
する。なお、ここでは、例として、図5に示した8枚の
投影像を作成することとする。 <ステップ001>3次元データを探索する投影面を決
める開始視点と投影面の枚数を設定する。ここでは、開
始視点をVp0、投影面の枚数を8枚とする。
P0〜P7の投影面を設定し、回転表示用画像メモリ2
1内に投影面の枚数8枚分のメモリを確保する。 <ステップ003>探索中のボクセルの位置を表わすポ
インタqと、ポインタqのボクセルの情報の各投影面へ
の格納位置を指定するポインタを、それぞれ、q01,
q02とする。視点Vp0の投影面P0からボクセルを
順次探索し、ポインタqを更新しつつ、ボクセルの情報
をポインタq01,q02に格納して、P0,P4の2
投影像を作成する。 <ステップ004>視点を変更する。例えば、Vp0を
Vp1に変更する。 <ステップ005>全投影面の作成が終了していれば処
理を終了し、終了していなければ、ステップ003,ス
テップ004を繰り返す。4回のループによって、視点
Vp0によりP0,P4が、視点Vp1によりP1,P
5が、視点Vp2によりP2,P6が、視点Vp3によ
りP3,P7が、それぞれ、作成される。
03のアルゴリズムの詳細を、図7のフローチャートを
基に説明する。 <ステップ101>3次元データ内で探索しているボク
セルの位置を表わすポインタqと、探索したボクセルの
情報を格納する各投影面上の位置を表わすポインタq0
1,q02の初期設定を行う。 <ステップ102>各投影面上の探索したボクセルの情
報の格納位置を指定するポインタq01,q02に、ポ
インタqのボクセルの情報を格納する。 <ステップ103>ポインタqを更新する。 <ステップ104>ポインタqが3次元データ内部かど
うかの判定を行い、内部であるときはステップ102,
ステップ103を繰り返す。 <ステップ105>ポインタq,q01,q02を更新
する。
のボクセルの投影が終了したかどうかを判定し、終了の
場合は本処理を終え、未終了の場合は、ステップ102
以下を繰り返す。本実施例においては、所望の回転軸を
一巡する連続した視点の投影像を作成する際に、1視点
に対し2枚の投影像を同時に作成するようにした。従っ
て、回転表示用投影像の作成時間を短縮でき、回転表示
用投影像を高速に作成できるという著しい効果がある。
ところで、投影処理のアルゴリズムを種々選択すること
で、様々な投影像を作成することが可能である。以下
に、その例を示す。第1の投影処理のアルゴリズムの例
の詳細を、図8のフローチャートを基に説明する。 <ステップ201>図5のq01に格納されている濃度
値に、qの濃度値を加算する。 <ステップ202>同、q02に格納されている濃度値
に、qの濃度値を加算する。
示用の各視線の濃度値の総和を格納した積算投影像を作
成することができる。次に、第2の投影処理のアルゴリ
ズムの例の詳細を、図9のフローチャートを基に説明す
る。 <ステップ301>図5のq01に既に格納されている
投影面からの距離値と、qの投影面からの距離値を比較
し、qの距離値の方が小さい場合のみ、次のステップ3
02を実行する。 <ステップ302>q01に、qの距離値を格納する。 <ステップ303>q02に既に格納されている投影面
からの距離値と、qの投影面からの距離値とを比較し、
qの距離値の方が小さい場合のみ、ステップ304を実
行する。 <ステップ304>q02に、qの距離値を格納する。
面ごとのデプスマップを作成することができる。また、
デプスマップを基に陰影付けを行うことで、回転表示用
の表面像を作成することができる。次に、第3の投影処
理のアルゴリズムの例の詳細を、図10のフローチャー
トを基に説明する。ここで、ポインタq01,q02
は、それぞれ、濃度値と投影面からの距離値を格納する
2つのアドレスを参照するポインタq01(0),q01
(1)とq02(0),q02(1)を持つものとする。 <ステップ401>q01(0)に既に格納されている投
影面からの距離値と、qの投影面からの距離値とを比較
し、qの距離値の方が小さい場合のみ、ステップ402
およびステップ403を実行する。 <ステップ402>q01(0)に、qの距離値を格納す
る。 <ステップ403>q01(1)に、qの濃度値を格納す
る。
されている投影面からの距離値と、qの投影面からの距
離値とを比較し、qの距離値の方が小さい場合のみ、ス
テップ405およびステップ406を実行する。 <ステップ405>q02(0)に、qの距離値を格納す
る。 <ステップ406>q02(1)に、qの濃度値を格納す
る。以上の如き投影処理を行うことで、各投影面ごとの
デプスマップと表面濃度データを作成することができ
る。また、デプスマップを基に陰影付けを行い、表面像
と表面での濃度値の2つの情報の回転表示を行うことが
できる。また、表面像と表面での濃度値の相関、例え
ば、平均等を取って回転表示しても良い。次に、第4の
投影処理のアルゴリズムの例の詳細を、図11のフロー
チャートを基に説明する。
ている濃度値とqの濃度値とを比較し、qの濃度値の方
が大きい場合のみ、ステップ502を実行する。 <ステップ502>q01に、qの濃度値を格納する。 <ステップ503>q02に既に格納されている濃度値
とqの濃度値とを比較し、qの濃度値の方が大きい場合
のみ、ステップ504を実行する。 <ステップ504>q02に、qの濃度値を格納する。
以上の如き投影処理を行うことで、各視線の最大濃度値
を格納した最大値投影像を作成し、回転表示することが
できる。次に、第5の投影処理のアルゴリズムの例の詳
細を、図12のフローチャートを基に説明する。
ている濃度値とqの濃度値とを比較し、qの濃度値の方
が小さい場合のみ、ステップ602を実行する。 <ステップ602>q02に、qの濃度値を格納する。 <ステップ603>q02に既に格納されている濃度値
とqの濃度値とを比較し、qの濃度値の方が小さい場合
のみ、ステップ604を実行する。 <ステップ604>q01に、qの濃度値を格納する。
以上の如き投影処理を行うことで、各視線の最小濃度値
を格納した最小値投影像を作成し、回転表示することが
できる。次に、第6の投影処理のアルゴリズムの例の詳
細を、図13のフローチャートを基に説明する。ここ
で、ポインタq01,q02は、それぞれ、濃度値の最
大値と最小値を格納する2つのアドレスを参照するポイ
ンタ、q01(0),q01(1)とq02(0),q02
(1)を持つものとする。
されている濃度値とqの濃度値とを比較し、qの濃度値
の方が大きい場合のみ、ステップ702を実行する。 <ステップ702>q01(0)に、qの濃度値を格納す
る。 <ステップ703>q01(1)に既に格納されている濃
度値とqの濃度値とを比較し、qの濃度値の方が小さい
場合のみ、ステップ704を実行する。 <ステップ704>q01(1)に、qの濃度値を格納す
る。 <ステップ705>q02(0)に既に格納されている濃
度値とqの濃度値とを比較し、qの濃度値の方が大きい
場合のみ、ステップ706を実行する。 <ステップ706>q02(0)に、qの濃度値を格納す
る。
されている濃度値とqの濃度値とを比較し、qの濃度値
の方が小さい場合のみ、ステップ708を実行する。 <ステップ708>q02(1)に、qの濃度値を格納す
る。以上の如き投影処理を行うことで、各視線の最大濃
度値を格納した最大値投影像と最小濃度値を格納した最
小値投影像を作成し、回転表示することができる。ま
た、最大値と最小値の和をとった合成像を作成し、回転
表示しても良い。また、これらの投影処理を組み合わせ
ても良い。上記各変形例によれば、所望の回転軸を一巡
する連続した視点の投影像を作成する際に、一視点に対
し2枚の投影像を同時に作成することができる。従っ
て、回転表示用投影像の作成時間を短縮でき、回転表示
用投影像を高速に作成できるという著しい効果がある。
に説明する。前述の、第2の実施例では、多方向投影像
同時作成ステップ003において、所望する視点の視線
上で3次元データを挟んで対向する2つの投影像を作成
することで、回転表示用の複数の投影像の作成時間を短
縮したが、本実施例では、図14に示す如く、前記視線
に直交する第2の視線上で3次元データを挟んで直交す
る2投影像を加えた4投影像、例えばP0,P2,P
4,P6を同時に作成する。回転表示像の作成の手法
は、多方向投影像同時作成手段を除いて第2の実施例と
同じである。多方向投影像同時作成のアルゴリズムの詳
細を図15のフローチャートを基に説明する。 <ステップ801>3次元データ内で探索しているボク
セルの位置を表わすポインタqと、探索したボクセルの
情報を格納する各投影面上の位置を表わすポインタq0
1〜q04の初期設定を行う。
ボクセルの情報の格納位置を指定するポインタq01〜
q04に、ポインタqのボクセルの情報を格納する。 <ステップ803>ポインタq02,q04,qを更新
する。 <ステップ804>ポインタqが3次元データ内部かど
うかの判定を行い、内部であるときはステップ802,
ステップ803を繰り返す。 <ステップ805>ポインタq,q01〜q04を更新
する。 <ステップ806>3次元データのすべてのボクセルの
投影が終了したかどうか判定し、終了の場合は本処理を
終え、未終了の場合は、ステップ802以下を繰り返
す。ここで、投影する3次元データの一部に注目する領
域、例えば、直方体の領域を設定し、注目する領域のみ
投影の処理をしてもよい。
する連続した視点の投影像を作成する際に、1視点に対
し4枚の投影像を同時に作成するようにした。従って、
回転表示用投影像の作成時間を短縮でき、回転表示用投
影像を高速に作成できるという著しい効果がある。次
に、本発明の第4の実施例を、図面を用いて説明する。
