JPH0611728Y2 - ワーククランプ装置 - Google Patents

ワーククランプ装置

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JPH0611728Y2
JPH0611728Y2 JP1988135692U JP13569288U JPH0611728Y2 JP H0611728 Y2 JPH0611728 Y2 JP H0611728Y2 JP 1988135692 U JP1988135692 U JP 1988135692U JP 13569288 U JP13569288 U JP 13569288U JP H0611728 Y2 JPH0611728 Y2 JP H0611728Y2
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JP
Japan
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clamp
work
cam surface
arm
clamp arm
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勲三 樋野村
輝夫 前浜
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、機械加工等において用いられるワーククラン
プ装置に関するものである。詳細には、加工位置に位置
決め保持されたワークの一部をクランプし、加工中にお
けるワークの振れ止めをするワーククランプ装置に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、機械加工技術において、加工中におけるワークの
振れ止めをするために、加工位置に位置決めされたワー
クの一部をクランプすることが必要とされており、例え
ば、回転可能に位置決め保持された円柱状のワークにつ
いては、開閉揺動可能でかつ対向して設けられた一対の
クランプアームを閉作動すると共に、各クランプアーム
の間に進退可能に設けられた中央保持部材を各クランプ
アームの閉作動と同期して前進することによって、上記
ワークを軸心がズレないようにクランプするワーククラ
ンプ装置が提案されている(例、特開昭62−2283
40号公報等参照)。
ところで、自動車の車輪を支持するために用いられるナ
ックルアーム等、受台に位置決め固定される異形ワーク
については、開閉揺動可能でかつ対向して設けられた一
対のクランプアームを閉作動することによって、上記ワ
ークの一部(クランプ部位)をクランプするようにした
ワーククランプ装置が一般に用いられている。
(考案が解決しょうとする課題) ところが、上記異形ワークのワーククランプ装置につい
ては、確実にクランプし得ない場合があり、又確実にク
ランプしょうとすればワークを変形させる恐れがある等
の問題点があった。
すなわち、ナックルアーム等の異形ワークは、通常鋳造
によって製作されるため、クランプ部位が心ズレを生じ
たり、肉厚が不均一となる場合がしばしばであるが、心
ズレまたは肉厚の不均一が許容範囲内のものについては
製品として採用されている。そのため、これらのものを
機械加工する際には、ワークのクランプ部位の中心線が
基準位置からズレを生じ、又は心ズレしていない場合で
あっても中心線の両側の位置が異なっている。ところ
が、上記ワーククランプ装置の各クランプアームは、上
記基準位置に関して対称的に接近離間するように作動さ
れるものであり、上記各ワークをクランプする際には、
一方のクランプアームがワークの一側面に当接してクラ
ンプ作動が完了するが、他方のクランプアームがワーク
の他側面に非接触状態である。そのため、ワークを確実
にクランプすることができず、加工中ワークが振動する
恐れがある。
本考案は上記従来の状況に鑑みてなされたものであり、
その目的は、クランプ部位が心ズレを生じ、又は肉厚が
不均一なワークであっても変形を生じることなく確実に
クランプし、加工中におけるワークの振動を抑制し得る
ワーククランプ装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、加工位置に位置決め保持されたワークの一部
をクランプし、加工中におけるワークを振れ止めするワ
ーククランプ装置であって、その構成上の特徴は、先端
内側に口金を有し、後端内側に従動カム面を有し、基準
位置の両側に対称に対向して配置されるとともに揺動可
能に設けられ、上記ワークの一部に口金を当接してクラ
ンプする一対のクランプアームと、両側に対称に形成さ
れた案内面を有し、基準位置の後方で各クランプアーム
の後端間に間隔をおいて固定して設けられた傾斜ガイド
部材と、先端両側に作動カム面を有し、一方の作動カム
面が傾斜ガイド部材の案内面に摺接し、他方の作動カム
面がクランプアームの従動カム面に摺接するように傾斜
ガイド部材と各クランプアーム間に移動可能に設けられ
た一対の楔部材と、両端が各楔部材の後端に回動可能に
連結され、中央部が駆動手段により前後方向に移動操作
される操作部材に揺動可能に支持された揺動アームとを
備えてなることにある。
(作用) 操作部材を駆動手段により後方に移動することによって
クランプ作動するようになったものについては、操作部
材の後退によって揺動アームを介して各楔部材が後退す
る。各楔部材は、一方の作動カム面が傾斜ガイド部材の
案内面に摺接しながら後退することによって外方に変位
されるとともに、他方の作動カム面がクランプアームの
従動カム面に摺接しながら後退することによってクラン
プアームの後端を外方に変位させる。すなわち、各クラ
ンプアームは、その後端が楔部材の一方の作動カム面と
傾斜ガイド部材の案内面とによる変位と、他方の作動カ
ム面と従動カム面とによる変位との相乗作用によって変
位され、先端が互いに接近するように揺動してワークを
均等の押圧力で挟持することになる。従って、楔部材の
後退変位量をクランプアームの後端の変位量に比して小
さく設定することができる。
クランプ部位が心ズレを生じ、又は肉厚が不均一なワー
ク等をクランプする場合には、一方のクランプアームの
口金がワークの一側に当接して停止し、このクランプア
ームを作動する楔部材は、その作動カム面がクランプア
ームの従動カム面と傾斜ガイド部材の案内面に強く当接
し、後退しないように保持される。他方のクランプアー
ムを作動する楔部材は、その作動カム面がクランプアー
ムの従動カム面と傾斜ガイド部材の案内面に摺接してお
り、揺動アームが後退しないように保持された楔部材の
後端を支点として後方に揺動する。これによって、他方
のクランプアームを作動する楔部材が後退し、クランプ
アームの後端をさらに外方に変位し、クランプアームの
口金をワークの他側に当接し、ワークを切等の押圧力で
挟持することになる。
(実施例) 本考案の実施例を図により説明する。
第1図に示すワーククランプ装置1は、加工装置の機体
2における2箇所の加工位置に夫々位置決め保持された
2個のワークWを同時にクランプするものであって、第
1クランプアーム3と第2クランプアーム4とからなる
2組のクランプアーム対(1組は図示せず)が各ワーク
Wの加工位置に対応した基準位置Sに夫々設けられ、各
組のクランプアーム対を一台の駆動シリンダにより駆動
するように構成されている。
各クランプアーム3,4は、先端内側にワークと当接す
る口金5,6が設けられ、中間部において支持ピン7,
8により機体2に揺動可能に支持され、後端内側には第
1楔部材9又は第2楔部材10と摺接する従動カム面が
形成されている。
各楔部材9,10は、両側に対称に形成された案内面を
有し、基準位置Sの後方で各クランプアーム3,4の後
端間に間隔を置いて機体2に固定された傾斜ガイド部材
11と協働して各クランプアーム3,4を開閉揺動する
もので、先端が両側に突出した作動カム面に形成され、
後端が支持ピン12,13により揺動アーム14の両端
に回動可能に支持されている。
揺動アーム14は、各楔部材9,10を異なったストロ
ークで移動し得るように、各楔部材9,10を支持する
支持ピン12,13間の中間部すなわち中央部において
回動ピン15により操作杆16に揺動可能に支持されて
いる。
操作杆16は、クランプ時にほぼA矢印方向に移動し得
るように、揺動連結レバー17,連結具18等を介して
駆動シリンダ19のピストンロッド20に駆動連結され
ている。
駆動シリンダ19は、クランプ時にピストンロッド20
をB矢印方向に移動し、各クランプアーム3,4による
クランプ力が充分に得られるようにストロークが設定さ
れ、アンクランプ時に逆方向に移動するように駆動制御
されている。
なお、21は、各クランプアーム3,4が開状態となる
ように弾性付勢すると共に、各クランプアーム3,4の
従動カム面、楔部材9,10の作動カム面及び傾斜ガイ
ド部材11の案内面が互いに常時密着して摺接し得るよ
うに弾性付勢する付勢バネである。また、ワークWは、
例えばナックルアームであって、第4〜6図に示すよう
に、位置決め部材である基準金23及び位置決めピンで
ある基準ピン24によって位置決め本体である受台22
に位置決め固定され、加工時には受台22上に固定した
状態で機体2の加工位置に取付けられる。wはワークの
クランプ部位である。
本実施例は上記のように構成されており、クランプ作動
は次ぎの通り行なわれる。
例えば、クランプ部位wが所定の形状に形成され、かつ
基準位置Sに適切に位置決めされたワークWについて
は、第2図に示すようにクランプする。すなわち、駆動
シリンダ19を駆動してピストンロッド20をB矢印方
向に移動すると、操作杆16が揺動連結レバー17、連
結具18を介してA矢印方向に移動し、各楔部材9,1
0が傾斜ガイド部材11に沿って下方に移動する。そし
て、各楔部材9,10の移動に伴って各作動カム面と各
クランプアーム9,10の従動カム面との摺接による変
位と、各作動カム面と傾斜ガイド部材11の案内面との
摺接による変位との相乗作用を受け、これにより各クラ
ンプアーム3,4が閉方向に揺動し、各クランプアーム
の口金5,6がほぼ同時にワークのクランプ部位wに当
接する。各口金5,6がクランプ部位wに当接した後、
さらに各楔部材9,10が下方に移動し、クランプ部位
wに所定のクランプ力が作用し、第2図に示すようにク
ランプする。
ところで、クランプ部位wの中心線Cが心ズレを生じた
形状に形成され、又は基準位置Sに適切に位置決めされ
ていないワークWについては、例えば第3図に示すよう
にクランプする。すなわち、各クランプアーム3,4が
揺動される際に、第1クランプアームの口金5がクラン
プ部位wの一側に当接し、第1楔部材9が第1クランプ
アーム3と傾斜ガイド部材11との間に強く保持される
が、第2クランプアームの口金6はクランプ部位wに非
接触の状態であり、第2楔部材10が移動可能な状態で
ある。従って、操作杆16の移動に伴って、揺動アーム
14が第1楔部材の支持ピン12の回りを揺動し、第2
楔部材10のみが傾斜ガイド部材11に沿い、すなわち
作動カム面が傾斜ガイド部材11の案内面に摺接しなが
らさらに下方に移動される。そして、第2クランプアー
ム4が閉方向に揺動し、やがてその口金6がクランプ部
位wの他側に当接する。しかる後、各クランプアーム
3,4によりクランプ部位wに作用する押圧力に応じて
揺動アーム14が揺動し、上記各押圧力が等しくなるよ
うに各楔部材9,10が下方に移動し、第3図に示すよ
うにクランプする。
なお、クランプ部位wの肉厚が中心線Cの両側において
異なっているワークWについても、同様にして各クラン
プアーム3,4によって確実にクランプする。
本実施例によれば、上記のようにクランプ部位wの形状
が心ズレを生じ、又は中心線Cの両側における肉厚が不
均一なワークWであっても、製品上許容される範囲内の
ものであれば、適切なクランプ力で確実にクランプし得
ると共に、ワークWの位置決め誤差が生じている場合で
あっても、確実にクランプし得る。
また、アンクランプ作動は、駆動シリンダ19をピスト
ンロッド20がB矢印方向と逆方向に移動するように駆
動することによってなされ、操作杆16がA矢印方向と
逆方向に移動し、各楔部材9,10が傾斜ガイド部材1
1に沿い、すなわち作動カム面が傾斜ガイド部材11の
案内面に摺接しながら上方に移動する。そして、付勢バ
ネ21の付勢力によって、各クランプアーム3,4が開
方向に揺動し、アンクランプ状態となる。
本考案は、本実施例のみに限定されるものではなく、例
えばワークのクランプ部位を位置決めする基準位置が鉛
直面内に設定され、各クランプアームの支持ピンが同一
の水平面内に設けられたものにあっては、クランプアー
ムの先端側が常時開状態となるように重心位置を設定す
ることによって、本実施例における付勢バネを省略し得
る。
(考案の効果) 本考案のワーククランプ装置によれば、一対のクランプ
アームを開閉揺動する一対の楔部材が夫々揺動アームに
回動可能に支持され、揺動アームが操作部材に揺動可能
に支持されているため、各クランプアームにより作用す
る押圧力に応じて揺動アームが揺動し、各クランプアー
ムにより作用する押圧力が等しくなるように各クランプ
アームが揺動される。従って、クランプ部位が所定の形
状に形成され、かつ基準位置に適切に位置決めされたワ
ークについては勿論のこと、クランプ部位が心ズレを生
じた形状に形成されたもの、クランプ部位の肉厚が中心
線の両側において異なるもの等についても、適切なクラ
ンプ力で確実にクランプし得る。また、クランプ部位が
基準位置に適切に位置決めされていない場合であって
も、確実にクランプし得る。
各楔部材が先端両側に作動カム面を有し、一方の作動カ
ム面が傾斜ガイド部材の案内面に摺接し、他方の作動カ
ム面がクランプアームの従動カム面に摺接するように傾
斜ガイド部材と各クランプアーム間に移動可能に設けら
れいていめことから、楔部材の一方の作動カム面と傾斜
ガイド部材の案内面との摺接による変位と、他方の作動
カム面とクランプアームの従動カム面との摺接による変
位との相乗作用によってクランプアームの後端を変位さ
せることになり、楔部材の後退変位量をクランプアーム
の後端の変位量に比して小さく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の説明図で、アンクランプ状態
を示す。第2図はクランプ部位が所定の形状に形成さ
れ、かつ基準位置に適切に位置決めされたワークについ
てのクランプ状態の説明図、第3図はクランプ部位が心
ズレを生じているワークについてのクランプ状態の説明
図である。第4〜6図はワークを位置決めする受台の説
明図で、第4図は平面図、第5図は右側面図、第6図は
第4図のVI−VI線に沿った断面図である。 1……ワーククランプ装置、2……加工装置の機体、
3,4……第1,第2のクランプアーム、5,6……各
クランプアームの口金、7,8……各クランプアームの
支持ピン、9,10……第1,第2の楔部材、11……
傾斜ガイド部材、12,13……各楔部材の支持ピン、
14……揺動アーム、15……揺動アームの回動ピン、
16……操作杆、19……駆動シリンダ、C……ワーク
の中心線、S……基準位置、W……ワーク、w……ワー
クのクランプ部位。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工位置に位置決め保持されたワークの一
    部をクランプし、加工中におけるワークの振れ止めをす
    るワーククランプ装置において、先端内側に口金を有
    し、後端内側に従動カム面を有し、基準位置の両側に対
    称に対向して配置されるとともに揺動可能に設けられ、
    上記ワークの一部に口金を当接してクランプする一対の
    クランプアームと、両側に対称に形成された案内面を有
    し、基準位置の後方で各クランプアームの後端間に間隔
    を置いて固定して設けられた傾斜ガイド部材と、先端両
    側に作動カム面を有し、一方の作動カム面が傾斜ガイド
    部材の案内面に摺接し、他方の作動カム面がクランプア
    ームの従動カム面に摺接するように傾斜ガイド部材と各
    クランプアーム間に移動可能に設けられた一対の楔部材
    と、両端が各楔部材の後端に回動可能に連結され、中央
    部が駆動手段により前後方向に移動操作される操作部材
    に揺動可能に支持された揺動アームとを備えてなること
    を特徴とするワーククランプ装置。
JP1988135692U 1988-10-17 1988-10-17 ワーククランプ装置 Expired - Lifetime JPH0611728Y2 (ja)

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