JPH08151027A - 発泡スチレン系樹脂製食品容器 - Google Patents
発泡スチレン系樹脂製食品容器Info
- Publication number
- JPH08151027A JPH08151027A JP31278594A JP31278594A JPH08151027A JP H08151027 A JPH08151027 A JP H08151027A JP 31278594 A JP31278594 A JP 31278594A JP 31278594 A JP31278594 A JP 31278594A JP H08151027 A JPH08151027 A JP H08151027A
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- Japan
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- straw
- container
- styrene resin
- resin
- foamed
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 淡い黄色を帯びた発泡スチレン系樹脂製の美
麗な食品容器を提供しようとする。 【構成】 スチレン系樹脂に藁の微粉を加えた組成物を
発泡させ、こうして得られた発泡シートを容器状に成形
する。
麗な食品容器を提供しようとする。 【構成】 スチレン系樹脂に藁の微粉を加えた組成物を
発泡させ、こうして得られた発泡シートを容器状に成形
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発泡スチレン系樹脂
製の食品容器に関するものである。とくに、この発明
は、スチレン系樹脂に藁の微粉を混入してこれを発泡さ
せ、得られた発泡シートを材料として作った食品容器に
関するものである。
製の食品容器に関するものである。とくに、この発明
は、スチレン系樹脂に藁の微粉を混入してこれを発泡さ
せ、得られた発泡シートを材料として作った食品容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スチレン系樹脂は、毒性がなく透明で成
形が容易であり、成形体の形状安定性も良好であるか
ら、食品容器を作るのに広く用いられている。また、ス
チレン系樹脂はこれを発泡させることが容易であるか
ら、これを発泡させて発泡シートにし、発泡したシート
を容器の形に成形して、発泡樹脂製の食品容器として用
いられている。発泡樹脂製の食品容器とされる場合に
は、0.6〜0.025g/ccの密度を持つようにさ
れることが多い。
形が容易であり、成形体の形状安定性も良好であるか
ら、食品容器を作るのに広く用いられている。また、ス
チレン系樹脂はこれを発泡させることが容易であるか
ら、これを発泡させて発泡シートにし、発泡したシート
を容器の形に成形して、発泡樹脂製の食品容器として用
いられている。発泡樹脂製の食品容器とされる場合に
は、0.6〜0.025g/ccの密度を持つようにさ
れることが多い。
【0003】発泡スチレン系樹脂製の食品容器では、樹
脂に染料や顔料を混合して樹脂を着色することは余りな
されなかった。また、発泡スチレン系樹脂製の食品容器
では、樹脂中に充填材を入れることも余りなされなかっ
た。充填材を入れるとしても、その場合には充填材とし
て炭酸カルシウムのような、無色ないし白色の水に不溶
な無機物粉末が、混入されるに過ぎなかった。従って、
発泡スチレン系樹脂製の食品容器としては、白色を呈す
るものが殆どすべてを占めていた。
脂に染料や顔料を混合して樹脂を着色することは余りな
されなかった。また、発泡スチレン系樹脂製の食品容器
では、樹脂中に充填材を入れることも余りなされなかっ
た。充填材を入れるとしても、その場合には充填材とし
て炭酸カルシウムのような、無色ないし白色の水に不溶
な無機物粉末が、混入されるに過ぎなかった。従って、
発泡スチレン系樹脂製の食品容器としては、白色を呈す
るものが殆どすべてを占めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、淡い黄色
を帯びた発泡スチレン系樹脂製の美麗な食品容器を提供
しようとするものである。その容器は、食品を入れるた
めのものであるから、色付けをするための着色材は無毒
であって食品に移行しないことが必要とされ、また着色
材を混合しても樹脂の発泡性能を阻害しないことなどが
