JPH08139151A - デバイスシミュレーションの方法および装置 - Google Patents
デバイスシミュレーションの方法および装置Info
- Publication number
- JPH08139151A JPH08139151A JP6276225A JP27622594A JPH08139151A JP H08139151 A JPH08139151 A JP H08139151A JP 6276225 A JP6276225 A JP 6276225A JP 27622594 A JP27622594 A JP 27622594A JP H08139151 A JPH08139151 A JP H08139151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- equation
- calculation means
- device simulation
- potential
- lattice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F30/00—Computer-aided design [CAD]
- G06F30/20—Design optimisation, verification or simulation
- G06F30/23—Design optimisation, verification or simulation using finite element methods [FEM] or finite difference methods [FDM]
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2111/00—Details relating to CAD techniques
- G06F2111/08—Probabilistic or stochastic CAD
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2119/00—Details relating to the type or aim of the analysis or the optimisation
- G06F2119/08—Thermal analysis or thermal optimisation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- Geometry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 あまり計算時間を増大させることなく高精度
のシミュレーション結果を得ることができるデバイスシ
ミュレーション方法および装置を提供する。 【構成】 デバイスシミュレーション方法および装置に
おいて、ボルツマン輸送方程式を解いて正確な衝突電離
係数を求め、他の衝突電離係数計算方法のすべての計算
方法候補を用いて衝突電離係数を計算し、ボルツマン輸
送方程式によって得られた正確な衝突電離係数に最良に
近似し得る衝突電離係数を計算し得る計算方法候補の1
つを選択し、その後は、その選択された計算方法を用い
て衝突電離係数が求められる。
のシミュレーション結果を得ることができるデバイスシ
ミュレーション方法および装置を提供する。 【構成】 デバイスシミュレーション方法および装置に
おいて、ボルツマン輸送方程式を解いて正確な衝突電離
係数を求め、他の衝突電離係数計算方法のすべての計算
方法候補を用いて衝突電離係数を計算し、ボルツマン輸
送方程式によって得られた正確な衝突電離係数に最良に
近似し得る衝突電離係数を計算し得る計算方法候補の1
つを選択し、その後は、その選択された計算方法を用い
て衝突電離係数が求められる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体デバイスの電気
的特性をシミュレートするためのデバイスシミュレーシ
ョンに関し、特に、衝突電離現象とそれに付随する電気
的特性を予測するためのデバイスシミュレーションにお
ける計算時間の短縮化と精度の改善に関するものであ
る。
的特性をシミュレートするためのデバイスシミュレーシ
ョンに関し、特に、衝突電離現象とそれに付随する電気
的特性を予測するためのデバイスシミュレーションにお
ける計算時間の短縮化と精度の改善に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスの製造を行なう
場合に、実際にデバイスを試作する前に計算機によるデ
バイスシミュレーションが広く行なわれている。デバイ
スシミュレーションは、与えられたデバイスの物理的形
状および不純物分布に基づいて、デバイス内部のキャリ
アのふるまいを推定してデバイス特性を求めるものであ
る。
場合に、実際にデバイスを試作する前に計算機によるデ
バイスシミュレーションが広く行なわれている。デバイ
スシミュレーションは、与えられたデバイスの物理的形
状および不純物分布に基づいて、デバイス内部のキャリ
アのふるまいを推定してデバイス特性を求めるものであ
る。
【0003】半導体デバイスの微細化に伴ってデバイス
内部の電界が増大するので、高電界によって加速された
キャリア(ホットキャリア)によるデバイスの劣化が大
きな問題となってきている。デバイスシミュレーション
は、デバイス内部のキャリアのふるまいに関する情報を
得ることができるので、デバイス劣化に対する知見を得
るための有力な方法である。衝突電離現象は高エネルギ
のキャリアによって結晶格子から電子−正孔対が発生す
る現象であり、ホットキャリアによって引起こされる代
表的な現象である。この衝突電離現象は半導体デバイス
の劣化と深く関係しているので、微細化した半導体デバ
イスのシミュレーションを正確に行なうためには、衝突
電離現象を正確に表わす必要がある。
内部の電界が増大するので、高電界によって加速された
キャリア(ホットキャリア)によるデバイスの劣化が大
きな問題となってきている。デバイスシミュレーション
は、デバイス内部のキャリアのふるまいに関する情報を
得ることができるので、デバイス劣化に対する知見を得
るための有力な方法である。衝突電離現象は高エネルギ
のキャリアによって結晶格子から電子−正孔対が発生す
る現象であり、ホットキャリアによって引起こされる代
表的な現象である。この衝突電離現象は半導体デバイス
の劣化と深く関係しているので、微細化した半導体デバ
イスのシミュレーションを正確に行なうためには、衝突
電離現象を正確に表わす必要がある。
【0004】デバイスシミュレーションでは、次のよう
な解析方法(A1)〜(A5)がある。
な解析方法(A1)〜(A5)がある。
【0005】(A1) ドリフト−拡散モデル (A2) ハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ
輸送モデル (A3) 分布関数展開解法 (A4) 分布関数反復解法 (A5) モンテカルロ法 これらの解析方法(A1)〜(A5)においては、後の
方法ほど精度が高い。解析方法(A3),(A4)およ
び(A5)はボルツマン輸送方程式を解く方法であるの
で、キャリアの分布関数を求めることができる。
輸送モデル (A3) 分布関数展開解法 (A4) 分布関数反復解法 (A5) モンテカルロ法 これらの解析方法(A1)〜(A5)においては、後の
方法ほど精度が高い。解析方法(A3),(A4)およ
び(A5)はボルツマン輸送方程式を解く方法であるの
で、キャリアの分布関数を求めることができる。
【0006】解析方法(A1)のドリフト−拡散モデル
においては、次のポアソン方程式(11)と電流連続方
程式(12)を連立させて計算することによって、電位
とキャリア濃度が求められる。
においては、次のポアソン方程式(11)と電流連続方
程式(12)を連立させて計算することによって、電位
とキャリア濃度が求められる。
【0007】∇・D=ρ…(11) ∇・J=q・(∂n/∂t)GR…(12) 式(11)において、Dは電束密度を表わし、ρは電荷
密度を表わしている。電束密度Dは次式(11a)で表
される。
密度を表わしている。電束密度Dは次式(11a)で表
される。
【0008】D=−ε・∇ψ…(11a) ここで、ψは電位を表わし、εは誘電率を表わしてい
る。また、式(11)における電荷密度ρは、正孔密
度,電子密度,ドナー密度,およびアクセプタ密度から
決められる。
る。また、式(11)における電荷密度ρは、正孔密
度,電子密度,ドナー密度,およびアクセプタ密度から
決められる。
【0009】式(12)において、Jは電流密度、qは
素電荷、nはキャリア密度、(∂n/∂t)GRはキャリ
アの正味の生成割合を表わしている。電流密度とキャリ
アの正味の生成割合とは、それぞれ次式(12a)と
(12b)で表わされる。
素電荷、nはキャリア密度、(∂n/∂t)GRはキャリ
アの正味の生成割合を表わしている。電流密度とキャリ
アの正味の生成割合とは、それぞれ次式(12a)と
(12b)で表わされる。
【0010】 J=−n・q・μ・∇ψ+q・Dd ・∇n…(12a) (∂n/∂t)GR=α・|J/q|+(∂n/∂t)GR0 …(12b) ここで、μはキャリアの移動度、Dd は拡散係数、そし
て(∂n/∂t)GR0 は衝突電離以外の機構によるキャ
リアの正味の生成割合を表わしている。
て(∂n/∂t)GR0 は衝突電離以外の機構によるキャ
リアの正味の生成割合を表わしている。
【0011】解析方法(A1)のドリフト−拡散モデル
は、他の解析方法(A2)〜(A5)のいずれよりも短
い計算時間で解を得ることができる。ただし、解析方法
(A1)ではキャリアのエネルギに関する情報が得られ
ないので、ホットキャリアのふるまいを正確に予測する
ことは困難である。
は、他の解析方法(A2)〜(A5)のいずれよりも短
い計算時間で解を得ることができる。ただし、解析方法
(A1)ではキャリアのエネルギに関する情報が得られ
ないので、ホットキャリアのふるまいを正確に予測する
ことは困難である。
【0012】解析方法(A2)のハイドロダイナミック
モデルまたはエネルギ輸送モデルにおいては、ポアソン
方程式(11)、電流連続方程式(12)および次のエ
ネルギ保存方程式(13)を連立させて計算することに
よって、電位,キャリア濃度およびキャリアの平均エネ
ルギ(またはキャリア温度)が求められる。
モデルまたはエネルギ輸送モデルにおいては、ポアソン
方程式(11)、電流連続方程式(12)および次のエ
ネルギ保存方程式(13)を連立させて計算することに
よって、電位,キャリア濃度およびキャリアの平均エネ
ルギ(またはキャリア温度)が求められる。
【0013】 ∇・S=E・J+n・(∂w/∂t)coll…(13) ここで、Sはエネルギ流密度、Eは電界、wはエネル
ギ、そして(∂w/∂t) collはキャリアの散乱による
エネルギの変化割合を表わしている。この解析方法(A
2)のハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送
モデルにおいては、キャリアの平均エネルギがわかるの
で、解析方法(A1)のドリフト−拡散モデルに比べて
