JPH08149306A - 画像伝送方法 - Google Patents

画像伝送方法

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JPH08149306A
JPH08149306A JP6311357A JP31135794A JPH08149306A JP H08149306 A JPH08149306 A JP H08149306A JP 6311357 A JP6311357 A JP 6311357A JP 31135794 A JP31135794 A JP 31135794A JP H08149306 A JPH08149306 A JP H08149306A
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JP
Japan
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image data
image
valued
data
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6311357A
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English (en)
Inventor
Masatake Oomori
雅岳 大森
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多値画像データを適切に伝送することができ
る画像伝送方法を提供することを目的としている。 【効果】 自端末で二値画像データのみを処理可能な場
合、相手端末から受信した多値画像データの最上位ビッ
トプレーンのみを抽出するので、適切に二値画像データ
として処理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二値画像を処理可能な
データ伝送装置の画像伝送方法、および、多値画像を処
理可能なデータ伝送装置の画像伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置などに用いられ
ている画像記録装置では、16階調程度の低階調なが
ら、多階調の画像記録を実現している。そこで、送信原
稿画像を多値画像データとして入力し、送信する要求が
生じている。
【0003】このような多値画像データとしては、例え
ば、特開平5−300382号公報(「ビットプレーン
符号化方法及び装置」)に開示されているもののよう
に、ビットプレーン毎に二値符号化処理し、1ページ分
の画情報を複数のビットプレーンの画情報として、ビッ
トプレーン毎に送信するようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、ビットプレーン毎に画情報を送信する場合、相手
端末が二値画像のみ、あるいは、二値画像とより低階調
数の多値画像を取り扱えるような場合には、相手端末と
の間で画情報伝送に適用できる共通機能がないので、そ
のような相手端末に対して、画情報伝送を行えないとい
う事態を生じていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、多値画像データを適切に伝送することができ
る画像伝送方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、二値画像を処
理可能なデータ伝送装置の画像伝送方法において、画情
報受信時、相手端末から多値画像データを受信すると、
その最上位ビットプレーンデータのみを抽出して、その
最上位ビットプレーンデータの画像データを二値画像デ
ータとして処理するようにしたものである。
【0007】また、二値画像を処理可能なデータ伝送装
置の画像伝送方法において、画情報受信時、自端末機能
として多値画像データを処理可能な機能を相手端末に通
知する一方、相手端末から多値画像データを受信する
と、その最上位ビットプレーンデータのみを抽出して、
その最上位ビットプレーンデータの画像データを二値画
像データとして処理するようにしたものである。
【0008】また、二値画像を処理可能なデータ伝送装
置の画像伝送方法において、多値画像データを二値画像
データに変換する画像処理手段を備え、画情報受信時、
自端末機能として多値画像データを処理可能な機能を相
手端末に通知する一方、相手端末から多値画像データを
受信すると、上記画像処理手段により、受信した多値画
像データを二値画像データに変換し、その変換後の二値
画像データを処理するようにしたものである。
【0009】また、二値画像を処理可能なデータ伝送装
置の画像伝送方法において、多値画像データを二値画像
データに変換する画像処理手段を備え、画情報受信時、
自端末機能として多値画像データを処理可能で、かつ、
上記画像処理手段の処理単位に相当するデータ量を伝送
単位として受信可能な機能を相手端末に通知する一方、
