JPH08144867A - ディーゼルエンジン用排気ガス再循環装置 - Google Patents

ディーゼルエンジン用排気ガス再循環装置

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JPH08144867A
JPH08144867A JP6291558A JP29155894A JPH08144867A JP H08144867 A JPH08144867 A JP H08144867A JP 6291558 A JP6291558 A JP 6291558A JP 29155894 A JP29155894 A JP 29155894A JP H08144867 A JPH08144867 A JP H08144867A
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JP
Japan
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egr
exhaust gas
diesel engine
gas recirculation
operating
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JP6291558A
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Yasuhiro Futamura
康弘 二村
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40—Engine management systems

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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構成でありながら、最適量のE
GRガス導入を可能とした、ディーゼルエンジン用排気
ガス再循環装置を提供する。 【構成】 ECU30は、Ne センサ8とレバー開度セ
ンサ9からの入力情報に基づき現在の運転状態に対応し
た目標空気過剰率λO をマップから検索する一方で、L
AFS28からの入力情報に基づき現在の実空気過剰率
λR を算出する。そして、実空気過剰率λR が目標空気
過剰率λO より大きい場合には、第1EGRソレノイド
25をON状態にする一方で、第2EGRソレノイド2
6をON状態にする。すると、EGR弁14の負圧室1
8に負圧が導入され、弁体15が開弁方向に移動して、
EGR量が増加する。また、逆に実空気過剰率λR が目
標空気過剰率λO より小さい場合には、第2EGRソレ
ノイド26をOFF状態にする。すると、EGR弁14
の負圧室18が大気に開放され、弁体15が閉弁方向に
移動して、EGR量が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジン用
排気ガス再循環装置に係り、詳しくは比較的簡単な方法
を採りながら還流排気ガス量の最適化を図る技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの主たる有害排出成
分としては、燃料分布の不均一等による黒煙や未燃HC
等の他、高温下での燃焼に起因するNOX が挙げられ
る。ディーゼルエンジンにおけるNOX 低減手段として
は、余剰酸素が多いためにガソリンエンジンのような還
元触媒が適用できず、燃料噴射時期の遅延(タイミング
リタード)や水噴射が研究されている。しかし、前者は
出力や燃費の低下とCOやHCの増加が避けられず、後
者は水噴射装置や水タンクの搭載や潤滑油への水混入等
の問題がある。そこで、構造が比較的簡単で弊害も少な
いことから、不活性物質である排気ガスをEGRガスと
して燃焼室に還流させる排気ガス再循環(EGR)装置
の実用化が進められている。
【0003】ディーゼルエンジン用のEGR装置では、
EGRガスの導入量(以下、EGR量と記す)が過剰に
なると、空気過剰率の低下による吐煙の悪化やHCの急
増,燃費の低下の他、遊離カーボンやパティキュレート
の混入によるエンジンオイルの劣化から機関耐久性の低
下等が起こる。そのため、これらの不具合を極力抑えな
