JPH08149215A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08149215A
JPH08149215A JP6283116A JP28311694A JPH08149215A JP H08149215 A JPH08149215 A JP H08149215A JP 6283116 A JP6283116 A JP 6283116A JP 28311694 A JP28311694 A JP 28311694A JP H08149215 A JPH08149215 A JP H08149215A
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JP6283116A
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Shigetaka Tanaka
重隆 田中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置のデータ蓄積用メモリに画
像データ又は音声データのいずれか一方のデータのみを
蓄積し過ぎてしまい、もう一方のデータが蓄積できなく
なることがないようにする。 【構成】 ROM11に画像メモリ6に蓄積可能なメモ
リ送受信する画像データと留守番電話機能によって送受
信する音声データのそれぞれのデータ量の上限値を設定
し、CPU12によって画像メモリ6に対する画像デー
タ及び音声データの蓄積をROM11に設定されたそれ
ぞれの上限値のデータ量までに制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ蓄積用メモリ
にメモリ送受信する画像データと留守番電話機能によっ
て送受信する音声データとを蓄積するファクシミリ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】留守番電話機の機能を備えたファクシミ
リ装置がある。ところで、送受信する音声データを記録
する媒体としてカセットテープを使用する留守番電話機
や、記録媒体としてカセットテープとICメモリを併用
する留守番電話機(例えば実開平5−88059号公報
参照)や、ICメモリのみを使用する留守番電話機が既
に知られており、応答メッセージのみの録音であれば小
容量のメモリを備えればよいが、伝言メッセージも録音
するには大容量のメモリを備える必要が有り、そのよう
な大容量のメモリを備えた留守番電話機もある。
【0003】従来のファクシミリ装置では、メモリ送受
信する画像データを蓄積する画像データ蓄積用メモリ
(「SAF」と略称する)に、留守番電話機能によって
送受信する音声データを蓄積することも可能であり、そ
の音声データを必要に応じてデータ圧縮及び符号化し、
画像データと同じようにSAFに蓄積していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置では、SAFに画像データと音声デー
タを同じように蓄積していたので、例えば、SAFにメ
モリ送受信する大量の画像データを蓄積した場合、SA
Fに留守番電話機能によって送受信する音声データを蓄
積できなくなり、留守番電話機能を有効に活用すること
ができなくなるという問題があった。
【0005】また、逆にSAFに留守番電話機能によっ
て送受信する音声データを蓄積し過ぎると、メモリ送受
信する画像データを蓄積できなくなり、画像データを受
信したときに記録紙がなくなった場合、SAFにメモリ
蓄積しながら画像データの受信を継続するメモリ受信
(「代行受信」とも称する)することができなくなると
いう問題があった。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ファクシミリ装置のデータ蓄積用メモリに画像
データ又は音声データのいずれか一方のデータのみを蓄
積し過ぎてしまい、もう一方のデータが蓄積できなくな
ることがないようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、データ蓄積用メモリにメモリ送受信する
画像データと留守番電話機能によって送受信する音声デ
ータとを蓄積する手段を備えたファクシミリ装置におい
て、上記データ蓄積用メモリに蓄積可能な画像データと
音声データとのそれぞれのデータ量の上限値を設定する
手段を設けたものである。
【0008】また、データ蓄積用メモリにメモリ送受信
する画像データと留守番電話機能によって送受信する音
声データとを蓄積する手段を備えたファクシミリ装置に
おいて、上記データ蓄積用メモリに蓄積可能な画像デー
タと音声データとのそれぞれのデータ量の上限値を設定
する手段と、そのデータ蓄積用メモリの画像データと音
声データのいずれをも蓄積可能な共通使用メモリ量を設
定する手段と、上記データ蓄積用メモリに蓄積すべき画
像データ又は音声データのデータ量が上記設定された上
限値を越えるとき、その画像データ又は音声データを上
記データ蓄積用メモリに上記共通使用メモリ量まで蓄積
させる手段を設けるようにしてもよい。
【0009】さらに、上記データ蓄積用メモリに蓄積し
た画像データ及び音声データのメモリ使用履歴を記憶す
る手段と、その手段に記憶されたメモリ使用履歴に基づ
いて上記上限値を変更する手段を設けるとよい。
【0010】また、画像データのメモリ送受信の頻度を
記憶する手段と、その手段に記憶されたメモリ送受信の
頻度に基づいて上記上限値を変更する手段を設けるよう
にしてもよい。
【0011】あるいは、上記画像データを記録する記録
紙の使用量を記憶する手段と、その手段に記憶された記
録紙の使用量に基づいて上記上限値を変更する手段を設
けるようにしてもよい。
【0012】あるいはまた、上記データ蓄積用メモリへ
の音声データの蓄積回数又は蓄積データ量を記憶する手
段と、その手段に記憶された音声データの蓄積回数又は
蓄積データ量に基づいて上記上限値を変更する手段を設
けるようにしてもよい。
【0013】
【作用】この発明によるファクシミリ装置は、データ蓄
積用メモリに蓄積可能な画像データと音声データとのそ
れぞれのデータ量の上限値を設定するので、データ蓄積
用メモリに常に画像データと音声データの両方のデータ
を蓄積することができる。
【0014】また、データ蓄積用メモリに蓄積可能な画
像データと音声データとのそれぞれのデータ量の上限値
と、そのデータ蓄積用メモリの画像データと音声データ
のいずれをも蓄積可能な共通使用メモリ量とをそれぞれ
設定し、データ蓄積用メモリに蓄積すべき画像データ又
は音声データのデータ量が設定された上限値を越えると
