JPH08144838A - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

内燃機関の失火検出装置

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JPH08144838A
JPH08144838A JP6285343A JP28534394A JPH08144838A JP H08144838 A JPH08144838 A JP H08144838A JP 6285343 A JP6285343 A JP 6285343A JP 28534394 A JP28534394 A JP 28534394A JP H08144838 A JPH08144838 A JP H08144838A
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JP
Japan
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misfire
cylinder
value
internal combustion
combustion engine
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JP6285343A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamamoto
健児 山本
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正常を表す回転速度変動量の分布と失火を表
す回転速度変動量とが重なるような運転状態であっても
良好に失火が検出できる内燃機関の失火検出装置を提供
すること。 【構成】 回転速度変動量Δωn の絶対値が第1の失火
除去レベルEXMF1より小さければステップ202に
進む。ステップ202では、回転速度変動量Δω n の絶
対値と標準偏差σn とを比較し、Δωn の絶対値が標準
偏差σn より大きけれはステップ203に進み、小さけ
ればステップ204に進む。ステップ203では今まで
の標準偏差σn に所定値αの2倍の値を加算して標準偏
差σn を更新する。一方、ステップ204では今までの
値σn から所定値αを減算してσnを更新する。これに
より、正常点火気筒のΔωのみを用いて標準偏差を算出
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関に発生する失火
を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の回転速度の変化量(回
転速度変動量)を求め、この変化量の分布形状から内燃
機関に失火が発生しているか否かを判別する技術が特開
平5−149191号公報に開示されている。上記公報
に記載の装置によれば、回転速度変動量の分布形状から
失火判定を行うため、綿密な適合を必要とする失火判定
値を作成することなく失火判定を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の装置においても、失火を表す回転速度変動量の
分布と正常を表す回転速度変動量の分布とが重なるよう
な内燃機関の運転状態(例えば、高回転,低負荷の運転
状態)では、良好に失火を検出することができなかっ
た。
【0004】そこで、本発明では、正常を表す回転速度
変動量の分布と、失火を表す回転速度変動量とが重なる
ような運転状態であっても良好に失火が検出できる内燃
機関の失火検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明においては、図12に例示するように、内燃機関
の回転に応じて所定の回転角度毎に回転信号を出力する
回転信号出力手段と、回転信号に基づき、各気筒の膨張
行程における所定回転角度間の回転に要した期間を計測
することにより定まる実測値を求める実測値演算手段
と、膨張行程が連続する2つの気筒の実測値の偏差を求
めることにより第1の変動量を演算する第1の変動量演
算手段と、第1の変動量演算手段で演算された今回の第
1の変動量と、内燃機関のクランク角で720度の整数
倍回転前に演算された第1の変動量との偏差を求めるこ
とにより第2の変動量を演算する第2の変動量演算手段
と、正常点火時の第2の変動量の出現頻度分布のばらつ
き度合を示す指数を各気筒別に演算する気筒別指数演算
手段と、気筒別指数演算手段により演算された指数に基
づいて、失火判定値を作成する失火判定値作成手段と、
第2の変動量と気筒別に作成された失火判定値とを比較
することにより、内燃機関に失火が発生しているか否か
を判別する失火判別手段とを備えることを特徴とする内
燃機関の失火検出装置を提供する。
【0006】また、請求項2では、各気筒のばらつき度
合を示す指数に基づいて失火除去レベルを算出する失火
除去レベル算出手段を備え、気筒別指数演算手段は、絶
対値が失火除去レベルよりも小さい第2の変動量を用い
てばらつき度合を示す指数を各気筒別に演算する手段を
含むことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の失火
検出装置を提供する。
【0007】また、請求項3では、失火除去レベル算出
手段は、ばらつき度合を示す指数が所定値より大きくな
