JPH08149473A - 動きベクトル検出装置 - Google Patents

動きベクトル検出装置

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JPH08149473A
JPH08149473A JP28645994A JP28645994A JPH08149473A JP H08149473 A JPH08149473 A JP H08149473A JP 28645994 A JP28645994 A JP 28645994A JP 28645994 A JP28645994 A JP 28645994A JP H08149473 A JPH08149473 A JP H08149473A
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JP
Japan
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motion vector
similarity
block
pixel
absolute value
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JP28645994A
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English (en)
Inventor
Akihiko Matsuo
明彦 松尾
Masahito Nonaka
雅人 野中
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動きベクトルの検出精度の低下を招くことな
く、小さなハードウェア規模で、動きベクトルをリアル
タイムで検出することができるようにする。 【構成】 差分絶対値算出部25は、動きベクトル検出
ブロックの各画素ごとに、この画素の画像データとこの
画素に対応する参照ブロックの画素の画像データとの差
分絶対値を算出する。ビット削減部26は、算出された
差分絶対値を示すディジタルデータのビット数を削減す
る。累積加算部27は、このビット数を削減された差分
絶対値をブロックの画素数分だけ累積加算する。レジス
タ28,29と比較部30は、累積加算値に基づいて、
動きベクトルを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブロックマッチング
法に基づいて、動きベクトルを検出する動きベクトル検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、動画像の符号化効率を向上させ
るための動き補償フレーム間予測符号化方式において
は、動きベクトルを検出する方式として、下記の文献1
に記載されるように、ブロックマッチング法による動き
ベクトル検出方式が採用されている。 文献1:MPEG技術 トリケップス社 第57頁乃至
第58頁。
【0003】ここで、ブロックマッチング法による動き
ベクトル検出方式とは、m×n(m,nは1以上の整
数)個の画素からなる動きベクトル検出ブロックと、こ
の動きベクトル検出ブロックが設定された画面とは異な
る画面に設定され、m×n個の画素からなる複数の参照
ブロックそれぞれとの類似度を検出し、検出された類似
度に基づいて、動きベクトル検出ブロックの動きベクト
ルを検出する方式である。
【0004】このブロックマッチング法による動きベク
トル検出方式では、動きベクトルの検出精度を向上させ
るためには、参照ブロックの数を多くする必要がある。
しかし、参照ブロックの数を多くすると、処理すべき情
報量が多くなる。これにより、動きベクトルをリアルタ
イムで検出することができなくなるので、動画像の符号
化処理等のように、リアルタイムの処理が要求される処
理では、用いることができなくなる。
【0005】この問題を解決するために、従来、動きベ
クトル検出装置を複数設ける方法が用いられている。こ
の方法によれば、複数の参照ブロックの類似度検出処理
を並列に行うことができるので、参照ブロックの数を増
やしても、動きベクトルをリアルタイムで検出すること
ができる。しかし、この方法の場合、動きベクトル検出
装置を複数設けなければならないため、装置のハードウ
ェア規模が大きくなるという問題があった。
【0006】この問題を解決するために、従来、下記の
文献2に記載されるような技術が提案されている。 文献2:特開昭63−116582号(動き補償予測符
号化装置)。
【0007】この文献2に記載された技術は、画像デー
タを2値化し、この2値化された画像データを動きベク
トル検出装置に供給するようになっている。このような
構成によれば、処理すべき情報量を減らすことができる
ので、ハードウェア規模の増大を招くことなく、動きベ
クトルをリアルタイムで検出することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文献2
