JPH08142301A - 校正印刷方法および校正機 - Google Patents
校正印刷方法および校正機Info
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- JPH08142301A JPH08142301A JP29130494A JP29130494A JPH08142301A JP H08142301 A JPH08142301 A JP H08142301A JP 29130494 A JP29130494 A JP 29130494A JP 29130494 A JP29130494 A JP 29130494A JP H08142301 A JPH08142301 A JP H08142301A
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Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】短時間で校正印刷が行え、かつ従来の4色機よ
り小型化した校正機を提供できる。 【構成】本校正機は、1つの版定盤51と、1つのブラ
ンケット59と、4つのインキ供給手段54〜57を有
する。インキ供給手段54〜57は、その内のいずれか
1つを選択して使用するように構成されている。この校
正機は同じ画像で印刷色の異なる4つの印刷版を順次交
換し、これに合わせて使用するインキ供給手段54〜5
7も選択切り替えして用いる。これにより4色の重ね刷
りを行い校正印刷物を得る。この校正機を用いた校正印
刷方法では、重ね刷り期間中ブランケット59を洗浄せ
ずに続けて用いる。このため洗浄の手間がなく、また印
刷開始時に先刷りインキがバックトラッピングがある程
度防止される。
り小型化した校正機を提供できる。 【構成】本校正機は、1つの版定盤51と、1つのブラ
ンケット59と、4つのインキ供給手段54〜57を有
する。インキ供給手段54〜57は、その内のいずれか
1つを選択して使用するように構成されている。この校
正機は同じ画像で印刷色の異なる4つの印刷版を順次交
換し、これに合わせて使用するインキ供給手段54〜5
7も選択切り替えして用いる。これにより4色の重ね刷
りを行い校正印刷物を得る。この校正機を用いた校正印
刷方法では、重ね刷り期間中ブランケット59を洗浄せ
ずに続けて用いる。このため洗浄の手間がなく、また印
刷開始時に先刷りインキがバックトラッピングがある程
度防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット印刷を用い
た校正印刷方法および校正機に関する。
た校正印刷方法および校正機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷版を印刷機に装着して印
刷を行う前に、印刷版が正確に作成されているか否かを
検査する検版を行っている。この検版では、作業者が目
視により印刷版を検査するが、多色印刷の場合は画像を
スキヤナ等により4色に分解して印刷版が作成されてい
るため、各印刷版を単独に検査しても不良や欠陥、特に
絵柄部分の焼きぼけや見当不良を検知することが困難で
あった。
刷を行う前に、印刷版が正確に作成されているか否かを
検査する検版を行っている。この検版では、作業者が目
視により印刷版を検査するが、多色印刷の場合は画像を
スキヤナ等により4色に分解して印刷版が作成されてい
るため、各印刷版を単独に検査しても不良や欠陥、特に
絵柄部分の焼きぼけや見当不良を検知することが困難で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来からの校
正機を使用して校正印刷を行い、得られた校正印刷物を
目視検査することにより印刷版の検版を行うことが考え
られる。この校正機としては、単色機、2色機、4色機
の3種類が提供されており、単色機は一度に1色のみ、
2色機は2色づつ、4色機は4色づつ校正印刷が行える
ようになっている。
正機を使用して校正印刷を行い、得られた校正印刷物を
目視検査することにより印刷版の検版を行うことが考え
られる。この校正機としては、単色機、2色機、4色機
の3種類が提供されており、単色機は一度に1色のみ、
2色機は2色づつ、4色機は4色づつ校正印刷が行える
ようになっている。
【0004】単色機では、版定盤、ブランケット、イン
キ供給手段等が各々1つづつしか設置されていないの
で、通常のカラー校正印刷を行うのであれば、印刷版を
交換するごとに4回インキを交換しなければならない。
通常の校正作業であれば、同色の校正印刷をある程度ま
とめて行うことによりインキの交換回数を減らすことも
可能であるが、検版を行う際には、印刷版が製版される
ごとに校正印刷をしなければならないので、結果的には
4回インキを交換しなければならないことにはかわりは
ない。従って、検版を行う際に従来の単色機を用いる
と、頻繁にインキ供給手段を洗浄して新しいインキに交
換する必要があり、時間がかかり、作業が煩雑になる。
キ供給手段等が各々1つづつしか設置されていないの
で、通常のカラー校正印刷を行うのであれば、印刷版を
交換するごとに4回インキを交換しなければならない。
通常の校正作業であれば、同色の校正印刷をある程度ま
とめて行うことによりインキの交換回数を減らすことも
可能であるが、検版を行う際には、印刷版が製版される
ごとに校正印刷をしなければならないので、結果的には
4回インキを交換しなければならないことにはかわりは
ない。従って、検版を行う際に従来の単色機を用いる
と、頻繁にインキ供給手段を洗浄して新しいインキに交
換する必要があり、時間がかかり、作業が煩雑になる。
【0005】他方、4色機では、版定盤、ブランケッ
ト、インキ供給手段等が各々4つづつ設けられているの
で、一度に4色の印刷ができるが、主要部が4セット必
要になるので装置が大型化し、かつ高価になってしまう
という問題がある。なお、2色機は、上述した単色機と
4色機の中間に位置し、両者の欠点を各々半分づつ有し
ている。従って、検版を行う際に従来の校正機を用いる
には、時間がかかり、かつ大型で高価すぎるという問題
がある。
ト、インキ供給手段等が各々4つづつ設けられているの
で、一度に4色の印刷ができるが、主要部が4セット必
要になるので装置が大型化し、かつ高価になってしまう
という問題がある。なお、2色機は、上述した単色機と
4色機の中間に位置し、両者の欠点を各々半分づつ有し
ている。従って、検版を行う際に従来の校正機を用いる
には、時間がかかり、かつ大型で高価すぎるという問題
がある。
【0006】また、従来の4色機の場合、印刷版ごとに
対応するブランケットを設けている。従って、4色機を
用いて校正印刷を行った場合、印刷用紙に先に印刷した
インキが後に印刷するブランケットに取られてしまうと
いう、いわゆるバックトラッピングと称する現象が生じ
る。したがって、印刷開始時には先に印刷したインキの
量が極端に低くなるという問題を生じる。このバックト
ラッピングは、ある程度所定の枚数の校正印刷を行えば
安定するが、検版工程においては即応性が要求されるの
で、2、3枚、できれば1枚目から、ある程度の品質で
校正印刷物をあげる必要があった。
対応するブランケットを設けている。従って、4色機を
用いて校正印刷を行った場合、印刷用紙に先に印刷した
インキが後に印刷するブランケットに取られてしまうと
いう、いわゆるバックトラッピングと称する現象が生じ
る。したがって、印刷開始時には先に印刷したインキの
量が極端に低くなるという問題を生じる。このバックト
ラッピングは、ある程度所定の枚数の校正印刷を行えば
安定するが、検版工程においては即応性が要求されるの
で、2、3枚、できれば1枚目から、ある程度の品質で
校正印刷物をあげる必要があった。
【0007】本発明の目的は、短時間で校正印刷が行
え、かつ従来の4色機より小型化した校正機を提供する
ことにある。本発明の別の目的は、短時間で校正印刷が
行え、かつバックトラッピングをある程度防止する校正
印刷方法を提供することにある。
え、かつ従来の4色機より小型化した校正機を提供する
ことにある。本発明の別の目的は、短時間で校正印刷が
行え、かつバックトラッピングをある程度防止する校正
印刷方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の校正印
刷方法は、オフセット印刷を用いた校正印刷方法であっ
て、同じ画像の異なる印刷色の印刷版を順次交換して単
色印刷を連続して行う際に、ブランケットを洗浄または
交換せずに同一のブランケットを用いて連続して印刷す
る。
刷方法は、オフセット印刷を用いた校正印刷方法であっ
て、同じ画像の異なる印刷色の印刷版を順次交換して単
色印刷を連続して行う際に、ブランケットを洗浄または
交換せずに同一のブランケットを用いて連続して印刷す
る。
【0009】請求項2に記載の校正機は、オフセット印
刷を用いた校正機であって、印刷版を載置する1つの版
定盤と、前記版定盤に載置された印刷版に湿し水を供給
する湿し水供給手段と、前記版定盤に載置された印刷版
にインキを供給する4つ以上のインキ供給手段と、印刷
版にインキを供給する場合としない場合とに前記インキ
