JPH08139200A - トランジスタ・ゲート駆動電圧発生回路及びそのトランジスタの製造方法 - Google Patents

トランジスタ・ゲート駆動電圧発生回路及びそのトランジスタの製造方法

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JPH08139200A
JPH08139200A JP6279026A JP27902694A JPH08139200A JP H08139200 A JPH08139200 A JP H08139200A JP 6279026 A JP6279026 A JP 6279026A JP 27902694 A JP27902694 A JP 27902694A JP H08139200 A JPH08139200 A JP H08139200A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】しきい値電圧のバラツキに起因する飽和電流の
バラツキを低減させる。 【構成】MOSトランジスタ12, 21の製造条件が同一と
なるように、MOSトランジスタ21を、MOSトランジ
スタ12と同一のP形基板の同一チップ内に形成する。そ
して定電流源22をNチャンネルのMOSトランジスタ21
のドレインに接続し、ドレイン−ゲート間を接続し、定
電圧を供給する定電圧回路23をソースに接続し、定電圧
にしきい値電圧VT を加算した電圧をMOSトランジス
タのゲートに印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスタ・ゲート
駆動電圧発生回路及びそのトランジスタの製造方法に関
し、特にMOS(Metal oxide Semiconductor)トランジ
スタのしきい値電圧のバラツキに起因する飽和電流のバ
ラツキを低減させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、負荷駆動用のMOSトランジ
スタのゲート駆動電圧発生回路には、通常、定電圧回路
が用いられる。図5は、従来のMOSトランジスタのゲ
ート駆動電圧発生回路を示す。図5において、MOSト
ランジスタ42は、ドレインに接続された負荷41を駆動す
るトランジスタであり、ゲートには、MOS駆動回路43
が接続されている。このMOS駆動回路43は、入力信号
により制御されてゲートに電圧を印加するための回路で
あり、MOS駆動回路43には定電圧回路44が接続されて
いる。尚、MOS駆動回路43をゲートに接続する代わり
に定電圧に保たれた入力信号を直接ゲートに入力する場
合もある。
【0003】負荷正常時では負荷41の抵抗で規定される
通電量で電流が流れるので問題ないが、負荷短絡時で
は、過電流が流れる場合がある。このような異常時に対
処するためには2つの方法がある。1つは、負荷41の過
電流を検知したときに、過電流は完全な異常であると判
断し、MOSトランジスタ42をオフして電流を完全に遮
断し、システムを止める方法である。もう1つは、負荷
41に通電される電流の通電量を制御する方法である。即
ち、外部からのサージ、ノイズ等により瞬間的に過電流
状態になることを想定し、通電電流を制限することによ
りシステムを止めないでMOSトランジスタ42を保護す
る方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、後者の方法
には、さらにゲート電圧を制御して通電電流を飽和させ
る方法がある。図6はMOSトランジスタ42の電流、電
圧特性を示す図であるが、この方法では、この図に示す
ように、負荷短絡時の通電量は、ゲート電圧を制御した
ときのMOSトランジスタ42の飽和電流値で決まる。即
ち、同じゲート電圧でも飽和電流値が大きすぎると、M
OSトランジスタ42のチップ焼損や、ワイヤ溶断等が考
えられ、小さすぎると、極端な場合、MOSトランジス
タ42がオフしてしまうケースが考えられるので、飽和電
流値のバラツキをできるだけ小さくすることがポイント
となる。
【0005】ここで、一般にMOSトランジスタ42の飽
和電流IS は次式(1) によって表される。 IS ∝(VGS−VT 2 ・・・・・・・・・・・・・・・・(1) 但し、VGS:ゲート−ソース間電圧 VT :しきい値電圧 尚、しきい値電圧VT は、ゲートに電圧を印加していっ
