JPH08151960A - 循環式気化器のエアベント機構 - Google Patents
循環式気化器のエアベント機構Info
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- JPH08151960A JPH08151960A JP31757894A JP31757894A JPH08151960A JP H08151960 A JPH08151960 A JP H08151960A JP 31757894 A JP31757894 A JP 31757894A JP 31757894 A JP31757894 A JP 31757894A JP H08151960 A JPH08151960 A JP H08151960A
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 循環式気化器の傾斜姿勢時および倒立姿勢時
にエアベントからの燃料洩れを防止し、しかも傾斜姿勢
時および倒立姿勢時のエンジン運転を可能にする。 【構成】 リターン通路25の上部に、他端が吸気通路中
心に対しリターン通路25と反対側に設けられるエアベン
ト口31に連通する、エアベント通路30を開口させる。ま
た該エアベント通路30の最高位30aをメインノズルの上
端開口20aから所定の高さに形成する。一方燃料タンク
のエアベント35を気化器のエアベント30に接続し、前記
エアベント口31には、先端開口34aを吸気通路中心に対
しリターン通路25側で、かつリターン通路25より外側に
配置するエアベントパイプ34を接続する。さらに前記エ
アベントパイプ34の先端開口34aおよび燃料タンクのエ
アベント35を吸気通路方向の燃料タンク中心に対して前
記気化器と反対側に配設する。
にエアベントからの燃料洩れを防止し、しかも傾斜姿勢
時および倒立姿勢時のエンジン運転を可能にする。 【構成】 リターン通路25の上部に、他端が吸気通路中
心に対しリターン通路25と反対側に設けられるエアベン
ト口31に連通する、エアベント通路30を開口させる。ま
た該エアベント通路30の最高位30aをメインノズルの上
端開口20aから所定の高さに形成する。一方燃料タンク
のエアベント35を気化器のエアベント30に接続し、前記
エアベント口31には、先端開口34aを吸気通路中心に対
しリターン通路25側で、かつリターン通路25より外側に
配置するエアベントパイプ34を接続する。さらに前記エ
アベントパイプ34の先端開口34aおよび燃料タンクのエ
アベント35を吸気通路方向の燃料タンク中心に対して前
記気化器と反対側に配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は刈払機、チェンソー、動
力噴霧器、等の携帯用小型エンジンに使用される循環式
気化器のエアベント機構に関する。
力噴霧器、等の携帯用小型エンジンに使用される循環式
気化器のエアベント機構に関する。
【0002】
【従来の技術】循環式気化器は、燃料ポンプにより燃料
タンクから燃料を吸引して燃料チャンバーに供給し、該
チャンバーの油面が所定の高さになると燃料をオーバー
フローさせて一定油面を形成し、さらにチャンバーから
オーバーフローした燃料をリターン通路を経て燃料タン
クに戻すようにしている。そして、気化器の燃料チャン
バーおよび燃料タンクにはそれぞれ大気を導入するエア
ベントが設けられている。前記各エアベントはそれぞれ
独立して大気に開放されるか、あるいは気化器のエアベ
ントを燃料タンクへ接続させ、該タンクのエアベントを
介して大気に連通されるように構成されている。
タンクから燃料を吸引して燃料チャンバーに供給し、該
チャンバーの油面が所定の高さになると燃料をオーバー
フローさせて一定油面を形成し、さらにチャンバーから
オーバーフローした燃料をリターン通路を経て燃料タン
クに戻すようにしている。そして、気化器の燃料チャン
バーおよび燃料タンクにはそれぞれ大気を導入するエア
ベントが設けられている。前記各エアベントはそれぞれ
独立して大気に開放されるか、あるいは気化器のエアベ
ントを燃料タンクへ接続させ、該タンクのエアベントを
介して大気に連通されるように構成されている。
【0003】
【従来技術の問題点】循環式気化器は、図7に示すよう
に気化器のエアベント通路61と燃料タンク62がリタ
ーン通路63によって連通状態となるため、該気化器の
