JPH08138272A - 補助磁界取付装置 - Google Patents

補助磁界取付装置

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JPH08138272A
JPH08138272A JP27527694A JP27527694A JPH08138272A JP H08138272 A JPH08138272 A JP H08138272A JP 27527694 A JP27527694 A JP 27527694A JP 27527694 A JP27527694 A JP 27527694A JP H08138272 A JPH08138272 A JP H08138272A
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JP
Japan
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magnetic field
auxiliary magnetic
chassis
leaf spring
holding
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Application number
JP27527694A
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English (en)
Inventor
Jun Ishikawa
潤 石川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】補助磁界発生手段の取付を簡単にして部品点数
を削減する。 【構成】MOドライブ装置1においては、補助磁界発生
手段、本例では永久磁石22を保持するMGシャーシ1
1に板バネ状のクランプ部29が設けられ、これがMG
駆動板12の係止孔34に係止されることによって取り
付けられている。そして、MGシャーシ11のピン3
6,37がカートリッジ本体80に当接してMGシャー
シ11が停止した後、更にMG駆動板12が降下してク
ランプ部29が変形する。その弾性復元力によってMG
シャーシ11、したがって永久磁石22が下側に付勢さ
れると共に、カートリッジ本体80も下側に付勢されて
安定良く保持される。ここでは、板バネ状のクランプ部
29を用いるだけで永久磁石22とカートリッジ本体8
0を下側に付勢して安定よく保持できるので構成が簡単
で部品点数を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOドライブ装置など
に適用して好適な補助磁界取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MO(光磁気)ドライブ装置において
は、光学ピックアップでMOディスクに塗布されている
磁気記録材料を加熱し、キュリー温度以上になった部分
に補助磁界を加えることによって磁気記録材料の磁界の
向きを変えることにより、記録または消去が行なわれ
る。ここで、磁界変調方式によって記録を行なう場合に
は、記録する信号に対応させて補助磁界の向きを反転す
るようになっている。
【0003】一方、従来のMOディスクのカートリッジ
には、上面及び下面に開口が設けられ、下面の開口から
光学ピックアップを挿入すると共に、上面の開口から補
助磁界発生手段を挿入し、光学ピックアップと補助磁界
発生手段をMOディスクに近づけるようになっていた。
これによって、光学ピックアップから照射されるレーザ
光のスポット径を小さくすることができ、また、補助磁
界発生手段を小さくしてもMOディスクに十分な強さの
補助磁界を与えることができる。
【0004】このように、補助磁界発生手段、例えば永
久磁石や電磁石をカートリッジの開口から挿入してMO
ディスクと所定の間隔を保持するために、補助磁界発生
手段の移動停止位置は高精度で位置決めされている。そ
して、補助磁界発生手段が位置決めされた後、振動など
で位置ずれを起こさないように位置決め手段側に付勢さ
れているのが一般的である。
【0005】図17は従来のMOドライブ装置における
補助磁界取付装置を示す。MOディスクカートリッジ2
はローダ(図示せず)によって引き込まれた後降下し、
シャーシ18の位置決めピン65に当接して所定の位置
に配置され、適宜な付勢手段(図示せず)で下側に付勢
される。そして、MOディスクカートリッジ2の上面の
開口91から補助磁界発生手段、ここでは永久磁石22
が挿入される。これによって、永久磁石22がMOディ
