JPH08141647A - 折曲げ加工装置 - Google Patents

折曲げ加工装置

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JPH08141647A
JPH08141647A JP31134894A JP31134894A JPH08141647A JP H08141647 A JPH08141647 A JP H08141647A JP 31134894 A JP31134894 A JP 31134894A JP 31134894 A JP31134894 A JP 31134894A JP H08141647 A JPH08141647 A JP H08141647A
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怡夫 福山
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武彦 植前
Hiroyuki Iwata
啓之 岩田
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク板材80を折曲げ加工する装置におい
て、4節リンク機構10により補助上型20が固定上型
3へ後面から密接することで、固定上型3から補助上型
20への交換が行われる場合に、固定上型3の下端と補
助上型20の上端との間に隙間が生じないようにする。 【構成】 4節リンク機構10に設けられ補助上型20
を保持する第3リンク13の保持部15には、レバー4
4が回動可能に設けられている。このレバー44の先端
は補助上型20の凹部57に係合し、レバー後端の押し
棒41が作動ロッド27の下端により押圧されること
で、補助上型20は上方に押し上げられ、固定上型3の
下端に密接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワーク板材をV形に
折曲げ加工する折曲げ加工装置に関するもので、特にラ
ムに固定した上型から補助上型への金型交換を行うため
の4節リンク機構を備えた折曲げ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレスブレーキは、ラムの下端に固定し
た上型と、ベッド上面に設けた下型とによって加工する
が、V形の角度やワークの板厚により、上型や下型を交
換しなければならない。この交換は、下型については、
シリンダ等を用いてベッド上面の前後方向にスライドし
て行い、上型については手作業で取付け交換していた。
このため、本出願人は、プレスブレーキのラムに固定し
た上型から補助上型への金型交換を自動的に行うため4
節リンク機構を備えた折曲げ加工装置について発明した
(特開昭60-29570号公報)。この特開公報の発明では、
アクチュエータ(油圧シリンダ)の駆動により4節リン
ク機構の回動リンク先端に設けた補助上型が、ラムと略
平行に運動して、固定上型に対し後面から密接し、固定
上型から補助上型への交換が行われる。逆に補助上型か
ら固定上型への交換を行うためには、アクチュエータに
より4節リンク機構を逆方向に回動し、補助上型を退避
位置へ後退させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ワーク板材の折曲げ加
工は、多様化し、手直しを必要としない精密折曲げの分
野にも進出している。また長尺材の折曲げ加工には、重
量が大きく幅の広い金型(上型と下型)を備えた加工機
が出現し折曲げ精度を向上するためラムのストローク制
御を完全なものとする必要がある。
【0004】ところで、前記特開公報では、補助上型を
自動的に交換することはできたが、交換した後に固定上
型の下端またはラムの下端と補助上型の上端受圧部との
間に微小なスキマが存在する。このスキマが存在するた
め、折曲げ加工を行う際には、補助金型がワーク板材に
接触し、この接触により補助上型が押し上げられ、隙間
が埋められた後に、固定上型の下端から補助上型への力
の伝達が行われ、折曲げ加工が行われる。板厚が薄くあ
るいは材料が弱いために加工力が小さくて済むワーク板
材においては、補助上型が押し上げられる際に既に折り
曲げが開始されてしまうので、曲げ角度の制御が不十分