傾斜時および倒立時に燃料タンク62から気化器へ燃料
が逆流し、気化器のエアベント口64から燃料が外部に
流出することがある。
に気化器のエアベント通路61と燃料タンク62がリタ
ーン通路63によって連通状態となるため、該気化器の
傾斜時および倒立時に燃料タンク62から気化器へ燃料
が逆流し、気化器のエアベント口64から燃料が外部に
流出することがある。
【0004】また、傾斜時に燃料タンク62のエアベン
ト65およびリターン通路63の両方が燃料に浸かる
と、燃料タンク62内が密閉状態となるため燃料ポンプ
による燃料の吸引に伴い、該燃料タンク62内の圧力が
次第に低下し、前記燃料ポンプの送給量が減少する欠点
がある。
ト65およびリターン通路63の両方が燃料に浸かる
と、燃料タンク62内が密閉状態となるため燃料ポンプ
による燃料の吸引に伴い、該燃料タンク62内の圧力が
次第に低下し、前記燃料ポンプの送給量が減少する欠点
がある。
【0005】また、図8に示すようにエンジンの運転中
に該エンジンを倒立姿勢にすると、気化器および燃料タ
ンクのエアベント61、65が燃料下にとなるが、この
場合には燃料タンクのエアベント65が気化器のエアベ
ント61より上方になることから、この燃料タンクのエ
アベント65からエンジンの運転に伴いエアが吸入され
る。この場合、前記タンクのエアベント65が大気圧と
なるため、これより距離htだけ下側に位置する気化器
のメインノズル66には燃料重力が作用し、その結果該
メインノズルからは多量の燃料が噴出され、エンジン不
調またはエンジンストールを招く。
に該エンジンを倒立姿勢にすると、気化器および燃料タ
ンクのエアベント61、65が燃料下にとなるが、この
場合には燃料タンクのエアベント65が気化器のエアベ
ント61より上方になることから、この燃料タンクのエ
アベント65からエンジンの運転に伴いエアが吸入され
る。この場合、前記タンクのエアベント65が大気圧と
なるため、これより距離htだけ下側に位置する気化器
のメインノズル66には燃料重力が作用し、その結果該
メインノズルからは多量の燃料が噴出され、エンジン不
調またはエンジンストールを招く。
【0006】本発明は、傾斜姿勢時および倒立姿勢時に
エアベントから燃料が洩れず、傾斜姿勢時での運転が良
好で、しかも倒立姿勢時でもエンジンの運転が可能な循
環式気化器のエアベント機構を提供することを目的とす
る。
エアベントから燃料が洩れず、傾斜姿勢時での運転が良
好で、しかも倒立姿勢時でもエンジンの運転が可能な循
環式気化器のエアベント機構を提供することを目的とす
る。
【0007】
【問題点を解決するための技術的手段】本発明は、前記
リターン通路の上部に、他端が吸気通路中心に対しリタ
ーン通路と反対側に設けられるエアベント口に連通す
る、エアベント通路を開口させるとともに、該エアベン
ト通路の最高位を気化器の燃料ノズルの噴口から所定の
高さに形成し、さらに、前記燃料タンクのエアベントを
気化器のエアベントに接続するとともに、前記気化器の
エアベント口には、先端開口を吸気通路中心に対しリタ
ーン通路側で、かつリターン通路より外側に配置するエ
アベントパイプを接続することを特徴とする。
リターン通路の上部に、他端が吸気通路中心に対しリタ
ーン通路と反対側に設けられるエアベント口に連通す
る、エアベント通路を開口させるとともに、該エアベン
ト通路の最高位を気化器の燃料ノズルの噴口から所定の
高さに形成し、さらに、前記燃料タンクのエアベントを
気化器のエアベントに接続するとともに、前記気化器の
エアベント口には、先端開口を吸気通路中心に対しリタ
ーン通路側で、かつリターン通路より外側に配置するエ
アベントパイプを接続することを特徴とする。
【0008】上記の技術的手段は、気化器の吸気通路を
中心にした傾斜に対しては有効であるが、吸気通路方向
での傾斜性は考慮されていない。この吸気通路方向の傾
斜性も良好にするには更に、前記気化器のエアベント口
に接続されるパイプの他端開口および燃料タンクのエア
ベントを、吸気通路方向の燃料タンク中心に対して前記
気化器の設置側と反対側に配設する。
中心にした傾斜に対しては有効であるが、吸気通路方向
での傾斜性は考慮されていない。この吸気通路方向の傾
斜性も良好にするには更に、前記気化器のエアベント口
に接続されるパイプの他端開口および燃料タンクのエア
ベントを、吸気通路方向の燃料タンク中心に対して前記
