JPH08148200A - ワイヤハーネスのスプライス部保護バンド - Google Patents

ワイヤハーネスのスプライス部保護バンド

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JPH08148200A
JPH08148200A JP29021094A JP29021094A JPH08148200A JP H08148200 A JPH08148200 A JP H08148200A JP 29021094 A JP29021094 A JP 29021094A JP 29021094 A JP29021094 A JP 29021094A JP H08148200 A JPH08148200 A JP H08148200A
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JP
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band
splice
main body
locking
slit
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JP29021094A
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Susumu Ito
進 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線の保持力が強く、引っ張り強度、引き裂
き強度及び曲げ強度が強く、芯線による突き破りも確実
に防止できるスプライス部保護バンドを提供する。 【構成】 電線1の中間部の絶縁被覆を皮剥ぎして露出
させた芯線1aと、別の電線2の端末部の絶縁被覆を皮
剥ぎして露出させた芯線2aとを接続してなるスプライ
ス部4を被覆する保護バンド6A〜6Dであって、係止
溝6eが形成され、スプライス部4の外周に巻き付ける
可撓性のバンド部6aと、バンド部6aの後端6cに突
設した係止ブロック部6bとを備え、係止部6bには、
スプライス部4の外周に巻き付けたバンド部6aを先端
6fから差し込むスリット6gと、スリット6g内で、
バンド部6aの係止溝6eを係止する係止爪6hとが形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスの中間
スプライス部の保護バンドに関し、詳しくは、電線の保
持力が強く、引っ張り強度、引き裂き強度及び曲げ強度
が強く、芯線による突き破りも確実に防止できるように
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図16(A)に示すように、自動
車用ワイヤハーネスの電線1の中間部の絶縁被覆を皮剥
ぎして露出させた芯線1aと、別の電線2の端末部の絶
縁被覆を皮剥ぎして露出させた芯線2aとを、図16
(B)のように、芯線1a,2aどうしを超音波で溶着
したり、図16(C)のように、圧着端子3で圧着し
て、互いに接続したスプライス部4を形成している。
【0003】そして、各電線1,2のスプライス部4を
保護するために、図16(D)(E)のように、絶縁保
護テープ(ビニールテープ)5を数回程度で巻き付けて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図17
(A)のように、電線1,2に左右方向(矢印a,b参
照)の引き裂き(ピーリング)力が加わると、図17
(B)のように、絶縁保護テープ5がずれてスプライス
部4が露出し、金属部品に干渉すると、ショートして断
線したり、漏電する危険がある。また、電線1,2又は
絶縁保護テープ5に前後方向(矢印c,d参照)の引っ
張り力が加わると、スプライス部4から絶縁保護テープ
5が抜け外れて、スプライス部4が露出することがあ
る。
【0005】さらに、図17(C)のように、粘着力の
低下で絶縁保護テープ5が剥がれ、スプライス部4が露
出することがある。さらにまた、図18(A)のよう
