JPH08140971A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH08140971A JPH08140971A JP6307109A JP30710994A JPH08140971A JP H08140971 A JPH08140971 A JP H08140971A JP 6307109 A JP6307109 A JP 6307109A JP 30710994 A JP30710994 A JP 30710994A JP H08140971 A JPH08140971 A JP H08140971A
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Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超音波診断装置において、探触子の振動子素
子へ供給する駆動信号の波形を任意の形状に設定し、該
探触子から打ち出される超音波パルスの波形の歪みを低
減する。 【構成】 探触子1を駆動して被検体内へ超音波パルス
を複数チャンネルで送波すると共にビームをフォーカス
する送波制御回路21の内部に、探触子1の振動子素子
へ実験入力した駆動信号により発生した超音波パルスに
対する応答信号の波形又は周波数特性を記憶したROM
23と、このROM23に記憶された応答信号を読み出
して上記探触子1の振動子素子へ供給すべき駆動信号の
波形を演算により求める演算回路30とを有して成る任
意波形発生回路22を設け、この任意波形発生回路22
により上記探触子1の振動子素子へ供給する駆動信号の
波形を任意の形状に設定するようにしたものである。こ
れにより、該探触子1から打ち出される超音波パルスの
波形の歪みを低減することができる。
子へ供給する駆動信号の波形を任意の形状に設定し、該
探触子から打ち出される超音波パルスの波形の歪みを低
減する。 【構成】 探触子1を駆動して被検体内へ超音波パルス
を複数チャンネルで送波すると共にビームをフォーカス
する送波制御回路21の内部に、探触子1の振動子素子
へ実験入力した駆動信号により発生した超音波パルスに
対する応答信号の波形又は周波数特性を記憶したROM
23と、このROM23に記憶された応答信号を読み出
して上記探触子1の振動子素子へ供給すべき駆動信号の
波形を演算により求める演算回路30とを有して成る任
意波形発生回路22を設け、この任意波形発生回路22
により上記探触子1の振動子素子へ供給する駆動信号の
波形を任意の形状に設定するようにしたものである。こ
れにより、該探触子1から打ち出される超音波パルスの
波形の歪みを低減することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体内へ超音波パル
スを送受波し該被検体の診断部位について超音波断層像
又はパルスドプラ像、カラーフローマッピング像を得る
超音波診断装置に関し、特に、探触子の振動子素子へ供
給する駆動信号の波形を任意の形状に設定し、該探触子
から打ち出される超音波パルスの波形の歪みを低減する
ことができる超音波診断装置に関する。
スを送受波し該被検体の診断部位について超音波断層像
又はパルスドプラ像、カラーフローマッピング像を得る
超音波診断装置に関し、特に、探触子の振動子素子へ供
給する駆動信号の波形を任意の形状に設定し、該探触子
から打ち出される超音波パルスの波形の歪みを低減する
ことができる超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の超音波診断装置は、図1
4に示すように、複数の振動子素子が配列され被検体内
へ超音波パルスを送受波する探触子1と、この探触子1
を駆動して被検体内へ超音波パルスを複数チャンネルで
送波すると共にビームをフォーカスする送波手段(2,
3)と、上記被検体内の診断部位からの反射波を受波す
ると共に増幅する受波手段(4,5)と、この受波手段
で増幅された受波信号を入力してビーム集束するフォー
カス回路(6,7)と、このフォーカス回路からの受波
信号について信号処理を行う画像処理部(8,9,1
0)と、この画像処理部からの出力信号を超音波画像の
一画像単位ずつ記憶する画像記憶手段(11,12)
と、この画像記憶手段からの画像データを入力して超音
波画像として表示する画像表示手段(13,14)と、
上記各構成要素の動作を制御する制御部(15)とを有
して成っていた。
4に示すように、複数の振動子素子が配列され被検体内
へ超音波パルスを送受波する探触子1と、この探触子1
を駆動して被検体内へ超音波パルスを複数チャンネルで
送波すると共にビームをフォーカスする送波手段(2,
3)と、上記被検体内の診断部位からの反射波を受波す
ると共に増幅する受波手段(4,5)と、この受波手段
で増幅された受波信号を入力してビーム集束するフォー
カス回路(6,7)と、このフォーカス回路からの受波
信号について信号処理を行う画像処理部(8,9,1
0)と、この画像処理部からの出力信号を超音波画像の
一画像単位ずつ記憶する画像記憶手段(11,12)
と、この画像記憶手段からの画像データを入力して超音
波画像として表示する画像表示手段(13,14)と、
上記各構成要素の動作を制御する制御部(15)とを有
して成っていた。
【0003】図14において、送波手段は、送波ドライ
バ2と送波制御回路3とから成る。また、受波手段は、
リミッタ4とプリアンプ5とから成る。フォーカス回路
は、A/D変換器6と遅延回路7とから成る。さらに、
画像処理部は、B像又はM像などの超音波断層像を再構
成する後処理回路8とパルスドプラ像を構成するPW回
路9とカラーフローマッピング像を構成するCFM回路
10とから成る。画像記憶手段は、バッファメモリ11
と画像メモリ12とから成る。さらにまた、画像表示手
段は、画像表示回路13と表示器14とから成る。そし
て、制御部は、CPUなどのコントローラ15から成
る。なお、符号16は、上記後処理回路8とPW回路9
とCFM回路10とを切り換える切換回路を示してい
る。
バ2と送波制御回路3とから成る。また、受波手段は、
リミッタ4とプリアンプ5とから成る。フォーカス回路
は、A/D変換器6と遅延回路7とから成る。さらに、
画像処理部は、B像又はM像などの超音波断層像を再構
成する後処理回路8とパルスドプラ像を構成するPW回
路9とカラーフローマッピング像を構成するCFM回路
10とから成る。画像記憶手段は、バッファメモリ11
と画像メモリ12とから成る。さらにまた、画像表示手
段は、画像表示回路13と表示器14とから成る。そし
て、制御部は、CPUなどのコントローラ15から成
る。なお、符号16は、上記後処理回路8とPW回路9
とCFM回路10とを切り換える切換回路を示してい
る。
【0004】上記送波ドライバ2と送波制御回路3の内
部構成は、図15に示すようになっている。すなわち、
送波制御回路3は、パルス発生器17と、上記探触子1
の振動子素子のチャンネル#1〜#n分の送波遅延回路
181〜18nとから成り、上記コントローラ15から
出力される探触子1の識別信号により該探触子1の種類
に応じると共に、使用者によって設定された送波フォー
カスの深度に応じて各振動子素子の打ち出しタイミング
を制御するようになっている。また、送波ドライバ2
は、上記探触子1の振動子素子のチャンネル#1〜#n
分のスイッチ回路(例えば電界効果トランジスタ(FE
T)から成る)191〜19nで構成され、上記送波制御
回路3から出力される電気信号の電圧に応じて該スイッ
チ回路191〜19nをオン、オフして、各振動子素子
を駆動するのに適した電圧の駆動信号を探触子1に供給
するようになっている。なお、このような送波ドライバ
2としては、特開平4-367655号公報及び特開平5-84239
号公報に記載されたものがある。また、送波制御回路3
としては、特開平3-261466号公報に記載されたものがあ
る。
部構成は、図15に示すようになっている。すなわち、
送波制御回路3は、パルス発生器17と、上記探触子1
の振動子素子のチャンネル#1〜#n分の送波遅延回路
181〜18nとから成り、上記コントローラ15から
出力される探触子1の識別信号により該探触子1の種類
に応じると共に、使用者によって設定された送波フォー
カスの深度に応じて各振動子素子の打ち出しタイミング
を制御するようになっている。また、送波ドライバ2
は、上記探触子1の振動子素子のチャンネル#1〜#n
分のスイッチ回路(例えば電界効果トランジスタ(FE
T)から成る)191〜19nで構成され、上記送波制御
回路3から出力される電気信号の電圧に応じて該スイッ
チ回路191〜19nをオン、オフして、各振動子素子
を駆動するのに適した電圧の駆動信号を探触子1に供給
するようになっている。なお、このような送波ドライバ
2としては、特開平4-367655号公報及び特開平5-84239
号公報に記載されたものがある。また、送波制御回路3
としては、特開平3-261466号公報に記載されたものがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の超音波診断装置においては、送波ドライバ2が送波
制御回路3から出力される電気信号の電圧に応じてオ
ン、オフするスイッチ回路191〜19nで構成されて
いたので、超音波パルスの送波のために探触子1に供給
される振動子素子の駆動信号は、図16に示すように、
その波形が矩形波とされていた。また、その駆動信号の
制御は、同図(a),(b)に示すようにフォーカス制
御のために遅延時間を調整する他は、パルスデューティ
比や波数を調整するだけであった。そして、図16に示
すような矩形波の駆動信号で探触子1の振動子素子を駆
動した場合は、該探触子1から打ち出される超音波パル
スは、その探触子1の構造や振動子素子の材質に由来す
る特性で定まってしまうものであった。従って、上記探
触子1から打ち出される超音波パルスが目的とする超音
波パルスの形状とかけ離れていて波形が歪んでいても、
その歪みを調整する手段は、上記のようにパルスデュー
ティ比や波数の調整しかなく、十分に歪みを低減させる
ことはできなかった。このことから、最終的に得られる
超音波画像の分解能が劣化し、特に、深度方向の分解能
が低下するものであった。
来の超音波診断装置においては、送波ドライバ2が送波
制御回路3から出力される電気信号の電圧に応じてオ
ン、オフするスイッチ回路191〜19nで構成されて
いたので、超音波パルスの送波のために探触子1に供給
される振動子素子の駆動信号は、図16に示すように、
その波形が矩形波とされていた。また、その駆動信号の
制御は、同図(a),(b)に示すようにフォーカス制
御のために遅延時間を調整する他は、パルスデューティ
比や波数を調整するだけであった。そして、図16に示
すような矩形波の駆動信号で探触子1の振動子素子を駆
動した場合は、該探触子1から打ち出される超音波パル
スは、その探触子1の構造や振動子素子の材質に由来す
る特性で定まってしまうものであった。従って、上記探
触子1から打ち出される超音波パルスが目的とする超音
波パルスの形状とかけ離れていて波形が歪んでいても、
その歪みを調整する手段は、上記のようにパルスデュー
ティ比や波数の調整しかなく、十分に歪みを低減させる
ことはできなかった。このことから、最終的に得られる
超音波画像の分解能が劣化し、特に、深度方向の分解能
が低下するものであった。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、探触子の振動子素子へ供給する駆動信号の波形を
任意の形状に設定し、該探触子から打ち出される超音波
パルスの波形の歪みを低減することができる超音波診断
装置を提供することを目的とする。
処し、探触子の振動子素子へ供給する駆動信号の波形を
任意の形状に設定し、該探触子から打ち出される超音波
パルスの波形の歪みを低減することができる超音波診断
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第一の発明による超音波診断装置は、複数の振動子
素子が配列され被検体内へ超音波パルスを送受波する探
触子と、この探触子を駆動して被検体内へ超音波パルス
を複数チャンネルで送波すると共にビームをフォーカス
する送波手段と、上記被検体内の診断部位からの反射波
を受波すると共に増幅する受波手段と、この受波手段で
増幅された受波信号を入力してビーム集束するフォーカ
ス回路と、このフォーカス回路からの受波信号について
