JPH08144614A - ヒンジ装置及びヒンジ装置用部材の製造方法 - Google Patents
ヒンジ装置及びヒンジ装置用部材の製造方法Info
- Publication number
- JPH08144614A JPH08144614A JP29168194A JP29168194A JPH08144614A JP H08144614 A JPH08144614 A JP H08144614A JP 29168194 A JP29168194 A JP 29168194A JP 29168194 A JP29168194 A JP 29168194A JP H08144614 A JPH08144614 A JP H08144614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge member
- fitting body
- hinge
- section
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【構成】断面における周壁の一部が半周未満の範囲で開
口されることにより断面C形の空間が形成された外嵌体
11を有する第1ヒンジ部材1と、第1ヒンジ部材の内部
に、周方向に相互回動可能に内嵌めされる内嵌体21を有
する第2ヒンジ部材2を備える。外嵌体の内部に内嵌体
が相互回動可能に嵌合されることによって、第1ヒンジ
部材と第2ヒンジ部材とが連結されてなる。この場合、
第2ヒンジ部材の内嵌体が、断面における周壁の一部が
半周未満の範囲で開口されることにより断面C形に形成
される一方、第1ヒンジ部材の外嵌体の内側に、嵌合空
間15を隔てて内側壁体13が形成され、嵌合空間に内嵌体
が、周方向に相互回動可能に嵌合されてなるものとする
のが好ましい。 【効果】第1ヒンジ部材または第2ヒンジ部材の長さ方
向全体に亘って、両ヒンジ部材を嵌合状態に連結するこ
とができ、強度が増大する。
口されることにより断面C形の空間が形成された外嵌体
11を有する第1ヒンジ部材1と、第1ヒンジ部材の内部
に、周方向に相互回動可能に内嵌めされる内嵌体21を有
する第2ヒンジ部材2を備える。外嵌体の内部に内嵌体
が相互回動可能に嵌合されることによって、第1ヒンジ
部材と第2ヒンジ部材とが連結されてなる。この場合、
第2ヒンジ部材の内嵌体が、断面における周壁の一部が
半周未満の範囲で開口されることにより断面C形に形成
される一方、第1ヒンジ部材の外嵌体の内側に、嵌合空
間15を隔てて内側壁体13が形成され、嵌合空間に内嵌体
が、周方向に相互回動可能に嵌合されてなるものとする
のが好ましい。 【効果】第1ヒンジ部材または第2ヒンジ部材の長さ方
向全体に亘って、両ヒンジ部材を嵌合状態に連結するこ
とができ、強度が増大する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つの部材を回動可
能に連結するヒンジ装置及びヒンジ装置用部材の製造方
法に関する。
能に連結するヒンジ装置及びヒンジ装置用部材の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】従来、この種
ヒンジ装置は2つのヒンジ部材が長さ方向に配置されか
つ組み合わされることにより、形成されたものであっ
た。例えば、筒部を有するヒンジ部材と軸部を有するヒ
ンジ部材とが、軸部を筒部に嵌入した状態で長さ方向に
組み合わされることにより、回動可能に連結されたもの
が知られている。
ヒンジ装置は2つのヒンジ部材が長さ方向に配置されか
つ組み合わされることにより、形成されたものであっ
た。例えば、筒部を有するヒンジ部材と軸部を有するヒ
ンジ部材とが、軸部を筒部に嵌入した状態で長さ方向に
組み合わされることにより、回動可能に連結されたもの
が知られている。
【0003】しかしながら、このような従来のヒンジ装
置では、2つのヒンジ部材が長さ方向に併設状態に配置
されるため、全体長さが長くなる反面、長さの割には連
結強度が今ひとつであるという問題があった。
置では、2つのヒンジ部材が長さ方向に併設状態に配置
されるため、全体長さが長くなる反面、長さの割には連
結強度が今ひとつであるという問題があった。
【0004】この発明は、このような欠点を解消するた
