JPH0814306A - 減衰力可変型液圧緩衝器 - Google Patents
減衰力可変型液圧緩衝器Info
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- JPH0814306A JPH0814306A JP14606294A JP14606294A JPH0814306A JP H0814306 A JPH0814306 A JP H0814306A JP 14606294 A JP14606294 A JP 14606294A JP 14606294 A JP14606294 A JP 14606294A JP H0814306 A JPH0814306 A JP H0814306A
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- Japan
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- disc valve
- damping force
- variable
- valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 減衰力の可変ストローク領域における車両の
制振性の向上と、減衰力の非可変ストローク領域におけ
る車両の乗り心地と操縦安定性の要求とを共に満足させ
ることができる減衰力可変型液圧緩衝器の提供。 【構成】 減衰バルブが1段目ディスクバルブ7と2段
目ディスクバルブ8とで構成され、両ディスクバルブ
7,8相互間内周部には隙間Dを形成するワッシャ4c
が介装され、1段目ディスクバルブ7には1段目ディス
クバルブ7と2段目ディスクバルブ8との間の隙間Dを
経由して上部室Aと下部室B間を連通するコンスタント
オリフィス7aが形成され、1段目ディスクバルブ7と
2段目ディスクバルブ8の相対変位により両ディスクバ
ルブ7,8間にコンスタントオリフィス7aと下部室B
との間の流路断面積を可変する可変絞り部Uが形成さ
れ、減衰力可変スプリング12の反力を2段目ディスク
バルブ8に作用させた。
制振性の向上と、減衰力の非可変ストローク領域におけ
る車両の乗り心地と操縦安定性の要求とを共に満足させ
ることができる減衰力可変型液圧緩衝器の提供。 【構成】 減衰バルブが1段目ディスクバルブ7と2段
目ディスクバルブ8とで構成され、両ディスクバルブ
7,8相互間内周部には隙間Dを形成するワッシャ4c
が介装され、1段目ディスクバルブ7には1段目ディス
クバルブ7と2段目ディスクバルブ8との間の隙間Dを
経由して上部室Aと下部室B間を連通するコンスタント
オリフィス7aが形成され、1段目ディスクバルブ7と
2段目ディスクバルブ8の相対変位により両ディスクバ
ルブ7,8間にコンスタントオリフィス7aと下部室B
との間の流路断面積を可変する可変絞り部Uが形成さ
れ、減衰力可変スプリング12の反力を2段目ディスク
バルブ8に作用させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストローク位置によっ
て減衰力を変化させるタイプの減衰力可変型液圧緩衝器
に関する。
て減衰力を変化させるタイプの減衰力可変型液圧緩衝器
に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のようなタイプの減衰力可変型液圧
緩衝器としては、例えば、特開昭61−88034号公
報に記載されているようなものが知られている。
緩衝器としては、例えば、特開昭61−88034号公
報に記載されているようなものが知られている。
【0003】この従来の減衰力可変型液圧緩衝器は、ピ
ストンの底面側に設けた伸側ディスクバルブに対し、所
定のストローク領域からスプリングの反力を作用させる
構成とすることによって、ピストン速度が一定の状態に
おいて、液圧緩衝器の伸行程初期(減衰力の可変ストロ
ーク領域)ではストローク位置によって変化するスプリ
ングの反力に応じて減衰力を変化させると共に、途中か
ら液圧緩衝器の伸び切り状態まで(減衰力の非可変スト
ローク領域)は、減衰力が一定に保たれるようにしたも
のであった。
ストンの底面側に設けた伸側ディスクバルブに対し、所
定のストローク領域からスプリングの反力を作用させる
構成とすることによって、ピストン速度が一定の状態に
おいて、液圧緩衝器の伸行程初期(減衰力の可変ストロ
ーク領域)ではストローク位置によって変化するスプリ
ングの反力に応じて減衰力を変化させると共に、途中か
ら液圧緩衝器の伸び切り状態まで(減衰力の非可変スト
ローク領域)は、減衰力が一定に保たれるようにしたも
のであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液圧緩衝器にあっては、スプリングの反力を
受ける伸側ディスクバルブが1段のみであったため、図
33に示すような特性となり、このため、乗り心地を重
視して非可変ストローク領域における減衰力を低く設定
すると、減衰力の可変ストローク領域においては、十分
な制振性を得るための高い減衰力を発生させることがで
きなくなるし、同様に非可変ストローク領域では、操縦
安定性に効果のある中・高ピストン速度域において高い
減衰力を発生させることができないという問題点があ
る。なお、制振性を重視して非可変ストローク領域にお
ける減衰力を高く設定すると、減衰力の非可変ストロー
ク領域および可変ストローク領域において、共に乗り心
地を悪化させることになる。
うな従来の液圧緩衝器にあっては、スプリングの反力を
受ける伸側ディスクバルブが1段のみであったため、図
33に示すような特性となり、このため、乗り心地を重
視して非可変ストローク領域における減衰力を低く設定
すると、減衰力の可変ストローク領域においては、十分
な制振性を得るための高い減衰力を発生させることがで
きなくなるし、同様に非可変ストローク領域では、操縦
安定性に効果のある中・高ピストン速度域において高い
減衰力を発生させることができないという問題点があ
る。なお、制振性を重視して非可変ストローク領域にお
ける減衰力を高く設定すると、減衰力の非可変ストロー
ク領域および可変ストローク領域において、共に乗り心
地を悪化させることになる。
【0005】また、以上の問題点を解決すべく、伸側デ
ィスクバルブをバイパスするコンスタントオリフィスを
並設すると、図34の特性図に示すように、低ピストン
速度域において減衰力を可変することができなくなると
いう別の問題が生じる。
ィスクバルブをバイパスするコンスタントオリフィスを
並設すると、図34の特性図に示すように、低ピストン
速度域において減衰力を可変することができなくなると
いう別の問題が生じる。
【0006】本発明は、上述のような従来の問題点に着
目して成されたもので、減衰力の非可変ストローク領域
においては、車両の乗り心地に影響を及ぼす低ピストン
速度域での減衰力を十分に低くかつ操縦安定性に影響の
ある高ピストン速度域での減衰力を十分に高く設定しつ
つ、減衰力の可変ストローク領域においては、制振性に
影響を及ぼす低ピストン速度域からピストン速度全域に
わたって減衰力を可変することができる減衰力可変型液
圧緩衝器を提供することを目的とする。
目して成されたもので、減衰力の非可変ストローク領域
においては、車両の乗り心地に影響を及ぼす低ピストン
速度域での減衰力を十分に低くかつ操縦安定性に影響の
ある高ピストン速度域での減衰力を十分に高く設定しつ
つ、減衰力の可変ストローク領域においては、制振性に
影響を及ぼす低ピストン速度域からピストン速度全域に
わたって減衰力を可変することができる減衰力可変型液
圧緩衝器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために、本発明請求項1記載の減衰力可変型液圧緩
衝器では、シリンダ内を2室に画成して摺動するピスト
ンに設けられ、2室間を連通する連通路の流体流通を制
限的に許容することで減衰力を発生させるディスクバル
ブと、所定のストローク領域からストローク位置に応じ
た反力をディスクバルブに作用させることで発生減衰力
を変化させる減衰力可変スプリングとを備え、前記ピス
トンの端面には、ディスクバルブが当接することで連通
路を閉じるシート面が形成され、前記ディスクバルブの
少なくとも一部に前記減衰力可変スプリングの反力非作
用時においては2室間を連通するバイパス流路が形成さ
れると共に、減衰力可変スプリングの反力作用によるデ
ィスクバルブの変位に基づいてバイパス流路の断面積を
絞る可変絞り部が形成されている手段とした。
するために、本発明請求項1記載の減衰力可変型液圧緩
衝器では、シリンダ内を2室に画成して摺動するピスト
ンに設けられ、2室間を連通する連通路の流体流通を制
限的に許容することで減衰力を発生させるディスクバル
ブと、所定のストローク領域からストローク位置に応じ
た反力をディスクバルブに作用させることで発生減衰力
を変化させる減衰力可変スプリングとを備え、前記ピス
トンの端面には、ディスクバルブが当接することで連通
路を閉じるシート面が形成され、前記ディスクバルブの
少なくとも一部に前記減衰力可変スプリングの反力非作
用時においては2室間を連通するバイパス流路が形成さ
れると共に、減衰力可変スプリングの反力作用によるデ
ィスクバルブの変位に基づいてバイパス流路の断面積を
絞る可変絞り部が形成されている手段とした。
【0008】請求項2記載の減衰力可変型液圧緩衝器で
は、請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝器において、
前記ディスクバルブがシート面に当接する1段目ディス
クバルブと減衰力可変スプリングの反力が作用する2段
目ディスクバルブとで構成され、両ディスクバルブ相互
間の内周部には両ディスクバルブのたわみ支点を決定す
ると共に所定量のたわみを許容する隙間を形成するワッ
シャが介装され、前記1段目ディスクバルブには該1段
目ディスクバルブと2段目ディスクバルブとの間の隙間
を経由して2室間を連通する開口部が形成されていて、
この開口部と前記隙間とでバイパス流路が形成され、前
記1段目ディスクバルブと2段目ディスクバルブとの間
に2段目ディスクバルブの変位に基づいてバイパス流路
の断面積を絞る可変絞り部が形成されている手段とし
た。
は、請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝器において、
前記ディスクバルブがシート面に当接する1段目ディス
クバルブと減衰力可変スプリングの反力が作用する2段
目ディスクバルブとで構成され、両ディスクバルブ相互
間の内周部には両ディスクバルブのたわみ支点を決定す
ると共に所定量のたわみを許容する隙間を形成するワッ
シャが介装され、前記1段目ディスクバルブには該1段
目ディスクバルブと2段目ディスクバルブとの間の隙間
を経由して2室間を連通する開口部が形成されていて、
この開口部と前記隙間とでバイパス流路が形成され、前
記1段目ディスクバルブと2段目ディスクバルブとの間
に2段目ディスクバルブの変位に基づいてバイパス流路
の断面積を絞る可変絞り部が形成されている手段とし
た。
【0009】請求項3記載の減衰力可変型液圧緩衝器で
は、請求項2記載の減衰力可変型液圧緩衝器において、
前記可変絞り部が1段目ディスクバルブと2段目ディス
クバルブの両先端外周縁部相互間の環状開口部で形成さ
れている手段とした。
は、請求項2記載の減衰力可変型液圧緩衝器において、
前記可変絞り部が1段目ディスクバルブと2段目ディス
クバルブの両先端外周縁部相互間の環状開口部で形成さ
れている手段とした。
【0010】請求項4記載の減衰力可変型液圧緩衝器で
は、前記可変絞り部が1段目ディスクバルブと2段目デ
ィスクバルブの両先端外周縁部相互間に形成された絞り
穴と2段目ディスクバルブの相対変位により絞り穴を絞
る絞り弁とで構成されている手段とした。
は、前記可変絞り部が1段目ディスクバルブと2段目デ
ィスクバルブの両先端外周縁部相互間に形成された絞り
穴と2段目ディスクバルブの相対変位により絞り穴を絞
る絞り弁とで構成されている手段とした。
【0011】請求項5記載の減衰力可変型液圧緩衝器で
は、請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝器において、
前記バイパス流路と可変絞り部がシート面とディスクバ
ルブとの間に形成されている手段とした。
は、請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝器において、
前記バイパス流路と可変絞り部がシート面とディスクバ
ルブとの間に形成されている手段とした。
【0012】請求項6記載の減衰力可変型液圧緩衝器で
は、請求項5記載の減衰力可変型液圧緩衝器において、
前記バイパス流路と可変絞り部がシート面とディスクバ
ルブ外周縁部との間の環状開口部で形成されている手段
とした。
は、請求項5記載の減衰力可変型液圧緩衝器において、
前記バイパス流路と可変絞り部がシート面とディスクバ
ルブ外周縁部との間の環状開口部で形成されている手段