信号処理を行う画像処理部と、この画像処理部からの出
力信号を超音波画像の一画像単位ずつ記憶する画像記憶
手段と、この画像記憶手段からの画像データを入力して
超音波画像として表示する画像表示手段と、上記各構成
要素の動作を制御する制御部とを有する超音波診断装置
において、上記送波手段の内部に、上記探触子の振動子
素子へ供給する駆動信号の波形を任意の形状に設定する
任意波形発生回路を設けたものである。
に、第一の発明による超音波診断装置は、複数の振動子
素子が配列され被検体内へ超音波パルスを送受波する探
触子と、この探触子を駆動して被検体内へ超音波パルス
を複数チャンネルで送波すると共にビームをフォーカス
する送波手段と、上記被検体内の診断部位からの反射波
を受波すると共に増幅する受波手段と、この受波手段で
増幅された受波信号を入力してビーム集束するフォーカ
ス回路と、このフォーカス回路からの受波信号について
信号処理を行う画像処理部と、この画像処理部からの出
力信号を超音波画像の一画像単位ずつ記憶する画像記憶
手段と、この画像記憶手段からの画像データを入力して
超音波画像として表示する画像表示手段と、上記各構成
要素の動作を制御する制御部とを有する超音波診断装置
において、上記送波手段の内部に、上記探触子の振動子
素子へ供給する駆動信号の波形を任意の形状に設定する
任意波形発生回路を設けたものである。
【0008】また、上記任意波形発生回路は、前記探触
子の振動子素子へ実験入力した駆動信号により発生した
超音波パルスに対する応答信号の波形又は周波数特性を
記憶した記憶回路と、この記憶回路に記憶された応答信
号を読み出して上記探触子の振動子素子へ供給すべき駆
動信号の波形を演算により求める演算回路とを有して成
るものとしてもよい。
子の振動子素子へ実験入力した駆動信号により発生した
超音波パルスに対する応答信号の波形又は周波数特性を
記憶した記憶回路と、この記憶回路に記憶された応答信
号を読み出して上記探触子の振動子素子へ供給すべき駆
動信号の波形を演算により求める演算回路とを有して成
るものとしてもよい。
【0009】さらに、上記任意波形発生回路は、前記探
触子の振動子素子へ実験入力した駆動信号により発生し
た超音波パルスに対する応答信号の波形又は周波数特性
を用い、上記探触子の振動子素子へ供給すべき駆動信号
の任意波形を予め演算して多数種類求め、この求めた多
数種類の駆動信号の任意波形を記憶しておく大容量の記
憶回路を有して成るものとしてもよい。
触子の振動子素子へ実験入力した駆動信号により発生し
た超音波パルスに対する応答信号の波形又は周波数特性
を用い、上記探触子の振動子素子へ供給すべき駆動信号
の任意波形を予め演算して多数種類求め、この求めた多
数種類の駆動信号の任意波形を記憶しておく大容量の記
憶回路を有して成るものとしてもよい。
【0010】さらにまた、上記任意波形発生回路におい
て探触子の振動子素子へ供給すべき駆動信号の任意波形
の演算は、デコンボリューション法を用いて求めるもの
としてもよい。
て探触子の振動子素子へ供給すべき駆動信号の任意波形
の演算は、デコンボリューション法を用いて求めるもの
としてもよい。
【0011】第二の発明による超音波診断装置は、複数
の振動子素子が配列され被検体内へ超音波パルスを送受
波する探触子と、この探触子を駆動して被検体内へ超音
波パルスを複数チャンネルで送波すると共にビームをフ
ォーカスする送波手段と、上記被検体内の診断部位から
の反射波を受波すると共に増幅する受波手段と、この受
波手段で増幅された受波信号を入力してビーム集束する
フォーカス回路と、このフォーカス回路からの受波信号
について信号処理を行う画像処理部と、この画像処理部
からの出力信号を超音波画像の一画像単位ずつ記憶する
画像記憶手段と、この画像記憶手段からの画像データを
入力して超音波画像として表示する画像表示手段と、上
記各構成要素の動作を制御する制御部とを有する超音波
診断装置において、上記探触子の振動子素子へ実験入力
した駆動信号により発生した超音波パルスに対する被検
体内の診断部位からの反射波を受波する受波用探触子と
この受波信号を入力して増幅する受波回路とを備えて成
り上記超音波パルスに対する被検体の応答信号の波形又
は周波数特性を計測するインパルス応答計測手段を設
け、上記送波手段の内部には、上記インパルス応答計測
手段で計測した応答信号の波形又は周波数特性を記憶す
る記憶回路とこの応答信号を読み出して上記探触子の振
動子素子へ供給すべき駆動信号の波形を演算により求め
る演算回路とを備えて成り該探触子の振動子素子へ供給
する駆動信号の波形を任意の形状に設定する任意波形発
生回路を設けたものである。
の振動子素子が配列され被検体内へ超音波パルスを送受
波する探触子と、この探触子を駆動して被検体内へ超音
波パルスを複数チャンネルで送波すると共にビームをフ
ォーカスする送波手段と、上記被検体内の診断部位から
の反射波を受波すると共に増幅する受波手段と、この受
波手段で増幅された受波信号を入力してビーム集束する
フォーカス回路と、このフォーカス回路からの受波信号
について信号処理を行う画像処理部と、この画像処理部
からの出力信号を超音波画像の一画像単位ずつ記憶する
画像記憶手段と、この画像記憶手段からの画像データを
入力して超音波画像として表示する画像表示手段と、上
記各構成要素の動作を制御する制御部とを有する超音波
診断装置において、上記探触子の振動子素子へ実験入力
した駆動信号により発生した超音波パルスに対する被検
体内の診断部位からの反射波を受波する受波用探触子と
この受波信号を入力して増幅する受波回路とを備えて成
り上記超音波パルスに対する被検体の応答信号の波形又
は周波数特性を計測するインパルス応答計測手段を設
け、上記送波手段の内部には、上記インパルス応答計測
手段で計測した応答信号の波形又は周波数特性を記憶す
る記憶回路とこの応答信号を読み出して上記探触子の振
動子素子へ供給すべき駆動信号の波形を演算により求め
る演算回路とを備えて成り該探触子の振動子素子へ供給
する駆動信号の波形を任意の形状に設定する任意波形発
生回路を設けたものである。
【0012】また、上記受波用探触子は、被検体の内部
へ挿入して使用する生体内用探触子とするとよい。
へ挿入して使用する生体内用探触子とするとよい。
【0013】さらに、上記送波手段の内部に設けられた
任意波形発生回路には、該任意波形発生回路で設定され
た任意波形の駆動信号を用いて超音波画像を得る範囲を
指定する入力手段を接続してもよい。
任意波形発生回路には、該任意波形発生回路で設定され
た任意波形の駆動信号を用いて超音波画像を得る範囲を
指定する入力手段を接続してもよい。
【0014】
【作用】このように構成された超音波診断装置は、送波
手段の内部に設けられた任意波形発生回路により、探触
子の振動子素子へ供給する駆動信号の波形を任意の形状
に設定するように動作する。これにより、上記駆動信号
の波形として、探触子から打ち出される超音波パルスの
波形の歪みが低減しうるような形状のものを選択するこ
とで、該探触子から打ち出される超音波パルスの波形の
歪みを低減することができる。特に、上記任意波形発生
回路の内部に設けられた記憶回路により、上記探触子の
振動子素子へ実験入力した駆動信号により発生した超音
波パルスに対する応答信号の波形又は周波数特性を記憶
しておき、演算回路で上記記憶回路に記憶された応答信
号を読み出して上記探触子の振動子素子へ供給すべき駆
動信号の波形を演算により求めるようにしたものにおい
ては、該探触子から打ち出される超音波パルスの波形の
歪みをさらによく低減することができる。
手段の内部に設けられた任意波形発生回路により、探触
子の振動子素子へ供給する駆動信号の波形を任意の形状
に設定するように動作する。これにより、上記駆動信号
の波形として、探触子から打ち出される超音波パルスの
波形の歪みが低減しうるような形状のものを選択するこ
とで、該探触子から打ち出される超音波パルスの波形の
歪みを低減することができる。特に、上記任意波形発生
回路の内部に設けられた記憶回路により、上記探触子の
振動子素子へ実験入力した駆動信号により発生した超音
波パルスに対する応答信号の波形又は周波数特性を記憶
しておき、演算回路で上記記憶回路に記憶された応答信
号を読み出して上記探触子の振動子素子へ供給すべき駆
動信号の波形を演算により求めるようにしたものにおい
ては、該探触子から打ち出される超音波パルスの波形の
歪みをさらによく低減することができる。
【0015】また、第二の発明による超音波診断装置
は、受波用探触子と受波回路とを備えて成るインパルス
応答計測手段により、探触子から送波された超音波パル
スに対する被検体の応答信号の波形又は周波数特性を計
測し、送波手段の内部に設けられた任意波形発生回路の
記憶回路で上記インパルス応答計測手段により計測した
応答信号の波形又は周波数特性を記憶しておき、演算回
路で上記記憶回路に記憶された応答信号を読み出して上
記探触子の振動子素子へ供給すべき駆動信号の波形を演
算により求めることができ、該探触子から打ち出される
超音波パルスの波形の歪みを低減するのが、外部の装置
などを用いずに正確かつ容易に実行できる。
は、受波用探触子と受波回路とを備えて成るインパルス
応答計測手段により、探触子から送波された超音波パル
スに対する被検体の応答信号の波形又は周波数特性を計
測し、送波手段の内部に設けられた任意波形発生回路の
記憶回路で上記インパルス応答計測手段により計測した
応答信号の波形又は周波数特性を記憶しておき、演算回
路で上記記憶回路に記憶された応答信号を読み出して上
記探触子の振動子素子へ供給すべき駆動信号の波形を演
算により求めることができ、該探触子から打ち出される
超音波パルスの波形の歪みを低減するのが、外部の装置
などを用いずに正確かつ容易に実行できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は第一の発明による超音波診断装
置の実施例を示すブロック図である。この超音波診断装
置は、被検体内へ超音波パルスを送受波し該被検体の診
断部位について超音波断層像又はパルスドプラ像、カラ
ーフローマッピング像を得るもので、その全体構成は図
14に示す従来例と同様に、探触子1と、送波手段と、
受波手段(4,5)と、フォーカス回路(6,7)と、
画像処理部(8,9,10)と、画像記憶手段(11,
12)と、画像表示手段(13,14)と、制御部(1
5)とを有して成る。
詳細に説明する。図1は第一の発明による超音波診断装
置の実施例を示すブロック図である。この超音波診断装
置は、被検体内へ超音波パルスを送受波し該被検体の診
断部位について超音波断層像又はパルスドプラ像、カラ
ーフローマッピング像を得るもので、その全体構成は図
14に示す従来例と同様に、探触子1と、送波手段と、
受波手段(4,5)と、フォーカス回路(6,7)と、
画像処理部(8,9,10)と、画像記憶手段(11,
12)と、画像表示手段(13,14)と、制御部(1
5)とを有して成る。
【0017】上記探触子1は、被検体内へ超音波パルス
を送受波するもので、超音波の発生源であると共に反射
波を受波して電気信号に変換する複数の振動子素子が一
列状に配列され、複数チャンネル(#1〜#n)で送受
波するようになっている。送波手段は、上記探触子1を
駆動して被検体内へ超音波パルスを複数チャンネル(#
1〜#n)で送波すると共にビームをフォーカスするも
ので、その詳細な構成は後述する。また、受波手段は、
上記被検体内の診断部位からの反射波を受波すると共に
増幅するもので、リミッタ4と、探触子1のチャンネル
分のプリアンプ5とから成る。そして、フォーカス回路
は、上記受波手段のプリアンプ5で増幅された受波信号
を入力してビーム集束するもので、信号をディジタル化
するA/D変換器6と、信号の位相を揃える遅延回路7
とから成る。なお、符号7′はチャンネル分の遅延回路
7からの出力信号を加算する加算器を示している。
を送受波するもので、超音波の発生源であると共に反射
波を受波して電気信号に変換する複数の振動子素子が一
列状に配列され、複数チャンネル(#1〜#n)で送受
波するようになっている。送波手段は、上記探触子1を
駆動して被検体内へ超音波パルスを複数チャンネル(#
1〜#n)で送波すると共にビームをフォーカスするも
ので、その詳細な構成は後述する。また、受波手段は、
上記被検体内の診断部位からの反射波を受波すると共に
増幅するもので、リミッタ4と、探触子1のチャンネル
分のプリアンプ5とから成る。そして、フォーカス回路
は、上記受波手段のプリアンプ5で増幅された受波信号
