JPH08142246A - 表面材の構造 - Google Patents

表面材の構造

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JPH08142246A
JPH08142246A JP6287019A JP28701994A JPH08142246A JP H08142246 A JPH08142246 A JP H08142246A JP 6287019 A JP6287019 A JP 6287019A JP 28701994 A JP28701994 A JP 28701994A JP H08142246 A JPH08142246 A JP H08142246A
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JP
Japan
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woven
fibers
fluororesin
knitted fabric
fabric
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JP6287019A
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English (en)
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Minoru Matsushita
稔 松下
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Unitika Glass Fiber Co Ltd
Original Assignee
Unitika Glass Fiber Co Ltd
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T30/00—Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防炎性に優れ、かつ防汚性、吸音性、断熱
性、クッション性に優れた表面材の構造を提供する。 【構成】 下地材4の表面に不燃性繊維からなる不織布
1を装着し、不織布1の表面に不燃性繊維からなる織編
物2を積層し、さらに織編物2の表面をフッ素樹脂から
なる膜3で覆って表面材を構成し、防炎性を大きく向上
させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電車、リニアモーター
カーなどの車両や航空機の他、建物などにおける内壁、
天井、ドアなどに設けられる表面材の構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種表面材としては、樹脂板
の上にウールやアクリルなどからなる布を貼り付けてな
るものが知られている。
【0003】しかしながら、このような表面材では樹脂
板および布ともに熱に弱いため防炎性に劣るという問題
があった。そこで、ウールやアクリルなどに比べて熱に
強く防炎性に優れた表面材としてガラスクロスなどのガ
ラス繊維布を用いることが考えられるが、ガラス繊維は
皮膚刺激性を有する場合があり、また、このガラス繊維
布を着色しようとする場合、ガラス繊維布に対して着色
剤を付着させただけでは着色剤はガラス繊維と反応せ
ず、着色剤の摩擦堅牢度が低くなるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、ウールやアクリルなどの布に比べ
て熱に強く防炎性に優れ、かつ、皮膚刺激性を抑え、ま
た着色剤を付与する場合において摩擦堅牢度に優れた表
面材を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、ガラス繊維、耐炎化繊維、あるいは金属繊
維などの不燃性繊維から形成される不織布に、ガラス繊
維、耐炎化繊維、あるいは金属繊維などの不燃性繊維か
ら形成される織編物を積層し、前記織編物の表面にフッ
素樹脂からなる膜を装着してなることを要旨とするもの
である。
【0006】また、本発明は、ガラス繊維、耐炎化繊
維、あるいは金属繊維などの不燃性繊維から形成される
不織布の表面に、ガラス繊維、耐炎化繊維、あるいは金
属繊維などの不燃性繊維から形成され、かつ、フッ素樹
脂を含浸させた織編物を積層してなることを要旨とする
ものである。
【0007】また、本発明は、前記フッ素樹脂に着色剤
を含有させたことを要旨とするものである。
【0008】
【作用】この構成により、表面にフッ素樹脂からなる膜
あるいはフッ素樹脂を含浸した織編物が存在するので、
防汚性、撥水性に極めて優れ、また、織編物をガラス繊
維で作製した場合でもガラス繊維がフッ素樹脂で覆われ
ているので、皮膚刺激性を抑えることができ、さらに着
色剤を付与する場合において摩擦堅牢度を向上させるこ
とができる。
【0009】また、本発明の表面材の構造は不燃性の材
料が用いられているので、熱に強く防炎性に優れたもの
が得られ、また、下地材としてアルミニウムなどの金属
からなるシートを用いると、金属シートによる熱拡散効
果が得られ、防炎性をさらに向上させることができる。
【0010】さらに、本発明の表面材の構造において、
織編物の裏側に不織布を設けることにより、吸音性、断
熱性、クッション性に優れた効果を発揮することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。まず、図1に示す第1実施例について説明
すると、不織布1の表面側には織編物2が積層されてお
り、この織編物2には織編物2の表面を覆うようにフッ
素樹脂からなる膜3が装着されている。
【0012】前記不織布1としては、ガラス繊維、ある
いはアクリル系繊維を空気中200〜300℃にて焼成
して得られた耐炎化繊維、あるいは金属繊維などの不燃
性繊維を、単独または混合して用いて作製されるフェル
ト、あるいは前記材料を用いて作製された異種のフェル
トを複数枚積層して形成されるフェルトなどが好適に用
いられ、この不織布1の厚さは、1.0〜10mmが好
ましい。不織布1の厚さが1.0mm未満では、吸音
性、断熱性、クッション性において効果が充分ではな
い。逆に、不織布1の厚さが10mmを越えると、表面
材として重くなりすぎ、かつ、スペースをとりすぎるた
め好ましくない。
【0013】前記織編物2は、ガラス繊維、あるいはア
クリル系繊維を空気中200〜300℃にて焼成して得
られた耐炎化繊維、あるいは金属繊維などの不燃性繊維
を、単独または混撚、混紡、交織などの手法により混合
して用いて作製される織物または編物をいい、これは生
機のままでも、脱油したものでも良い。この織編物2の
厚さは0.1〜3.0mmが好ましい。織編物2の厚さ
が0.1mm未満では、ソフト感が低く、また、不織布
1が透けて見えるため意匠性に劣る。逆に、3.0mm
を越えると、表面材として重くなりすぎるため好ましく
ない。
【0014】次に、前記織編物2の表面を覆うように設
けられるフッ素樹脂からなる膜3はフッ素樹脂フイルム
を織編物2の表面に装着することにより形成され、フッ
素樹脂の種類としては四フッ化エチレン樹脂(PTF
E)、四フッ化エチレン〜六フッ化プロピレン共重合樹
脂(FEP)、パーフルオロ〜アルコキシ樹脂(PF
A)、四フッ化エチレン〜エチレン共重合樹脂(ETF
E)、フッ化ビニリデン樹脂(PVDF)などがある。
これらは単体で用いられるが、この他、表層がフッ化ビ
ニリデン樹脂フイルム、二層目がメチルメタクリレート
樹脂フイルム、三層目が塩化ビニル樹脂フイルムの三層
構造のフイルムを用いることも可能である。このような
構成のフッ素樹脂フイルムの織編物2の表面への装着
は、熱圧着により行なう他、接着剤や樹脂フイルムを介
して行なうことができる。また、このような構成のフッ
素樹脂フイルムは、織編物2の表面を覆うことにより防
汚性を向上させるものである。
【0015】また、前記フッ素樹脂フイルムを用いる代
わりに溶融あるいは溶液状態のフッ素樹脂の1種または
2種以上を織編物2の表面にコーティングし、必要に応
じて乾燥しても良い。
【0016】織編物2は着色剤単独または着色剤を含有
させた前記フッ素樹脂を用いることによって所望の色に
着色することができる。前記着色剤としては有機顔料が
良好な分散性、耐候性、耐熱性を兼ね備えているため好
適であるが、その他カーボンブラックやグラファイト、
金属化合物などの無機顔料を用いたり、染料を用いたり
することも可能である。着色のための調液方法として
は、着色剤単独またはフッ素樹脂と着色剤を水に分散さ
せ水性分散液とするか、あるいは着色剤単独の溶液もし
くはフッ素樹脂の溶液に着色剤を加えて混合液とする方
法が採用される。この着色剤単独もしくは着色剤を含有
したフッ素樹脂を織編物2の表面に含浸させ、搾液した
後、溶媒の沸点以上の温度で乾燥させる。着色剤を含有
したフッ素樹脂を用いる場合、織編物2に含浸させる着
色剤を含有したフッ素樹脂の含量は、織編物2に対し9
重量%以下が好ましい。9重量%を越えると接炎時に煙
を生じ易くなる。
【0017】フッ素樹脂からなる膜3の厚さは5〜10
0μmが好ましい。厚さが5μm未満であるとシワが出
やすいため織編物2に貼りにくく、かつ織編物2の一部
が表面に露出するため防汚性が低く、また、織編物2が
ガラス繊維の場合、皮膚刺激性が完全に抑えられないこ
とがある。厚さが100μmを超えるとごわごわした状
態となり、織編物2のソフト感や陰影のある風合が弱め
られる。
【0018】ところで、不織布1と織編物2との間、お
よび不織布とアルミニウムなどの金属シートからなる下
地材4との間の接合は、アクリル系やウレタン系の粘着
剤または接着剤または樹脂フイルムなどの接合材を介し
て行なわれ、その付着量は10〜100g/m2 の範囲
にあるのが望ましい。付着量が10g/m2 未満である
と結合が充分でなく、逆に100g/m2 を超えると防
炎性(発煙量、残炎時間、炭化長など)が不充分であ
る。
【0019】なお、前記接合材は、ハロゲン系化合物、
リン系化合物、三酸化アンチモンなどの防炎剤を添加す
ることにより、防炎性を向上させることができる。ま
た、不織布1と織編物2との間および不織布1と下地材
4との間は接合材で全面的に接合しなくても良く、金属
や樹脂の枠かまたは前記接合材などで周囲を固定しても
良い。
【0020】次に、図2に示す第2実施例について説明
すると、この実施例は前記第1実施例の構成の表面のフ
ッ素樹脂からなる膜3を設けない例であって、前記不織
布1の表面には、前記と同様のフッ素樹脂が含浸されて
なる織編物2が積層されており、他の構成は前記第一実
施例と同様である。
【0021】織編物2に対するフッ素樹脂の含浸は、織
編物2をフッ素樹脂の水性分散液もしくは溶液に浸漬さ
せ、搾液した後、溶媒の沸点以上の温度で乾燥して行な
われる。この際、さらに150〜400℃にて織編物2
を焼成することにより、より摩擦堅牢度、防汚性、撥水
性に優れた表面材を得ることができる。
【0022】また、前記フッ素樹脂に前記第1実施例と
同様に着色剤を含有させることにより、織編物2を所望
の色に着色することができる。織編物2に含浸させるフ
ッ素樹脂量は、織編物2に対し3〜9重量%が好まし
い。3重量%未満では、着色剤使用時、着色剤の摩擦堅
牢度が不充分であり、9重量%を越えると、接炎時に煙
を生じ易くなる。
【0023】以上、2つの実施例について述べたが、前
記第1実施例において、織編物2に第2実施例と同様に
適量のフッ素樹脂を含浸させておくことも含まれてお
り、この場合、織編物2にフッ素樹脂からなる膜3を積
層する際に織編物2の中に存在するフッ素樹脂とフッ素
樹脂からなる膜3とがなじみ易く、両者の結合にとって
プラスとなる。
【0024】なお、本発明に用いる不織布1としては前
記のようなフェルトが好適に用いられるが、不織布1ひ
いては表面材の防炎効果を維持するために、難燃性のバ
インダー樹脂あるいは防炎剤が添加されたバインダー樹
脂を用いて接着するか、または、ニードルパンチ、エア
ージェット、ウォータージェットなどの機械的方法で繊
維同志を交絡させて作製した不織布でも良い。
【0025】ところで、下地材4としては、前記のよう
なアルミニウムの他スチールなどの金属シートが、熱拡
散効果および不燃性材料である点から好適に用いられる
が、木材、ハニカム、コンクリートなどを用いても良
い。
【0026】この下地材4に前記の各実施例の表面材
を、不織布1と下地材4が重なるようにあらかじめ組み
立てておいても良いが、車両や航空機あるいは建物など
の構造物に対して下地材4を取り付けておき、この下地
材4に不織布1が重なるように表面材を装着しても良
い。さらに、前記下地材4に多数の孔を形成するととも
に下地材4の裏側に空気層を設け、第2実施例のように
表面のフッ素樹脂からなる膜が存在しない場合は、優れ
た吸音効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表面にフ
ッ素樹脂からなる膜あるいはフッ素樹脂を含浸した織編
物が存在するので、防汚性、撥水性に極めて優れ、ま
た、不燃性の材料が用いられているので、熱に強く防炎
性に優れた表面材を得ることができる。
【0028】さらに、本発明の表面材の構造において、
織編物の裏側に不織布を設けることにより、吸音性、断
熱性、クッション性に優れた効果を発揮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における表面材の断面図で
ある。
【図2】本発明の第2実施例における表面材の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 不織布 2 織編物 3 フッ素樹脂からなる膜 4 下地材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス繊維、耐炎化繊維、あるいは金属
    繊維などの不燃性繊維から形成される不織布に、ガラス
    繊維、耐炎化繊維、あるいは金属繊維などの不燃性繊維
    から形成される織編物を積層し、前記織編物の表面にフ
    ッ素樹脂からなる膜を装着してなることを特徴とする表
    面材の構造。
  2. 【請求項2】 ガラス繊維、耐炎化繊維、あるいは金属
    繊維などの不燃性繊維から形成される不織布の表面に、
    ガラス繊維、耐炎化繊維、あるいは金属繊維などの不燃
    性繊維から形成され、かつ、フッ素樹脂を含浸させた織
    編物を積層してなることを特徴とする表面材の構造。
  3. 【請求項3】 フッ素樹脂に着色剤を含有させたことを
    特徴とする請求項1または2記載の表面材の構造。
JP6287019A 1994-11-22 1994-11-22 表面材の構造 Pending JPH08142246A (ja)

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