供給手段を切り換える切換手段と、印刷版からインキを
転写する1つのブランケットと、前記ブランケットに転
写されたインキが再転写される印刷用紙を保持する印刷
用紙保持手段と、前記湿し水供給手段、前記インキ供給
手段、前記ブランケットと前記版定盤とを相対的に移動
させる駆動手段とを備える。
刷を用いた校正機であって、印刷版を載置する1つの版
定盤と、前記版定盤に載置された印刷版に湿し水を供給
する湿し水供給手段と、前記版定盤に載置された印刷版
にインキを供給する4つ以上のインキ供給手段と、印刷
版にインキを供給する場合としない場合とに前記インキ
供給手段を切り換える切換手段と、印刷版からインキを
転写する1つのブランケットと、前記ブランケットに転
写されたインキが再転写される印刷用紙を保持する印刷
用紙保持手段と、前記湿し水供給手段、前記インキ供給
手段、前記ブランケットと前記版定盤とを相対的に移動
させる駆動手段とを備える。
【0010】請求項3に記載の校正機は、請求項2に記
載の校正機であって、前記駆動手段は、前記版定盤を移
動させる版定盤駆動手段である。請求項4に記載の校正
機は、請求項2乃至3に記載の校正機であって、インキ
を供給する前の印刷版から印刷版の印刷色の情報を検知
する検知手段をさらに備え、前記検知手段で検知した印
刷色の情報に基づいて前記切換手段により前記インキ供
給手段を切り換える。
載の校正機であって、前記駆動手段は、前記版定盤を移
動させる版定盤駆動手段である。請求項4に記載の校正
機は、請求項2乃至3に記載の校正機であって、インキ
を供給する前の印刷版から印刷版の印刷色の情報を検知
する検知手段をさらに備え、前記検知手段で検知した印
刷色の情報に基づいて前記切換手段により前記インキ供
給手段を切り換える。
【0011】
【作用】請求項1に記載の校正印刷方法は、同じ画像の
異なる印刷色の印刷版を順次交換して単色印刷を行う際
に、ブランケットを洗浄または交換せずに同一のブラン
ケットを用いて連続して印刷する。すなわち、通常のオ
フセット印刷であれば、異なるインキごとにブランケッ
トを洗浄して用いる、または異なるインキごとに別個の
ブランケットを設けるのであるが、この校正印刷方法で
は同一のブランケットでしかもインキごとにブランケッ
トを洗浄することなく校正印刷を行っている。従って、
ブランケットが1つしかなくても洗浄回数が少なくな
り、校正印刷ひいては検版作業が早く行える。また、ブ
ランケットを1つしか用いないので、先に校正印刷の際
に用いたインキがブランケット上に残るので、バックト
ラッピングがある程度防止される。
異なる印刷色の印刷版を順次交換して単色印刷を行う際
に、ブランケットを洗浄または交換せずに同一のブラン
ケットを用いて連続して印刷する。すなわち、通常のオ
フセット印刷であれば、異なるインキごとにブランケッ
トを洗浄して用いる、または異なるインキごとに別個の
ブランケットを設けるのであるが、この校正印刷方法で
は同一のブランケットでしかもインキごとにブランケッ
トを洗浄することなく校正印刷を行っている。従って、
ブランケットが1つしかなくても洗浄回数が少なくな
り、校正印刷ひいては検版作業が早く行える。また、ブ
ランケットを1つしか用いないので、先に校正印刷の際
に用いたインキがブランケット上に残るので、バックト
ラッピングがある程度防止される。
【0012】請求項2に記載の校正機は、まず、駆動手
段により、湿し水供給手段と1つだけの版定盤とが相対
的に移動し、版定盤に載置された印刷版に湿し水が供給
される。一方、印刷版の印刷色に対応するインキ供給手
段が印刷版にインキを供給するように、4つ以上あるイ
ンキ供給手段うちの1つのインキ供給手段を切り換え
る。そして、駆動手段により、インキ供給手段と版定盤
とが相対的に移動し、印刷版にインキを供給する。次
に、1つのブランケットと版定盤とが相対的に移動し
て、印刷版のインキがブランケットに転写され、さら
に、印刷用紙保持手段に保持された印刷用紙に再転写さ
れる。このように1色目の印刷版の校正印刷が終了した
ら、2色目以降の印刷版に交換し、切換手段により使用
されるインキ供給手段が切り替えられるが、その他の動
作は1色目と同じ動作を繰り返せばよいので、インキ供
給手段を洗浄する必要もなく、多色刷りの校正印刷が行
われる。
段により、湿し水供給手段と1つだけの版定盤とが相対
的に移動し、版定盤に載置された印刷版に湿し水が供給
される。一方、印刷版の印刷色に対応するインキ供給手
段が印刷版にインキを供給するように、4つ以上あるイ
ンキ供給手段うちの1つのインキ供給手段を切り換え
る。そして、駆動手段により、インキ供給手段と版定盤
とが相対的に移動し、印刷版にインキを供給する。次
に、1つのブランケットと版定盤とが相対的に移動し
て、印刷版のインキがブランケットに転写され、さら
に、印刷用紙保持手段に保持された印刷用紙に再転写さ
れる。このように1色目の印刷版の校正印刷が終了した
ら、2色目以降の印刷版に交換し、切換手段により使用
されるインキ供給手段が切り替えられるが、その他の動
作は1色目と同じ動作を繰り返せばよいので、インキ供
給手段を洗浄する必要もなく、多色刷りの校正印刷が行
われる。
【0013】請求項3に記載の校正機は、版定盤を版定
盤駆動手段により移動させているので、版定盤に載置さ
れた印刷版に湿し水やインキを供給する場合やブランケ
ットにインキを転写する場合に、湿し水供給手段、イン
キ供給手段、ブランケットを移動させる必要がないの
で、校正機が小型化する。請求項4に記載の校正機は、
インキを供給する前の印刷版から印刷色の情報を検知手
段が検知し、その情報に基づいて切換手段によりインキ
供給手段を切り換えているので、印刷版に対応する色の
インキ供給手段でインキが供給される。
盤駆動手段により移動させているので、版定盤に載置さ
れた印刷版に湿し水やインキを供給する場合やブランケ
ットにインキを転写する場合に、湿し水供給手段、イン
キ供給手段、ブランケットを移動させる必要がないの
で、校正機が小型化する。請求項4に記載の校正機は、
インキを供給する前の印刷版から印刷色の情報を検知手
段が検知し、その情報に基づいて切換手段によりインキ
供給手段を切り換えているので、印刷版に対応する色の
インキ供給手段でインキが供給される。
【0014】
〔第1実施例〕図1及び図2は本発明の第1実施例が採
用された校正機の側断面図である。校正機は主に、固定
された本体フレーム1と、この本体フレーム1上を駆動
機構により往復走行するキャリッジ2とを備えている。
本体フレーム1の略中央部の上面には、印刷版を載置す
るための版定盤3と、印刷用紙を載置するための紙定盤
4とが設けられており、また図1の左側の端部には湿し
水を汲み上げて供給するための湿し水補給手段5と水な
らし板6とが、右側の端部にはY,M、C、Kの各色の
インキを練るためのインキ練り手段7、8、9、10が
それぞれ設けられている。
用された校正機の側断面図である。校正機は主に、固定
された本体フレーム1と、この本体フレーム1上を駆動
機構により往復走行するキャリッジ2とを備えている。
本体フレーム1の略中央部の上面には、印刷版を載置す
るための版定盤3と、印刷用紙を載置するための紙定盤
4とが設けられており、また図1の左側の端部には湿し
水を汲み上げて供給するための湿し水補給手段5と水な
らし板6とが、右側の端部にはY,M、C、Kの各色の
インキを練るためのインキ練り手段7、8、9、10が
それぞれ設けられている。
【0015】版定盤3上には印刷版を位置決めするため
に出没可能に設けられた位置決めピン(図示せず)と、
印刷版を版定盤に押さえつけて固定するための印刷版押
さえ機構(図示せず)とが設けられている。位置決めピ
ンおよび印刷版押さえ機構は作業者により手動操作でき
るように構成されており、印刷版を順次交換して版定盤
3に載置することができる。また、紙定盤4上には印刷
用紙を紙定盤4に押さえつけて固定するための印刷用紙
押さえ機構(図示せず)が設けられている。なお、版定
盤3には印刷版を冷やして湿し水の乾燥を防ぐための冷
却機構(図示せず)が設けられている。
に出没可能に設けられた位置決めピン(図示せず)と、
印刷版を版定盤に押さえつけて固定するための印刷版押
さえ機構(図示せず)とが設けられている。位置決めピ
ンおよび印刷版押さえ機構は作業者により手動操作でき
るように構成されており、印刷版を順次交換して版定盤
3に載置することができる。また、紙定盤4上には印刷
用紙を紙定盤4に押さえつけて固定するための印刷用紙
押さえ機構(図示せず)が設けられている。なお、版定
盤3には印刷版を冷やして湿し水の乾燥を防ぐための冷
却機構(図示せず)が設けられている。
【0016】湿し水補給手段5は、湿し水を貯留するパ
レット11と、このパレットに一部が浸漬して回転する
水元ローラ12とを備えている。この水元ローラ12に
対し湿し水供給ローラ27が当接して回転することで、
キャリッジ2に設けられた湿し水がパレット11から汲
み上げられて湿し水供給ローラ27に補給される。ま
た、水ならし板6は平モルトンからなり、湿し水供給ロ
ーラ27が当接することにより、湿し水供給ローラ27
上に補給された湿し水が均一になるように構成されてい
る。