がらNOX の低減を図るためには、空気過剰域の空燃比
を検出できるリニア空燃比センサ(以下、LAFSと記
す)を用いて、EGR量をフィードバック制御する電子
制御式のものが望ましい。LAFSを用いたEGR装置
としては、特開昭55−7964号公報や特開昭63−
201356号公報に記載されたものがある。そして、
前者のEGR装置では、排気系にLAFSを取り付け、
その出力が所定の閾値を上回った場合にはEGR弁を開
弁方向に駆動し、下回った場合には逆に閉鎖方向に駆動
する、いわゆる空燃比制御を行っている。また、後者の
EGR装置では、燃料噴射ポンプのレバー開度とエンジ
ン回転速度とをパラメータとするEGR量の制御マップ
に基づきEGR弁を駆動する一方、排気系に取り付けら
れたLAFSによりEGR弁開度(制御マップ)の補正
を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら従来
のEGR装置にも、以下に述べる問題があった。先ず、
特開昭55−7964号公報に記載された装置では、排
気ガス中の酸素濃度(空気過剰率)を一定値に保つよう
にしているため、不必要なEGRが行われる場合があ
る。例えば、ディーゼルエンジンでは、一般に、減速運
転域においては燃料噴射が停止されるため、排気ガス中
のNOX 量は0となり、EGRを行う必要性は全くな
い。ところが、燃料噴射停止時には排気ガスの酸素濃度
が当然に高くなるため、この装置では、空気過剰率を所
定値に維持するべく、逆にEGR量を最大にしてしま
う。その結果、減速運転域では、NOX の低減作用はな
いままに、EGRガス中のカーボンやパティキュレート
が燃焼室や吸排気弁等に付着する不具合のみが生じる。
また、減速運転域でEGR弁が全開となるため、加速あ
るいは定常運転域に移行する際のEGR弁の作動量(閉
弁量)が大きくなり、過渡的にEGR量が過剰となっ
て、吐煙の悪化やHCの急増等が生じる。更に、EGR
量(EGR率)は本来、各運転域に応じて設定すべきも
のであるのに、この装置では一律に行われるため、アイ
ドル運転域等ではEGR量が過剰となる不具合がある。
【0005】一方、特開昭63−201356号公報に
記載された装置は、基本的には燃料噴射ポンプのレバー
開度とエンジン回転速度とに基づき制御マップからEG
R弁開度を決定するものであり、LAFSは制御マップ
の補正のみに用いられている。すなわち、EGRを行わ
ない運転領域において、レバー開度に対する目標燃料噴
射量と実燃料噴射量との誤差をLAFSにより検出し、
この誤差に基づき制御マップから得られた目標EGR弁
開度を増加あるいは減少させる補正を行っている。した
がって、この装置では、レバー開度とエンジン回転速度
とに対する目標EGR弁開度を設定した制御マップが必
要となるが、車種の違いや生産時のばらつきがあった場
合、EGR量のマッチングを一台毎にとらなければなら
ない。そのため、制御マップの作成に非常に手間が掛か
ると共に、多数の制御マップが必要となり、かつ制御も
複雑化するという欠点がある。また、レバー開度とエン
ジン回転速度とが同一であっても、排圧の変動により排
気ガスの流速が変化するとEGR量(EGR率)も変化
してしまい、出力変動や吐煙の悪化を招く虞もあった。
【0006】本発明は、上記状況に鑑みなされたもの
で、比較的簡単な構成でありながら、最適量のEGRガ
ス導入を可能とした、ディーゼルエンジン用排気ガス再
循環装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1では、ディーゼルエンジンの排気通路と吸気通路とを
連通して当該排気通路内の排気ガスを当該吸気通路内に
還流させるEGR通路と、このEGR通路に設けられ前
記吸気通路内に還流する排気ガスの量を調整するEGR
弁と、このEGR弁を開閉駆動するEGR弁駆動手段と
を有するディーゼルエンジン用排気ガス再循環装置にお
いて、前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する運
転状態検出手段と、この運転状態検出手段により検出さ
れた運転状態を複数の運転領域に区分する運転領域区分
手段と、前記複数の運転領域に対応する排気ガスの目標
空気過剰率をそれぞれ設定する目標空気過剰率設定手段
と、前記排気通路に設けられ、該排気通路を流通する排
