JPH08141429A - 衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板 - Google Patents
衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板Info
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- JPH08141429A JPH08141429A JP28226294A JP28226294A JPH08141429A JP H08141429 A JPH08141429 A JP H08141429A JP 28226294 A JP28226294 A JP 28226294A JP 28226294 A JP28226294 A JP 28226294A JP H08141429 A JPH08141429 A JP H08141429A
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- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1回当りの衝突での粉砕能力が高い材質の粉
砕衝突板を提供することを目的とする。 【構成】 コンプレッサーから出力される高圧気体の噴
入口1が、加速管2に連結され、この加速管2の上壁に
は、被砕粉体を投入するためのホッパ3が連結されてお
り、またこの加速管2の噴出口4は、粉砕室5に連結さ
れている。その粉砕室5に、ビッカース硬度(kg/mm2)×
0.8+弾性率(kg/mm2)×0.02>1,800を満足
する粉砕衝突板6を収納すると、1回当りの衝突での粉
砕能力を向上させることができ、粉砕処理量を増やして
も、ホッパ3での材料溜りが増加しないように被砕粉体
を粉砕することができる。
砕衝突板を提供することを目的とする。 【構成】 コンプレッサーから出力される高圧気体の噴
入口1が、加速管2に連結され、この加速管2の上壁に
は、被砕粉体を投入するためのホッパ3が連結されてお
り、またこの加速管2の噴出口4は、粉砕室5に連結さ
れている。その粉砕室5に、ビッカース硬度(kg/mm2)×
0.8+弾性率(kg/mm2)×0.02>1,800を満足
する粉砕衝突板6を収納すると、1回当りの衝突での粉
砕能力を向上させることができ、粉砕処理量を増やして
も、ホッパ3での材料溜りが増加しないように被砕粉体
を粉砕することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉粒体を製造するため
の衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板に関するものであり、
例えば、複写機・プリンター等に用いられるトナーを製
造するための衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板に関するも
のである。
の衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板に関するものであり、
例えば、複写機・プリンター等に用いられるトナーを製
造するための衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】トナーの製造過程における被砕粉体を粉
砕する工程では、衝突式気流粉砕機が用いられる。一般
的にこの粉砕機は、加速管に噴入された高圧気体が、加
速管でホッパから投入される被砕粉体を粉砕室に向けて
加速・搬送する。その加速管で加速された被砕粉体は、
加速管前方に設置された粉砕衝突板に衝突させられ粉砕
される。その粉砕された被砕粉体は、粉砕室の排出口か
ら排出されて、新しく投入される被砕粉体とともに分級
機に輸送される。分級機に輸送される被砕粉体は、その
粉砕径により分級される。予め設定された粉砕径を満足
する粉体は、次工程に送られ、満足しない被砕粉体は、
新しく投入された被砕粉体とともにホッパに再投入され
る。
砕する工程では、衝突式気流粉砕機が用いられる。一般
的にこの粉砕機は、加速管に噴入された高圧気体が、加
速管でホッパから投入される被砕粉体を粉砕室に向けて
加速・搬送する。その加速管で加速された被砕粉体は、