を入力してビーム集束するもので、信号をディジタル化
するA/D変換器6と、信号の位相を揃える遅延回路7
とから成る。なお、符号7′はチャンネル分の遅延回路
7からの出力信号を加算する加算器を示している。
【0018】画像処理部は、上記フォーカス回路の加算
器7′で整相加算された受波信号について信号処理を行
うもので、上記受波信号について信号圧縮と包絡線検波
を行いB像又はM像などの超音波断層像を再構成する後
処理回路8と、フィルタと掛け算器と加算器等から成り
上記受波信号について診断部位からのドプラ偏移成分を
抽出してパルスドプラ像を構成するPW回路9と、フィ
ルタと掛け算器とMTIフィルタと自己相関演算器等か
ら成り上記受波信号について診断部位からのドプラ偏移
成分を抽出してカラーフローマッピング像を構成するC
FM回路10とから成る。また、画像記憶手段は、上記
画像処理部の各回路8,9,10からの出力信号を切換
回路16で切り換えて入力し、超音波画像の一画像単位
ずつ記憶するもので、バッファメモリ11と、画像メモ
リ12とから成る。
器7′で整相加算された受波信号について信号処理を行
うもので、上記受波信号について信号圧縮と包絡線検波
を行いB像又はM像などの超音波断層像を再構成する後
処理回路8と、フィルタと掛け算器と加算器等から成り
上記受波信号について診断部位からのドプラ偏移成分を
抽出してパルスドプラ像を構成するPW回路9と、フィ
ルタと掛け算器とMTIフィルタと自己相関演算器等か
ら成り上記受波信号について診断部位からのドプラ偏移
成分を抽出してカラーフローマッピング像を構成するC
FM回路10とから成る。また、画像記憶手段は、上記
画像処理部の各回路8,9,10からの出力信号を切換
回路16で切り換えて入力し、超音波画像の一画像単位
ずつ記憶するもので、バッファメモリ11と、画像メモ
リ12とから成る。
【0019】さらに、画像表示手段は、上記画像記憶手
段の画像メモリ12からの画像データを入力して超音波
画像として表示するもので、画像表示回路13と、テレ
ビモニタなどの表示器14とから成る。そして、制御部
は、上記各構成要素の動作を制御するもので、例えばC
PUなどのコントローラ15から成る。
段の画像メモリ12からの画像データを入力して超音波
画像として表示するもので、画像表示回路13と、テレ
ビモニタなどの表示器14とから成る。そして、制御部
は、上記各構成要素の動作を制御するもので、例えばC
PUなどのコントローラ15から成る。
【0020】ここで、本発明においては、上記送波手段
は、図1に示すように構成された送波ドライバ20と、
送波制御回路21とから成る。すなわち、送波制御回路
21は、上記探触子1の振動子素子へ供給する駆動信号
の波形を任意の形状に設定する任意波形発生回路22
と、上記探触子1の振動子素子のチャンネル#1〜#n
分の送波遅延回路181〜18nとから成る。そして、
上記任意波形発生回路22は、複数の探触子の種類に応
じて供給すべき任意波形の駆動信号を複数個記憶してお
くROM23と、このROM23から読み出した駆動信
号を保持するラッチ24と、このラッチ24から取り出
した駆動信号を記憶するメモリ25と、ラッチ26と、
このラッチ26を介してメモリ25からのディジタルの
駆動信号をアナログ信号に変換するD/A変換器27
と、このD/A変換器27からの信号を負荷となる送波
遅延回路#1〜#nをドライブするためのバッファ28
とから成る。この場合、上記送波遅延回路181〜18
nは、上記バッファ28からのアナログ信号を送波フォ
ーカスに必要な時間だけ各チャンネル#1〜#nを遅延
させるようになっており、例えば抵抗RとインダクタL
を組み合わせた遅延線とセレクタで構成されるか、抵抗
RとキャパシタCとトランジスタなどを組み合わせた遅
延線とセレクタで構成してもよい。また、送波ドライバ
20は、上記送波遅延回路181〜18nからの信号を
探触子1の各振動子素子の駆動に必要な電圧・電流に増
幅する線型増幅回路291〜29n(例えばA級パワー
アンプやB級パワーアンプなど)をチャンネル#1〜#
n分備えて成る。なお、この場合のコントローラ15
は、送波制御回路21内に設けられた任意波形発生回路
22の制御に必要な情報やタイミング信号を送る機能を
有している。
は、図1に示すように構成された送波ドライバ20と、
送波制御回路21とから成る。すなわち、送波制御回路
21は、上記探触子1の振動子素子へ供給する駆動信号
の波形を任意の形状に設定する任意波形発生回路22
と、上記探触子1の振動子素子のチャンネル#1〜#n
分の送波遅延回路181〜18nとから成る。そして、
上記任意波形発生回路22は、複数の探触子の種類に応
じて供給すべき任意波形の駆動信号を複数個記憶してお
くROM23と、このROM23から読み出した駆動信
号を保持するラッチ24と、このラッチ24から取り出
した駆動信号を記憶するメモリ25と、ラッチ26と、
このラッチ26を介してメモリ25からのディジタルの
駆動信号をアナログ信号に変換するD/A変換器27
と、このD/A変換器27からの信号を負荷となる送波
遅延回路#1〜#nをドライブするためのバッファ28
とから成る。この場合、上記送波遅延回路181〜18
nは、上記バッファ28からのアナログ信号を送波フォ
ーカスに必要な時間だけ各チャンネル#1〜#nを遅延
させるようになっており、例えば抵抗RとインダクタL
を組み合わせた遅延線とセレクタで構成されるか、抵抗
RとキャパシタCとトランジスタなどを組み合わせた遅
延線とセレクタで構成してもよい。また、送波ドライバ
20は、上記送波遅延回路181〜18nからの信号を
探触子1の各振動子素子の駆動に必要な電圧・電流に増
幅する線型増幅回路291〜29n(例えばA級パワー
アンプやB級パワーアンプなど)をチャンネル#1〜#
n分備えて成る。なお、この場合のコントローラ15
は、送波制御回路21内に設けられた任意波形発生回路
22の制御に必要な情報やタイミング信号を送る機能を
有している。
【0021】次に、このように構成された第一の発明に
よる超音波診断装置の動作について説明する。この場
合、装置の全体的な動作は、図14に示す従来例と略同
様であるのでその説明を省略し、本発明の構成の特徴部
分である送波手段の動作について説明する。まず、送波
制御回路21内の任意波形発生回路22に設けられたR
OM23には、使用する探触子1の種類に応じて、操作
者が目的とする超音波パルスの波形を得るために任意の
波形に決めた複数の駆動信号が予め記憶されている。こ
の任意波形の駆動信号としては、例えば使用する探触子
1の種類においてそのときに得たい目的の超音波パルス
の波形と同じ形状としてもよい。
よる超音波診断装置の動作について説明する。この場
合、装置の全体的な動作は、図14に示す従来例と略同
様であるのでその説明を省略し、本発明の構成の特徴部
分である送波手段の動作について説明する。まず、送波
制御回路21内の任意波形発生回路22に設けられたR
OM23には、使用する探触子1の種類に応じて、操作
者が目的とする超音波パルスの波形を得るために任意の
波形に決めた複数の駆動信号が予め記憶されている。こ
の任意波形の駆動信号としては、例えば使用する探触子
1の種類においてそのときに得たい目的の超音波パルス
の波形と同じ形状としてもよい。
【0022】このような状態で、コントローラ15は、
ROM23から今回使用される探触子1の種類に応じて
供給する駆動信号を読み出すための読出しアドレスを、
該ROM23へ送出する。すると、ROM23は、上記
読出しアドレスに従って該当する駆動信号のデータを出
力し、ラッチ24を介してメモリ25へ送る。このと
き、上記コントローラ15は、メモリ25に書込みアド
レスを供給する。そして、上記メモリ25に駆動信号の
データが書き込まれた後、該駆動信号のデータはメモリ
25から読み出され、ラッチ26を介してD/A変換器
27に送られる。入力した駆動信号は、このD/A変換
器27でアナログ信号に変換された後、バッファ28で
ドライブされて各送波遅延回路181〜18nへ送られ
る。この送波遅延回路181〜18nにおいて、上記駆
動信号に対して各チャンネル#1〜#nごとのフォーカ
スに必要な遅延時間が与えられた後、送波ドライバ20
へ送られる。これにより、送波ドライバ20は、上記駆
動信号を各チャンネル#1〜#nの振動子素子の駆動に
必要な電圧・電流にして探触子1に供給する。
ROM23から今回使用される探触子1の種類に応じて
供給する駆動信号を読み出すための読出しアドレスを、
該ROM23へ送出する。すると、ROM23は、上記
読出しアドレスに従って該当する駆動信号のデータを出
力し、ラッチ24を介してメモリ25へ送る。このと
き、上記コントローラ15は、メモリ25に書込みアド
レスを供給する。そして、上記メモリ25に駆動信号の
データが書き込まれた後、該駆動信号のデータはメモリ
25から読み出され、ラッチ26を介してD/A変換器
27に送られる。入力した駆動信号は、このD/A変換
器27でアナログ信号に変換された後、バッファ28で
ドライブされて各送波遅延回路181〜18nへ送られ
る。この送波遅延回路181〜18nにおいて、上記駆
動信号に対して各チャンネル#1〜#nごとのフォーカ
スに必要な遅延時間が与えられた後、送波ドライバ20
へ送られる。これにより、送波ドライバ20は、上記駆
動信号を各チャンネル#1〜#nの振動子素子の駆動に
必要な電圧・電流にして探触子1に供給する。
【0023】このようにして、探触子1の駆動信号を任
意波形に設定して供給することができ、そのとき得られ
る超音波パルスの波形も変化させることができる。この
状態を図2に示す実験例を参照して説明する。図2の左
側の列のグラフは探触子1の振動子素子に供給する駆動
信号の波形を示し、右側の列のグラフはそのとき得られ
る超音波パルスの波形(駆動信号に対する応答波形)を
示している。(図2中の左側の列は第4零点、右側の列
は第5零点で位置合わせしている。そして、左側列と右
側列の横軸(時間軸)は、別々のものである。時間軸は左
側列その列で、右側列は右側列で統一したものであり、
左側と右側の相互関係はない。)ここでは、探触子1と
して、例えば中心周波数3.5MHzでピッチ0.22mmのセクタ
探触子を使用した例を示す。また、目的とする超音波パ
ルスの波形は、sin波4周期で包絡線がcosの1周期とな
る波形とした。いま、目的とする超音波パルスの波形を
g0(t)とし、周波数をfとし、サンプリング周期をΔt
とし、整数をiとすると、一例として g0(t)={−sin(2πfΔti)}{cos(2πfΔti/4)+1}/2 ただし、f=3.5MHz ,Δt=40ns −4π≦2πfΔti≦4π となる。
意波形に設定して供給することができ、そのとき得られ
る超音波パルスの波形も変化させることができる。この
状態を図2に示す実験例を参照して説明する。図2の左
側の列のグラフは探触子1の振動子素子に供給する駆動
信号の波形を示し、右側の列のグラフはそのとき得られ
る超音波パルスの波形(駆動信号に対する応答波形)を
示している。(図2中の左側の列は第4零点、右側の列
は第5零点で位置合わせしている。そして、左側列と右
側列の横軸(時間軸)は、別々のものである。時間軸は左
側列その列で、右側列は右側列で統一したものであり、
左側と右側の相互関係はない。)ここでは、探触子1と
して、例えば中心周波数3.5MHzでピッチ0.22mmのセクタ
探触子を使用した例を示す。また、目的とする超音波パ
ルスの波形は、sin波4周期で包絡線がcosの1周期とな
る波形とした。いま、目的とする超音波パルスの波形を
g0(t)とし、周波数をfとし、サンプリング周期をΔt
とし、整数をiとすると、一例として g0(t)={−sin(2πfΔti)}{cos(2πfΔti/4)+1}/2 ただし、f=3.5MHz ,Δt=40ns −4π≦2πfΔti≦4π となる。
【0024】まず、図2(a)に示す矩形の駆動信号
は、図14及び図15に示す従来例の送波制御回路3及
び送波ドライバ2で探触子1に供給する駆動信号の波形
を示しており、このとき実際に得られる超音波パルスの
波形は、図2(b)に実線で示すような波形となる。図
2(a)に示す矩形の駆動信号の立ち上がり、立ち下が
りに対する理想的な振動子素子の応答は、フレンチ・ハ
ット形(1.5周期のsin波で、波形の中心に対し始点及び
終点が減衰している)である。なお、駆動信号の矩形波
3波数は、パルスデューティ50%で繰り返し周波数が探
触子1の中心周波数と合わせてある。このため、上記探
