JPH08143584A - ジアリールホスホロハリデート化合物の製造方法 - Google Patents
ジアリールホスホロハリデート化合物の製造方法Info
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- JPH08143584A JPH08143584A JP6283820A JP28382094A JPH08143584A JP H08143584 A JPH08143584 A JP H08143584A JP 6283820 A JP6283820 A JP 6283820A JP 28382094 A JP28382094 A JP 28382094A JP H08143584 A JPH08143584 A JP H08143584A
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- compound
- diarylphosphorohalidate
- phosphorus
- flame retardant
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Fireproofing Substances (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた難燃効果を有する難燃剤を形成し得
る、トリフェニルホスフェイトを全く含まず高選択率で
得られるジアリールホスホロハリデート化合物の製造方
法を提供すること。 【構成】 本発明のジアリールホスホロハリデート化合
物の製造方法は、2,6−ジメチルフェノール類とオキ
シハロゲン化リンとを反応させて下記〔化1〕の一般式
(I)で表されるジアリールホスホロハリデート化合物
を製造するに際し、触媒として含窒素複素環化合物を用
いることを特徴とする。 【化1】
る、トリフェニルホスフェイトを全く含まず高選択率で
得られるジアリールホスホロハリデート化合物の製造方
法を提供すること。 【構成】 本発明のジアリールホスホロハリデート化合
物の製造方法は、2,6−ジメチルフェノール類とオキ
シハロゲン化リンとを反応させて下記〔化1〕の一般式
(I)で表されるジアリールホスホロハリデート化合物
を製造するに際し、触媒として含窒素複素環化合物を用
いることを特徴とする。 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リン系難燃剤や芳香族
リン酸エステル金属塩タイプの造核剤の原料として有用
なジアリールホスホロハリデート化合物の製造方法、詳
細には、2,6−ジメチルフェノール類とオキシハロゲ
ン化リンとの反応において含窒素複素環化合物を触媒に
用いることを特徴とする選択率の改善されたジアリール
ホスホロハリデート化合物の製造方法に関する。
リン酸エステル金属塩タイプの造核剤の原料として有用
なジアリールホスホロハリデート化合物の製造方法、詳
細には、2,6−ジメチルフェノール類とオキシハロゲ
ン化リンとの反応において含窒素複素環化合物を触媒に
用いることを特徴とする選択率の改善されたジアリール
ホスホロハリデート化合物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】プラス
チックス等の有機材料は、その優れた化学的、物理的性
質から建築資材、自動車部品、衣料品や日用雑貨および
家電製品のハウジング材等の用途に幅広く利用されてい
る。これらの有機材料は可燃性であり、かかる欠点のた
めに用途が制限されてきた。この欠点を克服するため
に、ハロゲン化合物やハロゲン化リン化合物およびリン
化合物等種々の難燃剤が開発され、特に、ハロゲン系難
燃剤は優れた難燃効果を示すことから広く使用されてき
た。しかし、ハロゲン系難燃剤は燃焼時に有害なガスを
発生させるため、その使用が制限されつつある。
チックス等の有機材料は、その優れた化学的、物理的性
質から建築資材、自動車部品、衣料品や日用雑貨および
家電製品のハウジング材等の用途に幅広く利用されてい
る。これらの有機材料は可燃性であり、かかる欠点のた
めに用途が制限されてきた。この欠点を克服するため
に、ハロゲン化合物やハロゲン化リン化合物およびリン
化合物等種々の難燃剤が開発され、特に、ハロゲン系難
燃剤は優れた難燃効果を示すことから広く使用されてき