要求される。この発明は、このような要件に適った着色
材を選び、この着色材を樹脂に混合することにより着色
した発泡スチレン系樹脂製の食品容器を提供しようとす
るものである。
を帯びた発泡スチレン系樹脂製の美麗な食品容器を提供
しようとするものである。その容器は、食品を入れるた
めのものであるから、色付けをするための着色材は無毒
であって食品に移行しないことが必要とされ、また着色
材を混合しても樹脂の発泡性能を阻害しないことなどが
要求される。この発明は、このような要件に適った着色
材を選び、この着色材を樹脂に混合することにより着色
した発泡スチレン系樹脂製の食品容器を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明者は、藁を粉砕
して得た微粉末を或る程度乾燥して、これをスチレン系
樹脂に混入し、これを押し出し発泡させて発泡シートと
し、これを真空成形などによって容器にすると、ここに
上記課題を解決することができて、目的とする食品容器
の得られることを見出した。この発明は、このような知
見に基づいて完成されたものである。
して得た微粉末を或る程度乾燥して、これをスチレン系
樹脂に混入し、これを押し出し発泡させて発泡シートと
し、これを真空成形などによって容器にすると、ここに
上記課題を解決することができて、目的とする食品容器
の得られることを見出した。この発明は、このような知
見に基づいて完成されたものである。
【0006】この発明は、スチレン系樹脂100重量部
に対し、少なくとも10メッシュの篩を通過する藁の微
粉を0.5〜30重量部加えて得られた組成物を密度
0.6〜0.025g/ccに発泡させてなるシート
を、容器状に成形してなる発泡スチレン系樹脂製食品容
器を要旨とするものである。
に対し、少なくとも10メッシュの篩を通過する藁の微
粉を0.5〜30重量部加えて得られた組成物を密度
0.6〜0.025g/ccに発泡させてなるシート
を、容器状に成形してなる発泡スチレン系樹脂製食品容
器を要旨とするものである。
【0007】この発明は、スチレン系樹脂に藁の微粉を
加えて樹脂組成物を作る点に、最大の特徴を持ってい
る。ここで用いる藁は、稲や麦などの茎を乾燥したもの
であって、俵や縄などを作る材料となるものである。藁
の微粉は、上記の藁を粉砕機にかけて粉砕したものであ
る。こうして粉砕した粉末を10メッシュの篩にかけて
篩を通過したものをこの発明では用いる。10メッシュ
の篩は、篩目の開きがおおよそ1.68mmとされるか
ら、そこを通った微粉は断面の直径が1.68mm以下
のものである。また、少なくとも10メッシュの篩を通
過すると云うのは、10メッシュより目の開きが小さい
篩、例えば20メッシュの篩を通過する微粉は勿論用い
ることができるという意味である。藁の微粉を少なくと
も10メッシュの篩を通過するものに限定した理由は、
実験の結果による。すなわち、10メッシュの篩を通過
しないような粒径の大きい粉末をスチレン系樹脂に混合
して発泡させると、得られた発泡シートが大きな開孔を
持ったり裂けたりするからである。そのため、この発明
では上述のような藁の微粉を用いる。
加えて樹脂組成物を作る点に、最大の特徴を持ってい
る。ここで用いる藁は、稲や麦などの茎を乾燥したもの
であって、俵や縄などを作る材料となるものである。藁
の微粉は、上記の藁を粉砕機にかけて粉砕したものであ
る。こうして粉砕した粉末を10メッシュの篩にかけて
篩を通過したものをこの発明では用いる。10メッシュ
の篩は、篩目の開きがおおよそ1.68mmとされるか
ら、そこを通った微粉は断面の直径が1.68mm以下
のものである。また、少なくとも10メッシュの篩を通
過すると云うのは、10メッシュより目の開きが小さい
篩、例えば20メッシュの篩を通過する微粉は勿論用い
ることができるという意味である。藁の微粉を少なくと
も10メッシュの篩を通過するものに限定した理由は、
実験の結果による。すなわち、10メッシュの篩を通過
しないような粒径の大きい粉末をスチレン系樹脂に混合
して発泡させると、得られた発泡シートが大きな開孔を
持ったり裂けたりするからである。そのため、この発明
では上述のような藁の微粉を用いる。
【0008】藁は通常10〜18重量%の水分を含んで
いる。そこで、この藁の微粉をこの発明で用いる際に
は、藁の微粉を予め乾燥しておく。乾燥は直射日光に曝
して行うこともできるが、好ましいのは50〜150℃
の温風を10時間程度吹きつけて乾燥することである。