たときに基板表面で反転が始まる時の電圧であり、ゲー
ト電圧がしきい値電圧VT を越えたときに初めてドレイ
ン電流が流れ出す。
【0006】(1) 式から分かるように、MOSトランジ
スタ42の飽和電流IS はしきい値電圧VT によって左右
される。また、しきい値電圧VT は次式(2) によって表
される。 VT =2φF +qNA Dm/COX 但し、φF :P形基板のフェルミポテンシャル NA :P形基板の不純物濃度 LDm:最大空乏層厚さ COX:絶縁膜の単位面積当たりの容量 (2) 式から分かるように、しきい値電圧VT はP形基板
の不純物濃度NA に左右される。
【0007】不純物濃度についていえば、図7(A)に
示すようなLSI等に用いられる通常のMOSトランジ
スタでは、P形基板にチャンネル領域が形成されるた
め、P形基板表面の不純物濃度は、ソース−ドレイン領
域形成時の拡散によってはほとんど影響されず、しきい
値電圧VT のバラツキは少ない。これに対し、負荷駆動
用に用いられるMOSトランジスタでは、電流駆動力を
高めるため、DMOS(Double Diffusion MOS) 構造の
トランジスタが多いが、かかるDMOS構造のトランジ
スタでは、2重拡散により各領域が形成されるため、不
純物濃度がばらつきやすい。
【0008】即ち、例えばNチャンネルDMOS構造の
トランジスタに示す図7(B)において、一般にPベー
ス、Pウェル等と呼ばれるP形基板領域は、N+ 拡散層
であるソース領域と同様に、ゲートエッジからの拡散に
より形成され、このP形基板領域がチャンネル領域とな
る。このため、P形基板の表面領域の不純物濃度は、拡
散条件によってばらつき、DMOS構造のトランジスタ
の基板表面領域の不純物濃度のバラツキは、通常のMO
Sトランジスタの基板表面領域の不純物濃度のバラツキ
に比べて大きくなってしまう。
【0009】したがって、しきい値電圧VT のバラツキ
も、通常のMOSトランジスタより約2倍程度大きくな
り、±1V程度となる。この場合、例えば、しきい値電
圧V T の中心値を2V、最小値、最大値を、夫々、1
V、3Vとしてゲート−ソース間に5Vを印加すると、
前述の(1) 式によれば、夫々の飽和電流IS の比は9:
16:4となり、飽和電流IS に最大で4倍の開きが生じ
る。同様にゲート−ソース間電圧VGS=4Vとした場合
には、飽和電流IS に最大で9倍のバラツキが生じてし
まう。
【0010】このように、ゲート電圧としてMOS駆動
回路43から定電圧を出力することによりMOSトランジ
スタ42を駆動する場合、MOSトランジスタ42のしきい
値電圧VT にバラツキがあると、特に過電流時に通電電
流を制限したときに通電量もばらついてしまい、通電量
に一桁程度のバラツキが生じる場合もある。本発明はこ
のような従来の課題に鑑みてなされたもので、しきい値
電圧のバラツキに起因する飽和電流のバラツキを低減さ
せることが可能なトランジスタ・ゲート駆動電圧発生回
路及びそのトランジスタの製造方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明にかかるトランジスタ・ゲート駆動電圧発生回路で
は、負荷駆動用の第1のMOSトランジスタのゲートに
出力されるゲート駆動用電圧を発生するトランジスタ・
ゲート駆動電圧発生回路において、前記第1のMOSト
ランジスタと同一半導体基板上に同一製造条件にて形成
され、ドレイン端子とゲート端子が短絡されてゲート端
子が第1のMOSトランジスタのゲート端子に接続され
た第2のMOSトランジスタと、該第2のMOSトラン
ジスタのドレイン側に接続されて所定の定電流を供給す
る定電流源と、前記第2のMOSトランジスタのソース
側に接続されて所定の定電圧を発生する定電圧回路と、
を備えるようにした。
【0012】請求項2の発明にかかるトランジスタ・ゲ
ート駆動電圧発生回路では、前記第1のMOSトランジ
スタのゲート端子と第2のMOSトランジスタのゲート
端子との間に第1のバッファ回路を接続するように構成
した。請求項3の発明にかかるトランジスタ・ゲート駆
動電圧発生回路では、前記定電流源を、電源に接続され
た抵抗で構成する一方、前記定電圧回路の出力電圧を分
圧する分圧抵抗と、該分圧抵抗の接続点と前記第2のM