気ガスの実空気過剰率を検出する実空気過剰率検出手段
と、前記目標空気過剰率と前記実空気過剰率との偏差を
無くすように、前記EGR弁駆動手段を制御する制御手
段とを備えたものを提案する。
【0008】また、請求項2では、請求項1記載のディ
ーゼルエンジン用排気ガス再循環装置において、前記運
転領域には排気ガス再循環停止領域が含まれるものを提
案する。また、請求項3では、請求項1記載のディーゼ
ルエンジン用排気ガス再循環装置において、前記運転領
域には加速運転領域が含まれるものを提案する。
【0009】また、請求項4では、請求項1記載のディ
ーゼルエンジン用排気ガス再循環装置において、前記運
転領域には定常運転領域が含まれるものを提案する。ま
た、請求項5では、請求項1記載のディーゼルエンジン
用排気ガス再循環装置において、前記運転領域にはアイ
ドル運転領域が含まれるものを提案する。また、請求項
6では、請求項1〜5のいずれかに記載のディーゼルエ
ンジン用排気ガス再循環装置において、ディーゼルエン
ジンの燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射装置の作動量を
検出する作動量検出手段と、前記ディーゼルエンジンの
回転速度を検出する回転速度検出手段とを更に備え、前
記運転状態検出手段は、前記作動量検出手段の検出結果
と前記回転速度検出手段の検出結果とに基づき前記運転
状態を検出するものを提案する。
【0010】
【作用】請求項1の排気ガス再循環装置では、運転状態
検出手段により運転状態を検出し、運転領域区分手段に
より検出した運転状態を制御マップ上の各運転領域に区
分した後、目標空気過剰率設定手段により設定された各
運転領域に対応する排気ガスの目標空気過剰率と実空気
過剰率検出手段により検出された排気ガスの実空気過剰
率とを比較し、制御手段により目標空気過剰率と実空気
過剰率との偏差を無くすようにEGR弁駆動手段を制御
する。
【0011】また、請求項2の排気ガス再循環装置で
は、例えば、燃料噴射が停止される減速運転領域や酸素
過剰率が小さくなる急加速領域は、排気ガス再循環停止
領域としてEGR弁を全閉にする。また、請求項3の排
気ガス再循環装置では、加速運転領域では所定の加速運
転領域用目標空気過剰率をもってEGR弁を駆動制御す
る。
【0012】また、請求項4の排気ガス再循環装置で
は、定常運転領域では所定の定常運転領域用目標空気過
剰率をもってEGR弁を駆動制御する。また、請求項5
の排気ガス再循環装置では、アイドル運転領域では所定
のアイドル運転領域用目標空気過剰率をもってEGR弁
を駆動制御する。また、請求項6の排気ガス再循環装置
では、例えば、噴射ポンプのレバー開度とクランク角セ
ンサの出力値とに基づき、エンジンの運転状態を検出す
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係るディー
ゼルエンジン用排気ガス再循環装置の一実施例を詳細に
説明する。図1は、EGR装置が取付けられたエンジン
の概略構成図であり、同図において符号1は自動車用の
直列4気筒ディーゼルエンジンエンジン(以下、単にエ
ンジンと記す)を示す。エンジン1のシリンダヘッド2
には、渦流室3が形成されると共に、この渦流室3に燃
料を噴射する燃料噴射ノズル4が各気筒毎に取り付けら
れている。また、エンジン1には分配型の燃料噴射ポン
プ5が付設されており、燃料噴射管6を介して、各燃料
噴射ノズル4に燃料を供給する。燃料噴射ポンプ5はエ
ンジン1により駆動され、図示しないアクセルペダルに
接続したレバー7の開度によりその噴射量が決定され
る。図中、8と9とは、エンジン回転速度Ne を検出す
るNe センサとレバー開度θL を検出するレバー開度セ
ンサであり、共に燃料噴射ポンプ6に取り付けられてい
る。また、10はエンジン1の冷却水温TW を検出する
水温センサであり、シリンダヘッド2に取り付けられて
いる。
【0014】一方、エンジン1の排気マニホールド11
と吸気マニホールド12とはEGRパイプ13を介して
連通されており、このEGRパイプ13の管路が吸気マ
ニホールド12側に設けられたEGR弁14の弁体15
により開放・遮断されるようになっている。EGR弁1
4は負圧作動式で、弁体15,ダイヤフラム16,リタ