らないようにガードする指数ガード手段を備え、失火除
去レベルを指数ガード手段にてガードされた指数に基づ
いて算出する手段を含むことを特徴とする請求項2に記
載の内燃機関の失火検出装置を提供する。また、請求項
4では、失火判定値作成手段は、ばらつき度合を示す指
数に所定値を乗じることにより各気筒毎に失火判定値を
作成する手段を含むことを特徴とする請求項1から請求
項3のいずれか1つに記載の内燃機関の失火検出装置を
提供する。
【0008】さらに、請求項5では、失火判定値作成手
段は、失火判定値を作成する気筒のばらつき度合を示す
指数が各気筒のばらつき度合を示す指数の平均値より小
さい時は各気筒の指数の平均値に基づいて失火判定値を
作成することを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の
失火検出装置を提供する。さらに、請求項6では、ある
特定気筒に連続的に発生する連続失火を検出する連続失
火検出手段を備えることを特徴とする請求項1から請求
項5のいずれか1つに記載の内燃機関の失火検出装置を
提供する。
【0009】
【作用】請求項1に記載の装置において、回転信号出力
手段は内燃機関の回転に応じて所定の回転角度毎に回転
信号を出力し、実測値演算手段は回転信号に基づき、各
気筒の膨張行程における所定回転角度間の回転に要した
期間を計測することにより定まる実測値を求める。
【0010】また、第1の変動量演算手段は膨張行程が
連続する2つの気筒の実測値の偏差を求めることにより
第1の変動量を演算し、第2の変動量演算手段は第1の
変動量演算手段で演算された今回の第1の変動量と、内
燃機関のクランク角で720度の整数倍回転前に演算さ
れた第1の変動量との偏差を求めることにより第2の変
動量を演算する。
【0011】さらに、気筒別指数演算手段は正常点火時
の第2の変動量の出現頻度分布のばらつき度合を示す指
数を各気筒別に演算し、失火判定値作成手段は気筒別指
数演算手段により演算された指数に基づいて失火判定値
を作成する。ここで、正常点火時の第2の変動量とは、
全点火の第2の変動量から失火時の第2の変動量を除い
たものである。
【0012】そして、失火判別手段は第2の変動量と気
筒別に作成された失火判定値とを比較することにより、
内燃機関に失火が発生しているか否かを判別する。ま
た、請求項2に記載の装置においては、失火除去レベル
算出手段は各気筒のばらつき度合を示す指数に基づいて
失火除去レベルを算出する。そして、気筒別指数演算手
段は、絶対値が失火除去レベルよりも小さい第2の変動
量を用いてばらつき度合を示す指数を各気筒別に演算す
る。
【0013】さらに、請求項3に記載の装置において
は、失火除去レベル算出手段は、指数ガード手段により
ばらつき度合を示す指数が所定値より大きくならないよ
うにガードし、失火除去レベルを指数ガード手段にてガ
ードされた指数に基づいて算出する。さらに、請求項4
に記載の装置においては、失火判定値作成手段は、ばら
つき度合を示す指数に所定値を乗じることにより気筒毎
に失火判定値を作成する。
【0014】さらに、請求項5に記載の装置において
は、失火判定値作成手段は、失火判定値を作成する気筒
のばらつき度合を示す指数が各気筒のばらつき度合を示
す指数の平均値より小さい時は各気筒の指数の平均値に
基づいて失火判定値を作成する。さらに、請求項6に記
載の装置においては、連続失火検出手段はある特定気筒
に連続的に発生する連続失火を検出する。
【0015】
【実施例】以下図面にしたがって、本発明を適用した第
1実施例を説明する。図1は本実施例における失火検出
装置を備えた内燃機関の構成を示す全体構成図である。
図1において、1は内燃機関であり、本実施例ではその
気筒数が4本の内燃機関を用いている。2は図示しない
エアクリーナから導入された吸入空気を内燃機関1内に
導く吸気管である。3は吸気管2内の圧力を検出する吸
気管圧力センサであり、吸気管圧力センサ3から出力さ
れた検出信号は後述する電子制御装置9に入力される。
【0016】5は図示しない内燃機関1のクランク軸ま
たはカム軸に配設され、所定角度毎に信号を出力する回
転角センサであり、電子制御装置9はこの信号に基づい
て機関回転速度Neを求める。6はディストリビュータ
7内に内蔵された基準位置センサであり、この基準位置
センサ6は気筒を判別するための信号、詳しくは、例え
ば第1気筒のピストン13の上死点毎に信号を出力す
る。8は内燃機関1の冷却水路に配設され、冷却水の温
度を検出する水温センサである。
【0017】電子制御装置(以下、ECUという)9は
上記各センサおよび図示しない他のセンサの検出結果に
基づいて、インジェクタ10およびイグナイタ11等を
制御するための制御信号を出力し、点火系および燃料系
を適切に制御する公知のものである。また、ECU9は
実際に演算処理を行うCPU9a、制御プログラムおよ
び演算に必要な制御定数を記憶しておくための読みだし
専用のROM9b、上記CPU9aの動作中に演算デー
タを一時記憶するためのRAM9c、およびECU9の
外部からの信号を入出力するためのI/Oポート9dか
ら構成されており、内燃機関1に発生する失火を検出す
るための処理などを実行する。12はこのECU9にお
いて失火が検出された時に、失火発生を運転者等に知ら
せるための警告ランプである。
【0018】次に本実施例の失火検出の原理について説
