JPH08150361A - 塗布装置 - Google Patents
塗布装置Info
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- JPH08150361A JPH08150361A JP29491494A JP29491494A JPH08150361A JP H08150361 A JPH08150361 A JP H08150361A JP 29491494 A JP29491494 A JP 29491494A JP 29491494 A JP29491494 A JP 29491494A JP H08150361 A JPH08150361 A JP H08150361A
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- JP
- Japan
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- coating
- adhesive
- die
- roll
- adhesive rotation
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- Coating Apparatus (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、空気の吹き付けや湿式法等では除
去できない塵埃等の付着物を簡単な構造で確実に除去す
ることができる塗布装置を提供することを目的とする。 【構成】 ダイ先端のフロント・ブレード8面及びスム
ージング・ブレード9面に沿って連続的に走行する可撓
性支持体(ベースフィルム)7上にスリット4から磁性
塗料を押し出しながら塗布するエクストルージョン式の
塗布装置において、上記ダイ1の上流に上記可撓性支持
体(ベースフィルム)7に付着する付着物Fを除去する
粘着回転ロール11を配置した。
去できない塵埃等の付着物を簡単な構造で確実に除去す
ることができる塗布装置を提供することを目的とする。 【構成】 ダイ先端のフロント・ブレード8面及びスム
ージング・ブレード9面に沿って連続的に走行する可撓
性支持体(ベースフィルム)7上にスリット4から磁性
塗料を押し出しながら塗布するエクストルージョン式の
塗布装置において、上記ダイ1の上流に上記可撓性支持
体(ベースフィルム)7に付着する付着物Fを除去する
粘着回転ロール11を配置した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、磁気記録媒体
等の製造に使用されるダイコーターと称されるエクスト
ルージョン型の塗布装置に関する。
等の製造に使用されるダイコーターと称されるエクスト
ルージョン型の塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塗布型の磁気記録媒体を製造する
際の磁性塗料の塗布方法としては、グラビアロール方式
やリバースロール方式等に代表されるように、ロールを
用いるロール塗布方式が主流となっている。
際の磁性塗料の塗布方法としては、グラビアロール方式
やリバースロール方式等に代表されるように、ロールを
用いるロール塗布方式が主流となっている。
【0003】しかしながら、これらのロール塗布方式に
おいては、ロールからベースフィルムへの塗料転写不良
による塗布厚ムラのための出力変動や塗料飛散によるド
ロップ・アウト、余剰供給塗料が混合工程に戻されるこ
とによる塗料品質の劣化等の問題があり、特に高速塗布
になるにしたがってこれらの問題が顕著になる傾向にあ
る。
おいては、ロールからベースフィルムへの塗料転写不良
による塗布厚ムラのための出力変動や塗料飛散によるド
ロップ・アウト、余剰供給塗料が混合工程に戻されるこ
とによる塗料品質の劣化等の問題があり、特に高速塗布
になるにしたがってこれらの問題が顕著になる傾向にあ
る。
【0004】近年、これらの問題を解決し得る新しい塗
布方式として、エクストルージョン(ダイ)方式が注目
され、塗布型磁気記録媒体の製造工程において、既に一
部実用化されている。
布方式として、エクストルージョン(ダイ)方式が注目
され、塗布型磁気記録媒体の製造工程において、既に一
部実用化されている。
【0005】エクストルージョン方式は、図11に示す
ように、先端部に所定幅の狭隘なスリットを有するとと
もに、この先端部近傍をドクターエッジ化してなるダイ
101を用い、移動中の支持体107表面に向けて連続
的に押し出した塗料を前記ドクターエッジ化した面によ
って均一な厚さをもって支持体107上に塗布するとい
うものであり、これまで写真フィルムや印画紙等の分野
において用いられてきたものである。
ように、先端部に所定幅の狭隘なスリットを有するとと
もに、この先端部近傍をドクターエッジ化してなるダイ
101を用い、移動中の支持体107表面に向けて連続
的に押し出した塗料を前記ドクターエッジ化した面によ
って均一な厚さをもって支持体107上に塗布するとい
うものであり、これまで写真フィルムや印画紙等の分野
において用いられてきたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記エクス
トルージョン方式の塗布装置においては、移動中の支持
体表面にさまざまな要因で塵埃等の付着物Fが付着す
る。
トルージョン方式の塗布装置においては、移動中の支持
体表面にさまざまな要因で塵埃等の付着物Fが付着す
る。