このようにして、おおよそ15重量%以下の水分を含ん
だ状態として用いるのが好ましい。
いる。そこで、この藁の微粉をこの発明で用いる際に
は、藁の微粉を予め乾燥しておく。乾燥は直射日光に曝
して行うこともできるが、好ましいのは50〜150℃
の温風を10時間程度吹きつけて乾燥することである。
このようにして、おおよそ15重量%以下の水分を含ん
だ状態として用いるのが好ましい。
【0009】藁の微粉は、スチレン系樹脂100重量部
に対し0.5〜30重量部の割合で加える。藁の量をこ
のような範囲に限定した理由は、0.5重量部以下では
藁を加えたことによる着色の効果が充分に現れないから
であり、逆に30重量部以上となると、多くなり過ぎて
スチレン系樹脂中に一様に分散させることが困難となる
からである。0.5〜30重量部のうちでは、2.0〜
15.0重量部の範囲内とすることが好ましい。
に対し0.5〜30重量部の割合で加える。藁の量をこ
のような範囲に限定した理由は、0.5重量部以下では
藁を加えたことによる着色の効果が充分に現れないから
であり、逆に30重量部以上となると、多くなり過ぎて
スチレン系樹脂中に一様に分散させることが困難となる
からである。0.5〜30重量部のうちでは、2.0〜
15.0重量部の範囲内とすることが好ましい。
【0010】スチレン系樹脂に藁の微粉を加える場合
に、大量の樹脂と微粉とを連続的に処理するときは、両
者をブレンダー等に入れて混合しただけで、あとはこの
混合物を押出機に投入して混練すれば足りる。しかし、
この場合でも、またとくに少量の樹脂と微粉とをバッチ
式で混合する場合には、樹脂の表面に予め展着剤を塗布
して微粉が樹脂表面に一様に付着し易いようにすること
が好ましく、その後に上述のようにこれに藁の微粉を加
えてブレンダーで混合し、次いで押出機内で混練するこ
とが好ましい。展着剤としては、例えばポリブテンを用
い、これを樹脂に対して0.1〜2.0重量%の割合で
加える。
に、大量の樹脂と微粉とを連続的に処理するときは、両
者をブレンダー等に入れて混合しただけで、あとはこの
混合物を押出機に投入して混練すれば足りる。しかし、
この場合でも、またとくに少量の樹脂と微粉とをバッチ
式で混合する場合には、樹脂の表面に予め展着剤を塗布
して微粉が樹脂表面に一様に付着し易いようにすること
が好ましく、その後に上述のようにこれに藁の微粉を加
えてブレンダーで混合し、次いで押出機内で混練するこ
とが好ましい。展着剤としては、例えばポリブテンを用
い、これを樹脂に対して0.1〜2.0重量%の割合で
加える。
【0011】上述のようにして作ったスチレン系樹脂と
藁との混合物を発泡体とするには、これまで行われて来
たように、この混合物に発泡剤を含ませこれを加熱して
発泡させる。発泡体をシートの形として得るのに最も好
ましい方法は、上記の混合物を押し出し発泡させること
である。すなわち、上記の混合物を押出機に入れ、押出
機内で加熱し混練したのち、これに発泡剤を圧入してこ
れをシート状に押し出し、発泡させて発泡シートとする
のが好ましい。
藁との混合物を発泡体とするには、これまで行われて来
たように、この混合物に発泡剤を含ませこれを加熱して
発泡させる。発泡体をシートの形として得るのに最も好
ましい方法は、上記の混合物を押し出し発泡させること
である。すなわち、上記の混合物を押出機に入れ、押出
機内で加熱し混練したのち、これに発泡剤を圧入してこ
れをシート状に押し出し、発泡させて発泡シートとする
のが好ましい。
【0012】発泡剤としては、これまでスチレン系樹脂
の発泡剤として用いられて来たものを用いることができ
る。すなわち、樹脂の軟化温度より僅かに高い温度で分
解してガスを発生する固体化合物や、加圧下で樹脂に溶
解していて樹脂の軟化温度以上になると、樹脂中で気化
して気泡を生成するガス又は液体などを用いることがで
きる。上記固体化合物の例は、重炭酸ソーダ、アゾビス
イソブチロニトリル等であり、上記ガス又は液体の例
は、水、炭酸ガス、窒素、ブタン、イソブタン、ジクロ
ロメタン、ペンタン、ジクロロジフロロメタン(フロン
12)、ジクロロモノフロロメタン(フロン21)、モ
ノクロロジフロロメタン(フロン22)、1、2−ジク
ロロテトラフロロエタン(フロン114)、トリクロロ
−1、2−ジクロロエタン(フロン142b)、1、1
−ジフロロエタン(フロン152a)、1、1、1、2
−テトラフロロエタン(フロン134a)、ジメチルエ
ーテル、エチルクロライドである。これらの発泡剤は、
