JPH0814863B2 - 紙葉類販売機の売切れ機構 - Google Patents

紙葉類販売機の売切れ機構

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JPH0814863B2
JPH0814863B2 JP63284314A JP28431488A JPH0814863B2 JP H0814863 B2 JPH0814863 B2 JP H0814863B2 JP 63284314 A JP63284314 A JP 63284314A JP 28431488 A JP28431488 A JP 28431488A JP H0814863 B2 JPH0814863 B2 JP H0814863B2
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博 奥野
龍也 伊田
隆一 富家
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、いわゆるシール、カード、券と称される
紙、プラスチック等で製作された紙葉類を自動販売する
ための紙葉類販売機の売切れ機構に関する。
(従来の技術) 子供の玩具用のシール、カード等の低額商品の自動販
売機は、低コストにするために売切れ機構は設けられて
いない。
一方、テレフォンカード等の高額のプレペイドカード
の自動販売機には、紙葉類が無くなったことを電気的に
検出する検出器と、この検出器によって作動するソレノ
イドと、ソレノイドの鉄芯に設けられていてソレノイド
の作動によってコイン投入又は紙幣挿入を阻止する阻止
手段とを有する売切れ機構が備えられている。
(発明が解決しようとする課題) 前記低額商品用販売機に高額商品用販売機の売切れ機
構を装備させることは可能であるが、コスト高となるた
め、実際上は無理であり、低コストの売切れ機構の開発
が望まれている。
本発明は、錘りの下降によって検出部材を揺動し、こ
の検出部材の揺動によって阻止部材をコイン投入口へ突
出可能とし、且つ阻止部材を復帰部材で退避姿勢に復帰
可能にした簡単な機械的機構で構成できるようにした紙
葉類販売機の売切れ機構を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明における課題解決のための具体的手段は、 前部にコイン投入口69を有しかつ後面が後蓋で閉鎖さ
れた外ケース48の内側にコインセレクタ50を配置し、外
ケース48内に紙葉類Aを積載収納した内ケース2を配置
し、この内ケース2に、紙葉類Aを載置して回転するこ
とにより外ケース48の取出口19へ送出す送出しローラ3
を設け、紙葉類Aの上部に錘り22を載置し、前記コイン
セレクタ50と送出しローラ3との間に所定量のコインの
投入によって送出しローラ3を手動で所定回動可能とす
る作動機構26を設けた紙葉類販売機において、 前記錘り22が最下位置へ下降したときに当接して揺動
する検出部材52と、この検出部材52の揺動によって退避
姿勢での係止が解除されてその先端がコイン投入を阻止
すべくコイン投入口69へ突出する阻止部材53とを外ケー
ス48の前壁内面に設け、前記阻止部材53に前端が係脱自
在に係合していて阻止部材53を退避姿勢に復帰可能な復
帰部材71を内ケース2の側部に前後に沿って設けている
ことである。
(作用) 内ケース2内の紙葉類Aが無くなって、錘り22が最下
位置まで降下すると、錘り22の係合突起58は検出部材52
に係合し、検出部材52をピン54を中心に揺動させる。検
出部材52は揺動すると、その端部の掛部57が阻止部材53
の掛止部64から外れ、阻止部材53の掛止を解除する。阻
止部材53はスプリング65の引張り力を受けて、第1図実
線で示す退避姿勢から時計方向に揺動して、その先端の
嘴部68がコイン投入口69に突出し、コインBの投入を阻
止し、販売機を売切れ状態にする。前記検出部材52は錘
り22の当接によって揺動して阻止部材53の掛止を解除
し、総ての動作を機械的に行ない、検出部材52と阻止部
材53とを外ケース48の前部内面に残したまま、内ケース
2を取り出してメンテナンスをする。
錘り22を引上げて、新たに紙葉類Aを内ケース2内に
収納した後、復帰部材71を第1図時計方向に回動する
と、舌片70を介して阻止部材53が戻し揺動され、退避姿