ホットキャリア現象の予測精度が向上する。なお、解析
方法(A2)においては非線形性の強いエネルギ保存方
程式を解かなければならないので、解析方法(A1)の
モデルに比べて計算時間が増大し、収束性も悪化する。
解析方法(A1)と(A2)のモデルにおいては、とも
に、キャリアに関する平均値(キャリア濃度,キャリア
平均エネルギ)のみが扱われる。
ギ、そして(∂w/∂t) collはキャリアの散乱による
エネルギの変化割合を表わしている。この解析方法(A
2)のハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送
モデルにおいては、キャリアの平均エネルギがわかるの
で、解析方法(A1)のドリフト−拡散モデルに比べて
ホットキャリア現象の予測精度が向上する。なお、解析
方法(A2)においては非線形性の強いエネルギ保存方
程式を解かなければならないので、解析方法(A1)の
モデルに比べて計算時間が増大し、収束性も悪化する。
解析方法(A1)と(A2)のモデルにおいては、とも
に、キャリアに関する平均値(キャリア濃度,キャリア
平均エネルギ)のみが扱われる。
【0014】解析方法(A3)の分布関数展開法におい
ては、キャリアの運動量空間での分布が適当な関数系で
展開して表現され、その展開式中の係数が解析デバイス
内の各点に関して計算される。この分布関数展開法では
運動量空間でのキャリア分布を知ることができるが、正
確なキャリア分布を知るためには、展開に使用する関数
系や展開項数の選択を注意深く行なう必要がある。
ては、キャリアの運動量空間での分布が適当な関数系で
展開して表現され、その展開式中の係数が解析デバイス
内の各点に関して計算される。この分布関数展開法では
運動量空間でのキャリア分布を知ることができるが、正
確なキャリア分布を知るためには、展開に使用する関数
系や展開項数の選択を注意深く行なう必要がある。
【0015】解析方法(A4)の分布関数反復解法にお
いては、運動量空間が離散化され、各離散化点における
キャリア分布を電界による加速と各種散乱機構による散
乱によって反復的に変化させてキャリアの分布が求めら
れる。
いては、運動量空間が離散化され、各離散化点における
キャリア分布を電界による加速と各種散乱機構による散
乱によって反復的に変化させてキャリアの分布が求めら
れる。
【0016】解析方法(A5)のモンテカルロ法におい
ては、電界による加速と各種散乱機構による散乱とによ
って個々のキャリアを運動量空間と実空間とにおいて運
動させ、それらの結果を統計処理することによってデバ
イス内のキャリアのふるまいが求められる。このモンテ
カルロ法においては、個々のキャリアの運動を知ること
ができるので、ホットキャリア現象が最も精度よく解析
され得る。他方、統計的に意味のある解を得るためには
多数のキャリアの運動を長時間にわたって計算する必要
があるので、解析方法(A1)や(A2)に比べて二桁
以上長い計算時間を必要とする。
ては、電界による加速と各種散乱機構による散乱とによ
って個々のキャリアを運動量空間と実空間とにおいて運
動させ、それらの結果を統計処理することによってデバ
イス内のキャリアのふるまいが求められる。このモンテ
カルロ法においては、個々のキャリアの運動を知ること
ができるので、ホットキャリア現象が最も精度よく解析
され得る。他方、統計的に意味のある解を得るためには
多数のキャリアの運動を長時間にわたって計算する必要
があるので、解析方法(A1)や(A2)に比べて二桁
以上長い計算時間を必要とする。
【0017】一般に、解析方法(A3),(A4)およ
び(A5)は解析方法(A1)および(A2)に比べて
正確な解を得ることができるが、長い計算時間を必要と
する。
び(A5)は解析方法(A1)および(A2)に比べて
正確な解を得ることができるが、長い計算時間を必要と
する。
【0018】前述のように、衝突電離現象はホットキャ
リアによって引起こされる現象である。この現象によっ
て生成したキャリアは基板電流やゲート電流の原因とな
る。ゲートに注入される電流はデバイスの劣化と密接に
関連しているので、衝突電離現象を正確に見積もること
はデバイスの長期信頼性の観点から重要である。
リアによって引起こされる現象である。この現象によっ
て生成したキャリアは基板電流やゲート電流の原因とな
る。ゲートに注入される電流はデバイスの劣化と密接に
関連しているので、衝突電離現象を正確に見積もること
はデバイスの長期信頼性の観点から重要である。
【0019】衝突電離はエネルギの高いキャリアによっ
て引起こされるので、衝突電離の発生確率を求めるため
には、キャリアのエネルギ分布を知ることが必要であ
る。分布関数展開モデルやモンテカルロモデルを用いた
計算ではキャリアのエネルギ分布を知ることができるの
で、衝突電離係数(1個のキャリアが単位長さを走行す
る間に衝突電離を起こす回数)を正確に知ることができ
る。他方、ドリフト−拡散モデルやハイドロダイナミッ
クモデルまたはエネルギ輸送モデルでは、キャリアのエ
ネルギ分布がわからないので、何らかの近似を行なって
衝突電離係数の計算を行なう必要がある。
て引起こされるので、衝突電離の発生確率を求めるため
には、キャリアのエネルギ分布を知ることが必要であ
る。分布関数展開モデルやモンテカルロモデルを用いた
計算ではキャリアのエネルギ分布を知ることができるの
で、衝突電離係数(1個のキャリアが単位長さを走行す
る間に衝突電離を起こす回数)を正確に知ることができ
る。他方、ドリフト−拡散モデルやハイドロダイナミッ
クモデルまたはエネルギ輸送モデルでは、キャリアのエ
ネルギ分布がわからないので、何らかの近似を行なって
衝突電離係数の計算を行なう必要がある。
【0020】現在広く行なわれているデバイスシミュレ
ーションは、解析方法(A1)のドリフト−拡散モデル
に基づいているが、このモデルではキャリアのエネルギ
分布を知ることができない。ドリフト−拡散モデルを用
いる場合に衝突電離係数αを計算する方法として、計算
すべき場所の電界の大きさの関数としてαを表わす方法
と、計算すべき場所に到達する電流あるいは電気力線を
キャリアの走行方向と逆に辿って実効的な電界を計算す
る方法とがある。前者の方法は、電界が均一な場合にの
み精度の高い解が得られる。実際の半導体デバイスの内
部では電界が場所によって大きく変化しているので、こ
の方法では精度の高い解が得られない。また後者の方法
では、衝突電離係数を計算するごとに電流あるいは電気
力線を辿る必要があるので、衝突電離係数の計算に長い
時間を必要とする。
ーションは、解析方法(A1)のドリフト−拡散モデル
に基づいているが、このモデルではキャリアのエネルギ
分布を知ることができない。ドリフト−拡散モデルを用
いる場合に衝突電離係数αを計算する方法として、計算
すべき場所の電界の大きさの関数としてαを表わす方法
と、計算すべき場所に到達する電流あるいは電気力線を
キャリアの走行方向と逆に辿って実効的な電界を計算す
る方法とがある。前者の方法は、電界が均一な場合にの
み精度の高い解が得られる。実際の半導体デバイスの内
部では電界が場所によって大きく変化しているので、こ
の方法では精度の高い解が得られない。また後者の方法
では、衝突電離係数を計算するごとに電流あるいは電気
力線を辿る必要があるので、衝突電離係数の計算に長い
時間を必要とする。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】図5は、電界の大きさ
のみの関数として求められた衝突電離係数と、最も精度
の高いモデルであるモンテカルロ法で求められた衝突電
離係数との比較を示している。図5のグラフにおいて、
横軸は電界Eの逆数(cm/MV)を表わし、縦軸は衝
突電離係数α(cm-1)を表している。図5において、
電界Eは或る基準点から距離xにある場所に関して次の
指数関数(14)で表わされると仮定されている。
のみの関数として求められた衝突電離係数と、最も精度
の高いモデルであるモンテカルロ法で求められた衝突電
離係数との比較を示している。図5のグラフにおいて、
横軸は電界Eの逆数(cm/MV)を表わし、縦軸は衝
突電離係数α(cm-1)を表している。図5において、
電界Eは或る基準点から距離xにある場所に関して次の
指数関数(14)で表わされると仮定されている。
【0022】E=E0 ・exp(x/λ)…(14) ここで、λは特性長を表わしている。このような電界の
仮定の下において、グラフ中の直線5A,5B,5Dお
よび5Eは、それぞれλが−0.1μm,−0.2μ
m,0.2μmおよび0.1μmの場合について、モン
テカルロ法によって求められた衝突電離係数を表わして
いる。他方、直線5Cは、電界の大きさのみの関数とし
て求められた衝突電離係数を表わしている。
仮定の下において、グラフ中の直線5A,5B,5Dお
よび5Eは、それぞれλが−0.1μm,−0.2μ
m,0.2μmおよび0.1μmの場合について、モン
テカルロ法によって求められた衝突電離係数を表わして
いる。他方、直線5Cは、電界の大きさのみの関数とし
て求められた衝突電離係数を表わしている。
【0023】図5から、λが正の場合、すなわち電界が
増加している場合には、電界の大きさのみから求められ
た衝突電離係数(直線5C)は、モンテカルロ法で求め
られた正確な値(直線5Dや5E)よりも大きく見積も
られていることがわかる。さらに、特性長λの大きさに
依存してlnαと1/Eとの間に異なる比例関係が成立
していることがわかる。以上のことから、衝突電離係数
を電界の大きさのみから求めることは精度が悪いことが
わかる。
増加している場合には、電界の大きさのみから求められ
た衝突電離係数(直線5C)は、モンテカルロ法で求め
られた正確な値(直線5Dや5E)よりも大きく見積も
られていることがわかる。さらに、特性長λの大きさに
依存してlnαと1/Eとの間に異なる比例関係が成立
していることがわかる。以上のことから、衝突電離係数
を電界の大きさのみから求めることは精度が悪いことが
わかる。
【0024】したがって、衝突電離係数を正確に計算す
るためには、電界の変化を考慮するために電流あるいは
電気力線を辿る方法,エネルギ輸送モデルの方法,ボル
ツマン輸送方程式を解く方法などを用いる必要がある。
しかし、これらの方法は、ドリフト−拡散モデルにおい
て衝突電離係数を電界の大きさのみから求める方法に比
べて計算時間が大幅に増大する。
るためには、電界の変化を考慮するために電流あるいは
電気力線を辿る方法,エネルギ輸送モデルの方法,ボル
ツマン輸送方程式を解く方法などを用いる必要がある。
しかし、これらの方法は、ドリフト−拡散モデルにおい
て衝突電離係数を電界の大きさのみから求める方法に比
べて計算時間が大幅に増大する。
【0025】このような先行技術の課題に鑑み、本発明
は、精度の高い衝突電離係数を短時間で求めることがで
きるデバイスシミュレーション方法を提供することを目
的としている。
は、精度の高い衝突電離係数を短時間で求めることがで
きるデバイスシミュレーション方法を提供することを目
的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明によるデバイスシ
ミュレーション方法は、与えられた半導体デバイス内部