相手端末から上記伝送単位毎の多値画像データを受信す
ると、上記画像処理手段により、その伝送単位毎に受信
した多値画像データを二値画像データに変換し、その変
換後の二値画像データを処理するようにしたものであ
る。
【0010】また、前記画像処理手段としては、擬似中
間調処理により多値画像データを二値画像データに変換
するものである。
【0011】また、多値画像を処理可能なデータ伝送装
置の画像伝送方法において、多値画像データの階調数を
その画素単位に任意に低減可能な画像処理手段を備え、
相手端末が多値画像データを処理可能で、かつ、その相
手端末が処理可能な多値画像データの階調数が、自端末
で形成する多値画像データの階調数よりも小さい低階調
数多値画像データである場合、上記画像処理手段によ
り、送信対象である多値画像データをその低階調数多値
画像データに変換し、その変換後の低階調数多値画像デ
ータを相手端末に伝送するようにしたものである。ま
た、前記画像処理手段としては、ガンマ補正値変換処理
により、変換後の階調数に最適なレベルに、前記多値画
像データのレベルを変換した後に、画素単位に前記低階
調数多値画像データを形成するものを用いることができ
る。
【0012】また、多値画像を処理可能なデータ伝送装
置の画像伝送方法において、所定の画素領域単位に、多
値画像データの階調数を任意に低減可能な画像処理手段
を備え、相手端末が多値画像データを処理可能で、か
つ、その相手端末が処理可能な多値画像データの階調数
が、自端末で形成する多値画像データの階調数よりも小
さい低階調数多値画像データである場合、上記画像処理
手段により、送信対象である多値画像データをその低階
調数多値画像データに変換し、その変換後の低階調数多
値画像データを相手端末に伝送するようにしたものであ
る。また、前記画像処理手段は、擬似中間調処理により
階調数を変換するものを用いることができる。
【0013】また、多値画像を処理可能なデータ伝送装
置の画像伝送方法において、相手端末が多値画像データ
を処理可能で、かつ、その相手端末が処理可能な多値画
像データの階調数が、自端末で形成する多値画像データ
の階調数よりも小さい低階調数多値画像データである場
合、多値画像データをガンマ補正値変換処理により変換
後の階調数に最適なレベルに変換した後に、擬似中間調
処理により階調数を変換することにより、送信対象であ
る多値画像データをその低階調数多値画像データに変換
し、その変換後の低階調数多値画像データを相手端末に
伝送するようにしたものである。
【0014】
【作用】したがって、自端末で二値画像データのみを処
理可能な場合、相手端末から受信した多値画像データの
最上位ビットプレーンのみを抽出するので、適切に二値
画像データとして処理することができる。
【0015】また、自端末が二値画像データのみを処理
可能な場合、相手端末に対してはダミーの機能を通知し
ておいて全ビットプレーンの多値画像データを受信し、
その受信した多値画像データを擬似中間調処理して二値
画像データを形成し、その形成した二値画像データを処
理できるようにしているので、適切に多値画像データを
受信することができる。また、その擬似中間調処理に必
要なデータ単位毎に画情報を画像データを受信できるよ
うにするので、画像データを一時保存しておくデータバ
ッファなどのデータ容量を大幅に削減することができ
る。
【0016】また、自端末が処理可能な多値画像データ
よりも小さい階調数の低階調数多値画像データを相手端
末が処理可能な場合、伝送する多値画像データを、その
低階調数多値画像データに変換し、その変換して形成し
た低階調数多値画像データを相手端末に送信するので、
確実に画像伝送動作を行うことができる。
【0017】また、階調数を変換するとき、変換後の階
調数で画像の濃淡が適切に表現されるように、ガンマ補
正値を変換するので、相手端末では、画質の良好な(低
階調数)多値画像データを得ることができる。
【0018】また、階調数を変換するとき、擬似中間調
処理を適用することで、より画質の良好な画像を相手端
末に送信することができる。また、ガンマ補正値変換処
理と擬似中間調処理を組み合わせることで、送信画像の
画質をさらに良好にすることができる。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0021】同図において、制御部1は、このファクシ
ミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送
制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、制御部1のワークエリアを構成するも
のであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファ
クシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのもの
である。
【0022】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
画素に分解し、おのおのの画素について所定ビット数
(例えば、8ビット)の多値画像データを出力するもの
であり、プロッタ5は、所定の解像度で二値画像を記録
出力するためのものであり、操作表示部6は、このファ
クシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キ
ー、および、各種の表示器からなる。
【0023】画像処理部7は、多値画像データを二値画
像データに変換する処理(擬似中間調処理、または、誤
差拡散処理など)、1画素当り8ビットの多値画像デー
タを、1画素当たりのビット数がより少ない多値画像デ
ータに変換する処理(擬似中間調処理(多値ディザ処理
など)、または、誤差拡散処理など)、画像の濃淡を調
整するためのガンマ補正値を変換する処理、あるいは、
解像度変換のためなどの変倍処理などの各種の周知な画
像処理を実行するものである。
【0024】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0025】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.33モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0026】網制御装置11は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0027】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表
示部6、画像処理部7、符号化復号化部8、画像蓄積装
置9、グループ3ファクシミリモデム10、および、網
制御装置11、内部バス12に接続されており、これら
の各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部
バス12を介して行われている。
【0028】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0029】また、スキャナ4から出力される多値画像
データは、図2に示すように、多値画像データの第1ビ
ット〜第8ビットの各ビット位置のデータを各画素毎に
抽出し、その抽出した1ビットのデータをその画素に対
応した位置に配置したデータの集まりからなるビットプ
レーンBP1〜BP8を処理単位として取り扱われる。
【0030】図3は、図1のグループ3ファクシミリ装
置が着信検出したときの画情報受信処理の要部を示して
いる。
【0031】着信検出すると、まず、着信応答し(処理
101)、自端末が非音声端末であることを通知するた
めの被呼局識別信号CEDを送出し(処理102)、自
端末の非標準的な機能を通知するための非標準装置識別
信号NSF、および、自端末の標準的な機能を通知する
ためのデジタル識別信号DISを送出する(処理10
3)。このとき、非標準装置識別信号NSFには、多値
画像データを受信可能であることを通知するダミー機能
を含める。
【0032】次いで、相手端末(送信端末;発端末)か
ら送出される命令信号を受信して(処理104)、その
命令信号にセットされている装置機能を装置各部に設定
するとともに、指定されたモデム速度で相手端末との間
で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理10
5)、画情報受信の準備を整える。
【0033】このとき、多値画像データが送信画像デー
タとして指定されたかどうかを調べる(判断106)。
二値画像データが送信画像データとして指定された場合
で、判断106の結果がNOになるときには、通常の二
値画像データの受信処理に移行する。
【0034】判断106の結果がYESになるときに
は、1ビットプレーン分の画情報を受信して(処理10
7)、その受信した画情報が最上位ビットのビットプレ
ーンのものであるかどうかを調べ(判断108)、判断
108の結果がYESになるときには、その受信した1
ビットプレーン分の画情報を符号化復号化部8で元の画
像データに復号化し(処理109)、それによって得た
画像データをプロッタ5で記録出力する(処理11
0)。
【0035】そして、1ページ分の全てのビットプレー
ンの画情報の受信を終了したかどうかを調べ(判断11
1)、判断111の結果がNOになるときには、処理1
07に戻り、次のビットプレーンの画情報の受信動作を
行う。また、判断108の結果がNOになるときには、
処理109,110を実行せずに即判断111に移行
し、それにより、最上位ビットプレーンの画情報以外の
画情報の記録動作を行わない。
【0036】判断111の結果がYESになると、相手
端末からの命令信号(メッセージ後信号)を受信し(処
理112)、そのときの1ページ分の画情報の受信結果