レット11と、このパレットに一部が浸漬して回転する
水元ローラ12とを備えている。この水元ローラ12に
対し湿し水供給ローラ27が当接して回転することで、
キャリッジ2に設けられた湿し水がパレット11から汲
み上げられて湿し水供給ローラ27に補給される。ま
た、水ならし板6は平モルトンからなり、湿し水供給ロ
ーラ27が当接することにより、湿し水供給ローラ27
上に補給された湿し水が均一になるように構成されてい
る。
【0017】インキ練り手段7、8、9、10は、印刷
用紙に向かって垂直な方向に揺動するそれぞれ2本の揺
動ローラ13、14、15、16と、この2本の揺動ロ
ーラ13、14、15、16間にそれぞれ設けられた中
間ローラ17、18、19、20とを備えている。各イ
ンキ練り手段7、8、9、10はインキ供給ローラ2
9、30、31、32に当接してインキを授受する。
用紙に向かって垂直な方向に揺動するそれぞれ2本の揺
動ローラ13、14、15、16と、この2本の揺動ロ
ーラ13、14、15、16間にそれぞれ設けられた中
間ローラ17、18、19、20とを備えている。各イ
ンキ練り手段7、8、9、10はインキ供給ローラ2
9、30、31、32に当接してインキを授受する。
【0018】キャリッジ2には、湿し水補給手段5から
湿し水を受け取って印刷版に再供給する湿し水供給手段
21と、印刷版からインキを受け取って印刷用紙にイン
キを再転写する1つのブランケット22と、各インキ練
り手段7、8、9、10と当接してインキを授受し、印
刷版にインキを供給するインキ供給手段23、24、2
5、26とが設けられている。そして、本体フレーム1
にはキャリッジ2の移動経路に沿ってカム板(図示せ
ず)が設けられており、キャリッジ2が往復移動する際
に、湿し水供給手段5とブランケット22と各インキ供
給手段23、24、25、26とがカム板により上下動
して、各々湿し水補給手段5や印刷版や各インキ練り手
段7、8、9、10のうち必要なものとのみ当接する。
湿し水を受け取って印刷版に再供給する湿し水供給手段
21と、印刷版からインキを受け取って印刷用紙にイン
キを再転写する1つのブランケット22と、各インキ練
り手段7、8、9、10と当接してインキを授受し、印
刷版にインキを供給するインキ供給手段23、24、2
5、26とが設けられている。そして、本体フレーム1
にはキャリッジ2の移動経路に沿ってカム板(図示せ
ず)が設けられており、キャリッジ2が往復移動する際
に、湿し水供給手段5とブランケット22と各インキ供
給手段23、24、25、26とがカム板により上下動
して、各々湿し水補給手段5や印刷版や各インキ練り手
段7、8、9、10のうち必要なものとのみ当接する。
【0019】湿し水供給手段21は、複数の湿し水供給
ローラ27と、この湿し水供給ローラ27の一部の上に
フリーの状態で設置されるフリーローラ28とを備えて
いる。このように湿し水供給手段21は複数のローラか
らなるが、これは湿し水保有量の安定化および均一化の
ためである。湿し水供給ローラ27は、水元ローラ12
から湿し水を受け取り、水ならし板6に当接して湿し水
をならした後、印刷版に当接して湿し水を供給する。
ローラ27と、この湿し水供給ローラ27の一部の上に
フリーの状態で設置されるフリーローラ28とを備えて
いる。このように湿し水供給手段21は複数のローラか
らなるが、これは湿し水保有量の安定化および均一化の
ためである。湿し水供給ローラ27は、水元ローラ12
から湿し水を受け取り、水ならし板6に当接して湿し水
をならした後、印刷版に当接して湿し水を供給する。
【0020】ブランケット22は一般的な印刷機や校正
機と同じ回転胴である。ブランケット22は湿し水およ
びインキが供給された印刷版と当接してインキによる印
刷画像を転写して受け取り、印刷用紙に当接して印刷画
像を再転写する。インキ供給手段23、24、25、2
6は、複数のインキ供給ローラ29、30、31、32
と、このインキ供給ローラ29、30、31、32の一
部の上にフリーの状態で設置されるフリーローラ33、
34、35、36とを備えている。このようにインキ供
給手段23、24、25、26もインキ保有量の増大と
安定化および均一化のため、複数のローラを備えてい
る。各インキ供給ローラ29、30、31、32は、イ
ンキ練り手段7、8、9、10と当接してインキを練
り、その後、印刷版と当接してインキを供給する。な
お、本実施例ではインキ供給手段23、24、25、2
6のうち1つだけを選択的に使用する。
機と同じ回転胴である。ブランケット22は湿し水およ
びインキが供給された印刷版と当接してインキによる印
刷画像を転写して受け取り、印刷用紙に当接して印刷画
像を再転写する。インキ供給手段23、24、25、2
6は、複数のインキ供給ローラ29、30、31、32
と、このインキ供給ローラ29、30、31、32の一
部の上にフリーの状態で設置されるフリーローラ33、
34、35、36とを備えている。このようにインキ供
給手段23、24、25、26もインキ保有量の増大と
安定化および均一化のため、複数のローラを備えてい
る。各インキ供給ローラ29、30、31、32は、イ
ンキ練り手段7、8、9、10と当接してインキを練
り、その後、印刷版と当接してインキを供給する。な
お、本実施例ではインキ供給手段23、24、25、2
6のうち1つだけを選択的に使用する。
【0021】インキ供給手段23、24、25、26を
図3を用いてさらに詳しく説明する。図3では、インキ
供給手段26近傍を拡大して示している。インキ供給手
段26は支持フレーム37により支持されており、支持
フレーム37はエアーシリンダ等からなる昇降機構38
により上下動する。すなわち、インキ供給手段26を使
用しない場合は、昇降機構38によりキャリッジ2の上
方に退避させる。
図3を用いてさらに詳しく説明する。図3では、インキ
供給手段26近傍を拡大して示している。インキ供給手
段26は支持フレーム37により支持されており、支持
フレーム37はエアーシリンダ等からなる昇降機構38
により上下動する。すなわち、インキ供給手段26を使
用しない場合は、昇降機構38によりキャリッジ2の上
方に退避させる。
【0022】なお、本実施例では、昇降機構38として
エアーシリンダを用いているが、この他に油圧シリンダ
や電動モータ等を用いてもよいし、また手動により上下
させてもよい。また、インキの供給は、インキ供給ロー
ラやインキ練りローラ等に対し図示しないインキ塗布機
構または人手により行われる。
エアーシリンダを用いているが、この他に油圧シリンダ
や電動モータ等を用いてもよいし、また手動により上下
させてもよい。また、インキの供給は、インキ供給ロー
ラやインキ練りローラ等に対し図示しないインキ塗布機
構または人手により行われる。
【0023】次に、この校正機の動作について説明す
る。まず、作業者により印刷版が版定盤3に載置され、
かつインキ供給手段23、24、25、26のうちの印
刷版の印刷色に対応したインキ供給手段が選択される。
すなわち、使用されないインキ供給手段が昇降機構38
によりキャリッジ2の上方に退避させられる。キャリッ
ジ2が図1の右端側にあるとき、使用されるインキ供給
手段は対応するインキ練り手段と当接し、インキを練っ
て授受する。キャリッジ2が駆動機構により左端側に移
動する際には、まず湿し水供給手段21から印刷版に湿
し水が供給され、次いで使用されるインキ供給手段から
印刷版にインキが供給される。
る。まず、作業者により印刷版が版定盤3に載置され、
かつインキ供給手段23、24、25、26のうちの印
刷版の印刷色に対応したインキ供給手段が選択される。
すなわち、使用されないインキ供給手段が昇降機構38
によりキャリッジ2の上方に退避させられる。キャリッ
ジ2が図1の右端側にあるとき、使用されるインキ供給
手段は対応するインキ練り手段と当接し、インキを練っ
て授受する。キャリッジ2が駆動機構により左端側に移
動する際には、まず湿し水供給手段21から印刷版に湿
し水が供給され、次いで使用されるインキ供給手段から
印刷版にインキが供給される。
【0024】キャリッジ2が左端側に移動すると、湿し
水供給手段21が湿し水補給手段5に当接して湿し水が
補給される。また、作業者が印刷用紙を紙定盤4上に載
置する。そして、キャリッジ2が駆動機構により再度右
端側に移動を開始すると、湿し水供給手段21が水なら
し板6上を転動して湿し水がならされる。一方、選択さ
れたインキ供給手段は再度印刷版にインキを供給する。
そして、ブランケット22が版定盤3を転動して印刷版
からインキを転写し、次いで紙定盤4上を転動して印刷
用紙にインキを再転写する。そして、湿し水供給手段2
1が新たに印刷版に湿し水を供給してキャリッジ2が右
端側へ戻る。なお、印刷された印刷用紙は作業者が手動
で取り除く。
水供給手段21が湿し水補給手段5に当接して湿し水が
補給される。また、作業者が印刷用紙を紙定盤4上に載
置する。そして、キャリッジ2が駆動機構により再度右
端側に移動を開始すると、湿し水供給手段21が水なら
し板6上を転動して湿し水がならされる。一方、選択さ
れたインキ供給手段は再度印刷版にインキを供給する。
そして、ブランケット22が版定盤3を転動して印刷版