とした。
【0013】請求項7記載の減衰力可変型液圧緩衝器で
は、請求項5記載の減衰力可変型液圧緩衝器において、
前記バイパス流路と可変絞り部がシート面とディスクバ
ルブの両先端外周縁部相互間に形成された絞り穴とディ
スクバルブの変位により絞り穴を絞る絞り弁とで構成さ
れている手段とした。
は、請求項5記載の減衰力可変型液圧緩衝器において、
前記バイパス流路と可変絞り部がシート面とディスクバ
ルブの両先端外周縁部相互間に形成された絞り穴とディ
スクバルブの変位により絞り穴を絞る絞り弁とで構成さ
れている手段とした。
【0014】請求項8記載の減衰力可変型液圧緩衝器で
は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の減衰力可変
型液圧緩衝器において、前記ディスクバルブが当接する
シート面の内側にディスクバルブより剛性の高い小径デ
ィスクバルブが当接することでディスクバルブと小径デ
ィスクバルブとの間に中間室を形成する内側シート面が
形成されると共に、前記小径ディスクバルブをバイパス
して一方の室と中間室との間を常時連通するコンスタン
トオリフィスを備えた手段とした。
は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の減衰力可変
型液圧緩衝器において、前記ディスクバルブが当接する
シート面の内側にディスクバルブより剛性の高い小径デ
ィスクバルブが当接することでディスクバルブと小径デ
ィスクバルブとの間に中間室を形成する内側シート面が
形成されると共に、前記小径ディスクバルブをバイパス
して一方の室と中間室との間を常時連通するコンスタン
トオリフィスを備えた手段とした。
【0015】
【作用】本発明請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝器
では、上述のように構成されるため、減衰力の非可変ス
トローク領域においては、低ピストン速度域では、バイ
パス流路の開かれた可変絞り部を流体が流通することで
低い減衰力を発生させ、かつ、中・高ピストン速度域で
は、ディスクバルブの開弁抵抗による高い減衰力を発生
させることができ、従って、減衰力の非可変ストローク
領域における車両の乗り心地と操縦安定性を確保するこ
とができる。
では、上述のように構成されるため、減衰力の非可変ス
トローク領域においては、低ピストン速度域では、バイ
パス流路の開かれた可変絞り部を流体が流通することで
低い減衰力を発生させ、かつ、中・高ピストン速度域で
は、ディスクバルブの開弁抵抗による高い減衰力を発生
させることができ、従って、減衰力の非可変ストローク
領域における車両の乗り心地と操縦安定性を確保するこ
とができる。
【0016】また、減衰力の可変ストローク領域におい
ては、可変スプリングの反力作用でディスクバルブを変
位させることにより、バイパス流路の断面積を絞る可変
絞り部の絞り開度をストローク位置に応じて減少させる
もので、これにより、低ピストン速度域における減衰力
がストローク位置に応じて高まると共に、ディスクバル
ブ自体の開弁抵抗に可変スプリングの反力がプラスされ
た抵抗による減衰力が作用することで高ピストン速度域
における減衰力もストローク位置に応じて高くなる。即
ち、低ピストン速度域からピストン速度全域にわたって
減衰力を可変することができ、従って、減衰力の可変ス
トローク領域における制振性を確保することができる。
ては、可変スプリングの反力作用でディスクバルブを変
位させることにより、バイパス流路の断面積を絞る可変
絞り部の絞り開度をストローク位置に応じて減少させる
もので、これにより、低ピストン速度域における減衰力
がストローク位置に応じて高まると共に、ディスクバル
ブ自体の開弁抵抗に可変スプリングの反力がプラスされ
た抵抗による減衰力が作用することで高ピストン速度域
における減衰力もストローク位置に応じて高くなる。即
ち、低ピストン速度域からピストン速度全域にわたって
減衰力を可変することができ、従って、減衰力の可変ス
トローク領域における制振性を確保することができる。
【0017】また、請求項2記載の減衰力可変型液圧緩
衝器では、減衰力の非可変ストローク領域においては、
低ピストン速度域では、1段目ディスクバルブと2段目
ディスクバルブとの間に形成されたバイパス流路の開か
れた可変絞り部の流通抵抗による低い減衰力を発生さ
せ、中ピストン速度域では、1段目ディスクバルブ自体
の開弁抵抗による減衰力を発生させ、高ピストン速度域
では、1段目ディスクバルブ自体の開弁抵抗に2段目デ
ィスクバルブの反力がプラスされた抵抗による減衰力と
が作用するもので、これにより、ピストン速度に応じて
段階的に減衰力を発生させることができる。従って、ピ
ストン速度に対する減衰力特性の設定自由度が高くな
る。
衝器では、減衰力の非可変ストローク領域においては、
低ピストン速度域では、1段目ディスクバルブと2段目
ディスクバルブとの間に形成されたバイパス流路の開か
れた可変絞り部の流通抵抗による低い減衰力を発生さ
せ、中ピストン速度域では、1段目ディスクバルブ自体
の開弁抵抗による減衰力を発生させ、高ピストン速度域
では、1段目ディスクバルブ自体の開弁抵抗に2段目デ
ィスクバルブの反力がプラスされた抵抗による減衰力と
が作用するもので、これにより、ピストン速度に応じて
段階的に減衰力を発生させることができる。従って、ピ
ストン速度に対する減衰力特性の設定自由度が高くな
る。
【0018】また、減衰力の可変ストローク領域におい
ては、可変スプリングの反力が2段目ディスクバルブを
1段目ディスクバルブ方向へ撓ませることで2段目ディ
スクバルブと1段目ディスクバルブ間に形成された可変
絞り部の絞り開度をストローク位置に応じて減少させ、
これにより、低ピストン速度域からピストン速度全域に
わたって減衰力を可変することができる。
ては、可変スプリングの反力が2段目ディスクバルブを
1段目ディスクバルブ方向へ撓ませることで2段目ディ
スクバルブと1段目ディスクバルブ間に形成された可変
絞り部の絞り開度をストローク位置に応じて減少させ、
これにより、低ピストン速度域からピストン速度全域に
わたって減衰力を可変することができる。
【0019】また、請求項8記載の減衰力可変型液圧緩
衝器では、ディスクバルブと直列に設けられた該ディス
クバルブより剛性の高い小径ディスクバルブと、この小
径ディスクバルブをバイパスするコンスタントオリフィ
スにより、主に高ピストン速度域側の減衰力特性を高く
設定することができる。
衝器では、ディスクバルブと直列に設けられた該ディス
クバルブより剛性の高い小径ディスクバルブと、この小
径ディスクバルブをバイパスするコンスタントオリフィ
スにより、主に高ピストン速度域側の減衰力特性を高く
設定することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。 (第1実施例)図1は、本発明第1実施例の減衰力可変
型液圧緩衝器におけるピストン2部分の構成を示す断面
図であって、この図に示すように、該ピストン2は、シ
リンダ1内を上部室Aと下部室Bに画成して摺動自在に
設けられるもので、このピストン2は、ピストンロッド
3の先端小径部3aに取り付けられている。
る。 (第1実施例)図1は、本発明第1実施例の減衰力可変
型液圧緩衝器におけるピストン2部分の構成を示す断面
図であって、この図に示すように、該ピストン2は、シ
リンダ1内を上部室Aと下部室Bに画成して摺動自在に
設けられるもので、このピストン2は、ピストンロッド
3の先端小径部3aに取り付けられている。
【0021】即ち、図3〜図6にもその詳細を示すよう
に、前記ピストンロッド3の先端小径部3aに対し、ワ
ッシャ4a、圧側ディスクバルブ5、ピストン2、伸側
小径ディスクバルブ6、ワッシャ4b、伸側1段目ディ
スクバルブ7、ワッシャ4c、伸側2段目ディスクバル
ブ8、ワッシャ4dが順次装着され、最後にナット9で
締結することにより組み付けられている。
に、前記ピストンロッド3の先端小径部3aに対し、ワ
ッシャ4a、圧側ディスクバルブ5、ピストン2、伸側
小径ディスクバルブ6、ワッシャ4b、伸側1段目ディ
スクバルブ7、ワッシャ4c、伸側2段目ディスクバル
ブ8、ワッシャ4dが順次装着され、最後にナット9で
締結することにより組み付けられている。
【0022】また、前記ナット9の外周にはスプリング
シート10が軸方向摺動自在に装着され、また、ナット
9の下端外周には係止フランジ部9aが突出形成されて
いて、この係止フランジ部9aとスプリングシート10
の内周部との間には、極く小さなセット荷重を有するス
プリング11が介装されていて、このセット荷重によっ
てスプリングシート10の外周縁上端面が伸側2段目デ
ィスクバルブ8の外周縁下面に常に当接する程度に付勢
している。
シート10が軸方向摺動自在に装着され、また、ナット
9の下端外周には係止フランジ部9aが突出形成されて
いて、この係止フランジ部9aとスプリングシート10
の内周部との間には、極く小さなセット荷重を有するス
プリング11が介装されていて、このセット荷重によっ
てスプリングシート10の外周縁上端面が伸側2段目デ
ィスクバルブ8の外周縁下面に常に当接する程度に付勢
している。
【0023】また、前記スプリングシート10の下面外
周部と、図示を省略したベースとの間には減衰力可変ス
プリング12が介装されていて、圧行程方向へ緩衝器が
ストロークするにつれてセット荷重が増加し、これによ
り、スプリングシート10を上方へ押圧するセット力が
増加するようになっている。
周部と、図示を省略したベースとの間には減衰力可変ス
プリング12が介装されていて、圧行程方向へ緩衝器が
ストロークするにつれてセット荷重が増加し、これによ
り、スプリングシート10を上方へ押圧するセット力が
増加するようになっている。
【0024】前記ピストン2には、その外周側に下部室
Bから上部室A方向への流体の流通を確保する複数の圧
側連通孔2aが形成され、また、その内周側には上部室
Aから下部室B方向への流体流通を確保する複数の伸側
連通孔(連通路)2bが形成されている。そして、ピス
トン2の上面側には、各圧側連通孔2aと内部が連通し
た圧側シート面2cが突出形成されていて、この圧側シ
ート面2cに当接する状態で前記圧側ディスクバルブ5
が配置されている。
Bから上部室A方向への流体の流通を確保する複数の圧
側連通孔2aが形成され、また、その内周側には上部室
Aから下部室B方向への流体流通を確保する複数の伸側
連通孔(連通路)2bが形成されている。そして、ピス
トン2の上面側には、各圧側連通孔2aと内部が連通し
た圧側シート面2cが突出形成されていて、この圧側シ
ート面2cに当接する状態で前記圧側ディスクバルブ5
が配置されている。
【0025】また、ピストン2の下面側には、各伸側連
通孔2bと内部が連通した環状の伸側内側シート面2d
が突出形成されていて、この伸側内側シート面2dに当
接する状態で前記伸側小径ディスクバルブ6が配置され
ており、また、ピストン2の下面側で、前記伸側内側シ
ート面2dの外周には、伸側内側シート面2dよりはさ
らに下方へ突出する状態で環状の伸側外側シート面2e
が形成されていて、この伸側外側シート面2eに前記伸
側1段目ディスクバルブ7が当接する状態で配置されて
いる。即ち、前記伸側小径ディスクバルブ6と伸側1段
目ディスクバルブ7の間には中間室Cが形成された状態
となっている。
通孔2bと内部が連通した環状の伸側内側シート面2d
が突出形成されていて、この伸側内側シート面2dに当
接する状態で前記伸側小径ディスクバルブ6が配置され
ており、また、ピストン2の下面側で、前記伸側内側シ
ート面2dの外周には、伸側内側シート面2dよりはさ
らに下方へ突出する状態で環状の伸側外側シート面2e
が形成されていて、この伸側外側シート面2eに前記伸
側1段目ディスクバルブ7が当接する状態で配置されて
いる。即ち、前記伸側小径ディスクバルブ6と伸側1段
目ディスクバルブ7の間には中間室Cが形成された状態
となっている。
【0026】なお、前記各ワッシャ4b,4c,4dに
よって、伸側小径ディスクバルブ6、伸側1段目ディス
クバルブ7および伸側2段目ディスクバルブ8のたわみ
支点が決定されると共に、伸側小径ディスクバルブ6お
よび伸側1段目ディスクバルブ7のたわみを許容する隙
間Dの量が決定されるようになっている。
よって、伸側小径ディスクバルブ6、伸側1段目ディス
クバルブ7および伸側2段目ディスクバルブ8のたわみ
支点が決定されると共に、伸側小径ディスクバルブ6お
よび伸側1段目ディスクバルブ7のたわみを許容する隙
間Dの量が決定されるようになっている。
【0027】前記伸側小径ディスクバルブ6は、2枚重
ねのディスクプレートで構成されていて、伸側内側シー
ト面2dに当接する上部のディスクプレートの外周縁部
には、切欠によるコンスタントオリフィス6aが形成さ
れている。なお、この伸側小径ディスクバルブ6は伸側
1段目ディスクバルブ7よりは高い剛性に設定されてい
る。
ねのディスクプレートで構成されていて、伸側内側シー