スク81に必要な距離まで接近する。永久磁石22はM
Gシャーシ11のベアリング24によって回転自在に支
持されている。
【0006】MGシャーシ11の四隅には抜き孔100
が設けられ、これが上下移動可能なMG駆動板12の軸
101に挿入されている。軸101の上端にはつば部1
02が設けられ、このつば部102とMGシャーシ11
との間に圧縮コイルばね103が介装されている。そし
て、MG駆動板12が降下すると、MGシャーシ11の
下面がシャーシ18のピン104に当接してMGシャー
シ11が位置決めされる。この後、更に図中に2点鎖線
で示すように、MG駆動板12が所定の距離だけ降下す
る。そうすると、圧縮コイルばね103が更に圧縮さ
れ、その弾性復元力がMGシャーシ11を下側に付勢す
ることになる。これによって、MGシャーシ11、した
がって永久磁石22が所定の位置に安定良く保持され、
振動などが加わってもガタ付くのを防止でき、記録再生
処理を確実に行なうことが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の補助磁界取付装
置では、圧縮コイルばね103でMGシャーシ11を下
側に付勢するようになっていたので、これを支持するた
めの軸101が更に必要になり、部品点数が増えると共
に組立も面倒であった。また、圧縮コイルばね103は
比較的長くならざるを得ないので、装置全体を薄くする
のが困難であると共に、MGシャーシ11を簡単に取り
外すことができないので、メンテナンスや修理などをす
る場合に作業性が悪くなるという問題があった。一方、
MOディスクカートリッジ2を所定の位置に保持するた
め、付勢手段を設けなければならないから、これまた部
品点数及び組立工数が増加するという問題もあった。
【0008】そこで、本発明は、上述したような課題を
解決したものであって、部品点数を削減して薄型化が可
能になると共に、メンテナンス及び修理時の作業性が向
上し、更に簡単な構成で記録媒体を所定の位置に保持す
ることが可能な補助磁界取付装置を提案するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、光磁気記録再生装置の上下移動
可能な補助磁界発生手段を所定の位置に安定良く保持す
るための補助磁界取付装置において、補助磁界発生手段
の取付姿勢を保持する保持手段が上下移動可能に配置さ
れ、保持手段を下側に付勢する板バネが保持手段と一体
的に設けられ、保持手段を上下移動させる移動手段が設
けられ、移動手段に板バネの変形部に係止する係止手段
が設けられ、移動手段の移動距離が保持手段の移動距離
より長く設定され、保持手段の降下位置を規制する位置
規制手段が設けられ、保持手段が降下して位置規制手段
によって所定の位置に配置された後、移動手段が降下し
て係止手段によって板バネが変形され、板バネの弾性復
元力で保持手段が下側に付勢され、補助磁界発生手段が
所定の位置に安定良く保持されるようにしたことを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】図1に示すように、MOドライブ装置1におい
ては、補助磁界発生手段、本例では永久磁石22を保持
するMGシャーシ11に図3及び図4に示すような板バ
ネ状のクランプ部29が設けられ、これがMG駆動板1
2の係止孔34に係止されることによってMGシャーシ
11がMG駆動板12に取り付けられている。そして、
図14に示すように、MGシャーシ11のピン36,3
7がカートリッジ本体80に当接してMGシャーシ11
が停止した後、更にMG駆動板12が降下してクランプ
部29が変形する。その弾性復元力によってMGシャー
シ11、したがって永久磁石22が下側に付勢されると
共に、カートリッジ本体80も下側に付勢されて安定良
く保持される。ここでは、板バネ状のクランプ部29を
用いるだけで永久磁石22とMOディスクカートリッジ
2を下側に付勢して安定よく保持できるので構成が簡単
で部品点数を削減できる。
【0011】
【実施例】続いて、本発明に係る補助磁界取付装置をM
Oドライブ装置に適用した場合の一実施例について、図
面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の補助磁界取付装置を適用
したMOドライブ装置1の各部を示す斜視図である。ま
た、図2はMOドライブ装置1の各部を組み立てた状態
を示す。このMOドライブ装置1は、補助磁界発生手段
を取り付けるためのMG(マグネット)シャーシ11、
MGシャーシ11したがって補助磁界発生手段を上下移
動させるためのMG駆動板12、MOディスクカートリ