からインキを転写し、次いで紙定盤4上を転動して印刷
用紙にインキを再転写する。そして、湿し水供給手段2
1が新たに印刷版に湿し水を供給してキャリッジ2が右
端側へ戻る。なお、印刷された印刷用紙は作業者が手動
で取り除く。
【0025】以上の動作がサイクリックに行われ、所定
の枚数分校正印刷が行われたら、印刷版を交換する。こ
の交換にともない、新たに対応する色のインキ供給手段
が選択される。一方、ブランケット22は同じ画像の校
正印刷であれば洗浄せずにそのまま用いる。なお、ブラ
ンケットをそのまま使用した場合、インキや印刷用紙等
の条件によっては通常の印刷に比べて印刷品質が低下す
るが、検版をする場合には、そこそこの品質しか必要と
しないので問題にはならない。
の枚数分校正印刷が行われたら、印刷版を交換する。こ
の交換にともない、新たに対応する色のインキ供給手段
が選択される。一方、ブランケット22は同じ画像の校
正印刷であれば洗浄せずにそのまま用いる。なお、ブラ
ンケットをそのまま使用した場合、インキや印刷用紙等
の条件によっては通常の印刷に比べて印刷品質が低下す
るが、検版をする場合には、そこそこの品質しか必要と
しないので問題にはならない。
【0026】本実施例では、複数のインキ供給手段2
3、24、25、26を用意しておき、印刷版に対応す
る色に応じて適宜切り替えて使用するようにしているの
で、印刷色の変更ごとにインキを替える必要がない。ま
た、ブランケット22や版定盤3を1つしか設けていな
いので従来の4色機に比べて構造が簡易になり省スペー
ス化できる。また、同じ画像の校正印刷においては、ブ
ランケット22を洗浄しないので、校正印刷に要する時
間が短縮でき、検版作業がすばやく行える。
3、24、25、26を用意しておき、印刷版に対応す
る色に応じて適宜切り替えて使用するようにしているの
で、印刷色の変更ごとにインキを替える必要がない。ま
た、ブランケット22や版定盤3を1つしか設けていな
いので従来の4色機に比べて構造が簡易になり省スペー
ス化できる。また、同じ画像の校正印刷においては、ブ
ランケット22を洗浄しないので、校正印刷に要する時
間が短縮でき、検版作業がすばやく行える。
【0027】なお、この実施例では使用しないインキ供
給手段を昇降機構38により上方に退避させているが、
各インキ供給手段7、8、9、10を版定盤3で印刷版
に接触させるカム板を切り替えて必要なインキ供給手段
のみが印刷版に当接するように構成してもよい。 〔第2実施例〕図4は本発明の第2実施例を採用した校
正機の側断面図である。この校正機は、印刷版が載置さ
れる版定盤51と、版定盤51を往復移動させる版定盤
移動機構52と、印刷版に湿し水を供給する湿し水供給
手段53と、印刷版上に各々Y、M、C、Kの各色イン
キを供給するインキ供給手段54、55、56、57
と、印刷用紙を保持して回転する紙胴58と、印刷版か
らインキを転写して印刷用紙に再転写するブランケット
59と、紙胴58に対して印刷用紙を供給・排出するた
めの給排機構60と、版定盤51に印刷版を供給する印
刷版供給機構61と、版定盤から印刷版を排出する印刷
版排出機構62とを備えている。
給手段を昇降機構38により上方に退避させているが、
各インキ供給手段7、8、9、10を版定盤3で印刷版
に接触させるカム板を切り替えて必要なインキ供給手段
のみが印刷版に当接するように構成してもよい。 〔第2実施例〕図4は本発明の第2実施例を採用した校
正機の側断面図である。この校正機は、印刷版が載置さ
れる版定盤51と、版定盤51を往復移動させる版定盤
移動機構52と、印刷版に湿し水を供給する湿し水供給
手段53と、印刷版上に各々Y、M、C、Kの各色イン
キを供給するインキ供給手段54、55、56、57
と、印刷用紙を保持して回転する紙胴58と、印刷版か
らインキを転写して印刷用紙に再転写するブランケット
59と、紙胴58に対して印刷用紙を供給・排出するた
めの給排機構60と、版定盤51に印刷版を供給する印
刷版供給機構61と、版定盤から印刷版を排出する印刷
版排出機構62とを備えている。
【0028】版定盤51は、後述する版定盤移動機構5
2により、図示しない案内ガイドに沿って図4の左右方
向に往復移動する。また、版定盤51には、印刷版を位
置決めするために出没自在に設けられた位置決めピン
(図示せず)と、印刷版を版定盤51に圧接して固定す
るための固定手段(図示せず)とが設けられている。版
定盤移動機構52は、一対のガイドプーリ63と、ガイ
ドプーリ63間に掛け渡され版定盤51の裏面に一部が
連結されたベルト64と、駆動モータ(図示せず)によ
り回転駆動されてベルト64を駆動させる駆動プーリ6
5とを備えている。また、ベルト64と駆動プーリ65
との接触面積を大きくするために、ベルト64をガイド
する補助プーリ66が設けられている。この版定盤移動
機構52は、駆動プーリ65の回転に従い版定盤51を
往復移動させている。
2により、図示しない案内ガイドに沿って図4の左右方
向に往復移動する。また、版定盤51には、印刷版を位
置決めするために出没自在に設けられた位置決めピン
(図示せず)と、印刷版を版定盤51に圧接して固定す
るための固定手段(図示せず)とが設けられている。版
定盤移動機構52は、一対のガイドプーリ63と、ガイ
ドプーリ63間に掛け渡され版定盤51の裏面に一部が
連結されたベルト64と、駆動モータ(図示せず)によ
り回転駆動されてベルト64を駆動させる駆動プーリ6
5とを備えている。また、ベルト64と駆動プーリ65
との接触面積を大きくするために、ベルト64をガイド
する補助プーリ66が設けられている。この版定盤移動
機構52は、駆動プーリ65の回転に従い版定盤51を
往復移動させている。
【0029】湿し水供給手段53は、湿し水を貯留する
トレー67と、印刷版に接触して湿し水を供給する複数
の湿し水供給ローラ68と、トレー67から湿し水供給
ローラ68に湿し水を供給する複数の渡しローラ69と
を備えている。この湿し水供給手段53は校正機本体に
固設されており、湿し水供給ローラ68は版定盤51が
往復移動される際に印刷版と接触する高さに設けられて
いる。なお、湿し水供給ローラ68は伝達機構(図示せ
ず)により版定盤51の移動と同期して回転するが、他
の駆動モータを設けて版定盤51の移動と同期して駆動
するようにしてもよい。インキ供給手段54、55、5
6、57は、各々Y、M、C、Kの各色のインキタンク
と接続されて各色のインキを吐出するポンプ機構47、
48、49、50と、吐出されたインキを練って印刷版
に供給する複数のインキ供給ローラ71、72、73、
74とを備えている。このようなインキ供給手段につい
ては、例えば、特開昭63−312146号公報に開示
された装置が公知である。これによると各ポンプ機構4
7、48、49、50は、インキを吐出しながらローラ
の軸線方向に移動可能なように構成されており、印刷版
各部の画像濃度に合わせてインキ吐出量を可変して供給
することができる。
トレー67と、印刷版に接触して湿し水を供給する複数
の湿し水供給ローラ68と、トレー67から湿し水供給
ローラ68に湿し水を供給する複数の渡しローラ69と
を備えている。この湿し水供給手段53は校正機本体に
固設されており、湿し水供給ローラ68は版定盤51が
往復移動される際に印刷版と接触する高さに設けられて
いる。なお、湿し水供給ローラ68は伝達機構(図示せ
ず)により版定盤51の移動と同期して回転するが、他
の駆動モータを設けて版定盤51の移動と同期して駆動
するようにしてもよい。インキ供給手段54、55、5
6、57は、各々Y、M、C、Kの各色のインキタンク
と接続されて各色のインキを吐出するポンプ機構47、
48、49、50と、吐出されたインキを練って印刷版
に供給する複数のインキ供給ローラ71、72、73、
74とを備えている。このようなインキ供給手段につい
ては、例えば、特開昭63−312146号公報に開示
された装置が公知である。これによると各ポンプ機構4
7、48、49、50は、インキを吐出しながらローラ
の軸線方向に移動可能なように構成されており、印刷版
各部の画像濃度に合わせてインキ吐出量を可変して供給
することができる。
【0030】図5はインキ供給手段54の構成を示す図
である。インキローラ71は、ポンプ機構47の下側に
設けられ、大径のローラ71A、71B、71C、71
Dと、小径のローラ71E、71F、71Gと、アーム
71H、71Iとを備えている。ポンプ機構47の真下
にあるローラ71A、71F、71Bは回転軸が固定さ
れた固定ローラで、印刷版に当接するローラ71C、7
1Dとその上に設けられたローラ71E、71Gはフリ
ーローラである。また、ローラ71Bの回転軸に対し
て、アーム71H、71Iを介してローラ71C、71
Dが駆動機構(図示せず)により回動する。従って、駆
動機構の駆動によりアーム71H、71Iが昇降し、そ
れにともなってローラ71C、71Dがローラ71Bに
対して上下する。これにより、インキ供給手段54で印
刷版を供給する場合は、図5(A)のようにローラ71
C、71Dを下降させ、印刷版を供給しない場合は、図
5(B)のようにローラ71C、71Dを上昇させる。
なお、その他のインキ供給手段55、56、57も図5
