JPH08144584A - 引手の取付け構造と引手の取付け方法 - Google Patents

引手の取付け構造と引手の取付け方法

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JPH08144584A
JPH08144584A JP30566094A JP30566094A JPH08144584A JP H08144584 A JPH08144584 A JP H08144584A JP 30566094 A JP30566094 A JP 30566094A JP 30566094 A JP30566094 A JP 30566094A JP H08144584 A JPH08144584 A JP H08144584A
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Susumu Nakajima
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、引手を簡易かつ迅速に、しか
も強固かつ体裁良く取付けられるとともに、取付け後引
手を容易に取外せる引手の取付け構造と引手の取付け方
法を提供する。 【構成】 開閉部材6の手掛け位置に凹孔8または通孔
15を形成し、該凹孔8または通孔15に引手7を収容
して固定する。側壁10の相対する位置に係合溝11を
形成した引手7を設ける。係合溝11に係合可能な一対
の係合部13a,17aと、凹孔8または通孔15に押
し込み若しくは係合可能な突起14,18とを備えた固
定金具12,16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は簡単な構成で、引手を簡
易かつ迅速に、しかも強固かつ体裁良く取付けられると
ともに、取付け後引手を容易に取外せるようにした引手
の取付け構造と引手の取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、開閉部材である襖や障子、引戸等
に引手を取付ける場合、例えば図11のように開閉部材
1の所定位置に、引手2を収容可能な凹孔3または通孔
を設け、該凹孔3に引手2を挿入後、引手2に形成した
釘孔4,4に釘5,5を打ち込んで取付けていた。
【0003】しかし、この取付け法は、釘打ちに手間が
掛かるうえに熟練を要して生産性が悪く、しかも取付け
後は引手の表面に釘が露出して体裁が悪いばかりか、経
時的に釘の頭部が浮き上がって引手の表面に突出し、開
閉操作時に手指を怪我したり引手がガタつくという問題
があり、また引手を一旦取付けてしまうと、その取外し
が難しく、例えば襖の張り替えが困難になる等の問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、簡単な構成で引手を簡易かつ迅速に、しか
も強固かつ体裁良く取付けられるとともに、取付け後引
手を容易に取外せるようにした引手の取付け構造と引手
の取付け方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の引手
の取付け構造は、開閉部材の手掛け位置に凹孔または通
孔を形成し、該凹孔または通孔に引手を収容して固定す
る引手の取付け構造において、側壁の相対する位置に係
合溝を形成した引手と、前記溝に係合可能な一対の係合
部と凹孔または通孔に押し込み若しくは係合可能な突起
とを備えた固定金具とからなり、簡単な構成で引手を簡
易かつ迅速に、しかも強固かつ体裁良く取付けられるよ
うにしている。また、本発明の構造は、固定金具を断面
略U字形状に形成し、種々の断面形状の引手に対応可能
にしている。更に、本発明の構造は、突起を山形の尖端
形状に形成し、該突起を凹孔または通孔に押し込み可能
にし、引手を確実かつ強固に取付けている。本発明の構
造は、突起を断面U字またはV字形状に形成し、該突起
を凹孔または通孔の内面に圧接し、木製、合成樹脂製、
金属製等各種開閉部材に対する引手の取付けを可能にし
ている。また、本発明の構造は、固定金具を複数用い、