た。しかし、ハロゲン系難燃剤は燃焼時に有害なガスを
発生させるため、その使用が制限されつつある。
【0003】上記のような有害なガスの発生がない難燃
剤としては、リン系難燃剤が公知であり、トリフェニル
ホスフェイトが一般的に知られている。しかし、該トリ
フェニルホスフェイトは揮散性が高く、難燃化効果が小
さいばかりでなく、ブリードして樹脂の外観を損なった
り、樹脂の軟化点を下げるなど物性への影響も大きい欠
点を有している。そのため特公昭51−19858号公
報や特公平2−18336号公報にはオキシ塩化リンと
フェノールおよびフェニルジオールの縮合物が提案さ
れ、低揮発性で樹脂物性への影響の小さいリン系難燃剤
が提案されていた。しかし、これらの化合物は、フェノ
ールとオキシ塩化リンとの反応の選択性が低く、トリフ
ェニルホスフェイトを含む混合物が生成していた。その
ため、トリフェニルホスフェイトの除去を行なうか、混
合物として用いることは避けられなかった。精製工程を
行なう場合、工程が煩雑になるばかりでなく収率や廃棄
物の点でも不利となる。また、混合物として使用すると
トリフェニルホスフェイト単独に比較すれば優れるもの
の、ブリードや樹脂の物性低下の抑制はいまだ満足のい
くものではなかった。
剤としては、リン系難燃剤が公知であり、トリフェニル
ホスフェイトが一般的に知られている。しかし、該トリ
フェニルホスフェイトは揮散性が高く、難燃化効果が小
さいばかりでなく、ブリードして樹脂の外観を損なった
り、樹脂の軟化点を下げるなど物性への影響も大きい欠
点を有している。そのため特公昭51−19858号公
報や特公平2−18336号公報にはオキシ塩化リンと
フェノールおよびフェニルジオールの縮合物が提案さ
れ、低揮発性で樹脂物性への影響の小さいリン系難燃剤
が提案されていた。しかし、これらの化合物は、フェノ
ールとオキシ塩化リンとの反応の選択性が低く、トリフ
ェニルホスフェイトを含む混合物が生成していた。その
ため、トリフェニルホスフェイトの除去を行なうか、混
合物として用いることは避けられなかった。精製工程を
行なう場合、工程が煩雑になるばかりでなく収率や廃棄
物の点でも不利となる。また、混合物として使用すると
トリフェニルホスフェイト単独に比較すれば優れるもの
の、ブリードや樹脂の物性低下の抑制はいまだ満足のい
くものではなかった。
【0004】このため、トリフェニルホスフェイトを含
まないリン系難燃剤の合成方法としては、特開平5−1
079号公報に、ルイス酸を触媒とする2,6−ジアル
キルフェノール類とオキシハロゲン化リンとの反応によ
るジアリールホスホロハリーデート化合物を経由する方
法が提案されていた。上記2,6−ジアルキルフェノー
ル類を用いることで、反応の選択性は改善されたもの
の、ルイス酸を触媒とする製法ではトリフェニルホスフ
ェイトは減量されたにすぎなかった。
まないリン系難燃剤の合成方法としては、特開平5−1
079号公報に、ルイス酸を触媒とする2,6−ジアル
キルフェノール類とオキシハロゲン化リンとの反応によ
るジアリールホスホロハリーデート化合物を経由する方
法が提案されていた。上記2,6−ジアルキルフェノー
ル類を用いることで、反応の選択性は改善されたもの
の、ルイス酸を触媒とする製法ではトリフェニルホスフ
ェイトは減量されたにすぎなかった。
【0005】従って、本発明の目的は、優れた難燃効果
を有する難燃剤を形成し得る、トリフェニルホスフェイ
トを全く含まず高選択率で得られるジアリールホスホロ
ハリデート化合物の製造方法を提供することにある。
を有する難燃剤を形成し得る、トリフェニルホスフェイ
トを全く含まず高選択率で得られるジアリールホスホロ
ハリデート化合物の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成すべく、鋭意検討を重ねた結果、2,6−ジメチ
ルフェノール類とオキシハロゲン化リンとの反応におい
て、含窒素複素環化合物を触媒として用いることによ
り、ルイス酸を触媒として用いた場合に比較して、より
選択的にジアリールホスホロハリデート化合物を製造で
きることを見出し、本発明に到達した。
を達成すべく、鋭意検討を重ねた結果、2,6−ジメチ
ルフェノール類とオキシハロゲン化リンとの反応におい
て、含窒素複素環化合物を触媒として用いることによ
り、ルイス酸を触媒として用いた場合に比較して、より