これを多く用いると当然のことながら、樹脂は高倍率に
発泡して低い密度の発泡体を生成するが、逆に発泡剤を
少量にすると低い倍率に発泡し高い密度の発泡体を生成
する。発泡剤の種類によって発泡能力は異なるが、発泡
剤を樹脂100重量部に対して0.1〜20.0重量部
の範囲内で用いることにより、密度0.6〜0.025
g/ccの発泡体を得ることができる。
の発泡剤として用いられて来たものを用いることができ
る。すなわち、樹脂の軟化温度より僅かに高い温度で分
解してガスを発生する固体化合物や、加圧下で樹脂に溶
解していて樹脂の軟化温度以上になると、樹脂中で気化
して気泡を生成するガス又は液体などを用いることがで
きる。上記固体化合物の例は、重炭酸ソーダ、アゾビス
イソブチロニトリル等であり、上記ガス又は液体の例
は、水、炭酸ガス、窒素、ブタン、イソブタン、ジクロ
ロメタン、ペンタン、ジクロロジフロロメタン(フロン
12)、ジクロロモノフロロメタン(フロン21)、モ
ノクロロジフロロメタン(フロン22)、1、2−ジク
ロロテトラフロロエタン(フロン114)、トリクロロ
−1、2−ジクロロエタン(フロン142b)、1、1
−ジフロロエタン(フロン152a)、1、1、1、2
−テトラフロロエタン(フロン134a)、ジメチルエ
ーテル、エチルクロライドである。これらの発泡剤は、
これを多く用いると当然のことながら、樹脂は高倍率に
発泡して低い密度の発泡体を生成するが、逆に発泡剤を
少量にすると低い倍率に発泡し高い密度の発泡体を生成
する。発泡剤の種類によって発泡能力は異なるが、発泡
剤を樹脂100重量部に対して0.1〜20.0重量部
の範囲内で用いることにより、密度0.6〜0.025
g/ccの発泡体を得ることができる。
【0013】スチレン系樹脂としては、スチレンの単独
重合体のほか、スチレンの共重合体を用いることができ
る。共重合体としては、メチルスチレン、クロロスチレ
ン、メチルメタクリレート、ブタジエン、又はアクリロ
ニトリルとスチレンとの共重合体を用いることができ
る。
重合体のほか、スチレンの共重合体を用いることができ
る。共重合体としては、メチルスチレン、クロロスチレ
ン、メチルメタクリレート、ブタジエン、又はアクリロ
ニトリルとスチレンとの共重合体を用いることができ
る。
【0014】この発明では、スチレン系樹脂の発泡を容
易にするため、核剤すなわち発泡の核となるような物質
をスチレン系樹脂に加えることができる。核剤としては
タルク、シリカの微粉末を用いる。その量は樹脂に対し
通常5.0重量%以下である。
易にするため、核剤すなわち発泡の核となるような物質
をスチレン系樹脂に加えることができる。核剤としては
タルク、シリカの微粉末を用いる。その量は樹脂に対し
通常5.0重量%以下である。
【0015】
【発明の効果】この発明では、スチレン系樹脂100重
量部に対し、少なくとも10メッシュの篩を通過する藁
の微粉を0.5〜30重量部加えているから、これを押
出機に入れて混練するとともに、これに発泡剤を圧入し
てシート状に押し出すと、藁は樹脂中に均等に分散して
藁に固有な淡い茶色ないし黄色を帯びた発泡シートが得
られる。その際、藁の微粉の一部が押出機内で炭化して
濃い茶色又は淡い黒色を呈して、発泡シートに茶又は黒
色のまだら模様を与える。従って、この発泡シートは淡
い黄色又は褐色地に黒色の斑点を持った特異な色彩のも
のとなる。
量部に対し、少なくとも10メッシュの篩を通過する藁
の微粉を0.5〜30重量部加えているから、これを押
出機に入れて混練するとともに、これに発泡剤を圧入し
てシート状に押し出すと、藁は樹脂中に均等に分散して
藁に固有な淡い茶色ないし黄色を帯びた発泡シートが得
られる。その際、藁の微粉の一部が押出機内で炭化して
濃い茶色又は淡い黒色を呈して、発泡シートに茶又は黒
色のまだら模様を与える。従って、この発泡シートは淡
い黄色又は褐色地に黒色の斑点を持った特異な色彩のも
のとなる。
【0016】また、押し出し発泡の過程では、藁の微粉
が多少の水分を含んでいるため、水分が発泡剤となって
働くので、発泡剤の量を少なくして、容易に高い倍率に
発泡させることができる。それとともに、藁の微粉が発
泡の際の核剤として働くので、均一発泡が一層容易であ
る。従って、密度が0.6〜0.025g/ccとなる
ように容易に発泡させることができる。
が多少の水分を含んでいるため、水分が発泡剤となって
働くので、発泡剤の量を少なくして、容易に高い倍率に
発泡させることができる。それとともに、藁の微粉が発
