JPH08141386A - スラリーの抜出し方法 - Google Patents

スラリーの抜出し方法

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Publication number
JPH08141386A
JPH08141386A JP6286536A JP28653694A JPH08141386A JP H08141386 A JPH08141386 A JP H08141386A JP 6286536 A JP6286536 A JP 6286536A JP 28653694 A JP28653694 A JP 28653694A JP H08141386 A JPH08141386 A JP H08141386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slurry
tank
crystals
terephthalic acid
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6286536A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Matsuoka
新一 松岡
Tsuneo Shinohara
恒夫 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP6286536A priority Critical patent/JPH08141386A/ja
Publication of JPH08141386A publication Critical patent/JPH08141386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 槽底にスラリーの抜出し管を備えた撹拌槽に
収容されているスラリーを抜出し管に設置されているポ
ンプにより抜出すに際し、槽壁などに堆積して固結した
結晶が剥離して抜出し管に流入し、ポンプの運転を阻害
するのを防止する。 【構成】 抜出し管の開口部を槽底から突出した位置に
設け、剥離した固結物が流入するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスラリーが収容されてい
る撹拌槽からスラリーをポンプで抜出す方法に関する。
特に本発明はスラリーの抜出しを円滑に行なう方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】化学工業では種々の場面でスラリーが取
扱われている。スラリーは流体であり、液体と同じくポ
ンプで輸送できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スラリ
ーは固体を含んでいるので、これに起因する取扱い上の
問題がいくつか発生することがある。その一つはスラリ
ー中の固体が容器内で沈降しないように多くのスラリー
は常に流動させておかなければならないということであ
る。そのため、スラリーは通常、撹拌機を備えた撹拌槽
に収容されている。
【0004】しかしながらスラリー中で結晶が生成した
り成長したりする場合、すなわちスラリーを構成する液
相がスラリー中の結晶に対し溶解力を有する場合には、
撹拌槽の槽壁や撹拌機に結晶が堆積する現象が起こるこ
とが多い。これは単にスラリー中の結晶が沈降するだけ
でなく、沈降した結晶が液相から新たに析出した結晶に
より結合されて固結し、大きな固体となるからである。
【0005】しかしこのような堆積物も、衝撃などによ
り器壁から剥離してスラリー中に混入してくることがあ
る。剥離した堆積物は通常はスラリー中の結晶の大きさ
まで分解せずに剥離したままの大きな塊状物ないしはそ
の破砕物として存在することが多い。一方、容器からの
スラリーの抜出しは底部に設けた抜出し管を経て行なわ
れることが多い。抜出し管の開口部は槽のデッドスペー
スを少くするための槽底と同じ位置にある。しかし抜出
し管にポンプが設置されていると、剥離した堆積物が抜
出し管に流入して、ポンプを破損したりキャビテーショ
ンを起すことがある。
【0006】例えば撹拌槽中で酢酸溶液中でパラキシレ
ンを酸素で酸化してテレフタル酸を製造する工程では、
反応条件下における酢酸溶液中におけるテレフタル酸の
溶解度は比較的小さいので、生成したテレフタル酸の大
部分は結晶として酢酸溶液中に懸濁している。その一部
は反応槽の壁面や撹拌機などに堆積して固い固結物を形
成する。衝撃などにより固結物が剥離してスラリー中に
混入すると、これが槽底の抜出し管に流入しポンプを損
傷することがある。同様の現象は、テレフタル酸水溶液
を高温下で水素と一緒に貴金属触媒床を通過させて水添
精製し、次いでテレフタル酸水溶液から撹拌槽中でテレ
フタル酸結晶を析出させる工程でも発生する。従って本
発明はこのような剥離した堆積物によりポンプの運転が
阻害されることのないスラリー抜出し方法を提供せんと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、スラリ
ーを収容している撹拌槽の槽底に設置されている抜出し
管を槽内部に突出させることにより、剥離物が抜出し管
に流入してポンプの運転を阻害するのを防止することが
できる。すなわち剥離物は、スラリーを形成している結
晶に比して著るしく大きいので、他の結晶と同様の懸濁
状態を形成できず、主に槽底に沿って流動している。従
ってスラリーの抜出し管が槽底に開口していると、剥離
物は抜出し管に流入するスラリーの流れに同伴されて抜
出し管に流入する。これに反し、抜出し管が槽底から槽
内に向けて突出していると、抜出し管の開口部まで剥離
物が浮上しない限り、剥離物が抜出し管に流入すること
はない。
【0008】本発明においては、抜出し管の開口部は、