めになされたものであって、短尺小形でありながら連結
強度に優れたヒンジ装置の提供を目的とし、さらにはヒ
ンジ装置用部材の製造方法の提供を目的とする。
めになされたものであって、短尺小形でありながら連結
強度に優れたヒンジ装置の提供を目的とし、さらにはヒ
ンジ装置用部材の製造方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の1つは、断面における周壁の一部が半周
未満の範囲で開口されることにより断面C形の空間が形
成された外嵌体(11)を有する第1ヒンジ部材(1)
と、この第1ヒンジ部材(1)の内部に、周方向に相互
回動可能に内嵌めされる内嵌体(21)を有する第2ヒン
ジ部材(2)とを備え、前記外嵌体(11)の内部に内嵌
体(21)が相互回動可能に嵌合されることによって、前
記第1ヒンジ部材(1)と第2ヒンジ部材(2)とが連
結されてなることを特徴とするヒンジ装置を要旨とす
る。
に、この発明の1つは、断面における周壁の一部が半周
未満の範囲で開口されることにより断面C形の空間が形
成された外嵌体(11)を有する第1ヒンジ部材(1)
と、この第1ヒンジ部材(1)の内部に、周方向に相互
回動可能に内嵌めされる内嵌体(21)を有する第2ヒン
ジ部材(2)とを備え、前記外嵌体(11)の内部に内嵌
体(21)が相互回動可能に嵌合されることによって、前
記第1ヒンジ部材(1)と第2ヒンジ部材(2)とが連
結されてなることを特徴とするヒンジ装置を要旨とす
る。
【0006】この場合、好ましくは、前記第2ヒンジ部
材(2)の内嵌体(21)が、断面における周壁の一部が
半周未満の範囲で開口されることにより断面C形に形成
される一方、前記第1ヒンジ部材(1)の外嵌体(11)
の内側に、第2ヒンジ部材(2)の内嵌体(21)が嵌合
される嵌合空間(15)を隔てて内側壁体(13)が形成さ
れ、前記嵌合空間(15)に前記第2ヒンジ部材(2)の
内嵌体(21)が、周方向に相互回動可能に嵌合されてな
るものとするのが良い。
材(2)の内嵌体(21)が、断面における周壁の一部が
半周未満の範囲で開口されることにより断面C形に形成
される一方、前記第1ヒンジ部材(1)の外嵌体(11)
の内側に、第2ヒンジ部材(2)の内嵌体(21)が嵌合
される嵌合空間(15)を隔てて内側壁体(13)が形成さ
れ、前記嵌合空間(15)に前記第2ヒンジ部材(2)の
内嵌体(21)が、周方向に相互回動可能に嵌合されてな
るものとするのが良い。
【0007】また、この発明の他のものは、断面円形の
内周面を有する外側部材(30)と、この外側部材の中空
内部に薄肉連結片(32)(33)を介して外側部材(30)
に連結された状態に設けられるとともに、外側部材(3
0)の内周面に所定間隙で対向する断面円形の外周面を
有する内側部材(31)とを備えた押出材(40)を製作し
たのち、少なくとも外側部材(30)を周方向の半周未満
の範囲で長さ方向に除去することを特徴とするヒンジ装
置用部材の製造方法を要旨とする。
内周面を有する外側部材(30)と、この外側部材の中空
内部に薄肉連結片(32)(33)を介して外側部材(30)
に連結された状態に設けられるとともに、外側部材(3
0)の内周面に所定間隙で対向する断面円形の外周面を
有する内側部材(31)とを備えた押出材(40)を製作し
たのち、少なくとも外側部材(30)を周方向の半周未満
の範囲で長さ方向に除去することを特徴とするヒンジ装
置用部材の製造方法を要旨とする。
【0008】
【作用】外嵌体(11)の内部に内嵌体(21)が相互回動
可能に嵌合されることによって、前記第1ヒンジ部
(1)と第2ヒンジ部(2)とが連結されてなるから、
第1ヒンジ部材(1)または第2ヒンジ部材(2)の長
さ方向全体に亘って、両ヒンジ部材を嵌合状態に組み合
わせることができ、ヒンジ装置の単位長さあたりの強度
が増大する。
可能に嵌合されることによって、前記第1ヒンジ部
(1)と第2ヒンジ部(2)とが連結されてなるから、
第1ヒンジ部材(1)または第2ヒンジ部材(2)の長
さ方向全体に亘って、両ヒンジ部材を嵌合状態に組み合
わせることができ、ヒンジ装置の単位長さあたりの強度
が増大する。
【0009】また、前記第2ヒンジ部材(2)の内嵌体
(21)が、断面における周壁の一部が半周未満の範囲で