気化器の設置側と反対側に配設する。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、循環式気化器が吸気通路
を中心に傾斜した場合は、気化器のエアベント口あるい
は該エアベント口に接続されるエアベントパイプの先端
開口の一方が油面上になるため、燃料タンクからリター
ン通路を経て逆流した燃料が該エアベントから外部に流
出することがない。また、この傾斜時は、気化器のリタ
ーン通路または燃料タンクのエアベントの燃料タンク側
開口のどちらか一方が油面上になるため、燃料タンクの
通気が遮断されることがなく、燃料ポンプによる気化器
への燃料供給が円滑におこなわれる。
を中心に傾斜した場合は、気化器のエアベント口あるい
は該エアベント口に接続されるエアベントパイプの先端
開口の一方が油面上になるため、燃料タンクからリター
ン通路を経て逆流した燃料が該エアベントから外部に流
出することがない。また、この傾斜時は、気化器のリタ
ーン通路または燃料タンクのエアベントの燃料タンク側
開口のどちらか一方が油面上になるため、燃料タンクの
通気が遮断されることがなく、燃料ポンプによる気化器
への燃料供給が円滑におこなわれる。
【0010】さらに前記気化器のエアベント口に接続さ
れるエアベントパイプの他端開口および燃料タンクのエ
アベントを、前記吸気通路方向における燃料タンク中心
に対して前記気化器の設置側と反対側に配設することに
より、該気化器が吸気通路方向に傾斜した場合でも、気
化器のエアベント通路のリターン通路側開口または前記
エアベントパイプ先端開口の一方が油面上になり、燃料
の外部への流出が防止できる。また、この傾斜時も、リ
ターン通路または燃料タンクのエアベントのどちらか一
方が油面上となるため、燃料タンクの通気が遮断される
ことがなく、燃料ポンプによる気化器への燃料供給が円
滑におこなわれる。
れるエアベントパイプの他端開口および燃料タンクのエ
アベントを、前記吸気通路方向における燃料タンク中心
に対して前記気化器の設置側と反対側に配設することに
より、該気化器が吸気通路方向に傾斜した場合でも、気
化器のエアベント通路のリターン通路側開口または前記
エアベントパイプ先端開口の一方が油面上になり、燃料
の外部への流出が防止できる。また、この傾斜時も、リ
ターン通路または燃料タンクのエアベントのどちらか一
方が油面上となるため、燃料タンクの通気が遮断される
ことがなく、燃料ポンプによる気化器への燃料供給が円
滑におこなわれる。
【0011】また、倒立運転時は、気化器のエアベント
及び燃料タンクのエアベントとも燃料で塞がれるが、エ
ンジンの運転に伴いタンク内が負圧になると気化器のエ
アベントから空気が流入し、前記エアベント通路の最高
位部から間欠的にタンク内へ空気が流入する。その結果
前記最高位部が大気圧となるため、気化器の燃料ノズル
噴口との間に適当なヘッド差が形成され、倒立運転時で
もメインノズルから噴出する燃料量が適正範囲に保たれ
る。従って、この倒立姿勢でもエンジンの運転が可能と
なる。
及び燃料タンクのエアベントとも燃料で塞がれるが、エ
ンジンの運転に伴いタンク内が負圧になると気化器のエ
アベントから空気が流入し、前記エアベント通路の最高
位部から間欠的にタンク内へ空気が流入する。その結果
前記最高位部が大気圧となるため、気化器の燃料ノズル
噴口との間に適当なヘッド差が形成され、倒立運転時で
もメインノズルから噴出する燃料量が適正範囲に保たれ
る。従って、この倒立姿勢でもエンジンの運転が可能と
なる。
【0012】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明のエアベント機構の一実施例を示す系
統説明図、図2は図1のA矢視系統説明図、図3は図1
のB矢視系統説明図、図4は本発明の循環式気化器の説
明図、図5は本発明のエアベント機構の倒立状態を示す
説明図、図6は本発明のエアベント機構の他の実施例を
示す説明図である。
る。図1は本発明のエアベント機構の一実施例を示す系
統説明図、図2は図1のA矢視系統説明図、図3は図1
のB矢視系統説明図、図4は本発明の循環式気化器の説
明図、図5は本発明のエアベント機構の倒立状態を示す
説明図、図6は本発明のエアベント機構の他の実施例を
示す説明図である。
【0013】1はエンジン本体で、シリンダーブロック
2とクランクケース3とで構成されている。前記シリン