の電位の下でボルツマン輸送方程式を解いて正確な衝突
電離係数を求め、ボルツマン輸送方程式以外の衝突電離
係数計算方法の複数の候補のすべてを用いて衝突電離係
数を計算し、ボルツマン輸送方程式によって得られた正
確な衝突電離係数に最良に近似し得る衝突電離係数を算
出し得る計算方式候補の1つを選択し、以後は、その選
択された計算方法を用いて衝突電離係数が求められるこ
とを特徴としている。
ミュレーション方法は、与えられた半導体デバイス内部
の電位の下でボルツマン輸送方程式を解いて正確な衝突
電離係数を求め、ボルツマン輸送方程式以外の衝突電離
係数計算方法の複数の候補のすべてを用いて衝突電離係
数を計算し、ボルツマン輸送方程式によって得られた正
確な衝突電離係数に最良に近似し得る衝突電離係数を算
出し得る計算方式候補の1つを選択し、以後は、その選
択された計算方法を用いて衝突電離係数が求められるこ
とを特徴としている。
【0027】本発明によるデバイスシミュレーション装
置は、与えられた半導体デバイス内部の電位の下でボル
ツマン輸送方程式を解いて正確な衝突電離係数を求める
ためのボルツマン輸送方程式計算手段と、ボルツマン輸
送方程式以外の種々の衝突電離係数計算方法を実行する
ための衝突電離係数計算手段と、ボルツマン輸送方程式
計算手段によって求められた正確な衝突電離係数に最良
に近似し得る衝突電離係数を算出し得る衝突電離係数計
算方法を選択するための衝突電離係数計算方法選択手段
と、少なくとも電位およびキャリア濃度を含む巨視的物
理量を計算するための巨視的物理量計算手段と、デバイ
スシミュレーション装置全体を制御するための計算制御
手段とを含み、衝突電離係数計算方法選択手段によって
特定の衝突電離係数計算方法が選択された後は衝突電離
係数計算手段はその選択された特定の衝突電離係数計算
方法によって衝突電離係数を計算することを特徴として
いる。
置は、与えられた半導体デバイス内部の電位の下でボル
ツマン輸送方程式を解いて正確な衝突電離係数を求める
ためのボルツマン輸送方程式計算手段と、ボルツマン輸
送方程式以外の種々の衝突電離係数計算方法を実行する
ための衝突電離係数計算手段と、ボルツマン輸送方程式
計算手段によって求められた正確な衝突電離係数に最良
に近似し得る衝突電離係数を算出し得る衝突電離係数計
算方法を選択するための衝突電離係数計算方法選択手段
と、少なくとも電位およびキャリア濃度を含む巨視的物
理量を計算するための巨視的物理量計算手段と、デバイ
スシミュレーション装置全体を制御するための計算制御
手段とを含み、衝突電離係数計算方法選択手段によって
特定の衝突電離係数計算方法が選択された後は衝突電離
係数計算手段はその選択された特定の衝突電離係数計算
方法によって衝突電離係数を計算することを特徴として
いる。
【0028】
【作用】本発明においては、まずボルツマン輸送方程式
計算手段によって正確な衝突電離係数が求められる。衝
突電離係数計算手段はボルツマン輸送方程式以外の種々
の衝突電離係数計算方法を実行する。衝突電離係数計算
方法選択手段は、ボルツマン輸送方程式から求められた
正確な衝突電離係数に最良に近似し得る衝突電離係数計
算方法を選択する。衝突電離係数計算方法が選択された
後は、その選択された衝突電離係数計算方法を用いて衝
突電離係数が求められる。したがって、本発明によれ
ば、常にボルツマン輸送方程式を用いて衝突電離係数を
求める場合に比べてはるかに短い計算時間で衝突電離係
数を求めることができ、しかも、ボルツマン輸送方程式
を用いたのと同様の高い精度の衝突電離係数を求めるこ
とができる。
計算手段によって正確な衝突電離係数が求められる。衝
突電離係数計算手段はボルツマン輸送方程式以外の種々
の衝突電離係数計算方法を実行する。衝突電離係数計算
方法選択手段は、ボルツマン輸送方程式から求められた
正確な衝突電離係数に最良に近似し得る衝突電離係数計
算方法を選択する。衝突電離係数計算方法が選択された
後は、その選択された衝突電離係数計算方法を用いて衝
突電離係数が求められる。したがって、本発明によれ
ば、常にボルツマン輸送方程式を用いて衝突電離係数を
求める場合に比べてはるかに短い計算時間で衝突電離係
数を求めることができ、しかも、ボルツマン輸送方程式
を用いたのと同様の高い精度の衝突電離係数を求めるこ
とができる。
【0029】
【実施例】図1において、本発明の第1の実施例による
デバイスシミュレーション装置が概略的なブロック図で
示されている。図1のシミュレーション装置は、ボルツ
マン輸送方程式計算手段1と、衝突電離係数計算方法選
択手段2と、計算制御手段3と、衝突電離係数計算手段
4と、電位,キャリア濃度などの巨視的物理量の計算手
段5と計算パラメータ入力手段6と計算結果出力手段7
を含んでいる。
デバイスシミュレーション装置が概略的なブロック図で
示されている。図1のシミュレーション装置は、ボルツ
マン輸送方程式計算手段1と、衝突電離係数計算方法選
択手段2と、計算制御手段3と、衝突電離係数計算手段
4と、電位,キャリア濃度などの巨視的物理量の計算手
段5と計算パラメータ入力手段6と計算結果出力手段7
を含んでいる。
【0030】ボルツマン輸送方程式計算手段1において
は、ボルツマン輸送方程式を計算して厳密な衝突電離係
数が求められる。衝突電離係数計算手段4においては、
ボルツマン輸送方程式以外の衝突電離係数計算方法を用
いて衝突電離係数が求められる。衝突電離係数計算方法
を選択した2は、ボルツマン輸送方程式によって得られ
た正確な衝突電離係数に最良に近似し得る衝突電離係数
を算出し得る衝突電離係数計算方法を選択する。衝突電
離係数計算方法選択手段2によって衝突電離係数計算方
法が選択された後は、衝突電離係数計算手段4はその選
択された衝突電離係数計算方法に基づいて衝突電離係数
を計算する。巨視的物理量計算手段5は、電位,キャリ
ア濃度,キャリア温度および格子温度を含む巨視的物理
量を計算する。計算パラメータ入力手段6は、解析され
るべきデバイスの構造やバイアス条件などに関するパラ
メータを読込む。計算結果出力手段7は、シミュレーシ
ョンの結果を表示する。計算制御手段3は、デバイスシ
ミュレーション装置全体の制御を行なう。
は、ボルツマン輸送方程式を計算して厳密な衝突電離係
数が求められる。衝突電離係数計算手段4においては、
ボルツマン輸送方程式以外の衝突電離係数計算方法を用
いて衝突電離係数が求められる。衝突電離係数計算方法
を選択した2は、ボルツマン輸送方程式によって得られ
た正確な衝突電離係数に最良に近似し得る衝突電離係数
を算出し得る衝突電離係数計算方法を選択する。衝突電
離係数計算方法選択手段2によって衝突電離係数計算方
法が選択された後は、衝突電離係数計算手段4はその選
択された衝突電離係数計算方法に基づいて衝突電離係数
を計算する。巨視的物理量計算手段5は、電位,キャリ
ア濃度,キャリア温度および格子温度を含む巨視的物理
量を計算する。計算パラメータ入力手段6は、解析され
るべきデバイスの構造やバイアス条件などに関するパラ
メータを読込む。計算結果出力手段7は、シミュレーシ
ョンの結果を表示する。計算制御手段3は、デバイスシ
ミュレーション装置全体の制御を行なう。
【0031】図2は、デバイスシミュレーションの対象
となる半導体デバイスの一例であるMOSFET(金属
−酸化膜−半導体電界効果トランジスタ)の断面構造を
概略的に示している。図2のMOSFETにおいては、
p型の半導体基板21の表面にn型のソース23とn型
のドレイン24が形成されている。ソース23とドレイ
ン24との間のチャネル領域上にはゲート酸化膜22が
形成されている。ドレイン24はxj の接合深さを有
し、ゲート酸化膜22はtoxの厚さを有している。基板
21,ゲート酸化膜22,ソース23およびドレイン2
4には、それぞれ基板電位VSUB ,ゲート電位VG ,ソ
ース電位VS およびドレイン電位VD が印加されてい
る。
となる半導体デバイスの一例であるMOSFET(金属
−酸化膜−半導体電界効果トランジスタ)の断面構造を
概略的に示している。図2のMOSFETにおいては、
p型の半導体基板21の表面にn型のソース23とn型
のドレイン24が形成されている。ソース23とドレイ
ン24との間のチャネル領域上にはゲート酸化膜22が
形成されている。ドレイン24はxj の接合深さを有
し、ゲート酸化膜22はtoxの厚さを有している。基板
21,ゲート酸化膜22,ソース23およびドレイン2
4には、それぞれ基板電位VSUB ,ゲート電位VG ,ソ
ース電位VS およびドレイン電位VD が印加されてい
る。
【0032】図3は、図1のデバイスシミュレーション
装置を用いて図2のMOSFETのデバイスシミュレー
ションを行なう手順を示すフローチャートである。すな
わち、図1のデバイスシミュレーション装置は、図3の
フローチャートに従ってシミュレーションを行なうよう
に計算手段3によって制御される。
装置を用いて図2のMOSFETのデバイスシミュレー
ションを行なう手順を示すフローチャートである。すな
わち、図1のデバイスシミュレーション装置は、図3の
フローチャートに従ってシミュレーションを行なうよう
に計算手段3によって制御される。
【0033】まず、図3のステップS1において、計算
パラメータ入力手段6はファイルまたは端末入力装置か
ら計算に必要なパラメータを読込む。ステップS2にお
いて、巨視的物理量計算手段5は、離散化された格子点
における電位,キャリア密度,キャリア温度および格子
温度を計算する。ステップS3において、計算制御手段
3は衝突電離係数計算方法が決定されているかどうかを
判断する。もし衝突電離係数計算方法が未だ決定されて
いなければ、ステップS4へ進む。
パラメータ入力手段6はファイルまたは端末入力装置か
ら計算に必要なパラメータを読込む。ステップS2にお
いて、巨視的物理量計算手段5は、離散化された格子点
における電位,キャリア密度,キャリア温度および格子
温度を計算する。ステップS3において、計算制御手段
3は衝突電離係数計算方法が決定されているかどうかを
判断する。もし衝突電離係数計算方法が未だ決定されて
いなければ、ステップS4へ進む。
【0034】ステップS4において、ボルツマン輸送方
程式計算手段1はステップS2で求められた電位を用い
てボルツマン輸送方程式を解く。このとき、ボルツマン
輸送方程式は全解析領域について解かれてもよいし、半
導体領域のみについて解かれてもよいし、電界の大きさ
が指定された値以上である領域のみについて解かれても
よいし、さらに解析領域から取出された一次元構造のみ
について解かれてもよい。
程式計算手段1はステップS2で求められた電位を用い
てボルツマン輸送方程式を解く。このとき、ボルツマン
輸送方程式は全解析領域について解かれてもよいし、半
導体領域のみについて解かれてもよいし、電界の大きさ
が指定された値以上である領域のみについて解かれても
よいし、さらに解析領域から取出された一次元構造のみ
について解かれてもよい。
【0035】次に、ステップS5において、衝突電離係
数計算手段4は、ステップS7で用いられる衝突電離係
数計算方法の全候補について衝突電離係数を計算する。
衝突電離係数の計算方法の候補としては次の数式グルー
プ候補(G1)〜(G8)が挙げられる。
