JPH081473A - 送りネジにおけるブレーキ機構 - Google Patents
送りネジにおけるブレーキ機構Info
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- JPH081473A JPH081473A JP15825694A JP15825694A JPH081473A JP H081473 A JPH081473 A JP H081473A JP 15825694 A JP15825694 A JP 15825694A JP 15825694 A JP15825694 A JP 15825694A JP H081473 A JPH081473 A JP H081473A
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- nut member
- brake
- feed screw
- rotation
- brake mechanism
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送りネジを鉛直にした状態で使用に供した場
合において、送りネジが不用意に抜け落ちてしまわない
ようにする。 【構成】 一の方向の回転にブレーキがかかることを必
要とするナット部材10と、該ナット部材に螺合される
ボールネジ部3を有しナット部材の回転により軸方向に
移動される駆動軸2と、該駆動軸の軸心と平行な軸を回
動軸とする揺動部材28と、ハーモニックドライブ22
とを備え、上記揺動部材に取着したブレーキ片29を、
ナット部材の外周面であってナット部材の軸心と上記揺
動部材の回動支点とを結んだ線よりもナット部材の抑え
る必要がある回転方向に関して反回転方向側に稍寄った
位置に接触させる。
合において、送りネジが不用意に抜け落ちてしまわない
ようにする。 【構成】 一の方向の回転にブレーキがかかることを必
要とするナット部材10と、該ナット部材に螺合される
ボールネジ部3を有しナット部材の回転により軸方向に
移動される駆動軸2と、該駆動軸の軸心と平行な軸を回
動軸とする揺動部材28と、ハーモニックドライブ22
とを備え、上記揺動部材に取着したブレーキ片29を、
ナット部材の外周面であってナット部材の軸心と上記揺
動部材の回動支点とを結んだ線よりもナット部材の抑え
る必要がある回転方向に関して反回転方向側に稍寄った
位置に接触させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な送りネジにおける
ブレーキ機構に関する。詳しくは、例えば、送りネジを
鉛直にした状態で使用に供した場合、その自重により送
りネジが不用意に抜け落ちてしまわないようにすること
ができる新規な送りネジにおけるブレーキ機構を提供し
ようとするものである。
ブレーキ機構に関する。詳しくは、例えば、送りネジを
鉛直にした状態で使用に供した場合、その自重により送
りネジが不用意に抜け落ちてしまわないようにすること
ができる新規な送りネジにおけるブレーキ機構を提供し
ようとするものである。
【0002】
【従来の技術】被制御物を一方向に移動するための機構
として、例えば、送りネジ機構がある。送りネジ機構は
これに螺合したナット部材を回転させることにより送り
ネジを軸方向へ移動させ、その先端部などに取着した被
制御物を一方向へ移動させることができる。
として、例えば、送りネジ機構がある。送りネジ機構は
これに螺合したナット部材を回転させることにより送り
ネジを軸方向へ移動させ、その先端部などに取着した被
制御物を一方向へ移動させることができる。
【0003】かかる送りネジ機構は、例えば、スプライ
ンと組み合せることにより、いわゆる2軸駆動機構を構
成し、産業用ロボット等を含む広汎な分野で利用されて
いる。
ンと組み合せることにより、いわゆる2軸駆動機構を構
成し、産業用ロボット等を含む広汎な分野で利用されて
いる。
【0004】例えば、本出願人が出願した特願平5ー1
00171号に示すように、一の駆動軸にネジ部とスプ
ライン部とを形成し、ネジ部に螺合した第1のナットを
回転させることにより、駆動軸を軸方向へ移動させ、ま
た、スプライン部に係合した第2のナットを回転させる
ことにより、駆動軸を回転させるようにしたものがあ
る。
00171号に示すように、一の駆動軸にネジ部とスプ
ライン部とを形成し、ネジ部に螺合した第1のナットを
回転させることにより、駆動軸を軸方向へ移動させ、ま
た、スプライン部に係合した第2のナットを回転させる
ことにより、駆動軸を回転させるようにしたものがあ
る。
【0005】図7は従来の2軸駆動機構aの構造を原理
的に示すものである。
的に示すものである。
【0006】bは駆動軸であり、ボールネジ部cとスプ
ライン部dとが一体に形成されている。
ライン部dとが一体に形成されている。
【0007】eは直進機構であり、モータfと、該モー
タfの駆動力をボールナットgに伝える伝達機構hとか
ら構成され、ボールナットgが駆動軸bのボールネジ部
cに螺合されている。
タfの駆動力をボールナットgに伝える伝達機構hとか
ら構成され、ボールナットgが駆動軸bのボールネジ部
cに螺合されている。
【0008】iは回転機構であり、モータjと、該モー
タjの駆動力をスプラインナットkに伝える伝達機構l
とから構成され、スプラインナットkが駆動軸bのスプ
ライン部dに係合されている。
タjの駆動力をスプラインナットkに伝える伝達機構l
とから構成され、スプラインナットkが駆動軸bのスプ
ライン部dに係合されている。
【0009】しかして、2軸駆動機構aにあっては直進
機構eにおいてモータfの回転が伝達機構hを介してボ
ールナットgの回転として伝えられ、駆動軸bが図7に
矢印Aに示すように直線的に移動する。
機構eにおいてモータfの回転が伝達機構hを介してボ
ールナットgの回転として伝えられ、駆動軸bが図7に
矢印Aに示すように直線的に移動する。
【0010】また、回転機構iにおいてはモータjの回
転が伝達機構lを介してスプラインナットkの回転とし
て伝えられ、駆動軸bが図7に矢印Bに示すように回転
される。
転が伝達機構lを介してスプラインナットkの回転とし
て伝えられ、駆動軸bが図7に矢印Bに示すように回転
される。
【0011】このような2軸駆動機構aは、例えば、駆
動軸bを上下方向に延びるように位置させ、その下端部
に工具等の被制御物を取り付けて、その上下動や回転制
御を行う産業用ロボットに利用される。
動軸bを上下方向に延びるように位置させ、その下端部
に工具等の被制御物を取り付けて、その上下動や回転制
御を行う産業用ロボットに利用される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の2軸