【0007】すなわち、上記塗布工程には、ロール状に
巻かれた支持体107が送り出される巻き出し、支持体
107に対する磁性塗料を均一な厚さへの塗布、塗料中
の磁性粉の長軸を一定方向に揃える配向、磁性塗料中の
有機溶剤を蒸発させて磁性層を支持体上に固定する乾燥
(ドライヤー)を経て、乾燥が終わった磁気記録媒体が
巻き取られる巻き取りがあるが、上記支持体を上記各工
程に案内するガイドローラー105や、更に、人体のも
のも含め、上記工程においてさまざまな要因で塵埃等が
付着する。しかも、上記工程は、通常、高速で行われる
ため、塵埃等の除去は容易ではない。
巻かれた支持体107が送り出される巻き出し、支持体
107に対する磁性塗料を均一な厚さへの塗布、塗料中
の磁性粉の長軸を一定方向に揃える配向、磁性塗料中の
有機溶剤を蒸発させて磁性層を支持体上に固定する乾燥
(ドライヤー)を経て、乾燥が終わった磁気記録媒体が
巻き取られる巻き取りがあるが、上記支持体を上記各工
程に案内するガイドローラー105や、更に、人体のも
のも含め、上記工程においてさまざまな要因で塵埃等が
付着する。しかも、上記工程は、通常、高速で行われる
ため、塵埃等の除去は容易ではない。
【0008】このような塵埃等の付着物Fが移動中の支
持体107表面に付着して、図11に示すように、ダイ
101の部分にひっかかると、フロントブレード108
側では、塗布厚の厚いスジとしても凸状に盛り上がり、
これとは逆のスムージングブレード109側では、塗布
厚の薄い凹状に窪んでしまう現象が生じる。そして、こ
れらが巻き取られると各々黒と白のスジ状となって現れ
るという問題を生じさせていた。そして、このスジが生
じた状態で巻き取りが行われると、上記スジが積み重ね
られるために、磁気記録媒体に形状変形が生じて、歩留
まり等の特性が劣化する。
持体107表面に付着して、図11に示すように、ダイ
101の部分にひっかかると、フロントブレード108
側では、塗布厚の厚いスジとしても凸状に盛り上がり、
これとは逆のスムージングブレード109側では、塗布
厚の薄い凹状に窪んでしまう現象が生じる。そして、こ
れらが巻き取られると各々黒と白のスジ状となって現れ
るという問題を生じさせていた。そして、このスジが生
じた状態で巻き取りが行われると、上記スジが積み重ね
られるために、磁気記録媒体に形状変形が生じて、歩留
まり等の特性が劣化する。
【0009】このため、上記塵埃等の付着物を除去する
方法が問題とされ、上記スジ状の現象を解消するため
に、例えば、高速の空気を吹き付けて塵埃等を除去させ
るものや、又、特開昭59−150571号公報等に示
すように、磁気塗料の塗布前に溶剤、或いは、プライマ
ー含有の溶液を塗布することで塗布面を湿式法(ウエッ
ティング)で拭き取って洗浄するものがある。
方法が問題とされ、上記スジ状の現象を解消するため
に、例えば、高速の空気を吹き付けて塵埃等を除去させ
るものや、又、特開昭59−150571号公報等に示
すように、磁気塗料の塗布前に溶剤、或いは、プライマ
ー含有の溶液を塗布することで塗布面を湿式法(ウエッ
ティング)で拭き取って洗浄するものがある。
【0010】しかしながら、上記空気の吹き付けや湿式
等のいずれの方法でも、上記塗布工程において、塵埃等
はさまざまな要因で発生するために、この塵埃等を充分
に除去することはできないばかりか、上記湿式法では、
以下のような問題を有していた。
等のいずれの方法でも、上記塗布工程において、塵埃等
はさまざまな要因で発生するために、この塵埃等を充分
に除去することはできないばかりか、上記湿式法では、
以下のような問題を有していた。
【0011】まず、上記湿式法では、塗料特性として溶
剤によって再凝集を起こし磁気テープとしての特性が得
られず、この方法で対応できる磁気塗料には制約があっ
た。
剤によって再凝集を起こし磁気テープとしての特性が得
られず、この方法で対応できる磁気塗料には制約があっ
た。
【0012】また、磁気塗料に含まれる溶剤以上の溶剤
が使用されているために、乾燥(ドライヤー)及び溶剤
回収装置の処理能力から高速に磁性塗料の塗布を行う上
で制約があった。これを解消すべく、磁気塗料の塗布前
に乾燥させても結果は同様で、これを解消しようとする
と、かえって新たな設備投資となり、コストアップとな
っていた。
が使用されているために、乾燥(ドライヤー)及び溶剤
回収装置の処理能力から高速に磁性塗料の塗布を行う上
で制約があった。これを解消すべく、磁気塗料の塗布前
に乾燥させても結果は同様で、これを解消しようとする
と、かえって新たな設備投資となり、コストアップとな
っていた。
【0013】そこで、本発明は、空気の吹き付けや湿式
法等では除去できない塵埃等の付着物を簡単な構造で確
実に除去することができる塗布装置を提供することを目
的とする。
法等では除去できない塵埃等の付着物を簡単な構造で確
実に除去することができる塗布装置を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述の目
的を達成するため、塗布工程における塵埃等の付着物の
発生要因、塗布膜に生じるスジの発生メカニズムを詳細
に検討し、外周に粘着剤が塗布された粘着回転ロールに
よって付着物を除去することが、空気の吹き付けや湿式
法等では除去できない塵埃等の付着物の除去に有効であ
ることを見い出し、本願を発明するに至った。
的を達成するため、塗布工程における塵埃等の付着物の
発生要因、塗布膜に生じるスジの発生メカニズムを詳細