引手の取付け強度を強化している。更に、本発明の構造
は、開閉部材の少なくとも手掛け位置部を、木製または
木質と同等に構成した他部材若しくは木と他部材との合
成部材で構成し、引手を強固かつ確実に取付けるように
している。本発明の構造は、引手の鍔片の裏面に凹溝を
形成し、該溝にドライバー等の適宜な工具を差し込ん
で、取付け後の引手を取外せるようにしている。本発明
の引手の取付け方法は、開閉部材の手掛け位置に凹孔ま
たは通孔を形成し、該凹孔または通孔に引手を収容して
固定する引手の取付け方法において、引手を凹孔または
通孔に押し入れ、前記凹孔または通孔内に配置する固定
金具の突起を、凹孔または通孔の内面に押し込み若しく
は圧接するとともに、引手の底部周面に固定金具を連結
し、引手を簡易かつ迅速に取付け、その生産性を向上す
るようにしている。また、本発明の方法は、開閉部材の
手掛け位置に凹孔を形成し、該凹孔に固定金具を収容し
て引手を固定金具に押し入れ、突起を凹孔または通孔の
内面に押し込み、凹孔を形成した開閉部材に引手を取付
ける場合に好適にしている。更に、本発明の方法は、開
閉部材の手掛け位置に通孔を形成し、該凹孔に固定金具
を底部周面に装着した引手を押し入れ、突起を凹孔また
は通孔の内面に圧接し、通孔を形成した開閉部材に引手
を取付ける場合に好適にしている。本発明の方法は、開
閉部材の少なくとも手掛け位置部が、木製または木質と
同等に構成した他部材若しくは木と他部材との合成部材
に対する好適な引手の取付け方法を、引手の収容孔と突
起の構造に分けて提案している。また、本発明の方法
は、開閉部材の少なくとも手掛け位置部を、木質よりも
高硬度の金属または非金属部材で構成し、該部材に対す
る引手の取付けを可能にしている。
【0006】
【作 用】請求項1の発明は、側壁の相対する位置に係
合溝を形成した引手と、前記溝に係合可能な一対の係合
部と凹孔または通孔に押し込み若しくは係合可能な突起
とを備えた固定金具との簡単な構成で、引手を簡易かつ
迅速に、しかも強固かつ体裁良く取付けられる。請求項
2の発明は、固定金具を断面略U字形状に形成し、種々
の断面形状の引手に対応可能である。請求項3の発明
は、突起を山形の尖端形状に形成し、該突起を凹孔また
は通孔に押し込み可能にして、引手を確実かつ強固に取
付けられる。請求項4の発明は、突起を断面U字または
V字形状に形成し、該突起を凹孔または通孔の内面に圧
接し、木製、合成樹脂製、金属製等各種開閉部材に対す
る引手の取付けが可能である。請求項5の発明は、固定
金具を複数用いて、引手の確実な取付けを増進し、その
取付け強度を強化する。請求項6の発明は、開閉部材の
少なくとも手掛け位置部を、木製または木質と同等に構
成した他部材若しくは木と他部材との合成部材で構成
し、引手を強固かつ確実に取付ける。請求項7の発明
は、引手の鍔片の裏面に凹溝を形成し、該溝にドライバ
ー等の適宜な工具を差し込むことで、取付け後の引手を
取外せる。請求項8の発明は、凹孔または通孔に引手を
押し入れ、前記凹孔または通孔内に配置する固定金具の
突起を、凹孔または通孔の内面に押し込み若しくは圧接
し、従来の釘打ち込みによる取付け法に比べて、熟練を
要せず簡易かつ迅速に引手を取付けられ、その生産性が
向上する。また、引手の底部周面に固定金具を連結し、
それらと開閉部材との一体関係を形成する。請求項9の
発明は、開閉部材の手掛け位置に凹孔を形成し、該凹孔
に固定金具を収容して引手を固定金具に押し入れ、突起
を凹孔または通孔の内面に押し込み、凹孔を形成した開
閉部材に好適な引手の取付け法である。請求項10の発
明は、開閉部材の手掛け位置に通孔を形成し、該凹孔に
固定金具を底部周面に装着した引手を押し入れ、突起を
凹孔または通孔の内面に圧接し、通孔を形成した開閉部
材に好適な引手の取付け法である。請求項11の発明
は、開閉部材の少なくとも手掛け位置部が、木製または
木質と同等に構成した他部材若しくは木と他部材との合
成部材に好適な引手の取付け方法を、引手の収容孔と突
起の構造に分けて提案している。請求項12の発明は、
開閉部材の少なくとも手掛け位置部を、木質よりも高硬
度の金属または非金属部材で構成し、該部材に対する引
手の取付けを可能にする
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
ると、図1乃至図5において6は襖、障子、引戸等の開
閉部材で、その少なくとも手掛け位置部は、木製または
木質と同等に構成した他部材若しくは木と他部材との合
成部材で構成され、その手掛け位置に引手7を収容可能
な縦長の凹孔8が形成されている。
【0008】引手7は鋼板を深底で細長の皿状に成形し
て構成され、その開口部周辺に凹孔8の開口縁部と係合
可能な鍔片9が形成され、その相対する長さ方向の側壁
10,10の外面に、略全域に亙って係合溝11,11
が形成され、該溝11,11に固定金具12の後述する
係合部が係合している。図中、9aは下側に位置する鍔
片9の裏面に形成した凹溝で、鍔片9を圧印加工して形
成され、引手7の取付け後は一端を外部に開口し、ドラ
イバー等適宜なこじ開け手段を挿入可能にしている。
【0009】固定金具12は引手7の背部に取付けら
れ、これはステンレス鋼板等のバネ材を断面略U字形状
に成形して構成され、その幅は引手7の幅と略等幅で、
その長さは引手7の長さの略1/4〜1/3に形成され
ている。固定金具12の相対する側片13,13の端縁
は、外側へ斜め上向きに屈曲され、その屈曲部の内面を
係合部13a,13aとして、前記溝11,11に係合
可能にしており、上記屈曲片の端縁に山形状の尖端形状
をした複数の突起14が形成されている。なお、これら
の成形後、固定金具12は焼き入れ等の適宜手段で硬化
処理されている。
【0010】なお、この実施例では開閉部材6の片側に
引手7を取付ける場合について説明したが、開閉部材6
の内外両側に引手7を取付ける場合は、各手掛け位置に
凹孔8を形成し、それらに引手7を取付ければよい。ま
た、この実施例では一つの引手7に一つの固定金具12
を使用しているが、複数使用してもよく、そのようにす
ることで引手7の取付け強度が増強する。
【0011】図6乃至図10は本発明の他の実施例を示
し、前述の構成と対応する部分には同一の符号を用いて
いる。この実施例は、開閉部材6の手掛け位置に縦長の
通孔15を形成し、その内外の開口部に引手7,7を取
付ける例を示している。
【0012】引手7の側壁10,10には、その略全域
に亙って係合溝11,11が形成され、これらの溝1
1,11に後述する固定金具16,16の側片の端縁が
係合している。固定金具16は前記固定金具12と同質
部材を断面略U字形状に成形して構成され、その幅は引
手7の幅と略等幅で、その長さは前記幅の略1/3に形
成されている。
【0013】固定金具16の相対する側片17,17の
端部には、断面略UまたはV字形状に屈曲された突起1
8,18が外側に突設され、該突起18,18を通孔1
5の内面に押し込み可能にしており、また突起18,1
8の屈曲端縁は、側片17,17よりも内側に突出して
いて、前記係合溝11,11に係合可能な係合部17
a,17aとしている。なお、これらの成形後、固定金
具16は焼き入れ等の適宜手段で硬化処理されている。
【0014】このように構成した引手の取付け構造は、
引手7に従来のような釘孔の加工を要しないから、その
分加工が容易で、これを安価に製作できる。また、本発
明は従来の釘の代わりに固定金具12,16を要する
が、これらは構成が簡単で加工も容易であるから、さし
てコスト増にはならず、後述のような取付けの迅速化に
よって、結果的にコストの低減を図れる。
【0015】次に第1実施例の引手7を取付ける場合
は、開閉部材6の手掛け位置に凹孔8を形成し、該孔8
を例えば上向きにして開閉部材6を水平に支持する。そ
して、凹孔8の長さ方向の中央位置に、側片13,13
を上向きにして固定金具12を収容し、該金具12の上
方から引手7を図5のように凹孔8に一気に押し込む。
この場合、凹溝9aが下側に位置するよう引手7を取付
け、また上記押し込み時には、木ハンマ等の適宜な工具
や流体圧シリンダを駆使した適宜な押圧手段が使用され
る。
【0016】このようにすると、引手7が固定金具12
の内部に押し込まれ、該金具12の側片13,13が、
その弾性に抗して外側へ押し広げられ、左右の突起14
が凹孔8の内面に突き刺さるとともに、側片13,13
が引手7の側壁10,10に圧接されて、突起14が凹
孔8の内面に深く進入する。そして、突起14が凹孔8
の内面に十分に進入したところで、引手7の係合溝1
1,11が係合部13a,13aと係合し、側片13,
13の拡開状態を維持するとともに、突起14の食い込
み状態を保持することで、引手7が取付けられる。
【0017】このように上記取付けに際しては、引手7
を固定金具12に単に押し込むだけでよいから、従来の
ような釘打ち法に比べて、作業が簡単で迅速に行なえ、
しかも格別熟練を要しないから、この種の作業の生産性
が向上するとともに、釘打ち法のような引手7の損傷や
打痕の発生の心配がない。
【0018】こうして取付けられた引手7の状況は図1
および図4のようで、固定金具12が凹孔8内に位置し
て引手7に隠蔽され、また引手7の表面には従来のよう
な釘が露出していないから、引手7周辺の体裁が向上す
る。なお、凹溝9aは引手7の下側に位置して下向きに
開口しているから、引手7正面の体裁を損なうことはな
い。そして、引手7の取付け後は突起14が開閉部材6
の内部に食い込み、この状態を係合溝11と弾性を備え
た係合部13aの係合によって維持しているから、引手
7のガタの発生を強力に防止し、引手7を強固に保持す
る。したがって、従来の釘打ち法のように、釘が経時的
に浮き上がって引手7がガタついたり、引手7の操作時
に手指を怪我させることはない。
【0019】なお、開閉部材6に一旦取付けた引手7を
取外す場合は、下向きに開口した凹溝9aにマイナスド
ライバー等適宜なこじ開け手段を差し込み、これを凹孔
8の開口縁を支点にこじればよく、このようにすること
で襖等の張り替えに容易に応じられる。
【0020】次に第2実施例の引手7を取付ける場合
は、先ず二つの固定金具16を用意し、これを図9のよ
うに引手7の底部背面に向けて押し込む。このようにす
ると、側片17,17が引手7の側壁10,10に沿っ
て押し込まれ、かつその弾性に抗して押し広げられて、
先端の係合部17a,17aが係合溝11,11に係合
し、引手7の底部に固定金具16が取付けられる。
【0021】この状況は図10のようで、側片17,1
7が引手7の側壁10,10から離間して取付けられ、
その弾性を係合部17a,17aに作用させて、係合溝
11,11を圧接し、引手7と固定金具16を強固に連
結している。なお、固定金具16は上記連結後、係合溝
11に沿って移動し得るから、両者の間隔を適宜調整し
得る。
【0022】一方、開閉部材6の手掛け位置に引手7を
収容可能な通孔15を形成し、該孔15を例えば上向き
にして開閉部材6を水平に支持する。そして、前記組み
付けた引手7と固定金具16のアセンブリを、図10の
ように固定金具16を下側にして通孔15の一方の開口
部に一気に押し込む。
【0023】このようにすると、側片17,17と突起
18,18とが通孔15の内面と係合し、それらが内側
に押圧されて、側片17,17が側壁10,10に密着
するとともに、突起18,18が通孔15の内面を圧接
する。その際、実施例ように木製の開閉部材6の場合
は、図10のように突起18,18の一部が通孔15の
内面に押し込まれる。この場合、固定金具16の押し込
み時には突起18に大きな力が作用するが、該突起18
は十分な弾性と硬度を有し、その断面形状をUまたはV
字形状にして、剛性を強化しているから、突起18が変
形したり係合溝11と係合部17aとの係合が解除され
たりしない。なお、一方の引手7も同様にして取付けら
れる。
【0024】このように上記取付けに際しては、引手7
と固定金具16とのアセンブリを、通孔15の一方の開
口部に単に押し込むだけでよいから、従来のような釘打
ち法に比べて、作業が簡単で熟練を要することもなく、
これを簡易かつ迅速に行なえ、この種の作業の生産性が