き、その画像データ又は音声データをデータ蓄積用メモ
リに共通使用メモリ量まで蓄積させるようにすれば、上
限値を越えるデータを漏れなく蓄積することができる。
【0015】さらに、データ蓄積用メモリに蓄積した画
像データ及び音声データのメモリ使用履歴を記憶し、そ
のメモリ使用履歴に基づいて上限値を変更するようにす
れば、データ蓄積用メモリに蓄積可能な画像データ及び
音声データのデータ量の上限値をメモリ使用履歴に応じ
て最適値に変えることができる。
【0016】また、画像データのメモリ送受信の頻度を
記憶し、そのメモリ送受信の頻度に基づいて上限値を変
更するようにすれば、データ蓄積用メモリに蓄積可能な
画像データのデータ量の上限値を使用状況に応じて最適
値に変えることができる。
【0017】あるいは、画像データを記録する記録紙の
使用量を記憶し、その記録紙の使用量に基づいて上限値
を変更するようにすれば、データ蓄積用メモリに蓄積可
能な画像データのデータ量の上限値を記録紙の使用状況
に応じて最適値に変えることができる。
【0018】あるいはまた、データ蓄積用メモリへの音
声データの蓄積回数又は蓄積データ量を記憶し、その音
声データの蓄積回数又は蓄積データ量に基づいて上限値
を変更するようにすれば、データ蓄積用メモリに蓄積可
能な音声データのデータ量の上限値を使用状況に応じて
最適値に変えることができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の一実施例のファク
シミリ装置の構成を示すブロック図である。このファク
シミリ装置は、マイクロコンピュータを内蔵し、原稿セ
ンサ1,用紙センサ2,スキャナ3,プロッタ4,操作
表示部5,画像メモリ6,符号化・復号化部7,網制御
部8,通信制御部9,RAM10,ROM11,及びC
PU12等からなる。
【0020】原稿センサ1は、原稿がセットされている
ことを検知する光センサなどの検出手段である。用紙セ
ンサ2は、画像データを記録する記録紙の量を検出する
光センサなどの検出手段である。スキャナ3は、原稿の
画像を読み取る原稿読み取り手段である。
【0021】プロッタ4は、画像データを記録紙に印刷
するレーザプリンタ等の印刷手段である。操作表示部5
は、ファクシミリ送受信,画像メモリ6に蓄積可能な画
像データと音声データとのそれぞれのデータ量の上限値
をユーザ設定するときなどの各種の操作情報を入力する
キーと各種の操作メッセージ等を表示するLCD等のデ
ィスプレイとを備えている。
【0022】画像メモリ6は、画像データを蓄積するメ
モリであり、メモリ送受信する画像データと留守番電話
機能によって送受信する音声データを蓄積する。すなわ
ち、画像メモリ6にメモリ送受信する画像データと留守
番電話機能によって送受信する音声データとを蓄積する
データ蓄積用メモリの機能を果たす。
【0023】符号化・復号化部7は、画像データの符号
化処理及び復号化処理を司る。網制御部8はネットワー
ク通信の制御を司る。通信制御部9はファクシミリ送受
信及び通話の制御を司る。RAM10は、各種の制御デ
ータや各種のパラメータを記憶する読み出し書き込み可
能なメモリである。ROM11は各種の制御プログラム
や各種のパラメータを記憶する読み出し専用メモリであ
る。
【0024】すなわち、このRAM10又はROM11
は、画像メモリ6に蓄積可能な画像データと音声データ
とのそれぞれのデータ量の上限値を設定する手段の機能
を果たし、RAM10はさらに各上限値のデータを管理
する管理テーブルを格納する手段としての機能も果た
す。
【0025】CPU12は、このファクシミリ装置全体
の制御を司ると共に、この発明に係る画像メモリ6に蓄
積可能な画像データと音声データとのそれぞれのデータ
量の上限値に基づいて画像メモリ6に対するメモリ送受
信する画像データと留守番電話機能によって送受信する
音声データの蓄積を制御する処理を行なう。
【0026】このファクシミリ装置は、各種制御データ
を蓄積するエリアであるRAM10とメモリ送受信の画
像データを蓄積するエリアである画像メモリ6を分けて
おり、その画像メモリ6に留守番電話機能によって送受
信する音声データも蓄積する。音声データは、1つの伝
言メッセージを1つの文書ファイルと同じフォーマット
で扱うことにより、画像メモリ6のエリア内に画像デー
タと全く同じように蓄積することができる。
【0027】また、画像データと音声データを管理する
それぞれの管理テーブルも同一構成とし、唯一その中の
パラメータに音声データと画像データとの識別子を格納
することにより、音声データと画像データとを識別する
ことができる。さらに、画像メモリ6に格納する際、伝
言メッセージ全体を1つの文書ファイルとして扱い、各
個別メッセージを文書の1ページとして扱っても良い。
【0028】このファクシミリ装置は、画像メモリ6に
蓄積可能な画像データと音声データとのそれぞれのデー
タ量の上限値を、予めROM11のプログラムROMの
中の固定データとして書き込んでおくことにより設定す
る。この場合、ROM11が画像メモリ6に蓄積可能な
画像データと音声データとのそれぞれのデータ量の上限
値を設定する手段に相当する。
【0029】そして、CPU12は画像メモリ6に対し
てメモリ送受信の画像データ又は留守番電話機能による
音声データを蓄積するとき、それぞれのデータに設定さ
れた上限値まで蓄積するように制御する。CPU12は
また、画像メモリ6に蓄積された画像データのメモリ使
用量と音声データのメモリ使用量とをRAM10に記録
し、その各メモリ使用量は使用の度に更新することによ
ってメモリ使用量の管理も行なう。
【0030】また、メモリ送受信と留守番電話機として
の両機能とも動作するように設定し、装置の性格又は対
象に応じて任意の値を選択できるようにするために、R
OM11に記憶されている上限値を初期設定値とする。
【0031】そして、操作表示部5に備わるユーザファ
ンクション又はサービスファンクションのオペレータに
よる入力操作によって任意の上限値を入力し、CPU1
2によってその入力された上限値をRAM10に格納し
て設定して、画像メモリ6に蓄積可能な画像データと音
声データとのそれぞれのデータ量の上限値を任意の値に
変更するようにしてもよい。
【0032】さらに、画像メモリ6に蓄積可能な画像デ
ータと音声データとのそれぞれのデータ量の上限値を、
操作表示部5の操作によって任意の値を入力し、CPU
12によってその入力された上限値をRAM10に格納
して設定使用するようにしてもよい。上述のような場
合、RAM10が画像メモリ6に蓄積可能な画像データ
と音声データとのそれぞれのデータ量の上限値を設定す
