JPH08149343A - 雑音低減装置 - Google Patents

雑音低減装置

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JPH08149343A
JPH08149343A JP7045620A JP4562095A JPH08149343A JP H08149343 A JPH08149343 A JP H08149343A JP 7045620 A JP7045620 A JP 7045620A JP 4562095 A JP4562095 A JP 4562095A JP H08149343 A JPH08149343 A JP H08149343A
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雅則 浜田
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雅俊 中野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は映像信号に含まれるノイズ成分を本
来の映像信号を損なうことなく良好に除去する雑音低減
装置に関するもので、信号レベルの低い領域の動きによ
るボケや信号レベルの低い領域の高域成分のボケを抑え
S/Nを改善する雑音低減装置を提供することを目的と
する。 【構成】 S/N改善量制御信号生成回路5は、輝度レ
ベルが低く色飽和度が低い画素についてはノイズリデュ
ース回路11の非線形リミッタ7を制御しS/N改善量を
抑える信号を出力する。 【効果】 レベルが低く信号とノイズの区別がつきにく
い領域ではS/N改善量を小さくしノイズリデューサに
よるボケを抑え、輝度信号レベルが大きく色飽和度の高
い領域には適度なS/N改善を行うことができる。すな
わち低レベルの信号のボケを抑えつつ明るい領域におい
ては十分なS/N改善効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号に含まれるノイ
ズ成分を本来の映像信号を損なうことなく良好に除去す
る雑音低減装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】雑音低減装置としては、映像信号は時間
方向に自己相関性が高いのに対し雑音(ノイズ)成分に
は自己相関性がほとんどないことを利用した、巡回型,
非巡回型のノイズリデューサ、或いは高域微小成分をク
リップしS/Nを改善するコアリング回路を用いたノイ
ズリデューサ等がある。
【0003】代表的な非巡回型,巡回型のS/N改善装
置としては、例えば「吹抜,画像のディジタル信号処
理,日刊工業新聞社,p115−118」に示されている。図
36はこの従来の1フレーム巡回型の雑音低減装置のブロ
ック図を示すものであり、500は映像信号を入力する入
力端子、501は加算器、502は雑音の低減された映像信号
を出力する出力端子、503は非線形リミッタ、504は入力
される映像信号を1画面分遅延させるフレームメモリ、5
05は入力信号とフレームメモリ504の出力の差を求める
減算器である。図36における非線形リミッタ503の特性
の1例を図37に示す。
【0004】以上のように構成された従来の巡回型の雑
音低減装置においては、まず入力端子500に入力された
映像信号とフレームメモリ504から出力される1フレーム
前の映像信号との差が減算器505により求められる。入
力信号が完全な静止画像であれば減算器505の出力は時
間的に相関を持たないノイズであり、この信号に1以下
の適当なゲインをかけてもとの入力信号と加算器501で
加算することによりノイズが低減した映像信号を出力端
子502より得ることができる。
【0005】一方、入力信号が動画像の場合は減算器50
5の出力はノイズ以外に動きの成分も含まれており、そ
のまま加算器501で入力信号と加算すると動きボケが生
じてしまう。そこで非線形リミッタ503により、図37に
示した特性のように、減算器505の出力が±2aの範囲で
のみ入力に基づいた信号を出力し、±2aを越える場合
は出力を0とする。このようにして得られた非線形リミ
ッタ503の出力と入力端子500に入力される信号を加算器
501で加算することにより、映像の動きに適応したノイ
ズリデュースを施した信号を出力端子502より得る。同
時に加算器501の出力はフレームメモリ504に入力され1
フレーム分遅延され次のフレームの入力信号との差が減
算器505で求められ、前記の処理が繰り返し行われるこ
とにより入力映像信号のS/Nが改善される。
【0006】すなわち1フレーム間の差分信号が小さい
場合はノイズとみなしノイズリデュースを施し、大きい
場合は動きとみなしノイズリデュースを施さないことに
より動き部分の多線ボケを防いでいる。図37においてa
の値を大きくするほどノイズリデュースのかかる範囲が
増えるためS/N改善量は大きくなるが動きボケも多く
なる。
【0007】図38は従来のコアリング回路を用いた雑音
低減装置のブロック図を示したものである。図38に示し
たコアリング回路を用いた雑音低減装置は時間方向の処
理を伴わない同一フィールド内でのノイズリデューサの
1例である。
【0008】図38において、510は映像信号を入力する
入力端子、511は加算器、512は雑音の低減された映像信
号を出力する出力端子、513はローパスフィルタ、514は
減算器、515は非線形リミッタである。図38における非
線形リミッタ515の特性の1例を図37に示す。
【0009】以上のように構成された従来のコアリング
回路を用いた雑音低減装置においては、まず入力端子51
0に入力された映像信号はローパスフィルタ513により低
域成分が抽出される。ローパスフィルタ513の出力と入
力端子510より入力される映像信号との差が減算器514に
より求められる。減算器514の出力は入力される映像信
号の高域成分と高域のノイズ成分である。つぎに非線形
リミッタ515により、図37に示した特性のように、減算
器514の出力が±2aの範囲でのみ入力に基づいた信号を
出力し、±2aを越える場合は出力を0とする。このよう
にして得られた非線形リミッタ515の出力と入力端子510
に入力される信号を加算器511で加算することにより、
ノイズリデュースを施した信号を出力端子512より得
る。
【0010】すなわち減算器514の出力が小さい場合は
ノイズとみなしノイズリデュースを施し、大きい場合は
本来の信号成分であるとみなしノイズリデュースを施さ
ないことにより本来の映像信号の高域成分のボケを防い
でいる。図37においてaの値を大きくするほどノイズリ
デュースのかかる範囲が増えるためS/N改善量は大き
くなるが本来の映像信号の高域成分のボケも多くなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな時間方向の相関を利用した雑音低減装置の構成で
は、動き信号かノイズかの判断をフレーム間の差分信号
のレベルにより求めているため振幅の小さい動きが含ま
れる映像信号においては動きがノイズと判断され、微小
な動きの映像のボケが生じてしまう。また前記のような
コアリング回路を用いた雑音低減装置の構成では、高域
成分かノイズかの判断を高域成分のレベルにより求めて
いるため振幅の小さい高域成分を含む映像信号において
は高域成分がノイズと判断され、本来の映像信号の微小
成分のボケが生じてしまう。
【0012】また映像信号の低レベル信号を抑圧するよ
うな非線形演算手段が施される映像システムにおいて
は、レベルの高い領域に比べ、レベルの低い領域での信
号とノイズの分離が困難となる。特に風景等の自然画に
おいては輝度のレベルが低く色が薄い領域には細かい信
号成分が含まれていることが多く、いかにしてボケを最
小限にしてS/N改善を行うことが課題であった。
【0013】すなわち従来の雑音低減装置の構成では、
信号レベルの低い領域においての信号とノイズの分別の
判断が不十分であったため映像信号のボケが生じてい
た。これらのボケを抑えるためには図37に示した非線形
リミッタの特性においてaの値を小さくしてS/N改善
量を下げなければならず、画面の静止画領域や平坦な部
分でのS/N改善効果が少なくなるという課題を有して
いた。
【0014】本発明はかかる点に鑑み、信号レベルの低
い領域の動きによるボケや信号レベルの低い領域の高域
成分のボケを抑えS/Nを改善する雑音低減装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するため
に、第1の発明は、映像信号を入力し、入力された映像
信号に対してS/N改善量が可変できるノイズリデュー
ス手段と、前記映像信号を入力し入力された輝度信号レ
ベルと色差信号の絶対値レベルのうち少なくともどちら
か一方に応じた信号を画素毎に出力するS/N改善量制
御信号生成手段とを具備し、前記S/N改善量制御信号
生成手段の出力は輝度信号レベル,色差信号の絶対値レ
ベルが低い場合に前記ノイズリデュース手段のS/N改
善量を小さくする制御信号を出力することを特徴とする
雑音低減装置である。
【0016】第2の発明は、映像信号を入力し、入力さ
れた映像信号に対してS/N改善量が可変できるノイズ
リデュース手段と、前記映像信号を入力とし前記映像信
号の高域の成分を抽出する高域成分抽出手段と、前記映
像信号を入力し入力された輝度信号レベルと色差信号の
絶対値レベルのうち少なくともどちらか一方に応じた信
号を画素毎に出力するS/N改善量制御信号生成手段と
を具備し、前記高域成分抽出手段の出力により前記S/
N改善量制御信号生成手段の出力を制御するとともに、
このS/N改善量制御信号生成手段の出力は輝度信号レ
ベル,色差信号の絶対値レベルが低い場合に前記ノイズ
リデュース手段のS/N改善量を小さくする制御信号を
出力することを特徴とする雑音低減装置である。
【0017】第3の発明は、映像信号と、前記映像信号
に伴う動き情報信号を入力とし、入力された映像信号に
対してS/N改善量が可変できるノイズリデュース手段
と、前記動き情報信号を入力とし動き情報信号をデコー
ドする動き情報信号デコード手段とを具備し、前記動き
情報デコード手段の出力が動きベクトルを示す場合前記
ノイズリデュース手段のS/N改善量が小さくなるよう
に制御することを特徴とする雑音低減装置である。
【0018】第4の発明は、映像信号と、前記映像信号
に伴う動き情報信号を入力とし、入力された映像信号に
対してS/N改善量が可変できるノイズリデュース手段
と、前記映像信号を入力し入力された輝度信号レベルと
色差信号の絶対値レベルのうち少なくともどちらか一方
に応じた信号を画素毎に出力するS/N改善量制御信号
生成手段前と、前記動き情報信号を入力とし動き情報信
号をデコードする動き情報信号デコード手段とを具備
し、前記動き情報デコード手段の出力が完全静止,準静
止の場合には前記S/N改善量制御信号生成手段の出力
は前記ノイズリデュース手段のS/N改善量が大きくな
るように制御し、前記S/N改善量制御信号生成手段の
出力は輝度信号レベル,色差信号の絶対値レベルが低い
場合に前記ノイズリデュース手段のS/N改善量を小さ
くする制御信号を出力することを特徴とする雑音低減装
置である。
【0019】第5の発明は、映像信号を入力し、入力さ
れた映像信号に対してS/N改善量が可変できるノイズ
リデュース手段と、前記映像信号を入力し入力された輝
度信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少なくと
もどちらか一方に応じた信号を画素毎に出力するS/N
改善量制御信号生成手段前と、前記映像信号の輝度信号
を入力し所定値より低いレベルのものを出力する低レベ
ル信号検出手段と、前記映像信号を入力とし前記映像信
号の高域成分を検出する高域成分検出手段と、前記低レ
ベル信号検出手段と前記高域成分検出手段の出力を入力
とし入力信号が低レベルでかつ高域成分が検出された場
合のみ信号を出力する論理手段と、前記論理手段の出力
を入力とし所定の映像区間において前記論理手段の出力
の個数を数えるカウンタと、前記カウンタの出力を入力
とし所定値と比較して大小関係を出力するしきい値手段
とを具備し、前記S/N改善量制御信号生成手段の出力
は輝度信号レベル,色差信号の絶対値レベルが低い場合
に前記ノイズリデュース手段のS/N改善量を小さくす
る制御信号を出力し、前記しきい値手段の出力により前
記S/N改善量制御信号生成手段の出力はS/N改善量
が大きくなるように制御することを特徴とする雑音低減
装置である。
【0020】第6の発明は、映像信号を入力し、入力さ
れた映像信号に対してS/N改善量が可変できるノイズ
リデュース手段と、前記映像信号を入力し入力された輝
度信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少なくと
もどちらか一方に応じた信号を画素毎に出力するS/N
改善量制御信号生成手段前と、前記映像信号の輝度信号
を入力し所定値より低いレベルのものを出力する低レベ
ル信号検出手段と、前記低レベル信号検出手段の出力を
入力とし所定の映像区間において低レベルと判定された
画素の個数を数える第1のカウンタと、前記映像信号を
入力とし前記映像信号の高域成分を検出する高域成分検
出手段と、前記低レベル信号検出手段と前記高域成分検
出手段の出力を入力とし入力信号が低レベルでかつ高域
成分が検出された場合のみ信号を出力する論理手段と、
前記論理手段の出力を入力とし所定の映像区間において
前記論理手段の出力の個数を数える第2のカウンタと、
前記第1のカウンタの出力と前記第2のカウンタの出力を
入力とし両者の比率を求める割り算手段と、前記割り算
手段の出力を入力とし所定値と比較して大小関係を出力
するしきい値手段とを具備し、前記S/N改善量制御信
号生成手段の出力は輝度信号レベル,色差信号の絶対値
レベルが低い場合に前記ノイズリデュース手段のS/N
改善量を小さくする制御信号を出力し、前記しきい値手
段の出力により前記S/N改善量制御信号生成手段の出
力はS/N改善量が大きくなるように制御することを特
徴とする雑音低減装置である。
【0021】第7の発明は、映像信号を入力し、入力さ
れた映像信号に対してS/N改善量が可変できるノイズ
リデュース手段と、前記映像信号を入力し入力された輝
度信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少なくと
もどちらか一方に応じた信号を画素毎に出力するS/N
改善量制御信号生成手段前と、前記映像信号の輝度信号
を入力し所定値より低いレベルのものを出力する低レベ
ル信号検出手段と、少なくとも1フィールド期間での動
きを検出する動き検出手段と、前記低レベル信号検出手
段と前記動き検出手段の出力を入力とし入力信号が低レ
ベルでかつ動きの場合のみ信号を出力する論理手段と、
前記論理手段の出力を入力とし所定の映像区間において
前記論理手段の出力の個数を数えるカウンタと、前記カ
ウンタの出力を入力とし所定値と比較して大小関係を出
力するしきい値手段とを具備し、前記S/N改善量制御
信号生成手段の出力は輝度信号レベル,色差信号の絶対
値レベルが低い場合に前記ノイズリデュース手段のS/
N改善量を小さくする制御信号を出力し、前記しきい値
手段の出力により前記S/N改善量制御信号生成手段の
出力はS/N改善量が大きくなるように制御することを
特徴とする雑音低減装置である。
【0022】第8の発明は、映像信号を入力し、入力さ
れた映像信号に対してS/N改善量が可変できるノイズ
リデュース手段と、前記映像信号を入力し入力された輝
度信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少なくと
もどちらか一方に応じた信号を画素毎に出力するS/N
改善量制御信号生成手段前と、前記映像信号の輝度信号
を入力し所定値より低いレベルのものを出力する低レベ
ル信号検出手段と、前記低レベル信号検出手段の出力を
入力とし所定の映像区間において低レベルと判定された
画素の個数を数える第1のカウンタと、少なくとも1フィ
ールド期間での動きを検出する動き検出手段と、前記低
レベル信号検出手段と前記動き検出手段の出力を入力と
し入力信号が低レベルでかつ動きの場合のみ信号を出力
する論理手段と、前記論理手段の出力を入力とし所定の
映像区間において前記論理手段の出力の個数を数える第
2のカウンタと、前記第1のカウンタの出力と前記第2の
カウンタの出力を入力とし両者の比率を求める割り算手
段と、前記割り算手段の出力を入力とし所定値と比較し
て大小関係を出力するしきい値手段とを具備し、前記S
/N改善量制御信号生成手段の出力は輝度信号レベル,
色差信号の絶対値レベルが低い場合に前記ノイズリデュ
ース手段のS/N改善量を小さくする制御信号を出力
し、前記しきい値手段の出力により前記S/N改善量制
御信号生成手段の出力はS/N改善量が大きくなるよう
に制御することを特徴とする雑音低減装置である。
【0023】第9の発明は、映像信号を入力し、入力さ
れた映像信号に対してS/N改善量が可変できるノイズ
リデュース手段と、前記映像信号を入力し入力された輝
度信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少なくと
もどちらか一方に応じた信号を画素毎に出力するS/N
改善量制御信号生成手段前と、前記映像信号の輝度信号
を入力し所定値より低いレベルのものを出力する低レベ
ル信号検出手段と、少なくとも1フィールド期間での動
きを検出する動き検出手段と、前記映像信号を入力とし
前記映像信号の高域成分を検出する高域成分検出手段
と、前記低レベル信号検出手段と前記動き検出手段の出
力と前記高域成分検出手段の出力を入力とし入力信号が
低レベルでかつ高域成分の動きの場合のみ信号を出力す
る論理手段と、前記論理手段の出力を入力とし所定の映
像区間において前記論理手段の出力の個数を数えるカウ
ンタと、前記カウンタの出力を入力とし所定値と比較し
て大小関係を出力するしきい値手段とを具備し、前記S
/N改善量制御信号生成手段の出力は輝度信号レベル,
色差信号の絶対値レベルが低い場合に前記ノイズリデュ
ース手段のS/N改善量を小さくする制御信号を出力
し、前記しきい値手段の出力により前記S/N改善量制
御信号生成手段の出力はS/N改善量が大きくなるよう
に制御することを特徴とする雑音低減装置である。
【0024】第10の発明は、映像信号を入力し、入力さ
れた映像信号に対してS/N改善量が可変できるノイズ
リデュース手段と、前記映像信号を入力し入力された輝
度信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少なくと
もどちらか一方に応じた信号を画素毎に出力するS/N
改善量制御信号生成手段前と、前記映像信号の輝度信号
を入力し所定値より低いレベルのものを出力する低レベ
ル信号検出手段と、前記低レベル信号検出手段の出力を
入力とし所定の映像区間において低レベルと判定された
画素の個数を数える第1のカウンタと、少なくとも1フィ
ールド期間での動きを検出する動き検出手段と、前記映
像信号を入力とし前記映像信号の高域成分を検出する高
域成分検出手段と、前記低レベル信号検出手段と前記動
き検出手段の出力と前記高域成分検出手段の出力を入力
とし入力信号が低レベルでかつ高域成分の動きの場合の
み信号を出力する論理手段と、前記論理手段の出力を入
力とし所定の映像区間において前記論理手段の出力の個
数を数える第2のカウンタと、前記第1のカウンタの出力
と前記第2のカウンタの出力を入力とし両者の比率を求
める割り算手段と、前記割り算手段の出力を入力とし所
定値と比較して大小関係を出力するしきい値手段とを具
備し、前記S/N改善量制御信号生成手段の出力は輝度
信号レベル,色差信号の絶対値レベルが低い場合に前記
ノイズリデュース手段のS/N改善量を小さくする制御
信号を出力し、前記しきい値手段の出力により前記S/
N改善量制御信号生成手段の出力はS/N改善量が大き
くなるように制御することを特徴とする雑音低減装置で
ある。
【0025】
【作用】第1の発明は前記した構成により、輝度信号と
色差信号の信号レベルのうち少なくともどちらか一方に
応じて画素毎にノイズリデュース手段のS/N改善量を
制御することにより、例えば、輝度レベルが高く色差信
号の絶対値レベルが高い(色飽和度が高い)領域のS/
N改善量に対して、輝度レベルが低く色飽和度の低い領
域のS/N改善量を抑えることにより、信号とノイズの
判別が付きにくい低レベルの信号の領域においては映像
信号のボケを抑え、明るい領域では十分なS/N改善効
果が得られる。
【0026】第2の発明は前記した構成により、輝度信
号と色差信号の信号レベルのうち少なくともどちらか一
方と高域成分の大きさに応じて画素毎にノイズリデュー
ス手段のS/N改善量を制御することにより、例えば、
輝度レベルが低く色飽和度の低い高域成分の領域のS/
N改善量を抑える構成にすることにより、輝度レベルが
低く色飽和度の低い領域の高域成分の信号のボケを抑え
ることができると共に、明らかに低域成分の領域には信
号レベルに関係なくS/N改善を施すことができる。
【0027】第3の発明は前記した構成により、動き情
報信号が動きベクトルを示す場合にノイズリデュース手
段のS/N改善量を小さくすることにより、動いている
画面に対してはS/N改善量を小さくするため動きによ
るボケを抑えることができる。
【0028】第4の発明は前記した構成により、動き情
報信号が、完全静止,準静止の場合は動きによるボケが
生じにくいため、輝度信号レベルと色差信号の絶対値レ
ベルのうち少なくともどちらか一方に応じてノイズリデ
ュース手段のS/N改善量を抑える制御を行わない構成
にすることにより、レベルが低い領域においても完全静
止,準静止の場合は画面全体にS/N改善が施される。
【0029】第5の発明は前記した構成により、所定の
映像区間において信号レベルの低い高域成分の画素数が
しきい値を越えない場合は高域成分のボケが生じること
が少ないため、輝度信号レベルと色差信号の絶対値レベ
ルのうち少なくともどちらか一方に応じてノイズリデュ
ース手段のS/N改善量を抑える制御を行わない構成に