加速管前方に設置された粉砕衝突板に衝突させられ粉砕
される。その粉砕された被砕粉体は、粉砕室の排出口か
ら排出されて、新しく投入される被砕粉体とともに分級
機に輸送される。分級機に輸送される被砕粉体は、その
粉砕径により分級される。予め設定された粉砕径を満足
する粉体は、次工程に送られ、満足しない被砕粉体は、
新しく投入された被砕粉体とともにホッパに再投入され
る。
【0003】すなわち、粉砕衝突板は、その衝突面に加
速された被砕粉体を衝突させて粉砕させるものであり、
一般的な材質としては、アルミナ(92%)が使用され
ている。
速された被砕粉体を衝突させて粉砕させるものであり、
一般的な材質としては、アルミナ(92%)が使用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の粉砕衝突板の材質では、1回当りの衝突での粉砕能
力不足のため、処理量を増やすと粉砕の不十分な被砕粉
体が多く発生し、分級後ホッパに再投入される量が多く
なるため、ホッパの材料溜りが多くなる欠点がある。そ
して、その溜りが粒径変動を起こし、正常な生産が出来
ない原因となっている。
来の粉砕衝突板の材質では、1回当りの衝突での粉砕能
力不足のため、処理量を増やすと粉砕の不十分な被砕粉
体が多く発生し、分級後ホッパに再投入される量が多く
なるため、ホッパの材料溜りが多くなる欠点がある。そ
して、その溜りが粒径変動を起こし、正常な生産が出来
ない原因となっている。
【0005】請求項1の本発明は、従来の粉砕衝突板の
このような課題を考慮し、1回当りの衝突での粉砕能力
が高い材質の粉砕衝突板を提供することを目的とするも
のである。
このような課題を考慮し、1回当りの衝突での粉砕能力
が高い材質の粉砕衝突板を提供することを目的とするも
のである。
【0006】また、アルミナ(92%)に代表される従
来の粉砕衝突板の材質では、粉砕効率に係わるビッカー
ス硬度の不足や、粉砕衝突板の熱伝導率の低さのため
に、冷却効果が粉砕衝突板に充分伝わらない問題があ
り、冷却方法の手段を用いるだけでは、粉砕処理能力を
上げることは困難である。
来の粉砕衝突板の材質では、粉砕効率に係わるビッカー
ス硬度の不足や、粉砕衝突板の熱伝導率の低さのため
に、冷却効果が粉砕衝突板に充分伝わらない問題があ
り、冷却方法の手段を用いるだけでは、粉砕処理能力を
上げることは困難である。
【0007】請求項2の本発明は、従来の粉砕衝突板の
このような課題を考慮し、被砕粉体及び/又は粉砕衝突
板が冷却装置により冷却されているとき、粉砕処理能力
を上げることができる材質の粉砕衝突板を提供すること
を目的とするものである。
このような課題を考慮し、被砕粉体及び/又は粉砕衝突
板が冷却装置により冷却されているとき、粉砕処理能力
を上げることができる材質の粉砕衝突板を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明に係る
粉砕衝突板は、材質が、ビッカース硬度(kg/mm2)×0.
8+弾性率(kg/mm2)×0.02>1,800であること
を特徴とする衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板である。
粉砕衝突板は、材質が、ビッカース硬度(kg/mm2)×0.
8+弾性率(kg/mm2)×0.02>1,800であること
を特徴とする衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板である。
【0009】請求項2の本発明に係る粉砕衝突板は、材
質が、ビッカース硬度>2,000kg/mm2 かつ 熱伝
導率>0.15 cal/cm・sec・゜Cであることを特徴とする
冷却装置を有する衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板であ
る。
質が、ビッカース硬度>2,000kg/mm2 かつ 熱伝
導率>0.15 cal/cm・sec・゜Cであることを特徴とする
冷却装置を有する衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板であ
る。
【0010】
【作用】請求項1の本発明では、任意の粉砕衝突板の材
質が、ビッカース硬度(kg/mm2)×0.8+弾性率(kg/mm