泡の際の核剤として働くので、均一発泡が一層容易であ
る。従って、密度が0.6〜0.025g/ccとなる
ように容易に発泡させることができる。
【0017】また、こうして得られた発泡シートでは、
着色材が藁であるから、食品に触れても害がなく、従っ
て納豆、魚介類等の食品を入れるに適している。しか
も、このシートは、スチレン系樹脂によって構成されて
いるから、容器への成形が容易であり、得られた容器は
形状安定性がよく、発泡しているから軽量であり、さら
に天然物質によって着色されていて美麗であるから、食
品容器としての利用価値が高い。とくに、その色は藁に
由来するものであるから、納豆容器として好適である。
この発明はこのような利点をもたらすものである。
着色材が藁であるから、食品に触れても害がなく、従っ
て納豆、魚介類等の食品を入れるに適している。しか
も、このシートは、スチレン系樹脂によって構成されて
いるから、容器への成形が容易であり、得られた容器は
形状安定性がよく、発泡しているから軽量であり、さら
に天然物質によって着色されていて美麗であるから、食
品容器としての利用価値が高い。とくに、その色は藁に
由来するものであるから、納豆容器として好適である。
この発明はこのような利点をもたらすものである。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて、この発明に係る食品
容器をさらに具体的に説明する。以下で、単に部と云う
のは重量部の意味である。
容器をさらに具体的に説明する。以下で、単に部と云う
のは重量部の意味である。
【0019】
【実施例1】この実施例では、藁の微粉として80℃の
熱風に1日間曝して乾燥したもので、50メッシュの篩
(目の開き約0.30mm)を通過した微粉を用いた。
スチレン系樹脂としてスチレンの単独重合体(積水化成
品社製、MS−311)を用い、この樹脂100部に、
タルク(核剤)1部、ポリブテン(展着剤、日本石油化
学社製、LV−50)0.4部、上記藁の微粉8部を混
合し、この混合物を押出機に供給した。
熱風に1日間曝して乾燥したもので、50メッシュの篩
(目の開き約0.30mm)を通過した微粉を用いた。
スチレン系樹脂としてスチレンの単独重合体(積水化成
品社製、MS−311)を用い、この樹脂100部に、
タルク(核剤)1部、ポリブテン(展着剤、日本石油化
学社製、LV−50)0.4部、上記藁の微粉8部を混
合し、この混合物を押出機に供給した。
【0020】押出機としては、口径が50mmの単軸押
出機と、口径が65mmの単軸押出機とを縦に連結して
作られたタンデム押出機を用いた。第1の押出機のバレ
ルの途中から溶融された樹脂混合物中へ、発泡剤として
ブタンを3.3部の割合で圧入した。こうして作られた
発泡性の溶融樹脂を第2の押出機内で均一に混練し、発
泡適温にまで降下させて、ダイに穿設された外径80m
mの円筒状間隙から、吐出量31kg/hrの割合で押
し出した。こうして、円筒状に成形するとともに発泡さ
せ、円筒状の発泡シートを冷却マンドレル上に通して冷
却し、シートを切り開いて平坦な発泡シートを得た。
出機と、口径が65mmの単軸押出機とを縦に連結して
作られたタンデム押出機を用いた。第1の押出機のバレ
ルの途中から溶融された樹脂混合物中へ、発泡剤として
ブタンを3.3部の割合で圧入した。こうして作られた
発泡性の溶融樹脂を第2の押出機内で均一に混練し、発
泡適温にまで降下させて、ダイに穿設された外径80m
mの円筒状間隙から、吐出量31kg/hrの割合で押
し出した。こうして、円筒状に成形するとともに発泡さ
せ、円筒状の発泡シートを冷却マンドレル上に通して冷
却し、シートを切り開いて平坦な発泡シートを得た。
【0021】得られた発泡シートは、幅640mm、厚
み1.4mmで密度が0.10g/ccで均一微細に発
泡していた。この発泡シートは全体が淡い茶色に着色し
ており、ところどころに黒の細かい斑点のある美麗なも
のであった。この発泡シートを底と蓋とが一体になった
浅い方形の箱状容器に成形したところ、この容器は藁の
ような風合いを呈して、僅かな通気性を持っており、納
豆を入れる容器として好適なものであった。
み1.4mmで密度が0.10g/ccで均一微細に発
泡していた。この発泡シートは全体が淡い茶色に着色し
ており、ところどころに黒の細かい斑点のある美麗なも
のであった。この発泡シートを底と蓋とが一体になった
浅い方形の箱状容器に成形したところ、この容器は藁の
ような風合いを呈して、僅かな通気性を持っており、納