ッジ2を出し入れするための水平移動及び上下移動自在
なトレー13、MG駆動板12を上下移動させると共に
トレー13を水平移動及び上下移動させるための水平移
動自在なカム板14、MG駆動板12とトレー13とカ
ム板14との移動方向を規制するための側板15、側板
15やターンテーブル16や光学ピックアップ17など
装置全体を安定良く保持するためのシャーシ18及び制
御部やスピンドルモータなどが設けられたベース62で
構成されている。
【0013】MGシャーシ11は、図3にも示すよう
に、例えば弾性のある樹脂で形成された略矩形の取付板
19に、略90度の間隔で長方形の凹溝20が4個設け
られ、その底面に長方形の貫通孔21が設けられてい
る。そして、貫通孔21内に補助磁界発生手段としての
永久磁石22が配置され、その両側の中心軸23にベア
リング24が挿入されて、これが押え板25で凹溝20
に固定されている。さらに、永久磁石22の上側に一対
のコイル26を有する基板27が配置され、その上にバ
ックヨークとしての支持板28が配置されている。コイ
ル26に流れる電流の向きを変えることによってここで
発生する磁界の向きが変わり、この磁界に永久磁石22
の磁極が反発して永久磁石22が回転し、補助磁界の向
きが変わる。
【0014】取付板19の四隅には、図4にも示すよう
に板バネ状のクランプ部29が設けられている。このク
ランプ部29は、同図(A)に示すように取付板19の
端縁と平行な長方形状に形成され、長手方向の外側の一
端部が固定部30として残され、他の三方が切り込まれ
ている。また、同図(B)に示すように、クランプ部2
9の上部側がえぐられて薄肉になっており、クランプ部
29が板バネとして上下に弾性変形するようになってい
る。本例では、図3に示すように4個のクランプ部29
のうちMOドライブ装置1の手前側に配置される2個の
クランプ部のばね定数が、他の2個のクランプ部29の
バネ定数より大きくなっている。その理由は後述する。
【0015】図1において、MG駆動板12は薄板で矩
形に形成された枠体31を有し、その両側面の端部側に
ガイドピン32が突設されている。また、ガイドピン3
2の間には適宜な間隔で2本のスライドピン33が突設
されている。枠体31の四隅には、MGシャーシ11の
クランプ部29を係止して、更にMGシャーシ11のM
G駆動板12に対する水平方向の自由度を制限する長方
形で角部に丸孔105が設けられた係止孔34が係止手
段として設けられている。
【0016】この係止孔34は、図5(A)に示すよう
に、長手方向の内端縁35にMGシャーシ11のクラン
プ部29の先端を係止させることができるようになって
いる。すなわち、同図(B)にも示すようにMG駆動板
12の上にMGシャーシ11を載置し、クランプ部29
の先端を押し下げて係止孔34に挿入すれば、四隅のク
ランプ部29が全て係止孔34に係止されて、MGシャ
ーシ11がMG駆動板12から不用意に外れないよう
に、且つMGシャーシ11がカートリッジ2上で位置決
めが行えるように水平方向の或る程度の自由度を持って
取り付けられる。このように、本例ではクランプ部29
を係止孔34に係止させるだけでMGシャーシ11がM
G駆動板12に取り付けられているので、メンテナンス
や修理をするときに、MGシャーシ11を簡単に外すこ
とができ、作業性が向上する。
【0017】MGシャーシ11の下面には、図4及び図
6に示すように四隅に位置させて本例ではクランプ部2
9の根元付近に上下方向位置決めピン36及び水平方向
位置決めピン37が夫々2個設けられている。上下方向
位置決めピン36は円柱状であり、下端面は水平になっ
ている。また、水平方向位置決めピン37は上下方向位
置決めピン36の先端に円錐状の突起38を設けた形状
になっている。水平方向位置決めピン36はMGシャー
シ11、したがって永久磁石22の水平方向の位置出し
をするものであり、永久磁石22との位置関係が所定の
寸法誤差内に収まるように配置されている。
【0018】図1において、トレー13はMOディスク
カートリッジ2を出し入れするためのもので、一端を開
放したコ字状の枠部39を有している。枠部39の両端
には断面がコ字状の保持部40が設けられ、各保持部4
0内にMOディスクカートリッジ2のカートリッジ本体
80の側端部を挿入するこによってMOディスクカート
リッジ2が安定よく保持されると共に、内部のMOディ
スク81をシャーシ18のターンテーブル16で回転駆
動することが可能になる。保持部40の後端は連結部4
1で連結されている。さらに、トレー13にはMOディ