数計算手段4は、ステップS7で用いられる衝突電離係
数計算方法の全候補について衝突電離係数を計算する。
衝突電離係数の計算方法の候補としては次の数式グルー
プ候補(G1)〜(G8)が挙げられる。
【0036】 (G1) :数式(1),(2),(4)および(6) (G2) :数式(1),(2),(4)および(7) (G3) :数式(1),(2),(4)および(8) (G4) :数式(1),(2),(5)および(6) (G5) :数式(1),(2),(5)および(7) (G6) :数式(1),(2),(5)および(8) (G7) :数式(1),(3),(4)および(6) (G8) :数式(1),(3),(4)および(7) (G9) :数式(1),(3),(4)および(8) (G10):数式(1),(3),(5)および(6) (G11):数式(1),(3),(5)および(7) (G12):数式(1),(3),(5)および(8)
【0037】
【数3】
【0038】λ=b・ξ/(dξ/dx)…(5) ξ=|E|…(6) ξ=|E・J|/|J|…(7) ξ=w…(8) ここで、A,a,b,Bi ,λi およびξ0 はフィッテ
イングパラメータ、n1およびn2は有限の整数、Eは
電界ベクトル、Jは電流ベクトル、wはキャリアの平均
エネルギまたはキャリア温度、εSiは半導体基板21の
誘電率、εoxはゲート絶縁膜22の誘電率、toxはゲー
ト絶縁膜22の厚さ、そしてxj はドレイン24の接合
深さを表わしている。A,a,b,Bi ,λi およびξ
0 として固定された値を用いてもよいし、ボルツマン輸
送方程式を解いて求められた衝突電離係数の値にフィッ
ティングするように定められた値を用いてもよい。
イングパラメータ、n1およびn2は有限の整数、Eは
電界ベクトル、Jは電流ベクトル、wはキャリアの平均
エネルギまたはキャリア温度、εSiは半導体基板21の
誘電率、εoxはゲート絶縁膜22の誘電率、toxはゲー
ト絶縁膜22の厚さ、そしてxj はドレイン24の接合
深さを表わしている。A,a,b,Bi ,λi およびξ
0 として固定された値を用いてもよいし、ボルツマン輸
送方程式を解いて求められた衝突電離係数の値にフィッ
ティングするように定められた値を用いてもよい。
【0039】ステップS6において、衝突電離係数計算
方法選択手段2は、複数の離散化点についてステップS
4で得られた衝突電離係数の値とステップS5で計算さ
れた衝突電離係数を比較することによって、ステップS
7で使用する衝突電離係数計算方法を選択する。ステッ
プS6における選択は、以下の基準(C1)〜(C5)
のいずれを用いてもよい。
方法選択手段2は、複数の離散化点についてステップS
4で得られた衝突電離係数の値とステップS5で計算さ
れた衝突電離係数を比較することによって、ステップS
7で使用する衝突電離係数計算方法を選択する。ステッ
プS6における選択は、以下の基準(C1)〜(C5)
のいずれを用いてもよい。
【0040】(C1) 複数の離散化点についてステッ
プS4で求められた衝突電離係数とステップS5で計算
された衝突電離係数との絶対誤差の二乗和または相対誤
差の二乗和が最小となる。
プS4で求められた衝突電離係数とステップS5で計算
された衝突電離係数との絶対誤差の二乗和または相対誤
差の二乗和が最小となる。
【0041】(C2) 複数の離散化点についてステッ
プS4で求められた衝突電離係数とステップS5で計算
された衝突電離係数の絶対誤差の絶対値の和または相対
誤差の絶対値の和が最小となる。
プS4で求められた衝突電離係数とステップS5で計算
された衝突電離係数の絶対誤差の絶対値の和または相対
誤差の絶対値の和が最小となる。
【0042】(C3) 複数の離散化点についてステッ
プS4で求められた衝突電離係数とステップS5で得ら
れた衝突電離係数の対数を取った後の絶対誤差の二乗和
または相対誤差の二乗和が最小となる。
プS4で求められた衝突電離係数とステップS5で得ら
れた衝突電離係数の対数を取った後の絶対誤差の二乗和
または相対誤差の二乗和が最小となる。
【0043】(C4) ステップS4で得られた衝突電
離係数とステップS5で計算された衝突電離係数の対数
と取った後の絶対誤差の絶対値の和または相対誤差の絶
対値の和が最小となる。
離係数とステップS5で計算された衝突電離係数の対数
と取った後の絶対誤差の絶対値の和または相対誤差の絶
対値の和が最小となる。
【0044】(C5) 入力で指定された衝突電離係数
計算方法を用いる。ここで、選択基準(C5)を用いる
場合には、ステップS4とステップS5は不要となる。
計算方法を用いる。ここで、選択基準(C5)を用いる
場合には、ステップS4とステップS5は不要となる。
【0045】ステップS6の後はステップS2に戻り、
得られている衝突電離係数を用いて各点での電位,キャ
リア濃度,キャリア温度および格子温度が計算される。
その後ステップS3に進むが、既に衝突電離係数計算方
法が選択されているので、ステップS7へ進む。ステッ
プS7において、選択されている衝突電離係数計算方法
に従って新たな衝突電離係数が計算される。その後ステ
ップS8に進み、電位,キャリア濃度,キャリア温度お
よび格子温度が収束したか否かが判断され、収束してい
ない場合には再びステップS2へ戻る。
得られている衝突電離係数を用いて各点での電位,キャ
リア濃度,キャリア温度および格子温度が計算される。
その後ステップS3に進むが、既に衝突電離係数計算方
法が選択されているので、ステップS7へ進む。ステッ
プS7において、選択されている衝突電離係数計算方法
に従って新たな衝突電離係数が計算される。その後ステ
ップS8に進み、電位,キャリア濃度,キャリア温度お
よび格子温度が収束したか否かが判断され、収束してい
ない場合には再びステップS2へ戻る。
【0046】すなわち、ステップS2からステップS8
の間を反復する間に、電位,キャリア濃度,キャリア温
度および格子温度が変化するので、各点における衝突電
離係数αの値も変化する。ステップS2においては、衝
突電離によるキャリアの生成割合がα・|J/q|を用
いて計算される。
の間を反復する間に、電位,キャリア濃度,キャリア温
度および格子温度が変化するので、各点における衝突電
離係数αの値も変化する。ステップS2においては、衝
突電離によるキャリアの生成割合がα・|J/q|を用
いて計算される。
【0047】なお、図3のフローチャートでは、ステッ
プS2からステップS8までの反復ごとに衝突電離係数
がステップS7において計算されているが、衝突電離係
数は数回の反復ごとに計算されてもよい。
プS2からステップS8までの反復ごとに衝突電離係数
がステップS7において計算されているが、衝突電離係
数は数回の反復ごとに計算されてもよい。
【0048】次の表1は、本発明の実施例1から実施例
13までにおける主要な相違点を要約して示している。
13までにおける主要な相違点を要約して示している。
【0049】
【表1】
【0050】すなわち、実施例2においては、図1中の
ボルツマン輸送方程式計算手段1がモンテカルロ法計算
手段で置き換えられ、巨視的物理量計算手段5がドリフ
ト−拡散モデル計算手段で置き換えられる。したがっ
て、実施例2では、図3のステップS2においてドリフ
ト−拡散モデルを用いてポアソン方程式と電流連続方程
式を連立させて計算することによって、各点における電
位とキャリア濃度が求められる。またステップS4にお
いては、ボルツマン輸送方程式はモンテカルロ法を用い
て解かれる。
ボルツマン輸送方程式計算手段1がモンテカルロ法計算
手段で置き換えられ、巨視的物理量計算手段5がドリフ
ト−拡散モデル計算手段で置き換えられる。したがっ
て、実施例2では、図3のステップS2においてドリフ
ト−拡散モデルを用いてポアソン方程式と電流連続方程
式を連立させて計算することによって、各点における電
位とキャリア濃度が求められる。またステップS4にお
いては、ボルツマン輸送方程式はモンテカルロ法を用い
て解かれる。
【0051】実施例3においては、図1中のボルツマン
輸送方程式計算手段がモンテカルロ法計算手段によって
置き換えられ、巨視的物理量計算手段5がハイドロダイ
ナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルの計算手段で
置き換えられる。したがって、図3中のステップS2に
おいてはハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸
送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式およ
びエネルギ輸送方程式を連立させて計算することによっ
て、各点における電位,キャリア濃度およびキャリア温
度が求められる。また、ステップS4においては、ボル
ツマン輸送方程式はモンテカルロ法を用いて解かれる。
輸送方程式計算手段がモンテカルロ法計算手段によって
置き換えられ、巨視的物理量計算手段5がハイドロダイ
ナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルの計算手段で
置き換えられる。したがって、図3中のステップS2に
おいてはハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸
送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式およ
びエネルギ輸送方程式を連立させて計算することによっ
て、各点における電位,キャリア濃度およびキャリア温
度が求められる。また、ステップS4においては、ボル
ツマン輸送方程式はモンテカルロ法を用いて解かれる。
【0052】実施例4においては、図1中のボルツマン
輸送方程式計算手段1がモンテカルロ法計算手段で置き
換えられ、巨視的物理量計算手段5は格子熱伝導を考慮
したドリフト−拡散モデル計算手段で置き換えられる。
したがって、図3におけるステップS2においては、格
子熱伝導を考慮したドリフト−拡散モデルを用いてポア
ソン方程式,電流連続方程式および格子熱伝導方程式を
連立させて計算することによって、各点における電位,
キャリア濃度および格子温度が求められる。また、ステ
ップS4においては、ボルツマン輸送方程式はモンテカ
ルロ法を用いて解かれる。
輸送方程式計算手段1がモンテカルロ法計算手段で置き
換えられ、巨視的物理量計算手段5は格子熱伝導を考慮
したドリフト−拡散モデル計算手段で置き換えられる。
したがって、図3におけるステップS2においては、格
子熱伝導を考慮したドリフト−拡散モデルを用いてポア
ソン方程式,電流連続方程式および格子熱伝導方程式を
連立させて計算することによって、各点における電位,
キャリア濃度および格子温度が求められる。また、ステ
ップS4においては、ボルツマン輸送方程式はモンテカ
ルロ法を用いて解かれる。
【0053】実施例5においては、図1中のボルツマン
輸送方程式計算手段1がモンテカルロ法計算手段に置き
換えられ、巨視的物理量計算手段5は格子熱伝導を考慮
したハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送モ
デルの計算手段で置き換えられる。したがって、図3中