に検討し、外周に粘着剤が塗布された粘着回転ロールに
よって付着物を除去することが、空気の吹き付けや湿式
法等では除去できない塵埃等の付着物の除去に有効であ
ることを見い出し、本願を発明するに至った。
【0015】そして、本発明に係る塗布装置は、ダイ先
端のフロント・ブレード面及びスムージング・ブレード
面に沿って連続的に走行する可撓性支持体上にスリット
から磁性塗料を押し出しながら塗布するエクストルージ
ョン式の塗布装置において、上記ダイの上流に上記可撓
性支持体に付着する付着物を除去する粘着回転ロールを
配置したことを特徴とする。
端のフロント・ブレード面及びスムージング・ブレード
面に沿って連続的に走行する可撓性支持体上にスリット
から磁性塗料を押し出しながら塗布するエクストルージ
ョン式の塗布装置において、上記ダイの上流に上記可撓
性支持体に付着する付着物を除去する粘着回転ロールを
配置したことを特徴とする。
【0016】また、上記粘着回転ロールが円弧状に回転
する回転部材に複数配置され、これらの各粘着回転ロー
ルが可撓性支持体に対して回転して交互に接触されるこ
とを特徴とする さらに、上記粘着回転ロールが交互に昇降する複数の昇
降部材に各々配置され、これらの各粘着回転ロールが可
撓性支持体に対して昇降して交互に接触されることを特
徴とする。
する回転部材に複数配置され、これらの各粘着回転ロー
ルが可撓性支持体に対して回転して交互に接触されるこ
とを特徴とする さらに、上記粘着回転ロールが交互に昇降する複数の昇
降部材に各々配置され、これらの各粘着回転ロールが可
撓性支持体に対して昇降して交互に接触されることを特
徴とする。
【0017】
【作用】塗布工程においては、ロール状に巻かれた支持
体が高速で送り出され、ガイドローラにより案内された
後、塗布装置により磁性塗料の塗布が行われる。このよ
うな工程において、付着物が塗布膜に生じるスジの発生
としては、図9に示すように、塵埃等の初期の混入等か
ら塗布工程に配されるガイドローラー等の走行系、更
に、ダイの先端部(リップ部)が付着物を敏感にこれを
捕捉すること等さまざまな要因があり、従来の湿式法等
では充分に除去できるものではなかった。
体が高速で送り出され、ガイドローラにより案内された
後、塗布装置により磁性塗料の塗布が行われる。このよ
うな工程において、付着物が塗布膜に生じるスジの発生
としては、図9に示すように、塵埃等の初期の混入等か
ら塗布工程に配されるガイドローラー等の走行系、更
に、ダイの先端部(リップ部)が付着物を敏感にこれを
捕捉すること等さまざまな要因があり、従来の湿式法等
では充分に除去できるものではなかった。
【0018】本発明に係る塗布装置によれば、粘着回転
ロールで可撓性支持体に上記のように付着する塵埃等の
付着物が除去される。したがって、従来の湿式等では除
去されなかった付着物が除去され、巻き取りの際のスジ
状の発生を確実に防止できる。
ロールで可撓性支持体に上記のように付着する塵埃等の
付着物が除去される。したがって、従来の湿式等では除
去されなかった付着物が除去され、巻き取りの際のスジ
状の発生を確実に防止できる。
【0019】また、巻き出しは高速に行われるのが通常
である。このため、上記粘着回転ロールが円弧状に回転
する回転部材に複数配置し、又、上記粘着回転ロールが
交互に昇降する複数の昇降部材に各々配置することによ
り粘着回転ロールの清掃するために塗布装置を停止させ
ることがなく付着物を除去することができる。
である。このため、上記粘着回転ロールが円弧状に回転
する回転部材に複数配置し、又、上記粘着回転ロールが
交互に昇降する複数の昇降部材に各々配置することによ
り粘着回転ロールの清掃するために塗布装置を停止させ
ることがなく付着物を除去することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を適用した塗布装置について具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0021】実施例1 本実施例は、図1・図2に示すように、いわゆるエクス
トルージョン式ダイ塗布方式において、上記ダイ1の上
流に上記可撓性支持体であるベースフィルム7に付着す
る付着物Fを除去する粘着回転ロール11を配置したこ
とを特徴とする。
トルージョン式ダイ塗布方式において、上記ダイ1の上
流に上記可撓性支持体であるベースフィルム7に付着す
る付着物Fを除去する粘着回転ロール11を配置したこ
とを特徴とする。
【0022】本実施例の塗布装置は、塗布型の磁気記録
媒体の製造工程において磁性塗料の塗布に使用されるも
ので、ダイ(エクストルーダ)1のポケット(塗料溜
り)2内に磁性塗料3を供給し、これをスリット4に供
給して押し出し、ガイドローラー5等を介して走行され
るベースフィルム7上に塗布するものである。
媒体の製造工程において磁性塗料の塗布に使用されるも
ので、ダイ(エクストルーダ)1のポケット(塗料溜
り)2内に磁性塗料3を供給し、これをスリット4に供
給して押し出し、ガイドローラー5等を介して走行され
るベースフィルム7上に塗布するものである。
【0023】上記ダイ1は、図6に示すように、所定の
幅を持った略々直方体形状を有する金属ブロックからな
り、先端部が斜めに削り取られ、いわゆるくさび形とさ
れるとともに、その先端部1aには超硬合金等によって
形成されたフロントブレード8及びスムージングブレー
ド9が一体的に設けられている。
幅を持った略々直方体形状を有する金属ブロックからな