駆動機構aは、その駆動軸bを上下方向に延びるように
産業用ロボット等に取り付けた場合であって、上記モー
タf、jを停止させたとき、例えば、産業用ロボット自
体の運転の停止あるいは緊急時におけるモータf、jの
停止時に、駆動軸bがその自重及び/又は被制御物の自
重により、駆動軸bがボールナットgを回転させながら
落下してしまうという問題がある。
駆動機構aは、その駆動軸bを上下方向に延びるように
産業用ロボット等に取り付けた場合であって、上記モー
タf、jを停止させたとき、例えば、産業用ロボット自
体の運転の停止あるいは緊急時におけるモータf、jの
停止時に、駆動軸bがその自重及び/又は被制御物の自
重により、駆動軸bがボールナットgを回転させながら
落下してしまうという問題がある。
【0013】即ち、回転機構iはモータjの回転を伝達
機構l及びスプラインナットkを介してスプライン部d
に回転として伝達するものであるため、その減速比が比
較的高く、従って、逆転不能であり、スプライン部dを
回転させようとしても、モータjの停止時にはその回転
が阻止される。
機構l及びスプラインナットkを介してスプライン部d
に回転として伝達するものであるため、その減速比が比
較的高く、従って、逆転不能であり、スプライン部dを
回転させようとしても、モータjの停止時にはその回転
が阻止される。
【0014】一方、直進機構eはモータfの回転を伝達
機構l及びボールナットgを介してボールネジ部cに直
進運動として伝達するものであるため、その減速比が比
較的低く、従って、逆転可能であり、モータfが停止し
た状態で、ボールナットgの回転を阻止することはでき
ない。そのため、ボールネジ部cが軸方向に移動しよう
とするとき、ボールナットgを回転させてしまい、ボー
ルネジ部cがボールナットgから抜け落ちてしまう事態
になる。
機構l及びボールナットgを介してボールネジ部cに直
進運動として伝達するものであるため、その減速比が比
較的低く、従って、逆転可能であり、モータfが停止し
た状態で、ボールナットgの回転を阻止することはでき
ない。そのため、ボールネジ部cが軸方向に移動しよう
とするとき、ボールナットgを回転させてしまい、ボー
ルネジ部cがボールナットgから抜け落ちてしまう事態
になる。
【0015】かかる落下事故の発生を防止するため、モ
ータf、jに電磁ブレーキなどを組み込みその回転を阻
止するようにすることが考えられる。
ータf、jに電磁ブレーキなどを組み込みその回転を阻
止するようにすることが考えられる。
【0016】しかし、モーターf、j内に電磁ブレーキ
を組み込むことは、機構が複雑になると共に、モータ自
体を大きくしなければならず、産業ロボットのアームの
先端部に取り付けるものとしては大きくなり過ぎ、小型
化や低コスト化を阻むという新たな問題が生ずる。
を組み込むことは、機構が複雑になると共に、モータ自
体を大きくしなければならず、産業ロボットのアームの
先端部に取り付けるものとしては大きくなり過ぎ、小型
化や低コスト化を阻むという新たな問題が生ずる。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明送りネジ
におけるブレーキ機構は、上記した問題を解決するため
に、駆動手段によって回転されると共に一の方向の回転
にブレーキがかかることを必要とするナット部材と、該
ナット部材に螺合されナット部材の回転により軸方向に
移動される送りネジと、該送りネジの軸心と平行な軸を
回動軸とする揺動部材と、送りネジの回転を阻止する回
転阻止手段とを備え、上記揺動部材に取着したブレーキ
片がナット部材にその軸心と上記揺動部材の回動支点と
を結んだ線よりもナット部材の抑える必要がある回転方
向に関して反回転方向側に稍寄った位置に接触するよう
にしたものである。
におけるブレーキ機構は、上記した問題を解決するため
に、駆動手段によって回転されると共に一の方向の回転
にブレーキがかかることを必要とするナット部材と、該
ナット部材に螺合されナット部材の回転により軸方向に
移動される送りネジと、該送りネジの軸心と平行な軸を
回動軸とする揺動部材と、送りネジの回転を阻止する回
転阻止手段とを備え、上記揺動部材に取着したブレーキ
片がナット部材にその軸心と上記揺動部材の回動支点と
を結んだ線よりもナット部材の抑える必要がある回転方
向に関して反回転方向側に稍寄った位置に接触するよう
にしたものである。
【0018】
【作用】従って、本発明送りネジにおけるブレーキ機構
によれば、揺動部材に取着したブレーキ片を一の方向の
回転にブレーキがかかることを必要とするナット部材に
所謂自己倍力作用が生ずるように接触させているため、
ナット部材の回転の阻止を確実に行うことができ、か
つ、揺動部材に取着したブレーキ片をナット部材に直接
接触させているため、ブレーキをかけられないナット部
材にブレーキディスク等のブレーキ専用の部品を設ける
必要がなく、機構の簡素化を図ると共に、ブレーキ機構
の小型化及び低コスト化を図ることができる。
によれば、揺動部材に取着したブレーキ片を一の方向の
回転にブレーキがかかることを必要とするナット部材に
所謂自己倍力作用が生ずるように接触させているため、
ナット部材の回転の阻止を確実に行うことができ、か
つ、揺動部材に取着したブレーキ片をナット部材に直接
接触させているため、ブレーキをかけられないナット部
材にブレーキディスク等のブレーキ専用の部品を設ける
必要がなく、機構の簡素化を図ると共に、ブレーキ機構
の小型化及び低コスト化を図ることができる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明送りネジにおけるブレーキ機
構の詳細を図示した実施例に従って説明する。
構の詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0020】図1乃至図5は本発明送りネジにおけるブ
レーキ機構の実施の一例を示すものであり、いわゆる2
軸駆動機構1に適用したものである。
レーキ機構の実施の一例を示すものであり、いわゆる2
軸駆動機構1に適用したものである。
【0021】尚、2軸駆動機構1はモータ軸に中空部を
設けることによってモータ軸と駆動軸とを一直線上に配
置することができるようにしたものであり、上記特願平
5−100171号に記載のものと略同様な構造をして
いる。
設けることによってモータ軸と駆動軸とを一直線上に配
置することができるようにしたものであり、上記特願平
5−100171号に記載のものと略同様な構造をして
いる。
【0022】図1に示すように、駆動軸2には、送りネ
ジとしてのボールネジ部3とスプライン部4とが形成さ
れている。尚、駆動軸2においてボールネジ部3側を上
方、スプライン部4側を下方とし、以下の説明において