明する。まず、図2(a)〜(c)を用いて間欠失火時
の失火検出の原理について説明する。図2は、次式にて
算出された4気筒の内燃機関1の気筒別の回転速度変動
量Δωの出現頻度を表したものである。
【0019】
【数1】 Δωn =(ωn-1 −ωn )−(ωn-5 −ωn-4 ) ここで、ωは各気筒の膨張行程の回転速度を示し、nは
気筒番号を表している。ただし、n−1とは点火順序が
n番気筒の1回前の気筒を示すものとしている(よっ
て、ωn-4 はn番気筒の前回検出された回転速度とな
る)。
【0020】つまり本実施例では、上式によりn番気筒
と膨張行程が隣り合う気筒との回転速度の差(第1の変
動量)を求め、さらに今回求めた回転速度差と前回求め
た回転速度差との差から、n番気筒の回転速度変動量Δ
ωn (第2の変動量)を求めている。よって、正常点火
時の気筒別のΔωの出現頻度分布は、図2(a)に示す
ように零点を中心とする正規分布となる。また、所定の
割合で失火が発生している時(以下、間欠失火時とい
う)には、失火発生時の回転速度変動量が大きくなるた
め、図2(b),(c)に示すように、失火による分布
a,失火の影響を受けていない正常点火の分布b,及び
失火の影響を受けて回転速度変動量が小さくなる正常点
火の分布cの三山分布となる。なお、図2(b)は失火
による分布と失火の影響を受けていない正常点火の分布
とが分離している場合、図2(c)は失火による分布と
失火の影響を受けていない正常点火の分布とが重なって
いる場合のΔωの出現頻度分布である。
【0021】図2(a)において、Δωa はΔω分布の
(累積)上位16%の点を示し、σ a はΔω分布の標準
偏差を示す。これらΔω分布の上位16%点の値および
標準偏差は、Δω分布のばらつき度合を示す指数に相当
する。また、このΔω分布は正規分布となるためσa
Δωa との値はほぼ同じになる。図2(b)において
も、失火による分布aを第1の失火除去レベルEXMF
1で、失火の影響を受けてできた分布cを第2の失火除
去レベルEXMF2で除いた分布、つまり失火の影響を
受けていない正常点火の分布bは図2(a)と同じ正規
分布となる。図2(b)において、Δωb は分布bの上
位16%の点を示し、σb は分布bの標準偏差を示す。
また、この分布bは正規分布であるので、Δωb とσb
とはほぼ同じ値となる。さらに、図2(a)のΔω分布
と図2(b)のΔω分布bとは同じ正規分布のため、標
準偏差の値が等しくなる(Δωa =Δωb ≒σa
σb )。
【0022】また、この第1の失火除去レベルEXMF
1は、各気筒の正常点火分布bの標準偏差σの平均値S
GMに所定値(本実施例では3としている)を乗じて求
められる。この所定値には、正常点火の回転速度変動量
がほとんど含まれる値が与えられる。なお、本実施例で
は、標準偏差を分布bの累積上位16%点から求めてい
るため、第2の失火除去レベルEXMF2は求めていな
い。
【0023】ところで、図2(c)に示すように分布a
と分布bとが、また、分布bと分布cとが重なる低負荷
・高回転の運転領域では、第1の失火除去レベルEXM
F1と第2の失火除去レベルEXMF2とに囲まれた正
常点火範囲に正常点火の回転速度変動量がほとんど含ま
れるように第1,第2の失火除去レベルEXMF1,E
XMF2を設定すると、失火時の回転速度変動量および
失火の影響を受けた回転速度変動量の一部がこの範囲内
に含まれてしまう。このため、この気筒の標準偏差が大
きくなり、標準偏差から求まる正常点火範囲が広がって
しまう。正常点火範囲が広くなると、さらに失火時の回
転速度変動量及び失火の影響を受けた回転速度変動量が
正常点火範囲に含まれることになり、標準偏差もより大
きくなる、という現象が生じる。
【0024】そこで、この低負荷・高回転運転時の失火
気筒の標準偏差および正常点火範囲の発散を防止する必
要が生じる。本実施例では、発散防止しきい値を設定
し、第1の失火除去レベルEXMF1を算出するときに
用いる標準偏差の値がこの発散防止しきい値を越える時
には、発散防止しきい値でガードをかけている。これに
より、第1の失火除去レベルEXMF1が発散せず、正
常点火範囲も広がらない。よって、標準偏差の発散を防
止することができる。本実施例においては、発散防止し
きい値を全気筒の標準偏差の平均値SGMに所定値を掛
け合わせて算出している。
【0025】また、気筒別の間欠失火判定レベルREF
n は、このようにして求められた標準偏差σに所定値
(例えば、4)を乗じて求められる。そして、この間欠
失火判定レベルと回転速度変動量とを比較することによ
り、失火が発生しているか否かを判断する。以上のよう
に、低負荷・高回転の運転状態であっても、間欠失火判
定レベルの作成に必要な標準偏差を間欠失火時にもほぼ
正確に算出することができるため、失火も良好に検出す
ることができる。
【0026】次に、図3(a),(b)を用いて連続失
火時の失火検出の原理について説明する。図3は、次式
にて算出された内燃機関1の気筒別の回転速度変動量Δ
ωの出現頻度を表したものである。
【0027】
【数2】 Δωn =(ωn-1 −ωn )−(ωn-3 −ωn-2 ) 図3に示すように、正常点火時の気筒別の回転速度変動
量Δωの分布も連続失火時の回転速度変動量Δωの分布
も正規分布となり、分布形状からは失火を検出すること