触子1から打ち出される超音波パルスは4波数となるは
ずである。しかし、実際には、図2(b)に実線で示す
波形のように波数が増加し、かつ波形が歪んでいる。こ
のとき、目的とする超音波パルスの波形は、図2(b)
に破線で示しているが、例えば時刻0〜0.4μsの時点及
び1.2μs以上の時点で、実際のパルス波形(実線)と目
的とするパルス波形g0(t)(破線)とがかけ離れてお
り、前述のような問題点が生じていた。
は、図14及び図15に示す従来例の送波制御回路3及
び送波ドライバ2で探触子1に供給する駆動信号の波形
を示しており、このとき実際に得られる超音波パルスの
波形は、図2(b)に実線で示すような波形となる。図
2(a)に示す矩形の駆動信号の立ち上がり、立ち下が
りに対する理想的な振動子素子の応答は、フレンチ・ハ
ット形(1.5周期のsin波で、波形の中心に対し始点及び
終点が減衰している)である。なお、駆動信号の矩形波
3波数は、パルスデューティ50%で繰り返し周波数が探
触子1の中心周波数と合わせてある。このため、上記探
触子1から打ち出される超音波パルスは4波数となるは
ずである。しかし、実際には、図2(b)に実線で示す
波形のように波数が増加し、かつ波形が歪んでいる。こ
のとき、目的とする超音波パルスの波形は、図2(b)
に破線で示しているが、例えば時刻0〜0.4μsの時点及
び1.2μs以上の時点で、実際のパルス波形(実線)と目
的とするパルス波形g0(t)(破線)とがかけ離れてお
り、前述のような問題点が生じていた。
【0025】これに対して、図1に示す本発明の送波制
御回路21及び送波ドライバ20で探触子1に供給する
駆動信号の波形は、任意の形状とすることができ、図2
(c)においては、図2(d)において破線で示す目的
とする超音波パルスの波形と等しい形状の駆動信号とし
た場合を示している。このとき実際に得られる超音波パ
ルスの波形は、図2(d)に実線で示すような波形とな
る。この場合は、図2(b)に示す例と比較して、実際
のパルス波形(実線)と目的とするパルス波形g0(t)
(破線)とが近付いてきており、例えば時刻0〜0.4μs
の時点で波形がかなり改善されていることがわかる。こ
のように、探触子1に供給する駆動信号の形状を任意に
設定する手段として任意波形発生回路22を設けたこと
により、図2(d)に示すように、得られる超音波パル
スの波形を目的とする超音波パルスの波形に近似した形
状に改善できる。
御回路21及び送波ドライバ20で探触子1に供給する
駆動信号の波形は、任意の形状とすることができ、図2
(c)においては、図2(d)において破線で示す目的
とする超音波パルスの波形と等しい形状の駆動信号とし
た場合を示している。このとき実際に得られる超音波パ
ルスの波形は、図2(d)に実線で示すような波形とな
る。この場合は、図2(b)に示す例と比較して、実際
のパルス波形(実線)と目的とするパルス波形g0(t)
(破線)とが近付いてきており、例えば時刻0〜0.4μs
の時点で波形がかなり改善されていることがわかる。こ
のように、探触子1に供給する駆動信号の形状を任意に
設定する手段として任意波形発生回路22を設けたこと
により、図2(d)に示すように、得られる超音波パル
スの波形を目的とする超音波パルスの波形に近似した形
状に改善できる。
【0026】図3は第一の発明の第二の実施例を示す送
波手段のブロック図である。この実施例は、送波制御回
路21内の任意波形発生回路22として、探触子1の振
動子素子へ実験入力した駆動信号により発生した超音波
パルスに対する応答信号の波形又は周波数特性を記憶し
た記憶回路としてのROM23と、このROM23に記
憶された応答信号を読み出して上記探触子1の振動子素
子へ供給すべき駆動信号の波形を演算により求めるCP
U又はDSP或いはRAM,ROMなどで構成された演
算回路30とを有して成るものとしたものである。その
他は図1の構成と全く同じである。この場合は、上記R
OM23に予め記憶された応答信号を読み出し、これを
用いて演算回路30で上記探触子1の振動子素子へ供給
すべき駆動信号の波形をいちいち演算により求めるの
で、得られる超音波パルスの波形を目的とする超音波パ
ルスの波形に近似させるべく更に改善することができ
る。
波手段のブロック図である。この実施例は、送波制御回
路21内の任意波形発生回路22として、探触子1の振
動子素子へ実験入力した駆動信号により発生した超音波
パルスに対する応答信号の波形又は周波数特性を記憶し
た記憶回路としてのROM23と、このROM23に記
憶された応答信号を読み出して上記探触子1の振動子素
子へ供給すべき駆動信号の波形を演算により求めるCP
U又はDSP或いはRAM,ROMなどで構成された演
算回路30とを有して成るものとしたものである。その
他は図1の構成と全く同じである。この場合は、上記R
OM23に予め記憶された応答信号を読み出し、これを
用いて演算回路30で上記探触子1の振動子素子へ供給
すべき駆動信号の波形をいちいち演算により求めるの
で、得られる超音波パルスの波形を目的とする超音波パ
ルスの波形に近似させるべく更に改善することができ
る。
【0027】次に、図3のように構成された第二の実施
例による送波手段の動作について説明する。この場合
は、準備段階としてROM23に記憶しておく所要のデ
ータを実験により作成し、該ROM23に記憶させる必
要がある。そこで、このROM23に記憶させるデータ
の作成方法について以下に説明する。このときは、超音
波診断装置外の実験装置として、図4に示す装置を使用
する。まず、本発明の超音波診断装置における探触子1
以外の部分から成る超音波診断装置本体31から実験用
の駆動信号(インパルス)f(t)を発生させ、探触子1
に入力する。上記実験用の駆動信号f(t)の発生は、図
3に示すROM23をインパルス発生用のテストROM
に差し替えればよいが、上記の超音波診断装置本体31
の代わりにファンクションジェネレータを用いて実験用
の駆動信号を発生させてもよい。このとき、理想的な駆
動信号は時間幅が無限小のものである。しかし、このよ
うな理想的なインパルスは、実際の電気回路では実現不
可能である。そのため、超音波診断装置の通常帯域より
広い帯域を確保するように、後述のディジタルオシロス
コープ34のサンプリング周期以下の時間幅のものなら
ば、ほぼ理想的なインパルスを加えた場合と同等の応答
が得られる。
例による送波手段の動作について説明する。この場合
は、準備段階としてROM23に記憶しておく所要のデ
ータを実験により作成し、該ROM23に記憶させる必
要がある。そこで、このROM23に記憶させるデータ
の作成方法について以下に説明する。このときは、超音
波診断装置外の実験装置として、図4に示す装置を使用
する。まず、本発明の超音波診断装置における探触子1
以外の部分から成る超音波診断装置本体31から実験用
の駆動信号(インパルス)f(t)を発生させ、探触子1
に入力する。上記実験用の駆動信号f(t)の発生は、図
3に示すROM23をインパルス発生用のテストROM
に差し替えればよいが、上記の超音波診断装置本体31
の代わりにファンクションジェネレータを用いて実験用
の駆動信号を発生させてもよい。このとき、理想的な駆
動信号は時間幅が無限小のものである。しかし、このよ
うな理想的なインパルスは、実際の電気回路では実現不
可能である。そのため、超音波診断装置の通常帯域より
広い帯域を確保するように、後述のディジタルオシロス
コープ34のサンプリング周期以下の時間幅のものなら
ば、ほぼ理想的なインパルスを加えた場合と同等の応答
が得られる。
【0028】次に、上記のように入力された実験用の駆
動信号f(t)により、探触子1の振動子素子が駆動され
超音波パルスが打ち出される。すると、この超音波パル
スは、水槽32内の脱気水を伝播しハイドロフォン33
で受波される。なお、上記水槽32内の脱気水は人体を
模した音響媒体となるものであるが、人体を模した音響
媒体であるならば脱気水に限らず、他の液体又は固体で
もよく、例えばひまし油などでもよい。上記超音波パル
スを受波したハイドロフォン33は、出力信号としてイ
ンパルスの応答信号g(t)を出力し、この応答信号g(t)
はディジタルオシロスコープ34でサンプリングされ、
ディジタル信号として記憶される。
動信号f(t)により、探触子1の振動子素子が駆動され
超音波パルスが打ち出される。すると、この超音波パル
スは、水槽32内の脱気水を伝播しハイドロフォン33
で受波される。なお、上記水槽32内の脱気水は人体を
模した音響媒体となるものであるが、人体を模した音響
媒体であるならば脱気水に限らず、他の液体又は固体で
もよく、例えばひまし油などでもよい。上記超音波パル
スを受波したハイドロフォン33は、出力信号としてイ
ンパルスの応答信号g(t)を出力し、この応答信号g(t)
はディジタルオシロスコープ34でサンプリングされ、
ディジタル信号として記憶される。
【0029】次に、このディジタルの応答信号g(t)
は、計算機35に転送され、前記実験用の駆動信号f
(t)と共にROMライタ36に転送される。そして、こ
れらの信号g(t),f(t)は、後述の目的とする超音波パ
ルスの波形g0(t)と共にROM23に書き込まれる。以
上のようにして作成されたg(t),f(t),g0(t)のデー
タは、図5に示すように、ROM23内に1〜m1まで
のm1個の探触子1の種類に対応して格納される。この
場合、目的とする超音波パルスの波形g0(t)は、例えば
分解能を重視するB像では波数を少なくし、また分解能
よりS/Nを重視するドプラ像では波数を多くする、と
いうように数種類を使い分けたいことがある。そのた
め、g0(t)については例えばm2個のデータを記憶して
いる。また、実験結果の応答信号g(t)は、図5に示す
ように時刻t0からサンプリング周期のΔt間隔でt1,
t2,…,tm3と各時刻ごとに記憶されている。そし
て、本発明では、このようにしてデータが作成され記憶
されたROM23を、図3に示す任意波形発生回路22
内に有している。
は、計算機35に転送され、前記実験用の駆動信号f
(t)と共にROMライタ36に転送される。そして、こ
れらの信号g(t),f(t)は、後述の目的とする超音波パ
ルスの波形g0(t)と共にROM23に書き込まれる。以
上のようにして作成されたg(t),f(t),g0(t)のデー
タは、図5に示すように、ROM23内に1〜m1まで
のm1個の探触子1の種類に対応して格納される。この
場合、目的とする超音波パルスの波形g0(t)は、例えば
分解能を重視するB像では波数を少なくし、また分解能
よりS/Nを重視するドプラ像では波数を多くする、と
いうように数種類を使い分けたいことがある。そのた
め、g0(t)については例えばm2個のデータを記憶して
いる。また、実験結果の応答信号g(t)は、図5に示す
ように時刻t0からサンプリング周期のΔt間隔でt1,
t2,…,tm3と各時刻ごとに記憶されている。そし
て、本発明では、このようにしてデータが作成され記憶
されたROM23を、図3に示す任意波形発生回路22
内に有している。
【0030】次に、このように作成されたROM23の
データを用いて演算を行う演算回路30の動作について
説明する。まず、図3に示すコントローラ15は、上記
ROM23から今回使用される探触子1についての前記
実験用の駆動信号f(t)と、その実験結果の応答信号g
(t)と、目的とする超音波パルスの波形g0(t)とを読み
出すための読出しアドレスを、該ROM23へ送出す
る。すると、ROM23は、上記読出しアドレスに従っ
てそれぞれ該当するデータを出力し、ラッチ24を介し
て演算回路30へ送る。このとき、演算回路30内にメ
モリを有する場合は、上記ROM23からの各データを
その内蔵メモリに一旦取り込み、所定の演算手順に従っ
て順次読み出せばよい。また、上記演算回路30内にメ
モリを有さない場合は、必要に応じ上記コントローラ1
5がROM23にアクセスして順次必要なデータを読み
出すようにすればよい。
データを用いて演算を行う演算回路30の動作について
説明する。まず、図3に示すコントローラ15は、上記
ROM23から今回使用される探触子1についての前記
実験用の駆動信号f(t)と、その実験結果の応答信号g
(t)と、目的とする超音波パルスの波形g0(t)とを読み
出すための読出しアドレスを、該ROM23へ送出す
る。すると、ROM23は、上記読出しアドレスに従っ
てそれぞれ該当するデータを出力し、ラッチ24を介し
て演算回路30へ送る。このとき、演算回路30内にメ