開口されることにより断面C形に形成される一方、前記
第1ヒンジ部材(1)の外嵌体(11)の内側に、第2ヒ
ンジ部材(2)の内嵌体(21)が嵌合される嵌合空間
(15)を隔てて内側壁体(13)が形成され、前記嵌合空
間(15)に前記第2ヒンジ部材(2)の内嵌体(21)
が、周方向に相互回動可能に嵌合されてなる場合には、
内嵌体(21)が外嵌体(11)とその内方の内側壁体(1
3)とで案内支持されるから、さらに強度が向上する。
(21)が、断面における周壁の一部が半周未満の範囲で
開口されることにより断面C形に形成される一方、前記
第1ヒンジ部材(1)の外嵌体(11)の内側に、第2ヒ
ンジ部材(2)の内嵌体(21)が嵌合される嵌合空間
(15)を隔てて内側壁体(13)が形成され、前記嵌合空
間(15)に前記第2ヒンジ部材(2)の内嵌体(21)
が、周方向に相互回動可能に嵌合されてなる場合には、
内嵌体(21)が外嵌体(11)とその内方の内側壁体(1
3)とで案内支持されるから、さらに強度が向上する。
【0010】また、断面円形の内周面を有する外側部材
(30)と、この外側部材の中空内部に薄肉連結片(32)
(33)を介して外側部材(30)に連結された状態に設け
られるとともに、外側部材(30)の内周面に所定間隙で
対向する断面円形の外周面を有する内側部材(31)とを
備えた押出材(40)を製作したのち、少なくとも外側部
材(30)を周方向の半周未満の範囲で長さ方向に除去す
ることにより、容易にヒンジ装置用部材を製造できる。
(30)と、この外側部材の中空内部に薄肉連結片(32)
(33)を介して外側部材(30)に連結された状態に設け
られるとともに、外側部材(30)の内周面に所定間隙で
対向する断面円形の外周面を有する内側部材(31)とを
備えた押出材(40)を製作したのち、少なくとも外側部
材(30)を周方向の半周未満の範囲で長さ方向に除去す
ることにより、容易にヒンジ装置用部材を製造できる。
【0011】
【実施例】図1〜4はこの発明の一実施例を示すもので
ある。これらの図において、(1)は第1ヒンジ部材、
(2)は第2ヒンジ部材であり、これらの各ヒンジ部材
(1)(2)はアルミニウム(その合金を含む)によっ
て構成されているとともに、同一長さに形成されてい
る。第1ヒンジ部材は、断面における周壁の一部が半周
未満の範囲(実施例では約120度の角度)で開口され
ることにより断面C形に形成された筒状の外嵌体(11)
と、この外嵌体(11)の外面の周方向中央位置におい
て、外嵌体(11)の長さ方向全域に亘って一体に突出形
成された板状取付部(12)とを有する。そして、この取
付部(12)を介して、回動させるべき一方の部材(図示
省略)に取り付けられるものとなされている。
ある。これらの図において、(1)は第1ヒンジ部材、
(2)は第2ヒンジ部材であり、これらの各ヒンジ部材
(1)(2)はアルミニウム(その合金を含む)によっ
て構成されているとともに、同一長さに形成されてい
る。第1ヒンジ部材は、断面における周壁の一部が半周
未満の範囲(実施例では約120度の角度)で開口され
ることにより断面C形に形成された筒状の外嵌体(11)
と、この外嵌体(11)の外面の周方向中央位置におい
て、外嵌体(11)の長さ方向全域に亘って一体に突出形
成された板状取付部(12)とを有する。そして、この取
付部(12)を介して、回動させるべき一方の部材(図示
省略)に取り付けられるものとなされている。
【0012】かつまた、前記外嵌体(11)の内部空間に
は、所定間隙の空間を隔てて断面C形の内側壁体(13)
が同軸配置に形成されるとともに、これら外嵌体(11)
と内側壁体(13)とが、取付部(12)の延長線において
薄肉連結片(14)により連結されている。従って、外嵌
体(11)と内側壁体(13)との間には、連結片(14)の
両側に断面円弧状の所定厚さの空間が形成されており、
この空間が、後述のように、第2ヒンジ部材を嵌合する
ための嵌合空間(15)となされている。
は、所定間隙の空間を隔てて断面C形の内側壁体(13)
が同軸配置に形成されるとともに、これら外嵌体(11)
と内側壁体(13)とが、取付部(12)の延長線において
薄肉連結片(14)により連結されている。従って、外嵌