ができない。しかしながら、連続失火時の回転速度変動
量Δωの累積頻度50%点(正規分布の場合、回転速度
変動量Δωの平均値に等しい)は正常点火時の累積頻度
50%点よりも大きくなる(失火により回転速度変動量
Δωが大きくなっているため)。そこで、各気筒の回転
速度変動量Δωを平滑化し、それらの大きさを比較する
ことにより、連続失火の発生している気筒を検出するこ
とができる。
【0028】次に本実施例において、ECU9によって
実行される間欠失火検出処理を、図4に示すフローチャ
ートにしたがって説明する。なお、このフローチャート
は所定回転角度毎(本実施例では、30°CA(クラン
ク角度)毎)に割り込み処理される。まず、ステップ1
00では前回のこのルーチンの割り込み時刻と今回のこ
のルーチンの割り込み時刻との偏差を求めて、30°C
A回転するのに要した時間T30i を算出する。ステッ
プ101では、今回の割り込みタイミングが上死点(T
DC)であるか否かを判別し、上死点でないなら、ステ
ップ112において、T30n(n=i,i-1,i-2,i-3,i-4)
T30n-1(n=i,i-1,i-2,i-3,i-4)としてから本ルーチン
を終了する。一方、上死点であれば、ステップ102以
降の失火判別処理を実行する。
【0029】ステップ102では、ステップ101にて
上死点が検出された気筒の気筒番号nを識別する。ステ
ップ103では、ステップ100で算出した30°CA
回転するのに要した時間T30iの過去6回分のデータ
を累積して180°CA回転するのに要した時間T18
0iを算出する。なお、本実施例では4気筒の内燃機関
であるため180°CA回転するのに要した時間T18
0iを算出したが、6気筒の内燃機関であれば、例え
ば、ステップ100において算出した30°CA回転す
るのに要した時間T30iの過去4回分のデータを累積
して120°CA回転するのに要した時間T120iを
算出するようにすればよい。
【0030】ステップ104では、180°CA間の平
均回転数ωn を算出する。詳しくは、ステップ103で
求めた時間T180iの逆数を求め、平均回転数ωn
する。ステップ105では次式に基づいて回転速度変動
量Δωn を算出する。
【0031】
【数3】 Δωn =(ωn-1 −ωn )−(ωn-5 −ωn-4 ) なお、6気筒内燃機関の場合には、数式2の代わりに次
式に基づいて回転速度変動量Δωn を算出する。
【0032】
【数4】 Δωn =(ωn-1 −ωn )−(ωn-7 −ωn-6 ) 次のステップ106では今回の気筒の正常点火分の回転
速度変動量Δωn の分布の累積%点を算出する。この累
積%点の算出方法については後で詳述する。次にステッ
プ107に進み失火除去レベル算出処理を実行し、ステ
ップ108で判定レベル算出処理を実行する。これらの
処理の詳細も後述する。
【0033】ステップ109では、ステップ105で求
められた回転速度変動量Δωn とステップ108で設定
されるこの気筒の間欠失火判定レベルREFIn とを比
較する。この結果、回転速度変動量Δωn が間欠失火判
定値REFIn より大きいならn番気筒が失火している
と判断してステップ110に進む。ステップ110では
ステップ102で識別されたn番気筒に対応する仮失火
カウンタCMISn の値をインクリメントする(CMI
n ←CMISn +1)。
【0034】ここで仮失火カウンタCMISn は気筒別
に設定されおり、気筒別に上記仮失火判定において回転
速度変動量Δωn が間欠失火判定値REFIより大きい
と判定された回数を計数して、この計数結果をRAM9
cに記憶するものである。なお、本実施例では4気筒内
燃機関であるので仮失火カウンタCMISn は全部で4
つ設定されている。また、ステップ109において、ど
の気筒に失火が発生しているかを検知できるので、本失
火判定時に警告ランプ12の点灯間隔を変えるなどして
失火が発生している気筒がどの気筒であるかも運転者等
に知らせられるようにしてもよい。
【0035】ステップ109において、回転速度変動量
Δωn が間欠失火判定値REFIn以下であるなら、こ
の気筒には失火が発生していないとしてステップ110
の処理をスルーしてステップ111に進む。ステップ1
11では、次回の処理に備えて、各気筒の回転速度変動
量を記憶する。本実施例では、今回の検出気筒に対して
何点火前の気筒の回転変動量として覚えていた値を、次
回の検出気筒に対して何点火前の気筒の回転変動量とし
て覚える(ωi(i=n,n-1,n-2,n-3,n-4)→ω
i-1(i=n,n-1,n-2,n-3,n-4))。ここで、6気筒の内燃機
関の場合は、6点火前までの気筒の回転変動量を同様の
手順で更新する。
【0036】次に、図4のステップ106にて実行され
るΔω分布累積%点を求める処理を、図5に示すフロー
チャートにしたがって説明する。まずステップ201で
は、正常点火時のΔω分布から標準偏差σn を求めるた
めに、今回の気筒の回転速度変動量Δωn と第1の失火
除去レベルEXMF1とを比較する。なお、正常点火時
のΔω分布とは、全点火時のΔω分布から失火時のΔω
分布を除いた分布のことである。この結果、回転速度変
動量Δωの絶対値が第1の失火除去レベルEXMF1よ
り小さければステップ202に進み、大きければ本ルー
チンを終了する。
【0037】ステップ202では、回転速度変動量Δω