向きを示す場合にはこの定義に従うものとする。また、
ボールネジ部3は右ネジ(通常のネジと同じ向き。)に
なるようにその螺条が形成され、これにより、該ボール
ネジ部3に螺合するナット部材が上方から見て反時計回
り方向に回転すると(図2に示すA矢印方向)、駆動軸
2が下方へ移動される。
ジとしてのボールネジ部3とスプライン部4とが形成さ
れている。尚、駆動軸2においてボールネジ部3側を上
方、スプライン部4側を下方とし、以下の説明において
向きを示す場合にはこの定義に従うものとする。また、
ボールネジ部3は右ネジ(通常のネジと同じ向き。)に
なるようにその螺条が形成され、これにより、該ボール
ネジ部3に螺合するナット部材が上方から見て反時計回
り方向に回転すると(図2に示すA矢印方向)、駆動軸
2が下方へ移動される。
【0023】2aは駆動軸2の適宜な箇所に形成された
マークであり、該駆動軸2の位置検出をするためのもの
である。
マークであり、該駆動軸2の位置検出をするためのもの
である。
【0024】5は駆動軸2の直進制御に係るモータ(以
下、「直動用モータ」という。)であり、6は駆動軸2
の回転制御に係るモータ(以下、「軸回転用モータ」と
いう。)であり、モータ5、6はその中心軸が駆動軸2
の中心軸に沿うようにして配置されており、直動用モー
タ5が軸回転用モータ6の上方に位置されている。
下、「直動用モータ」という。)であり、6は駆動軸2
の回転制御に係るモータ(以下、「軸回転用モータ」と
いう。)であり、モータ5、6はその中心軸が駆動軸2
の中心軸に沿うようにして配置されており、直動用モー
タ5が軸回転用モータ6の上方に位置されている。
【0025】直動用モータ5の略円筒状をしたケーシン
グ7にはその中心部を貫通する挿通孔8が形成されてお
り、その径は上記駆動軸2の径より大きくされ、該挿通
孔8に駆動軸2のボールネジ部3が挿通されている。
グ7にはその中心部を貫通する挿通孔8が形成されてお
り、その径は上記駆動軸2の径より大きくされ、該挿通
孔8に駆動軸2のボールネジ部3が挿通されている。
【0026】9は直動用モータ5の出力軸であり、リン
グ状を為しその円孔9aの径は上記挿通孔8の径に等し
くされている。
グ状を為しその円孔9aの径は上記挿通孔8の径に等し
くされている。
【0027】尚、直動用モータ5は減速機付モータとな
っており、上記出力軸9は図示しない減速機により減速
されて回転されるようになっており、その減速機の減速
比は例えば、1:20と比較的低く設定され、そのた
め、逆転可能であり、出力軸9を回転させれば、直動用
モータ5が回転してしまうようになっている。
っており、上記出力軸9は図示しない減速機により減速
されて回転されるようになっており、その減速機の減速
比は例えば、1:20と比較的低く設定され、そのた
め、逆転可能であり、出力軸9を回転させれば、直動用
モータ5が回転してしまうようになっている。
【0028】10はナット部材であり、駆動軸2のボー
ルネジ部3に螺合したナット部11と、該ナット部11
と上記直動用モータ5の出力軸9とを接続するリング状
ブラケット12と、これらナット部11、出力軸9及び
ブラケット12を結合する2つのカラー13、13とか
らなり、これにより、該ナット部11と直動用モータ5
の出力軸9とが一体的に回転するようになっている。
ルネジ部3に螺合したナット部11と、該ナット部11
と上記直動用モータ5の出力軸9とを接続するリング状
ブラケット12と、これらナット部11、出力軸9及び
ブラケット12を結合する2つのカラー13、13とか
らなり、これにより、該ナット部11と直動用モータ5
の出力軸9とが一体的に回転するようになっている。
【0029】また、ブラケット12の外周面には、ピッ
チが比較的細かい外歯12a、12a、・・・が形成さ
れている。
チが比較的細かい外歯12a、12a、・・・が形成さ
れている。
【0030】しかして、直動用モータ5の回転により上
記ナット部11が上方から見て反時計回り方向に回転す
ると、駆動軸2が下降され、また、ナット部11が時計
回り方向に回転すると駆動軸2が上昇される。
記ナット部11が上方から見て反時計回り方向に回転す
ると、駆動軸2が下降され、また、ナット部11が時計
回り方向に回転すると駆動軸2が上昇される。
【0031】軸回転用モータ6の略円筒状をしたケーシ
ング14にはその中心部を貫通する挿通孔15が形成さ
れており、その径は駆動軸2の径より大きくされ、該挿
通孔15に駆動軸2のスプライン部4が挿通されてい
る。
ング14にはその中心部を貫通する挿通孔15が形成さ
れており、その径は駆動軸2の径より大きくされ、該挿
通孔15に駆動軸2のスプライン部4が挿通されてい
る。
【0032】そして、軸回転用モータ6のケーシング1
4の上端部が連結部16を介して直動用モータ5のケー
シング7の下端部に結合されている。
4の上端部が連結部16を介して直動用モータ5のケー
シング7の下端部に結合されている。
【0033】連結部16には、直動用モータ5側のナッ
ト部材10及び後述するブレーキ機構等が収納されてい
る。
ト部材10及び後述するブレーキ機構等が収納されてい
る。
【0034】17は軸回転用モータ6の出力軸であり、
リング状を為しその円孔17aの径は上記挿通孔15の
径に等しくされている。
リング状を為しその円孔17aの径は上記挿通孔15の
径に等しくされている。
【0035】18はブラケットであり、筒状の小径部1
8aとこれより径が大きい大径部18bとからなる。
8aとこれより径が大きい大径部18bとからなる。
【0036】小径部18aの円孔19は、これに駆動軸
2を挿通することができるようにその径が駆動軸2の径
より稍大きくされている。
2を挿通することができるようにその径が駆動軸2の径
より稍大きくされている。
【0037】また、大径部18bには、軸回転用モータ
6の出力軸17を受け入れる凹部20が形成されてお
り、図1に示すように、ブラケット18はカラー21を
介して出力軸17に外嵌され、これにより、ブラケット
18と出力軸17とが一体的に回転するようになってい
る。
6の出力軸17を受け入れる凹部20が形成されてお
り、図1に示すように、ブラケット18はカラー21を
介して出力軸17に外嵌され、これにより、ブラケット
18と出力軸17とが一体的に回転するようになってい
る。
【0038】22はハーモニックドライブであり、その
駆動軸23にブラケット18の小径部18aが圧入固定
される。
駆動軸23にブラケット18の小径部18aが圧入固定
される。
【0039】そして、ハーモニックドライブ22の下端
部には出力軸24が設けられており、この出力軸24に
スプラインナット25が固定されている。
部には出力軸24が設けられており、この出力軸24に
スプラインナット25が固定されている。
