JPH081506Y2 - 自動拭き取りろ紙供給装置 - Google Patents

自動拭き取りろ紙供給装置

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JPH081506Y2
JPH081506Y2 JP11082690U JP11082690U JPH081506Y2 JP H081506 Y2 JPH081506 Y2 JP H081506Y2 JP 11082690 U JP11082690 U JP 11082690U JP 11082690 U JP11082690 U JP 11082690U JP H081506 Y2 JPH081506 Y2 JP H081506Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、原子力施設において物体表面をろ紙で拭き
取り放射線検出部で検査する表面汚染検査装置に係り、
特に拭き取りろ紙の受入れ供給装置に関する。
(従来の技術) 第8図に従来のろ紙供給装置を示す。拭き取りに使用
するろ紙(2)をろ紙ホルダ(4)内に積み重ねる。ろ
紙(2)は、ロッド(8)と駆動部(9)によってヘッ
ド(11)と取り合う位置まで1ケずつ押し出される。こ
の後、ヘッド(11)は下降し、ろ紙(2)を嵌め合わせ
て装着し、拭き取り位置まで移動する。
(考案が解決しようとする課題) 第8図の従来装置では、長期間使用した場合、機構の
調整がずれ、ろ紙の供給位置とヘッドの受取り位置がず
れる恐れがある。このとき、放射線レベルが低い環境で
は人手で修正できるが、高レベル下では容易ではない。
センサ等で検出して自動調整する装置も、高レベル環境
では信頼性の点から難しい。
そこで本考案は、ろ紙の供給位置とヘッドの受け取り
位置がずれても修正する機構を備えるとともに、放射線
の高レベル下を想定して、ろ紙をマニピュレータで一括
搬送できるようにしたろ紙供給装置を実現することを課
題とし、本考案の目的もそこにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の自動拭き取りろ紙供給装置は、一端側の高い
頂面と他端側の低い頂面が傾斜面で結ばれた供給装置本
体と、この供給装置本体の高い頂面上に配置されラッパ
状受口を上に向けた筒状のろ紙ホルダガイドと、このろ
紙ホルダガイドに上から挿入されて装着され内部にろ紙
を積み重ねて収納する筒体で下端部に開閉可能な蓋を有
し上端面に吊り下げ用把手を備えたろ紙ホルダと、前記
ろ紙ホルダガイドの底部側方に配置され前記ろ紙ホルダ
から供給されたろ紙を押し出すロッドおよび駆動部を備
えた押し出し機構と、この押し出し機構の出口に一端を
接続され供給装置本体の傾斜面に沿って配置されたろ紙
移送用シュータと、前記供給装置本体の低い頂面上に配
置され上端が開口した筒状のホルダと、このホルダ内に
複数のばねを介し水平方向移動可能に同心的に弾性支持
された円筒体でその底面にろ紙を受け入れる受皿を、そ
の側面に前記シュータの端末が相対移動可能に嵌入され
る受容口を、その上端にラッパ状受口をそれぞれ備え前
記受皿に置かれたろ紙を搬出するヘッドをラッパ状受口
から受け入れるヘッドガイドとを具備した構成である。
(作用) 本考案の自動拭き取りろ紙供給装置においては、ろ紙
を収納したろ紙ホルダの吊り下げ用把手をマニピュレー
タで掴み、ろ紙ホルダガイド上まで搬送し、ラッパ状受
口の範囲内に入るように吊り下ろす。設置後、蓋をマニ
ピュレータで開きろ紙ホルダ内のろ紙を押し出し機構内
へ落とす。このろ紙をロッドおよび駆動部によりシュー
タの入口へ押し出す。ろ紙はシュータ内を滑り受容口を
通ってヘッドガイド底面の受皿に置かれる。ここで、ヘ
ッドガイドの上端のラッパ状受口からヘッドガイド内へ
下降し、受皿上のろ紙を装着して上昇し、拭き取り位置