ーンスプリング17,負圧室18を備えている。EGR
弁14の負圧室18は、ホース20,21,22を介し
て、第2EGRソレノイド26,第1EGRソレノイド
25を介してバキュームポンプ27に接続している。図
中、28は排気マニホールド11に取付けられたLAF
Sであり、排気ガス中の酸素濃度を電気信号として出力
する。
【0015】バキュームポンプ27は、オルタネータ2
9に取り付けられており、その回転軸により駆動され、
エンジン1の運転中は常に負圧を発生する。第1EGR
ソレノイド25はON状態でホース21,22を連通
し、OFF状態で両ホース21,22を遮断する。ま
た、第2EGRソレノイド26はOFF状態でホース2
0を大気に連通し、ON状態でホース20,21を連通
する。したがって、両ソレノイド25,26を適宜ON
あるいはOFF状態にすることで、EGR弁14の負圧
室18に負圧あるいは大気が導入され、弁体15が開閉
することになる。
【0016】車室内には、図示しない入出力装置,制御
プログラムを内蔵した記憶装置(ROM,RAM等),
中央処理装置(CPU)等を具えた、ECU(EGR制
御ユニット)30が設置されている。ECU30の入力
側には、上述した各センサ類からの検出情報が入力し、
ECU30は、これらの検出情報と制御マップとに基づ
き第1,第2EGRソレノイド25,26のON,OF
F制御を行い、EGR弁14を開閉駆動する。
【0017】以下、図2の制御フローチャートおよび図
3の制御マップを用いて、本実施例における制御の手順
を説明する。運転者がイグニッションキーをONにして
エンジン1がスタートすると、ECU30は、所定の制
御インターバルで、図2のフローチャートに示したEG
R制御サブルーチンを繰り返し実行する。
【0018】このサブルーチンを開始すると、ECU3
0は先ず、ステップS2で各センサからの入力情報をR
AMに読み込んだ後、ステップS4で冷却水温WT が所
定の閾値WTS(本実施例では、70℃)以上か否かを判
定する。そして、この判定がNo(否定)である場合に
は、ECU30は、ステップS6で第2EGRソレノイ
ド26をOFFとし、EGR弁14の負圧室18を大気
に開放してEGR弁14を閉鎖する。これは、冷機時に
は、吸気温度が低いことに起因して、不完全燃焼に伴う
白煙が発生しやすく、EGRの導入によりこれが助長さ
れるのを防ぐためである。
【0019】暖機が終了してステップS4の判定がYes
(肯定)となると、ECU30は、ステップS8で、エ
ンジン回転速度Ne とレバー開度θL とから、現在の運
転状態が図3のEGR制御マップ中のどの運転領域にあ
るかを検索する。尚、本実施例の場合、EGR制御マッ
プには、五つの運転領域、すなわち、アイドル運転領
域,定常運転領域,加速運転領域,急加速運転領域およ
び減速運転領域が設定されている。そして、各運転領域
における目標空気過剰率λO は、アイドル運転領域で
2.0,定常運転領域で1.3,加速運転領域は1.5
にそれぞれ設定されているが、急加速運転領域および減
速運転領域はEGR停止領域となっている。これは、急
加速運転領域においては、空気過剰率λが安定しないた
め、EGRを行うと吐煙が悪化する可能性が大きいこと
により、また、減速運転領域においては、前述したよう
に燃料噴射が行なわれないため、EGRを行う必要がな
いことによる。また、加速および定常運転領域における
目標空気過剰率λO は、これらの運転領域ではNOX が
多く発生するため、図4のグラフに示したように、吐煙
が許容できる限界値に設定されている。そして、NOX
の発生が少ないアイドル運転領域における目標空気過剰
率λO は、加速および定常運転領域への移行をスムーズ
にするため、すなわち、EGRの遅れを少なくするため
に、吐煙への影響のない範囲で比較的小さく設定されて
いる。
【0020】EGR制御マップから運転領域の検索を終
えると、ECU30は、ステップS10で現在の運転状
態がEGR停止領域にあるか否かを判定し、この判定が
Yesである場合にはステップS6でEGR弁14を閉鎖
する。また、ステップS10の判定がNoの場合、EC
U30は、ステップS12でLAFS28からの入力情
報に基づき現在の実空気過剰率λR を算出し、ステップ
S14で実空気過剰率λR が現在の運転領域における目
