JPH08147737A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH08147737A
JPH08147737A JP27909794A JP27909794A JPH08147737A JP H08147737 A JPH08147737 A JP H08147737A JP 27909794 A JP27909794 A JP 27909794A JP 27909794 A JP27909794 A JP 27909794A JP H08147737 A JPH08147737 A JP H08147737A
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objective lens
link
plate
lens holder
driving device
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JP27909794A
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Nobuaki Date
信顕 伊達
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対物レンズ駆動装置の対物レンズホルダの回
動に基づく光束偏向方向の振れを防止して良好な記録再
生及びサーボ制御を実現する。 【構成】 対物レンズ2を保持するホルダ3内に、光束
14を対物レンズ2の方へと偏向させるためのペンタプ
リズム15からなる光束偏向手段が取付けられている。
1はスピンドルモータであり、1aは光ディスクであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的情報記録再生装
置の光学ヘッドを構成するのに用いられる対物レンズ駆
動装置に関し、特に対物レンズをトラッキング方向及び
フォーカシング方向に移動させるための機構部分及び対
物レンズへと光束を導く光束偏向手段に特徴を有する対
物レンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明の背景ならびに発明が解決しよう
とする課題】レーザ光を対物レンズにより集束させて光
ディスクや光磁気ディスク等の光学的情報記録媒体にス
ポット照射し、この光スポットを利用して記録媒体に対
し情報の記録再生を行う光学的情報記録再生装置では、
従来、対物レンズのトラッキング方向の位置を制御する
ための2つの駆動手段が設けられていた。1つは対物レ
ンズを載置したキャリッジをガイドに沿って往復移動さ
せることにより大まかな位置制御を行うシーク動作のた
めの粗調機構であり、他の1つはキャリッジに対し対物
レンズあるいは該対物レンズとその保持体(ホルダ)と
を往復移動させることにより微細な位置制御を行うトラ
ッキング動作のための微調機構である。
【0003】しかしながら、上記の様な粗調及び微調の
ための異なる2つの機構を別々に設けると、重量の大き
なキャリッジを移動させるためシーク時間の短縮が困難
であり、更にキャリッジの移動のためのベアリング等の
高価な機構部品を要するため低コスト化が困難であっ
た。
【0004】そこで、本出願人は、高速シークと低コス
ト化とを目的として、1つの機構でトラッキング動作と
シーク動作とを行う様にした対物レンズ駆動装置を提案
している(特願平5−105981号)。この対物レン
ズ駆動装置では、図6に示されている様に、スピンドル
モータ1により光ディスク1aの中心部を保持し回転さ
せる様にし、対物レンズホルダ3に対物レンズ2と光束
偏向手段としての外面反射ミラー20とを搭載し、光源
から光ディスク面と平行且つ該光ディスクの半径方向に
到来するレーザ光束14を上記ミラー20の反射面20
aにより光ディスク面と垂直の方向に上記対物レンズ2
の方へと向かう様に偏向させている。そして、対物レン
ズホルダ3を複合平行板バネ機構により支持し、この機
構により、光ディスク半径方向に対物レンズ2を移動さ
せてトラッキング及びシークを実現し、更に光ディスク
面と垂直の方向に対物レンズ2を移動させてフォーカシ
ングを実現している。
【0005】以上の様な対物レンズ駆動装置は、部品点
数が少なく且つ小型軽量であるため、シーク動作のため
の消費電力が少なく、高速シークが可能であるという利
点がある。しかし、対物レンズホルダ内にミラーが配置
されているため、該対物レンズホルダが傾くと、入射レ
ーザ光が該傾き角度の2倍振れるという難点がある。複