【0040】かかるハーモニックドライブ22はその減
速比が例えば、1:80と高く、そのため、逆転不能で
あり、スプラインナット25を回転させようとしても上
記軸回転用モータ6を回転させることはできず、従っ
て、ハーモニックドライブ22はスプラインナット25
に係合する駆動軸2の回転を阻止する回転阻止手段とし
ての機能を有することとなる。
速比が例えば、1:80と高く、そのため、逆転不能で
あり、スプラインナット25を回転させようとしても上
記軸回転用モータ6を回転させることはできず、従っ
て、ハーモニックドライブ22はスプラインナット25
に係合する駆動軸2の回転を阻止する回転阻止手段とし
ての機能を有することとなる。
【0041】尚、このハーモニックドライブ22は軸回
転用モータ6の駆動力をスプラインナット25に伝達す
るものであり、その具体的な構造については本発明の趣
旨に直接の関係を有さないので詳細な説明を省略する。
転用モータ6の駆動力をスプラインナット25に伝達す
るものであり、その具体的な構造については本発明の趣
旨に直接の関係を有さないので詳細な説明を省略する。
【0042】スプラインナット25はナット部25aと
フランジ部25bとからなり、ナット部25aが駆動軸
2のスプライン部4に係合され、フランジ部25bがハ
ーモニックドライブ22の出力軸24に固定されてい
る。
フランジ部25bとからなり、ナット部25aが駆動軸
2のスプライン部4に係合され、フランジ部25bがハ
ーモニックドライブ22の出力軸24に固定されてい
る。
【0043】よって、軸回転用モータ6の駆動力はハー
モニックドライブ22を介してスプラインナット25に
伝達されて駆動軸2を回転させる力となる。
モニックドライブ22を介してスプラインナット25に
伝達されて駆動軸2を回転させる力となる。
【0044】しかして、軸回転用モータ6の回転により
上記スプラインナット25が回転すると、その回転方向
と同じ方向に駆動軸2が回転される。
上記スプラインナット25が回転すると、その回転方向
と同じ方向に駆動軸2が回転される。
【0045】尚、モータ5、6の具体的な構造について
は本発明の趣旨に直接の関係を有さないので詳細な説明
を省略するが、その詳細な構造は、前記特願平5−10
0171号に記載したものと同様である。
は本発明の趣旨に直接の関係を有さないので詳細な説明
を省略するが、その詳細な構造は、前記特願平5−10
0171号に記載したものと同様である。
【0046】26はブレーキ機構であり、連結部16の
ケーシング27内において、該ケーシング27の内部に
おいて回動自在に支持された揺動部材28と該揺動部材
28の回動により上記ナット部材10のブラケット12
の外周面に離接自在になるように設けられたブレーキ片
29と該ブレーキ片29がナット部材10に接触する方
向に揺動部材28を回動させる付勢手段30と該付勢手
段30の弾発力に抗してブレーキ片29がナット部材1
0から離間する方向に揺動部材28を回動させるブレー
キ解除手段31等から成る。
ケーシング27内において、該ケーシング27の内部に
おいて回動自在に支持された揺動部材28と該揺動部材
28の回動により上記ナット部材10のブラケット12
の外周面に離接自在になるように設けられたブレーキ片
29と該ブレーキ片29がナット部材10に接触する方
向に揺動部材28を回動させる付勢手段30と該付勢手
段30の弾発力に抗してブレーキ片29がナット部材1
0から離間する方向に揺動部材28を回動させるブレー
キ解除手段31等から成る。
【0047】ブレーキ片としては弾性部材から成るラッ
ク部材29が使用され、該ラック部材29が揺動部材2
8の所定の部位に取着される。
ク部材29が使用され、該ラック部材29が揺動部材2
8の所定の部位に取着される。
【0048】連結部16のケーシング27はその外形が
略直方体を呈し、その上方に開口し内部空間の形状が略
円柱状をした有底凹部32が形成され、また、凹部32
の閉塞側の端壁27aの中心には上記駆動軸2が貫通す
る貫通孔33が形成されている。
略直方体を呈し、その上方に開口し内部空間の形状が略
円柱状をした有底凹部32が形成され、また、凹部32
の閉塞側の端壁27aの中心には上記駆動軸2が貫通す
る貫通孔33が形成されている。
【0049】このようなケーシング27はその開口側が
上方を向く向きで上記直動用モータ5のケーシング7の
下端部に取着され、また、ケーシング27内に上記駆動
軸2のボールネジ部3が挿通されていると共に、その凹
部32に上記直動用モータ5側のナット部材10が位置
される。
上方を向く向きで上記直動用モータ5のケーシング7の
下端部に取着され、また、ケーシング27内に上記駆動
軸2のボールネジ部3が挿通されていると共に、その凹
部32に上記直動用モータ5側のナット部材10が位置
される。
【0050】揺動部材28は中心角が略150度の円弧
状をした揺動部34と、該揺動部34の略中央から揺動
部34の円弧の中心軸に対し平行に延びる被支持部35
とから成り、揺動部34の内周面は上記ナット部材10
のブラケット12の外周面と略同心状に位置され、ま
た、これらの間には適宜な間隔が形成されている。
状をした揺動部34と、該揺動部34の略中央から揺動
部34の円弧の中心軸に対し平行に延びる被支持部35
とから成り、揺動部34の内周面は上記ナット部材10
のブラケット12の外周面と略同心状に位置され、ま
た、これらの間には適宜な間隔が形成されている。
【0051】揺動部材28の揺動部34の中央部及び被
支持部35には、被支持部35の延びる方向に延びる被
支持孔35aが形成され、該被支持孔35aにはケーシ
ング27の端壁27aの内側面であって上方から見てケ
ーシング27の一の対角線上の一方の外周寄りの位置に
凹部32の中心軸に対して平行に突設された支持軸36
が挿通され、これにより、揺動部材28は凹部32内に
おいて回動自在に支持される。
支持部35には、被支持部35の延びる方向に延びる被
支持孔35aが形成され、該被支持孔35aにはケーシ
ング27の端壁27aの内側面であって上方から見てケ
ーシング27の一の対角線上の一方の外周寄りの位置に
凹部32の中心軸に対して平行に突設された支持軸36
が挿通され、これにより、揺動部材28は凹部32内に
おいて回動自在に支持される。
【0052】尚、図示は省略したが、揺動部材28は支
持軸36に対して、滑り性の良い材質のブッシュを介し
て支持され、かつ、支持軸36の先端部にはEリング等
が取着され、これにより揺動部材28の抜け止めが為さ
れている。
持軸36に対して、滑り性の良い材質のブッシュを介し
て支持され、かつ、支持軸36の先端部にはEリング等
が取着され、これにより揺動部材28の抜け止めが為さ
れている。
【0053】そして、揺動部材28の揺動部34はその