勢へ復帰され、掛止部64が掛部57に掛合することによ
り、阻止部材53と検出部材52とが突張り合い、阻止部材
53は退避姿勢に保持される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1〜3図において、1はシールの自動販売機等に内
蔵される紙葉類送出し装置で、板金等で形成された左右
側壁2a及び背壁2bを有する内ケース2内に数十枚乃至数
百枚の紙葉類Aが積載状に収納されており、その下部に
は送出しローラ3と受部材4とが配置され、その前面に
は衝立板5が立設されている。
前記送出しローラ3は積載紙葉類Aの前部を受持すべ
く、内ケース2に枢支された送出しローラ軸6に設けら
れていて、送出しローラ軸6の外端には手廻しハンドル
又は電動モータ等から駆動力が伝達されるギヤ、ゴムロ
ーラ若しくはスプロケット等の回転部材7が設けられて
いる。この送出しローラ3の前方には前上方向に傾斜し
た案内台9が配置されている。
衝立板5はその下部が送出しローラ3の前上方に離れ
て位置し、その下部の後面には、垂線に対する傾斜角が
30〜70°の前下向き傾斜した案内面10が形成されてい
る。
また、前記衝立板5の下端面5aは、第1図に示すよう
に、正面視において幅内で下向き凸状の円弧面に形成さ
れ、且つ案内面10と交差されており、紙葉類Fがこの下
端面5aの下を接触しながら通過するとき、移動方向正面
視において紙幅方向で紙葉類Aを下向き凸状に湾曲する
ようになっている。
前記衝立板5の後面には案内面10より上方に段部12が
形成され、段部12以上が突部13となっている。この突部
13によって、積載紙葉類Aの例えば10〜20枚より以上が
若干後方へずらされている。
衝立板5はその下部の傾斜状態内面10の幅方向中央に
抵抗部材25を突設している。この抵抗部材25はコンベヤ
ベルトの切れ端、紙ヤスリ又はゴム板等で形成され、そ
の表面は粗面となっており、紙葉類Aの先端が摺接する
と摩擦抵抗を与えるものである。
従って、案内面10に沿って摺接してくる紙葉類Aが2
枚重合していると、両紙葉類Aの先端は前後に若干ずれ
て、抵抗部材25に摺接し、2枚目の紙葉類A2が受ける摩
擦抵抗は大きくなるので、より確実に最下位紙葉類A1か
ら分離され、送出しローラ3に当接している最下位紙葉
類A1のみが送出されることになる。
積載紙葉類Aの後部を受載する受部材4は、左右両端
の取付け部14が内ケース2に溶着又はボルト締結されて
おり、その左右方向中途に1又は複数の舌片15が設けら
れており、この舌片15は垂直な壁部16と、その壁部16の
上端から後上方へ傾斜した受持案内部17とが形成されて
いる。受部材4の受面18は送出しローラ3の上部と同一
高さか又は若干高く設定されている。
前記案内台9は送出される紙葉類の前端を取出口へ案
内するものである。22は錘り、23は錘りの軌道を夫々示
している。
21は案内台9の上方で紙葉類Aを押える可動押え板
で、ピン20を介して内ケース2に枢支され、24は紙葉類
Aを取出口19へ案内する固定押え板で、外ケース48に固
定されている。この外ケース48は後面開放状で、図外の
後蓋を閉鎖した後で上蓋49が取付けられる。外ケース48
の前面にはコイン投入口69が形成され、その内部にコイ
ンセレクタ50が取付けられている。
前記内ケース2の一側壁2aの外側方には、コインセレ
クタ50から投入されるコインが所定数になったことを検
出して1枚の紙葉類の送出しを許可する作動機構26が配
置されており、この作動機構26のフレーム27に1本の駆
動軸28が貫通支持され、外端にハンドル29が、側壁2a側
に駆動回転体30が夫々固定されている。
前記駆動回転体30は回転部材7に動力を伝達可能なギ
ヤ、ゴムローラ又はスプロケット等で形成されている。
回転部材7には一側面に2本のピンで形成された係合
部31とストッパ部32とが周方向に間隔をおいて設けられ
ており、送出しローラ軸6には係合部31とストッパ部32
とに択一的に係合当接する作動体33が設けられており、
この作動体33は送出しローラ軸6にピンを打込んで形成
されている。
前記係合部31は回転部材7が駆動回転体30によって駆
動されたときに、作動体33と係合して送出しローラ軸6
に動力を伝達するものであり、ストッパ部32は送出しロ
ーラ軸6が紙葉類Aの引出しによって逆駆動されたとき
