JPH08141689A - リング状部品の鍛造方法 - Google Patents
リング状部品の鍛造方法Info
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- JPH08141689A JPH08141689A JP28564794A JP28564794A JPH08141689A JP H08141689 A JPH08141689 A JP H08141689A JP 28564794 A JP28564794 A JP 28564794A JP 28564794 A JP28564794 A JP 28564794A JP H08141689 A JPH08141689 A JP H08141689A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 打ち抜き後の成形品の外周面が直円柱状とな
り、その機械加工の加工代を小さくできて、良品を効率
良く製造する。 【構成】 第1の工程において、加熱装置により加熱さ
れた金属製の線材を、固定刃と移動刃を用いて所定長さ
に切断して切断材を得る。第2工程でこの切断材を軸方
向に自由鍛造して第1の円盤状板を成形した後に、第3
工程で前記第1の円盤状板材をさらに鍛造して第2の円
盤状板材に成形する。第4工程ではパンチとダイ43を
用いて第2の円盤状板材を鍛造して有底筒状部材41に
成形する。ダイ43の凹部43aの側壁面に山形状の突
出部43bが周方向均一に形成されているので、有底筒
状部材41の外周面が窪んで凹部41cが形成される。
第5工程では有底筒状部材41の底板部分41bを打ち
抜くと、円環部分41aが変形してその外周面が膨ら
み、外周面が直円筒状の円環状鍛造部材を得る。
り、その機械加工の加工代を小さくできて、良品を効率
良く製造する。 【構成】 第1の工程において、加熱装置により加熱さ
れた金属製の線材を、固定刃と移動刃を用いて所定長さ
に切断して切断材を得る。第2工程でこの切断材を軸方
向に自由鍛造して第1の円盤状板を成形した後に、第3
工程で前記第1の円盤状板材をさらに鍛造して第2の円
盤状板材に成形する。第4工程ではパンチとダイ43を
用いて第2の円盤状板材を鍛造して有底筒状部材41に
成形する。ダイ43の凹部43aの側壁面に山形状の突
出部43bが周方向均一に形成されているので、有底筒
状部材41の外周面が窪んで凹部41cが形成される。
第5工程では有底筒状部材41の底板部分41bを打ち
抜くと、円環部分41aが変形してその外周面が膨ら
み、外周面が直円筒状の円環状鍛造部材を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば金属製の線材等
を所定の長さに切断して切断材を形成し、この切断材を
軸方向に鍛造してリング状部品(円環状部品)に成形す
る鍛造方法の改良に関する。
を所定の長さに切断して切断材を形成し、この切断材を
軸方向に鍛造してリング状部品(円環状部品)に成形す
る鍛造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりリング状の製品を製造する際に
は、先ず、金属製の線材等の棒状素材を所定の長さに切
断して切断材とし、この切断材を軸方向に鍛造して円盤
状の板材に成形するとともに、この板材をさらに鍛造し
て完成品の円環に極めて近い形状にまで成形してから機
械加工で最終形状に仕上げる製造方法が広く用いられて
いる。
は、先ず、金属製の線材等の棒状素材を所定の長さに切
断して切断材とし、この切断材を軸方向に鍛造して円盤
状の板材に成形するとともに、この板材をさらに鍛造し
て完成品の円環に極めて近い形状にまで成形してから機
械加工で最終形状に仕上げる製造方法が広く用いられて
いる。
【0003】この製造方法の全体の流れを図4に基づい
て説明すると、先ず、第1工程において、加熱装置(不
図示)により加熱された金属製の線材1を、固定刃2と
移動刃3を用いて所定長さに切断して切断材4を得る。
そして、第2工程ではパンチ22とダイ23を用いてこ
の切断材4を軸方向に自由鍛造して第1の円盤状板材2
1に成形した後、第3工程では前記第1の円盤状板材2
1をパンチ32とダイ33を用いてさらに鍛造して第2
の円盤状板材31に成形する。さらに、第4工程ではパ
ンチ42とダイ43を用いて前記第2の円盤状板材31
を鍛造して上向きに開口した有底筒状部材(有底円筒状
部材)41に成形する。この有底筒状部材41は円環部
分41aと、この円環部分41aの孔を塞ぐ底板部分4
1bからなっているが、次の第5工程ではパンチ52と
ダイ53を用いて前記底板部分41bを打ち抜くことに
より、円環状鍛造部材51(先の円環部分41a)を得
る。そして、第6工程ではこの円環状鍛造部材51の想
像線で示される表面を機械加工することにより、実線で
示される完成品としてのリング状部品60を得る。
て説明すると、先ず、第1工程において、加熱装置(不
図示)により加熱された金属製の線材1を、固定刃2と
移動刃3を用いて所定長さに切断して切断材4を得る。
そして、第2工程ではパンチ22とダイ23を用いてこ
の切断材4を軸方向に自由鍛造して第1の円盤状板材2
1に成形した後、第3工程では前記第1の円盤状板材2
1をパンチ32とダイ33を用いてさらに鍛造して第2
の円盤状板材31に成形する。さらに、第4工程ではパ
ンチ42とダイ43を用いて前記第2の円盤状板材31
を鍛造して上向きに開口した有底筒状部材(有底円筒状
部材)41に成形する。この有底筒状部材41は円環部
分41aと、この円環部分41aの孔を塞ぐ底板部分4
1bからなっているが、次の第5工程ではパンチ52と
ダイ53を用いて前記底板部分41bを打ち抜くことに
より、円環状鍛造部材51(先の円環部分41a)を得
る。そして、第6工程ではこの円環状鍛造部材51の想
像線で示される表面を機械加工することにより、実線で
示される完成品としてのリング状部品60を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示し
たように、打ち抜き工程(第5工程)において、有底筒
状部材41が薄肉でなので、特にパンチ52の使用回数
が多くなってその切刃がなまっている場合には、図5に
示すように、打ち抜きの際に、有底筒状部材の円環部分
41a(51)が変形しやすくなってその外周面51a
がタイコ状になる。その結果、その後の機械加工におい
て加工代を大きくとる必要が生じたり、不良品が多発す
るというような問題点がある。
たように、打ち抜き工程(第5工程)において、有底筒
状部材41が薄肉でなので、特にパンチ52の使用回数
が多くなってその切刃がなまっている場合には、図5に
示すように、打ち抜きの際に、有底筒状部材の円環部分
41a(51)が変形しやすくなってその外周面51a
がタイコ状になる。その結果、その後の機械加工におい
て加工代を大きくとる必要が生じたり、不良品が多発す
るというような問題点がある。
【0005】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、打ち抜き後の成形品の外周
面が直円柱状となり、機械加工の加工代を小さくでき
て、良品を効率良く製造できる、リング状部品の鍛造方
法を提供することを目的としている。
鑑みてなされたものであり、打ち抜き後の成形品の外周
面が直円柱状となり、機械加工の加工代を小さくでき
て、良品を効率良く製造できる、リング状部品の鍛造方
法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、金属製の円盤状板材を鍛造する第1の鍛造
工程と、第1のパンチと第1のダイを用いて前記円盤状
板材をさらに鍛造して上向きに開口した有底筒状部材に
成形する第2の鍛造工程と、第2のパンチと第2のダイ
を用いて前記有底筒状部材の底板部分を打ち抜くことに
より、円環状鍛造部材を得る打ち抜き工程と、この円環
状鍛造部材の表面を機械加工することにより、完成品と
しての円環状部品を得る機械加工工程とを含む、リング
状部品の鍛造方法において、前記円盤状板材を置くため
の、前記第1のダイに形成された凹部の側壁面が、周方
向一様に山形状に突出しており、前記第2の鍛造工程に
おいては、外周面が周方向一様に窪んだ前記有底筒状部
材を成形することを特徴とするものである。
の本発明は、金属製の円盤状板材を鍛造する第1の鍛造
工程と、第1のパンチと第1のダイを用いて前記円盤状
板材をさらに鍛造して上向きに開口した有底筒状部材に
成形する第2の鍛造工程と、第2のパンチと第2のダイ
を用いて前記有底筒状部材の底板部分を打ち抜くことに
より、円環状鍛造部材を得る打ち抜き工程と、この円環
状鍛造部材の表面を機械加工することにより、完成品と
しての円環状部品を得る機械加工工程とを含む、リング
状部品の鍛造方法において、前記円盤状板材を置くため
の、前記第1のダイに形成された凹部の側壁面が、周方
向一様に山形状に突出しており、前記第2の鍛造工程に
おいては、外周面が周方向一様に窪んだ前記有底筒状部
材を成形することを特徴とするものである。
【0007】前記第1の鍛造工程の前に、加熱された金
属製の線材を、固定刃と移動刃を用いて所定長さに切断
して切断材を得る切断工程を行い、また、前記第1の鍛
造工程は、前記切断材を軸方向に自由鍛造して円盤に成
形した後、さらに鍛造して前記円盤状板材に成形する工
程からなる。さらに、前記第1のダイの前記側壁面の突
出量は5mm以内に設定されていることが好ましい。
属製の線材を、固定刃と移動刃を用いて所定長さに切断
して切断材を得る切断工程を行い、また、前記第1の鍛
造工程は、前記切断材を軸方向に自由鍛造して円盤に成
形した後、さらに鍛造して前記円盤状板材に成形する工
程からなる。さらに、前記第1のダイの前記側壁面の突
出量は5mm以内に設定されていることが好ましい。
【0008】
【作用】上記のとおりに構成された本発明では、第2の
鍛造工程において、円盤状板材を置くための凹部の側壁
面が山形に突出している第1のダイを用いることによ
り、第2の鍛造工程で得られる有底筒状部材の外周面が
周方向一様に窪むことになる。そして、次の打ち抜き工
程においては、有底筒状部材は変形してその外周面が膨
らむので、結果的に、得られる円環状鍛造部材の外周面
は直円柱状になる。また、第1のダイの凹部の側壁面の
突出量、すなわち有底筒状部材の外周面の窪み量を5m
m以内に設定することが好ましい。すなわち、前記窪み
量が5mmよりも大きいと、有底筒状部材が第1のダイ
から抜けなくなるというような不具合が生じるからであ
る。
鍛造工程において、円盤状板材を置くための凹部の側壁
面が山形に突出している第1のダイを用いることによ
り、第2の鍛造工程で得られる有底筒状部材の外周面が
周方向一様に窪むことになる。そして、次の打ち抜き工
程においては、有底筒状部材は変形してその外周面が膨
らむので、結果的に、得られる円環状鍛造部材の外周面
は直円柱状になる。また、第1のダイの凹部の側壁面の
突出量、すなわち有底筒状部材の外周面の窪み量を5m
m以内に設定することが好ましい。すなわち、前記窪み
量が5mmよりも大きいと、有底筒状部材が第1のダイ
から抜けなくなるというような不具合が生じるからであ
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。なお、以下の説明中、従来例と共通する
部分は同一符号を用いて説明を簡略化する。
して説明する。なお、以下の説明中、従来例と共通する
部分は同一符号を用いて説明を簡略化する。
【0010】本発明のリング状部品の鍛造方法(製造方
法)は、例えば銅合金製の棒状の素材を所定長さに切断
した切断材からリング状部品を製造する方法に適用され
る。このリング状部品の鍛造方法の全体の流れは従来例
と同じであるから、先ず図4に基づいて説明する。
法)は、例えば銅合金製の棒状の素材を所定長さに切断
した切断材からリング状部品を製造する方法に適用され
る。このリング状部品の鍛造方法の全体の流れは従来例
と同じであるから、先ず図4に基づいて説明する。
【0011】先ず、第1工程(切断工程)において、加
熱装置(不図示)により加熱された例えば銅合金製の金
属製の線材1を、固定刃2と移動刃3を用いて所定長さ
に切断して切断材4を得る。そして、第2工程ではパン
チ22とダイ23を用いてこの切断材4を軸方向に自由
鍛造して第1の円盤状板21を成形した後に、第3工程
で前記第1の円盤状板材21をパンチ32とダイ33を
用いてさらに鍛造して第2の円盤状板材31に成形す
る。上記第2工程と第3工程により第1の鍛造工程が構
成されている。さらに、次の第4工程(第2の鍛造工
程)では、パンチ(第1のパンチ)42とダイ(第1の
ダイ)43を用いて前記第2の円盤状板材31を鍛造し
て上向きに開口した有底筒状部材41に成形する。この
有底筒状部材41は円環部分41aと、この円環部分4
1aの孔を塞ぐ底板部分41bからなっている。符号4
3aは、第2の円盤状板材31を置くための、ダイ43
に形成された凹部を示している。
熱装置(不図示)により加熱された例えば銅合金製の金
属製の線材1を、固定刃2と移動刃3を用いて所定長さ
に切断して切断材4を得る。そして、第2工程ではパン
チ22とダイ23を用いてこの切断材4を軸方向に自由
鍛造して第1の円盤状板21を成形した後に、第3工程
で前記第1の円盤状板材21をパンチ32とダイ33を
用いてさらに鍛造して第2の円盤状板材31に成形す
る。上記第2工程と第3工程により第1の鍛造工程が構
成されている。さらに、次の第4工程(第2の鍛造工
程)では、パンチ(第1のパンチ)42とダイ(第1の
ダイ)43を用いて前記第2の円盤状板材31を鍛造し
て上向きに開口した有底筒状部材41に成形する。この
有底筒状部材41は円環部分41aと、この円環部分4
1aの孔を塞ぐ底板部分41bからなっている。符号4
3aは、第2の円盤状板材31を置くための、ダイ43
に形成された凹部を示している。
【0012】そして、図1に示すように、本実施例で
は、ダイ43の凹部43aの側壁面には、ほぼ中心部が
頂部となるような山形の突出部(張り出し部)43bが
周方向一様に形成されているので、有底筒状部材(有底
円筒状部材)41の成形の際にはその外周面が周方向一
様に窪んで凹部41cが形成されることになる。次の第
5工程(打ち抜き工程)では、パンチ(第2のパンチ)
52とダイ(第2のダイ)53を用いて前記底板部分4
1bを打ち抜くことにより、円環状鍛造部材51を得
る。このとき、有底筒状部材41は変形してその外周面
が膨らむので、図2に示すように、円環状鍛造部材51
の外周面は直円柱状になる。そして、第6工程(機械加
工工程)では、この円環状鍛造部材51の想像線(2点
鎖線)で示される表面を機械加工することにより、実線
で示される完成品としてのリング状部品60を得る。
は、ダイ43の凹部43aの側壁面には、ほぼ中心部が
頂部となるような山形の突出部(張り出し部)43bが
周方向一様に形成されているので、有底筒状部材(有底
円筒状部材)41の成形の際にはその外周面が周方向一
様に窪んで凹部41cが形成されることになる。次の第
5工程(打ち抜き工程)では、パンチ(第2のパンチ)
52とダイ(第2のダイ)53を用いて前記底板部分4
1bを打ち抜くことにより、円環状鍛造部材51を得
る。このとき、有底筒状部材41は変形してその外周面
が膨らむので、図2に示すように、円環状鍛造部材51
の外周面は直円柱状になる。そして、第6工程(機械加
工工程)では、この円環状鍛造部材51の想像線(2点
鎖線)で示される表面を機械加工することにより、実線
で示される完成品としてのリング状部品60を得る。
【0013】本実施例では、図3に示すように、第4工
程で使用されるダイ43においては、その凹部43aの
側壁面には直線状の2つの傾斜面が形成されて山形の突
出部43bが設けられている。もちろん、凹部43aの
側壁面を曲線状に突出させてもよい。また、ダイ43の
凹部43aの側壁面の突出量Tを5mm以内に設定する
ことが好ましい。すなわち、前記突出量Tが5mmより
も大きいと、有底筒状部材41が第1のダイ43から抜
けなくなるというような不具合が生じるからである。こ
のダイ43は、例えば製品外径φ59±0.2mmの製
品を成形するものであり、各部の寸法A,B,C,D,
Eや角度α,βはそれぞれ、9.4mm,6mm,φ5
9.70mm(+0.03〜0mm),φ59.40m
m(+0.03〜0mm),φ59.66mm(+0.