選択的にジアリールホスホロハリデート化合物を製造で
きることを見出し、本発明に到達した。
【0007】即ち、本発明は、2,6−ジメチルフェノ
ール類とオキシハロゲン化リンとを反応させて下記〔化
2〕(前記〔化1〕と同じ)の一般式(I)で表される
ジアリールホスホロハリデート化合物を製造するに際
し、触媒として含窒素複素環化合物を用いることを特徴
とするジアリールホスホロハリデート化合物の製造方法
を提供するものである。
ール類とオキシハロゲン化リンとを反応させて下記〔化
2〕(前記〔化1〕と同じ)の一般式(I)で表される
ジアリールホスホロハリデート化合物を製造するに際
し、触媒として含窒素複素環化合物を用いることを特徴
とするジアリールホスホロハリデート化合物の製造方法
を提供するものである。
【0008】
【化2】
【0009】以下、本発明のジアリールホスホロハリデ
ート化合物の製造方法について詳述する。
ート化合物の製造方法について詳述する。
【0010】本発明の製造方法により得られる上記一般
式(I)で表されるジアリールホスホロハリデート化合
物について、上記一般式(I)中、Rで示される炭素数
1〜8のアルキル基としては、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第二ブチル、第
三ブチル、イソブチル、アミル、第三アミル、オクチ
ル、第三オクチル等の基があげられ、Xで示されるハロ
ゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等
があげられる。
式(I)で表されるジアリールホスホロハリデート化合
物について、上記一般式(I)中、Rで示される炭素数
1〜8のアルキル基としては、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第二ブチル、第
三ブチル、イソブチル、アミル、第三アミル、オクチ
ル、第三オクチル等の基があげられ、Xで示されるハロ
ゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等
があげられる。
【0011】本発明の製造方法において、触媒として用
いられる含窒素複素環化合物としては、含窒素複素環化
合物であればいずれでもよく、例えば、ピリジン、4−
ジメチルアミノピリジン、3−ベンゾイルピリジン、
2,6−ルチジン、4,4’−ジピリジル、ニコチンア
ミド、2,4−ジアミノ−6−メチル−sym−トリア
ジン、1,2,4−トリアゾール、4−ピロリジノピリ
ジン、2−ヒドロキシピリジン、ヒドロキシピリミジン
等があげられ、特に、ピリジンおよびその誘導体が好ま
しい。
いられる含窒素複素環化合物としては、含窒素複素環化
合物であればいずれでもよく、例えば、ピリジン、4−
ジメチルアミノピリジン、3−ベンゾイルピリジン、
2,6−ルチジン、4,4’−ジピリジル、ニコチンア
ミド、2,4−ジアミノ−6−メチル−sym−トリア
ジン、1,2,4−トリアゾール、4−ピロリジノピリ
ジン、2−ヒドロキシピリジン、ヒドロキシピリミジン
等があげられ、特に、ピリジンおよびその誘導体が好ま
しい。
【0012】上記触媒の添加量は、特に制限されるもの
ではないが、用いられるオキシハロゲン化リンに対し
て、0.1〜20重量%、特に、0.2〜10重量%が
好ましい。上記添加量が0.1重量%未満では、触媒効
果が小さく反応が進行しないか、進行しても反応時間が
長くかかり過ぎて実用的でなく、20重量%を超えても
反応時間はあまり短縮されず、経済的に不利となる傾向
にある。
ではないが、用いられるオキシハロゲン化リンに対し
て、0.1〜20重量%、特に、0.2〜10重量%が
好ましい。上記添加量が0.1重量%未満では、触媒効
果が小さく反応が進行しないか、進行しても反応時間が
長くかかり過ぎて実用的でなく、20重量%を超えても
反応時間はあまり短縮されず、経済的に不利となる傾向
にある。
【0013】本発明の製造方法における反応温度は、特
に限定されるものではないが、100〜200℃、特に
120〜160℃が好ましい。上記反応温度が100℃
未満では反応が遅く実用的でなく、200℃を超えると
原料や触媒が揮散したり分解して収率の低下や得られる
生成物の純度の低下を起こす傾向にある。
に限定されるものではないが、100〜200℃、特に
120〜160℃が好ましい。上記反応温度が100℃