OSトランジスタの接地側との間に接続され、分圧抵抗
により分圧された電圧を保持する第2のバッファ回路
と、を備えた。
【0013】請求項4の発明にかかるトランジスタ・ゲ
ート駆動電圧発生回路のトランジスタの製造方法では、
半導体基板の負荷駆動用の第1のMOSトランジスタ形
成領域としきい値電圧検出用の第2のMOSトランジス
タ形成領域に埋込層を形成し、その上にエピタキシャル
層を形成する工程と、前記各トランジスタ形成領域を接
合分離する工程と、各トランジスタ形成領域上にゲート
酸化膜を形成した後、ゲート酸化膜上にゲート電極を形
成する工程と、前記第1のMOSトランジスタ形成領域
及び第2のMOSトランジスタ形成領域内のエピタキシ
ャル層内に不純物を拡散してチャンネル領域を同時に形
成する工程と、前記第1のMOSトランジスタ形成領域
及び第2のMOSトランジスタ形成領域の各チャンネル
領域内に不純物を拡散してソース領域を同時に形成する
とともに、両トランジスタの各エピタキシャル層内に不
純物を拡散してドレイン領域を同時に形成する工程と、
層間絶縁膜を形成する工程と、各トランジスタ形成領域
のドレイン領域、ソース領域にコンタクトを形成してド
レイン、ソース電極を形成する工程と、前記ドレイン、
ソース、ゲート電極に配線する工程と、を含むようにし
た。
【0014】
【作用】上記、請求項1の発明にかかるトランジスタ・
ゲート駆動電圧発生回路の構成によれば、第2のMOS
トランジスタの電源側とゲート間を短絡することによ
り、しきい値電圧が検出される。第1のMOSトランジ
スタと第2のMOSトランジスタとは、同一半導体基板
上に同一製造条件にて形成されるので、チャンネル領域
の不純物濃度は、両トランジスタで等しくとなり、この
しきい値電圧も等しくなる。また、第1のMOSトラン
ジスタのゲートには、定電圧にしきい値電圧が加算され
た電圧がゲート電圧として印加されるが、このとき、両
トランジスタのしきい値電圧が等しいので、このしきい
値電圧はキャンセルされる。したがって、しきい値電圧
のバラツキに起因する飽和電流のバラツキもキャンセル
され、精度の良い電流リミッタを構成することが可能と
なる。
【0015】請求項2の発明にかかるトランジスタ・ゲ
ート駆動電圧発生回路の構成によれば、第1のバッファ
回路の働きにより、第1のMOSトランジスタのゲート
容量に影響されずに、該ゲートに正確なゲート電圧を印
加することが可能となる。請求項3の発明にかかるトラ
ンジスタ・ゲート駆動電圧発生回路の構成によれば、第
2のバッファ回路の働きにより、MOSトランジスタの
接地側電位は、分圧抵抗により分圧された定電圧に保た
れ、定電流源が、電源に接続された抵抗で構成されてい
るため、簡単な回路構成でしきい値電圧を検出すること
が可能となる。
【0016】請求項4の発明にかかるトランジスタ・ゲ
ート駆動電圧発生回路のトランジスタの製造方法によれ
ば、第1のMOSトランジスタ形成領域及び第2のMO
Sトランジスタ形成領域のチャンネル領域が同時に形成
されるので、第1,2のMOSトランジスタ形成領域の
両チャンネル領域の不純物濃度が等しくなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て説明する。図1は、負荷駆動回路1、及び本発明の第
一実施例のゲート駆動電圧発生回路2を示す。図1にお
いて、負荷11は、電圧VB の電源とMOSトランジスタ
12のドレイン端子間に接続されている。MOSトランジ
スタ12は、負荷駆動用のDMOS電界効果トランジスタ
であり、ソース端子がアースに接続されている。
【0018】ゲート駆動電圧発生回路2のMOSトラン
ジスタ21は、しきい値電圧VT 検出用のDMOS電界効
果トランジスタであり、ドレイン−ゲート端子間が短絡
され、ドレイン端子、ソース端子には、夫々、定電流源
22、定電圧回路23が接続され、ゲート端子は、第1のバ
ッファ回路24を介してMOSトランジスタ12のゲート端
子に接続されている。
【0019】このMOSトランジスタ21は、しきい値電
圧がMOSトランジスタ12のしきい値電圧と等しくなる
ようにするため、MOSトランジスタ12と同一半導体基
板上の同一のLSI(1チップ)内に形成される。次
に、MOSトランジスタ12,21の製造方法について説明
