JPH0814502B2 - 品質検査方法 - Google Patents

品質検査方法

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JPH0814502B2
JPH0814502B2 JP1111992A JP11199289A JPH0814502B2 JP H0814502 B2 JPH0814502 B2 JP H0814502B2 JP 1111992 A JP1111992 A JP 1111992A JP 11199289 A JP11199289 A JP 11199289A JP H0814502 B2 JPH0814502 B2 JP H0814502B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、品質検査ライン上を移動する複数種類の
対象物に対し、複数の品質検査装置により所要に応じて
検査を行う場合に用いて好適な品質検査方法に関するも
のである。
(従来の技術) 上述の如き場合としては、例えば、自動車のトランス
アクスル(変速機と終減速機とを一体化した装置)やパ
ワーステアリングギヤ(ステアリングギヤ機構に油圧シ
リンダおよび切替えバルブを組込んだ装置)の品質検査
を行う場合がある。
すなわち、トランスアクスルやパワーステアリングギ
ヤは通常車種毎に仕様が異なるが共通の品質検査ライン
で検査され、しかもそのラインは多数のステーションか
らなる。
例えば、第5図はパワーステアリングギヤの組立てお
よび品質検査ラインを示し、ここでは、組立て途中や組
立て済みのワーク(パワーステアリングギヤ)を載置さ
れるワークベースが矢印Aで示す方向へ流れており、各
ワークベースには、電波や電磁誘導によって送受信を行
う送受信回路と、記憶回路と、制御回路とを具える、移
動通信装置としてのIDカードが取付けられている。
また、図中ST1〜ST11は品質検査ラインのステーショ
ンを示し、ステーションST1,ST4〜ST11には、上記IDカ
ードに対し通信可能な固定通信装置が設けられており、
一方、ステーションST1の上流側には、図示しない組立
てラインの複数のステーションが設けられている。
かかるラインにあっては、組立てラインを経て組立て
済みのワークを載置されたワークベースが仕様書込みス
テーションST1に到着すると、そのワークベース上のワ
ークの仕様に関する情報が固定通信装置からIDカードへ
送信されてそのIDカードに記憶され、そのワークベース
がリークテストステーションST2,ST3を経ると、ワーク
の油圧作動部品の液密性の検査が空気圧およびハロゲン
ガスを用いて行われ、ワークベースが検査結果書込みス
テーションST4へ到達すると、上記ステーションST2,ST3
での検査結果が固定通信装置からIDカードへ送信されて
そのIDカードに記憶される。
そして、続く最終テストステーションST5〜ST10で
は、各々マイクロコンピュータを具える何台かの最終テ
スト装置(FTS)による何種類かの動作テストと、ワー
ク内部の洗浄と、油抜きとが行われ、これらのステーシ
ョンST5〜ST10における段取りおよびテストは各々、固
定通信装置がIDカードから受信したワーク仕様に応じた
内容で行われる。
その後のリペア判定ステーションST11では、固定通信
装置がIDカードから受信した全てのテスト結果を調査し
て、全て合格であればワークテーブルを矢印B方向へ、
一つでも不合格のテストがあればワークテーブルを矢印
C方向へ、それぞれ振り分ける。
しかる後、矢印B方向へ向かったワークテーブル上の
品質合格ワークは矢印Dに示す方向へ搬出され、そのワ
ークテーブルは再び組立てラインへ戻る。そして一方、
不合格のワークは、ライン外のリペア場所にて修正され
た後再検査される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述の品質検査ラインで用いられているID
カードは、記憶容量が50バイトと極めて少ないためワー
クの仕様識別符号と各テストステーションでのテスト結
果の合否程度しか記憶させ得ず、このことから上述のラ
インでは、各最終テスト装置の読出し専用メモリ(RO
M)にワークの仕様毎の段取りおよびテスト仕様を記憶
させ、また、各ワークのテスト結果の詳細を、各最終テ
スト装置に印字出力させたデータを直接それらから回収
することにて管理していた。
しかしながらかかる方法では、ワークの仕様の追加や
変更の度毎に全ての最終テスト装置のROMの内容を書替
える必要があるため、そのROMの書替えに多大の工数を
要するとともに、ライン停止が必要となって品質検査ラ
インの稼働率を向上させ得ず、加えて、作業現場でのRO
Mの脱着を伴うことから異物の侵入による装置故障を招
き易いといった問題があり、一方、ワークの生産個数が