ポンプの運転を阻害する剥離物が浮遊する位置よりも上
方に設置する。しかし、通常のスラリー槽の撹拌条件下
では、大きな剥離物は槽底に沿って流動しており、上方
には稀にしか浮上しない。剥離物が小さくなるにつれて
上方に浮上する割合が多くなるが、一方において小さな
剥離物はスラリーの抜出し管に流入してもポンプの運転
の障害となることは少ない。従って抜出し管の開口部は
槽底からそれほど高い位置にする必要はない。前述のテ
レフタル酸の酸化反応器やテレフタル酸水溶液からのテ
レフタル酸の晶析槽など、テレフタル酸スラリーの場合
には抜出し管の開口部は通常、槽底から50mm以上上
方に位置していればよい。好ましくは100〜150m
m上方に位置させる。
【0009】本発明の好ましい一態様においては、抜出
し管は上方に向けて開口させずに、図示する如く側方に
向けて開口させる。このようにすると、槽底からの開口
部の高さが同じであっても、剥離物の流入をさらに少く
することができる。本発明の実施態様の1例を示すと、
底部が楕円状に下方に突出している槽に、テレフタル酸
スラリーの分離工程から排出されたテレフタル酸結晶
と、5〜10%の水分を含む約100℃の酢酸とを連続
的に供給してスラリーを生成させ、生成したスラリーは
槽の底部中央のスラリー抜出し孔(直径100mm)を
経て連続的に排出する。抜出し孔にはポンプを含む抜出
し配管が接続されている。槽の中央にはその上部からパ
ドル型撹拌翼(翼長1360mm、翼幅270mmの2
枚の撹拌翼を十字状に、組合せて撹拌軸に取付けたも
の、翼はスラリーを掻き上げないように、回転方法に対
して45度の角度で撹拌軸に取付けられている)が吊り
下げられている。
【0010】この槽の運転は定修直後は槽内に析出物が
無いので支障なく行なうことができるが、数ケ月経過し
て槽壁や攪拌機にテレフタル酸結晶の固結物が付着する
ようになると、付着物が剥離して運転に支障を来たすよ
うになる。即ちポンプが、キャビテーションを起すの
で、その都度ポンプの運転を止めてサクション管に詰ま
っている固結物を取除いてやらなければならない。この
現象は、一度起こると、槽内の剥離した固結物が全て排
出されるまで頻発する。これに対し、抜出し孔の上端を
槽底から100mm突出させると、このような現象は見
られず、安定した運転を行なうことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、スラリーを収容してい
る撹拌槽の槽底に設置されているスラリーの抜出し管の
開口部を、槽底から上方に突出させることにより、槽壁
や撹拌機に堆積した結晶の固結物が剥離して抜出し管に
流入し、ポンプの運転を阻害するのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる撹拌槽の1例の模式図である。
【図2】本発明で用いる撹拌槽の他の例の模式図であ
る。
【符号の説明】
1 撹拌槽 2 攪拌機 3 スラリーの抜出し管 4 スラリーの抜出し管の開口部 5 ポンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶と溶液とから成るスラリーが収容さ
    れている撹拌槽から、その底部に設置されている抜出し
    管を経てポンプによりスラリーを吸引して抜出す方法に
    おいて、抜出し管の開口部を底部より突出させて設置す
    ることを特徴とするスラリーの抜出し方法。
  2. 【請求項2】 抜出し管の開口部が側面を向いているこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 抜出し管の開口部が槽底面から少くとも
    50mm突出していることを特徴とする請求項1又は2
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 スラリーが、水又は酢酸溶液中にテレフ
    タル酸結晶が懸濁しているテレフタル酸スラリーである
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 スラリーが酢酸溶液中でパラキシレンを
    酸素で酸化して得られたテレフタル酸スラリーであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の方
    法。
JP6286536A 1994-11-21 1994-11-21 スラリーの抜出し方法 Pending JPH08141386A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7482485B2 (en) 2004-03-05 2009-01-27 Teijin Limited Method for extracting slurry

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56133239A (en) * 1980-03-21 1981-10-19 Labofina Sa Terephthalic acid manufacture and recovery
JPH05302738A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 氷スラリータンクからの氷スラリー抜出し方法

Patent Citations (2)

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Effective date: 20040323

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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