で示したインキローラ手段54と同じ構成をしている。
である。インキローラ71は、ポンプ機構47の下側に
設けられ、大径のローラ71A、71B、71C、71
Dと、小径のローラ71E、71F、71Gと、アーム
71H、71Iとを備えている。ポンプ機構47の真下
にあるローラ71A、71F、71Bは回転軸が固定さ
れた固定ローラで、印刷版に当接するローラ71C、7
1Dとその上に設けられたローラ71E、71Gはフリ
ーローラである。また、ローラ71Bの回転軸に対し
て、アーム71H、71Iを介してローラ71C、71
Dが駆動機構(図示せず)により回動する。従って、駆
動機構の駆動によりアーム71H、71Iが昇降し、そ
れにともなってローラ71C、71Dがローラ71Bに
対して上下する。これにより、インキ供給手段54で印
刷版を供給する場合は、図5(A)のようにローラ71
C、71Dを下降させ、印刷版を供給しない場合は、図
5(B)のようにローラ71C、71Dを上昇させる。
なお、その他のインキ供給手段55、56、57も図5
で示したインキローラ手段54と同じ構成をしている。
【0031】紙胴58は、ギア(図示せず)の係合によ
りブランケット59と同期して回転可能に支持されてお
り、また、紙胴58の周面の一部に一般的な枚葉式印刷
機等で採用されている印刷用紙のくわえ機構、すなわ
ち、胴の一部に印刷用紙の端部を挟持して固定するブレ
ード75を備えている。従って、紙胴58は印刷用紙の
端部をブレード75でくわえた状態で回転する。
りブランケット59と同期して回転可能に支持されてお
り、また、紙胴58の周面の一部に一般的な枚葉式印刷
機等で採用されている印刷用紙のくわえ機構、すなわ
ち、胴の一部に印刷用紙の端部を挟持して固定するブレ
ード75を備えている。従って、紙胴58は印刷用紙の
端部をブレード75でくわえた状態で回転する。
【0032】ブランケット59は、駆動プーリ65に従
属して設けられたギアに係合および非係合可能なギア7
6を介してベルト77により駆動プーリ65に接続され
ている。すなわち、ブランケット59は、ギア76を駆
動プーリ65と係合状態にすれば、版定盤51の往復移
動と同期して回転し、非係合状態にすれば版定盤51と
はフリーな状態になる。一方、ブランケット59には直
接ブランケット59を回転させる駆動モータ78も接続
されている。この駆動モータ78は、ギア76が非係合
状態になったときに、版定盤51とは独立してブランケ
ット59を回転駆動させるためのものである。
属して設けられたギアに係合および非係合可能なギア7
6を介してベルト77により駆動プーリ65に接続され
ている。すなわち、ブランケット59は、ギア76を駆
動プーリ65と係合状態にすれば、版定盤51の往復移
動と同期して回転し、非係合状態にすれば版定盤51と
はフリーな状態になる。一方、ブランケット59には直
接ブランケット59を回転させる駆動モータ78も接続
されている。この駆動モータ78は、ギア76が非係合
状態になったときに、版定盤51とは独立してブランケ
ット59を回転駆動させるためのものである。
【0033】また、ブランケット59は、昇降機構によ
り昇降可能なように駆動モータ78に支持されている。
すなわち、ブランケット59が上方に位置する場合、紙
胴58と圧接し、ギア(図示せず)により同期回転する
ように接続されるとともに、ギア76の係合が解かれて
版定盤51に対してはフリーな状態になる。一方、ブラ
ンケット59が下方に位置する場合、紙胴58とは離間
し、かつギアが係合してブランケット59の回転と版定
盤51の移動とが同期する。
り昇降可能なように駆動モータ78に支持されている。
すなわち、ブランケット59が上方に位置する場合、紙
胴58と圧接し、ギア(図示せず)により同期回転する
ように接続されるとともに、ギア76の係合が解かれて
版定盤51に対してはフリーな状態になる。一方、ブラ
ンケット59が下方に位置する場合、紙胴58とは離間
し、かつギアが係合してブランケット59の回転と版定
盤51の移動とが同期する。
【0034】給排機構60は、印刷用紙を入れておく供
給パレット79と、印刷後の印刷用紙を回収する回収パ
レット80と、供給パレット79内の印刷用紙を吸着し
て取り出す吸着機構81と、この吸着機構81により取
り出された印刷用紙を紙胴58まで搬送するローラ搬送
機構82と、紙胴58から排紙される印刷用紙を受け取
って回収パレット80まで搬送するチェーン搬送機構8
3とを備えている。
給パレット79と、印刷後の印刷用紙を回収する回収パ
レット80と、供給パレット79内の印刷用紙を吸着し
て取り出す吸着機構81と、この吸着機構81により取
り出された印刷用紙を紙胴58まで搬送するローラ搬送
機構82と、紙胴58から排紙される印刷用紙を受け取
って回収パレット80まで搬送するチェーン搬送機構8
3とを備えている。
【0035】供給パレット79は複数の印刷用紙を積載
できる皿形容器であり、上方が開放されている。吸着機
構81は、別途設けた真空ポンプ等に接続された吸盤8
4がエアーシリンダ85により上下動可能に構成された
ものである。また、吸着機構81は駆動機構(図示せ
ず)によりローラ搬送機構82に対して接離可能に往復
移動する。
できる皿形容器であり、上方が開放されている。吸着機
構81は、別途設けた真空ポンプ等に接続された吸盤8
4がエアーシリンダ85により上下動可能に構成された
ものである。また、吸着機構81は駆動機構(図示せ
ず)によりローラ搬送機構82に対して接離可能に往復
移動する。
【0036】ローラ搬送機構82は、複数の搬送ローラ
対86と、この搬送ローラ対86の間に配置され印刷用
紙の搬送をガイドするガイド部材87とを備えている。
この搬送ローラ対86は駆動モータ(図示せず)により
回転駆動されて印刷用紙を紙胴58まで搬送することが
できる。なお、ローラ搬送機構82の途中には、印刷用
紙の先端及び側端位置を揃えるために搬送系路中に出没
自在なストッパ(図示せず)が設けられている。
対86と、この搬送ローラ対86の間に配置され印刷用
紙の搬送をガイドするガイド部材87とを備えている。
この搬送ローラ対86は駆動モータ(図示せず)により
回転駆動されて印刷用紙を紙胴58まで搬送することが
できる。なお、ローラ搬送機構82の途中には、印刷用
紙の先端及び側端位置を揃えるために搬送系路中に出没
自在なストッパ(図示せず)が設けられている。
【0037】チェーン搬送機構83は、枚葉印刷機等に
用いられているチェーンデリバリー機構からなり、印刷
用紙を挟持する挟持手段(図示せず)を設けたチェーン
を紙胴58から回収パレット80に到るまで巻回してあ
る。従って、チェーンを回転させることにより、印刷用
紙を挟持手段で挟持して紙胴58から回収パレット80
まで搬送することができる。
用いられているチェーンデリバリー機構からなり、印刷
用紙を挟持する挟持手段(図示せず)を設けたチェーン
を紙胴58から回収パレット80に到るまで巻回してあ
る。従って、チェーンを回転させることにより、印刷用
紙を挟持手段で挟持して紙胴58から回収パレット80
まで搬送することができる。
【0038】回収パレット80は、上面が開口した皿状
容器からなり、駆動機構(図示せず)により水平方向に
スライド可能で、かつ底部が回動して開放可能なように
構成されている。すなわち、所定の印刷色の印刷が終了
すると、回収パレット80が図4のように供給パレット
79の上部の位置または供給パレット79の上方からは
ずれた位置に選択的に移動する。そして、回収パレット
80の底部が開放して、印刷済みの印刷用紙が下方の供
給パレット79または外部に滑り落ちるように構成され
ている。これにより、重ね刷りを行う場合、再度印刷用
紙を供給パレット79へ戻し、4色分の重ね刷りが終了
した印刷用紙は外部へ排出することができる。
容器からなり、駆動機構(図示せず)により水平方向に
スライド可能で、かつ底部が回動して開放可能なように
構成されている。すなわち、所定の印刷色の印刷が終了
すると、回収パレット80が図4のように供給パレット
79の上部の位置または供給パレット79の上方からは
ずれた位置に選択的に移動する。そして、回収パレット
80の底部が開放して、印刷済みの印刷用紙が下方の供
給パレット79または外部に滑り落ちるように構成され
ている。これにより、重ね刷りを行う場合、再度印刷用
紙を供給パレット79へ戻し、4色分の重ね刷りが終了
した印刷用紙は外部へ排出することができる。
【0039】印刷版供給機構61は、印刷版が載置され
る載置台88と、載置台88と版定盤51との間で印刷
版を搬送する搬送機構89とを備えている。載置台88
は省スペースとなるように傾斜して配置されており、位
置決めピン90により印刷版を位置決めして載置でき
る。搬送機構89は、別途設けられた真空ポンプに接続
された吸盤91がエアーシリンダ(図示せず)により上
下動可能な状態で、ベルト搬送機構92により載置台8
8と版定盤51との間を往復移動可能なように構成され
ている。
る載置台88と、載置台88と版定盤51との間で印刷
版を搬送する搬送機構89とを備えている。載置台88
は省スペースとなるように傾斜して配置されており、位