のステップS2においては、格子熱伝導を考慮したハイ
ドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルを用
いてポアソン方程式,電流連続方程式,エネルギ保存方
程式および格子熱伝導方程式を連立させて計算すること
によって、各点における電位,キャリア濃度,キャリア
温度および格子温度が求められる。また、ステップS4
においては、ボルツマン輸送方程式はモンテカルロ法を
用いて解かれる。
輸送方程式計算手段1がモンテカルロ法計算手段に置き
換えられ、巨視的物理量計算手段5は格子熱伝導を考慮
したハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送モ
デルの計算手段で置き換えられる。したがって、図3中
のステップS2においては、格子熱伝導を考慮したハイ
ドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルを用
いてポアソン方程式,電流連続方程式,エネルギ保存方
程式および格子熱伝導方程式を連立させて計算すること
によって、各点における電位,キャリア濃度,キャリア
温度および格子温度が求められる。また、ステップS4
においては、ボルツマン輸送方程式はモンテカルロ法を
用いて解かれる。
【0054】実施例6においては、図1中のボルツマン
輸送方程式計算手段1が分布関数の反復解法計算手段で
置き換えられ、巨視的物理量計算手段法はドリフト−拡
散モデル計算手段で置き換えられる。したがって、図3
中のステップS2においては、ドリフト−拡散モデルを
用いてポアソン方程式と電流連続方程式を連立させて計
算することによって、各点における電位およびキャリア
濃度が求められる。またステップS4においては、ボル
ツマン輸送方程式が分布関数の反復解法によって解かれ
る。
輸送方程式計算手段1が分布関数の反復解法計算手段で
置き換えられ、巨視的物理量計算手段法はドリフト−拡
散モデル計算手段で置き換えられる。したがって、図3
中のステップS2においては、ドリフト−拡散モデルを
用いてポアソン方程式と電流連続方程式を連立させて計
算することによって、各点における電位およびキャリア
濃度が求められる。またステップS4においては、ボル
ツマン輸送方程式が分布関数の反復解法によって解かれ
る。
【0055】実施例7においては、図1中のボルツマン
輸送方程式計算手段1が分布関数の反復解法計算手段で
置き換えられ、巨視的物理量計算手段5はハイドロダイ
ナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルの計算手段で
置き換えられる。したがって、図3中のステップS2に
おいて、ハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸
送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式およ
びエネルギ保存方程式を連立させて計算することによっ
て、各点における電位,キャリア濃度およびキャリア温
度が求められる。またステップS4においては、ボルツ
マン輸送方程式が分布関数の反復解法によって解かれ
る。実施例8においては、図1中のボルツマン輸送方程
式計算手段1が分布関数の反復解法計算手段で置き換え
られ、巨視的物理量計算手段5は格子熱伝導を考慮した
ドリフト−拡散モデルの計算手段によって置き換えられ
る。したがって、図3中のステップS2においては格子
熱伝導を考慮したドリフト−拡散モデルを用いてポアソ
ン方程式,電流連続方程式および格子熱伝導方程式を連
立させて計算することによって、各点における電位,キ
ャリア濃度および格子温度が求められる。また、ステッ
プS4においては、ボルツマン輸送方程式が分布関数の
反復解法によって解かれる。
輸送方程式計算手段1が分布関数の反復解法計算手段で
置き換えられ、巨視的物理量計算手段5はハイドロダイ
ナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルの計算手段で
置き換えられる。したがって、図3中のステップS2に
おいて、ハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸
送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式およ
びエネルギ保存方程式を連立させて計算することによっ
て、各点における電位,キャリア濃度およびキャリア温
度が求められる。またステップS4においては、ボルツ
マン輸送方程式が分布関数の反復解法によって解かれ
る。実施例8においては、図1中のボルツマン輸送方程
式計算手段1が分布関数の反復解法計算手段で置き換え
られ、巨視的物理量計算手段5は格子熱伝導を考慮した
ドリフト−拡散モデルの計算手段によって置き換えられ
る。したがって、図3中のステップS2においては格子
熱伝導を考慮したドリフト−拡散モデルを用いてポアソ
ン方程式,電流連続方程式および格子熱伝導方程式を連
立させて計算することによって、各点における電位,キ
ャリア濃度および格子温度が求められる。また、ステッ
プS4においては、ボルツマン輸送方程式が分布関数の
反復解法によって解かれる。
【0056】実施例9においては、図1中のボルツマン
輸送方程式計算手段1が分布関数の反復解法計算手段に
よって置き換えられ、巨視的物理量計算手段5は格子熱
伝導を考慮したハイドロダイナミックモデルまたはエネ
ルギ輸送モデルの計算手段によって置き換えられる。し
たがって、図3中のステップS2において、格子熱伝導
を考慮したハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ
輸送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式,
エネルギ保存方程式および格子熱伝導方程式を連立させ
て計算することによって、各点における電位,キャリア
濃度,キャリア温度および格子温度が求められる。ま
た、ステップS4においては、ボルツマン輸送方程式が
分布関数の反復解法によって解かれる。
輸送方程式計算手段1が分布関数の反復解法計算手段に
よって置き換えられ、巨視的物理量計算手段5は格子熱
伝導を考慮したハイドロダイナミックモデルまたはエネ
ルギ輸送モデルの計算手段によって置き換えられる。し
たがって、図3中のステップS2において、格子熱伝導
を考慮したハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ
輸送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式,
エネルギ保存方程式および格子熱伝導方程式を連立させ
て計算することによって、各点における電位,キャリア
濃度,キャリア温度および格子温度が求められる。ま
た、ステップS4においては、ボルツマン輸送方程式が
分布関数の反復解法によって解かれる。
【0057】実施例10においては、図1中のボルツマ
ン輸送方程式計算手段1が分布関数の級数展開解法計算
手段で置き換えられ、巨視的物理量計算手段5はドリフ
ト−拡散モデル計算手段によって置き換えられる。した
がって、図3中のステップS2においては、ドリフト−
拡散モデルを用いてポアソン方程式と電流連続方程式を
連立させて計算することによって、各点における電位と
キャリア濃度が求められる。また、ステップS4におい
ては、ボルツマン輸送方程式が分布関数の級数展開解法
によって解かれる。
ン輸送方程式計算手段1が分布関数の級数展開解法計算
手段で置き換えられ、巨視的物理量計算手段5はドリフ
ト−拡散モデル計算手段によって置き換えられる。した
がって、図3中のステップS2においては、ドリフト−
拡散モデルを用いてポアソン方程式と電流連続方程式を
連立させて計算することによって、各点における電位と
キャリア濃度が求められる。また、ステップS4におい
ては、ボルツマン輸送方程式が分布関数の級数展開解法
によって解かれる。
【0058】実施例11においては、図1中のボルツマ
ン輸送方程式計算手段1が分布関数の級数展開解法計算
手段で置き換えられ、巨視的物理量計算手段5はハイド
ロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルの計算
手段で置き換えられる。したがって、図3中のステップ
S2においては、ハイドロダイナミックモデルまたはエ
ネルギ輸送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方
程式およびエネルギ保存方程式を連立させて計算するこ
とによって、各点における電位,キャリア濃度およびキ
ャリア温度が求められる。また、ステップS4において
は、ボルツマン輸送方程式は分布関数の級数展開解法に
よって解かれる。
ン輸送方程式計算手段1が分布関数の級数展開解法計算
手段で置き換えられ、巨視的物理量計算手段5はハイド
ロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルの計算
手段で置き換えられる。したがって、図3中のステップ
S2においては、ハイドロダイナミックモデルまたはエ
ネルギ輸送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方
程式およびエネルギ保存方程式を連立させて計算するこ
とによって、各点における電位,キャリア濃度およびキ
ャリア温度が求められる。また、ステップS4において
は、ボルツマン輸送方程式は分布関数の級数展開解法に
よって解かれる。
【0059】実施例12においては、図1中のボルツマ
ン輸送方程式計算手段1が分布関数の級数展開解法計算
手段で置き換えられ、巨視的物理量計算手段5は格子熱
伝導を考慮したドリフト−拡散モデル計算手段で置き換
えられる。したがって、図3中のステップS2において
は、格子熱伝導を考慮したドリフト−拡散モデルを用い
てポアソン方程式,電流連続方程式および格子熱伝導方
程式を連立させて計算することによって、各点における
電位,キャリア濃度および格子温度が求められる。ま
た、ステップS4においては、ボルツマン輸送方程式は
分布関数の級数展開解法によって解かれる。
ン輸送方程式計算手段1が分布関数の級数展開解法計算
手段で置き換えられ、巨視的物理量計算手段5は格子熱
伝導を考慮したドリフト−拡散モデル計算手段で置き換
えられる。したがって、図3中のステップS2において
は、格子熱伝導を考慮したドリフト−拡散モデルを用い
てポアソン方程式,電流連続方程式および格子熱伝導方
程式を連立させて計算することによって、各点における
電位,キャリア濃度および格子温度が求められる。ま
た、ステップS4においては、ボルツマン輸送方程式は
分布関数の級数展開解法によって解かれる。
【0060】実施例13においては、図1中のボルツマ
ン輸送方程式計算手段1が分布関数の級数展開解法計算
手段で置き換えられ、巨視的物理量計算手段5は格子熱
伝導を考慮したハイドロダイナミックモデルまたはエネ
ルギ輸送モデルの計算手段で置き換えられる。したがっ
て、図3中のステップS2においては、格子熱伝導を考