標空気過剰率λO と一致しているか否かを判定する。そ
して、この判定がYesの場合、ECU30は、ステップ
S16で第1EGRソレノイド25をOFF状態にする
と共に、第2EGRソレノイド26をON状態にする。
これにより、EGR弁14においては、負圧室18に対
する大気開放も負圧導入も行われないため、弁体15の
開弁量は変化せず、現状のEGR量が維持される。
【0021】一方、ステップS14の判定がNoの場
合、ECU30は、ステップS18で実空気過剰率λR
が目標空気過剰率λO より大きいか否かを判定する。そ
して、この判定がYesの場合には、ECU30は、ステ
ップS20で第1EGRソレノイド25をON状態にす
る一方で、第2EGRソレノイド26をON状態にす
る。これにより、EGR弁14の負圧室18がバキュー
ムポンプ27と連通することになり、弁体15が開弁方
向に移動してEGR量が増加し、実空気過剰率λRが低
下する。また、ステップS18の判定がYesの場合に
は、ECU30は、ステップS22で第2EGRソレノ
イド26をOFF状態にする。これにより、EGR弁1
4の負圧室18が大気に開放されることになり、弁体1
5が閉弁方向に移動してEGR量が減少し、実空気過剰
率λR が増加する。
【0022】本実施例では、上述した手順でEGR制御
を行うようにしたため、各運転領域に対応した空気過剰
率が得られるようにEGR量が自動的に変化し、不必要
なEGRや吐煙の悪化等を伴わずにNOX を極限まで減
少させることができた。以上で、具体的実施例の説明を
終えるが、本発明の態様はこの実施例に限るものではな
い。例えば、上記実施例では、実空気過剰率λR と目標
空気過剰率λOとの大小に応じてEGR弁を開閉駆動す
るようにしたが、ハンチングを防止するべく不感帯を設
けるようにしてもよい。また、本実施例ではEGR弁を
ニューマチック制御するようにしたが、ステップモータ
等を用いて駆動制御するようにしてもよい。尚、制御の
具体的な手順については、本発明の主旨を逸脱しない範
囲で変更することが可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1の排気ガス再循環装置
によれば、ディーゼルエンジンの排気通路と吸気通路と
を連通して当該排気通路内の排気ガスを当該吸気通路内
に還流させるEGR通路と、このEGR通路に設けられ
前記吸気通路内に還流する排気ガスの量を調整するEG
R弁と、このEGR弁を開閉駆動するEGR弁駆動手段
とを有するディーゼルエンジン用排気ガス再循環装置に
おいて、前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する
運転状態検出手段と、この運転状態検出手段により検出
された運転状態を複数の運転領域に区分する運転領域区
分手段と、前記複数の運転領域に対応する排気ガスの目
標空気過剰率をそれぞれ設定する目標空気過剰率設定手
段と、前記排気通路に設けられ、該排気通路を流通する
排気ガスの実空気過剰率を検出する実空気過剰率検出手
段と、前記目標空気過剰率と前記実空気過剰率との偏差
を無くすように、前記EGR弁駆動手段を制御する制御
手段とを備えるようにしたため、極めて簡単な制御ロジ
ックを用いながら、各運転領域に対応した空気過剰率が
得られるようにEGR量を自動的に変化するようにな
り、不必要なEGRや吐煙の悪化等を伴わずにNOX を
極限まで減少させることができる。
【0024】また、請求項2の排気ガス再循環装置によ
れば、前記運転領域には排気ガス再循環停止領域が含ま
れるようにしたため、例えば急加速運転領域や減速運転
領域のように、EGRガスの導入が困難あるいは不必要
な運転領域では、EGRガスの導入を停止できるように
なる。また、請求項3,4の排気ガス再循環装置によれ
ば、前記運転領域には加速運転領域および定常運転領域
が含まれるようにしたため、例えば、吐煙が許容できる
限界値に目標空気過剰率を設定することで、NOX の発
生を極力抑えることができる。
【0025】また、請求項5の排気ガス再循環装置によ
れば、前記運転領域にはアイドル運転領域が含まれるよ
うにしたため、例えば、影響のない範囲で目標空気過剰
率を比較的大きく設定することで、加速および定常運転
領域への移行をスムーズにすることができる。また、請