増加して来ると、テスト結果の詳細なデータが膨大な量
となってその管理が困難になり、それらの詳細なデータ
を品質管理に充分に生かすことができないという問題も
あった。
そして、この問題の解決のためには、全ての最終テス
ト装置を一括して管理するホストコンピュータを設け
て、そのホストコンピュータから各最終テスト装置の読
出し書込み可能メモリ(RAM)にワークの仕様に応じた
段取りおよびテスト仕様を供給して記憶させ、さらに各
最終テスト装置からテスト結果の詳細なデータをホスト
コンピュータに集めるようにすることも考えられるが、
かかる方法では、ホストコンピュータおよび通信回路の
設置に多大のコストを要し、かつそれらの装置間の通信
の制御も複雑になり、また、ホストコンピュータの故障
時にはライン停止を免れ得ないとった問題があった。
ところで近年、上記IDカードと同様の構成で記憶容量
が2Kバイト以上のIDカードが入手可能となっている。
この発明は、かかる記憶容量の大きな移動通信装置を
利用することにて上述の課題を有利に解決した品質検査
方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明の品質検査方法は、品質検査ライン上を検査
の対象物とともに移動する移動通信装置に、検査開始前
にその対象物に関する情報を記憶させ、前記対象物およ
び移動通信装置が品質検査装置に到着したらその移動通
信装置から前記情報を受信してその情報に基づき前記品
質検査装置に前記対象物の検査を行わせるに際し、前記
対象物とともに移動する移動通信装置を二台とし、一方
の前記移動通信装置には前記対象物に関する検査内容と
してその対象物の仕様に対応する検査仕様を記憶させ、
他方の前記移動通信装置には、前記品質検査装置による
前記対象物の検査結果を送信して記憶させ、前記対象物
の全ての検査の終了後に、前記他方の移動通信装置から
その対象物の検査結果を受信することを特徴とするもの
である。
(作用) かかる方法によれば、各品質検査装置に検査の対象物
を仕様毎の検査仕様を記憶させておかず、検査開始前に
一方の移動通信装置に対象物に関する情報として対象物
の仕様に対応する検査仕様を記憶させておき、その検査
仕様に基づき各品質検査装置に対象物の検査を行わせる
ので、対象物の検査仕様に変更や追加の必要が生じた場
合でも、移動通信装置に記憶させる検査仕様の変更や追
加を行うのみで良く、従って、品質検査装置毎に記憶内
容を書き換える必要を無くし得て、その書き換え工数を
不要とし得るとともに品質検査装置の故障も防止でき、
またライン停止を避けられるので品質検査ラインの稼働
率を向上させることもできる。
加えて、各対象物につき移動通信装置を二台づつ用
い、一方には対象物に関する情報として対象物の仕様に
対応する検査仕様を記憶させ、他方には検査結果を記憶
させるようにして、全ての検査の終了後にその他方の移
動通信装置から検査結果を一括して、かつ検査対象毎に
収集するので、詳細な検査結果の管理および利用を、多
大なコストを費やすことなしに容易に行うことができ
る。
しかも、たとえかかる本来的にデータ量の多い検査仕
様を移動通信装置に記憶させても、品質検査工程での検
査仕様の読出しと検査結果の書込みとは必然的に同時に
は行わないので、この方法によれば、移動通信装置を二
つに分けて検査仕様の読出しは一方の移動通信装置から
行い検査結果の書込みは他方の移動通信装置に行うこと
で、一度に読出しまたは書込みを行うデータ量が過多に
なるのを防止でき、ひいては、タクト時間の余分な延長
と通信手段の複雑化とを防止することができる。
(実施例) 以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
第1図は、この発明の品質検査方法の一実施例を適用
した、トランスアクスルの組立ておよび品質検査ライン
を示し、このラインにおいても、組立て途中や組立て済
みのワーク(トランスアクスル)を載置されるワークベ
ースが矢印Eで示す方向へ流れており、第2図に示すよ
うに、各ワークベース1には、電波や電磁誘導等の無線
による送受信を行う送受信回路と、2Kバイト以上の記憶
容量を持つRAMを有する記憶回路と、中央処理ユニット
(CPU)を有する制御回路とを各々具える、移動通信装
置としての二個のIDカード2,3が着脱自在に取付けられ
ている。
また第1図中STN1〜STN12は品質検査ラインのステー
ションを示し、ステーションSTN1,STN4〜STN10およびST
N12には、上記IDカード2,3に対し通信可能な固定通信装
置が設けられており、一方、ステーションSTN1の上流側
には、図示しない組立てラインの複数のステーションが
設けられている。
ここで、ステーションSTN1は、仕様書込みステーショ