未満では反応が遅く実用的でなく、200℃を超えると
原料や触媒が揮散したり分解して収率の低下や得られる
生成物の純度の低下を起こす傾向にある。
【0014】また、本発明の製造方法に用いられる2,
6−ジメチルフェノール類とオキシハロゲン化リンとの
使用量のモル比は、特に限定されるものではないが、
2,6−ジメチルフェノール類/オキシハロゲン化リン
=2.0〜2.5、特に2.0〜2.2であることがよ
り好ましい。上記モル比が2.0未満では、生成物がモ
ノ体を含有して精製が困難になり、2.5を超えるとト
リ体が生成したり、過剰のフェノールを除去するための
エネルギー消費により経済的に不利になる。
6−ジメチルフェノール類とオキシハロゲン化リンとの
使用量のモル比は、特に限定されるものではないが、
2,6−ジメチルフェノール類/オキシハロゲン化リン
=2.0〜2.5、特に2.0〜2.2であることがよ
り好ましい。上記モル比が2.0未満では、生成物がモ
ノ体を含有して精製が困難になり、2.5を超えるとト
リ体が生成したり、過剰のフェノールを除去するための
エネルギー消費により経済的に不利になる。
【0015】本発明の製造方法によれば、高純度の上記
一般式(I)で表されるジアリールホスホロハリデート
化合物を得ることができる。上記一般式(I)で表され
るジアリールホスホロハリデート化合物と多価フェノー
ルとを反応させることにより下記〔化3〕の一般式(I
I)で表されるリン系難燃剤をトリアリールホスフェイ
トを含まずに選択的に合成することができる。
一般式(I)で表されるジアリールホスホロハリデート
化合物を得ることができる。上記一般式(I)で表され
るジアリールホスホロハリデート化合物と多価フェノー
ルとを反応させることにより下記〔化3〕の一般式(I
I)で表されるリン系難燃剤をトリアリールホスフェイ
トを含まずに選択的に合成することができる。
【0016】
【化3】
【0017】上記一般式(II)中、Rで示される炭素数
1〜8のアルキル基としては、上記一般式(I)中のR
と同様のものがあげられ、Yで示される結合手として
は、例えば、直接結合手、-CH2-,-C(CH3)2-,-S-,-SO2-,
-O-,-CO-,-N=N- 等があげられる。
1〜8のアルキル基としては、上記一般式(I)中のR
と同様のものがあげられ、Yで示される結合手として
は、例えば、直接結合手、-CH2-,-C(CH3)2-,-S-,-SO2-,
-O-,-CO-,-N=N- 等があげられる。
【0018】本発明の製造方法を経由して得られる上記
一般式(II)で表されるリン系難燃剤は、種々の有機材
料の難燃化剤として用いられる。該有機材料としては、
特に制限されるものではないが、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ABS樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリスチレン共重合体お
よびポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン、さらにはポリカーボネート/ABSやポリフェニレ
ンオキサイド/ポリスチレンなどの混合物といった合成
樹脂等があげられる。
一般式(II)で表されるリン系難燃剤は、種々の有機材
料の難燃化剤として用いられる。該有機材料としては、
特に制限されるものではないが、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ABS樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリスチレン共重合体お
よびポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン、さらにはポリカーボネート/ABSやポリフェニレ
ンオキサイド/ポリスチレンなどの混合物といった合成
樹脂等があげられる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例によってなんら制限さ
れるものではない。
するが、本発明はこれらの実施例によってなんら制限さ
れるものではない。
【0020】実施例1−1 2.6−ジメチルフェノール244g(2モル)に4−
ジメチルアミノピリジン2.44g(0.02モル)と