n の絶対値と標準偏差σn とを比較し、Δωn の絶対値
が標準偏差σn より大きけれはステップ203に進み、
小さければステップ204に進む。ステップ203では
今までの標準偏差σn に所定値αの2倍の値を加算して
標準偏差σn を更新する。一方、ステップ204では今
までの値σn から所定値αを減算してσn を更新する。
これにより、新たに更新されたσn をn番気筒の回転速
度変動量Δωn の分布上位16%点に落ち着かせること
ができる。次に、ステップ205へ進み、今回求めた標
準偏差を次式により平滑化する。
【0038】
【数5】σ’n ←(7×σ’n +σn )/8 以上の処理が終わると、本ルーチンを終了し、図4のス
テップ107へ進む。この図5に示す処理を実行するこ
とにより、第1,第2の失火除去レベルの中にある回転
速度変動量(第2の変動量)を用いて各気筒の標準偏差
を求めることができる。この求まった標準偏差は先に述
べたように失火気筒,正常気筒共にほぼ同じ値となる。
【0039】次に図4のステップ107にて実行される
失火除去レベル算出処理を、図6に示すフローチャート
にしたがって説明する。まず、ステップ206におい
て、図5のステップ205にて求めた平滑化した標準偏
差σ’n と全気筒のσ’n の平均値SGMに所定値aを
乗じた値(発散防止しきい値)とを比較する。σ’n
方がa×SMGより大きい時にはステップ207に進
み、σ’n の値をa×SMGとする。ステップ206,
ステップ207の処理により間欠失火が発生した気筒の
標準偏差が発散する現象を防止することができる。次の
ステップ208では、次式により全気筒の標準偏差の平
均値SGMを更新する。
【0040】
【数6】SMG←(7×SMG+σ’n )/8 そして、ステップ209にて、ステップ208で算出し
たSMGに所定値bを乗じて第1の失火除去レベルEX
MF1を求め、本処理を終了し、図4のステップ108
に進む。なお、ここで所定値bとは、第1の失火除去レ
ベルEXMF1より回転速度変動量が小さい領域が正常
点火のΔω分布を含むように設定されるものであり、本
実施例では3としている。
【0041】この図6に示す処理では、各気筒の標準偏
差の平均値を用いて第1の失火除去レベルを算出してい
る。よって、ある気筒に失火が発生しても、図5の処理
によりその気筒の標準偏差を求める時に、この第1の失
火除去レベルを越える回転速度変動量は考慮されないた
め、たとえ正常点火の回転速度変動量の分布と失火気筒
の分布とが重なってもこの失火気筒の標準偏差が発散す
ることを防止することができる。
【0042】次に図4のステップ108にて実行される
失火除去レベル算出処理を、図7に示すフローチャート
にしたがって説明する。本処理が実行されると、まずス
テップ210にて図5のステップ205で算出したσ’
n と図6のステップ208で算出した標準偏差平均値S
GMとを比較する。ここで、標準偏差σ’n <標準偏差
平均値SGMのときにはステップ211に進み、標準偏
差平均値SGMを判定レベルの作成に利用する標準偏差
σ’n とする。これは、σ’n が小さい場合に、失火判
定レベルが小さくなり誤検出するのを防止するためであ
る。そして、ステップ212に進む。また、標準偏差
σ’ n ≧標準偏差平均値SGMのときには、そのままス
テップ212に進む。
【0043】ステップ212では、標準偏差σ’n に所
定値uを乗算して間欠失火判定レベルREFIn とす
る。ここで、所定値uとしては、誤検出を防止するため
に、3〜4程度の値とする。この処理が終了すると、本
ルーチンを抜けて図4のステップ109に進む。この図
7の処理では、正規分布となる正常点火時の回転速度変
動量の出現頻度分布の標準偏差を用いて間欠失火判定レ
ベルを作成しているので、最適な失火判定レベルを容易
に作成することができる。
【0044】以上の処理により、内燃機関に発生する間
欠失火を良好に検出することができる。次に、本実施例
により実行される連続失火検出処理について図8に示す
フローチャートにしたがって説明する。なお、この処理
は所定角度毎(例えば、30°CA)毎の角度割り込み
にて実行される。
【0045】本処理が実行されると、ステップ301か
らステップ304およびステップ309にて、図4のス
テップ100からステップ104およびステップ112
と同様の処理が実行される(ここでは説明を省略す
る)。ステップ305では次式に基づいて回転速度変動
量Δωn を算出する。
【0046】
【数7】 Δωn =(ωn-1 −ωn )−(ωn-3 −ωn-2 ) なお、本実施例では4気筒内燃機関を例に説明している
ため、上式より回転速度変動量Δωn を算出している
が、たとえば6気筒内燃機関の場合は次式により回転速
度変動量Δωn を求めればよい。
【0047】
【数8】 Δωn =(ωn-1 −ωn )−(ωn-4 −ωn-3 ) 次にステップ306に進み、回転速度変動量Δωn を次
式により平滑化し、変動量なまし値dΔωn を算出す
る。
【0048】
【数9】 dωn =((k−1)×dωn-4 +Δωn )/k ここで、dωn-4 はn番気筒の前回のなまし値である
(4気筒内燃機関であるため)。また、定数kの値は本
実施例では8とする。なお、この定数kの値は、コンピ
ュータの処理上、2n となる値を設定するのが好まし
