JPH08140354A - 昇圧型アクティブフィルタの突入電流防止回路 - Google Patents

昇圧型アクティブフィルタの突入電流防止回路

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JPH08140354A
JPH08140354A JP30139194A JP30139194A JPH08140354A JP H08140354 A JPH08140354 A JP H08140354A JP 30139194 A JP30139194 A JP 30139194A JP 30139194 A JP30139194 A JP 30139194A JP H08140354 A JPH08140354 A JP H08140354A
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JP
Japan
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inrush current
circuit
current prevention
active filter
resistor
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Application number
JP30139194A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Yamagishi
利幸 山岸
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Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力が非絶縁タイプの昇圧型アクティブフ
ィルタにおいて、昇圧に係わるスイッチング素子Q1の
スイッチング動作が停止しても、突入電流防止抵抗RF
の短絡ルートとして機能することにより、突入電流防止
抵抗RFの焼損を防止し、再復帰可能な突入電流防止回
路を提供する 【構成】 電源装置の力率改善などのために導入される
入出力非絶縁タイプの昇圧型アクティブフィルタにおい
て、突入電流防止抵抗RFを短絡するためのバイパス回
路1の電力制御素子をこの昇圧型アクティブフィルタの
出力電圧を監視する出力電圧検出回路2により光カプラ
を介して制御することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源装置の力率改善のた
めに用いられる昇圧型アクティブフィルタ、特に電源投
入時の突入電流を防止するための昇圧型アクティブフィ
ルタの突入電流防止回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電源装置の力率を改善するための一つの
手段として、メインコンバータの前段にいわゆる昇圧型
アクティブフィルタを用いた装置が知られている。図4
はその原理を示した図で(a)は正弦波入力電圧Vとこ
れを高周波パルスで変調した波形Vin、(b)は上記
入力波形の内、平滑コンデンサの端子電圧を超えた部分
の電流波形I’と出力された電流の波形Iを表してい
る。このように入力波形を高周波パルスで変調すること
により、出力には平滑コンデンサの端子電圧を超えた部
分を平均した電流が流れ、結果として力率の改善を図る
事ができ、この効果はディザー効果と呼ばれ、次の2つ
の手段によりほぼ同等の効果を得ることができる。 (1)整流した脈流波形に高周波の振動振幅のパルスを
重畳する。 (2)整流した脈流波形を高周波で短絡する。 そして、昇圧型アクティブフィルタは上記(2)の手法
を用いたものである。
【0003】ところで、このような昇圧型アクティブフ
ィルタはいわゆるチョークインプット型の回路であるた
め電源投入時の突入電流が問題となり、これを防止する
手段として図2及び図3に示すような回路が従来より提
案されていた。
【0004】図2はパワーサーミスタを用いた回路で、
サーミスタの温度による抵抗の変化を利用して突入電流
を防止するものである。図において、TH1,TH2は
パワーサミスタ、D1はダイオードブリッジにより構成
される整流器、L1はチョークコイル、Q1はMOSF
ET、トランジスタ等の高速スイッチング動作を行うス
イッチング素子、D2は逆流防止用のダイオード、C2
は平滑コンデンサである。
【0005】しかし、このようなパワーサーミスタを用