体(11)と内側壁体(13)との間には、連結片(14)の
両側に断面円弧状の所定厚さの空間が形成されており、
この空間が、後述のように、第2ヒンジ部材を嵌合する
ための嵌合空間(15)となされている。
【0013】一方、前記第2ヒンジ部材(2)は、断面
における周壁の一部が半周未満の範囲(実施例では約1
20度の角度)で開口されることにより、断面C形(図
示では逆C形)に形成された内嵌体(21)と、この内嵌
体(21)の外面の周方向中央位置において、内嵌体(2
1)の長さ方向全域に亘って一体に突出形成された板状
取付部(22)とを有する。そして、この取付部(22)を
介して、回動させるべき一方の部材(図示省略)に取り
付けられるものとなされている。また、前記内嵌体(2
1)は、前記第1ヒンジ部材(1)の外嵌体(11)と内
側壁体(13)との間の嵌合空間(15)に嵌合されるもの
であり、従って、内嵌体(21)の外径は外嵌体(11)の
内径よりも僅かに小さく、かつ内嵌体(21)の肉厚は、
外嵌体(11)と内側壁体(13)との間の嵌合空間(15)
の厚さよりもやや薄く設定されている。
における周壁の一部が半周未満の範囲(実施例では約1
20度の角度)で開口されることにより、断面C形(図
示では逆C形)に形成された内嵌体(21)と、この内嵌
体(21)の外面の周方向中央位置において、内嵌体(2
1)の長さ方向全域に亘って一体に突出形成された板状
取付部(22)とを有する。そして、この取付部(22)を
介して、回動させるべき一方の部材(図示省略)に取り
付けられるものとなされている。また、前記内嵌体(2
1)は、前記第1ヒンジ部材(1)の外嵌体(11)と内
側壁体(13)との間の嵌合空間(15)に嵌合されるもの
であり、従って、内嵌体(21)の外径は外嵌体(11)の
内径よりも僅かに小さく、かつ内嵌体(21)の肉厚は、
外嵌体(11)と内側壁体(13)との間の嵌合空間(15)
の厚さよりもやや薄く設定されている。
【0014】而して、前記第1ヒンジ部材(1)の嵌合
空間(15)に、前記第2ヒンジ部材(2)の内嵌体(2
1)の両端部が、各ヒンジ部材の長さ方向全長に亘っ
て、周方向に相互回動可能に嵌合されるとともに、第2
ヒンジ部材(2)の取付部(22)は第1ヒンジ部材
(1)の外嵌体(11)の開口部(16)から外方に突出し
ている。この状態において、第1ヒンジ部材(1)に対
して第2ヒンジ部材(2)を周方向の一方側に回動させ
ると、図2(a)に示すように、内嵌体(21)の一端が
連結片(14)に当接するのとほぼ同時に、取付部(22)
が外嵌体(11)の開口端縁に当接し、第2ヒンジ部材
(2)を周方向の他方側に回動させると、図2(b)に
示すように、内嵌体(21)の他端が連結片(14)に当接
するのとほぼ同時に、取付部(22)が外嵌体(11)の反
対側の開口端縁に当接するものとなされている。従っ
て、第1ヒンジ部材(1)と第2ヒンジ部材(2)と
は、外嵌体(11)における開口部(16)の周方向の幅に
相当する角度分、相互に回動可能となされている。
空間(15)に、前記第2ヒンジ部材(2)の内嵌体(2
1)の両端部が、各ヒンジ部材の長さ方向全長に亘っ
て、周方向に相互回動可能に嵌合されるとともに、第2
ヒンジ部材(2)の取付部(22)は第1ヒンジ部材
(1)の外嵌体(11)の開口部(16)から外方に突出し
ている。この状態において、第1ヒンジ部材(1)に対
して第2ヒンジ部材(2)を周方向の一方側に回動させ
ると、図2(a)に示すように、内嵌体(21)の一端が
連結片(14)に当接するのとほぼ同時に、取付部(22)
が外嵌体(11)の開口端縁に当接し、第2ヒンジ部材
(2)を周方向の他方側に回動させると、図2(b)に
示すように、内嵌体(21)の他端が連結片(14)に当接
するのとほぼ同時に、取付部(22)が外嵌体(11)の反
対側の開口端縁に当接するものとなされている。従っ
て、第1ヒンジ部材(1)と第2ヒンジ部材(2)と
は、外嵌体(11)における開口部(16)の周方向の幅に
相当する角度分、相互に回動可能となされている。
【0015】図1〜4に示すヒンジ装置における第1ヒ
ンジ部材は、次のようにして製作されたものである。即
ち、図5に示すように、断面円形の筒状外側部材(30)
と、この外側部材(30)の中空内部に嵌合空間相当分の