2)×0.02>1,800を満たすので、その粉砕衝突
板は、処理量を増やしてもホッパでの材料溜りが増加し
ないようにすることができる。すなわち、この粉砕衝突
板を収納した衝突式気流粉砕機のホッパから投入された
被砕粉体は、高圧気体発生装置により、加速管で加速・
搬送されて粉砕室の粉砕衝突板に衝突する。この粉砕衝
突板に衝突した被砕粉体は、粉砕衝突板の高い粉砕性能
により、粉砕処理量を増やしても、ホッパでの材料溜り
が増加しないように粉砕される。
質が、ビッカース硬度(kg/mm2)×0.8+弾性率(kg/mm
2)×0.02>1,800を満たすので、その粉砕衝突
板は、処理量を増やしてもホッパでの材料溜りが増加し
ないようにすることができる。すなわち、この粉砕衝突
板を収納した衝突式気流粉砕機のホッパから投入された
被砕粉体は、高圧気体発生装置により、加速管で加速・
搬送されて粉砕室の粉砕衝突板に衝突する。この粉砕衝
突板に衝突した被砕粉体は、粉砕衝突板の高い粉砕性能
により、粉砕処理量を増やしても、ホッパでの材料溜り
が増加しないように粉砕される。
【0011】請求項2の本発明では、任意の冷却装置を
有する衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板に使用される材質
が、ビッカース硬度>2,000 kg/mm2 かつ 熱伝
導率>0.15 cal/cm・sec・゜Cを満たすので、その粉砕
衝突板は、被砕粉体をより小さく粉砕できる。すなわ
ち、この粉砕衝突板を収納した衝突式気流粉砕機のホッ
パから投入された被砕粉体は、高圧気体発生装置によ
り、加速管で加速・搬送されて粉砕室の冷却された粉砕
衝突板に衝突する。この粉砕衝突板に衝突した被砕粉体
は、粉砕衝突板の高い粉砕性能と冷却効果による粉砕性
の向上により、粉砕径がより小さくなり、粉砕機の処理
能力が上がる。
有する衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板に使用される材質
が、ビッカース硬度>2,000 kg/mm2 かつ 熱伝
導率>0.15 cal/cm・sec・゜Cを満たすので、その粉砕
衝突板は、被砕粉体をより小さく粉砕できる。すなわ
ち、この粉砕衝突板を収納した衝突式気流粉砕機のホッ
パから投入された被砕粉体は、高圧気体発生装置によ
り、加速管で加速・搬送されて粉砕室の冷却された粉砕
衝突板に衝突する。この粉砕衝突板に衝突した被砕粉体
は、粉砕衝突板の高い粉砕性能と冷却効果による粉砕性
の向上により、粉砕径がより小さくなり、粉砕機の処理
能力が上がる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0013】まず、一般的な衝突式気流粉砕機の構成に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0014】図1は、トナーの被砕粉体を粉砕するため
の衝突式気流粉砕機の略示構成図である。すなわち、コ
ンプレッサーから出力される高圧気体の噴入口1が、加
速管2に連結されている。この加速管2の上壁には、被
砕粉体を投入するためのホッパ3が連結されており、ま
たこの加速管2の噴出口4は、粉砕室5に連結されてい
る。その粉砕室5は、その被砕粉体を衝突により粉砕す
るための粉砕衝突板6を、加速管2の噴出口4に対向配
置させて収納している。その粉砕室5で粉砕された被砕
粉体の排出口7は、新しく投入される被砕粉体の投入口
とともに分級機8に連結される。その分級機8は前記ホ
ッパ3と次工程に連結される。
の衝突式気流粉砕機の略示構成図である。すなわち、コ
ンプレッサーから出力される高圧気体の噴入口1が、加
速管2に連結されている。この加速管2の上壁には、被
砕粉体を投入するためのホッパ3が連結されており、ま
たこの加速管2の噴出口4は、粉砕室5に連結されてい
る。その粉砕室5は、その被砕粉体を衝突により粉砕す
るための粉砕衝突板6を、加速管2の噴出口4に対向配
置させて収納している。その粉砕室5で粉砕された被砕
粉体の排出口7は、新しく投入される被砕粉体の投入口
とともに分級機8に連結される。その分級機8は前記ホ
ッパ3と次工程に連結される。
【0015】次に、このような衝突式気流粉砕機の動作
について説明する。
について説明する。
【0016】高圧気体の噴入口1から加速管2に噴入さ
れた高圧気体が、加速管2でホッパ3から投入される被
砕粉体を粉砕室5に向けて加速・搬送する。加速管2の
噴出口4から噴出される被砕粉体は、粉砕衝突板6に衝
突し粉砕される。その粉砕された被砕粉体は、粉砕室5
の排出口7から排出されて、新しく投入される被砕粉体
とともに分級機8に輸送される。分級機8に輸送された
被砕粉体は、その粉砕径により分級され、予め設定され
た粉砕径を満足する被砕粉体は次工程に送られ、満足し
ない被砕粉体は、新しく投入された被砕粉体と共にホッ
パ3に再投入される。
れた高圧気体が、加速管2でホッパ3から投入される被
砕粉体を粉砕室5に向けて加速・搬送する。加速管2の
噴出口4から噴出される被砕粉体は、粉砕衝突板6に衝
突し粉砕される。その粉砕された被砕粉体は、粉砕室5
の排出口7から排出されて、新しく投入される被砕粉体
とともに分級機8に輸送される。分級機8に輸送された
被砕粉体は、その粉砕径により分級され、予め設定され
た粉砕径を満足する被砕粉体は次工程に送られ、満足し
ない被砕粉体は、新しく投入された被砕粉体と共にホッ
パ3に再投入される。
【0017】請求項1の本発明に係る粉砕衝突板の材質
は、ビッカース硬度(kg/mm2)×0.8+弾性率(kg/mm2)
×0.02>1,800の基準Aにより構成される。こ
の構成による衝突式気流粉砕機では、粉砕処理量を増や
しても、ホッパ3での材料溜りが増加しないように被砕
粉体を粉砕することができる。
は、ビッカース硬度(kg/mm2)×0.8+弾性率(kg/mm2)
×0.02>1,800の基準Aにより構成される。こ
の構成による衝突式気流粉砕機では、粉砕処理量を増や
しても、ホッパ3での材料溜りが増加しないように被砕
粉体を粉砕することができる。
【0018】ここで、前記Aの基準の根拠について説明
する。
する。
【0019】前記衝突式気流粉砕機での粉砕は、大きく
2つに分けることができる。一方は粉砕衝突板6での一
次粉砕で、もう一方は粉砕衝突板6との衝突後の2次粉
砕である。ここで、2次粉砕とは、反射された粉体と加
速管から噴出してくる粉体との衝突もしくは粉砕室5の
側壁との衝突による粉砕をいう。そこで、一次粉砕につ
いては粉砕衝突板6の硬度に着目し、2次粉砕について
は、粉砕衝突板6との衝突後の粉体のスピードに着目し
た。この粉体のスピードは、粉砕衝突板6の弾性率に影
響される。
2つに分けることができる。一方は粉砕衝突板6での一
次粉砕で、もう一方は粉砕衝突板6との衝突後の2次粉
砕である。ここで、2次粉砕とは、反射された粉体と加
速管から噴出してくる粉体との衝突もしくは粉砕室5の
側壁との衝突による粉砕をいう。そこで、一次粉砕につ
いては粉砕衝突板6の硬度に着目し、2次粉砕について
は、粉砕衝突板6との衝突後の粉体のスピードに着目し
た。この粉体のスピードは、粉砕衝突板6の弾性率に影
響される。
【0020】そこで、各種材質毎に第1回目の衝突によ
る1次粉砕及び2次粉砕による粉砕効率(1回の衝突で
どれだけ小さく粉砕できるかの目安)を求めるため、各
種材質の粉砕衝突板を粉砕室5に配置し、第1回目の衝
突後、粉砕室5の排出口7から、粉砕された被砕粉体を
取り出した。この作業により、ムライト・アルミナ(92%)・アルミナ
(96%)・タンク゛ステンカーハ゛イト・炭化珪素の材質毎に求められた
第1回目の衝突による粉砕径を、ビッカース硬度、弾性
率、前記A値、そして材料溜りの有無とともに表1に示
す。
る1次粉砕及び2次粉砕による粉砕効率(1回の衝突で
どれだけ小さく粉砕できるかの目安)を求めるため、各
種材質の粉砕衝突板を粉砕室5に配置し、第1回目の衝
突後、粉砕室5の排出口7から、粉砕された被砕粉体を
取り出した。この作業により、ムライト・アルミナ(92%)・アルミナ
(96%)・タンク゛ステンカーハ゛イト・炭化珪素の材質毎に求められた
第1回目の衝突による粉砕径を、ビッカース硬度、弾性
率、前記A値、そして材料溜りの有無とともに表1に示
す。
【0021】
【表1】
【0022】表1から前記材質について、前記A値が、
1,440→1,720→1,860→2,600→2,760の如く大きくなる
にしたがって、第1回目の衝突による粉砕径は、108.5
→92.3→88.7→79.6→78.3の如く小さくなってゆき、第
1回目の衝突による粉砕効率がより高められることが分
かる。さらに、A値が、1,800以上であれば、ホッ
パ3での材料溜りを少なくすることができることが分か
る。
1,440→1,720→1,860→2,600→2,760の如く大きくなる
にしたがって、第1回目の衝突による粉砕径は、108.5
→92.3→88.7→79.6→78.3の如く小さくなってゆき、第
1回目の衝突による粉砕効率がより高められることが分
かる。さらに、A値が、1,800以上であれば、ホッ
パ3での材料溜りを少なくすることができることが分か
る。
【0023】以上の説明から明らかなように、この1回
毎の衝突による粉砕効率の高効率化が、分級機8により
ホッパ3に再投入される粉砕済みの被砕粉体をより少な
くする主要因となり、ひいては、粉砕処理量を増やして
も、ホッパ3での材料溜りが増加しないように被砕粉体
を粉砕することができる根拠となる。
毎の衝突による粉砕効率の高効率化が、分級機8により
ホッパ3に再投入される粉砕済みの被砕粉体をより少な
くする主要因となり、ひいては、粉砕処理量を増やして
も、ホッパ3での材料溜りが増加しないように被砕粉体
を粉砕することができる根拠となる。
【0024】以下に、請求項2の本発明をその実施例を
示す図面に基づいて説明する。
示す図面に基づいて説明する。
【0025】まず、一般的な冷却機能付き衝突式気流粉
砕機の構成について説明する。
砕機の構成について説明する。
【0026】図2は、トナーの被砕粉体を粉砕するため
の冷却機能付き衝突式気流粉砕機である。すなわち、コ
ンプレッサーから出力される高圧気体の噴入口1が、加
速管2に連結されている。この加速管2の上部には、冷
却装置9により冷却された被砕粉体を投入するホッパ3
が連結されており、この加速管2の噴出口4は、粉砕室
5に連結されている。その粉砕室5は、その被砕粉体を
衝突により粉砕するための粉砕衝突板6が、加速管2の
噴出口4に対向配置されて収納されている。その粉砕室
5で粉砕された被砕粉体の排出口7は、新しく投入され
る被砕粉体とともに分級機8に連結される。その分級機
8はホッパ3部と次工程10に連結される。
の冷却機能付き衝突式気流粉砕機である。すなわち、コ
ンプレッサーから出力される高圧気体の噴入口1が、加
速管2に連結されている。この加速管2の上部には、冷
却装置9により冷却された被砕粉体を投入するホッパ3
が連結されており、この加速管2の噴出口4は、粉砕室
5に連結されている。その粉砕室5は、その被砕粉体を
衝突により粉砕するための粉砕衝突板6が、加速管2の
噴出口4に対向配置されて収納されている。その粉砕室
5で粉砕された被砕粉体の排出口7は、新しく投入され
る被砕粉体とともに分級機8に連結される。その分級機
8はホッパ3部と次工程10に連結される。
【0027】次に、前記衝突式気流粉砕機の動作につい
て説明する。
て説明する。
【0028】高圧気体の噴入口1から加速管2に噴入さ
れた高圧気体が、冷却装置9により冷却され、加速管2
上部でホッパ3から投入される被砕粉体を、粉砕室5に
向けて加速・搬送する。加速管2の噴出口4から噴出さ
れるその被砕粉体は、粉砕衝突板6に衝突し粉砕され
る。その粉砕された被砕粉体は、粉砕室5の排出口7か
ら排出されて、新しく投入される被砕粉体とともに分級
機8に輸送される。分級機8に輸送された被砕粉体は、
その粉砕径により分級され、予め設定された粉砕径を満
足する被砕粉体を次工程に送り、満足しない被砕粉体を
ホッパ3に、新しく投入される被砕粉体とともに再投入
する。
れた高圧気体が、冷却装置9により冷却され、加速管2
上部でホッパ3から投入される被砕粉体を、粉砕室5に
向けて加速・搬送する。加速管2の噴出口4から噴出さ
れるその被砕粉体は、粉砕衝突板6に衝突し粉砕され
る。その粉砕された被砕粉体は、粉砕室5の排出口7か
ら排出されて、新しく投入される被砕粉体とともに分級
機8に輸送される。分級機8に輸送された被砕粉体は、
その粉砕径により分級され、予め設定された粉砕径を満
足する被砕粉体を次工程に送り、満足しない被砕粉体を
ホッパ3に、新しく投入される被砕粉体とともに再投入
する。
【0029】請求項2の本発明に係る粉砕衝突板の材質
は、ビッカース硬度>2,000kg/mm2 かつ 熱伝導