キシレン15gを加え、140℃まで加熱してオキシ塩
化リン155g(1.01モル)を30分間で滴下し
た。さらに、140℃で7時間反応した後、140℃を
維持しながら30mmHgまで30分間で減圧してキシ
レンと過剰のオキシ塩化リンを留去して微黄色液体32
4gを得た。得られた液体はガスクロマトグラフィー分
析より純度100%のジアリールホスホロハリデート化
合物であった(収率99.8%)。
ジメチルアミノピリジン2.44g(0.02モル)と
キシレン15gを加え、140℃まで加熱してオキシ塩
化リン155g(1.01モル)を30分間で滴下し
た。さらに、140℃で7時間反応した後、140℃を
維持しながら30mmHgまで30分間で減圧してキシ
レンと過剰のオキシ塩化リンを留去して微黄色液体32
4gを得た。得られた液体はガスクロマトグラフィー分
析より純度100%のジアリールホスホロハリデート化
合物であった(収率99.8%)。
【0021】実施例1−2〜1−4 触媒を下記〔表1〕に記載の化合物に変えた以外は実施
例1と同様にしてジアリールホスホロクロリデート化合
物を得た。
例1と同様にしてジアリールホスホロクロリデート化合
物を得た。
【0022】比較例1−1及び1−2 触媒を塩化マグネシウムまたは塩化アルミニウムのルイ
ス酸触媒に変えた以外は実施例1と同様にしてジアリー
ルホスホロクロリデート化合物を得た。
ス酸触媒に変えた以外は実施例1と同様にしてジアリー
ルホスホロクロリデート化合物を得た。
【0023】得られたジアリールホスホロクロリデート
化合物の収率および選択率(モノ、ジ、トリ体の比)を
下記〔表1〕に示す。
化合物の収率および選択率(モノ、ジ、トリ体の比)を
下記〔表1〕に示す。
【0024】
【表1】
【0025】参考例1−1 実施例1−1で得られたジアリールホスホロクロリデー
ト化合物162g(0.5モル)とレゾルシノール27
g(0.25モル)と三塩化アルミニウム3g(0.0
2モル)を140℃まで加熱して2時間反応後、170
℃まで加熱して2時間保持して、170℃を保持しなが
ら20mmHgまで減圧して5時間反応して、淡黄色液
体を得た。キシレン100mlを加え、10gの10%
塩酸、10gの3N水酸化ナトリウム水溶液、10gの
水の順で洗浄し、140℃で減圧脱溶媒して室温まで冷
却して、融点99.5〜102.5℃の白色結晶168
gを得た。
ト化合物162g(0.5モル)とレゾルシノール27
g(0.25モル)と三塩化アルミニウム3g(0.0
2モル)を140℃まで加熱して2時間反応後、170
℃まで加熱して2時間保持して、170℃を保持しなが
ら20mmHgまで減圧して5時間反応して、淡黄色液
体を得た。キシレン100mlを加え、10gの10%
塩酸、10gの3N水酸化ナトリウム水溶液、10gの
水の順で洗浄し、140℃で減圧脱溶媒して室温まで冷
却して、融点99.5〜102.5℃の白色結晶168
gを得た。
【0026】得られた結晶は、液クロマトグラフィー
(クロロホルム)分析より、純度99.7%の化合物
(リン系難燃剤)であった(収率98%)。
(クロロホルム)分析より、純度99.7%の化合物
(リン系難燃剤)であった(収率98%)。
【0027】参考例1−2〜1−4および比較参考例1
−1,1−2 実施例1−2〜1−4および比較例1−1,1−2で得
られたジアリールホスホロクロリデート162gとレゾ
ルシノール27gと三塩化アルミニウム3gを参考例1
−1と同様にしてリン系難燃剤を得た。これらのリン系
難燃剤の収量、収率、融点および純度をそれぞれ下記
〔表2〕に示す。
−1,1−2 実施例1−2〜1−4および比較例1−1,1−2で得
られたジアリールホスホロクロリデート162gとレゾ
ルシノール27gと三塩化アルミニウム3gを参考例1
−1と同様にしてリン系難燃剤を得た。これらのリン系
難燃剤の収量、収率、融点および純度をそれぞれ下記
〔表2〕に示す。
【0028】
【表2】
【0029】参考例2−1〜2−4および比較参考例2
−1,2−2 参考例1−1〜1−4および比較参考例1−1,1−2
で得られたリン系難燃剤の難燃化効果を以下の配合につ
いて評価した。
−1,2−2 参考例1−1〜1−4および比較参考例1−1,1−2
で得られたリン系難燃剤の難燃化効果を以下の配合につ
いて評価した。
【0030】参考例2−1〜2−4 数平均分子量が25000であるビスフェノールAから