となってしまう恐れがあった。この発明は、この課題を
解決して、ラムまたは固定上型と補助上型との隙間をな
くした状態で補助上型への交換を行うことができる加工
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、ラムの後面または前面に設けら
れアクチュエータにより回動される4節リンク機構によ
り支えられた補助上型が、ラムと略平行に移動してラム
下端に設けた固定上型に対し後面または前面から密接す
ることで、固定上型から補助上型への交換が行われる加
工装置において、4節リンク機構の原動リンクに連結さ
れた回動リンクに形成され、かつ補助上型を上下方向に
滑動自在に保持する保持部と、4節リンク機構の下向き
回動端で補助上型を僅かに上方に押し上げて補助上型を
ラム下端に密接させる押上げ手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0006】請求項2の発明は、押上げ手段が、前記保
持部の窓孔内のピンにより補助上型の上下方向と直交す
る面内に回動可能に取付けたレバーと、レバーの先端が
係合するよう補助上型に形成された凹部と、アクチュエ
ータに連結した作動ロッドと、前記レバーの後端に設け
た押し棒と、前記4節リンク機構が回動し終えたのち、
更に作動ロッドの動きを許容して前記レバーの後端の押
し棒の下方への押圧により補助上型を押上げるべく作動
ロッドと回動リンクとの間に設けられた長孔付きピン連
結部と、から構成されていることを特徴とする。
【0007】また、請求項3の発明は、押上げ手段が、
前記保持部の窓孔内のピンにより補助上型の上下方向と
直交する面内に回動可能に取付けたレバーと、レバーの
先端が係合するよう補助上型に形成された凹部と、アク
チュエータに連結した作動ロッドと、4節リンク機構の
原動リンクに取り付けたスプリング付勢式押し棒と、前
記4節リンク機構が回動し終えたのち、更に作動ロッド
の動きを許容してスプリング付勢式押し棒の下方への押
圧により補助上型を押上げるべく作動ロッド下端と原動
リンクとの間に設けられた長孔付きピン連結部と、から
構成されていることを特徴とする。更に請求項4の発明
は、補助上型は板状をなし、この板状の長手方向に4節
リンク機構が複数設けられ、4節リンク機構を構成する
上下二本のリンク部材のうち下側のリンクは、補助上型
の上辺との干渉を避けるため上方に屈曲していることを
特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の発明では、固定上型から補助上型へ
の交換が行われる際には、アクチュエータにより4節リ
ンク機構が回動し、4節リンク機構の外側の回動リンク
に支えられた補助上型が、ラムと略平行に移動して、ラ
ムまたは固定上型に対し密接する。そして、補助上型を
保持する保持部に設けられた押上げ手段が、補助上型を
上方に押し上げ、ラムまたは固定上型の下端に対し密接
させる。請求項2の発明では、更に、補助上型を上方に
押し上げる動作は、アクチュエータが、4節リンク機構
を回動し終えた後に更に長孔付き連結ピンの移動分だけ
動くことによりレバーの後端を押圧する。この押圧でレ
バーが回動し補助上型を上方に押し上げてラムの下端に
対し密接させる。請求項3の発明では、4節リンク機構
が回動し終えたのち、更に長孔付き連結ピンの移動分だ
け動くことにより原動リンクに取り付けたスプリング付
勢式押し棒を下方に押圧してレバーの後端を押圧する。
この押圧でレバーが回動し補助上型を上方に押し上げて
ラムの下端に対し密接させる。請求項4の発明では、補
助上型を固定上型からはなして上方に待避させる方向に
移動させたときに、回動した4節リンク機構の下側のリ
ンクの屈曲部に、補助上型の板状の上辺が入り込み、干
渉が避けられる。
【0009】
【実施例】次に図面に基づいて本発明を具体的に説明す
る。図1は折曲げ加工装置の第1実施例を示す全体側面
図である。図2は図1の要部の拡大側面図、図3は補助
上型の回動途中における拡大側面図、図4は補助上型の
待避位置における拡大側面図である。図示の折曲げ加工
装置は、図示を省略したメインシリンダの駆動により昇
降するラム1の下端には、固定上型(中心上型)3が固
定されている。固定上型3および後述する補助上型20
は、図面に垂直な方向に長い板状をしている。またベッ
ド2の上面には、下型4が設けられている。この下型4
は、例えば2種類のV溝5、6が形成されている。一方
のV溝5は固定上型3と対になってワーク板材80を折
曲げ加工するものであり、他方のV溝6は補助上型20
と対になって加工を行うものである。ラム1の後面に
は、ブラケット7を介して、アクチュエータ8である油
圧シリンダがピン結合されている。
【0010】アクチュエータ8におけるピストンロッド
9の先端には、ネジにより作動ロッド27が同軸に設け
られている。この作動ロッド27の下端に長孔付きピン
連結部17を設けて4節リンク機構10を構成する第2
のリンク(原動リンク)12のヨーク12aに結合され
ている。作動ロッド27の中間に細径部29を形成し、
この細径部29の外周に圧縮スプリング28を介して、
カエルマタと呼ばれるフォーク30(図6)を設ける。
フォーク30の下向きの両脚部31には、第2のリンク
のヨーク部12aに設けたピン26が挿通され、作動ロ
ッド27の下端近くには長孔付きピン連結部17を構成
する長孔18が形成されて前記ピン26が共通に挿通さ
れている。
【0011】(4節リンク機構10の構成) 4節リン
ク機構10は、第1のリンクである固定リンク11と、
ベルクランク形の原動リンクである第2のリンク12
と、外側で回動する第3のリンク13と、大きく下方に
湾曲するフック形の第4のリンク14と、これらリンク
を順次連結する第1〜4のピン21〜24とで構成され
る。第2のリンク12は作動ロッド連結用のヨーク12
aをもち、第3のリンク13は第2リンクと連結する部
分にヨーク13aをもっている。また、第3のリンク
(回動リンク)13は、補助上型を上下方向に滑動自在
に保持する保持部15及び押上げ棒の支持部16を有
し、かつ、後述するように、4節リンク機構の下向き回
動端で補助上型を僅かに上方に押し上げて補助上型20
の上端20aをラム下端1aに密接させる押上げ手段4
0を備えている。
【0012】(補助上型 ) 第3リンクの保持部15
には、ギブ47を介して補助上型20が上下方向に滑動
自在に保持される。保持される補助上型20は、リンク
機構が回動される間、ラム1に対しほぼ平行した姿勢で
移動する。更に第3リンクの保持部15に窓孔15aが
あけられ、ここに軸25を用いてレバー44が回動自在
に設けられている。レバー44の先端(作用端)45
は、補助上型20の凹部46に係合している(図2、
5)。レバー44の後端には、押し棒41が上方に向か
って突設されている。この押し棒41は第3リンク13
より外方に延長して形成された支持部16を貫通し、ス
プリング42によって常時上昇傾向が付与されている。
押し棒41の上端のヘッド43は、4節リンク機構10
が回動し終えた状態で、作動ロッド25の下端により押
圧される位置に配置される。支持部16の両端には、そ
れぞれアジャストボルト33が設けられてフォークの脚
部31の下端に当接させている。これにより第3リンク
の保持部15に支持された補助上型20の押上げ距離を
微調節できる構成となっている(図6)。
【0013】(押上げ手段) 前記押上げ手段40は、
前記保持部15の窓孔15a内のピンにより補助上型2
0の上下方向と直交する面内に回動可能に取付けたレバ
ー44と、レバー44の先端が係合するよう補助上型2
0に形成された凹部46と、アクチュエータ8のピスト
ンロッド9に連結した作動ロッド27と、前記レバー4
4の後端に設けた押し棒41と、前記4節リンク機構1
0が回動し終えたのち、更に作動ロッド27の動きを許
容してレバー44の後端の押し棒41を押圧すべく作動
ロッド下部と4節リンク機構10との間に設けられた長
孔付きピン連結部17と、から構成されている。
【0014】補助上型20は板状をなし、この板状の長
手方向に間隔をおいて4節リンク機構10が複数設けら
れ、4節リンク機構を構成する上下二本のリンク12、
14のうち下側のリンク(第4リンク)14は、補助上
型20の上辺との干渉を避けるため上方に屈曲してい
る。また、ラム1の下端1aには突条35が形成され、
補助上型20の上端20aに形成された切欠き38と係
合するようになっている(図1、図4)。さらに、補助
上型20の途中には段部36が形成され、段部36の上
方は平坦面37になっており、固定上型3の背面34に
形成された垂直な平坦面37と密接すると共に、固定上
型3の下端3aが段部36に接するようになっている。
【0015】(動作) 以下、この実施例の動作を説明
する。図1は、固定上型3の裏面に補助上型20が密接
し、かつラム下端の突条35を補助上型の切欠き38に
係合させたうえ、ラム1の下降により補助上型20と下
型4のV溝6とでワーク板材80を所定の角度に折曲げ
た状態を示す。この状態では、アクチュエータ8である
油圧シリンダのピストンロッド9が伸長して4節リンク
10を下向きの回動端に回動させるとともに、ピストン
ロッド9に連結された作動ロッド27の下端を、第3リ
ンクの突出部16に挿通された押し棒41のヘッド43
に押し当て、レバー44を図の時計方向の回動傾向を与
えて補助上型20を押し上げることによりラム下端に補
助上型の上端を密接させている。
【0016】図1の状態から補助上型20を離し固定上
型3への交換する際には、まずアクチュエータ8により
ピストンロッド9を収縮させ、ピン25を長孔18内の
上方に移動させる。この移動によりレバー44の後端が
押圧されていた力がなくなり、レバー44はスプリング
28の付勢力により図中反時計回りに微小角度θだけ回
動する。これによりレバー44の先端は、係合する凹部
46を介して、補助上型20を押し下げる。この押し下
げにより、補助上型20の切欠き38はラム1の突条3
5から離れ、また、補助上型20の段部36は固定上型
3の下端3aから離れる(図2)。
【0017】その後、更に油圧シリンダが作動してピス
トンロッド9を引き上げると4節リンク機構10が反時
計回り方向に回動し始め、補助上型20は固定上型3か
ら離れる。この間、補助上型の自重によってピン26は
作動ロッド下部の長孔18の下側縁に接している(図
3)。更に回動が行われると、補助上型20は完全な退
避位置となる(図4)。逆に、固定上型3から補助上型
20への交換を行う場合には、前述した動作と逆の動作
が行われる。すなわち、図4の状態から油圧シリンダが
ピストンロッド9を押し下げることで、4節リンク機構
10は時計回り方向に回動する。そして補助上型20
は、ラム1と略平行な姿勢を維持しつつ回動運動を行
い、固定上型3に対し後面から密接する。
【0018】上記リンク回動端における押上げ手段の作
用を、さらに詳しく説明する。シリンダ8が伸長する
と、作動ロッド27の先端は、押し棒41を介してレバ
ー44の後端を押圧する。この押圧により押し棒41の
先端は、補助上型20を上方に押し上げる。押し上げら
れた補助上型20は第3リンクの保持部15に対し滑動
しつつ上端の切欠き38が、ラム下端の突条35に係合
する。同時に、補助上型20の段部36が、固定上型3
の下端3aに接する。この固定上型3が使用されるか
(図4)あるいは補助上型20が使用されるか(図1、
2)によって、下型9も水平方向にシフトされ、2つの
V溝5、6のうち何れかのV溝が使用される。
【0019】以上説明したように、この実施例によれ
ば、以下の効果を有する。すなわち、固定上型3から補
助上型20への交換が行われた状態において、レバー4
4が補助上型20を上方に押し上げることで、補助上型
20の上端の切欠き38はラム1の下端の突条35に係
合するのみならず、補助上型20の段部36は固定上型
3の尖端3aに接するので、補助上型20とラム1ある
いは固定上型3との間に隙間は生じない。従って、折り
曲げ加工の際に、この隙間が埋められるという動きがな
く、隙間の部分が傷つくのを防止できる。また、加工力
が小さくて済むワークを加工する際にも、加工力はラム
1から固定上型3の下端、補助上型20の段部36を介
して、直ちに補助上型20に伝えられるので、曲げ角度
制御が十分に行われる。さらに、第4のリンク14を上
方に屈曲させ、補助上型20との干渉を避けることで、
大型の補助上型20を採用することができる。
【0020】(第2実施例 ) 以記第1実施例におい
ては、4節リンク機構10を構成する第3のリンク13
に押し棒を支持させたが、第2のリンク(原動リンク)
の外側にスプリング付勢式押し棒を含む押圧部材を支持
させた第2実施例について詳しく説明する。
【0021】( 4節リンク機構50の構成) この実
施例の4節リンク機構50は、第1のリンクである固定
リンク51と、ベルクランク形の原動リンクである第2
のリンク52と、外側で回動する第3のリンク53と、
大きく下方に湾曲するフック形の第4のリンク54と、
これらリンクを連結する第1〜4のピン61〜64とで
構成される。第2のリンク52は作動ロッド連結用のヨ
ーク512aをもち、第3のリンク53は第2リンクと
連結する部分にヨーク53aをもっている。また、第3
のリンク(回動リンク)53は、補助上型を上下方向に
滑動自在に保持するための窓孔トレバーを有し、かつ、
後述するように、4節リンク機構の下向き回動端で補助
上型を僅かに上方に押し上げて補助上型20の上端20
aをラム下端1aに密接させる押上げ手段40を備えて
いる。
【0022】この実施例の押上げ手段55は、4節リン
ク機構50の第3リンク53に形成された補助上型保持
用の保持部55の窓孔内のピン63により補助上型20
の上下方向と直交する面内に回動可能に取付けたレバー
66と、第2リンク52の外側に取り付けた押圧部材7
5とより構成される(図7〜9)。レバー66は、第
3、4のリンク53、54を連結する第3のリンクピン
63に共通に支持されている。レバー66の作用端45
は補助上型20の凹所46に係合され、他端には軸67
を設けてローラ68を取付けている。
【0023】押圧部材75は、スプリング77で上向き
に付勢された押し棒76と、前記4節リンク機構50が
回動し終えたのち、更に作動ロッド70の動きを許容し
て第2リンク52に取付けたスプリング付勢式押し棒7
6を下方に押圧すべく作動ロッド下端と4節リンク機構
の第2リンク52との間に設けられた長孔付きピン連結
部73と、から構成されている。また、押圧部材75の
本体75aは上部開口形の円筒をなし、底部に押し棒通
し孔75bを有している。押し棒76は上下にフランジ
78、79を有し、4節リンク機構50の下方回動端で
下部のフランジ79をレバー66端のローラ68に当接
させて補助上型20を押し上げる。
【0024】作動ロッド70は二股のフォーク形状をし
ており、股の内部に軸71を挿通して上方中央にローラ
72を設け、上側の第2のリンク12には、押し棒76
が圧縮スプリング77に付勢されて設けられている。こ
の上側の第2のリンク52の押し棒76が設けられた部
分が、前記作動ロッド70の二股状の部分に入り込んだ
状態、すなわち補助上型20が固定上型3に密接した状
態(図7、図8)で、押し棒76の上端が前記ローラ7
2に接触する構成になっている。このように接触したと
き、押し棒76の下端はレバー66の後端に接する。レ
バー66の後端にはローラ68が設けられ、前記接触が
滑らかに行われる。この第2実施例においても前の実施
例と同様な効果がえられる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、補助上型がラムまたは固定上型に対し密接した
後に、押上機構により押し上げられ、ラムまたは固定上
型の下端に対し密着するので、隙間を生じることなく力
の伝達が行われる。従って、加工が始まり隙間が埋めら
れる際に、従来のように隙間の部分が傷つくという恐れ
がない。また、加工力が小さくて済むワークに対して
も、曲げ角度制御が十分に行われる。
【0026】請求項2及び3の発明によれば、更に、押
上機構を働かせるアクチュエータとして4節リンク機構
を回動させるアクチュエータを利用できるので、アクチ
ュエータの数を増やすことがなく、装置のコストを抑え
られる。請求項4の発明によれば、更に、リンクが補助
上型と干渉せずに済むので、4節リンク機構を補助上型
の長手方向最端部にのみ設ける必要がなく、中央よりに
設けたり、3個以上設けることができ、加工の際の力の
伝達を均等にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明折曲げ装置の第1実施例を示す全体側面
図である。
【図2】図1における補助上型を僅かに押下げた状態を
示す要部の拡大側面図である。
【図3】図2より補助上型を回動させた途中の状態を示
す側面図である。