率>0.15 cal/cm・sec・゜Cの基準Bにより構成され
る。この構成による衝突式気流粉砕機では、この粉砕衝
突板に衝突した被砕粉体は、粉砕衝突板の高い粉砕性能
と冷却効果による粉砕性の向上により、粉砕工程終了の
ち次工程へ輸送される粉体の通常粉砕径をより小さくす
ることができる。
は、ビッカース硬度>2,000kg/mm2 かつ 熱伝導
率>0.15 cal/cm・sec・゜Cの基準Bにより構成され
る。この構成による衝突式気流粉砕機では、この粉砕衝
突板に衝突した被砕粉体は、粉砕衝突板の高い粉砕性能
と冷却効果による粉砕性の向上により、粉砕工程終了の
ち次工程へ輸送される粉体の通常粉砕径をより小さくす
ることができる。
【0030】ここで、前記Bの基準の根拠について説明
する。
する。
【0031】前記衝突式気流粉砕機について、粉砕衝突
板のビッカース硬度の大きい方が粉砕能力が高く、その
熱伝導率の高い方が、粉砕により発生する熱を迅速に除
去でき、粉砕衝突板に被砕粉体等が融着するのを防止す
ることができ粉砕能力を向上させることができる。つま
り、前記衝突式気流粉砕機の粉砕能力を向上させるため
の要因として、粉砕衝突板のビッカース硬度と熱伝導率
に着目した。
板のビッカース硬度の大きい方が粉砕能力が高く、その
熱伝導率の高い方が、粉砕により発生する熱を迅速に除
去でき、粉砕衝突板に被砕粉体等が融着するのを防止す
ることができ粉砕能力を向上させることができる。つま
り、前記衝突式気流粉砕機の粉砕能力を向上させるため
の要因として、粉砕衝突板のビッカース硬度と熱伝導率
に着目した。
【0032】そこで、分級機8で、予め設定された粉砕
径を満足し、次工程に送られる粉体の通常粉砕径を求め
るため、分級機8の次工程10への排出口から、粉砕衝
突板の各種材質毎に粉体を取り出した。この作業によ
り、ムライト・アルミナ(92%)・アルミナ(96%)・タンク゛ステンカーハ゛イト・炭
化珪素の材質毎に求められた通常粉砕径を、ビッカース
硬度そして熱伝導率とともに表2に示す。
径を満足し、次工程に送られる粉体の通常粉砕径を求め
るため、分級機8の次工程10への排出口から、粉砕衝
突板の各種材質毎に粉体を取り出した。この作業によ
り、ムライト・アルミナ(92%)・アルミナ(96%)・タンク゛ステンカーハ゛イト・炭
化珪素の材質毎に求められた通常粉砕径を、ビッカース
硬度そして熱伝導率とともに表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】表2から前記材質について、ビッカース硬
度>2,000を満たす硬度を持ち、熱伝導率>0.1
5の如く、冷却効果が粉砕衝突板に伝播しやすい熱伝導
率を満たす炭化珪素が、従来の材質であるアルミナ(92%)に
対して、粉砕工程終了のち次工程へ輸送される粉体の通
常粉砕径を、6.43μmから6.23μmの如く小さく
することができる材質であることが分かる。
度>2,000を満たす硬度を持ち、熱伝導率>0.1
5の如く、冷却効果が粉砕衝突板に伝播しやすい熱伝導
率を満たす炭化珪素が、従来の材質であるアルミナ(92%)に
対して、粉砕工程終了のち次工程へ輸送される粉体の通
常粉砕径を、6.43μmから6.23μmの如く小さく
することができる材質であることが分かる。
【0035】以上の説明から明らかなように、前記Bの
基準を満足する本発明の粉砕衝突板は、粉砕工程終了の
ち次工程へ輸送される粉体の通常粉砕径をより小さくす
ることができることが分かる。
基準を満足する本発明の粉砕衝突板は、粉砕工程終了の
ち次工程へ輸送される粉体の通常粉砕径をより小さくす
ることができることが分かる。
【0036】なお、図2の如く、請求項2の本発明の実
施例の冷却装置は、ホッパの上部に取り付けられている
構成を用いたが、必ずしもこれに限らず、粉砕衝突板を
冷却するため、冷却装置がその背面に取り付けられたも
のでもよく、要するに、被砕粉体及び/又は、粉砕衝突
板を冷却する構造のものであればよい。
施例の冷却装置は、ホッパの上部に取り付けられている
構成を用いたが、必ずしもこれに限らず、粉砕衝突板を
冷却するため、冷却装置がその背面に取り付けられたも
のでもよく、要するに、被砕粉体及び/又は、粉砕衝突
板を冷却する構造のものであればよい。
【0037】
【発明の効果】以上述べたことから明らかなように、請