合平行板バネ機構により対物レンズホルダを支持してト
ラッキング動作とシーク動作とを行わせる上記の如き対
物レンズ駆動装置では、特に、記録媒体面と平行で且つ
該記録媒体の情報トラックの延びている方向を中心とす
る対物レンズホルダの回動が発生しやすいので、上記難
点の克服が望まれる。
【0006】そこで、本発明は、以上の様な複合平行板
バネ機構で支持される対物レンズホルダに取付けられた
光束偏向手段を有する対物レンズ駆動装置における上記
対物レンズホルダの回動に基づく光束偏向方向の振れを
防止して、良好な記録再生及びサーボ制御を実現するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以上の
如き目的を達成するものとして、光束を対物レンズによ
り集束させて光学的情報記録媒体にスポット照射するこ
とにより形成される光スポットを利用して前記記録媒体
に対する情報の記録及び/または再生を行う光学的情報
記録再生に利用され前記対物レンズの光軸に沿った第1
方向の移動と該光軸方向と直交する第2方向の移動とを
駆動する装置において、前記対物レンズを保持する対物
レンズホルダが支持部材を介して台座に取付けられてお
り、前記支持部材は前記対物レンズホルダを前記台座に
対して前記第1の方向に移動させるための第1の平行リ
ンクと前記対物レンズホルダを前記台座に対して前記第
2の方向に移動させるための第2の平行リンクとを構成
しており、前記対物レンズホルダには光束を前記対物レ
ンズの方へと偏向させるためのペンタプリズムからなる
光束偏向手段が取付けられていることを特徴とする対物
レンズ駆動装置、が提供される。
【0008】本発明の一態様においては、前記支持部材
は前記第1の平行リンクのためのヒンジと前記第2の平
行リンクのためのヒンジとを有する合成樹脂からなるも
のである。
【0009】本発明の一態様においては、前記台座と中
継板との間に1対の平行第1リンク板を介在させ、該第
1リンク板と前記台座及び前記中継板との間をそれぞれ
ヒンジにより接続し、且つ前記中継板に接続された2つ
の第1連結板と前記対物レンズホルダに接続された2つ
の第2連結板との間に2対の平行第2リンク板を介在さ
せ、該第2リンク板と前記第1連結板及び前記第2連結
板との間をそれぞれヒンジで接続することにより、前記
第2の平行リンクが形成されており、一方、前記中継板
と前記第1連結板との間及び前記第2連結板と前記対物
レンズホルダとの間をヒンジで接続することにより、前
記第1の平行リンクが形成されている。
【0010】本発明の一態様においては、前記2対の第
2リンク板のうちの一方の対は前記第1リンク板に関し
前記第2リンク板のうちの他方の対と反対側に配置され
ている。
【0011】本発明の一態様においては、前記支持部材
は一体的に成型されたものである。
【0012】本発明の一態様においては、前記対物レン
ズホルダの少なくとも前記支持部材と接続されている部
分及び前記台座の少なくとも前記支持部材と接続されて
いる部分は、前記支持部材の少なくとも一部と一体的に
成型されたものである。
【0013】本発明の一態様においては、前記第1リン
ク板及び前記第2リンク板がいずれも板バネ部材と補強
板とを貼り合わせてなるものである。
【0014】本発明の一態様においては、前記対物レン
ズホルダは、通電により磁気回路との相互作用で前記第
1方向の移動のための駆動力を生ぜしめるためのフォー
カシング用のコイルと、通電により磁気回路との相互作
用で前記第2方向の移動のための駆動力を生ぜしめるた
めのトラッキング及びシーク用のコイルとを備えてい
る。
【0015】本発明の一態様においては、前記台座は前
記磁気回路を構成するヨークに取付けられている。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の具体的実
施例を説明する。
【0017】図1は、本発明の対物レンズ駆動装置の第
1の実施例の全体を示す概略平面図であり、図2は、そ
の部分斜視図であり、図3は、その部分断面図であり、
図4は、その部分斜視図である。
【0018】図1において、1は記録再生装置のスピン
ドルモータであり、光学的情報記録媒体たる光ディスク
の中心部を保持して回転させることができる。図1にお
いて、1aは光ディスクを示し、1bは光ディスク1a
の1つの半径方向を示す。
【0019】図1において、11は対物レンズ駆動装置
の基台であり、該基台は記録再生装置のフレームに固定
されている。該基台11にはほぼ光ディスク半径方向1
bに沿う外ヨーク8が取付けられており、該外ヨーク8