に、作動体33が係合部31から一定距離以上離れないよう
にするものであり、送出しローラ軸6の慣性遊転を阻止
する。
作動機構26は所定枚数のコインを入れると、ハンドル
29を一定角度回動可能にしたものであり、実施例では、
十円硬貨を2枚入れて、ハンドル29を390°回動して回
転部材7を所要量回動し、その後ハンドル29を30°戻し
回動するように構成されている。
即ち、作動機構26は、2枚のフレーム壁35,36間に駆
動軸28に固定された作動ディスク37が配置され、作動デ
ィスク37に対してコイン検出体38とラチェット爪39とが
係脱自在になっており、一方のフレーム壁36との間にコ
イン検出部40が形成されている。また、一方のフレーム
壁36の外面に戻しレバー41が枢支され、駆動軸28に戻し
レバー41と係合する戻し体42が固定されている。
投入口43から2枚のコインBが入ると、作動ディスク
37の一側面にコイン検出部40に保持され、2枚目のコイ
ンBが作動ディスク37の外周部の検出凹部44を塞ぎ、コ
イン検出体38との係合を不能にする。これによりハンド
ル29を介して駆動軸28が回転可能となり、駆動軸28を39
0°回動する。駆動軸28が360°回動した時点で戻し体42
は戻しレバー41と係合し、390°までスプリング45に抗
して駆動軸28は回動される。駆動軸28が390°まで回動
したとき、コイン検出部40に次のコインが入っていない
と、コイン検出体38が検出凹部44に係合して作動ディス
ク37の回動を阻止する。その後、ハンドル29から手を離
すと、スプリング45の引張り力によって、戻しレバー41
及び戻し体42を介して駆動軸28が戻し回動され、360°
まで戻った時点でラチェット爪39がラチェット溝46に係
合し、作動ディスク37の戻り回動を規制する。
51は売切れ機構であり、紙葉類Aが減少して錘り22が
最下位置に達したときに作動するように構成されてい
る。外ケース48の前壁内面に検出部材52と阻止部材53と
がピン54,55を介して夫々前後軸廻り回動自在に枢支さ
れている。検出部材52は正面視L字形で、一端にスプリ
ング56が連続され、他端に掛部57が形成され、この他端
側に錘り22の係合突起58が係合可能に配置されている。
錘り22は左右側面に軌道23に沿って上下動するための
コロ60を有し、且つ弾力的に引下げるためのスプリング
61の上端が係止され、前部に衝立板5の前面溝62から突
出した係合突起58を有し、後部に人為的に引上げるため
の持上げ部63を有している。前記スプリング61の下端は
左右側壁2aに係止されている。
阻止部材53は下端にL字形に形成された掛止部64を有
し、スプリング65によって第1図時計方向に引張り力が
付与されており、前記掛止部64は検出部材52の掛部57に
掛合して揺動が阻止されている。
阻止部材53の上部には長溝66が形成され、この長溝66
にストッパピン67が挿入されている。このストッパピン
67は外ケース48に取付けられており、長溝66と相俟って
阻止部材53の揺動範囲を設定している。
阻止部材53は上部から側方へ嘴部68が突出していて、
この嘴部68の先端はコインセレクタ50のコイン投入口69
に出退自在となっており、阻止部材53が第1図実線位置
(退避姿勢)から2点鎖線位置(進出姿勢)へ揺動する
ことにより、コイン投入口69内へ突出して、コイン投入
を禁止する。
また、嘴部68の上面側には左右1対の折曲げ舌片70が
突出されており、この1対の舌片70間に復帰部材71の先
端が挿入されている。復帰部材71は側壁2aに回動可能に
支持され、先端がL字形に折曲されており、回動するこ
とによって、一方の舌片70を介して阻止部材53を反時計
方向に揺動可能である。
前記売切れ機構51の動作は、積載紙葉類Aの残量が零
又は1〜2枚になると、最下位に達した錘り22の係合突
起58が検出部材52をスプリング56に抗して回動し、掛部
57と掛止部64の掛合を解除する。この掛合解除によっ
て、スプリング65によって引張り力を受ける阻止部材53
は第1図2点鎖線位置へ揺動し、嘴部68の先端はコイン
投入口69へ進出してコイン投入を禁止する。
その後、錘り22を持上げて、送出しローラ3上に新た
に紙葉類Aを供給した後、復帰部材71を回動すると、阻
止部材53はスプリング65に抗して第1図実線位置まで戻
り、掛止部64に検出部材52の掛部57が掛合して、その実
線位置を保持する。
内ケース2の上部には錘り保持具73が設けられてい
て、錘り22の上部の頭大ピン部74を1対の爪75で挟持可
能になっている。この錘り保持具73を設ける代りに、軌
道23の上部を鉤形に形成しておいて、その鉤部にコロ60
を導入することにより、錘り22を上方位置に保持するよ
うに構成しても良い。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、錘り22が最下位置へ下
降したときに検出部材52に当接してこれを揺動し、これ
によって係止が解除された阻止部材53がコイン投入口69
へ突出するという、総て機械的構造で売切れ機構が構成
でき、手動の作動機構26も合わせて、極めて簡単かつ安
価に製作でき、しかも、検出部材52と阻止部材53とは外
ケース48の前壁内面に設けられ、復帰部材71が内ケース
2の側部に沿って設けられかつ阻止部材53と係脱自在に
係合しているので、内ケース2を外ケース48から簡単に
取り出すことができ、メンテナンスが容易にでき、内ケ
ース2を取出しても外ケース48では売切れ機構を作動し
ておくことができ、内ケース2の後側から復帰部材71を
容易に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示しており、第1図は内部構造
を示す一部断面正面図、第2図は全体の一部断面側面
図、第3図は要部の断面側面図である。 A……紙葉類、B……コイン、1……紙葉類送出し装
置、2……内ケース、3……送出しローラ、5……衝立
板、6……送出しローラ軸、19……取出口、22……錘
り、23……軌道、26……作動機構、48……外ケース、50
……コインセレクタ、51……売切れ機構、52……検出部
材、53……阻止部材、57……掛部、58……係合突起、64
……掛止部、68……嘴部、69……コイン投入口、71……
復帰部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部にコイン投入口(69)を有しかつ後面
    が後蓋で閉鎖された外ケース(48)の内側にコインセレ
    クタ(50)を配置し、外ケース(48)内に紙葉類(A)
    を積載収納した内ケース(2)を配置し、この内ケース
    (2)に、紙葉類(A)を載置して回転することにより
    外ケース(48)の取出口(19)へ送出す送出しローラ
    (3)を設け、紙葉類(A)の上部に錘り(22)を載置
    し、前記コインセレクタ(50)と送出しローラ(3)と
    の間に所定量のコインの投入によって送出しローラ
    (3)を手動で所定回動可能とする作動機構(26)を設
    けた紙葉類販売機において、 前記錘り(22)が最下位置へ下降したときに当接して揺
    動する検出部材(52)と、この検出部材(52)の揺動に
    よって退避姿勢での係止が解除されてその先端がコイン
    投入を阻止すべくコイン投入口(69)へ突出する阻止部
    材(53)とを外ケース(48)の前壁内面に設け、前記阻
    止部材(53)に前端が係脱自在に係合していて阻止部材
    (53)を退避姿勢に復帰可能な復帰部材(71)を内ケー
    ス(2)の側部に前後に沿って設けていることを特徴と
    する紙葉類販売機の売切れ機構。
JP63284314A 1988-11-09 1988-11-09 紙葉類販売機の売切れ機構 Expired - Lifetime JPH0814863B2 (ja)

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JPH02129789A JPH02129789A (ja) 1990-05-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60114142U (ja) * 1984-01-10 1985-08-02 オムロン株式会社 紙葉類繰出し装置
JPS6137449A (ja) * 1984-07-31 1986-02-22 Mitsubishi Electric Corp 券発行機

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