外側周面が上記凹部32の内周面に非接触な状態でかつ
近接して位置されると共に、該外側周面の両端部34
a、34aと凹部32の内周面との間のそれぞれの間隔
が略同じ状態(以下「中立な状態」という。)におい
て、揺動部材28の円弧の中心軸は駆動軸2及びナット
部材10の軸心と略一致するようにされる。
外側周面が上記凹部32の内周面に非接触な状態でかつ
近接して位置されると共に、該外側周面の両端部34
a、34aと凹部32の内周面との間のそれぞれの間隔
が略同じ状態(以下「中立な状態」という。)におい
て、揺動部材28の円弧の中心軸は駆動軸2及びナット
部材10の軸心と略一致するようにされる。
【0054】揺動部34の内周面にはその周方向の中心
と上方から見て時計回り方向側へ稍寄った位置との間に
弾性部材から成るラック部材が貼着されており、該ラッ
ク部材が上記ブレーキ片29として機能するようになっ
ている。
と上方から見て時計回り方向側へ稍寄った位置との間に
弾性部材から成るラック部材が貼着されており、該ラッ
ク部材が上記ブレーキ片29として機能するようになっ
ている。
【0055】かかるラック部材は、上記ブラケット12
の外周面に形成された外歯12a、12a、・・・のピ
ッチと同一ピッチのラック歯29a、29a、・・・が
形成されており、また、このようなラック部材は、例え
ば、いわゆるタイミングベルトを適当な長さに切った物
で代用することができる。
の外周面に形成された外歯12a、12a、・・・のピ
ッチと同一ピッチのラック歯29a、29a、・・・が
形成されており、また、このようなラック部材は、例え
ば、いわゆるタイミングベルトを適当な長さに切った物
で代用することができる。
【0056】そして、該ブレーキ片29は揺動部材28
の回動に伴い、ナット部材10のブラケット12の外周
面に対して離接するようになっており、揺動部34の上
方から見て時計回り方向への回動したときにブレーキ片
29がブラケット12の外歯12a、12a、・・・に
係合するようになっている。
の回動に伴い、ナット部材10のブラケット12の外周
面に対して離接するようになっており、揺動部34の上
方から見て時計回り方向への回動したときにブレーキ片
29がブラケット12の外歯12a、12a、・・・に
係合するようになっている。
【0057】ブラケット12の外歯12a、12a、・
・・とブレーキ片29との係合位置はナット部材10の
軸心と揺動部材28の回動中心とを結んだ線よりもナッ
ト部材10に関して時計回り方向側の部分となってい
る。
・・とブレーキ片29との係合位置はナット部材10の
軸心と揺動部材28の回動中心とを結んだ線よりもナッ
ト部材10に関して時計回り方向側の部分となってい
る。
【0058】37は揺動部材28の揺動部34の外側周
面のうち揺動部34に関して時計回り方向側の端部に開
口するように形成された凹部(以下「時計回り方向側の
凹部」という。)であり、該凹部37にはその底面とケ
ーシング27の凹部32の内周面との間に上記付勢手段
30としてのコイルスプリングが縮設されている。これ
により、揺動部材28は上方から見て時計回り方向への
回動力が付勢され、ブレーキ片29はナット部材10の
ブラケット12の外周面に圧接される。
面のうち揺動部34に関して時計回り方向側の端部に開
口するように形成された凹部(以下「時計回り方向側の
凹部」という。)であり、該凹部37にはその底面とケ
ーシング27の凹部32の内周面との間に上記付勢手段
30としてのコイルスプリングが縮設されている。これ
により、揺動部材28は上方から見て時計回り方向への
回動力が付勢され、ブレーキ片29はナット部材10の
ブラケット12の外周面に圧接される。
【0059】38はケーシング27の凹部32の内面の
うち上記支持軸36に対応した位置から中心角で略45
度時計回り方向にずれた位置であって、上記揺動部34
の時計回り方向側の凹部37に対向した位置に突設され
たストッパピンであり、該ストッパピン38にコイルス
プリング30が外嵌状に位置されると共に、ストッパピ
ン38の先端部は揺動部34が中立な状態において時計
回り方向側の凹部37の底面との間に適宜な間隙を有す
るようになっている。
うち上記支持軸36に対応した位置から中心角で略45
度時計回り方向にずれた位置であって、上記揺動部34
の時計回り方向側の凹部37に対向した位置に突設され
たストッパピンであり、該ストッパピン38にコイルス
プリング30が外嵌状に位置されると共に、ストッパピ
ン38の先端部は揺動部34が中立な状態において時計
回り方向側の凹部37の底面との間に適宜な間隙を有す
るようになっている。
【0060】39は揺動部材28の揺動部34の外側周
面のうち揺動部34に関して反時計回り方向側、即ち、
上記時計回り方向側の凹部37の反対側の端部に開口す
る凹部(以下「反時計回り方向側の凹部」という。)で
あり、該凹部39には上記ブレーキ解除手段31の後述
するピストンの先端部が位置される。
面のうち揺動部34に関して反時計回り方向側、即ち、
上記時計回り方向側の凹部37の反対側の端部に開口す
る凹部(以下「反時計回り方向側の凹部」という。)で
あり、該凹部39には上記ブレーキ解除手段31の後述
するピストンの先端部が位置される。
【0061】40はケーシング27の周壁のうち、上記
支持軸36が突設された位置から中心角で略45度反時
計回り方向にずれた位置に対向した部分であって、上記
揺動部34の反時計回り方向側の凹部39に対向した位
置に形成された取付孔である。
支持軸36が突設された位置から中心角で略45度反時
計回り方向にずれた位置に対向した部分であって、上記
揺動部34の反時計回り方向側の凹部39に対向した位
置に形成された取付孔である。
【0062】ブレーキ解除手段31はシリンダ41とピ
ストン42等からなり、シリンダ41の先端部が上記取
付孔40に嵌合された状態で連結部16に取り付けら
れ、ピストン42がケーシング27の凹部32内に突出
され、その先端部が揺動部34の反時計回り方向側の凹
部39の底面に当接するようになっている。
ストン42等からなり、シリンダ41の先端部が上記取
付孔40に嵌合された状態で連結部16に取り付けら
れ、ピストン42がケーシング27の凹部32内に突出
され、その先端部が揺動部34の反時計回り方向側の凹
部39の底面に当接するようになっている。
【0063】尚、図示は省略したが、ブレーキ解除手段
31はエアにより駆動される。また、ブレーキ解除手段
31は、これに限らず、プランジャーあるいはボイスコ
イル型アクチュエータ等のリニアモータ等であってもよ
い。
31はエアにより駆動される。また、ブレーキ解除手段
31は、これに限らず、プランジャーあるいはボイスコ
イル型アクチュエータ等のリニアモータ等であってもよ