には光ディスク半径方向1bに関し両端において内ヨー
ク10の両端がネジ止めされている。外ヨーク8と内ヨ
ーク10との間には空間12が設けられている。外ヨー
ク8の中央部の空間12側の面には、光ディスク半径方
向1bに沿って延びる永久磁石9が固定保持されてい
る。ヨーク8,10は磁性体からなり、上記永久磁石9
とヨーク8,10とで磁気回路が構成されている。この
磁気回路は、図1に示されている光ディスク半径方向1
bに関し対称的に2組設けられている。そして、各組の
磁気回路において、永久磁石9から出た磁束は、上記光
ディスク半径方向1bとほぼ直交する様に空間12を横
切り、内ヨーク10の中央部に入り、該内ヨークの両端
部から外ヨーク8に入り、該外ヨークの中央部から永久
磁石9へと戻る。
【0020】上記2組の磁気回路のうちの一方を構成す
る外ヨーク8の外側(空間12に面する側と反対の側)
の面には、合成樹脂製の台座7がネジ止めされている。
該台座7には支持部材6が接続されており、該支持部材
6により合成樹脂製の対物レンズホルダ3が保持されて
いる。該対物レンズホルダ3には対物レンズ2が固定保
持されており、更に対物レンズホルダ3にはトラッキン
グ及びシーク用のコイル4及びフォーカシング用のコイ
ル5が取付けられている。
【0021】図2に示されている様に、対物レンズホル
ダ3は、X−Y面に沿った略平行な2つの水平面とY−
Z面に沿った略平行な2つの垂直面とを有し、これら4
つの面により略矩形の中空筒状体をなしている。
【0022】図3に示されている様に、この対物レンズ
ホルダ3の中空筒状体の内部には、光源側から出射され
Y方向(即ちトラッキング及びシークの方向)に進行す
るレーザビーム14をZ方向(即ちフォーカシングの方
向)へと偏向させるペンタプリズム15からなる光束偏
向手段が固定されている。ペンタプリズム15は、レー
ザビーム14が入射する第1の透過面15aと、該第1
の透過面から入射した光が内面反射せしめられる第1の
反射面15bと、該第1の反射面で反射された光が内面
反射せしめられる第2の反射面15cと、該第2の反射
面で反射された光が出射する第2の透過面15dとを有
する。第1の透過面15aと第2の透過面15dとのな
す角度は90度であり、第1の透過面15aと第2の反
射面15cとのなす角度及び第2の透過面15dと第1
の反射面15bとのなす角度はいずれも112.5度で
ある。第1の反射面15b及び第2の反射面15cに金
属膜を付与しておくことにより、良好な内面反射を実現
することができる。かくして、このペンタプリズム15
により偏向されたレーザビームは、Z方向に上方へと進
行し、対物レンズ2により集束され、光ディスク1a上
にスポットを形成し、該スポットにより光ディスク1a
に対する情報の記録再生がなされる。
【0023】対物レンズホルダ3の2つの垂直面は、上
記2つの空間12を横切って配置され、かくして、トラ
ッキング及びシーク用のコイル4及びフォーカシング用
のコイル5のそれぞれに適宜の電流を流すことにより、
トラッキング及びシークの方向及びフォーカシングの方
向の駆動力が対物レンズホルダ3に作用する。
【0024】上記支持部材6につき、以下に、第2図を
参照しつつ、説明する。全体として合成樹脂からなる支
持部材6は、1対の第1リンク板6aと、中継板6k
と、2つの第1連結板6cと、2対の第2リンク板6b
と、2つの第2連結板6dとを有している。
【0025】第1リンク板6aは、X−Z面と平行であ
り、X方向に延在しており、一端縁(Z方向に延在)が
ヒンジ6hを介して上記台座7のY方向に関する両端部
に接続されている。
【0026】中継板6kは、Y−Z面と平行であり、Y
方向に関する両端縁(Z方向に延在)がヒンジ6gを介
して1対の第1リンク板6aの他端縁(Z方向に延在)
に接続されている。
【0027】第1連結板6cは、Y方向に延在してお
り、一側縁(Y方向に延在)がヒンジ6eを介して中継
板6kのZ方向に関する両端縁(Y方向に延在)に接続
されている。
【0028】第2リンク板6bは、X−Z面と平行であ
り、第1リンク板6aの上方または下方においてX方向
に延在しており、一端縁(Z方向に延在)がヒンジ6i
を介して第1連結板6cの端縁(Z方向に延在)に接続
されている。
【0029】第2連結板6dは、Y方向に延在してお
り、端縁(Z方向に延在)がヒンジ6jを介して第2リ
ンク板6bの他端縁(Z方向に延在)に接続されてい
る。そして、第2連結板6dの一側縁(Y方向に延在)
が、ヒンジ6fを介して上記対物レンズホルダ3の端部
に接続されている。
【0030】上記ヒンジ6h,6g,6e,6i,6
j,6fは、それらにより接続されている合成樹脂部材
と同一の材料からなり、例えばヒンジ6hに関し図4に
示されている様に、折り曲げ可能な程度に狭い幅Wの部
分として形成されたものである。合成樹脂としては、た
とえば、ポリプロピレン等を挙げることができ、ヒンジ
を構成する部分の幅Wは、合成樹脂の種類やヒンジ種類
(6h,6g,6e,6i,6j,6fのうちのいずれ
であるか)や所望の機械的特性等に応じて適宜設定され
るが、たとえば、0.05〜0.3mmである。
【0031】以上の様に、支持部材6は複合平行板バネ
機構を構成している。
【0032】次に、本実施例の動作を説明する。
【0033】フォーカシング用のコイル5に給電する
と、該コイル5を流れる電流と上記磁気回路との相互作
用に基づき、中継板6kと対物レンズホルダ3と第1連
結板6c、第2リンク板6b及び第2連結板6dの2つ
の組からなる第1の平行リンクにより、対物レンズホル
ダ3は対物レンズ2とともにZ方向に関し力学的釣合い
が実現する位置まで移動せしめられる。この時、支持部
材6では、Y方向のヒンジ6e,6fが変形して、中継
板6kと第1連結板6cとの間及び第2連結板6dと対
物レンズホルダ3との間で、それぞれ回動が生ずる。光
ディスク1a上に形成されるレーザビームスポットのフ
ォーカシング状態を不図示の検知手段で検知しながら、
その検知信号に基づき上記コイル5へ流す電流の大きさ
及び極性を最適フォーカシング状態が得られる様に設定
する。これにより、フォーカシング制御がなされる。
【0034】トラッキング及びシーク用のコイル4に給
電すると、該コイル4を流れる電流と上記磁気回路との
相互作用に基づき、台座7と中継板6kと第1リンク板
6aとからなるリンク機構ならびに中継板6k及び第1
連結板6cと第2連結板6dと第2リンク板6bとから
なるリンク機構の2つのリンク機構で構成される第2の
平行リンクにより、対物レンズホルダ3は対物レンズ2
とともにY方向に関し力学的釣合いが実現する位置まで
移動せしめられる。この時、支持部材6では、Z方向の
ヒンジ6h,6g,6i,6jが変形して、台座7と第
1リンク板6aとの間、第1リンク板6aと中継板6k
との間、第1連結板6cと第2リンク板6bとの間及び
第2リンク板6bと第2連結板6dとの間で、それぞれ
回動が生ずる。図1には、この様なヒンジ変形を伴う回
動状態の支持部材6が示されている。尚、第2の平行リ
ンクを構成する2つのリンク機構は第1リンク板6aと
第2リンク板6bとが同等の長さを有し且つこれらリン
ク板のX方向に対する傾き角が同等になる様な特性とさ
れている。光ディスク1a上に形成されるレーザビーム
スポットのトラッキング状態またはシーク状態を検知手
段で検知しながら、その検知信号に基づき上記コイル4
へ流す電流の大きさ及び極性を最適トラッキングまたは
シークの状態が得られる様に設定する。これにより、ト
ラッキング制御及びシーク制御がなされる。
【0035】本実施例においては、光束偏向手段がペン
タプリズム15からなるので、対物レンズホルダ3がX
方向を中心として回動して第1の反射面15bでの反射
光束が振れたとしても、第2の反射面15cでの反射で
は第1の反射面での振れ角を打ち消す様な振れ角をもっ
て反射せしめられるので、ペンタプリズム15から対物
レンズ2へは常にZ方向の光束が入射することになり、
良好な記録再生及びサーボ制御を実現することができ
る。
【0036】また、本実施例においては、光束偏向手段
がペンタプリズム15からなるので、上記の理由によ
り、該ペンタプリズム15を対物レンズホルダ3に組み
込む際の配置精度を緩やかなものとすることができ、調
整作業が容易になる。
【0037】本実施例では、第2リンク板6bのうちの
一方の対を第1リンク板6aに関し第2リンク板6bの
うちの他方の対と反対側に配置し、これらの2つの対に
より対物レンズホルダ3を支持しているので、駆動装置
の薄型化が達成される。
【0038】また、本実施例によれば、従来のキャリッ
ジをガイドに沿って移動させてシーク動作を行い、該キ
ャリッジに対し対物レンズ及び対物レンズホルダを移動
させてトラッキング動作を行う、粗調と微調との2つの
構造を備えた、対物レンズ駆動装置に比べて、対物レン
ズ2を含む対物レンズホルダ3のみをトラッキング及び
シークの方向に移動させるようにしたので、可動部分の
重量が小さくてすみ、全体的構成が簡単化され、低コス
ト化が可能となる。更に、対物レンズホルダの支持部材
6が合成樹脂からなり、該合成樹脂のヒンジを利用して
第1及び第2の平行リンクを形成しているので、上記背
景技術の様な補強板を用いることなしに、ねじれを生ず
ることなく良好な動作が可能となり、更に一体成型が可
能となり、一層の低コスト化が可能となる。
【0039】図5は、本発明の対物レンズ駆動装置の第
2の実施例を示す部分斜視図である。本図は上記図2に
対応する部分を示すものであり、ここに図示されていな
い部分は上記第1の実施例と同様である。図5において
上記図1〜図4におけると同一の部分には同一の符号が
付されている。
【0040】本実施例においては、台座7に支持部材1
06が接続されており、該支持部材106により対物レ
ンズホルダ3が保持されている。上記支持部材106
は、1対の第1リンク板106aと、中継板106k
と、2つの第1連結板106cと、2対の第2リンク板
106bと、2つの第2連結板106dとを有してい
る。
【0041】第1リンク板106a及び第2リンク板1
06bは、X−Z面と平行であり、X方向に延在してお
り、その長手方向の両端部を除く部分において板バネ部
材の片面に合成樹脂製の補強板を貼り合わせたものから
なる。これにより、第1リンク板106a及び第2リン
ク板106bの両端縁がZ方向に延在するヒンジの作用
をなし、対物レンズホルダ3をトラッキング及びシーク
の方向(Y方向)に移動させることができる。
【0042】同様に、第1連結板106c及び第2連結
板106dも、それぞれ中継板106k及び対物レンズ
ホルダ3との接続部を除く部分において板バネ部材の片
面に合成樹脂製の補強板を貼り合わせたものからなる。
これにより、第1連結板106c及び第2連結板106
dのそれぞれ中継板106k及び対物レンズホルダ3と
の接続端縁がY方向に延在するヒンジの作用をなす様に
なし、対物レンズホルダ3をフォーカシングの方向(Z
方向)に移動させることができる。
【0043】本実施例においても、上記図3に示されて
いる様に、対物レンズホルダ3内には、ペンタプリズム
15からなる光束偏向手段が固定されている。
【0044】本実施例においても、上記第1の実施例と
類似の効果が達成される。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、従来のキャリッジをガイドに沿って移動させ
てシーク動作を行い、該キャリッジに対し対物レンズ及
び対物レンズホルダを移動させてトラッキング動作を行
う、粗調と微調との2つの構造を備えた、対物レンズ駆
動装置に比べて、対物レンズ及び対物レンズホルダのみ
をトラッキング及びシークの方向に移動させるようにし
たので、可動部分の重量が小さくてすみ、全体的構成が
簡単化され、低コスト化が可能となる。更に、本発明に
おいては、光束偏向手段がペンタプリズムからなるの
で、対物レンズホルダが回動してもペンタプリズムから
対物レンズへは常にZ方向の光束が入射するので、良好
な記録再生及びサーボ制御を実現することができる。ま
た、本発明においては、光束偏向手段がペンタプリズム
からなるので、上記の理由により、該ペンタプリズムを
対物レンズホルダに組み込む際の配置精度を緩やかなも
のとすることができ、調整作業が容易になるという効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対物レンズ駆動装置の第1の実施例の
全体を示す概略平面図である。
【図2】本発明の対物レンズ駆動装置の第1の実施例の
部分斜視図である。
【図3】本発明の対物レンズ駆動装置の第1の実施例の
部分断面図である。
【図4】本発明の対物レンズ駆動装置の第1の実施例の
部分斜視図である。
【図5】本発明の対物レンズ駆動装置の第2の実施例を
示す部分斜視図である。
【図6】従来の対物レンズ駆動装置の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 1a 光ディスク 1b 光ディスク半径方向 2 対物レンズ 3 対物レンズホルダ 4 トラッキング用のコイル 5 フォーカシング及びシーク用のコイル 6 支持部材 6a 第1リンク板 6b 第2リンク板 6c 第1連結板 6d 第2連結板 6e〜6j 第2連結板 6k 中継板 7 台座 8 外ヨーク 9 永久磁石 10 内ヨーク 11 基台 12 空間 14 レーザビーム 15 ペンタプリズム 15a 第1の透過面 15b 第1の反射面 15c 第2の反射面 15d 第2の透過面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光束を対物レンズにより集束させて光学
    的情報記録媒体にスポット照射することにより形成され
    る光スポットを利用して前記記録媒体に対する情報の記
    録及び/または再生を行う光学的情報記録再生に利用さ
    れ前記対物レンズの光軸に沿った第1方向の移動と該光
    軸方向と直交する第2方向の移動とを駆動する装置にお
    いて、 前記対物レンズを保持する対物レンズホルダが支持部材
    を介して台座に取付けられており、前記支持部材は前記
    対物レンズホルダを前記台座に対して前記第1の方向に
    移動させるための第1の平行リンクと前記対物レンズホ
    ルダを前記台座に対して前記第2の方向に移動させるた
    めの第2の平行リンクとを構成しており、前記対物レン
    ズホルダには光束を前記対物レンズの方へと偏向させる
    ためのペンタプリズムからなる光束偏向手段が取付けら
    れていることを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は前記第1の平行リンクの
    ためのヒンジと前記第2の平行リンクのためのヒンジと
    を有する合成樹脂からなるものであることを特徴とす
    る、請求項1に記載の対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記台座と中継板との間に1対の平行第
    1リンク板を介在させ、該第1リンク板と前記台座及び
    前記中継板との間をそれぞれヒンジにより接続し、且つ
    前記中継板に接続された2つの第1連結板と前記対物レ
    ンズホルダに接続された2つの第2連結板との間に2対
    の平行第2リンク板を介在させ、該第2リンク板と前記
    第1連結板及び前記第2連結板との間をそれぞれヒンジ
    で接続することにより、前記第2の平行リンクが形成さ
    れており、一方、前記中継板と前記第1連結板との間及
    び前記第2連結板と前記対物レンズホルダとの間をヒン
    ジで接続することにより、前記第1の平行リンクが形成
    されていることを特徴とする、請求項1または2に記載
    の対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記2対の第2リンク板のうちの一方の
    対は前記第1リンク板に関し前記第2リンク板のうちの
    他方の対と反対側に配置されていることを特徴とする、
    請求項3に記載の対物レンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材は一体的に成型されたもの
    であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記
    載の対物レンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記対物レンズホルダの少なくとも前記
    支持部材と接続されている部分及び前記台座の少なくと
    も前記支持部材と接続されている部分は、前記支持部材
    の少なくとも一部と一体的に成型されたものであること
    を特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の対物レ
    ンズ駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記第1リンク板及び前記第2リンク板
    がいずれも板バネ部材と補強板とを貼り合わせてなるも
    のであることを特徴とする、請求項3、4または6に記
    載の対物レンズ駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記対物レンズホルダは、通電により磁
    気回路との相互作用で前記第1方向の移動のための駆動
    力を生ぜしめるためのフォーカシング用のコイルと、通
    電により磁気回路との相互作用で前記第2方向の移動の
    ための駆動力を生ぜしめるためのトラッキング及びシー
    ク用のコイルとを備えていることを特徴とする、請求項
    1〜7のいずれかに記載の対物レンズ駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記台座は前記磁気回路を構成するヨー
    クに取付けられていることを特徴とする、請求項1〜8
    のいずれかに記載の対物レンズ駆動装置。
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