ト面2dに当接する上部のディスクプレートの外周縁部
には、切欠によるコンスタントオリフィス6aが形成さ
れている。なお、この伸側小径ディスクバルブ6は伸側
1段目ディスクバルブ7よりは高い剛性に設定されてい
る。
【0028】前記伸側1段目ディスクバルブ7は、1枚
のディスクプレートで構成されていて、外側シート面2
eとの当接部より内側位置には、図2にもその平面図を
示すように、該伸側1段目ディスクバルブ7と伸側2段
目ディスクバルブ8との間に形成される隙間Dを経由し
て下部室Bと中間室Cとの間を常時連通する開口部とし
てのコンスタントオリフィス7aが形成されている。即
ち、前記コンスタントオリフィス7aと隙間Dとで請求
の範囲のバイパス流路を構成させている。
のディスクプレートで構成されていて、外側シート面2
eとの当接部より内側位置には、図2にもその平面図を
示すように、該伸側1段目ディスクバルブ7と伸側2段
目ディスクバルブ8との間に形成される隙間Dを経由し
て下部室Bと中間室Cとの間を常時連通する開口部とし
てのコンスタントオリフィス7aが形成されている。即
ち、前記コンスタントオリフィス7aと隙間Dとで請求
の範囲のバイパス流路を構成させている。
【0029】前記伸側2段目ディスクバルブ8は、2枚
重ねのディスクプレートで構成されていて、最下部のデ
ィスクプレートの外周縁部下面にスプリングシート10
の外周縁上面部が当接した状態となっている。
重ねのディスクプレートで構成されていて、最下部のデ
ィスクプレートの外周縁部下面にスプリングシート10
の外周縁上面部が当接した状態となっている。
【0030】そして、この実施例では、前記1段目ディ
スクバルブ7と2段目ディスクバルブ8の先端外周縁部
相互間に形成される環状開口部で、コンスタントオリフ
ィス7aと下部室Bとの間の流路断面積を可変する可変
絞り部Uが形成されている。即ち、1段目ディスクバル
ブ7と2段目ディスクバルブ8のいずれか一方もしくは
両方が相互に近付く方向にたわむことにより、環状開口
部の開口幅が狭まって、流路断面積が絞られるようにな
っている。
スクバルブ7と2段目ディスクバルブ8の先端外周縁部
相互間に形成される環状開口部で、コンスタントオリフ
ィス7aと下部室Bとの間の流路断面積を可変する可変
絞り部Uが形成されている。即ち、1段目ディスクバル
ブ7と2段目ディスクバルブ8のいずれか一方もしくは
両方が相互に近付く方向にたわむことにより、環状開口
部の開口幅が狭まって、流路断面積が絞られるようにな
っている。
【0031】次に、この実施例の作用を説明する。 (イ)緩衝器の圧行程時(バウンド方向) 緩衝器の圧行程においては、図1に示すように、下部室
B側の流体が圧側連通孔2aを通り、圧側シート面2c
の位置で圧側ディスクバルブ5を開弁して上部室A側に
流入するもので、その際流体の流通が圧側ディスクバル
ブ5の開弁抵抗により制限されることによって圧側の減
衰力を発生させる。
B側の流体が圧側連通孔2aを通り、圧側シート面2c
の位置で圧側ディスクバルブ5を開弁して上部室A側に
流入するもので、その際流体の流通が圧側ディスクバル
ブ5の開弁抵抗により制限されることによって圧側の減
衰力を発生させる。
【0032】(ロ)緩衝器の伸行程時(リバウンド方
向) 緩衝器の伸行程においては、図1に示すように、上部室
A側の流体が伸側連通孔2bを通り、コンスタントオリ
フィス6aを通過若しくは伸側小径ディスクバルブ6を
開弁して中間室Cに流入し、その位置からさらにコンス
タントオリフィス7aおよび可変絞り部Uを通過若しく
は伸側1段目ディスクバルブ7を開弁して下部室B側に
流入するもので、その際流体の流通がコンスタントオリ
フィス6aの流通抵抗,伸側小径ディスクバルブ6の開
弁抵抗,コンスタントオリフィス7aの流通抵抗,可変
絞り部Uの流通抵抗,伸側1段目ディスクバルブ7の開
弁抵抗等により制限されることによって伸側の減衰力を
発生させる。以下、伸行程における減衰力の発生状態を
ピストン速度とストローク位置に応じて詳細に説明す
る。
向) 緩衝器の伸行程においては、図1に示すように、上部室
A側の流体が伸側連通孔2bを通り、コンスタントオリ
フィス6aを通過若しくは伸側小径ディスクバルブ6を
開弁して中間室Cに流入し、その位置からさらにコンス
タントオリフィス7aおよび可変絞り部Uを通過若しく
は伸側1段目ディスクバルブ7を開弁して下部室B側に
流入するもので、その際流体の流通がコンスタントオリ
フィス6aの流通抵抗,伸側小径ディスクバルブ6の開
弁抵抗,コンスタントオリフィス7aの流通抵抗,可変
絞り部Uの流通抵抗,伸側1段目ディスクバルブ7の開
弁抵抗等により制限されることによって伸側の減衰力を
発生させる。以下、伸行程における減衰力の発生状態を
ピストン速度とストローク位置に応じて詳細に説明す
る。
【0033】(a) 低ピストン速度域 流体流通量の少ない低ピストン速度域においては、図3
に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2bか
ら伸側小径ディスクバルブ6のコンスタントオリフィス
6aを通って中間室Cに流入し、その位置からさらに伸
側1段目ディスクバルブ7のコンスタントオリフィス7
aを通って伸側1段目ディスクバルブ7と伸側2段目デ
ィスクバルブ8との間の隙間Dに流入する。そして、こ
の時、図3の状態では、減衰力可変スプリング12の反
力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用していなストロ
ーク位置にあるため、伸側1段目ディスクバルブ7と伸
側2段目ディスクバルブ8の外周端縁部相互間には十分
なクリアランスが確保されていて、即ち、可変絞り部U
が開かれた状態となっていることから、隙間D内に流入
した流体はその外周の環状開口部から抵抗なくスムーズ
に下部室B側に流出する。
に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2bか
ら伸側小径ディスクバルブ6のコンスタントオリフィス
6aを通って中間室Cに流入し、その位置からさらに伸
側1段目ディスクバルブ7のコンスタントオリフィス7
aを通って伸側1段目ディスクバルブ7と伸側2段目デ
ィスクバルブ8との間の隙間Dに流入する。そして、こ
の時、図3の状態では、減衰力可変スプリング12の反
力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用していなストロ
ーク位置にあるため、伸側1段目ディスクバルブ7と伸
側2段目ディスクバルブ8の外周端縁部相互間には十分
なクリアランスが確保されていて、即ち、可変絞り部U
が開かれた状態となっていることから、隙間D内に流入
した流体はその外周の環状開口部から抵抗なくスムーズ
に下部室B側に流出する。
【0034】従って、コンスタントオリフィス6aの流
通抵抗による減衰力とコンスタントオリフィス7aの流
通抵抗による減衰力とが直列に作用するもので、これに
より、図7に示すように、ピストン速度に対し2乗特性
の低い減衰力を発生させることができる。
通抵抗による減衰力とコンスタントオリフィス7aの流
通抵抗による減衰力とが直列に作用するもので、これに
より、図7に示すように、ピストン速度に対し2乗特性
の低い減衰力を発生させることができる。
【0035】また、図4に示すように、スプリングシー
ト10に減衰力可変スプリング12が当接しているスト
ローク位置においては、減衰力可変スプリング12の反
力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2段
目ディスクバルブ8を上方へたわませることから、伸側
1段目ディスクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ8
の外周端縁部相互間のクリアランスが縮小され、即ち、
隙間Dの外周開口部で形成される可変絞り部Uが絞られ
た状態となるもので、これにより、減衰力可変スプリン
グ12の反力に比例して高い減衰力を発生させる。そし
て、減衰力可変スプリング12の反力はストローク位置
に比例して増加するもので、図8の特性図に示すよう
に、ピストン速度が一定の状態において、バウンド方向
に向かうにつれて発生減衰力が増加する。従って、低ピ
ストン速度域においても、ストローク位置に応じて減衰
力特性を変化させることができる。
ト10に減衰力可変スプリング12が当接しているスト
ローク位置においては、減衰力可変スプリング12の反
力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2段
目ディスクバルブ8を上方へたわませることから、伸側
1段目ディスクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ8
の外周端縁部相互間のクリアランスが縮小され、即ち、
隙間Dの外周開口部で形成される可変絞り部Uが絞られ
た状態となるもので、これにより、減衰力可変スプリン
グ12の反力に比例して高い減衰力を発生させる。そし
て、減衰力可変スプリング12の反力はストローク位置
に比例して増加するもので、図8の特性図に示すよう
に、ピストン速度が一定の状態において、バウンド方向
に向かうにつれて発生減衰力が増加する。従って、低ピ
ストン速度域においても、ストローク位置に応じて減衰
力特性を変化させることができる。
【0036】(b) 中・高ピストン速度域 流体流通量が多くなる中ピストン速度域においては、図
5に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2b
を通り、伸側小径ディスクバルブ6を開弁して中間室C
に流入し、その位置からさらに伸側1段目ディスクバル
ブ7を開弁して下部室B側に流入する。この時、図5の
状態では、減衰力可変スプリング12の反力が伸側2段
目ディスクバルブ8に作用していないストローク位置に
あるため、伸側1段目ディスクバルブ7と伸側2段目デ
ィスクバルブ8の外周端縁部相互間には無負荷時の十分
なクリアランスが確保されているが、開弁により伸側1
段目ディスクバルブ7がたわむため、高ピストン速度域
になると伸側1段目ディスクバルブ7の先端外周部が伸
側2段目ディスクバルブ8に当接し、それ以後は伸側2
段目ディスクバルブ8の剛性による開弁抵抗が付加され
た状態となる。
5に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2b
を通り、伸側小径ディスクバルブ6を開弁して中間室C
に流入し、その位置からさらに伸側1段目ディスクバル
ブ7を開弁して下部室B側に流入する。この時、図5の
状態では、減衰力可変スプリング12の反力が伸側2段
目ディスクバルブ8に作用していないストローク位置に
あるため、伸側1段目ディスクバルブ7と伸側2段目デ
ィスクバルブ8の外周端縁部相互間には無負荷時の十分
なクリアランスが確保されているが、開弁により伸側1
段目ディスクバルブ7がたわむため、高ピストン速度域
になると伸側1段目ディスクバルブ7の先端外周部が伸
側2段目ディスクバルブ8に当接し、それ以後は伸側2
段目ディスクバルブ8の剛性による開弁抵抗が付加され
た状態となる。
【0037】従って、中ピストン速度域においては、伸
側小径ディスクバルブ6の開弁抵抗による減衰力と伸側
1段目ディスクバルブ7の開弁抵抗による減衰力とが直
列に作用するもので、これにより、図7に示すように減
衰力が高まると共に、さらに、高ピストン速度域になる
と、伸側1段目ディスクバルブ7自体の開弁抵抗に伸側
2段目ディスクバルブ8の剛性による抵抗がプラスされ
るもので、これにより、減衰力がさらに高くなる。
側小径ディスクバルブ6の開弁抵抗による減衰力と伸側
1段目ディスクバルブ7の開弁抵抗による減衰力とが直
列に作用するもので、これにより、図7に示すように減
衰力が高まると共に、さらに、高ピストン速度域になる
と、伸側1段目ディスクバルブ7自体の開弁抵抗に伸側
2段目ディスクバルブ8の剛性による抵抗がプラスされ
るもので、これにより、減衰力がさらに高くなる。
【0038】また、図6に示すように、スプリングシー
ト10に減衰力可変スプリング12が当接しているスト
ローク位置においては、減衰力可変スプリング12の反
力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2段
目ディスクバルブ8を上方へたわませることから、伸側
1段目ディスクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ8
の先端外周縁部相互間のクリアランスが縮小され、伸側
1段目ディスクバルブ7の開弁時において伸側2段目デ
ィスクバルブ8に早目に当接して開弁の規制が開始され
るもので、これにより、減衰力可変スプリング12の反
力に比例して高い減衰力を発生させる。そして、減衰力
可変スプリング12の反力はストローク位置に比例して
増加するもので、図8の特性図に示すように、ピストン
速度が一定の状態において、バウンド方向に向かうにつ