る手段に相当する。
【0033】表1は、画像メモリ6に蓄積可能な画像デ
ータと音声データとのそれぞれのデータ量の上限値を管
理する管理テーブルのフォーマットの一例を示す表であ
る。この管理テーブルは、例えばRAM10に格納し、
画像メモリ6の総(全)メモリ量,画像データのメモリ
割当量,画像データのメモリ使用量,音声データのメモ
リ割当量,及び音声データのメモリ使用量の各値を格納
する。
【0034】画像メモリ6の全メモリ量「200KB」
は、画像メモリ6に蓄積可能なデータ総量である。画像
データのメモリ割当量「100KB」は、画像メモリ6
に蓄積可能な画像データのデータ量の上限値である。音
声データのメモリ割当量「100KB」は、画像メモリ
6に蓄積可能な音声データのデータ量の上限値である。
【0035】画像データのメモリ使用量「70KB」
は、画像メモリ6の全メモリ量のうち現在画像データに
よって使用されているメモリ量である。音声データのメ
モリ使用量「60KB」は、画像メモリ6の全メモリ量
のうち現在音声データによって使用されているメモリ量
である。
【0036】この画像データと音声データの各メモリ使
用量の初期値は「0」であり、画像メモリ6にデータが
蓄積される度にCPU12によってその値が更新され、
画像メモリ6のデータが蓄積されると値が増加し、消去
されると値が減少する。
【0037】また、上述の管理テーブルでは画像データ
及び音声データのメモリ使用量によって画像メモリ6に
蓄積可能な両データの蓄積量を管理したが、画像データ
及び音声データの使用可能なメモリ残量によって画像メ
モリ6に蓄積可能な両データの蓄積量を管理するように
してもよい。
【0038】表2は、その場合の管理テーブルのフォー
マットの一例を示す表である。この管理テーブルでは、
画像メモリの総(全)メモリ量と、画像データ及び音声
データの各メモリ割当量と共に、画像データのメモリ割
当量と使用量との差である画像データの使用可能なメモ
リ残量「30KB」と、音声データのメモリ割当量と使
用量との差である音声データの使用可能なメモリ残量
「40KB」とを格納して管理する。
【0039】この画像データと音声データの使用可能な
メモリ残量の初期値は、それぞれ画像データと音声デー
タのメモリ割当量「100KB」であり、画像メモリ6
にデータが蓄積される度にCPU12によってその値が
更新され、画像メモリ6のデータが蓄積されると値が減
少し、消去されると値が増加する。
【0040】CPU12は、画像メモリ6に蓄積する画
像データと音声データのメモリオーバーの判定を画像デ
ータと音声データとのそれぞれについて行なう。つま
り、CPU12は、画像メモリ6に画像データ又は音声
データを蓄積するとき、蓄積可能なデータ量の上限値に
基づいてそれぞれのメモリオーバーの判定を行なう。
【0041】画像メモリのメモリ領域を画像データ蓄積
用と音声データ蓄積用とに分割使用する場合、アドレス
によって分割すると簡単である。例えば、全メモリ領域
のアドレスが10000h〜1ffffhの場合、留守
モードオフ(留守番電話機能の解除)したときは、その
全メモリ領域を画像データ蓄積用とする。
【0042】また、留守モードオン(留守番電話機能の
セット)したときは、メモリ領域の前半を画像データ蓄
積用とし、後半を音声データ蓄積用とする。例えば、画
像データ蓄積用のメモリ領域のアドレスを10000h
〜17fffhとし、音声データ蓄積用のメモリ領域の
アドレスを残りのアドレスの17fffh〜1ffff
hとする。
【0043】画像メモリ6のメモリ領域をアドレスによ
って画像データ蓄積用と音声データ蓄積用とに分割使用
する場合、留守モードオフで作成したファイルが音声デ
ータエリアに作られていると、留守モードオンにするた
めにはそのファイルを消去するか、又は画像データエリ
アに移さなければならない。
【0044】そのためのユーザによる操作やソフトウェ
ア処理を避けるには、画像メモリ6のデータ量で画像デ
ータ蓄積用と音声データ蓄積用とに分割すればよい。例
えば、留守モードオフ時には画像メモリ6の全領域1M
Bを画像データ蓄積用とし、留守モードオン時には50
0KBを画像データ蓄積用に、残りの500KBを音声
データ蓄積用にそれぞれ割り当てる。そのため、画像デ
ータと音声データの両アドレスが混在することになる。
【0045】次に、図2のフローチャートによって、こ
のファクシミリ装置における画像メモリ6に蓄積可能な
画像データと音声データのデータ量の上限値を入力設定
するときの処理について説明する。
【0046】この処理は、ステップ(図中「S」で示
す)1でメモリ送受信する画像データ及び留守番電話機
能による音声データの蓄積量の上限値の設定か否かを判
断して、設定でなければこの処理を終了するが、設定な
らステップ2へ進んで画像データと音声データのいずれ
の上限値の設定か否かを判断する。
【0047】そして、ステップ2の判断で画像データの
上限値の設定なら、ステップ3へ進んで画像メモリ6に
蓄積可能な画像データのメモリ量の上限値の設定処理を
行ない、音声データの上限値の設定ならステップ4へ進
んで画像メモリ6に蓄積可能な音声データのメモリ量の
上限値の設定処理を行なう。
【0048】その後、ステップ5へ進んで画像メモリ6
のメモリ残量を表示し、ステップ6へ進んで上限値設定
の処理を継続するか否かを判断して、継続するならステ
ップ2へ戻って上述の処理を繰り返し、継続でなければ
この処理を終了する。
【0049】次に、図3のフローチャートによって、こ
のファクシミリ装置における画像データ及び音声データ
の受信時の処理について説明する。この処理はCPU1
2の制御によって行なわれる。ステップ(図中「S」で
示す)11で画像データと留守番電話機能による音声デ
ータのいずれを受信したかを判断して、画像データを受
信したらステップ12へ進んでメモリ受信するか否かを
判断する。
【0050】ステップ12の判断によってメモリ受信し
ないなら、ステップ16へ進んで受信した画像データを
印刷してこの処理を終了する。ステップ12の判断によ
ってメモリ受信すると判断したら、ステップ13へ進ん
で画像メモリ6に蓄積可能な画像データのデータ量の上
限値を越えるか否かを判断して、越えればこの処理を終
了し、越えなければステップ14へ進んで画像メモリ6
に受信した画像データを蓄積する。
【0051】さらに、ステップ15へ進んで画像データ
のメモリ受信終了か否かを判断して、画像データの受信
を終了するまでステップ13〜15の処理を繰り返し、
受信した画像データを上限値を越えない範囲まで蓄積
し、それを越えるときには処理を終了する。