のポリカーボネート93重量部に、参考例1−1から1
−4で調製したリン系難燃剤7重量部をブレンダーで良
く混合した後、押出機によりペレットとした。UL−9
4の方法による燃焼時間による難燃性試験を行った。ま
た、熱変形温度も測定した。
のポリカーボネート93重量部に、参考例1−1から1
−4で調製したリン系難燃剤7重量部をブレンダーで良
く混合した後、押出機によりペレットとした。UL−9
4の方法による燃焼時間による難燃性試験を行った。ま
た、熱変形温度も測定した。
【0031】比較参考例2−1,2−2 リン系難燃剤を比較参考例1−1または1−2で得られ
たリン化合物に変えた以外は参考例2−1と同様にして
評価した。それらの結果を下記〔表3〕に示す。
たリン化合物に変えた以外は参考例2−1と同様にして
評価した。それらの結果を下記〔表3〕に示す。
【0032】
【表3】
【0033】参考例3−1〜3−4および比較参考例3
−1,3−2 数平均分子量が24000であるナイロン6を90重量
部と下記〔表3〕に記載の難燃剤と10重量部をブレン
ダーによってよく混合した後、押出機によってペレット
化した。UL−94に定める試験片を射出成形により成
形し、燃焼テストを実施した。また、熱変形温度も測定
した。
−1,3−2 数平均分子量が24000であるナイロン6を90重量
部と下記〔表3〕に記載の難燃剤と10重量部をブレン
ダーによってよく混合した後、押出機によってペレット
化した。UL−94に定める試験片を射出成形により成
形し、燃焼テストを実施した。また、熱変形温度も測定
した。
【0034】それらの結果を下記〔表4〕に示す。な
お、難燃剤の種類は下記〔表3〕に同じである。
お、難燃剤の種類は下記〔表3〕に同じである。
【0035】
【表4】
【0036】参考例4−1〜4−4および比較参考例4
−1,4−2 ABS樹脂(Blendex 111;宇部サイコン社製)を100
重量部と下記〔表5〕に記載の難燃剤とをブレンダーに
よってよく混合した後、230℃で射出成形して試験片
を作成した。UL−94に準じて燃焼性試験を実施し
た。
−1,4−2 ABS樹脂(Blendex 111;宇部サイコン社製)を100
重量部と下記〔表5〕に記載の難燃剤とをブレンダーに
よってよく混合した後、230℃で射出成形して試験片
を作成した。UL−94に準じて燃焼性試験を実施し
た。
【0037】それらの結果を下記〔表5〕に示す。な
お、難燃剤の種類は上記〔表3〕に同じである。
お、難燃剤の種類は上記〔表3〕に同じである。
【0038】
【表5】
【0039】実施例1−1〜1−4と比較例1−1,1
−2より、2,6−ジメチルフェノール類とオキシハロ
ゲン化リンの反応において、ジアリールホスホロハリデ
ート化合物を合成するに際して、ルイス酸を触媒とした
場合には2〜3%のトリ体を生じているのに比較して、
含窒素複素環化合物を触媒に用いた場合にはトリ体を生
じることなく高収率でジアリールホスホロハリデートを
合成できることが明らかである。
−2より、2,6−ジメチルフェノール類とオキシハロ
ゲン化リンの反応において、ジアリールホスホロハリデ
ート化合物を合成するに際して、ルイス酸を触媒とした
場合には2〜3%のトリ体を生じているのに比較して、
含窒素複素環化合物を触媒に用いた場合にはトリ体を生
じることなく高収率でジアリールホスホロハリデートを
合成できることが明らかである。
【0040】参考例1−1〜1−4と比較参考例1−
1,1−2より、より高純度で得られたジアリールホス
ホロクロリデート化合物を原料に用いた方が、得られる
リン系難燃剤の純度収率ともに優れることは明らかであ
る。
1,1−2より、より高純度で得られたジアリールホス
ホロクロリデート化合物を原料に用いた方が、得られる
リン系難燃剤の純度収率ともに優れることは明らかであ
る。
【0041】参考例2−1〜2−4と比較参考例2−
1,2−2および参考例3−1〜3−4と比較参考例3
−1,3−2より、本発明の製法を経由して得られたリ
ン系難燃剤は、ルイス酸を触媒として得られるリン系難
燃剤に比較して、難燃化効果および熱変形温度において
優れることは明らかである。
1,2−2および参考例3−1〜3−4と比較参考例3
−1,3−2より、本発明の製法を経由して得られたリ
ン系難燃剤は、ルイス酸を触媒として得られるリン系難