に、スプライス部4に曲げ力が加わると、図18(B)
のように、スプライス部4が断線(符号e参照)するこ
とがある。また、図18(C)のように、スプライス部
4の各芯線1a,2aが絶縁保護テープ5を突き破っ
て、外部に露出することがある。
【0006】本発明は、上記従来の諸問題を解消するた
めになされたもので、電線の保持力が強く、引っ張り強
度、引き裂き強度及び曲げ強度が強く、芯線による突き
破りも確実に防止できるスプライス部保護バンドを提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、電線の中間部の絶縁被覆を
皮剥ぎして露出させた芯線と、別の電線の端末部あるい
は中間部の絶縁被覆を皮剥ぎして露出させた芯線とを接
続してなるスプライス部を被覆する保護バンドであっ
て、係止溝が形成され、上記スプライス部の外周に巻き
付ける可撓性のバンド部と、該バンド部の後端に突設し
た係止ブロック部とを備え、該係止ブロック部には、上
記スプライス部の外周に巻き付けたバンド部を先端から
差し込むスリットと、該スリット内で、上記バンド部の
係止溝を係止する係止爪とが形成されていることを特徴
とするワイヤハーネスのスプライス部の保護バンドを提
供するものである。
【0008】上記バンド部の後端側の両側縁に、上記バ
ンド部の外周に巻き付ける方向に立ち上がるリブを形成
することができる(請求項2)。
【0009】本発明の請求項3では、電線の中間部の絶
縁被覆を皮剥ぎして露出させた芯線に、別の電線の端末
部あるいは中間部の絶縁被覆を皮剥ぎして露出させた芯
線を接続してなるスプライス部を被覆する保護バンドで
あって、係止溝が形成された可撓性のバンド部と、該バ
ンド部の後端に突設した係止ブロック部とを備え、該係
止ブロック部は、上記バンド部の後端に連なる本体部
と、該本体部にヒンジ部で開閉自在に連結され、バンド
部を先端から差し込むスリット及び該スリット内で、上
記バンド部の係止溝を係止する係止爪が形成された蓋部
とで構成され、上記本体部の上面と蓋部の下面との間に
上記スプライス部を挟み込み、上記バンド部で、係止ブ
ロック部の本体部と蓋部とを閉止固定することを特徴と
するワイヤハーネスのスプライス部の保護バンドを提供
するものである。
【0010】また、上記本体部の上面に、上記スプライ
ス部を収容する収容溝と位置決め部とを形成する一方、
上記蓋部の下面に、上記本体部の収容溝に嵌入して、上
記電線の絶縁被覆を押圧固定する第1リブと、スプライ
ス部を押圧固定する第2リブと、上記本体部の位置決め
部と係合する位置決め部とを形成することができる(請
求項4)。
【0011】
【作用】本発明の請求項1によれば、電線のスプライス
部の外周にバンド部を巻き付けて、バンド部の先端を係
止部のスリットに差し込み、バンド部でスプライス部を
締め付けて、バンド部の係止溝を係止部の係止爪で係止
することにより、スプライス部の外周がバンド部で締め
付けられて、強力に保持されるようになる。
【0012】これにより、電線に左右方向の引き裂き
(ピーリング)力が加わっても、バンド部でスプライス
部が強力に保持されているから、引き裂き強度が強く、
電線が引き裂かれるおそれがなくなる。同様に、引っ張
り強度も強く、スプライス部から保護バンドが引き抜か
れるおそれもなくなる。また、スプライス部は曲げにも
強くなり、スプライス部が断線するおそれがなくなる。
さらに、スプライス部は前後方向に移動しないから、芯
線がバンド部を突き破るおそれもなくなる。
【0013】さらにまた、保護バンドは、スリット及び
係止爪を有する係止部と、係止溝を有する可撓性のバン
ド部とを一体成形するだけであるから、構造が簡単で製
造コストが安く、また、バンド部をスプライス部の外周
に巻き付けて、バンド部の係止溝を係止部の係止爪に係
止するだけでスプライス部を保持できるから、作業性が
良好である。
【0014】また、請求項2のように、バンド部にリブ
を設けると、リブがスプライス部の近傍の電線の絶縁被
覆に食い込むから、スプライス部の前後方向の移動をよ
り強力に阻止できるようになる。