れて発生減衰力が増加する。
ト10に減衰力可変スプリング12が当接しているスト
ローク位置においては、減衰力可変スプリング12の反
力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2段
目ディスクバルブ8を上方へたわませることから、伸側
1段目ディスクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ8
の先端外周縁部相互間のクリアランスが縮小され、伸側
1段目ディスクバルブ7の開弁時において伸側2段目デ
ィスクバルブ8に早目に当接して開弁の規制が開始され
るもので、これにより、減衰力可変スプリング12の反
力に比例して高い減衰力を発生させる。そして、減衰力
可変スプリング12の反力はストローク位置に比例して
増加するもので、図8の特性図に示すように、ピストン
速度が一定の状態において、バウンド方向に向かうにつ
れて発生減衰力が増加する。
【0039】(ハ)伸側減衰力特性のチューニング時 無負荷状態における伸側1段目ディスクバルブ7と伸側
2段目ディスクバルブ8の先端外周縁部相互間のクリア
ランスを変更することにより、伸側の減衰力特性を低ピ
ストン速度域を含めて自由にチューニングすることがで
きる。即ち、クリアランスを広げる方向に変化させる
と、減衰力特性が低くなる方向に変化し、クリアランス
を狭める方向に変化させると、減衰力特性が高くなる方
向に変化する。
2段目ディスクバルブ8の先端外周縁部相互間のクリア
ランスを変更することにより、伸側の減衰力特性を低ピ
ストン速度域を含めて自由にチューニングすることがで
きる。即ち、クリアランスを広げる方向に変化させる
と、減衰力特性が低くなる方向に変化し、クリアランス
を狭める方向に変化させると、減衰力特性が高くなる方
向に変化する。
【0040】なお、前記クリアランスの変更方法として
は、例えば、以下に列挙するような方法がある。 ワッシャ4bの板圧のみ減少させ、若しくは、伸側
小径ディスクバルブ6とワッシャ4bの合計板圧を内側
シート面2dと外側シート面2eとの段差より小さくす
ることにより、伸側1段目ディスクバルブ7に初期たわ
みを与え、これにより、クリアランスを減少させる方向
に変化させることができる。
は、例えば、以下に列挙するような方法がある。 ワッシャ4bの板圧のみ減少させ、若しくは、伸側
小径ディスクバルブ6とワッシャ4bの合計板圧を内側
シート面2dと外側シート面2eとの段差より小さくす
ることにより、伸側1段目ディスクバルブ7に初期たわ
みを与え、これにより、クリアランスを減少させる方向
に変化させることができる。
【0041】 ワッシャ4cの板圧を変更することに
より、その分だけクリアランスを変化させることができ
る。 図9に示すように、伸側2段目ディスクバルブ8に
おける最上部のディスクプレートの外周縁部を上向きに
突出させることにより、クリアランスを減少する方向に
変化させることができる。
より、その分だけクリアランスを変化させることができ
る。 図9に示すように、伸側2段目ディスクバルブ8に
おける最上部のディスクプレートの外周縁部を上向きに
突出させることにより、クリアランスを減少する方向に
変化させることができる。
【0042】以上説明したように、この第1実施例の減
衰力可変型液圧緩衝器では、以下に述べるような効果が
得られる。 減衰力可変スプリング12がスプリングシート10
に当接しない減衰力の非可変ストローク領域であって、
低ピストン速度域においては、コンスタントオリフィス
6a,7aにより十分に低い減衰力を発生させることが
でき、これにより、車両の乗り心地を向上させることが
できるようになる。
衰力可変型液圧緩衝器では、以下に述べるような効果が
得られる。 減衰力可変スプリング12がスプリングシート10
に当接しない減衰力の非可変ストローク領域であって、
低ピストン速度域においては、コンスタントオリフィス
6a,7aにより十分に低い減衰力を発生させることが
でき、これにより、車両の乗り心地を向上させることが
できるようになる。
【0043】 減衰力可変スプリング12がスプリン
グシート10に当接しない減衰力の非可変ストローク領
域においても、伸側1段目ディスクバルブ7と所定の隙
間Dを有して設けられた伸側2段目ディスクバルブ8に
より、中・高速ピストン速度域において高い減衰力を発
生させることができ、これにより、車両の操縦安定性を
向上させることができるようになる。
グシート10に当接しない減衰力の非可変ストローク領
域においても、伸側1段目ディスクバルブ7と所定の隙
間Dを有して設けられた伸側2段目ディスクバルブ8に
より、中・高速ピストン速度域において高い減衰力を発
生させることができ、これにより、車両の操縦安定性を
向上させることができるようになる。
【0044】 減衰力可変スプリング12がスプリン
グシート10に当接している減衰力の可変ストローク領
域においては、低ピストン速度域からピストン速度全域
にわたって減衰力を可変することができるため、車両の
制振性を向上させることができるようになる。
グシート10に当接している減衰力の可変ストローク領
域においては、低ピストン速度域からピストン速度全域
にわたって減衰力を可変することができるため、車両の
制振性を向上させることができるようになる。
【0045】 低ピストン速度域を含めた減衰力特性
のチューニングを自由かつ容易に行なうことができる。 伸側小径ディスクバルブ6と、該伸側小径ディスク
バルブ6をバイパスするコンスタントオリフィス6aを
設けたことで、これ等を設けない場合に比べて伸側の減
衰力特性を高く設定することができるようになる。
のチューニングを自由かつ容易に行なうことができる。 伸側小径ディスクバルブ6と、該伸側小径ディスク
バルブ6をバイパスするコンスタントオリフィス6aを
設けたことで、これ等を設けない場合に比べて伸側の減
衰力特性を高く設定することができるようになる。
【0046】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を説明する。なお、この実施例の説明に当たっては、前
記第1実施例と同様の構成部分には同一の符号を付けて
その説明を省略し、相違点についてのみ説明する。即
ち、この実施例の減衰力可変型液圧緩衝器は、図10〜
図16に示すように、以下に述べる点で前記第1実施例
とは相違している。
を説明する。なお、この実施例の説明に当たっては、前
記第1実施例と同様の構成部分には同一の符号を付けて
その説明を省略し、相違点についてのみ説明する。即
ち、この実施例の減衰力可変型液圧緩衝器は、図10〜
図16に示すように、以下に述べる点で前記第1実施例
とは相違している。
【0047】 伸側小径ディスクバルブ6が4枚重ね
のディスクプレートで構成されている点。 伸側2段目ディスクバルブ8が3枚重ねのディスク
プレートで構成されている点。
のディスクプレートで構成されている点。 伸側2段目ディスクバルブ8が3枚重ねのディスク
プレートで構成されている点。
【0048】 伸側1段目ディスクバルブ7が3枚重
ねのディスクプレート71,72,73で構成されてい
て、図11にその分解斜視図を示すように、伸側外側シ
ート面2eに当接する1段目ディスクプレート71には
4つの連通穴(開口部)71aが形成され、2段目ディ
スクプレート72は内側プレートと外側プレートとで構
成されていて内外両プレート間に連通穴71aと連通す
る環状穴(開口部)72aが形成され、3段目ディスク
プレート73の外周縁部には4個所に舌片(絞り弁)7
3aを下向きに切り起こすことで連通穴71aと下部室
Bとの間を連通する絞り穴73bを形成し、この絞り穴
73bと連通孔71aで請求の範囲のバイパス流路を構
成させ、かつ、舌片73aと絞り穴73bとで可変絞り
部Uが形成されている点。また、前記舌片73aの先端
は伸側2段目ディスクバルブ8の上面に当接した状態と
なっている。
ねのディスクプレート71,72,73で構成されてい
て、図11にその分解斜視図を示すように、伸側外側シ
ート面2eに当接する1段目ディスクプレート71には
4つの連通穴(開口部)71aが形成され、2段目ディ
スクプレート72は内側プレートと外側プレートとで構
成されていて内外両プレート間に連通穴71aと連通す
る環状穴(開口部)72aが形成され、3段目ディスク
プレート73の外周縁部には4個所に舌片(絞り弁)7
3aを下向きに切り起こすことで連通穴71aと下部室
Bとの間を連通する絞り穴73bを形成し、この絞り穴
73bと連通孔71aで請求の範囲のバイパス流路を構
成させ、かつ、舌片73aと絞り穴73bとで可変絞り
部Uが形成されている点。また、前記舌片73aの先端
は伸側2段目ディスクバルブ8の上面に当接した状態と
なっている。
【0049】次に、この実施例の作用のうち、伸行程に
おける減衰力の発生状態をピストン速度とストローク位
置に応じて説明する。 (a) 低ピストン速度域 流体流通量の少ない低ピストン速度域においては、図1
2に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2b
から伸側小径ディスクバルブ6のコンスタントオリフィ
ス6aを通って中間室Cに流入し、その位置からさらに
伸側1段目ディスクバルブ7を構成する1段目ディスク
プレート71の連通穴71aを通って2段目ディスクプ
レート72の貫通穴72aに流入する。そして、この
時、図12の状態では、減衰力可変スプリング12の反
力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用していなストロ
ーク位置にあるため、各絞り穴73bを絞る舌片73a
が開かれた状態、即ち、可変絞り部Uが開かれた状態と
なっていることから、貫通穴72a内に流入した流体は
各絞り穴73bから抵抗なくスムーズに下部室B側に流
出する。
おける減衰力の発生状態をピストン速度とストローク位
置に応じて説明する。 (a) 低ピストン速度域 流体流通量の少ない低ピストン速度域においては、図1
2に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2b
から伸側小径ディスクバルブ6のコンスタントオリフィ
ス6aを通って中間室Cに流入し、その位置からさらに
伸側1段目ディスクバルブ7を構成する1段目ディスク
プレート71の連通穴71aを通って2段目ディスクプ
レート72の貫通穴72aに流入する。そして、この
時、図12の状態では、減衰力可変スプリング12の反
力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用していなストロ
ーク位置にあるため、各絞り穴73bを絞る舌片73a
が開かれた状態、即ち、可変絞り部Uが開かれた状態と
なっていることから、貫通穴72a内に流入した流体は
各絞り穴73bから抵抗なくスムーズに下部室B側に流
出する。
【0050】従って、コンスタントオリフィス6aの流
通抵抗による減衰力と可変絞り部Uの流通抵抗による減
衰力とが直列に作用するもので、これにより、図16の
特性図に示すように、ピストン速度に対し2乗特性の低
い減衰力を発生させることができる。
通抵抗による減衰力と可変絞り部Uの流通抵抗による減
衰力とが直列に作用するもので、これにより、図16の
特性図に示すように、ピストン速度に対し2乗特性の低
い減衰力を発生させることができる。
【0051】また、図13に示すように、スプリングシ
ート10に減衰力可変スプリング12が当接しているス
トローク位置においては、減衰力可変スプリング12の
反力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2
段目ディスクバルブ8を上方へたわませることから、こ
の伸側2段目ディスクバルブ8の上面に当接した各舌片
73aが上方へ押し上げられ、各舌片73aと各絞り穴
73bとで形成される可変絞り部Uが絞られた状態とな
り、高い減衰力を発生させる。つまり、減衰力可変スプ
リング12の反力に比例して高い減衰力を発生させる。
そして、減衰力可変スプリング12の反力はストローク
位置に比例して増加するもので、図8の特性図に示すよ
うに、ピストン速度が一定の状態において、バウンド方
向に向かうにつれて発生減衰力が増加する。従って、低
ピストン速度域においても、ストローク位置に応じて減
衰力特性を変化させることができる。
ート10に減衰力可変スプリング12が当接しているス
トローク位置においては、減衰力可変スプリング12の
反力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2
段目ディスクバルブ8を上方へたわませることから、こ
の伸側2段目ディスクバルブ8の上面に当接した各舌片
73aが上方へ押し上げられ、各舌片73aと各絞り穴
73bとで形成される可変絞り部Uが絞られた状態とな
り、高い減衰力を発生させる。つまり、減衰力可変スプ
リング12の反力に比例して高い減衰力を発生させる。
そして、減衰力可変スプリング12の反力はストローク
位置に比例して増加するもので、図8の特性図に示すよ