間隔を隔てて同心に配置された断面円形の筒状内側部材
(31)とが、直径方向の両端2か所の位置において薄肉
連結片(32)(33)を介して連結されるとともに、外側
部材(30)の外面に、連結片(32)(33)と直線状をな
すように板状取付部(12)が形成されたアルミニウム押
出材(40)を製造する。
ンジ部材は、次のようにして製作されたものである。即
ち、図5に示すように、断面円形の筒状外側部材(30)
と、この外側部材(30)の中空内部に嵌合空間相当分の
間隔を隔てて同心に配置された断面円形の筒状内側部材
(31)とが、直径方向の両端2か所の位置において薄肉
連結片(32)(33)を介して連結されるとともに、外側
部材(30)の外面に、連結片(32)(33)と直線状をな
すように板状取付部(12)が形成されたアルミニウム押
出材(40)を製造する。
【0016】次に、この押出材(40)を所定長さに切断
したのち、連結片(32)(33)及び取付部(12)の延出
方向と直角をなしかつ中心から所定距離だけ取付部と反
対側にずれた位置(図5に鎖線で示す)にて、のこ刃等
の切断機で押出材(40)を長さ方向に切断する。この切
断によって、一方の連結片(33)を含む範囲で外側部材
の周方向の一部が開口されて開口部(16)が形成される
とともに、内側部材の周方向の一部も開口される。こう
して、図1〜4に示すような第1ヒンジ部材(1)が形
成される。なお、外側部材(30)は切断して開口部(1
6)を形成する必要があるが、内側部材(31)は必ずし
も切断する必要はなく、円筒状のままでも良い。
したのち、連結片(32)(33)及び取付部(12)の延出
方向と直角をなしかつ中心から所定距離だけ取付部と反
対側にずれた位置(図5に鎖線で示す)にて、のこ刃等
の切断機で押出材(40)を長さ方向に切断する。この切
断によって、一方の連結片(33)を含む範囲で外側部材
の周方向の一部が開口されて開口部(16)が形成される
とともに、内側部材の周方向の一部も開口される。こう
して、図1〜4に示すような第1ヒンジ部材(1)が形
成される。なお、外側部材(30)は切断して開口部(1
6)を形成する必要があるが、内側部材(31)は必ずし
も切断する必要はなく、円筒状のままでも良い。
【0017】このように、開口部(16)の存在しない周
壁の連続したものとして押出したのち、周壁の一部を長
さ方向に切断して第1ヒンジ部材(1)を製作すること
により、比較的簡単に第1ヒンジ部材(1)を製造する
ことができる。即ち、最初から開口部(16)が存在する
形状のものを製造するのは、押出はもとより鋳造、鍛造
等の加工によっても極めて困難である。特に押出では、
ダイスの破損、寸法変化が大きく、開口部(16)の寸法
確保が難しい。これに対し、周壁が連続した形状のもの
を押出すのは比較的容易であり、この押出材を切断して
製造すれば良いから、製造が簡単となる。
壁の連続したものとして押出したのち、周壁の一部を長
さ方向に切断して第1ヒンジ部材(1)を製作すること
により、比較的簡単に第1ヒンジ部材(1)を製造する
ことができる。即ち、最初から開口部(16)が存在する
形状のものを製造するのは、押出はもとより鋳造、鍛造
等の加工によっても極めて困難である。特に押出では、
ダイスの破損、寸法変化が大きく、開口部(16)の寸法
確保が難しい。これに対し、周壁が連続した形状のもの
を押出すのは比較的容易であり、この押出材を切断して
製造すれば良いから、製造が簡単となる。
【0018】一方、第2ヒンジ部材(2)も同様に、周
壁が連続した円筒体の外面に取付部(22)が設けられた
押出材を製造したのち、所定位置にて周壁の一部を長さ
方向に切断することによって製造されたものである。
壁が連続した円筒体の外面に取付部(22)が設けられた
押出材を製造したのち、所定位置にて周壁の一部を長さ
方向に切断することによって製造されたものである。
【0019】こうして製造した第1ヒンジ部材(1)と
第2ヒンジ部材(2)につき、第1ヒンジ部材(1)の
長さ方向の一端側から、第1ヒンジ部材の嵌合空間(1
5)に、第2ヒンジ部材の内嵌体(21)をその取付部(2
2)が外嵌体(11)の開口部(16)に位置する配置にて
嵌め通すことにより、第1、第2ヒンジ部材を連結して