ンとして機能すべく第2図に示すように、CPU4と、処理
プログラムおよびデータを記憶するROM,RAM等のメモリ
等のメモリ5と、フロッピーディスクドライブ6を制御
してフロッピーディスクに対するデータの書込み、読出
しを行うフロッピーディスクドライブ制御装置(FDC)
7と、ハードディスクドライブ8を制御して、記憶容量
が大容量のハードディスクに対するデータの書込み、読
出しを行うハードディスクドライブ制御装置(FX/DC)
9と、ラインに配属された操作者の操作により作動する
制御装置(P.C)10を接続されたインターフェース(I/
F)11と、データ等を画面に表示する画像表示装置(CR
T)12およびデータや命令の入力のためのキーボード13
を制御する制御装置(GRAFIC/C)14と、固定通信装置と
しての送受信回路15および二個のアンテナ16,17を接続
されたインタフェース(I/F)18と、それらを互いに接
続するシステムバス19とを具えている。
またステーションSTN12は、リペア判定ステーション
として機能すべく、上述した固定通信装置の他、フロッ
ピーディスクドライブ、画像表示装置、プリンタ、キー
ボード、インタフェースおよびそれらを制御する、CPU
を有するマイクロコンピュータを具えている。
かかるラインにあっては、組立ラインを経て組立済み
のワークを載置されたワークベース1が仕様書込みステ
ーションSTN1に到着すると、上述した操作者はそのワー
クベース1上のワークの仕様およびワーク毎のユニット
番号を、制御装置10の押釦を選択的に操作して入力す
る。尚、かかる仕様指示の入力装置を押釦としたことに
より、使用頻度が極めて高いこの入力装置の対環境性を
向上させ、故障発生を防止することができる。
上記ワーク仕様の入力により、CPU4は、ハードディス
ク8内のファイルにあらかじめワークの仕様すなわちこ
こでは車種毎に書込まれたテストパラメータおよび規格
値のうちの当該ワーク仕様に対応するものを選択して読
出し、それらのテストパラメータおよび規格値に、ワー
ク仕様およびユニット番号を加えたデータを、送受信回
路15および一方のアンテナ16を介し、一方のIDカード2
へ送信して、そのIDカード2に記憶させる。
ここで、上記ハードディスク8内の、テストパラメー
タおよび規格値のファイルは、その内容をCRT12に表示
させ得るとともに、キーボード13からの入力によって追
加および変更することができ、しかもその追加、変更処
理は、CPU4がIDカード2へのデータの書込み処理の合間
に適宜行うので、ラインの稼働中であると否とにかかわ
らず所要に応じて行うことができる。
次いでワークベース1がリークテストステーションST
N2,STN3を経ると、ワークの油圧作動部品およびケーシ
ングの液密性の検査が空気圧およびハロゲンガスを用い
て行われ、ワークベース1が検査結果書込みステーショ
ンSTN4へ到達すると、上記ステーションSTN2,STN3の検
査結果を固定通信装置が他方のIDカード3へ送信して、
そのIDカード3に記憶させる。尚、このステーションST
N4では、ワークへの作動油の給油も行う。
その後、ワークベース1が、矢印F〜Iのいずれかの
方向へ流れて第1最終テストステーションSTN5〜STN8の
いずれかに到着すると、固定通信装置が、上記一方のID
カード2からそのワークベース1上のワークに関する仕
様、テストパラメータおよび規格を受信して最終テスト
装置(FTS)20へ入力する。
尚、上記ステーションSTN5〜STN8は生産量の増大に対
応し得るように並列に設けられたもので、互いに同一仕
様の最終テスト装置20を各々具えており、ステーション
STN4を出たワークベース1は、ステーションSTN5〜STN8
のうちの検査作業中でない空きステーションへ向かうよ
うに流される。
ここにおける最終テスト装置20は、マイクロコンピュ
ータを有し、ワークであるトランスアクスルに対し、そ
の仕様に応じて増減する最大約20ステップのテスト(例
えばパーキングテスト、ニュートラルテスト、後退テス
ト、変速点テスト、作動中の油圧計測、変速点計測、変
速時間計測等)と、それらのテストのための段取りと
を、上記マイクロコンピュータの指令に基づき自動的に
行うものであり、そのマイクロコンピュータは、上記固
定通信装置から入力されたデータを自分のメモリ内に書
込むとともに、例えば第3図および第4図に示す如きプ
ログラムを実行する。
第3図は一定時間毎に繰返し実行される検査開始プロ
グラムを示し、図中ステップ21では、ワークベース1が
当該最終テスト装置を具えるステーションに到着して上
記データが入力されたときに立つ開始フラグの状態を読
取る。
そして、ステップ22では上記開始フラグが立っている
か否かを調べてフラグが立っていなければこのプログラ
ムを終了し、フラグが立っていればステップ23の自動テ