うに、ピストン速度が一定の状態において、バウンド方
向に向かうにつれて発生減衰力が増加する。従って、低
ピストン速度域においても、ストローク位置に応じて減
衰力特性を変化させることができる。
【0052】(b) 中・高ピストン速度域 流体流通量が多くなる中ピストン速度域においては、図
14に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2
bから伸側小径ディスクバルブ6のコンスタントオリフ
ィス6aを通って中間室Cに流入し、その位置からさら
に伸側1段目ディスクバルブ7を開弁して下部室B側に
流入する。この時、図14の状態では、減衰力可変スプ
リング12の反力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用
していないストローク位置にあるため、伸側1段目ディ
スクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ8の外周端縁
部相互間には無負荷時の十分なクリアランスが確保され
ているが、開弁により伸側1段目ディスクバルブ7がた
わむことから、該伸側1段目ディスクバルブ7の先端外
周部が伸側2段目ディスクバルブ8に当接し、それ以後
は伸側2段目ディスクバルブ8の剛性による開弁抵抗が
付加された状態となる。
14に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2
bから伸側小径ディスクバルブ6のコンスタントオリフ
ィス6aを通って中間室Cに流入し、その位置からさら
に伸側1段目ディスクバルブ7を開弁して下部室B側に
流入する。この時、図14の状態では、減衰力可変スプ
リング12の反力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用
していないストローク位置にあるため、伸側1段目ディ
スクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ8の外周端縁
部相互間には無負荷時の十分なクリアランスが確保され
ているが、開弁により伸側1段目ディスクバルブ7がた
わむことから、該伸側1段目ディスクバルブ7の先端外
周部が伸側2段目ディスクバルブ8に当接し、それ以後
は伸側2段目ディスクバルブ8の剛性による開弁抵抗が
付加された状態となる。
【0053】従って、中ピストン速度域においては、コ
ンスタントオリフィス6aの流通抵抗による減衰力と、
伸側1段目ディスクバルブ7自体の開弁抵抗に伸側2段
目ディスクバルブ8の剛性による抵抗がプラスされた減
衰力とが直列に作用するもので、これにより、図16の
特性図に示すように減衰力が高まると共に、さらに、高
ピストン速度域になると、図示を省略したが伸側小径デ
ィスクバルブ6が開弁するもので、これにより、伸側小
径ディスクバルブ6の開弁抵抗による減衰力と伸側1段
目ディスクバルブ7自体の開弁抵抗に伸側2段目ディス
クバルブ8の剛性による抵抗がプラスされた減衰力とが
直列に作用するもので、これにより、図16の特性図に
示すように減衰力がさらに高くなる。
ンスタントオリフィス6aの流通抵抗による減衰力と、
伸側1段目ディスクバルブ7自体の開弁抵抗に伸側2段
目ディスクバルブ8の剛性による抵抗がプラスされた減
衰力とが直列に作用するもので、これにより、図16の
特性図に示すように減衰力が高まると共に、さらに、高
ピストン速度域になると、図示を省略したが伸側小径デ
ィスクバルブ6が開弁するもので、これにより、伸側小
径ディスクバルブ6の開弁抵抗による減衰力と伸側1段
目ディスクバルブ7自体の開弁抵抗に伸側2段目ディス
クバルブ8の剛性による抵抗がプラスされた減衰力とが
直列に作用するもので、これにより、図16の特性図に
示すように減衰力がさらに高くなる。
【0054】また、図15に示すように、スプリングシ
ート10に減衰力可変スプリング12が当接しているス
トローク位置においては、減衰力可変スプリング12の
反力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2
段目ディスクバルブ8を上方へたわませることから、伸
側1段目ディスクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ
8の先端外周縁部相互間のクリアランスが縮小され、伸
側1段目ディスクバルブ7の開弁時において伸側2段目
ディスクバルブ8に早目に当接して開弁の規制が開始さ
れるもので、これにより、減衰力可変スプリング12の
反力に比例して高い減衰力を発生させる。そして、減衰
力可変スプリング12の反力はストローク位置に比例し
て増加するもので、図8の特性図に示すように、ピスト
ン速度が一定の状態において、バウンド方向に向かうに
つれて発生減衰力が増加する。従って、この第2実施例
の減衰力可変型液圧緩衝器では、前記第1実施例と同様
の効果が得られる。
ート10に減衰力可変スプリング12が当接しているス
トローク位置においては、減衰力可変スプリング12の
反力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2
段目ディスクバルブ8を上方へたわませることから、伸
側1段目ディスクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ
8の先端外周縁部相互間のクリアランスが縮小され、伸
側1段目ディスクバルブ7の開弁時において伸側2段目
ディスクバルブ8に早目に当接して開弁の規制が開始さ
れるもので、これにより、減衰力可変スプリング12の
反力に比例して高い減衰力を発生させる。そして、減衰
力可変スプリング12の反力はストローク位置に比例し
て増加するもので、図8の特性図に示すように、ピスト
ン速度が一定の状態において、バウンド方向に向かうに
つれて発生減衰力が増加する。従って、この第2実施例
の減衰力可変型液圧緩衝器では、前記第1実施例と同様
の効果が得られる。
【0055】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
を説明する。なお、この実施例の説明に当たっては、前
記第1実施例および第2実施例と同様の構成部分には同
一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についての
み説明する。
を説明する。なお、この実施例の説明に当たっては、前
記第1実施例および第2実施例と同様の構成部分には同
一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についての
み説明する。
【0056】即ち、この実施例の減衰力可変型液圧緩衝
器は、図17および図18に示すように、以下の点で前
記第2実施例とは相違している。 伸側小径ディスクバルブ6が5枚重ねのディスクプ
レートで構成されている点。
器は、図17および図18に示すように、以下の点で前
記第2実施例とは相違している。 伸側小径ディスクバルブ6が5枚重ねのディスクプ
レートで構成されている点。
【0057】 伸側1段目ディスクバルブ7が3枚重
ねのディスクプレート71,72,73で構成されてい
て、3段目ディスクプレート73の外周部には第2実施
例における舌片(絞り弁)73aが切り取られた状態の
絞り穴73bが形成されている点。
ねのディスクプレート71,72,73で構成されてい
て、3段目ディスクプレート73の外周部には第2実施
例における舌片(絞り弁)73aが切り取られた状態の
絞り穴73bが形成されている点。
【0058】 伸側2段目ディスクバルブ8が4枚重
ねのディスクプレート81,82,83,84で構成さ
れていて、1段目ディスクプレート81には、その外周
部に前記各絞り穴73a内に挿入することで各絞り穴7
3aの流路断面積を絞る4つの舌片81aが放射状に突
出形成され、この各舌片81aと各絞り穴73bとで可
変絞り部Uが形成されている点。
ねのディスクプレート81,82,83,84で構成さ
れていて、1段目ディスクプレート81には、その外周
部に前記各絞り穴73a内に挿入することで各絞り穴7
3aの流路断面積を絞る4つの舌片81aが放射状に突
出形成され、この各舌片81aと各絞り穴73bとで可
変絞り部Uが形成されている点。
【0059】従って、この実施例の減衰力可変型液圧緩
衝器では、前記第2実施例と同様の効果が得られる他、
この実施例では、舌片81aを折曲加工する必要がない
ことから、第2実施例に比べ、加工コストを低減するこ
とができるようになるという効果が得られる。
衝器では、前記第2実施例と同様の効果が得られる他、
この実施例では、舌片81aを折曲加工する必要がない
ことから、第2実施例に比べ、加工コストを低減するこ
とができるようになるという効果が得られる。
【0060】なお、図19および図20は、前記第3実
施例の変形例を示すもので、この図に示すように、1段
目ディスクプレート81における各舌片81aの基部に
各絞り穴73b内に挿入することで各舌片81aと各絞
り穴73bとの間の位置決めをなす突出部81bを折曲
形成したものである。
施例の変形例を示すもので、この図に示すように、1段
目ディスクプレート81における各舌片81aの基部に
各絞り穴73b内に挿入することで各舌片81aと各絞
り穴73bとの間の位置決めをなす突出部81bを折曲
形成したものである。
【0061】(第4実施例)次に、本発明の第4実施例
を説明する。なお、この実施例の説明に当たっては、前
記第2実施例と同様の構成部分には同一の符号を付けて
その説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
を説明する。なお、この実施例の説明に当たっては、前
記第2実施例と同様の構成部分には同一の符号を付けて
その説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0062】即ち、この実施例の減衰力可変型液圧緩衝
器は、図21に示すように、以下の点で前記第2実施例
とは相違している。 伸側内側シート面2dと、伸側小径ディスクバルブ
6と、該伸側小径ディスクバルブ6をバイパスするコン
スタントオリフィス6aが省略されている点。 圧側にも伸側と同様に本発明を適用している点。な
お、圧側の構成部品は、伸側の構成部品の対応符号にダ
ッシュ( ’)を付加して表示する。
器は、図21に示すように、以下の点で前記第2実施例
とは相違している。 伸側内側シート面2dと、伸側小径ディスクバルブ
6と、該伸側小径ディスクバルブ6をバイパスするコン
スタントオリフィス6aが省略されている点。 圧側にも伸側と同様に本発明を適用している点。な
お、圧側の構成部品は、伸側の構成部品の対応符号にダ
ッシュ( ’)を付加して表示する。
【0063】なお、図21の(イ)は、ストローク位置
が中立近辺における伸側および圧側の低ピストン速度状
態を示し、図21の(ロ)は、ストローク位置がリバウ
ンド位置における伸側の低ピストン速度状態を示し、図
21の(ハ)は、ストローク位置がバウンド位置におけ
る圧側の低ピストン速度状態を示している。
が中立近辺における伸側および圧側の低ピストン速度状
態を示し、図21の(ロ)は、ストローク位置がリバウ
ンド位置における伸側の低ピストン速度状態を示し、図
21の(ハ)は、ストローク位置がバウンド位置におけ
る圧側の低ピストン速度状態を示している。
【0064】従って、この実施例では、前記第2実施例
に比べて減衰力特性を高く設定することができないが、
その他の効果を発揮することができると共に、圧行程に
おいても同様の効果を得ることができるようになる。
に比べて減衰力特性を高く設定することができないが、
その他の効果を発揮することができると共に、圧行程に
おいても同様の効果を得ることができるようになる。
【0065】(第5実施例)次に、本発明の第5実施例
について説明する。なお、この実施例の説明に当たって
は前記第1実施例と同様の構成部分には同一の符号を付
けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
について説明する。なお、この実施例の説明に当たって
は前記第1実施例と同様の構成部分には同一の符号を付
けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0066】図22はこの実施例の減衰力可変型液圧緩
衝器におけるピストン2部分の構成を示す断面図であ
り、また、図23は伸側1段目ディスクバルブ7を示す
分解斜視図である。
衝器におけるピストン2部分の構成を示す断面図であ
り、また、図23は伸側1段目ディスクバルブ7を示す
分解斜視図である。
【0067】この実施例における伸側1段目ディスクバ
ルブ7は、図23の分解斜視図にその詳細を示すよう
に、コンスタントプレート710と、シャッタープレー
ト720と、2枚のディスクプレート730,740と
の4枚重ねで構成されている。そして、伸側外側シート
面2eに当接するコンスタントプレート710は、図2