図1〜4に示すヒンジ装置とする。
第2ヒンジ部材(2)につき、第1ヒンジ部材(1)の
長さ方向の一端側から、第1ヒンジ部材の嵌合空間(1
5)に、第2ヒンジ部材の内嵌体(21)をその取付部(2
2)が外嵌体(11)の開口部(16)に位置する配置にて
嵌め通すことにより、第1、第2ヒンジ部材を連結して
図1〜4に示すヒンジ装置とする。
【0020】図6は上記実施例の変形例を示すものであ
る。この変形例は、第1ヒンジ部材(1)の外嵌体(1
1)の外形状を断面角形に形成するとともに、内側壁体
(13)を中実に形成したものである。第1ヒンジ部材
(1)の製造は、前記と同様、図7に示すように周壁の
連続した外側部材(30)と、この外側部材に2個の薄肉
連結(32)(33)片を介して連結された内側部材(31)
と、外側部材(30)の外面に設けられた取付部(12)と
が一体となった断面形状の押出材(40)を製作したの
ち、図7に示す鎖線の位置で切断することによって製作
されたものである。
る。この変形例は、第1ヒンジ部材(1)の外嵌体(1
1)の外形状を断面角形に形成するとともに、内側壁体
(13)を中実に形成したものである。第1ヒンジ部材
(1)の製造は、前記と同様、図7に示すように周壁の
連続した外側部材(30)と、この外側部材に2個の薄肉
連結(32)(33)片を介して連結された内側部材(31)
と、外側部材(30)の外面に設けられた取付部(12)と
が一体となった断面形状の押出材(40)を製作したの
ち、図7に示す鎖線の位置で切断することによって製作
されたものである。
【0021】以上の実施例では、第1ヒンジ部材(1)
を外嵌体(11)と内側壁体(13)とを有するものとして
説明したが、この発明において内側壁体(13)は必ずし
も必要ではなく、外嵌体(11)のみからなるものとして
構成し、これに断面C形または断面円環状またはこれら
の中実材からなる第2ヒンジ部材の内嵌体(21)を嵌め
合わせた構成としても良い。しかし、内側壁体(13)が
存在する場合には、内嵌体(21)に直径方向の不本意な
力が作用したときに、内嵌体(21)の外面が外嵌体(1
1)の内面に当接するのみならず、当接部位の180度
反対位置において内嵌体(21)の内面が内側壁体(13)
の外面に当接して、内嵌体(21)の内外面が支持される
結果、第1、第2ヒンジ部材の連結強度を向上できる効
果がある。このため、内側壁体(13)が存在した方が好
ましい。
を外嵌体(11)と内側壁体(13)とを有するものとして
説明したが、この発明において内側壁体(13)は必ずし
も必要ではなく、外嵌体(11)のみからなるものとして
構成し、これに断面C形または断面円環状またはこれら
の中実材からなる第2ヒンジ部材の内嵌体(21)を嵌め
合わせた構成としても良い。しかし、内側壁体(13)が
存在する場合には、内嵌体(21)に直径方向の不本意な
力が作用したときに、内嵌体(21)の外面が外嵌体(1
1)の内面に当接するのみならず、当接部位の180度
反対位置において内嵌体(21)の内面が内側壁体(13)
の外面に当接して、内嵌体(21)の内外面が支持される
結果、第1、第2ヒンジ部材の連結強度を向上できる効
果がある。このため、内側壁体(13)が存在した方が好
ましい。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、外嵌体
の内部に内嵌体が相互回動可能に嵌合されることによっ
て、第1ヒンジ部材と第2ヒンジ部材とが連結されてな
るから、第1ヒンジ部材または第2ヒンジ部材の長さ方
向全体に亘って、両ヒンジ部材を嵌合状態に連結するこ
とができる。その結果、ヒンジ装置の単位長さあたりの
強度を増大でき、従来品と同一強度を確保する場合には
ヒンジ装置を短くでき装置の小形化が可能となる。また
従来品と同一長さの場合にはヒンジ装置全体の強度を増
大でき、長寿命のヒンジ装置となしうる。
の内部に内嵌体が相互回動可能に嵌合されることによっ
て、第1ヒンジ部材と第2ヒンジ部材とが連結されてな
るから、第1ヒンジ部材または第2ヒンジ部材の長さ方
向全体に亘って、両ヒンジ部材を嵌合状態に連結するこ
とができる。その結果、ヒンジ装置の単位長さあたりの
強度を増大でき、従来品と同一強度を確保する場合には
ヒンジ装置を短くでき装置の小形化が可能となる。また