まで移動する。このとき、ヘッドガイドは、下降するヘ
ッドがラッパ状受口の範囲内にあれば、ばねを押しなが
らヘッドの位置に合わせて移動し、ヘッドがろ紙を装着
した後、上昇して外へ移動した後には、ばねの復元力で
ホルダと同心的な元の位置へ戻る。
(実施例) 以下、図面に示した実施例に基いて本考案を詳細に説
明する。
第1図(a),(b)に本考案一実施例の自動拭き取
りろ紙供給装置を示す。図示のように、供給装置本体
(11)は、一端側の高い頂面と他端側の低い頂面が傾斜
面で結ばれた形状に作られている。この供給装置本体
(11)の高い頂面上に、ラッパ状受口(13)を上に向け
て筒状のろ紙ホルダガイド(12)が配置されている。ろ
紙ホルダガイド(12)には、内部にろ紙(2)を積み重
ねて収納する円筒体で下端部に開閉可能な蓋(15)を有
し、上端面に吊り下げ用把手(16)を備えたろ紙ホルダ
(14)が、上から挿入されて装着されている。ろ紙ホル
ダガイド(12)の底部側方には、ろ紙ホルダ(14)の蓋
(15)を開くことによって供給されたろ紙(2)を押し
出すためのロッド(18)および駆動部(19)を備えた押
し出し機構(17)が供給装置本体(11)の高い頂面上に
配置されている。この押し出し機構(17)の出口に一端
を接続されたろ紙移送用シュータ(20)が、供給装置本
体(11)の傾斜面に沿って配置されている。
また、供給装置本体(11)の低い頂面上には、上端が
開口した円筒状のホルダ(12)が配置されている。この
ホルダ(21)内には、ヘッドガイド(22)が、例えば直
交するX,Y軸方向にそれぞれ軸線を向けた4個×上下2
段のコイルばね(23)によって水平方向移動可能に同心
的に弾性支持されている。ヘッドガイド(22)は、円筒
体でその底面にろ紙(2)の直径よりもやや大きい直径
の受皿(24)を備え、円筒体側面にはシュータ(20)の
端末が相対移動可能に嵌入される受容口(25)が設けら
れ、さらに円筒体の末端にラッパ状受口(26)を備えて
おり、ヘッド(27)がヘッドガイド(22)内へ下降し、
受皿(24)に置かれたろ紙(2)を装着して外部搬出す
るようになっている。
次に、上記のように構成された本考案一実施例の自動
拭き取りろ紙供給装置の作用を第2図(a)〜(f)を
参照しながら説明する。
第2図(a)に示すように、ろ紙(2)を収納したろ
紙ホルダ(14)の吊り下げ用把手(16)をマニピュレー
タ(20)で掴み、ろ紙ホルダガイド(12)の上まで移動
し、ラッパ状受口(13)の範囲内に入るように吊り下ろ
す。
次に、第2図(b)に示すように、マニピュレータ
(28)で蓋(15)を開く。これによりろ紙(2)は落
ち、最下位のろ紙(2)が押し出し機構(17)内に供給
される。
次に、第2図(c)に示すように、駆動部(19)を作
動し、ロッド(18)によりろ紙(2)をろ紙移送用シュ
ータ(20)に押し出す。
これにより、ろ紙(2)はろ紙移送用シュータ(20)
内を滑り落ち、第2図(d)に示すように、ヘッドガイ
ド(22)内に入り、受皿(24)上に落ちる。ここで、ヘ
ッド(27)をヘッドガイド(22)上に移動する。図示の
状態は、Δ分だけ双方の位置がずれている場合を例示し
ている。
次に、ヘッド(27)を下降させると、第2図(e)に
示すように、ヘッドガイド(22)は、ばね(23)を伸縮
させながらヘッド(27)に倣ってΔ分移動する。これに
より、ヘッド(27)がヘッドガイド(22)内へ入り込
み、受皿(24)上のろ紙(2)をヘッド(27)に装着す
る。
次に、第2図(f)に示すように、ヘッド(27)を上
昇させ、拭き取り位置まで移動する。ヘッド(27)がヘ
ッドガイド(22)から抜け出すと、ヘッドガイド(22)
は、ばね(23)の復元力でホルダ(21)と同心的な元の
位置へ戻る。
上記の作用説明から分るように、本考案一実施例の自