ダーブロック2の側壁には図示しない吸気ポートが設け
られ、この吸気ポートに接続して循環式気化器6が取り
付けられている。4はシリンダーブロック2と循環式気
化器6の間に介されるインシュレータである。また、ク
ランクケース3の下部には燃料タンク7が取り付けられ
ている。
2とクランクケース3とで構成されている。前記シリン
ダーブロック2の側壁には図示しない吸気ポートが設け
られ、この吸気ポートに接続して循環式気化器6が取り
付けられている。4はシリンダーブロック2と循環式気
化器6の間に介されるインシュレータである。また、ク
ランクケース3の下部には燃料タンク7が取り付けられ
ている。
【0014】前記循環式気化器6のボデー11には吸気
通路12が設けられ、該吸気通路12の上流側は図示し
ないエアクリーナに接続され、下流側は前記吸気ポート
に接続されている。前記吸気通路12には絞弁13がほ
ぼ直交方向に進退自在に設けられ、該吸気通路12の実
効口径が制御される。
通路12が設けられ、該吸気通路12の上流側は図示し
ないエアクリーナに接続され、下流側は前記吸気ポート
に接続されている。前記吸気通路12には絞弁13がほ
ぼ直交方向に進退自在に設けられ、該吸気通路12の実
効口径が制御される。
【0015】また、前記吸気通路12の下方には気化器
ボデー11とチャンバーケース15とで燃料チャンバー
16が形成され、該燃料チャンバー16には前記ボデー
11からメインノズルボス17が突出されている。この
メインノズルボス17にはメインノズル収容孔19が穿
設され、この収容孔19内にメインノズル20が収容さ
れボス17下端に螺着されるメインジェット21により
固定されている。該メインノズル20の上端開口は吸気
通路12に臨み、下端開口はメインジェット21を介し
て燃料チャンバー16の油面下に連通される。また前記
絞弁13にはジェットニードル23が垂下され、該ジェ
ットニードル23は、前記メインノズル20内に挿入さ
れ、絞弁13の進退にともなってメインノズル20の開
口面積を制御している。
ボデー11とチャンバーケース15とで燃料チャンバー
16が形成され、該燃料チャンバー16には前記ボデー
11からメインノズルボス17が突出されている。この
メインノズルボス17にはメインノズル収容孔19が穿
設され、この収容孔19内にメインノズル20が収容さ
れボス17下端に螺着されるメインジェット21により
固定されている。該メインノズル20の上端開口は吸気
通路12に臨み、下端開口はメインジェット21を介し
て燃料チャンバー16の油面下に連通される。また前記
絞弁13にはジェットニードル23が垂下され、該ジェ
ットニードル23は、前記メインノズル20内に挿入さ
れ、絞弁13の進退にともなってメインノズル20の開
口面積を制御している。
【0016】前記燃料チャンバー16の側部にはリター
ン通路25が設けられ、これらの間には規定油面高さの
堰26が設けられている。前記燃料チャンバー16とリ
ターン通路25の間にはワイヤ27が配設され、このワ
イヤ27により常時燃料チャンバー16から少量の燃料
をリターン通路25へ排出し、エンジンの停止後は自動
的に燃料チャンバー16を空にする。
ン通路25が設けられ、これらの間には規定油面高さの
堰26が設けられている。前記燃料チャンバー16とリ
ターン通路25の間にはワイヤ27が配設され、このワ
イヤ27により常時燃料チャンバー16から少量の燃料
をリターン通路25へ排出し、エンジンの停止後は自動
的に燃料チャンバー16を空にする。
【0017】前記リターン通路25はリターンパイプ2
8を介して燃料タンク7に接続されるとともに、該リタ
ーン通路25の上部空気層には大気圧を導入するエアベ
ント通路30が開口されている。該エアベント通路30
は、その最高位30aをメインノズル20上端開口20
aから所定の高さh2に設けられ、他端を吸気通路12
中心に対しリターン通路25と反対側に設けられるエア
ベント口31に連通する。このエアベント通路30のメ
インノズル20に対する最高位30aは、エンジン倒立
運転時の空燃比が適正範囲内に入る高さに選定される
が、基本的には倒立状態のヘッド差h2を正立状態のヘ
ッド差h1に近似させることが望ましい。また、エアベ
ント口31にはジョイント33が設けられ、該ジョイン
ト33にはエアベントパイプ34が接続されている。該
エアベントパイプ34の先端開口34aは吸気通路中心