従来品と同一長さの場合にはヒンジ装置全体の強度を増
大でき、長寿命のヒンジ装置となしうる。
【0023】また、請求項2に記載のヒンジ装置によれ
ば、上記効果に加えて、第1ヒンジ部材と第2ヒンジ部
材に直径方向逆向きに不本意な力が作用した場合、第2
ヒンジ部材の内嵌体が第1ヒンジ部材の外嵌体と内側壁
体とで支持されることになるから、益々連結強度に優れ
たヒンジ装置となしうる。
ば、上記効果に加えて、第1ヒンジ部材と第2ヒンジ部
材に直径方向逆向きに不本意な力が作用した場合、第2
ヒンジ部材の内嵌体が第1ヒンジ部材の外嵌体と内側壁
体とで支持されることになるから、益々連結強度に優れ
たヒンジ装置となしうる。
【0024】また、請求項3に記載のヒンジ装置用部材
の製造方法によれば、外嵌体と内側壁体を有し、かつ外
嵌体の周壁の一部に長さ方向の開口部が形成されたヒン
ジ部材を容易に製造することができる効果がある。
の製造方法によれば、外嵌体と内側壁体を有し、かつ外
嵌体の周壁の一部に長さ方向の開口部が形成されたヒン
ジ部材を容易に製造することができる効果がある。
【図1】この発明に係るヒンジ装置の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の横断面図で、(a)(b)は相互反対側
にそれぞれ回動した状態の図である。
にそれぞれ回動した状態の図である。
【図3】図1のヒンジ装置を分離して示した斜視図であ
る。
る。
【図4】図3の横断面図である。
【図5】第1ヒンジ部材を製造するために押出した押出
材の横断面図である。
材の横断面図である。
【図6】この発明の変形例を示す横断面図である。
【図7】図6に示した第1ヒンジ部材のを製造するため
に押出した押出材の横断面図である。
に押出した押出材の横断面図である。
1…第1ヒンジ部材 2…第2ヒンジ部材 11…外嵌体 13…内側壁体 14…薄肉連結片 15…嵌合空間 16…開口部 21…内嵌体 30…外側部材 31…内側部材 32、33…薄肉連結片 40…押出材
Claims (3)
- 【請求項1】 断面における周壁の一部が半周未満の範
囲で開口されることにより断面C形の空間が形成された
外嵌体(11)を有する第1ヒンジ部材(1)と、この第
1ヒンジ部材(1)の内部に、周方向に相互回動可能に
内嵌めされる内嵌体(21)を有する第2ヒンジ部材
(2)とを備え、前記外嵌体(11)の内部に内嵌体(2
1)が相互回動可能に嵌合されることによって、前記第
1ヒンジ部材(1)と第2ヒンジ部材(2)とが連結さ
れてなることを特徴とするヒンジ装置。 - 【請求項2】 前記第2ヒンジ部材(2)の内嵌体(2
1)が、断面における周壁の一部が半周未満の範囲で開
口されることにより断面C形に形成される一方、前記第
1ヒンジ部材(1)の外嵌体(11)の内側に、第2ヒン
ジ部材(2)の内嵌体(21)が嵌合される嵌合空間(1
5)を隔てて内側壁体(13)が形成され、前記嵌合空間
(15)に前記第2ヒンジ部材(2)の内嵌体(21)が、
周方向に相互回動可能に嵌合されてなることを特徴とす
る請求項1に記載のヒンジ装置。 - 【請求項3】 断面円形の内周面を有する外側部材(3
0)と、この外側部材の中空内部に薄肉連結片(32)(3
3)を介して外側部材(30)に連結された状態に設けら
れるとともに、外側部材(30)の内周面に所定間隙で対
向する断面円形の外周面を有する内側部材(31)とを備
えた押出材(40)を製作したのち、少なくとも外側部材
(30)を周方向の半周未満の範囲で長さ方向に除去する
ことを特徴とするヒンジ装置用部材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29168194A JPH08144614A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | ヒンジ装置及びヒンジ装置用部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29168194A JPH08144614A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | ヒンジ装置及びヒンジ装置用部材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08144614A