4にその平面図を示すように、外周部に周方向等間隔の
もとに8つの切欠部(絞り穴)711が形成される一方
で、シャッタープレート720は、図25にその平面図
を示すように、外周部に前記各切欠部711内に侵入す
ることで各切欠部711の流路断面積を絞り込む8つの
舌片(絞り弁)721が形成されている。即ち、この実
施例では、各切欠部711で請求範囲のバイパス流路を
構成する都共に、図26の側面図にも示すように、各切
欠部711と各舌片721とで可変絞り部Uが形成され
ていて、各舌片721が上方へたわむことにより、可変
絞り部Uの流路断面積が絞り込まれるようになってい
る。
ルブ7は、図23の分解斜視図にその詳細を示すよう
に、コンスタントプレート710と、シャッタープレー
ト720と、2枚のディスクプレート730,740と
の4枚重ねで構成されている。そして、伸側外側シート
面2eに当接するコンスタントプレート710は、図2
4にその平面図を示すように、外周部に周方向等間隔の
もとに8つの切欠部(絞り穴)711が形成される一方
で、シャッタープレート720は、図25にその平面図
を示すように、外周部に前記各切欠部711内に侵入す
ることで各切欠部711の流路断面積を絞り込む8つの
舌片(絞り弁)721が形成されている。即ち、この実
施例では、各切欠部711で請求範囲のバイパス流路を
構成する都共に、図26の側面図にも示すように、各切
欠部711と各舌片721とで可変絞り部Uが形成され
ていて、各舌片721が上方へたわむことにより、可変
絞り部Uの流路断面積が絞り込まれるようになってい
る。
【0068】なお、図27は、図24および図25のE
−F線における半断面を示すもので、この図に示すよう
に、伸側小径ディスクバルブ6とワッシャ4bの合計板
圧Hを伸側内側シート面2dと伸側外側シート面2eと
の段差(H+δ)より小さくすることにより、伸側1段
目ディスクバルブ7のコンスタントプレート710に初
期たわみδが与えられ、その分各切欠部711内に各舌
片721の一部が侵入され、これにより、両者間の位置
決めが行なわれると共に、可変絞り部Uの最大流路断面
積が決定されるようになっている。
−F線における半断面を示すもので、この図に示すよう
に、伸側小径ディスクバルブ6とワッシャ4bの合計板
圧Hを伸側内側シート面2dと伸側外側シート面2eと
の段差(H+δ)より小さくすることにより、伸側1段
目ディスクバルブ7のコンスタントプレート710に初
期たわみδが与えられ、その分各切欠部711内に各舌
片721の一部が侵入され、これにより、両者間の位置
決めが行なわれると共に、可変絞り部Uの最大流路断面
積が決定されるようになっている。
【0069】前記伸側2段目ディスクバルブ8は、3枚
重ねのディスクプレートで構成されていて、最下部のデ
ィスクプレートの外周縁部下面にスプリングシート10
の外周縁上面部が当接した状態となっている。
重ねのディスクプレートで構成されていて、最下部のデ
ィスクプレートの外周縁部下面にスプリングシート10
の外周縁上面部が当接した状態となっている。
【0070】次に、この実施例の作用を説明する。 (イ)緩衝器の伸行程時(リバウンド方向) 緩衝器の伸行程においては、図22に示すように、上部
室A側の流体が伸側連通孔2bを通り、コンスタントオ
リフィス6aを通過若しくは伸側小径ディスクバルブ6
を開弁して中間室Cに流入し、その位置からさらに可変
絞り部Uを通過若しくは伸側1段目ディスクバルブ7を
開弁して下部室B側に流入するもので、その際流体の流
通がコンスタントオリフィス6aの流通抵抗,可変絞り
部Uの流通抵抗,伸側小径ディスクバルブ6の開弁抵
抗,伸側1段目ディスクバルブ7の開弁抵抗,伸側2段
目ディスクバルブ8の反力等により制限されることによ
って伸側の減衰力を発生させる。以下、伸行程における
減衰力の発生状態をピストン速度とストローク位置に応
じて詳細に説明する。
室A側の流体が伸側連通孔2bを通り、コンスタントオ
リフィス6aを通過若しくは伸側小径ディスクバルブ6
を開弁して中間室Cに流入し、その位置からさらに可変
絞り部Uを通過若しくは伸側1段目ディスクバルブ7を
開弁して下部室B側に流入するもので、その際流体の流
通がコンスタントオリフィス6aの流通抵抗,可変絞り
部Uの流通抵抗,伸側小径ディスクバルブ6の開弁抵
抗,伸側1段目ディスクバルブ7の開弁抵抗,伸側2段
目ディスクバルブ8の反力等により制限されることによ
って伸側の減衰力を発生させる。以下、伸行程における
減衰力の発生状態をピストン速度とストローク位置に応
じて詳細に説明する。
【0071】(a) 低ピストン速度域 流体流通量の少ない低ピストン速度域においては、図2
8に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2b
から伸側小径ディスクバルブ6のコンスタントオリフィ
ス6aを通って中間室Cに流入し、その位置からさらに
伸側1段目ディスクバルブ7の可変絞り部Uを通って下
部室Bに流入する。そして、この時、図28の状態で
は、減衰力可変スプリング12の反力が伸側2段目ディ
スクバルブ8に作用していなストローク位置にあるた
め、可変絞り部Uが最大限に開かれた状態に維持されて
いる。
8に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2b
から伸側小径ディスクバルブ6のコンスタントオリフィ
ス6aを通って中間室Cに流入し、その位置からさらに
伸側1段目ディスクバルブ7の可変絞り部Uを通って下
部室Bに流入する。そして、この時、図28の状態で
は、減衰力可変スプリング12の反力が伸側2段目ディ
スクバルブ8に作用していなストローク位置にあるた
め、可変絞り部Uが最大限に開かれた状態に維持されて
いる。
【0072】従って、コンスタントオリフィス6aの流
通抵抗による減衰力と可変絞り部Uの流通抵抗による減
衰力とが直列に作用するもので、これにより、図32の
特性図に示すように、ピストン速度に対し2乗特性の低
い減衰力を発生させることができる。
通抵抗による減衰力と可変絞り部Uの流通抵抗による減
衰力とが直列に作用するもので、これにより、図32の
特性図に示すように、ピストン速度に対し2乗特性の低
い減衰力を発生させることができる。
【0073】また、図29に示すように、スプリングシ
ート10に減衰力可変スプリング12が当接しているス
トローク位置においては、減衰力可変スプリング12の
反力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2
段目ディスクバルブ8を上方へたわませることから、伸
側2段目ディスクバルブ8が上向きにたわんで伸側1段
目ディスクバルブ7に当接して該伸側1段目ディスクバ
ルブ7を上方へたわませるため、シャッタープレート7
20の各舌片721がコンスタントプレート710の各
切欠部711内に侵入する量が増加し、即ち、可変絞り
部Uが絞り込まれた状態となるもので、これにより、減
衰力可変スプリング12の反力に比例して高い減衰力を
発生させる。そして、減衰力可変スプリング12の反力
はストローク位置に比例して増加するもので、図8の特
性図に示すように、ピストン速度が一定の状態におい
て、バウンド方向に向かうにつれて発生減衰力が増加す
る。従って、低ピストン速度域においても、ストローク
位置に応じて減衰力特性を変化させることができる。
ート10に減衰力可変スプリング12が当接しているス
トローク位置においては、減衰力可変スプリング12の
反力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2
段目ディスクバルブ8を上方へたわませることから、伸
側2段目ディスクバルブ8が上向きにたわんで伸側1段
目ディスクバルブ7に当接して該伸側1段目ディスクバ
ルブ7を上方へたわませるため、シャッタープレート7
20の各舌片721がコンスタントプレート710の各
切欠部711内に侵入する量が増加し、即ち、可変絞り
部Uが絞り込まれた状態となるもので、これにより、減
衰力可変スプリング12の反力に比例して高い減衰力を
発生させる。そして、減衰力可変スプリング12の反力
はストローク位置に比例して増加するもので、図8の特
性図に示すように、ピストン速度が一定の状態におい
て、バウンド方向に向かうにつれて発生減衰力が増加す
る。従って、低ピストン速度域においても、ストローク
位置に応じて減衰力特性を変化させることができる。
【0074】(b) 中・高ピストン速度域 流体流通量が多くなる中ピストン速度域においては、図
30に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2
bを通り、伸側小径ディスクバルブ6のコンスタントオ
リフィス6aを通って中間室Cに流入し、その位置から
さらに伸側1段目ディスクバルブ7を開弁して下部室B
側に流入する。この時、図30の状態では、減衰力可変
スプリング12の反力が伸側2段目ディスクバルブ8に
作用していないストローク位置にあるため、伸側1段目
ディスクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ8の外周
端縁部相互間には無負荷時のクリアランスが確保されて
いるが、開弁により伸側1段目ディスクバルブ7がたわ
むため、高ピストン速度域になると伸側1段目ディスク
バルブ7の先端外周部が伸側2段目ディスクバルブ8に
当接し、それ以後は伸側2段目ディスクバルブ8の剛性
による開弁抵抗が付加された状態となる。
30に示すように、上部室A側の流体は、伸側連通孔2
bを通り、伸側小径ディスクバルブ6のコンスタントオ
リフィス6aを通って中間室Cに流入し、その位置から
さらに伸側1段目ディスクバルブ7を開弁して下部室B
側に流入する。この時、図30の状態では、減衰力可変
スプリング12の反力が伸側2段目ディスクバルブ8に
作用していないストローク位置にあるため、伸側1段目
ディスクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ8の外周
端縁部相互間には無負荷時のクリアランスが確保されて
いるが、開弁により伸側1段目ディスクバルブ7がたわ
むため、高ピストン速度域になると伸側1段目ディスク
バルブ7の先端外周部が伸側2段目ディスクバルブ8に
当接し、それ以後は伸側2段目ディスクバルブ8の剛性
による開弁抵抗が付加された状態となる。
【0075】従って、中ピストン速度域においては、コ
ンスタントオリフィス6aの流通抵抗による減衰力と伸
側1段目ディスクバルブ7の開弁抵抗による減衰力とが
直列に作用するもので、これにより、図32に示すよう
に減衰力が高まると共に、さらに、高ピストン速度域に
なると、伸側1段目ディスクバルブ7自体の開弁抵抗に
伸側2段目ディスクバルブ8の剛性による抵抗がプラス
されるもので、これにより、減衰力がさらに高くなる。
なお、図示を省略したが、伸側小径ディスクバルブ6が
開弁することにより、より高い減衰力を発生させること
ができる。
ンスタントオリフィス6aの流通抵抗による減衰力と伸
側1段目ディスクバルブ7の開弁抵抗による減衰力とが
直列に作用するもので、これにより、図32に示すよう
に減衰力が高まると共に、さらに、高ピストン速度域に
なると、伸側1段目ディスクバルブ7自体の開弁抵抗に
伸側2段目ディスクバルブ8の剛性による抵抗がプラス
されるもので、これにより、減衰力がさらに高くなる。
なお、図示を省略したが、伸側小径ディスクバルブ6が
開弁することにより、より高い減衰力を発生させること
ができる。
【0076】また、図31に示すように、スプリングシ
ート10に減衰力可変スプリング12が当接しているス
トローク位置においては、減衰力可変スプリング12の
反力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2
段目ディスクバルブ8を上方へたわませるため、伸側1
段目ディスクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ8の
先端外周縁部相互間のクリアランスが縮小され、伸側1
段目ディスクバルブ7の開弁時において伸側2段目ディ
スクバルブ8に早目に当接して開弁の規制が開始される
もので、これにより、減衰力可変スプリング12の反力
に比例して高い減衰力を発生させる。そして、減衰力可
変スプリング12の反力はストローク位置に比例して増
加するもので、図8の特性図に示すように、ピストン速
度が一定の状態において、バウンド方向に向かうにつれ
て発生減衰力が増加する。
ート10に減衰力可変スプリング12が当接しているス
トローク位置においては、減衰力可変スプリング12の
反力が伸側2段目ディスクバルブ8に作用し、該伸側2
段目ディスクバルブ8を上方へたわませるため、伸側1
段目ディスクバルブ7と伸側2段目ディスクバルブ8の
先端外周縁部相互間のクリアランスが縮小され、伸側1
段目ディスクバルブ7の開弁時において伸側2段目ディ
スクバルブ8に早目に当接して開弁の規制が開始される
もので、これにより、減衰力可変スプリング12の反力
