JPH08152162A - 内融式氷蓄熱槽 - Google Patents

内融式氷蓄熱槽

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JPH08152162A
JPH08152162A JP6319178A JP31917894A JPH08152162A JP H08152162 A JPH08152162 A JP H08152162A JP 6319178 A JP6319178 A JP 6319178A JP 31917894 A JP31917894 A JP 31917894A JP H08152162 A JPH08152162 A JP H08152162A
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JP
Japan
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ice
heat transfer
transfer tube
water
heat
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Pending
Application number
JP6319178A
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English (en)
Inventor
Akihiko Ogawa
彰彦 小川
Senji Niwa
宣治 丹羽
Seiichi Nakanishi
誠一 中西
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14—Thermal energy storage

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 氷蓄熱取り出し速度等の改善及び氷量の簡易
な計測を可能とした内融式氷蓄熱槽の提供を目的とす
る。 【構成】 水槽7と、水槽7内に浸漬した蓄熱氷形成用
の伝熱管8と、伝熱管8を水槽7内に支持する支持部材
9とを備え、熱伝達媒体を冷凍機又はヒートポンプの蒸
発機6と伝熱管8との間で循環させ、冷凍機又はヒート
ポンプの蒸発機6での熱交換により温度降下した熱伝達
媒体と、水槽7内の水15との熱交換により、伝熱管8
の外周部に氷を形成する内融式氷蓄熱槽2において、支
持部材9を金属製とし、伝熱管8に対し所定の間隔で設
け、伝熱管8の下方に空気を吐出する散気管18と、散
気管18に空気を送るブロア19を備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍機及びヒートポン
プに付設される内融式氷蓄熱槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルの空調や地域冷房などの空調
装置において、深夜電力の有効利用による運転費用の低
減や、深夜と昼間の消費電力の平準化、さらに空調装置
に関する初期投資額の削減等を目的として氷蓄熱槽が付
設されることが多くなりつつある。
【0003】氷蓄熱槽を備えた従来の空調装置につい
て、図9を参照しつつ説明する。図9は従来公知の空調
装置の一つを示す概略構成図であり、冷凍機101及び
氷蓄熱槽102からなる。冷凍機101は、圧縮機10
3、凝縮機104、膨張弁105、及び蒸発機106に
より閉ループが形成され、冷媒がこの閉ループで冷凍サ
イクルを行いながら循環している。また、氷蓄熱槽10
2は、水槽107と、蓄熱氷形成用の伝熱管108と、
この伝熱管108を前記水槽107内に支持する支持体
109とが備えられている。かかる伝熱管8は、図9に
示すように前記水槽107内でU字形の湾曲と直線部分
とを交互に繰り返すことにより、水槽7に浸漬できる伝
熱管8を長くし、伝熱面積を可能な限り大きくする構造
が取られている。また伝熱管108は、蒸発機106、
ポンプ112に連結される管路110、111に接続さ
れ閉ループが形成されている。かかる閉ループには、液
相状態を保つようにエチレングリコール等を主成分とす
るブラインが還流可能に充填されている。また、前記管
路111に設けられた切換弁113により、伝熱管10
8と蒸発機106との間の管路111aを通る循環に代
えて、管路111bを経て、熱交換器114を通り管路