慮したハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送
モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式,エネ
ルギ保存方程式および格子熱伝導方程式を連立させて計
算することによって、各点における電位,キャリア濃
度,キャリア温度および格子温度が求められる。また、
ステップS4においては、ボルツマン輸送方程式が分布
関数の級数展開解法によって解かれる。
ン輸送方程式計算手段1が分布関数の級数展開解法計算
手段で置き換えられ、巨視的物理量計算手段5は格子熱
伝導を考慮したハイドロダイナミックモデルまたはエネ
ルギ輸送モデルの計算手段で置き換えられる。したがっ
て、図3中のステップS2においては、格子熱伝導を考
慮したハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送
モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式,エネ
ルギ保存方程式および格子熱伝導方程式を連立させて計
算することによって、各点における電位,キャリア濃
度,キャリア温度および格子温度が求められる。また、
ステップS4においては、ボルツマン輸送方程式が分布
関数の級数展開解法によって解かれる。
【0061】図4は、MOSFETのゲート電圧と基板
電流との関係についての実験結果とシミュレーション結
果を示している。図4のグラフにおいて、横軸はゲート
電圧Vg (V)を表わし、縦軸は基板電流ISUB (A)
を表わしている。曲線4Aはドリフト−拡散モデルのみ
を用いた従来のシミュレーション結果を表わしている。
曲線4Bは、正確な衝突電離係数の計算にはモンテカル
ロ法を用いかつ巨視的物理量の計算にはドリフト−拡散
モデルを用いる実施例2によるシミュレーション結果を
示している。そして、曲線4Cは実験結果を示してい
る。図4から、本発明によるデバイスシミュレーション
では、従来のシミュレーションに比べて実験結果により
近い計算結果が得られることが理解されよう。
電流との関係についての実験結果とシミュレーション結
果を示している。図4のグラフにおいて、横軸はゲート
電圧Vg (V)を表わし、縦軸は基板電流ISUB (A)
を表わしている。曲線4Aはドリフト−拡散モデルのみ
を用いた従来のシミュレーション結果を表わしている。
曲線4Bは、正確な衝突電離係数の計算にはモンテカル
ロ法を用いかつ巨視的物理量の計算にはドリフト−拡散
モデルを用いる実施例2によるシミュレーション結果を
示している。そして、曲線4Cは実験結果を示してい
る。図4から、本発明によるデバイスシミュレーション
では、従来のシミュレーションに比べて実験結果により
近い計算結果が得られることが理解されよう。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来の
デバイスシミュレーションに比べて精度の高いシミュレ
ーション結果をあまり計算時間を増大させることなく得
ることができるデバイスシミュレーション方法および装
置を提供することができる。すなわち、本発明によるデ
バイスシミュレーション方法および装置によれば、常に
最適な衝突電離係数計算方法を得ることができ、一旦衝
突電離係数計算方法が決定されれば、従来と同様な計算
時間で高精度のシミュレーション結果を得ることができ
る。
デバイスシミュレーションに比べて精度の高いシミュレ
ーション結果をあまり計算時間を増大させることなく得
ることができるデバイスシミュレーション方法および装
置を提供することができる。すなわち、本発明によるデ
バイスシミュレーション方法および装置によれば、常に
最適な衝突電離係数計算方法を得ることができ、一旦衝
突電離係数計算方法が決定されれば、従来と同様な計算
時間で高精度のシミュレーション結果を得ることができ
る。
【図1】 本発明の第1実施例によるデバイスシミュレ
ーション装置の構成を示す概略的なブロック図である。
ーション装置の構成を示す概略的なブロック図である。
【図2】 デバイスシミュレーションの対象となる半導
体デバイスの一例であるMOSFETを示す概略的な断
面図である。
体デバイスの一例であるMOSFETを示す概略的な断
面図である。
【図3】 本発明の第1実施例によるデバイスシミュレ
ーションの手順を示すフローチャートである。
ーションの手順を示すフローチャートである。
【図4】 MOSFETのゲート電圧と基板電流との関
係についてのシミュレーション結果と実験結果を示すグ
ラフである。
係についてのシミュレーション結果と実験結果を示すグ
ラフである。
【図5】 電界の変化によって衝突電離係数が変化する
ことを示すグラフである。
ことを示すグラフである。
1 ボルツマン輸送方程式計算手段、2 衝突電離係数
計算方法選択手段、3計算制御手段、4 衝突電離係数
計算手段、5 巨視的物理量計算手段、6計算パラメー
タ入力手段、7 計算結果出力手段、21 半導体基
板、22 ゲート絶縁膜、23 ソース領域、24 ド
レイン領域。
計算方法選択手段、3計算制御手段、4 衝突電離係数
計算手段、5 巨視的物理量計算手段、6計算パラメー
タ入力手段、7 計算結果出力手段、21 半導体基
板、22 ゲート絶縁膜、23 ソース領域、24 ド
レイン領域。
Claims (28)
- 【請求項1】 与えられた半導体デバイス内部の電位の
下でボルツマン輸送方程式を用いて正確な衝突電離係数
を求め、 前記ボルツマン輸送方程式以外の衝突電離係数計算方法
の複数の候補のすべてを用いて衝突電離係数を計算し、 前記ボルツマン輸送方程式によって得られた正確な衝突
電離係数に最良に近似し得る衝突電離係数を算出し得る
前記計算方法候補の1つを選択し、 以後は、前記選択された計算方法を用いて衝突電離係数
が求められることを特徴とするデバイスシミュレーショ
ン方法。 - 【請求項2】 前記計算方法候補は、以下の数式グルー
プ候補(G1)〜(G8)を含み、 (G1) :数式(1),(2),(4)および(6) (G2) :数式(1),(2),(4)および(7) (G3) :数式(1),(2),(4)および(8) (G4) :数式(1),(2),(5)および(6) (G5) :数式(1),(2),(5)および(7) (G6) :数式(1),(2),(5)および(8) (G7) :数式(1),(3),(4)および(6) (G8) :数式(1),(3),(4)および(7) (G9) :数式(1),(3),(4)および(8) (G10):数式(1),(3),(5)および(6) (G11):数式(1),(3),(5)および(7) (G12):数式(1),(3),(5)および(8) 【数1】 λ=b・ξ/(dξ/dx)…(5) ξ=|E|…(6) ξ=|E・J|/|J|…(7) ξ=w…(8) ここで、A,a,b,Bi ,λi およびξ0 はフィッテ
イングパラメータ、n1およびn2は有限の整数、Eは
電界ベクトル、Jは電流ベクトル、wはキャリアの平均
エネルギまたはキャリア温度、εSiは半導体基板の誘電
率、εoxはゲート絶縁膜の誘電率、toxはゲート絶縁膜
の厚さ、そしてxj はドレイン接合の深さを表わすこと
を特徴とする請求項1に記載のデバイスシミュレーショ
ン方法。 - 【請求項3】 前記ボルツマン輸送方程式はモンテカル
ロ法を用いて解かれ、電位とキャリア濃度はドリフト−
拡散モデルを用いてポアソン方程式と電流連続方程式と
を連立させて計算されることを特徴とする請求項2に記
載のデバイスシミュレーション方法。 - 【請求項4】 前記ボルツマン輸送方程式はモンテカル
ロ法を用いて解かれ、電位,キャリア濃度およびキャリ
ア温度はハイドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸
送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式およ
びエネルギ保存方程式とを連立させて計算されることを
特徴とする請求項2に記載のデバイスシミュレーション
方法。 - 【請求項5】 前記ボルツマン輸送方程式はモンテカル
ロ法を用いて解かれ、電位,キャリア濃度および格子温
度は格子熱伝導を考慮したドリフト−拡散モデルを用い
てポアソン方程式,電流連続方程式および格子熱伝導方
程式を連立させて計算されることを特徴とする請求項2
に記載のデバイスシミュレーション方法。 - 【請求項6】 前記ボルツマン輸送方程式はモンテカル
ロ法を用いて解かれ、電位,キャリア濃度,キャリア温
度および格子温度は格子熱伝導を考慮したハイドロダイ
ナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルを用いてポア
ソン方程式,電流連続方程式,エネルギ保存方程式およ
び格子熱伝導方程式を連立させて計算されることを特徴
とする請求項2に記載のデバイスシミュレーション方
法。 - 【請求項7】 前記ボルツマン輸送方程式は分布関数の
反復解法を用いて解かれ、電位とキャリア濃度はドリフ
ト−拡散モデルを用いてポアソン方程式と電流連続方程
式とを連立させて計算されることを特徴とする請求項2
に記載のデバイスシミュレーション方法。 - 【請求項8】 前記ボルツマン輸送方程式は分布関数の
反復解法を用いて解かれ、電位,キャリア濃度およびキ
ャリア温度はハイドロダイナミックモデルまたはエネル
ギ輸送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式
およびエネルギ保存方程式を連立させて計算されること
を特徴とする請求項2に記載のデバイスシミュレーショ
ン方法。 - 【請求項9】 前記ボルツマン輸送方程式は分布関数の
反復解法を用いて解かれ、電位,キャリア濃度および格
子温度は格子熱伝導を考慮したドリフト−拡散モデルを
用いてポアソン方程式,電流連続方程式および格子熱伝
導方程式を連立させて計算されることを特徴とする請求
項2に記載のデバイスシミュレーション方法。 - 【請求項10】 前記ボルツマン輸送方程式は分布関数
の反復解法を用いて解かれ、電位,キャリア濃度,キャ
リア温度および格子温度は格子熱伝導を考慮したハイド
ロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルを用い
てポアソン方程式,電流連続方程式,エネルギ保存方程
式および格子熱伝導方程式を連立させて計算されること
を特徴とする請求項2に記載のデバイスシミュレーショ
ン方法。 - 【請求項11】 前記ボルツマン輸送方程式は分布関数
の級数展開解法を用いて解かれ、電位とキャリア濃度は
ドリフト−拡散モデルを用いてポアソン方程式と電流連
続方程式とを連立させて計算されることを特徴とする請
求項2に記載のデバイスシミュレーション方法。 - 【請求項12】 前記ボルツマン輸送方程式は分布関数
の級数展開解法を用いて解かれ、電位,キャリア濃度お
よびキャリア温度はハイドロダイナミックモデルまたは
エネルギ輸送モデルを用いてポアソン方程式,電流連続
方程式およびエネルギ保存方程式を連立させて計算され
ることを特徴とする請求項2に記載のデバイスシミュレ
ーション方法。 - 【請求項13】 前記ボルツマン輸送方程式は分布関数