り、先端部が斜めに削り取られ、いわゆるくさび形とさ
れるとともに、その先端部1aには超硬合金等によって
形成されたフロントブレード8及びスムージングブレー
ド9が一体的に設けられている。
【0024】また、上記ダイ1には、ダイ1の先端面1
aに臨むようにスリット4が塗布幅に応じて形成されて
いるが、このスリット4は、塗料が押し出される隙間と
なるものであって、通常0.01〜2mm程度の非常に
狭い隙間とされる。
aに臨むようにスリット4が塗布幅に応じて形成されて
いるが、このスリット4は、塗料が押し出される隙間と
なるものであって、通常0.01〜2mm程度の非常に
狭い隙間とされる。
【0025】前記スリット4の背面側には、このスリッ
ト4と通ずるポケット2がスリット4の幅と略等しい長
さをもって円柱状の空間として形成されている。そし
て、このポケット2の両端部には、ポケット2の内径よ
りも小さい内径を有する塗料供給口6,10がダイ1の
両側面1b,1cに開口する如く設けられており、ここ
から磁性塗料3がポケット2内へ供給されるようになさ
れている。したがって、前記ポケット2は、塗料供給装
置から圧送された塗料を受ける空間となりアキュームレ
ータの機能を持つことになる。なお、図中符号16は、
磁性塗料3の塗料供給装置である。
ト4と通ずるポケット2がスリット4の幅と略等しい長
さをもって円柱状の空間として形成されている。そし
て、このポケット2の両端部には、ポケット2の内径よ
りも小さい内径を有する塗料供給口6,10がダイ1の
両側面1b,1cに開口する如く設けられており、ここ
から磁性塗料3がポケット2内へ供給されるようになさ
れている。したがって、前記ポケット2は、塗料供給装
置から圧送された塗料を受ける空間となりアキュームレ
ータの機能を持つことになる。なお、図中符号16は、
磁性塗料3の塗料供給装置である。
【0026】このような構成を有する塗布装置におい
て、精密塗料供給装置からダイ1のポケット2に供給さ
れた磁性塗料3は、そのアキュームレータ効果によって
塗料圧力が一様化され、スリット4に均一に押し出され
る。ベースフィルム7は、スリット4の出口端部に設け
られたフロントブレード8及びスムージングブレード9
に沿って抱かれた状態で連続的に走行しており、スリッ
ト4から押し出された磁性塗料3は、スムージングブレ
ード9によって均一な塗布厚と平滑な表面をもった塗膜
とされる。
て、精密塗料供給装置からダイ1のポケット2に供給さ
れた磁性塗料3は、そのアキュームレータ効果によって
塗料圧力が一様化され、スリット4に均一に押し出され
る。ベースフィルム7は、スリット4の出口端部に設け
られたフロントブレード8及びスムージングブレード9
に沿って抱かれた状態で連続的に走行しており、スリッ
ト4から押し出された磁性塗料3は、スムージングブレ
ード9によって均一な塗布厚と平滑な表面をもった塗膜
とされる。
【0027】そして特に、上記ダイ1の上流には、粘着
回転ロール11がベースフィルム7に対して接触する位
置で配置されている。この粘着回転ロール11は、外周
に粘着剤17が塗布されている回転ロール式のもので、
直径80mm×700mm(Length)のものであ
る。なお、図1は、上記ダイ1の上流に一箇所に上記粘
着回転ロール11を配置したもので、図2は、上記ガイ
ドローラー5を介して、二箇所に上記粘着回転ロール1
1を配置したものである。
回転ロール11がベースフィルム7に対して接触する位
置で配置されている。この粘着回転ロール11は、外周
に粘着剤17が塗布されている回転ロール式のもので、
直径80mm×700mm(Length)のものであ
る。なお、図1は、上記ダイ1の上流に一箇所に上記粘
着回転ロール11を配置したもので、図2は、上記ガイ
ドローラー5を介して、二箇所に上記粘着回転ロール1
1を配置したものである。
【0028】上記粘着回転ロール11としては、例え
ば、図3・図4に示す構成のものが考えられる。まず、
図3に示すものは、外周に粘着剤17が塗布とされてい
る回転ロール式のもので、前後に回転軸12,12を備
え、軸台13に回転自在に支持されている。この図3に
示す粘着回転ロール11は、ベースフィルム7の移動に
伴って回転するもので駆動手段は設けられてはいない。
ば、図3・図4に示す構成のものが考えられる。まず、
図3に示すものは、外周に粘着剤17が塗布とされてい
る回転ロール式のもので、前後に回転軸12,12を備
え、軸台13に回転自在に支持されている。この図3に
示す粘着回転ロール11は、ベースフィルム7の移動に
伴って回転するもので駆動手段は設けられてはいない。
【0029】他方、図4に示すものは、前後に回転軸1
2,12を備え、軸台13,13に回転自在に支持され
てなるが、上記回転軸12に駆動手段であるモータ14
が備えられている。このような、駆動手段を備えた粘着
ロール11によれば、テンションが働き高速塗布にも充
分対応することができる。
2,12を備え、軸台13,13に回転自在に支持され
てなるが、上記回転軸12に駆動手段であるモータ14
が備えられている。このような、駆動手段を備えた粘着
ロール11によれば、テンションが働き高速塗布にも充
分対応することができる。
【0030】次に、上記粘着回転ロール11が配される
位置は、上記ダイ1の上流で、本実施例は、上記粘着回
転ロール11は上記ダイ1から上記ガイドローラー5を
いくつか介して一定距離をおいて配置されている。
位置は、上記ダイ1の上流で、本実施例は、上記粘着回
転ロール11は上記ダイ1から上記ガイドローラー5を