燃剤に比較して、難燃化効果および熱変形温度において
優れることは明らかである。
【0042】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、ルイス酸を
触媒として用いた場合に比較して、高選択率でジアリー
ルホスホロハリデート化合物を得ることができる。ま
た、本発明の製造方法により高選択率で得られたジアリ
ールホスホロハリデート化合物を原料としてリン系難燃
剤を合成すると、ルイス酸触媒を用いて得られるジアリ
ールホスホロハリデート化合物を原料とするよりも、高
純度で高収率のリン系難燃剤を合成することができる。
更に、本発明の製造方法を経由して得られるリン系難燃
剤を用いることで、熱変形温度の低下の小さい高い難燃
性をもつ有機材料を得ることができる。
触媒として用いた場合に比較して、高選択率でジアリー
ルホスホロハリデート化合物を得ることができる。ま
た、本発明の製造方法により高選択率で得られたジアリ
ールホスホロハリデート化合物を原料としてリン系難燃
剤を合成すると、ルイス酸触媒を用いて得られるジアリ
ールホスホロハリデート化合物を原料とするよりも、高
純度で高収率のリン系難燃剤を合成することができる。
更に、本発明の製造方法を経由して得られるリン系難燃
剤を用いることで、熱変形温度の低下の小さい高い難燃
性をもつ有機材料を得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 2,6−ジメチルフェノール類とオキシ
ハロゲン化リンとを反応させて下記〔化1〕の一般式
(I)で表されるジアリールホスホロハリデート化合物
を製造するに際し、触媒として含窒素複素環化合物を用
いることを特徴とするジアリールホスホロハリデート化
合物の製造方法。 【化1】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6283820A JPH08143584A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ジアリールホスホロハリデート化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6283820A JPH08143584A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ジアリールホスホロハリデート化合物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08143584A true JPH08143584A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17670577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6283820A Pending JPH08143584A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ジアリールホスホロハリデート化合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08143584A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5880308A (en) * | 1996-07-30 | 1999-03-09 | Daihachi Chemical Industry Co., Ltd. | Process for preparing aromatic bisphosphates |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP6283820A patent/JPH08143584A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5880308A (en) * | 1996-07-30 | 1999-03-09 | Daihachi Chemical Industry Co., Ltd. | Process for preparing aromatic bisphosphates |
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