ストプログラムを実行する。
第4図は上記自動テストプログラムの内容を示し、図
中ステップ31では、テストステップの番号を示す変数n
を1とし、次のステップ32では、メモリ内の上記入力さ
れたワーク仕様を読出して、そのステップnのテストを
実行すべきか否かを判断する。
そして、当該ワーク仕様からはステップnの実行は不
要と判断した場合は以後のステップ33〜35をスキップし
てステップ36へ進み、実行が必要と判断した場合はステ
ップ33へ進む。
ステップ33ではメモリ内の上記入力されたパラメータ
のデータ中からステップnのテストパラメータを読出
し、次のステップ34ではメモリ内の上記入力されたワー
ク仕様を読出してその仕様に基づきステップnのテスト
を段取りし、その後上記パラメータに従ってテストを実
行する。
続くステップ35では、先のステップ34でのテスト結果
の詳細な数値をそのマイクロコンピュータのメモリ内に
書き込むとともに固定通信装置に入力し、そこから上記
他方のIDカード3へ向けて送信させて、そのIDカード3
のメモリ内に書込ませる。
そして、次のステップ36では変数nをインクリメント
(歩進)し、続くステップ37ではnが所定数まで達して
全てのテストステップが終了したか否かを判断し、この
結果終了していなければステップ32へ戻って上述の処理
を繰返すが全てのテストステップが終了していればこの
プログラムを終了して第3図のステップ24へ進む。
ステップ24では、先に自分のメモリ内に書込んだ規格
値のデータ中から各テストステップにおける規格値を読
出すとともに、これも先に自分のメモリ内に書込んだ各
テストステップにおけるテスト結果の詳細な数値を読出
して、各テストステップ毎に、テスト結果の数値が規格
値の範囲内に入っていれば合格、入っていなければ不合
格と判定し、さらに、一つでも不合格のテストステップ
があれば総合判定結果を不合格とする。
そしてここでは、上記各テストステップおよび総合の
判定結果を固定通信装置に入力し、そこから上記他方の
IDカード3へ向けて送信させて、そのIDカード3のメモ
リ内に書込ませ、その後このプログラムは終了する。
上述の如くして最終テスト装置20によるワークのテス
トが終了し、その結果が他方のIDカード3に書込まれる
と、ワークパレット1は第2最終テストステーションST
N9もしくはSTN10へ向かう。これらの第2最終ステーシ
ョンSTN9,STN10も生産量の増加に対処すべく並置された
ものであり、ここでは、ワークであるトランスアクスル
に入力および負荷を与えて歯車のノイズレベルを計測す
る。
かかる第2最終テストステーションSTN9,STN10でも、
固定通信装置が一方のIDカード2から受信したワーク仕
様、テストパラメータおよび規格値に基づいてテストお
よびその結果の合否判定が行われ、その後テスト結果の
詳細な数値と合否の判定結果とが固定通信装置から他方
のIDカード3へ向けて送信されてその他方のIDカード3
のメモリ内に書込まれる。
そして、続くステーションSTN11ではワーク内の作動
油の抜取りが行われ、最後のリペア判定ステーションST
N12では、先に述べたマイクロコンピュータが、そこに
到着したワークテーブル1の両方のIDカード2,3から固
定通信装置が入力したそのワークテーブル上のワークの
仕様、ユニット番号、総合判定結果、全てのテストの判
定結果および詳細な数値のデータを一括してフロッピー
ディスクに書込む一方、その総合判定結果が合格であれ
ばワークテーブル1を矢印L方向へ振分けてワーク搬出
ステーションMに向かわせ、総合判定結果が不合格の場
合はワークテーブル1を矢印N方向へ振分けて図中点線
で示すリペアラインへ送る。
しかして、検査結果が不合格のワークはリペアライン
で修正を施された後、再検査される。
ここで、上述したステーションSTN12のマイクロコン
ピュータはさらに、過去の不合格のワークの修正の際に
判明した不良要因を入力され、その要因を不合格ワーク
のテスト結果とともに統計的に処理することにより、入
力された各テストでの判定結果と詳細な数値とから不良
要因を推定する学習を行う。
そして上記マイクロコンピュータは、不合格ワークを
リペアラインへ振分けると、そのワークのテスト結果か
ら推定した不良要因をプリンタにより印字出力してリペ
アラインへ提供する。
上述の如くして、この実施例の品質検査方法を適用し
たラインによれば、ワークの仕様の追加や変更の必要が
生じた場合に、その必要が生じた際に仕様書込みステー
ションSTN1でキーボードにより入力するのみで良いの
で、各テストステーションでのテスト装置毎にメモリを
脱着してそのメモリ内のテストパラメータや段取りを書
替える必要を無くし得て、従来よりも大幅に工数を削減
することができ、また異物の侵入によるテスト装置の故