豆を入れる容器として好適なものであった。
【0022】
【実施例2】この実施例では、藁の微粉として100℃
で10時間乾燥したもので10メッシュ(目の開き約
1.68mm)の篩を通過する微粉を用いた。スチレン
系樹脂として、スチレンの単独重合体(電気化学社製、
HRM−3−200)80部と、スチレン・ブタジエン
共重合エラストマー(旭化成社、タフプレン)20部と
を混合して用いた。この混合樹脂100部に上記藁の微
粉30部と、タルク0.5部とを加え、この混合物を押
出機に供給した。
で10時間乾燥したもので10メッシュ(目の開き約
1.68mm)の篩を通過する微粉を用いた。スチレン
系樹脂として、スチレンの単独重合体(電気化学社製、
HRM−3−200)80部と、スチレン・ブタジエン
共重合エラストマー(旭化成社、タフプレン)20部と
を混合して用いた。この混合樹脂100部に上記藁の微
粉30部と、タルク0.5部とを加え、この混合物を押
出機に供給した。
【0023】押出機は、実施例1で用いたタンデム押出
機を用いた。第1押出機のバレルの途中からブタンを
1.0部の割合で圧入することとした以外は実施例1と
全く同様に実施して発泡シートを得た。
機を用いた。第1押出機のバレルの途中からブタンを
1.0部の割合で圧入することとした以外は実施例1と
全く同様に実施して発泡シートを得た。
【0024】得られた発泡シートは、幅640mm、厚
み0.8mmで密度が0.35g/ccで均一微細に発
泡していた。この発泡シートは全体が茶色に着色してお
り、ところどころに黒の細かい斑点のある美麗なもので
あった。この発泡シートを底と蓋とが一体になった浅い
方形の箱状容器に成形したところ、この容器は藁のよう
な風合いを呈して、僅かな通気性を持っており、納豆を
入れる容器として好適なものであった。
み0.8mmで密度が0.35g/ccで均一微細に発
泡していた。この発泡シートは全体が茶色に着色してお
り、ところどころに黒の細かい斑点のある美麗なもので
あった。この発泡シートを底と蓋とが一体になった浅い
方形の箱状容器に成形したところ、この容器は藁のよう
な風合いを呈して、僅かな通気性を持っており、納豆を
入れる容器として好適なものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:04 511:00
Claims (1)
- 【請求項1】 スチレン系樹脂100重量部に対し、少
なくとも10メッシュの篩を通過する藁の微粉を0.5
〜30重量部加えて得られた組成物を密度0.6〜0.
025g/ccに発泡させてなるシートを、容器状に成
形してなる発泡スチレン系樹脂製食品容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31278594A JPH08151027A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 発泡スチレン系樹脂製食品容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31278594A JPH08151027A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 発泡スチレン系樹脂製食品容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08151027A true JPH08151027A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=18033380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31278594A Withdrawn JPH08151027A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 発泡スチレン系樹脂製食品容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08151027A (ja) |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP31278594A patent/JPH08151027A/ja not_active Withdrawn
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