に比例して高い減衰力を発生させる。そして、減衰力可
変スプリング12の反力はストローク位置に比例して増
加するもので、図8の特性図に示すように、ピストン速
度が一定の状態において、バウンド方向に向かうにつれ
て発生減衰力が増加する。
【0077】(ロ)伸側減衰力特性のチューニング時 ワッシャ4bの板圧のみ減少させ、若しくは、伸側小径
ディスクバルブ6とワッシャ4bの合計板圧を変更する
ことにより、コンスタントプレート710の初期たわみ
δの量を変更し、これにより、無負荷状態における可変
絞り部Uの絞り開度を容易に変更することができるもの
で、これにより、伸側の減衰力特性を低ピストン速度域
を含めて自由にチューニングすることができる。即ち、
コンスタントプレート710の初期たわみδの量を拡大
する方向に変化させると、減衰力特性が高くなる方向に
変化し、初期たわみδの量を減少方向に変化させると、
減衰力特性が低くなる方向に変化する。
ディスクバルブ6とワッシャ4bの合計板圧を変更する
ことにより、コンスタントプレート710の初期たわみ
δの量を変更し、これにより、無負荷状態における可変
絞り部Uの絞り開度を容易に変更することができるもの
で、これにより、伸側の減衰力特性を低ピストン速度域
を含めて自由にチューニングすることができる。即ち、
コンスタントプレート710の初期たわみδの量を拡大
する方向に変化させると、減衰力特性が高くなる方向に
変化し、初期たわみδの量を減少方向に変化させると、
減衰力特性が低くなる方向に変化する。
【0078】以上説明したように、この実施例の減衰力
可変型液圧緩衝器では、前記第1実施例と同様の効果が
得られる他、切欠部711内に舌片721の一部を侵入
させた状態で可変絞り部Uを形成したことで、製造上制
約のあるプレートの板厚に係らず可変絞り部Uの開口面
積の調整を容易に行なうことができるようになるという
効果が得られる。
可変型液圧緩衝器では、前記第1実施例と同様の効果が
得られる他、切欠部711内に舌片721の一部を侵入
させた状態で可変絞り部Uを形成したことで、製造上制
約のあるプレートの板厚に係らず可変絞り部Uの開口面
積の調整を容易に行なうことができるようになるという
効果が得られる。
【0079】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成は、この実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計
変更等があっても本発明に含まれる。
てきたが、具体的な構成は、この実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計
変更等があっても本発明に含まれる。
【0080】例えば、実施例では、コンスタントオリフ
ィスを伸側小径ディスクバルブ6に切欠によって形成し
たが、貫通孔であってもよく、また、内側シート面2d
側や、内側シート面2dと外側シート面2eとの間にお
けるピストン2の任意の位置から穿設した伸側連通孔2
bに連通する孔で形成させることもできる。
ィスを伸側小径ディスクバルブ6に切欠によって形成し
たが、貫通孔であってもよく、また、内側シート面2d
側や、内側シート面2dと外側シート面2eとの間にお
けるピストン2の任意の位置から穿設した伸側連通孔2
bに連通する孔で形成させることもできる。
【0081】なお、各ディスクバルブの枚数は実施例に
限られるものでなく、減衰力特性に応じて任意に選ぶこ
とができる。
限られるものでなく、減衰力特性に応じて任意に選ぶこ
とができる。
【0082】また、第5実施例では、可変絞り部Uをコ
ンスタントプレート710の切欠部711とシャッター
プレート720の舌片721とで構成させたが、コンス
タントプレート710とシャッタープレート720を省
略し、ディスクプレート730と伸側外側シート面2e
との間に形成される環状開口部で構成させることもでき
る。
ンスタントプレート710の切欠部711とシャッター
プレート720の舌片721とで構成させたが、コンス
タントプレート710とシャッタープレート720を省
略し、ディスクプレート730と伸側外側シート面2e
との間に形成される環状開口部で構成させることもでき
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の減衰
力可変型液圧緩衝器では、シリンダ内を2室に画成して
摺動するピストンに設けられ、2室間を連通する連通路
の流体流通を制限的に許容することで減衰力を発生させ
るディスクバルブと、所定のストローク領域からストロ
ーク位置に応じた反力をディスクバルブに作用させるこ
とで発生減衰力を変化させる減衰力可変スプリングとを
備え、前記ピストンの端面には、ディスクバルブが当接
することで連通路を閉じるシート面が形成され、前記デ
ィスクバルブの少なくとも一部に前記減衰力可変スプリ
ングの反力非作用時においては2室間を連通するバイパ
ス流路が形成されると共に、減衰力可変スプリングの反
力作用によるディスクバルブの変位に基づいてバイパス
流路の断面積を絞る可変絞り部が形成されている構成と
したことで、減衰力の可変ストローク領域においては低
ピストン速度域から十分に高い減衰力を発生させること
ができ、これにより、車両の制振性を向上させることが
できると共に、非可変ストローク領域においては低ピス
トン速度域でピストン速度に比例した十分に低い減衰力
を発生させ、かつ、中・高ピストン速度域では高い減衰
力を発生させることができ、これにより、減衰力の非可
変ストローク領域における車両の乗り心地と操縦安定性
の要求とを共に満足させることができるようになるとい
う効果が得られる。
力可変型液圧緩衝器では、シリンダ内を2室に画成して
摺動するピストンに設けられ、2室間を連通する連通路
の流体流通を制限的に許容することで減衰力を発生させ
るディスクバルブと、所定のストローク領域からストロ
ーク位置に応じた反力をディスクバルブに作用させるこ
とで発生減衰力を変化させる減衰力可変スプリングとを
備え、前記ピストンの端面には、ディスクバルブが当接
することで連通路を閉じるシート面が形成され、前記デ
ィスクバルブの少なくとも一部に前記減衰力可変スプリ
ングの反力非作用時においては2室間を連通するバイパ
ス流路が形成されると共に、減衰力可変スプリングの反
力作用によるディスクバルブの変位に基づいてバイパス
流路の断面積を絞る可変絞り部が形成されている構成と
したことで、減衰力の可変ストローク領域においては低
ピストン速度域から十分に高い減衰力を発生させること
ができ、これにより、車両の制振性を向上させることが
できると共に、非可変ストローク領域においては低ピス
トン速度域でピストン速度に比例した十分に低い減衰力
を発生させ、かつ、中・高ピストン速度域では高い減衰
力を発生させることができ、これにより、減衰力の非可
変ストローク領域における車両の乗り心地と操縦安定性
の要求とを共に満足させることができるようになるとい
う効果が得られる。
【0084】また、請求項2記載の減衰力可変型液圧緩
衝器では、請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝器にお
いて、前記ディスクバルブがシート面に当接する1段目
ディスクバルブと減衰力可変スプリングの反力が作用す
る2段目ディスクバルブとで構成され、両ディスクバル
ブ相互間の内周部には両ディスクバルブのたわみ支点を
決定すると共に所定量のたわみを許容する隙間を形成す
るワッシャが介装され、前記1段目ディスクバルブには
該1段目ディスクバルブと2段目ディスクバルブとの間
の隙間を経由して2室間を連通する開口部が形成されて
いて、この開口部と前記隙間とでバイパス流路が形成さ
れ、前記1段目ディスクバルブと2段目ディスクバルブ
との間に2段目ディスクバルブの変位に基づいてバイパ
ス流路の断面積を絞る可変絞り部が形成されている構成
としたことで、低ピストン速度域では、1段目ディスク
バルブと2段目ディスクバルブとの間に形成されたバイ
パス流路の開かれた可変絞り部の流通抵抗による低い減
衰力を発生させ、中ピストン速度域では、1段目ディス
クバルブ自体の開弁抵抗による減衰力を発生させ、高ピ
ストン速度域では、1段目ディスクバルブ自体の開弁抵
抗に2段目ディスクバルブの反力がプラスされた抵抗に
よる減衰力とを発生させることができ、これにより、ピ
ストン速度に応じて段階的に減衰力を発生させることが
できるため、前記請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝
器における効果に加え、ピストン速度に対する減衰力特
性の設定自由度を高めることができるようになるという
効果が得られる。
衝器では、請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝器にお
いて、前記ディスクバルブがシート面に当接する1段目
ディスクバルブと減衰力可変スプリングの反力が作用す
る2段目ディスクバルブとで構成され、両ディスクバル
ブ相互間の内周部には両ディスクバルブのたわみ支点を
決定すると共に所定量のたわみを許容する隙間を形成す
るワッシャが介装され、前記1段目ディスクバルブには
該1段目ディスクバルブと2段目ディスクバルブとの間
の隙間を経由して2室間を連通する開口部が形成されて
いて、この開口部と前記隙間とでバイパス流路が形成さ
れ、前記1段目ディスクバルブと2段目ディスクバルブ
との間に2段目ディスクバルブの変位に基づいてバイパ
ス流路の断面積を絞る可変絞り部が形成されている構成
としたことで、低ピストン速度域では、1段目ディスク
バルブと2段目ディスクバルブとの間に形成されたバイ
パス流路の開かれた可変絞り部の流通抵抗による低い減
衰力を発生させ、中ピストン速度域では、1段目ディス
クバルブ自体の開弁抵抗による減衰力を発生させ、高ピ
ストン速度域では、1段目ディスクバルブ自体の開弁抵
抗に2段目ディスクバルブの反力がプラスされた抵抗に
よる減衰力とを発生させることができ、これにより、ピ
ストン速度に応じて段階的に減衰力を発生させることが
できるため、前記請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝
器における効果に加え、ピストン速度に対する減衰力特
性の設定自由度を高めることができるようになるという
効果が得られる。
【0085】また、請求項8記載の減衰力可変型液圧緩
衝器では、前記ディスクバルブが当接するシート面の内
側にディスクバルブより剛性の高い小径ディスクバルブ
が当接することでディスクバルブと小径ディスクバルブ
との間に中間室を形成する内側シート面が形成されると
共に、前記小径ディスクバルブをバイパスして連通路と
中間室との間を常時連通するコンスタントオリフィスを
備えたことで、前記請求項1記載の減衰力可変型液圧緩
衝器における効果をそのまま保持しつつ、減衰力特性を
高く設定することが可能となる。
衝器では、前記ディスクバルブが当接するシート面の内
側にディスクバルブより剛性の高い小径ディスクバルブ
が当接することでディスクバルブと小径ディスクバルブ
との間に中間室を形成する内側シート面が形成されると
共に、前記小径ディスクバルブをバイパスして連通路と
中間室との間を常時連通するコンスタントオリフィスを
備えたことで、前記請求項1記載の減衰力可変型液圧緩
衝器における効果をそのまま保持しつつ、減衰力特性を
高く設定することが可能となる。
【図1】本発明第1実施例の減衰力可変型液圧緩衝器の
ピストン部分を示す断面図である。
ピストン部分を示す断面図である。
【図2】第1実施例の液圧緩衝器における伸側1段目デ
ィスクバルブを示す平面図である。
ィスクバルブを示す平面図である。
【図3】第1実施例の液圧緩衝器における減衰力の非可
変ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図である。
変ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図である。
【図4】第1実施例の液圧緩衝器における減衰力の可変
ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を説明
する要部の半断面図である。
ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を説明
する要部の半断面図である。
【図5】第1実施例の液圧緩衝器における減衰力の非可
変ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図である。
変ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図である。
【図6】第1実施例の液圧緩衝器における減衰力の可変
ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を説明
する要部の半断面図である。
ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を説明