111に戻る循環に切換え可能に構成されている。
【0004】前記氷蓄熱槽102に冷熱を蓄積する場合
は、前記切換弁113により管路111aを通る循環に
する。ここで前記冷凍機101の冷媒が循環し冷凍サイ
クルを行い、蒸発器106において冷媒が蒸発し蒸発熱
を奪うことから、冷媒と熱交換するブラインは奪熱され
る。この蒸発機106で冷却されたブラインは、ポンプ
112により管路110を経て伝熱管108に導かれ、
ここで水槽107内の水との間で熱交換させ、その後管
路111及び管路111aを経て蒸発機106に戻され
る。かかる閉ループでブラインが循環することで、伝熱
管108の外周部に氷が形成される。
【0005】一方、前記氷蓄熱槽102から冷熱を取り
出す場合、冷凍機101の運転を中止し、切換弁113
を切換え、管路111bを通る循環にする。これにより
伝熱管108の外周部の氷が融解する際に周囲から奪う
大きな融解熱を利用し、伝熱管108を流動するブライ
ンを冷却し、冷却されたブラインを管路111bを介し
熱交換器114に流動させる。この熱交換器114によ
り冷房が可能になる。つまり、深夜電力を使って氷の形
成を行い、冷熱を蓄積し、昼間はこの氷蓄熱を利用して
冷房を行うことにより、電力消費量の昼夜間での平準化
を図ることができる。
【0006】以上で説明した氷蓄熱槽102、つまり氷
蓄熱利用時に伝熱管108にブラインを流動させて、伝
熱管108の内側から間接的に伝熱管108の外周部の
氷を融解させる氷蓄熱槽102は、一般的に内融式と定
義されるものである。上述の内融式氷蓄熱槽102に水
を循環させる装置を設けた従来技術として特開平6−1
1158号がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上で紹介した、冷凍
機101等に付設された従来の内融式氷蓄熱槽102に
は、次に示すような不都合がある。
【0008】図10に示すように、内融式氷蓄熱槽10
2では、伝熱管108内にブラインを流動させて氷11
5aを融解させるため、氷115aは伝熱管8の周囲か
ら融解し円筒状になる。この円筒状の氷115aと伝熱
管108の間に水115bが略密閉状態で滞留するた
め、伝熱管108と氷115aとは、周囲の水115b
の自然対流でしか熱伝達されないこととなる。このため
毎時間当たりの熱伝達量が比較的小さく、氷蓄熱の取り
出し速度及び温度に制約が生じる。これは自然対流では
強制対流に比較し温度境界層が厚くなり熱伝達率が小さ
くなることからである。さらに、氷115aの外周部の
水115はほとんど静止し、伝熱管108と氷115a
との間に存する水115bと対流し混合することがほと
んどないことも、氷蓄熱の取り出し速度及び温度に制約
を与える要因になっている。なお従来技術の特開平6−
11158号のごとく、氷蓄熱槽102内の水115を
循環させても、伝熱管108と氷115aとの間に略密
閉状態で存する水115bをほとんど循環させることが
できないので、伝熱管108と氷115aとの熱伝達率
を増大させる効果は小さい。
【0009】また、水115と氷115aとの比体積の
違いから、氷蓄熱槽102内の水位の変化を計測すれば
氷115aの量がわかるが、上述の従来技術の場合、伝
熱管108と氷115aとの間に存する水115bが略
密閉状態で、氷115aの外部の水115と自由に流動
していないことから、氷115aが伝熱管108の周囲
から融解しても、氷115aの内部に気泡が発生し、氷
115aの量の変化が水位の変化に直接現れない。この
ため簡易に測定できる水位の変化により、氷量を計算す
ることが困難となる。
【0010】ところで、上述の内融式の氷蓄熱槽102
以外に外融式のものがある。これは図9において、切換
弁113及び管路111bの代わりに、氷蓄熱槽102
の水槽107に2本の管路X、Y(図9において仮想線
で示す)を開口し、伝熱管108の周囲に形成された氷
115aの外部の水115を循環させることにより、氷
115aを融解させ氷蓄熱を取り出すものである。かか
る外融式氷蓄熱槽によれば、伝熱管108の外周部の氷
115aを直接水槽107内の水115で融解させるこ
とから、上述の不都合、つまり融解した水115b(図
10参照)が密閉されていることから生じる氷蓄熱取り
出し速度の制約等の不都合は発生しないが、図11に示
すように、製氷時伝熱管108の外周部に形成される氷
115a同志がつながる、いわゆるブリッジング現象が
生じて、水115が流動しないゾーン115cが発生す
る。このためこのゾーン115cでは、水槽107内の
水115を熱交換させつつ循環させても、水115の融
解が起こらず、氷蓄熱取り出し速度に著しい制約を受け
る。また、かかるブリッジング現象を発生させないため
には、氷蓄熱槽102内の水115を氷115aに相転
移させる割合である氷充填率(IPF)が制限され、氷
蓄熱容量が小さくなる。かかる観点から、内融式氷蓄熱
槽102において、上述の不都合を解決したい。
【0011】本発明は上述の従来の不都合を解決するた
めになされたもので、氷蓄熱取り出し速度等の改善及び
氷量の簡易な計測を可能とした内融式氷蓄熱槽の提供を
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の内融式氷蓄熱槽は、 (1)水槽と、前記水槽内に浸漬した蓄熱氷形成用の伝
熱管と、前記伝熱管を前記水槽内に支持する支持部材と
を備え、熱伝達媒体を冷凍機又はヒートポンプの蒸発機
と伝熱管との間で循環させ、冷凍機又はヒートポンプの
蒸発機での熱交換により温度降下した熱伝達媒体と、水
槽内の水との熱交換により、伝熱管の外周部に氷を形成
する内融式氷蓄熱槽において、前記支持部材を金属製と
し、前記伝熱管に対し所定の間隔で設けるものである。
【0013】(2)請求項2記載のように、前記支持部
材の前記伝熱管に対する間隔を、伝熱管の外径の10倍
から50倍とするとよい。
【0014】(3)請求項3記載のように、前記伝熱管
の外周部に金属製のスタッドを突設するとよい。
【0015】(4)請求項4記載のように、前記伝熱管
の外周部に金属製のフィンを突設するとよい。
【0016】(5)請求項5記載のように、前記伝熱管
の下方に空気を吐出する散気管と、散気管に空気を送る
ブロアを備えるとよい。
【0017】(6)請求項6記載のように、一端が前記
水槽の上方に開口した吸込管と、一端が前記水槽の下方
に開口した吐出管と、前記吸込管を介して水槽内上部の
水を吸込み、この吸込んだ水を前記吐出管を介して水槽
内下部に吐出する水ポンプとからなる水循環装置を備え
るとよい。
【0018】
【作用】上記の構成を有する本発明の内融式氷蓄熱槽に
よれば、下記の作用がある。
【0019】(1)支持部材が金属製であり熱伝導が良
好であることに起因し、解氷時、伝熱管の外周部の氷が
融解していくと同時に、前記伝熱管に対し所定の間隔で
設けられた金属製の支持部材周辺の氷も融解し、従来技
術では円筒状になる氷に前記支持部材周辺で穴があき、
円筒状の氷の内部に存する水の略密閉状態が解除され
る。この支持部材の間隔を調整することで、伝熱管と円
筒状の氷との間に存する水と、円筒状の氷の外周部に存
する水との、自然対流による流動を促進することができ
る。このため、伝熱管周辺の温度境界層を薄くすること
が促進でき、氷蓄熱取り出し速度の向上及び氷蓄熱取り
出し温度の降下を図ることができる。
【0020】また上述のように、伝熱管と円筒状の氷と
の間に存する水と、円筒状の氷の外周部に存する水との
流路ができ、円筒状の氷の内部に存する水の略密閉状態
が解除されているため、円筒状の氷の内部に気泡が封入
されることもなく、氷量と水槽内の水位との関係が線形
となる。このため水位の変化を測定することにより正確
に氷量が計測できる。
【0021】(2)請求項2記載の内融式氷蓄熱槽によ
れば、上記(1)記載の作用が有効に発揮される。伝熱
管に対する支持部材の間隔が短ければ短いほど、円筒状
の氷にあける穴が増加し、円筒状の氷の内部に存する水
と外部に存する水との流動が促進され、氷蓄熱取り出し
速度等の向上を図ることができるが、材料費、加工費等
が増加し経済的に好ましくないことから、上記(1)記
載の作用が有効に発揮される支持部材の間隔として、伝
熱管の外径の50倍を上限としている。また、支持部材
があまり接近しすぎると、製氷時、支持部材を包むよう
に氷が形成されるため、解氷時、逆に氷の内部に水が密
閉され、上記(1)記載の作用が発揮できないこととな
る。かかる観点から、伝熱管に対する支持部材の間隔と
して、伝熱管の外径の10倍を下限としている。
【0022】(3)請求項3記載の内融式氷蓄熱槽によ
れば、前記伝熱管の外周部に金属製のスタッドを突設す
ることから、請求項1又は2記載の内融式氷蓄熱槽のご
とく伝熱管に対し金属製の前記支持部材を設ける構造よ
りも、簡易かつ積極的に円筒状の氷に穴をあけることが
できる。このため、伝熱管と円筒状の氷との間に存する
水と、円筒状の氷の外周部に存する水との、自然対流に
よる流動をより一層促進することができ、氷蓄熱取り出
し速度の向上及び氷蓄熱取り出し温度の降下をさらに促
進できる。また、円筒状の氷の内部に存する水の略密閉
状態の解除がより完全になるため、水位の変化から氷量
を計測することの正確性が増す。
【0023】(4)請求項4記載の内融式氷蓄熱槽によ
れば、前記伝熱管の外周部に金属製のフィンを突設する
ことから、伝熱管の外周部の形成される円筒状の氷の側
面に前記フィンに沿った裂け目を作ることができる。こ
の金属製のフィンを伝熱管の側面にスパイラル状又はリ
ング状等に設けることで、円筒状の氷の側面に線状の裂
け目を作ることができ、伝熱管と円筒状の氷との間に存
する水と、円筒状の氷の外周部に存する水との、自然対
流による流動をさらに一層促進することができる。この
ため、上述の氷蓄熱取り出し速度の向上、及び氷蓄熱取
り出し温度の降下、又は水位の変化から氷量を計測する
ことの正確性をさらに促進できる。
【0024】(5)請求項5記載の内融式氷蓄熱槽によ
れば、ブロアから空気が送られる散気管を伝熱管の下方
に設け、空気を吐出することから、氷蓄熱槽内の水を強
制的に対流させ撹拌することができる。この氷蓄熱槽内
の強制対流は、上述のような円筒状の氷にあけられた穴
を流路とし、伝熱管と円筒状の氷との間に存する水にも
強制的に対流を生じさせる。このため、伝熱管の周囲の
温度境界層が薄くなり熱伝達率が著しく向上すると共
に、円筒状の氷の外面に存する冷水が流入、混合するた
め、氷蓄熱取り出し速度の向上を著しく図ることができ
る。また氷蓄熱取り出し温度も解氷温度である0℃近く
まで降下させることができる。
【0025】(6)請求項6記載の内融式氷蓄熱槽によ
れば、一端が前記水槽の上方に開口した吸込管と、一端
が前記水槽の下方に開口した吐出管と、前記吸込管を介
して水槽内上部の水を吸込み、この吸込んだ水を前記吐
出管を介して水槽内下部に吐出する水ポンプとからなる
水循環装置を備えることから、請求項4記載の内融式氷
蓄熱槽に装備する散気管及びブロアと同様に、氷蓄熱槽
内はもとより伝熱管と円筒状の氷との間に存する水まで
強制的に対流させることができる。従って、上記(5)
記載の作用と同様の作用が発揮できる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の内融式氷蓄熱槽を装備した空
調装置を具体化した実施例を図を参照して説明する。
【0027】(1)本発明の内融式氷蓄熱槽を装備した
空調装置 本発明に係る内融式氷蓄熱槽を装備した空調装置の概略
構成図を図1に示す。図1に示す空調装置は、図9に示
す従来の空調装置とは氷蓄熱槽102に代えて氷蓄熱槽
2を採用した点を除き、他の点例えば冷凍機101は、
冷媒が圧縮機103等を含む閉ループにおいて冷凍サイ
クルを行いつつ循環している点、及び氷蓄熱槽102の
冷凍機101に対する関係やその役割等は実質的に同一
であり、互いに共通する箇所については同一の番号(下
2桁を同一とする)を付して説明を省略する。
【0028】氷蓄熱槽2は、水槽7と、蓄熱氷形成用の
伝熱管8と、支持部材9とを備えている。前記支持部材
9は、前記水槽7の底面から上向きに立設された金属製
の柱状体であり、柱状体の側面に設けられた凹部に伝熱
管8を付着させることにより伝熱管8を支持している。
また前記伝熱管8は、略同一平面内で直線部分とU字形
の湾曲部分とを横方向に交互に繰り返し、水槽7内の水
15に対する伝熱面積を多くしている。このように略同
一平面内で、横方向に引き伸ばされた蛇行形状をなす伝
熱管8は、紙面垂直方向に多数並設してあり、ヘッダー
16、17に接合し合流している。このヘッダー16、
17は、それぞれ紙面垂直方向に伸びている一本の管路
である。また、このヘッダー16、17は、管路10、
11と接合し、蒸発器6との間で閉ループを形成し、ポ
ンプ12によりブラインを循環させている。ここまでの
説明は、図9に示す従来の技術と同様であるが、上述の
従来の技術では、理解を容易にすること等のため伝熱管
8を簡略化して説明したので、ここで説明を加えた。
【0029】本実施例では、金属製の支持部材9を伝熱
管8に対し所定の間隔で設けた。氷蓄熱取り出し時、図
2に示すように、伝熱管8の周囲の氷は伝熱管8の周囲
から解氷し水15bとなり、伝熱管8の外周部に円筒状
の氷15aが残る。これと同時に、前記支持部材9は金
属製であり熱伝導が良好であるため、支持部材9の周囲
でも解氷し、円筒状の氷15aに穴20があく。このた
め、円筒状の氷15aの内部の水15bと外部の水15
とに流路ができ、従来技術のような円筒状の氷15a内
部に存する水15bの略密閉性が解除される。従って水
15bが密閉状態にある場合のように、氷と水との比体
積の違いから融解時円筒状の氷15aの内部に気泡が発
生し、水位と氷量とがリンクしなくなることもなく、円
筒状の氷15aの量が水位の変化に直接現れ、水位の変
化を測定することで、簡易に氷量を知ることができる。
また、上述のように支持部材9を所定の間隔に設け、円
筒状の氷15aの内部の水15bと外部の水15とに流
路を作るだけでも、図2に示す矢印(仮想線)のような
自然対流を発生させ、伝熱管に対する熱伝達率を向上で
きる。
【0030】また本実施例では、図1に示すように、氷
蓄熱槽2内で伝熱管8の下方に散気管18を設け、その
散気管18に空気を送るブロア19を設けた。前記散気
管18は、空気を吐出するための細孔を有する管路であ
る。この散気装置により、水槽7の底部から空気を吐出
することで、水槽7内の水15に強制的に対流を起こさ
せ、撹拌することができる。この強制対流は、図2に示
す円筒状の氷15aの内部に存する水15bにも及び、
図2の矢印(仮想線)に示すような強制対流を起こさせ
ることができる。このため、伝熱管8近傍での温度境界
層が薄くなり熱伝達率が著しく向上する。また、水槽7
内の水15を氷15aの解氷温度である0℃に近くでき
ることも冷熱取り出し温度の低下を促進する。
【0031】なお、伝熱管8に対し支持部材9を設ける
間隔は、短いほど円筒状の氷の内側の水と外側の水との
流路が増加し対流を促進できるため、冷熱取り出し速度
等の向上を図ることができるが、伝熱管8の外径の30
〜50倍の距離間隔でも効果が有効に発揮できる。但
し、伝熱管8に対する支持部材9の間隔が短すぎると、
製氷時、支持部材9を包むように氷が形成されてしまう
事態が生じ、これでは逆に解氷時には氷の内部に密閉状
態の水の層が発生することになる。従って、伝熱管8に
対する支持部材9の間隔は、伝熱管8の外径の10倍以
上にする必要がある。また、支持部材9は、鉄、銅、ア
ルミニュームが好ましい。さらに、散気装置を設け空気
を吐出することによる撹拌は、後述する水を循環させる
ことによる撹拌よりも単位エネルギー当たりの撹拌効果
が高い。
【0032】(2)伝熱管の外周部に金属製のスタッド
を突設する実施例 伝熱管8の外周部に金属製のスタッド21を突設するこ
とも可能であり、この場合の伝熱管8周辺の解氷状態を
示す横断面図を図3(a)に、縦断面図を図3(b)に
示す。このスタッド21は金属製であり熱伝導が良好で
あるため、解氷時には伝熱管8の周囲から融解し円筒状
に残る氷15aに、スタッド21周辺部で穴22があけ
られる。この穴22が円筒状の氷15aの外部の水15
と内部の水15bとの流路となり、上述の支持部材9の
周辺部での穴20と同様の作用をもたらす。上述の支持
部材9を伝熱管8に対し増設するのは、材料費、加工費
等の上昇をもたらし経済性の面で好ましくないが、本実
施例のスタッド22は比較的簡易な構造であるため、経
済性を考慮しつつ増設できる。本実施例のスタッド22
は、上述の実施例(1)の支持部材9と同様に、鉄、
銅、アルミニューム等が好ましい。また、このスタッド
22の長さは、蓄熱時の氷の厚さより長くする必要があ
る。
【0033】(3)伝熱管の外周部に金属製のフィンを
突設する実施例 伝熱管8の外周部に金属製のフィン23を突設すること
も可能である。このフィン23がリング状の場合の斜視
図を図4(a)に、スパイラル状の場合の斜視図を図4
(b)に示す。かかるフィン23も金属製であり熱伝導
が良好であるため、解氷時、円筒状に残る氷15aにフ
ィン23に沿って裂け目が入る。図3に示す上記スタッ
ド21による穴22と同様に、この裂け目が円筒状の氷
15aの内部の水15bと外部の水15との流路とな
り、円筒状の氷15aの内部の水15bの略密閉性が解
除され、上述の実施例(1)の支持部材9と同様の作用
がある。このフィン23も前記スタッド22と同様に比
較的簡易な構造であり経済性に優れる。また、フィン2
3は図4に示す形状に限定されず、例えば伝熱管8と平
行に付設する構造等も可能である。なお、材質は鉄、
銅、アルミニューム等が好適で、蓄熱時生成される氷の
厚さよりも高くしなければならない点は上述の実施例
(2)のスタッド22と同様である。
【0034】(4)水循環装置を備える実施例 図5に示すように、一端が水槽7の上方に開口した吸込
管24と、一端が水槽7の下方に開口した吐出管25
と、前記吸込管24を介して水槽7内上部の水15を吸
込み、この吸込んだ水15を前記吐出管25を介して水
槽7内下部に吐出する水ポンプ26とからなる水循環装
置を備えることことも可能である。上述の実施例(1)
に装備した散気管18及びブロア19と同様に、前記支
持部材9、前記スタッド21、及び前記フィン23によ
り円筒状の氷15aにあけられた穴20、22と相俟っ
て、伝熱管8と円筒状の氷15aとの間に存する水15
bまで強制的に対流させることができる(図2、図3参
照)。このため、伝熱管8の周囲の温度境界層を薄く
し、熱伝達を良好にすることができる。従って氷蓄熱取
り出し温度を低下させ、かつ氷蓄熱取り出し速度を向上
させることができる。
【0035】(5)上述の実施例の詳細、効果検討、及
び運転方法 本発明に係る内融式氷蓄熱槽2の詳細な実施例を図6に
示す。伝熱管8は、JIS−25A鋼管で、伝熱管ブロ
ック28を構成した。この伝熱管ブロック28は、図6
に示すように、折り曲げる間隔Aが3.5m、ピッチC
が120mmで、15回折り曲げた蛇行状の管からな
り、2本の蛇行状管の一端をUベント27で接合し、他
端をブライン流入側のヘッダー16及びブライン流出側
のヘッダー17にそれぞれ連結した構造とした。また、
2本の蛇行状管の間隔Dは、110mmとした。伝熱管
ブロック28の支持部材9は、柱状の鋼材であり、伝熱
管8の直線部の間隔Bが1.25mとなるように設置し
た。伝熱管8の湾曲部には、長さ60mm、直径5mm
の鋼材のスタッド21を突設した。また水槽7(図1参
照)は、深さ2.2m、巾7.6m、奥行き2.8mと
し、伝熱管ブロック28を6ブロック浸漬させた。
【0036】図7は、本実施例の熱伝達率と氷の融解度
との関係で、縦軸は対数目盛で熱伝達率(Kcal/m
2h℃)を、横軸には氷の融解度を示す。ここで、●は
ブロア19(図1参照)による空気吐出をしない場合で
あり、○は単位面積当たりの空気吐出量を0.6m3/
m2・hとした場合であり、▲は単位面積当たりの空気
吐出量を1.1m3/m2・hとした場合である。図から
明らかなように、空気の吐出量を増やし、水槽内の水の
強制的な対流を大きくすることにより、熱伝達率が著し
く向上している。これは氷の融解が進み円筒形にのこる
氷のうち、支持部材周辺で作られる穴を流路とし、円筒
形の氷の内部に存する水をも強制的に対流させ、撹拌で
きることからである。但し、本実験においてはスタッド
を設けない伝熱管で行った。
【0037】図8は、本実施例において、ブラインの流
量と伝熱管出入り口のエンタルピー変化とから熱収支計
算し求めた氷量と水位の変化から求めた氷量との関係
で、縦軸に熱収支から求めた氷量、横軸に水位から求め
た氷量を示す。図から明らかなように、二つの方法で求
めた氷量はほとんど等しく、水位の変化から正確に氷量
が計測できることがわかる。ここで、図8の表の両軸に
示す氷量の単位は、伝熱管8の1m当たりの重さであ
る。
【0038】上述の氷蓄熱槽により冷熱を蓄える場合、
冷凍機の蒸発機で−10℃に冷却されたブラインを伝熱
管に還流させ、伝熱管の外周部に平均厚さ40mm、氷
充填率75%(IPF)の状態まで製氷する。この冷熱
を蓄える作業を、夜間電力料金適用時間の午後10時か
ら午前8時までの10時間で行うことにより、運転費用
の低減を図ることができる。また、このようにして蓄え
た冷熱を氷蓄熱槽から取り出す場合、伝熱管と熱交換器
との間でブラインを還流させ、熱交換器での冷房負荷に
より5〜10℃になったブラインを、氷蓄熱槽で0〜5
℃に冷却することによる。また、冷熱の取り出し初期に
は、散気管により空気を吐出しない。冷熱の取り出し初
期においては、伝熱管の外周部に氷が接触しているた
め、伝熱管の外周部を撹拌する必要がないためである。
冷熱の取り出しが進み、伝熱管の外周部やスタッド等の
周辺部で氷の融解が開始され、伝熱管と円筒形に残る氷
との間に流路ができた段階で、散気管により空気を吐出
する。これにより前記流路に強制的に対流を生じさせ、
熱伝達率を向上させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明らか名用に、本
発明に係る内融式氷蓄熱槽によれば、次のような効果が
ある。
【0040】(1)解氷時、従来技術では円筒状になる
氷に熱伝導のよい金属製の支持部材周辺で穴があき、伝
熱管と円筒状の氷との間に存する水と、円筒状の氷の外
周部に存する水との、自然対流による流動を促進するこ
とができる。このため、伝熱管周辺の温度境界層を薄く
することが促進でき、氷蓄熱取り出し速度の向上及び氷
蓄熱取り出し温度の降下を図ることができる。従って、
所定の場所を急速に冷房することが可能となる。
【0041】また上述のように、伝熱管と円筒状の氷と
の間に存する水と、円筒状の氷の外周部に存する水との
流路ができ、円筒状の氷の内部に存する水の略密閉状態
が解除されているため、水位の変化を測定することによ
り正確に氷量が計測できる。氷蓄熱槽による冷房能力を
管理するためには、氷蓄熱槽の蓄熱量つまり氷量を把握
する必要があるが、本発明の氷蓄熱槽によれば水位の変
化を計測することで簡易にこれを達成することができ
る。
【0042】(2)請求項2記載の内融式氷蓄熱槽によ
れば、上記(1)記載の効果が有効に発揮される。伝熱
管に対する支持部材の間隔が短いほど、氷蓄熱取り出し
速度等の向上を図ることができるが、材料費、加工費等
が増加し経済的に好ましくないことから、上記(1)記
載の効果が有効に発揮される支持部材の間隔として、伝
熱管の外径の50倍を上限としている。また、支持部材
があまり接近しすぎると、製氷時、支持部材を包むよう
に氷が形成されるため、解氷時、逆に氷の内部に水が密
閉され、上記(1)記載の作用が発揮できないこととな
る。かかる観点から、伝熱管に対する支持部材の間隔と
して、伝熱管の外径の10倍を下限としている。
【0043】(3)請求項3記載の内融式氷蓄熱槽によ
れば、伝熱管の外周部に金属製のスタッドを突設するこ
とから、請求項1記載の内融式氷蓄熱槽の如く伝熱管に
対し金属製の前記支持部材を設ける構造よりも、簡易か
つ積極的に円筒状の氷に穴をあけることができる。この
ため、伝熱管と円筒状の氷との間に存する水と、円筒状
の氷の外周部に存する水との、自然対流による流動をよ
り一層促進することができ、氷蓄熱取り出し速度の向上
及び氷蓄熱取り出し温度の降下にさらに寄与する。ま
た、円筒状の氷の内部に存する水の略密閉状態の解除が
より完全になるため、水位の変化から氷量を計測するこ
との正確性が増す。
【0044】(4)請求項4記載の内融式氷蓄熱槽によ
れば、伝熱管の外周部に金属製のフィンを突設すること
から、伝熱管の外周部の形成される円筒状の氷の側面に
前記フィンに沿った裂け目を作ることができる。この裂
け目が、上述の請求項2記載の氷蓄熱槽に突設されたス
タッドによる穴と同様の効果を有し、氷蓄熱取り出し速
度の向上、及び氷蓄熱取り出し温度の降下、又は水位の
変化から氷量を計測することの正確性にさらに寄与す
る。また、この金属製のフィンを伝熱管の側面にスパイ
ラル状又はリング状等に設けることで、円筒状の氷の側
面に線状の裂け目を作ることができ、伝熱管と円筒状の
氷との間に存する水と、円筒状の氷の外周部に存する水
との、流路を多くすることができる。さらに、金属製の
フィンを伝熱管に突設することから、伝熱管の表面積を
増加させる効果があり、このことも氷蓄熱取り出し速度
の向上等を図る要因となる。
【0045】(5)請求項5記載の内融式氷蓄熱槽によ
れば、ブロアから空気が送られる散気管を伝熱管の下方
に設け、空気を吐出することにより、氷蓄熱槽内の水に
強制対流を起こすことができるのみならず、上述のよう
な円筒状の氷にあけられた穴及び裂け目を流路とし、伝
熱管と円筒状の氷との間に存する水にも強制的に対流を
生じさせる。このため、伝熱管の周囲の温度境界層が薄
くなり、熱伝達率が著しく向上する結果、氷蓄熱取り出
し速度の向上を著しく図ることができる。また氷蓄熱取
り出し温度も解氷温度である0℃近くまで降下させるこ
とができる。
【0046】(6)請求項6記載の内融式氷蓄熱槽によ
れば、一端が水槽の上方に開口した吸込管と、一端が水
槽の下方に開口した吐出管と、前記吸込管を介して水槽
内上部の水を吸込み、この吸込んだ水を前記吐出管を介
して水槽内下部に吐出する水ポンプとからなる水循環装
置を備えることから、請求項4記載の内融式氷蓄熱槽に
装備する散気管及びブロアと同様に、氷蓄熱槽内はもと
より伝熱管と円筒状の氷との間に存する水まで強制的に
対流させることができる。従って、上記(4)記載の作
用と同様の作用が発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例(所定間隔の支持部材と散気装
置とを備えた場合)に係る内融式氷蓄熱槽を備えた冷凍
機を示す概略構成図である。
【図2】図1の内融式氷蓄熱槽における伝熱管周辺の解
氷状態を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例(スタッドを突設した場合)に
係る内融式氷蓄熱槽における伝熱管周辺の解氷状態を示
すもので、同図(a)は横断面図で、同図(b)は縦断
面図である。
【図4】本発明の実施例(フィンを突設した場合)に係
る内融式氷蓄熱槽の伝熱管を示す側面図である。但し、
同図(a)はリング状のフィンを示し、同図(b)はス
パイラル状のフィンを示す。
【図5】本発明の実施例(所定間隔の支持部材と水循環
装置とを備えた場合)に係る内融式氷蓄熱槽を示す概略
構成図である。
【図6】本発明の実施例(所定間隔の支持部材とスタッ
ドとを備えた場合)に係る内融式氷蓄熱槽における伝熱
管の製造過程を示すもので、同図(a)は正面図で、同
図(b)は側面図である。
【図7】本発明の実施例(所定間隔の支持部材と散気装
置とを備えた場合)に係る内融式氷蓄熱槽における熱伝
達率と融解度との関係を示す図である。但し熱伝達率を
示す縦軸は対数目盛りである。
【図8】本発明の実施例(所定間隔の支持部材、スタッ
ド、及び散気装置を備えた場合)に係る内融式氷蓄熱槽
における、製氷管を還流する冷媒の熱収支計算から求め
た氷量と水位の変化から求めた氷量との関係を示す図で
ある。
【図9】従来の内融式氷蓄熱槽を備えた冷凍機を示す概
略構成図である。
【図10】図9の内融式氷蓄熱槽における伝熱管周辺の
解氷状態を示すもので、同図(a)は横断面図で、同図
(b)は縦断面図である。
【図11】外融式氷蓄熱槽の伝熱管周辺の製氷状態を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 冷凍機 2 氷蓄熱槽 3 圧縮機 4 凝縮器 5 膨張弁 6 蒸発器 7 水槽 8 伝熱管 9 支持部材 12 ポンプ 13 切換弁 14 熱交換器 15 水 16・17 ヘッダー 18 散気管 19 ブロア 21 スタッド 23 フィン 24 吸込管 25 吐出管 26 水ポンプ 27 Uベント 28 伝熱管ブロック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽と、前記水槽内に浸漬した蓄熱氷形
    成用の伝熱管と、前記伝熱管を前記水槽内に支持する支
    持部材とを備え、熱伝達媒体を冷凍機又はヒートポンプ
    の蒸発機と伝熱管との間で循環させ、冷凍機又はヒート
    ポンプの蒸発機での熱交換により温度降下した熱伝達媒
    体と、水槽内の水との熱交換により、伝熱管の外周部に
    氷を形成する内融式氷蓄熱槽において、 前記支持部材を金属製とし、前記伝熱管に対し所定の間
    隔で設けたことを特徴とする内融式氷蓄熱槽。
  2. 【請求項2】 前記支持部材の前記伝熱管に対する間隔
    を、伝熱管の外径の10倍から50倍とした請求項1記
    載の内融式氷蓄熱槽。
  3. 【請求項3】 前記伝熱管の外周部に金属製のスタッド
    を突設した請求項1又は2記載の内融式氷蓄熱槽。
  4. 【請求項4】 前記伝熱管の外周部に金属製のフィンを
    突設した請求項1、2又は3記載の内融式氷蓄熱槽。
  5. 【請求項5】 前記伝熱管の下方に空気を吐出する散気
    管と、散気管に空気を送るブロアを備えた請求項1〜4
    のいずれかに記載の内融式氷蓄熱槽。
  6. 【請求項6】 一端が前記水槽の上方に開口した吸込管
    と、一端が前記水槽の下方に開口した吐出管と、前記吸
    込管を介して水槽内上部の水を吸込み、この吸込んだ水
    を前記吐出管を介して水槽内下部に吐出する水ポンプと
    からなる水循環装置を備えた請求項1〜4のいずれかに
    記載の内融式氷蓄熱槽。
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