向上するとともに、釘打ち法のような引手7の損傷や打
痕の発生の心配がない。
【0025】こうして取付けられた引手7,7の状況は
図6および図8のようで、固定金具16が通孔15内に
位置して引手7に隠蔽されているから、上記金具16に
よって引手7周辺の体裁が損なわれることはない。凹溝
9aについても前述同様である。また、引手7の取付け
後は、突起18,18が通孔15の内面を圧接し、この
状態を、内側へ押圧されて弾性を蓄積した側片17,1
7によって維持するから、従来の釘打ち法に比べて、引
手7のガタの発生を強力に防止し、引手7を強固に保持
する。それゆえ、従来の釘打ち法のように、釘が経時的
に浮き上がって引手7がガタついたり、引手7の操作時
に手指を怪我させることはない。
【0026】したがって、突起14を開閉部材6に刺し
込んで引手7を取付ける前述の実施例に比べて、開閉部
材6の硬さや材質に関係無く引手7を取付けることがで
きるから、木製に限らず、金属製、非金属製の種々の開
閉部材6への取付けに応じられる。
【0027】
【発明の効果】本発明の引手の取付け構造は以上のよう
に、側壁の相対する位置に係合溝を形成した引手と、前
記係合溝に係合可能な一対の係合部と凹孔または通孔に
押し込み若しくは係合可能な突起とを備えた固定金具と
を有しているから、開閉部材に形成した凹孔または通孔
に対し、簡単な構成で引手を簡易かつ迅速に、しかも強
固かつ体裁良く取付けることができる。本発明の引手の
取付け構造は、固定金具を断面略U字形状に形成したか
ら、種々の断面形状の引手の取付けに応ずることができ
る。本発明の引手の取付け構造は、突起を山形の尖端形
状に形成し、該突起を凹孔または通孔に押し込み可能に
したから、引手を確実かつ強固に取付けることができ
る。本発明の引手の取付け構造は、突起を断面U字また
はV字形状に形成し、該突起を凹孔または通孔の内面に
圧接したから、木製、合成樹脂製、金属製等各種開閉部
材に対し引手を取付けることができ、その汎用性を得る
ことができる。本発明の引手の取付け構造は、固定金具
を複数用いたから、引手の確実な取付けが促され、取付
け強度を強化することができる。本発明の引手の取付け
構造は、開閉部材の少なくとも手掛け位置部を、木製ま
たは木質と同等に構成した他部材若しくは木と他部材と
の合成部材で構成したから、引手を強固かつ確実に取付
けることができる。本発明の引手の取付け構造は、引手
の鍔片の裏面に凹溝を形成したから、該溝にドライバー
等の適宜な工具を差し込むことで、取付け後の引手を容
易に取外すことができ、例えば襖の張り替えに応じられ
る効果がある。本発明の引手の取付け方法は、凹孔また
は通孔に引手を押し入れ、前記凹孔または通孔内に配置
する固定金具の突起を、凹孔または通孔の内面に押し込
み若しくは圧接したから、従来の釘打ち込みによる取付
け法に比べて、熟練を要せず簡易かつ迅速に引手を取付
けられ、その生産性を向上することができる。また、引
手の底部周面に固定金具を連結したから、それらと開閉
部材との一体関係を形成し、引手を強固に取付けること
ができる。本発明の引手の取付け方法は、開閉部材の手
掛け位置に凹孔を形成し、該凹孔に固定金具を収容して
引手を固定金具に押し入れ、突起を凹孔または通孔の内
面に押し込ませたから、凹孔を形成した開閉部材への引
手の取付けに好適な効果がある。本発明の引手の取付け
方法は、開閉部材の手掛け位置に通孔を形成し、該凹孔
に固定金具を底部周面に装着した引手を押し入れ、突起
を凹孔または通孔の内面に圧接したから、通孔を形成し
た開閉部材への引手の取付けに好適な効果がある本発明
の引手の取付け方法は、開閉部材の少なくとも手掛け位
置部が、木製または木質と同等に構成した他部材若しく
は木と他部材との合成部材に対し、引手の収容孔と突起
の構造に分けて、好適な取付け法を提案することができ
る。本発明の引手の取付け方法は、開閉部材の少なくと
も手掛け位置部を、木質よりも高硬度の金属または非金
属部材で構成したから、これらの部材で構成した開閉部