いくつか介して一定距離をおいて配置されている。
【0031】すなわち、実際には、さまざまな要因で発
生する塵埃等の付着物Fに対してこれを効果的に除去す
るためには、粘着回転ロール11が配置される位置はき
わめて重要である。この点、付着物Fが上記ガイドロー
ラー5からも発生することを考慮すると、上記ダイ1の
上流近傍に配置することが理論的には好ましい。
生する塵埃等の付着物Fに対してこれを効果的に除去す
るためには、粘着回転ロール11が配置される位置はき
わめて重要である。この点、付着物Fが上記ガイドロー
ラー5からも発生することを考慮すると、上記ダイ1の
上流近傍に配置することが理論的には好ましい。
【0032】しかしながら、上記粘着回転ロール11に
よってベースフィルム7が接着することとなりテンショ
ン(張力)が働くことと、静電気が発生すること等か
ら、これらの点を考慮し、本実施例では上記ダイ11か
ら一定距離をおいて配置されている。そして、実際の実
験においては、図5に示すように粘着回転ロール11を
配置して行うことが塵埃等の除去に対して有効であっ
た。なお、図2・図5に示すように、ガイドローラー5
を介して配置することがガイドローラー5から発生する
塵埃等の除去の点からも好ましい。
よってベースフィルム7が接着することとなりテンショ
ン(張力)が働くことと、静電気が発生すること等か
ら、これらの点を考慮し、本実施例では上記ダイ11か
ら一定距離をおいて配置されている。そして、実際の実
験においては、図5に示すように粘着回転ロール11を
配置して行うことが塵埃等の除去に対して有効であっ
た。なお、図2・図5に示すように、ガイドローラー5
を介して配置することがガイドローラー5から発生する
塵埃等の除去の点からも好ましい。
【0033】次に、上記粘着回転ロールの本数を種々変
えて実際に磁性塗料を塗布し、本発明の効果を確認し
た。なお、実験に用いたダイの構成、塗布条件、塗料等
は、次の通りである。
えて実際に磁性塗料を塗布し、本発明の効果を確認し
た。なお、実験に用いたダイの構成、塗布条件、塗料等
は、次の通りである。
【0034】<ダイの構成> ダイ :全幅700mm、塗布幅610mmのエクス
トルージョン・ダイ ポケット:直径40mmの円筒状の孔でダイの幅方向に
貫通 スリット:0.25mmの隙間 フロントブレード :肉厚5mmの超硬合金 スムージングブレード:肉厚5mmの超硬合金 また、塗布条件や使用した塗料の組成は下記の通りであ
る。
トルージョン・ダイ ポケット:直径40mmの円筒状の孔でダイの幅方向に
貫通 スリット:0.25mmの隙間 フロントブレード :肉厚5mmの超硬合金 スムージングブレード:肉厚5mmの超硬合金 また、塗布条件や使用した塗料の組成は下記の通りであ
る。
【0035】<塗布条件> ベースフィルム:幅・長さ幅620mm×1000mm :厚さ14.5μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルム 塗布速度 :350m/分 塗布厚 :3.0μm <塗料> 固形分:39.0重量% 粘土:2800cps(B型粘度計) <塗料供給装置> 高精度ギヤポンプ 吐出量:70cc/rev 駆動・制御:インバーターモーターを使用しライン速度
制御 フィルター:絶対濾過精度5μmの円筒状フィルターの
7本組み 上記構成の塗布装置を使用して、実際に、ベースフィル
ム7に磁性塗料3を塗布するに際しては、上記ガイドロ
ール10を介して粘着回転ロール11をダイ1の上流の
塗布面側に配置して行う。
ルム 塗布速度 :350m/分 塗布厚 :3.0μm <塗料> 固形分:39.0重量% 粘土:2800cps(B型粘度計) <塗料供給装置> 高精度ギヤポンプ 吐出量:70cc/rev 駆動・制御:インバーターモーターを使用しライン速度
制御 フィルター:絶対濾過精度5μmの円筒状フィルターの
7本組み 上記構成の塗布装置を使用して、実際に、ベースフィル
ム7に磁性塗料3を塗布するに際しては、上記ガイドロ
ール10を介して粘着回転ロール11をダイ1の上流の
塗布面側に配置して行う。
【0036】実験結果 本発明者等は、付着物と塗布膜に生じるスジの発生要因
を、図9に示すように、塵埃等の初期の混入等から塗布
工程に配されるガイドローラー5等の走行系、更に、ダ
イの先端部(リップ部)が付着物を敏感にこれを捕捉す
ること等にあることを究明し、以下の実験を行った。
を、図9に示すように、塵埃等の初期の混入等から塗布
工程に配されるガイドローラー5等の走行系、更に、ダ
イの先端部(リップ部)が付着物を敏感にこれを捕捉す
ること等にあることを究明し、以下の実験を行った。
【0037】そして、フロントブレード8とスムージン
グブレード9に引っ掛かる塵埃等の異物によって発生す
る塗布厚の薄いスジと厚いスジの発生を調査した。その
具体的結果を表1に示す。表1は、粘着回転ロールを使
用しない場合と、粘着回転ロールを使用した場合におい
て、この粘着回転ロールの本数を増やして行った場合に
ついて実験の結果をまとめたもので、塗布ロールが20
の場合の平均を示す。
グブレード9に引っ掛かる塵埃等の異物によって発生す
る塗布厚の薄いスジと厚いスジの発生を調査した。その
具体的結果を表1に示す。表1は、粘着回転ロールを使
用しない場合と、粘着回転ロールを使用した場合におい
て、この粘着回転ロールの本数を増やして行った場合に
ついて実験の結果をまとめたもので、塗布ロールが20
の場合の平均を示す。
【0038】
【表1】