の構成の場合、ハードウェア規模の増大を招くことな
く、動きベクトルをリアルタイムで検出することができ
る反面、動きベクトルの検出精度が低下するという問題
があった。これは、多値の画像データを2値の画像デー
タに変換してから、動きベクトルの検出処理を実行する
ようになっているからである。
【0009】以上から、動きベクトル検出装置において
は、動きベクトルの検出精度の低下を招くことなく、小
さなハードウェア規模で、動きベクトルをリアルタイム
で検出することができる装置が望まれる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、ブロックマッチング法により動きベク
トルを検出する動きベクトル検出装置において、動きベ
クトル検出ブロックの各画素ごとに、この画素の画像デ
ータとこの画素に対応する参照ブロックの画素の画像デ
ータとの類似度を検出する手段と、検出された類似度を
示すディジタルデータのビット幅を縮小する手段と、ビ
ット幅が縮小されたディジタルデータに基づいて、各参
照ブロックごとに、この参照ブロックと動きベクトル検
出ブロックとの類似度を検出する手段と、この手段によ
り検出された類似度に基づいて、動きベクトル検出ブロ
ックの動きベクトルを検出する手段とを設けるようにし
たものである。
【0011】
【作用】上記構成においては、ビット幅縮小手段によ
り、動きベクトル検出ブロックの各画素ごとに、この画
素の画像データとこの画素に対応する参照ブロックの画
素との類似度が検出される。次に、検出された類似度を
示すディジタルデータのビット幅が縮小される。次に、
このビット幅が縮小されたm×n個のディジタルデータ
に基づいて、各参照ブロックごとに、この参照ブロック
と動きベクトル検出ブロックとの類似度が検出される。
次に、検出された類似度に基づいて、動きベクトル検出
ブロックの動きベクトルが検出される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を詳細に説明する。なお、以下の説明では、ブロック
マッチング法として、全点探索方式のブロックマッチン
グ法を用いる場合を代表として説明する。
【0013】ここで、全点探索方式のブロックマッチン
グ法とは、動きベクトルの探索範囲に含まれるすべての
画素について、動きベクトル検出ブロックと参照ブロッ
クの類似度を検出するようにしたものである。
【0014】この全点探索方式のブロックマッチング法
の一例を、図2を参照しながら説明する。
【0015】図において、Xは画面の水平方向を示し、
Yは画面の垂直方向を示し、Tは時間軸方向を示す。ま
た、黒丸は、画素を示す。
【0016】11は、例えば、現フレーム画面に設定さ
れた動きベクトル検出ブロックである。この動きベクト
ル検出ブロック11は、m×n(m,nは1以上の正の
整数)の画素からなる。
【0017】12は、例えば、前フレーム画面に設定さ
れた動きベクトル探索範囲である。この動きベクトル探
索範囲12は、例えば、動きベクトル検出ブロック11
の左上端に位置する画素と同じ座標(x,y)を有する
画素を中心とし、(2V+1)×(2V+1)(Vは1
以上の正の整数)の画素からなる。
【0018】13は、前フレーム画面に設定された参照
ブロックである。この参照ブロック13は、動きベクト
ル探索範囲12の各画素ごとに設定される。また、この
参照ブロック13は、検出ブロック11と同様に、m×
nの画素からなる。
【0019】このような構成において、動きベクトルの
検出手順を説明する。
【0020】(1) まず、例えば、動きベクトル探索
範囲12の左上端の座標(x−V,y+V)を左上端の
座標とする参照ブロック13と動きベクトル検出ブロッ
ク11との類似度を検出する。
【0021】(2) 次に、例えば、水平方向Xの座標
を1だけ更新し、座標(x−V+1,y+V)を左上端
の座標とする参照ブロック13と動きベクトル検出ブロ
ック11との類似度を検出する。
【0022】(3) 以下、同様に、水平方向Xの座標
を順次1ずつ更新しながら、参照ブロック13と動きベ
クトル検出ブロック11との類似度を検出する。
【0023】(4) 水平方向Xのすべての座標の更新
が終了したら、垂直方向Yの座標を1だけ更新して再び
上述した処理を実行する。
【0024】(5) 以下、同様に、水平方向Xのすべ
ての座標を更新するたびに、垂直方向Yの座標を1ずつ
更新しながら、上述した処理を実行する。これにより、
(2V+1)×(2V+1)個の類似度が検出される。
【0025】(6) この(2V+1)×(2V+1)
個の類似度のうち、最も大きい類似度を検出する。
【0026】(7) 検出された類似度に対応する参照
ブロック13の座標(x+a,y+b)と動きベクトル
検出ブロック11の座標(x,y)との差(a,b)を
検出する。この座標差(a,b)が動きベクトルMVを
示す。
【0027】なお、動きベクトル検出ブロック11と参
照ブロック13との類似度は、例えば、動きベクトル検
出ブロック11の各画素の画像データと、この画素に対
応する参照ブロック13の画素の画像データとの類似度
を(m×n)個分累積加算することにより求められる。
【0028】また、動きベクトル検出ブロック11の各
画素の画像データと、この画素に対応する参照ブロック
13の画素の画像データとの類似度は、2つの画像デー
タの差分絶対値を求めることにより求められる。
【0029】以上がこの全点探索方式のブロックマッチ
ング法の一例である。次に、この全点探索方式のブロッ
クマッチング法を例に、この発明の第1の実施例を説明
する。図1は、この第1の実施例の構成を示すブロック
図である。
【0030】図において、21は、現フレームの画像デ
ータが供給される入力端子である。22は、この画像デ
ータを1フレーム分遅延するフレーム遅延部である。2
3は、現フレームの画像データが格納される現フレーム
メモリである。24は、前フレームの画像データが格納
される前フレームメモリである。
【0031】25は、動きベクトル検出ブロック11の
各画素ごとに、この画素の画像データとこの画素に対応
する参照ブロック13の画素の画像データとの差分絶対
値を算出する差分絶対値算出部である。この差分絶対値
算出部25は、2つの画像データの差分値を算出する減
算回路251と、この減算回路251により算出された
差分値の絶対値を求める絶対値回路252により構成さ
れている。
【0032】なお、この差分絶対値算出部25により算
出される差分絶対値は、N(Nは1以上の正の整数)ビ
ットのディジタルデータで表される。
【0033】26は、差分絶対値算出部25により算出
された差分絶対値のビットを、最下位ビットから予め定
められた数だけ機械的に削減することにより、M(N<
M)ビットのディジタルデータを出力するビット削減部
である。
【0034】27は、ビット削減部26により、ビット
幅を縮小された差分絶対値を動きベクトル検出ブロック
11の画素数m×n分だけ累積加算する累積加算部であ
る。この累積加算部27は、ビット削減部26でビット
幅を縮小された差分絶対値と前回までの累積加算値とを
加算する加算回路271と、この加算回路271の加算
出力を保持するレジスタ271とからなる。
【0035】28は、累積加算部27により得られた累
積加算値を保持するレジスタである。29は、動きベク
トル検出ブロック11の座標(x,y)と参照画素13
の座標(x+a,y+b)との差(a,b)を保持する
レジスタである。
【0036】30は、累積加算部27から出力される累
積加算値とレジスタ28に保持されている累積加算値を
比較することにより、レジスタ28,29のデータ保持
信号を出力する比較部である。この比較部30は、累積
加算部27から出力される累積加算値がレジスタ28に
保持されている累積加算値より小さい場合、データ保持
信号を出力する。
【0037】31は、動きベクトルMVの出力端子であ
る。32は、動きベクトルMVの検出動作を制御する制
御部である。この制御部32の機能としては、例えば、
次のような機能がある。
【0038】 入力端子21に供給される画像データ
を現フレームメモリ23に書き込む機能。 フレーム遅延部22から出力される画像データを前
フレームメモリ24に書き込む機能。
【0039】 現フレームメモリ23から動きベクト
ル検出ブロック11に含まれるm×n個の画素の画像デ
ータを順次読み出す機能。 前フレームメモリ24から参照ブロック13に含ま
れるm×n個の画素の画像データを順次読み出す機能。
この読出しは、動き検出ブロック11からの画像データ
の読出しに同期して行われる。
【0040】 レジスタ272のデータ保持信号を出
力する機能。このデータ保持信号は、1画素分の画像デ
ータの読出しが終了するたびに出力される。 比較器30の駆動信号を出力する機能。この駆動信
号は、m×n個の画素分の画像データの読出しが終了す
るたびに出力される。
【0041】 動きベクトル検出ブロック11の座標
(x,y)と参照ブロック13の座標(x+a,y+
b)との差(a,b)を出力する機能。
【0042】上記構成において、動作を説明する。
【0043】入力端子21に供給された画像データは、
制御部32によって、順次現フレームメモリ23に書き
込まれる。また、この画像データは、フレーム遅延回路
22によって1フレーム分遅延された後、制御部32に
よって、順次前フレームメモリ24に格納される。これ
により、現フレームメモリ23には、現フレームの画像
データが格納され、前フレームメモリ24には、前フレ
ームの画像データが格納される。
【0044】この後、制御部32は、現フレームメモリ
23から動きベクトル検出ブロック11に含まれるm×
n個の画素の画像データを順次読み出す。これと同期し
て、制御部32は、前フレームメモリ24から参照ブロ
ック13に含まれるm×n個の画素の画像データを順次
読み出す。
【0045】この2つの画像データは、差分絶対値算出
部25の減算回路251に供給される。この減算回路2
51は、例えば、動き検出ブロック11から読み出され
た画像データから参照ブロック13から読み出された画
像データを減ずる。これにより、2つの画像データの差
分値が得られる。
【0046】この差分値は絶対値回路252に供給され
る。絶対値回路252は、差分値の絶対値をとる。これ
により、2つの画像データの差分絶対値が得られる。こ
の差分絶対値は、ビット削減部26に供給される。ビッ
ト削減部26は、入力データのビットを最下位ビットか
ら(N−M)分機械的に削減する。これにより、差分絶
対値のビット幅は、NビットからMビットに縮小され
る。
【0047】ビット幅を縮小された差分絶対値は、累積
加算部27の加算回路271に供給される。加算回路2
71は、この差分絶対値とDフリップフロップ回路27
2に保持されている前回の累積加算値271とを加算す
る。これにより、新たな累積加算値が得られる。この累
積加算値は、制御部31から供給されるデータ保持信号
に同期してレジスタ272に保持される。
【0048】以下、同様に、メモリ23,24から1画
素分の画像データが読み出されるたびに、差分絶対値の
算出処理と、ビット削減処理と、累積加算処理が実行さ
れる。
【0049】m×n個の画素数分の累積加算処理が終了
すると、制御部31から比較部30の駆動信号が出力さ
れる。これにより、加算回路271から出力される累積
加算値とレジスタ28に保持されている累積加算値との
大小が比較される。
【0050】この比較により、加算回路271から出力
される累積加算値の方がレジスタ28に保持されている
累積加算値より小さいことが判明すると、レジスタ2
8,29のデータ保持信号が出力される。これにより、
レジスタ28には、加算回路271から出力される累積
加算値が保持される。また、レジスタ29には、制御部
32から出力される座標差(a,b)が保持される。
【0051】これに対し、加算回路271から出力され
る累積加算値の方がレジスタ28に保持されている累積
加算値より大きい場合は、レジスタ28,29のデータ
保持信号は出力されない。これにより、この場合は、レ
ジスタ28,29の保持情報は変更されない。
【0052】以上のようにして、1つの参照ブロック1
3に対する処理が終了すると、次の参照ブロック13に
対して、再び、上述したような処理が実行される。以
下、同様に、(2V+1)×(2V+1)個の参照ブロ
ック13すべてについて、上述した処理が実行される。
【0053】その結果、最後の参照ブロック13に対す
る処理が終了すると、レジスタ28には、最も小さい累
積加算値が保持されている。また、レジスタ29には、
この累積加算値に対応する座標差(a,b)が保持され
ている。
【0054】この座標差(a,b)は、動きベクトル検
出ブロック11の動きベクトルMVとして、出力端子3
1に供給される。この場合、座標差(a,b)の水平成
分aは、動きベクトルMVの水平成分を示し、垂直成分
bは、動きベクトルの垂直成分を示す。
【0055】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果が得られる。
【0056】(1) まず、この実施例によれば、差分
絶対値算出部25により算出された差分絶対値のビット
数を削減し、このビット数を削減された差分絶対値を用
いて、累積加算処理等を実行するようにしたので、累積
加算部27と、レジスタ28,29と、比較部30の回
路規模を縮小することができる。これにより、動きベク
トル検出装置の回路規模を縮小することができる。
【0057】例えば、差分絶対値算出部25から出力さ
れる差分絶対値のビット数Nを8とし、累積加算回数
(m×n)を256とした場合において、ビット削減部
26のビット削減数(N−M)を4とすると、ビット削
減部26以降の回路規模を、ビット削減を行わない場合
の(3/4)程度に縮小することができる。
【0058】その結果、動きベクトル検出装置全体で
は、ビット削減を行わない場合、約2900個のトラン
ジスタが必要になるところが、約2300個のトランジ
スタで済む。これにより、動きベクトル検出装置全体で
も、回路規模を2割程度縮小することができる。
【0059】(2) また、この実施例によれば、差分
絶対値のビット数を削減した後、累積加算処理を行うよ
うにしたので、ビット削減部26以降で処理すべき情報
量を削減することができる。これにより、動きベクトル
をリアルタイムで検出することができる。
【0060】(3) また、この実施例によれば、差分
絶対値を求める前の画像データではなく、差分絶対値の
ビット数を削減するようにしたので、差分絶対値として
は、精度のよいものを得ることができる。これにより、
動きベクトルの検出精度の低下を防止することができ
る。
【0061】図3は、この発明の第2の実施例の構成を
示すブロック図である。なお、図3において、先の図1
とほぼ同一機能を発揮する部分には、同一符号を付して
詳細な説明を省略する。
【0062】先の実施例では、差分絶対値算出部25か
ら出力されるNビットの差分絶対値のビット数を機械的
に削減することにより、Mビットの差分絶対値を得る場
合を説明した。
【0063】これに対し、この実施例は、予め、Nビッ
トの差分絶対値とMビットの差分絶対値とが対応する形
で登録されたテーブルを作成し、このテーブル上で、差
分絶対値算出部25から出力されるNビットの差分絶対
値を検索することにより、Mビットの差分絶対値を得る
ようにしたものである。
【0064】すなわち、図3において、41は、上記検
索テーブルが格納されたメモリである。このメモリ41
は、例えば、読出し専用メモリにより構成されている。
【0065】42は、差分絶対値算出部25から出力さ
れるNビットの差分絶対値を上記検索テーブル上で検索
し、このNビットの差分絶対値に対応するMビットの差
分絶対値を読み出す検索部である。
【0066】上記構成においては、差分絶対値算出部2
5から出力されるNビットの差分絶対値は、検索部42
により、メモリ41に格納された検索テーブル上で検索
される。この検索により、目的とする差分絶対値が検出
されると、この差分絶対値に対応するMビットの差分絶
対値が読み出される。この差分絶対値は、累積加算部2
7に供給され、前回までの累積加算値と加算される。
【0067】このような構成においても、先の実施例と
同様の効果を得ることができるとともに、さらに、次の
ような効果を得ることができる。
【0068】すなわち、この実施例では、あるNビット
の差分絶対値に対するMビットの差分絶対値を、Mビッ
トという条件さえ満たせば自由に設定することができ
る。これにより、例えば、Nビットの差分絶対値に応じ
て、Mビットの差分絶対値に重付けを行うこともでき
る。その結果、動きベクトル検出精度を高めることがで
きる。
【0069】以上、この発明の一実施例を詳細に説明し
たが、この発明は、上述したような実施例に限定される
ものではない。
【0070】(1) 例えば、先の第2の実施例では、
予め、Nビットの差分絶対値とMビットの差分絶対値が
対応する形で登録されたテーブルを作成し、Nビットの
差分絶対値で、このテーブルを検索することにより、M
ビットの差分絶対値を得る場合を説明した。しかし、こ
の発明は、Nビットの差分絶対値に対応する番地にMビ
ットの差分絶対値を格納しておくことにより、Nビット
の差分絶対値をアドレスとして、Mビットの差分絶対値
を読み出すようにしてもよい。
【0071】(2) また、先の実施例では、2つの画
素の画像データの類似度として、差分絶対値を求める場
合を説明した。しかし、この発明は、これ以外にも、例
えば、差分値の2乗値を求めるようにしてもよい。
【0072】すなわち、ITU−T勧告H.261やM
PEGなどの動画像符号化装置においては、INTRA
/INTER(フレーム内符号化/フレーム間符号化)
の判定演算で、差分値の2乗値を求めるようになってい
る。この発明は、この場合にも、適用することができ
る。
【0073】(3) また、先の実施例では、動きベク
トル検出ブロック11と参照ブロック13との類似度と
して、2つの画素の画像データの類似度の累積加算値を
求める場合を説明した。しかし、この発明は、これ以外
にも、例えば、2つの画素の画像データの類似度の平均
値を求めるようにしてもよい。
【0074】(4) また、先の実施例では、動きベク
トル検出ブロックを現フレーム画面に設定し、参照ブロ
ックを前フレーム画面に設定する場合を説明した。しか
し、この発明は、これらをこれ以外のフレーム画面に設
定するようにしてもよい。要は、時間軸方向に離れた2
つの画面に設定するものであればよい。
【0075】(5) また、先の実施例では、動きベク
トル検出ブロックと参照ブロックをフレーム画面に設定
する場合を説明した。しかし、この発明は、これらをフ
ィールド画面に設定するようにしてもよい。
【0076】(6) また、先の実施例では、ブロック
マッチング法として、全点探索方式のブロックマッチン
グ法を用いる場合を説明した。しかし、この発明は、こ
れ以外のブロックマッチング法を用いるようにしてもよ
い。例えば、文献1に記載される3ステップサーチ方
式、階層的動きベクトルサーチ方式等のブロックマッチ
ング法を用いるようにしてもよい。
【0077】要は、この発明は、m×n個の画素からな
る動きベクトル検出ブロックと、この動きベクトル検出
ブロックが設定された画面とは異なる画面に設定され、
m×n個の画素からなる複数の参照ブロックそれぞれと
の類似度を検出し、この類似度に基づいて、前記動きベ
クトル検出ブロックの動きベクトルを検出する動きベク
トル検出装置一般に適用することができる。
【0078】(7) また、ブロックマッチング法は、
通常、動きベクトルの検出画面を複数の動きベクトル検
出ブロックに分割し、各ブロックごとに動きベクトルを
検出する場合に適用される。しかし、この発明は、所定
位置に定められた1つの動きベクトル検出ブロックの動
きベクトルを検出するブロックマッチング法にも適用す
ることができる。
【0079】(8) このほかにも、この発明は、その
要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは
勿論である。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
画素の類似度を検出する処理により検出された類似度を
示すディジタルデータのビット幅を縮小し、このビット
幅を縮小されたデータを用いて、ブロックの類似度や動
きベクトルを検出するようにしたので、動きベクトルの
検出精度の低下を招くことなく、小さなハードウェア規
模で、動きベクトルをリアルタイムで検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図である。
【図2】全点探索方式のブロックマッチング法を説明す
るための図である。
【図3】この発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
21…入力端子 22…フレーム遅延回路 23…現フレームメモリ 24…前フレームメモリ 25…差分絶対値算出部 26…ビット削減部 27…累積加算部 28,29…レジスタ 30…比較部 31…出力端子 251…減算回路 252…絶対値回路 271…加算回路 272…レジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m×n(m,nは1以上の整数)個の画
    素からなる動きベクトル検出ブロックと、この動きベク
    トル検出ブロックが設定された画面とは異なる画面に設
    定され、m×n個の画素からなる複数の参照ブロックそ
    れぞれとの類似度を検出し、この類似度に基づいて、前
    記動きベクトル検出ブロックの動きベクトルを検出する
    動きベクトル検出装置において、 前記動きベクトル検出ブロックの各画素ごとに、この画
    素の画像データとこの画素に対応する前記参照ブロック
    の画素の画像データとの類似度を検出する画素類似度検
    出手段と、 この画素類似度検出手段により検出された類似度を示す
    ディジタルデータのビット幅を縮小するビット幅縮小手
    段と、 このビット幅縮小手段によりビット幅が縮小されたm×
    n個のディジタルデータに基づいて、各参照ブロックご
    とに、この参照ブロックと前記動きベクトル検出ブロッ
    クとの類似度を検出するブロック類似度検出手段と、 このブロック類似度検出手段により検出された類似度に
    基づいて、前記動きベクトル検出ブロックの動きベクト
    ルを検出する動きベクトル検出手段とを具備したことを
    特徴とする動きベクトル検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ビット幅縮小手段は、前記画素類似
    度検出手段により検出された類似度を示すディジタルデ
    ータのビットを最下位ビットから予め定められたビット
    数だけ削減することにより、ビット幅の縮小されたディ
    ジタルデータを得るように構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の動きベクトル検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ビット幅縮小手段は、予め、ビット
    幅が縮小されたディジタルデータを登録しておき、この
    登録データを前記画素類似度検出手段により検出された
    類似度を示すディジタルデータに基づいて読み出すこと
    により、ビット幅が縮小されたディジタルデータを得る
    ように構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    動きベクトル検出装置。
JP28645994A 1994-11-21 1994-11-21 動きベクトル検出装置 Pending JPH08149473A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104253997A (zh) * 2013-06-26 2014-12-31 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 框内预测方法及系统

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