モリを有する場合は、上記ROM23からの各データを
その内蔵メモリに一旦取り込み、所定の演算手順に従っ
て順次読み出せばよい。また、上記演算回路30内にメ
モリを有さない場合は、必要に応じ上記コントローラ1
5がROM23にアクセスして順次必要なデータを読み
出すようにすればよい。
【0031】演算回路30は、上記の各データを入力し
て次のように演算を行う。まず、一般に、線形時不変シ
ステムの伝達関数をh(t)とすると、入力する駆動信号
f(t)と応答信号g(t)との間には、次の式(1)の関係
が成り立つ。 g(t)=h(t)*f(t) …(1) (*:コンボリューションを表す) ここで、応答信号g(t)をフーリエ変換してスペクトル
分布G(ω)を求め、入力する駆動信号f(t)をフーリエ
変換してスペクトル分布F(ω)を求め、伝達関数h(t)
をフーリエ変換してスペクトル分布H(ω)を求めると、
上記の式(1)は次の式(2)に書き換えられる。 G(ω)=H(ω)・F(ω) …(2) よって、この式(2)からH(ω)は H(ω)=G(ω)/F(ω) …(3) と書ける。
て次のように演算を行う。まず、一般に、線形時不変シ
ステムの伝達関数をh(t)とすると、入力する駆動信号
f(t)と応答信号g(t)との間には、次の式(1)の関係
が成り立つ。 g(t)=h(t)*f(t) …(1) (*:コンボリューションを表す) ここで、応答信号g(t)をフーリエ変換してスペクトル
分布G(ω)を求め、入力する駆動信号f(t)をフーリエ
変換してスペクトル分布F(ω)を求め、伝達関数h(t)
をフーリエ変換してスペクトル分布H(ω)を求めると、
上記の式(1)は次の式(2)に書き換えられる。 G(ω)=H(ω)・F(ω) …(2) よって、この式(2)からH(ω)は H(ω)=G(ω)/F(ω) …(3) と書ける。
【0032】一方、目的とする超音波パルスg0(t)をフ
ーリエ変換してスペクトル分布G0(ω)を求め、上記目
的とする超音波パルスを打ち出すために供給すべき駆動
信号のスペクトル分布をF0(ω)とすると、式(2)と
同様にして次の式(4)の関係が成り立つ。 G0(ω)=H(ω)・F0(ω) …(4) そこで、この式(4)に上記の式(3)を代入すると、 G0(ω)=G(ω)・F0(ω)/F(ω) …(5) となる。よって、F0(ω)は、 F0(ω)=G0(ω)・F(ω)/G(ω) …(6) となる。このF0(ω)を逆フーリエ変換することによ
り、探触子1に供給すべき駆動信号f0(t)が求められ
る。この計算方法が、いわゆるデコンボリューション法
である。
ーリエ変換してスペクトル分布G0(ω)を求め、上記目
的とする超音波パルスを打ち出すために供給すべき駆動
信号のスペクトル分布をF0(ω)とすると、式(2)と
同様にして次の式(4)の関係が成り立つ。 G0(ω)=H(ω)・F0(ω) …(4) そこで、この式(4)に上記の式(3)を代入すると、 G0(ω)=G(ω)・F0(ω)/F(ω) …(5) となる。よって、F0(ω)は、 F0(ω)=G0(ω)・F(ω)/G(ω) …(6) となる。このF0(ω)を逆フーリエ変換することによ
り、探触子1に供給すべき駆動信号f0(t)が求められ
る。この計算方法が、いわゆるデコンボリューション法
である。
【0033】なお、上記演算回路30におけるフーリエ
変換や逆フーリエ変換は、ハードウェアで実現してもよ
いし、ソフトウェアで実現してもよい。また、上記RO
M23には、各種の波形データが記憶されているものと
したが、事前に図4に示す計算機35でフーリエ変換を
行った結果を記憶させておいてもよい。この場合は、上
記演算回路30でフーリエ変換を行う必要はないので、
演算時間の短縮が図れる。さらに、ROM23のメモリ
容量を節約したい場合は、f(t)及びg0(t)は数学的に
定義できるため、演算回路30内にソフトウェアとして
持ち、フラグにより選択できるようにすればよい。ま
た、一般に逆フーリエ変換は、測定系のノイズの影響を
受け易く誤差が大きくなると言われているので、例えば
ウィーナーフィルタなどのフィルタを採用したり、重み
付け関数を用い平滑化した波形にして逆フーリエ変換を
行うなどのノイズの影響を少なくする演算を追加しても
よい。さらに、以上の説明では、演算回路30の演算方
法としてフーリエ変換及び逆フーリエ変換を採用してい
るが、本発明における演算方法としてはこれらに限られ
ず、例えば、ヤコビ法、ガウス・ザイデル法、最小2乗
法などの演算方法を用いてもよい。
変換や逆フーリエ変換は、ハードウェアで実現してもよ
いし、ソフトウェアで実現してもよい。また、上記RO
M23には、各種の波形データが記憶されているものと
したが、事前に図4に示す計算機35でフーリエ変換を
行った結果を記憶させておいてもよい。この場合は、上
記演算回路30でフーリエ変換を行う必要はないので、
演算時間の短縮が図れる。さらに、ROM23のメモリ
容量を節約したい場合は、f(t)及びg0(t)は数学的に
定義できるため、演算回路30内にソフトウェアとして
持ち、フラグにより選択できるようにすればよい。ま
た、一般に逆フーリエ変換は、測定系のノイズの影響を
受け易く誤差が大きくなると言われているので、例えば
ウィーナーフィルタなどのフィルタを採用したり、重み
付け関数を用い平滑化した波形にして逆フーリエ変換を
行うなどのノイズの影響を少なくする演算を追加しても
よい。さらに、以上の説明では、演算回路30の演算方
法としてフーリエ変換及び逆フーリエ変換を採用してい
るが、本発明における演算方法としてはこれらに限られ
ず、例えば、ヤコビ法、ガウス・ザイデル法、最小2乗
法などの演算方法を用いてもよい。
【0034】上記のようにして、求めた演算結果は、図
3に示すメモリ25へ転送される。このとき、上記コン
トローラ15は、メモリ25に書込みアドレスを供給す
ると共に、上記演算回路30とメモリ25のタイミング
が合うように制御する。そして、上記メモリ25に求め
た駆動信号f0(t)のデータが書き込まれた後、該駆動信
号f0(t)のデータはメモリ25から読み出され、ラッチ
26を介してD/A変換器27に送られる。入力した駆
動信号f0(t)は、このD/A変換器27でアナログ信号
に変換された後、バッファ28でドライブされて各送波
遅延回路181〜18nへ送られる。この送波遅延回路
181〜18nにおいて、上記駆動信号f0(t)に対して
各チャンネル#1〜#nごとのフォーカスに必要な遅延
時間が与えられた後、送波ドライバ20へ送られる。こ
れにより、送波ドライバ20は、上記駆動信号f0(t)を
各チャンネル#1〜#nの振動子素子の駆動に必要な電
圧・電流にして探触子1に供給する。
3に示すメモリ25へ転送される。このとき、上記コン
トローラ15は、メモリ25に書込みアドレスを供給す
ると共に、上記演算回路30とメモリ25のタイミング
が合うように制御する。そして、上記メモリ25に求め
た駆動信号f0(t)のデータが書き込まれた後、該駆動信
号f0(t)のデータはメモリ25から読み出され、ラッチ
26を介してD/A変換器27に送られる。入力した駆
動信号f0(t)は、このD/A変換器27でアナログ信号
に変換された後、バッファ28でドライブされて各送波
遅延回路181〜18nへ送られる。この送波遅延回路
181〜18nにおいて、上記駆動信号f0(t)に対して
各チャンネル#1〜#nごとのフォーカスに必要な遅延
時間が与えられた後、送波ドライバ20へ送られる。こ
れにより、送波ドライバ20は、上記駆動信号f0(t)を
各チャンネル#1〜#nの振動子素子の駆動に必要な電
圧・電流にして探触子1に供給する。
【0035】このようにして、目的とする超音波パルス
の波形g0(t)を得るために探触子1に供給すべき駆動信
号f0(t)を任意波形に設定して供給することができ、上
記探触子1から出力される超音波パルスの波形が改善さ
れる。この状態を図2(e),(f)に示す実験例を参
照して説明する。図2(e)は、上記演算回路30で前
述のデコンボリューション法の手順に従って演算した探
触子1に供給すべき駆動信号f0(t)を示している。この
とき実際に得られる超音波パルスの波形は、図2(f)
に実線で示すような波形となる。この場合は、図2
(d)に示す例と比較して、実際のパルス波形(実線)
と目的とするパルス波形g0(t)(破線)とがほとんど一
致していることがわかる。このように、この第二の実施
例によれば、図2(f)に示すように、ほぼ目的とする
超音波パルスの波形が得られ、波形の歪みを低減するこ
とができる。また、この実施例では、探触子1の種類ご
とにインパルスの応答信号g(t)をROM23内に記憶
しているので、一つの探触子1が広帯域で中心周波数を
可変にできる場合でも、実験用の駆動信号f(t)及びそ
の応答信号g(t)は一つの探触子1に対して一種類でよ
く、目的とする超音波パルスの波形g0(t)を周波数に応
じた種類だけ持てばよい。このとき、上記g0(t)は、種
類の異なる探触子1でも中心周波数が同じならば共有で
きる場合がある。このため、ROM23のメモリ容量が
節約できる利点がある。
の波形g0(t)を得るために探触子1に供給すべき駆動信
号f0(t)を任意波形に設定して供給することができ、上
記探触子1から出力される超音波パルスの波形が改善さ
れる。この状態を図2(e),(f)に示す実験例を参
照して説明する。図2(e)は、上記演算回路30で前
述のデコンボリューション法の手順に従って演算した探
触子1に供給すべき駆動信号f0(t)を示している。この
とき実際に得られる超音波パルスの波形は、図2(f)
に実線で示すような波形となる。この場合は、図2
(d)に示す例と比較して、実際のパルス波形(実線)
と目的とするパルス波形g0(t)(破線)とがほとんど一
致していることがわかる。このように、この第二の実施
例によれば、図2(f)に示すように、ほぼ目的とする
超音波パルスの波形が得られ、波形の歪みを低減するこ
とができる。また、この実施例では、探触子1の種類ご
とにインパルスの応答信号g(t)をROM23内に記憶
しているので、一つの探触子1が広帯域で中心周波数を
可変にできる場合でも、実験用の駆動信号f(t)及びそ
の応答信号g(t)は一つの探触子1に対して一種類でよ
く、目的とする超音波パルスの波形g0(t)を周波数に応
じた種類だけ持てばよい。このとき、上記g0(t)は、種
類の異なる探触子1でも中心周波数が同じならば共有で
きる場合がある。このため、ROM23のメモリ容量が
節約できる利点がある。
【0036】図6は第一の発明の第三の実施例を示す送
波手段のブロック図である。この実施例は、送波制御回
路21内の任意波形発生回路22として、前記探触子1
の振動子素子へ実験入力した駆動信号f(t)により発生
した超音波パルスに対する応答信号g(t)の波形又は周
波数特性を用い、上記探触子1の振動子素子へ供給すべ
き駆動信号f0(t)の任意波形を予め演算して多数種類求
め、この求めた多数種類の駆動信号f0(t)の任意波形を
記憶しておく大容量の記憶回路としてROM23′を有
して成るものとしたものである。その他は図1又は図3
の構成と基本的に同じであるが、図3に示す構成から演
算回路30及びメモリ25及びラッチ26を削除すると
共に、コントローラ15′を図3に示すコントローラ1
5から演算回路30及びメモリ25及びラッチ26への
制御信号を削除した構成としたものである。
波手段のブロック図である。この実施例は、送波制御回
路21内の任意波形発生回路22として、前記探触子1
の振動子素子へ実験入力した駆動信号f(t)により発生
した超音波パルスに対する応答信号g(t)の波形又は周
波数特性を用い、上記探触子1の振動子素子へ供給すべ
き駆動信号f0(t)の任意波形を予め演算して多数種類求
め、この求めた多数種類の駆動信号f0(t)の任意波形を
記憶しておく大容量の記憶回路としてROM23′を有
して成るものとしたものである。その他は図1又は図3
の構成と基本的に同じであるが、図3に示す構成から演
算回路30及びメモリ25及びラッチ26を削除すると
共に、コントローラ15′を図3に示すコントローラ1
5から演算回路30及びメモリ25及びラッチ26への
制御信号を削除した構成としたものである。
【0037】そして、この第三の実施例におけるROM
23′は、図3の実施例において演算回路30で例えば
デコンボリューション法で演算して求めた探触子1に供
給すべき駆動信号f0(t)を、例えば図4に示す計算機3
5で予め演算して多数種類求め、この求めた供給すべき