置決めピン90により印刷版を位置決めして載置でき
る。搬送機構89は、別途設けられた真空ポンプに接続
された吸盤91がエアーシリンダ(図示せず)により上
下動可能な状態で、ベルト搬送機構92により載置台8
8と版定盤51との間を往復移動可能なように構成され
ている。
【0040】本実施例では載置台88を傾斜して設けて
いるが、水平状態に設置してもよい。例えば、この校正
機を焼付装置等とコンベア等で接続して用いる場合は、
載置台88を水平状態にしてコンベアから直接印刷版が
搬送されてくるようにし、搬送されてくる印刷版を位置
決めピン90に当てて印刷版端部を基準にして位置決め
するようにすれば人手を介さずに自動処理ができる。
いるが、水平状態に設置してもよい。例えば、この校正
機を焼付装置等とコンベア等で接続して用いる場合は、
載置台88を水平状態にしてコンベアから直接印刷版が
搬送されてくるようにし、搬送されてくる印刷版を位置
決めピン90に当てて印刷版端部を基準にして位置決め
するようにすれば人手を介さずに自動処理ができる。
【0041】印刷版排出機構62は、印刷済みの印刷版
を版定盤51から排出するためのものであって、別途設
けられた真空ポンプに接続された吸盤93がエアーシリ
ンダ(図示せず)により上下動可能な状態で、ガイド9
4に沿って版定盤51と版洗浄装置95との間を往復移
動可能なように構成されている。なお、版洗浄装置95
は、印刷版を搬送しながら洗浄液を塗布し、かつ清掃ロ
ーラにより印刷版に付着したインキを洗い落とす装置で
あり、一般的に市販されているものを接続して用いるこ
とができる。
を版定盤51から排出するためのものであって、別途設
けられた真空ポンプに接続された吸盤93がエアーシリ
ンダ(図示せず)により上下動可能な状態で、ガイド9
4に沿って版定盤51と版洗浄装置95との間を往復移
動可能なように構成されている。なお、版洗浄装置95
は、印刷版を搬送しながら洗浄液を塗布し、かつ清掃ロ
ーラにより印刷版に付着したインキを洗い落とす装置で
あり、一般的に市販されているものを接続して用いるこ
とができる。
【0042】また、印刷版が搬送機構89によって載置
台88から版定盤51まで搬送される経路中に、印刷版
の裏面に形成されたバーコードを読み取るセンサ96が
設けられている。このバーコードは印刷版焼付工程にお
いて印刷版の裏面にインキジェット印刷またはシール貼
り付け等によって形成されているものであって、印刷版
の画像の種類や印刷色等の情報を記録したものである。
従って、校正機を焼付装置等とコンベアにより接続して
連続的な自動運転を行う場合、このセンサにより印刷版
の印刷色等の情報を読み取り、インキを供給すべき印刷
版の印刷色の情報に基づいて、対応する色のインキ供給
手段54、55、56、57の駆動機構を駆動させてイ
ンキを印刷版に供給する。これにより、印刷版に対応す
る色のインキ供給手段で確実にインキを供給できる。
台88から版定盤51まで搬送される経路中に、印刷版
の裏面に形成されたバーコードを読み取るセンサ96が
設けられている。このバーコードは印刷版焼付工程にお
いて印刷版の裏面にインキジェット印刷またはシール貼
り付け等によって形成されているものであって、印刷版
の画像の種類や印刷色等の情報を記録したものである。
従って、校正機を焼付装置等とコンベアにより接続して
連続的な自動運転を行う場合、このセンサにより印刷版
の印刷色等の情報を読み取り、インキを供給すべき印刷
版の印刷色の情報に基づいて、対応する色のインキ供給
手段54、55、56、57の駆動機構を駆動させてイ
ンキを印刷版に供給する。これにより、印刷版に対応す
る色のインキ供給手段で確実にインキを供給できる。
【0043】なお、上述した各部を制御するマイクロコ
ンピュータや記憶手段等よりなる制御装置と、作業者が
種々の操作を行うための操作装置および表示装置とが設
けられている。続いて、校正機の動作について図6のフ
ローチャートを用いて説明する。ステップS1では、ま
ず各部の初期設定や原点復帰等が行われる。次に、ステ
ップS2では、載置台88に載置された印刷版が搬送機
構89により版定盤51上に載置される。すなわち、吸
盤91が、載置台88に載置された印刷版の先端側、つ
まり位置決めピン90により位置決めされている側に降
下して吸着保持し、次いで吸盤91が上昇して印刷版の
先端側を持ち上げた状態で図4の右端側に位置決めされ
た版定盤51へ移動する。版定盤51では出没可能な位
置決めピンを突出させておき、これに対し印刷版を降下
させて位置決めする。位置決めが終われば吸盤91の吸
着を解除して元の位置に戻す。そして、版定盤51に設
けられた固定手段により印刷版を版定盤51に固定する
とともに、位置決めピンを退避させる。なお、印刷版の
搬送時に、印刷版の裏面にバーコードが形成されている
場合は、センサ96によりこれを読み取って印刷版の印
刷色および画像の種類を判定する。このとき、先に印刷
した画像と異なる画像の印刷版が供給されてきて、先に
印刷した印刷用紙がまだ供給カセット79内に残ってい
る場合はエラー警報を出して作業者に注意を促すことが
できる。
ンピュータや記憶手段等よりなる制御装置と、作業者が
種々の操作を行うための操作装置および表示装置とが設
けられている。続いて、校正機の動作について図6のフ
ローチャートを用いて説明する。ステップS1では、ま
ず各部の初期設定や原点復帰等が行われる。次に、ステ
ップS2では、載置台88に載置された印刷版が搬送機
構89により版定盤51上に載置される。すなわち、吸
盤91が、載置台88に載置された印刷版の先端側、つ
まり位置決めピン90により位置決めされている側に降
下して吸着保持し、次いで吸盤91が上昇して印刷版の
先端側を持ち上げた状態で図4の右端側に位置決めされ
た版定盤51へ移動する。版定盤51では出没可能な位
置決めピンを突出させておき、これに対し印刷版を降下
させて位置決めする。位置決めが終われば吸盤91の吸
着を解除して元の位置に戻す。そして、版定盤51に設
けられた固定手段により印刷版を版定盤51に固定する
とともに、位置決めピンを退避させる。なお、印刷版の
搬送時に、印刷版の裏面にバーコードが形成されている
場合は、センサ96によりこれを読み取って印刷版の印
刷色および画像の種類を判定する。このとき、先に印刷
した画像と異なる画像の印刷版が供給されてきて、先に
印刷した印刷用紙がまだ供給カセット79内に残ってい
る場合はエラー警報を出して作業者に注意を促すことが
できる。
【0044】次に、ステップS3では、インキ供給手段
54、55、56、57のうちの使用すべきインキ供給
手段が選択される。すなわち、センサ96で印刷色が判
定された場合、当該色のインキ供給手段以外が昇降機構
により上方に退避される。またバーコードがない場合
は、作業者が印刷色を入力により指示する。インキ供給
手段54、55、56、57のうち選択された1つは、
予め定められた手順により所定量のインキを練って、供
給前の準備を行う。なお、インキ量は予め前工程で求め
ておいた印刷版の画像面積率から決定するのが好まし
い。
54、55、56、57のうちの使用すべきインキ供給
手段が選択される。すなわち、センサ96で印刷色が判
定された場合、当該色のインキ供給手段以外が昇降機構
により上方に退避される。またバーコードがない場合
は、作業者が印刷色を入力により指示する。インキ供給
手段54、55、56、57のうち選択された1つは、
予め定められた手順により所定量のインキを練って、供
給前の準備を行う。なお、インキ量は予め前工程で求め
ておいた印刷版の画像面積率から決定するのが好まし
い。
【0045】次に、版定盤51が版定盤駆動機構52に
より図4の右側から左側へ移動開始する。すなわち、ス
テップS4では湿し水供給手段53により印刷版に湿し
水が供給される。続いてステップS5ではインキ供給手
段54、55、56、57のうちの選択された1つによ
り印刷版に対応する印刷色のインキが供給される。ステ
ップS6では、予め版定盤51と同期して回転するよう
に設定されていたブランケット59が印刷版を転動して
インキが転写される。すなわち、ブランケット59は昇
降機構により版定盤51と同期して回転する位置に降下
している。従って、この位置ではブランケット59は紙
胴58と接触していない。
より図4の右側から左側へ移動開始する。すなわち、ス
テップS4では湿し水供給手段53により印刷版に湿し
水が供給される。続いてステップS5ではインキ供給手
段54、55、56、57のうちの選択された1つによ
り印刷版に対応する印刷色のインキが供給される。ステ
ップS6では、予め版定盤51と同期して回転するよう
に設定されていたブランケット59が印刷版を転動して
インキが転写される。すなわち、ブランケット59は昇
降機構により版定盤51と同期して回転する位置に降下
している。従って、この位置ではブランケット59は紙
胴58と接触していない。
【0046】ステップS7では給排機構60により印刷
用紙が供給パレットから紙胴58に供給される。まず、
吸着機構81は、エアーシリンダ85により吸盤84を
降下させて供給パレット79内の印刷用紙に当接させ、
次いで真空ポンプを働かせて印刷用紙を吸盤84で吸着