する。図2及び図3の(a)〜(f)は、MOSトラン
ジスタ12,21の製造方法の一例を示す。尚、ここでは、
CMOSトランジスタを製造するように記載されている
が、この製造方法は、基本的には、バイポーラトランジ
スタも含め、パワーMOSトランジスタと同一半導体基
板上に回路を形成することが可能なプロセスによる。
【0020】まず、図2(a)に示すように、P型基板
51上にN+ 埋込層52を形成し、その上にN型エピタキシ
ャル層53を形成する。このN+ 埋込層52は、出力用トラ
ンジスタのドレイン抵抗を下げるため、また、回路部の
ラッチアップ耐量を向上させるために形成される。尚、
本実施例では、出力用トランジスタをLDMOSトラン
ジスタとしている。
【0021】それから、図2(b)に示すように、P型
アイソレーション領域54を形成し、N型エピタキシャル
層53を分離する。分離された一部のN型エピタキシャル
層53にPウェル領域55を形成する。最終的にPウェル領
域55内にN(チャンネル)MOSトランジスタが形成さ
れる。次に、図2(c)に示すように、フィールド酸化
膜56を形成し、次にゲート酸化膜56′を熱酸化により形
成し、MOSトランジスタのゲートとしてポリシリコン
電極57を形成する。その後、負荷駆動用MOSトランジ
スタ、しきい値電圧検出用MOSトランジスタのP型チ
ャンネル領域58を拡散により形成する。
【0022】それから、図3(d)に示すように、負荷
駆動用MOSトランジスタ、しきい値電圧検出用MOS
トランジスタ及びN(チャンネル)MOSトランジスタ
のソース−ドレイン領域を形成するためにN+ 拡散領域
59,60,61,62を形成し、P(チャンネル)MOSトラ
ンジスタのソース−ドレイン領域を形成するためにP +
拡散領域63,64を形成する。
【0023】このように負荷駆動用MOSトランジス
タ、しきい値電圧検出用MOSトランジスタのP型チャ
ンネル領域58、N+ 拡散領域59が同一拡散条件のもとに
形成されるため、両トランジスタのP型チャンネル領域
58の不純物濃度にバラツキが生じなくなる。それから、
図3(e)に示すように、PSG等からなる層間絶縁膜
65を形成し、フォトエッチング工程によりコンタクト領
域66を形成する。
【0024】最後に、図3(f)に示すように、アルミ
ニウム電極67を形成する。実際にはこの後チップ表面に
PSG、PIQ等の最終パッシベーション膜を形成す
る。このようなプロセスを経てMOSトランジスタ12,
21が製造される。次に、ゲート駆動電圧発生回路2の動
作を説明する。MOSトランジスタ21のドレインとゲー
ト間を短絡し、定電流源22によりMOSトランジスタ21
は定電流駆動されているため、MOSトランジスタ21
は、しきい値電圧VT2で導通することとなり、したがっ
て、ドレイン−ソース間で、しきい値電圧VT2が発生す
る。
【0025】このMOSトランジスタ12のしきい値電圧
T1は、MOSトランジスタ12,21が同一半導体基板上
の同一チップ内に形成されているため、MOSトランジ
スタ21のしきい値電圧VT2と略等しいと考えられる。即
ち、半導体デバイスのしきい値電圧VT を含む各種特性
のバラツキは製造バラツキに起因する。半導体デバイス
は、1個のLSIを1チップとして1ウェハ中に数百〜
数千個形成され、数十枚のウェハを1ロットとして製造
する。従って特性のバラツキの大きさは一般に次のよう
になる。
【0026】ロット間バラツキ>ロット内バラツキ>ウ
ェハ内バラツキ>チップ内バラツキ 特に、P形基板の表面領域の不純物濃度は拡散条件によ
り影響を受けるが、本実施例では、MOSトランジスタ
12,21が同一半導体基板上の同一チップ内に形成されて
いるため、拡散条件が同一となり、P形基板の表面領域
の不純物濃度のバラツキは極小となる。したがって、P
形基板の表面領域の不純物濃度のバラツキが極小となれ
ば、MOSトランジスタ12のしきい値電圧VT1と、MO
Sトランジスタ21のしきい値電圧VT2と、は略等しいと
考えられ、例えば、VT1=2Vの時、VT2=2Vとな
り、VT1=3Vの時、VT2=3Vとなり、VT1=1Vの
時、VT1=1Vとなる。
【0027】一方、MOSトランジスタ21のソースに
は、定電圧回路23の出力電圧が入力されるため、バッフ