【0015】一方、請求項3によれば、係止部の本体部
の上面と蓋部の下面との間にスプライス部を挟み込み、
本体部に連なるバンド部の先端を蓋部のスリットに差し
込み、バンド部で蓋部を押さえ付けて、バンド部の係止
溝を蓋部の係止爪で係止することにより、スプライス部
の外周が本体部と蓋部との間で挟み付けられて、強力に
保持されるようになる。これにより、上記請求項1と同
様の作用・効果を奏することができる。
【0016】また、請求項4のように、本体部と蓋部に
収容溝やリブ等を設けると、収容溝でスプライス部が保
持されて、リブがスプライス部の近傍の絶縁被覆に食い
込むから、スプライス部の前後及び左右方向の移動をよ
り強力に阻止できると共に、本体部と蓋部とがずれない
ように位置決めできるようになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。なお、図16以下の従来技術と同一構成・作用
の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。図1
〜図4は第1実施例の保護バンド6Aである。図1
(A)(B)に示すように、合成樹脂(例えば、ポリプ
ロピレン)製の保護バンド6Aは、上記スプライス部4
の外周に巻き付ける可撓性のバンド部6aと、該バンド
部6aの後端6cに一体的に突設した四角ブロック状の
係止ブロック部6bとで基本構成されている。
【0018】上記スプライス部4の外周に巻き付けるバ
ンド部6aの一方の面6dには、多数個の係止溝6e,
…,6eが一定のピッチで形成されている。上記係止ブ
ロック部6bには、上記バンド部6aを先端6fから差
し込むスリット6gが貫通して形成され、該スリット6
gの内部には、スリット6gに差し込まれたバンド部6
aの係止溝6eの1つを係止する係止爪6hが一体的に
設けられている。
【0019】上記のように第1実施例の保護バンド6A
を構成すれば、図2(A)のように、電線1,2のスプ
ライス部4を、バンド部6aの後端6cの係止溝6eを
有する面6dの上に、バンド部6aと直交する方向に置
く(矢印f参照)。
【0020】その後、図2(B)のように、バンド部6
aの係止溝6eを有する面6dをスプライス部4の外周
に巻き付けて(矢印g参照)、バンド部6aの先端6f
を係止ブロック部6bのスリット6gに差し込み、該先
端6fをスリット6gから引き出すと、バンド部6aの
面6dでスプライス部4の外周が締め付けられるように
なる。該バンド部6aの引き出し時には、バンド部6a
の係止溝6eが1個づつ係止ブロック部6bの係止爪6
hにクリック的に係止されるが、係止爪6hの外れ勝手
方向であるから、バンド部6aの引き出しに支障はな
い。
【0021】そして、バンド部6aでスプライス部4の
外周を充分に締め付けた後、バンド部6aの引き出しを
やめると、その位置にあるバンド部6aの係止溝6eの
1つが係止ブロック部6bの係止爪6hで係止されて、
バンド部6aが反差し込み方向に勝手に抜けなくなる。
上記のようにして、スプライス部4がバンド部6aで締
め付けられて、強力に保持されるようになる。
【0022】上記保護バンド6Aであれば、図3(A)
のように、電線1,2に左右方向(矢印a,b参照)の
引き裂き(ピーリング)力が加わっても、バンド部6a
でスプライス部4の外周が強力に締め付けられて保持さ
れているから、引き裂き強度が強いので、スプライス部
4が引き裂かれるおそれがなくなる。同様に、図3
(B)のように、電線1に前後方向(矢印c,d参照)
の引っ張り力が加わっても、引っ張り強度も強いので、
スプライス部4が保護バンド6Aから引き抜かれるおそ
れもなくなる。さらに、スプライス部4は、曲げにも強
くなり、スプライス部4が断線するおそれもなくなる。
また、スプライス部4はバンド部6aで保持されて前後
方向に移動しないから、スプライス部4の芯線1a,2
aが保護バンド6Aのバンド部6aを突き破るおそれも
なくなる。
【0023】上記保護バンド6Aは、バンド部6aと係
止ブロック部6bとを一体成形するだけであるから、構