し、吸盤84を上昇させる。この上昇位置は、吸着した
印刷用紙がローラ搬送機構82の入口と略同じ高さにな
る位置に設定されている。そして、吸着機構81をロー
ラ搬送機構82側に移動させて印刷用紙をローラ搬送機
構82の入口に挿入する。ローラ搬送機構82に印刷用
紙がくわえ込まれたことを所定のセンサ等で検知すれば
吸盤84の吸着を解除し、吸着機構81を元に戻す。ス
トッパにより印刷用紙の先端及び側端を位置決めした
後、ローラ搬送機構82によって印刷用紙が紙胴58の
開放されたブレード75に挿入されると、ブレード75
が閉じて印刷用紙をくわえる。なお、ステップS7は、
ステップS2〜S6の動作とは無関係なのでステップS
6以前に平行して行われていてもよい。
用紙が供給パレットから紙胴58に供給される。まず、
吸着機構81は、エアーシリンダ85により吸盤84を
降下させて供給パレット79内の印刷用紙に当接させ、
次いで真空ポンプを働かせて印刷用紙を吸盤84で吸着
し、吸盤84を上昇させる。この上昇位置は、吸着した
印刷用紙がローラ搬送機構82の入口と略同じ高さにな
る位置に設定されている。そして、吸着機構81をロー
ラ搬送機構82側に移動させて印刷用紙をローラ搬送機
構82の入口に挿入する。ローラ搬送機構82に印刷用
紙がくわえ込まれたことを所定のセンサ等で検知すれば
吸盤84の吸着を解除し、吸着機構81を元に戻す。ス
トッパにより印刷用紙の先端及び側端を位置決めした
後、ローラ搬送機構82によって印刷用紙が紙胴58の
開放されたブレード75に挿入されると、ブレード75
が閉じて印刷用紙をくわえる。なお、ステップS7は、
ステップS2〜S6の動作とは無関係なのでステップS
6以前に平行して行われていてもよい。
【0047】ステップS8では印刷用紙上に校正印刷が
行われる。まず、ブランケット59が昇降機構により上
昇して紙胴58に接触するとともに、版定盤51との同
期が解除される。そして、駆動モータ78でブランケッ
ト59を回転させるとともに、同期して紙胴58を回転
させて圧接し、印刷用紙にブランケット上のインキが再
転写される。
行われる。まず、ブランケット59が昇降機構により上
昇して紙胴58に接触するとともに、版定盤51との同
期が解除される。そして、駆動モータ78でブランケッ
ト59を回転させるとともに、同期して紙胴58を回転
させて圧接し、印刷用紙にブランケット上のインキが再
転写される。
【0048】ステップS9では印刷済みの印刷用紙が紙
胴58から排紙され、回収パレット80に回収される。
この場合は、まず、ブランケット59が紙胴58から離
間される。そして、紙胴58が回転して、ブレード75
が予め定められた所定の位置で開放するとともに、同位
置でチェーン搬送機構83に設けられた挟持手段がブレ
ード75に代わって印刷用紙を挟持する。これにより、
印刷用紙が紙胴58からチェーン搬送機構83に移動す
る。そして、チェーンを回転させることにより挟持手段
を移動させ、印刷用紙を回収パレット80上に搬送す
る。そして、挟持手段が開放すると印刷用紙が回収パレ
ット80上に落下する。
胴58から排紙され、回収パレット80に回収される。
この場合は、まず、ブランケット59が紙胴58から離
間される。そして、紙胴58が回転して、ブレード75
が予め定められた所定の位置で開放するとともに、同位
置でチェーン搬送機構83に設けられた挟持手段がブレ
ード75に代わって印刷用紙を挟持する。これにより、
印刷用紙が紙胴58からチェーン搬送機構83に移動す
る。そして、チェーンを回転させることにより挟持手段
を移動させ、印刷用紙を回収パレット80上に搬送す
る。そして、挟持手段が開放すると印刷用紙が回収パレ
ット80上に落下する。
【0049】次のステップS10では、作業者が予め設
定した印刷枚数に達したか否かを判定し、所定の枚数に
達していなければ、ステップS4に戻って再度校正印刷
を行う。ステップS10で所定の印刷枚数に達していれ
ば次のステップS11へ進む。ステップS11では印刷
版を版定盤51から排出する。この場合は、まず、図4
の左側端に版定盤51が位置した状態で吸盤93を下降
させ、印刷版の先端部を吸着保持する。そして、吸盤9
3を上昇させ、ガイド94に沿って版洗浄装置95側に
移動して印刷版を搬送する。印刷版が版洗浄装置95入
口部のコンベアに達した状態で吸盤93の吸着を解除し
て印刷版を落下させる。版洗浄装置95はコンベアに印
刷版が置かれたのをセンサ等で検知して印刷版を装置内
へ搬送し洗浄する。
定した印刷枚数に達したか否かを判定し、所定の枚数に
達していなければ、ステップS4に戻って再度校正印刷
を行う。ステップS10で所定の印刷枚数に達していれ
ば次のステップS11へ進む。ステップS11では印刷
版を版定盤51から排出する。この場合は、まず、図4
の左側端に版定盤51が位置した状態で吸盤93を下降
させ、印刷版の先端部を吸着保持する。そして、吸盤9
3を上昇させ、ガイド94に沿って版洗浄装置95側に
移動して印刷版を搬送する。印刷版が版洗浄装置95入
口部のコンベアに達した状態で吸盤93の吸着を解除し
て印刷版を落下させる。版洗浄装置95はコンベアに印
刷版が置かれたのをセンサ等で検知して印刷版を装置内
へ搬送し洗浄する。
【0050】次のステップS12では、同画像が4色分
重ね刷りされたか否かを判断する。すなわち、同じ画像
の印刷版がY、M、C、Kの4色分連続して重ね刷りさ
れたか否かを判断する。この校正機は、センサ96によ
り得られた、もしくは作業者により入力された印刷版の
画像の種類および印刷色を制御装置の記憶手段に記憶す
る。この記憶結果より、同じ画像の4色分が印刷された
か否かをチェックする。従って、ステップS2のように
重ね刷りの途中で異なる画像の印刷版が供給されると、
エラーにより重ね刷りが停止される。このステップS1
2において同じ画像の印刷が4色分完了していなけれ
ば、カラー校正印刷は完成していないのでステップS1
6を介してステップS2へ戻る。ステップS16では、
回収パレット80の底部が開いて印刷済みの印刷用紙が
再度供給パレット79に落下される。そして、ステップ
S2へ戻って次の色の印刷版による重ね刷りを行う。
重ね刷りされたか否かを判断する。すなわち、同じ画像
の印刷版がY、M、C、Kの4色分連続して重ね刷りさ
れたか否かを判断する。この校正機は、センサ96によ
り得られた、もしくは作業者により入力された印刷版の
画像の種類および印刷色を制御装置の記憶手段に記憶す
る。この記憶結果より、同じ画像の4色分が印刷された
か否かをチェックする。従って、ステップS2のように
重ね刷りの途中で異なる画像の印刷版が供給されると、
エラーにより重ね刷りが停止される。このステップS1
2において同じ画像の印刷が4色分完了していなけれ
ば、カラー校正印刷は完成していないのでステップS1
6を介してステップS2へ戻る。ステップS16では、
回収パレット80の底部が開いて印刷済みの印刷用紙が
再度供給パレット79に落下される。そして、ステップ
S2へ戻って次の色の印刷版による重ね刷りを行う。
【0051】ステップS12で4色分の重ね刷りが完了
したと判断されると、次のステップS13へ進む。ステ
ップS13ではブランケット59の洗浄が洗浄装置(図
示せず)に指令される。この洗浄装置は一般的なブラン
ケット自動洗浄装置であるが、洗浄装置を用いなくても
作業者が指令に基づき手作業により洗浄してもよい。こ
のブランケット自動洗浄装置は種々のものが実用化され
ており、例えば、洗浄液を塗布しつつ布ロールを接触さ
せて拭き取るタイプのものが公知である。
したと判断されると、次のステップS13へ進む。ステ
ップS13ではブランケット59の洗浄が洗浄装置(図
示せず)に指令される。この洗浄装置は一般的なブラン
ケット自動洗浄装置であるが、洗浄装置を用いなくても
作業者が指令に基づき手作業により洗浄してもよい。こ
のブランケット自動洗浄装置は種々のものが実用化され
ており、例えば、洗浄液を塗布しつつ布ロールを接触さ
せて拭き取るタイプのものが公知である。
【0052】ステップS14では、回収パレット80か
らの印刷用紙の取り出しを行う。すなわち、回収パレッ
ト80を供給パレット79の上方から退避した位置にス
ライドさせ、パレット底部を開放して印刷用紙を外部に
落下させる。なお、作業者が印刷完了の表示に従って手
作業により取り出してもよい。ステップS15では、一
連の作業が終了したか否かを判断する。すなわち、作業
者が作業の終了を指令していれば、各インキ供給手段5
4、55、56、57を各々自動洗浄してから機械が停
止する。作業の終了が指令されていなければステップS
1へ戻る。
らの印刷用紙の取り出しを行う。すなわち、回収パレッ
ト80を供給パレット79の上方から退避した位置にス
ライドさせ、パレット底部を開放して印刷用紙を外部に
落下させる。なお、作業者が印刷完了の表示に従って手
作業により取り出してもよい。ステップS15では、一
連の作業が終了したか否かを判断する。すなわち、作業
者が作業の終了を指令していれば、各インキ供給手段5
4、55、56、57を各々自動洗浄してから機械が停
止する。作業の終了が指令されていなければステップS
1へ戻る。
【0053】なお、インキ供給手段の自動洗浄として