駆動信号f0(t)を総て記憶している。従って、それだけ
の大容量のメモリとされている。ここで、一つの探触子
1で送波の中心周波数を切り換えて使用する場合には、
その中心周波数ごとにf0(t)を計算する。つまり、上記
ROM23′の内部は、図7に示すように、探触子1の
種類が1〜m1まであり1個の探触子1について1〜m2
種類の中心周波数の切り換えが可能であるとすると、m
1×m2個のf0(t)が記憶される構成とされている。図7
では、それをf01(t),f02(t),f03(t),…,f0m
2(t)と表している。そして、一つのf0(t)に対しては、
図5に示す実施例と同様に、時刻t0からt1,t2,
…,tm3と各時刻ごとのデータf01(t0),f01(t1),
…,f01(tm3)が記憶されている。
23′は、図3の実施例において演算回路30で例えば
デコンボリューション法で演算して求めた探触子1に供
給すべき駆動信号f0(t)を、例えば図4に示す計算機3
5で予め演算して多数種類求め、この求めた供給すべき
駆動信号f0(t)を総て記憶している。従って、それだけ
の大容量のメモリとされている。ここで、一つの探触子
1で送波の中心周波数を切り換えて使用する場合には、
その中心周波数ごとにf0(t)を計算する。つまり、上記
ROM23′の内部は、図7に示すように、探触子1の
種類が1〜m1まであり1個の探触子1について1〜m2
種類の中心周波数の切り換えが可能であるとすると、m
1×m2個のf0(t)が記憶される構成とされている。図7
では、それをf01(t),f02(t),f03(t),…,f0m
2(t)と表している。そして、一つのf0(t)に対しては、
図5に示す実施例と同様に、時刻t0からt1,t2,
…,tm3と各時刻ごとのデータf01(t0),f01(t1),
…,f01(tm3)が記憶されている。
【0038】次に、図6のように構成された第三の実施
例による送波手段の動作について説明する。まず、コン
トローラ15′は、ROM23′に対して使用される探
触子1の種類とその中心周波数に従って必要なデータを
読み出すための読出しアドレスを出力する。すると、R
OM23′は、この読出しアドレスに従って該当のデー
タf0(t)を出力し、ラッチ24を介してD/A変換器2
7へ送る。以下、図1又は図3の実施例と同様に動作し
て、送波ドライバ20は、アナログ信号に変換されると
共に遅延時間が与えられた駆動信号f0(t)を各チャンネ
ル#1〜#nの振動子素子の駆動に必要な電圧・電流に
して探触子1に供給する。この実施例の場合は、ROM
23′のメモリ容量は増えるが、図3に示す演算回路3
0を省略して回路構成の簡単化を図ると共に、その演算
動作を省略して制御の高速化を図ることができる。
例による送波手段の動作について説明する。まず、コン
トローラ15′は、ROM23′に対して使用される探
触子1の種類とその中心周波数に従って必要なデータを
読み出すための読出しアドレスを出力する。すると、R
OM23′は、この読出しアドレスに従って該当のデー
タf0(t)を出力し、ラッチ24を介してD/A変換器2
7へ送る。以下、図1又は図3の実施例と同様に動作し
て、送波ドライバ20は、アナログ信号に変換されると
共に遅延時間が与えられた駆動信号f0(t)を各チャンネ
ル#1〜#nの振動子素子の駆動に必要な電圧・電流に
して探触子1に供給する。この実施例の場合は、ROM
23′のメモリ容量は増えるが、図3に示す演算回路3
0を省略して回路構成の簡単化を図ると共に、その演算
動作を省略して制御の高速化を図ることができる。
【0039】図8は第一の発明の第四の実施例を示す送
波手段のブロック図である。この実施例は、送波制御回
路21内の各チャンネルごとの送波遅延回路181′〜
18n′をディジタル回路とし、例えばシフトレジスタ
とセレクタなどで構成したものである。このため、任意
波形発生回路22の一部であるD/A変換器27とバッ
ファ28とは、各送波遅延回路181′〜18n′の後
段に設けられ、それぞれ探触子1の振動子素子のチャン
ネル#1〜#nに対応してn個のものが並列に接続され
ている。また、コントローラ15は、上記ディジタルの
送波遅延回路181′〜18n′の制御機能を併せ持つ
ものである。この実施例の場合は、アナログの送波遅延
回路に比し、回路の周波数特性や位相特性の影響を受け
にくく、またクロストークによるノイズの混入を低減す
ることができ、精度を向上することができる。なお、図
8は図1の実施例に対して適用した場合のみを示してい
るが、本発明はこれに限らず、図3及び図6の実施例に
対しても同様に適用できる。
波手段のブロック図である。この実施例は、送波制御回
路21内の各チャンネルごとの送波遅延回路181′〜
18n′をディジタル回路とし、例えばシフトレジスタ
とセレクタなどで構成したものである。このため、任意
波形発生回路22の一部であるD/A変換器27とバッ
ファ28とは、各送波遅延回路181′〜18n′の後
段に設けられ、それぞれ探触子1の振動子素子のチャン
ネル#1〜#nに対応してn個のものが並列に接続され
ている。また、コントローラ15は、上記ディジタルの
送波遅延回路181′〜18n′の制御機能を併せ持つ
ものである。この実施例の場合は、アナログの送波遅延
回路に比し、回路の周波数特性や位相特性の影響を受け
にくく、またクロストークによるノイズの混入を低減す
ることができ、精度を向上することができる。なお、図
8は図1の実施例に対して適用した場合のみを示してい
るが、本発明はこれに限らず、図3及び図6の実施例に
対しても同様に適用できる。
【0040】図9は第二の発明による超音波診断装置の
要部の実施例を示すブロック図である。この第二の発明
は、図3に示す第一の発明の第二の実施例においては、
任意波形発生回路22内のROM23に記憶させる所要
のデータを、図4に示す超音波診断装置外の実験装置を
使用して作成し該ROM23に書き込むという煩わしさ
があったが、それを解消するために、図3における送波
手段に対しインパルス応答計測手段37を設けたもので
ある。その他は図3の構成と全く同じである。この実施
例におけるインパルス応答計測手段37は、探触子1の
振動子素子へ実験入力した駆動信号f(t)により発生し
た超音波パルスに対する被検体内の診断部位からの反射
波を受波する受波用探触子38と、この受波信号を入力
して増幅する受波回路(39,40)とを備えて成り、
上記超音波パルスに対する被検体の応答信号g(t)の波
形又は周波数特性を計測するようになっている。
要部の実施例を示すブロック図である。この第二の発明
は、図3に示す第一の発明の第二の実施例においては、
任意波形発生回路22内のROM23に記憶させる所要
のデータを、図4に示す超音波診断装置外の実験装置を
使用して作成し該ROM23に書き込むという煩わしさ
があったが、それを解消するために、図3における送波
手段に対しインパルス応答計測手段37を設けたもので
ある。その他は図3の構成と全く同じである。この実施
例におけるインパルス応答計測手段37は、探触子1の
振動子素子へ実験入力した駆動信号f(t)により発生し
た超音波パルスに対する被検体内の診断部位からの反射
波を受波する受波用探触子38と、この受波信号を入力
して増幅する受波回路(39,40)とを備えて成り、
上記超音波パルスに対する被検体の応答信号g(t)の波
形又は周波数特性を計測するようになっている。
【0041】上記受波用探触子38は、前述の探触子1
と同様にチャンネル#1〜#n分の振動子素子が一列状
に配列されている。また、受波回路は、チャンネル#1
〜#n分のリミッタ39とプリアンプ40とから成る。
さらに、上記プリアンプ40の後段には、チャンネル#
1〜#n分のA/D変換器41と遅延回路42とが設け
られており、この両者でフォーカス回路を構成してい
る。そして、このフォーカス回路の遅延回路42からの
出力信号は、上記任意波形発生回路22内のRAM43
へ入力されるようになっている。なお、符号45及び4
6は、探触子1と受波用探触子38とを選択する切換ス
イッチを示している。この場合、コントローラ15は、
上記切換スイッチ45,46を制御する機能を有してい
る。
と同様にチャンネル#1〜#n分の振動子素子が一列状
に配列されている。また、受波回路は、チャンネル#1
〜#n分のリミッタ39とプリアンプ40とから成る。
さらに、上記プリアンプ40の後段には、チャンネル#
1〜#n分のA/D変換器41と遅延回路42とが設け
られており、この両者でフォーカス回路を構成してい
る。そして、このフォーカス回路の遅延回路42からの
出力信号は、上記任意波形発生回路22内のRAM43
へ入力されるようになっている。なお、符号45及び4
6は、探触子1と受波用探触子38とを選択する切換ス
イッチを示している。この場合、コントローラ15は、
上記切換スイッチ45,46を制御する機能を有してい
る。
【0042】上記のような構成において、探触子1及び
受波用探触子38の好適な例を示すと、図11に示すよ
うに、探触子1は被検体47の体表面上で経皮的に走査
するもので送波用の探触子として使い、受波用探触子3
8は被検体47の体内に挿入される例えばバイオプシー
針の先端部に取り付けられた生体内用探触子とされてい
る。
受波用探触子38の好適な例を示すと、図11に示すよ
うに、探触子1は被検体47の体表面上で経皮的に走査
するもので送波用の探触子として使い、受波用探触子3
8は被検体47の体内に挿入される例えばバイオプシー
針の先端部に取り付けられた生体内用探触子とされてい
る。
【0043】図10は第二の発明の第二の実施例の要部
を示すブロック図である。この実施例は、単板振動子か
ら成る受波用探触子48と、1チャンネルのリミッタ4
9と、1チャンネルのプリアンプ50と、1チャンネル
のA/D変換器51とでインパルス応答計測手段37′
を構成したものである。そして、上記1チャンネルのA
/D変換器51からの出力信号は、前記任意波形発生回
路22内のRAM43へ入力されるようになっている。
なお、この実施例の受波用探触子48も、図11に示す
ように生体内用探触子として構成されるのが好ましい。
を示すブロック図である。この実施例は、単板振動子か
ら成る受波用探触子48と、1チャンネルのリミッタ4
9と、1チャンネルのプリアンプ50と、1チャンネル
のA/D変換器51とでインパルス応答計測手段37′
を構成したものである。そして、上記1チャンネルのA
/D変換器51からの出力信号は、前記任意波形発生回
路22内のRAM43へ入力されるようになっている。
なお、この実施例の受波用探触子48も、図11に示す
ように生体内用探触子として構成されるのが好ましい。
【0044】次に、上記のように構成された第二の発明
による超音波診断装置の動作について説明する。まず、
準備段階として任意波形発生回路22内のRAM43に
記憶すべき所要のデータを実験により作成し、RAM4
3に記憶させる。そのために、図9又は図10に示す受
波用探触子38又は48を、図11に示すように、被検
体47の体内に挿入し例えば目的とする診断部位へ到達
させる。次に、図9又は図10に示す送波用としての探
触子1を図11に示すように、被検体47の体表面にて
上記受波用探触子38又は48を挿入した部位の上方へ
位置合わせして接触させる。この状態で、コントローラ
15は、任意波形発生回路22内のROM23に書き込
まれた実験用の駆動信号(インパルス)f(t)を読み出す
と共に、この駆動信号f(t)の信号路を探触子1側にす
るように切換スイッチ45を制御する。これにより、上
記実験用の駆動信号f(t)が探触子1へ入力し、この探
触子1は該駆動信号f(t)により超音波パルスを図11
に示す被検体47内へ送波する。
による超音波診断装置の動作について説明する。まず、
準備段階として任意波形発生回路22内のRAM43に
記憶すべき所要のデータを実験により作成し、RAM4
3に記憶させる。そのために、図9又は図10に示す受
波用探触子38又は48を、図11に示すように、被検
体47の体内に挿入し例えば目的とする診断部位へ到達
させる。次に、図9又は図10に示す送波用としての探
触子1を図11に示すように、被検体47の体表面にて
上記受波用探触子38又は48を挿入した部位の上方へ
位置合わせして接触させる。この状態で、コントローラ
15は、任意波形発生回路22内のROM23に書き込
まれた実験用の駆動信号(インパルス)f(t)を読み出す
と共に、この駆動信号f(t)の信号路を探触子1側にす
るように切換スイッチ45を制御する。これにより、上