に対しリターン通路25側で、かつリターン通路25よ
り外側に配置される。また、前記エアベントパイプ34
の先端開口34aは、雨水の流入を防ぐため下向きに配
置することが望ましい。
8を介して燃料タンク7に接続されるとともに、該リタ
ーン通路25の上部空気層には大気圧を導入するエアベ
ント通路30が開口されている。該エアベント通路30
は、その最高位30aをメインノズル20上端開口20
aから所定の高さh2に設けられ、他端を吸気通路12
中心に対しリターン通路25と反対側に設けられるエア
ベント口31に連通する。このエアベント通路30のメ
インノズル20に対する最高位30aは、エンジン倒立
運転時の空燃比が適正範囲内に入る高さに選定される
が、基本的には倒立状態のヘッド差h2を正立状態のヘ
ッド差h1に近似させることが望ましい。また、エアベ
ント口31にはジョイント33が設けられ、該ジョイン
ト33にはエアベントパイプ34が接続されている。該
エアベントパイプ34の先端開口34aは吸気通路中心
に対しリターン通路25側で、かつリターン通路25よ
り外側に配置される。また、前記エアベントパイプ34
の先端開口34aは、雨水の流入を防ぐため下向きに配
置することが望ましい。
【0018】一方前記燃料タンク7には前記吸気通路1
2中心Qに対しリターン通路25と反対側にエアベント
35が設けられる、該エアベント35はパイプ36によ
り前記気化器のエアベント通路30またはリターン通路
25の上部空気層に接続されている。前記パイプ36は
エアベント通路30またはリターン通路25の上部空気
層のどの位置に接続してもよいが、エアベント口31付
近に接続させるほうが吸気通路12を中心とした傾斜性
が向上する。例えば図6に示すように前記エアベント口
31に2口のジョイント37を設け、これに前記エアベ
ントパイプ34と前記燃料タンクのエアベントパイプ3
6を接続すれば、循環式気化器が、吸気通路12を中心
にリターン通路25が下側になるように横転付近まで傾
斜した場合でも、燃料タンクのエアベント35が油面S
S上になり該エアベント35が燃料で塞がれることがな
くなるので、燃料タンクが密閉状態となることがない。
2中心Qに対しリターン通路25と反対側にエアベント
35が設けられる、該エアベント35はパイプ36によ
り前記気化器のエアベント通路30またはリターン通路
25の上部空気層に接続されている。前記パイプ36は
エアベント通路30またはリターン通路25の上部空気
層のどの位置に接続してもよいが、エアベント口31付
近に接続させるほうが吸気通路12を中心とした傾斜性
が向上する。例えば図6に示すように前記エアベント口
31に2口のジョイント37を設け、これに前記エアベ
ントパイプ34と前記燃料タンクのエアベントパイプ3
6を接続すれば、循環式気化器が、吸気通路12を中心
にリターン通路25が下側になるように横転付近まで傾
斜した場合でも、燃料タンクのエアベント35が油面S
S上になり該エアベント35が燃料で塞がれることがな
くなるので、燃料タンクが密閉状態となることがない。
【0019】この循環式気化器6及び燃料タンク7のそ
れぞれのエアベントのとりまわしは、気化器の吸気通路
12を中心にした傾斜に対しては有効であるが、吸気通
路12方向の傾斜、特に気化器が下向きになる傾斜方向
には問題がある。これを解決するには更に、前記気化器
のエアベント口31に接続されるエアベントパイプ34
の他端開口34aおよび燃料タンク7のエアベント35
を、前記吸気通路12方向の燃料タンク7中心Rに対し
て前記気化器の設置側と反対側に配設することで解決さ
れる。
れぞれのエアベントのとりまわしは、気化器の吸気通路
12を中心にした傾斜に対しては有効であるが、吸気通
路12方向の傾斜、特に気化器が下向きになる傾斜方向
には問題がある。これを解決するには更に、前記気化器
のエアベント口31に接続されるエアベントパイプ34
の他端開口34aおよび燃料タンク7のエアベント35
を、前記吸気通路12方向の燃料タンク7中心Rに対し
て前記気化器の設置側と反対側に配設することで解決さ
れる。
【0020】また、倒立状態の時、前記エアベントパイ
プ34から燃料が流出しないようにするには、前記エア
ベントパイプ34の先端開口34aまたは中間部34b
を倒立時の燃料タンク7内の最高油面より上側に配置さ
せる。すなわち循環式気化器の正立状態時では前記エア
ベントパイプ34の先端開口34aまたは中間部34b