をあらわす応答信号を送出し(処理113)、受信した
命令信号の内容から、全てのページの受信が終了したか
どうかを調べる(判断114)。判断114の結果がN
Oになるときには、処理107に移行し、次のページの
受信動作を行う。
【0037】判断114の結果がYESになるときに
は、相手端末から送出される切断命令信号DCNを受信
し(処理115)、回線を復旧して(処理116)、こ
の受信動作を終了する。
【0038】このようにして、本実施例では、相手端末
から多値画像データ(多値画情報)を送信することが通
知されると、その多値画情報をビットプレーン単位に受
信し、最上位ビットプレーンの多値画情報を元の画像デ
ータに復号化し、その画像データの画像を記録出力する
ので、多値画像データを適切に受信できるとともに、記
録出力することができる。
【0039】ところで、上述した実施例では、最上位ビ
ットプレーンの画像データを抽出して記録出力している
が、このような記録画像は、元の多値画像を、その階調
度の中間値を閾値として適用して二値化したような画像
が記録出力されるので、記録画像の画質があまり良好で
ない。
【0040】この記録画像の画質を良好にするために
は、多値画像データの全てのビットプレーンデータを受
信し、その多値画像データの全体について、周知の擬似
中間調処理、あるいは、誤差拡散処理を適用して中間調
二値化処理し、それによって得た二値画像を記録出力す
るとよい。
【0041】ただし、この場合、1ページ分の多値画像
データの全てのビットプレーンデータを受信完了した後
に、中間調二値化処理を行うと、受信データを一時保存
するための受信バッファに必要なデータ容量が膨大なも
のとなるので、中間調二値化処理の処理単位毎に多値画
像データを受信し、その受信した多値画像データの中間
調二値化処理を終了して、画像記録動作を行った後に、
次の多値画像データを受信するようにすると、受信バッ
ファに必要なデータ容量を制限することができる。
【0042】例えば、中間調二値化処理がkライン分の
データを必要とする場合には、図4(a),(b)に示
すように、ビットプレーンBP1〜BP8のkライン分
のデータを伝送単位として取り扱う。この場合、送信端
末は、1ページ分の多値画情報を伝送単位毎に区切り、
相手端末に送信する。
【0043】この場合の受信側の処理例を図5に示す。
【0044】着信検出すると、まず、着信応答し(処理
201)、自端末が非音声端末であることを通知するた
めの被呼局識別信号CEDを送出し(処理202)、自
端末の非標準的な機能を通知するための非標準装置識別
信号NSF、および、自端末の標準的な機能を通知する
ためのデジタル識別信号DISを送出する(処理20
3)。このとき、非標準装置識別信号NSFには、多値
画像データを受信可能であることを通知するダミー機能
を含める。
【0045】次いで、相手端末(送信端末;発端末)か
ら送出される命令信号を受信して(処理204)、その
命令信号にセットされている装置機能を装置各部に設定
するとともに、指定されたモデム速度で相手端末との間
で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理20
5)、画情報受信の準備を整える。
【0046】このとき、多値画像データが送信画像デー
タとして指定されたかどうかを調べる(判断206)。
二値画像データが送信画像データとして指定された場合
で、判断206の結果がNOになるときには、通常の二
値画像データの受信処理に移行する。
【0047】判断206の結果がYESになるときに
は、1伝送単位分の画情報を受信して(処理207)、
その受信した画情報の全てのビットプレーンについて符
号化復号化部8で復号化し(処理208)、kライン分
の多値画像データを形成し、そのkライン分の多値画像
データについて、画像処理部7により中間調二値化処理
を適用して記録画像データを形成し(処理209)、そ
の記録画像データの画像をプロッタ5で記録出力する
(処理210)。
【0048】そして、1ページ分の多値画情報の受信を
終了したかどうかを調べ(判断211)、判断211の
結果がNOになるときには、処理207に戻り、次の伝
送単位の多値画情報の受信動作を行う。
【0049】判断211の結果がYESになると、相手
端末からの命令信号(メッセージ後信号)を受信し(処
理212)、そのときの1ページ分の画情報の受信結果
をあらわす応答信号を送出し(処理213)、受信した
命令信号の内容から、全てのページの受信が終了したか
どうかを調べる(判断214)。判断214の結果がN
Oになるときには、処理207に移行し、次のページの
受信動作を行う。
【0050】判断214の結果がYESになるときに
は、相手端末から送出される切断命令信号DCNを受信
し(処理215)、回線を復旧して(処理216)、こ
の受信動作を終了する。
【0051】ところで、上述した各実施例では、受信側
で、受信した多値画情報を記録可能な画像データに変換
しているが、送信側で、受信側の記録機能に応じて、多
値画情報の階調数を変換するようにすれば、送信側で形
成した多値画情報を相手端末に送信することができるよ
うになる。
【0052】その場合の送信側の処理例を図6に示す。
なお、この処理では、例えば、送信側が1画素あたり8
ビットの階調数(256階調)で多値画像データを形成
し、受信側がより少ない階調数、例えば、1画素あたり
4ビットの階調数(16階調)で多値画像を記録可能な
場合に適用するものである。
【0053】まず、指定された宛先を発呼し(処理30
1)、被呼局識別信号CED、非標準機能識別信号NS
F、および、デジタル識別信号DISをそれぞれ受信す
る(処理302)。そして、非標準機能識別信号NSF
およびデジタル識別信号DISの内容を調べて、相手端
末が多値画像データ(多値画情報)を受信できるかどう
かを調べる(判断303)。相手端末が二値画像データ
のみを記録できる場合で、判断303の結果がNOにな
るときには、多値画情報を二値画情報に変換して送信す
る通常の二値画像送信処理に移行する。
【0054】判断303の結果がYESになるときに
は、相手端末が記録可能な多値画像データの階調数が、
自端末で形成する多値画像データの階調数よりも小さい
かどうかを調べる(判断304)。相手端末が記録可能
な多値画像データの階調数が、自端末で形成する多値画
像データの階調数以上の場合で、判断304の結果がN
Oになるときには、自端末で形成した多値画情報をその
まま送信する通常の多値画像送信処理に移行する。
【0055】判断304の結果がYESになるときに
は、そのときの画情報送信で使用する伝送機能を設定す
る(処理305)。この伝送機能の設定内容は、相手端
末との間で設定できる共通のモデム速度、画像(用紙)
サイズ、相手端末で受信可能な多値画像データの階調数
(または、1画素あたりのビットプレーン数)、およ
び、符号化方式などを含む。
【0056】そして、設定した伝送機能を通知するため
の非標準機能設定信号NSSを送出し(処理306)、
そのときに設定したモデム速度で、相手端末との間で所
定のモデムトレーニング手順を実行して、使用するモデ
ム速度を決定する(処理307)。
【0057】このようにして、画情報伝送の準備が完了
すると、スキャナ4にセットされている送信原稿画像を
読み取り(処理308)、それによって得られた多値画
像データを、相手端末の階調数に変換する画像変換処理
(処理309)を実行し、その変換後の階調数の多値画
像データ(低階調数多値画像データ)を、符号化復号化
部8でビットプレーン毎に符号化し(処理310)、そ
れによって得られた多値画情報を相手端末に送信し(処
理311)、この処理308〜311を、1ページ分の
送信原稿画像について繰り返し行う(判断312のNO
ループ)。
【0058】1ページ分の送信原稿画像の多値画情報の
送信を終了して、判断312の結果がYESになると、
スキャナ4に次のページの送信原稿がセットされている
かどうかを調べ(判断313)、判断313の結果がY
ESになるときには、メッセージ後信号としてマルチペ
ージ信号MPSを送出し(処理314)、相手端末から
の応答信号を受信すると(処理315)、処理308に
戻り、次のページの送信原稿画像の送信動作を行う。
【0059】また、判断313の結果がNOになるとき
には、メッセージ後信号として手順終了信号EOPを送
出し(処理316)、相手端末からの応答信号を受信す
ると(処理317)、切断命令信号DCNを送出し(処
理318)、回線を復旧して(処理319)、この送信
動作を終了する。
【0060】ここで、処理309の画像変換処理では、
元の多値画像データ(ここでは、1画素当たり8ビッ
ト)を低階調数多値画像データ(ここでは、1画素当た
り4ビット)に変換するとき、元の多値画像データに対
し、ガンマ補正演算処理を適用して、画像の濃淡の傾向
を調整する。
【0061】例えば、図8(a)に示したように、入力
値と出力値の関係がリニアなガンマ補正関数を用いて画
像を変換した状態で、元の多値画像データを低階調数多
値画像データに変換すると、このときに得られた低階調
数多値画像データを記録出力すると、例えば、図9
(a)に示すように、濃淡の平坦なめりはりのない画像
が得られる。
【0062】それに対し、図8(b)に示したように、
入力値と出力値の関係が非線形のガンマ補正関数を用い
て画像を変換した状態で、元の多値画像データを低階調
数多値画像データに変換すると、このときに得られた低
階調数多値画像データを記録出力すると、図9(b)に
示したように、人物の肌の部分の階調性の再現性が良好
な画像が得られる。
【0063】したがって、例えば、図8(b)に示した
ように、入力値と出力値の関係が非線形のガンマ補正関
数を用いて元の多値画像データを変換した後に、変換後
の多値画像データを低階調数画像データに変換すること
で、受信側で良好な画質の記録画像を得ることができ
る。また、このときに適用するガンマ補正関数は、最適
なものを実験的に求めて、あらかじめ決定しておくこと
が好ましい。
【0064】また、多値画像データを低階調数多値画像
データに変換するとき、ビット単位に処理すると、元の
階調性を再現することが困難となり、再生画像の画質が
劣化することが考えられる。
【0065】このような事態を解消するためには、周知
の誤差拡散処理を適用して、変換前多値画像データと、
変換後の低階調数多値画像データの各画素間の濃度誤差
を、周囲画素に分散させるとよい。
【0066】あるいは、多値ディザ処理等の擬似中間調
処理を適用して、所定の小領域内での平均濃度をより細
かいステップで変化させることができるようにして、画
像記録手段(プロッタ5)が再現可能な階調数よりも多
くの階調数で画像を表現できるようにすることもでき
る。
【0067】ここで、多値ディザ処理とは、例えば、図
10(a)〜(i)に示すように、1画素を3階調で読
み取り、かつ、2×2の小領域を単位に濃度表現するよ
うにしたものであり、これにより、この場合には、1画
素を3階調であらわす場合に8階調を表現することがで
きる。
【0068】また、上述したガンマ補正演算処理を適用
した後に、誤差拡散処理または擬似中間調処理を適用す
ると、相手端末で記録出力される画像の画質をより向上
することができる。
【0069】なお、上述した実施例では、本発明をグル
ープ3ファクシミリ装置に適用した場合について説明し
たが、本発明は、それ以外の画像伝送装置についても、
同様にして適用することができる。また、元の多値画像
データのビット数と、変換後の低階調数多値画像データ
のビット数の関係は、上述したものに限ることはない。
【0070】また、上述した実施例では、ビットプレー
ン毎に符号化データを送信する場合について説明した
が、この符号化データの構成は、これに限ることはな
い。1画素分のデータをビット順序にならべるようなデ
ータ構成の場合でも、本発明を適用することができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自端末で二値画像データのみを処理可能な場合、相手端
末から受信した多値画像データの最上位ビットプレーン
のみを抽出するので、適切に二値画像データとして処理
することができるという効果を得る。
【0072】また、自端末が二値画像データのみを処理
可能な場合、相手端末に対してはダミーの機能を通知し
ておいて全ビットプレーンの多値画像データを受信し、
その受信した多値画像データを擬似中間調処理して二値
画像データを形成し、その形成した二値画像データを処
理できるようにしているので、適切に多値画像データを
受信することができるという効果も得る。また、その擬
似中間調処理に必要なデータ単位毎に画情報を画像デー
タを受信できるようにするので、画像データを一時保存
しておくデータバッファなどのデータ容量を大幅に削減
することができるという効果も得る。
【0073】また、自端末が処理可能な多値画像データ
よりも小さい階調数の低階調数多値画像データを相手端
末が処理可能な場合、伝送する多値画像データを、その
低階調数多値画像データに変換し、その変換して形成し
た低階調数多値画像データを相手端末に送信するので、
確実に画像伝送動作を行うことができるという効果を得
る。
【0074】また、階調数を変換するとき、変換後の階
調数で画像の濃淡が適切に表現されるように、ガンマ補
正値を変換するので、相手端末では、画質の良好な(低
階調数)多値画像データを得ることができるという効果
を得る。
【0075】また、階調数を変換するとき、擬似中間調
処理を適用することで、より画質の良好な画像を相手端
末に送信することができるという効果を得る。また、ガ
ンマ補正値変換処理と擬似中間調処理を組み合わせるこ
とで、送信画像の画質をさらに良好にすることができる
という効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置を示すブロック図。
【図2】多値画像データのビットプレーン構成の一例を
示す概略図。
【図3】図1の装置の着信検出時の処理の一例を示した
フローチャート。
【図4】画情報の伝送単位について説明するための概略
図。
【図5】図1の装置の着信検出時の処理の他の例を示し
たフローチャート。
【図6】図1の装置の送信時の処理例の一部を示したフ
ローチャート。
【図7】図1の装置の送信時の処理例の他の部分を示し
たフローチャート。
【図8】ガンマ補正関数の一例を示したグラフ図。
【図9】ガンマ補正による画質の改善を説明するための
概略図。
【図10】多値ディザ処理の概略を説明するための概略
図。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二値画像を処理可能なデータ伝送装置の
    画像伝送方法において、 画情報受信時、相手端末から多値画像データを受信する
    と、その最上位ビットプレーンデータのみを抽出して、
    その最上位ビットプレーンデータの画像データを二値画
    像データとして処理することを特徴とする画像伝送方
    法。
  2. 【請求項2】 二値画像を処理可能なデータ伝送装置の
    画像伝送方法において、 画情報受信時、自端末機能として多値画像データを処理
    可能な機能を相手端末に通知する一方、相手端末から多
    値画像データを受信すると、その最上位ビットプレーン
    データのみを抽出して、その最上位ビットプレーンデー
    タの画像データを二値画像データとして処理することを
    特徴とする画像伝送方法。
  3. 【請求項3】 二値画像を処理可能なデータ伝送装置の
    画像伝送方法において、 多値画像データを二値画像データに変換する画像処理手
    段を備え、 画情報受信時、自端末機能として多値画像データを処理
    可能な機能を相手端末に通知する一方、相手端末から多
    値画像データを受信すると、上記画像処理手段により、
    受信した多値画像データを二値画像データに変換し、そ
    の変換後の二値画像データを処理することを特徴とする
    画像伝送方法。
  4. 【請求項4】 二値画像を処理可能なデータ伝送装置の
    画像伝送方法において、 多値画像データを二値画像データに変換する画像処理手
    段を備え、 画情報受信時、自端末機能として多値画像データを処理
    可能で、かつ、上記画像処理手段の処理単位に相当する
    データ量を伝送単位として受信可能な機能を相手端末に
    通知する一方、相手端末から上記伝送単位毎の多値画像
    データを受信すると、上記画像処理手段により、その伝
    送単位毎に受信した多値画像データを二値画像データに
    変換し、その変換後の二値画像データを処理することを
    特徴とする画像伝送方法。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段は、擬似中間調処理に
    より多値画像データを二値画像データに変換することを
    特徴とする請求項3または請求項4記載の画像伝送方
    法。
  6. 【請求項6】 多値画像を処理可能なデータ伝送装置の
    画像伝送方法において、 多値画像データの階調数をその画素単位に任意に低減可
    能な画像処理手段を備え、 相手端末が多値画像データを処理可能で、かつ、その相
    手端末が処理可能な多値画像データの階調数が、自端末
    で形成する多値画像データの階調数よりも小さい低階調
    数多値画像データである場合、上記画像処理手段によ
    り、送信対象である多値画像データをその低階調数多値
    画像データに変換し、その変換後の低階調数多値画像デ
    ータを相手端末に伝送することを特徴とする画像伝送方
    法。
  7. 【請求項7】 前記画像処理手段は、ガンマ補正値変換
    処理により変換後の階調数に最適なレベルに、前記多値
    画像データのレベルを変換した後に、画素単位に前記低
    階調数多値画像データを形成するものであることを特徴
    とする請求項6記載の画像伝送方法。
  8. 【請求項8】 多値画像を処理可能なデータ伝送装置の
    画像伝送方法において、 所定の画素領域単位に、多値画像データの階調数を任意
    に低減可能な画像処理手段を備え、 相手端末が多値画像データを処理可能で、かつ、その相
    手端末が処理可能な多値画像データの階調数が、自端末
    で形成する多値画像データの階調数よりも小さい低階調
    数多値画像データである場合、上記画像処理手段によ
    り、送信対象である多値画像データをその低階調数多値
    画像データに変換し、その変換後の低階調数多値画像デ
    ータを相手端末に伝送することを特徴とする画像伝送方
    法。
  9. 【請求項9】 前記画像処理手段は、擬似中間調処理に
    より階調数を変換するものであることを特徴とする請求
    項8記載の画像伝送方法。
  10. 【請求項10】 多値画像を処理可能なデータ伝送装置
    の画像伝送方法において、 相手端末が多値画像データを処理可能で、かつ、その相
    手端末が処理可能な多値画像データの階調数が、自端末
    で形成する多値画像データの階調数よりも小さい低階調
    数多値画像データである場合、多値画像データをガンマ
    補正値変換処理により変換後の階調数に最適なレベルに
    変換した後に、擬似中間調処理により階調数を変換する
    ことにより、送信対象である多値画像データをその低階
    調数多値画像データに変換し、その変換後の低階調数多
    値画像データを相手端末に伝送することを特徴とする画
    像伝送方法。
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