ァ回路34を介して出力される電圧Vout は次式(3) によ
って表される。 Vout =V1 +VT2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3) 但し、V1 :定電圧回路23の出力電圧 VT2:MOSトランジスタ21のしきい値電圧 この出力電圧Vout がMOSトランジスタ12のゲートに
入力される。
【0028】式(1) のゲート−ソース間電圧VGSに式
(3) の出力電圧Vout を代入すると、MOSトランジス
タの飽和電流IS は IS ∝V1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4) と表され、MOSトランジスタ12のしきい値電圧VT1
バラツキに起因する飽和電流IS のバラツキがなくなる
ことが分かる。
【0029】かかる構成によれば、MOSトランジスタ
12,21を同一半導体基板上の同一チップ内に同一製造方
法で形成したため、MOSトランジスタ12,21のしきい
値電圧は等しくなり、また、MOSトランジスタ12のゲ
ートには、定電圧にMOSトランジスタ21のしきい値電
圧VT2が加算された電圧が印加されるため、MOSトラ
ンジスタ12のしきい値電圧VT1のバラツキによるMOS
トランジスタ12の飽和電流IS のバラツキを低減させる
ことができ、簡単な回路の追加のみで精度の良い電流リ
ミッタを構成することができる。
【0030】また、第1のバッファ回路24の働きにより
MOSトランジスタ12のゲート容量に影響されず瞬間的
に大電流を流すことができ、MOSトランジスタ21のド
レイン電圧を、MOSトランジスタ12のゲートに正確に
印加することができる。尚、実施例では、Nチャンネル
形のMOSトランジスタを用いて説明したが、Pチャン
ネル形のものにも同様に適用することができる。また、
MOSトランジスタだけでなくIGBTを用いても全く
同様の効果が得られる。
【0031】次に第二実施例について説明する。このも
のは、簡単な回路構成で定電流源を構成し、さらに定電
圧も任意に変更できるようにしたものである。図4は第
二実施例の回路構成を示す。尚、図1と同一要素のもの
については同一符号を付して説明は省略する。
【0032】図4において、ゲート−ドレイン間が短絡
されたしきい値電圧VT 検出用のMOSトランジスタ21
は、ドレインが電流制限用抵抗R1 を介して電圧VB
電源に接続されることにより、定電流駆動されている。
定電圧回路23の出力電圧は、抵抗R2 ,R3 によって分
圧され、分圧比によって任意に変えられる。オペアンプ
31は第2のバッファ回路を構成するものであり、オペア
ンプ31の入力端は、抵抗R2 ,R3 の接続点に接続し、
出力端は、MOSトランジスタ21のソースに接続され、
抵抗R2 ,R3 により分圧された電圧を電流増幅する。
【0033】また、第1のバッファ回路24は、オペアン
プ32によって構成され、オペアンプ32の入力端がMOS
トランジスタ21のドレイン及びゲートに接続され、出力
端が負荷駆動用のMOSトランジスタ12のゲートに接続
される。次に動作を説明する。MOSトランジスタ47の
ソース電位は、第1のバッファ回路の働きにより、抵抗
2 ,R3 により分圧された定電圧に保たれ、抵抗
1 、MOSトランジスタ21に通電される電流の影響を
受けない。
【0034】かかる構成によれば、分圧抵抗により定電
圧回路23の出力電圧を任意に変更してMOSトランジス
タ12の電流リミット値を任意に設定することが可能とな
る。また定電流源として抵抗R1 を用いているため簡単
な回路構成でしきい値電圧を発生させることができる。
さらに、第1のバッファ回路をオペアンプ32で簡易に構
成することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかるトランジスタ・ゲート駆動電圧発生回路によれ
ば、第1、2のMOSトランジスタのしきい値電圧を等
しくすることができ、しきい値電圧のバラツキに起因す
る飽和電流のバラツキがキャンセルされ、精度の良い電
流リミッタを構成することができる。
【0036】請求項2の発明にかかるトランジスタ・ゲ
ート駆動電圧発生回路によれば、第1のMOSトランジ
スタのゲート容量に影響されずに、該ゲートに正確なゲ
ート電圧を印加することができる。請求項3の発明にか
かるトランジスタ・ゲート駆動電圧発生回路によれば、
簡単な回路構成でしきい値電圧を検出することができ
る。
【0037】請求項4の発明にかかるトランジスタ・ゲ
ート駆動電圧発生回路のトランジスタの製造方法によれ
ば、第1,2のMOSトランジスタ形成領域の両チャン
ネル領域の不純物濃度が等しくなり、したがって、しき
い値電圧も等しくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す回路図。
【図2】図1のMOSトランジスタの製造工程における
断面図。
【図3】同上断面図。
【図4】本発明の第2実施例の構成を示す回路図。
【図5】従来の回路図。
【図6】図5のMOSトランジスタの動作説明図。
【図7】MOSトランジスタの説明図。
【符号の説明】
1 負荷駆動回路 2 ゲート駆動電圧発生回路 12,21 MOSトランジスタ 22 定電流源 23 定電圧回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822 29/78 H01L 29/78 301 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷駆動用の第1のMOSトランジスタの
    ゲートに出力されるゲート駆動用電圧を発生するトラン
    ジスタ・ゲート駆動電圧発生回路において、 前記第1のMOSトランジスタと同一半導体基板上に同
    一製造条件にて形成され、ドレイン端子とゲート端子が
    短絡されてゲート端子が第1のMOSトランジスタのゲ
    ート端子に接続された第2のMOSトランジスタと、 該第2のMOSトランジスタのドレイン側に接続されて
    所定の定電流を供給する定電流源と、 前記第2のMOSトランジスタのソース側に接続されて
    所定の定電圧を発生する定電圧回路と、 を備えたことを特徴とするトランジスタ・ゲート駆動電
    圧発生回路。
  2. 【請求項2】前記第1のMOSトランジスタのゲート端
    子と第2のMOSトランジスタのゲート端子との間に第
    1のバッファ回路を接続するように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載のトランジスタ・ゲート駆動電圧
    発生回路。
  3. 【請求項3】前記定電流源を、電源に接続された抵抗で
    構成する一方、 前記定電圧回路の出力電圧を分圧する分圧抵抗と、 該分圧抵抗の接続点と前記第2のMOSトランジスタの
    接地側との間に接続され、分圧抵抗により分圧された電
    圧を保持する第2のバッファ回路と、を備えたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載のトランジスタ・
    ゲート駆動電圧発生回路。
  4. 【請求項4】半導体基板の負荷駆動用の第1のMOSト
    ランジスタ形成領域としきい値電圧検出用の第2のMO
    Sトランジスタ形成領域に埋込層を形成し、その上にエ
    ピタキシャル層を形成する工程と、 前記各トランジスタ形成領域を接合分離する工程と、 各トランジスタ形成領域上にゲート酸化膜を形成した
    後、ゲート酸化膜上にゲート電極を形成する工程と、 前記第1のMOSトランジスタ形成領域及び第2のMO
    Sトランジスタ形成領域内のエピタキシャル層内に不純
    物を拡散してチャンネル領域を同時に形成する工程と、 前記第1のMOSトランジスタ形成領域及び第2のMO
    Sトランジスタ形成領域の各チャンネル領域内に不純物
    を拡散してソース領域を同時に形成するとともに、両ト
    ランジスタの各エピタキシャル層内に不純物を拡散して
    ドレイン領域を同時に形成する工程と、 層間絶縁膜を形成する工程と、 各トランジスタ形成領域のドレイン領域、ソース領域に
    コンタクトを形成してドレイン、ソース電極を形成する
    工程と、 前記ドレイン、ソース、ゲート電極に配線する工程と、
    を含むことを特徴とするトランジスタ・ゲート駆動電圧
    発生回路のトランジスタの製造方法。
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