することにより、信号レベルの低い高域成分の画素数の
少ない映像では、画面全体にS/N改善が施される。
【0030】第6の発明は前記した構成により、信号レ
ベルが低い領域中での高域成分の割合がしきい値を越え
ない場合は高域成分のボケが生じることが少ないため、
輝度信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少なく
ともどちらか一方に応じてノイズリデュース手段のS/
N改善量を抑える制御を行わない構成にすることによ
り、信号レベルの低い領域中での高域成分の割合の少な
い画面では、画面全体にS/N改善が施される。
【0031】第7の発明は前記した構成により、所定の
映像区間において信号レベルの低い動き成分の画素数が
しきい値を越えない場合は、動きが少なく動きによるボ
ケが生じることが少ないため、輝度信号レベルと色差信
号の絶対値レベルのうち少なくともどちらか一方に応じ
てノイズリデュース手段のS/N改善量を抑える制御を
行わない構成にすることにより、信号レベルの低い動き
成分の画素数の少ない映像では、画面全体にS/N改善
が施される。
【0032】第8の発明は前記した構成により、低レベ
ルの領域中での動き成分の割合がしきい値を越えない場
合は、動きが少なく動きによるボケが生じることが少な
いため、輝度信号レベルと色差信号の絶対値レベルのう
ち少なくともどちらか一方に応じてノイズリデュース手
段のS/N改善量を抑える制御を行わない構成にするこ
とにより、信号レベルの低い領域中での動き成分の割合
の少ない画面では、画面全体にS/N改善が施される。
【0033】第9の発明は前記した構成により、所定の
映像区間において信号レベルの低い高域成分の動きの画
素数がしきい値を越えない場合は、細かいものの動きが
少なく動きによるボケが生じることが少ないため、輝度
信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少なくとも
どちらか一方に応じてノイズリデュース手段のS/N改
善量を抑える制御を行わない構成にすることにより、信
号レベルの低い高域成分の動きの画素数の少ない映像で
は、画面全体にS/N改善が施される。
【0034】第10の発明は前記した構成により、信号レ
ベルの低い領域中での高域成分の動き成分の割合がしき
い値を越えない場合は、細かいものの動きが少なく動き
によるボケが生じることが少ないため、輝度信号レベル
と色差信号の絶対値レベルのうち少なくともどちらか一
方に応じてノイズリデュース手段のS/N改善量を抑え
る制御を行わない構成にすることにより、信号レベルの
低い領域中での高域成分の動きの割合の少ない画面で
は、画面全体にS/N改善が施される。
【0035】
【実施例】以下において、第1の発明の第1の実施例につ
いて説明する図1は第1の発明の第1の実施例における雑
音低減装置のブロック図を示すものである。図1におい
て、1は映像信号を入力する入力端子、5はS/N改善量
制御信号生成回路、6は減算器、7は非線形リミッタ、8
は加算器、9は1フレーム分の映像を記憶するフレームメ
モリ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、11
はS/N改善量が可変である巡回型のノイズリデュース
回路である。図1におけるS/N改善量制御信号生成回
路5の構成を図2に示す。図2において31は入力端子、4は
入力信号のうち色差信号(R−Y,B−Y信号)の絶対
値を求める絶対値回路、34は入力される2種類の色差信
号の絶対値うち小さい方をC信号として出力する最小値
回路、35は入力信号のうち輝度信号(Y信号)を入力し
あらかじめ設定するしきい値より大きい場合は1,小さ
い場合は0を出力するY信号しきい値回路、36は入力さ
れるC信号があらかじめ設定するしきい値より大きい場
合は1,小さい場合は0を出力するC信号しきい値回路、
37はY信号しきい値回路35の出力と、C信号しきい値回
路36の出力を入力とし、非線形リミッタ7を制御する信
号を生成するYCレベル制御回路、38はS/N改善量制
御信号生成回路5の出力端子である。以上のように構成
されたこの実施例の雑音低減装置において、以下その動
作を説明する。
【0036】まず、ノイズリデュース回路11の動作を説
明する。入力端子1に入力された映像信号とフレームメ
モリ9から出力される1フレーム前の映像信号との差が減
算器6により求められる。減算器6より出力される1フレ
ーム間の差分信号に、非線形リミッタ7で1以下の適当な
ゲインをかけて、もとの入力信号に加算器8で加算する
ことにより、1フレーム間の信号のレベル差が縮まる。
加算器8の出力はノイズリデュース回路の出力であると
同時に、フレームメモリ9に入力され次のフレームに対
して前記の処理が繰り返し行われる。入力信号が完全な
静止画像であれば減算器6の出力は時間的に相関を持た
ないノイズであるため、ノイズが低減した映像信号を出
力端子10より得ることができるが、入力信号が動画像の
場合は減算器6の出力はノイズ以外に動きの成分も含ま
れているため、動きボケが生じる。そこで、非線形リミ
ッタ7の特性を図4に示すものとすることにより動きボケ
を低減させている。すなわち1フレーム間の差分信号が
小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを施し、
大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施さない
ことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。さらに非
線形リミッタ7ではS/N改善量制御信号生成回路5の出
力信号によりS/N改善量を変化させることができる。
図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が小さくな
るにつれ非線形リミッタ7の出力の範囲が狭くなるため
S/N改善量は小さくなり動きのボケも少なくなる。
【0037】次に非線形リミッタ7を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路5の動作を図面を用いて説明する。S/N
改善量制御信号生成回路5の入力端子31に入力される映
像信号のうちY信号はYしきい値回路35に入力する。映
像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回路4で
絶対値を求め、次に最小値回路34で両者の最小値を求め
たものをCしきい値回路36に入力する。Yしきい値回路
35とCしきい値回路36はそれぞれ入力信号が予め設定し
たしきい値よりも大きければ1を出力し、小さければ0を
出力する。Yしきい値回路35,Cしきい値回路36で2値
化された信号はYCレベル回路37に入力される。YCレ
ベル回路37は図3に示した特性に基づいて非線形リミッ
タ7を制御する信号を出力する。
【0038】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路5の特性により、輝度信号レベ
ルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信号
レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善量
を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズの
区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノイ
ズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベルが
大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行う
ことができる。すなわち低レベルの信号のボケを抑えつ
つ明るい領域においてはS/N改善効果が得られる。
【0039】以下において、第1の発明の第2の実施例に
ついて説明する。図5は第1の発明の第2の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図5に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、5は入力信号
に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信号
生成回路、43は減算器、44は非線形リミッタ、45は加算
器、42は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモ
リ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、41は
S/N改善量が可変である非巡回型のノイズリデュース
回路である。図5におけるS/N改善量制御信号生成回
路5の構成を図2に示す。図2において31は入力端子、4は
入力信号のうち色差信号(R−Y,B−Y信号)の絶対
値を求める絶対値回路、34は入力される2種類の色差信
号の絶対値うち小さい方をC信号として出力する最小値
回路、35は入力信号のうち輝度信号(Y信号)を入力し
あらかじめ設定するしきい値より大きい場合は1,小さ
い場合は0を出力するY信号しきい値回路、36は入力さ
れるC信号があらかじめ設定するしきい値より大きい場
合は1,小さい場合は0を出力するC信号しきい値回路、
37はY信号しきい値回路35の出力と、C信号しきい値回
路36の出力を入力とし、非線形リミッタ44を制御する信
号を生成するYCレベル制御回路、38はS/N改善量制
御信号生成回路5の出力端子である。以上のように構成
されたこの実施例の雑音低減装置において、以下その動
作を説明する。なお、既に述べた実施例と同じものには
同じ番号を記した。
【0040】ノイズリデュース回路41の動作を説明す
る。入力端子1に入力された映像信号とフレームメモリ4
2により1フレーム遅延した映像信号との差が減算器43に
より求められる。減算器43より出力される1フレーム間
の差分信号に、非線形リミッタ44で1以下の適当なゲイ
ンをかけて、もとの入力信号に加算器45で加算すること
により、1フレーム間の信号のレベル差が縮まる。加算
器45の出力がノイズリデュース回路の出力となる。入力
信号が完全な静止画像であれば減算器43出力は時間的に
相関を持たないノイズであるため、ノイズが低減した映
像信号を出力端子10より得ることができるが、入力信号
が動画像の場合は減算器43の出力はノイズ以外に動きの
成分も含まれているため、動きボケが生じる。そこで、
非線形リミッタ44の特性を図4に示すものとすることに
より動きボケを低減させている。すなわち1フレーム間
の差分信号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュ
ースを施し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュー
スを施さないことにより動き部分の多線ボケを防いでい
る。さらに非線形リミッタ44ではS/N改善量制御信号
生成回路5の出力信号によりS/N改善量を変化させる
ことができる。図4に示すようにS/N改善量制御信号
の値が小さくなるにつれ非線形リミッタ44の出力の範囲
が狭くなるためS/N改善量は小さくなり動きのボケも
少なくなる。
【0041】次に非線形リミッタ44を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路5の動作を図面を用いて説明する。S/N
改善量制御信号生成回路5の入力端子31に入力される映
像信号のうちY信号はYしきい値回路35に入力する。映
像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回路4で
絶対値を求め、次に最小値回路34で両者の最小値を求め
たものをCしきい値回路36に入力する。Yしきい値回路
35とCしきい値回路36はそれぞれ入力信号が予め設定し
たしきい値よりも大きければ1を出力し、小さければ0を
出力する。Yしきい値回路35,Cしきい値回路36で2値
化された信号はYCレベル回路37に入力される。YCレ
ベル回路37は図3に示した特性に基づいて非線形リミッ
タ44を制御する信号を出力する。
【0042】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路5の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができる。すなわち低レベルの信号のボケを抑え
つつ明るい領域においてはS/N改善効果が得られる。
【0043】以下において、第1の発明の第3の実施例に
ついて説明する。図6は第1の発明の第3の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図6に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、5は入力信号
に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信号
生成回路、53は減算器、54は非線形リミッタ、55は加算
器、52は入力信号の低域成分を通過させるローパスフィ
ルタ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、51
はS/N改善量が可変であるコアリング回路を用いたノ
イズリデュース回路である。図6におけるS/N改善量
制御信号生成回路5の構成を図2に示す。図2において31
は入力端子、4は入力信号のうち色差信号(R−Y,B
−Y信号)の絶対値を求める絶対値回路、34は入力され
る2種類の色差信号の絶対値うち小さい方をC信号とし
て出力する最小値回路、35は入力信号のうち輝度信号
(Y信号)を入力しあらかじめ設定するしきい値より大
きい場合は1,小さい場合は0を出力するY信号しきい値
回路、36は入力されるC信号があらかじめ設定するしき
い値より大きい場合は1,小さい場合は0を出力するC信
号しきい値回路、37はY信号しきい値回路35の出力と、
C信号しきい値回路36の出力を入力とし、非線形リミッ
タ54を制御する信号を生成するYCレベル制御回路、38
はS/N改善量制御信号生成回路5の出力端子である。
以上のように構成されたこの実施例の雑音低減装置にお
いて、以下その動作を説明する。なお、既に述べた実施
例と同じものには同じ番号を記した。
【0044】ノイズリデュース回路51の動作を説明す
る。入力端子1に入力された映像信号とローパスフィル
タ52の出力との差が減算器53により求められる。この信
号は入力映像信号の高域成分である。減算器53より出力
される入力映像信号の高域成分の信号に、非線形リミッ
タ54で1以下の適当なゲインをかけて、もとの入力信号
に加算器55で加算することにより、高域成分を抑制した
信号が得られ、加算器55の出力がノイズリデュース回路
の出力となる。本構成によるノイズリデュース回路にお
いては、目につきやすい高域成分のノイズを減少させる
ことができるが、同時に信号成分の高域成分も減少す
る。その結果、信号の高域成分のボケが生じる。そこ
で、非線形リミッタ54の特性を図4に示すものとするこ
とにより高域成分のボケを低減させている。すなわち高
域成分が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュース
を施し、大きい場合は映像の高域成分であるとみなしノ
イズリデュースを施さないことにより高域成分のボケを
防いでいる。さらに非線形リミッタ54ではS/N改善量
制御信号生成回路5の出力信号によりS/N改善量を変
化させることができる。図4に示すようにS/N改善量
制御信号の値が小さくなるにつれ非線形リミッタ54の出
力の範囲が狭くなるためS/N改善量は小さくなり高域
成分のボケも少なくなる。
【0045】次に非線形リミッタ54を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路5の動作を図面を用いて説明する。S/N
改善量制御信号生成回路5の入力端子31に入力される映
像信号のうちY信号はYしきい値回路35に入力する。映
像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回路4で
絶対値を求め、次に最小値回路34で両者の最小値を求め
たものをCしきい値回路36に入力する。Yしきい値回路
35とCしきい値回路36はそれぞれ入力信号が予め設定し
たしきい値よりも大きければ1を出力し、小さければ0を
出力する。Yしきい値回路35,Cしきい値回路36で2値
化された信号はYCレベル回路37に入力される。YCレ
ベル回路37は図3に示した特性に基づいて非線形リミッ
タ54を制御する信号を出力する。
【0046】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路5の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる高域成分のボケを抑え、輝度信号
レベルが大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改
善を行うことができる。すなわち低レベルの信号のボケ
を抑えつつ明るい領域においてはS/N改善効果が得ら
れる。
【0047】以下において、第2の発明の第1の実施例に
ついて説明する図7は第2の発明の第1の実施例における
雑音低減装置のブロック図を示すものである。図7にお
いて、1は映像信号を入力する入力端子、61は入力され
る信号の高域成分を出力するハイパスフィルタ、62は入
力信号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制
御信号生成回路、6は減算器、7は非線形リミッタ、8は
加算器、9は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモ
リ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、11は
S/N改善量が可変である巡回型のノイズリデュース回
路である。図7におけるS/N改善量制御信号生成回路6
2の構成を示したブロック図を図8に示す。図8において6
3は映像信号の入力端子、66はハイパスフィルタ61の出
力信号を入力する入力端子、4は入力信号のうち色差信
号(R−Y,B−Y信号)の絶対値を求める絶対値回
路、67は入力される2種類の色差信号の絶対値うち小さ
い方をC信号として出力する最小値回路、68は入力信号
のうち輝度信号(Y信号)を入力しあらかじめ設定する
しきい値より大きい場合は1,小さい場合は0を出力する
Y信号しきい値回路、69は入力されるC信号があらかじ
め設定するしきい値より大きい場合は1,小さい場合は0
を出力するC信号しきい値回路、70は入力される高域成
分の絶対値があらかじめ設定するしきい値より大きい場
合は0,小さい場合は1を出力する高域成分しきい値回
路、71はY信号しきい値回路68の出力と、C信号しきい
値回路69の出力を入力とし、非線形リミッタ7を制御す
る信号を生成するYCレベル制御回路、72はYCレベル
制御回路71の出力と高域成分しきい回路70の論理和をと
る論理和回路、73はS/N改善量制御信号生成回路62の
出力端子である。また、図7における非線形リミッタ7の
特性を図4に示す。以上のように構成されたこの実施例
の雑音低減装置において、以下その動作を説明する。な
お、既に述べた実施例と同じものには同じ番号を記し
た。
【0048】ノイズリデュース回路11は第1の発明の第1
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた巡
回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分信
号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを施
し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施さ
ないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。また
非線形リミッタ7ではS/N改善量制御信号生成回路62
の出力信号によりS/N改善量を変化させることができ
る。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が小さ
くなるにつれ非線形リミッタ7の出力の範囲が狭くなる
ためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なくな
る。
【0049】次に非線形リミッタ7を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路62の動作を図面を用いて説明する。S/N
改善量制御信号生成回路62の入力端子63に入力される映
像信号のうちY信号はYしきい値回路68に入力する。映
像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回路4で
絶対値を求め、次に最小値回路67で両者の最小値を求め
たものをCしきい値回路69に入力する。Yしきい値回路
68とCしきい値回路69はそれぞれ入力信号が予め設定し
たしきい値よりも大きければ1を出力し、小さければ0を
出力する。またハイパスフィルタ61により求められた高
域成分は入力端子66に入力され高域成分しきい値回路70
により予め設定したしきい値により2値化される。本実
施例においては入力される信号が高域の場合は0を,低
域の場合は1を出力する。Yしきい値回路68,Cしきい
値回路69で2値化された信号はYCレベル回路71に入力
され、YCレベル回路71は図3に示した特性に基づいた
信号を出力する。YCレベル回路71の出力と高域成分し
きい値回路70の出力は論理和回路72に入力されることに
より図9に示した出力信号をS/N改善量制御信号生成
回路62の出力信号として出力端子73より出力する。
【0050】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路62の特性により、輝度信号レベ
ルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信号
レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善量
を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズの
区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノイ
ズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベルが
大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行う
ことができることに加え、信号レベルが低い領域であっ
ても低域成分であればノイズリデュースによる映像信号
のボケは生じにくいためにS/N改善を行うことができ
る。すなわち低レベルの高域信号のボケを抑えつつ明る
い領域や低域成分信号の領域においてはS/N改善効果
が得られる。
【0051】以下において、第2の発明の第2の実施例に
ついて説明する図10は第2の発明の第2の実施例における
雑音低減装置のブロック図を示すものである。図10にお
いて、1は映像信号を入力する入力端子、61は入力され
る信号の高域成分を出力するハイパスフィルタ、62は入
力信号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制
御信号生成回路、43は減算器、44は非線形リミッタ、45
は加算器、42は1フレーム分の映像を記憶するフレーム
メモリ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、
41はS/N改善量が可変である非巡回型のノイズリデュ
ース回路である。図10におけるS/N改善量制御信号生
成回路62の構成を示したブロック図を図8に示す。図8に
おいて63は映像信号の入力端子、66はハイパスフィルタ
61の出力信号を入力する入力端子、4は入力信号のうち
色差信号(R−Y,B−Y信号)の絶対値を求める絶対
値回路、67は入力される2種類の色差信号の絶対値うち
小さい方をC信号として出力する最小値回路、68は入力
信号のうち輝度信号(Y信号)を入力しあらかじめ設定
するしきい値より大きい場合は1,小さい場合は0を出力
するY信号しきい値回路、69は入力されるC信号があら
かじめ設定するしきい値より大きい場合は1,小さい場
合は0を出力するC信号しきい値回路、70は入力される
高域成分の絶対値があらかじめ設定するしきい値より大
きい場合は0,小さい場合は1を出力する高域成分しきい
値回路、71はY信号しきい値回路68の出力と、C信号し
きい値回路69の出力を入力とし、非線形リミッタ44を制
御する信号を生成するYCレベル制御回路、72はYCレ
ベル制御回路71の出力と高域成分しきい回路70の論理和
をとる論理和回路、73はS/N改善量制御信号生成回路
62の出力端子である。また、図10における非線形リミッ
タ44の特性を図4に示す。以上のように構成されたこの
実施例の雑音低減装置において、以下その動作を説明す
る。なお、既に述べた実施例と同じものには同じ番号を
記した。
【0052】ノイズリデュース回路41は第1の発明の第2
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた非
巡回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分
信号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを
施し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施
さないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。さ
らに非線形リミッタ44ではS/N改善量制御信号生成回
路62の出力信号によりS/N改善量を変化させることが
できる。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が
小さくなるにつれ非線形リミッタ44の出力の範囲が狭く
なるためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なく
なる。
【0053】次に非線形リミッタ44を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路62の動作を図面を用いて説明する。S/N
改善量制御信号生成回路62の入力端子63に入力される映
像信号のうちY信号はYしきい値回路68に入力する。映
像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回路4で
絶対値を求め、次に最小値回路67で両者の最小値を求め
たものをCしきい値回路69に入力する。Yしきい値回路
68とCしきい値回路69はそれぞれ入力信号が予め設定し
たしきい値よりも大きければ1を出力し、小さければ0を
出力する。またハイパスフィルタ61により求められた高
域成分は入力端子66に入力され高域成分しきい値回路70
により予め設定したしきい値により2値化される。本実
施例においては入力される信号が高域の場合は0を,低
域の場合は1を出力する。Yしきい値回路68,Cしきい
値回路69で2値化された信号はYCレベル回路71に入力
され、YCレベル回路71は図3に示した特性に基づいた
信号を出力する。YCレベル回路71の出力と高域成分し
きい値回路70の出力は論理和回路72に入力されることに
より図9に示した出力信号をS/N改善量制御信号生成
回路62の出力信号として出力端子73より出力する。
【0054】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路62の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、信号レベルが低い領域であ
っても低域成分であればノイズリデュースによる映像信
号のボケは生じにくいためにS/N改善を行うことがで
きる。すなわち低レベルの高域信号のボケを抑えつつ明
るい領域や低域成分信号の領域においてはS/N改善効
果が得られる。
【0055】以下において、第2の発明の第3の実施例に
ついて説明する。図11は第2の発明の第3の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図11に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、62は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、53は減算器、54は非線形リミッタ、55は加
算器、52は入力信号の低域成分を通過させるローパスフ
ィルタ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、
51はS/N改善量が可変であるコアリング回路を用いた
ノイズリデュース回路である。図11におけるS/N改善
量制御信号生成回路62の構成を示したブロック図を図8
に示す。図8において63は映像信号の入力端子、66は減
算器53の出力を高域成分として入力する入力端子、4は
入力信号のうち色差信号(R−Y,B−Y信号)の絶対
値を求める絶対値回路、67は入力される2種類の色差信
号の絶対値うち小さい方をC信号として出力する最小値
回路、68は入力信号のうち輝度信号(Y信号)を入力し
あらかじめ設定するしきい値より大きい場合は1,小さ
い場合は0を出力するY信号しきい値回路、69は入力さ
れるC信号があらかじめ設定するしきい値より大きい場
合は1,小さい場合は0を出力するC信号しきい値回路、
70は入力される高域成分の絶対値があらかじめ設定する
しきい値より大きい場合は0,小さい場合は1を出力する
高域成分しきい値回路、71はY信号しきい値回路68の出
力と、C信号しきい値回路69の出力を入力とし、非線形
リミッタ54を制御する信号を生成するYCレベル制御回
路、72はYCレベル制御回路71の出力と高域成分しきい
回路70の論理和をとる論理和回路、73はS/N改善量制
御信号生成回路62の出力端子である。また、図11におけ
る非線形リミッタ54の特性を図4に示す。以上のように
構成されたこの実施例の雑音低減装置において、以下そ
の動作を説明する。なお、既に述べた実施例と同じもの
には同じ番号を記した。
【0056】ノイズリデュース回路51は第1の発明の第3
の実施例で説明したコアリング回路を用いたノイズリデ
ューサであり、高域成分が小さい場合はノイズとみなし
ノイズリデュースを施し、大きい場合は映像の高域成分
であるとみなしノイズリデュースを施さないことにより
高域成分のボケを防いでいる。さらに非線形リミッタ54
ではS/N改善量制御信号生成回路62の出力信号により
S/N改善量を変化させることができる。図4に示すよ
うにS/N改善量制御信号の値が小さくなるにつれ非線
形リミッタ54の出力の範囲が狭くなるためS/N改善量
は小さくなり高域成分のボケも少なくなる。また、本実
施例では減算器53の出力を高域成分としてS/N改善量
制御信号生成回路62に供給している。
【0057】次に非線形リミッタ54を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路62の動作を図面を用いて説明する。S/N
改善量制御信号生成回路62の入力端子63に入力される映
像信号のうちY信号はYしきい値回路68に入力する。映
像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回路4で
絶対値を求め、次に最小値回路67で両者の最小値を求め
たものをCしきい値回路69に入力する。Yしきい値回路
68とCしきい値回路69はそれぞれ入力信号が予め設定し
たしきい値よりも大きければ1を出力し、小さければ0を
出力する。また減算器53の出力である高域成分は入力端
子66に入力され高域成分しきい値回路70により予め設定
したしきい値により2値化される。本実施例においては
入力される信号が高域の場合は0を,低域の場合は1を出
力する。Yしきい値回路68,Cしきい値回路69で2値化
された信号はYCレベル回路71に入力され、YCレベル
回路71は図3に示した特性に基づいた信号を出力する。
YCレベル回路71の出力と高域成分しきい値回路70の出
力は論理和回路72に入力されることにより図9に示した
出力信号をS/N改善量制御信号生成回路62の出力信号
として出力端子73より出力する。
【0058】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路62の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる高域成分のボケを抑え、輝度信号
レベルが大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改
善を行うことができることに加え、信号レベルが低い領
域であっても低域成分であればノイズリデュースによる
映像信号のボケは生じにくいためにS/N改善を行うこ
とができる。すなわち低レベルの高域信号のボケを抑え
つつ明るい領域や低域成分信号の領域においてはS/N
改善効果が得られる。
【0059】以下において、第3の発明の第1の実施例に
ついて説明する図12は第3の発明の第1の実施例における
雑音低減装置のブロック図を示すものである。図12にお
いて、1は映像信号を入力する入力端子、82は入力信号
に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信号
生成回路、80は動き情報を入力する入力端子、81は動き
情報信号をデコードし動きベクトルを示す場合0を出力
する動き情報デコード回路、6は減算器、7は非線形リミ
ッタ、8は加算器、9は1フレーム分の映像を記憶するフ
レームメモリ、10は雑音を低減した信号を出力する出力
端子、11はS/N改善量が可変である巡回型のノイズリ
デュース回路である。図12におけるS/N改善量制御信
号生成回路82の構成を示したブロック図を図13に示す。
図13において83は映像信号の入力端子、86は動き情報デ
コード回路81の出力信号を入力する入力端子、4は入力
信号のうち色差信号(R−Y,B−Y信号)の絶対値を
求める絶対値回路、87は入力される2種類の色差信号の
絶対値うち小さい方をC信号として出力する最小値回
路、88は入力信号のうち輝度信号(Y信号)を入力しあ
らかじめ設定するしきい値より大きい場合は1,小さい
場合は0を出力するY信号しきい値回路、89は入力され
るC信号があらかじめ設定するしきい値より大きい場合
は1,小さい場合は0を出力するC信号しきい値回路、90
はY信号しきい値回路88の出力と、C信号しきい値回路
89の出力を入力とし、非線形リミッタ7を制御する信号
を生成するYCレベル制御回路、91はYCレベル制御回
路90の出力と動き情報の信号がされる入力端子86との論
理積をとる論理積回路、92はS/N改善量制御信号生成
回路82の出力端子である。また、図12における非線形リ
ミッタ7の特性を図4に示す。以上のように構成されたこ
の実施例の雑音低減装置において、以下その動作を説明
する。なお、既に述べた実施例と同じものには同じ番号
を記した。
【0060】ノイズリデュース回路11は第1の発明の第1
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた巡
回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分信
号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを施
し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施さ
ないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。また
非線形リミッタ7ではS/N改善量制御信号生成回路82
の出力信号によりS/N改善量を変化させることができ
る。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が小さ
くなるにつれ非線形リミッタ7の出力の範囲が狭くなる
ためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なくな
る。
【0061】次に非線形リミッタ7を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路82の動作を図面を用いて説明する。S/N
改善量制御信号生成回路82の入力端子83に入力される映
像信号のうちY信号はYしきい値回路88に入力する。映
像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回路4で
絶対値を求め、次に最小値回路87で両者の最小値を求め
たものをCしきい値回路89に入力する。Yしきい値回路
88とCしきい値回路89はそれぞれ入力信号が予め設定し
たしきい値よりも大きければ1を出力し、小さければ0を
出力する。Yしきい値回路88,Cしきい値回路89で2値
化された信号はYCレベル回路90に入力され、YCレベ
ル回路90は図3に示した特性に基づいた信号を出力す
る。また入力端子86に入力される動き情報信号は動き情
報信号デコード回路81により動きベクトルを示す場合の
み0となる信号である。YCレベル回路90の出力と入力
端子86に入力される動き情報信号は論理積回路91に入力
されることにより図14に示した出力信号をS/N改善量
制御信号生成回路82の出力信号として出力端子92より出
力する。
【0062】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路82の特性により、輝度信号レベ
ルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信号
レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善量
を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズの
区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノイ
ズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベルが
大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行う
ことができることに加え、コントロール信号が動きベク
トルを示す場合は信号のレベルにかかわらずS/N改善
量を下げるため動きボケを効果的に抑えることができ
る。
【0063】以下において、第3の発明の第2の実施例に
ついて説明する図15は第3の発明の第2の実施例における
雑音低減装置のブロック図を示すものである。図15にお
いて、1は映像信号を入力する入力端子、82は入力信号
に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信号
生成回路、80は動き情報を入力する入力端子、81は動き
情報信号をデコードし動きベクトルを示す場合0を出力
する動き情報デコード回路、43は減算器、44は非線形リ
ミッタ、45は加算器、42は1フレーム分の映像を記憶す
るフレームメモリ、10は雑音を低減した信号を出力する
出力端子、41はS/N改善量が可変である非巡回型のノ
イズリデュース回路である。図15におけるS/N改善量
制御信号生成回路82の構成を示したブロック図を図13に
示す。図13において83は映像信号の入力端子、86は動き
情報デコード回路81の出力信号を入力する入力端子、4
は入力信号のうち色差信号(R−Y,B−Y信号)の絶
対値を求める絶対値回路、87は入力される2種類の色差
信号の絶対値うち小さい方をC信号として出力する最小
値回路、88は入力信号のうち輝度信号(Y信号)を入力
しあらかじめ設定するしきい値より大きい場合は1,小
さい場合は0を出力するY信号しきい値回路、89は入力
されるC信号があらかじめ設定するしきい値より大きい
場合は1,小さい場合は0を出力するC信号しきい値回
路、90はY信号しきい値回路88の出力と、C信号しきい
値回路89の出力を入力とし、非線形リミッタ44を制御す
る信号を生成するYCレベル制御回路、91はYCレベル
制御回路90の出力と動き情報の信号がされる入力端子86
との論理積をとる論理積回路、92はS/N改善量制御信
号生成回路82の出力端子である。また、図15における非
線形リミッタ44の特性を図4に示す。以上のように構成
されたこの実施例の雑音低減装置において、以下その動
作を説明する。なお、既に述べた実施例と同じものには
同じ番号を記した。
【0064】ノイズリデュース回路41は第1の発明の第2
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた非
巡回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分
信号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを
施し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施
さないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。さ
らに非線形リミッタ44ではS/N改善量制御信号生成回
路82の出力信号によりS/N改善量を変化させることが
できる。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が
小さくなるにつれ非線形リミッタ44の出力の範囲が狭く
なるためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なく
なる。
【0065】次に非線形リミッタ44を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路82の動作を図面を用いて説明する。S/N
改善量制御信号生成回路82の入力端子83に入力される映
像信号のうちY信号はYしきい値回路88に入力する。映
像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回路4で
絶対値を求め、次に最小値回路87で両者の最小値を求め
たものをCしきい値回路89に入力する。Yしきい値回路
88とCしきい値回路89はそれぞれ入力信号が予め設定し
たしきい値よりも大きければ1を出力し、小さければ0を
出力する。Yしきい値回路88,Cしきい値回路89で2値
化された信号はYCレベル回路90に入力され、YCレベ
ル回路90は図3に示した特性に基づいた信号を出力す
る。また入力端子86に入力される動き情報信号は動き情
報信号デコード回路81により動きベクトルを示す場合の
み0となる信号である。YCレベル回路90の出力と入力
端子86に入力される動き情報信号は論理積回路91に入力
されることにより図14に示した出力信号をS/N改善量
制御信号生成回路82の出力信号として出力端子92より出
力する。
【0066】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路82の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、コントロール信号が動きベ
クトルを示す場合は信号のレベルにかかわらずS/N改
善量を下げるため動きボケを効果的に抑えることができ
る。
【0067】以下において、第4の発明の第1の実施例に
ついて説明する図16は第4の発明の第1の実施例における
雑音低減装置のブロック図を示すものである。図16にお
いて、1は映像信号を入力する入力端子、102は入力信号
に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信号
生成回路、100は動き情報を入力する入力端子、101は動
き情報信号をデコードし完全静止あるいは準静止の場合
1を出力する動き情報デコード回路、6は減算器、7は非
線形リミッタ、8は加算器、9は1フレーム分の映像を記
憶するフレームメモリ、10は雑音を低減した信号を出力
する出力端子、11はS/N改善量が可変である巡回型の
ノイズリデュース回路である。図16におけるS/N改善
量制御信号生成回路102の構成を示したブロック図を図1
7に示す。図17において103は映像信号の入力端子、106
は動き情報デコード回路101の出力信号を入力する入力
端子、4は入力信号のうち色差信号(R−Y,B−Y信
号)の絶対値を求める絶対値回路、107は入力される2種
類の色差信号の絶対値うち小さい方をC信号として出力
する最小値回路、108は入力信号のうち輝度信号(Y信
号)を入力しあらかじめ設定するしきい値より大きい場
合は1,小さい場合は0を出力するY信号しきい値回路、
109は入力されるC信号があらかじめ設定するしきい値
より大きい場合は1,小さい場合は0を出力するC信号し
きい値回路、110はY信号しきい値回路108の出力と、C
信号しきい値回路109の出力を入力とし、非線形リミッ
タ7を制御する信号を生成するYCレベル制御回路、111
はYCレベル制御回路110の出力と動き情報の信号がさ
れる入力端子106との論理和をとる論理和回路、112はS
/N改善量制御信号生成回路102の出力端子である。ま
た、図16における非線形リミッタ7の特性を図4に示す。
以上のように構成されたこの実施例の雑音低減装置にお
いて、以下その動作を説明する。なお、既に述べた実施
例と同じものには同じ番号を記した。
【0068】ノイズリデュース回路11は第1の発明の第1
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた巡
回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分信
号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを施
し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施さ
ないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。また
非線形リミッタ7ではS/N改善量制御信号生成回路102
の出力信号によりS/N改善量を変化させることができ
る。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が小さ
くなるにつれ非線形リミッタ7の出力の範囲が狭くなる
ためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なくな
る。
【0069】次に非線形リミッタ7を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路102の動作を図面を用いて説明する。S/
N改善量制御信号生成回路102の入力端子103に入力され
る映像信号のうちY信号はYしきい値回路108に入力す
る。映像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回
路4で絶対値を求め、次に最小値回路107で両者の最小値
を求めたものをCしきい値回路109に入力する。Yしき
い値回路108とCしきい値回路109はそれぞれ入力信号が
予め設定したしきい値よりも大きければ1を出力し、小
さければ0を出力する。Yしきい値回路108,Cしきい値
回路109で2値化された信号はYCレベル回路110に入力
され、YCレベル回路110は図3に示した特性に基づいた
信号を出力する。また入力端子106に入力される動き情
報信号は動き情報信号デコード回路101により完全静止
か準静止の場合のみ1となる信号である。YCレベル回
路110の出力と入力端子106に入力される動き情報信号は
論理和回路111に入力されることにより図18に示した出
力信号をS/N改善量制御信号生成回路102の出力信号
として出力端子112より出力する。
【0070】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路102の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、コントロール信号が完全静
止か準静止の場合は動きボケは生じにくいので信号のレ
ベルによる適応制御を遮断することにより画面全体にS
/N改善が図れる。
【0071】以下において、第4の発明の第2の実施例に
ついて説明する図19は第4の発明の第2の実施例における
雑音低減装置のブロック図を示すものである。図19にお
いて、1は映像信号を入力する入力端子、102は入力信号
に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信号
生成回路、100は動き情報を入力する入力端子、101は動
き情報信号をデコードし完全静止あるいは準静止の場合
1を出力する動き情報デコード回路、43は減算器、44は
非線形リミッタ、45は加算器、42は1フレーム分の映像
を記憶するフレームメモリ、10は雑音を低減した信号を
出力する出力端子、41はS/N改善量が可変である非巡
回型のノイズリデュース回路である。図19におけるS/
N改善量制御信号生成回路102の構成を示したブロック
図を図17に示す。図17において103は映像信号の入力端
子、106は動き情報デコード回路101の出力信号を入力す
る入力端子、4は入力信号のうち色差信号(R−Y,B
−Y信号)の絶対値を求める絶対値回路、107は入力さ
れる2種類の色差信号の絶対値うち小さい方をC信号と
して出力する最小値回路、108は入力信号のうち輝度信
号(Y信号)を入力しあらかじめ設定するしきい値より
大きい場合は1,小さい場合は0を出力するY信号しきい
値回路、109は入力されるC信号があらかじめ設定する
しきい値より大きい場合は1,小さい場合は0を出力する
C信号しきい値回路、110はY信号しきい値回路108の出
力と、C信号しきい値回路109の出力を入力とし、非線
形リミッタ44を制御する信号を生成するYCレベル制御
回路、111はYCレベル制御回路110の出力と動き情報の
信号がされる入力端子106との論理和をとる論理和回
路、112はS/N改善量制御信号生成回路102の出力端子
である。また、図19における非線形リミッタ44の特性を
図4に示す。以上のように構成されたこの実施例の雑音
低減装置において、以下その動作を説明する。なお、既
に述べた実施例と同じものには同じ番号を記した。
【0072】ノイズリデュース回路41は第1の発明の第2
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた非
巡回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分
信号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを
施し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施
さないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。さ
らに非線形リミッタ44ではS/N改善量制御信号生成回
路102の出力信号によりS/N改善量を変化させること
ができる。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値
が小さくなるにつれ非線形リミッタ44の出力の範囲が狭
くなるためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少な
くなる。
【0073】次に非線形リミッタ44を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路102の動作を図面を用いて説明する。S/
N改善量制御信号生成回路102の入力端子103に入力され
る映像信号のうちY信号はYしきい値回路108に入力す
る。映像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回
路4で絶対値を求め、次に最小値回路107で両者の最小値
を求めたものをCしきい値回路109に入力する。Yしき
い値回路108とCしきい値回路109はそれぞれ入力信号が
予め設定したしきい値よりも大きければ1を出力し、小
さければ0を出力する。Yしきい値回路108,Cしきい値
回路109で2値化された信号はYCレベル回路110に入力
され、YCレベル回路110は図3に示した特性に基づいた
信号を出力する。また入力端子106に入力される動き情
報信号は動き情報信号デコード回路101により完全静止
か準静止の場合のみ1となる信号である。YCレベル回
路110の出力と入力端子106に入力される動き情報信号は
論理和回路111に入力されることにより図18に示した出
力信号をS/N改善量制御信号生成回路102の出力信号
として出力端子112より出力する。
【0074】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路102の特性により、輝度信号
レベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度
信号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改
善量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイ
ズの区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくし
ノイズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベ
ルが大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を
行うことができることに加え、コントロール信号が完全
静止か準静止の場合は動きボケは生じにくいので信号の
レベルによる適応制御を遮断することにより画面全体に
S/N改善が図れる。
【0075】以下において、第5の発明の第1の実施例に
ついて説明する。図20は第5の発明の第1の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図20に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、6は減算器、7は非線形リミッタ、8は加算
器、9は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモリ、
10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、11はS/
N改善量が可変である巡回型のノイズリデュース回路、
131は入力される映像信号のうちY信号の画素が一定の
レベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベル検出
回路、132は入力される映像信号のうちY信号の高域成
分を求め高域成分の絶対値が一定のレベル以上の場合の
み信号を出力する高域成分検出回路、113は低レベル検
出回路131の出力と高域成分検出回路132の出力を入力と
し入力信号が低レベルで高域成分である場合のみ信号を
出力する論理積回路、115は1フィールドあたりの論理積
回路113の出力の個数を数えるカウンタ、117はカウンタ
115の出力がしきい値を越えた場合0,越えない場合1を
YCレベル制御固定信号として出力するしきい値回路で
ある。図20におけるS/N改善量制御信号生成回路118
の構成を示したブロック図を図21に示す。図21において
120は映像信号の入力端子、123はしきい値回路117の出
力であるYCレベル制御固定信号を入力する入力端子、
4は入力信号のうち色差信号(R−Y,B−Y信号)の
絶対値を求める絶対値回路、124は入力される2種類の色
差信号の絶対値うち小さい方をC信号として出力する最
小値回路、125は入力信号のうち輝度信号(Y信号)を
入力しあらかじめ設定するしきい値より大きい場合は
1,小さい場合は0を出力するY信号しきい値回路、126
は入力されるC信号があらかじめ設定するしきい値より
大きい場合は1,小さい場合は0を出力するC信号しきい
値回路、127はY信号しきい値回路125の出力と、C信号
しきい値回路126の出力を入力とし、非線形リミッタ7を
制御する信号を生成するYCレベル制御回路、128は入
力端子123に入力されるYCレベル制御固定信号とYC
レベル回路127の出力信号の論理和をとる論理和回路、1
29はS/N改善量制御信号生成回路118の出力端子であ
る。また、図20における非線形リミッタ7の特性を図4に
示す。以上のように構成されたこの実施例の雑音低減装
置において、以下その動作を説明する。なお、既に述べ
た実施例と同じものには同じ番号を記した。
【0076】ノイズリデュース回路11は第1の発明の第1
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた巡
回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分信
号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを施
し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施さ
ないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。また
非線形リミッタ7ではS/N改善量制御信号生成回路118
の出力信号によりS/N改善量を変化させることができ
る。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が小さ
くなるにつれ非線形リミッタ7の出力の範囲が狭くなる
ためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なくな
る。
【0077】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。高域成分検出回路132で検出された信号のうち低レ
ベルのものの1フィールド中の画素数をカウンタ115で計
数する。カウンタの出力を、しきい値回路117で予め設
定したしきい値と比較して2値化した信号をYCレベル
制御固定信号として出力する。本実施例では1フィール
ド中でのレベルの低い高域成分の画素数が多い場合は0
を,少ない場合は1を出力する。
【0078】次に非線形リミッタ7を制御してS/N改
善量を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御
信号生成回路118の動作を図面を用いて説明する。S/
N改善量制御信号生成回路118の入力端子120に入力され
る映像信号のうちY信号はYしきい値回路125に入力す
る。映像信号のうちR−Y,B−Y信号はまず絶対値回
路4で絶対値を求め、次に最小値回路124で両者の最小値
を求めたものをCしきい値回路126に入力する。Yしき
い値回路125とCしきい値回路126はそれぞれ入力信号が
予め設定したしきい値よりも大きければ1を出力し、小
さければ0を出力する。Yしきい値回路125,Cしきい値
回路126で2値化された信号はYCレベル回路127に入力
され、YCレベル回路127は図3に示した特性に基づいた
信号を出力する。また入力端子123に入力されるYCレ
ベル制御固定信号とYCレベル回路127の出力は論理和
回路128に入力されることにより図22に示した出力信号
をS/N改善量制御信号生成回路118の出力信号として
出力端子129より出力する。
【0079】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、1フィールド中において低
レベルの高域成分の画素数が少ない場合はノイズリデュ
ースによる動きボケは生じにくいため信号のレベルによ
る適応制御を遮断することにより画面全体にS/N改善
が図れる。
【0080】以下において、第5の発明の第2の実施例に
ついて説明する。図23は第5の発明の第2の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図23に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、43は減算器、44は非線形リミッタ、45は加
算器、42は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモ
リ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、41は
S/N改善量が可変である非巡回型のノイズリデュース
回路、131は入力される映像信号のうちY信号の画素が
一定のレベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベ
ル検出回路、132は入力される映像信号のうちY信号の
高域成分の絶対値を求め高域成分が一定のレベル以上の
場合のみ信号を出力する高域成分検出回路、113は低レ
ベル検出回路131の出力と高域成分検出回路132の出力を
入力とし入力信号が低レベルで高域成分である場合のみ
信号を出力する論理積回路、115は1フィールドあたりの
論理積回路113の出力の個数を数えるカウンタ、117はカ
ウンタ115の出力がしきい値を越えた場合0,越えない場
合1をYCレベル制御固定信号として出力するしきい値
回路である。図23におけるS/N改善量制御信号生成回
路118の構成を示したブロック図を図21に示す。図21は
既に説明したものと全く同様であるため説明を省略す
る。また、図23における非線形リミッタ44の特性を図4
に示す。以上のように構成されたこの実施例の雑音低減
装置において、以下その動作を説明する。なお、既に述
べた実施例と同じものには同じ番号を記した。
【0081】ノイズリデュース回路41は第1の発明の第2
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた非
巡回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分
信号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを
施し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施
さないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。さ
らに非線形リミッタ44ではS/N改善量制御信号生成回
路118の出力信号によりS/N改善量を変化させること
ができる。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値
が小さくなるにつれ非線形リミッタ44の出力の範囲が狭
くなるためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少な
くなる。
【0082】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。高域成分検出回路132で検出された信号のうち低レ
ベルのものの1フィールド中の画素数をカウンタ115で計
数する。カウンタの出力を、しきい値回路117で予め設
定したしきい値と比較して2値化した信号をYCレベル
制御固定信号として出力する。本実施例では1フィール
ド中でのレベルの低い高域成分の画素数が多い場合は0
を,少ない場合は1を出力する。
【0083】非線形リミッタ44を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118は、第5の発明の第1の実施例で説明したよ
うに、図22に示した出力信号をS/N改善量制御信号生
成回路118の出力信号として出力端子129より出力する。
【0084】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号
レベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度
信号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改
善量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイ
ズの区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくし
ノイズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベ
ルが大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を
行うことができることに加え、1フィールド中において
低レベルの高域成分の画素数が少ない場合はノイズリデ
ュースによる動きボケは生じにくいため信号のレベルに
よる適応制御を遮断することにより画面全体にS/N改
善が図れる。
【0085】以下において、第5の発明の第3の実施例に
ついて説明する。図24は第5の発明の第3の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図24に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、53は減算器、54は非線形リミッタ、55は加
算器、52は入力信号の低域成分を通過させるローパスフ
ィルタ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、
51はS/N改善量が可変であるコアリング回路を用いた
ノイズリデュース回路、131は入力される映像信号のう
ちY信号の画素が一定のレベルより小さい場合のみ信号
を出力する低レベル検出回路、132は入力される映像信
号のうちY信号の高域成分を求め高域成分の絶対値が一
定のレベル以上の場合のみ信号を出力する高域成分検出
回路、113は低レベル検出回路131の出力と高域成分検出
回路132の出力を入力とし入力信号が低レベルで高域成
分である場合のみ信号を出力する論理積回路、115は1フ
ィールドあたりの論理積回路113の出力の個数を数える
カウンタ、117はカウンタ115の出力がしきい値を越えた
場合0,越えない場合1をYCレベル制御固定信号として
出力するしきい値回路である。図24におけるS/N改善
量制御信号生成回路118の構成を示したブロック図を図2
1に示す。図21は既に説明したものと全く同様のため説
明を省略する。また、図24における非線形リミッタ54の
特性を図4に示す。以上のように構成されたこの実施例
の雑音低減装置において、以下その動作を説明する。な
お、既に述べた実施例と同じものには同じ番号を記し
た。
【0086】ノイズリデュース回路51は第1の発明の第3
の実施例で説明したコアリング回路を用いたノイズリデ
ューサであり、高域成分が小さい場合はノイズとみなし
ノイズリデュースを施し、大きい場合は映像の高域成分
であるとみなしノイズリデュースを施さないことにより
高域成分のボケを防いでいる。さらに非線形リミッタ54
ではS/N改善量制御信号生成回路118の出力信号によ
りS/N改善量を変化させることができる。図4に示す
ようにS/N改善量制御信号の値が小さくなるにつれ非
線形リミッタ54の出力の範囲が狭くなるためS/N改善
量は小さくなり高域成分のボケも少なくなる。
【0087】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。高域成分検出回路132で検出された信号のうち低レ
ベルのものの1フィールド中の画素数をカウンタ115で計
数する。カウンタの出力を、しきい値回路117で予め設
定したしきい値と比較して2値化した信号をYCレベル
制御固定信号として出力する。本実施例では1フィール
ド中でのレベルの低い高域成分の画素数が多い場合は0
を,少ない場合は1を出力する。
【0088】非線形リミッタ54を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118は、第5の発明の第1の実施例で説明したよ
うに、図22に示した出力信号をS/N改善量制御信号生
成回路118の出力信号として出力端子129より出力する。
【0089】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号
レベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度
信号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改
善量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイ
ズの区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくし
ノイズリデューサによる高域成分のボケを抑え、輝度信
号レベルが大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N
改善を行うことができることに加え、1フィールド中に
おいて低レベルの高域成分の画素数が少ない場合は高域
成分のボケは生じにくいため信号のレベルによる適応制
御を遮断することにより画面全体にS/N改善が図れ
る。
【0090】以下において、第6の発明の第1の実施例に
ついて説明する。図25は第6の発明の第1の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図25に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、6は減算器、7は非線形リミッタ、8は加算
器、9は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモリ、
10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、11はS/
N改善量が可変である巡回型のノイズリデュース回路、
131は入力される映像信号のうちY信号の画素が一定の
レベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベル検出
回路、132は入力される映像信号のうちY信号の高域成
分を求め高域成分の絶対値が一定のレベル以上の場合の
み信号を出力する高域成分検出回路、113は低レベル検
出回路131の出力と高域成分検出回路132の出力を入力と
し入力信号が低レベルで高域成分である場合のみ信号を
出力する論理積回路、114は1フィールドあたりの低レベ
ル信号検出回路131の出力の個数を数える第1のカウン
タ、115は1フィールドあたりの論理積回路113の出力の
個数を数える第2のカウンタ、116は第2のカウンタ115の
出力を第1のカウンタ114の出力で割った商を求める除算
器、117は除算器116の出力がしきい値を越えた場合0,
越えない場合1をYCレベル制御固定信号として出力す
るしきい値回路である。図25におけるS/N改善量制御
信号生成回路118の構成を示したブロック図を図21に示
す。図21は既に説明したものと全く同様であるため説明
を省略する。また、図25における非線形リミッタ7の特
性を図4に示す。以上のように構成されたこの実施例の
雑音低減装置において、以下その動作を説明する。な
お、既に述べた実施例と同じものには同じ番号を記し
た。
【0091】ノイズリデュース回路11は第1の発明の第1
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた巡
回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分信
号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを施
し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施さ
ないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。また
非線形リミッタ7ではS/N改善量制御信号生成回路118
の出力信号によりS/N改善量を変化させることができ
る。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が小さ
くなるにつれ非線形リミッタ7の出力の範囲が狭くなる
ためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なくな
る。
【0092】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。低レベル信号検出回路131で検出された信号の1フィ
ールド中の画素数を第1のカウンタ114で計数する。同時
に高域成分検出回路132で検出された信号のうち低レベ
ルのものの1フィールド中の画素数を第2のカウンタ115
で計数する。これらのカウンタの出力の割合を除算器11
6で求めしきい値回路117で予め設定したしきい値と比較
して2値化した信号をYCレベル制御固定信号として出
力する。本実施例では1フィールド中でのレベルの低い
領域の高域成分の割合が多い場合は0を,少ない場合は1
を出力する。
【0093】非線形リミッタ7を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118は、第5の発明の第1の実施例で説明したよ
うに、図22に示した出力信号をS/N改善量制御信号生
成回路118の出力信号として出力端子129より出力する。
【0094】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、低レベル領域中での高域成
分の割合が少ない時のみ信号のレベルによる適応制御を
遮断するため、低レベルの領域の高域成分の劣化を防ぎ
つつ、画面全体に十分なS/N改善が図れる。例えば画
面全体でレベルの低い高域成分の画素数が少なくても、
低レベルの領域中での割合が大きければ、その領域のS
/N改善量は低く抑えられるため高域成分のボケは抑え
られる。
【0095】以下において、第6の発明の第2の実施例に
ついて説明する。図26は第6の発明の第2の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図26に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、43は減算器、44は非線形リミッタ、45は加
算器、42は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモ
リ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、41は
S/N改善量が可変である非巡回型のノイズリデュース
回路、131は入力される映像信号のうちY信号の画素が
一定のレベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベ
ル検出回路、132は入力される映像信号のうちY信号の
高域成分の絶対値を求め高域成分が一定のレベル以上の
場合のみ信号を出力する高域成分検出回路、113は低レ
ベル検出回路131の出力と高域成分検出回路132の出力を
入力とし入力信号が低レベルで高域成分である場合のみ
信号を出力する論理積回路、114は1フィールドあたりの
低レベル信号検出回路131の出力の個数を数える第1のカ
ウンタ、115は1フィールドあたりの論理積回路113の出
力の個数を数える第2のカウンタ、116は第2のカウンタ1
15の出力を第1のカウンタ114の出力で割った商を求める
除算器、117は除算器116の出力がしきい値を越えた場合
0,越えない場合1をYCレベル制御固定信号として出力
するしきい値回路である。図26におけるS/N改善量制
御信号生成回路118の構成を示したブロック図を図21に
示す。図21は既に説明したものと全く同様のため説明は
省略する。また、図26における非線形リミッタ44の特性
を図4に示す。以上のように構成されたこの実施例の雑
音低減装置において、以下その動作を説明する。なお、
既に述べた実施例と同じものには同じ番号を記した。
【0096】ノイズリデュース回路41は第1の発明の第2
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた非
巡回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分
信号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを
施し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施
さないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。さ
らに非線形リミッタ44ではS/N改善量制御信号生成回
路118の出力信号によりS/N改善量を変化させること
ができる。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値
が小さくなるにつれ非線形リミッタ44の出力の範囲が狭
くなるためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少な
くなる。
【0097】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。低レベル信号検出回路131で検出された信号の1フィ
ールド中の画素数を第1のカウンタ114で計数する。同時
に高域成分検出回路132で検出された信号のうち低レベ
ルのものの1フィールド中の画素数を第2のカウンタ115
で計数する。これらのカウンタの出力の割合を除算器11
6で求めしきい値回路117で予め設定したしきい値と比較
して2値化した信号をYCレベル制御固定信号として出
力する。本実施例では1フィールド中でのレベルの低い
領域の高域成分の割合が多い場合は0を,少ない場合は1
を出力する。
【0098】非線形リミッタ44を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118は第5の発明の第1の実施例で説明したよう
に、図22に示した出力信号をS/N改善量制御信号生成
回路118の出力信号として出力端子129より出力する。
【0099】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号
レベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度
信号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改
善量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイ
ズの区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくし
ノイズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベ
ルが大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を
行うことができることに加え、低レベル領域中での高域
成分の割合が少ない時のみ信号のレベルによる適応制御
を遮断するため、低レベルの領域の高域成分の劣化を防
ぎつつ、画面全体に十分なS/N改善が図れる。例えば
画面全体でレベルの低い高域成分の画素数が少なくて
も、低レベルの領域中での割合が大きければ、その領域
のS/N改善量は低く抑えられるため高域成分のボケは
抑えられる。
【0100】以下において、第6の発明の第3の実施例に
ついて説明する。図27は第6の発明の第3の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図27に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、53は減算器、54は非線形リミッタ、55は加
算器、52は入力信号の低域成分を通過させるローパスフ
ィルタ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、
51はS/N改善量が可変であるコアリング回路を用いた
ノイズリデュース回路、131は入力される映像信号のう
ちY信号の画素が一定のレベルより小さい場合のみ信号
を出力する低レベル検出回路、132は入力される映像信
号のうちY信号の高域成分を求め高域成分の絶対値が一
定のレベル以上の場合のみ信号を出力する高域成分検出
回路、113は低レベル検出回路131の出力と高域成分検出
回路132の出力を入力とし入力信号が低レベルで高域成
分である場合のみ信号を出力する論理積回路、114は1フ
ィールドあたりの低レベル信号検出回路131の出力の個
数を数える第1のカウンタ、115は1フィールドあたりの
論理積回路113の出力の個数を数える第2のカウンタ、11
6は第2のカウンタ115の出力を第1のカウンタ114の出力
で割った商を求める除算器、117は除算器116の出力がし
きい値を越えた場合0,越えない場合1をYCレベル制御
固定信号として出力するしきい値回路である。図27にお
けるS/N改善量制御信号生成回路118の構成を示した
ブロック図を図21に示す。図21は既に説明したものと全
く同様のため説明を省略する。また、図27における非線
形リミッタ54の特性を図4に示す。以上のように構成さ
れたこの実施例の雑音低減装置において、以下その動作
を説明する。なお、既に述べた実施例と同じものには同
じ番号を記した。
【0101】ノイズリデュース回路51は第1の発明の第3
の実施例で説明したコアリング回路を用いたノイズリデ
ューサであり、高域成分が小さい場合はノイズとみなし
ノイズリデュースを施し、大きい場合は映像の高域成分
であるとみなしノイズリデュースを施さないことにより
高域成分のボケを防いでいる。さらに非線形リミッタ54
ではS/N改善量制御信号生成回路118の出力信号によ
りS/N改善量を変化させることができる。図4に示す
ようにS/N改善量制御信号の値が小さくなるにつれ非
線形リミッタ54の出力の範囲が狭くなるためS/N改善
量は小さくなり高域成分のボケも少なくなる。
【0102】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。低レベル信号検出回路131で検出された信号の1フィ
ールド中の画素数を第1のカウンタ114で計数する。同時
に高域成分検出回路132で検出された信号のうち低レベ
ルのものの1フィールド中の画素数を第2のカウンタ115
で計数する。これらのカウンタの出力の割合を除算器11
6で求めしきい値回路117で予め設定したしきい値と比較
して2値化した信号をYCレベル制御固定信号として出
力する。本実施例では1フィールド中でのレベルの低い
領域の高域成分の割合が多い場合は0を,少ない場合は1
を出力する。
【0103】非線形リミッタ54を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118は、第5の発明の第1の実施例で説明したよ
うに図22に示した出力信号をS/N改善量制御信号生成
回路118の出力信号として出力端子129より出力する。
【0104】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号
レベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度
信号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改
善量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイ
ズの区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくし
ノイズリデューサによる高域成分のボケを抑え、輝度信
号レベルが大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N
改善を行うことができることに加え、低レベル領域中で
の高域成分の割合が少ない時のみ信号のレベルによる適
応制御を遮断するため、低レベルの領域の高域成分の劣
化を防ぎつつ、画面全体に十分なS/N改善が図れる。
例えば画面全体でレベルの低い高域成分の画素数が少な
くても、低レベルの領域中での割合が大きければ、その
領域のS/N改善量は低く抑えられるため高域成分のボ
ケは抑えられる。
【0105】以下において、第7の発明の第1の実施例に
ついて説明する。図28は第7の発明の第1の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図28に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、6は減算器、7は非線形リミッタ、8は加算
器、9は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモリ、
10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、11はS/
N改善量が可変である巡回型のノイズリデュース回路、
131は入力される映像信号のうちY信号の画素が一定の
レベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベル検出
回路、130は入力信号の1フレーム間の差分信号である減
算器6の出力を入力とし1フレーム間の差分信号が一定の
レベル以上の場合のみ信号を出力する動き検出回路、11
3は低レベル検出回路131の出力と動き検出回路130の出
力を入力とし入力信号が低レベルで動きである場合のみ
信号を出力する論理積回路、115は1フィールドあたりの
論理積回路113の出力の個数を数えるカウンタ、117はカ
ウンタ115の出力がしきい値を越えた場合0,越えない場
合1をYCレベル制御固定信号として出力するしきい値
回路である。図28におけるS/N改善量制御信号生成回
路118の構成を示したブロック図を図21に示す。図21は
既に説明したものと全く同様であるため説明を省略す
る。また、図28における非線形リミッタ7の特性を図4に
示す。以上のように構成されたこの実施例の雑音低減装
置において、以下その動作を説明する。なお、既に述べ
た実施例と同じものには同じ番号を記した。
【0106】ノイズリデュース回路11は第1の発明の第1
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた巡
回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分信
号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを施
し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施さ
ないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。また
非線形リミッタ7ではS/N改善量制御信号生成回路118
の出力信号によりS/N改善量を変化させることができ
る。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が小さ
くなるにつれ非線形リミッタ7の出力の範囲が狭くなる
ためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なくな
る。
【0107】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。動き検出回路130で検出された信号のうち低レベル
のものの1フィールド中の画素数をカウンタ115で計数す
る。カウンタの出力をしきい値回路117で予め設定した
しきい値と比較して2値化した信号をYCレベル制御固
定信号として出力する。本実施例では1フィールド中で
のレベルの低い動きの画素数が多い場合は0を,少ない
場合は1を出力する。
【0108】非線形リミッタ7を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118については第5の発明の第1の実施例で説明
したものと全く同様であり、図22に示したようにYCレ
ベル制御固定信号が1の場合はS/N改善量制御信号生
成回路118の出力は固定される。
【0109】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、1フィールド中において低
レベルの動きの画素数が少ない場合はノイズリデュース
による動きボケは生じにくいため信号のレベルによる適
応制御を遮断することにより画面全体にS/N改善が図
れる。
【0110】以下において、第7の発明の第2の実施例に
ついて説明する。図29は第7の発明の第2の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図29に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、43は減算器、44は非線形リミッタ、45は加
算器、42は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモ
リ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、41は
S/N改善量が可変である非巡回型のノイズリデュース
回路、131は入力される映像信号のうちY信号の画素が
一定のレベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベ
ル検出回路、130は入力信号の1フレーム間の差分信号で
ある減算器43の出力を入力とし1フレーム間の差分信号
が一定のレベル以上の場合のみ信号を出力する動き検出
回路、113は低レベル検出回路131の出力と動き検出回路
130の出力を入力とし入力信号が低レベルで動きである
場合のみ信号を出力する論理積回路、115は1フィールド
あたりの論理積回路113の出力の個数を数えるカウン
タ、117はカウンタ115の出力がしきい値を越えた場合
0,越えない場合1をYCレベル制御固定信号として出力
するしきい値回路である。図29におけるS/N改善量制
御信号生成回路118の構成を示したブロック図を図21に
示す。図21は既に説明したものと全く同様であるため説
明を省略する。また、図29における非線形リミッタ44の
特性を図4に示す。以上のように構成されたこの実施例
の雑音低減装置において、以下その動作を説明する。な
お、既に述べた実施例と同じものには同じ番号を記し
た。
【0111】ノイズリデュース回路41は第1の発明の第2
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた非
巡回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分
信号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを
施し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施
さないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。さ
らに非線形リミッタ44ではS/N改善量制御信号生成回
路118の出力信号によりS/N改善量を変化させること
ができる。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値
が小さくなるにつれ非線形リミッタ44の出力の範囲が狭
くなるためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少な
くなる。
【0112】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。動き検出回路130で検出された信号のうち低レベル
のものの1フィールド中の画素数をカウンタ115で計数す
る。カウンタの出力を、しきい値回路117で予め設定し
たしきい値と比較して2値化した信号をYCレベル制御
固定信号として出力する。本実施例では1フィールド中
でのレベルの低い動きの画素数が多い場合は0を,少な
い場合は1を出力する。
【0113】非線形リミッタ44を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118については第5の発明の第1の実施例で説明
したものと全く同様であり、図22に示したようにYCレ
ベル制御固定信号が1の場合はS/N改善量制御信号生
成回路118の出力は固定される。
【0114】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号
レベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度
信号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改
善量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイ
ズの区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくし
ノイズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベ
ルが大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を
行うことができることに加え、1フィールド中において
低レベルの動きの画素数が少ない場合はノイズリデュー
スによる動きボケは生じにくいため信号のレベルによる
適応制御を遮断することにより画面全体にS/N改善が
図れる。
【0115】以下において、第8の発明の第1の実施例に
ついて説明する。図30は第8の発明の第1の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図30に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、6は減算器、7は非線形リミッタ、8は加算
器、9は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモリ、
10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、11はS/
N改善量が可変である巡回型のノイズリデュース回路、
131は入力される映像信号のうちY信号の画素が一定の
レベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベル検出
回路、130は入力信号の1フレーム間の差分信号である減
算器6の出力を入力とし1フレーム間の差分信号が一定の
レベル以上の場合のみ信号を出力する動き検出回路、11
3は低レベル検出回路131の出力と動き検出回路130の出
力を入力とし入力信号が低レベルで動きである場合のみ
信号を出力する論理積回路、114は1フィールドあたりの
低レベル信号検出回路131の出力の個数を数える第1のカ
ウンタ、115は1フィールドあたりの論理積回路113の出
力の個数を数える第2のカウンタ、116は第2のカウンタ1
15の出力を第1のカウンタ114の出力で割った商を求める
除算器、117は除算器116の出力がしきい値を越えた場合
0,越えない場合1をYCレベル制御固定信号として出力
するしきい値回路である。図30におけるS/N改善量制
御信号生成回路118の構成を示したブロック図を図21に
示す。図21は既に説明したものと全く同様であるため説
明を省略する。また、図30における非線形リミッタ7の
特性を図4に示す。以上のように構成されたこの実施例
の雑音低減装置において、以下その動作を説明する。な
お、既に述べた実施例と同じものには同じ番号を記し
た。
【0116】ノイズリデュース回路11は第1の発明の第1
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた巡
回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分信
号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを施
し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施さ
ないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。また
非線形リミッタ7ではS/N改善量制御信号生成回路118
の出力信号によりS/N改善量を変化させることができ
る。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が小さ
くなるにつれ非線形リミッタ7の出力の範囲が狭くなる
ためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なくな
る。
【0117】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。低レベル信号検出回路131で検出された信号の1フィ
ールド中の画素数を第1のカウンタ114で計数する。同時
に動き検出回路130で検出された信号のうち低レベルの
ものの1フィールド中の画素数を第2のカウンタ115で計
数する。これらのカウンタの出力の割合を除算器116で
求めしきい値回路117で予め設定したしきい値と比較し
て2値化した信号をYCレベル制御固定信号として出力
する。本実施例では1フィールド中でのレベルの低い領
域の動きの割合が多い場合は0を,少ない場合は1を出力
する。
【0118】非線形リミッタ7を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118については第5の発明の第1の実施例で説明
したものと全く同様であり、図22に示したようにYCレ
ベル制御固定信号が1の場合はS/N改善量制御信号生
成回路118の出力は固定される。
【0119】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、低レベル領域中での動き成
分の割合が少ない時のみ信号のレベルによる適応制御を
遮断するため、低レベルの領域の高域成分の劣化を防ぎ
つつ、画面全体に十分なS/N改善が図れる。例えば画
面全体でレベルの低い動き成分の画素数が少なくても、
低レベルの領域中での割合が大きければ、その領域のS
/N改善量は低く抑えられるため動き成分のボケは抑え
られる。
【0120】以下において、第8の発明の第2の実施例に
ついて説明する。図31は第8の発明の第2の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図31に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、43は減算器、44は非線形リミッタ、45は加
算器、42は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモ
リ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、41は
S/N改善量が可変である非巡回型のノイズリデュース
回路、131は入力される映像信号のうちY信号の画素が
一定のレベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベ
ル検出回路、130は入力信号の1フレーム間の差分信号で
ある減算器43の出力を入力とし1フレーム間の差分信号
が一定のレベル以上の場合のみ信号を出力する動き検出
回路、113は低レベル検出回路131の出力と動き検出回路
130の出力を入力とし入力信号が低レベルで動きである
場合のみ信号を出力する論理積回路、114は1フィールド
あたりの低レベル信号検出回路131の出力の個数を数え
る第1のカウンタ、115は1フィールドあたりの論理積回
路113の出力の個数を数える第2のカウンタ、116は第2の
カウンタ115の出力を第1のカウンタ114の出力で割った
商を求める除算器、117は除算器116の出力がしきい値を
越えた場合0,越えない場合1をYCレベル制御固定信号
として出力するしきい値回路である。図31におけるS/
N改善量制御信号生成回路118の構成を示したブロック
図を図21に示す。図21は既に説明したものと全く同様で
あるため説明を省略する。また、図31における非線形リ
ミッタ44の特性を図4に示す。以上のように構成された
この実施例の雑音低減装置において、以下その動作を説
明する。なお、既に述べた実施例と同じものには同じ番
号を記した。
【0121】ノイズリデュース回路41は第1の発明の第2
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた非
巡回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分
信号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを
施し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施
さないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。さ
らに非線形リミッタ44ではS/N改善量制御信号生成回
路118の出力信号によりS/N改善量を変化させること
ができる。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値
が小さくなるにつれ非線形リミッタ44の出力の範囲が狭
くなるためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少な
くなる。
【0122】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。低レベル信号検出回路131で検出された信号の1フィ
ールド中の画素数を第1のカウンタ114で計数する。同時
に動き検出回路130で検出された信号のうち低レベルの
ものの1フィールド中の画素数を第2のカウンタ115で計
数する。これらのカウンタの出力の割合を除算器116で
求めしきい値回路117で予め設定したしきい値と比較し
て2値化した信号をYCレベル制御固定信号として出力
する。本実施例では1フィールド中でのレベルの低い領
域の動きの割合が多い場合は0を,少ない場合は1を出力
する。
【0123】非線形リミッタ44を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118については第5の発明の第1の実施例で説明
したものと全く同様であり、図22に示したようにYCレ
ベル制御固定信号が1の場合はS/N改善量制御信号生
成回路118の出力は固定される。
【0124】以上のようにこの実施例においても、S/
N改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号
レベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度
信号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改
善量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイ
ズの区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくし
ノイズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベ
ルが大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を
行うことができることに加え、低レベル領域中での動き
成分の割合が少ない時のみ信号のレベルによる適応制御
を遮断するため、低レベルの領域の高域成分の劣化を防
ぎつつ、画面全体に十分なS/N改善が図れる。例えば
画面全体でレベルの低い動き成分の画素数が少なくて
も、低レベルの領域中での割合が大きければ、その領域
のS/N改善量は低く抑えられるため動き成分のボケは
抑えられる。
【0125】以下において、第9の発明の第1の実施例に
ついて説明する。図32は第9の発明の第1の実施例におけ
る雑音低減装置のブロック図を示すものである。図32に
おいて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信
号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信
号生成回路、6は減算器、7は非線形リミッタ、8は加算
器、9は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモリ、
10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、11はS/
N改善量が可変である巡回型のノイズリデュース回路、
131は入力される映像信号のうちY信号の画素が一定の
レベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベル検出
回路、132は入力される映像信号のうちY信号の高域成
分を求め高域成分の絶対値が一定のレベル以上の場合の
み信号を出力する高域成分検出回路、130は入力信号の1
フレーム間の差分信号である減算器6の出力を入力とし1
フレーム間の差分信号が一定のレベル以上の場合のみ信
号を出力する動き検出回路、113は低レベル検出回路131
の出力と高域成分検出回路132の出力と動き検出回路130
の出力を入力とし入力信号が低レベルかつ高域成分の動
きである場合のみ信号を出力する論理積回路、115は1フ
ィールドあたりの論理積回路113の出力の個数を数える
カウンタ、117はカウンタ115がしきい値を越えた場合
0,越えない場合1をYCレベル制御固定信号として出力
するしきい値回路である。図32におけるS/N改善量制
御信号生成回路118の構成を示したブロック図を図21に
示す。図21は既に説明したものと全く同様であるため説
明を省略する。また、図32における非線形リミッタ7の
特性を図4に示す。以上のように構成されたこの実施例
の雑音低減装置において、以下その動作を説明する。な
お、既に述べた実施例と同じものには同じ番号を記し
た。
【0126】ノイズリデュース回路11は第1の発明の第1
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた巡
回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分信
号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを施
し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施さ
ないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。また
非線形リミッタ7ではS/N改善量制御信号生成回路118
の出力信号によりS/N改善量を変化させることができ
る。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が小さ
くなるにつれ非線形リミッタ7の出力の範囲が狭くなる
ためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なくな
る。
【0127】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。論理積回路113において入力信号が低レベルかつ高
域成分の動きである場合のみを出力し、1フィールド中
の画素数をカウンタで計数する。カウンタの出力を、し
きい値回路117で予め設定したしきい値と比較して2値化
した信号をYCレベル制御固定信号として出力する。本
実施例では1フィールド中でのレベルの低い高域成分の
動きの画素数が多い場合は0を,少ない場合は1を出力す
る。
【0128】非線形リミッタ7を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118については第5の発明の第1の実施例で説明
したものと全く同様であり、図22に示したようにYCレ
ベル制御固定信号が1の場合はS/N改善量制御信号生
成回路118の出力は固定される。
【0129】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、1フィールド中において低
レベルの高域成分の動きの画素数が少ない場合はノイズ
リデュースによる動きボケは生じにくいため信号のレベ
ルによる適応制御を遮断することにより画面全体にS/
N改善が図れる。このことにより、例えば低レベルの動
きであっても高域成分をあまり含んでいなければYCレ
ベルによるS/N改善量抑制を禁止するため、低レベル
の動きのみでS/N改善量制御信号生成回路118を制御
する場合に比べ、改善量が大きくなる。
【0130】以下において、第9の発明の第2の実施例に
ついて説明する図33は第9の発明の第2の実施例における
雑音低減装置のブロック図を示すものである。図33にお
いて、1は映像信号を入力する入力端子、118は入力信号
に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制御信号
生成回路、43は減算器、44は非線形リミッタ、45は加算
器、42は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモ
リ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、41は
S/N改善量が可変である非巡回型のノイズリデュース
回路、131は入力される映像信号のうちY信号の画素が
一定のレベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベ
ル検出回路、132は入力される映像信号のうちY信号の
高域成分を求め高域成分の絶対値が一定のレベル以上の
場合のみ信号を出力する高域成分検出回路、130は入力
信号の1フレーム間の差分信号である減算器43の出力を
入力とし1フレーム間の差分信号が一定のレベル以上の
場合のみ信号を出力する動き検出回路、113は低レベル
検出回路131の出力と高域成分検出回路132の出力と動き
検出回路130の出力を入力とし入力信号が低レベルかつ
高域成分の動きである場合のみ信号を出力する論理積回
路、115は1フィールドあたりの論理積回路113の出力の
個数を数えカウンタ、117はカウンタ115の出力がしきい
値を越えた場合0,越えない場合1をYCレベル制御固定
信号として出力するしきい値回路である。図33における
S/N改善量制御信号生成回路118の構成を示したブロ
ック図を図21に示す。図21は既に説明したものと全く同
様であるため説明を省略する。また、図33における非線
形リミッタ44の特性を図4に示す。以上のように構成さ
れたこの実施例の雑音低減装置において、以下その動作
を説明する。なお、既に述べた実施例と同じものには同
じ番号を記した。
【0131】ノイズリデュース回路41は第1の発明の第2
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた非
巡回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分
信号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを
施し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施
さないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。さ
らに非線形リミッタ44ではS/N改善量制御信号生成回
路118の出力信号によりS/N改善量を変化させること
ができる。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値
が小さくなるにつれ非線形リミッタ44の出力の範囲が狭
くなるためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少な
くなる。
【0132】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。論理積回路113において入力信号が低レベルかつ高
域成分の動きである場合のみを出力し、1フィールド中
の画素数をカウンタで計数する。カウンタの出力を、し
きい値回路117で予め設定したしきい値と比較して2値化
した信号をYCレベル制御固定信号として出力する。本
実施例では1フィールド中でのレベルの低い高域成分の
動きの画素数が多い場合は0を,少ない場合は1を出力す
る。
【0133】非線形リミッタ44を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118については第5の発明の第1の実施例で説明
したものと全く同様であり、図22に示したようにYCレ
ベル制御固定信号が1の場合はS/N改善量制御信号生
成回路118の出力は固定される。
【0134】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、1フィールド中において低
レベルの高域成分の動きの画素数が少ない場合はノイズ
リデュースによる動きボケは生じにくいため信号のレベ
ルによる適応制御を遮断することにより画面全体にS/
N改善が図れる。このことにより、例えば低レベルの動
きであっても高域成分をあまり含んでいなければYCレ
ベルによるS/N改善量抑制を禁止するため、低レベル
の動きのみでS/N改善量制御信号生成回路118を制御
する場合に比べ、改善量が大きくなる。
【0135】以下において、第10の発明の第1の実施例
について説明する。図34は第10の発明の第1の実施例に
おける雑音低減装置のブロック図を示すものである。図
34において、1は映像信号を入力する入力端子、118は入
力信号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制
御信号生成回路、6は減算器、7は非線形リミッタ、8は
加算器、9は1フレーム分の映像を記憶するフレームメモ
リ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、11は
S/N改善量が可変である巡回型のノイズリデュース回
路、131は入力される映像信号のうちY信号の画素が一
定のレベルより小さい場合のみ信号を出力する低レベル
検出回路、132は入力される映像信号のうちY信号の高
域成分を求め高域成分の絶対値が一定のレベル以上の場
合のみ信号を出力する高域成分検出回路、130は入力信
号の1フレーム間の差分信号である減算器6の出力を入力
とし1フレーム間の差分信号が一定のレベル以上の場合
のみ信号を出力する動き検出回路、113は低レベル検出
回路131の出力と高域成分検出回路132の出力と動き検出
回路130の出力を入力とし入力信号が低レベルかつ高域
成分の動きである場合のみ信号を出力する論理積回路、
114は1フィールドあたりの低レベル信号検出回路131の
出力の個数を数える第1のカウンタ、115は1フィールド
あたりの論理積回路113の出力の個数を数える第2のカウ
ンタ、116は第2のカウンタ115の出力を第1のカウンタ11
4の出力で割った商を求める除算器、117は除算器116の
出力がしきい値を越えた場合0,越えない場合1をYCレ
ベル制御固定信号として出力するしきい値回路である。
図34におけるS/N改善量制御信号生成回路118の構成
を示したブロック図を図21に示す。図21は既に説明した
ものと同様のため説明は省略する。また、図34における
非線形リミッタ7の特性を図4に示す。以上のように構成
されたこの実施例の雑音低減装置において、以下その動
作を説明する。なお、既に述べた実施例と同じものには
同じ番号を記した。
【0136】ノイズリデュース回路11は第1の発明の第1
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた巡
回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分信
号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを施
し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施さ
ないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。また
非線形リミッタ7ではS/N改善量制御信号生成回路118
の出力信号によりS/N改善量を変化させることができ
る。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値が小さ
くなるにつれ非線形リミッタ7の出力の範囲が狭くなる
ためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少なくな
る。
【0137】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。低レベル信号検出回路131で検出された信号の1フィ
ールド中の画素数を第1のカウンタ114で計数する。同時
に論理積回路113において入力信号が低レベルかつ高域
成分の動きである場合のみを出力し、1フィールド中の
画素数をカウンタ2で計数する。これらのカウンタの出
力の割合を除算器116で求めしきい値回路117で予め設定
したしきい値と比較して2値化した信号をYCレベル制
御固定信号として出力する。本実施例では1フィールド
中でのレベルの低い領域の高域成分の動きの割合が多い
場合は0を,少ない場合は1を出力する。
【0138】非線形リミッタ7を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118については第5の発明の第1の実施例で説明
したものと全く同様であり、図22に示したようにYCレ
ベル制御固定信号が1の場合はS/N改善量制御信号生
成回路118の出力は固定される。
【0139】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、低レベル領域中での高域成
分の動きの割合が少ない時のみ信号のレベルによる適応
制御を遮断するため、低レベルの領域の高域成分の劣化
を防ぎつつ、画面全体に十分なS/N改善が図れる。こ
のことにより、例えば低レベルの動きであっても高域成
分をあまり含んでいなければYCレベルによるS/N改
善量抑制を禁止するため、低レベルの動きのみでS/N
改善量制御信号生成回路118を制御する場合に比べ、改
善量が大きくなる。また、画面全体でレベルの低い高域
の動き成分の画素数が少なくても、低レベルの領域中で
の割合が大きければ、その領域のS/N改善量は低く抑
えられるため高域の動き成分のボケは抑えられる。
【0140】以下において、第10の発明の第2の実施例
について説明する。図35は第10の発明の第2の実施例に
おける雑音低減装置のブロック図を示すものである。図
35において、1は映像信号を入力する入力端子、118は入
力信号に対して非線形な信号を出力するS/N改善量制
御信号生成回路、43は減算器、44は非線形リミッタ、45
は加算器、42は1フレーム分の映像を記憶するフレーム
メモリ、10は雑音を低減した信号を出力する出力端子、
41はS/N改善量が可変である非巡回型のノイズリデュ
ース回路、131は入力される映像信号のうちY信号の画
素が一定のレベルより小さい場合のみ信号を出力する低
レベル検出回路、132は入力される映像信号のうちY信
号の高域成分を求め高域成分の絶対値が一定のレベル以
上の場合のみ信号を出力する高域成分検出回路、130は
入力信号の1フレーム間の差分信号である減算器43の出
力を入力とし1フレーム間の差分信号が一定のレベル以
上の場合のみ信号を出力する動き検出回路、113は低レ
ベル検出回路131の出力と高域成分検出回路132の出力と
動き検出回路130の出力を入力とし入力信号が低レベル
かつ高域成分の動きである場合のみ信号を出力する論理
積回路、114は1フィールドあたりの低レベル信号検出回
路131の出力の個数を数える第1のカウンタ、115は1フィ
ールドあたりの論理積回路113の出力の個数を数える第2
のカウンタ、116は第2のカウンタ115の出力を第1のカウ
ンタ114の出力で割った商を求める除算器、117は除算器
116の出力がしきい値を越えた場合0,越えない場合1を
YCレベル制御固定信号として出力するしきい値回路で
ある。図35におけるS/N改善量制御信号生成回路118
の構成を示したブロック図を図21に示す。図21は既に説
明したものと同様であるため説明は省略する。また、図
35における非線形リミッタ44の特性を図4に示す。以上
のように構成されたこの実施例の雑音低減装置におい
て、以下その動作を説明する。なお、既に述べた実施例
と同じものには同じ番号を記した。
【0141】ノイズリデュース回路41は第1の発明の第2
の実施例で説明した1フレーム間の差分信号を用いた非
巡回型のノイズリデューサであり、1フレーム間の差分
信号が小さい場合はノイズとみなしノイズリデュースを
施し、大きい場合は動きとみなしノイズリデュースを施
さないことにより動き部分の多線ボケを防いでいる。さ
らに非線形リミッタ44ではS/N改善量制御信号生成回
路118の出力信号によりS/N改善量を変化させること
ができる。図4に示すようにS/N改善量制御信号の値
が小さくなるにつれ非線形リミッタ44の出力の範囲が狭
くなるためS/N改善量は小さくなり動きのボケも少な
くなる。
【0142】次にS/N改善量制御信号生成回路の出力
を制御するYCレベル制御固定信号の生成につて説明す
る。低レベル信号検出回路131で検出された信号の1フィ
ールド中の画素数を第1のカウンタ114で計数する。同時
に論理積回路113において入力信号が低レベルかつ高域
成分の動きである場合のみを出力し、1フィールド中の
画素数をカウンタ2で計数する。これらのカウンタの出
力の割合を除算器116で求めしきい値回路117で予め設定
したしきい値と比較して2値化した信号をYCレベル制
御固定信号として出力する。本実施例では1フィールド
中でのレベルの低い領域の高域成分の動きの割合が多い
場合は0を,少ない場合は1を出力する。
【0143】非線形リミッタ44を制御してS/N改善量
を変化させる制御信号を生成するS/N改善量制御信号
生成回路118については第5の発明の第1の実施例で説明
したものと全く同様であり、図22に示したようにYCレ
ベル制御固定信号が1の場合はS/N改善量制御信号生
成回路118の出力は固定される。
【0144】以上のようにこの実施例によれば、S/N
改善量制御信号生成回路118の特性により、輝度信号レ
ベルが大きく色信号の飽和度の高い領域に比べ、輝度信
号レベルが低く色信号の飽和度の低い領域のS/N改善
量を小さくすることにより、レベルが低く信号とノイズ
の区別がつきにくい領域ではS/N改善量を小さくしノ
イズリデューサによる動きボケを抑え、輝度信号レベル
が大きく色飽和度の高い領域には適度なS/N改善を行
うことができることに加え、低レベル領域中での高域成
分の動きの割合が少ない時のみ信号のレベルによる適応
制御を遮断するため、低レベルの領域の高域成分の劣化
を防ぎつつ、画面全体に十分なS/N改善が図れる。こ
のことにより、例えば低レベルの動きであっても高域成
分をあまり含んでいなければYCレベルによるS/N改
善量抑制を禁止するため、低レベルの動きのみでS/N
改善量制御信号生成回路118を制御する場合に比べ、改
善量が大きくなる。また、画面全体でレベルの低い高域
の動き成分の画素数が少なくても、低レベルの領域中で
の割合が大きければ、その領域のS/N改善量は低く抑
えられるため高域の動き成分のボケは抑えられる。
【0145】なお全ての実施例において、YCレベル回
路の特性は図3に示したようにY信号,C信号の両方の
入力を基に出力する特性としたが、Y信号のみ或いはC
信号のみに基づいた信号を出力する特性としてもよい。
また入力映像信号は例えばMUSEのような輝度信号と
色差信号が時間軸多重され、また色差信号が線順次され
た信号でもよく、その場合は色差信号のタイミングを輝
度信号とあわせるためのデコード回路を設けることによ
り同様の効果が得られる。また入力信号がMUSEのよ
うに4フィールドでサブサンプルが一巡する信号の場合
は巡回型、非巡回型のノイズリデューサは2フレーム差
分を用いるということは言うまでもない。またノイズリ
デューサの構成,ノイズリデュースをかける信号(実施
例ではY信号),S/N改善量制御方法は以上の実施例
で述べたものに限られるものではなく、外部よりS/N
改善量が制御できる構成のものであれば他の構成でもよ
い。また図4に示した非線形リミッタの特性はこれに限
られるものではなく、改善量0を含めても良くS/N改
善量が変化できる特性であればよい。また、Yしきい値
回路35,68,88,108,125、Cしきい値回路36,69,8
9,109,126、高域成分しきい値回路70、動き情報デコ
ード回路81,101、高域成分検出回路132、動き検出回路
130、しきい値回路117の出力,ビット数、ならびにYC
レベル回路37,71,90,110,127の出力特性,ビット数
は本実施例で示したものに限定されるものではなく、ノ
イズリデュース回路のS/N改善量を変化させる信号を
生成するものであれば他のものでも構わない。さらに2
値化処理を行っている部分は多値化処理をしても構わな
い。また、ローパスフィルタ52,ハイパスフィルタ61,
高域成分検出回路132の構成は水平方向,垂直方向,水
平垂直の2次元のいずれの周波数成分を求める構成でも
よい。また第7,8,9,10の発明においての動き検出や
高域成分の動きの検出方法は本実施例で述べた構成に限
られるものではなく、例えばアダマール変換等の周波数
分離により求めても同様の効果が得られる。また第2の
発明の第3の実施例において高域成分を減算器53の出力
より得る構成としたが、新たにハイパスフィルタを設
け、入力信号より高域成分を求める構成にしてもよい。
また第9,10の発明の実施例においては、動き信号と高
域成分信号を別々に検出して高域成分の動きを求める構
成としたが、高域成分の動きが検出できるなら他の構成
でもよく、例えば動き検出回路の出力に高域成分検出回
路を設けることにより高域成分の動きを検出する構成と
してもよい。また第5,6,7,8,9,10の発明の実施例
は入力される映像がインターレースの信号であるとし
て、カウンタ114,115は1フィールド単位で画素数を数え
る構成としてが、入力信号はインターレースの信号とは
限らず画素数を数える映像区間は任意の領域、或いは任
意のフィールド数,フレーム数でもかまわない。また第
5,6,7,8,9,10の発明の実施例においては、S/N
改善量制御信号生成回路118の出力はしきい値回路117に
より1フィールド単位で制御される構成としたが、S/
N改善量制御信号生成回路118により信号レベルの高い
画素、すなわち明るい領域に関しては改善量を大きくす
る処理をつけ加えた構成としてもよい。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、輝度信号と色差信号の信号レベルのうち少なくとも
どちらか一方に応じて画素毎にノイズリデュース手段の
S/N改善量を制御することにより、例えば、輝度レベ
ルが高く色差信号の絶対値レベルが高い(色飽和度が高
い)領域のS/N改善量に対して、輝度レベルが低く色
飽和度の低い領域のS/N改善量を抑えることにより、
信号とノイズの判別が付きにくい低レベルの信号の領域
において映像信号のボケを抑え、明るい領域においては
十分なS/N改善を得ることができ、その実用的効果は
大きい。
【0147】第2の発明によれば、輝度信号と色差信号
の信号レベルのうち少なくともどちらか一方と高域成分
の大きさに応じて画素毎にノイズリデュース手段のS/
N改善量を制御することにより、例えば、輝度レベルが
低く色飽和度の低い高域成分の領域のS/N改善量を抑
える構成にすることにより、輝度レベルが低く色飽和度
の低い領域の高域成分の信号のボケを抑えることができ
ると共に、明らかに低域の領域には信号レベルに関係な
くS/N改善を施すことができ、その実用的効果は大き
い。
【0148】第3の発明によれば、動き情報信号が動き
ベクトルを示す場合にノイズリデュース手段のS/N改
善量を小さくすることにより、動いている画面に対して
はS/N改善量を優先的に小さくするため動きによるボ
ケを抑えることができ、その実用的効果は大きい。
【0149】第4の発明によれば、動き情報信号が、完
全静止,準静止の場合は動きによるボケが生じにくいた
め、輝度信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少
なくともどちらか一方に応じてノイズリデュース手段の
S/N改善量を抑える制御を行わない構成にすることに
より、レベルが低い領域においても完全静止,準静止の
場合は画面全体にS/N改善が施され、その実用的効果
は大きい。
【0150】第5の発明によれば、画面全体において信
号レベルの低い高域成分の画素数がしきい値を越えない
場合は高域成分のボケが生じることが少ないため、輝度
信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少なくとも
どちらか一方に応じてノイズリデュース手段のS/N改
善量を抑える制御を行わない構成にすることにより、信
号レベルの低い高域成分の画素数の少ない映像では、画
面全体にS/N改善が施され、その実用的効果は大き
い。
【0151】第6の発明によれば、信号レベルの低い領
域中での高域成分の割合がしきい値を越えない場合は高
域成分のボケが生じることが少ないため、輝度信号レベ
ルと色差信号の絶対値レベルのうち少なくともどちらか
一方に応じてノイズリデュース手段のS/N改善量を抑
える制御を行わない構成にすることにより、信号レベル
の低い領域中での高域成分の割合の少ない画面では、画
面全体にS/N改善が施され、また画面全体でレベルの
低い高域成分の画素数が少なくても、低レベルの領域中
での割合が大きければ、その領域のS/N改善量は低く
抑えられるため高域成分のボケは抑えられ、その実用的
効果は大きい。
【0152】第7の発明によれば、画面全体において信
号レベルの低い動き成分の画素数がしきい値を越えない
場合は、動きが少なく動きによるボケが生じることが少
ないため、輝度信号レベルと色差信号の絶対値レベルの
うち少なくともどちらか一方に応じてノイズリデュース
手段のS/N改善量を抑える制御を行わない構成にする
ことにより、信号レベルの低い動き成分の画素数の少な
い映像では、画面全体にS/N改善が施され、その実用
的効果は大きい。
【0153】第8の発明によれば、信号レベルの低い領
域中での動き成分の割合がしきい値を越えない場合は、
動きが少なく動きによるボケが生じることが少ないた
め、輝度信号レベルと色差信号の絶対値レベルのうち少
なくともどちらか一方に応じてノイズリデュース手段の
S/N改善量を抑える制御を行わない構成にすることに
より、信号レベルの低い領域中での動き成分の割合の少
ない画面では、画面全体にS/N改善が施され、また画
面全体でレベルの低い動き成分の画素数が少なくても、
低レベルの領域中での割合が大きければ、その領域のS
/N改善量は低く抑えられるため動き成分のボケは抑え
られ、その実用的効果は大きい。
【0154】第9の発明によれば、画面全体において信
号レベルの低い高域成分の動きの画素数がしきい値を越
えない場合は、細かいものの動きが少なく動きによるボ
ケが生じることが少ないため、輝度信号レベルと色差信
号の絶対値レベルのうち少なくともどちらか一方に応じ
てノイズリデュース手段のS/N改善量を抑える制御を
行わない構成にすることにより、信号レベルの低い高域
成分の動きの画素数の少ない映像では、画面全体にS/
N改善が施され、例えば低レベルの動きであっても高域
成分をあまり含んでいなければYCレベルによるS/N
改善量抑制を禁止するため、低レベルの動きのみでS/
N改善量制御信号生成回路を制御する場合に比べ、改善
量が大きくなり、その実用的効果は大きい。
【0155】第10の発明によれば、信号レベルの低い領
域中での高域成分の動きのエッジ成分の割合がしきい値
を越えない場合は、細かいものの動きが少なく動きによ
るボケが生じることが少ないため、輝度信号レベルと色
差信号の絶対値レベルのうち少なくともどちらか一方に
応じてノイズリデュース手段のS/N改善量を抑える制
御を行わない構成にすることにより、信号レベルの低い
領域中での高域成分の動きの割合の少ない画面では、画
面全体にS/N改善が施され、例えば低レベルの動きで
あっても高域成分をあまり含んでいなければYCレベル
によるS/N改善量抑制を禁止するため、低レベルの動
きのみでS/N改善量制御信号生成回路を制御する場合
に比べ、改善量が大きくなる。また、画面全体でレベル
の低い高域の動き成分の画素数が少なくても、低レベル
の領域中での割合が大きければ、その領域のS/N改善
量は低く抑えられるため高域の動き成分のボケは抑えら
れ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の第1の実施例における雑音低減装置
のブロック図
【図2】S/N改善量制御信号生成回路5の構成図
【図3】全ての実施例におけるYCレベル回路の入出力
の関係を示した図
【図4】全ての実施例における非線形リミッタの入出力
特性図
【図5】第1の発明の第2の実施例における雑音低減装置
のブロック図
【図6】第1の発明の第3の実施例における雑音低減装置
のブロック図
【図7】第2の発明の第1の実施例における雑音低減装置
のブロック図
【図8】S/N改善量制御信号生成回路62の構成図
【図9】S/N改善量制御信号生成回路62の出力を示し
た図
【図10】第2の発明の第2の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図11】第2の発明の第3の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図12】第3の発明の第1の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図13】S/N改善量制御信号生成回路82の構成図
【図14】S/N改善量制御信号生成回路82の出力を示
した図
【図15】第3の発明の第2の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図16】第4の発明の第1の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図17】S/N改善量制御信号生成回路102の構成図
【図18】S/N改善量制御信号生成回路102の出力を
示した図
【図19】第4の発明の第2の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図20】第5の発明の第1の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図21】S/N改善量制御信号生成回路118の構成図
【図22】S/N改善量制御信号生成回路118の出力を
示した図
【図23】第5の発明の第2の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図24】第5の発明の第3の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図25】第6の発明の第1の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図26】第6の発明の第2の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図27】第6の発明の第3の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図28】第7の発明の第1の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図29】第7の発明の第2の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図30】第8の発明の第1の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図31】第8の発明の第2の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図32】第9の発明の第1の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図33】第9の発明の第2の実施例における雑音低減装
置のブロック図
【図34】第10の発明の第1の実施例における雑音低減
装置のブロック図
【図35】第10の発明の第2の実施例における雑音低減
装置のブロック図
【図36】従来の雑音低減装置のブロック図
【図37】従来の雑音低減装置における非線形リミッタ
の入出力特性図
【図38】従来の他の雑音低減装置のブロック図
【符号の説明】
1 Y信号入力端子 4 絶対値回路 5,62,82,102,118 S/N改善量制御信号生成回路 7,44,54,503 非線形リミッタ 9,42,504 フレームメモリ 34,67,87,107,124 最小値回路 35,68,88,108,125 Yしきい値回路 36,69,89,109,126 Cしきい値回路 37,71,90,110,127 YCレベル回路 70 高域成分しきい値回路 81,101 動き情報信号デコード回路 91 論理積回路 72,111,128 論理和回路 113 論理積回路 114,115 カウンタ 116 除算器 117 しきい値回路
フロントページの続き (72)発明者 石津 厚 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を入力し、入力された映像信号に
    対してS/N改善量が可変できるノイズリデュース手段
    と、前記映像信号を入力し前記映像信号の信号レベルに
    応じた信号を画素毎に出力するS/N改善量制御信号生
    成手段とを具備し、前記S/N改善量制御信号生成手段
    の出力により前記ノイズリデュース手段のS/N改善量
    を制御することを特徴とする雑音低減装置。
  2. 【請求項2】前記S/N改善量制御信号生成手段は、前
    記映像信号のうち輝度信号か色差信号の少なくともどち
    らか一方に応じた信号を出力することを特徴とする請求
    項1記載の雑音低減装置。
  3. 【請求項3】前記S/N改善量制御信号生成手段は、輝
    度信号レベル,色差信号の絶対値レベルが低い場合に前
    記ノイズリデュース手段のS/N改善量を小さくする制
    御信号を出力することを特徴とする請求項2記載の雑音
    低減装置。
  4. 【請求項4】映像信号を入力し、入力された映像信号に
    対してS/N改善量が可変できるノイズリデュース手段
    と、前記映像信号を入力し前記映像信号の高域の成分を
    抽出する高域成分抽出手段と、前記映像信号を入力し前
    記映像信号の信号レベルに応じた信号を画素毎に出力す
    るS/N改善量制御信号生成手段とを具備し、前記高域
    成分抽出手段の出力により前記S/N改善量制御信号生
    成手段の出力を制御するとともに、このS/N改善量制
    御信号生成手段の出力により前記ノイズリデュース手段
    のS/N改善量を制御することを特徴とする雑音低減装
    置。
  5. 【請求項5】前記S/N改善量制御信号生成手段は、前
    記映像信号のうち輝度信号か色差信号の少なくともどち
    らか一方に応じた信号を出力することを特徴とする請求
    項4記載の雑音低減装置。
  6. 【請求項6】前記S/N改善量制御信号生成手段は、輝
    度信号レベル,色差信号の絶対値レベルが低い場合に前
    記ノイズリデュース手段のS/N改善量を小さくする制
    御信号を出力することを特徴とする請求項5記載の雑音
    低減装置。
  7. 【請求項7】映像信号と、前記映像信号に伴う動き情報
    信号を入力とし、入力された映像信号に対してS/N改
    善量が可変できるノイズリデュース手段と、前記動き情
    報信号を入力し動き情報信号をデコードする動き情報信
    号デコード手段とを具備し、前記動き情報デコード手段
    の出力が動きベクトルを示す場合前記ノイズリデュース
    手段のS/N改善量が小さくなるように制御することを
    特徴とする雑音低減装置。
  8. 【請求項8】映像信号と、前記映像信号に伴う動き情報
    信号を入力とし、入力された映像信号に対してS/N改
    善量が可変できるノイズリデュース手段と、前記映像信
    号を入力し前記映像信号の信号レベルに応じた信号を画
    素毎に出力するS/N改善量制御信号生成手段と、前記
    動き情報信号を入力とし動き情報信号をデコードする動
    き情報信号デコード手段とを具備し、前記動き情報デコ
    ード手段の出力により前記S/N改善量制御信号生成手
    段の出力を制御するとともに、このS/N改善量制御信
    号生成手段の出力により前記ノイズリデュース手段のS
    /N改善量を制御することを特徴とする雑音低減装置。
  9. 【請求項9】前記S/N改善量制御信号生成手段は、前
    記映像信号のうち輝度信号か色差信号の少なくともどち
    らか一方に応じた信号を出力することを特徴とする請求
    項8記載の雑音低減装置。
  10. 【請求項10】前記S/N改善量制御信号生成手段は、
    輝度信号レベル,色差信号の絶対値レベルが低い場合に
    前記ノイズリデュース手段のS/N改善量を小さくする
    制御信号を出力することを特徴とする請求項9記載の雑
    音低減装置。
  11. 【請求項11】前記S/N改善量制御信号生成手段の出
    力は前記動き情報デコード手段の出力が完全静止,準静
    止の場合にはS/N改善量が大きくなるように制御され
    ることを特徴とする請求項8記載の雑音低減装置。
  12. 【請求項12】映像信号を入力し、入力された映像信号
    に対してS/N改善量が可変できるノイズリデュース手
    段と、前記映像信号を入力し前記映像信号の信号レベル
    に応じた信号を画素毎に出力するS/N改善量制御信号
    生成手段と、前記映像信号の低レベル領域における高域
    成分を検出する低レベル領域高域成分検出手段とを具備
    し、前記低レベル高域成分検出手段の出力により前記S
    /N改善量制御信号生成手段の出力を制御するととも
    に、このS/N改善量制御信号生成手段の出力により前
    記ノイズリデュース手段のS/N改善量を制御すること
    を特徴とする雑音低減装置。
  13. 【請求項13】前記S/N改善量制御信号生成手段は、
    前記映像信号のうち輝度信号か色差信号の少なくともど
    ちらか一方に応じた信号を出力することを特徴とする請
    求項12記載の雑音低減装置。
  14. 【請求項14】前記S/N改善量制御信号生成手段は、
    輝度信号レベル,色差信号の絶対値レベルが低い場合に
    前記ノイズリデュース手段のS/N改善量を小さくする
    制御信号を出力することを特徴とする請求項13記載の雑
    音低減装置。
  15. 【請求項15】前記低レベル領域高域成分検出手段は、
    輝度信号を入力し所定値より低いレベルのものを出力す
    る低レベル信号検出手段と、前記映像信号を入力とし前
    記映像信号の高域成分を検出する高域成分検出手段と、
    前記低レベル信号検出手段と前記高域成分検出手段の出
    力を入力とする論理手段と、前記論理手段の出力を入力
    とし所定の映像区間において前記論理手段の出力の個数
    を数えるカウンタと、前記カウンタの出力を入力とし所
    定値と比較して大小関係を出力するしきい値手段とを具
    備したことを特徴とする請求項12記載の雑音低減装置。
  16. 【請求項16】前記低レベル領域高域成分検出手段は、
    輝度信号を入力し所定値より低いレベルのものを出力す
    る低レベル信号検出手段と、前記低レベル信号検出手段
    の出力を入力とし所定の映像区間において低レベルと判
    定された画素の個数を数える第1のカウンタと、前記映
    像信号を入力とし前記映像信号の高域成分を検出する高
    域成分検出手段と、前記低レベル信号検出手段と前記高
    域成分検出手段の出力を入力とする論理手段と、前記論
    理手段の出力を入力とし所定の映像区間において前記論
    理手段の出力の個数を数える第2のカウンタと、前記第1
    のカウンタの出力と前記第2のカウンタの出力を入力と
    し両者の比率を求める割り算手段と、前記割り算手段の
    出力を入力とし所定値と比較して大小関係を出力するし
    きい値手段とを具備したことを特徴とする請求項12記載
    の雑音低減装置。
  17. 【請求項17】前記論理手段は前記論理手段の入力信号
    が低レベルでかつ高域成分が検出された場合のみ信号を
    出力することを特徴とし、前記S/N改善量制御信号生
    成手段の出力は前記しきい値手段の出力によりS/N改
    善量が大きくなるように制御されることを特徴とする請
    求項15または16記載の雑音低減装置。
  18. 【請求項18】映像信号を入力し、入力された映像信号
    に対してS/N改善量が可変できるノイズリデュース手
    段と、前記映像信号を入力し前記映像信号の信号レベル
    に応じた信号を画素毎に出力するS/N改善量制御信号
    生成手段と、前記映像信号の低レベル領域における動き
    領域を検出する低レベル領域動き検出手段とを具備し、
    前記低レベル領域動き検出手段の出力により前記S/N
    改善量制御信号生成手段の出力を制御するとともに、こ
    のS/N改善量制御信号生成手段の出力により前記ノイ
    ズリデュース手段のS/N改善量を制御することを特徴
    とする雑音低減装置。
  19. 【請求項19】前記S/N改善量制御信号生成手段は、
    前記映像信号のうち輝度信号か色差信号の少なくともど
    ちらか一方に応じた信号を出力することを特徴とする請
    求項18記載の雑音低減装置。
  20. 【請求項20】前記S/N改善量制御信号生成手段は、
    輝度信号レベル,色差信号の絶対値レベルが低い場合に
    前記ノイズリデュース手段のS/N改善量を小さくする
    制御信号を出力することを特徴とする請求項19記載の雑
    音低減装置。
  21. 【請求項21】前記低レベル領域動き検出手段は、輝度
    信号を入力し所定値より低いレベルのものを出力する低
    レベル信号検出手段と、少なくとも1フィールド期間で
    の動きを検出する動き検出手段と、前記低レベル信号検
    出手段と前記動き検出手段の出力を入力とする論理手段
    と、前記論理手段の出力を入力とし所定の映像区間にお
    いて前記論理手段の出力の個数を数えるカウンタと、前
    記カウンタの出力を入力とし所定値と比較して大小関係
    を出力するしきい値手段とを具備したことを特徴とする
    請求項18記載の雑音低減装置。
  22. 【請求項22】前記低レベル領域動き検出手段は、輝度
    信号を入力し所定値より低いレベルのものを出力する低
    レベル信号検出手段と、前記低レベル信号検出手段の出
    力を入力とし所定の映像区間において低レベルと判定さ
    れた画素の個数を数える第1のカウンタと、少なくとも1
    フィールド期間での動きを検出する動き検出手段と、前
    記低レベル信号検出手段と前記動き検出手段の出力を入
    力とする論理手段と、前記論理手段の出力を入力とし所
    定の映像区間において前記論理手段の出力の個数を数え
    る第2のカウンタと、前記第1のカウンタの出力と前記第
    2のカウンタの出力を入力とし両者の比率を求める割り
    算手段と、前記割り算手段の出力を入力とし所定値と比
    較して大小関係を出力するしきい値手段とを具備したこ
    とを特徴とする請求項18記載の雑音低減装置。
  23. 【請求項23】前記論理手段は前記論理手段の入力信号
    が低レベルでかつ動きの場合のみ信号を出力することを
    特徴とし、前記S/N改善量制御信号生成手段の出力は
    前記しきい値手段の出力によりS/N改善量が大きくな
    るように制御されることを特徴とする請求項21または22
    記載の雑音低減装置。
  24. 【請求項24】映像信号を入力し、入力された映像信号
    に対してS/N改善量が可変できるノイズリデュース手
    段と、前記映像信号を入力し前記映像信号の信号レベル
    に応じた信号を画素毎に出力するS/N改善量制御信号
    生成手段と、前記映像信号の低レベル領域における高域
    成分の動きを検出する低レベル領域高域成分動き検出手
    段とを具備し、前記低レベル領域高域成分動き検出手段
    の出力により前記S/N改善量制御信号生成手段の出力
    を制御するとともに、前記S/N改善量制御信号生成手
    段の出力により前記ノイズリデュース手段のS/N改善
    量を制御することを特徴とする雑音低減装置。
  25. 【請求項25】前記S/N改善量制御信号生成手段は、
    前記映像信号のうち輝度信号か色差信号の少なくともど
    ちらか一方に応じた信号を出力することを特徴とする請
    求項24記載の雑音低減装置。
  26. 【請求項26】前記S/N改善量制御信号生成手段は、
    輝度信号レベル,色差信号の絶対値レベルが低い場合に
    前記ノイズリデュース手段のS/N改善量を小さくする
    制御信号を出力することを特徴とする請求項25記載の雑
    音低減装置。
  27. 【請求項27】前記低レベル領域高域成分動き検出回路
    は、輝度信号を入力し所定値より低いレベルのものを出
    力する低レベル信号検出手段と、少なくとも1フィール
    ド期間での動きを検出する動き検出手段と、前記映像信
    号を入力とし前記映像信号の高域成分を検出する高域成
    分検出手段と、前記低レベル信号検出手段と前記動き検
    出手段の出力と前記高域成分検出手段の出力を入力とす
    る論理手段と、前記論理手段の出力を入力とし所定の映
    像区間において前記論理手段の出力の個数を数えるカウ
    ンタと、前記カウンタの出力を入力とし所定値と比較し
    て大小関係を出力するしきい値手段とを具備したことを
    特徴とする請求項24記載の雑音低減装置。
  28. 【請求項28】前記低レベル領域高域成分動き検出回路
    は、輝度信号を入力し所定値より低いレベルのものを出
    力する低レベル信号検出手段と、前記低レベル信号検出
    手段の出力を入力とし所定の映像区間において低レベル
    と判定された画素の個数を数える第1のカウンタと、少
    なくとも1フィールド期間での動きを検出する動き検出
    手段と、前記映像信号を入力とし前記映像信号の高域成
    分を検出する高域成分検出手段と、前記低レベル信号検
    出手段と前記動き検出手段の出力と前記高域成分検出手
    段の出力を入力とする論理手段と、前記論理手段の出力
    を入力とし所定の映像区間において前記論理手段の出力
    の個数を数える第2のカウンタと、前記第1のカウンタの
    出力と前記第2のカウンタの出力を入力とし両者の比率
    を求める割り算手段と、前記割り算手段の出力を入力と
    し所定値と比較して大小関係を出力するしきい値手段と
    を具備したことを特徴とする請求項24記載の雑音低減装
    置。
  29. 【請求項29】前記論理手段は前記論理手段の入力信号
    が低レベルでかつ高域成分の動きの場合のみ信号を出力
    することを特徴とし、前記S/N改善量制御信号生成手
    段の出力は前記しきい値手段の出力によりS/N改善量
    が大きくなるように制御されることを特徴とする請求項
    27または28記載の雑音低減装置。
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