障発生も防止することができ、さらに、ライン停止を避
けられることからラインの稼働率も向上させることがで
き、しかも、高性能のホストコンピュータやその通信回
線の設置のための多大のコストを費やす必要もない。
また、このラインによれば、二個のIDカード2,3を用
い、一方に上記ワークの検査内容に関する情報を検査前
に記憶させ、他方に各検査結果の詳細を記憶させて、全
ての検査の終了後にその他方のIDカード3から検査結果
を一括して収集するので、その検査結果の管理が極めて
容易になり、さらに、検査結果を上述の如く不合格ワー
クの修正に容易に用いることができる。
そして、上記リペアラインとは別のラインでワークの
修正を行う場合にも、上記他方のIDカード3をワークテ
ーブル1から取外して対応するワークとともにそのライ
ンへ送ればそのワークの検査結果を容易に利用し得るの
で、かかる場合にも容易に対応することができる。
尚、この発明では二個のIDカードを用いているので、
固定通信装置とIDカードとの間の通信に要する時間を大
幅に短縮し得てタクト時間を余分に延長する必要を無く
すことができるとともに、通信手順が複雑化するのを避
けることもできる。
以上図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例
に限定されるものでないことはもちろんである。
(発明の効果) かくしてこの発明の品質検査方法によれば、対象物の
検査仕様に変更や追加の必要が生じた場合でも、移動通
信装置に記憶させる検査仕様の変更や追加を行うのみで
良く、従って、品質検査装置毎に記憶内容を書き換える
必要を無くし得て、その書き換え工数を不要とし得ると
ともに品質検査装置の故障も防止でき、またライン停止
を避けられるので品質検査ラインの稼働率を向上させる
こともできる。
加えて、全ての検査の終了後にその他方の移動通信装
置から検査結果を一括して、かつ検査対象毎に収集する
ので、詳細な検査結果の管理および利用を、多大なコス
トを費やすことなしに容易に行うことができる。
しかも、一度に読出しまたは書込みを行うデータ量が
過多になるのを防止できるので、タクト時間の余分な延
長と通信手順の複雑化とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の品質検査方法の一実施例を適用した
自動車のトランスアクスルの組立ておよび品質検査ライ
ンを示す略線図、 第2図は上記ラインの仕様書込みステーションに設けら
れたシステムを示すブロック線図、 第3図および第4図は上記システムのCPUが実行する品
質検査のためのプログラムを示すフローチャート、 第5図は従来の品質検査ラインを示す略線図である。 STN1……仕様書込みステーション STN5〜STN8……第1最終テストステーション STN9,STN10……第2最終テストステーション STN12……リペア判定ステーション 1……ワークベース、2,3……IDカード 4……CPU、8……ハードディスク 10……制御装置、13……キーボード 15……送受信機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】品質検査ライン上を検査の対象物とともに
    移動する移動通信装置に、検査開始前にその対象物に関
    する情報を記憶させ、 前記対象物および移動通信装置が品質検査装置に到着し
    たらその移動通信装置から前記情報を受信してその情報
    に基づき前記品質検査装置に前記対象物の検査を行わせ
    る品質検査方法において、 前記対象物とともに移動する移動通信装置を二台とし、 一方の前記移動通信装置には前記対象に関する情報とし
    てその対象物の仕様に対応する検査仕様を記憶させ、 他方の前記移動通信装置には前記品質検査装置による前
    記対象物の検査結果を送信して記憶させ、 前記対象物の全ての検査の終了後に、前記他方の移動通
    信装置からその対象物の検査結果を受信することを特徴
    とする、品質検査方法。
JP1111992A 1989-05-02 1989-05-02 品質検査方法 Expired - Lifetime JPH0814502B2 (ja)

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JPS61108079A (ja) * 1984-10-30 1986-05-26 Nissan Motor Co Ltd 自動車の品質管理システム
JPS646817A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Hioki Electric Works Recorder

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