材に対する引手の取付けを可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の第1実施例の要部を分解して示す斜視図
である。
【図3】本発明に適用した引手の側面図で、一部を切欠
いて断面図示している。
【図4】図1のAーA線に沿う拡大断面図である。
【図5】第1実施例による引手の取付け状況を示す断面
図である。
【図6】本発明の他の実施例(第2実施例)を示す正面
図である。
【図7】図6の第2実施例の要部を分解して示す斜視図
である。
【図8】図6のBーB線に沿う拡大断面図である。
【図9】第2実施例における引手と固定金具との取付け
状況を示す断面図である。
【図10】第2実施例による引手の取付け状況を示す断
面図である。
【図11】従来の引手の取付け状況を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
6 開閉部材 7 引手 8 凹孔 9 鍔片 9a 凹溝 10 側壁 11 係合溝 12,16 固定金具 13a,17a 係合部 14,18 突起 15 通孔

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉部材の手掛け位置に凹孔または通孔
    を形成し、該凹孔または通孔に引手を収容して固定する
    引手の取付け構造において、側壁の相対する位置に係合
    溝を形成した引手と、前記溝に係合可能な一対の係合部
    と凹孔または通孔に押し込み若しくは係合可能な突起と
    を備えた固定金具とからなる引手の取付け構造。
  2. 【請求項2】 固定金具を断面略U字形状に形成した請
    求項1記載の引手の取付け構造。
  3. 【請求項3】 突起を山形の尖端形状に形成し、該突起
    を凹孔または通孔にに押し込み可能にした請求項1記載
    の引手の取付け構造。
  4. 【請求項4】 突起を断面U字またはV字形状に形成
    し、該突起を凹孔または通孔の内面に圧接した請求項1
    記載の引手の取付け構造。
  5. 【請求項5】 固定金具を複数用いた請求項1記載の引
    手の取付け構造。
  6. 【請求項6】 開閉部材の少なくとも手掛け位置部を、
    木製または木質と同等に構成した他部材若しくは木と他
    部材との合成部材で構成した請求項1記載の引手の取付
    け構造。
  7. 【請求項7】 引手の鍔片の裏面に凹溝を形成した請求
    項1記載の引手の取付け構造。
  8. 【請求項8】 開閉部材の手掛け位置に凹孔または通孔
    を形成し、該凹孔または通孔に引手を収容して固定する
    引手の取付け方法において、引手を凹孔または通孔に押
    し入れ、前記凹孔または通孔内に配置する固定金具の突
    起を、凹孔または通孔の内面に押し込み若しくは圧接す
    るとともに、引手の底部周面に固定金具を連結した引手
    の取付け方法。
  9. 【請求項9】 開閉部材の手掛け位置に凹孔を形成し、
    該凹孔に固定金具を収容して引手を固定金具に押し入
    れ、突起を凹孔または通孔の内面に押し込んだ請求項1
    記載の引手の取付け方法。
  10. 【請求項10】 開閉部材の手掛け位置に通孔を形成
    し、該凹孔に固定金具を底部周面に装着した引手を押し
    入れ、突起を凹孔または通孔の内面に圧接した請求項1
    記載の引手の取付け方法。
  11. 【請求項11】 開閉部材の少なくとも手掛け位置部
    が、木製または木質と同等に構成した他部材若しくは木
    と他部材との合成部材である請求項9および10記載の
    引手の取付け方法。
  12. 【請求項12】 開閉部材の少なくとも手掛け位置部
    を、木質よりも高硬度の金属または非金属部材で構成し
    た請求項11記載の引手の取付け方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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