を燃料タンクの底部付近に配置させればよい。
プ34から燃料が流出しないようにするには、前記エア
ベントパイプ34の先端開口34aまたは中間部34b
を倒立時の燃料タンク7内の最高油面より上側に配置さ
せる。すなわち循環式気化器の正立状態時では前記エア
ベントパイプ34の先端開口34aまたは中間部34b
を燃料タンクの底部付近に配置させればよい。
【0021】前記循環式気化器6はエンジンの作動圧力
により駆動される燃料ポンプ40を備えている。この燃
料ポンプ40はポンプダイヤフラム41と一対のチェッ
ク弁42、43で構成される従来よく知られたダイヤフ
ラムポンプであり、ポンプダイヤフラム41の一側に形
成された圧力室44にエンジンの作動圧力を作用させる
ことにより、該ポンプダイヤフラム41を振動させ、燃
料を燃料タンク7から一方のチェック弁42を経て該ポ
ンプダイヤフラム41の他側に形成されたポンプ室45
に吸引し、他方のチェック弁43から燃料通路46を経
て燃料チャンバー16に圧送している。該燃料チャンバ
ー16の油面が前記堰26の高さまで達すると、該燃料
チャンバー16の燃料がリターン通路25へオーバーフ
ローし、一定油面Hを形成する。
により駆動される燃料ポンプ40を備えている。この燃
料ポンプ40はポンプダイヤフラム41と一対のチェッ
ク弁42、43で構成される従来よく知られたダイヤフ
ラムポンプであり、ポンプダイヤフラム41の一側に形
成された圧力室44にエンジンの作動圧力を作用させる
ことにより、該ポンプダイヤフラム41を振動させ、燃
料を燃料タンク7から一方のチェック弁42を経て該ポ
ンプダイヤフラム41の他側に形成されたポンプ室45
に吸引し、他方のチェック弁43から燃料通路46を経
て燃料チャンバー16に圧送している。該燃料チャンバ
ー16の油面が前記堰26の高さまで達すると、該燃料
チャンバー16の燃料がリターン通路25へオーバーフ
ローし、一定油面Hを形成する。
【0022】前記気化器6の外面には手動で押圧可能な
プライミングポンプ47が設けられ、該ポンプのポンプ
室48は燃料ポンプ40のポンプ室45に接続されてい
る。従って始動に先立ち前記プライミングポンプ47を
繰り返し押すと燃料ポンプ40のチェック弁42、43
との共同作用により燃料タンク7の燃料が燃料チャンバ
ー16へ供給される。50は前記燃料ポンプ40に連通
する気化器の燃料入口であり、該入口50には先端側を
燃料タンク7内へ挿入する燃料供給パイプ51が接続さ
れ、該パイプ51の先端には自重で燃料タンク7内の低
所へ移動可能な燃料フィルター52が設けられる。
プライミングポンプ47が設けられ、該ポンプのポンプ
室48は燃料ポンプ40のポンプ室45に接続されてい
る。従って始動に先立ち前記プライミングポンプ47を
繰り返し押すと燃料ポンプ40のチェック弁42、43
との共同作用により燃料タンク7の燃料が燃料チャンバ
ー16へ供給される。50は前記燃料ポンプ40に連通
する気化器の燃料入口であり、該入口50には先端側を
燃料タンク7内へ挿入する燃料供給パイプ51が接続さ
れ、該パイプ51の先端には自重で燃料タンク7内の低
所へ移動可能な燃料フィルター52が設けられる。
【0023】以下、上記実施例の作用を説明する。上記
の構成によれば、循環式気化器が吸気通路12を中心に
傾斜した場合は、気化器のエアベント口31あるいは該
エアベント口31に接続されるエアベントパイプ34の
先端開口34aの一方が油面LLまたはMM上になるた
め、燃料タンク7からリターン通路25を経て逆流した
燃料が該エアベントパイプ34から外部に流出すること
がない。また、この傾斜時は、気化器のエアベント通路
30または燃料タンクのエアベント35のどちらか一方
が油面上となるため、燃料タンク7の通気が遮断される
ことがなく、燃料ポンプ7による気化器への燃料供給が
円滑におこなわれる。この傾斜性は燃料タンクのエアベ
ントパイプ36の気化器のエアベント通路30側接続部
をエアベント口31に近づけるほど向上する。
の構成によれば、循環式気化器が吸気通路12を中心に
傾斜した場合は、気化器のエアベント口31あるいは該
エアベント口31に接続されるエアベントパイプ34の
先端開口34aの一方が油面LLまたはMM上になるた
め、燃料タンク7からリターン通路25を経て逆流した
燃料が該エアベントパイプ34から外部に流出すること
がない。また、この傾斜時は、気化器のエアベント通路