する要部の半断面図である。
【図7】第1実施例の液圧緩衝器におけるピストン速度
に対する減衰力特性図である。
に対する減衰力特性図である。
【図8】第1実施例の液圧緩衝器におけるストローク位
置に対する減衰力特性図である。
置に対する減衰力特性図である。
【図9】第1実施例の液圧緩衝器の変形例を示す要部の
半断面図である。
半断面図である。
【図10】本発明第2実施例の減衰力可変型液圧緩衝器
のピストン部分を示す断面図である。
のピストン部分を示す断面図である。
【図11】第2実施例の液圧緩衝器における伸側1段目
ディスクバルブを示す分解斜視図である。
ディスクバルブを示す分解斜視図である。
【図12】第2実施例の液圧緩衝器における減衰力の非
可変ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を
説明する要部の半断面図である。
可変ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を
説明する要部の半断面図である。
【図13】第2実施例の液圧緩衝器における減衰力の可
変ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図である。
変ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図である。
【図14】第2実施例の液圧緩衝器における減衰力の非
可変ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を
説明する要部の半断面図である。
可変ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を
説明する要部の半断面図である。
【図15】第2実施例の液圧緩衝器における減衰力の可
変ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図である。
変ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図である。
【図16】第2実施例の液圧緩衝器におけるピストン速
度に対する減衰力特性図である。
度に対する減衰力特性図である。
【図17】本発明第3実施例の減衰力可変型液圧緩衝器
を示す要部の半断面図である。
を示す要部の半断面図である。
【図18】第3実施例の液圧緩衝器における伸側1段目
ディスクバルブ部分を示す分解斜視図である。
ディスクバルブ部分を示す分解斜視図である。
【図19】第3実施例の液圧緩衝器の変形例を示す要部
の半断面図である。
の半断面図である。
【図20】第3実施例の液圧緩衝器の変形例における1
段目ディスクバルブを示す斜視図である。
段目ディスクバルブを示す斜視図である。
【図21】本発明第4実施例の減衰力可変型液圧緩衝器
を示す要部の半断面図である。
を示す要部の半断面図である。
【図22】本発明第5実施例の減衰力可変型液圧緩衝器
のピストン部分を示す断面図であり、中心線より右側は
図24および図25のE−F線における半断面を、ま
た、中心線より左側は図24および図25のF−G線に
おける半断面を示している。
のピストン部分を示す断面図であり、中心線より右側は
図24および図25のE−F線における半断面を、ま
た、中心線より左側は図24および図25のF−G線に
おける半断面を示している。
【図23】第5実施例の液圧緩衝器における伸側1段目
ディスクバルブを示す分解斜視図である。
ディスクバルブを示す分解斜視図である。
【図24】第5実施例の液圧緩衝器におけるコンスタン
トプレートを示す平面図である。
トプレートを示す平面図である。
【図25】第5実施例の液圧緩衝器におけるシャッター
プレートを示す平面図である。
プレートを示す平面図である。
【図26】第5実施例の液圧緩衝器における伸側1段目
ディスクバルブ部分を示す正面図である。
ディスクバルブ部分を示す正面図である。
【図27】図24および図25のE−F線における半断
面図(図22の中心線より右側に対応する図)である。
面図(図22の中心線より右側に対応する図)である。
【図28】第5実施例の液圧緩衝器における減衰力の非
可変ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を
説明する要部の半断面図(図22の中心線より左側に対
応する図)である。
可変ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を
説明する要部の半断面図(図22の中心線より左側に対
応する図)である。
【図29】第5実施例の液圧緩衝器における減衰力の可
変ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図(図22の中心線より左側に対応
する図)である。
変ストローク領域でかつ低ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図(図22の中心線より左側に対応
する図)である。
【図30】第5実施例の液圧緩衝器における減衰力の非
可変ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を
説明する要部の半断面図(図22の中心線より左側に対
応する図)である。
可変ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を
説明する要部の半断面図(図22の中心線より左側に対
応する図)である。
【図31】第5実施例の液圧緩衝器における減衰力の可
変ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図(図22の中心線より左側に対応
する図)である。
変ストローク領域でかつ中ピストン速度域での作用を説
明する要部の半断面図(図22の中心線より左側に対応
する図)である。
【図32】第5実施例の液圧緩衝器におけるピストン速
度に対する減衰力特性図である。
度に対する減衰力特性図である。
【図33】従来例の液圧緩衝器におけるコンスタントオ
リフィスを設けない場合のピストン速度に対する減衰力
特性図である。
リフィスを設けない場合のピストン速度に対する減衰力
特性図である。
【図34】従来例の液圧緩衝器におけるコンスタントオ
リフィスを設けた場合のピストン速度に対する減衰力特
性図である。
リフィスを設けた場合のピストン速度に対する減衰力特
性図である。
A 上部室 B 下部室 C 中間室 D 隙間(バイパス流路) U 可変絞り部 1 シリンダ 2 ピストン 2b 伸側連通孔(連通路) 2d 伸側内側シート面 2e 伸側外側シート面 4c ワッシャ 6 伸側小径ディスクバルブ 6a コンスタントオリフィス 7 伸側1段目ディスクバルブ 7a コンスタントオリフィス(開口部,バイパス流
路) 8 伸側2段目ディスクバルブ 12 減衰力可変スプリング 71a 連通穴(開口部,バイパス流路) 72a 環状穴(開口部,バイパス流路) 73a 舌片(絞り弁) 73b 絞り穴(バイパス流路) 81a 舌片(絞り弁) 711 切欠部(絞り穴,バイパス流路) 721 舌片(絞り弁)
路) 8 伸側2段目ディスクバルブ 12 減衰力可変スプリング 71a 連通穴(開口部,バイパス流路) 72a 環状穴(開口部,バイパス流路) 73a 舌片(絞り弁) 73b 絞り穴(バイパス流路) 81a 舌片(絞り弁) 711 切欠部(絞り穴,バイパス流路) 721 舌片(絞り弁)
Claims (8)
- 【請求項1】 シリンダ内を2室に画成して摺動するピ
ストンに設けられ、2室間を連通する連通路の流体流通
を制限的に許容することで減衰力を発生させるディスク
バルブと、所定のストローク領域からストローク位置に
応じた反力をディスクバルブに作用させることで発生減
衰力を変化させる減衰力可変スプリングとを備え、 前記ピストンの端面には、ディスクバルブが当接するこ
とで連通路を閉じるシート面が形成され、 前記ディスクバルブの少なくとも一部に前記減衰力可変
スプリングの反力非作用時においては2室間を連通する
バイパス流路が形成されると共に、減衰力可変スプリン
グの反力作用によるディスクバルブの変位に基づいてバ
イパス流路の断面積を絞る可変絞り部が形成されている
ことを特徴とする減衰力可変型液圧緩衝器。 - 【請求項2】 前記ディスクバルブがシート面に当接す
る1段目ディスクバルブと減衰力可変スプリングの反力
が作用する2段目ディスクバルブとで構成され、 両ディスクバルブ相互間の内周部には両ディスクバルブ
のたわみ支点を決定すると共に所定量のたわみを許容す
る隙間を形成するワッシャが介装され、 前記1段目ディスクバルブには該1段目ディスクバルブ
と2段目ディスクバルブとの間の隙間を経由して2室間
を連通する開口部が形成されていて、この開口部と前記
隙間とでバイパス流路が形成され、 前記1段目ディスクバルブと2段目ディスクバルブとの
間に2段目ディスクバルブの変位に基づいてバイパス流
路の断面積を絞る可変絞り部が形成されていることを特
徴とする請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝器。 - 【請求項3】 前記可変絞り部が1段目ディスクバルブ
と2段目ディスクバルブの両先端外周縁部相互間の環状
開口部で形成されていることを特徴とする請求項2記載
の減衰力可変型液圧緩衝器。 - 【請求項4】 前記可変絞り部が1段目ディスクバルブ
と2段目ディスクバルブの両先端外周縁部相互間に形成
された絞り穴と2段目ディスクバルブの相対変位により
絞り穴を絞る絞り弁とで構成されていることを特徴とす
る請求項2記載の減衰力可変型液圧緩衝器。 - 【請求項5】 前記バイパス流路と可変絞り部がシート
面とディスクバルブとの間に形成されていることを特徴
とする請求項1記載の減衰力可変型液圧緩衝器。 - 【請求項6】 前記バイパス流路と可変絞り部がシート
面とディスクバルブ外周縁部との間の環状開口部で形成
されていることを特徴とする請求項5記載の減衰力可変
型液圧緩衝器。 - 【請求項7】 前記バイパス流路と可変絞り部がシート
面とディスクバルブの両先端外周縁部相互間に形成され
た絞り穴とディスクバルブの変位により絞り穴を絞る絞
り弁とで構成されていることを特徴とする請求項5記載
の減衰力可変型液圧緩衝器。 - 【請求項8】 前記ディスクバルブが当接するシート面
の内側にディスクバルブより剛性の高い小径ディスクバ
ルブが当接することでディスクバルブと小径ディスクバ
ルブとの間に中間室を形成する内側シート面が形成され
ると共に、前記小径ディスクバルブをバイパスして一方
の室と中間室との間を常時連通するコンスタントオリフ
ィスを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項7のい
ずれかに記載の減衰力可変型液圧緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14606294A JPH0814306A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 減衰力可変型液圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14606294A JPH0814306A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 減衰力可変型液圧緩衝器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814306A true JPH0814306A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15399224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14606294A Pending JPH0814306A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 減衰力可変型液圧緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814306A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006220256A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Kayaba Ind Co Ltd | 油圧緩衝器におけるバルブ構造 |
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-
1994
- 1994-06-28 JP JP14606294A patent/JPH0814306A/ja active Pending
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