【0039】この表1からも明らかなように、粘着回転
ロール11の本数を増やして行けば行く程、スジの発生
を確実に防止できることがわかる。すなわち、粘着回転
ロール11を使用しない場合は、発生率(スジの本数/
塗布ロール)は3.5であったが、上記実施例に係る粘
着回転ロール11を1本配置した場合は2.2であり、
2本の配置した場合は1.5であり、さらに、4本の配
置した場合は0.6というように徐々に低い値を示して
いる。
ロール11の本数を増やして行けば行く程、スジの発生
を確実に防止できることがわかる。すなわち、粘着回転
ロール11を使用しない場合は、発生率(スジの本数/
塗布ロール)は3.5であったが、上記実施例に係る粘
着回転ロール11を1本配置した場合は2.2であり、
2本の配置した場合は1.5であり、さらに、4本の配
置した場合は0.6というように徐々に低い値を示して
いる。
【0040】したがって、本実施例によれば、スジの発
生が確実に抑制され、粘着回転ロール11の本数を増や
せば増やすほどスジの発生率が低下することこととな
り、巻き取りが行われてもきれいに巻き取られることと
なる実施例2 本実施例の塗布装置は、図7に示すように、粘着回転ロ
ール21が円弧状に回転する回転部材22に複数配置さ
れ、これらの各粘着回転ロール21,21が可撓性支持
体7に対して回転して交互に接触させることを特徴とす
るものである。
生が確実に抑制され、粘着回転ロール11の本数を増や
せば増やすほどスジの発生率が低下することこととな
り、巻き取りが行われてもきれいに巻き取られることと
なる実施例2 本実施例の塗布装置は、図7に示すように、粘着回転ロ
ール21が円弧状に回転する回転部材22に複数配置さ
れ、これらの各粘着回転ロール21,21が可撓性支持
体7に対して回転して交互に接触させることを特徴とす
るものである。
【0041】上記回転部材22は、ダイ1の上流におい
てガイドローラー5,5間において、軸23を中心に図
中矢印方向に円弧状に回転自在に構成されてなり、この
回転部材22の端部側に2つの上記粘着回転ロール2
1,21が各々配置されている。
てガイドローラー5,5間において、軸23を中心に図
中矢印方向に円弧状に回転自在に構成されてなり、この
回転部材22の端部側に2つの上記粘着回転ロール2
1,21が各々配置されている。
【0042】本実施例では、上記粘着回転ロール21は
2つ配置されてなるが、上記回転部材22の形状を変更
することにより、2つ以上配置することも実施に応じて
任意である。なお、その他、接着剤27等の構成は上記
実施例1の場合と同様である。
2つ配置されてなるが、上記回転部材22の形状を変更
することにより、2つ以上配置することも実施に応じて
任意である。なお、その他、接着剤27等の構成は上記
実施例1の場合と同様である。
【0043】したがって、上記構成の実施例を使用し
て、実際に塗布工程を行う場合には、まず、一方の粘着
回転ロール21aがベースフィルム7に接着する状態に
置く。そして、一定の時間や長さを付着物Fを除去した
後は、上記回転部材22をその軸を中心に回転させて、
他方の粘着回転ロール21bをベースフィルム7に接着
する状態に置く。そして、かかる粘着回転ロール21a
の待機状態において、付着物Fが付着した粘着回転ロー
ル21aを交換する。
て、実際に塗布工程を行う場合には、まず、一方の粘着
回転ロール21aがベースフィルム7に接着する状態に
置く。そして、一定の時間や長さを付着物Fを除去した
後は、上記回転部材22をその軸を中心に回転させて、
他方の粘着回転ロール21bをベースフィルム7に接着
する状態に置く。そして、かかる粘着回転ロール21a
の待機状態において、付着物Fが付着した粘着回転ロー
ル21aを交換する。
【0044】このようにして順次交換しながら上記付着
物Fを除去することによって、粘着回転ロール21の清
掃するために塗布装置を停止することがなく付着物Fを
除去することができる。したがって、高速の巻き出し・
高速塗布が要求される最近の塗布装置に特に有意義であ
る。
物Fを除去することによって、粘着回転ロール21の清
掃するために塗布装置を停止することがなく付着物Fを
除去することができる。したがって、高速の巻き出し・
高速塗布が要求される最近の塗布装置に特に有意義であ
る。
【0045】そして、上記第一の実施例と同様に、スジ
の発生率を検討した。この場合の条件として、ダイ1の
上流に上記構成の粘着回転ロール21,21を一カ所に
配置したもので行ったが、スジの発生率(スジの本数/
塗布ロール)は1.2という低い値を示した。したがっ
て、安定した塗布状態が得られていることがわかる。な
お、上記実験結果は、一箇所のものであるから、さらに
上記実施例を二箇所以上配置した場合には、更に良好な
結果が期待できる。
の発生率を検討した。この場合の条件として、ダイ1の
上流に上記構成の粘着回転ロール21,21を一カ所に
配置したもので行ったが、スジの発生率(スジの本数/
塗布ロール)は1.2という低い値を示した。したがっ
て、安定した塗布状態が得られていることがわかる。な
お、上記実験結果は、一箇所のものであるから、さらに
上記実施例を二箇所以上配置した場合には、更に良好な
結果が期待できる。
【0046】実施例3 本実施例の塗布装置は、図8に示すように、上記粘着回
転ロール31が交互に昇降する複数の昇降部材32に各
々配置され、これらの各粘着回転ロール31,31が可
撓性支持体7に対して交互に接触させることを特徴とす
るものである。