い。
【0064】しかして、ブレーキ解除手段31のピスト
ン42が突出していない状態では、揺動部34の反時計
回り方向側の凹部39の底面をピストン42が押圧して
おらず、揺動部材28はコイルスプリング30の弾発力
により上方から見て時計回り方向に回動され、これによ
り、ブレーキ片29のラック歯29a、29a、・・・
がナット部材10のブラケット12の外周面に形成した
外歯12a、12a、・・・に係合される。
ン42が突出していない状態では、揺動部34の反時計
回り方向側の凹部39の底面をピストン42が押圧して
おらず、揺動部材28はコイルスプリング30の弾発力
により上方から見て時計回り方向に回動され、これによ
り、ブレーキ片29のラック歯29a、29a、・・・
がナット部材10のブラケット12の外周面に形成した
外歯12a、12a、・・・に係合される。
【0065】また、ブレーキ解除手段31のピストン4
2を突出させると、該ピストン42の先端が凹部39の
底面を押圧し、これによって揺動部材28が上記コイル
スプリング30の弾発力に抗して上方から見て反時計回
り方向に回動され、これにより、ブレーキ片29がナッ
ト部材10から離間し、ラック歯29a、29a、・・
・とブラケット12の外歯12a、12a、・・・との
係合が解かれることになり、ブレーキが解除される。
2を突出させると、該ピストン42の先端が凹部39の
底面を押圧し、これによって揺動部材28が上記コイル
スプリング30の弾発力に抗して上方から見て反時計回
り方向に回動され、これにより、ブレーキ片29がナッ
ト部材10から離間し、ラック歯29a、29a、・・
・とブラケット12の外歯12a、12a、・・・との
係合が解かれることになり、ブレーキが解除される。
【0066】尚、反時計回り方向に回動された揺動部材
28はその時計回り方向側の凹部37の底面が上記スト
ッパピン38の先端面と衝突して、その回動が停止され
るようになっている。
28はその時計回り方向側の凹部37の底面が上記スト
ッパピン38の先端面と衝突して、その回動が停止され
るようになっている。
【0067】そして、駆動軸2がその自重により落下し
ようとするとき、上記ハーモニックドライブ22が回転
阻止手段として機能し、そのため、駆動軸2は回転せず
にナット部材10を時計回り方向に回転させようとす
る。しかし、ブレーキ片29がナット部材10に接触さ
れていることにより、ブレーキ片29のラック歯29
a、29a、・・・とナット部材10の外歯12a、1
2a、・・・とが係合し、しかも、かかる係合は揺動部
材28に反時計回り方向への回転力を加えるように作用
するため、ブレーキ片29がナット部材10の軸心と揺
動部材28の回動中心とを結んだ線側に食い込もうとし
て、所謂自己倍力作用によりブレーキ力を倍増すること
になり、ナット部材10が回転することはなく、従っ
て、駆動軸2が落下することはない。
ようとするとき、上記ハーモニックドライブ22が回転
阻止手段として機能し、そのため、駆動軸2は回転せず
にナット部材10を時計回り方向に回転させようとす
る。しかし、ブレーキ片29がナット部材10に接触さ
れていることにより、ブレーキ片29のラック歯29
a、29a、・・・とナット部材10の外歯12a、1
2a、・・・とが係合し、しかも、かかる係合は揺動部
材28に反時計回り方向への回転力を加えるように作用
するため、ブレーキ片29がナット部材10の軸心と揺
動部材28の回動中心とを結んだ線側に食い込もうとし
て、所謂自己倍力作用によりブレーキ力を倍増すること
になり、ナット部材10が回転することはなく、従っ
て、駆動軸2が落下することはない。
【0068】また、本実施例においては、ブレーキ片2
9をタイミングベルトを切断したラック部材により構成
し、これらと上記ブラケット12の外歯12a、12
a、・・・との係合によりナット部材10にブレーキを
掛けるようにしたので、両者の間にはバックラッシュが
なく、ガタツキのない状態でナット部材10の回転を阻
止することができる。
9をタイミングベルトを切断したラック部材により構成
し、これらと上記ブラケット12の外歯12a、12
a、・・・との係合によりナット部材10にブレーキを
掛けるようにしたので、両者の間にはバックラッシュが
なく、ガタツキのない状態でナット部材10の回転を阻
止することができる。
【0069】図5はブレーキ片29の自己倍力作用を説
明するための原理図であり、ブレーキ片29は上記コイ
ルスプリング30によりナット部材10のブラケット1
2に圧接されている。
明するための原理図であり、ブレーキ片29は上記コイ
ルスプリング30によりナット部材10のブラケット1
2に圧接されている。
【0070】Oはナット部材10の軸心であり、O′は
揺動部材28の回動支点である。
揺動部材28の回動支点である。
【0071】lは上記軸心Oと回動支点O′とを結んだ
線分であり、線分lとナット部材10の外周面との交点
をAとする。
線分であり、線分lとナット部材10の外周面との交点
をAとする。
【0072】ブレーキ片29はナット部材10と面接触
するようにナット部材10の周方向にある程度の幅を有
しており、ブレーキ片29の揺動部材28についての反
時計回り方向側の端部とナット部材10との接触点とが
上記点Aと一致されている。
するようにナット部材10の周方向にある程度の幅を有
しており、ブレーキ片29の揺動部材28についての反
時計回り方向側の端部とナット部材10との接触点とが
上記点Aと一致されている。
【0073】点Bはブレーキ片29の揺動部材28につ
いての時計回り方向側の端部とナット部材10とが接し
た位置である。
いての時計回り方向側の端部とナット部材10とが接し
た位置である。
【0074】この状態からナット部材10が反時計回り
方向(図5の矢印方向)に回転しようとすると、ブレー
キ片29のナット部材10との接触部のうち上記点Bが
線分l側に近づこうとする。
方向(図5の矢印方向)に回転しようとすると、ブレー
キ片29のナット部材10との接触部のうち上記点Bが
線分l側に近づこうとする。
【0075】しかし、線分OBと線分O′Bとの合計は
線分lよりも稍長いため、ナット部材10が回転しよう
とすればするほど、点Bがナット部材10へくい込む方
向に移行しようとして、これにより、そのブレーキ力は
倍増することになり、ナット部材10を停止させた状態
に保持することができる。
線分lよりも稍長いため、ナット部材10が回転しよう
とすればするほど、点Bがナット部材10へくい込む方
向に移行しようとして、これにより、そのブレーキ力は
倍増することになり、ナット部材10を停止させた状態
に保持することができる。
【0076】尚、ブレーキ解除手段31を連結部16の
ケーシング27に着脱自在に取着しておくと、該ブレー