03〜0mm),1.0度,1.5度になっている。な
お、寸法AおよびBの和は有底筒状部材41の高さ寸法
(肉厚寸法)とほぼ等しくなっている。突出部43bの
先端は丸み加工が施されており、この丸みの曲率半径は
3mmになっている。
程で使用されるダイ43においては、その凹部43aの
側壁面には直線状の2つの傾斜面が形成されて山形の突
出部43bが設けられている。もちろん、凹部43aの
側壁面を曲線状に突出させてもよい。また、ダイ43の
凹部43aの側壁面の突出量Tを5mm以内に設定する
ことが好ましい。すなわち、前記突出量Tが5mmより
も大きいと、有底筒状部材41が第1のダイ43から抜
けなくなるというような不具合が生じるからである。こ
のダイ43は、例えば製品外径φ59±0.2mmの製
品を成形するものであり、各部の寸法A,B,C,D,
Eや角度α,βはそれぞれ、9.4mm,6mm,φ5
9.70mm(+0.03〜0mm),φ59.40m
m(+0.03〜0mm),φ59.66mm(+0.
03〜0mm),1.0度,1.5度になっている。な
お、寸法AおよびBの和は有底筒状部材41の高さ寸法
(肉厚寸法)とほぼ等しくなっている。突出部43bの
先端は丸み加工が施されており、この丸みの曲率半径は
3mmになっている。
【0014】上述したとおり、本実施例では、第4工程
で使用するダイ43の凹部43aの側壁面に、そのほぼ
中心部を頂部とするような山形の突出部43bを周方向
一様に形成して、このダイ43を用いて、外周面が周方
向一様に窪んだ有底筒状部材41を成形し、これを打ち
抜き加工することにより、外周面が直円筒状の円環状鍛
造部材51を得ることができる。これにより、機械加工
の加工代を小さくできて、良品を効率良く製造できる。
なお、本発明は、第2工程と第3工程を1つの工程とし
た鍛造方法にも適用できる。
で使用するダイ43の凹部43aの側壁面に、そのほぼ
中心部を頂部とするような山形の突出部43bを周方向
一様に形成して、このダイ43を用いて、外周面が周方
向一様に窪んだ有底筒状部材41を成形し、これを打ち
抜き加工することにより、外周面が直円筒状の円環状鍛
造部材51を得ることができる。これにより、機械加工
の加工代を小さくできて、良品を効率良く製造できる。
なお、本発明は、第2工程と第3工程を1つの工程とし
た鍛造方法にも適用できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。第
2の鍛造工程において、円盤状板材を置くための凹部の
側壁面が周方向一様に山形状に突出している第1のダイ
を用いることにより、外周面が窪んだ有底筒状部材を形
成し、この有底筒状部材を打ち抜くことで、打ち抜き後
の成形品の外周面を直円柱とすることができる。これに
より、機械加工する際の加工代を小さくできて、良品を
効率良く製造できる。また、第1のダイの凹部の側壁面
の突出量を5mm以内に設定することにより、有底筒状
部材が第1のダイから抜けなくなるというような不具合
が発生しない。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。第
2の鍛造工程において、円盤状板材を置くための凹部の
側壁面が周方向一様に山形状に突出している第1のダイ
を用いることにより、外周面が窪んだ有底筒状部材を形
成し、この有底筒状部材を打ち抜くことで、打ち抜き後
の成形品の外周面を直円柱とすることができる。これに
より、機械加工する際の加工代を小さくできて、良品を
効率良く製造できる。また、第1のダイの凹部の側壁面
の突出量を5mm以内に設定することにより、有底筒状
部材が第1のダイから抜けなくなるというような不具合
が発生しない。
【図1】本発明のリング状部品(円環状部品)の鍛造方
法の一実施例の第2の鍛造工程(第4工程)を示す断面
図である。
法の一実施例の第2の鍛造工程(第4工程)を示す断面
図である。
【図2】本発明のリング状部品の鍛造方法の一実施例の
打ち抜き工程(第5工程)を示す断面図である。
打ち抜き工程(第5工程)を示す断面図である。
【図3】図1に示したダイの凹部の側壁部の拡大図であ
る。
る。
【図4】金属製線材からリング状部品を製造する方法の
各工程を示す説明図である。
各工程を示す説明図である。
【図5】従来のリング状部品の鍛造方法の打ち抜き工程
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 線材 2 固定刃 3 移動刃 4 切断材 21 第1の円盤状板材 22 パンチ 23 ダイ 31 第2の円盤状板材 32 パンチ 33 ダイ 41 有底筒状部材 41a 円環部分 41b 底板部分 41c 凹部 42 パンチ(第1のパンチ) 43 ダイ(第1のダイ) 43a 凹部(円盤状板材収容凹部) 43b 突出部 51 円環状鍛造部材 51a 外周面 52 パンチ(第2のパンチ) 53 ダイ(第2のダイ) 60 リング状部品(円環状部品,完成品)
Claims (3)
- 【請求項1】 金属製の円盤状板材を鍛造する第1の鍛
造工程と、 第1のパンチと第1のダイを用いて前記円盤状板材をさ
らに鍛造して上向きに開口した有底筒状部材に成形する
第2の鍛造工程と、 第2のパンチと第2のダイを用いて前記有底筒状部材の
底板部分を打ち抜くことにより、円環状鍛造部材を得る
打ち抜き工程と、 この円環状鍛造部材の表面を機械加工することにより、
完成品としてのリング状部品を得る機械加工工程とを含
む、リング状部品の鍛造方法において、 前記円盤状板材を置くための、前記第1のダイに形成さ
れた凹部の側壁面が、周方向一様に山形状に突出してお
り、前記第2の鍛造工程においては、外周面が周方向一
様に窪んだ前記有底筒状部材を成形することを特徴とす
る、リング状部品の鍛造方法。 - 【請求項2】 前記第1の鍛造工程の前に、加熱された
金属製の線材を、固定刃と移動刃を用いて所定長さに切
断して切断材を得る切断工程を行い、 また、前記第1の鍛造工程は、前記切断材を軸方向に自
由鍛造して円盤に成形した後、さらに鍛造して前記円盤
状板材に成形する工程からなる請求項1に記載のリング
状部品の鍛造方法。 - 【請求項3】 前記第1のダイの前記側壁面の突出量は
5mm以内に設定されている請求項1または2に記載の
リング状部品の鍛造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28564794A JPH08141689A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | リング状部品の鍛造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28564794A JPH08141689A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | リング状部品の鍛造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08141689A true JPH08141689A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17694247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28564794A Withdrawn JPH08141689A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | リング状部品の鍛造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08141689A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111496168A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-08-07 | 来富汽车配件(嘉善)有限公司 | 环形锻件成型装置及成型方法 |
| CN116984537A (zh) * | 2023-09-26 | 2023-11-03 | 定襄县国强锻压有限公司 | 一种用于轴类锻件的自由锻制造方法 |
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1994
- 1994-11-18 JP JP28564794A patent/JPH08141689A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111496168A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-08-07 | 来富汽车配件(嘉善)有限公司 | 环形锻件成型装置及成型方法 |
| CN116984537A (zh) * | 2023-09-26 | 2023-11-03 | 定襄县国强锻压有限公司 | 一种用于轴类锻件的自由锻制造方法 |
| CN116984537B (zh) * | 2023-09-26 | 2023-12-22 | 定襄县国强锻压有限公司 | 一种用于轴类锻件的自由锻制造方法 |
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