い。このように、回転速度変動量を平滑化することによ
り、図11に示す特性が得られる。
【0049】図11(a)は正常時、(b)は特定気筒
連続失火時の回転速度変動量を示す。図11(b)に示
すように回転速度変動量を平滑化することにより、正常
気筒と連続失火気筒との回転速度変動量を分離すること
ができ、ステップ307−1,ステップ307−2に示
す処理により容易に失火を検出することができる。ステ
ップ307−1では、ステップ306で求めたdωn
連続失火失火判定レベルCREFn とを比較し、dωn
の方が大きければステップ307−2に進み、今回の気
筒に対応する失火カウンタCMISn をインクリメント
する。このCMISn の値は図9に示す失火検出処理に
て用いられる。
【0050】ステップ307−1にて、dωn が小さけ
ればステップ308に進む。ステップ308では、ω
i(i=n,n-1,n-2)をωi-1(i=n,n-1,n-2)とし、さらにdω
i(i=n, n-1,n-2,n-3)をdωi-1(i=n,n-1,n-2,n-3)とし
て、本処理を終了する。以上の処理を実行することによ
り、本実施例では連続失火を検出する。次に、最終的に
内燃機関に失火が発生してるか否かを判断する処理を図
9に示すフローチャートにしたがって説明する。なお、
この処理は所定角度(例えば、30°CA)毎の角度割
り込みにて実行される。
【0051】本処理が実行されると、まず、ステップ4
01において、今回の割り込みタイミングがいずれかの
気筒の上死点(TDC)であるか否かを判別する。今回
の割り込みタイミングがTDCでなければ本ルーチンを
終了する。TDCタイミングであれば、ステップ402
に進む。ステップ402では、判定カウンタCOUNT
の値をインクリメントする。そして、ステップ403に
おいて、COUNTの値が所定値k1 より大きいかを判
別する。ここで、否定判断されると本処理を終了する。
肯定判断されると、以下の失火検出ルーチンに進む。
【0052】ステップ404では、図4のステップ11
7および図8の307でカウントされる各気筒のCMI
Sの合計値ΣCMISを演算する。そして、ステップ4
05では、このΣCMISが所定値m1 より大きいかを
判定する。ここで、肯定判断されると、失火が発生して
いるとして、ステップ406にて失火フラグMFを1と
してステップ408に進む。また、ステップ405にお
いて否定判断されると、失火が発生していないものとし
てステップ407に進む。ステップ407では失火フラ
グMFを0としてステップ408に進む。そして、ステ
ップ408において判定カウンタCOUNTの値をクリ
アし、さらにステップ409において各気筒のCMIS
n (n=1,2,3,4) の値をクリアして、本処理を終了する。
【0053】さらに、ECUは失火フラグMFが1のと
きには、警報ランプを点灯する、フェイルセーフを実行
する等の処理を行う。なお、本実施例においては、1つ
の気筒でも失火していれば機関に失火が発生していると
のみ判断するようにしているが、各気筒毎に失火してい
るか否かを検出し、失火気筒番号を記憶しておくように
してもよい。
【0054】第1実施例において、回転角センサ5,基
準位置センサ6が回転信号出力手段に、図4のステップ
103が実測値演算手段に、図4のステップ105にて
連続気筒の平均回転速度差を算出する処理が第1の変動
量演算手段に、図4のステップ105にて回転速度変動
量Δωを算出する処理が第2の変動量算出手段に、図5
のステップ201からステップ204が気筒別指数演算
手段に、図7のステップ210,ステップ211,ステ
ップ212が気筒別失火判定値作成手段に、図4のステ
ップ109が失火判別手段にそれぞれ相当し、機能す
る。
【0055】また、図6のステップ209が失火除去レ
ベル算出手段に、図6のステップ206,ステップ20
7が指数ガード手段に、図8に示す処理が連続失火検出
手段にそれぞれ相当し、機能する。次に、図10にした
がって、連続失火検出の第2実施例を説明する。第2実
施例では、第1実施例において、図8のステップ307
−1,307−2にて実行していた連続失火検出処理を
図10に示す処理を実行することにより行うものであ
る。
【0056】第2実施例では、図8のステップ306の
処理が終了すると、図10のステップ501に進み、図
8のステップ306で算出された変動量なまし値dωn
が今までに算出された変動量なまし値の最大値(dω)
max より大きいかを判定する。ここで、肯定判断される
と、ステップ502に進む。ステップ502では、今回
算出された変動量なまし値を新たに変動量なまし値の最
大値(dω)max とし、ステップ503に進む。ステッ
プ501にて否定判断されると、そのままステップ50
3に進む。ステップ503では今回算出された変動量な
まし値dωn が今までに算出された変動量なまし値の最
小値(dω)min より小さいかを判定する。ここで、肯
定されるとステップ504に進む。ステップ504で
は、今回算出された変動量なまし値を新たに変動量なま
し値の最小値(dω)min とし、ステップ505に進
む。ステップ503にて否定判断された時にはそのまま
ステップ505に進む。ステップ505では次式より最
大最小偏差d2 ωを求める。
【0057】
【数10】d2 ω=(dω)max −(dω)min そして、次のステップ506において、最大最小偏差d