の級数展開解法を用いて解かれ、電位,キャリア濃度お
よび格子温度は格子熱伝導を考慮したドリフト−拡散モ
デルを用いてポアソン方程式,電流連続方程式および格
子熱伝導方程式を連立させて計算されることを特徴とす
る請求項2に記載のデバイスシミュレーション方法。 - 【請求項14】 前記ボルツマン輸送方程式は分布関数
の級数展開解法を用いて解かれ、電位,キャリア濃度,
キャリア温度および格子温度は格子熱伝導を考慮したハ
イドロダイナミックモデルまたはエネルギ輸送モデルを
用いてポアソン方程式,電流連続方程式,エネルギ保存
方程式および格子熱伝導方程式を連立させて計算される
ことを特徴とする請求項2に記載のデバイスシミュレー
ション方法。 - 【請求項15】 デバイスシミュレーション装置であっ
て、 与えられた半導体デバイス内部の電位の下でボルツマン
輸送方程式を解いて正確な衝突電離係数を求めるための
ボルツマン輸送方程式計算手段と、 前記ボルツマン輸送方程式以外の種々の衝突電離係数計
算方法を実行するための衝突電離係数計算手段と、 前記ボルツマン輸送方程式計算手段によって求められた
正確な衝突電離係数に最良に近似し得る衝突電離係数を
算出し得る前記衝突電離係数計算方法を選択するための
衝突電離係数計算方法選択手段と、 電位,キャリア濃度,キャリア温度および格子温度を含
む巨視的物理量の少なくとも1つを計算するための巨視
的物理量計算手段と、 前記デバイスシミュレーション装置全体を制御するため
の計算制御手段とを含み、 前記衝突電離係数計算方法選択手段によって特定の衝突
電離係数計算方法が選択された後は、前記衝突電離係数
計算手段は前記選択された特定の衝突電離係数計算方法
によって衝突電離係数を計算することを特徴とするデバ
イスシミュレーション装置。 - 【請求項16】 前記衝突電離係数計算方法選択手段
は、以下の数式グループ(G1)〜(G8)の1つを選
択し、 (G1) :数式(1),(2),(4)および(6) (G2) :数式(1),(2),(4)および(7) (G3) :数式(1),(2),(4)および(8) (G4) :数式(1),(2),(5)および(6) (G5) :数式(1),(2),(5)および(7) (G6) :数式(1),(2),(5)および(8) (G7) :数式(1),(3),(4)および(6) (G8) :数式(1),(3),(4)および(7) (G9) :数式(1),(3),(4)および(8) (G10):数式(1),(3),(5)および(6) (G11):数式(1),(3),(5)および(7) (G12):数式(1),(3),(5)および(8) 【数2】 λ=b・ξ/(dξ/dx)…(5) ξ=|E|…(6) ξ=|E・J|/|J|…(7) ξ=w…(8) ここで、A,a,b,Bi ,λi およびξ0 はフィッテ
イングパラメータ、n1およびn2は有限の整数、Eは
電界ベクトル、Jは電流ベクトル、wはキャリアの平均
エネルギまたはキャリア温度、εSiは半導体基板の誘電
率、εoxはゲート絶縁膜の誘電率、toxはゲート絶縁膜
の厚さ、そしてxj はドレイン接合の深さを表わすこと
を特徴とする請求項15に記載のデバイスシミュレーシ
ョン装置。 - 【請求項17】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
モンテカルロ法計算手段であり、前記巨視的物理量計算
手段はドリフト−拡散モデル計算手段であってポアソン
方程式と電流連続方程式とを連立させて電位とキャリア
濃度を計算することを特徴とする請求項16に記載のデ
バイスシミュレーション装置。 - 【請求項18】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
モンテカルロ法計算手段であり、前記巨視的物理量計算
手段はハイドロダイナミックモデル計算手段またはエネ
ルギ輸送モデル計算手段であってポアソン方程式,電流
連続方程式およびエネルギ保存方程式を連立させて電
位、キャリア濃度およびキャリア温度を計算することを
特徴とする請求項16に記載のデバイスシミュレーショ
ン装置。 - 【請求項19】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
モンテカルロ法計算手段であり、前記巨視的物理量計算
手段は格子熱伝導を考慮したドリフト−拡散モデル計算
手段であってポアソン方程式,電流連続方程式および格
子熱伝導方程式を連立させて電位,キャリア濃度および
格子温度を計算することを特徴とする請求項16に記載
のデバイスシミュレーション装置。 - 【請求項20】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
モンテカルロ法計算手段であり、前記巨視的物理量計算
手段は格子熱伝導を考慮したハイドロダイナミックモデ
ル計算手段またはエネルギ輸送モデル計算手段であって
ポアソン方程式,電流連続方程式,エネルギ保存方程式
および格子熱伝導方程式を連立させて電位,キャリア濃
度,キャリア温度および格子温度を計算することを特徴
とする請求項16に記載のデバイスシミュレーション装
置。 - 【請求項21】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
分布関数の反復解法計算手段であり、前記巨視的物理量
計算手段はドリフト−拡散モデル計算手段であってポア
ソン方程式と電流連続方程式とを連立させて電位とキャ
リア濃度を計算することを特徴とする請求項16に記載
のデバイスシミュレーション装置。 - 【請求項22】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
分布関数の反復解法計算手段であり、前記巨視的物理量
計算手段はハイドロダイナミックモデル計算手段または
エネルギ輸送モデル計算手段であってポアソン方程式,
電流連続方程式およびエネルギ保存方程式を連立させて
電位、キャリア濃度およびキャリア温度を計算すること
を特徴とする請求項16に記載のデバイスシミュレーシ
ョン装置。 - 【請求項23】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
分布関数の反復解法計算手段であり、前記巨視的物理量
計算手段は格子熱伝導を考慮したドリフト−拡散モデル
計算手段であってポアソン方程式,電流連続方程式およ
び格子熱伝導方程式を連立させて電位,キャリア濃度お
よび格子温度を計算することを特徴とする請求項16に
記載のデバイスシミュレーション装置。 - 【請求項24】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
分布関数の反復解法計算手段であり、前記巨視的物理量
計算手段は格子熱伝導を考慮したハイドロダイナミック
モデル計算手段またはエネルギ輸送モデル計算手段であ
ってポアソン方程式,電流連続方程式,エネルギ保存方
程式および格子熱伝導方程式を連立させて電位,キャリ
ア濃度,キャリア温度および格子温度を計算することを
特徴とする請求項16に記載のデバイスシミュレーショ
ン装置。 - 【請求項25】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
分布関数の級数展開解法計算手段であり、前記巨視的物
理量計算手段はドリフト−拡散モデル計算手段であって
ポアソン方程式と電流連続方程式とを連立させて電位と
キャリア濃度を計算することを特徴とする請求項16に
記載のデバイスシミュレーション装置。 - 【請求項26】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
分布関数の級数展開解法計算手段であり、前記巨視的物
理量計算手段はハイドロダイナミックモデル計算手段ま
たはエネルギ輸送モデル計算手段であってポアソン方程
式,電流連続方程式およびエネルギ保存方程式を連立さ
せて電位,キャリア濃度およびキャリア温度を計算する
ことを特徴とする請求項16に記載のデバイスシミュレ
ーション装置。 - 【請求項27】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
分布関数の級数展開解法計算手段であり、前記巨視的物
理量計算手段は格子熱伝導を考慮したドリフト−拡散モ
デル計算手段であってポアソン方程式,電流連続方程式
および格子熱伝導方程式を連立させて電位,キャリア濃
度および格子温度を計算することを特徴とする請求項1
6に記載のデバイスシミュレーション装置。 - 【請求項28】 前記ボルツマン輸送方程式計算手段は
分布関数の級数展開解法計算手段であり、前記巨視的物
理量計算手段は格子熱伝導を考慮したハイドロダイナミ
ックモデル計算手段またはまたはエネルギ輸送モデル計
算手段であってポアソン方程式,電流連続方程式,エネ
ルギ保存方程式および格子熱伝導方程式を連立させて電
位,キャリア濃度,キャリア温度および格子温度を計算
することを特徴とする請求項16に記載のデバイスシミ
ュレーション装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6276225A JPH08139151A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | デバイスシミュレーションの方法および装置 |
| US08/458,202 US5627772A (en) | 1994-11-10 | 1995-06-02 | Method and apparatus for device simulation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6276225A JPH08139151A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | デバイスシミュレーションの方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08139151A true JPH08139151A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17566440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6276225A Withdrawn JPH08139151A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | デバイスシミュレーションの方法および装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5627772A (ja) |
| JP (1) | JPH08139151A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001016819A1 (en) * | 1999-08-27 | 2001-03-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | System for evaluating price risk of financial product or its financial derivative, dealing system, and recorded medium |