は、一般的なインキローラの洗浄装置、例えば、洗浄液
を塗布しながらゴムブレード等で洗浄したインキを掻き
取るタイプの洗浄装置が公知であるが、本実施例では図
示は省略してある。 〔他の実施例〕 (1)上述した第1および第2実施例では、4色印刷の
場合について説明しているが、5色以上の色を用いる場
合にもインキ供給手段を追加することにより実施するこ
とができる。 (2)上述した第1実施例では印刷版及び印刷用紙を手
作業により供給・排出しているが、自動的に行ってもよ
い。 (3)上述した第2実施例では、版定盤のみを往復走行
させるようにして印刷用紙は紙胴に保持するようにした
が、紙胴の代わりに紙定盤を設け、この紙定盤を版定盤
と共に往復走行させるようにしてもよい。
は、一般的なインキローラの洗浄装置、例えば、洗浄液
を塗布しながらゴムブレード等で洗浄したインキを掻き
取るタイプの洗浄装置が公知であるが、本実施例では図
示は省略してある。 〔他の実施例〕 (1)上述した第1および第2実施例では、4色印刷の
場合について説明しているが、5色以上の色を用いる場
合にもインキ供給手段を追加することにより実施するこ
とができる。 (2)上述した第1実施例では印刷版及び印刷用紙を手
作業により供給・排出しているが、自動的に行ってもよ
い。 (3)上述した第2実施例では、版定盤のみを往復走行
させるようにして印刷用紙は紙胴に保持するようにした
が、紙胴の代わりに紙定盤を設け、この紙定盤を版定盤
と共に往復走行させるようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
校正印刷方法によれば、同一ブランケットを洗浄または
交換せずに、同じ画像の異なる印刷色の印刷版を順次交
換して単色印刷を行っているので、校正機による検版作
業の時間が短縮化でき、また、先の校正印刷の際に用い
たインキがブランケット上に残るので、従来の4色機を
用いた場合に比べて、バックトラッピングをある程度防
止でき、よい品質の校正印刷を行うことができる。
校正印刷方法によれば、同一ブランケットを洗浄または
交換せずに、同じ画像の異なる印刷色の印刷版を順次交
換して単色印刷を行っているので、校正機による検版作
業の時間が短縮化でき、また、先の校正印刷の際に用い
たインキがブランケット上に残るので、従来の4色機を
用いた場合に比べて、バックトラッピングをある程度防
止でき、よい品質の校正印刷を行うことができる。
【0055】請求項2に記載の校正機によれば、4つ以
上あるインキ供給手段を切り換えて多色刷りの校正印刷
を行っているので、インキ供給手段を洗浄する必要もな
く短時間で校正印刷が行える。また、ブランケットや版
定盤を1つしか設けていないので、従来の4色機に比べ
て構造が簡易になり、校正機を小型化できるという効果
がある。
上あるインキ供給手段を切り換えて多色刷りの校正印刷
を行っているので、インキ供給手段を洗浄する必要もな
く短時間で校正印刷が行える。また、ブランケットや版
定盤を1つしか設けていないので、従来の4色機に比べ
て構造が簡易になり、校正機を小型化できるという効果
がある。
【0056】請求項3に記載の校正機によれば、版定盤
を版定盤駆動手段により移動させているので、版定盤に
載置された印刷版に湿し水等を供給する場合に湿し水供
給手段等を移動させるスペースが不要になるので、校正
機をさらに小型化できるという効果がある。請求項4に
記載の校正機によれば、インキを供給する前の印刷版か
ら印刷色の情報を検知して、その情報に基づいてインキ
供給手段を切り換えているので、印刷版に対応する色の
インキ供給手段で確実にインキを供給することができ
る。
を版定盤駆動手段により移動させているので、版定盤に
載置された印刷版に湿し水等を供給する場合に湿し水供
給手段等を移動させるスペースが不要になるので、校正
機をさらに小型化できるという効果がある。請求項4に
記載の校正機によれば、インキを供給する前の印刷版か
ら印刷色の情報を検知して、その情報に基づいてインキ
供給手段を切り換えているので、印刷版に対応する色の
インキ供給手段で確実にインキを供給することができ
る。
【図1】第1実施例に係る校正機の側断面図
【図2】前記校正機の拡大部分図。
【図3】同校正機のインキ供給手段の昇降を説明する図
【図4】第2実施例に係る別の校正機の側断面図
【図5】同校正機のインキ供給手段の昇降を説明する図
【図6】同校正機の動作を示すフローチャート
2 キャリッジ 3 版定盤 4 紙定盤 5 湿し水補給手段 7、8、9、10 インキ練り手段 21 湿し水供給手段 22 ブランケット 23、24、25、26 インキ供給手段 38 昇降機構 51 版定盤 52 版定盤移動機構 53 湿し水供給手段 54、55、56、57 インキ供給手段 58 紙胴 59 ブランケット 60 給排機構 96 センサ
Claims (4)
- 【請求項1】オフセット印刷を用いた校正印刷方法であ
って、 同じ画像の異なる印刷色の印刷版を順次交換して単色印
刷を連続して行う際に、ブランケットを洗浄または交換
せずに同一のブランケットを用いて連続して印刷するこ
とを特徴とする校正印刷方法。 - 【請求項2】オフセット印刷を用いた校正機であって、 印刷版を載置する1つの版定盤と、 前記版定盤に載置された印刷版に湿し水を供給する湿し
水供給手段と、 前記版定盤に載置された印刷版にインキを供給する4つ
以上のインキ供給手段と、 印刷版にインキを供給する場合としない場合とに前記イ
ンキ供給手段を切り換える切換手段と、 印刷版からインキを転写する1つのブランケットと、 前記ブランケットに転写されたインキが再転写される印
刷用紙を保持する印刷用紙保持手段と、 前記湿し水供給手段、前記インキ供給手段、前記ブラン
ケットと前記版定盤とを相対的に移動させる駆動手段
と、を備えたことを特徴とする校正機。 - 【請求項3】請求項2に記載の校正機であって、 前記駆動手段は、前記版定盤を移動させる版定盤駆動手
段であることを特徴とする校正機。 - 【請求項4】請求項2乃至3に記載の校正機であって、 インキを供給する前の印刷版から印刷版の印刷色の情報
を検知する検知手段をさらに備え、 前記検知手段で検知した印刷色の情報に基づいて前記切
換手段により前記インキ供給手段を切り換えることを特
徴とする校正機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29130494A JPH08142301A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 校正印刷方法および校正機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29130494A JPH08142301A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 校正印刷方法および校正機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08142301A true JPH08142301A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17767166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29130494A Pending JPH08142301A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 校正印刷方法および校正機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08142301A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001010193A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 孔版印刷方法及び孔版印刷装置 |
| JP2002292828A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Sakata Corp | オフセット印刷装置および方法ならびにそれらに使用するオフセット印刷用インキ組成物 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29130494A patent/JPH08142301A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001010193A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 孔版印刷方法及び孔版印刷装置 |
| JP2002292828A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Sakata Corp | オフセット印刷装置および方法ならびにそれらに使用するオフセット印刷用インキ組成物 |
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