スクカートリッジ2のカートリッジ本体80に設けられ
た挿入穴88にバネ力で挿入されるキャッチングローラ
(図示せず)が設けられている。
【0019】図1に示すように、トレー13の両側には
カム板14が配置されている。このカム板14は図2に
示すように側板15の内側に水平移動自在に配置され
る。カム板14は、図7に示すように略長方形であり、
上端面に移動用のラック42が設けられている。下部側
にはトレー13の水平及び上下移動タイミングを規制す
るためのガイド孔43が2つ設けられている。ガイド孔
43は適宜な角度で傾斜した傾斜部47Aと、水平部4
4で構成されている。また、カム板14の上部側にはM
G駆動板12の上下移動のタイミングを規制するための
ガイド溝45が2つ設けられている。ガイド溝45はカ
ム板14の内面側に設けられていて、上水平部46と、
傾斜部47Bと、下水平部48とで構成されている。ま
た、カム板14の上部側の端部には、MG駆動板12が
上下するときにガイドピン32を避けるため矩形の切欠
き10が設けられている。MG駆動板12の上下移動を
規制するガイド溝45の傾斜部47Bの高さの方が、ト
レー13の上下移動を規制するガイド孔43の傾斜部4
7Aより高くなっており、後述のようにトレー13が下
限位置で停止した後、MG駆動板12がさらに降下する
ようになっている。また、トレー13とMG駆動板12
は同時に降下するように設定されている。カム板14の
外側面の前後端部にはピン57,58が突設されてい
る。
【0020】図1において、カム板14のガイド孔43
にはトレー13に突設されたピン49が移動自在に挿入
されている。これによってトレー13が水平に保持され
ている。また、ガイド溝45にはMG駆動板12のスラ
イドピン33が挿入され、これでMG駆動板12が水平
に保持される。カム板14のラック42にはギヤ50が
噛合されている。ギヤ50はシャフト51で連結固定さ
れている。シャフト51の片端部にはピニオン52が固
定されており、これに中間ギヤ53と駆動ギヤ54が噛
合されている。駆動ギヤ54をモータなどで回転させる
ことにより中間ギヤ53及びピニオン52を介してギヤ
50が回転し、これによってカム板14が水平移動す
る。
【0021】さて、側板15はシャーシ18の両側に立
設されている。この側板15には、カム板14の移動を
規制するため、2つの横長孔55,56が設けられてい
る。そして、図2に示すように横長孔55,56にカム
板14のピン57,58を挿入することによって、カム
板14が水平方向にだけ移動するようになる。また、側
板15にはトレー13の移動方向を規制するため、2つ
のL字孔59,60が設けられている。このL字孔5
9,60にはカム板14の外側にはみ出しているトレー
13のピン49が挿入されている。
【0022】いま、図8(A)に示すようにカム板14
が水平移動すると、トレー13のピン49がカム板14
のガイド孔43の側壁によってカム板14の移動方向に
押圧される。このとき、トレー13のピン49が側板1
5のL字孔59,60の水平部にあればピン49、した
がってトレー13が水平移動する。そして、同図(B)
に示すように、ピン49がL字孔59,60の垂直部に
さしかかると今度はピン49がガイド孔43によって下
側に押圧され、L字孔59,60の垂直部に沿って降下
する。これでトレー13内のMOディスクカートリッジ
2をシャーシ18の所定の位置にローディングして回転
駆動することができる。
【0023】さらに、側板15の上部側には2つの縦長
孔61が設けられおり、ここにMG駆動板12のガイド
ピン32が挿入される。これによってMG駆動板12、
したがって永久磁石22が上下方向にだけ移動する。す
なわち、図9(A)に示すようにMG駆動板12のスラ
イドピン33がカム板14のガイド溝45の上水平部4
6にあるときは、カム板14が移動してもMG駆動板1
2は上限位置に保持されている。そして、同図(B)に
示すようにカム板14が移動してスライドピン33が傾
斜部47Bにさしかかると、カム板14の移動にともな
ってスライドピン33、したがってMG駆動板12が降
下する。このときMG駆動板12のガイドピン32が縦
長孔61によって移動方向を規制されているので、MG
駆動板12が真下に降下することになる。
【0024】シャーシ18(図1)には、側板15の他
に中央に配置されたターンテーブル16、MGシャーシ
11の永久磁石22(図3)に対応する位置でMOディ
スク81の半径方向に沿って移動自在に配置された光学
ピックアップ17、カム板14を駆動するためのモータ
(図示せず)、MOディスクカートリッジ2を位置決め