30または燃料タンクのエアベント35のどちらか一方
が油面上となるため、燃料タンク7の通気が遮断される
ことがなく、燃料ポンプ7による気化器への燃料供給が
円滑におこなわれる。この傾斜性は燃料タンクのエアベ
ントパイプ36の気化器のエアベント通路30側接続部
をエアベント口31に近づけるほど向上する。
【0024】さらに前記エアベントパイプ34の先端開
口および燃料タンクのエアベント35を、前記吸気通路
12方向の燃料タンク7中心Rに対して前記気化器6の
設置側と反対側に配設することにより、該気化器6が吸
気通路12方向に傾斜した場合でも、気化器のエアベン
ト通路30のリターン通路25側開口または前記エアベ
ントパイプ34の先端開口34aのどちらか一方が油面
NNまたはPP上になり、燃料の外部への流出が防止で
きる。また、この傾斜時でも、気化器のエアベント通路
30または燃料タンクのエアベント35のどちらか一方
が油面NNまたはPP上となるため、燃料タンク7の通
気が遮断されることがなく、燃料ポンプ40による気化
器への燃料供給が円滑におこなわれる。
口および燃料タンクのエアベント35を、前記吸気通路
12方向の燃料タンク7中心Rに対して前記気化器6の
設置側と反対側に配設することにより、該気化器6が吸
気通路12方向に傾斜した場合でも、気化器のエアベン
ト通路30のリターン通路25側開口または前記エアベ
ントパイプ34の先端開口34aのどちらか一方が油面
NNまたはPP上になり、燃料の外部への流出が防止で
きる。また、この傾斜時でも、気化器のエアベント通路
30または燃料タンクのエアベント35のどちらか一方
が油面NNまたはPP上となるため、燃料タンク7の通
気が遮断されることがなく、燃料ポンプ40による気化
器への燃料供給が円滑におこなわれる。
【0025】また、倒立運転時は、図5に示すように燃
料タンク7が循環式気化器6の上方になるため、気化器
のエアベント30及び燃料タンクのエアベント35とも
燃料で塞がれるが、エンジンの運転に伴いタンク7内が
負圧になると気化器のエアベント30から空気が流入
し、前記エアベント通路30の最高位部30aから間欠
的にタンク7内へ空気が流入する。その結果前記最高位
部30aが大気圧となるため、気化器の燃料ノズル20
の噴口20aとの間に適当なヘッド差h2が形成され、
倒立運転時でもメインノズル20から噴出する燃料量が
適正範囲に保たれる。従って、この倒立姿勢でもエンジ
ンの運転が可能となる。
料タンク7が循環式気化器6の上方になるため、気化器
のエアベント30及び燃料タンクのエアベント35とも
燃料で塞がれるが、エンジンの運転に伴いタンク7内が
負圧になると気化器のエアベント30から空気が流入
し、前記エアベント通路30の最高位部30aから間欠
的にタンク7内へ空気が流入する。その結果前記最高位
部30aが大気圧となるため、気化器の燃料ノズル20
の噴口20aとの間に適当なヘッド差h2が形成され、
倒立運転時でもメインノズル20から噴出する燃料量が
適正範囲に保たれる。従って、この倒立姿勢でもエンジ
ンの運転が可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、傾
斜姿勢および倒立姿勢時に気化器のエアベントパイプか
ら燃料が洩れないので、該循環式気化器を備えたエンジ
ンをどの方向にも傾斜させることができる。
斜姿勢および倒立姿勢時に気化器のエアベントパイプか
ら燃料が洩れないので、該循環式気化器を備えたエンジ
ンをどの方向にも傾斜させることができる。
【0027】また、傾斜姿勢時に燃料タンクのエアベン
トが燃料により塞がれることがないので、該タンクが密
閉状態になることがなく、燃料ポンプの吐出性能が低下
することがない、従って傾斜時もエンジンの運転を良好
におこなうことができる。
トが燃料により塞がれることがないので、該タンクが密
閉状態になることがなく、燃料ポンプの吐出性能が低下
することがない、従って傾斜時もエンジンの運転を良好
におこなうことができる。
【0028】また、倒立姿勢時には、気化器のエアベン
ト通路の最高位部が大気圧となり、メインノズルの噴口
との間に適当なヘッド差が形成されるので、この倒立姿
勢時でもエンジンの運転が可能となる。
ト通路の最高位部が大気圧となり、メインノズルの噴口
との間に適当なヘッド差が形成されるので、この倒立姿
勢時でもエンジンの運転が可能となる。