キ解除手段31に代えボルトなどを取着して常時ブレー
キを解除した状態にすることができ、例えば、当該2軸
駆動機構1を水平に配置した場合(駆動軸に対するブレ
ーキが不要な場合)に有効である。また、ブレーキ解除
手段31をケーシング27から外した状態にしておけ
ば、常時ブレーキが掛かった状態にすることができ、例
えば、当該2軸駆動機構1を移送するときに有効であ
る。
ケーシング27に着脱自在に取着しておくと、該ブレー
キ解除手段31に代えボルトなどを取着して常時ブレー
キを解除した状態にすることができ、例えば、当該2軸
駆動機構1を水平に配置した場合(駆動軸に対するブレ
ーキが不要な場合)に有効である。また、ブレーキ解除
手段31をケーシング27から外した状態にしておけ
ば、常時ブレーキが掛かった状態にすることができ、例
えば、当該2軸駆動機構1を移送するときに有効であ
る。
【0077】図6は上記実施例におけるナット部材及び
ブレーキ片の変形例を示すものである。
ブレーキ片の変形例を示すものである。
【0078】図中43はナット部材であり、これを構成
する部材のうち最も外側に位置するリング状のブラケッ
ト44の外周面44aにはローレット加工が施されてい
る。
する部材のうち最も外側に位置するリング状のブラケッ
ト44の外周面44aにはローレット加工が施されてい
る。
【0079】45はブレーキ片であり、揺動部34の内
周面の周方向の中心と上方から見て反時計回り方向側へ
稍寄った位置との間に摩擦係数の高い材料から成るブレ
ーキシューを貼着して構成されている。
周面の周方向の中心と上方から見て反時計回り方向側へ
稍寄った位置との間に摩擦係数の高い材料から成るブレ
ーキシューを貼着して構成されている。
【0080】しかして、ブレーキ解除手段31のピスト
ン42が突出していない状態では、揺動部材28はコイ
ルスプリング30の弾発力により上方から見て時計回り
方向に回動され、これにより、ブレーキ片45がナット
部材43のブラケット44の外周面44aに圧接され
る。
ン42が突出していない状態では、揺動部材28はコイ
ルスプリング30の弾発力により上方から見て時計回り
方向に回動され、これにより、ブレーキ片45がナット
部材43のブラケット44の外周面44aに圧接され
る。
【0081】そして、駆動軸2が落下しようとしてナッ
ト部材43を反時計回り方向(図6の矢印方向)に回転
させようとするが、ブレーキ片45のナット部材43に
対する接触点がナット部材43の軸心と上記揺動部材2
8の回動支点とを結んだ線よりもナット部材43につい
ての反回転方向側に稍寄った位置であるため、ブレーキ
片45がナット部材43の軸心と揺動部材28の回動中
心とを結んだ線側に食い込もうとして、所謂自己倍力作
用によりブレーキ力を倍増することになり、ナット部材
43の回転が阻止され、従って、駆動軸2が落下するこ
とはない。
ト部材43を反時計回り方向(図6の矢印方向)に回転
させようとするが、ブレーキ片45のナット部材43に
対する接触点がナット部材43の軸心と上記揺動部材2
8の回動支点とを結んだ線よりもナット部材43につい
ての反回転方向側に稍寄った位置であるため、ブレーキ
片45がナット部材43の軸心と揺動部材28の回動中
心とを結んだ線側に食い込もうとして、所謂自己倍力作
用によりブレーキ力を倍増することになり、ナット部材
43の回転が阻止され、従って、駆動軸2が落下するこ
とはない。
【0082】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明送りネジにおけるブレーキ機構によれば、駆
動手段によって回転されると共に一の方向の回転にブレ
ーキがかかることを必要とするナット部材と、該ナット
部材に螺合されナット部材の回転により軸方向に移動さ
れる送りネジと、該送りネジの軸心と平行な軸を回動軸
とする揺動部材と、該揺動部材に設けられ上記ナット部
材の適宜な位置に対向したブレーキ片と、送りネジの回
転を阻止する回転阻止手段とを備え、上記ブレーキ片が
ナット部材にその軸心と上記揺動部材の回動支点とを結
んだ線よりもナット部材の抑える必要がある回転方向に
関して反回転方向側に稍寄った位置に接触するようにし
たことを特徴とする。
に、本発明送りネジにおけるブレーキ機構によれば、駆
動手段によって回転されると共に一の方向の回転にブレ
ーキがかかることを必要とするナット部材と、該ナット
部材に螺合されナット部材の回転により軸方向に移動さ
れる送りネジと、該送りネジの軸心と平行な軸を回動軸
とする揺動部材と、該揺動部材に設けられ上記ナット部
材の適宜な位置に対向したブレーキ片と、送りネジの回
転を阻止する回転阻止手段とを備え、上記ブレーキ片が
ナット部材にその軸心と上記揺動部材の回動支点とを結
んだ線よりもナット部材の抑える必要がある回転方向に
関して反回転方向側に稍寄った位置に接触するようにし
たことを特徴とする。
【0083】従って、本発明送りネジにおけるブレーキ
機構によれば、揺動部材に取着したブレーキ片を一の方
向の回転にブレーキがかかることを必要とするナット部
材に所謂自己倍力作用が生ずるように接触させているた
め、ナット部材の回転の阻止を確実に行うことができ、
かつ、揺動部材に取着したブレーキ片をナット部材に直
接接触させているため、ブレーキをかけられないナット
部材にブレーキディスク等のブレーキ専用の部品を設け
る必要がなく、機構の簡素化を図ると共に、ブレーキ機
構の小型化及び低コスト化を図ることができる。
機構によれば、揺動部材に取着したブレーキ片を一の方
向の回転にブレーキがかかることを必要とするナット部
材に所謂自己倍力作用が生ずるように接触させているた
め、ナット部材の回転の阻止を確実に行うことができ、
かつ、揺動部材に取着したブレーキ片をナット部材に直
接接触させているため、ブレーキをかけられないナット
部材にブレーキディスク等のブレーキ専用の部品を設け
る必要がなく、機構の簡素化を図ると共に、ブレーキ機
構の小型化及び低コスト化を図ることができる。
【0084】尚、上記実施例において本発明送りネジに
おけるブレーキ機構を2軸駆動機構のナット部材のブレ
ーキ機構に適用したものについて説明したが、本発明は
これに限らず、単体の送りネジのブレーキ機構に適用す
ることができ、かかる場合、送りネジが回転不能になる
ように回転阻止手段を設ければ良い。
おけるブレーキ機構を2軸駆動機構のナット部材のブレ
ーキ機構に適用したものについて説明したが、本発明は
これに限らず、単体の送りネジのブレーキ機構に適用す
ることができ、かかる場合、送りネジが回転不能になる
ように回転阻止手段を設ければ良い。
【0085】また、上記した実施例に示した各部の構造
や形状は、本発明の実施に際しての具体化のほんの一例
を示したものに過ぎず、これらによって、本発明の技術