するピン63,65などが取り付けられている。片方の
ピン63には円錐状の突起64がある。また、シャフト
51、中間ギヤ53及び駆動ギヤ54は、カム板14に
回転自在に取り付けられている。ベース62にはターン
テーブル16を駆動するスピンドルモータ66(図1
3)や各部を制御する電気回路などが設けられている。
【0025】さて、次にMOディスクカートリッジ2に
ついて説明する。このMOディスクカートリッジ2は、
図1に示すように矩形で中空のカートリッジ本体80
と、その内部に回転自在に収納されたMOディスク81
とで構成されている。カートリッジ本体80は樹脂製の
上ケース82と下ケース83を組み合わせたものであ
る。
【0026】上ケース82の表面には、図10にも示す
ように補助磁界発生手段、本例では永久磁石22(図
3)の下部側を挿入するための逃げ溝84,85が略等
間隔で放射状に4個設けられている。但し、対向する2
つの逃げ溝84,84,85,85は中心から等距離に
あるが、隣接する逃げ溝84,85は中心から異なる距
離にある。これは、4個設けられた光学ピックアップ1
7(図1)のうち、対向する2個がMOディスク81の
夫々内周側の記録エリアと外周側の記録エリアを再生す
るようになっており、永久磁石22も対応する光学ピッ
クアップ17の移動範囲をカバーする位置に配置されて
いるからである。逃げ溝84,85の底壁部の肉厚は十
分な強度を保持できる厚さに設定されている。
【0027】また上ケース82には、誤挿入防止溝86
が先端の両側に設けられている。この誤挿入防止溝86
は上ケース82にだけ設けられており、これをトレー1
3の突起(図示せず)に合わせることによってMOディ
スクカートリッジ2を上下逆にすることなくトレー13
に挿入することができる。さらに上ケース82には、補
助磁界位置決め穴87と、キャッチングローラの挿入穴
88が夫々2個設けられている。補助磁界位置決め穴8
7は、ローディング時にMGシャーシ11の位置を正確
に出すためのものであり、図6に示したMGシャーシ1
1の水平方向位置決めピン37の突起38を殆ど隙間な
く挿入するようになっている。また、両方の補助磁界位
置決め穴87の間隔は水平方向位置決めピン37の間隔
と同一である。上ケース82の後端部には取り扱うとき
の滑り止めとしてローレット部89が設けられている。
【0028】MOディスクカートリッジ2の下ケース8
3には、図11に示すように、光学ピックアップ17の
対物レンズ90を挿入するための矩形の開口91が略等
間隔で4個設けられ、その上に前後に開閉可能なシャッ
ター92が2個設けられている。これらのシャッター9
2は下ケースの中央にあるストッパ93で閉蓋時の位置
決めが行われている。カートリッジ本体80内にはシャ
ッター開蓋機構(図示せず)が設けられおり、これがト
レー13の開蓋手段によって作動されて、図12に示す
ようにシャッター92が前後に開蓋される。下ケース1
2の中央にはターンテーブル16(図1)を挿入するた
めの丸孔94が設けられており、シャッター92が開蓋
されると、この丸孔94と開口91が露出される。そし
て、開口91には光学ピックアップ17の対物レンズ9
0が挿入され、丸孔94にはターンテーブル16が挿入
されてMOディスク81がクランプされる。下ケース8
3の後端部にもローレット部95が設けられ、前端部に
はシャーシ18の位置決めピン63,63を挿入する位
置決め穴96と位置決め長穴97が設けられている。
【0029】さて、このMOドライブ装置1において、
再生時には図13に示すようにMOディスクカートリッ
ジ2をトレー13に挿入し、例えばスタート釦(図示せ
ず)を押すと駆動モータが回転してカム板14が水平移
動する。これによって、トレー13が内部に水平に引き
込まれる。このときには、MOディスクカートリッジ2
のシャッター92が開けられている。次に図14に示す
ようにトレー13及びMG駆動板12が同時に降下し、
MOディスクカートリッジ2の下ケース83に設けられ
た位置決め穴96と位置決め長穴97に、シャーシ18
の位置決めピン63の先端の突起64が挿入される。ま
た、このときには図15に示すように下ケース83が別
の位置決めピン65の上に載置される。MOディスクカ
ートリッジ2の前部側、すなわちMOドライブ装置1の
奥側になる部分はキャッチングローラによって下に押圧
されており、これによってMOディスクカートリッジ2
が水平方向及び高さ方向に正確に位置決めされると共に
ガタ付きがなくなる。
【0030】また、このときには、MG駆動板12に取
り付けられているMGシャーシ11の水平方向位置決め