いた回路は最も簡単な回路ではあるが、突入電流の仕様
をコールドスタートで規定して設計しなければならず、
電源のオン・オフを頻繁に行う場合には突入電流を防止
することが困難であり、またハイパワーの回路では連続
通電で非常に発熱する等の問題があった。
【0006】図3はこのような問題点を解決するために
提案された回路で、突入電流防止用の抵抗とサイリスタ
とを組み合わせて、突入電流を防止するものである。図
において、L10はチョークコイル、N1はその主巻線
で、N2は補助巻線、SCRはサイリスタ、RFは突入
電流防止抵抗であり、その他の主な構成要素は図2の回
路と同一であり同一構成要素には同一符号を付し、説明
を省略する。
【0007】このような構成の回路において、電源投入
時には突入電流防止抵抗RFを通じて電流が流れ、スイ
ッチング素子Q1が動作するとチョークコイルL1の補
助巻線N2に電圧が生じ、これをダイオードD10にて
整流し、抵抗R10,R11にて所定の電圧にすること
によりサイリスタSCRをオンにして、突入電流防止抵
抗RFをショートするルートを作るものである。なお、
C10はサイリスタSCRの動作を安定させる働きをす
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パワーサーミ
スタTH1,TH2を使用した場合に比べ発熱による効
率の低下等は軽減できるが、次段に接続される回路がワ
イドレンジで動作するDC/DCコンバータである場
合、例えばスイッチング素子Q1の動作が過熱等何らか
の原因で保護回路が動作して停止した場合、補助巻線N
2に発生していた電圧は消失し、サイリスタSCRもオ
フとなるが、突入電流防止抵抗RFを通じて電流は流れ
るため、整流器D1にて整流され、チョークコイルL1
の1次巻線N1、逆流防止ダイオードD2を通じてこれ
が出力され、次段のDC/DCコンバータがワイドレン
ジであるため、出力電圧が低下していてもこのDC/D
Cコンバータが動作してしまい、結局スイッチング素子
Q1が動作していないためアクティブフィルタとしては
動作していないので効率が低下し、消費電力が増加する
ため突入電流防止抵抗RFの定格を超えた電流が流れて
この突入電流防止抵抗RFは焼き切れてしまうことにな
る。
【0009】また、通常保護回路等が動作して電源装置
が停止したような場合、電源をオフにして冷却等した後
電源を再投入することにより復帰できるが、上述のよう
に突入電流防止抵抗RFが焼き切れてしまうと復帰不能
となり、しかもヒューズ等は切れていないためユーザー
はどのような事態になっているのか把握できず、アフタ
ーサービスの面での苦情等の問い合わせが増加し、不都
合が生じることがあった。
【0010】本発明はかかる点に鑑みなされたものでそ
の目的とするところは、入出力が非絶縁タイプの昇圧型
アクティブフィルタにおいて、昇圧に係わるスイッチン
グ動作が停止しても機能することにより、突入電流防止
抵抗の焼損を防止し、再復帰可能な突入電流防止回路を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、電源装置の力率改善などのために導入され
る入出力非絶縁タイプの昇圧型アクティブフィルタにお
いて、突入電流防止抵抗RFを短絡するためのバイパス
回路1をこの昇圧型アクティブフィルタの出力を監視す
る出力電圧検出回路2により制御することとした。ま
た、前記バイパス回路1は突入電流防止抵抗RFを短絡
するための電力制御素子とこの電力制御素子のゲートに
トリガをかけるための光カプラの受光側にて構成され、
前記出力電圧検出回路2は電圧検出手段とこの電圧が所
定の範囲にあるときに前記光カプラの発光側を駆動する
スイッチ素子と光カプラの発光側とにより構成され、前
記バイパス回路1と出力電圧検出回路2とはこの光カプ
ラにより接続することとした。
【0012】
【作用】チョークコイルL10の誘導電圧により突入電
流防止抵抗RFをショートするための電力制御素子にト
リガをかける回路では、スイッチング動作が停止してし
まうと誘導電圧が発生せず、電力制御素子がオフの状態
で、しかも効率の低下した電源装置が動作することによ
り突入電流防止抵抗RFを焼損してしまう。このため昇
圧型アクティブフィルタの出力自体を出力電圧検出回路
2により監視し、この出力電圧検出回路2にて突入電流
防止抵抗RFをショートするためのバイパス回路1を制
御することにより、スイッチング動作が停止しても所定
の範囲の電圧が出力されているときは、バイパス回路1