的範囲が限定的に解釈されてはならない。
や形状は、本発明の実施に際しての具体化のほんの一例
を示したものに過ぎず、これらによって、本発明の技術
的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図1】本発明送りネジにおけるブレーキ機構を2軸駆
動機構に適用した実施の一例を示し、その一部を切り欠
いて示す側面図である。
動機構に適用した実施の一例を示し、その一部を切り欠
いて示す側面図である。
【図2】要部の横断面図である。
【図3】ブレーキ機構を示す拡大斜視図である。
【図4】揺動部材を示す拡大斜視図である。
【図5】ブレーキ片の自己倍力作用を説明するための原
理図である。
理図である。
【図6】ナット部材及びブレーキ片についての変形例を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図7】従来の2軸駆動機構の構成例を示す概略図であ
る。
る。
3 ボールネジ部(送りネジ) 5 直動用モータ 10 ボールナット部材 12a 外歯 22 ハーモニックドライブ(回転阻止手段) 26 ブレーキ機構 28 揺動部材 29 ブレーキ片 30 付勢手段 31 ブレーキ解除手段 43 ナット部材 44a 外周面 45 ブレーキ片
Claims (7)
- 【請求項1】 駆動手段によって回転されると共に一の
方向の回転にブレーキがかかることを必要とするナット
部材と、該ナット部材に螺合されナット部材の回転によ
り軸方向に移動される送りネジと、該送りネジの軸心と
平行な軸を回動軸とする揺動部材と、該揺動部材に設け
られ上記ナット部材の適宜な位置に対向したブレーキ片
と、送りネジの回転を阻止する回転阻止手段とを備え、
上記ブレーキ片がナット部材にその軸心と上記揺動部材
の回動支点とを結んだ線よりもナット部材の抑える必要
がある回転方向に関して反回転方向側に稍寄った位置に
接触するようにしたことを特徴とする送りネジにおける
ブレーキ機構。 - 【請求項2】 請求項1に記載の送りネジにおけるブレ
ーキ機構において、ブレーキ片をナット部材に接触させ
る方向へ付勢する付勢手段と該付勢手段の付勢力を阻止
するブレーキ解除手段とを備えたことを特徴とする送り
ネジにおけるブレーキ機構。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の送りネジ
におけるブレーキ機構において、揺動部材の略中心を回
動支点として、その一端に付勢手段を、また、他端にブ
レーキ解除手段を作用させるようにしたことを特徴とす
る送りネジにおけるブレーキ機構。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
の送りネジにおけるブレーキ機構において、上記ナット
部材の外周面にローレット加工が施されたことを特徴と
する送りネジにおけるブレーキ機構。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
の送りネジにおけるブレーキ機構において、上記ナット
部材の外周面に外歯を形成すると共に、ブレーキ片のナ
ット部材との接触面に内歯を形成したことを特徴とする
送りネジにおけるブレーキ機構。 - 【請求項6】 請求項4又は請求項5に記載の送りネジ
におけるブレーキ機構において、ブレーキ片のナット部
材との接触面に弾性部材により形成されたラックを取着
したことを特徴とする送りネジにおけるブレーキ機構。 - 【請求項7】 請求項1、請求項2、請求項3又は請求
項4に記載の送りネジにおけるブレーキ機構において、
ブレーキ片を摩擦係数の高い材料から成るブレーキシュ
ーで構成したことを特徴とする送りネジにおけるブレー
キ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15825694A JPH081473A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 送りネジにおけるブレーキ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15825694A JPH081473A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 送りネジにおけるブレーキ機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081473A true JPH081473A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15667657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15825694A Pending JPH081473A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 送りネジにおけるブレーキ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081473A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100737819B1 (ko) * | 2006-09-04 | 2007-07-10 | 이규상 | 드릴링 또는 탭핑 작업용 지그의 수평각 유지장치 |
| KR101018800B1 (ko) * | 2010-10-28 | 2011-03-03 | 김영수 | 이송장치 및 이를 이용한 선반 |
| KR20170000679U (ko) * | 2015-08-13 | 2017-02-22 | 주식회사 흥환기계 | 공작기계의 이동수단 제어장치 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP15825694A patent/JPH081473A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100737819B1 (ko) * | 2006-09-04 | 2007-07-10 | 이규상 | 드릴링 또는 탭핑 작업용 지그의 수평각 유지장치 |
| KR101018800B1 (ko) * | 2010-10-28 | 2011-03-03 | 김영수 | 이송장치 및 이를 이용한 선반 |
| KR20170000679U (ko) * | 2015-08-13 | 2017-02-22 | 주식회사 흥환기계 | 공작기계의 이동수단 제어장치 |
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