JPH08142192A - 合成樹脂シート状物の製造方法 - Google Patents

合成樹脂シート状物の製造方法

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JPH08142192A
JPH08142192A JP31398994A JP31398994A JPH08142192A JP H08142192 A JPH08142192 A JP H08142192A JP 31398994 A JP31398994 A JP 31398994A JP 31398994 A JP31398994 A JP 31398994A JP H08142192 A JPH08142192 A JP H08142192A
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JP
Japan
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synthetic resin
resin sheet
ruled line
heating device
forming
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JP31398994A
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English (en)
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Noriyasu Sugawara
教泰 菅原
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Achilles Corp
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Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種少量生産される合成樹脂シート状物であ
っても、製造工程が煩雑とならず、かつ低コストにて製
造することができる合成樹脂シート状物の製造方法を提
供する。 【構成】 シーティングされ、冷却固化された合成樹脂
シートを、罫線形成用凸条を設けたロールと加熱装置に
よって挟圧して罫線を形成することを特徴とする合成樹
脂シート状物の製造方法。加熱装置としては、超音波振
動加熱装置や高周波誘電加熱等の内部加熱法の加熱装置
を使用するのが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブックバインダーの表
紙やケース類などの合成樹脂シート状物を所定位置で折
り曲げ加工して得られる製品の材料となる罫線加工のな
された合成樹脂シート状物の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ブックバインダーの表紙やケ
ース類などとして、所定位置に罫線加工を施した合成樹
脂シート状物を、所定形状に打抜き、折り曲げ加工され
たものが使用されている。また、上記の合成樹脂シート
状物を使用した製品は下記のような製造方法によって製
造されている。
【0003】(1)押出法やカレンダー法などの公知の
手段にてシーティングされ、冷却固化された合成樹脂シ
ートに印刷、ハク押しなどの方法により表面意匠を施
し、所定の大きさ、形状に打ち抜いた後に、必要に応じ
て90〜140℃に加熱した金型を用いて罫線加工を施
して得られた合成樹脂シート状物を、折り曲げ加工、必
要箇所の溶着加工、必要部品の取り付け加工などして製
品とする方法。 (2)押出法やカレンダー法などの公知の手段にてシー
ティングされ、冷却固化された合成樹脂シートに印刷、
ハク押しなどの方法により表面意匠を施したものを金型
に取り付け、打抜き工程と罫線加工工程を同時に行い、
得られた合成樹脂シート状物を、折り曲げ加工、必要箇
所の溶着加工、必要部品の取り付け加工などして製品と
する方法。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】(1)の製造方法で
は、打抜き工程の後に罫線加工を施すために、製造工程
が煩雑となり、非効率であるばかりでなく、精度の高い
罫線加工を施すためには、長時間の調整が必要とされ、
かつ不良の発生率の高いものであった。また、(2)の
方法では、打抜き工程と罫線加工は同時に行われるため
に、(1)の方法よりは工程は一つ省略されるものの、
打抜き工程が同時であるが故に金型を加熱することがで
きず、前者のものよりも更に長時間の調整を要し、かつ
不良の発生率が高いものであった。
【0005】一方、罫線加工をシーティング工程と同一
ライン上で行い、かつ不良の発生率を低下させることを
目的として、罫線形成用凸条を設けたエンボスロールを
用い、合成樹脂シートが溶融或いは半溶融状態のうちに
罫線加工を施すことも提案されている(特願平5−10
7472号)。
【0006】上記の方法は、合成樹脂シートが溶融或い
は半溶融状態のうちに罫線加工を施し、その後冷却固化
させることから、罫線形成部にも、合成樹脂シートにか
かるテンションに起因する歪みが生じるため、罫線形成
用凸条を、その歪みを吸収するような形状としておく必
要がある。従って、形成する罫線の形状が異なれば、そ
れぞれに合わせたエンボスロールが必要であることは勿
論のこと、同じ形状の罫線を形成する場合であっても、
素材となる合成樹脂の種類や加工条件等によっても、歪
みの度合いが異なるために、多品種の製品を得るために
は多くのエンボスロールが必要となる。ところが、エン
ボスロールは高価であり、少種多量生産されるものであ
れば問題ないが、多種少量生産される製品では上記方法
は不適であった。
【0007】本発明は、以上の技術背景によりなされた
ものであって、多種少量製造される製品の製造であって
も好適に採用され、かつ製造工程が煩雑とならない合成
樹脂シート状物の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の合成樹脂シート
状物の製造方法は、押出法、カレンダー法などの公知の
手段にてシーティングされ、冷却固化された合成樹脂シ
ートを、罫線形成用凸条を設けたロールと加熱装置とで
挟圧して罫線加工を施すことを特徴とするものである。
【0009】本発明にて製造される合成樹脂シート状物
は、ポリプロピレン、プロピレン−酢酸ビニル共重合樹
脂、エチレン−プロピレン共重合樹脂、ポリエチレンと
ポリプロピレンとの混合樹脂、α−オレフィンとポリプ
リピレンの混合樹脂などのオレフィン系樹脂、スチレン
系樹脂、塩化ビニル系樹脂などからなる合成樹脂シート
状物であり、硬質、半硬質或いは軟質のいずれであって
もよい。また、発泡したものであっても非発泡のもので
あってもよい。
【0010】上記の合成樹脂は、必要に応じて各種添加
剤が添加され、押出法、カレンダー法等によりシーティ
ングされ、冷却固化された後、罫線形成用凸条を設けた
ロールと加熱装置とで挟圧して罫線加工が施される。
【0011】加熱装置としては、超音波振動加熱や高周
波誘電加熱等の合成樹脂自体を発熱体とする内部加熱法
による加熱装置であってもよいし、ニクロム線などの電
気ヒータなどを使用する外部加熱法による加熱装置であ
ってもよいが、外部加熱法によると、罫線加工する側の
面よりも加熱装置が当接した面の方が高温となり、効率
がよくないばかりでなく、焼け焦げ等が発生する虞もあ
るので、内部加熱法による加熱手段を採用するのが望ま
しい。
【0012】加熱装置は、シーティングされ、冷却固化
された合成樹脂シート全体に当接する必要はなく、少な
くとも罫線加工を施す箇所が加熱されるように当接して
いればよい。罫線を形成する際の加熱を必要最小限の加
熱することにより、合成樹脂シートにかかるテンション
に起因する歪みが発生せず、罫線形成用凸条と同形状の
罫線が、合成樹脂シート表面に形成される。また、シー
ティングされ、冷却固化された合成樹脂シートと加熱装
置の当接面は、平滑であってもよいが、罫線形成用凸条
に対応した位置に凸条を形成することによって、合成樹
脂シートとの接触面積が必要最小限となって、罫線形成
位置のみを効率的に加熱することができると共に、罫線
が形成された箇所の裏面にも凹溝が形成されることにな
り、後の折り曲げ加工が容易にかつ確実に行われ、しか
も仕上がり状態が美麗となる。
【0013】罫線形成用凸条を形成したロールは、円筒
状ロールの所定箇所円周面に沿って罫線形成用凸条を形
成したものが一般的だが、それに限定されるものではな
く、例えば薄い円板状のものを軸に固定したものであっ
てもよい。
【0014】本発明の合成樹脂シート状物の製造方法に
おいて、シート流れ方向と垂直な罫線を形成する場合
は、罫線形成用凸条を形成したロールと加熱装置を合成
樹脂シートと同一速度にてシート流れ方向に移動させる
と共に、シート流れ方向と垂直な方向に、合成樹脂シー
トを挟圧しながら移動させることによって行われる。
【0015】本発明の合成樹脂シート状物の形成される
罫線の断面形状は、特に限定されるものではなく、V字
状、U字状、台形状、方形状などどのような形状であっ
てもよい。
【0016】合成樹脂シート状物にコロナ放電処理を行
う場合は、罫線加工を施した後に行うのが望ましい。コ
ロナ放電処理を、罫線加工を施す後に行うことによっ
て、罫線形成部にも美麗な印刷を施すことができる。ま
た、コロナ放電処理は、従来より行われているコロナ放
電処理と同様の装置、条件等で行うことができる。
【0017】
【作用】本発明の合成樹脂シート状物の製造方法によれ
ば、罫線加工をシーティング工程と同一ライン上で行う
ことができるので、効率良く製造することができ、しか
も罫線形成用凸条を形成したロールがエンボスロールと
比較して安価であるために、多種少量生産の製品に使用
される合成樹脂シート状物であっても、低コストにて製
造することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づき、合成樹脂としてポリプ
ロピレンを用いた場合の具体的な実施例について説明す
る。図1は、本発明の一実施例における製造工程の一部
を示す工程図である。
【0019】押出機4よりシート状に押出されたポリプ
ロピレンは、エンボスロール5とバックアップロール
5’により挟圧されてエンボス加工が施された後、冷却
ロール6によって冷却され、厚さ0.75mmのポリプ
ロピレンシート1に成形される。
【0020】上記のようにして成形されたポリプロピレ
ンシート1は、図2に示すように、加熱装置3と罫線形
成用凸条2aを有するロール2によって挟圧されて、罫
線kが形成される。本実施例においては、加熱装置3と
して、超音波振動加熱装置を用いており、また、加熱装
置3のポリプロピレンシート1当接面には、略半円形状
の凸条が形成されており、ロール2によって形成された
罫線kに相応する位置に、罫線k’が形成される。尚、
本実施例では超音波振動加熱装置を用いているが、例え
ば塩化ビニル系樹脂のように高周波誘電加熱可能な合成
樹脂を使用する場合であれば、超音波振動加熱装置に代
えて高周波誘電加熱装置等を用いることもできる。
【0021】図3は、罫線加工時の状態を示す部分拡大
図であり、加熱装置3と罫線形成用凸条2aのクリアラ
ンスや、各凸条の高さや形状等を説明するものである。
本実施例における罫線形成用凸条2aを有するロール2
と、加熱装置3のクリアランスAは0.8mmとなって
いる。ロール2の罫線形成用凸条2aの高さBは、0.
5mmで、両側面がなす角度Bが90°、頂面の幅Dは
0.2mmである。また、加熱装置3のポリプロピレン
シート1当接面に設けられた凸条の高さCは0.15m
mであり、凸条断面形状FはR2の半円形状である。こ
れらの加熱装置3と罫線形成用凸条2aのクリアランス
や、各凸条の高さや形状は、本実施例に示すものに限定
されず、最終製品の種類や、シートの材質、厚さなどに
よって適宜設定すればよいが、好ましくは、シート残厚
さt1 が0.15〜0.25mm程度の範囲となるよう
に設定する。シート残厚さt1 が厚過ぎると、折り曲げ
加工が困難となるともにシート状物の折り曲げに伴う変
形量が大きくなって白化が生じるなどの問題があり、逆
に薄過ぎると、罫線形成部の強度が劣る。
【0022】罫線加工されたポリプロピレンシート1
は、次いで表面側にコロナ放電処理が施される。尚、コ
ロナ放電処理は、必要に応じてポリプロピレンシート1
の裏面側にも施してもよい。このように、コロナ放電処
理を罫線加工の後に行うことによって、罫線加工した箇
所であっても、後工程で印刷を施すことができ、多種多
様な意匠への要求に応えられると共に、罫線形成部を目
立たなくし、製品の見栄えを向上させることもできる。
このように、罫線加工をシーティング工程と同一ライン
にて行うことにより、罫線形成部に印刷を施すような場
合であっても、コロナ放電処理を同一ライン上で行うこ
とが可能となる。また、コロナ放電処理は、必要に応じ
て行えばよく、印刷を要しない製品であったり、コロナ
放電処理を施さなくても印刷可能な合成樹脂を使用する
ような場合は施す必要はないことは言うまでもない。
【0023】上記のようにして得られたポリプロピレン
シート状物は、図示しない打抜き工程に送られ、所定形
状に打ち抜かれた後、折り曲げ加工、折り曲げ部の溶着
加工、必要部品の取り付け加工等の工程を経て、ブック
バインダー等の最終製品となる。このときの打抜き工程
などは、従来の製造方法によって得られたシート状物を
使用した場合と同様である。
【0024】本実施例では、シート流れ方向に平行な二
本の罫線を形成される場合を例にとっているが、本発明
の製造方法では、罫線の本数は二本に限定されず、一本
であってもよいし、三本以上であっても形成することが
できる。
【0025】次いで、シート流れ方向に垂直な罫線を形
成する場合の実施例について、説明する。図4は、シー
ト流れ方向に垂直な罫線を形成する工程を示す説明図で
ある。図4において、罫線形成用凸条2aを形成したロ
ール2と加熱装置3は、シート流れ方向にシート流れ速
度f1 と同速度f2 で移動すると同時に、シート幅方向
に適宜の速度f3 で移動しながらポリプロピレンシート
1を挟圧して、罫線kが形成している。また、このとき
の移動速度f1 、f2 、f3 を適宜調整することによっ
て、斜め方向の罫線を形成させることも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明の合成樹脂シート状物の製造方法
によれば、 (1)罫線加工工程を別途設けることなく、シーティン
グ工程と同一ライン上にて罫線加工を施すことができる
ので、効率的に合成樹脂シート状物を製造することがで
きる。 (2)罫線加工は、加熱装置と罫線形成用凸条を有する
ロールとによって、加熱しながら挟圧することによって
なされるので、精度よく罫線加工を施すことができ、か
つ不良の発生率も低い。 (3)印刷時にはコロナ放電処理を要するような合成樹
脂を用いて、かつ罫線形成箇所に印刷を施すような場合
であっても、コロナ放電処理をシーティング工程と同一
ライン上(罫線加工工程の後)にて行うことができる。 (4)罫線形成用凸条を有するロールは、エンボスロー
ルと比較して安価に製造することができるので、多種少
量生産される製品であっても、低コストにて合成樹脂シ
ート状物を製造することができる。 (5)罫線加工は、一度冷却された後に、必要最小限の
再加熱によってなされるので、合成樹脂シート状物にか
かるテンションに起因する歪みが生じることがなく、罫
線形成用凸条と同一形状の正確な罫線を形成することが
できる。等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す工程図である。
【図2】本発明における罫線加工の一例を示す部分拡大
斜視図である。
【図3】図2に示す罫線加工に使用した罫線形成用ロー
ルと加熱装置の寸法等を説明する部分拡大断面図であ
る。
【図4】本発明において、シート流れ方向と垂直の罫線
を形成する工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ポリプロピレンシート(合成樹脂シート状物) 2 罫線形成用ロール 2a 罫線形成用凸条 3 加熱装置 4 押出機 5 エンボスロール 6 冷却ロール 7 コロナ放電処理装置 k 罫線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーティングされ、冷却固化された合成
    樹脂シートを、罫線形成用凸条を設けたロールと加熱装
    置によって挟圧して罫線を形成することを特徴とする合
    成樹脂シート状物の製造方法。
  2. 【請求項2】 加熱装置が、内部加熱法による加熱装置
    である請求項1記載の合成樹脂シート状物の製造方法。
  3. 【請求項3】 加熱装置として、合成樹脂シート当接面
    の罫線形成用凸条に相応する位置に凸条を形成した加熱
    装置を用いることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂
    シート状物の製造方法。
  4. 【請求項4】 合成樹脂シート状物が、オレフィン系樹
    脂からなる請求項1〜3いずれか1項記載の合成樹脂シ
    ート状物の製造方法。
  5. 【請求項5】 罫線を形成した合成樹脂シート表面にコ
    ロナ放電処理を施すことを特徴とする請求項4記載の合
    成樹脂シート状物の製造方法。
JP31398994A 1994-11-24 1994-11-24 合成樹脂シート状物の製造方法 Pending JPH08142192A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100641697B1 (ko) * 2004-11-15 2006-11-03 정연창 토류벽 시공시 사용된 파일을 인출하기 위한 파일이형재및 그 제조장치
JP2010052345A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Dainippon Printing Co Ltd 親水性を有する化粧シートの製造方法
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CN114571715A (zh) * 2022-02-15 2022-06-03 温州天康新材料科技有限公司 一种新材料薄膜加工用预收缩设备及其加工方法

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