【0052】一方、ステップ11で留守番電話機能によ
る音声データを受信したと判断したら、ステップ17へ
進んで画像メモリ6に蓄積可能な音声データのデータ量
の上限値を越えるか否かを判断して、越えればこの処理
を終了し、越えなければステップ18へ進んで画像メモ
リ6に受信した音声データを蓄積する。
【0053】さらに、ステップ19へ進んで留守番電話
機能による音声メッセージの受信終了か否かを判断し
て、音声メッセージの受信を終了するまでステップ17
〜19の処理を繰り返し、受信した音声データを上限値
を越えない範囲まで蓄積し、それを越えるときには処理
を終了する。
【0054】また、メモリ送信する画像データと留守番
電話機能によって送信する音声データを蓄積するとき
も、CPU12によって各データの上限値まで画像メモ
リ6に蓄積する制御処理を行なう。
【0055】このようにして、このファクシミリ装置で
は、画像データと音声データのそれぞれの使用可能なメ
モリ量の上限値を設定するので、画像メモリに画像デー
タ又は音声データのいずれか一方が大量に蓄積されても
う一方のデータが蓄積できなくなるようなことがなくな
り、メモリ送受信機能と留守番電話機能の両機能を充分
に活用することができる。
【0056】ところで、上述したファクシミリ装置にお
いて、画像メモリ6に対して画像データと音声データの
いずれをも蓄積可能な共通使用メモリ量を設定し、メモ
リ送受信する画像データ又は留守番電話機能による音声
データを画像メモリ6に蓄積したとき、上限値を越えた
場合にはその共通使用メモリ量まで蓄積するようにして
もよい。
【0057】この場合のファクシミリ装置の構成は、図
1に示したファクシミリ装置と同じであるが、ROM1
1に、画像メモリ6の画像データと音声データのいずれ
をも蓄積可能な共通使用メモリ量を設定する手段の機能
を持たせる。また、CPU12に、画像メモリ6に蓄積
すべき画像データ又は音声データのデータ量が設定され
た上限値を越えるとき、画像データ又は音声データを画
像メモリ6に共通使用メモリ量まで蓄積させる手段の機
能を持たせる。
【0058】このファクシミリ装置のCPU12は、画
像メモリ6に対してメモリ送受信の画像データ又は留守
番電話機能による音声データを蓄積するとき、それぞれ
のデータに設定された上限値まで蓄積しても蓄積できな
かった場合、さらに共通使用メモリ量まで蓄積する動作
を継続する。したがって、1回の蓄積処理で蓄積すべき
データを極力漏れなく蓄積することができる。
【0059】CPU12はまた、画像メモリ6に設定さ
れた共通使用メモリ量に蓄積された画像データのメモリ
使用量と音声データのメモリ使用量とをRAM10に記
録し、その各メモリ使用量は使用の度に更新することに
よって共通使用メモリ量の管理も行なう。
【0060】また、ROM11に記憶されている共通使
用メモリ量を初期設定値とし、操作表示部5に備わるユ
ーザファンクション又はサービスファンクションのオペ
レータによる入力操作によって共通使用メモリ量を任意
の値に変更するようにしてもよい。
【0061】さらに、操作表示部5の操作によって共通
使用メモリ量を任意の値を入力し、CPU12によって
その入力された値をRAM10に格納して設定使用する
ようにしてもよい。上述のような場合、RAM10が画
像メモリ6の画像データと音声データのいずれをも蓄積
可能な共通使用メモリ量を設定する手段に相当する。
【0062】画像メモリ6を画像データと音声データの
上限値と共通使用メモリ量に基づいて画像データ蓄積用
領域と音声データ蓄積用領域と共通使用領域とに分割し
た場合、画像データ蓄積時に画像データ蓄積用領域を使
いきったら共通使用領域に続けて蓄積する。
【0063】また、音声データ蓄積時に音声データ蓄積
用領域を使いきったら共通使用領域に続けて蓄積する。
その後、画像データ蓄積用領域又は音声データ蓄積用領
域に空きが生じたら共通使用領域の画像データを画像デ
ータ蓄積用領域に、音声データを音声データ蓄積用領域
にそれぞれ移し、共通使用領域をできるだけ空けるよう
にするとよい。
【0064】表3は、表1に示した管理テーブルに共通
使用メモリ量を格納したときのフォーマットを示す表で
ある。この管理テーブルの共通使用メモリ割当量「40
KB」は、画像メモリ6の画像データと音声データのい
ずれをも蓄積可能な共通使用メモリ量である。また、共
通使用メモリ使用量「20KB」は、画像メモリ6に設
定された共通使用メモリ量のうち現在画像データ又は音
声データによって使用されているメモリ量である。
【0065】また、表1に示した管理テーブルでは共通
使用メモリ量を管理したが、画像メモリ6に設定された
共通使用メモリ割当量の残量を管理するようにしてもよ
い。表4は、表2に示した管理テーブルに共通使用メモ
リ量とその残量を格納したときのフォーマットを示す表
である。この管理テーブルでは、画像メモリ6に設定さ
れている共通使用メモリ割当量の残量である共通使用メ
モリの残量「20KB」を格納して管理する。
【0066】次に、図4のフローチャートによって、こ
のファクシミリ装置における画像データ及び音声データ
の受信時の処理について説明する。この処理はCPU1
2の制御によって行なわれる。ステップ(図中「S」で
示す)21で画像データと音声データのいずれを受信し
たかを判断して、画像データを受信したらステップ22
へ進んでメモリ受信するか否かを判断して、メモリ受信
しないならステップ29へ進んで受信した画像データを
印刷してこの処理を終了する。
【0067】ステップ22でメモリ受信すると判断した
ら、ステップ23へ進んで画像メモリ6に蓄積可能な画
像データのデータ量の上限値を越えるか否かを判断し
て、越えればステップ26へ進んで画像メモリ6の画像
データと音声データのいずれも蓄積可能な共通使用メモ
リ量を越えるか否かを判断して、越えるならこの処理を
終了するが、越えないならステップ27へ進んで画像メ
モリ6に画像データを蓄積する。
【0068】そして、ステップ28へ進んで画像データ
の受信終了か否かを判断して、画像データの受信を終了
するまでステップ26〜28の処理を繰り返し、受信し
た画像データを共通使用メモリ量を越えない範囲まで蓄
積し、それを越える場合は処理を終了する。
【0069】ステップ23の判断で画像メモリ6に蓄積
可能な画像データのデータ量の上限値を越えないなら、
ステップ24へ進んで画像メモリに受信した画像データ
を蓄積する。そして、ステップ25へ進んで画像データ
の受信終了か否かを判断して、画像データの受信を終了
するまでステップ23〜25の処理を繰り返し、受信し
た画像データを上限値を越えない範囲まで蓄積し、それ
を越える場合は処理を終了する。
【0070】一方、ステップ21で音声データを受信し
たと判断したら、ステップ30へ進んで画像メモリ6に
蓄積可能な音声データのデータ量の上限値を越えるか否
かを判断して、越えればステップ33へ進んで画像メモ
リ6の画像データと音声データのいずれも蓄積可能な共
通使用メモリ量を越えるか否かを判断して、越えるなら
この処理を終了するが、越えないならステップ34へ進
んで画像メモリ6に音声データを蓄積する。
【0071】そして、ステップ35へ進んで音声データ
の受信終了か否かを判断して、音声データの受信を終了
するまでステップ33〜35の処理を繰り返し、受信し
た音声データを共通使用メモリ量を越えない範囲まで蓄
積し、それを越える場合は処理を終了する。
【0072】ステップ30の判断で画像メモリ6に蓄積
可能な音声データのデータ量の上限値を越えないなら、
ステップ31へ進んで画像メモリ6に受信した音声デー
タを蓄積する。そして、ステップ32へ進んで音声デー
タの受信終了か否かを判断して、音声データの受信を終
了するまでステップ30〜32の処理を繰り返し、受信
した音声データを上限値を越えない範囲まで蓄積し、そ
れを越える場合は処理を終了する。
【0073】このようにして、このファクシミリ装置
は、画像データ又は音声データを蓄積するときに予め定
められた蓄積可能なデータ量の上限値を越えても、さら
に予め設定された共通使用メモリ量まで蓄積するので、
データの蓄積中に途中で蓄積できなくなることを極力防
止することができる。
【0074】上述の実施例のファクシミリ装置では、画
像メモリ6に蓄積可能な画像データと音声データとのそ
れぞれのデータ量の上限値を固定値にしたが、ファクシ
ミリ装置はその使用状況によって画像メモリ6に蓄積す
る画像データと音声データの使用量は逐次変化するもの
なので、画像メモリ6に蓄積可能な画像データと音声デ
ータとのそれぞれのデータ量の上限値を任意に変更する
とよい。
【0075】そこで、上述のファクシミリ装置におい
て、RAM10に画像メモリ6に蓄積した画像データ及
び音声データのメモリ使用履歴を記憶する手段の機能
を、CPU12にRAM10に記録されたメモリ使用履
歴に基づいて上限値を変更する手段の機能をそれぞれ持
たせることにより、画像メモリ6に蓄積可能な画像デー
タと音声データとのそれぞれのデータ量の上限値を画像
データ及び音声データのメモリ使用履歴に基づいて変更
できるようにするとよい。
【0076】このファクシミリ装置では、CPU12に
よってRAM10に例えば1ヶ月間の画像メモリ6に対
する画像データと音声データのそれぞれの蓄積発生回数
と使用メモリ量をメモリ使用履歴として記録する。そし
て、CPU12によって画像データと音声データのそれ
ぞれのメモリ使用履歴を用いて画像データ及び音声デー
タのメモリ割当量を算出し、RAM10に格納されてい
る画像メモリ6に蓄積可能な画像データと音声データと
のそれぞれのデータ量の上限値を、算出した各メモリ割
当量に書き換えることによって変更する。
【0077】図5は、画像メモリ6に共通使用メモリ量
が設定されていない場合の画像データと音声データのデ
ータ量の上限値を変更する処理のフローチャートであ
り、この処理はCPU12によって行なわれる。ステッ
プ(図中「S」で示す)41でRAM10から画像デー
タのメモリ使用量の累計値Aと音声データのメモリ使用
量の累計値Bとを読み出し、ステップ42へ進んでその
累計値A,Bを用いて画像メモリ6の新たな画像データ
の割当量と音声データの割当量を算出する。
【0078】そして、ステップ43へ進んでRAM10
の管理テーブルに格納されている画像メモリ6に蓄積可
能な画像データと音声データとのデータ量の上限値を算
出された各割当量に書き換えて変更し、この処理を終了
する。
【0079】図6は、画像メモリ6に共通使用メモリ量
が設定されている場合の画像データと音声データのデー
タ量の上限値を変更する処理を示すフローチャートであ
り、図5と共通する部分の処理説明は省略する。
【0080】この処理では、ステップ(図中「S」で示
す)52で累計値A,Bを用いて画像メモリ6の新たな
画像データの割当量と音声データの割当量を算出する
際、画像メモリ6のメモリ量の全体量から共通使用メモ
リ量を減算しており、画像メモリ6の全メモリ量から共
通使用メモリ量を除いたメモリ量に蓄積可能な画像デー
タと音声データとのそれぞれのデータ量の上限値を求め
て変更する。
【0081】なお、累計値A,Bを用いて新たな共通使
用メモリ量を算出して、その算出した共通使用メモリ量
に変更し、さらにその共通使用メモリ量を用いて画像メ
モリ6の新たな画像データの割当量と音声データの割当
量を算出するようにしてもよい。また、この変更処理を
定期的に実行すれば、最新の使用状況に応じた上限値の
設定を自動的に行なえる。
【0082】このようにして、このファクシミリ装置で
は、画像データ及び音声データのメモリ使用履歴に基づ
いて画像メモリ6に蓄積可能な画像データ及び音声デー
タの各データ量の上限値を変更するので、画像メモリ6
に蓄積可能な画像データ及び音声データに割り当てる蓄
積可能なデータ量の上限値を、ユーザ毎のメモリ送受信
による画像データと留守番電話機能による音声データと
のメモリ使用状況に応じた最適値に自動的に調整するこ
とができる。
【0083】また、通常は留守番電話機能による音声デ
ータの蓄積よりもメモリ送受信による画像データの蓄積
の頻度が多いので、画像メモリ6に蓄積可能な画像デー
タの上限値を画像データのメモリ送受信の頻度に基づい
て上限値を変更するようにしてもよい。
【0084】そのために、上述のファクシミリ装置にお
いて、RAM10に画像データのメモリ送受信の頻度
(発生回数など)を記憶する手段の機能を、CPU12
にRAM10に記憶されたメモリ送受信の頻度に基づい
て上限値を変更する手段の機能をそれぞれ持たせる。
【0085】このファクシミリ装置では、予めRAM1
0に画像データのメモリ送受信の回数と画像データの上
限値である割当量とを対応させた参照テーブルを格納す
る。この参照テーブルは、ROM11に格納するように
してもよいが、随時変更可能なようにRAM10に格納
するようにすると便利である。
【0086】また、CPU12によってRAM10に例
えば1ヶ月間の画像メモリ6に対する画像データのメモ
リ送受信の頻度(回数)を記録して、その参照テーブル
を用いてその1ヶ月間のメモリ送受信の頻度に対応する
画像データのメモリ割当量を求め、そのメモリ割当量に
基づいて音声データのメモリ割当量を求めて、RAM1
0に格納されている画像メモリ6に蓄積可能な画像デー
タと音声データとのそれぞれのデータ量の上限値を各メ
モリ割当量に書き換えることによって変更する。
【0087】このようにして、このファクシミリ装置で
は画像データのメモリ送受信の頻度に応じて画像メモリ
6に蓄積可能な画像データのデータ量の上限値を自動的
に変更するので、メモリ送受信が頻繁に使用される傾向
にあるときには、画像データの蓄積可能なデータ量を最
適値に調整することができる。
【0088】上述のファクシミリ装置では、メモリ送受
信の頻度に応じて画像メモリ6に蓄積可能な画像データ
のデータ量の上限値を変更するようにしたが、メモリ送
受信の頻度が少なくても1回当たりの蓄積データ量が大
量なときには画像データを蓄積可能なメモリ量を多めに
設定する必要が有る。そこで、画像メモリ6に蓄積可能
な画像データのデータ量の上限値を画像データのメモリ
送受信によるメモリ使用量に基づいて変更するとよい。
【0089】そのために、上述のファクシミリ装置にお
いて、RAM10に画像データのメモリ送受信によるメ
モリ使用量を記憶する手段の機能を、CPU12にRA
M10に記憶されたメモリ送受信によるメモリ使用量に
基づいて上限値を変更する手段の機能をそれぞれ持たせ
る。
【0090】このファクシミリ装置では、予めRAM1
0に画像メモリ6に対する画像データのメモリ使用量と
画像メモリ6に蓄積可能な画像データの上限値との参照
テーブルを格納する。
【0091】そして、CPU12によってRAM10に
例えば1ヶ月間の画像メモリ6に対する画像データのメ
モリ送受信によるメモリ使用量を記録し、その画像デー
タのメモリ使用量と参照テーブルを用いて画像メモリ6
に蓄積できる画像データのメモリ割当量を新たに求め、
RAM10に格納された画像メモリ6に蓄積可能な画像
データのデータ量の上限値をそのメモリ割当量に書き換
えて変更する。
【0092】表5は、画像メモリ6に対する画像データ
のメモリ使用量と画像メモリ6に蓄積可能な画像データ
の上限値との参照テーブルのフォーマットの一例を示す
表である。この参照テーブルは、例えばRAM10に格
納し、画像データのメモリ使用量(B)毎に設定した上
限値(D)を格納する。例えば、画像データのメモリ使
用量「10KB」に対応する画像メモリ6に蓄積可能な
画像データのデータ量の上限値「15KB」を格納して
いる。
【0093】図7は、画像データのメモリ送受信による
メモリ使用量に基づいて画像メモリ6に蓄積可能な画像
データのデータ量の上限値を変更する処理を示すフロー
チャートである。この処理は、ステップ(図中「S」で
示す)61でRAM10から画像データのメモリ送受信
によるメモリ使用量Aを読み出し、ステップ62へ進ん
でRAM10の参照テーブルから画像データのメモリ使
用量の先頭データBを読み出し、ステップ63へ進んで
BがA以上か否かを判断する。
【0094】ステップ63でBがA以上ならステップ6
9へ進んで画像メモリ6に蓄積可能な画像データの割当
量(上限値)をBに変更し、この処理を終了する。その
後、変更された画像データの割当量を用いて画像メモリ
6に蓄積可能な音声データの割当量も求めて変更する。
【0095】ステップ63でBがA以上でないなら、ス
テップ64へ進んで参照テーブルの次のデータCを読み
出し、ステップ66へ進んでCがA以上か否かを判断し
て、CがA以上でないならステップ65へ進んでCをB
に置き換え、ステップ64へ戻って参照テーブルの次の
データCを読み出し、ステップ66へ進む。
【0096】こうして、ステップ64〜66の処理を繰
り返し、CがA以上になったら、ステップ67へ進んで
C−AがA−Bより大きくなるか否かを判断して、大き
くなるならステップ69へ進んで画像メモリ6に蓄積可
能な画像データの割当量(上限値)をBに変更し、この
処理を終了する。その後、変更された画像データの割当
量を用いて画像メモリ6に蓄積可能な音声データの割当
量も求めて変更する。
【0097】一方、ステップ67でC−AがA−Bより
大きくならなければ、ステップ68へ進んで画像メモリ
6に蓄積可能な画像データの割当量(上限値)をCに変
更し、この処理を終了する。その後、変更された画像デ
ータの割当量を用いて画像メモリ6に蓄積可能な音声デ
ータの割当量も求めて変更する。
【0098】このようにして、このファクシミリ装置で
は、画像データのメモリ送受信によるメモリ使用量に基
づいて画像メモリ6に蓄積可能な画像データのデータ量
の上限値を自動的に変更するので、メモリ送受信の際の
画像データの蓄積量が多くなる傾向にあるときには、画
像データの蓄積可能なデータ量を最適値に調整すること
ができる。
【0099】また、ファクシミリ装置では記録紙の残量
が少ないときほどメモリ受信(代行受信)に移行する確
立が高くなるので、画像メモリ6に蓄積可能な画像デー
タのデータ量の上限値を画像データを記録する記録紙の
使用量に基づいて変更するようにしてもよい。
【0100】そのために、上述のファクシミリ装置にお
いて、RAM10に画像データを記録する記録紙の使用
量を記憶する手段の機能を、CPU12にRAM10に
記憶された記録紙の使用量に基づいて上限値を変更する
手段の機能をそれぞれ持たせる。
【0101】このファクシミリ装置では、予めRAM1
0に画像データの記録紙の使用量と画像メモリ6に蓄積
可能な画像データの上限値との参照テーブルを格納す
る。また、CPU12によってRAM10に例えば1ヶ
月間の画像データの使用量を記録する。
【0102】そして、CPU12によって、その使用量
と参照テーブルを用いて画像メモリ6に蓄積できる画像
データのメモリ割当量を新たに求め、RAM10に格納
された画像メモリ6に蓄積可能な画像データのデータ量
の上限値をそのメモリ割当量に書き換えることによって
変更する。また、画像データの上限値の変更に伴い、画
像メモリ6に蓄積可能な音声データのデータ量の上限値
も求めて変更する。
【0103】表6は、記録紙の使用量と画像メモリ6に
蓄積可能な画像データの上限値との参照テーブルのフォ
ーマットの一例を示す表である。この参照テーブルは、
例えばRAM10に格納し、記録紙の使用量毎に設定し
た上限値を格納する。例えば、記録紙の使用量「100
ページ」に対応する画像メモリ6に蓄積可能な画像デー
タのデータ量の上限値「100KB」を格納している。
【0104】図8は、画像データの記録紙の使用量に基
づいて画像メモリ6に蓄積可能な画像データのデータ量
の上限値を変更する処理を示すフローチャートである。
この処理は、CPU12によって行なわれる。ステップ
(図中「S」で示す)71でRAM10から画像データ
の記録紙の使用量Aを読み出し、ステップ72へ進んで
RAM10の参照テーブルから画像データの記録紙の使
用量の先頭データBを読み出し、ステップ73へ進んで
BがA以上か否かを判断する。
【0105】ステップ73でBがA以上ならステップ7
9へ進んで画像メモリ6に蓄積可能な画像データの割当
量(上限値)をBに変更し、この処理を終了する。その
後、変更された画像データの割当量を用いて画像メモリ
6に蓄積可能な音声データの割当量も求めて変更する。
【0106】ステップ73でBがA以上でないなら、ス
テップ74へ進んで参照テーブルの次のデータCを読み
出し、ステップ76へ進んでCがA以上か否かを判断し
て、CがA以上でないならステップ75へ進んでCをB
に置き換え、ステップ74へ戻って参照テーブルの次の
データCを読み出し、ステップ76へ進む。
【0107】こうして、ステップ74〜76の処理を繰
り返し、CがA以上になったら、ステップ77へ進んで
C−AがA−Bより大きくなるか否かを判断して、大き
くなるならステップ79へ進んで画像メモリ6に蓄積可
能な画像データの割当量(上限値)をBに変更し、この
処理を終了する。その後、変更された画像データの割当
量を用いて画像メモリ6に蓄積可能な音声データの割当
量も求めて変更する。
【0108】一方、ステップ77でC−AがA−Bより
大きくならなければ、ステップ78へ進んで画像メモリ
6に蓄積可能な画像データの割当量(上限値)をCに変
更し、この処理を終了する。その後、変更された画像デ
ータの割当量を用いて画像メモリ6に蓄積可能な音声デ
ータの割当量も求めて変更する。
【0109】また、所定期間の記録紙の使用量を記録
し、その使用量と残量とを比較して代行受信に移行する
確率を求め、その確率に応じて画像メモリ6に蓄積可能
な画像データの上限値を変更するようにしてもよい。
【0110】このようにして、このファクシミリ装置で
は画像データの記録紙の使用量に基づいて画像メモリ6
に蓄積可能な画像データのデータ量の上限値を自動的に
変更するので、メモリ送受信による画像データを漏れな
く蓄積できるように画像データの蓄積可能なデータ量を
最適値に調整することができる。
【0111】あるいは、留守番電話機能による音声デー
タの蓄積頻度が多い場合もあるので、画像メモリ6に蓄
積可能な音声データの上限値を留守番電話機能による録
音発生頻度に基づいて画像メモリ6に蓄積可能な音声デ
ータのデータ量の上限値を変更してもよい。
【0112】そのために、上述のファクシミリ装置にお
いて、RAM10に音声データの蓄積回数(留守録音の
発生回数)を記憶する手段の機能を、CPU12にRA
M10に記憶された留守録音の発生回数に基づいて上限
値を変更する手段の機能をそれぞれ持たせる。
【0113】このファクシミリ装置では、予めRAM1
0に音声データの蓄積回数と音声データの上限値である
割当量とを対応させた参照テーブルを格納する。また、
CPU12によってRAM10に例えば1ヶ月間の画像
メモリ6に対する音声データの蓄積回数を記録して、参
照テーブルを用いてその1ヶ月間の音声データの蓄積回
数に対応する音声データのメモリ割当量を求める。
【0114】そして、CPU12によって音声データの
メモリ割当量に基づいて画像データのメモリ割当量も求
め、RAM10に格納されている画像メモリ6に蓄積可
能な音声データと画像データとのそれぞれのデータ量の
上限値を各メモリ割当量に書き換えることによって変更
する。
【0115】このようにして、このファクシミリ装置で
は音声データの蓄積回数に応じて画像メモリ6に蓄積可
能な音声データのデータ量の上限値を自動的に変更する
ので、留守録音が頻繁に使用される傾向にあるときに
は、音声データの蓄積可能なデータ量を最適値に調整す
ることができる。
【0116】あるいは、音声データの蓄積データ量に基
づいて画像メモリ6に蓄積可能な音声データのデータ量
の上限値を変更してもよい。そのために、上述のファク
シミリ装置において、RAM10に音声データの蓄積デ
ータ量を記憶する手段の機能を、CPU12にRAM1
0に記憶された音声データの蓄積データ量によるメモリ
使用量に基づいて上限値を変更する手段の機能をそれぞ
れ持たせる。
【0117】このファクシミリ装置では、予めRAM1
0に画像メモリ6に対する音声データのデータ量と画像
メモリ6に蓄積可能な音声データの上限値との参照テー
ブルを格納し、CPU12によってRAM10に例えば
1ヶ月間の画像メモリ6に対する音声データの蓄積デー
タ量を記録して、その蓄積データ量と参照テーブルを用
いて画像メモリ6に蓄積できる音声データのメモリ割当
量を新たに求め、RAM10に格納された画像メモリ6
に蓄積可能な音声データのデータ量の上限値をそのメモ
リ割当量に書き換えることによって変更する。
【0118】表7は、画像メモリ6に対する音声データ
のメモリ使用量と画像メモリ6に蓄積可能な音声データ
の上限値とを対応させた参照テーブルのフォーマットの
一例を示す表である。この参照テーブルは、例えばRA
M10に格納し、音声データのメモリ使用量(B)毎に
設定した上限値(D)を格納する。例えば、音声データ
のメモリ使用量「10KB」に対応する画像メモリ6に
蓄積可能な音声データのデータ量の上限値「15KB」
を格納している。
【0119】図9は、音声データの蓄積データ量に基づ
いて画像メモリ6に蓄積可能な音声データのデータ量の
上限値を変更する処理を示すフローチャートである。こ
の処理は、ステップ(図中「S」で示す)81でRAM
10から音声データの蓄積データ量Aを読み出し、ステ
ップ82へ進んでRAM10の参照テーブルから音声デ
ータのデータ量の先頭データBを読み出し、ステップ8
3へ進んでBがA以上か否かを判断する。
【0120】ステップ83でBがA以上ならステップ8
9へ進んで画像メモリ6に蓄積可能な音声データの割当
量(上限値)をBに変更し、この処理を終了する。その
後、変更された音声データの割当量を用いて画像メモリ
6に蓄積可能な画像データの割当量も求めて変更する。
【0121】ステップ83でBがA以上でないなら、ス
テップ84へ進んで参照テーブルの次のデータCを読み
出し、ステップ86へ進んでCがA以上か否かを判断し
て、CがA以上でないならステップ85へ進んでCをB
に置き換え、ステップ84へ戻って参照テーブルの次の
データCを読み出し、ステップ86へ進む。
【0122】こうして、ステップ84〜86の処理を繰
り返し、CがA以上になったら、ステップ87へ進んで
C−AがA−Bより大きくなるか否かを判断して、大き
くなるならステップ89へ進んで画像メモリ6に蓄積可
能な音声データの割当量(上限値)をBに変更し、この
処理を終了する。その後、変更された音声データの割当
量を用いて画像メモリ6に蓄積可能な画像データの割当
量も求めて変更する。
【0123】一方、ステップ87でC−AがA−Bより
大きくならなければ、ステップ88へ進んで画像メモリ
6に蓄積可能な音声データの割当量(上限値)をCに変
更し、この処理を終了する。その後、変更された音声デ
ータの割当量を用いて画像メモリ6に蓄積可能な画像デ
ータの割当量も求めて変更する。
【0124】このようにして、このファクシミリ装置で
は、音声データの蓄積データ量に基づいて画像メモリ6
に蓄積可能な音声データのデータ量の上限値を自動的に
変更するので、留守番電話機能の留守録音による音声デ
ータの蓄積量が多くなる傾向にあるときには、音声デー
タの蓄積可能なデータ量を最適値に調整することができ
る。
【0125】おな、上述のファクシミリ装置において、
画像メモリ6に蓄積可能な画像データ及び音声データの
データ量の上限値を設定し、その上限値を以後のメモリ
使用量等の使用状況によって変更する際、画像メモリ6
に蓄積可能な画像データ量と音声データ量の比率を変え
るようにしてもよい。
【0126】
【表1】
【0127】
【表2】
【0128】
【表3】
【0129】
【表4】
【0130】
【表5】
【0131】
【表6】
【0132】
【表7】
【0133】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファクシミリ装置によれば、データ蓄積用メモリに画
像データ又は音声データのいずれか一方のデータのみを
蓄積し過ぎることなく、常に両方のデータを蓄積するこ
とができ、メモリ送受信機能と留守番電話機能を両立さ
せて有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のファクシミリ装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置の画像メモリ6に蓄積
可能な画像データと音声データのデータ量の上限値の設
定処理のフローチャートである。
【図3】図1のファクシミリ装置における画像データ及
び音声データの受信時の処理のフローチャートである。
【図4】図1のファクシミリ装置における画像データ及
び音声データの受信時の処理のフローチャートである。
【図5】画像メモリ6に共通使用メモリ量が設定されて
いない場合に蓄積可能な画像データと音声データのデー
タ量の上限値を変更する処理のフローチャートである。
【図6】画像メモリ6に共通使用メモリ量が設定されて
いる場合に蓄積可能な画像データと音声データのデータ
量の上限値を変更する処理のフローチャートである。
【図7】画像データのメモリ送受信によるメモリ使用量
に基づいて蓄積可能な画像データと音声データのデータ
量の上限値を変更する処理のフローチャートである。
【図8】画像データの記録紙の使用量に基づいて蓄積可
能な画像データのデータ量の上限値を変更する処理を示
すフローチャートである。
【図9】音声データの蓄積データ量に基づいて蓄積可能
な音声データのデータ量の上限値を変更する処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1:原稿センサ 2:用紙センサ 3:スキャナ 4:プロッタ 5:操作表示部 6:画像メモリ 7:符号化・復号化部 8:網制御部 9:通信制御部 10:RAM 11:ROM 12:CPU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ蓄積用メモリにメモリ送受信する
    画像データと留守番電話機能によって送受信する音声デ
    ータとを蓄積する手段を備えたファクシミリ装置におい
    て、 前記データ蓄積用メモリに蓄積可能な画像データと音声
    データとのそれぞれのデータ量の上限値を設定する手段
    を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 データ蓄積用メモリにメモリ送受信する
    画像データと留守番電話機能によって送受信する音声デ
    ータとを蓄積する手段を備えたファクシミリ装置におい
    て、 前記データ蓄積用メモリに蓄積可能な画像データと音声
    データとのそれぞれのデータ量の上限値を設定する手段
    と、該データ蓄積用メモリの画像データと音声データの
    いずれをも蓄積可能な共通使用メモリ量を設定する手段
    と、前記データ蓄積用メモリに蓄積すべき画像データ又
    は音声データのデータ量が前記設定された上限値を越え
    るとき、該画像データ又は音声データを前記データ蓄積
    用メモリに前記共通使用メモリ量まで蓄積させる手段と
    を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記データ蓄積用メモリに蓄積した画像データ及び音声
    データのメモリ使用履歴を記憶する手段と、該手段に記
    憶されたメモリ使用履歴に基づいて前記上限値を変更す
    る手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 画像データのメモリ送受信の頻度を記憶する手段と、該
    手段に記憶されたメモリ送受信の頻度に基づいて前記上
    限値を変更する手段とを設けたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記画像データを記録する記録紙の使用量を記憶する手
    段と、該手段に記憶された記録紙の使用量に基づいて前
    記上限値を変更する手段とを設けたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記データ蓄積用メモリへの音声データの蓄積回数又は
    蓄積データ量を記憶する手段と、該手段に記憶された音
    声データの蓄積回数又は蓄積データ量に基づいて前記上
    限値を変更する手段とを設けたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19709973A1 (de) * 1997-03-11 1998-09-24 Siemens Ag Digitaler Anrufbeantworter
JP2017017504A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 キヤノン株式会社 管理装置、制御方法およびプログラム、並びに、システム

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