【図4】補助上型を待避位置に静止させた状態の側面図
である。
【図5】図2のA−A線における縦断正面図である。
【図6】図2のB−B線における縦断正面図である。
【図7】この発明の第2実施例を示す側面図である。
【図8】図7のC−C線における拡大断面図である。
【図9】図7より補助上型を待避位置に静止させた状態
の側面図である。
【符号の説明】
1 ラム 2ベッド 3 中心上型(固定上型) 4 下型 5、6 V溝 7 ブラケット 8 シリンダ(アクチュエータ) 10,50 4節リンク機構 11〜14 リンク 15 リンク14の保持部 16 リンク14押し棒支持部 17 長孔付きピン連結部 18 長孔 20 補助上型 21〜24 4節リンクの連結ピン 25 軸 26 ピン 27 作動ロッド 28 圧縮スプリング 29 作動ロッドの細径部 31 脚部 33 アジャストボルト 34 固定上型の背面 35 ラム下端の突条 36 補助上型の段部 37 補助上型の平坦面 38 補助上型の切欠き 40 押上げ手段 41 押し棒 42,77 スプリング 43 押し棒のヘッド 44,66 レバー 45 レバー作用端 46 凹所 47 ギブ 48 滑り板 51〜54 リンク 55 押上げ手段 61〜65 ピン 67 レバー端の軸 68 ローラ 70 作動ロッド 71 軸 72 作動ロッド内のローラ 73 長孔付きピン連結部 74 作動ロッドの長孔 75 押圧部材 75a 押圧部材本体(上部開口形円筒) 75b 押し棒通し孔 76 押し棒 77 スプリング 78、79 フランジ 80 ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラムの後面または前面に設けられアクチュ
    エータにより回動される4節リンク機構により支えられ
    た補助上型が、ラムと略平行に移動してラム下端に設け
    た固定上型に対し後面または前面から密接することで、
    固定上型から補助上型への交換が行われる加工装置にお
    いて、 4節リンク機構の原動リンクに連結された回動リンクに
    形成され、かつ補助上型を上下方向に滑動自在に保持す
    るの保持部と、4節リンク機構の下向き回動端で補助上
    型を僅かに上方に押し上げて補助上型をラム下端に密接
    させる押上げ手段と、を備えたことを特徴とする折曲げ
    加工装置。
  2. 【請求項2】押上げ手段は、前記保持部の窓孔内のピン
    により補助上型の上下方向と直交する面内に回動可能に
    取付けたレバーと、レバーの先端が係合するよう補助上
    型に形成された凹部と、アクチュエータに連結した作動
    ロッドと、前記レバーの後端に設けた押し棒と、前記4
    節リンク機構が回動し終えたのち、更に作動ロッドの動
    きを許容して前記レバー後端の押し棒の下方への押圧に
    より補助上型を押上げるべく作動ロッドと前記回動リン
    クとの間に設けられた長孔付きピン連結部と、からなる
    請求項1記載の折曲げ加工装置。
  3. 【請求項3】押上げ手段は、前記保持部の窓孔内のピン
    により補助上型の上下方向と直交する面内に回動可能に
    取付けたレバーと、レバーの先端が係合するよう補助上
    型に形成された凹部と、アクチュエータに連結した作動
    ロッドと、4節リンク機構の原動リンクに取り付けた押
    圧部材と、押圧部材に内臓されたスプリング付勢式押し
    棒と、前記4節リンク機構が回動し終えたのち、更に作
    動ロッドの動きを許容して取り付けたスプリング付勢式
    押し棒の下方への押圧により補助上型を押上げるべく作
    動ロッド下端と前記原動リンクとの間に設けられた長孔
    付きピン連結部と、からなる請求項1記載の折曲げ加工
    装置。
  4. 【請求項4】補助上型は板状をなし、この板状の長手方
    向に4節リンク機構が複数組設けられ、4節リンク機構
    を構成する上下各二本のリンクのうち下側のリンクは、
    補助上型の上辺との干渉を避けるため上方に屈曲してい
    る請求項1〜3記載の折曲げ加工装置。
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