記実験用の駆動信号f(t)が探触子1へ入力し、この探
触子1は該駆動信号f(t)により超音波パルスを図11
に示す被検体47内へ送波する。
【0045】次に、上記打ち出された超音波パルスは、
図11に示すように、被検体47の生体内を伝播し受波
用探触子38又は48で受波される。このとき、コント
ローラ15は、この受波信号の信号路を受波用探触子3
8又は48側にするように切換スイッチ46を制御す
る。次に、上記受波信号は、リミッタ39又は49を介
してプリアンプ40又は50へ入力し、信号増幅され
る。その後、A/D変換器41又は51にてディジタル
信号に変換され、図9の場合は遅延回路42にてフォー
カスされて、上記RAM43へ送られる。そして、この
ディジタルの受波信号は、インパルスの応答信号g(t)
として上記RAM43に記憶される。ここまでの動作に
より、前述の図4に示す実験装置で行った動作が、図9
又は図10に示すインパルス応答計測手段37,37′
によって実行される。その後の動作は、図3に示す実施
例と同様に、任意波形発生回路22内の演算回路30に
よって例えばデコンボリューション法を用いて、探触子
1に供給すべき駆動信号f0(t)を求める。
図11に示すように、被検体47の生体内を伝播し受波
用探触子38又は48で受波される。このとき、コント
ローラ15は、この受波信号の信号路を受波用探触子3
8又は48側にするように切換スイッチ46を制御す
る。次に、上記受波信号は、リミッタ39又は49を介
してプリアンプ40又は50へ入力し、信号増幅され
る。その後、A/D変換器41又は51にてディジタル
信号に変換され、図9の場合は遅延回路42にてフォー
カスされて、上記RAM43へ送られる。そして、この
ディジタルの受波信号は、インパルスの応答信号g(t)
として上記RAM43に記憶される。ここまでの動作に
より、前述の図4に示す実験装置で行った動作が、図9
又は図10に示すインパルス応答計測手段37,37′
によって実行される。その後の動作は、図3に示す実施
例と同様に、任意波形発生回路22内の演算回路30に
よって例えばデコンボリューション法を用いて、探触子
1に供給すべき駆動信号f0(t)を求める。
【0046】この第二の発明によれば、任意波形発生回
路22内のROM23及びRAM43に記憶させる所要
のデータを、前述の図4に示すような超音波診断装置外
の実験装置を使用することなく作成し、容易かつ迅速に
ROM23及びRAM43に書き込むことができる。ま
た、探触子1で直接被検体47の体内に実験用の超音波
パルスを送波し、このインパルスに対する上記被検体4
7の応答信号g(t)を被検体47の内部へ挿入された受
波用探触子38,48で受波するので、上記応答信号g
(t)を正確に計測することができる。従って、演算によ
って求める任意波形の駆動信号f0(t)も正確に求めるこ
とができる。なお、図9及び図10に示す送波遅延回路
181〜18nは、前述の図8に示す実施例と同様にデ
ィジタル方式としてもよい。
路22内のROM23及びRAM43に記憶させる所要
のデータを、前述の図4に示すような超音波診断装置外
の実験装置を使用することなく作成し、容易かつ迅速に
ROM23及びRAM43に書き込むことができる。ま
た、探触子1で直接被検体47の体内に実験用の超音波
パルスを送波し、このインパルスに対する上記被検体4
7の応答信号g(t)を被検体47の内部へ挿入された受
波用探触子38,48で受波するので、上記応答信号g
(t)を正確に計測することができる。従って、演算によ
って求める任意波形の駆動信号f0(t)も正確に求めるこ
とができる。なお、図9及び図10に示す送波遅延回路
181〜18nは、前述の図8に示す実施例と同様にデ
ィジタル方式としてもよい。
【0047】図12は第二の発明の第三の実施例を示す
ブロック図である。この実施例は、図9又は図10に示
す送波制御回路21内の任意波形発生回路22に対し
て、該任意波形発生回路22で設定された任意波形の駆
動信号f0(t)を用いて超音波画像を得る範囲を指定する
入力手段52を接続したものである。この入力手段52
は、前述のようにして求めた探触子1に供給すべき駆動
信号f0(t)を使って操作者が超音波画像を得る範囲を指
定するトラックボール又はパネルスイッチなどの入力装
置53と、後述のセレクタ58の制御機能を付加したコ
ントローラ15と、上記入力装置53で指定された範囲
を画像信号に変換する画像表示回路54と、この画像表
示回路54の出力信号と超音波画像の画像表示回路13
(図14参照)の出力信号とを合成する加算器55と、
上記入力装置53で指定した範囲以外に超音波を送波す
るときの探触子1の駆動信号f1(t)を記憶しておくRO
M56と、ラッチ57と、このラッチ57からの信号と
図9又は図10に示すラッチ24,44からの信号とを
切り換えるセレクタ58とで構成されている。
ブロック図である。この実施例は、図9又は図10に示
す送波制御回路21内の任意波形発生回路22に対し
て、該任意波形発生回路22で設定された任意波形の駆
動信号f0(t)を用いて超音波画像を得る範囲を指定する
入力手段52を接続したものである。この入力手段52
は、前述のようにして求めた探触子1に供給すべき駆動
信号f0(t)を使って操作者が超音波画像を得る範囲を指
定するトラックボール又はパネルスイッチなどの入力装
置53と、後述のセレクタ58の制御機能を付加したコ
ントローラ15と、上記入力装置53で指定された範囲
を画像信号に変換する画像表示回路54と、この画像表
示回路54の出力信号と超音波画像の画像表示回路13
(図14参照)の出力信号とを合成する加算器55と、
上記入力装置53で指定した範囲以外に超音波を送波す
るときの探触子1の駆動信号f1(t)を記憶しておくRO
M56と、ラッチ57と、このラッチ57からの信号と
図9又は図10に示すラッチ24,44からの信号とを
切り換えるセレクタ58とで構成されている。
【0048】次に、このように構成された第二の発明の
第三の実施例の動作について説明する。操作者は、図1
3に示すように、被検体47の体内の診断部位へバイオ
プシー針の先端部に取り付けられた受波用探触子38又
は48を挿入するために、該受波用探触子38,48の
先端位置に注意を払う。よって、上記受波用探触子3
8,48の先端及びその周辺の超音波画像は高画質であ
ることが要求される。そこで、操作者は、入力装置53
により供給すべき駆動信号f0(t)で送波する範囲を指定
する。次に、コントローラ15は、上記入力装置53で
指定された範囲をもとに画像表示回路54を制御し、図
13に示すように例えば矩形の指定範囲59を表示する
ように制御する。その後、上記画像表示回路54から出
力された指定範囲59に相当する画像信号は、加算器5
5で超音波画像信号と合成され、表示器14(図14参
照)に送られて画像表示される。
第三の実施例の動作について説明する。操作者は、図1
3に示すように、被検体47の体内の診断部位へバイオ
プシー針の先端部に取り付けられた受波用探触子38又
は48を挿入するために、該受波用探触子38,48の
先端位置に注意を払う。よって、上記受波用探触子3
8,48の先端及びその周辺の超音波画像は高画質であ
ることが要求される。そこで、操作者は、入力装置53
により供給すべき駆動信号f0(t)で送波する範囲を指定
する。次に、コントローラ15は、上記入力装置53で
指定された範囲をもとに画像表示回路54を制御し、図
13に示すように例えば矩形の指定範囲59を表示する
ように制御する。その後、上記画像表示回路54から出
力された指定範囲59に相当する画像信号は、加算器5
5で超音波画像信号と合成され、表示器14(図14参
照)に送られて画像表示される。
【0049】次に、コントローラ15は、ROM56へ
指定範囲以外に超音波を送波するときの探触子1の駆動
信号f1(t)を読み出すための読出しアドレスを送る。こ
れにより上記ROM56から読み出されたf1(t)は、ラ
ッチ57を介してセレクタ58へ送られる。そして、こ
のセレクタ58は、超音波走査線が上記入力装置53で
指定された指定範囲59(図13参照)内に入っている
ならば駆動信号f0(t)を、指定範囲59外の領域ならば
駆動信号f1(t)を選択するように、コントローラ15に
より制御される。このように、本実施例によれば、演算
により求めた探触子1に供給すべき駆動信号f0(t)で送
波する範囲を操作者が指定することができる。このこと
により、図13に示す指定範囲59内のようにf0(t)で
送波する領域では得られる超音波画像の画質を向上させ
ることができ、それ以外の領域でf1(t)で送波する領域
では通常の画質の画像が得られるという効果がある。
指定範囲以外に超音波を送波するときの探触子1の駆動
信号f1(t)を読み出すための読出しアドレスを送る。こ
れにより上記ROM56から読み出されたf1(t)は、ラ
ッチ57を介してセレクタ58へ送られる。そして、こ
のセレクタ58は、超音波走査線が上記入力装置53で
指定された指定範囲59(図13参照)内に入っている
ならば駆動信号f0(t)を、指定範囲59外の領域ならば
駆動信号f1(t)を選択するように、コントローラ15に
より制御される。このように、本実施例によれば、演算
により求めた探触子1に供給すべき駆動信号f0(t)で送
波する範囲を操作者が指定することができる。このこと
により、図13に示す指定範囲59内のようにf0(t)で
送波する領域では得られる超音波画像の画質を向上させ
ることができ、それ以外の領域でf1(t)で送波する領域
では通常の画質の画像が得られるという効果がある。
【0050】なお、図11及び図13の説明では、受波
用探触子38,48としてバイオプシー針の先端部に振
動子を設けたものとしたが、本発明はこれに限らず、被
検体47内に探触子を挿入するものならばどのようなも
のでもよく、例えばカテーテルや超音波内視鏡などを用
いてもよい。
用探触子38,48としてバイオプシー針の先端部に振
動子を設けたものとしたが、本発明はこれに限らず、被
検体47内に探触子を挿入するものならばどのようなも
のでもよく、例えばカテーテルや超音波内視鏡などを用
いてもよい。
【0051】また、以上の第一の発明及び第二の発明に
おいて、任意波形発生回路22内のROM23又は2
3′及びRAM43は、超音波診断装置本体側ではなく
探触子1内に取り付ける構造としてもよい。さらに、上
記ROM又はRAMに代えて別の記憶手段、例えばフロ
ッピーディスクや光磁気ディスクとしてもよい。このよ
うに、探触子1内にf(t),g(t),g0(t)などを記憶す
る記憶回路を取り付ける構造とした場合は、各探触子1
内のROM等にそれぞれの探触子のデータを記憶させて
おくことにより、同じ種類の探触子1でも製造工程の誤
差等により生じる特性のバラツキをも考慮して該探触子
1に供給すべき駆動信号f0(t)を演算し設定することが
できる。
おいて、任意波形発生回路22内のROM23又は2
3′及びRAM43は、超音波診断装置本体側ではなく
探触子1内に取り付ける構造としてもよい。さらに、上
記ROM又はRAMに代えて別の記憶手段、例えばフロ
ッピーディスクや光磁気ディスクとしてもよい。このよ
うに、探触子1内にf(t),g(t),g0(t)などを記憶す
る記憶回路を取り付ける構造とした場合は、各探触子1
内のROM等にそれぞれの探触子のデータを記憶させて
おくことにより、同じ種類の探触子1でも製造工程の誤
差等により生じる特性のバラツキをも考慮して該探触子
1に供給すべき駆動信号f0(t)を演算し設定することが
できる。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
第一の発明によれば、送波手段の内部に設けられた任意
波形発生回路により、探触子の振動子素子へ供給する駆
動信号の波形を任意の形状に設定することができる。こ
れにより、上記駆動信号の波形として、探触子から打ち
出される超音波パルスの波形の歪みが低減しうるような
形状のものを選択することで、該探触子から打ち出され
る超音波パルスの波形の歪みを低減することができる。
特に、上記任意波形発生回路の内部に設けられた記憶回
路により、上記探触子の振動子素子へ実験入力した駆動
信号により発生した超音波パルスに対する応答信号の波
形又は周波数特性を記憶しておき、演算回路で上記記憶
回路に記憶された応答信号を読み出して上記探触子の振
動子素子へ供給すべき駆動信号の波形を演算により求め
るようにしたものにおいては、該探触子から打ち出され