転ロール31が交互に昇降する複数の昇降部材32に各
々配置され、これらの各粘着回転ロール31,31が可
撓性支持体7に対して交互に接触させることを特徴とす
るものである。
【0047】上記昇降部材32は、ダイ1の上流におい
てガイドローラー5,5間において、シリンダー33,
33により、図中矢印方向に昇降自在に構成されてな
り、これらで構成される上記昇降部材32の端部側に2
つの上記粘着回転ロール31が各々配置されている。
てガイドローラー5,5間において、シリンダー33,
33により、図中矢印方向に昇降自在に構成されてな
り、これらで構成される上記昇降部材32の端部側に2
つの上記粘着回転ロール31が各々配置されている。
【0048】本実施例においても、上記実施例1、上記
実施例2と同様、上記粘着回転ロール31は2つ以上に
構成することも可能である。なお、その他、接着剤37
等の構成は上記実施例1、実施例2の場合と同様であ
る。
実施例2と同様、上記粘着回転ロール31は2つ以上に
構成することも可能である。なお、その他、接着剤37
等の構成は上記実施例1、実施例2の場合と同様であ
る。
【0049】したがって、上記構成の実施例を使用し
て、実際に塗布工程を行う場合には、まず、一方の粘着
回転ロール31aがベースフィルム7に接着する状態に
置く。そして、一定の時間や長さを付着物Fを除去した
後は、上記各シリンダー33を昇降動させて、他方の粘
着回転ロール31bをベースフィルム7に接着する状態
に置く。そして、かかる粘着回転ロール31aの待機状
態において、この付着物Fが付着した粘着回転ロール3
1aを交換する。
て、実際に塗布工程を行う場合には、まず、一方の粘着
回転ロール31aがベースフィルム7に接着する状態に
置く。そして、一定の時間や長さを付着物Fを除去した
後は、上記各シリンダー33を昇降動させて、他方の粘
着回転ロール31bをベースフィルム7に接着する状態
に置く。そして、かかる粘着回転ロール31aの待機状
態において、この付着物Fが付着した粘着回転ロール3
1aを交換する。
【0050】このようにして順次交換しながら上記付着
物Fを除去することによって、粘着回転ロール11の清
掃するために塗布装置1を停止することがなく付着物F
を除去することができ、高速の巻き出し・高速塗布が要
求される最近の塗布装置に特に有意義である。
物Fを除去することによって、粘着回転ロール11の清
掃するために塗布装置1を停止することがなく付着物F
を除去することができ、高速の巻き出し・高速塗布が要
求される最近の塗布装置に特に有意義である。
【0051】なお、本実施例では、スジの発生率の検討
は行わなかったが、上記第2の実施例と略同様な結果が
期待できる。
は行わなかったが、上記第2の実施例と略同様な結果が
期待できる。
【0052】ところで、本発明者等は、ベースフィルム
7に塵埃等が付着するさまざま要因があるため、これを
究明することが付着物Fの除去に不可欠と考えて以下の
分析・検討も併せて行った。
7に塵埃等が付着するさまざま要因があるため、これを
究明することが付着物Fの除去に不可欠と考えて以下の
分析・検討も併せて行った。
【0053】すなわち、上記粘着回転ロール11に付着
した付着物Fについて、容器フィルム走行500mの例
を分析した。その結果を示したものが図10である。な
お、図中、コンタミとは、塵埃等の異物(Conterminati
on)を表す。
した付着物Fについて、容器フィルム走行500mの例
を分析した。その結果を示したものが図10である。な
お、図中、コンタミとは、塵埃等の異物(Conterminati
on)を表す。
【0054】上記分析の結果、人体的な要因が25.8
%、セルロースが19.4%、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)が35.5%であった。
%、セルロースが19.4%、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)が35.5%であった。
【0055】なお、本実施例では、本発明を磁気記録媒
体の製造方法に適用した場合について説明したが、写真
フィルムや印画紙等の製造方法についても適用できるこ
とは勿論である。
体の製造方法に適用した場合について説明したが、写真
フィルムや印画紙等の製造方法についても適用できるこ
とは勿論である。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る塗布装置は、ダイ先端のフ
ロント・ブレード面及びスムージング・ブレード面に沿
って連続的に走行する可撓性支持体上にスリットから磁
性塗料を押し出しながら塗布するエクストルージョン式
ダイ塗布方式において、上記ダイの上流に上記可撓性支
持体に付着する付着物を除去する粘着回転ロールを配置
したものであるから、粘着回転ロールで可撓性支持体に
付着する塵埃等の付着物が除去される。したがって、従
来の湿式法等では除去されなかった付着物が除去され、
巻き取りの際のスジ状の発生を確実に防止でき、良好な
塗布状態が得られることとなる。
ロント・ブレード面及びスムージング・ブレード面に沿
って連続的に走行する可撓性支持体上にスリットから磁
性塗料を押し出しながら塗布するエクストルージョン式
ダイ塗布方式において、上記ダイの上流に上記可撓性支
持体に付着する付着物を除去する粘着回転ロールを配置
したものであるから、粘着回転ロールで可撓性支持体に
付着する塵埃等の付着物が除去される。したがって、従
来の湿式法等では除去されなかった付着物が除去され、
巻き取りの際のスジ状の発生を確実に防止でき、良好な
塗布状態が得られることとなる。
【0057】また、従来のように溶剤を使用しないの
で、再凝集による磁性特性の悪化がなく磁気テープ特性
に影響を与えることがない。
で、再凝集による磁性特性の悪化がなく磁気テープ特性
に影響を与えることがない。
【0058】さらに、上記粘着回転ロールを可撓性支持
体に対して回転して接触する回転部材に複数配置した
り、交互に昇降動する複数の昇降部材に各々配置した場
合には、粘着回転ロールの清掃するために塗布装置を停
止させることがなく付着物を除去することができる。し
たがって、従来装置のように乾燥(ドライヤー)や溶剤
の回収装置の処理能力に負荷が追加されず、しかも、高
速巻き出し・高速塗布が要求される近年の塗布装置にお
いても有効に対応することができる。
体に対して回転して接触する回転部材に複数配置した
り、交互に昇降動する複数の昇降部材に各々配置した場
合には、粘着回転ロールの清掃するために塗布装置を停
止させることがなく付着物を除去することができる。し
たがって、従来装置のように乾燥(ドライヤー)や溶剤
の回収装置の処理能力に負荷が追加されず、しかも、高
速巻き出し・高速塗布が要求される近年の塗布装置にお
いても有効に対応することができる。
【図1】本発明が適用される第1の実施例の塗布装置の
概略構成を模式的に示す図である。
概略構成を模式的に示す図である。
【図2】上記実施例に係る塗布装置において粘着回転ロ
ールを複数配置した場合の概略構成を模式的に示す図で
ある。
ールを複数配置した場合の概略構成を模式的に示す図で
ある。
【図3】上記第1の実施例に使用される粘着回転ロール
の構成を示す断面図である。
の構成を示す断面図である。
【図4】上記第1の実施例に使用される他の粘着回転ロ
ールの構成を示す断面図である。
ールの構成を示す断面図である。
【図5】上記第1の実施例において、複数の粘着回転ロ
ールの配置位置を変更した場合の概略構成を示す図であ
る。
ールの配置位置を変更した場合の概略構成を示す図であ
る。
【図6】上記第1の実施例にけるダイを一部破断して示
す概略斜視図である。
す概略斜視図である。
【図7】本発明が適用される第2の実施例の塗布装置の
概略構成を模式的に示す図である。
概略構成を模式的に示す図である。
【図8】本発明が適用される第3の実施例の塗布装置の
概略構成を模式的に示す図である。
概略構成を模式的に示す図である。
【図9】上記各本実施例を使用して塵埃等の付着物を分
析検討した結果を示す図である。
析検討した結果を示す図である。
【図10】塵埃等の付着物と付着物によってスジが発生
する発生メカニズムを模式的に示す図である。
する発生メカニズムを模式的に示す図である。
【図11】ベースフィルムに付着物によってスジが発生
する状態を示す斜視図である。
する状態を示す斜視図である。
1 ダイ 4 スリット 5 ガイドローラー 7 ベースフィルム(支持体) 8a フロントブレード面 9a スムージングブレード面 11,21,21a,21b,31,31a,31b
粘着回転ロール 17,27,37 粘着剤 22 回転部材 32 昇降部材 33 シリンダー F 付着物
粘着回転ロール 17,27,37 粘着剤 22 回転部材 32 昇降部材 33 シリンダー F 付着物
Claims (3)
- 【請求項1】 ダイ先端のフロント・ブレード面及びス
ムージング・ブレード面に沿って連続的に走行する可撓
性支持体上にスリットから磁性塗料を押し出しながら塗
布するエクストルージョン式の塗布装置において、 上記ダイの上流に上記可撓性支持体に付着する付着物を
除去する粘着回転ロールを配置したことを特徴とする塗
布装置。 - 【請求項2】 前記粘着回転ロールが円弧状に回転する
回転部材に複数配置され、これらの各粘着回転ロールが
可撓性支持体に対して回転して交互に接触されることを
特徴とする請求項1記載の塗布装置。 - 【請求項3】 前記粘着回転ロールが交互に昇降する複
数の昇降部材に各々配置され、これらの各粘着回転ロー
ルが可撓性支持体に対して交互に接触されることを特徴
とする請求項1記載の塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29491494A JPH08150361A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29491494A JPH08150361A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08150361A true JPH08150361A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17813890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29491494A Pending JPH08150361A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08150361A (ja) |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29491494A patent/JPH08150361A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |