JPH0815046B2 - マグネトロン装置 - Google Patents

マグネトロン装置

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JPH0815046B2
JPH0815046B2 JP61300991A JP30099186A JPH0815046B2 JP H0815046 B2 JPH0815046 B2 JP H0815046B2 JP 61300991 A JP61300991 A JP 61300991A JP 30099186 A JP30099186 A JP 30099186A JP H0815046 B2 JPH0815046 B2 JP H0815046B2
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magnetron
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Inventor
伊藤  猛
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松下電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子レンジ等に用いられる強制空冷型のマ
グネトロン装置に関するものである。
従来の技術 一般に、電子レンジ等に用いられる強制空冷型のマグ
ネトロン装置のラジエータは、多数の放熱翼板からな
り、この放熱翼板はマグネトロンの陽極筒体の外周面に
多段にとりつけられる。そして、放熱翼板間に強制空冷
用気流を流通させるので、動作時におけるマグネトロン
の温度上昇が緩和され、マグネトロンが異常高温となる
ことによる動作不能や励磁用永久磁石の高温減磁を防止
することができる。
発明が解決しようとする問題点 ところで、マグネトロンの陽極筒体の外周面に多数の
放熱翼板を順次にとりつけるやっかいな作業は多量生産
に適さず、しかも、第5図に示すように陽極筒体1の外
周面上に圧入等の方法でとりつけられた放熱翼板2の円
筒部3上に、次いでとりつけた放熱翼板4の円筒部5が
重なりやすく、このようなことがあると放熱翼板間隔に
不同を生じるのみならず、円筒部5を陽極筒体1に広い
面積で密着させ得なくなり、良好な放熱効果を得ること
が困難になる。また、陽極筒体1が装置動作の都度、熱
膨張および収縮を繰り返すことにより、陽極筒体1に嵌
合している円筒部5が、その突出方向で決まる一方向へ
陽極筒体上を除々に滑動して位置ずれを生じやすいとい
う問題点もあった。とくに、陽極筒体1は外部磁気回路
の枠状継鉄内に固定されており、放熱翼板2の両側部も
前記枠状継鉄の両側壁に当接しているので、円筒部5が
前述のように位置ずれすると、放熱翼板2に変形を生じ
ることがある。
問題点を解決するための手段 本発明のマグネトロン装置は、マグネトロンと、この
マグネトロンの陽極筒体の外周面にとりつけられたラジ
エータと、前記マグネトロンを励磁するための外部磁気
回路とを備えてなり、前記ラジエータは強制空冷用気流
の流通路を介して多段に配設された水平翼部と、この水
平翼部同士を橋絡して前記気流の流通路を中央領域およ
び両端領域に分断する一対の垂直翼部と、前記水平翼部
と前記垂直翼部との交差領域から突出した傾斜翼部とを
有し、前記水平翼部の中央領域に前記陽極筒体を貫通さ
せる円筒部が形成されるとともに、前記水平翼部と前記
垂直翼部と前記傾斜翼部とが一体形成されており、前記
傾斜翼部の先端縁を前記外部磁気回路の四角枠状継鉄の
コーナー部に当接して前記水平翼部に対して垂直方向の
位置を規制するものである。
作用 このように構成すると、マグネトロンの陽極筒体にラジ
エータを一挙にとりつけることが可能となるのみなら
ず、水平翼部から突出した円筒部が垂直翼部による隔壁
規制作用を受けて相互に重なり合うことがなくなり、陽
極筒体の外周面に広い面積で密着して良好な放熱作用を
営む。また、空冷用気流の流通路を前記垂直翼部による
隔壁作用でマグネトロン側へ指向させ得ることから、放
熱効果を一層高めることができる。そのうえ、枠状継鉄
内でのラジェータの位置ずれおよびそれによるラジエー
タの変形を、前記傾斜翼部による突っ張り作用で防止す
ることができる。
実施例 つぎに本発明を図面に示した実施例とともに詳しく説
明する。
第1図において、マグネトロン6の陽極筒体1の外周
面にとりつけられているラジエータ7は、アルミニウム
またはその合金からなり、第2図および第3図に示すよ
うな断面形状を有している。ラジエータ7の各水平翼部
8は強制空冷用気流の流通路を介して多段に配設されて
おり、各水平翼部8にはマグネトロン6の陽極筒体1を
貫通させるための円筒部9が付加形成されている。ま
た、水平翼部8間には、水平翼部8を相互に橋絡する左
右一対の垂直翼部10,10が設けられており、この垂直翼
部10,10は強制空冷用気流の流通路を中央領域および両
端領域に3分断している。そして、垂直翼部10,10によ
って水平翼部8の相互間隔Dが規制される。さらに、水
平翼部8と垂直翼部10との交差領域から傾斜翼部11が突
出している。相互間隔Dは円筒部9の軸方向長Lと同等
か、それよりも若干大きく(D>L)、円筒部9と垂直
翼部10との最短間隔Aは、円筒部9の外径Bの10〜30%
となされている。
このようなラジエータ7は、水平翼部8と垂直翼部1
0,10と傾斜翼部11とが押し出し成型によって一体形成さ
れた長尺のものを所定寸度で切断したのち、円筒部9を
プレス加工で形成することにより比較的廉価に得ること
ができ、しかも、マグネトロン6の陽極筒体1に一挙に
とりつけることができる。また、円筒部9が相互に重な
り合うことはなくなり陽極筒体1に密着する。
マグネトロン6の一方の磁極部12上には、フェライト
製円環状の永久磁石13が同軸的に積み重ねられ、この磁
石13の外側磁極Sが四角枠状の継鉄14を通じていま一つ
のフェライト製円環状の永久磁石15の外側磁極Nに磁気
的に結合されている。そして、磁石15の内側磁極Sがマ
グネトロン6の他方の磁極部16に磁気的に結合されてい
る。つまり、永久磁石13、15および枠状継鉄14が、マグ
ネトロン6に対する外部磁気回路を構成している。そし
て、ラジエータ7の傾斜翼部11の先端縁が、四角枠状継
鉄14のコーナ部に当接して水平翼部8に対して垂直方向
に位置規制され、これによってラジエータ7およびマグ
ネトロン6はともに枠状継鉄14内で移動せず、両者の相
対的位置にずれを生じることがなくなる。
第4図に示すように、ラジエータ7の水平翼部8,8間
を流通する強制空冷用気流17のうち、一対の垂直翼部1
0,10間の中央領域に入ったものは、マグネトロン6の陽
極筒体1の近傍で両側方へ分流するが、一対の垂直翼部
10,10による隔壁作用のために両側方へ大きく偏向する
ことはなく、陽極筒体1と垂直翼部10との間の狭小部を
高密度で進行したのち内方へ大きく向きを変える。この
ため、マグネトロン6の陽極筒体1の全周およびその近
傍のラジエータ部分をよりよく空冷することができる。
また、垂直翼部10と枠状継鉄14の側壁との間を流通する
空冷用気流は垂直翼部10に沿って直進し、この領域にお
けるラジエータ部分も適度に空冷されるので、垂直翼部
10による放熱面積の拡大と相まって良好な放熱効果を得
ることができる。
円筒部9と垂直翼部10との最短間隔Aが円筒部9の外
径Bの10%未満になると、最短間隔Aにおける空気抵抗
が増し、一対の垂直翼部10,10間に流入する空冷用気流
に減少をきたす。また、最短間隔Aが外径Bの30%を越
えると、前述のような偏向角狭小化の作用を十分に得る
ことができなくなる。
発明の効果 以上のように本発明によると、ラジエータに垂直翼部
を付加して多数の水平翼部を一体化するので、マグネト
ロンの陽極筒体に対するとりつけ作業を簡素化できるの
みならず、円筒部同士の重なり合いをなくし得て、陽極
筒体に広い面積で密着せしめ得、効率のよい空冷効果を
得ることができる。しかも、かかるラジエータは押し出
し成型とプレス加工とによって比較的安価に得ることが
できるのみならず、垂直翼部による隔壁作用で空冷用気
流の流通路を最適ならしめ得る。さらには、マグネトロ
ンとラジエータとを常に一定の関係にずれなく位置せし
め得、ここにずれを生じることによる冷却効果の低下お
よびラジエータの変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したマグネトロン装置の一部破断
斜視図、第2図は同装置の側断面図、第3図は同装置の
ラジエータの側断面図、第4図は同装置の空冷用気流の
流通路を示す平面図、第5図は従来のマグネトロン装置
の放熱翼板とりつけ部の斜視図である。 6……マグネトロン、7……ラジエータ、8……水平翼
部、9……円筒部、10……垂直翼部、11……傾斜翼部、
14……枠状継鉄。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネトロンと、このマグネトロンの陽極
    筒体の外周面にとりつけられたラジエータと、前記マグ
    ネトロンを励磁するための外部磁気回路とを備えてな
    り、前記ラジエータは強制空冷用気流の流通路を介して
    多段に配設された水平翼部と、この水平翼部同士を橋絡
    して前記気流の流通路を中央領域および両端領域に分断
    する一対の垂直翼部と、前記水平翼部と前記垂直翼部と
    の交差領域から突出した傾斜翼部とを有し、前記水平翼
    部の中央領域に前記陽極筒体を貫通させる円筒部が形成
    されるとともに、前記水平翼部と前記垂直翼部と前記傾
    斜翼部とが一体形成されており、前記傾斜翼部の先端縁
    を前記外部磁気回路の四角枠状継鉄のコーナー部に当接
    して前記水平翼部に対して垂直方向の位置を規制するこ
    とを特徴とするマグネトロン装置。
JP61300991A 1986-12-17 1986-12-17 マグネトロン装置 Expired - Fee Related JPH0815046B2 (ja)

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