true JPH08144614A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17772046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29168194A Pending JPH08144614A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | ヒンジ装置及びヒンジ装置用部材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08144614A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002263324A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-17 | Heiwa Corp | 遊技機枠体のヒンジ装置 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29168194A patent/JPH08144614A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002263324A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-17 | Heiwa Corp | 遊技機枠体のヒンジ装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6148581A (en) | Internal high pressure formed nodal connection element for a frame construction, and method of making same | |
| WO2001079045A1 (en) | Wiper device | |
| JPH08144614A (ja) | ヒンジ装置及びヒンジ装置用部材の製造方法 | |
| US5645356A (en) | Bush and integral seal | |
| JPH08144615A (ja) | ヒンジ装置及びヒンジ装置用部材の製造方法 | |
| JPH08184245A (ja) | ヒンジ装置 | |
| US4671680A (en) | Bearing journal | |
| JP3767316B2 (ja) | セラミック成形体の押出成形装置 | |
| JP2747434B2 (ja) | 背圧利用による変形防止押出ダイス | |
| JPH0861329A (ja) | アルミニウム製押出材同士の継手構造 | |
| JP2582128Y2 (ja) | ヒンジ構造 | |
| JPH11208207A (ja) | 車両用アクスルハウジングおよびその製法 | |
| JPH0861327A (ja) | アルミニウム製押出材同士の継手構造 | |
| JP3763654B2 (ja) | 金属製中空材の押出用ダイス | |
| JPH0437411A (ja) | ねじり材のねじり押出用ダイス | |
| JPS59215231A (ja) | 自転車用のブレーキレバー取付ブラケット | |
| JPH06312212A (ja) | 中空材複数本同時押出用の押出工具 | |
| JPH04121919U (ja) | 搬送用スクリユー | |
| JP2780978B2 (ja) | 中空シャフトの製造方法 | |
| JP2670966B2 (ja) | 筒体の継ぎ手 | |
| JP2000205220A (ja) | 管状機構 | |
| JPH1162577A (ja) | エキゾーストフィニッシャー | |
| JPS6041658Y2 (ja) | 圧着端子金具保持用帯状部材 | |
| JPS5833329Y2 (ja) | ゴウセイジユシセイヒラベルトプ−リ | |
| FR2918605A3 (fr) | Essieu de vehicule automobile |