る超音波パルスの波形の歪みをさらによく低減すること
ができる。従って、最終的に得られる超音波画像の分解
能を向上することができ、特に、深度方向の分解能を向
上することができる。
第一の発明によれば、送波手段の内部に設けられた任意
波形発生回路により、探触子の振動子素子へ供給する駆
動信号の波形を任意の形状に設定することができる。こ
れにより、上記駆動信号の波形として、探触子から打ち
出される超音波パルスの波形の歪みが低減しうるような
形状のものを選択することで、該探触子から打ち出され
る超音波パルスの波形の歪みを低減することができる。
特に、上記任意波形発生回路の内部に設けられた記憶回
路により、上記探触子の振動子素子へ実験入力した駆動
信号により発生した超音波パルスに対する応答信号の波
形又は周波数特性を記憶しておき、演算回路で上記記憶
回路に記憶された応答信号を読み出して上記探触子の振
動子素子へ供給すべき駆動信号の波形を演算により求め
るようにしたものにおいては、該探触子から打ち出され
る超音波パルスの波形の歪みをさらによく低減すること
ができる。従って、最終的に得られる超音波画像の分解
能を向上することができ、特に、深度方向の分解能を向
上することができる。
【0053】また、第二の発明によれば受波用探触子と
受波回路とを備えて成るインパルス応答計測手段によ
り、探触子から送波された超音波パルスに対する被検体
の応答信号の波形又は周波数特性を計測し、送波手段の
内部に設けられた任意波形発生回路の記憶回路で上記イ
ンパルス応答計測手段により計測した応答信号の波形又
は周波数特性を記憶しておき、演算回路で上記記憶回路
に記憶された応答信号を読み出して上記探触子の振動子
素子へ供給すべき駆動信号の波形を演算により求めるこ
とができ、該探触子から打ち出される超音波パルスの波
形の歪みを低減するのが外部の装置などを用いずに正確
かつ容易に実行できる。また、探触子で直接被検体の体
内に実験用の超音波パルスを送波し、このインパルスに
対する上記被検体の応答信号を被検体の内部へ挿入され
た受波用探触子で受波するので、上記応答信号を正確に
計測することができる。従って、演算によって求める任
意波形の駆動信号も正確に求めることができる。
受波回路とを備えて成るインパルス応答計測手段によ
り、探触子から送波された超音波パルスに対する被検体
の応答信号の波形又は周波数特性を計測し、送波手段の
内部に設けられた任意波形発生回路の記憶回路で上記イ
ンパルス応答計測手段により計測した応答信号の波形又
は周波数特性を記憶しておき、演算回路で上記記憶回路
に記憶された応答信号を読み出して上記探触子の振動子
素子へ供給すべき駆動信号の波形を演算により求めるこ
とができ、該探触子から打ち出される超音波パルスの波
形の歪みを低減するのが外部の装置などを用いずに正確
かつ容易に実行できる。また、探触子で直接被検体の体
内に実験用の超音波パルスを送波し、このインパルスに
対する上記被検体の応答信号を被検体の内部へ挿入され
た受波用探触子で受波するので、上記応答信号を正確に
計測することができる。従って、演算によって求める任
意波形の駆動信号も正確に求めることができる。
【図1】第一の発明による超音波診断装置の実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】探触子の振動子素子に供給する駆動信号の波形
と、そのとき得られる超音波パルスの波形とを示すグラ
フである。
と、そのとき得られる超音波パルスの波形とを示すグラ
フである。
【図3】第一の発明の第二の実施例を示す送波手段のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】実験用の駆動信号を入力させて超音波パルスを
送波し、それによる実験結果の応答信号を計測する外部
の実験装置を示すブロック図である。
送波し、それによる実験結果の応答信号を計測する外部
の実験装置を示すブロック図である。
【図5】第二の実施例において任意波形発生回路内の記
憶回路としてのROMの内部構成を示す説明図である。
憶回路としてのROMの内部構成を示す説明図である。
【図6】第一の発明の第三の実施例を示す送波手段のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図7】第三の実施例において任意波形発生回路内の大
容量の記憶回路としてのROMの内部構成を示す説明図
である。
容量の記憶回路としてのROMの内部構成を示す説明図
である。
【図8】第一の発明の第四の実施例を示す送波手段のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図9】第二の発明による超音波診断装置の要部の実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図10】第二の発明の第二の実施例の要部を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図11】第二の発明における送波用の探触子及び受波
用探触子の好適例を示す外観説明図である。
用探触子の好適例を示す外観説明図である。
【図12】第二の発明の第三の実施例を示すブロック図
である。
である。
【図13】上記第二の発明の第三の実施例における動作
を説明するための状態図である。
を説明するための状態図である。
【図14】従来及び本発明における超音波診断装置の全
体構成を示すブロック図である。
体構成を示すブロック図である。
【図15】従来例における送波手段の内部構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図16】従来例において探触子に供給される振動子素
子の駆動信号の波形を示すグラフである。
子の駆動信号の波形を示すグラフである。
1…探触子 4…リミッタ 5…プリアンプ 6…A/D変換器 7…遅延回路 8…後処理回路 9…PW回路 10…CFM回路 11…バッファメモリ 12…画像メモリ 13…画像表示回路 14…表示器 15,15′…コントローラ 16…切換回路 181〜18n,181′〜18n′…送波遅延回路 20…送波ドライバ 21…送波制御回路 22…任意波形発生回路 23,23′…ROM 25…メモリ 291〜29n…線型増幅回路 30…演算回路 37,37′…インパルス応答計測手段 38,48…受波用探触子 45,46…切換スイッチ 47…被検体 52…超音波画像を得る範囲を指定する入力手段 59…指定範囲
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の振動子素子が配列され被検体内へ
超音波パルスを送受波する探触子と、この探触子を駆動
して被検体内へ超音波パルスを複数チャンネルで送波す
ると共にビームをフォーカスする送波手段と、上記被検
体内の診断部位からの反射波を受波すると共に増幅する
受波手段と、この受波手段で増幅された受波信号を入力
してビーム集束するフォーカス回路と、このフォーカス
回路からの受波信号について信号処理を行う画像処理部
と、この画像処理部からの出力信号を超音波画像の一画
像単位ずつ記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段
からの画像データを入力して超音波画像として表示する
画像表示手段と、上記各構成要素の動作を制御する制御
部とを有する超音波診断装置において、上記送波手段の
内部に、上記探触子の振動子素子へ供給する駆動信号の
波形を任意の形状に設定する任意波形発生回路を設けた
ことを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項2】 上記任意波形発生回路は、前記探触子の
振動子素子へ実験入力した駆動信号により発生した超音
波パルスに対する応答信号の波形又は周波数特性を記憶
した記憶回路と、この記憶回路に記憶された応答信号を
読み出して上記探触子の振動子素子へ供給すべき駆動信
号の波形を演算により求める演算回路とを有して成るこ
とを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。 - 【請求項3】 上記任意波形発生回路は、前記探触子の
振動子素子へ実験入力した駆動信号により発生した超音
波パルスに対する応答信号の波形又は周波数特性を用
い、上記探触子の振動子素子へ供給すべき駆動信号の任
意波形を予め演算して多数種類求め、この求めた多数種
類の駆動信号の任意波形を記憶しておく大容量の記憶回
路を有して成ることを特徴とする請求項1記載の超音波
診断装置。 - 【請求項4】 上記任意波形発生回路において探触子の
振動子素子へ供給すべき駆動信号の任意波形の演算は、
デコンボリューション法を用いて求めるものであること
を特徴とする請求項2又は3記載の超音波診断装置。 - 【請求項5】 複数の振動子素子が配列され被検体内へ
超音波パルスを送受波する探触子と、この探触子を駆動
して被検体内へ超音波パルスを複数チャンネルで送波す
ると共にビームをフォーカスする送波手段と、上記被検
体内の診断部位からの反射波を受波すると共に増幅する
受波手段と、この受波手段で増幅された受波信号を入力
してビーム集束するフォーカス回路と、このフォーカス
回路からの受波信号について信号処理を行う画像処理部
と、この画像処理部からの出力信号を超音波画像の一画
像単位ずつ記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段
からの画像データを入力して超音波画像として表示する
画像表示手段と、上記各構成要素の動作を制御する制御
部とを有する超音波診断装置において、上記探触子の振
動子素子へ実験入力した駆動信号により発生した超音波
パルスに対する被検体内の診断部位からの反射波を受波
する受波用探触子とこの受波信号を入力して増幅する受
波回路とを備えて成り上記超音波パルスに対する被検体
の応答信号の波形又は周波数特性を計測するインパルス
応答計測手段を設け、上記送波手段の内部には、上記イ
ンパルス応答計測手段で計測した応答信号の波形又は周
波数特性を記憶する記憶回路とこの応答信号を読み出し
て上記探触子の振動子素子へ供給すべき駆動信号の波形
を演算により求める演算回路とを備えて成り該探触子の
振動子素子へ供給する駆動信号の波形を任意の形状に設
定する任意波形発生回路を設けたことを特徴とする超音
波診断装置。 - 【請求項6】 上記受波用探触子は、被検体の内部へ挿
入して使用する生体内用探触子であることを特徴とする
請求項5記載の超音波診断装置。 - 【請求項7】 上記送波手段の内部に設けられた任意波
形発生回路には、該任意波形発生回路で設定された任意
波形の駆動信号を用いて超音波画像を得る範囲を指定す
る入力手段を接続したことを特徴とする請求項5又は6
記載の超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6307109A JPH08140971A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6307109A JPH08140971A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08140971A true JPH08140971A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17965148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6307109A Pending JPH08140971A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08140971A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1033529A (ja) * | 1996-07-22 | 1998-02-10 | Ge Yokogawa Medical Syst Ltd | 超音波撮像方法および装置 |
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-
1994
- 1994-11-17 JP JP6307109A patent/JPH08140971A/ja active Pending
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |