JPH0815207A - 表面処理槽のライニング破損検出方法 - Google Patents
表面処理槽のライニング破損検出方法Info
- Publication number
- JPH0815207A JPH0815207A JP14901994A JP14901994A JPH0815207A JP H0815207 A JPH0815207 A JP H0815207A JP 14901994 A JP14901994 A JP 14901994A JP 14901994 A JP14901994 A JP 14901994A JP H0815207 A JPH0815207 A JP H0815207A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface treated
- treated vessel
- lining layer
- detecting method
- plastic lining
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチックライニング層の破損を早期に発
見することができる表面処理槽のライニング破損検出方
法を提供する。 【構成】 表面処理槽の金属製の缶体1をマイナスと
し、薬液3中に浸漬された電極4をプラスとして直流電
源5により直流電圧を印加する。もしプラスチックライ
ニング層2に破損箇所があれば薬液3が侵入して回路に
電流が流れるので、電流検出器6によりこの電流を検出
する。
見することができる表面処理槽のライニング破損検出方
法を提供する。 【構成】 表面処理槽の金属製の缶体1をマイナスと
し、薬液3中に浸漬された電極4をプラスとして直流電
源5により直流電圧を印加する。もしプラスチックライ
ニング層2に破損箇所があれば薬液3が侵入して回路に
電流が流れるので、電流検出器6によりこの電流を検出
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロムめっき槽、クロ
ム酸使用エッチング槽などの表面処理槽のライニング破
損検出方法に関するものである。
ム酸使用エッチング槽などの表面処理槽のライニング破
損検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような表面処理槽としては、鋼材
等の金属製の缶体の表面に耐食性に優れた硬質塩化ビニ
ル樹脂等のプラスチックライニング層を形成した構造の
ものが広く使用されている。そしてこのようなプラスチ
ックライニング層は、ヒートサイクルによるクラック
や、ワークとの衝突が原因となって破損することがあ
る。
等の金属製の缶体の表面に耐食性に優れた硬質塩化ビニ
ル樹脂等のプラスチックライニング層を形成した構造の
ものが広く使用されている。そしてこのようなプラスチ
ックライニング層は、ヒートサイクルによるクラック
や、ワークとの衝突が原因となって破損することがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような破
損は初期の段階では発見しにくく、短時間のうちにクロ
ム酸によって鋼材製の缶体が溶解し、クロム酸を含む薬
液が流出する事故につながるおそれがあった。本発明は
上記のような従来の問題点を解決し、プラスチックライ
ニング層の破損を早期に発見することができる表面処理
槽のライニング破損検出方法を提供するためになされた
ものである。
損は初期の段階では発見しにくく、短時間のうちにクロ
ム酸によって鋼材製の缶体が溶解し、クロム酸を含む薬
液が流出する事故につながるおそれがあった。本発明は
上記のような従来の問題点を解決し、プラスチックライ
ニング層の破損を早期に発見することができる表面処理
槽のライニング破損検出方法を提供するためになされた
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、内面がプラスチックライニング
された表面処理槽の金属製の缶体をマイナスとし、薬液
中に浸漬された電極をプラスとして直流電圧を印加し、
この回路に流れる電流の有無によりプラスチックライニ
ング層の破損の有無を検出することを特徴とするもので
ある。
めになされた本発明は、内面がプラスチックライニング
された表面処理槽の金属製の缶体をマイナスとし、薬液
中に浸漬された電極をプラスとして直流電圧を印加し、
この回路に流れる電流の有無によりプラスチックライニ
ング層の破損の有無を検出することを特徴とするもので
ある。
【0005】
【作用】本発明によれば、プラスチックライニング層に
破損があればその部分に薬液が侵入して電流が回路に流
れるため、直ちにライニング層の破損を検出することが
できる。なお、缶体をマイナスとし、薬液中に浸漬され
た電極をプラスとして直流電圧を印加するので、薬液に
よる缶体の溶解を抑制することができる効果もある。
破損があればその部分に薬液が侵入して電流が回路に流
れるため、直ちにライニング層の破損を検出することが
できる。なお、缶体をマイナスとし、薬液中に浸漬され
た電極をプラスとして直流電圧を印加するので、薬液に
よる缶体の溶解を抑制することができる効果もある。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例とともに更に詳
細に説明する。図1において、1は鉄鋼等の金属からな
る表面処理槽の缶体であり、2はその内面にコーティン
グされた硬質塩化ビニル樹脂等のプラスチックライニン
グ層である。3はこの表面処理槽の内部に充填されてい
るクロム酸を含有する薬液、4はこの薬液3中に浸漬さ
れている電極である。5は電池などの直流電源であり、
缶体1をマイナスとし電極4をプラスとして直流電圧を
印加している。6はこの回路に流れる電流を検出するた
めの電流検出器である。電流検出器6は、警報接点付き
電流計とブザーや、メーターリレーとブザーによって構
成すればよい。
細に説明する。図1において、1は鉄鋼等の金属からな
る表面処理槽の缶体であり、2はその内面にコーティン
グされた硬質塩化ビニル樹脂等のプラスチックライニン
グ層である。3はこの表面処理槽の内部に充填されてい
るクロム酸を含有する薬液、4はこの薬液3中に浸漬さ
れている電極である。5は電池などの直流電源であり、
缶体1をマイナスとし電極4をプラスとして直流電圧を
印加している。6はこの回路に流れる電流を検出するた
めの電流検出器である。電流検出器6は、警報接点付き
電流計とブザーや、メーターリレーとブザーによって構
成すればよい。
【0007】上記の直流電源5の電圧は、実施例の場合
10〜12Vである。プラスチックライニング層2に破損箇
所がない場合にはプラスチックライニング層2の絶縁作
用により回路に電流は流れないが、破損箇所があると破
損箇所に薬液3が侵入して電流が回路に流れるため、電
流検出器6がこの電流を検出して警報を発する。回路の
極性は上記のように缶体1をマイナスとし電極4をプラ
スとしたので、薬液3による缶体1の溶解を抑制できる
効果もある。
10〜12Vである。プラスチックライニング層2に破損箇
所がない場合にはプラスチックライニング層2の絶縁作
用により回路に電流は流れないが、破損箇所があると破
損箇所に薬液3が侵入して電流が回路に流れるため、電
流検出器6がこの電流を検出して警報を発する。回路の
極性は上記のように缶体1をマイナスとし電極4をプラ
スとしたので、薬液3による缶体1の溶解を抑制できる
効果もある。
【0008】なお、めっき用の表面処理槽の場合には、
電極4として電解用陽極を使用することができる。また
クロメート処理や酸洗などの場合には、電極4として不
溶性電極、白金、カーボン、鉛等を使用することができ
る。
電極4として電解用陽極を使用することができる。また
クロメート処理や酸洗などの場合には、電極4として不
溶性電極、白金、カーボン、鉛等を使用することができ
る。
【0009】缶体1はアースされているのが大半である
が、もし薬液3中に導電性の熱交換器、ポンプ、配管等
が取り付けられている場合には、迷走電流によりこれら
が溶解される危険性があるため、電圧を掛けることは好
ましくない。そこでこのような場合には、表面処理槽を
アースより浮かすことにより、支障なく本発明を実施す
ることが可能となる。しかし槽の内部に導電性の機器が
取り付けられることのないクロメート処理や酸洗の場合
には、槽をアースより浮かす必要はない。
が、もし薬液3中に導電性の熱交換器、ポンプ、配管等
が取り付けられている場合には、迷走電流によりこれら
が溶解される危険性があるため、電圧を掛けることは好
ましくない。そこでこのような場合には、表面処理槽を
アースより浮かすことにより、支障なく本発明を実施す
ることが可能となる。しかし槽の内部に導電性の機器が
取り付けられることのないクロメート処理や酸洗の場合
には、槽をアースより浮かす必要はない。
【0010】以上の実施例では独立した直流電源5を設
置して回路を構成したが、めっきや陰極電解脱脂のよう
に被処理物が陰極となる場合には、そのための電源をそ
のまま利用することもできる。
置して回路を構成したが、めっきや陰極電解脱脂のよう
に被処理物が陰極となる場合には、そのための電源をそ
のまま利用することもできる。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
わずかでもプラスチックライニング層2に破損があれ
ば、その箇所を通じて回路に電流が流れるので電流検出
器6がこの電流を検出して警報を発することができる。
このため、従来のようにクロム酸によって鋼材製の缶体
1が溶解し、薬液が流出する事故を招くおそれはない。
また本発明によれば、薬液3の液面以下であれば破損箇
所がどの位置にあっても確実に検出することができ、破
損の早期発見に有効である。よって本発明は従来の問題
点を解決した表面処理槽のライニング破損検出方法とし
て、業界に寄与するところ大である。
わずかでもプラスチックライニング層2に破損があれ
ば、その箇所を通じて回路に電流が流れるので電流検出
器6がこの電流を検出して警報を発することができる。
このため、従来のようにクロム酸によって鋼材製の缶体
1が溶解し、薬液が流出する事故を招くおそれはない。
また本発明によれば、薬液3の液面以下であれば破損箇
所がどの位置にあっても確実に検出することができ、破
損の早期発見に有効である。よって本発明は従来の問題
点を解決した表面処理槽のライニング破損検出方法とし
て、業界に寄与するところ大である。
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
1 缶体、2 プラスチックライニング層、3 薬液、
4 電極、5 直流電源、6 電流検出器
4 電極、5 直流電源、6 電流検出器
Claims (1)
- 【請求項1】 内面がプラスチックライニングされた表
面処理槽の金属製の缶体をマイナスとし、薬液中に浸漬
された電極をプラスとして直流電圧を印加し、この回路
に流れる電流の有無によりプラスチックライニング層の
破損の有無を検出することを特徴とする表面処理槽のラ
イニング破損検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14901994A JPH0815207A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 表面処理槽のライニング破損検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14901994A JPH0815207A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 表面処理槽のライニング破損検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0815207A true JPH0815207A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15465899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14901994A Pending JPH0815207A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 表面処理槽のライニング破損検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815207A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100358093C (zh) * | 2004-07-26 | 2007-12-26 | 联华电子股份有限公司 | 一种化学储槽的线上监控系统 |
| KR20230001355A (ko) * | 2021-06-28 | 2023-01-04 | 플로우닉스 주식회사 | 핀홀의 발생 여부 및 발생 위치 검사 장치 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14901994A patent/JPH0815207A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100358093C (zh) * | 2004-07-26 | 2007-12-26 | 联华电子股份有限公司 | 一种化学储槽的线上监控系统 |
| KR20230001355A (ko) * | 2021-06-28 | 2023-01-04 | 플로우닉스 주식회사 | 핀홀의 발생 여부 및 발생 위치 검사 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010601 |