2 ωが連続失火判定レベルVREF1より大きいかを判定す
る。ここで、肯定判断されると、連続失火が発生してい
ると判断してステップ509に進む。ステップ509で
は今回失火検出処理を行った気筒に失火が発生したとし
て、失火気筒メモリCMF1に気筒インデックス番号を
記憶させる。そして、ステップ511に進み、失火判別
フラグXMFを1としてステップ512に進む。
【0058】また、ステップ506で否定判断されたと
きには、ステップ507に進む。ステップ507では、
最大最小偏差d2 ωが連続失火判定レベルVREF2より大
きいかを判定する。ここで、肯定判断されると、複数気
筒が失火しているものとして、ステップ510に進む。
ステップ510では複数気筒失火判別フラグXMF2を
1とする。これらステップ507,ステップ510の処
理により、複数気筒の失火も検出することができる。そ
して、ステップ511に進み失火判別フラグXMFを1
として、ステップ512に進む。
【0059】ステップ507にて、否定判断された時に
は、失火が発生していないものとしてステップ508に
進み、失火判別フラグXMF、および、複数気筒失火判
別フラグXMF2を0としてステップ512に進む。ス
テップ512では、今回の割り込みタイミングが#1気
筒の割り込みタイミングであるかを判別する。ここで否
定判断されると、そのまま本処理を終了する。また、肯
定判断されるとステップ513,ステップ514にて、
変動量なまし値dωn の最大値(dω)max と最小値
(dω)min との値をリセットし、本処理を終了し、図
8のステップ308に進む。
【0060】ステップ308では、ωi(i=n,n-1,n-2)
ωi-1(i=n,n-1,n-2)とし、さらにdω
i(i=n,n-1,n-2,n-3)をdωi-1(i=n,n-1,n-2,n-3)とし
て、本処理を終了する。以上の処理を実行することによ
り、連続失火を検出することができ、さらに、本実施例
ではどの気筒に連続失火が発生しているかを判定するこ
とができる。図11(a)は正常点火時の回転速度変動
量を平滑化した特性図であり、図11(b)は所定気筒
に連続的に失火が発生した時の特性図である。
【0061】図11(a)に示すように、正常点火時は
dωn の最大値(dω)max と最小値(dω)min との
間に大きく差が生じる。このため、上記実施例のよう
に、数式7により算出されたd2 ωを連続失火判定レベ
ルVREF1と比較することにより、容易に失火を検出する
ことができる。以上に述べた第2実施例においては、図
10に示す処理が連続失火検出手段に相当し、機能す
る。
【0062】なお、本実施例では、間欠失火判定レベル
の算出時に気筒別の標準偏差σ’nを用いているが、失
火除去レベル算出時に求められる標準偏差の平均値SG
Mをそのまま全気筒共通で用いて間欠失火判定レベルを
作成してもよい。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の装
置においては、今回の第1の変動量と、内燃機関のクラ
ンク角で720度の整数倍回転前に演算された第1の変
動量との偏差から第2の変動量を演算し、さらに、正常
点火時の第2の変動量を用いて第2の変動量のばらつき
度合を示す指数を算出している。よって、間欠失火気筒
と正常点火気筒とのばらつき度合を示す指数がほぼ同じ
値となり、高回転・低負荷運転時に失火時の回転変動量
と正常点火時の回転変動量との分布が重なる時にも、正
常点火気筒のばらつき度合を示す指数を用いて間欠失火
発生気筒の失火判定レベルを作成することができ、失火
検出も良好に行うことができる。なお、この失火判定レ
ベルは、例えば、請求項4に記載のようにばらつき度合
を示す指数に所定値を乗じることにより各気筒毎に求め
るようにすればよい。
【0064】また、請求項2に記載の装置においては、
絶対値が失火除去レベルよりも小さい第2の変動量を用
いてばらつき度合を示す指数を各気筒別に演算すること
により、正常点火時の第2の変動量のみを用いてばらつ
き度合を示す指数を算出できるようにしている。また、
請求項3に記載の装置においては、失火除去レベルを作
成する時に用いるばらつき度合を示す指数を所定値より
も大きくならないようにしている。これにより、高回転
・低負荷時に間欠失火が発生たときに失火除去レベルが
発散する現象を防止することができる。
【0065】さらに、請求項5に記載の装置において
は、失火判定値を作成する気筒のばらつき度合を示す指
数が各気筒のばらつき度合を示す指数の平均値より小さ
い時は各気筒の指数の平均値に基づいて失火判定値を作
成している。よって、ばらつき度合を示す指数が相対的
に小さくなっても、この指数から算出される失火判定レ
ベルが小さくなることを防止することができ、失火誤検
出を防止することができる。
【0066】さらに、請求項6に記載の装置において
は、新たに連続失火を検出する失火検出手段を設けるこ
とにより、所定の割合で発生する間欠失火と連続失火と
の両方の失火を確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例に用いる内燃機関
の全体構成図である。
【図2】(a)〜(c)は第1実施例にて間欠失火を検
出する方法を説明するための説明図である。
【図3】(a),(b)は第1,第2実施例にて連続失