求項1の本発明は、ビッカース硬度(kg/mm2)×0.8+
弾性率(kg/mm2)×0.02>1,800である材質の粉
砕衝突板を使用することにより、ホッパでの材料溜りを
より少なくすることができる利点を有する。そして結果
として、生産効率を高めることができる長所を有する。
求項1の本発明は、ビッカース硬度(kg/mm2)×0.8+
弾性率(kg/mm2)×0.02>1,800である材質の粉
砕衝突板を使用することにより、ホッパでの材料溜りを
より少なくすることができる利点を有する。そして結果
として、生産効率を高めることができる長所を有する。
【0038】請求項2の本発明は、ビッカース硬度>
2,000 kg/mm2 かつ 熱伝導率>0.15 cal/cm
・sec・゜Cである材質の粉砕衝突板を使用することによ
り、粉体をより小さく粉砕することができ、生産効率を
高めることができる長所を有する。
2,000 kg/mm2 かつ 熱伝導率>0.15 cal/cm
・sec・゜Cである材質の粉砕衝突板を使用することによ
り、粉体をより小さく粉砕することができ、生産効率を
高めることができる長所を有する。
【図1】トナーの被砕粉体を粉砕するための衝突式気流
粉砕機の略示構成図
粉砕機の略示構成図
【図2】トナーの被砕粉体を粉砕するための冷却機能付
き衝突式気流粉砕機の略示構成図
き衝突式気流粉砕機の略示構成図
1 高圧気体の噴入口 2 加速管 3 ホッパ 4 加速管の噴出口 5 粉砕室 6 粉砕衝突板 7 排出口 8 分級機 9 冷却装置
Claims (2)
- 【請求項1】 材質が、ビッカース硬度(kg/mm2)×0.
8+弾性率(kg/mm2)×0.02>1,800であること
を特徴とする衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板。 - 【請求項2】 材質が、ビッカース硬度>2,000 k
g/mm2 かつ 熱伝導率>0.15 cal/cm・sec・゜Cであ
ることを特徴とする冷却装置を有する衝突式気流粉砕機
の粉砕衝突板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28226294A JPH08141429A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28226294A JPH08141429A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08141429A true JPH08141429A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17650168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28226294A Pending JPH08141429A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 衝突式気流粉砕機の粉砕衝突板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08141429A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159075A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Ricoh Co Ltd | 衝突気流式粉砕装置、静電荷像現像用トナーの製造方法および静電荷像現像用トナー |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP28226294A patent/JPH08141429A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159075A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Ricoh Co Ltd | 衝突気流式粉砕装置、静電荷像現像用トナーの製造方法および静電荷像現像用トナー |
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