| JP2001331476A (ja) * | 2000-05-23 | 2001-11-30 | Ono Sokki Co Ltd | 曲線適合方法、曲線適合装置、曲線適合プログラム記憶媒体、および損失係数測定装置 |
| CN119849172A (zh) * | 2024-12-27 | 2025-04-18 | 广州增芯科技有限公司 | 器件的击穿电压仿真方法、装置、电子设备与存储介质 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2716009B2 (ja) * | 1995-07-28 | 1998-02-18 | 日本電気株式会社 | 欠陥分布シミュレーション方法 |
| JPH09171521A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Sony Corp | 半導体のシミュレーション方法及び装置 |
| JP3221354B2 (ja) * | 1997-04-11 | 2001-10-22 | 日本電気株式会社 | デバイスシミュレーション方法 |
| JP4286924B2 (ja) * | 1997-04-18 | 2009-07-01 | 株式会社東芝 | 半導体装置の製造方法、半導体装置の特性評価装置、半導体装置の特性評価方法、及び、半導体装置の特性評価プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 |
| JPH11353338A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | 集積回路のシミュレーション方法および記録媒体 |
| JP2000332264A (ja) * | 1999-05-25 | 2000-11-30 | Nec Corp | ブレークダウンのシミュレーション方法 |
| JP7447368B2 (ja) * | 2018-11-15 | 2024-03-12 | 浩志 渡辺 | 電子デバイスのシミュレーション方法 |
| CN115455715B (zh) * | 2022-09-22 | 2026-04-24 | 东南大学 | 一种基于并行马尔科夫链的电缆接头电树预测方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2395605A1 (fr) * | 1977-06-21 | 1979-01-19 | Thomson Csf | Structure de diode a avalanche a rendement ameliore et diode utilisant une telle structure |
| US4553317A (en) * | 1981-11-09 | 1985-11-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of obtaining an impact ionization coefficient rate by junction of different kinds of semiconductors |
| US5457337A (en) * | 1994-10-07 | 1995-10-10 | Hughes Aircraft Company | Low-noise gain-mode impurity band conduction detector design |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP6276225A patent/JPH08139151A/ja not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-06-02 US US08/458,202 patent/US5627772A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001016819A1 (en) * | 1999-08-27 | 2001-03-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | System for evaluating price risk of financial product or its financial derivative, dealing system, and recorded medium |
| US7552076B1 (en) | 1999-08-27 | 2009-06-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | System for evaluating price risk of financial product or its financial derivative, dealing system and recorded medium |
| US7865418B2 (en) | 1999-08-27 | 2011-01-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Price and risk evaluation system for financial product or its derivatives, dealing system, recording medium storing a price and risk evaluation program, and recording medium storing a dealing program |
| JP2001331476A (ja) * | 2000-05-23 | 2001-11-30 | Ono Sokki Co Ltd | 曲線適合方法、曲線適合装置、曲線適合プログラム記憶媒体、および損失係数測定装置 |
| CN119849172A (zh) * | 2024-12-27 | 2025-04-18 | 广州增芯科技有限公司 | 器件的击穿电压仿真方法、装置、电子设备与存储介质 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5627772A (en) | 1997-05-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5020562B2 (ja) | シミュレーション装置、シミュレーション方法、及び半導体装置の製造方法 | |
| Tsuchiaki et al. | A new charge pumping method for determining the spatial distribution of hot-carrier-induced fixed charge in p-MOSFETs | |
| US7343215B2 (en) | Methothology for estimating statistical distribution characteristics of product parameters | |
| JPH08139151A (ja) | デバイスシミュレーションの方法および装置 | |
| JP2004200461A5 (ja) | ||
| Jungemann et al. | Failure of moments-based transport models in nanoscale devices near equilibrium | |
| Yang et al. | Graph-based compact model (GCM) for efficient transistor parameter extraction: A machine learning approach on 12 nm FinFETs | |
| CN117574772A (zh) | 基于功率反馈的功率半导体器件数字孪生模型构建方法 | |
| Schanovsky et al. | A multi scale modeling approach to non-radiative multi phonon transitions at oxide defects in MOS structures | |
| JP2000101063A (ja) | シミュレーション方法、シミュレータ、シミュレーションプログラムを記録した記録媒体および半導体装置の製造方法 | |
| Axelou et al. | Accelerating electromigration stress analysis using low-rank balanced truncation | |
| Mahdjoubi et al. | Prediction of critical flashover voltage of polluted insulators under sec and rain conditions using least squares support vector machines (LS-SVM) | |
| CN120850773A (zh) | 一种基于电热耦合约束神经网络的mosfet建模方法 | |
| JP3139428B2 (ja) | 拡散シミュレーション方法 | |
| JP2010161290A (ja) | シミュレーション方法、シミュレーション装置及びシミュレーションプログラム | |
| JP3221354B2 (ja) | デバイスシミュレーション方法 | |
| Yih et al. | A consistent gate and substrate current model for submicron MOSFET's by considering energy transport | |
| JP2010062441A (ja) | シミュレーション装置、及びシミュレーション方法 | |
| JP5906079B2 (ja) | ドレイン電流のシミュレーション装置及びドレイン電流のシミュレーションプログラム | |
| JP2021118237A5 (ja) | ||
| Martinie et al. | Physics-based analytical modeling of quasi-ballistic transport in double-gate MOSFETs: From device to circuit operation | |
| JP2011171375A (ja) | デバイスシミュレーション装置、デバイスシミュレーション方法及びプログラム | |
| CN120974792B (zh) | 一种mos器件的建模方法 | |
| JP2670281B2 (ja) | 半導体素子の電気特性評価装置 | |
| CN121069147B (zh) | 场效应晶体管沟道迁移率的确定方法、装置和计算机设备 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |