JPH08150506A - 工具取付装置に用いられる位置決め具 - Google Patents
工具取付装置に用いられる位置決め具Info
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- JPH08150506A JPH08150506A JP29181394A JP29181394A JPH08150506A JP H08150506 A JPH08150506 A JP H08150506A JP 29181394 A JP29181394 A JP 29181394A JP 29181394 A JP29181394 A JP 29181394A JP H08150506 A JPH08150506 A JP H08150506A
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Abstract
等の工具Tを装着する場合に用いる工具ホルダに対し、
工具Tの取付位置(突出度合)を調節するためにその内
部にアジャストボルトを設けることがあるが、工具Tの
把持をコレットチャックにより行うに際して工具Tがア
ジャストボルト側へ引き込まれるようになるので、アジ
ャストボルトにおいてこの工具Tの動きを許容すると共
に、この部分で切削油の漏れが生じないようにする。 【構成】 工具Tの後端部を受ける座具6を、バネ7に
より付勢状態に保持した。また、工具TがOリング5内
を無理嵌め状に通過するようにして、切削油が漏れない
ようにした。
Description
用いられるアジャストボルト等の位置決め具に関するも
のである。
工作機械にエンドミル等の工具を装着する際に用いられ
るものであって、その一端部には工作機械へ差込用のシ
ャンク部が設けられ、他端部にはコレットチャック等の
工具保持手段が設けられて成る。
いもの等)を把持可能とする工具保持手段では、テーパ
コレットをテーパ孔内へ入り込ませることでその縮径を
行わせ、これによって工具を把持させるようになってい
るのが普通である。また、この種工具保持手段では、そ
の内部(テーパコレットよりも内方奥部)に、工具の後
端部を当たり止めしてその突出長さを調節可能とする、
アジャストボルト等の位置決め具が収容されたものがあ
る。
持させる場合には、テーパコレットと共に工具もテーパ
孔内へ引き込まれ、位置決め具との干渉が起こるので、
この位置決め具に対して、工具との当接部分に弾性材製
のシール材を設けることが行われている(例えば実公平
5−13476号公報参照)。なお、このシール材は、
工作機械側から供給される切削油を工具の後端部(その
後端部から先端刃部へ抜ける通油孔が形成されたものが
ある)へ導く際に、工具と位置決め具との当接間から切
削油が漏洩するのを防止するうえでも必要とされてい
た。
く、軸方向の圧縮代が小さいため、工具がテーパ孔内へ
引き込まれる量に十分に対応しきれない場合があった。
従って、シール材が弾性の限界を超えて圧縮されること
により切削油の漏れを招来したり、工具の把持が不完全
となってガタツキが生じたり、工具とコレットとの間で
無理な擦過が生じてコレット内周面に傷が生じたりする
欠点があった。
は、バネにより後押し付勢状態にある位置決め部材によ
り工具の後端部を受ける(当接させる)ようにすると共
に、この位置決め部材にシール材を設ける技術が開示さ
れている。この開示技術では、位置決め部材に十分な進
退量を持たせているため、上記欠点を解消するうえで
は、幾分有益なものであった。
込量を、上記したバネに抗しながら適量に押込み操作し
つつ、工具保持手段に対して径方向に螺進可能なように
設けたフォローセットビスを締め込んで、この位置決め
部材を軸方向へ移動しないように固定するようになって
いる。すなわち、この開示技術において、位置決め部材
はそれ自体の位置変更によって工具の位置決めを行うも
のではない。そのため、工具の差込量(突出長さ)の調
節としては面倒且つ困難であると言わざるを得ず、また
その位置精度も正確さに劣る欠点がある。
ート材は、上記したバネの付勢力により工具の後端部へ
押し付けられているだけであるから、シール性に関して
も満足できるものではなかった。本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであって、工具取付装置に対する工
具の突出長さを簡単且つ正確に調節できると共に、切削
油の漏洩を確実に防止できるようにした工具取付装置に
用いられる位置決め具を提供することを目的とする。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明では、一端部に工作機械へ差込用のシャンク部が設け
られ他端部に工具保持手段が設けられて成る工具取付装
置に対して上記工具保持手段内に収容され工具の後端部
を当たり止めする位置決め具において、上記工具保持手
段内を軸方向に螺進可能となされ先端側に工具差込凹部
が設けられた本体部と、該本体部の工具差込凹部内で軸
方向に進退可能に収納され工具後端部に当接可能な座具
と、該座具を工具差込凹部の口部へ向けて押出付勢する
付勢具と、工具差込凹部内において座具よりも口部側に
設けられて当該工具差込凹部の内周面と工具の外周面と
に密接可能となる環状弾性体とを有して成ることを特徴
としている。
に相互連通可能な貫通孔を形成しておき、これら貫通孔
によって切削油用の導油路を形成させることも可能であ
る。
持手段内にあって軸方向に螺進可能である。また工具保
持手段に対して工具が引き込まれる際には、工具後端部
と当接する座具が付勢具に抗しながら後退し、その軸方
向移動を許容する。
置決め具(工具差込凹部)の内周面との間は、工具の引
込み量に影響されることなく常に環状弾性体によって密
接状に保持される。
る。図1は本発明に係る位置決め具1を示したもので、
この位置決め具1は、段付き丸棒状に形成された本体部
2と、この本体部2の内部に設けられた環状弾性体5、
座具6及び付勢具7とを有して成る。
れ、その反対側の径小側が螺進軸部2bとされている。
使用状態(後述の図2参照)では、この工具受部2a側
が先端側、即ち、工具Tの取付側とされる。本体部2の
内部には、その工具受部2a側から螺進軸部2b側へ向
けて大径孔部10a、小径孔部10b、中間径孔部10
c、ねじ孔部10dが互いに連通し、且つ全体として本
体部2を貫通するように設けられている。
また中間径孔部10cには小径孔部10b寄りに上記座
具6が、そしてねじ孔部10d寄りに上記付勢具7が、
それぞれ挿入されている。そして、これら大径孔部10
aから中間径孔部10cの一部(座具6の収容部分)ま
での範囲が工具差込凹部10とされている。座具6は、
軟質金属材又は樹脂等により、中心部に貫通孔6aを有
した円筒状を成すように形成されており、中間径孔部1
0c内で軸方向に摺動自在となっている。
り、本体部2のねじ孔部10dに螺合される尾部栓体1
2で押圧されることにより、座具6を小径孔部10bへ
向けて付勢するようになっている。この尾部栓体12に
は、貫通孔12aが形成されている。環状弾性体5は、
ゴムなどの弾性材により、中心部に貫通孔5aを有した
リング状を成すように形成されている。この環状弾性体
5は、その外径が、大径孔部10aの内径と略同径(多
少径大でも径小でもよい)とされ、その内径が、工具T
のシャンク部Tsより若干径小となるように形成されて
いる。本実施例では上記各寸法に適合するOリングを用
いた。
り(図1右側)に圧入、接着又はねじ嵌め等の適宜手段
により固着される抜止め具14により、本体部2から脱
出不能となされている。この抜止め具14には、貫通孔
14aが形成されている。なお、この抜止め具14は、
環状弾性体5との間に隙間Sを保持させるようになって
おり、環状弾性体5が軸方向に所定範囲で遊動できるよ
うにしてある。このようにすることで、環状弾性体5に
軸方向への膨張を許容させると共に、工具Tの出入れ時
に環状弾性体5が擦過力等による無理な変形を生じない
ようにしてある。
び付勢具7を嵌め込み、且つ抜止め具14及び尾部栓体
12を取り付けても、それぞれの貫通孔14a、5a、
10b、6a,10c、12aが互いに連通するように
なっているので、これらが位置決め具1を全体として通
り抜ける導油路15を構成するようになっている。な
お、本体部2において、その工具受部2aの外周部には
Oリング16が嵌着されており、螺進軸部2bの外周面
には雄ねじが設けられている。また、この螺進軸部2b
の後端側(上記尾部栓体12)には、位置調節用の作業
具(マイナスドライバー等)と係合させるための切欠1
8が、その直径方向に通り抜けるようにして形成されて
いる。
18は、工具受部2a側(抜止め具14)に対しても設
けることが好ましい。図2は、このようにして成る位置
決め具1を用いて工具Tを工具取付装置20へ装着させ
た状態を示している。なお、この工具取付装置20にお
いて、21は工作機械に対して直接的又は間接的に差し
込むためのシャンク部であり、22は工具保持手段であ
る。
は、その先端寄り(図2右側)を径大孔部分23aとし
その後方を雌ねじ付き径小孔部分23bとする段付き貫
通孔23が形成されている。上記位置決め具1は、この
段付き貫通孔23に対し、本体部2における工具受部2
aの外周面(Oリング16)を径大孔部分23aの内周
面と密着させ、螺進軸部2bを径小孔部分23b(雌ね
じ)と螺合させる状態で収容される。そして、段付き貫
通孔23の径小孔部分23b側(又は径大孔部分23a
側)から位置調節用の作業具を差し入れて切欠18に係
合させ、これを回転させることで、位置決め具1の位置
調節が行えるようになっている(なお、本体部2と尾部
栓体12との螺合は、切欠18に係合させた作業具の回
転操作程度では緩まない程度に強固に行われているもの
とする)。
供給される切削油を、位置決め具1の導油路15を介し
て工具Tの後端部(工具Tには、その後端部から先端刃
部へ抜ける通油孔が貫通形成されている)へ導くうえで
の給油孔としても作用するものである。なお、上記工具
保持手段22はコレットチャック構造を有したものであ
って、テーパコレット25(図示は省略するが、先端寄
り(図2右側)の中央孔まわりに複数本の軸方向スリ割
りを有している)をナット部材26の締め込みによって
テーパ孔27内へ押し込むことにより、このテーパコレ
ット25を縮径させて工具Tを把持したり、反対にナッ
ト部材26を弛緩させてテーパコレット25を拡径可能
とし、工具Tを解放させたりするようになっている。
コレット25をテーパ孔27内へ押し込む際には、工具
Tが工具保持手段22内へ引き込まれるようになる、即
ち、工具Tの後端部が位置決め具1(図1参照)内の座
具6へ強く押し付けられるようになるが、前記したよう
に座具6が軸方向へ後退可能となっているので、このと
きの工具Tの移動は許容される。
は環状弾性体5の貫通孔5a内を無理嵌め状に突き抜け
ており、この環状弾性体5を工具差込凹部10(大径孔
部10a)の内周面に密着させるべく押し広げているの
で、この部分での切削油の漏洩は確実に防止される。と
ころで、本発明において、座具6は、フッ素系樹脂(通
称テフロン)等の弾性材により形成することも可能であ
る。またその形状も、円筒形状以外の、例えば円盤状や
ブロック状等とすることが可能である。
性材とすることも可能である。またその他部材の形状や
材質等も、適宜変更可能である。
あって、工具取付装置に対して、その工具保持手段内で
軸方向への螺進を可能としてあるので、工具の突出長さ
を容易且つ高精度に調節することができる。また、工具
の後端部と当接する座具を軸方向に移動可能にしてある
ので、工具の引込みを確実且つ十分に許容でき、工具の
強固な把持を可能にすると共に、コレット内周面に擦過
傷がつく等の欠点を払拭できる。
周面との間は、環状弾性体により常に密接状態に保持さ
れるので、工作機械側から供給される切削油が漏洩する
ことをより確実に防止できる。従って、切削油の浪費を
抑制できることは勿論、円滑且つ高精度の加工が行える
ようになると共に、工具の先端刃部や被加工材料の焼損
(変質)防止及び工具の長寿命化が図れる等、多くの利
点を有している。
る。
させた状態を示す側断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一端部に工作機械へ差込用のシャンク部
(21)が設けられ他端部に工具保持手段(22)が設
けられて成る工具取付装置(20)に対して上記工具保
持手段(22)内に収容され工具(T)の後端部を当た
り止めする位置決め具において、上記工具保持手段(2
2)内を軸方向に螺進可能となされ先端側に工具差込凹
部(10)が設けられた本体部(2)と、該本体部
(2)の工具差込凹部(10)内で軸方向に進退可能に
収納され工具後端部に当接可能な座具(6)と、該座具
(6)を工具差込凹部(10)の口部へ向けて押出付勢
する付勢具(7)と、工具差込凹部(10)内において
座具(6)よりも口部側に設けられて当該工具差込凹部
(10)の内周面と工具(T)の外周面とに密接可能と
なる環状弾性体(5)とを有して成ることを特徴とする
工具取付装置に用いられる位置決め具。 - 【請求項2】 前記本体部(2)、座具(6)、環状弾
性体(5)のそれぞれに相互連通可能な貫通孔(10
b)(10c)(6a)(5a)が形成され、これら貫
通孔によって切削油用の導油路(15)が構成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の工具取付装置に用い
られる位置決め具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29181394A JP3254342B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 工具取付装置に用いられる位置決め具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29181394A JP3254342B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 工具取付装置に用いられる位置決め具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08150506A true JPH08150506A (ja) | 1996-06-11 |
| JP3254342B2 JP3254342B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=17773755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29181394A Expired - Fee Related JP3254342B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 工具取付装置に用いられる位置決め具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3254342B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009269142A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Denso Corp | 工具ホルダ |
| KR101284286B1 (ko) * | 2011-05-20 | 2013-07-08 | 한국기계연구원 | 형상기억합금을 이용한 스핀들-공구홀더 결합체 및 이를 구비하는 공작기계 |
| JP2015061740A (ja) * | 2009-03-17 | 2015-04-02 | ギューリング コマンディートゲゼルシャフトGuehring KG | 調整装置付き焼きばめチャック工具ホルダ |
| KR101522868B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-05-26 | 주식회사 다인정공 | 절삭공구 노출길이 조절 어셈블리 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29181394A patent/JP3254342B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2009269142A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Denso Corp | 工具ホルダ |
| JP2015061740A (ja) * | 2009-03-17 | 2015-04-02 | ギューリング コマンディートゲゼルシャフトGuehring KG | 調整装置付き焼きばめチャック工具ホルダ |
| KR101284286B1 (ko) * | 2011-05-20 | 2013-07-08 | 한국기계연구원 | 형상기억합금을 이용한 스핀들-공구홀더 결합체 및 이를 구비하는 공작기계 |
| KR101522868B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-05-26 | 주식회사 다인정공 | 절삭공구 노출길이 조절 어셈블리 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3254342B2 (ja) | 2002-02-04 |
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