前述の、第2の実施例および第3の実施例では、回転軸
に垂直な方向の視点の投影像を作成し、これを回転表示
することで真横から見た回転の様子を観察するシステム
を示した。ここでは、真横に加え、斜め上および斜め下
から見た回転表示を実現するシステムを示す。回転表示
用の投影像は、第2の実施例と同じアルゴリズムを用い
て作成する。図16は、投影像作成の様子を示すもので
ある。ここでは、視点Vp10の投影面上に投影像を作
成する際に、多方向投影像同時作成手段によりVp24
の視点の投影面上の投影像をも、同時に作成している。
図17は、本システムの画面構成の一例である。斜め上
から見た回転像23,真横から見た回転像24,斜め下
から見た回転像25と回転速度等を設定する操作手段2
6から成る。
目する領域、例えば、直方体の領域を設定し、注目する
領域のみ投影の処理をしてもよい。また、各回転像は必
要に応じて表示、非表示を選択可能としても良い。ま
た、斜め上から見た回転像23,真横から見た回転像2
4,斜め下から見た回転像25を同期させて表示させて
も良い。本実施例においては、所望の回転軸を斜め上方
および斜め下方から見る、一巡する連続した視点の投影
像を作成する際に、一視点に対し2枚の投影像を同時に
作成するようにした。従って、回転表示用投影像の作成
時間を短縮でき、回転表示用投影像を高速に作成できる
という著しい効果がある。また、真横に加えて斜めから
見た回転像を同時に見られ、より立体的に画像を観察で
き、立体構造を把握できるという著しい効果がある。次
に、本発明の第5の実施例を、図18を用いて説明す
る。本実施例は、1つの投影面、例えば、投影面27か
ら3次元データ9のボクセルを順次探索して、探索した
ボクセルを6方向の投影面に同時投影することで、所望
の視点から見た正面像27,背面像28,右側面像2
9,左側面像30,上面像31,下面像32の6方向か
ら見た投影像を作成し、表示するシステムである。
ある。図示しない視点入力手段により視点を決定し、立
体画像33と多方向画像表示領域34に所望とする視点
の前記6方向から見た投影像を表示する。ここで、前記
立体画像としては対象とする物体、例えば、血管等の表
面像,データの格納されている直方体領域の枠をワイヤ
ーフレームで表示した物等が考えられる。また、前述
の、6方向から見た投影像の視点と、立体画像の視点と
を一致させても良い。この場合、立体画像が前記正面像
27と一致し、これを基に背面像28,右側面像29,
左側面像30,上面像31,下面像32が作成される。
また、前記視点の入力手段としては、キーボードからの
キー入力やダイヤルを用いて、視点を決定しても良い。
また、1992年の電子情報通信学会春季大会7-203の文献
に記載されているように、マウス等の移動量を基に視点
を変えて立体像をリアルタイムで表示して、視点を決定
しても良い。また、多方向画像表示領域34に表示する
投影像は、任意にレイアウト、選択表示可能としても良
い。
する領域、例えば、直方体の領域を設定し、注目する領
域のみ投影の処理をしてもよい。本実施例によれば、ボ
クセルから成る3次元データに対し、所望の視点の投影
面からボクセルを探索し、探索したボクセルを6方向の
投影面に同時投影でき、所望とする視点の投影像を正面
像27として、背面像28,右側面像29,左側面像3
0,上面像31,下面像32の6方向の投影像を、同時
に、かつ、高速に作成できるという著しい効果がある。
また、所望する視点の投影面を基準に、3次元データを
6方向から観察でき、立体的構造の把握を容易できると
いう著しい効果がある。次に、本発明の第6の実施例を
図面を基に説明する。図20は、本発明に係る投影像作
成装置の具体的構成を示すブロック図である。本装置
は、システムを制御する制御部35,視点入力部36,
3次元メモリ内のボクセル情報を探索するアドレスを発
生するアドレス発生部37,3次元メモリ38,探索し
たボクセル情報を処理するボクセル情報処理部39,1
つまたは複数の投影像メモリ40,該投影像メモリ40
を制御する投影像メモリ制御部41,投影像メモリ間の
演算を行う投影像演算部42,表示する投影像を格納す
るフレームメモリ43,投影像を表示する表示部44か
ら成っている。
や磁気共鳴イメージング(MRI)装置などにより撮像さ
れた、複数枚の断層像である。本実施例に係る投影像作
成装置の動作を、以下、説明する。まず、視点入力部3
6により2つ以上の視点を入力しする。次に、アドレス
発生部37により発生したアドレスを基に、3次元メモ
リ38内に格納されたボクセル情報を探索し、ボクセル
情報処理部39により、探索したボクセルに必要な処理
を行う。更に、投影像メモリ制御部41により、1つま
たは複数の投影像メモリ40に対し、投影像メモリ40
ごとのアドレス発生部から発生した入力視点に対応する
2つ以上のアドレスに、処理したボクセルを同時に格納