求項6の排気ガス再循環装置によれば、ディーゼルエン
ジンの燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射装置の作動量を
検出する作動量検出手段と、前記ディーゼルエンジンの
回転速度を検出する回転速度検出手段とを更に備え、前
記運転状態検出手段は、前記作動量検出手段の検出結果
と前記回転速度検出手段の検出結果とに基づき前記運転
状態を検出するようにしたため、ディーゼルエンジンの
運転状態が正確に検出でき、EGR制御の精度も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排気ガス再循環装置を適用したエ
ンジン制御系の一実施例を示した概略構成図である。
【図2】EGR制御サブルーチンの手順を示したフロー
チャートである。
【図3】エンジン回転速度Ne とレバー開度θL とをパ
ラメータとするEGR制御マップである。
【図4】目標空気過剰率と吐煙との関係を示したグラフ
である。
【符号の説明】
1 エンジン 5 燃料噴射ポンプ 7 レバー 8 Ne センサ 9 レバー開度センサ 10 水温センサ 11 排気マニホールド 12 吸気マニホールド 13 EGRパイプ 14 EGR弁 25 第1EGRソレノイド 26 第2EGRソレノイド 27 バキュームポンプ 28 リニア空燃比センサ 30 ECU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンの排気通路と吸気通
    路とを連通して当該排気通路内の排気ガスを当該吸気通
    路内に還流させるEGR通路と、このEGR通路に設け
    られ前記吸気通路内に還流する排気ガスの量を調整する
    EGR弁と、このEGR弁を開閉駆動するEGR弁駆動
    手段とを有するディーゼルエンジン用排気ガス再循環装
    置において、 前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する運転状態
    検出手段と、 この運転状態検出手段により検出された運転状態を複数
    の運転領域に区分する運転領域区分手段と、 前記複数の運転領域に対応する排気ガスの目標空気過剰
    率をそれぞれ設定する目標空気過剰率設定手段と、 前記排気通路に設けられ、該排気通路を流通する排気ガ
    スの実空気過剰率を検出する実空気過剰率検出手段と、 前記目標空気過剰率と前記実空気過剰率との偏差を無く
    すように、前記EGR弁駆動手段を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするディーゼルエンジン用排気ガ
    ス再循環装置。
  2. 【請求項2】 前記運転領域には、排気ガス再循環停止
    領域が含まれることを特徴とする、請求項1記載のディ
    ーゼルエンジン用排気ガス再循環装置。
  3. 【請求項3】 前記運転領域には加速運転領域が含まれ
    ることを特徴とする、請求項1記載のディーゼルエンジ
    ン用排気ガス再循環装置。
  4. 【請求項4】 前記運転領域には定常運転領域が含まれ
    ることを特徴とする、請求項1記載のディーゼルエンジ
    ン用排気ガス再循環装置。
  5. 【請求項5】 前記運転領域にはアイドル運転領域が含
    まれることを特徴とする、請求項1記載のディーゼルエ
    ンジン用排気ガス再循環装置。
  6. 【請求項6】 ディーゼルエンジンの燃焼室に燃料を噴
    射する燃料噴射装置の作動量を検出する作動量検出手段
    と、 前記ディーゼルエンジンの回転速度を検出する回転速度
    検出手段とを更に備え、 前記運転状態検出手段は、前記作動量検出手段の検出結
    果と前記回転速度検出手段の検出結果とに基づき前記運
    転状態を検出することを特徴とする、請求項1〜5のい
    ずれかに記載のディーゼルエンジン用排気ガス再循環装
    置。
JP6291558A 1994-11-25 1994-11-25 ディーゼルエンジン用排気ガス再循環装置 Pending JPH08144867A (ja)

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