造が簡単で成形金型等の製造コストが安くなる。また、
バンド部6aをスプライス部4の外周に巻き付け、係止
ブロック部6bのスリット6gに差し込んで引き出すだ
けでスプライス部4を保持できるから、作業性が良好で
ある。
【0024】さらに、バンド部6aをスプライス部4の
外周に巻き付けるから、バンド部6aの長さを適当に設
定すれば、図4(A)のように、電線1が1本の場合で
も、図4(B)〜(D)のように、電線1が2本〜4
本、あるいは5本以上の場合でも対応でき、電線本数や
トータルサイズ(外径)の自由度が向上する。
【0025】図5は第2実施例の保護バンド6Bであ
る。第1実施例の保護バンド6Aと相違するのは、バン
ド部6aの後端6c側の両側縁に、バンド部6aの外周
に巻き付ける方向、つまり、係止溝6eを有する面6d
の方向に立ち上がるリブ6j,6jを一体的に形成して
いる点である。
【0026】上記のように第2実施例の保護バンド6B
を構成すれば、上述した第1実施例の作用・効果に加え
て、バンド部6aをスプライス部4の外周に巻き付けた
とき、図5(C)のように、各リブ6jがスプライス部
4の近傍の電線1,2の絶縁被覆に食い込むから、スプ
ライス部4の前後方向の移動をより強力に阻止できるよ
うになる。
【0027】図6〜図10は第3実施例の保護バンド6
Cである。第1実施例の保護バンド6Aと相違するの
は、係止ブロック部6bである。上記保護バンド6Cの
係止ブロック部6bは、図6に示すように、上記バンド
部6aの後端6cに一体的に設けた平板状の本体部6k
と、該本体部6kにヒンジ部6nで開閉自在に連結さ
れ、上記スリット6gと係止爪6hとを有する蓋部6m
とで構成されている。
【0028】上記のように第3実施例の保護バンド6C
を構成すれば、図7(A)のように、電線1,2のスプ
ライス部4を、係止部6bの本体部6kの上面に、バン
ド部6aと直交する方向に置く(矢印f参照)。
【0029】その後、図7(B)のように、蓋部6mを
閉じて(矢印g参照)、図8のように、バンド部6aの
先端6fを蓋部6mのスリット6gに差し込み、該先端
6fをスリット6gから引き出すと、バンド部6aで蓋
部6mが本体部6k側に押さえ付けられ、本体部6kの
上面と蓋部6mの下面との間にスプライス部4の外周が
挟み付けられるようになる。そして、バンド部6aで蓋
部6mを充分に押さえ付けた後、バンド部6aの引き出
しをやめると、その位置にあるバンド部6aの係止溝6
eの1つが蓋部6mの係止爪6hで係止されて、バンド
部6aが反差し込み方向に勝手に抜けなくなる。
【0030】上記のようにしてスプライス部4が本体部
6kと蓋部6mとの間に挟み付けられて、強力に保持さ
れるようになる。なお、蓋部6mの厚みを薄くすれば、
バンド部6aで引っ張られて蓋部6mが円弧状に湾曲す
るから(図8(B)参照)、蓋部6mの弾力でスプライ
ス部4がより強力に保持されるようになる。その後、バ
ンド部6aの先端6f側の不要部分6iをカットすれ
ば、保護バンド6Cの取り付けが終了する。
【0031】上記保護バンド6Cであれば、図9のよう
に、電線1,2に左右方向(矢印a,b参照)の引き裂
き(ピーリング)力が加わっても、本体部6kと蓋部6
mとの間にスプライス部4の外周が強力に挟み付けられ
て保持されているから、引き裂き強度が強いので、スプ
ライス部4が引き裂かれるおそれがなくなる。同様に、
図10のように、電線1に前後方向(矢印c,d参照)
の引っ張り力が加わっても、引っ張り強度も強いので、
スプライス部4が保護バンド6Cから引き抜かれるおそ
れもなくなる。
【0032】さらに、スプライス部4は、曲げにも強く
なり、スプライス部4が断線するおそれもなくなる。ま
た、スプライス部4は本体部6kと蓋部6mとの間で保
持されて前後方向に移動しないから、スプライス部4の
芯線1a,2aが保護バンド6Cの本体部6kや蓋部6
mを突き破るおそれもなくなる。
【0033】図11〜図15は第4実施例の保護バンド
6Dである。第1実施例の保護バンド6Aと相違するの
は、係止ブロック部6bであり、図11に示すように、
第3実施例の保護バンド6Cと同様に、上記バンド部6
aの後端6cに一体的に設けた本体部6kと、該本体部
6kにヒンジ部6nで開閉自在に連結され、上記スリッ
ト6gと係止爪6hとを有する蓋部6mとで構成されて
いる。
【0034】上記本体部6kの上面には、上記スプライ
ス部4を上方から収容する収容溝6pが形成されると共
に、上面の4隅には、位置決め穴6q,…,6qが形成
されている。上記蓋部6mの下面には、該蓋部6mを閉
じたとき、上記本体部6kの収容溝6pの両端部に嵌入
して、電線1,2の絶縁被覆を押圧固定する半円凹状の
第1リブ6r,6rと、上記本体部6kの収容溝6pの
中央部に嵌入して、スプライス部4を押圧固定する半円
凸状の第2リブ6sと、上記本体部6kの各位置決め穴
6qにそれぞれ嵌合する位置決め突起6t,…,6tと
が形成されている。
【0035】上記のように第4実施例の保護バンド6D
を構成すれば、図12(A)のように、電線1,2のス
プライス部4を、係止ブロック部6bの本体部6kの収
容溝6p内に収容する(矢印f参照)。
【0036】その後、図12(B)のように、蓋部6m
を閉じて(矢印g参照)、図13のように、バンド部6
aの先端6fを蓋部6mのスリット6gに差し込み、該
先端6fをスリット6gから引き出すと、バンド部6a
で蓋部6mが本体部6k側に押さえ付けられ、本体部6
kの収容溝6pの底面と蓋部6mの各リブ6r,6sの
下面との間にスプライス部4の外周が挟み付けられるよ
うになる。そして、バンド部6aで蓋部6mを充分に押
さえ付けた後、バンド部6aの引き出しをやめると、そ
の位置にあるバンド部6aの係止溝6eの1つが蓋部6
mの係止爪6hで係止されて、バンド部6aが反差し込
み方向に勝手に抜けなくなる。
【0037】上記のようにしてスプライス部4が本体部
6kと蓋部6mとの間に挟み付けられて、強力に保持さ
れるようになる。その後、バンド部6aの先端6f側の
不要部分6iをカットすれば、保護バンド6Dの取り付
けが終了する。
【0038】上記保護バンド6Dであれば、図14のよ
うに、電線1,2に左右方向(矢印a,b参照)の引き
裂き(ピーリング)力が加わっても、図14(B)のよ
うに、本体部6kの収容溝6pに収容された電線1,2
の絶縁被覆が蓋部6mの第1リブ6r,6rの食い込み
により押圧固定され、図15(B)のように、スプライ
ス部4が蓋部6mの第2リブ6sで押圧固定されて、本
体部6kと蓋部6mとの間に、電線1,2とスプライス
部4の外周が強力に挟み付けられて保持されているか
ら、引き裂き強度が強いので、スプライス部4が引き裂
かれるおそれがなくなる。同様に、図15(A)のよう
に、電線1に前後方向(矢印c,d参照)の引っ張り力
が加わっても、引っ張り強度も強いので、スプライス部
4が保護バンド6Dから引き抜かれるおそれもなくな
る。さらに、スプライス部4は、曲げにも強くなり、ス
プライス部4が断線するおそれもなくなる。
【0039】また、電線1,2及びスプライス部4は、
本体部6kと蓋部6mとの間で、収容溝6pと各リブ6
r,6sとで、より強力に保持されて前後方向に移動し
ないから、スプライス部4の芯線1a,2aが保護バン
ド6Dの本体部6kや蓋部6mを突き破るおそれもなく
なる。さらにまた、各位置決め穴6qと位置決め突起6
tとの嵌合で、本体部6kと蓋部6mとがずれないよう
に位置決めされる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のワイヤハーネスのスプライス部保護バンドは、請求項
1では、電線のスプライス部の外周にバンド部を巻き付
けて、バンド部の先端を係止ブロック部のスリットに差
し込み、バンド部でスプライス部を締め付けて、バンド
部の係止溝を係止ブロック部の係止爪で係止するように
したから、スプライス部の外周がバンド部で締め付けら
れて、強力に保持されるようになる。
【0041】したがって、電線に左右方向の引き裂き
(ピーリング)力が加わっても、バンド部でスプライス
部が強力に保持されているから、引き裂き強度が強く、
電線が引き裂かれるおそれがなくなる。同様に、引っ張
り強度も強く、スプライス部から保護バンドが引き抜か
れるおそれもなくなる。また、スプライス部は曲げにも
強くなり、スプライス部が断線するおそれがなくなる。
さらに、スプライス部は前後方向に移動しないから、芯
線がバンド部を突き破るおそれもなくなる。
【0042】さらにまた、保護バンドは、スリット及び
係止爪を有する係止ブロック部と、係止溝を有する可撓
性のバンド部とを一体成形するだけであるから、構造が
簡単で製造コストが安く、また、バンド部をスプライス
部の外周に巻き付けて、バンド部の係止溝を係止ブロッ
ク部の係止爪に係止するだけでスプライス部を保持でき
るから、作業性が良好になる。
【0043】また、請求項2では、バンド部にリブを設
けたから、リブがスプライス部の近傍の電線の絶縁被覆
に食い込み、スプライス部の前後方向の移動をより強力
に阻止できるようになる。
【0044】一方、請求項3では、係止部の本体部の上
面と蓋部の下面との間にスプライス部を挟み込み、本体
部に連なるバンド部の先端を蓋部のスリットに差し込
み、バンド部で蓋部を押さえ付けて、バンド部の係止溝
を蓋部の係止爪で係止するようにしたから、スプライス
部の外周が本体部と蓋部との間で挟み付けられて、強力
に保持されるようになる。これにより、上記請求項1と
同様の作用・効果を奏することができる。
【0045】また、請求項4では、本体部と蓋部に収容
溝やリブ等を設けることにより、収容溝でスプライス部
が保持されて、リブがスプライス部の近傍の絶縁被覆に
食い込むから、スプライス部の前後及び左右方向の移動
をより強力に阻止できると共に、本体部と蓋部とがずれ
ないように位置決めできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の保護バンドであり、
(A)は斜視図、(B)は一部を断面とした側面図であ
る。
【図2】 (A)(B)は電線のスプライス部に保護バ
ンドを取り付ける作業工程を示す斜視図である。
【図3】 (A)(B)は引き裂き力や引っ張り力が作
用した状態を示す斜視図である。
【図4】 (A)〜(D)は電線本数と保護バンドとの
関係を示す側面図である。
【図5】 第2実施例の保護バンドであり、(A)は斜
視図、(B)は側面図、(C)は電線のスプライス部に
取り付けた状態を示す側面図である。
【図6】 第3実施例の保護バンドであり、(A)は斜
視図、(B)は側面図である。
【図7】 (A)(B)は電線のスプライス部に保護バ
ンドを取り付ける作業工程を示す斜視図である。
【図8】 電線のスプライス部に取り付けた保護バンド
のバンド部を切断した状態を示す斜視図である。
【図9】 (A)は引き裂き力が作用した状態を示す斜
視図、(B)は(A)のA−A線拡大断面図、(C)は
引き裂き力が作用した状態を示す平面図である。
【図10】 (A)は引っ張り力が作用した状態を示す
斜視図、(B)は(A)のB−B線拡大断面図である。
【図11】 第4実施例の保護バンドであり、(A)は
斜視図、(B)は側面図である。
【図12】 (A)(B)は電線のスプライス部に保護
バンドを取り付ける作業工程を示す斜視図である。
【図13】 電線のスプライス部に取り付けた保護バン
ドのバンド部を切断した状態を示す斜視図である。
【図14】 (A)は引き裂き力が作用した状態を示す
斜視図、(B)は(A)のC−C線拡大断面図である。
【図15】 (A)は引っ張り力が作用した状態を示す
斜視図、(B)は(A)のD−D線拡大断面図である。
【図16】 (A)〜(E)は従来のスプライス部の保
護方法を説明するための平面図である。
【図17】 (A)〜(C)は従来のスプライス部に引
き裂き力、引っ張り力等が作用した場合に生じる問題点
を示す平面図である。
【図18】 (A)〜(C)は従来のスプライス部の曲
げ、突き破り等が作用した場合に生じる問題点を示す平
面図である。
【符号の説明】
1,2 電線 1a,2a 芯線 4 スプライス部 6A〜6D 保護バンド 6a バンド部 6b 係止ブロック部 6c 後端 6d 面 6e 係止溝 6f 先端 6g スリット 6h 係止溝 6j リブ 6k 本体部 6m 蓋部 6n ヒンジ部 6p 収容溝 6q 位置決め穴 6r 第1リブ 6s 第2リブ 6t 位置決め突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の中間部の絶縁被覆を皮剥ぎして露
    出させた芯線と、別の電線の端末部あるいは中間部の絶
    縁被覆を皮剥ぎして露出させた芯線とを接続してなるス
    プライス部を被覆する保護バンドであって、 係止溝が形成され、上記スプライス部の外周に巻き付け
    る可撓性のバンド部と、該バンド部の後端に突設した係
    止ブロック部とを備え、該係止ブロック部には、上記ス
    プライス部の外周に巻き付けたバンド部を先端から差し
    込むスリットと、該スリット内で、上記バンド部の係止
    溝を係止する係止爪とが形成されていることを特徴とす
    るワイヤハーネスのスプライス部保護バンド。
  2. 【請求項2】 上記バンド部の後端側の両側縁に、上記
    バンド部の外周に巻き付ける方向に立ち上がるリブが形
    成されている請求項1に記載のワイヤハーネスのスプラ
    イス部保護バンド。
  3. 【請求項3】 電線の中間部の絶縁被覆を皮剥ぎして露
    出させた芯線と、別の電線の端末部あるいは中間部の絶
    縁被覆を皮剥ぎして露出させた芯線とを接続してなるス
    プライス部を被覆する保護バンドであって、 係止溝が形成された可撓性のバンド部と、該バンド部の
    後端に突設した係止ブロック部とを備え、該係止ブロッ
    ク部は、上記バンド部の後端に連なる本体部と、該本体
    部にヒンジ部で開閉自在に連結され、バンド部を先端か
    ら差し込むスリット及び該スリット内で、上記バンド部
    の係止溝を係止する係止爪が形成された蓋部とで構成さ
    れ、上記本体部の上面と蓋部の下面との間に上記スプラ
    イス部を挟み込み、上記バンド部で、係止ブロック部の
    本体部と蓋部とを閉止固定する構成としていることを特
    徴とするワイヤハーネスのスプライス部保護バンド。
  4. 【請求項4】 上記本体部の上面に、上記スプライス部
    を収容する収容溝と位置決め部とが形成される一方、上
    記蓋部の下面に、上記本体部の収容溝に嵌入して、上記
    電線の絶縁被覆を押圧固定する第1リブと、スプライス
    部を押圧固定する第2リブと、上記本体部の位置決め部
    と係合する位置決め部とが形成されている請求項3に記
    載のワイヤハーネスのスプライス部保護バンド。
JP29021094A 1994-11-24 1994-11-24 ワイヤハーネスのスプライス部保護バンド Withdrawn JPH08148200A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008155865A1 (ja) * 2007-06-21 2008-12-24 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. スプライス部の止水方法および該スプライス部を有する自動車用ワイヤハーネスの配索構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008155865A1 (ja) * 2007-06-21 2008-12-24 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. スプライス部の止水方法および該スプライス部を有する自動車用ワイヤハーネスの配索構造
JP2009001167A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd スプライス部の止水方法および該スプライス部を有する自動車用ワイヤハーネスの配索構造

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