し、前記投影像メモリ40ごとに複数の投影像を同時に
作成する。作成した投影像は、投影像演算部42により
処理され、フレームメモリ43に転送した後、表示部4
4に表示する。ここで、ボクセル情報処理部39により
処理されて、各投影像メモリ40に格納される情報は、
前述の如く、投影面からの距離値,各視線ごとの積算
値,各視線の濃度の最大または最小値等である。
する領域、例えば、直方体の領域を設定し、注目する領
域のみを投影する処理をしてもよい。本実施例において
は、ボクセルから成る3次元データに対し、所望の視点
の投影面からボクセルを探索し、探索したボクセルを処
理して、複数の投影像メモリ内の2枚以上の投影面に同
時投影するようにした。従って、デプスマップ,積算投
影等の数種類の画像の複数投影像を、同時に、かつ、高
速に作成できるという著しい効果がある。なお、上記各
実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本
発明はこれらに限定されるべきものではないことは言う
までもないことである。
れば、視線の方向にボクセルを探索して投影像を作成す
る投影像作成法に広く応用可能であり、かつ、高速に複
数の投影像を作成可能な投影像の作成方法およびそのた
めの装置を実現できるという顕著な効果を奏するもので
ある。より具体的には、下記の如き効果を得ることがで
きる。 (1)多方向投影像同時作成手段により、ボクセルから成
る3次元データを所望の視点の投影面からボクセルを探
索し、2枚以上の投影面にボクセルを同時投影するよう
にしたので、複数の投影像を同時に作成でき、複数の投
影像を高速に作成することができる。 (2)所望の回転軸を一巡する連続した視点の投影像を作
成する際に、一視点に対して2枚の投影像を同時に作成
するようにしたので、回転表示用投影像の作成時間を短
縮でき、回転表示用投影像を高速に作成することができ
る。更に、所望の回転軸を一巡する連続した視点の投影
像を作成する際に、一視点に対して4枚の投影像を同時
に作成するようにした場合には、回転表示用投影像の作
成時間を短縮でき、回転表示用投影像を高速に作成する
ことができる。 (3)所望の回転軸を斜め上方および斜め下方から見る、
一巡する連続した視点の投影像を作成する際に、一視点
に対して2枚の投影像を同時に作成するようにした場合
には、回転表示用投影像の作成時間を短縮でき、回転表
示用投影像を高速に作成することができる。また、真横
に加えて斜めより見た回転像を同時に見られるので、よ
り立体的に画像を観察でき、立体構造を把握できるとい
う著しい効果がある。 (4)ボクセルから成る3次元データに対し、所望の視点
の投影面からボクセルを探索して、探索したボクセルを
6方向の投影面に同時投影するようにした場合には、所
望する視点の投影像を正面像27として、背面像28,
右側面像29,左側面像30,上面像31,下面像32
の6方向の投影像を同時に、かつ、高速に作成できると
いう著しい効果がある。また、所望する視点の投影面を
基準に、3次元データを6方向から観察でき、立体的構
造を容易に把握できるという著しい効果がある。また、
ボクセルから成る3次元データに対し、所望の視点の投
影面からボクセルを探索し、探索したボクセルを処理し
て複数の投影像メモリ内の2枚以上の投影面に同時投影
するようにした場合には、デプスマップ,積算投影像等
の数種類の画像の複数投影像を、同時に、かつ、高速に
作成できるという著しい効果がある。
説明するブロック図である。
明する図である。
るブロック図である。
子を説明する図である。
真上から見た図である。
リズムを説明するフローチャートである。
リズムを説明するフローチャートである。
ズムを説明するフローチャートである。
ズムを説明するフローチャートである。
リズムを説明するフローチャートである。
リズムを説明するフローチャートである。
リズムを説明するフローチャートである。
リズムを説明するフローチャートである。
を真上から見た図である。
ゴリズムを説明するフローチャートである。
である。
である。
Claims (11)
- 【請求項1】 ボクセルから成る3次元データを視線の
方向に順次探索し、探索したボクセルを投影面に投影し
て投影像を作成する投影像の作成方法において、探索し
たボクセルを2つ以上の投影面に同時に投影することを
特徴とする投影像の作成方法。 - 【請求項2】 前述の探索したボクセルを2つ以上の投
影面に同時に投影する際には、前記視線上で3次元デー
タを挟んで対向する第1の投影像と第2の投影像とを同
時に作成することを特徴とする請求項1記載の投影像の
作成方法。 - 【請求項3】 前述の探索したボクセルを2つ以上の投
影面に同時に投影する際には、前記第1の投影像および
第2の投影像と、前記視線に直交する第2の視線上で3