火を検出する方法を説明するための説明図である。
【図4】第1実施例にて実行される間欠失火検出処理の
フローチャートである。
【図5】第1実施例にて実行される間欠失火検出処理の
フローチャートである。
【図6】第1実施例にて実行される間欠失火検出処理の
フローチャートである。
【図7】第1実施例にて実行される間欠失火検出処理の
フローチャートである。
【図8】第1実施例にて実行される連続失火検出処理の
フローチャートである。
【図9】第1実施例にて実行される失火検出処理のフロ
ーチャートである。
【図10】 第2実施例にて実行される連続失火検出処
理のフローチャートである。
【図11】(a),(b)は第1,第2実施例にて連続
失火を検出する方法を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図12】本発明の構成要件を示す構成図である。
【符号の説明】
1 内燃機関 5 回転角センサ 6 基準位置センサ 9 ECU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の回転に応じて所定の回転角度
    毎に回転信号を出力する回転信号出力手段と、 前記回転信号に基づき、各気筒の膨張行程における所定
    回転角度間の回転に要した期間を計測することにより定
    まる実測値を求める実測値演算手段と、 前記膨張行程が連続する2つの気筒の前記実測値の偏差
    を求めることにより第1の変動量を演算する第1の変動
    量演算手段と、 前記第1の変動量演算手段で演算された今回の前記第1
    の変動量と、前記内燃機関のクランク角で720度の整
    数倍回転前に演算された前記第1の変動量との偏差を求
    めることにより第2の変動量を演算する第2の変動量演
    算手段と、 正常点火時の前記第2の変動量の出現頻度分布のばらつ
    き度合を示す指数を各気筒別に演算する気筒別指数演算
    手段と、 前記気筒別指数演算手段により演算された指数に基づい
    て、失火判定値を作成する失火判定値作成手段と、 前記第2の変動量と気筒別に作成された前記失火判定値
    とを比較することにより、前記内燃機関に失火が発生し
    ているか否かを判別する失火判別手段とを備えることを
    特徴とする内燃機関の失火検出装置。
  2. 【請求項2】 各気筒のばらつき度合を示す指数に基づ
    いて失火除去レベルを算出する失火除去レベル算出手段
    を備え、 前記気筒別指数演算手段は、絶対値が前記失火除去レベ
    ルよりも小さい前記第2の変動量を用いて前記ばらつき
    度合を示す指数を各気筒別に演算する手段を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の内燃機関の失火検出装置。
  3. 【請求項3】 前記失火除去レベル算出手段は、前記ば
    らつき度合を示す指数が所定値より大きくならないよう
    にガードする指数ガード手段を備え、前記失火除去レベ
    ルを前記指数ガード手段にてガードされた指数に基づい
    て算出する手段を含むことを特徴とする請求項2に記載
    の内燃機関の失火検出装置。
  4. 【請求項4】 前記失火判定値作成手段は、前記ばらつ
    き度合を示す指数に所定値を乗じることにより各気筒毎
    に失火判定値を作成する手段を含むことを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関の
    失火検出装置。
  5. 【請求項5】 前記失火判定値作成手段は、失火判定値
    を作成する気筒の前記ばらつき度合を示す指数が各気筒
    のばらつき度合を示す指数の平均値より小さい時は前記
    各気筒の指数の平均値に基づいて失火判定値を作成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の失火検出
    装置。
  6. 【請求項6】 ある特定気筒に連続的に発生する連続失
    火を検出する連続失火検出手段を備えることを特徴とす
    る請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の内燃機
    関の失火検出装置。
JP6285343A 1993-12-24 1994-11-18 内燃機関の失火検出装置 Withdrawn JPH08144838A (ja)

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US08/363,211 US5499537A (en) 1993-12-24 1994-12-23 Apparatus for detecting misfire in internal combustion engine

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020184072A1 (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 ヤマハ発動機株式会社 ストラドルドビークルエンジンユニット、及びストラドルドビークル

Cited By (4)

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