にて突入電流防止抵抗RFをショートすることにより、
突入電流防止抵抗RFが焼き切れるのを防止することが
できる。
【0013】
【実施例】次に本発明の一実施例を図に沿って説明す
る。図1は本発明の代表的実施例である電源装置の昇圧
型アクティブフィルターの基本構成を示す回路図であ
る。
【0014】図において、ACは交流電源、RFは突入
電流防止抵抗、1はこの突入電流防止抵抗RFをショー
トするためのバイパス回路、2はこのバイパス回路1を
制御するための出力電圧検出回路である。また、その他
の構成は図2,3の回路と同一であり同一構成要素には
同一符号を付し説明を省略する。
【0015】また、バイパス回路1の構成要素として、
TACは突入電流防止抵抗RFを短絡するための電力制
御素子としてのトライアック、PHCはこのトライアッ
クTACにトリガをかけるための光カプラとしてのフォ
トトライアックの受光側、R1,R2はトライアックT
ACやフォトトライアックPHCを適性に動作させるた
めの抵抗、C1はトライアックTACの動作を安定させ
るためのコンデンサである。
【0016】さらに、出力電圧検出回路2の構成要素と
して、D3は電圧検出手段としてのツェナーダイオー
ド、Q2は光カプラの発光側を駆動するスイッチ素子で
通常トランジスタやFETが使用される。また、PHC
は光カプラの発光側でこの実施例ではフォトトライアッ
クのLEDとなっている。さらに、LEDは出力確認用
のインジケータとして動作する発光ダイオード、その他
R3,R4,R5,R6は所定の回路定数をえるための
抵抗、C3は動作を安定させるためのコンデンサであ
る。
【0017】しかして、交流電源ACの入力の一方は整
流器D1の入力の一端に接続され、他方は突入電流防止
抵抗RFを介して整流器D1の入力の他端に接続されて
いる。そして、前記突入電流防止抵抗RFと並列にトラ
イアックTACが接続されており、このトライアックT
ACのゲートと交流入力の他方とは抵抗R1とコンデン
サC1の並列回路が接続され、ゲートと整流器D1の入
力の他端とはフォトトライアックPHCの受光側と抵抗
R2の直列回路が接続されていて、これらによりバイパ
ス回路1を構成している。
【0018】また、整流器D1のプラス出力はチョーク
コイルL1を介して逆流防止用のダイオードD2のアノ
ード、スイッチング素子Q1のドレイン(コレクタ)に
それぞれ接続され、整流器D1のマイナス出力はアース
ラインとしてスイッチング素子Q1のソース(エミッ
タ)、平滑コンデンサC2の他端および出力電圧検出回
路2を介してマイナス出力端にそれぞれ接続されてい
る。そして、前記ダイオードD2のカソードは平滑コン
デンサC2の一端および出力電圧検出回路2を介してプ
ラス出力端に接続され、このプラス出力端およびマイナ
ス出力端には図示しない次段のコンバータ回路が接続さ
れている。スイッチング素子Q1のゲート(ベース)に
は図示しない制御回路が接続されていて、例えばPWM
制御により出力電圧が一定となるようなオン・オフパル
スがスイッチング素子Q1に与えられる。
【0019】出力電圧検出回路2はダイオードD2のカ
ソードとアースラインとの間に抵抗R3とツェナーダイ
オードD3が直列に接続され、この抵抗R3とツェナー
ダイオードD3の接続点であるツェナーダイオードD3
のカソード側はスイッチ素子Q2Kベースに接続され、
さらに、コンデンサC3、抵抗R5を介してそれぞれ接
地されている。また、プラス出力端とスイッチ素子のコ
レクタとの間には抵抗R4および発光ダイオード、フォ
トトライアックの発光側がそれぞれ順方向に直列接続さ
れている。スイッチ素子Q2のエミッタは抵抗R6を介
して接地されている。
【0020】次にこのような構成の昇圧型アクティブフ
ィルターの動作について説明する。電源投入時はトライ
アックTACはオフになっているため、突入電流防止抵
抗RFを介して交流入力が整流器D1に与えられ、突入
電流が抑制される。そして、スイッチング素子Q1の動
作の有無にかかわらず、出力が一定の電圧を超えると出
力電圧検出回路2のツェナーダイオードD3に所定の電
圧が発生し、スイッチ素子Q2がオンになる。スイッチ
素子Q2に電流が流れると発光ダイオードLED、フォ
トトライアックPHCの発光側が発光し、これによりフ
ォトトライアックPHCの受光側がオンになり、トライ
アックTACのゲートにトリガがかけられ、トライアッ
クTACがオンになり突入電流防止抵抗RFを短絡する
ルートが形成される。
【0021】そして、スイッチング素子Q1の動作が停
止しても所定の電圧が出力されていれば出力電圧検出回
路2のスイッチ素子Q2はオンになるように設定してあ
るため、トライアックTACはオンの状態を保つことが
でき、突入電流防止抵抗RFの焼損を防止できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、昇圧型ア
クティブフィルタの出力電圧を検出して突入電流防止抵
抗を短絡するバイパス回路を動作させているので、スイ
ッチング動作が停止しても突入電流防止抵抗を短絡する
ルートを保持することか可能となり、突入電流防止抵抗
の焼損を防止でき、アフターサービスにおける弊害も減
少できる。
【0023】また、バイパス回路は突入電流防止抵抗R
Fを短絡するための電力制御素子とこの電力制御素子の
ゲートにトリガをかけるための光カプラの受光側とから
なり、出力電圧検出回路は電圧検出手段とこの電圧が所
定の範囲にあるときに光カプラの発光側を駆動するスイ
ッチ素子と光カプラの発光側とからなり、バイパス回路
と出力電圧検出回路とはこの光カプラにより接続されて
いるので、バイパス回路の動作電圧の設定が容易でかつ
広い範囲の設定が可能となり、またフォトトライアック
により2つの回路を接続しているので、両者の相互干渉
の心配がなく回路設計の自由度が増大する。という効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本構成を示した回路図で
ある。
【図2】パワーサーミスタを使用して突入電流を防止す
る従来例の回路例を示した図である。
【図3】突入電流防止抵抗とサイリスタを使用して突入
電流を防止する従来の回路例を示した図である。
【図4】昇圧型アクティブフィルタの力率改善の原理を
示した図で、(a)は正弦波入力電圧と変調された入力
電圧を示し、(b)は平滑コンデンサの端子電圧を超え
た部分の電流と出力電流を示している。
【符号の説明】
1 バイパス回路 2 出力電圧検出回路 AC 交流電源 RF 突入電流防止抵抗 TAC トライアック D1 整流器 L1 チョークコイル Q1 スイッチング素子 D2 ダイオード C2 平滑コンデンサ D3 ツェナーダイオード LED 発光ダイオード PHC フォトトライアック Q2 スイッチ素子 TH1,TH2 パワーサーミスタ L10 チョークコイル N1 主巻線 N2 補助巻線 SCR サイリスタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/06 H 9472−5H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置の力率改善などのために導入さ
    れる入出力非絶縁タイプの昇圧型アクティブフィルタに
    おいて、突入電流防止抵抗(RF)を短絡するためのバ
    イパス回路(1)をこの昇圧型アクティブフィルタの出
    力を監視する出力電圧検出回路(2)により制御するこ
    とを特徴とする昇圧型アクティブフィルタの突入電流防
    止回路。
  2. 【請求項2】 前記バイパス回路(1)は突入電流防止
    抵抗(RF)を短絡するための電力制御素子とこの電力
    制御素子のゲートにトリガをかけるための光カプラの受
    光側にて構成され、前記出力電圧検出回路(2)は電圧
    検出手段とこの電圧が所定の範囲にあるときに前記光カ
    プラの発光側を駆動するスイッチ素子と光カプラの発光
    側とにより構成され、前記バイパス回路(1)と出力電
    圧検出回路(2)とはこの光カプラにより接続したこと
    を特徴とする請求項1記載の昇圧型アクティブフィルタ
    の突入電流防止回路。
JP30139194A 1994-11-10 1994-11-10 昇圧型アクティブフィルタの突入電流防止回路 Pending JPH08140354A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1119096A3 (de) * 2000-01-18 2002-01-23 Diehl AKO Stiftung & Co. KG Spannungsstabilisierungsschaltung an einer wechselstromgespeisten Last
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