次元データを挟んで対向する第3の投影像および第4の
投影像との、合わせて4つの投影像を同時に作成するこ
とを特徴とする請求項2記載の投影像の作成方法。 - 【請求項4】 前述の探索したボクセルを2つ以上の投
影面に同時に投影する際には、前記第1の投影像,第2
の投影像および第3の投影像、第4の投影像と、前述の
2つの視線の両方に直交する第3の視線上で3次元デー
タを挟んで対向する第5の投影像および第6投影像の、
合わせて6つの投影像を同時に作成することを特徴とす
る請求項3記載の投影像の作成方法。 - 【請求項5】 前述の探索したボクセルを2つ以上の投
影面に同時に投影する際には、投影するボクセルの濃度
値を投影面上で順次加算することを特徴とする請求項1
記載の投影像の作成方法。 - 【請求項6】 前述の探索したボクセルを2つ以上の投
影面に同時に投影する際には、投影するボクセルの投影
面からの距離値を投影面上で比較して、最も近いボクセ
ルの距離値を前記投影面上に格納することを特徴とする
請求項1記載の投影像の作成方法。 - 【請求項7】 前述の探索したボクセルを2つ以上の投
影面に同時に投影する際には、投影するボクセルの濃度
値および投影面からの距離値の2つを格納する投影面を
有し、前記距離値を前記投影面上で比較して、最も近い
ボクセルの距離値と濃度値を前記投影面上に格納するこ
とを特徴とする請求項1記載の投影像の作成方法。 - 【請求項8】 前述の探索したボクセルを2つ以上の投
影面に同時に投影する際には、投影するボクセルの濃度
値を投影面上で比較して、その最大値を前記投影面上に
格納することを特徴とする請求項1記載の投影像の作成
方法。 - 【請求項9】 前述の探索したボクセルを2つ以上の投
影面に同時に投影する際には、投影するボクセルの濃度
値を投影面上で比較して、その最小値を前記投影面上に
格納することを特徴とする請求項1記載の投影像の作成
方法。 - 【請求項10】 前述の探索したボクセルを2つ以上の
投影面に同時に投影する際には、投影するボクセルの濃
度値を投影面上で比較して、その最大値および最小値の
2つを格納する投影面を有し、前記濃度値の最大値およ
び最小値を投影面上に格納することを特徴とする請求項
1記載の投影像の作成方法。 - 【請求項11】 ボクセルから成る3次元データを格納
するための3次元メモリと、視点を入力する視点入力部
と、投影像を格納する1つ以上の投影像メモリと、前記
視点を基に2つ以上の投影像を同時に格納するために前
記各投影像メモリを参照する2つ以上のアドレスを発生
するアドレス発生部を有し、視線の方向にボクセル情報
を順次探索し、前記各投影像メモリ内の2つ以上のアド
レスに同時に格納する手段を有することを特徴とする投
影像作成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27214194A JP3480608B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 投影像の作成方法およびそのための装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27214194A JP3480608B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 投影像の作成方法およびそのための装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08138077A true JPH08138077A (ja) | 1996-05-31 |
| JP3480608B2 JP3480608B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=17509663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27214194A Expired - Lifetime JP3480608B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 投影像の作成方法およびそのための装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3480608B2 (ja) |
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- 1994-11-07 JP JP27214194A patent/JP3480608B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3480608B2 (ja) | 2003-12-22 |
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