ピン37の突起38が、MOディスクカートリッジ2の
上ケース82に設けられた補助磁界位置決め穴87に挿
入される。同時にMGシャーシ11のもう一方の上下方
向位置決めピン36は、上ケース82の上面に載置され
る。これによって、MGシャーシ11の水平方向及び高
さ方向の位置が正確に決められる。ここで、MG駆動板
12は、図14に示すようにトレー13が降下して下限
位置に停止した後、さらに所定寸法だけオーバストロー
クして降下するようになっている。これによってMGシ
ャーシ11のクランプ部29の先端が下方に押し下げら
れて弾性変形する。
【0031】このときのクランプ部29の弾性復元力が
MGシャーシ11を下方に付勢する力として作用し、M
Gシャーシ11、したがって永久磁石22のガタ付きが
なくなって所定の位置に安定良く保持される。更に、ク
ランプ部29の弾性復元力はMGシャーシ11を介して
MOディスクカートリッジ2に加わるので、MOディス
クカートリッジ2も安定良く保持されるようになる。こ
こで、上述のようにMOドライブ装置1の手前側に配置
される2個のクランプ部29のバネ定数が、キャッチン
グローラによって下に押圧された奥側に配置されるクラ
ンプ部29のバネ定数より大きいので、MOディスクカ
ートリッジ2が全体的に略同一の力で下側に付勢され、
バランス良く保持される。
【0032】MGシャーシ11が下限位置に保持された
状態では、図16に示すようにMGシャーシ11に回転
自在に取り付けられた補助磁界発生手段、本例では永久
磁石22がMOディスクカートリッジ2の上ケース82
に設けられた逃げ溝84,85の真上に配置され、場合
によっては下部側が挿入される。この場合、永久磁石2
2が回転可能な程度の隙間が逃げ溝84,85との間に
設けられる。これによって、永久磁石22がMOディス
ク81にできるだけ近付けられ、補助磁界がMOディス
ク81の磁気記録材料に有効に作用する。したがって、
永久磁石22を小型化することができるので、高速で磁
極を反転させることができる。これによって高転送レー
ト化が可能になる。
【0033】このように、本例のMOドライブ装置11
においては、クランプ部29の弾性復元力でMGシャー
シ11とMOディスクカートリッジ2が付勢されて所定
の位置に保持されるので、従来のように圧縮コイルスプ
リングを用いる場合に比べ構成が簡単で部品点数も少な
くなり、更に小型化が可能になる。また、MGシャーシ
11の位置決めピン36,37がクランプ部29の根元
に設けられているので、クランプ部29が変形してもM
Gシャーシ11が全体的に撓むようなことがなくなる。
【0034】なお、上述の実施例では、補助磁界発生手
段として永久磁石22を用いたが、これに代えて電磁石
を用いた場合でも同様である。さらに、本例ではカート
リッジタイプの記録媒体を使用したがカートリッジが不
付の記録媒体を使用することもできる。この場合には補
助磁界発生手段の位置決めをMOドライブ装置1などの
本体側で行えばよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光磁気記
録再生装置の上下移動可能な補助磁界発生手段を所定の
位置に安定良く保持するための補助磁界取付装置におい
て、補助磁界発生手段の取付姿勢を保持する保持手段が
上下移動可能に配置され、保持手段を下側に付勢する板
バネが保持手段と一体的に設けられ、保持手段を上下移
動させる移動手段が設けられ、移動手段に板バネの変形
部に係止する係止手段が設けられ、移動手段の移動距離
が保持手段の移動距離より長く設定され、保持手段の降
下位置を規制する位置規制手段が設けられ、保持手段が
降下して位置規制手段によって所定の位置に配置された
後、移動手段が降下して係止手段によって板バネが変形
され、板バネの弾性復元力で保持手段が下側に付勢さ
れ、補助磁界発生手段が所定の位置に安定良く保持され
るようにしたことを特徴とするものである。
【0036】したがって本発明によれば、補助磁界発生
手段を保持する保持手段に一体成形された板バネで保持
手段が所定の位置に付勢されるので、構成が簡単で部品
点数を少なくすることができる。また、保持手段の係止
部を板バネに係止させて保持手段を移動手段に取り付け
ることができ、これによって保持手段の取り付け、取り
外しが容易になるのでメンテナンスなどの作業性が向上
する。更に、記録媒体の保持も板バネで行なうことがで
きるので、構成が簡単になりコスト低減が可能になるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補助磁界取付装置を適用したMO
ドライブ装置1の各部の斜視図である。
【図2】実施例の組立図である。
【図3】MGシャーシ11の構成図である。
【図4】クランプ部29の形状を示す図である。
【図5】MG駆動板12の係止孔34の形状を示す図で
ある。
【図6】MGシャーシ11及びMG駆動板12を下から
見た斜視図である。
【図7】カム板14の形状を示す側面図である。
【図8】トレー13のピン49の移動方向を示す図であ
る。
【図9】MG駆動板12のガイドピン32及びスライド
ピン33の移動方向を示す図である。
【図10】MOディスクカートリッジ2の上面図であ
る。
【図11】MOディスクカートリッジ2のシャッタ92
を閉じたときの下面図である。
【図12】MOディスクカートリッジ2のシャッタ92
を開けたときの下面図である。
【図13】図2のC−C断面図である。
【図14】MOディスクカートリッジ2及び補助磁界降
下時の状態を示す図である。
【図15】図14のD−D断面図である。
【図16】図14のE−E断面図である。
【図17】従来例の補助磁界取付装置の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 MOドライブ装置 2 MOディスクカートリッジ 11 MGシャーシ 12 MG駆動板 13 トレー 14 カム板 17 光学ピックアップ 22 永久磁石 29 クランプ部 34 係止孔 36 上下方向位置決めピン 37 水平方向位置決めピン 80 カートリッジ本体 81 MOディスク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録再生装置の上下移動可能な補
    助磁界発生手段を所定の位置に安定良く保持するための
    補助磁界取付装置において、 上記補助磁界発生手段の取付姿勢を保持する保持手段が
    上下移動可能に配置され、 上記保持手段を下側に付勢する板バネが上記保持手段と
    一体的に設けられ、 上記保持手段を上下移動させる移動手段が設けられ、 上記移動手段に上記板バネの変形部に係止する係止手段
    が設けられ、 上記移動手段の移動距離が上記保持手段の移動距離より
    長く設定され、 上記保持手段の降下位置を規制する位置規制手段が設け
    られ、 上記保持手段が降下して上記位置規制手段によって所定
    の位置に配置された後、上記移動手段が降下して上記係
    止手段によって上記板バネが変形され、上記板バネの弾
    性復元力で上記保持手段が下側に付勢され、上記補助磁
    界発生手段が所定の位置に安定良く保持されるようにし
    たことを特徴とする補助磁界取付装置。
  2. 【請求項2】 上記係止部が常時上記板バネに係止され
    て上記保持手段が上記移動手段に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の補助磁界取付装置。
  3. 【請求項3】 上記位置規制手段は上記板バネの根元に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の補助磁
    界取付装置。
  4. 【請求項4】 上記位置規制手段が上記光磁気記録装置
    で用いられる記録媒体のカートリッジに当接することに
    より上記保持手段が位置規制されることを特徴とする請
    求項1記載の補助磁界取付装置。
  5. 【請求項5】 上記板バネが複数設けられ、所定の位置
    にある上記板バネのバネ定数が他の上記板バネのバネ定
    数と異なることを特徴とする請求項4記載の補助磁界取
    付装置。
JP27527694A 1994-11-09 1994-11-09 補助磁界取付装置 Pending JPH08138272A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018098400A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 東京エレクトロン株式会社 ネジ落下防止機構及び熱処理装置
US12259610B2 (en) 2021-11-11 2025-03-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device
CN119845468A (zh) * 2025-03-19 2025-04-18 厦门市源源兴实业有限公司 一种用于弹性圆柱销装配的力值监测装置

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