動拭き取りろ紙供給装置によれば、下記の効果が得られ
る。
(a) ヘッド(27)とろ紙(2)が置かれているヘッ
ドガイド(22)の位置がずれても、ヘッド(27)に倣っ
てヘッドガイド(22)が移動し、双方のずれが無くなる
ように自動的に修正されるので、ヘッド(27)へのろ紙
(2)の装着が可能である。
(b) 位置合わせを正確に行なう必要がないため、保
守時など放射線下の作業時間を短縮できる。
(c) ろ紙(2)をろ紙ホルダ(14)に収納した状態
でマニピュレータ(28)により一括搬送し、ろ紙供給装
置に容易に装着できる。
次に、本考案の変形例を以下に説明する。
第3図(a),(b)の変形例は、押し出し機構(1
7)のロッド(18)の後部上面にピン(29)を設け、蓋
(15)にもピン(29)が引掛る下垂した係合板(30)を
設けることで、第3図(b)に示すように、ロッド(1
8)を後退する動作で蓋(15)を開けるのを可能とした
もので、マニピュレータ作業を削減できる。
第4図(a),(b)の変形例は、ろ紙ホルダ(14)
の蓋を観音扉(31)とし、観音扉(31)の外方端をろ紙
ホルダガイド(12)内に設けられた引掛け部(32)に当
てることで扉を開けるのを可能とする。吊り下ろし作業
のみで動作可能であり、引掛け部(32)を円環状にすれ
ば、ろ紙ホルダ(14)の円周方向の位置はどこにあって
も良いことになり、吊り下ろしの位置決めが容易とな
る。
第5図(a),(b),(c),(d)の変形例は、
ろ紙ホルダ(14)の蓋をゴム等の柔軟材料とし、第5図
(c),(d)に示すように4分割扉(33)の構造にし
た。そして、第5図(a)に示すように、ろ紙ホルダガ
イド(12)の内部に円筒状押し上げ部(34)を同心に設
けるようにした。ろ紙ホルダ(14)を吊り下ろすことに
より第5図(b)に示すように、円筒状押し上げ部(3
4)にろ紙ホルダ(14)が外嵌して行き、4分割扉(3
3)は押しのけられて開き、ろ紙が落ちる。
第6図(a),(b),(c),(d)の変形例は、
ろ紙ホルダ(14)の上端部の対向する側面にろ紙(2)
が通過できる角穴(35)をそれぞれ設ける。ろ紙(2)
は、ろ紙ホルダ(14)の底に配置したばね(36)で常に
ろ紙ホルダ(14)の天井面に押し付けられるため、角穴
(35)から落下することはない。そして、ろ紙ホルダガ
イド(12)は、ろ紙ホルダ(14)を吊り下ろしで挿入し
たときに前記角穴(35)がロッド(18)と対向するよう
な深さにする。第6図(c)に示すように、ろ紙ホルダ
(14)をろ紙ホルダガイド(12)に設置した後、第6図
(d)に示すように、ロッド(18)を動作させること
で、ろ紙(2)は角穴(35)を通って押し出され、ばね
(36)により下のろ紙(2)が押し上げられる。
第7図(a),(b)の変形例は、ヘッドガイド(2
2)の支持構造を変えたもので、ヘッドガイド(22)
は、その底面の同心且つ120°間隔の3点をホルダ(2
1)の底面との間で弾性支持される。ホルダ(21)の底
面には、ヒンジ(37)で支承されたばね格納筒(38)が
3点配置され、内部にコイルばね(39)が格納されてい
る。一方、ヘッドガイド(22)の底面には、3個のばね
格納筒(38)にそれぞれ対応した位置にピンジ(40)で
支承されたフランジ付係合棒(41)を設け、各ばね格納
筒(38)内にコイルばね(39)にフランジ付係合棒(4
1)を挿入してそのフランジをコイルばね(39)の上端
に当接させ、ヘッドガイド(22)を3個のコイルばね
(39)によりホルダ(21)に弾性支持する。これによ
り、ヘッドガイド(12)は、ホルダ(21)に対し、水平
方向,傾斜方向,上下方向の移動が許容され、ヘッド
(27)の前記各方向のずれに対応可能となる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、供給装置本体の