【図1】本発明のエアベント機構の一実施例を示す系統
説明図である。
説明図である。
【図2】図1のA矢視における系統説明図である。
【図3】図1のB矢視における系統説明図である。
【図4】本発明の循環式気化器の縦断面図である。
【図5】本発明のエアベント機構の倒立状態を示す説明
図である。
図である。
【図6】本発明のエアベント機構の他の実施例を示す説
明図である。
明図である。
【図7】従来のエアベント機構の吸気通路方向の傾斜状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図8】従来のエアベント機構の倒立状態を示す説明図
である。
である。
【符号の説明】 6 循環式気化器 7 燃料タンク 6 循環式気化器 16 燃料チャンバー 20 メインノズル 25 リターン通路 26 堰 28 リターンパイプ 30 エアベント通路 31 エアベント口 34 エアベントパイプ 35 燃料タンクのエアベント 36 燃料タンクのエアベントパイプ
Claims (3)
- 【請求項1】 下側に燃料タンクを配設すると共に、燃
料ポンプにより該燃料タンクの燃料を燃料チャンバーに
供給し、該チャンバーの油面が所定の高さになると燃料
をオーバーフローさせて一定油面を形成し、さらにチャ
ンバーからオーバーフローした燃料を該チャンバーの側
部に設けられるリターン通路を経て前記燃料タンクに戻
す循環式気化器において、前記リターン通路の上部に、
他端が吸気通路中心に対しリターン通路と反対側に設け
られるエアベント口に連通する、エアベント通路を開口
させるとともに、該エアベント通路の最高位を気化器の
メインノズルの上端開口から所定の高さに形成し、さら
に、前記燃料タンクのエアベントを気化器のエアベント
に接続するとともに、前記気化器のエアベント口には、
先端開口を吸気通路中心に対しリターン通路側で、かつ
リターン通路より外側に配置するエアベントパイプを接
続することを特徴とする循環式気化器のエアベント機
構。 - 【請求項2】 一端が前記気化器のエアベント口に接続
されるエアベントパイプの先端開口および燃料タンクの
エアベントは、前記吸気通路方向での燃料タンク中心に
対して前記気化器の設置側と反対側に配設されることを
特徴とする請求項1に記載の循環式気化器のエアベント
機構。 - 【請求項3】 前記エアベントパイプの先端開口または
中間部を燃料タンクの底部付近に配置させることを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の循環式気化器の
エアベント機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31757894A JPH08151960A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 循環式気化器のエアベント機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31757894A JPH08151960A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 循環式気化器のエアベント機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08151960A true JPH08151960A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=18089808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31757894A Pending JPH08151960A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 循環式気化器のエアベント機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08151960A (ja) |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP31757894A patent/JPH08151960A/ja active Pending
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