高い頂面に配置されたラッパ状受口を有するろ紙ホルダ
ガイドに、ろ紙を積み重ねて収納したろ紙ホルダをマニ
ピュレータで搬送して上から挿入して装着し、押し出し
機構によりシュータを介しろ紙を1個ずつ送り出し、供
給装置本体の低い頂面に配置されたホルダにばねを介し
移動可能に弾性支持されたラッパ状受口を有するヘッド
ガイドの底面の受皿に、ろ紙をシュータから受け取るよ
うにした自動拭き取りろ紙供給装置を実現したことによ
り、ヘッドガイドの受口から下降してろ紙を装着するヘ
ッドとヘッドガイドの位置がずれていても、ヘッドに倣
ってヘッドガイドが移動し、双方のずれが無くなるよう
に自動的に修正されるので、ヘッドへのろ紙の装着が可
能である。したがって、位置合わせを正確に行なう必要
がないため、保守時など放射線下の作業時間を短縮でき
る。また、ろ紙をろ紙ホルダに収納した状態でマニピュ
レータにより一括搬送し、ろ紙供給装置に容易に装着で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本考案一実施例の自動拭き取り
ろ紙供給装置を示し、第1図(a)は断面図、第1図
(b)は上面図、第2図(a),(b),(c),
(d),(e),(f)は第1図(a),(b)の装置
の動作の説明図、第3図(a),(b)はろ紙ホルダの
蓋の変形例を示す概略図、第4図(a),(b)はろ紙
ホルダの蓋の他の変形例を示す概略図、第5図(a),
(b),(c),(d)はろ紙ホルダの蓋の他の変形例
を示す変形例で第5図(d)は第5図(c)のA矢視
図、第6図(a),(b),(c),(d)はろ紙ホル
ダおよびろ紙ホルダガイドの変形例を示す概略図、第7
図(a),(b)はヘッドガイドの支持構造の変形例を
示す概略図、第8図は従来のろ紙供給装置を示す概略図
である。 2……ろ紙、11……供給装置本体、12……ろ紙ホルダガ
イド、14……ろ紙ホルダ、15……蓋、17……押し出し機
構、18……ロッド、19……駆動部、20……ろ紙移送用シ
ュータ、21……ホルダ、22……ヘッドガイド、24……受
皿、27……ヘッド、28……マニピュレータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側の高い頂面と他端側の低い頂面が傾
    斜面で結ばれた供給装置本体と、この供給装置本体の高
    い頂面上に配置されラッパ状受口を上に向けた筒状のろ
    紙ホルダガイドと、このろ紙ホルダガイドに上から挿入
    されて装着され内部にろ紙を積み重ねて収納する筒体で
    下端部に開閉可能な蓋を有し上端面に吊り下げ用把手を
    備えたろ紙ホルダと、前記ろ紙ホルダガイドの底部側方
    に配置され前記ろ紙ホルダから供給されたろ紙を押し出
    すロッドおよび駆動部を備えた押し出し機構と、この押
    し出し機構の出口に一端を接続され供給装置本体の傾斜
    面に沿って配置されたろ紙移送用シュータと、前記供給
    装置本体の低い頂面上に配置され上端が開口した筒状の
    ホルダと、このホルダ内に複数のばねを介し水平方向移
    動可能に同心的に弾性支持された円筒体でその底面にろ
    紙を受け入れる受皿を、その側面に前記シュータの端末
    が相対移動可能に嵌入される受容口を、その上端にラッ
    パ状受口をそれぞれ備え前記受皿に置かれたろ紙を搬出
    するヘッドをラッパ状受口から受け入れるヘッドガイド
    とを具備した自動式拭き取りろ紙供給装置。
JP11082690U 1990-10-23 1990-10-23 自動拭き取りろ紙供給装置 Expired - Fee Related JPH081506Y2 (ja)

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